魔法使い「土属性で最強を目指す」(29)

魔法使い「風属性で最強を目指す」のパクりです

(ある酒場)

勇者「すいません、魔法使いいますか?」ガラッ

案内娘「はい、今いるのは火と土が一人ずつですね」

勇者「あっ、じゃあ火で」

案内娘「じゃあ連れてきますね。200Gになります」

勇者「はい。おい、それでいいか?」

僧侶「いいんじゃないですか?土は地味だし」

戦士「俺も賛成だ。土は地味だからな」

勇者「じゃ決定。はい200G」ジャラ

魔法使い(くそっ、またかよ!)

火魔法「よろしくお願いします!」

勇者「こちらこそよろしく。魔法使いが欠けててね。助かったよ」

戦士「前の風魔法使いはすぐ死んじまったけど、お前なら大丈夫そうだな」

火魔法「はい!殺られる前に殺るのが私たちの戦術ですから!」

僧侶「頼もしいですね。回復魔法も即死してしまっては意味が無くなってしまいますから」

勇者「じゃ、次の町へと出発しますか」ガラッ

火魔法(次があるよ!ドンマイ!)チラッ

魔法使い(っ!!)

魔法使い「クソ!クソォォオオオオ!舐めやがって!」机ドン

案内娘「仕方ないでしよ。実際弱いんだし」ハァ

魔法使い「土魔法舐めんな!巨大な防御壁を作ったり、地震を起こす事も出来るんだぞ!」

武闘家「………」

魔法使い「地形を変えたりも出来るんだぞ!」

武闘家「おい」

魔法使い「何だよ!」

武闘家「俺の仲間になってくれないか?」

乗っ取りします

ごめんなさいね

魔法使い「土属性で最強を目指したい。どうすればいいと思う」

魔法使い友「そりゃードラゴン討伐じゃね最強の生物だもん」

魔法使い「だな!!!」

魔法使い友「まー精霊契約できてないやつじゃ無理だな」

魔法使い「まずそこかー」

魔法使い友「まーせいぜい頑張れよ。行くぞ水の精霊」

友が酒場から出ていく

魔法使い「精霊いいなー」

土の精霊は結構見つけにくい。土のなかにいるのがいるがほぼ動かないのもいて。見つけても興味を持たれずに無視される場合が多い

土はマニアか上級向けであり。研究者が多いのも土である。それは錬金術師とも呼ばれたりもする。魔術ではなく物に頼る魔術とも。

魔法使い「いいなーみんな火の精霊水の精霊すぐに契約できて」

「風の魔法なんて火力なくていやだなー」
「水の魔法で、だいたいの事ができるしな」
「でも契約できるんだなアイツでも。帰ってきたら戦わしてみてーな」


魔法使い「風の精霊も契約できるのに俺と来たら。よし探そう」

土の精霊を捕まえよう
どんな姿の精霊を探そうかな?

酒場に風の魔法使いが表れる

魔法使い(精霊が見えないなーたしか幼女みたいな精霊だったよね)

何か言い合ってるみたい
風の魔法なんて雑魚だ
とか
言っているみたいだ。

土より弱いよなたぶん。俺も思う

フワリ

風が俺の頬を凪いでいった

酒場に一人の女性が音
もなく表れる
緑色の髪
緑と白を基調とした服
背中に綺麗なリボン
胸が少し空いていて谷間が見える
魔法使い(綺麗なお人だな、、、)
精霊
魔法使い(精霊だって!?)
まじまじとみる。水の精霊も綺麗な精霊がいるが、、、、なるほどである。

魔法使い「俺もあんなのがほしい」

よし

探しに行こう

そう

探しに行こう

探しにいくなら

どこにするか

魔法使い「都市の回りに情報集めよう」

山は雪で進めないところはある

だが山小屋はある
そこを目指した

山小屋と言っても
誰もいない
雪が積もりにくいよう屋根がとがった建物

雪をかき分けながら進んだ

到着したのは夜

危うく遭難しそうな時だった

出入り口だけ雪をかき分け入り込み荷物を下ろす

誰もいない山小屋を独り占め

夏ではぎゅうぎゅうであるがいまはすかすかだ

そして小屋の布団を集め
今日は寝る

次の日

先ずは近くの小川に水を取りに行く予定だ

そのための準備をし二階から外へ出る

雪で玄関が空かないことがあるためだ

魔法使い「見つかるといいなー」

「はぁはぁ」

「どこいった!!」

「金が逃げたぞー‼」

「くそ、さがせさがせ!!!!」

運が良かった
ての手錠と
雪でこけながらも逃げる

力が使えない

それでも

逃げなきゃ

小川
ちょろちょろ雪が溶けたのも混じっているのだろう水を水筒にいっぱい入れる

魔法使い「水の精霊がいそう」

土はいないだろう

さー水をとって帰って考え

ガサッ

魔法使い「!?」

動物か?

動物なら刈るまで
身を潜める
ガサッ
「はぁはぁ」
魔法使い「女の子?」
首輪手錠
それに
魔法使い「角?」
角が頭に映えている
魔法使い「亜人の奴隷が逃げてきたのか」
魔法使い「、、、、よし捕まえてみよう」
土が隆起
雪をかき分け足を引っ掻ける
「きゃああ!」
盛大に雪の中にこける
「はぁはぁ」
そしてたちがる前に土が隆起四肢を掴む
魔法使い「よし」
「ぎぃ!」
魔法使い「こんにちはどこから来たの?」
「、、、、、帰りたい帰して。ひぐっ。お母さん助けて」
魔法使い「、、、」
あーめんどくせー絶対いいことならない
魔法使い「助けてあげる。まー手伝ってほしいことあるし」
「うぅひっく、、、」
魔法を解除
瓶のスライムを取りだしゴーレムを作り、そして女の子を連れ去る

山小屋内汚れを拭き取ってあげ
服の予備を渡す
手錠と首輪は普通にハズれた

魔法使い「で、これ非常食」

「、、、、」

魔法使い「毒入ってないよ」モグモグ

女の子が恐る恐る口をつける
そして
ペロリと平らげた

「うっ」

そして泣き出す

魔法使いの国では奴隷売買は禁止されている。何故ならば

人を使った魔術にてをだすからだ

魔法使い「うん」

ゴーレムに門番をさせ
俺は女の子に抱きつく

魔法使い「怖かったろー」

「ぐすぅううう帰りたい」

魔法使い「ああ、遠い。冬が終わったら行こうな。名前は?」

「エリ」

魔法使い「エリちゃん」

エリ「、、、、」

エリちゃんが落ちついたみたいだ

魔法使い「助けてあげるけど少し手伝って!!土の精霊探してるんだ‼」

エリ「???」

ああわかんないか

魔法使い「こんなの」

スライムも見せる

エリ「?」

魔法使い「これに近いもん探してくれたらいい」

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