しんのすけ「オラはオラを消すために来たんだゾ」 しんのすけ「え?」 (25)

初ssで下手かもしれませんがよろしくお願いします

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ジリリリリリリリリリ

しんのすけ「Zzz」

ジリリリリリリリリリ

しんのすけ「ん~~ うるさいゾ。」 ガチャ

しんのすけ「お?」

しんのすけ「かあちゃん?」

しんのすけ「あれ?とうちゃん?ひま?」



しんのすけ「ん?え!オラいつの間着替えたんだ!?」

?「それはこの世界がツクラレタ世界だからだゾ」

しんのすけ「え?誰!?」

シンノスケ「…」

しんのすけ「オ、オラ!?」

シンノスケ「よ」

しんのすけ「なんでオラが二人いるの!?」

シンノスケ「オラはオラを消すために来たからだゾ」

しんのすけ「えぇ!?」

しんのすけ「オラを消すってなんなんだゾ!」

シンノスケ「それはとうちゃんとひま、シロやみんな、そしてなによりかあちゃんのためにだゾ」

しんのすけ「意味がわからないゾ!」

シンノスケ「なら最初から説明するゾ、野原しんのすけという人間は死んでいる。」

しんのすけ「は」

しんのすけ「オラはちゃんと生きているゾ!」

シンノスケ「それはこの世界での話だゾ本当の野原しんのすけは、ひまわりが車に轢かれるところを庇って、死んだ」

しんのすけ「何言ってるんだゾ!オラ、そんなことしていないゾ」

シンノスケ「この世界ならね」

しんのすけ「さっきから世界ってなんなんだゾ!

シンノスケ「なら教えるぞ、まず野原しんのすけが死んだ、そのショックによりかあちゃんの精神が不安定になってしまった」

シンノスケ「かあちゃんはしんのすけが死んだこと認めず、しんのすけが使っていたクレヨンでしんのすけが生きているという妄想日記を書いたんだゾ」

しんのすけ「日記?」

シンノスケ「そう、だからこの世界はかあちゃんによって描かれたクレヨンの世界だゾ」

しんのすけ「ク、クレヨンの世界」

シンノスケ「つまり、現実の世界とクレヨンの世界、ふたつの世界が存在するゾ」

しんのすけ「じゃあ、現実の世界でオラは、死んだ?」

シンノスケ「そうだゾ」

しんのすけ「そ、そんな」

シンノスケ「スイートボーイズやB級グルメカーニバル、未来のお嫁さんや未来のオラを覚えてる?」

しんのすけ「なにそれ?」

シンノスケ「かあちゃんが描いてきた物語の一つ一つだゾ」

しんのすけ「知らないゾ」

シンノスケ「クレヨンの世界での物語はたくさんあるゾ、それらの物語を知らないということはこの世界でのオラはツクラレタのと同じだゾ」

しんのすけ「でも、なんでオラの目の前にいるオラはオラの知らないことを知っているの?」

シンノスケ「オラは現実のとうちゃんが書いているオラの思念なんだ」

しんのすけ「え?とうちゃん?ていうか思念ってなに?」

シンノスケ「幽霊みたいなものだぞ」

しんのすけ「ほうほう」

シンノスケ「オラは現実のとうちゃんが寝ている時、夢の中でとうちゃんに頼んだんだゾ」

しんのすけ「え?じゃあ今オラを書いているのは?」

シンノスケ「かあちゃん」

しんのすけ「!」ギュイーーーン

シンノスケ「!」

しんのすけ「おおおお!オラ、アクション仮面に変身したゾ!」

シンノスケ「かあちゃん、オラを消すためか!」

しんのすけ「アクションビーム!!」ビビビビビビ

シンノスケ「くっ!」ビィーーーー

ドガーン

しんのすけ「、いたいゾ、今のビーム!」

シンノスケ「自分の腕を見なよ」

しんのすけ「ん?うわあああ!!腕がないゾ!!」

シンノスケ「今ので家も一緒に消したゾ!」

しんのすけ「うわああ!オラの家が!」

シンノスケ「どんな色のクレヨンも、黒のクレヨン上から塗ったら、黒にそまるゾ!」

しんのすけ「ん?腕がなおってきてるゾ。」

シンノスケ「修正が早い」ビィーーーー

しんのすけ「とう」シュ

しんのすけ「アクションキック!!」

シンノスケ「!」ビィーーーー

しんのすけ「うわああああああ!!」

しんのすけ「か、からだが、ない、ゾ」

シンノスケ「話せるように、頭は残した。」

しんのすけ「でもさっき、の、よう、、にから、だもなお、、あれ?」

シンノスケ「なおらないゾ」

しんのすけ「な、、んで、、」

シンノスケ「現実でしんのすけのクレヨンが使い果たされたからだゾ。」

しんのすけ「え?、、 、 、











みさえ「あれ?」

みさえ「クレヨンが、クレヨンがないよ!!!」

ひろし「…」

みさえ「ねぇ、あなた?しんちゃんのクレヨンがないの クレヨンがなくなったの、だからあなたのクレヨンちょうだい」

ひろし「みさえ、もうやめるんだ」

みさえ「なんで、なんでやめるの?」

ひろし「しんのすけはもういないんだ、死んだんだ」

みさえ「なにいっているの?、しんちゃんはいきているよだからあのにせものをたおすの!!!」

ひろし「しんのすけは死んだんだ!!本物も偽物もない!!!」

ひろし「しんのすけは言ったんだ、みさえには笑っていてほしい、ひまわりをちゃんと世話してほしい、オレ達に幸せに暮らしてほしいって!!!」

ひろし「しんのすけの願いはお前にしんのすけが死んだこと受け入れて、今を過ごし、未来へと歩んでいってほしいんだよ!!!」

ひまわり「たややややや!!」

みさえ「ちがう!ちがうちがうちがうちがうちがうちがうちがうちがうちがうちがうちがうちがうちがうちがう!!!」

みさえ「しんちゃんは、しんちゃんは、、」

ひろし「みさえ、しんのすけは死んだんだ。」



そうだゾ



みさえ「!うわあああああああアアアアアアあああああああンン!!!!!」

ひろし(この日からみさえは少しずつ明るいみさえに戻っていった。)

ひろし(本当は思念とか、しんのすけが夢にでてきたとか、そんなことはなかった。)

ひろし(ただ、そうだとしてもオレはしんのすけも望んでいると思ったから、あんな行動をとった)

ひろし(失敗するかもしれないって思ってなかなかすぐにはできなかったが)

ひろし(みさえが元に戻って、オレはとても嬉しい)

みさえ「あなたー、そろそろ時間よ!」

ひろし「あ、やべ!じゃあ行ってくる!」

ひまわり「行ってら~」

みさえ「行ってらっしゃい!」




とうちゃん、仕事頑張るんだゾ





おしまい

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