HB「筆箱物語」 (51)

この物語は文房具を擬人化したものです
話の設定に無理があったりしますがご了承ください
また主がSS初心者であるためクソみたいな内容になるかと思いますが
ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1426080411

HB「私の名前はHB」

HB「え?HBってなにかって?やだなー、HBって言ったら鉛筆の硬さしかないじゃないですかー」

HB「洗練されたフォルム、薄くもなく濃くもない絶妙な硬さ!我ながらうっとりします…」

HB「さて今回、私は小学4年生の渡辺亮太くんの筆箱にお邪魔しております!」

B「あんた誰に話しかけてんのよ…」

HB「あーもーBねえさん、また横槍いれてきてー!」

B「あんたがずっと独り言言ってるから心配してあげただけよ」

B「それにしてもなんでそんなに興奮してるの?」

HB「だって今日は新しい筆箱(おうち)になるんですよ!?興奮しないわけないじゃないですか!」

B「そんなこと…、そんなに珍しいことでもないでしょうに…」

HB「ふふふ、まだ分かってませんねねえさん。今回のお引越しは今までとは違うんです!」

B「どう違うっていうのよ」

HB「なんとなんと今回は多機能筆箱にお引越しなのです!今まではプー◯のエナメル筆箱でしたが、いよいよココともおさらばです!」

B「なるほど、それは確かにちょっと楽しみね…」

HB「あっ!いよいよお引越しみたいですよ!」

~お引越し中~

B「なかなかにハイテクね…!この鉛筆削り…飛び出るわ…!」

HB「見てくださいよ!ねえさん!ここにはテレビも付いてますよ!地デジ対応だって!」

B「あら、こっちには冷蔵庫もあるわ…」

HB「そしてこっちには…」

H「………」

HB「誰だこのロリっ子!?」

最初の説明に加え忘れていたのでここで補足説明
我々の世界にはH10からB10までの鉛筆の硬さがあります
この世界ではHに近ければ近いほど幼い、Bに近ければ近いほど豊満な体型、お姉様という扱いになります
以上

H「ひうっ!!…」ビクっ

B「ちょっとBが大きな声出すからびっくりしちゃってるじゃない、大丈夫?怖くないわよ…」

H「あ…ありがとう…ございます…」

B「あなた、見ない顔ね…名前は?どこから来たの?」

H「わっ、私はHといいます。この筆箱とセットでここに来て…」

HB「おー!ということは私より下の子かぁ…はじめて見たなぁ~…」

B「私はB、この子はHBよ。まだ他にも消しゴムさんや定規伯爵もいるんだけどまた今度紹介するわね」

B「とにかく、よろしくねHちゃん」

HB「私からもよろしくちゃん!」

H「は、はい…よろしくです…」

こうして筆箱物語は幕を開けたのであった

書きだめここまでしかないんですがもし見ている方がいらっしゃれば感想をお聞かせください

明日また同じ時間にこの続きを投稿いたしますので気になられた方はご参加ください

4Bスキーは巨乳好きになるのか

>>11
そのうちその辺も出していきたいと思ってますね
あとシャー芯娘も予定としては一応います

眠れなくて続き描いてたらそこそこできてしまったので放出します

B「ご飯できたわよー」

HB「わーい!今日はなになに?」

B「新規に引っ越してきたことだしお蕎麦よ、本来は近隣の人に配るものだけどそこは、ね」

B「そもそも引っ越し蕎麦ってどういう意味か知ってる?一説には『細く長く』って意味があるそうよ、だからHちゃんの入居祝いも兼ねて…」

HB「もう話長いよー!蕎麦が伸びちゃう!」

B「まったくHBはせっかちなんだから…」

H「ふふっ…」

HB「おおっ!Hちゃんが笑った!」

H「なんだかさっきまで緊張してたんですが二人を見ていると緊張してるのが馬鹿らしくなっちゃって…ふふっ」

B「さっ、打ち解けたところですし伸びる前にたべちゃいましょ」

ナカナカオイシイネ-
ウン、イケルワネ
トテモオイシイデス

HB 「ふぅー!食った食った!」

H「ごちそうさまでした」

B「あ、食器はそのままでいいわよ。あとで片付けるから」

H「いえ!手伝います、やらせてください」

B「あらまあ、じゃあお願いしちゃおうかな。何処かの誰かさんとは大違いね」

HB「私は今テレビ見るのでいそがしーのー」

H「クスクス…」

B「まったく、誰に似たのかしら。テレビ見てないでさっさとお風呂はいっちゃいなさい!」

HB「えー」

B「えーじゃありません、一緒にHちゃんも入れてあげてね」

H「いえ、そんな!一人で入れますよ!」

HB「よっしゃ!任せたまえ!」

H「えぇぇぇぇ~~~…」

~お風呂場~

HB「おぉ!風呂がでかい!」

H「わぁ…大きいですね…、まるで温泉みたい…」

HB「いえ~い!一番風呂ゲット~!」ザッブーン

H「あぁ!お姉様!先に体を洗わないと!」

HB「うおっ、妹に諭されてしまった…」

ゴシゴシゴシゴシ

HB「H~、背中洗ってあげよっかー?」

H「い、いえ!大丈夫です!一人でできますから!」

HB「まぁまぁそう言わずに~」

H「拒否権なしですか…」

HB「……」ゴシゴシ

H「……」

HB「……」ゴシゴシ

H「……」(きっ、気まずい…)

HB「…さっきさ…」ゴシゴシ

H「…?」

HB「さっきお風呂に入った時、Hちゃん『お姉様』って呼んでくれたよね」ゴシゴシ
m
H「あ、あ~、一番その呼び方がしっくりきて…嫌でしたか…?」

HB「ううん、むしろその逆。私いままでBねえさんと2人だけだったの」ゴシゴシ

HB「だからHちゃんに『お姉様』って呼ばれてすっごく嬉しかったの」ゴシゴシ

HB「本当の姉妹みたいだなって」ゴシゴシ

HB「ごめんね、こんな辛気臭い話しちゃって…わたしらしくもない、タハハ」ゴシゴシ

H「私でいいなら…」

HB「…ん?」

H「もし、私でいいなら、是非、姉妹になって欲しいなって…だめ、ですかね?」

HB「全然ダメなんかじゃないよ、こちらからもよろしくお願いします」

H「はい!」

HB「よし、じゃあ決まり!あとはお風呂浸かってチャチャっと上がっちゃいましょ!」

~リビング~

HB「あがったよー!」

H「あがりましたー!」

B「はいはーい、HBにしては結構長風呂だったじゃない。なにかあったの?」

HB「べっつにー♪」

H「べっつにー♪」

B「ちょっとー!仲間はずれはやめてよー!」

こうしてHちゃんは我が家の一員となったのだった!byHB

以上です
まだこの続きは考えていませんが「こういうのが見たい!」「こういうキャラはまだか!?」等の感想やご意見があればお教えください
次の投稿は前回の約束通り昨日と同じ時間帯で今日投稿致します

今のところ、この作品で出すのは2Hから2Bまでと考えています…一応予定ですのでもしかしたら変わるかもしれませんw

あと、これはあくまでも私の中での話ですが
Hは小学生の高学年くらい、HBは高校生くらい、Bが20代前半くらいというイメージです

恋話難しい…

一時間ほど早いですが30分から投下します
かなりダラダラになってしまっていますがご了承ください…

HB「ぐごー…ぐごー…」クチ,アングリ

H「くー…くー…」

B「んっ…朝か…朝ご飯の準備しないと…」ムクッ

B「さてと…何にしようかしらね…」

B「朝といえばお味噌汁とご飯よね…おかずはどうしようかしら」

B「ここは無難に鮭ね」

B「ふんふっふふ~ん♪」

H「…おはようございます…」クシクシ

B「あっHちゃん、ごめんね、起こしちゃった?」

H「いえ、そんなことは…」

B「まだ朝ごはんまで時間があるから寝てても大丈夫よ?」

H「えっと…お料理…」

B「うん?」

H「お料理お手伝いさせてもらってもいいですか?」

B「ふふっ、是非ともお願いするわ」

H「…っ!」パァー,ハナビラヒラヒラ

B「えーっとそうね…じゃあアレとコレとソレを…」

H「はいっ!」

~三十分後~

B「そろそろHBを起こさなきゃね、Hちゃん起こしてきてくれる?」

H「わかりましたー」

H「お姉様ー朝ですよー」

HB「ふふふふ…いつからお姉さまが寝ていると錯覚していた!」ガバッ

H「ほあっ!」

HB「うりうりーうりうりー!」

H「うあぁぁ~…」

HB「ここがええんかーここがー!」

B「バカやってないで早く起きなさい!」

HB「…はーい」

H「割と…嫌じゃなかった…」

B「さ、ご飯にしましょう」

B「それではお手を拝借」

B「いただきます!」

H「いただきます」

HB「いただきまーす」

パクパクモグモグ

B「あっ、HB、ご飯終わったらHちゃんを消しゴムさんと定規さんのとこに紹介しに行ってあげてね」

HB「いいけど…お姉ちゃんはこないの?」

B「私は忙しいの」

HB「とか言って~定規さんと顔を会うのが恥ずかしいんじゃないの~?」

B「そ、そんなわけないでしょ!早く食べないとお皿下げるわよ!?」

HB「あぁ!まだ鮭の皮がぁ!」

H「あのー…消しゴムさんと定規さんってどういう方なんですか?」

B「消しゴムさんは面白い人よ」

H「はー…」

HB「定規さんはBねえさんの彼氏」

H「ふぁっ!?」

B「適当なこと言わないのなっ!」手刀

HB「あうっ!」

HB「でも間違ってはないじゃんかー」

B「私たちはそういう仲じゃありません!」

HB「もームキになっちゃってー」

B「ご飯が終わったんだったら着替える着替える!」

HB「あーはぐらかしたー」

HB「いいもーん、Hちゃんは服が昨日の分しかなかったから今日はお姉ちゃんの服を貸してあげましょうね~」

H「あっ、はい!」(完全に置いてけぼりだった…)

~着替え終えて消しゴム宅へ~

HB「ちょっと大きかったかな?まあ萌え袖ってことで大丈夫でしょ!」

H(うぅ…HBお姉様の匂いでいっぱい…)

H「あ、そうださっき話してた定規さんとBお姉様のことって…」

HB「あーあれね、本人はうまく隠してるつもりなんだろうけどバレバレなんだよねー、周りからしてみればカップルみたいなもんよ」

H「はぁ、そうなんですか…」

HB「おっ着いた着いた、消しゴムさんちだよ」ピンポーン

ハイハーイ ガチャッ

消しゴム「おーHBちゃんか!いらっしゃい!」

HB「どうも、消しゴムさん」

消しゴム「今日はどうしたんだい?あれ、そっちの子、見ない顔だね」

HB「この子昨日からうちに来てるHちゃんです、ほらHちゃん挨拶」

H「おっ、おはようございます!Hです!よ、よろしくお願いしましゅ!」

HB(噛んだ)

消しゴム(噛んだな)

消しゴム「ははは、そんなに硬くならないでいいよ、僕は消しゴムって言います、よろしくね」

HB「それじゃ次は定規さんのところに行くので消しゴムさんまたねー!」

消しゴム「はいはーい、気をつけてねー、また練り消し作りたいときには言ってくれよー」 ガチャリ

H「…はぁ…緊張した…」

HB「まだまだ緊張が解けるのは早いよ!なんせ定規さんのお家はこのすぐ隣だからね!」ピンポーン

ハイタダイマー ガチャ

定規「やあ、誰かと思えばHBちゃんか、どうしたんだ?」

HB「今日は鉛筆一家のニューフェイスをご紹介しに来ましたよー」

H「こっ、こんにちは!Hと申します!」

定規「Hちゃんか、僕は定規だよ。と言っても、もう名前は知ってるかもしれないけどね」

H「あっ、はい!Bお姉様の彼氏さんだって…」

HB「あっ…」

定規「え?え?僕が?あはははは、やだなーもう、そんな説明されてたのか、いやいや僕はね、くぁwせdrftgyふじこlp」

H「えっ、えーっと…」

HB「じゃ、じゃあ私たちはこの辺で…、逃げるよH!」

ダダダダッ

H「っはぁ…っはぁ…ごめんなさい、私が変なことを言ってしまったばかりに…」

HB「…っあ…いやいや、いいんだよ、説明してなかったし…」

HB「とにかく、見てもらった通り、お互いがお互いを好きなんだけど二人とも奥手でね…」

H「お姉様としてはどう思ってるの?」

HB「うーん、悪い人じゃないんだけどねー、よく言えばストレート、悪く言えば頑固って感じかな。ま、私のタイプではないね」

H「そうなんですか、あまり話せなかったけど消しゴムさんも定規さんも優しそうな人でしたね」

HB「うんうんそれが伝わったなら十分だよ!さ、おうちに戻ろう」

とここまでなんですが…
恋愛とかについてはこれからこの関係を進展させていこうかと…
それとこれからの話ですが次の投稿では別の筆箱の住民とも関わっていこうかなと思っています
けど具体的にはまだ決まってませんので、もし要望があれば…



親戚のシャープペンシルさんとか

>>39
親戚のおじさん的感覚か…面白そうですね
シャー芯は次の回から出そうかと思ってたところですが
シャーペンそのものが出てくるのもありですね

明日もこの時間に投稿すると思いますので興味のある方はよろしければお付き合いください

「「ただいまー」」

B「おかえりなさーい、どうだった?」

HB「えっ、う、うん!大丈夫だったよ?ね?H?」

H「は、はい!全然問題ありませんでした!」

B「ほんと?何かうろたえてるように見えるんだけど…」

HB「いえ!何もないのでお気になさらず!」

B「あらそう…、あっそうだ忘れるとこだった…」

B「今日はお仕事だからちゃんとした格好しなさいよ?」

H「お仕事ですか!」

HB「おぉー張り切ってるね。まあ、お仕事って言っても使われてない時間とかは他の文房具たちとお話ししたりしてるけどねー」

B「私たちにとっては貴重な情報源よね。ねえHB、このキャップってどう思う?」

HB「うーん、ちょっとオバン臭い」

B「やっぱりそう思う?じゃあこれにしようかしら…」

HB「私はこのステンレスのやつにしようかなー、Hはどれにする?」

H「えっと…じゃ、じゃあこれで!」

HB「おー匂い付きとは…またまた乙女チックですなー」

B「それそろ登校時間よー、自分の席座りなさいね」

HB「今いくー!さ、Hちゃん行こ!いろんな人紹介してあげるね!」

カアサンイッテキマース!
キヲツケナサイネー

HB「うおおおお!着いたー!」

H「……うっぷ」

B「Hちゃん大丈夫?」サスサス

HB「大丈夫大丈夫!そのうち慣れるから!」

HB「おっ、あそこにいるのは!」

??「ハロー!ミスHB!」

B「あらシャー芯Bさんじゃないですか、今日もお綺麗ですね」

シB「そういうBだってベリーベリーキュートね!」

HB「うちはうちは!?」

シB「うーん、HBは…チョベリバなのね」

HB「何をー!?やるか、このエセ英語!?」

??「フォッフォッフォッ、朝から愉快じゃのう」

B「あら、シャーペン叔父様まで…今日はお早いんですね」

シ叔父「今日は主人が「にっちょく』というものらしくてな…そんなことよりさっきからBの後ろに隠れておる娘はだれじゃ?」

H「…っ!」ササッ

B「この子は昨日からうちに来たHちゃんっていうの、さっ挨拶よ」ヒキズリダシ

シB「わぁ!ベリベリキュートね!HBの比じゃないわ!」

HB「おい」

シ叔父「フォッフォッフォッ、なかなか可愛らしい娘じゃのう」

H 「……よ、よろしくお願いします…」カーッ///

HB「ごめんねー!この子恥ずかしがり屋でさ!」

シB「ノープロブレムね!よろしくHちゃん!」

シ叔父「フォッフォッフォッ、よろしくお嬢ちゃん」

HB「ささ!挨拶は終わり!今日はどうする?」

シ叔父「お互いのことはまだまだ知らないからのう、Hちゃんは何かわしらに質問なんかはあるかのう?」

H「あっ、えっえーっと…お二人とも日本人っぽくないというかそれがなんでかなって…」

シB「あーそんなことね、私たちのルーツはイギリスからきてるのね!」

B「私たちも初めて会った時はびっくりしたわよねー、シャー芯Bちゃんなんかブロンドのサラサラヘアーだからね…羨ましいわ…」

シ叔父「フォッフォッフォッ、そういうことじゃ、これからもよろしく頼むぞ!」

本日はここまでです…
正直中身が決まってないというか…

なのでこういうの!っていうのがありましたら教えてください…

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