吹雪「コンボイ司令官の為に私、頑張ります!」 (77)


・艦これアニメ提督=初代コンボイ司令官説

・肩の力を抜いてお読み下さい

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1426249661

第1話「初めまして!司令官!」

ナレーション『さて、今日の艦隊これくしょんは、セイバートロン鎮守府から物語を始めよう』


吹雪「初めまして、司令官! 吹雪です! よろしくお願いします!」


コンボイ(CV:玄田哲章)「ようこそ吹雪。私は正義の戦士・コンボイ司令官だ。よろしく頼む」


吹雪「はい、コンボイ司令官!」

コンボイ「早速だが、君は第三水雷戦隊に配属となる。しっかり頼むぞ」

吹雪「ええっ!? でも私、その、出撃は……」

コンボイ「分かっている。全て承知の上で、この鎮守府に呼び寄せたのだ。大丈夫だ、君ならば出来る」

吹雪(どうしよう……)

陸奥「流石に無茶なんじゃないかしら? あの子、通常航行もままならないんでしょ?」

コンボイ「それは分かっている。だが、間もなく大規模反攻作戦が始まる以上、そうも言ってはおられん。一隻でも戦力が欲しい今、彼女をゆっくり育てている時間はない」

長門「……第三水雷戦隊の神通達には泣いてもらうとしよう」

陸奥「長門、貴女までそんなことを……」

長門「どの道、戦えない艦娘は解体される他にない。イチかバチか、実戦で何かを掴むことを期待するのも一つの手だろう」

コンボイ「今こそ勇気が必要な時だ。彼女にとっては過酷な試練だろうが、勇気を持って乗り越えて貰わなくてはならないのだ」

大淀「第四艦隊翔鶴より入電! 敵棲地を発見、繰り返す、敵棲地を発見!」

コンボイ「ようし! 第一機動部隊、第二支援艦隊、第三水雷戦隊、抜錨《トランスフォーム》!!」

ナレーション『戦いは終わった』


吹雪(赤城先輩……いつか、あんな風に戦えたら……)

吹雪「無理だよね……私なんかじゃ……」

コンボイ「そう決め付けるのは、まだ早すぎるのではないかね?」

吹雪「!? コンボイ司令官!」

コンボイ「私も昔は一介の戦士に過ぎなかった。とても司令官などの器ではない。昔も今も失敗ばかりだ」

吹雪「司令官も……」

コンボイ「だが、長門をはじめ多くの素晴らしい仲間たちが支えてくれたからこそ、今まで司令官としてやってこれている」

コンボイ「この鎮守府には、君の手本となるべき先輩も、支えてくれる仲間もいる。戦いの中で、そのことはよく分かったのではないかな?」

吹雪(赤城先輩……睦月ちゃん達……)

コンボイ「この鎮守府の仲間たちと共に、ここから始めていこう。もちろん、私も力になろう」

吹雪(ここから……始めていく……。皆の役に立てるようになる……!)ドクン

吹雪「コンボイ司令官……! はい! 私、頑張ります!」

第2話「悖らず、恥じず、憾まず!」


長門「W島攻略作戦に投入出来るのは、第三・第四水雷戦隊のみか……」

大淀「近海の敵勢力が一掃されたことで、こなすべき任務が激増しています。高速戦艦の金剛型まで、遠征任務に従事しなくてはならない状況ですから」

陸奥「だけど、攻略作戦を延期すれば、今後の計画に狂いが生じるわ」



コンボイ「諸君、私にいい考えがある!」



大淀「えっ……」

陸奥「あっ……」

長門「うっ……」


長門「航空機による攻撃の心配が無く、水雷戦隊の本領を発揮できる、夜戦による奇襲……」

大淀「確かにいい考えではあるのですが……」

陸奥「なーんか嫌な予感がするのよねえ……」


\スイライダマシイ!/

第3話「W島攻略作戦!」

ナレーション(CV:政宗一成)『それがこのモンダイノ島!』


大淀「第四水雷戦隊より入電! 駆逐艦如月、敵艦載機の爆撃により大破炎上! 捜索活動は難航しているとのことです!」

コンボイ「何だと!? よし分かった、直ちに救出に向かう!」

大淀「ですが、まだ敵の残存艦隊が近くに居ます。危険です!」

コンボイ「分かっている。だが、仲間を見捨てることはできない。長門、陸奥、艦隊の指揮を頼んだぞ!」

長門「まったく……了解した。任せて頂こう」


コンボイ「トランスフォ――ム!!」


コンボイ「待っていろ如月、今助け出してやる!」ドドドド















コンボイ(大破)「ほわああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」


                               ヽ`
                              ´
                               ´.

                           __,,:::========:::,,__
                        ...‐''゙ .  ` ´ ´、 ゝ   ''‐...
                      ..‐´      ゙          `‐..
                    /                    \
        .................;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::´                       ヽ.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.................
   .......;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙       .'                             ヽ      ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;......
  ;;;;;;゙゙゙゙゙            /                           ゙:                ゙゙゙゙゙;;;;;;
  ゙゙゙゙゙;;;;;;;;............        ;゙                              ゙;       .............;;;;;;;;゙゙゙゙゙
      ゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;.......;.............................              ................................;.......;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙
                ゙゙゙゙i;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;l゙゙゙゙゙
              ノi|lli; i . .;, 、    .,,            ` ; 、  .; ´ ;,il||iγ
                 /゙||lii|li||,;,.il|i;, ; . ., ,li   ' ;   .` .;    il,.;;.:||i .i| :;il|l||;(゙
                `;;i|l|li||lll|||il;i:ii,..,.i||l´i,,.;,.. .il `,  ,i|;.,l;;:`ii||iil||il||il||l||i|lii゙ゝ
                 ゙゙´`´゙-;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lli゙/`゙
                    ´゙`゙⌒ゞ;iill|||lli|llii:;゙|lii|||||l||ilil||i|llii;|;_゙ι´゚゙´`゙
                         ´゙゙´`゙``´゙`゙´``´゙`゙゙´´



とりあえずここまで、残りは今晩か明日中に上げます


第4話「私たちの出番ネ!Follow me!」


長門「コンボイ司令官! 大丈夫ですか!」バケツザバー

コンボイ「あ…あぁ…大丈夫、なんともない」ムクリ

大淀「念のため明石に診てもらっては?」

コンボイ「大丈夫だと言っているだろうが!! それより、如月はどうした?」

長門「……ご報告致します。捜索を続けていた第四水雷戦隊の夕張たちも、もはや絶望的と判断し、捜索を打ち切りました」


長門「轟沈です」


コンボイ「そうか……沈めてしまったか」オォウ…

陸奥「駆逐艦たちの間にも、動揺が広がっているわ。特に、如月と親しかった睦月は、相当参ってるみたいね」

コンボイ「彼女にも気の毒なことをした……。早速励ましに行くとしよう。睦月のいる所に案内してくれ」

大淀「申し訳ありませんが、司令官にはこの後ジェイド・ロス提督との会談の予定が入っています。そろそろ出発して頂かないと……」

コンボイ「むう……彼との会談ならば、欠席するわけにはいかんな。帰ってきてからの思案としよう」

コンボイ「トランスフォーム! 出発!」



\oh!ヨドデス!/ \オオヨドデス/


第5話「五航戦の子なんかと一緒にしないで!」


コンボイ「新しい艦隊の編成案はまとまったかね?」

大淀「それが……新しく結成する第五遊撃部隊なのですが、旗艦(ニューリーダー)の人選に難航しています」

陸奥「一癖も二癖もある娘たちが集まっちゃったからね。第一候補の金剛でも纏められるかどうか」

長門「正規空母二・重雷装艦二を擁する、攻撃の要となる部隊だ。統率が取れずに自滅などあってはならない。さて、どうしたものか……」



コンボイ「諸君、私にいい考えがある!」



大淀「えっ!」

陸奥「あら♪」

長門「おお!」


長門「なるほど、旗艦(ニューリーダー)を自分達の手で選ばせるのか。それならば文句もあるまい」

陸奥「癖はあっても、自分で選んだリーダーを立てられないようなバカな娘たちじゃないものね」


ナレーション『こうして、ニューリーダー争奪戦の火ぶたが切って落とされた!』























第五遊撃部隊「「「「「「ほわああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」」」」」」×5

            . -‐ニ ̄ニ‐- .
       _/           \_
 =二 ̄ /               ',  ̄二=
     ̄7'' ―― ___ ―― 戈 ̄

――― 从,,i ;         `. 、 .尢r、――――――
      /\じ'jl|此ト=メ i;_,,爻,,i| 刈ゞメ
       ``‐ヾ:;!Iヅ 〃!iメト辷-" ^



ナレーション『そして……!』


コンボイ「おめでとう吹雪。君が第五遊撃部隊の旗艦に選ばれたらしいな」

吹雪「コンボイ司令官! いえっ、旗艦と言っても、まだまだ先輩たちに助けられっぱなしっていうか……」アセアセ

コンボイ「謙遜することはない、あのメンバーをよく纏めている。W島攻略作戦でMVPを取ったことも、睦月を立ち直らせたことも、全て耳にしている」

コンボイ「あの初陣から始めて、よくここまで来た。司令官として、君を誇りに思う」

吹雪「司令……官……」ポロッ

吹雪「私……もっともっと頑張ります! もっともっと、司令官のお役に立ちます……!」ボロボロ

コンボイ「体を壊さん程度にな」ナデナデ


第6話「第六駆逐隊、カレー洋作戦!」


コンボイ「鎮守府カレー大会は大盛況だったようだな。執務さえ無ければ、私も審査に参加できたのだが、残念だ」

陸奥「もし司令官が参加してたら優勝も変わっていたかもね、長門?」

長門「……うるさい。余計なことを言うな」

陸奥「あらあら♪ それじゃコンボイ司令官にも審査をお願いしようかしら? こっちが足柄と羽黒のカレー、こっちが第六駆逐隊のカレーよ」

コンボイ「ありがとう、気が利くな陸奥。ではまず、足柄と羽黒のカレーから頂こう」パクッ


ナレーション『その時である!』


コンボイ「これは美味いが……か、辛すぎる……」

コンボイ「いかん、頭の回路がショートする……!!」バチバチッ

陸奥「ちょっと!? 私の近くで火遊びはやめてええええ!?」バチバチバチッ

長門「ちょっ!?」

























ムツコンボイ「「ほわあああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」」

                           __,,:::========:::,,__
                        ...‐''゙ .  ` ´ ´、 ゝ   ''‐...
                      ..‐´      ゙          `‐..
                    /                  __,,:::========:::,,__

        .................;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::´                  ...‐''゙ .  ` ´ ´、 ゝ   ''‐...........
   .......;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙      .'                 ..‐´      ゙          `‐..゙゙;;;;;;;;;;......
  ;;;;;;゙゙゙゙゙            __,,:::========:::,,__       /                   \    ゙゙゙゙゙;;;;;;
  ゙゙゙゙゙;;;;;;;;............     ...‐''゙ .  ` ´ ´、 ゝ   ''‐...;;;;;;;;;::´                      ヽ.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.................
      ゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;..‐´      ゙          `‐..'                            ヽ      ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;......
           /                   \                          ゙:               ゙゙゙゙゙;;;;;;
..........;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::´                       ヽ.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.................              ゙;       .............;;;;;;;;゙゙゙゙゙
゙゙゙゙゙゙゙      .'                       ヽ     ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;......  ................................;.......;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙
        /                           ゙:               ゙゙゙゙゙;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;l゙゙゙゙゙
      ;゙                             ゙;       .............;;;;;;;;゙゙゙゙゙ ` ; 、  .; ´ ;,il||iγ
;;;;;;;;;;;;;;.......;.............................               ................................;.......;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙ .;    il,.;;.:||i .i| :;il|l||;(゙
    ゙゙゙゙ i;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;l゙゙゙゙゙´i,,.;,..  .il `,  ,i|;.,l;;:`ii||iil||il||il||l||i|lii゙ゝ

    ノi|lli; i . .;, 、    .,,            ` ; 、  .; ´ ;,il||iγ|iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lli゙/`゙
    /゙||lii|li||,;,.il|i;, ; . ., ,li   ' ;   .` .;    il,.;;.:||i .i| :;il|l||;(゙;iill|||lli|llii:;゙i|||||l||ilil||i|llii;|;_゙ι´゚゙´
     `;;i|l|li||lll|||il;i:ii,..,.i||l´i,,.;,.. .il `,   ,i|;.,l;;:`ii||iil||il||il||l||i|lii゙ゝ
      ゙゙´`´゙ -;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lli゙ /`゙

          ´゙`゙⌒ゞ;iill|||lli|llii:;゙i|||||l||ilil||i|llii;|;_゙ι´゚゙´


とりあえずここまで。残りは今日中に


第7話「一航戦なんて、大ッッキライ!」

ナレーション『若き英雄ジェイド・ロス提督との会談により、深海棲艦に暗号が解読されている可能性があることが判明した』

ナレーション『コンボイは棲地MO攻略に向けて、早急に情報の流出を防ぐ方策を考えたのだが』

ナレーション『妙案は無かった!』


コンボイ「私にいい考えはない」グヌヌ

長門「いやいや! 暗号が解読されている可能性に気付いただけでも十分だ、なあ陸奥!」ホッ

陸奥「旗艦の夕張や吹雪に伝えておくだけでも、危険度がまるで違うわ!」ホッ

大淀「今回の作戦には間に合いませんが、大至急、解読が困難な新しい暗号を作成します!」ホッ



夕張「第四艦隊、出撃よ! 全↑員↓駆けあーし!」


\オイテカナイデー!/


第8話「ホテルじゃありませんっ!」(※作画ミス注意)


\アッサリーシッジミーハーマグーリサーン/

ナレーション『吹雪が南方の臨時基地で潮干狩りに勤しんでいるその頃、コンボイ達は鎮守府でバスケットボールを楽しんでいた!』


コンボイ「どうだ、私のトラブルも中々のものだろう?」ダムダムダム

如月「司令官ったら、それを言うならトラブルじゃなくてドリブルよ?」


確認したら第7話の時点で夕張は「第三」艦隊旗艦でしたね

まあいつもの作画ミスということで


第9話「改二っぽい?!」


睦月「酷い……鎮守府が滅茶苦茶に壊されちゃってる」

最上「被害の状況を確認しよう! 僕はこっちに行く、睦月ちゃんと吹雪ちゃんは向こうを!」


吹雪「間宮さん!」

間宮「貴女たち……! 臨時基地から戻って来たのね!」

吹雪「皆の安否は!?」

間宮「ええ、無事よ。間一髪だったけど、司令官が皆を避難させてね」

吹雪「よかった……それで、コンボイ司令官は?」


間宮「……」


ナレーション『物語は、半日ほど遡る』


コンボイ「間宮、後で特盛あんみつを二つ用意してくれ」

間宮「司令官? 食べ過ぎるとアダムス体型になっちゃいますよ?」

コンボイ「もうすぐ臨時基地から吹雪が戻ってくる頃だ。あんみつでも食べながら、話をしようと思ってな」

コンボイ「最近の彼女は突っ走りすぎるきらいがある。まだ若いこともあるし、そこが長所でもある」

コンボイ「だが、翔鶴の大破や大和の無断出撃の件は見過ごせん。一度直に顔を合わせて話そうと思っていたのだよ」

間宮「なるほど、そこであんみつですか。司令官は威圧感がありますから、素のままじゃ吹雪ちゃんも萎縮しちゃいますもんね」

コンボイ「駆逐艦たちに何度泣かれたことか……。その度に長門に怒られたものだ」

間宮「分かりました。コンボイ司令官に負けないくらい甘いあんみつをお持ちしますね♪」

コンボイ「ああ、よろしく頼む」




テレトラン1「警報、警報。深海棲艦ノ機動部隊ガ、セイバートロン鎮守府ニ接近中」


コンボイ「何だと! 手薄になった防衛線を突破されたのか!」

間宮「すぐに、鎮守府に残った艦娘たちに出撃命令を!」

コンボイ「いや駄目だ、彼我の戦力差が大きすぎる。このタイミングで出撃させても、狙い撃たれて無駄死にするだけだ」

コンボイ「間宮、艦娘たちをすぐに避難させろ。避難完了までの時間は私が稼ぐ」

間宮「で、ですが」

コンボイ「命令だ!!」

間宮「……分かりました。どうかご武運を!」



コンボイ「トランスフォ――ム!!」

コンボイ「私がセイバートロン鎮守府の総司令官・コンボイだ。深海棲艦ども、この私が相手だ!!」バシュン


「「「抜錨《トランスフォーム》!!」」」


コンボイ「何をしている、お前たちも早く行け!」


「コンボイ司令官を置いて避難など出来ません! 我々も戦います!」

「もちろん避難しますよ。あの敵艦載機どもを引きずり下ろして細切れにした後にね!」

「司令官にいい所を見せるんだから!」


コンボイ「よし分かった、決して前に出過ぎるなよ」

コンボイ「サイバトロン戦士、アタック!!」ドンドンドン


駆逐イ級「ウワアアアアアアアアアアアアアア!」ドォン






ヲ級「……」

ヲ級「第二次攻撃隊、イジェークト」バシュン


「コンボイ司令官、危ない、後ろです!」

コンボイ「ほおおおおおおおおおおお!!!」ドカーン

「ああ! 司令官が崩れた建物の下敷きに!」

「大丈夫ですか、司令官!」

コンボイ(中破)「やられた……エネルギーが……急激に抜けていく……」

「いけない、敵機急降下! 撃ち落とせー!」ドンドン


ヲ級艦載機「」ババババババババ

コンボイ「オゥッ!?」バチバチバチッ


「大変だ、司令官が中枢部をやられた! きっと爆発してしまうよ!」

「皆下がれ、早く! コンボイ司令官が爆発する!!」























コンボイ「ほわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」


        /して   )⌒! ilゝて
       /   (  ノ  )/  コ
       ((    \Wl レ/l /
       ヽ  il´ ̄ ヽ,,/ !V
:::....::::::........ . il l'.:::... .... ..::::::::::::::::....::::::........   ,,-'  _,,-''"      "''- ,,_   ̄"''-,,__  ''--,,__.::::::...
:::::... .... ..::_」 l____  )し'\.::::::... ....::::::::::.. .. . ,,-''"  ,, --''"ニ_―- _  ''-,,_    ゞ    "-.::.
 .:::: .. ...``l  - 、,, ̄     {   ...::   . .. て   / ,,-",-''i|   ̄|i''-、  ヾ   {...::   . .. .
... ...    ..l li   \  (         .("  ./   i {;;;;;;;i|    .|i;;;;;;) ,ノ    ii
 .:::: .. . .....il  l     ⌒´   . ...,,       (    l, `'-i|    |i;;-'     ,,-'"   _,,-"
  .. .. ..   ノ 丶             "'-,,     `-,,,,-'--''::: ̄:::::::''ニ;;-==,_____ '"  _,,--''"
..       .ゝ  ゝ             ̄"''-- _-'':::::" ̄::::::::::::::::;;;;----;;;;;;;;::::`::"''::---,,_  __,,-''"
... ...    .ヽ  /     . ..       ._,,-'ニ-''ニ--''" ̄.i| ̄   |i-----,, ̄`"''-;;::''-`-,,
 .::  :: .. . ..ー' ..   . ...     ... ,,-''::::二-''"     .--i|     .|i          "- ;;:::`、
  .. .. ..   . ...            ._,-"::::/    ̄"''---  i|     |i            .( )i
..                    .(:::::{:(i(____         i|     .|i           .{⌒---' ー'ヽ        /``ーュ
... ...    ..:  :      . .. . ...`''-,_ヽ:::::''- ,,__,,,, _______i|      .|i--__,,----..--''^^ ̄才⌒´      {     /
                       "--;;;;;;;;;;;;;;;;;""''--;;i|      .|i二;;;;;::---;;;;;;;::.入/ ||           {,,_   y
                               ̄ ̄"..i|       .|i     _,,.-ー.ゝ ノ  { )            ̄ヘて
___________________________________,,.--ー'''.i|        |i.'‐''"´ ... .. ..   . ... ...  ``'‐.、,,    ..\      ,, ‐"
.. .. . ... .::::.. . . .:: : :.. . ... :::,,,,-‐'゛``'、,,-‐'゛  ... .. i|        |i . ..::   . .. . .. ... .. ..   . ... ... ゙゙゙゙''''''''''‐-- 、 ,,.,, ‐",, "

_,,.--ー''''"゙゙`゙''ー-、_,,.--庁ー''''''"゙゙":;;;: : ;:.............;;;;; ; ::; :..i|          .|i ..... ...  .、丶"''':、丶、`丶.'.;';':;:';'::;:';'..::.;';':;:';'.,, ‐" ,, ‐"
i;;ii:i;;i ̄|rニユ l |l i: i:二i, .;';':;:';'::;:';'; ,. '':';;:::;:;;:爿|:::.:.....i| 、 ´ ,  ′ ..|i.:.:....;';':;:';'::;:';'; ,. '':';;:::;:;:;;::::.:....;'.、ヘ  ,,ィ ,, ‐" ,, ‐"
二.ll.| . 二 ̄ ̄|=,ィ'⌒ニニエニニil]1lー-il]|_三rーilil ̄|  .i|..| ||lll|||ii|||lliii..| ||ll|i.: ;: ;: ;:  ; ::; : ;:; :; :  :: 、/  `" "´ ,, ‐"
::;...;;.;;ii:i;;:; :;..; |l巫||、_,|斤il]il]|_三rーilil ̄|─r‐┬|i、_r-lT┐┬il]il]|_三rーilil ̄|─r‐┬r'⌒ヽ'' ,. ,)      /
韭|  |:::.. ..  |巫|il]il]|_三‐┬ lil「l ̄|i、_r lil「l韭l《fニニll ̄'' ;~'',;''゚ ;~'',;'', ;~,;''゚ ;~゚''゚ ;~'',;'',;''゚ ;~,;, ‐''"~ ̄.つ  _/`


ナレーション『そして現在!』


間宮「……ということなの」

睦月(ひょっとして鎮守府が壊滅したの、司令官の爆発のせいなんじゃ……)

吹雪「そ……それじゃ……コンボイ司令官は……!」





吹雪「いつもどおりってことですね!」

間宮「そういうこと。これから炊き出し用の豚汁を作るから、手伝ってくれる?」

吹雪「はい!」


睦月「慣れるって怖いことだね……如月ちゃん」トオイメ


吹雪『あれから間もなく、鎮守府の機能は回復し、MI作戦への準備が進められています』

吹雪『私も大規模改装を受けて、念願の赤城先輩の随伴艦を務めることになりました』

吹雪『司令官に会えないのは少し寂しいですが、すぐにまた会えるって知っています』

吹雪『次にまた司令官に会った時、胸を張って会えるように』

吹雪『赤城先輩の為に、睦月ちゃん達の為に』


吹雪『コンボイ司令官の為に私、頑張ります!』




『提督が鎮守府に着任しました。これより艦隊の指揮に入ります』




――終わり――


艦これアニメをベースにしているので、司令官退場となるここまでで終了です

初代TFのテンポに出来るだけ近づけたかったのですが、とても無理でした。やっぱ初代TFは凄い(再認識)

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。あと少し、オマケを書くつもりです。デストロンも出せてないし


ウェディングドレス? 知らない子ですね

オマケが書いてるうちに内容・分量ともにオマケじゃなくなってきたので新しくスレを立てました。新しいスレは↓
第六駆逐隊「コンボイ輸送作戦?」 金剛「デース!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1426771325/)

こちらはHTML化依頼を出しておきます

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年03月18日 (水) 12:00:23   ID: BL24e6CY

空気無能提督よりコンボイ指令が有能に見える不思議

2 :  岡崎   2015年03月20日 (金) 05:55:53   ID: leIBddG0


だってコンボイ司令官ですもの

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom