【艦これ】赤城「ラーメンが無料で食べ放題?」 加賀「さすがに気分が高揚します」 (1000)

店長「ハッハッハッ。姉ちゃん達無茶言うなぁ。それはちょっと違うよ!」

赤城「えっ……無料じゃないんですか?」

加賀「頭にきました」

店長「ココに書いてあるだろう?超特盛りラーメン一人で30分以内に食べ切れれば無料って」

赤城「つまり無料ですよね……?」

店長「まぁ食べ切れればね。でも食べ切れなかったら5000円もらうよ?」

赤城「じゃあそれを2つお願いします♪」

店長「いやいや、こんな事俺が言うのもなんだけど女の子には無理だと思うよー?男だって達成者0だからね」

提督「まぁこの子達の好きにさせてやってください。お金は私が払いますから」

店長「そうかい?まぁそれなら良いけど……ちなみに1人で食べきってもらうからね?」

赤城「はい♪特盛り特盛り♪」

店長「それじゃあちょっとお待ちを――」

加賀「あの、私はまだ注文していないのだけれど」

店長「え?今こっちの姉ちゃんが」

加賀「私も同じものを2つお願いします」

店長「1人2人前づつ食うつもり!?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1425909308

【艦これ】赤城「焼肉食べ放題?」 加賀「さすがに気分が高揚します」
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赤城「カニの食べ放題?」 加賀「さすがに気分が高揚します」
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赤城「スイーツ食べ放題?」 加賀「さすがに気分が高揚します」
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【艦これ】 赤城「チョコレート食べ放題?」 加賀「さすがに気分が高揚します」
【艦これ】 赤城「チョコレート食べ放題?」 加賀「さすがに気分が高揚します」 - SSまとめ速報
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前スレ
赤城「ご飯とキャベツ食べ放題?」  加賀「さすがに気分が高揚します」
赤城「ご飯とキャベツ食べ放題?」  加賀「さすがに気分が高揚します」 - SSまとめ速報
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アニメは公式で無料配信されている所までSSに使うかもしれません。
雑談等でアニメの話しをする時もそこまでで留めてもらえれば助かります。

提督「いやー、儲かったな!」

赤城「はい♪ラーメンを5杯もタダでご馳走してくれた挙句、お金までくれるなんて太っ腹でしたね♪」

加賀「賞金付きだったなんて知りませんでしたね」

提督「うんこれはまぁ……手切れ金みたいなもんなんだけどね……」


店長『もう……勘弁してくれ……!この金を渡すから2度と来ないでくれ!!』


赤城「さて!それではさっそくこのお金をすべて食券に交換してください♪」

加賀「食後のデザートですね。私もお伴します」

提督「まだ食うのか……」

提督「さてと、俺は部屋に戻って新しい無料チャレンジしてる所を探すか」

スタスタ

提督「ん?あれは……ヘイ!ブッキー!」

吹雪「はい?……し、司令官!?お、おお……お疲れ様であります!!」

提督「うん。ブッキーもご苦労さま」

吹雪「私は特に何も……そ、それでは失礼します!」


提督「んー……吹雪とは何だか距離感があるんだよな……」

提督「朝潮ちゃんみたいにああいう性格って言うなら仕方ないんだけど、どうも俺を怖がっているような節があるし……」

提督「俺を偉い人か怖い人と勘違いしてるのかな?」←一応提督

提督「それともう一つ気になるのは……」

吹雪「あっ!扶桑先輩!山城先輩!お疲れ様です!!」

提督「俺以外には結構活発に話しかけたりするんだよね……」

扶桑「あら、吹雪ちゃん。今日も元気一杯ね」

山城「まったく……その無駄な元気、少し分けて貰いたいわ……」

提督(そして人見知りしまくる山城も何故か吹雪には心を開いてるし)


扶桑「吹雪ちゃん、その先輩って言うのやめてもらえないかしら?なんだか窮屈で……」

吹雪「ご、ごめんなさい!えっと、扶桑さん、山城さん!」

扶桑「はい、よく出来ました♪」

山城「まあ名前なんてどう呼ぼうが勝手ですけど」

ね、ねね、眠たいまた書きます

吹雪「それにしても今日の扶桑さん……なんだかいつもに増して綺麗に見えます!」

山城「」ピクッ

扶桑「そうかしら……?」

吹雪「はい!なんて言ったら良いのか難しいですけど……こう、キラキラしてるって言うか、神々しいと言うか……とにかく凄いオーラを感じます!」

山城「あなた……」ゆらり

吹雪「山城さんもそう思いませんか?」

山城「そこに気がつくなんて流石吹雪ね……フフッ」

吹雪「当然ですよ!お二人は私の憧れなんですから。どんな些細な変化も見過ごさない自信があります!」

扶桑「実は今日、凄く良いことがあったの……♪」

吹雪「良いことですか?」

山城「ええ。ついに姉様が幸運艦として開花したのよ……!」

吹雪「なんですかなんですか?聞かせてください!」

扶桑「実は今日、ちょっとした臨時収入があって……山城と買い物に出かけた時、街でお財布をね……」

吹雪「拾ったんですか?」

扶桑「落としたの」

吹雪「えっ!?でもそれじゃあ……」

山城「話は最後まで聞きなさい」

扶桑「財布を無くすなんて日常茶飯事だから気にも止めていなかったのだけど……今日はなんとなく憲兵に聞いてみたのよ。財布の届け出がなかったか」

山城「そうしたら奇跡的に財布が届けられていたのよ。中身は抜かれていたけど……」

吹雪「中身が取られてちゃダメじゃないですか!」

扶桑「でもね、財布のこの隙間……万が一の時の為に潜ませておいた3000円は無事だったのよ」

吹雪「あっ、ほんとだ!」

扶桑「買い物や食事を済ませた後に落としたみたいだから中身も殆ど入って無かったし……本当に幸運だったわ……♪」

山城「これが改二になった姉様の幸運力なのよ……!」

吹雪「幸運力?」

山城「最近の姉様はツキまくっているの。例えばそうね……」


傘を持って出かけた日に雨が降る

卵を買って帰ってきたら一つも割れて無かった

レストランで注文したメニューが後から入ってきた客より早く出される

外を歩いていてもラウンジで働いている人と間違われなくなった

飛ばした瑞雲が帰ってきた


山城「他にも数え切れないくらいの幸運が降り注いでいるのよ」

扶桑「そういう訳だから、これは臨時収入なのよ……♪」

吹雪「はい。とにかく財布が帰って来て良かったですね!」

扶桑「今から間宮さんの所で甘味でも食べようと思ってるんだけど、吹雪ちゃんも一緒にどうかしら?奢るわよ……♪」

吹雪「そ、そんな!とんでもないです!」

扶桑「あら、お金ならあるから遠慮しなくて良いのに……」

吹雪「本当に気持ちだけで十分ですから」

山城「吹雪……あなた、扶桑姉様のご好意を無下にするつもりなの?」

吹雪「そんなつもりは…………ただ、扶桑さんと山城さんの大切な二人きりの時間を邪魔するのがしのびなくて……」

山城「…………」

吹雪「それにお二人はラブラブですから、私の居場所なんてありませーー」

山城「いいから来なさい。これは私と姉様からの命令よ」

吹雪「命令?」

扶桑「山城……そんなに無理強いしなくても……」

山城「確かに扶桑姉様との時間は大切だけれど……あなたがいて邪魔だなんて思った事はないわ」

吹雪「山城さん……」

山城「……あら?ちょっと待って。やっぱり思った事あったかしら」

吹雪「山城さん!?」

山城「冗談よ。さあ行きましょ」

間宮

扶桑「さあ、好きな物を頼んでちょうだい♪」

吹雪「わわっ……戦艦の人のメニュー表って初めて見たけど、どれも凄く高いんですね……」

山城「あなた達とは貰ってる額が違うから当然よ」


この鎮守府ではクラス毎に支給額が変わり
、駆逐艦のお小遣いは1日30円。日曜のみ50円である。

その代わり間宮や自販機もクラス毎に値段が違い、駆逐艦は50円あればほぼ全ての甘味が購入できる。

つまり駆逐艦の30円は鎮守府内に限り10倍以上の価値があり、外で使うより断然お得なので駆逐艦も鎮守府内で全て済ませてしまう。

これは駆逐艦を危険な外になるべく出したくないと言う過保護な提督が作り出した、鎮守府内で全て済ませて俺の目の届かない所には行かせない計画である。


吹雪「じゃあ私はこのバニラアイス(150円)を……」

山城「……」

扶桑「あら……そんなので良いの?」

吹雪「は、はい!私アイスクリーム好きですから!」

山城「…………」

扶桑「伊良子ちゃん、注文お願いして良いかしら?」

伊良子「はいよろこんで!」

扶桑「えっと、バニラーー」

山城「間宮特製パフェ伊良子スペシャルを3つお願いします」

吹雪「ええっ!?あの、私はバニラアイスで……」

山城「パフェにもバニラアイスは乗っているでしょ」

吹雪「でも……」チラッ

間宮特製パフェ伊良子スペシャル 時価!!

山城「子供は遠慮なんかしないで大人に任せておけばいいのよ」

吹雪「……はい!ありがとうございます!」

扶桑(支払い……たりるかしら……)←お金を払う人

またかきます

吹雪「んー♪おいひぃ~♪」

扶桑「そう、喜んで貰えて良かったわ……♪」

山城「これは姉様の好きな最中……どうぞ」

扶桑「それが美味しいのに……山城、あなたも最中は好きでしょ……?」

山城「はい。でも私は最中を美味しそうに食べる姉様を見る方が好きですから……」

扶桑「じゃあいただこうかしら……♪あーん」

山城「ハァハァ……はい♪」

扶桑「ん…………とても美味しいわ……♪はい、次は山城の番ね。あなたの好きなサクランボをあげるわ」

山城「ね、ねね、姉様!そんな……」

扶桑「はい、あーん」

山城「あ、あーん……」ぱくっ

扶桑「どう……?」

山城「とても……身体がとろける程おいしいです……!」

吹雪「はぁー!良いなぁ!いいなぁいいなぁ!!」

扶桑「吹雪ちゃんも食べたかったのかしら……ごめんなさいね」

吹雪「違いますよ。私が羨ましいのは御二人の関係なんです!」

山城「私達の関係?」

吹雪「女性同士なのに愛し合う関係……素敵です!憧れちゃいます!!」

山城「あ、愛し合うだなんて、そんな……」

扶桑「あら、私は山城の事……愛しているわよ……?」

山城「姉様!わ、私も、もちろん……あ、あい……愛しています!」

吹雪「いいなぁー!私もそんな風になりたいなぁー」ジタバタ

扶桑「吹雪ちゃんにも可愛い妹が沢山いるじゃない♪」

吹雪「うーん……それはちょっと違うって言うか……私は山城さんと同じ気持ちなんです!」

山城「私と?」

吹雪「はい!私も素敵なお姉様と愛し合いたいんです!」

山城「吹雪……わかるわ!その気持ち!」ギュッ

吹雪「山城さん!」

スタスタスタ

大井「当然よ」ギュッ

千代田「痛いほど分かるわ!」ギュッ

比叡「ようこそ!!」ギュッ

筑摩「吹雪ちゃんは長女で少し異例だけど……私達はいつでも歓迎しますから♪」ギュッ

スタスタスタ……

吹雪「えっ……今のはいったい……?」

山城「姉様LOVE同好会のみんなよ」

山城「でも困ったわね……あなた、長女でしょ?」

扶桑「妹はいてもお姉さんはいないわよね……」

吹雪「そうなんですよー……だから扶桑さんと山城さんに憧れて……」

山城「言っておくけど扶桑姉様に手を出したらいくらあなたでも許さないわよ」

吹雪「分かってますよ。御二人の間に入り込む余地が無いことくらい……ただ御二人は私の憧れで……」


赤城「すみませーん、いつものを私と加賀さんにお願いします」

吹雪「赤城先輩!」

赤城「あら、吹雪さん。こんにちわ♪」

加賀「私もいるのだけど」

吹雪「ああっ、加賀さんもこんにちわです!」

扶桑「吹雪ちゃんったら……分かりやすいわね♪」

山城「あんな大食い女の何がいいのかしら……」

吹雪「ハアァ……♪赤城先輩、今日も素敵な食べっぷりだなぁ……♪」

山城「そんなに気になるなら向こうのテーブルにでも行きなさい」

吹雪「無理ですよ!加賀さんも一緒なのに邪魔しちゃ悪いですし……」

山城「そんな事言ってるからいつまでたっても遠くから見てるだけなのよ」

吹雪「はうぅ……」

扶桑「山城、言い過ぎよ」

吹雪「でもこうして御二人と食事するのも同じくらい幸せですから。見せ付けられて辛い部分もありますけど……」

山城「しつこい様だけど、扶桑姉様に手をーー」

吹雪「ああもう分かってますって!」

山城「あなただんだん態度が大きくなってきたわね……」

吹雪「あと山城さんは何か勘違いしてるみたいですけど、私は扶桑さんと同じくらい山城さんの事も好きなんですから!」

扶桑「まあ……♪」

山城「なっ……!」

吹雪「扶桑さんからしたら妹ですけど、私からしたら十分お姉様で…………山城お姉様」ボソッ

山城「や、やめなさい!私は扶桑姉様一筋なんだから!」

山城「だいたい扶桑姉様はともかく私に憧れても不幸になるだけよ……」

吹雪「そんな事無いですよ!」

山城「今でこそ改装を重ね一般的な数値にはなっているけど……私は昔から不幸で」

吹雪「でも扶桑さんと出会えているじゃないですか!それってきっと凄く幸運な事ですよ!」

山城「私達みたいなありふれた艦はどこにだっているわ……」

吹雪「でもここにいる扶桑さんは1人だけなんですよ?山城さんは見た目が同じなら他の鎮守府にいる扶桑さんでもいいんですか!?」

山城「そんな訳ないでしょ!私が愛しているのはここにいる扶桑姉様だけよ!」

吹雪「ならやっぱり山城さんは不幸なんかじゃありませんよ。着任した日からここにいる世界で1人だけの扶桑さんと一緒なんですから♪」

山城「それは…………そうね」

スタスタスタ

大井「…………」ギュッ

千代田「ううっ……あんた、いい事いゔじゃない……」ぽろぽろ

比叡「ひえーっ!ひえーっ!!」ダバダバ

筑摩「せーかいーに、ひーとーつ、だーけーのはーなー」


この後合唱した

またかきます

適度に切りも良かったので次を>>133でおなさす

瑞鶴

扶桑「吹雪ちゃんのおかげでとても楽しく食事が出来たわ。ありがとう……」

吹雪「いえ、こちらこそご馳走になっちゃって。本当にありがとうございます!」

赤城「今日も美味しかったです。ごちそうさま♪」

加賀「さすが赤城さんです。私よりもずいぶん早く完食するなんて」

扶桑「そうだわ。楽しい時間をくれた吹雪ちゃんにお礼しなくちゃ……♪」スタスタ

吹雪「お礼?私、本当に何も……あっ、扶桑さんどこへ?」

山城「姉様、私も……」


扶桑「赤城、ちょっと良いかしら……?」

赤城「あら、扶桑さん。こんにちわ♪」

扶桑「この後時間を貰えれば嬉しいのだけど……」

赤城「この後ですか?うーん…………はい、今日は任務(ラーメン)も終わったし大丈夫ですよ♪」

扶桑「そう……♪それじゃあこれから吹雪ちゃんとお出掛けしてきてくれる?」

赤城「吹雪さんと?それは構いませんけど」

吹雪「え……ええーっ!?」

山城「悪いわね、加賀。任務後の二人きりの邪魔をしちゃって……」

加賀「いえ、赤城さんは私の所有物ではありませんから。それにお二人に頼まれて断る訳にもいきません」

山城「そう言ってもらえると助かるわ……」

吹雪「やっぱり凄いなぁ……一航戦の2人をあんな風に扱える人なんて殆どいないのに……」

加賀「私はもうしばらくここで時間を潰していますからお先にどうぞ」

赤城「それでは行きましょうか♪」

吹雪「は、はい!」

扶桑「山城、私達も行くわよ……」

山城「はい、姉様♪」

ガシッ

間宮「あのー、お代がまだ……♪」

扶桑「……いくらかしら?」

間宮「今日は材料が安く済んだので丁度3000円です♪」

扶桑「…………♪」パアァァ…

山城「姉様?」

扶桑「ぴったり財布に入ってるなんて……幸運だわ……♪」

山城「はい!」


扶桑は幸運にも無一文になった。

瑞鶴「あーもう疲れた!!疲れたー!!」

翔鶴「瑞鶴、少し静かになさい」

瑞鶴「だってぇー……とにかく間宮さんで甘味!パフェー!」

ガラッ

赤城「それで何処へ行くんですか?」

吹雪「ええっ!?あの、えっと……し、しじみとか!貝を掘りに行きませんか!?」

赤城「貝……良いですね♪」

吹雪「はい!……あっ、瑞鶴さん。お疲れ様です」

瑞鶴「え?う、うん。2人でお出掛け?」

吹雪「はい♪」

瑞鶴「へー……ん?」

加賀「…………」もぐもぐ

瑞鶴「あっ♪」

瑞鶴「あれ?加賀さん、1人で寂しくお食事ですか?」

翔鶴「瑞鶴!」

瑞鶴「さっき加賀さんの大好きな赤城さんが吹雪とお出掛けしてたみたいだけど……」

加賀「…………」もぐもぐ

瑞鶴「もしかして振られちゃったとかですかー?」

加賀「…………」もぐもぐ

瑞鶴「ちょっと、なんとか言いなさいよ!」

加賀「あら、よく喋るボロ雑巾だと思ったら運だけが取り柄の五航戦でしたか」

瑞鶴「なんですって!?」

加賀「その運を持ってしてもそこまでボロボロになるなんて……余程実力か無かったのね」

瑞鶴「ぐにいぃぃ!!」

瑞鶴「それが戦いから帰ってきた者に言う言葉な訳!?」

加賀「鎮守府付近をうろつく程度で戦いだなんて……笑わせないでほしいわ」

瑞鶴「全然笑ってないじゃない!!」

加賀「…………」もぐもぐ

瑞鶴「間宮さん!伊良子スペシャルお願い!」

加賀「なぜそこに座るのかしら?席は沢山空いているのだから他に行って欲しいのだけれど」

瑞鶴「別に私がどこに座ろうが勝手でしょ!!」

加賀「そんなに私の事が好きなのかしら」

瑞鶴「だっ……誰があんたなんかの事!!ば、ばかじゃないのっ!!」

加賀「冗談なのだけれど。そんなに顔を赤くしないで欲しいわね」

瑞鶴「あ、赤くなんて無いわよ!?ばーかばーか!!」加賀「…………」もぐもぐ

瑞鶴「……なんか言いなさいよ!扶桑「吹雪ちゃんにも可愛い妹が沢山いるじゃない♪」

吹雪「うーん……それはちょっと違うって言うか……私は山城さんと同じ気持ちなんです!」

山城「私と?」

吹雪「はい!私も素敵なお姉様と愛し合いたいんです!」!ちょっと、翔鶴姉もなんとか言って」


翔鶴「本当にそれで幸運艦に……!?」

山城「ええ、間違い無いわ」


瑞鶴「翔鶴姉……」

またかきます

な、なんやこれ……

ハムスターの暴走を抑えてたら変なボタン押したみたいで……

訂正 >>151

瑞鶴「それが戦いから帰ってきた者に言う言葉な訳!?」

加賀「鎮守府付近をうろつく程度で戦いだなんて……笑わせないでほしいわ」

瑞鶴「全然笑ってないじゃない!!」

加賀「…………」もぐもぐ

瑞鶴「間宮さん!伊良子スペシャルお願い!」

加賀「なぜそこに座るのかしら?席は沢山空いているのだから他に行って欲しいのだけれど」

瑞鶴「別に私がどこに座ろうが勝手でしょ!!」

加賀「そんなに私の事が好きなのかしら」

瑞鶴「だっ……誰があんたなんかの事!!ば、ばかじゃないのっ!!」

加賀「冗談なのだけれど。そんなに顔を赤くしないで欲しいわね」

瑞鶴「あ、赤くなんて無いわよ!?ばーかばーか!!」

加賀「…………」もぐもぐ

瑞鶴「……なんか言いなさいよ!ほら、翔鶴姉からも――」


翔鶴「本当にそれで幸運艦に……!?」

山城「ええ、間違い無いわ」


瑞鶴「翔鶴姉……変な壺とか買わされないでよ……」

間宮「おまちどうさま♪」

瑞鶴「ほんっと、顔見てるだけでもイライラするし!甘い物でも食べなきゃやってられないわよ!」

間宮(だったら相席なんてしなければ良いのに……♪)

翔鶴(もう本心が見え見えでこっちが恥ずかしいわ……)

加賀「…………」じーっ

瑞鶴「な、何よ!あんまりジロジロ見ないでよね!!……ん?」

加賀「」ちょこんっ

瑞鶴「」たっぷり


瑞鶴「なになに?もしかして自分のパフェが少ないから私のが羨ましいのかしら♪」

加賀「交換してあげても良いけれど」

瑞鶴「どうして上から目線なの!?」

瑞鶴「そんなに分けて欲しかったらおねだりしてみてよ♪上手に出来たら考」

加賀「嫌だけれど」

瑞鶴「…………」

加賀「嫌だけれど」

瑞鶴「2回も言わなくたってわかってるわよ!じゃあさっさとそのひと口食べて消えなさいよね!!」

パチーン!!

瑞鶴「痛っ……!な、何すんのよ!!」ジンジン

加賀「冗談でも仲間に向かって消えてなんて言葉は使わないで」

瑞鶴「……ごめんなさい」←なんだか勢いに負けて謝った瑞鶴

加賀「分かってくれたならそれで良いわ。いきなりぶったりして悪かったわね」

瑞鶴「…………」うるうる…←先生に怒られた後に優しくされて緊張が解け泣き出す小学生の図

ガラッ

提督「おっ!いたいた!探したぞ加賀!」

加賀「私に何か用かしら?」

提督「無性にお前の乳が揉みたくなってな。揉ませてくれ!」

加賀「今すぐ消えるか死んでください」

瑞鶴「!!」

提督「やっぱダメかぁ」とぼとぼ

瑞鶴「ちょっと!あんたも今提督に消えてって言うか、死んでって言ったじゃない!!」

加賀「今のは死んでくださいと丁寧にお願いしたからセーフです」

瑞鶴「もういい!さっさと食べちゃおっと」ぱくっ

加賀「その最中は私の好物なのだけれど」

瑞鶴「知らないわよ!……そうだ、じゃあひと口だけあげるからあーんしなさいよ♪」

加賀「…………」ゴゴゴゴゴ←口を開ける音

瑞鶴「なにこの迫力……口開けただけよね!?……まあ良いわ。はい、あーん」

ぱくっ

瑞鶴「んー、おいひぃー♪こんな美味しいものあんたなんかにあげる訳無いでしょ♪」

翔鶴「瑞鶴、あなたまだやってたの……?」←幸運セミナーから戻った姉

瑞鶴「やーいやーい♪口開けてバッカみたい!本当に貰えると思ったのー?ねぇねぇ、いつも見下してる五航戦にバカにされてどんな気持ち?」

翔鶴「瑞鶴、やめなさい!」

瑞鶴「あははっ、瑞鶴ちゃん大勝利ー♪」

翔鶴「これはもう腹パン不可避だわ……」

加賀「頭にきました」

瑞鶴「な、なによ!まさか本当に殴る気なの?」

加賀「…………」

瑞鶴「いいわよ、きなさいよ!来ると分かってたら痛くもかゆくもなーー」

フワッ……

瑞鶴「風?どうして締め切った部屋なのに」

天津風「…………なによ、この風!」ガチガチガチガチ

島風「はっやーい……」


ほんの少し髪がなびく程度の風を瑞鶴が不思議に思っているその時、風オタクの天津風は心底恐怖した。

そして数秒後、轟音と共にその風は嵐の様に吹き荒れる。

瑞鶴「何よこれ!?」

島風「おうっ!!みんな見てなかったの!?加賀さんの正拳突き!!」

あまりの速さに島風以外は目視出来ないスピード。

食に対する感謝の正拳突き。加賀の拳は音を置き去りにした。

島風「来ると分かってたら痛くもかゆくも?おうっ!」

瑞鶴(消される……!蟻を捻り潰すみたいに消される!)

加賀「さあ、素振りはこれくらいにして始めようかしら。確かお腹を殴れば良かったのかしら?」

瑞鶴「ひっ……き、きなさいよ!」

加賀「感謝の正拳突き、1万回」

瑞鶴「1万回!?」

加賀「時間は取らせないわ。3分で終わるから」

瑞鶴「……翔鶴姉、今までありがとう」ポロポロ

翔鶴「瑞鶴、しっかりして!!」

加賀「はぁ……。冗談に決まってるでしょ。こんな事で泣き出すなんて情けない」

瑞鶴「う、うるさいわね!あんたが言ったらシャレに聞こえないのよ!!」

加賀「そうね、シャレでは済まさないつもりよ。後輩の躾は先輩の仕事ですから」スタスタ

瑞鶴「ちょっと、どこ行くのよ!」

瑞鶴「なんなのよもう……」

加賀「提督、ちょっと良いかしら」

瑞鶴(ん……?提督と話してる声が……)


提督「え?それならもう今月は渡しただろ?」

提督「ダメだよ。いくらお前の頼みでも1人だけ特別扱いは出来ないからな」

提督「……ちょっ、なんのつもり」

提督「こら、そんな事で俺が言いなりになると思っ」

提督「あっ……」

…………

瑞鶴「ま、まさか提督に正拳突きを……」

ガラッ

加賀「待たせたわね。間宮さん、伊良子スペシャルをお願いします」

瑞鶴「ちょっと!その食券どうしたのよ!?って言うか……」

加賀「……」たらり…

瑞鶴「胸当てはどうしたのよ!?胸元はだけてるし!そこっ!なんか胸の谷間に白いのが垂れてるんだけど!!」

加賀「やりました」

瑞鶴「!!」

加賀「あなたのその貧相な身体では出来ない事を……やりました」

瑞鶴「わるかったわね!貧相で!!」

またかきます

瑞鶴「もう、その胸のところに付いてるの拭きなさいよ!」

加賀「つまり私が言いたいのは」ぺろっ

瑞鶴「…………」

加賀「私がその気になればいつでもお代わりできると言う事よ」ごくんっ

瑞鶴(飲んだ!?)

加賀「でもこれは鎮守府内の秩序を乱す恐れがあるので普段は使わない手段なのだけれど」

瑞鶴「あっそ!勝手にすればいいじゃない!いっぱい食べて太っちゃえば良いのよ


加賀「その心配なら必要ないわ。私達は食べても太りにくい体質みたいだから」

瑞鶴「ぐっ……」

加賀「どういう訳か脂肪は全部ここに付くらしいわね」どたぷん

瑞鶴「ふにいぃぃぃ!!」

蒼龍「わかります。その気持ち……もう重くて重くて……」

飛龍「お腹とかと違って胸に付く脂肪ってどうやったら減らせるのかなぁ?」

雲龍「そうですね……逆に鍛えてみましたけど張りがでたかな?って程度で……」

天城「着物を着る時も少し邪魔になりますね」

加賀「赤城さんも同じ感じですから……胸が大きくなるのは正規空母の仕様なのかしら?」

瑞鶴「ぐぬぬぅ……!」

翔鶴「私は無関係だったのに巻き込まれた……」

隼鷹「正規空母だけじゃないってば。私も飛鷹も肩こりが酷くってさぁ」

飛鷹「私はこれ以上大きくならなければ気にならないけど」

龍驤「いやいや、自分改二まだやろ?ほんま改二来たら一気に大きなりよるからなぁ」

千代田「ほんと、昔はこんなに大きく無かったのに。何をどう改装したのよ」

千歳「これが提督の好みなのかもしれないわね」

龍鳳「でも軽空母にこの胸部装甲は必要なのかしら……」

祥鳳「私は元が潜水母艦でしたし、ちょうど良いサイズです」

瑞鳳「いいなー。もしかして瑞鶴ちゃんが小さいから私も小さいのかなー?」

瑞鶴「なっ、瑞鳳!あんた後で覚えときなさいよ!」

瑞鳳「わわっ、助けて鳳翔さーん!」

鳳翔「はいはい。大丈夫ですよ」

瑞鳳「そ、そうよ!あんたが尊敬する鳳翔さんだって小さいじゃない!!」

加賀「頭にきました。私達とレジェンドである鳳翔さんを同列に考えるなんて恐れ多い事よ。今すぐ謝罪しなさい」

鳳翔「もう良いですから。みなさん仲良く、ね?」

加賀「なんと慈悲深いお言葉……瑞鶴、しっかりと感謝しなさい」


その日からしばらく瑞鶴の夕飯のおかずが微妙に少なくなった。鳳翔さんも乙女なのである。

かわいい仕返しだなぁ(ほっこり)

加賀「だいたいあなたには努力が足りないのよ」

瑞鶴「努力ならしてるわよ!毎日お風呂でマッサージしたり!ねぇ、翔鶴姉!!」

翔鶴「お願いだからこれ以上私を巻き込まないで……」

加賀「そういう事を言っているのでは無いのよ。例えばあなたの姉なら無い胸は隠して恥じらいつつも紐パンは露骨にアピールする努力をしているでしょ」

翔鶴「べ、別にアピールしてるわけじゃありません!」

加賀「それをあなたはパンツをアピールする訳でも無く、その貧相な胸を無駄に曝け出す始末」

瑞鶴「うるさいわね!」

加賀「胸が無いなら尻でも出しなさい」

大鳳「そう、それが私。大鳳」

瑞鶴「もうわかったわよ……提督に文句言ってやる!!」ガタッ


提督「ふんふーん♪……ん?なんだか殴られる予感!」

瑞鶴「あったまきた!!改二ではもっと大きくなる様に抗議してやる!!」ふんすっ

不知火「ずいぶん鼻息が荒いですがどうかしましたか?」

瑞鶴「あら、ぬいぬいじゃない。お風呂セットもって……入渠?怪我したの?」

不知火「いえ、トレーニングで汗をかいたのでお風呂に入ろうかと」

瑞鶴「なるほど。汗で蒸れたスパッツも胸が無い代わりに……」

不知火「?」

瑞鶴「あっ、そうだ!提督見なかった?」

不知火「不知火は見ていませんが……この時間なら執務室では無いでしょうか?」

瑞鶴「そっか。さーんきゅっ」

不知火「いえ、では失礼します」

>>196
瑞鳳が小さい言ったのに瑞鶴の飯が少なくなる不思議

提督執務室

瑞鶴「提督!!ちょっと話が……」

曙「仕方ないわねぇ、このクソ提督は♪そんなに私の事が好……」

瑞鶴「えっと……提督の椅子に座って何してるの?」にやにや

曙「わ……わ……っ」

瑞鶴「わ?」

曙「ワギャンランド!!」

瑞鶴「懐かしいけどいきなりどうしたの!?」

曙「ち、ちがうの!これはその、別にやましい事したんじゃなくて!!」

瑞鶴「わかったわかったわ、誰にも言わないから!提督の椅子で丸まってスリスリしてたなんて誰にも言わないから!」

曙「は、はにゃあぁぁぁ!!」

瑞鶴「それより提督は?」

曙「うう……っ、クソ提督ならお風呂に入ってるけど……」

瑞鶴「提督もお風呂?……はぁ、なんかもうどうでも良くなっちゃった。寝よっ」

バタン


瑞鶴は部屋に戻って眠りについた。翌日体重を計ると少し増えていたが胸は変わっていなかった。


提督「良い湯だなーっと」

ガチャッ

不知火「…………」全裸

提督「…………」

不知火「不知火に落ち度でも……?」


とりあえず殴られたが一緒に入った。

またかきます

>>201
それ以上はいけない

乙乙
ぼのは可愛いなぁ(ほっこり)

金剛「提督!提督ぅー!!!!」

妙高「金剛、落ち着きなさい!!」

金剛「離すデース!こんな時に私が駆けつけないでどうするネ!!」

妙高「気持ちは分かるけど……あなたが駆けつけた所で提督は」

金剛「シャラップ!これ以上提督の元へ行くのを邪魔するなら例え妙高と言えど許さないデース……!」

妙高「だったら私も提督の為に此処を通す訳には行きません」

比叡「ひえー!金剛お姉様、落ち着いてください!」

羽黒「妙高姉さんも、ケンカはダメです……!」

愛宕「あなた達、こんな所で騒いだら提督を余計に苦しめる事になるのよ」

金剛「だったら早く私を提督の側に連れて行くデース!!」

電「司令官さんが倒れるなんて大変なのです……」

時雨「確かに。あの提督が倒れるなんて信じられないね……」

夕立「お風呂で倒れちゃったっぽい?」

睦月「もしかしてお風呂で溺れちゃったのかな……私達と違って30㎝あれば人は溺れるって言うし……」

58「でもてーとくはゴーヤ達と3日くらいなら一緒に潜っていられるでちよ?」

川内「じゃあ足を滑らして頭を打っちゃったとか?」

武蔵「私の砲撃を零距離で受けて涼しい顔してる奴がそんな事でダメージを受けるか?」

陽炎「ねぇ不知火、あんたが最初に発見したのよね?何か知らないの?」

不知火「そうですね……話していたら突然湯船に沈んでしまったので……」

黒潮「えっ?その流れやと……司令はんとぬいぬいは一緒にお風呂入ってたんかいな?」

不知火「はい」

陽炎「ちなみに……どれくらい?」

不知火「4時間程度でしょうか」←艦娘は長風呂が平気

黒潮「あちゃー、司令はんも懲りへんなぁ……。これで何回目や?湯あたりで倒れたん」

提督「頭がグラグラする……でかい声は勘弁してくれ……」ぐったり

愛宕「と言うわけで、湯あたりと言うかのぼせちゃった提督の側について貰いたいのは静かな子なんだけど……」

妙高「私と愛宕は提督の代わりに仕事があるから誰かお願いできるかしら」

金剛「だから私に任せておけばいいネ!」

愛宕「あなたが一緒だとうるさくて健康な時でも頭痛がしちゃいそうでしょ?」

不知火「あの……今回は不知火にも責任がりますから。なのでお任せください」

愛宕「うーん……ぬいぬいちゃんなら静かだししっかりしてるから安心ね」

妙高「じゃあお願いしますね」

金剛「てーいーとーくー!!」

愛宕「はいはい、いくわよー」

金剛「ううー……」

パタン

不知火「…………」

提督「……うーん」

眠気に負けてまたかきます

ローソンで赤城さんと加賀さんのクリアファイルもらってきた

提督「愛宕ー……みずー…………」

不知火「愛宕さんなら執務中です。代わりに不知火が」ぬいっ

提督「おお、ぬいぬい……ありがとう」ごくごく

提督「ぷはーっ、生き返らぁ!……ああっ」パタン

不知火「あまり無理をなさらない方が」

提督「いやはや、あの程度でのぼせるとは情けない」

不知火「鼻血でお風呂が血の海になりましたからね」

提督「リッター単位で血を失うと流石にな……」

不知火「ですが不知火は司令ならあれくらいなんともないかと思っていました」

提督「いやー、体だけは丈夫でさ。怪我らしい怪我とかしたこと無いから出血もほとんどしたこと無いんだよ」

不知火「そうですか」

提督「こうやって倒れる事も無いし……体が思うように動かないだけで不安な物だな」

不知火「血を失ったのが原因でしたら不知火の血を差し上げましょうか?」

提督「いや、なんか艦男になりそうだから遠慮しとくよ。それより手を握ってくれないか?」

不知火「手ですか?かまいませんが」ぎゅっ

提督「おわっ、冷たっ!」

不知火「すみません。昔から手が冷たい体質のようで」

提督「いやいや、ちょうど今は体が火照ってるし気持ちいいよ。それに手が冷たい人は心が温かいって言うしな」

不知火「そうでしょうか」

提督「そうだ、もう片方の手で顔を冷やしてくれないか?」

不知火「こうでしょうか?」ピタッ

提督「うひー。気持ちいい!」

不知火「……」

提督「手を握られて頬に手を添えられるなんて、気分はさながらお姫様だな!」

不知火「お姫様?」

提督「さあ!眠れる姫に熱いキスを!血じゃなく唾液をプリーズ!!フヒヒ」

不知火「…………」じーっ

提督「いや、あの……こんな時に冗談いってすみませんでした……」

不知火「…………」ぬいっ

提督「えっ?ぬいぬい?顔が近……まさか本当にキスを」

不知火「唾液ですね…………」たらーり…

提督「ええ!?何この変態プレイ!レベルたけぇ!!」

またかきます

提督「手を握って貰って……なんか駆逐艦の子にこんな風にされるのは変な気分だな」

不知火「そうでしょうか?」

提督「赤ちゃんプレイ……新たな扉を開いてしまいそうだ」

不知火「……?」

提督「しかしぬいぬいの手もすっかり温まったな」

不知火「そうですね。それではもう手を握ったり頬に手を添えるのもやめましょう」スッ

提督「ハッ!」

不知火「では不知火は少し用がありますので」スタスタ

パタンッ

提督「ぬ……ぬかったあぁぁぁ!!」

数分後

不知火「ただいま戻りました」

提督「ぬいぬーい」

不知火「ぬいぬーい」真顔

提督(えっ……なに今の?パンパカパーン的なあれ……?)

不知火「手、握りましょうか」

提督「は、はい!お願いします!!フヒヒ」にぎっ

提督「はやや!?つ、冷たい!!」

不知火「少し外に出ていたからでしょうか?」

提督「それにしても冷た過ぎる気が……」

不知火「それはつまり……不知火の心は温か過ぎると言う訳ですね」フスッ

不知火「こちらの手はどうしましょうか。また頬に手を添えればよろしいですか?」

提督「首には太い血管があるし、そこを冷やしてもらおうかな。そうすれば体温も下がるかもしれないし」

不知火「わかりました。こうですね」ギュッ

提督「ぐえっ……!!」

不知火「どうですか?」

提督「ぬ、ぬいぬい……ぐるじぃ…………!絞まってる、絞まってる……!」

不知火「気持ちいいですか?」

提督「確かに、なんか気持ちよくなってきちゃったけど……!これ、違う……!!」

不知火「…………」たらー…

提督(涎までがワンセット!?)

そんなこんな繰り返す事数時間……

不知火「それでは不知火は少し用がありますので」

提督「また!?なんか10分に1回は出て行くな……」

バタンッ

不知火「……」スタスタ

不知火「失礼します」

間宮「あら、不知火ちゃん。また来たの?」

不知火「氷をいただきたいのですが」

間宮「ごめんねー。もうさっきので最後だったのよ。そのうちまた出来るけど……すぐは無理ね」

不知火「そうですか。わかりました」

間宮「提督さんの頭を冷やしてあげてるのよね?」

不知火「はい」

間宮「今日なら外も寒いし、水に濡らして置いておけば大分冷たくなると思うわよ?」

不知火「なるほど……ご指導ありがとうございます」スタスタ


不知火「…………」

黒潮「ん?なぁ、屋上で手広げて立ってるのぬいぬいちゃう?なにしてんやろ?」

陽炎「本当ね。何してるのかしら?」

不知火「お待たせしました」

提督「おお、今回は長かったな」

不知火「では冷たいうちにどうぞ」

提督「なんか食べ物見たいだな。じゃあ」にぎっ

不知火「どうですか?」

提督「あれ?さっきまでよりは冷たくないな」

不知火「やはりそうですか」

提督「でもまあ十分気持ちいいよ」

不知火「……」

提督「よくを言うなら、ぬいぬいの手がもっと大きければ言うことなしだけどな!」

不知火「もっと大きくですか……」

提督「そうすれば手だけじゃなくてあちこち冷やせるのに。フヒヒ」

不知火「なるほど。では少し用がありますので」

提督「え!?」


黒潮「ええ!?」

陽炎「何よ、大きい声出して」

黒潮「あの屋上におるぬいぬい……裸の様に見えるんやけど……」

陽炎「はあ!?そんな訳ないでしょ!?どこにもいないじゃない」

黒潮「うーん……気のせいかいなぁ……?」

不知火「お待たせしました」

提督「おかえりえぇぇぇ!?なんでー!?なんで裸ー!?」

不知火「触れる面積の広い方が良いと聞きましたから」

提督「でも裸で温め合うとか言うし、逆に温いんじゃ……」

不知火「失礼します」ぬいぬい

提督「つめたっ!!え!?どうしたの!?」

不知火「外で冷やしてきました」

提督「は……?え?ど、どういう……」

不知火「…………」ガタガタ…

提督「はっ!」ぎゅっ

不知火「どうですか?気持ちいいでしょうか?」

提督「ああ、気持ちいいけど……でももう大丈夫だから」

不知火「そうですか。不知火も少し……温かくて気持ち良いですね……」

不知火「司令」

提督(超柔らかい……)

不知火「司令」

提督「……は、はい!!」

不知火「不知火の体温と司令の体温が同じくらいになりましたね」

提督「あっ、そう言えば……ちっ!体温上がれ!!」

不知火「ですがココだけ一向に温度が下がらないのですが」むんずっ

提督「ああっ!!……はわわっ!びっくりしたのです!!」

不知火「こちらの手だけ布団の外に出しておいたので、これで冷やしてみましょう」ギュッ

提督「つめっ……、あっ、ああっ、え……エクスタシィー!!!!」

提督「ぬいぬい、一つだけお願いを聞いてくれないか……?」

不知火「なんでしょうか?」

提督「いま握っているソレを……ぬいぬいの太もも、もしくはお腹にスリスリと」

不知火「こうでしょうか?」スリスリ

提督「ぎっ……!ぬ、ぬいぬい、ぬいぬい!!」

不知火「はい?」

提督「すいません!!責任取りますから!!」ビュッ

不知火「あつ……い…………?」

提督「ああ……やっちまったなぁ……」

不知火「こんなに熱いものが溜まっていたとは……ですがどうやら熱の元は断ったようですね」

提督「はい……」

不知火「では不知火はベトベトするのでお風呂へ行ってきます」スタスタ

バタンッ

提督「え!?裸で出て行った!?……まあ女の子しかいないし大丈夫か」


この日、数名の艦娘が全裸で白濁液まみれの不知火を目撃したと言う噂が流れたらしい。

またかきます

提督「おーい、夕雲ー。ちょっと悪いんだけど片付け手伝ってくれー」

夕雲「はいはい何ですか?提督と言い巻雲さんと言い。本当に甘えんぼなんですから」

提督「この本をあそこの本棚に入れてくれないか?」

夕雲「それだけ?」

提督「うむ」

夕雲「もう、これくらい自分でやらなきゃダメよ?」サッ

提督「ありがとう。お礼にこれを受け取ってくれ」

夕雲「あら、なにかしら?」

提督「クシだよ。櫛」

提督「なんか漆塗りだかなんだかでな。髪がツヤツヤになるらしいぞ。夕雲型はみんな髪の手入れが大変そうだしな」

夕雲「でもこんな高そうな物貰って良いのかしら……」

提督「良いの良いの。本を片付けてくれたお礼なんだから!」

夕雲「提督?この櫛はもしかして……誕生日プレゼントなの?」

提督「ち、ちち、違う違う!本当に片付けのお礼だから!他意は無いから!!」


鎮守府では原則として提督から艦娘への誕生日プレゼントは禁止されている。

みんなを祝い始めたら週に何度も誰かしらの誕生日がきてしまう為、提督の財布が破産してしまうからである。

同じ理由で誕生日パーティーも姉妹間でする程度であり、他の艦娘からはお祝いの言葉だけ交わされている。

もちろん特定の艦娘だけにプレゼントを渡すのは鎮守府内にわだかまりを生みまくるので禁止。

夕雲「理由はどうあれあまり女の子を特別扱いすると勘違いされちゃいますよ?」

提督「大歓迎だね!勘違いから始まる恋もあるさ!!あ、なんか違うか」

夕雲「それじゃあ夕雲は提督と釣り合う様にこれで髪を綺麗にしてもっと自分を磨かなくちゃいけないわね♪」

提督「もう十分綺麗だけどな」

夕雲「あら、口がうまいんだから♪じゃあ……提督の手で綺麗にしてもらおうかしら。髪も、それ以外のいろんなところも……♪」

提督「よっしゃあぁぁぁぁ!」

夕雲「でも私だけ幸せになっちゃうと妹達の事が気になるのよね……」

提督「大丈夫だよ。俺は夕雲型(+秋雲)とは同日に結婚するつもりだからね」

夕雲「そう♪じゃあ楽しみに待ってますね♪」タッ


提督「やれやれ、駆逐艦は最高だぜ!あっ、おーい阿武隈ー」


結局未だ全員にプレゼントを贈っている提督は、お金欲しさに身体を(深海棲艦に)売っている。

次の主人公さんを>>264に託しつつまたかきます

能代

偉い人「最近どの海域も平和だし、ちょっと鎮守府の提督にをシャッフルして他の鎮守府に目を向けて見るのはどうじゃろか」

秘書「そんな事をしたら統率がとれず、もしもの時に迅速な」

偉い人「よし、決まり!明日から一週間くらい提督のシャッフルを行うのじゃ」

秘書「はい」



提督「と言うことで、上からの無茶苦茶な命令で一週間くらいこの鎮守府から離れる事になった」

金剛「…………」パタリ

比叡「ひえー!金剛お姉様、しっかりしてください!!」

提督「この鎮守府にも俺以外の提督がやってくる筈だが……鎮守府の事は愛宕と妙高に任せておく」

提督「みんなは愛宕と妙高の言うことをしっかり聞くように。あと、新しい提督の言うことは聞かないように!」

大和「聞いてはいけないのですか?」

提督「うん。他の提督の言いなりは許さん!俺は独占欲が強いんだ!」

曙「バカじゃないの?さっさと行きなさいよ!このクソ提督!!」

提督「おう!それじゃあ元気でな!アディオス!」タッタッタッ


陽炎「やけにあっさり行っちゃったわね」

愛宕「だってこんな顔されたら……みてられないわよ♪」

曙「……ぐすっ」フルフル…

提督「ここが今日からお世話になる鎮守府か。うちに着任した日を思い出すな」

能代「あのー……もしかして今日からしばらくココで指揮をとられる提督でしょうか?」

提督「おお!お出迎えとは嬉しいな!能代が秘書艦なのか?」

能代「はい!秘書艦を勤めさせていただいている能代と言います!……って、知ってましたよね。失礼いたしました!」

提督「いやー、それにしても殺風景なグラウンドだな。リレー専用って感じだけど」

能代「はい、走り込みにしか使われていませんから」

提督「へー」

能代「執務室にご案内しますね!」

提督「建物もなんだかボロっとしてるな……」

能代「ご安心ください。提督の執務室はあちらの別館になっていますから」

提督「別館?」

能代「提督のお部屋はこちらになります」

提督「凄いな。まさに贅の限りを尽くした部屋だな」

能代「こちらが寝室で、こっちが専用のシャワールームになっています」

提督「能代もこのガラス張りシャワールームを使うの?」

能代「と、とと、とんでもございません!能代は向こうのお風呂を!」

提督「ちぇーっ、くそつまんねーシャワールームだな。使えない」

能代「はい……?」

提督「まあこの部屋はもう良いからあっちの建物へ行こうぜ!艦娘のいないこの部屋は豚小屋以下だ!」

提督「ん?この小屋はいったい」ガチャッ

能代「あっ!そこは……」

58「あ……もう交代の時間でちか……」

8「はっちゃん……まだおやすみ……」

168「次は誰?私じゃないわよね……」


提督「こ、これはまさか……」

能代「はい。お恥ずかしい事ですが、この鎮守府では単艦オリョールクルージングが行われているんです」

提督「なんてこった……」

能代「みんなのおかげで資源は潤っていますが……ごらんの通り潜水艦達の目から光は消えてしまいました」

提督「オリョールクルージングは5隻以上で十分な休暇を与えることが法律で決まっているのに……」


提督「ぐぬぬ……ファー!!!!」

ブワッ!!

58「でちー!!小屋の屋根が飛んでしまったでち!!」

401「屋根って言うか、小屋自体が飛んで……あっ!!」

168「そんな……私達の小屋が……」


提督「お前達は今日からあっちの執務室で暮らしなさい。あと一週間の休暇を与える」

58「あっちで暮らしていいんでちか!?……えっと、あと休暇ってなんでちか?」

提督「あの部屋でテレビ見たい好きなもの食べたり遊んで過ごして良いって事だよ。暇なら買い物や海に行くのも良い。お金はコレを」

58「ごーや、昔絵本で見たことがあるでち……この人はきっと、ちんこ長おじさんでち!」

提督「確かに長いけど、多分足長おじさんだよね?器用な間違い方してるけど」

6隻でやってるし橙疲労になったら休ませてるしカスダメで入渠させてるもん!

鎮守府本館

提督「さてと、みんなに挨拶したいんだが……」

能代「では放送でグラウンドに集合させますね」

提督「いやいや、もうすぐ昼だし飯の時に食堂で挨拶するよ」

能代「提督は外食なさらないんですか?」

提督「えっ?間宮食堂あるよね?」

能代「それはありますけど……提督はいつも外食をしていらしたので」

提督「お前達の指揮官は無能だな!間宮さんのご飯より美味い物が外でくえるもんか」

能代「確かにそうだったんですが……」


ちょこん…

提督「たくわん……めざし……具のない味噌汁。ご飯は茶碗三分の一……」

提督「漫画の世界かな?」

まさか偉い人はこのことを見越して…?

間宮「ごめんなさい。提督がいらしてくれるならもう一品増やしたんだけど……」

提督「よくこれで暴動が起きませんね……うちなら一航戦が黙ってませんよ」

能代「艦娘には燃料と弾薬を補給してあるから食は最低限で良いと提督がおっしゃって……」

間宮「毎月いただく食費ではこれが限界なんです」

提督「なるほど。これは典型的な私服を肥やす悪提督の根城だな」

加賀「補給は大事」もぐもぐ

赤城「ごちそうさまでした」

提督「…………」

提督(あの一航戦は欲しいな)

提督「あれだけ無茶苦茶してるんだ。どこかに溜め込んでるんだろ?財産を」

能代「確か執務室に大きな金庫が……」

提督「よし、それだ。匠の遊び心でリホームするにも金が必要だからな」

能代「でも金庫には何重もロックがかかっていて、金庫自体も砲撃で壊れないくらい凄く頑丈だと聞きましたよ!」

提督「大丈夫大丈夫。なんとかなるから」

執務室

提督「よっこらせ」ガチャッ

58「ベットふかふかでちー……とろけるでちー……」

8「これが本物のシュトーレン……!」

168「マッサージチェアも最高じゃない」

提督「おじゃましますよー」

19「シャワーが気持ちいいのねー♪」しゃわー

提督「おうふ!ラッキースケベ!!ガラス張り最高!!」

19「あっ!提督、いらっしゃいなのー♪イク、この提督は大好きなの!」ダイブッ!

58「ごーやも大好きでち!」

ワイワイワイワイ

能代「この短時間でこんなに指示を得るなんて、凄いーー」

提督「裸に水着……やっぱり潜水艦は最高だぜ!」ふにふに

能代「あ、あれ?あれぇー?」

昼ごはん食べてきますまたかきます

嫁とか一番とか言うけど
結局みんな可愛いよね
可愛くない艦なんていないと思ってる

>>298
海軍としては同意見である

昼ごはん(国外へ外食)

提督「確かに長いけど、多分足長おじさんだよね?器用な間違い方してるけど」
確かに長いけど、多分足長おじさんだよね?
確かに長いけど



チキショウ!

提督「金庫はこれか……かなりでかいな」

能代「暗証番号とかわかりませんけど大丈夫なんでしょうか……?」

提督「大丈夫。こう言うのはコツがあってな……まずダイアルの所を囲むように5本の指を突き立てます」

能代「回さないんですか?」

提督「このまま指を金庫に押し込みます」ズブブッ…

能代「あれ!?ええっ、なんで!?何かすごい合金で出来てるって聞いてたのに……そんな豆腐みたいに……」

提督「そしてダイアル部分をくり抜きます」ズボッ

能代「…………」

提督「するとスマートに金庫が開き……あれ?」ガチャガチャ

58「あかないでち」

提督「そんな場合はこうします」メキメキメキ、ベリッ……ガシャン!!

19「綺麗に扉がちぎれたのー♪提督すっごいの♪」

提督「なんだこの大金は!!凄いな!!」

能代「いえ、多分提督が一番凄いかと思います……」

まるゆ「まるっとお見通しだー!まるっとお見通しだー!まるっと」ガイガイガイ…

能代「ん?ファックスが届いたみたいですね」

ろーちゃん「まるゆの口から紙が出てきたよ!まるゆってすっごい!!」

まるゆ「もぐもぐ~♪」

ろーちゃん「あっ、食べちゃった」

8「ダンケッ!!」スパーン

まるゆ「まるっ!!」ポトッ


提督「おっ、頼んでおいたやつがうちの鎮守府から届いたみたうわっ、じっとりしてる」

能代「何を頼んだんですか?」

提督「うちの今月の献立だよ。これをこっちの間宮さんに渡して同じ様な物作って貰おうかと思ってね」

能代「なんですかこのメニュー……毎日がパーティーですか!?阿賀野姉が食べ過ぎちゃいそう……」

間宮「これを作るんですか?」

提督「間宮さんなら出来ますよね!」

間宮「それはまぁ作れますけど……そうなると食費が何十倍も必要に……」

提督「それなら心配無用!お金ならココに腐る程あるから」ドンッ

間宮「こんなに沢山!?」

提督「じゃぶじゃぶ使ってください。あと一航戦様に米を30合づつ炊いてやってください。夕方には届きますから」

間宮「……わかりました!久々に腕がなるわね!さっそく買い物へ行かないと」

提督「お前達、休暇中悪いんだけど間宮さんの買い物について行ってくれないか?荷物が多いだろうし」

まるゆ「輸送ならお任せくださーい」

19「オリョール以外の仕事なんて、腕がなるのね!」

提督「よし。間宮さん、買い物に行った時にアイスでも買ってやってください」

間宮「はい♪」

ろーちゃん「まみーや、今日はすっごく嬉しそう!よかったね、ですって!」

58「てーとくはふとっマラでち!」

提督「確かに太いけど太っ腹だからね?」

提督「さて、買い物は任せるとして……ん?あんな所に集まって何してるんだ?」

能代「今日は周辺の鎮守府との合同作戦へ向かう予定なんです」

提督「赤城、加賀に駆逐艦が4隻?なんとも言えない編成だな」

能代「最低でも主力を2隻は出す決まりでしたので……艦載機は積んでいないんですけど」

提督「攻撃無しで立ってるだけ!?飛行甲板は盾では無いのだが!!」


赤城「それでは参りましょうか」

加賀「艦載機も無く低レベルの駆逐艦を集めて……何のために参加するんでしょうか」

夕立「夕立たち、足手まといっぽい?」

赤城「参加すれば日当が出るらしいですから、提督はそれが目当てなのかと思いますよ」

雷「もう司令官には頼られたくない……」

提督「おーい、お前達ー」スタスタ

赤城「あら、提督。どうかしましたか?」

提督「怪我なく帰って来るんだぞー」

加賀「艦載機無しでこの編成……さらに被弾もするなとは、頭にきました」

提督「いけるいける。艦載機なら流星でも烈風でも好きなのを好きなだけ持って行っていいから」

赤城「流星?烈風?知らない子ですね……」

提督「今日はご馳走だ!被弾して入渠してる暇なんて無いぞ!」

加賀「ご馳走?」

提督「肉じゃが焼肉すしなんでもござれだ。お前達には別で白米も30合づつ用意してある」

加賀「提督、その……私、感情表現が苦手で。これでも今とっても」ダラダラ

提督「まずそのよだれを拭こうな。あと駆逐艦の子達は鎮守府に待機、代わりに大和型と長門型を出撃させる」

大和「もう演習のお時間ですか?」

武蔵「毎回毎回同じ様な相手と演習ばかり……つまらん」

提督「いや、今日は実戦だ。もうじゃんじゃん撃ちまくってきていいから」

大和「大規模な作戦は聞いていませんが……私達が出ても構わないのでしょうか?」

武蔵「実戦?実戦だと!?貴様……いや、提督よ。いま実戦と言ったな!?」

長門「待ちに待った艦隊決戦か。腕がなるな」

陸奥「本当、戦闘バカなんだから。巻き込まれるこっちの身にもなってもらいたいわ」

提督「陸奥、ちょっと向こうへ」グイッ

陸奥「な、なによ!爆発なんてしないんだから!」スタスタ

…………ボンッ!

スタスタ

提督「と言うわけで陸奥も行ってくれるな?」

陸奥「もう、火遊びはしないでって言ったのに……♪お姉さん、提督の為ならなんだってしちゃうんだから♪」

能代「あの……向こうで何をしたんでしょうか……?」

提督「火遊びだよ」

またかきます

提督「確かに太いけど太っ腹だからね?」
確かに太いけど太っ腹だからね?
確かに太いけど

チッキショー!

提督「しかし何度見ても殺風景なグラウンドだな。匠の遊び心が無さ過ぎる」

能代「でも訓練をする場所ですから」

提督「よし、とりあえずあの辺りに滑り台設置してジャングルジムも置こう」

能代「遊具を置くんですか!?」

提督「ジャングルジムは良いぞー。下からパンツ覗きたい放題だからな」

夕立「提督さん、砂場も欲しいっぽい!」

提督「よし、なんかいい感じの砂入れてやるからな」

雷「でも遊んでて良いのかしら……」

提督「大丈夫だよ。あって間もないが俺はお前達の実力を信じているからな!頼りにしてるぞ、雷!」

雷「頼りに……?頼り……頼…………そう?ふふっ♪司令官、もーっと私に頼っていいのよ!?」

提督「ああー、ダメになるー」

雷「そうなったら私が養ってあげるわ!」

提督「よし、工廠に行って明石か夕張に頼んでみるか」

工廠

提督「たのもー!」

隼鷹「さけだー!酒をくれー!!ヒャッハー!!」

明石「隼鷹さん!それは医療用のエタノールです!!消毒薬は飲んじゃダメですー!!」

千歳「少しくらいなら大丈夫ですよ……少しくらいなら……」

夕張「千歳さん落ち着いてください!!」

提督「なんだこの惨状は……」

能代「提督はお酒を飲まないのでこの鎮守府にはお酒が一滴もなくて……時々こうして発作をおこす艦がいるんです」

隼鷹「さけー!!ヒャッハー!!さけさけー!さけだー!!ヒャッハー!!さけ……酒…………もう解体して……」

提督「重症だな」

能代「アル中と言われたらそれまでですけど……」

提督「そう言えばココへ来る途中にハードボイルドを演出しようと思ってウイスキーを懐に忍ばせてたんだったな」スッ

隼鷹「ググググァァ……!酒えぇぇぇー!!」ブァッ!!

ガシッ

提督「猛獣か。まったく、なんでこんなになるまで放って置いたんだ。ほら」トクトクトク…

隼鷹「んぐっ……ん、んっ……あっ……ああんっ、もっと、もっとおくれよ……何でもするからさぁ!ねぇ、提督……もっと」

提督「なんかエロいな!しかし半分はこっちの患者に分けてやれ」トクトクトク…

千歳「んっ……んっ…………はぁ、生き返りました……」

提督「とりあえず落ち着いたみたいだな」

隼鷹「お酒は体を動かす燃料だからねぇ。まぁ全然たんないけどさー♪」

提督「この酒は俺が飲む予定だったんだが」

千歳「申し訳ありません……」

提督「なくなったものは仕方ない。じゃあ代わりの酒を買ってきてくれないか?」

隼鷹「お酒!?買ってくれるの!?」

提督「酒に関してはお前達が一番詳しいだろ?ビールでも日本酒でもワインでも、好きな物選べば良い」

千歳「その……量は?」

提督「いくらでも樽で買ってこい!!金ならいくらでもあるからな!!」

隼鷹「提督……ケッコンしよっ?」

提督「そういう話は酒を買ってきてからにしようか。寝てはいるがまだ患者が残ってる」

那智「ぐすっ、酒……」スヤスヤ

明石「新しい工具を買って良いんですか!?はい、頑張ります!!」

夕張「私は新しい装備を積んでみたいんだけど!」

提督「好きなようにして良いよ。その代わり遊具はまかせたぞ」


提督「さてと、料理に酒に、遊具も準備出来たし……あとは」

金剛「ティータイムは大事にしないとね……ティータイムは…………」

提督「うわっ!?ど、どうした!?」

金剛「へい提督、ティータイムは大事にしないとね。ティータイムは大事に……」

提督「能代、どうしてこの金剛は紙コップにお茶を入れてウロウロしてい……いや、だいたい理由はわかるけど」

能代「御察しの通りです……今の金剛さんは紅茶切れで3パターン程度の台詞しか話せません」

提督「すぐに紅茶買ってくるから!!英国の高級なやつ!!メイソン!フォートナム&メイソン買ってくるから!!」

金剛「ティータイムは……ティータイムは……」クシャッ…

提督「そんな紙コップは捨てて!ティーセットも買い揃えてくるから!!」

金剛「ぷはぁーっ!ティータイムは大事にしないとネ!」

提督「生き帰ったか?」

金剛「おかげさまでこの通りデース♪ふつつか者ですが一生添い遂げるつもりデスので、よろしくお願いしマース♪」

提督「この鎮守府の艦娘ちょろすぎないか?」

能代「それだけ提督が魅力的という事ですよ!」

金剛「提督ぅー♪バーニングぅ……ラアァァァブ♪」ズドンッ!!

提督「おっと」よろっ

金剛「シット、久々のバーニングラブで力加減を間違って全力でアタックしてしまったネ!提督、生きてますか!?」

能代「高速戦艦の全力アタックを不意打ちをもらってもよろけるだけなんて……」

提督「いやいや、俺を後退させるとは。なかなかやりおるな……っと!」ドンッ

榛名「ひゃっ……!」

提督「悪い、大丈夫か?」

榛名「……はい、榛名は妊娠しました♪」

提督「アル中毒、紅茶中毒……これは……?」

能代「愛情不足による中毒でしょうか……」

夕飯支度またかきます

ここのスレで言及されてる限り1スレ目の447に
『金剛「あ、あの夜戦所は……枕元にゴムも無いと噂デス……私、今日は危険な日ネ……」』
こんなセリフが。
この設定を引き継いでいるとするとはrうわなにをするやめろ

自慢の太っマラで…



間宮「まだまだありますから遠慮せずどんどん食べて下さいねー♪」

睦月「外で提督がバーベキューもやってるんだって!」

飛鷹「あっちは鳳翔さんが居酒屋をやってるらしいわよ。って、いつの間に居酒屋なんて作ったのかしら?」

隼鷹「とりあえずプレハブ小屋を改装して作ったんだってさ!鳳翔さん居酒屋やりたいって言ってたし喜んでたよー♪」

飛鷹「酒臭いわねぇ……あんまり鳳翔さんに迷惑かけないでよ」

電「はわわっ……響ちゃん、あんまり上まで登ると危ないのです……!」

響「ハラショー。ジャングルジム……これはいい眺めだ」

暁「ちょっと、雷!押さなくてもブランコくらい自分で出来るんだから!こ、こわ……っ」

雷「遠慮しなくていいの!もっと私に頼っていいのよ!」

能代「みんな楽しそうでよかったですね」

提督「そうだなー。うちはだいたいいつもこんな感じだけど。はい、おまち」

武蔵「これがビフテキ串か。なかなか食べ応えがありそうだな!」

赤城「加賀さん見てください!ご飯の上にご飯を乗せてみましたよ!山盛りです!」

加賀「さすがに気分が高揚します」

伊良湖「みなさん、スイーツも用意できましたよー」

金剛「イエース!紅茶にピッタリのケーキをいただきマース♪」

曙「いつもの糞提督よりはマシみたいね!このクソ提督♪」

能代「ほんと……みんなのこんな楽しそうな顔初めて見ました。提督……あれ?提督?」


提督「響ー、ジャングルジムの上から見る景色は最高かー?」

響「ハラショー」

提督「そうかー。ジャングルジムの下から覗き込む景色も最高だー。ハラショー」

そっちの鎮守府で提督がよろしくやっていた頃、こっちの鎮守府では……


提督「ここがこれから一週間私が世話をしてやる鎮守府か」

提督「なんだこのふざけた遊具に緩みきった雰囲気は……」

島風「とりあえず提督が帰ってくるまでに砂場に落とし穴掘ろうよ!」

雪風「でもまた大鳳さんとかが知らないうちにハマっちゃいますよ?」

提督「腑抜けて遊んでばかりのふざけた鎮守府という話は本当のようだな」

提督「血反吐を吐くほどビシバシしごいてやるか……にしても迎えも無いとは。秘書艦はなにをしているのだ」

提督「まあ良い。執務室に呼び出してさっそく怒鳴りつけてやろう」


執務室

提督「ここか。汚い所だな」ガチャッ

愛宕「はーい、こっちの書類は完了よー♪」

妙高「ではすぐに提出しておきますね」

提督「貴様ら、提督執務室で何をしている」

愛宕「あら、もしかして今日からうちに来た提督さんかしら?」

妙高「私たちは提督の留守を預かっている秘書艦です」

提督「秘書艦なら迎えに出てこい。来る時間はあらかじめ知らせておいたはずだ。このク」

高雄「このクズが!と、言って差し上げますわ」

提督「なんだと!?」


愛宕「あのー、提督?あなた随分悪い事して出世したみたいねー♪」

妙高「艦娘にはロクに休日や食事を与えず自分は贅沢三昧。挙句に単艦オリョールクルージングですか」

提督「そんな情報どこから……」

愛宕「提督が出かける前に言う事を聞くな!と妙な事を言ったから調べさせたんですよ♪」

妙高「うちには優秀な諜報員がいますので。これくらい調べるのは造作もありません」

青葉「えへへー、照れますねぇ♪」

高雄「どうやら貴方には躾が必要のようですわね」

提督「躾だと?」

愛宕「でもその前にこの鎮守府を馬鹿にした……オイタの事謝ってもらおうかしら♪」

妙高「ねぇ提督、とりあえずそこへ跪きなさいな」

提督「誰がそんな事ーー」

高雄「跪け!!」

バシュッ

提督「ぎゃああ!足が!う、撃たれた!!」

妙高「薄皮一枚で大げさですね……あなたが今まで酷使した艦娘の痛みはこんな物じゃありませんよ?」

提督「貴様……なんのつもりだ!誰が撃った!!」

若葉「若葉だ」

提督「貴様ら、こんな事をしてただで済むと思うなよ!私は元帥だぞ!」

赤城「この世界のどこかで餓えている一航戦がいるなんて……」

加賀「考えただけで胸が張り裂けそうです」

提督「不仲と言われてはいるが、私は陸軍にも顔が効く!その気になればこんな鎮守府など捻り潰す事も」

金剛「ヘイ、やれるものならやってみなヨ♪」

提督「くそっ!」ピピピッ


提督「ああ、兄弟か!私だ!実は今すぐ潰してもらいたい鎮守府ーー」

…………

提督「え?無理?何故だ!?」

兄弟「すまない。私にはその鎮守府に手出しはできないんだよ」

提督「だから何故だ!!」

兄弟「私には……国を相手に戦う力や度胸なんて無いんだ。と言うか、もう全面的にお前が悪いよ」プツッ

提督「ええー……」

愛宕「こんな噂を聞いたことがありませんか?轟沈させられた艦娘は無念を晴らせず深海棲艦になる……」

妙高「もし噂が本当なら、あなたはいったいいくつの深海棲艦を作り出したのかしら」

提督「そ、そんなの知らん……」

愛宕「今日から一週間。しっかりと酷使される艦娘の気持ちを知って帰ってくださいね♪」

妙高「この鎮守府を出る頃には立派な提督になるよう躾けてみせますわ。ね?龍田さん」

龍田「そうねー……躾は得意だけどー……私、手加減は苦手だから……♪死なないでくださいね?」

提督「すみませんでした……調子にのって……」

愛宕「あら、謝れる様になったなんてさっそく進歩したわね♪さすが元帥さんだわ♪」

妙高「この調子で一週間頑張ってくださいね♪」

龍田「じゃあ独房に行きましょうか♪……逃げようとしたら許さないから♪」


一週間の躾教室が行われた

所変わってそっちの鎮守府

提督が着任して平和な日々が続いていたが、5日目辺りから異変が起き始めていた……

漣「ご主人様ー、遊びましょー♪って曙ちゃんが」

曙「勝手な事言うな!!」

漣「ぷぇー。とか言ってノリノリで付いてきたくせに」

曙「これはその……ほ、保護者よ!」

ガチャッ

能代「ごめんなさいね。提督は忙しくて相手が出来ないの」

漣「またー?」

曙「フンッ、ほら諦めてさっさと行くわよ」しゅん…

ガチャッ

能代「これで良かったんですか?」

提督「ああ……もう俺の体はダメかもしれん……」ガタガタガタ

能代「そんな!」

提督「今日で5日目か……あと2日、持ってくれよ俺の体……」


提督は他の鎮守府と言う事で駆逐艦とスキンシップ(過度な)が出来ず、中毒症状(駆逐艦依存症)を拗らし、

顔を合わせると自分でもどうなるか分からないので駆逐艦面会謝絶の状態が続いていた。

またかきます

提督「ぐぬぬぅ……」

能代「提督、しっかりしてください!」

提督「だ、大丈夫……」

能代「全然大丈夫に見えませんよ!……そうだ、確か提督の鎮守府の番号がここに」

能代「連絡すれば対処法を教えてもらえるはず……!」



愛宕「はいはーい♪秘書艦の愛宕でーす♪」

能代「あ、あのっ、今そちらの提督のお世話になっている鎮守府の者なんですが」

愛宕「あらあら♪提督は元気にやってますか?」

能代「それが昨日くらいから様子がおかしいんです。今は苦しみながら駆逐艦とは面会謝絶にしろと言われて……」

愛宕「あら、あらあら♪そうなの♪提督ったら頑張ってるのねー♪見直したわ♪」

能代「なんで嬉しそうなんですか!?」

愛宕「それは駆逐艦依存症を拗らしちゃってるのよ♪」

??「ああっ!龍田様!もっとご褒美をください!!」

龍田「ご褒美じゃなくてお仕置きでしょー……♪どうして独房から逃げ出しちゃったのかしらぁ……?」

??「そうすればもっとご褒……お仕置きして貰えると思いまして!!」

龍田「悪い子ねぇ……どうしようかしらぁ……♪」

能代「駆逐艦依存症……と言うか何だか騒がしいですけどお取り込み中なら改めてお電話しましょうか」

愛宕「大丈夫ですよー♪ちょっと躾をしているだけだから♪」

能代「そうですか?では対処法を教えーー」

龍田「さぁ、四つん這いになったら私を乗せて独房まで這って行きなさい……♪あんまり揺らしたら許さないから♪」グリグリ

??「ブヒー!!ありがとうございます!!」

能代「本当に大丈夫ですか……?」

愛宕「実はうちの提督は定期的に駆逐艦とスキンシップを取らないとダメな提督なのよね」

能代「それなら毎日楽しそうに駆逐艦の相手をしていましたけど……」

愛宕「でもセクハラはしてなかったでしょ?」

能代「はい。いたって真面目な……お父さんといった感じでしょうか。たまにジャングルジムを見上げてましたが」

愛宕「提督ったら駆逐艦のスキンシップが大好きでね、毎日誰かしらのお尻触ったりしてるのよ♪」

能代「よく憲兵にしょっぴかれませんね……」

愛宕「合意の上だから♪今私の膝に座ってる曙ちゃんなんてしょっちゅう触られてるけど自分から寄っていくのよ♪」

曙「ちょっと、愛宕さん!変な事言わないで!!」

能代「そう言えば提督から特に曙ちゃんは絶対に近づけるなと強く言われてます……あと秋」

愛宕「提督ったら他の鎮守府の駆逐艦には手を出さないなんて……見直したわよね?曙ちゃん♪」

曙「フンッ!当然よ!!私がいるのに他の……」

愛宕「あらあら♪私がいるのに?なにかしら?」

曙「はにゃあぁぁぁ!」ダッ

愛宕「あっ、曙ちゃーん」

能代「…………」

能代「それでその……どうすれば良いんでしょうか?」

愛宕「以前一度、駆逐艦ばかり可愛がると言ってね、金剛が怒って提督を独房に閉じ込めた事があったのよ」

能代「はあ……」

愛宕「それで金剛が独房の前に座り込んで見張ってたんだけど、お昼ご飯を食べに来なかったの」

愛宕「心配した榛名ちゃんが紅茶とお菓子を持って様子を見に行ってくれたんだけど、その榛名ちゃんも戻らなかったのよね」

能代「まさか金剛さんも榛名さんも提督に!?たった半日駆逐艦に合わなかっただけでですか?」

愛宕「さすがに私も心配になって独房へ様子を見に行ったら……」

能代「……」

愛宕「睡眠薬入りの紅茶を飲んで眠っている金剛と、その傍で身動きの取れない提督に跨って恍惚とした笑顔で腰を振ーー」

能代「なにやってるんですか!うちの榛名さんもそっちのはるなさんも!!しかもその話いま関係ないですよね!?」

愛宕「そうね♪」

お昼ご飯でまたかきます

愛宕「えっとー……それで何の話だったかしら?」

能代「提督の事ですよ!」

愛宕「あっ、そうだったわね♪駆逐艦成分が足りないなら足してあげれば良いのよ♪」

能代「ですが提督は頑なに駆逐艦とは合わないと仰っていて……」

愛宕「変な所で強情なのよねー。少し抱っこでもすれば元に戻るのに」

能代「うちはみんな大歓迎なのに……そちらの鎮守府にいる駆逐艦の子達に気を使ってるんでしょうか?」

愛宕「そうねぇ、提督の中では浮気するようなものなんじゃないかしら♪いつだったか銭湯で他の」

能代「すみません、その話はまた今度でお願いします……」

愛宕「提督にはうちから駆逐艦の子を派遣してあげればいいんだけど……」

リンリンリンッ←曙ちゃんが廊下を走ってくる音

ガラッ

リンリンリンッ←愛宕に歩み寄る曙ちゃんの音

ストン

リンリン←愛宕の隣に座り、辺りを何やらアピールする曙ちゃんの音

愛宕「でもうちからそちらまで行くと半日はかかるし無理よねぇ」

リンッ…←うつむきうなだれる曙ちゃんの音

愛宕「ハアァ……♪」なでりなでり

リンリン←頭を撫でられる曙ちゃんの音

愛宕「こうなったらそちらにお願いするしかないわね」

能代「ですが先程も言った通り、提督は駆逐艦と顔も合わせない徹底っぷりですよ?」

愛宕「だったら戦艦でも空母でも良いから提督の相手をしてもらうという事で♪」

能代「相手って……なんですか?」

愛宕「そりゃーもう、ねえ♪」シュッシュッ

曙「愛宕さん、なんだか手の動きがやらしい!」

愛宕「まあ。これが分かるという事は……曙ちゃん、そんな知識まであるなんて」

曙「…………」カアァァ…

能代「そ、そんなのダメですよ!」

愛宕「あら、5日も一緒にいれば提督の事だから知らずに何人かコマしてると思ったんだけど」

能代「コマすって……そんな事ある訳…………」

愛宕「もちろん軽巡が相手をしてくれてもokよ♪」

能代「なっ!!」

愛宕「それじゃあお願いしまーす♪」

能代「あっ、ちょっと……!」

プー、プー……

能代「紅茶を貰っただけで嫁入りしようとした金剛さんと、ぶつかっただけで妊娠したとか言い出した榛名さんにそんな事させるわけにいかないし」

能代「となると火遊びした陸奥さんしか……!」ダッ

かくかくしかじか……

能代「と言うわけで提督と火遊びしてあげてください!」

陸奥「あら、あらあら♪」

能代「…………」

陸奥「あらあら……あら……」

能代「陸奥さん?」

陸奥「む、無理よそんなの。だってあの時の火遊びも壁ドンされてお願いされたから引き受けただけだし……」

能代「ええっ!?挿れたり出したりしたんじゃなかったんですか!?」

陸奥「いれたりだしたり?何を?」

能代(処女ビッチ!?)

またかきます

能代「困ったなぁ……陸奥さんがアレじゃもっと真面目な姉の長門さんも期待できないし」

能代「あっ、でも変な知識が無い方が後々面倒くさい事にならないかなー……」

能代「とは言え、長門さんにちょっと提督の相手をして下さいなんて言えないし」

能代「もっと気軽に頼める相手がいれば良いんだけど。それこそ犬とか猫なら……犬とか猫?」

能代「…………」

能代「いたっ!こう言う事に無関心そうな熊と猫が!!」」

能代「あの2人なら無邪気そうだし安心して頼めますね!」

能代「でもどう言ってお願いすればいいのか……」

能代「提督が苦しそうだから股間の棒をさすってあげてください……かな」

能代「よし!」

スタスタ

大井「もう!本当に嫌になっちゃうわ!北上さん、行きましょ!」

北上「えー?そんなに気にならないけどー」

能代(部屋から出てきたみたいだけど、どうかしたのかな?)

能代「でも用があるのは熊猫コンビだし。おーい。球磨ー、多摩ー」


球磨「クマー……クマー!!ウオォォー!!」

多摩「にゃー!にゃー!!にゃー!!」

木曾「キ、キソー……!」←付き合わされてる感


能代(しまった!この時期は発情期でした!!)

能代「はぁ……また考え直さないと……」

天龍「ったく、あいつはいつになったら部屋から出てくんだ?」

摩耶「いつまでも引きこもってんじゃねーぞ!クソが!!」

能代(あっ、あの2人ならうまくやってくれるかも!少しみ見守っていよう……)

天龍「丁度部屋の前に来しよお、いっちょ扉でもぶっ壊してビビらせてやるか!」

摩耶「おう!この摩耶様がしっかり説教してやっからよ!!」

天龍「っしゃあ!!」

摩耶「いくぜ!!」

天龍「おう!!」

摩耶「抜錨だっ!!」

天龍「…………」

摩耶「…………」

天龍「よ、よし、蹴破って良いぞ。後ろは任せろ」

摩耶「はあ!?言い出しっぺはお前だろ!?だいたい後ろってなんだよ!!」

天龍「いや、あのよ……なんて言って入れば良いんだ……?」

摩耶「それはアレだろ……えっと、あ、会いに来ちゃった♪とか……」

天龍「…………帰るか」

摩耶「……おう」


能代(シャイか!!)

武蔵「こんな所で隠れて何をしている?」

能代「もう、阿賀野姉……今忙しいから後で…………って、武蔵さん!?」

武蔵「なんだ?摩耶達を見ていたのか?」

能代「はい……あの2人に提督の相手をお願いしようか考えていたんですけど……」

武蔵「提督の相手?それでもう他に見つかったのか?」

能代「いえ、見ての通りあの2人ではダメでしたから新しい人を」

武蔵「あの2人掛かりでもダメとは……面白い!ここはこの武蔵に任せてもらおう!!」

能代「武蔵さんが!?」

天龍←大盛り

摩耶←大盛り

武蔵←特盛り

能代「この胸ならイケそうです!どうか胸を貸してあげてください!!」

武蔵「ああ」

バタンッ

能代「…………」←聴き耳

武蔵「提督よ、なにやら相手を探していると聞いてな。胸をかしてやるぞ?」

提督「いや、今はちょっと元気が……」

武蔵「だからこそ相手をしてやると言っているのだ。いい気分転換になるぞ?」

能代「よし、いい感じ!多少強引でもこれくらいグイグイいけば……」

提督「じゃあちょっとだけ……」

能代(やった!!)

提督「だが武蔵よ。お前は一つ勘違いしているな」

武蔵「勘違い?」

提督「胸をかしてやるのは俺だ」

能代(あ、あれ?)

提督「ここから俺を一歩でも下がらせることが出来たらお前の勝ちだ」

武蔵「面白い……!なら3秒以内に敗北をくれてやる!!」

提督「この俺に後退は無い。あるのは前進勝利のみだ」

能代(拳王……提督!?)

数分後

提督「ふう……いい気分転換になったよ」棒

武蔵「ぐっ……バイタルパートまでやられてしまうとは……」

提督「すまん、調子が悪くて上手く手加減が出来なかった。すぐに入渠してくれ。高速修復剤を用意するから」

武蔵「やれやれ、手加減されてこのザマとは……情けない」ヨロヨロ

ガチャッ

能代「武蔵さん……?」

武蔵「すまない、見ての通りだ。まったく、あの提督は化け物なのか……?」

能代「いえ……上手く伝えられなかった私の責任ですから……」

武蔵「私もまだまだ練度を高めねばな。そして次はあの提督を必ず後退させてみせる」

能代(なんだか話があさっての方向に……)

武蔵「この想いを伝えるのはその時にしよう。今の私では奴と釣り合わんからな……」

能代(コマされた!!)

能代「失礼します」

ガチャッ

能代(結局なんの成果も無く帰って来ちゃった……)

提督「おー、おかえり」

能代「あ、あれ?提督、少し調子が良くなられたんですか?」

提督「ああ、さっき武蔵と気分転換してな。執務くらいはこなせる程度まで回復したよ」

能代「それは良かったです!能代、心配してたんですよ!」

提督「悪い悪い。でも駆逐艦は近付けないでくれよ?また調子を崩しちゃみんなも困るしな」

能代「はい。提督もお辛いでしょうが後2日間ご辛抱ください」

提督「うん。……と、うちの愛宕から電話か。何かあったのかな?…………もしもーし」

曙「ク、クソ提督……?」

提督「え!?曙ちゃん!?」

曙「悪かったわね、愛宕さんじゃなくて」

提督「どうしたの!?それ愛宕の携帯だよね?」

曙「愛宕さん、いまおトイレだから……携帯くらい私でも使えるし……」

提督「そ、それでどうしたの?急用?」

曙「別に……用なんて無いわよ。ただ……ちょっとだけクソ提督の…………」

愛宕「ただいまー。ついでにお菓子も持ってきたわよー♪」

曙「やばっ……じゃ、じゃあそういう事だから!このクソ提督!!」プツッ

提督「どういう事!?曙ちゃん!?曙ちゃーん!!

提督の症状は最高に悪化した。



愛宕「あら?発信履歴が」

曙「…………」

愛宕「あら、あらあら♪パパが恋しくなったのね♪」

曙「だ、誰がパパよ!!」

またかきます

提督「無念……」ぱたり…

能代「提督、しっかりしてください!提督!!」

能代「…………っ」

能代「提督、能代を使ってください……」

提督「……」

能代「駆逐艦じゃありませんけど……それでも頑張りますから!だから……」

提督「……」

能代「能代、何でもしますから!提督が元気になるまで何でもしますから!!」

提督「ん?今なんでもするって言ったよね?」スクッ

能代「提督!?あ、あれ?あれぇー……?」

能代「あ、あの、本当に能代でよろしいのでしょうか……?」

提督「何を言ってるんだ。俺はこの鎮守府に来た瞬間から君にお願いしたいと思っていたんだよ」

能代「はい!?そんな、でも……その、まだ経験は全くなくてですね、あの……」

提督「大丈夫。俺がリードするから。君は俺の言う通りすれば良いよ。ただ初めてだと多少の苦痛は許してくれるかな?」

能代「は、はい……あの、じゃあシャワーに」

提督「いや、そのままでいい。むしろこのまま始めよう」

能代「えっ、ええー!?」

数分後……

能代「んっ……あっ、つつ……!」

提督「大丈夫か?」

能代「は、はい……これくらいなら我慢できます……」

提督「もう少し濡らしてから始めるべきだったか」

能代「平気です!これで提督が元気になられるなら」

提督「じゃあ自分のタイミングで良いからゆっくり動かしてくれるか?」

能代「こ、こうでしょうか?」

提督「っと……もう少し力を抜いて。そんなに締め付けたらすぐに」

能代「なんだか凄く硬くなってるような……でも随分慣れてきました!」

提督「よし、完成だ!脇おにぎり!!」

能代「はい!」

提督「うむ……やはり俺の目に狂いは無かった。最高の出来だ」

能代「本当ですか!?」

提督「その制服は脇おにぎりを作る為に開発されたとしか思えないな!」

能代「えっと、あ、ありがとうございます!」

提督「さてと、腹も膨れたし少し寝るか。明日には元通り頑張るからよろしくな!」

能代「はい!では今度こそお風呂いただきますね。もう脇がベトベトで……」

提督「おう、ごくろうさん」

バタンッ

能代「よかった。すっかり元気になられて」

能代「明後日は駆逐艦のみんなも集めてお別れ会を用意しないと♪」

能代「そう言えば提督は最終日の何時までうちで提督するのかな?……聞いておかなくちゃ」

ガチャッ

能代「提督、最終日のお話なんですがーー」

提督「……ゴホッ」

能代「なに……これ…………全部血?提督!?提督ー!!!!」

数時間後

能代「先生、提督は大丈夫なんですか!?」

医者「うむ。あと数時間で死ぬですじゃよぅ」

能代「死……!?」

榛名「わざわざ鎮守府まで呼んだのにこんな事言うなんて……榛名は許しません」

医者「この方はとんでも無く強靭な、それこそ人間離れした能力をお持ちなのですじゃよ」

金剛「ヘイ!こののじゃのじゃじいさんを始末するデース!!」

医者「しかしどんな人間にも弱点はありますのじゃ。そしてこの方もまた不治の病を患っておられる」

能代「不治の病……?」

医者「ロリータコンプレックスですじゃ」

熊野「この医者はヤブ医者ではなくって?」

医者「それもタチの悪い事にこれはAAS型……数億人に1人と言われている突然変異から生まれたうんたらかんたら……ですじゃ」

能代「それで、それはどの様な症状が……」

医者「約一週間ロリタッチしないと死ぬですじゃよぅ」

能代「だったらまだ大丈夫のはずですよ。ここに来て5日しか経ってませんから!」

医者「しかしそれは隔離した場合ですじゃ。例えば触れられない状態で幼女の声だけを聞かせると進行速度は早まりますのじゃ」

能代「そんな……」

医者「今の状態も非常に危険ですじゃ。意識が混濁し、もはやこちらの声は聞こえますまい……」

能代「何か助ける手立てはないんですか!?」

医者「残念ですが今の医学では……のじゃ」


雷「そんなの許さないんだから!!」

能代「雷ちゃん!?」

妙高「ほら、駆逐艦の子は来ちゃダメって言ったでしょ?」

電「司令官さんが死んじゃうのです……」

暁「バカねぇ!あんなに元気だった司令官が死ぬわけないじゃない!!ね!先生!!」

医者「残念ながらもう無理なのです……じゃ」

酒匂(ぴゃー……このヤブ医者ぶん殴りたい……!)

夕飯の支度……またかきますのじゃ

響「ウラー……」しょぼーん

暁「うう……っ、司令官!死んじゃやだ!やだやだやだ!」ダッ

雷「司令官、もっと私に頼ってよ……司令官!」

電「なのです!」

那智「気持ちは分かるが余り揺らしてやるな。そんなに揺らしては……」

提督「ん……」ピクッ

能代「あ、あれ!?今少し反応しませんでしたか!?」

矢矧「もしかしてショック療法じゃないけど、駆逐艦成分を過剰摂取させれば効果があるのではないかしら?」

阿賀野(ひゃー……矢矧がなんか急に専門的な事言い出して、さすがの最新鋭軽巡阿賀野もタジタジ……!)

能代「こうなったら駆逐艦の子達をみんな呼んで提督に飛びつかせて……私、他の子も呼んできます!」

足柄「その必要はないみたいよ?」

ガチャッ

卯月「しれいかぁーん……元気出すぴょーん」

能代「あっ、全員部屋の前に集まってたんですね」

皐月「ほら、早く起きないとボクの砲雷撃おみまいしちゃうよ!」

文月「これでもくらえー!ふみつきあたぁーっく!」

涼風「さっさと目を覚ましなよ!」

龍驤「せや!いつまで寝とるんや!はよ起きんかい!!」

雪風「幸運の女神のキスをさしあげます!」

時津風「しれー!ねぇー、しれーってばー!聞いてるのー?おーい!」


能代「先生、どうですか!?」

医者「うむ……どこか心を閉ざしている様に見えますじゃ……。若干の反応はあるのですが、なにやら自分自身でブレーキをかけているような……」

能代「そんな…………あれ?そう言えば曙ちゃんは?」

足柄「それが……ずっと一番後ろで心配そうに見てたんだけど……」

羽黒「見てられなかったみたいで何処かへ走って行ってしまったんです……」

能代「うーん……秋雲ちゃんは遠征に行ってるし、曙ちゃんが一番効果的だと思ったのに……」

ガチャッ!

曙「起きろ!このクソ提督!!」

能代「曙ちゃん!!」

提督「はい!」スクッ

能代「え?あれ!?」

曙「心配かけさせてんじゃないわよ!この……クソクソクソ提督!!」

バシーン!!

提督「ありがとうございます!ありがとうございます!!」

能代「先生、これはいったい……!?」

医者「ふむ……信じられん。信じられんキレの左のブーメランフックですじゃ……」

能代「はい?」

医者「かつて南海の黒豹と言われたレイ・セフォーを彷彿とさせるようなブーメランフック……!」

まるゆ「誰かこいつをまるっと摘み出せ!」

提督「ああー……いい匂いがするんじゃー」クンカクンカ

曙「ちょっと、離しなさいよ!!かぐな!引っ付くな!!お尻さわんな!!」

天龍「んだよ。元気じゃねーか。心配して損したぜ」

能代「でもどうして突然……」

漣「……ねぇ、あの子だれ?」

能代「え?」

愛宕「おじゃましてまーす♪」

曙「この……!離れろって言ってんでしょー!」ズドンッ!

提督「ぐぬぅ……!」グラッ

武蔵「馬鹿な……!この武蔵でさえ後退させる事の出来なかった提督を、蹴り一発でぐらつかせただと!?」

Z3「あのローキックは全盛期のピーター・アーツを彷彿とさせるわね」

曙「愛宕さん、帰りましょ」

提督「待ってよぼのちゃん!!」

曙「ぼのちゃん言うな!」

愛宕「でも良いの?せっかく半日もかけて会いに来たのに」

提督「まさか俺を心配して!?」

曙「たまたまこっちを通りかかっただけに決まってるでしょ!!」

提督「かわいい!」

曙「そんな事言ってて良いのかしら?随分みんなの機嫌を損ねてるみたいだけど?」

提督「え?」

雷「なによ!私達全員より、そっちの曙1人の方が頼りになるって言うの!?」

暁「失礼しちゃうわ!ぷんすか!」

提督「いや、これは……」

金剛「ヘイ、提督ぅ。覚悟は出来てますネ?」

榛名「榛名は大丈夫です。それよりもお腹の赤ちゃんの名前を考えたんですよ!」

曙「そうだわ。ちょっとクソ提督!」グイッ

提督「はわわ……びっくりしたのです」

曙「あんたセクハラしないと死んじゃうとか言うふざけた病気なんでしょ?だったらこっちでも触りなさいよ!!」

提督「しかし……」

曙「別に触られて嫌じゃなさそうな子なんていっぱいいるでしょ!2日間だけ特別に許可してあげるって言ってんの!」

能代「あれ?なんかうちの鎮守府が破廉恥みたいな言い方されてませんか!?」

雷「そうよ司令官!そういう病気なんだから遠慮せずどんどん触って良いのよ!」

弥生「弥生……触られても怒ったりしませんよ……?」

時雨「それとも僕達の身体には興味がないの……?」

提督「あるよ!あるけど……」

曙「私が触っても良いって言ってんでしょ!文句あるの!?このクソ提督!!」

提督「ありません!!」

曙「それと!表に出さなくても触って欲しい子だっている事を忘れんじゃないわよ。クソ提督」

提督「はい!勉強になります!!」

曙「フンッ。じゃあ私達は行きましょ。愛宕さん」

曙「はぁ……世話がやけるんだから。クソ提督は」

愛宕「でも良かったの?半日もかけて来たのに」

曙「それさっきも聞いてきましたよね……」

愛宕「でも良かったの?半日も、半日もかけて来たのに」

曙「良いんです!!だってココは私の鎮守府じゃないし、今はあの子達のクソ提督なんだから。2日間くらい貸してあげるわよ……」

愛宕「ぐすっ……。子供はこうやって育って行くのね……」

曙「子供じゃないです!」

愛宕「でもでもセクハラ公認までしちゃって♪提督がこっちの子に夢中になったらどうすーー」

曙「ならないですよ」

愛宕「これが正妻の余裕……」ごくり

曙「正妻言うなー!!」

曙「って訳だから。さっさとクソ提督の所に行きなさいよあんたも」←提督のマイエンジェル曙ちゃん

曙a「……」←こっちのエンジェル曙ちゃん

曙「あのねぇ……私と同じ顔してメソメソ泣かないでくれる!?イラつくんだけど!!」

曙a「う、うっさい!泣いてる訳ないでしょ!だいたいあんた誰なのよ!!」

愛宕「曙ちゃんの泣き顔……♪」パシャッパシャッ

曙「ああもう!あんたが泣いてると私にまで危害が加わるのよ!さっさと行け!!この……クソ駆逐艦!!」

曙a「言われなくても行くわよ!このクソ駆逐艦!」ダッ

曙「ほんっと……世話がやけるんだから……」

愛宕「表に出さなくても触って欲しい子は大変ねぇ♪」

曙「……」

愛宕「クソ・提督と自分にクソ・駆逐艦……ついに籍を入れたのね!」

曙「うがー!!」

またかきます

この次の主人公さんは>>559

球磨

能代「死線を越えた人間はさらなる強みをどうとか言いますけど」

提督「ワハハ!曙ちゃんゲットだぜ!!」ひょいっ

曙「離せクソ提督!抱っこすんなー!!」

能代「提督は死線を越えてスキンシップ増し増しに……」

雷「ずるーい!私達も抱っこして!!」

暁「べ、別に抱っこに興味なんて無いけど!一人だけ贔屓なんてレディー的には許せないんだから!」

睦月「睦月、肩車がいいのね!」

提督「よし、じゃあ俺を捕まえれたら抱っこでも肩車でもしてやろう!」ダッ

島風「かけっこですね!負けませんよ!」

ワイワイ

能代「あれだけ好き放題やっても好かれるなんて……提督ってすごい人徳があるんでしょうか……」

提督「ダーッシュ、ダーッシュ、ダシュッ!」ダダダッ

島風「は、はっやぁ~い……!」

天津風「ちょっと、あなたが追いつけないんじゃどうにもならないじゃない!」

提督「まだまだ修行がたりんなぁ」

武蔵「そいつはどうかな?」ズシン

提督「ヲッ!?」

武蔵「追いつけないならばこうして地に根を張り貴様が来るのを待つまでよ!」

提督「ちょっ!めっちゃ腰を落として構えてる!!」

武蔵「よーし……いくぞ!!」ブンッ

提督「とうっ!」シュタッ

提督「ひえー、紙一重でかわせた……」

大和「戦艦大和、推して参る!!」ブワッ

提督「隙を許さぬ二段構え!?」

ズドンッ!!

大和「やりましたか!?」

提督「ぐぬぅ……甘いぞ大和。やるなら手加減せずに撃ち込むべきだったな」

武蔵「ああもちろんそうさせてもらう!!」

寝てた……またかきます

提督「しまった!最初の大振りはわざとだったか!」

武蔵「貴様がこの鎮守府にいるのも後僅か。去る前にせめて一撃入れさせてもらう!!」グググ…

能代「武蔵さん!タメが大きすぎです!!それもう完全に死んじゃうやつじゃないですか!!」

提督「ええっ!?せっかく元気になったのに死んでたま……あ、あれ?体が動かな……」

大和「すみません提督。可愛い妹の為に大和もこの手を離すわけにはいかないんです♪」ガシッ

提督「ちくしょー!美しい姉妹愛に殺されるー!!」

武蔵「よし!後頭部直撃!殺ったどー!!」

能代「とっちゃダメですー!!」

ズドンッ!!

若葉「やったか?」

能代(あっ……)

パシッ

武蔵「バカな……完全に死角からの一撃だったはず。それを見もせず受け止められる訳が……」

提督「いやいや、あんな大声で叫びながら殴りかかったらもう死角とか関係ない……ごふっ」

ズドンッ

大和「提督、ボディーがお留守ですよ♪」

提督「一度ならず二度までも……」

パカーン

提督「あいたっ!」

武蔵「やったぞ!ついに一撃いれてやった!!」

能代(それで満足なんですか!?)

提督「やれやれ…………初めてですよ……ここまで私をコケにしたおバカさん達は

大和「目標も達成したようですし大和はおいとましますね♪」ササーッ

能代(逃げた……)

武蔵「ついに、ついにやった!私はやったぞ!」グッ

能代(逃げ遅れた……)

提督「しかし約束は約束だからな」

武蔵「約束?なんの話だ?」

提督「よっと……」ひょいっ

武蔵「な、なにをする!離さぬか!!」

提督「抱っこして欲しいから殴ったんだろ?」

武蔵「違う!私はただ貴様に一撃を!!」

清霜「武蔵さんいいなぁー、お姫様抱っこ!」

武蔵「お姫様!?」

清霜「私も戦艦になったらお姫様抱っこしてもらえるのかなぁ……」

武蔵「提督よ、いい加減にしろ!」

雷「みんな!私達も提督を捕まえてお姫様抱っこしてもらうわよ!」

一同「おー!(なのです!)」

提督「ワハハ!捕まえれるもんなら捕まえてみな!」すたこらさっさ

武蔵「も、もういい!おろせ!」

能代「大和型を抱きかかえたままあんなに早く走ってる……」

提督「武蔵、お前……」

武蔵「なぜ私がこんな恥ずかしい目に……」

提督「意外と柔らかくて気持ちいい身体してるな。大和型の武蔵も女の子って事か」

武蔵も女の子……女の子……女の子……

武蔵「…………」ボフッ

大鳳「なに?爆発!?」

陸奥「爆発!?」

武蔵「そこまで言われてはこの武蔵……もはや提督の女になるしか無いではないか……」ぴとっ

榛名「ああっ!榛名の提督に抱かれて武蔵さんがメスの顔に!でも榛名は浮気されても大丈夫です!」

能代「もうこの人はやくなんとかして!!」

暁「もう!司令官は何処へ行ったのよ!」

電「あそこにいるのは……武蔵さんなのです!」

漣「武蔵さん、ご主人様は!?」

武蔵「うむ……あっちに向かって走って行ったぞ……」

雷「なんだか元気ないわね。大丈夫?」

武蔵「ああ。だがお姫様抱っこされてしまったからな……おそらく妊娠してしまった。もう第一線では戦えぬな……」

能代(あの人もなに言ってるんだろう……)

榛名「何を言っているんですか武蔵さん!抱っこされたくらいで妊娠なんてしませんよ!」

能代(その通りだけど榛名さんだけには言われたくない……)

秋雲「たっだいまー、今戻ったよー。あー、ほんっと疲れたわ。遠征長すぎだし……って、なになに?いきなりセクハラ?いいのー?」

提督「追われてるんだ!このスカートの中にかくまってくれ!!」ズイズイ

能代(あの人が一番何言ってんだろう)


結局最後は(わざと)捕まって全員お姫様抱っこした。

またかきます

提督が帰る前夜

コンコンコン

榛名「提督、本日もお疲れ様でした。今夜を最後に提督がこの鎮守府を去るという事で、榛名は提督のご寵愛を」

能代「ご寵愛をなんですか?」

榛名「……あら、能代さん。いらしてたんですか♪」

能代「一応秘書官ですから」

榛名「まあ、こんな夜遅くまでお疲れ様です。後は私にまかせてゆっくりお休みください♪」

能代「ぶつかって妊娠したとか言う人と提督を二人きりになんてできません!一晩で何回出産するつもりですか!!」

榛名「はい、プロ野球選手人口くらいわ♪」

能代「プロ野球チームって9人も…………プロ野球選手人口!?」

榛名「まさか能代さん、秘書艦を良いことに毎晩提督と……」

能代「私だって普段はとっくに部屋に戻ってますよ。ただ今日は榛名さんと同じ様な理由で来る人が後を絶たなくて戻れないんです」

榛名「私以外にも?」

能代「そうですよ。駆逐艦の子達もたくさん来たし、数人だけ優遇する訳にもいかないですからみんなお断りしてるんです」

榛名「そうだったんですか……それは嫌な役割を能代さん1人にさせて申し訳ありませんでした」

能代「いいですよ。これも秘書艦の仕事ですから」

榛名「ではここからは榛名がしっかり皆さんにお断りしますから、どうぞ能代さんはお休」

能代「一番の危険人物が何言ってるんですか!」

榛名「榛名は安全です!」

能代「ちょっとエッチなネグリジェ着てる人が何言ってるんですか!」

榛名「ご安心ください。これは後で脱ぎますから!」

能代「脱ぐなー!!」

提督(面白いからもう少し眺めていよう)

榛名「能代さん、少し汗くさいですよ?」

能代「はぁ……はぁ……、誰のせいで汗かくほど無駄なエネルギー使ってると思ってるんですか……」

榛名「その点榛名はお風呂上りでサラサラですから♪さぁ、遠慮せずに入渠してきてください!8時間程♪」

能代「……1つ言っておきますけど、提督はお風呂上りよりも汗くさいくらいの方が好きなんですよ?」

榛名「え……?」

提督「一理ある」

榛名「…………」

能代「…………」

榛名「榛名はジョギングしてきます!!」ダッ

能代「はぁ……」

コンコンコンコン

能代「また来た……」

阿賀野「やっほー。最新鋭軽巡阿賀野でーす」

能代「阿賀野姉ぇ?これはちょっと意外……阿賀野姉ぇも提督に気があったなんて」

阿賀野「へ?違う違う!私が用あるのは能代だよー!」

能代「私?」

阿賀野「なんて言うか……恥ずかしいんだけど、部屋に能代がいないと落ち着いて眠れないみたいなの!」

能代「そんな子供じゃないんだから……」

阿賀野「ねぇ、ちょっとの間だけで良いから部屋に戻ってよー。能代がいないとお姉ちゃん何にも出来ないんだから!」

能代「自慢げに言わないで自立してよ……仕方ないなぁ。提督、少しの間だけ……ん?阿賀野姉ぇ、何か落としたよ?」

阿賀野「へ?」

能代「ほら、これ。おまんじゅう……」

阿賀野「あっ、いけないいけない。拾わなきゃ!」

ポロポロポロ……

阿賀野「あっ、あっ!こっちまで!」

能代「阿賀野姉ぇ……おまんじゅういくつで買収されたの?」


陸奥「……もう!使えないんだから!」サッ

阿賀野「あはは……ごめんね♪」もぐもぐ

能代「こんな時間に甘い物食べて……虫歯になっても知らないからね」

阿賀野「よかった……拾い食いの事は怒られなくて……」ホッ

能代「ホッとしない!!」

阿賀野「ごめんなさい!」

能代「虫歯になったら私じゃ治せないんだよ?」

阿賀野「ええー……能代、歯科医師の資格とってよぉ」

能代「バカなこと言わないでよ……」

阿賀野「おねがいっ!」

能代「もう……一応考えとくわよ」

提督(考えるんだ)

能代「でも虫歯はともかく、付いた脂肪だけは自分じゃないと燃焼出来ないんだから!!」

阿賀野「脂肪なんてないよぉ♪」

ぷにっ……ぷにぷに……

能代「阿賀野姉ぇ……言わなくても分かるわよね?」

阿賀野「うう……ジョギングしてきまーす!」

能代「はぁ……」

ガチャッ!

金剛「ヘイ!提督ぅ!夜這いに来たヨー!!」

能代「ジョギングしてきてください!!」

バタンッ!

金剛「ジョギング?……なんだかよく分からないデスけど走ってきマース♪」


提督「能代、もういいよ。疲れただろ?」

能代「いえ、提督をベストの状態で鎮守府へお返ししないと失礼ですから」

提督「だったらいっそ宴会場にでも布団並べてみんなで一緒に寝るか!」

能代「徹夜でまくら投げや晩酌する未来しか見えないので却下です」

提督「ちぇー」

能代「能代も扉の外に出ますからゆっくりお休みくださ」

コンコンコン

能代「また……」

赤城「失礼します」

能代「赤城さん?こんな時間にどうしたんですか?」

加賀「そろそろ就寝しようと思って来たのだけれど」ヒョコッ

能代「あっ、加賀さんまで。でもそれなら尚更ご自分の部屋へ……」

赤城「いえ、提督がお一人だと心細いと言ってましたから。毎晩私達が一緒に寝てあげているんですよ♪」

加賀「まったく。実戦であれだけの強さを持ちながら寝るのが心細いなんて変な提督ね」

能代「へー……それは初耳ですね。そうなんですか提督?まさかセクハラを」

提督「いやー、あの、な?ほら、駆逐艦には何もしてないし!いやいや、だいたい添い寝だけでやましい事は!な!?」

赤城「提督ったらよく赤ちゃんになる夢を見るんですよ♪」

加賀「飛行甲板はデリケートなのに毎晩毎晩……困ったものだわ」←まんざらでもない

能代「提督、ちょっとお話よろしいですか?よろしいですよね?」

提督「はい……」

またかきます

能代「赤城さん、加賀さん、とりあえず今日のところはお引き取り願えますか?申し訳ありません」

赤城「提督、お一人でも平気なんですか?」

提督「すみません……お一人でも平気だったみたいです……」

加賀「そういう事でしたら私達は部屋に戻りましょう」

赤城「そうですか。でも最近3人で寝るのが当たり前になってましたからなんだか寂しい気もしますね♪」

加賀「では今日は是非2人で一緒にーー」

バタンッ

能代「…………」

提督「あー……そう言えば借りてた本を図書館に返しに行かなきゃ」

カチャッ…

能代「逃がしません!」

提督(ぬかった!秘書艦なのは知っていたが……ここの能代は妙高ポジだったか!!)

提督「違うんです……ほんと、両脇に寝てもらって、その……手をつないで添い寝だけで……」オドオド

能代「添い寝だけでも大問題です!それにあかちゃんみたいにとか、飛行甲板がどうとか言ってたじゃないですか!」

提督「それは俺の寝相が悪くて!何故か知らない間に揉んだり吸ったりしてしまう癖がついてたんだ!」←だいたい愛宕のせい

能代「そんな話聞いたことが無いです」

提督「だいたい、どっちかと言われると俺が食われてる方で!あいつらと寝ると耳が毎朝びしゃびしゃになってるんだ!完全にしゃぶられとるよ!」

能代「…………」じーっ

提督「ですよねー……」


能代「そもそも、そういう事でしたら能代を頼っていただければ……」

提督「頼っていただければ?」

能代「へ……?あ、あっ、えっと、その……秘書艦として、能代がお相手を……」

提督「ほうほう……なるほどなるほど……」ポンポン

能代「な、なんですかその手は!?」

能代「し……しつれいします……」もそもそ

提督(予想以上にすんなり入って来てくれたな)

能代「…………」もじもじ…

提督「では手をつないでもらおうか!」

能代「どうして偉そうなんですか……」

提督「提督だから!!」

能代「うっ……、それって職権乱用じゃないですか……」にぎっ

提督「…………」

能代「えっと……、両手つないだ方がいいんでしょうか?」

提督「そうだな!しかし両手をつないで寝ると」ギュッ

能代「はわわっ……」

提督「向き合って寝る事になる!フヒヒ」

能代「提督、もしかして変態なんですか?」

提督「お前はいったい俺をなんだと思っていたんだ。当たり前だろ!」

能代「そんな胸を張って言わなくても……」

提督「変態で露出狂でロリコンで年上もいけてドMでありドSでもある。数え役満レベルの変態だな」

能代「はぁ……そんな変態提督に心をガッチリつかまれた私達艦娘っていったい……」

提督「がっちり」むんずっ

能代「ぴゃぁっ!物理的に胸を掴まないでください!!」

提督「前から気になってはいたんだが……能代、お前の胸は……」モミモミモミモミ

能代「な、なんですか?」

提督「…………」ぽふっ

能代「顔を埋めないでくださ……あ、あれ?あれ?」

提督「…………」スヤスヤ…

能代「寝てる……」

能代「て、提督……?」

提督「スー……スー……」

能代「…………」

提督「…………」

能代「ぁんッ……!い、いつのまに!?」ピクンッ

提督「…………」

能代「な、なにこれ……!?はぅっ、どんな舌の動きを…………」

提督「…………」

能代「だったらこっちも、いつも通りの仕返しを……」

能代「提督の耳……いただきますから……」カプッ

ガチャッ、ガチャガチャ……バキンッ!!

武蔵「提督よ!遊びに来てやったぞ!」

榛名「はあっ、はぁ……!提督、榛名は汗だくです!」

能代「はむっ……あ、こ、これは……」

武蔵「ほう……」

榛名「能代すんはそういう風にして汗をかくおつもりだったんですか♪榛名、頭にきました♪」

能代「わわわ……」


とりあえず誤解を解いて二人にも提督を味見したりさせたりした後、食堂で仲良く集まって寝た。

翌日

雷「司令官、本当に帰っちゃうの……?」

提督「そういう約束だからな。また遊びに来るよ」

電「いかないで……ほしいのです……」

暁「じれぃがぁーん……」ズビズビ

響「ハラショー……」

能代「ほらほら、あまり提督を困らせちゃダメですよ」

曙「ああもう!あんたのせいで皆んなが泣くから迷惑してんのよ!早く帰れ!このクソ提……とく……」ポロポロ

漣「よしよし」なでりなでり

阿賀野「でもこんなに鎮守府をめちゃくちゃにしてお金もいっぱい使っちゃったし、帰ってきたら何言われるかわからないねー」

提督「もし文句言われたらすぐ電話してくれ。5分でくるから」

能代「何言ってるんですか。飛行機を使ったって何時間もかかりますよ?」

提督「ハッハッハッ、飛行機より速く走るから大丈夫だよ!」


この提督ならマジで来る。みんなそう思った。

能代「提督は気にしないでください。どんなに叱られても構わないくらい、この1週間は幸せでしたから」

武蔵「うちの提督が貴様の鎮守府を滅茶苦茶にしていないかも心配だ。早く帰ってやれ」

提督「わかった。じゃあ……世話になったな」

グイグイ

提督「ん?」

秋雲「提督の絵、描いたげたよー♪」

暁「暁も一緒に描いたんだから!」

提督「なにこれ泣きそう」

秋雲「んねー、提督ー?」

提督「ん?」

秋雲「帰んないでさぁ、ここに残んなよ……ね?秋雲さんがなんでもしてあげるからさ!」

曙「そんなの!……わ、私だって、残ってくれるなら……な、なんだってするわよ!このクソ提督!!」

清霜「そーだよ司令官!清霜と一緒に戦艦目指そうよ!」


この日、最高に提督の心が揺らいだ。

能代「だからそう言う事を言わな……あ、あれ?」

提督「ががが……」ガクガク

能代(効いてる!?だったら……)

能代「能代も!提督の為なら毎晩だって添い寝する覚悟です!」

榛名「榛名は提督をトレードしても大丈夫です!」

提督「ああ……ダメになるー……」プルプル


金剛「ヘイ!提督ぅ!迎えに来たヨー!!」

提督「え?」

龍田「あらー?なにオドオドしてるのかしらぁ?まさかこの鎮守府に残るとか言わないわよねぇ♪」

提督「…………」

能代「提督。いのちだいじに」

提督「お前らどこまで迎えに来てるんだよ」

金剛「もちろん門の前デース♪」

提督「それはうちの門だろ普通?なんでこっちの門まで来ちゃってるんだ」

金剛「細かい事は気にしないネ!ノープロブレムデース!」


能代「はぁ……お迎えが来ちゃったなら仕方ないですね。提督、お元気で」

金剛「そうそう!そちらの提督もついでに連れてきたヨー!」

能代「えっ……」

提督a「ただいま」

能代「お、おかえりなさい……です」

提督a「少しいない間に鎮守府も随分と変わったもんだな」

能代「申し訳ありません!全て能代が計画した事で、その……」

提督a「みんなの意見でこうなったんだろう?いいじゃないか。賑やかで」

能代「へ……?は、はい」

58「あ、あの部屋は返さないでち!もうオリョクルはごめんでち!!」

提督a「あの部屋?」

能代「実は今、提督のお部屋はこの子達が使用していて……」

提督a「なんだそんな事か。気にせず使いなさい。私にはあの豚小屋の様な小屋がお似合いだ」

能代「豚小屋!?」

提督a「みなさん、1週間お世話になりました。とくに龍田様にはなんと御礼を言えばいいのか……」

能代(龍田さま!?)

龍田「ねぇ、この鎮守府にも私はいるのかしら?」

能代「あ、はい。龍田さんはいます!」

天龍「今は遠征に行っちまっていないぜ」

龍田「あら、天龍ちゃん♪こんにちわ」ダキッ

天龍「お、おい!いきなりだきつくなよ!龍田に嗅ぎ回られるんだからよお。なんか知らない女の匂いがするとか」

龍田「あらぁ♪こっちの私もしっかり天龍ちゃんの管理が出来てるみたいで安心したわぁ♪」

龍田「じゃあこれ♪渡しておいてくれるかしら♪」

天龍「紙?」

龍田「この豚の調教方法♪きっとこっちの私も上手にできるから♪」

提督a「ありがとうございます!ありがとうございます!


こうして躾られた提督aを残し、一同は我が家(鎮守府)へ帰って行った。

後日、曙ちゃんがこっそり電話したら本当に3分程で提督が鎮守府へきたらしい。

5回くらい寝落ちしそうになったまたかきます

鎮守府へ帰ってきて提督はずっと考えていた。

提督(1週間も己の欲を溜め込んだのは何年ぶり……いや、何十年ぶりだろうか)

提督(我慢するつもりだったとは言え、夜の一航戦による腕パイ挟み耳しゃぶりからの股間ノータッチは効いたな……)

そして更にこんな事を考えていた。

提督(ここまできたら自慰で射出するのは勿体無い気がして来た)

提督(秋雲帰って来ないかな……)

コンコンコン

提督「はい」

愛宕「提督、今日の遠征メンバーの事なんですけど」

提督「どうかしたのか?」

愛宕「天龍ちゃんが見当たらなくて。提督を迎えに行った筈なんですけどお心当たりありませんか?」

提督「そう言われると龍田と一緒に天龍もいた様な……あれ?でも鎮守府に着いた時、俺一人じゃ無かったっけ?」

榛名「はい。榛名がお出迎えした時は提督がお一人で……金剛お姉様と比叡お姉様も見当たりませんでした」

提督「おかしいな。確かに一緒に帰ってきた筈なんだが……」

愛宕「変ねぇ」

提督「あっ!そうだ、なんか金剛と龍田が途中で別行動して天龍と比叡がそれに付き添うとか言ってた気がするぞ」

愛宕「それは困ったわねぇ……今日は天龍ちゃんが遠征に行くはずだったのに」

提督「まああいつらも何か用があったんだろう。俺が代わりのメンバーを誰かに頼んでくるよ」

提督「軽巡1人いれば良いのか?」

愛宕「はい。私より提督から直にお願いされた方が皆んなも喜ぶと思うしお願いします♪」

提督「軽巡軽巡……」

バタンッ

愛宕「それにしてもみんなして何処へ行っちゃったのかしら?天龍ちゃんなんて任務には特に真面目な子なのに」

ガタッ

青葉「あ、青葉見ちゃいました……」

愛宕「あら、青葉。なにを見たの?」

青葉「提督が……提督が……!金剛さんを数秒で、龍田さんを1分掛からず……!」


長引くので青葉の言うことをダイジェストでお送りするとつまり……

無意識に尻を触ってからの絶技により数秒でバーニングラブして果てた金剛に付き添う比叡。

更に提督の魔手は龍田に忍び寄り、最初はニコニコしながら辛辣な言葉を放つ龍田だったが

提督の魔手により2つの穴を責められ開発され身も心も落ちる寸前まで追い詰められたが、ギリギリで距離を取った龍田……

……だったが崩れ堕ちた龍田に駆け寄り、息の荒い龍田をみてテンパった天龍がそのまま人口呼吸をして龍田昇天。

結局少し休んで行くから先に帰っていろ。鎮守府でみんな待ってるから。と言われて提督が1人で帰って来たらしい。

提督「軽巡か。川内型か長良型か……」

『クマー!クマー!! にゃー!にゃー!!』

提督「そう言えばココも軽巡がいたっけ」

ガチャッ

提督「おーい」

北上「あっ、提督じゃん。どしたのー?」

球磨「クマー!クマー!!」

多摩「にゃー!にゃー!!」

大井「うっさい!!」

提督「なにこれ?」

北上「いやー、春だからねー」

提督「そうか。もうそんな季節か」

木曾「それで何か用か?」

提督「実は急な欠員がでて遠征にでてくれる軽巡を探してるんだ」

北上「軽巡かー」

大井「だったら私と北上さんはパスね。だって私達はたった2人の重雷装艦なんだから♪」

木曾「」

球磨「クマー」

多摩「にゃー!」

大井「軽巡ならあのうるさい2人を連れて行ってよ!アレがうるさくて北上さんとの大切な時間がーー」

球磨「今のは聞き捨てならんクマ」

北上「あーあ……知らないよー、大井っちー」

大井「な、なによ!私は別に悪い事なんて」

球磨「姉に向かって、あのとか!アレとか!許せんクマ!」

大井「うっ……」

球磨「ちょっとこっちに来るクマ」コイコイ

大井「い、いやよ!この発情熊!!」

球磨「いいからこっち来いクマ!」グイッ

大井「イタタッ!耳を引っ張らないでよ!!離し……痛いってば!!」

球磨「球磨はお姉ちゃんとして大井を心配しているんだクマ」

大井「…………」

球磨「ちゃんと話は目を見て聞くクマ!」グイッ

大井「だから痛いってば!」

球磨「そんな態度ばかりとっていたら鎮守府から孤立してしまうかもしれないクマ。大井はそれでも良いのかクマ?」

大井「私には北上さんさえいれば」

球磨「じゃあその北上が任務で別行動になったらどうするクマ。お姉ちゃんはひとりぼっちの妹なんて見たくないクマ」

大井「…………」

球磨「姉妹を大切に想うのは素晴らしい事クマ。北上と仲良くするのはお姉ちゃんも良い事だと思うクマ」

球磨「だからと言って他がどうでも良いと言う考え方はいけないクマ。大井は北上だけを見すぎているんだクマ」

大井「それは北上さんが素敵だから……」

球磨「北上だってもし大井がひとりぼっちでいたりしたら球磨と同じ様に悲しい気持ちになってしまうクマ」

大井「北上さんが……?」

球磨「だから少しは周りの人にも優しく接してあげるべきなのクマ。分かったクマ?」

大井「北上さんを悲しませない為なら……」

球磨「だったらまずは他の姉妹に対してももう少し寛大になるべきクマ。多摩の事も多めにみてあげるクマー」

大井「わ、わかったわよ……」


提督「そういや球磨って長女だったっけ」

北上「いやー、あれで怒ると怖いんだよー」

大井「さっきはごめんなさい。言いすぎたわ……」

多摩「問題にゃい。気にするなにゃ」

大井「木曾も。ごめんなさい」

木曾「オレは別に謝られる事なんてされてないぞ?」

大井「だから!……存在を忘れててごめんなさい」

木曾「…………」

大井「ほら、これで良いんでしょ!」

球磨「北上、どう思うクマー?」

北上「うん。大井っちが他の子にも優しくしてくれたら私も嬉しいよー」

大井「北上さん♪」

球磨「めでたしめでたしクマー。では改めて」


多摩「にゃー!にゃー!!」

球磨「クマー!ウォォォー!!クマー!!」

木曾「キ、キソー!」←存在感アピール

大井「うっさいわね!!」

提督「発情してる所悪いんだが話の続きいいかな?」

木曾(発情!?こ、これ発情期だったのか!?)

球磨「なんだクマー?」

提督「軽巡を1人遠征に連れて行きたいんだけど」

多摩「それなら多摩が行くにゃ。なんだか敵を引っ掻き回したい気分なのにゃ!」

提督「そうか。多分戦闘は無いと思うけど頼むよ」

多摩「まかせるにゃ!」シュタタッ

提督「よし、これで遠征メンバーは大丈夫だな」

バタンッ

提督「さてと……俺も発情期な訳だしコレをなんとかしないとな……」

球磨「提督も発情期なのかクマー?」

提督「ん?球磨、どうしたんだ?」

球磨「多摩がいなくなって暇だクマ。相手して欲しいクマー」

提督「相手と言われても……何するんだ?」

球磨「なでなでして欲しいクマー。人形みたいにだっこして欲しいクマー。んんー……なんだか甘えたい気分クマー」スリスリ

提督「やれやれ」ギンギン


提督(発情)と球磨(発情)の時間が始まります。

またかきます

夕食

金剛「今日は久々に提督とのディナータイムデース♪」

榛名「一週間ぶりですね♪」

金剛「提督の隣を陣取るのはこの金剛デース!」

榛名「はい!(榛名は提督のお向かいで大丈夫です)」

ガラッ

金剛「その為に一足早く鳳翔さんの何処へ来たネ!さあ提督の隣を確保ーー」

球磨「次は卵焼きが食べたいクマ。食べさせるクマー」

提督「はいはい。あーんして」

球磨「クマー」あーん

金剛「ノオォォォォー!!!!」

球磨「んぐっ!?ケホッ、ケホッ!急に大きな声出すなクマ!びっくりして死ぬところだったクマー!!」

提督「大丈夫か?」さすさす

球磨「くまぁ♪」スリスリ


金剛「こ、これはいったいどう言う事デース!!」

提督「あー、球磨が腹減ったからどうしても今すぐご飯食べたいって言い出してな。一足先に」

榛名「そんな事を聞いているんじゃありません!」

金剛「どうして球磨が提督の膝の上に座って!」

榛名「そんな甘々な事を……!」

金剛・榛名「しているのデース!!(ですか!)」

提督(さすが姉妹だな。息がぴったりだ……)

提督「仕方ないだろ?この時期は発情期なんだから。普段はそんな事ないし今くらい甘えさせてやれ」

金剛「だったらこの金剛も発情期デース!!」

榛名「金剛お姉様は年がら年中発情期じゃないですか!それよりもこの榛名の発情期をなんとかしてください!」

金剛「その通…………榛名!?」

提督(ああ、姉妹の間に亀裂が……)

比叡「失礼します!!今何か金剛お姉様が発情期だとか聞こえたんですが!比叡も絶賛発情期です!」

榛名「金剛お姉様は提督を迎えに行った時に発情したらしいじゃないですか!」

金剛「あ、あれは、発情する前に、その……」カアァァ…

霧島「やれやれ。どうして私のお姉様方はこうも年中発情しているんでしょうか」

金剛「ムッツリは黙っているネ」

霧島「ムッツリ!?」

榛名「榛名もそう思います」

比叡「うちに秘めてるのが一番タチ悪いですからね」

霧島「は、発情期なら私も今発情してます!この人を殴り飛ばしたくなる衝動が発情期なんですよね!」

金剛「ヘイ!上等ね、霧島!!遠慮せずかかって来るデース!」

榛名「二人ともケンカはやめてくださーい!」

比叡「今さらかまととぶっても手遅れですから!」

提督「それにしてもこいつら……なんか酒臭いな」


提督帰還のお祝いパーティーを4姉妹で仲良く開いていた結果がこれである。

球磨「うるさくて食事に集中出来ないクマー」

金剛「誰が原因で……!こんな料理はー!!」

球磨「やめるクマ!返すクマー!」

提督「こら金剛!お前ちょっと飲み過ぎだろ!

ズッ……

榛名「ッッ……、なんでしょう……急に息が苦しく……?」

比叡「体が重い……」

霧島「この押し潰される様なプレッシャーは……」

金剛「ハァッ……ハァッ……!あっちのカウンターから……」チラッ

鳳翔「……」にこにこ

スタスタスタ……


金剛「ハァッ……ハァッ……ッ」

鳳翔「こんな料理は……?どうするおつもりですか?」

金剛「これは……しょの……えっと…………」

鳳翔「言いたい事があるならしっかり目を見て言いなさい」

鳳翔「食べ物を粗末にしようとしましたよね?」

金剛「め、滅相もないデース!あまりに綺麗だったから高々と持ち上げてみたくだっただけネ!!」

鳳翔「でもこんな料理って言いませんでしたか?言いましたよね?」

金剛「それは……」

比叡「お、お待ちください!金剛お姉様はちょっとお酒をお召しにな」

グルンッ!

鳳翔「」じーっ

比叡「ひえー!!ごめんなさい、ごめんなさい!!」

榛名「あ、あの……すみません、私達みんなお酒を飲み過ぎていて……騒いだのは半分榛名のせいなんです……!」

金剛「はるなぁ~……!愛していマース!!」

鳳翔「ではお仕置きは榛名さんが半分引き受けると言うことでよろしいですか?」

榛名「いえ!榛名は(お仕置きは引き受けなくて)大丈夫です!」

金剛「はるなぁー!?」

鳳翔「まあお酒に酔って、発情期?でしたか?だったら仕方ありませんね」

金剛「鳳翔さん……!」

鳳翔「気持ちは分かりますよ。私も発情期ですから♪」

金剛「ほんとデスカ!?良かった?デース!」

鳳翔「霧島さん、確か発情期って人を殴り飛ばしたくなる衝動でしたよね♪」

金剛「ノオォォォォー!!」

提督「みんな、とりあえずそれくらいで」

鳳翔「むっ……提督はいつも金剛さんに甘過ぎます!!あまあまですよ!!」

提督「鳳翔さん……実は鳳翔さんもお酒飲んでませんか?」

鳳翔「私はその、少し軽空母の集まりに……」

提督(かなり飲んだなこりゃ)


提督「でもこれ以上金剛を責めても……この広間に水溜りを作り気ですか?」

金剛「ノー……お仕置きはノーデース……!」ガタガタガタ

鳳翔「ですけど……こう言うのはしっかり叱ってあげないと」

提督「なら俺も夕食前にお酒を飲んで料理していた鳳翔さんを叱らなくちゃ駄目ですね。怪我でもしたら大変だ」

鳳翔「私はそんな……」

提督「球磨、ちょっとココで待っててくれ」スッ

球磨「クマー、早く帰ってくるクマ」

提督「鳳翔さんはこっちへ」グイッ

鳳翔「あの、どちらへ……?私、お仕置きなんてされた事……」

スタスタスタ

球磨「カウンターの裏に入って見えなくなったクマ」

金剛「比叡、榛名、霧島……これからは比叡を長女として仲良く三姉妹で過ごしてくだサーイ……」ガタガタガタ

榛名「金剛お姉様!しっかりしてください!!」

球磨「あっ、帰ってきたクマ」

球磨「クマー、抱っこするクマー」むぎゅっ

提督「よっこいしょーいち」ストン

金剛「あ、あの、鳳翔さんは……」

鳳翔「私が何ですか?」

金剛「…………」

鳳翔「まったく。今回は提督の顔を立ててあげますけど、大目に見るのは今回だけですからね?」

金剛「提督ぅ~!!ありがとうございマース!!」

鳳翔「提督も提督で!ああいう事はお酒の入っていない時にですね!もうっ、せめて歯磨きくらい……お酒が匂いませんでしたか……?」

球磨「なにしたクマ?」

提督「料理前にお酒を飲んじゃう悪い口にお仕置きだよ」

鳳翔「じゃあ気を取り直して料理しますから、あなた達も座りなさい」

比叡「はい!」ビシッ

金剛「よ、よく考えたら最初から狙いは提督の隣だったネ!膝の上は関係ありまセーン!」

榛名「そうですよ!榛名も提督の向かいに座るつもりでしたから問題ありません」

霧島「いえ、あのー……非常に申しあげ辛いのですが……」

金剛「?」


球磨「次はお芋が食べたいクマー」

曙「ちょっと!あんまり動かないでよね!隣に迷惑なんだから!このクソ提督!!」

満潮「ほんと!ウザいったらありゃしないわ!フンッ!!」

提督「いや、俺としては嬉しいんだけど。まだガラガラなのにどうしてこんなギュウギュウ詰めに……」

曙「なに?文句あるの?クソ提督にそんな事言う権利なんてあり得ないから」

満潮「なんで私があんたなんかの隣に座らなきゃなんないのよ。大概にしてほしいわ!」


霧島「ご覧の通り、両脇は既に埋まっていて」

金剛「ノオォォォォー!」

榛名「榛名はお向かいだから大丈夫です!」

霧島「いえ、それもその……」


秋雲「あれー?提督、全然食べてないじゃん。肉じゃがいただき~♪」はむっ

提督「ああ!おい!!それは球磨に食べさせた後に食べようと……代わりに食っちまうぞ!」

秋雲「なになに?セクハラァ~?良いのー?」

シャッ……シャッ……シュパッ……

鳳翔「」にこにこ←包丁を研ぐ鳳翔さん

提督「ぐぬぬ……っ!」

秋雲「ふっふ~ん♪じゃあねー、ごっそさーん♪」シュタタッ


当然後日、下の口からお腹いっぱいにされた。

またかきます

食後 提督執務室

球磨「ワッハッハー♪この番組は傑作だクマー」

提督「そんなに面白いのか?この囲碁番組」

球磨「クマ?いごってなんだクマ?バッタの仲間クマー?」

提督「えっ?今まさにテレビで見て笑ってたよね?」

球磨「これオセロじゃなかったのかクマ?」

提督「……意味も分からず笑ってたのか。想像力豊かすぎてビックリするな」

球磨「球磨はこうやってコタツに入って提督の足の上に座ってるだけで楽しい気分になるクマ♪」

提督「コタツは人をダメにする魔法の道具だからな」

球磨「そうなのかクマ?確かにもう一歩たりとも出たくないクマ。球磨はココに住む事にするクマー」ペターン

提督「気持は分かるけどそれ以上ダメになるのは雷が喜ぶからな」

球磨「クマー」

提督「それにしても喉が渇いたな。球磨、ちょっと下ろすぞー」ストン

球磨「クマ?どこ行くんだクマ?」

提督「ちょっと飲み物取ってくるよ」

スタコラサッサ

提督「球磨ははちみつレモンのジュースで良いかー」

トコトコトコ

球磨「クマー」グイグイ

提督「おわっ、ビックリした……一歩も出たくないって言ってた割にあっさり出てきたな」

球磨「手伝うクマ」

提督「じゃあジュース持って行ってくれるか?俺はお菓子でも探して持っていくから」

球磨「わかったクマー」

提督「とりあえず……みかんと柿の種でも持って行くか」ゴソゴソ

球磨「コタツと言えばみかんクマ。ナイスチョイスだクマ」

提督「ん?寒いし先に行ってて良いぞ」

球磨「嫌だクマ。待ってるクマ」

提督「球磨なのに忠犬?」

球磨「今日はずっと一緒にいたい気分なのクマ。離れちゃだめクマ」

提督「ハチ!」

球磨「球磨だクマー」

提督「おー寒い寒い」

球磨「先にコタツへ入って良いクマー」

提督「そうか?じゃあお先に…………うへー、あったけー。ああーダメになるー」

球磨「クマー……クマになるクマー」モソモソ

提督「おおう……また膝の上に座るのか……」

球磨「当然だクマ!」

提督(飲み物取ってくるってのは建前で、実はこの体勢から脱出したかったのにな……)

球磨「クマー♪」ゆさゆさ

提督(ふぐぅ……球磨のお尻が俺の股間を刺激して爆破しそう……!)

球磨「はい、みかんだクマ」

提督「ああ、取ってくれたのか。ありがとう」

球磨「違うクマ。勘違いしないでほしいクマ」

提督「?」

球磨「皮をむいて食べさせてほしいクマ。ちゃんと白いスジも取ってくれないとだめだクマー」

提督「お、おう……今日は随分甘えるんだな」

球磨「本当は甘えんぼの球磨ちゃんって鳳翔さんにはよく言われるクマ。長女だって甘えたい時はあるんだクマー」

提督「確かに妙高や朝潮、夕雲……金剛もアレで案外しっかりしてるからな。他にも長女はみんな……」


暁「ほんと!長女は大変なんだから!」

雷「あっ、ほら!口にクリームが付いてるわよ!そんなんじゃダメよ!」

電「ハンカチなら電が持っているのです」

響「ハラショー」


提督「みんなしっかりしてるよな……一部を除いて」

またかきます

拝啓、春の訪れを感じる季節となりましたが皆様お元気ですか?

球磨「なんだかズボンのお尻が濡れてるクマ?」

私はもうダメかもしれません。

球磨「も、もしかして球磨はお漏らししてしまったのかクマ!?」

私は球磨の尻の擦り付けにより、尻コキという形で思わず発射してしまいました。


球磨「もうだめクマー!長女として恥ずかしいクマー!!」

提督「いや、大丈夫。それは俺から出た物だから……」

球磨「提督がおしっこ漏らしたのクマ?」

提督「まあ似たような物かな……」

球磨「仕方ないクマ。みんなには内緒にしといてあげるから早く着替えてくるクマー」

提督「ああ。球磨もお風呂入らないとカピカピになるから入っておいで」

球磨「かぴかぴ?よく分からないけどそれなら一緒に入るクマ♪」

提督「とりあえずズボンは洗って干しといたから」

球磨「ありがとうクマー」

提督「さてと、シャワー浴びてさっさと出ようか」

球磨「…………」じー…

提督「ものすごい視線を股間に感じる……」

球磨「ここ、こんな形だったかクマ?なんか伸びてる気がするクマ」

提督「そうか?基本こんな感じだぞ?」

球磨「だいたいこんなの艦娘で付いてるのはいないクマ。やっぱり提督だから付いてるのかクマ?」

提督「せ、せやな……」

球磨「なんか武器みたいでカッコいいクマー!」にぎっ

提督「ああっ!!」ビュッ!

球磨「おおー……何か出たクマ!」

提督「これはあれだ、その」

球磨「クマアァァァ……♪」キラキラ

提督(ああ、やばい。これ子供がおもちゃ見つけた時の目だ)

球磨「もっと遠くに飛ばすクマー」ギュッ

提督「ああっ!」ビュッ

球磨「もっともっと飛ばすクマー!」ギュウぅぅ!!

提督「ファイヤー!!」ビュッ

球磨「こうすればどうクマー?」にぎにぎ

提督「それよりも上下に擦ってみてはいかがなものかな!」ビュッ

球磨「こうクマ?」しゅこしゅこ

提督「ああああ!!一週間分のストレスが発散していくううう!!」ビュルルッ

球磨「すごいクマ!新記録だクマー!」


30分後

球磨「くまぁ♪」コスコス

提督「…………」ぴゅるっ……

球磨「なんだか勢いがなくなってきてしまったクマ」

提督「…………」ゲッソリ

球磨「元気出すクマー」にぎにぎ

提督「あっ……あっ……」ぴゅるっ…

球磨「うーん……ちょっと持ち方を変えてみるクマ。こっちから擦ってみるクマー」テクテク

提督「移動する時は手を離しーー」

球磨「なんだか床がヌルヌルするクマー」

ツルッ

球磨「クマッ!?」ギュッ

ボキンッ!!

提督「ぎゃああああぁぁぁぁ!!!!」

球磨「ゔぉー!!!?」

少し離席、またすぐ書きます

球磨「ごめんクマ、明後日の方向に曲がっちゃったクマ!」

提督「かっ……はっ……!」

球磨「痛いの痛いの飛んでくクマー」フーッ…

提督「ぎゃああああぁぁぁぁ!!」ビュルルルルル!!

球磨「クマ!?……ケホッ!ケホッ!口に入ってしまったクマー」たらー…

提督「あっ……」ビュルッ

バタンッ

球磨「クマ?おーい、しっかりするクマー!!」

提督「…………」ちーん

球磨「し、死んでしまったクマ!!」

愛宕「ちょっとー?凄い音や声がしたけど大丈夫ー?」チラッ

提督「…………」ちーん

球磨「ゔぉー!!クマー!!死んでしまったクマー!!」

倒れる提督、精液まみれの浴室、泣き叫ぶ精液まみれの球磨。

愛宕「えっと……なにこれ?」

提督「ん…………」

球磨「気がついたクマ!?」

提督「ここは……」

愛宕「工廠よ。提督、大丈夫なの?」

提督「ああ、なんだか煩悩が消し飛んだような気分だよ」

愛宕「ならいいんだけど……」


愛宕「ねぇ、提督は大丈夫なの?」

明石「はい。ケガは大した事ありませんでしたし。ただ……」

愛宕「ただ?」

明石「提督は股間が……ちんこっ折してしまっているんです」

愛宕「ちん骨折!?…………って何かしら?」

明石「残念ですが提督の男性としての機能はもう……」

またかきます

男性としての機能を失った翌日

金剛「ヘイ!提督の調子はどうデスカ?」

愛宕「様子はいつもと同じ……と言うか……」

妙高「いつもよりバリバリ働いている気がするんですよ。私達秘書艦には休暇をくださいましたし……」

曙「すれ違っても挨拶されるだけだしきみが悪いんだけど……」

愛宕「曙ちゃんったら……すれ違いざまに抱っこやお尻触られないと満足できない身体にされちゃったのね♪」

曙「違います!」

青葉「ちなみに曙さんが提督とすれ違う回数は1日平均12回ですね。はっきり言って有り得ない数字です!」ずるんっ

曙「ちょっ、青葉!ゴミ箱からいきなり出てこないでよ!ビックリするじゃない!」



愛宕「つまり曙ちゃんはわざとすれ違っ」

曙「ちがーう!偶然よ!偶然!!」

青葉「その通り。偶然なんです。提督が部屋を出ると何故か曙さんも部屋を出て、提督がジュースを買いに行けば曙さんもジュースを買いに行き」

青葉「トイレに行けばトイレへ、工廠へ行けば工廠へ……どれも待ち伏せとかでは無く偶然なんです」

曙「あ、当たり前よ」

青葉「これはまさか第六感……」

愛宕「第六感……それは、愛」

曙「わけわかんない!!」

青葉「青葉だって、あの提督に発信器の取り付けは何度も失敗してますし……いったいどの様に察知しているんですか!?」

愛宕「もしかして匂いでわかるのかしら♪」

曙「もううるさいわねぇ……!私は部屋に帰るから!」ダッ

愛宕「あらあら♪」

金剛「うーん……真面目な提督も悪くは無いのデスガ……やっぱり調子が狂ってしまいマース」

鈴谷「確かにあんまり真面目すぎると超肩こるよねー」

金剛「ようは提督に男性としての自信を取り戻させればいいのデース!ここはこの金剛のお色気作戦でイチコロネッ!」


熊野「ねえ鈴谷、男性としての自信とは何の事ですの?」

鈴谷「ほおぉう♪そりゃー、ねえ♪」

熊野「何なんですの!その言い方は。ハッキリおっしゃいなさい!」

鈴谷「提督を勃起させれば良いんでしょ?」

熊野「勃起?いったい何を勃起させるのかしら?」

鈴谷「そりゃー私達と同じようなもんでしょ♪勃起する場所なんて、ココとココと」ピンッピンッ

熊野「きゃっ!な、なにをするのよ!破廉恥な!!」

鈴谷「あと1箇所、同じ様な場所を勃起させるんだって♪」

熊野「あと1箇所って……乳房は2つしか無いじゃない。ああもう、ヒリヒリする……」

鈴谷「熊野さぁー、ブラくらい着けた方が良くない?」

熊野「よ、余計なお世話ですわ!だいたいブラを着けたら育たないと貴女から聞いたのだけど」

鈴谷「いやー、なんて言うかさぁ……もう限界じゃない?」

熊野「とおぉぉぅ!!」ゲシッ

鈴谷「あいたっ!ストップストップ!悪かったってば!!」

利根「こやつらは何をやっておるのじゃ?」

執務室

金剛「失礼しマース♪」ガチャッ

提督「金剛か。どうした?」

金剛「ヘイ、提督ぅ♪随分頑張ってるみたいだけどあまり無理はしないでほしいデース」

提督「ありがとう。でもこれが俺の仕事だからね」

金剛「だったら提督に適度な休憩を取ってもらうのが私の仕事デース♪ティータイムは大事にしないとネッ♪」

提督「ティータイムか……じゃあお言葉に甘えて5分だけ休憩をもらおうかな」

金剛「イエス♪そうこなくっちゃデース!今すぐ金剛特製の紅茶を用意するネ!」

提督「あー、いい匂いがする。気分が落ちつくな」

金剛「お待たせしましたデース♪さぁ、ジャンジャン飲んでくだサーイ♪」

提督「んっ……ハァ、こりゃ美味い」

金剛「提督と2人で飲む紅茶は最高デース♪」

提督「これでこの後もバリバリ働けそうだ」

金剛「もう、提督。2人で紅茶を飲んでる時に仕事の話はノーなんだからネッ!」

提督「悪い悪い。じゃあ紅茶に合いそうなお菓子でも探してくるよ」

金剛「ストップ!提督ぅ、紅茶に合いそうな甘ーいお菓子ならちゃんと用意しているネ……♪」

提督「そうなのか?」

金剛「もちろんデース。英国で生まれたこの金剛にぬかりはありまセーン……」ペロリ

金剛「提督ぅー、どこからめしあがりますカ?」しゅるしゅる…

提督「ん?もしかして甘いお菓子ってお色気的な事か?」

金剛「イエース♪さぁ紅茶が冷めないうちに早くめしあがってくだサーイ♪」グイグイ

提督「金剛……あまり女の子がそういう事をするのは感心出来ないな」

金剛「うぅー……!提督は私に魅力が無いと言うのデスカ!」

提督「そんな事ないよ。キミは十分魅力的だ」

金剛「へ?キ、キミ??」

提督「こんなに肌を露出しなくても十分にね」サッ

金剛「あっ……」

提督「それに俺も間違っていたよ。金剛と2人で紅茶を飲めるんだ。お菓子なんて探す時間があるならもっとキミと話ながら紅茶を飲むべきだった」

金剛(こ、これは重症デース……)

またかきます

金剛(こんなの私達の提督じゃ無いデース!私がなんとかしなくちゃネ……)

提督「…………よし」

金剛「?」

提督「これはお詫びって訳じゃなくて、いつか渡そうと思っていたんだけど」

金剛「ワーオ!もしかしてプレゼントだったりするデスカ!?」

提督「ハハッ、こんなところで渡したらまたムードが無いとか場所が悪いって怒られそうだな」

金剛「?」

提督「金剛」

金剛「は、ひゃい!」

提督「もし良かったら……いや、お前にどうしても受け取ってもらいたい物があるんだ」

金剛「え、ええ!?て、提督もしかして、ま、え?ふえぇ!?」

提督「目をつむって手を出してくれるか?」

金剛「は、はい!」バッ

提督「いや、手の甲を上にして……って、ここまで言ったらもう何を渡すか分かっちゃうか」

金剛「あ、あの……えっと、こうデスカ……?」

提督「相変わらず海に出て戦ってるなんて信じられないくらい綺麗な手だな」

金剛「ア、アハハ……そんな事ないデスヨ!この前も敵の砲弾を拳で」

スッ……

提督「うん。サイズもピッタリだ。どうかな、受け取ってくれるか?」

金剛「ハ、ハアァァ……!提督、これは、これは!!もしかして、その……」

ガチャ……

金剛「し、失礼しましたデース」

パタン…

愛宕「あ、出てきたわ。どうだった?」

金剛「…………」

比叡「金剛お姉様?」

金剛「…………」ぷるぷる

霧島「お姉様?」

金剛「…………!!」バッ

愛宕「あら、その指輪はもしかして……」

金剛「私、金剛は本日付けで提督の嫁艦となりまシタ!!」

足柄「な、なんですってー!!」

妙高「つまり提督は元に戻ったという事なのかしら?」

金剛「いえ、提督は元に戻っていまセーン」

愛宕「ダメだったのねー」

金剛「ですが……もうあのままで良いんじゃないデスカ!?」

比叡「ええ!?あんなに元に戻さないとって言ってたのにですか!?」

金剛「いやー、アッハッハー♪確かに前の提督も捨てがたいデスガ、いまの提督も同じ提督デース♪」

霧島「しかし……」

金剛「まあこの嫁艦である金剛がこれから手取り足取りナニ取りリハビリしていつか元に戻してみせるネ!」

愛宕「これは完全に浮かれてるわねぇー」

金剛「それでは私は部屋に戻って指輪を眺めることにしマース♪んっふっふー、提督ぅ♪夫婦だからってこんな時間からぁ♪」にやにや

妙高「どうしましょうか……」

榛名「はい!はいはい!はい!!」

愛宕「はい、榛名ちゃん♪」

榛名「次は榛名にお任せください!!」

霧島「随分自信満々ですね。なにか勝算でもおありなんですか?」

榛名(今なら提督はちょろくなっている気がします……今の内に榛名もケッコンの約束を……)

比叡「ひえー……どう見ても下心が満載ですね」

足柄「お待ちなさい!戦艦がダメだったんだから次は重巡が行くべきよ!!そうに決まっているわ!!」

羽黒「そ、それなら私が……」

足柄「羽黒!?あなたはいつだって私の事を考えてーー」

羽黒(ごめんなさい……どうせ失敗してやけ酒に付き合わされるくらいなら、失敗する前に阻止してあげたいんです……!)

那智「なにやらとんでもなく失礼な事を考えている顔だな」

愛宕「あのー、もめてる所悪いんだけどー。もう妙高が入っちゃったわよ?」

足柄「なっ!抜け駆けだなんて……あの年増女め!!」

一同(あーあ、これはもう助からんかもしれんね)

10分後

ガチャッ

愛宕「出てきたわ。妙高、どうだった?」

妙高「うーん……」

榛名(指輪は……無し)ホッ

妙高「仕事量は以前の数倍……もともと提督としての能力は素晴らしい人ですから当然ですが」

妙高「セクハラも一切無く仕事に集中していて文句の付け所か無いわね」

愛宕「でもそれだと秘書艦は息が詰まっちゃいそうね」

妙高「それがそうでも無いのよ。集中はしているんだけど、こっちの話にはしっかり耳を傾けて話をする時は目を見て話してくれますし……」

妙高「今の提督は真面目で仕事も出来て、周りの話もしっかり聞く非の打ち所がない好青年ですね」

那智「姉さんにここまで言わせるとは……」

妙高「はっきりと申し上げますと……もうこのままで良いんじゃないですか?」

愛宕「まあ、あなたまで?」

愛宕「みんなしてそんな事言ってたら元に戻った時に提督が拗ねちゃうわよ?」

妙高「大丈夫よ。元に戻らない様しっかりサポートするわ」

愛宕「元に戻らない様にって……どうしてそこまで?前の提督だって素敵だったじゃない」

妙高「それはその……」

足柄「スンスン……これは、婚期の匂い!」

妙高「えっと、提督がね……金剛に渡したから今すぐは用意出来ないけど、いずれ私ともケッコンしてくださるって……」

羽黒「そんな……姉さんが雌の顔に……」

比叡「そんなホイホイケッコンの約束するのはどうなんですか!?」

榛名「榛名はケッコンできるなら何番目でも大丈夫です!いずれは1番になりますから!」

愛宕「まあ多妻は認められたシステムだから問題はないけど……それで嬉しいのかと言われると……」チラッ

妙高「提督が私をその様な目で見ていてくださったなんて……がんばらなくっちゃ」

愛宕「嬉しそうね」

榛名「では次こそ榛名が参りますね!」

蒼龍「あ、あの!順番的にも次は空母なんじゃないかなーって……」

足柄「何言ってるのよ!そんな事言ってどスケベな事考えてるんでしょ!」

蒼龍「か、考えてませんよ!」

榛名「どスケベな身体してなに言ってるんですか」

蒼龍「胸の事を言っているなら他にもたくさん大きい人はいるじゃないですか~!」

羽黒「いえ、どスケベな胸ではなくてどスケベな身体なんですけど……」

蒼龍「だからそれってどう言う意味なの!?」

飛龍「まあ確かに蒼龍はどスケベな身体よね」

蒼龍「飛龍まで!?」

愛宕「あのー、例のごとくあなた達がもめてる間に他の子が入っちゃったわよ?」

榛名「もう、次は絶対榛名ですからね!」

愛宕「次があれば良いんだけどー……♪」

足柄「はい?」

愛宕「今入って行ったの……長距離と警備任務の遠征から帰ってきた夕雲型の6人と秋雲ちゃんなのよね♪」

榛名「…………」ペタン…

またかきます

赤城「そんなことより」
加賀「ごはんです」

長距離には夕雲、巻雲、長波、秋雲

警備任務は朝霜、早霜、清霜が向かっていた。


夕雲「提督、ただいま戻りました」

朝霜「こっちも戻ったぜー♪」

提督「お疲れさま。遠征の成果はどうだった?」

長波「なに?田中少将の話し?」

提督「いや、遠征の成果の話だよ」

清霜「もちろんバッチリ、バッチリよ!」

巻雲「司令官さまぁ、こっちもばっちりです」

夕雲「手に入った資源は全て倉庫に保管しておきました」

提督「そうか。ありがとう」

秋雲「ふっふーん♪私達なんて資源だけじゃなく高速修復剤も回収してきたもんねー♪」

提督「それは助かる。良くやってくれたな!」なでなで

秋雲「まぁこの秋雲にかかればこれくらい余裕でしょ♪」

朝霜「ムッ……」

巻雲「司令官さまぁー、巻雲もなでなでしてください!巻雲、お役に立ちましたよ?」

提督「もちろん分かってるよ。ありがとう巻雲」なでなで

巻雲「えへへー♪夕雲姉さんも長波も頑張ったんですよ!」

提督「おう。みんなまとめて撫でてやるよ」

夕雲「あら、じゃあ私もお言葉に甘えて撫でていただこうかしら♪」

長波「田中少将を撫でる話し?」

ワイワイ

清霜「いーなぁー」

早霜「…………」じーっ

清霜「わわっ、早霜ちゃん、ありがとう!」

提督「お前達もこっちにおいで。みんな良く頑張ってくれたからな」

清霜「わーい♪」タッ

早霜「…………」タッ

朝霜「チッ……気に入らないねぇ……」

朝霜「おい!秋雲!!」

秋雲「んー?なーにー?」

朝霜「お前、あんまり偉そうにしてんじゃねーぞ!あたいらだって長距離に行ってたら高速修復剤くらい持って帰ってこれたんだかんな!!」

提督「はいはい、ケンカしかいの」

秋雲「あー、もう良いじゃん。そんなの」

朝霜「よくねーよ!だいたいお前は夕雲型の仲間でも無いのになんでいっつも混じってんだよ!!」

パシンッ!!

朝霜「いってぇなぁ……!清霜、いい加減にしろよ!!」

清霜「えっ……?朝霜ちゃん、清霜はこっちにいるけど……」

朝霜「ああ!?……って、司令かよ。いきなりケツ殴るなんていい度胸じゃねーか!」

ざわざわ……

朝霜「な、なんだよみんなしてオドオドしやがって。言いたいことがあんならハッキリ言えよ!」


提督が駆逐艦に手を上げた。その事実が駆逐艦に与えた衝撃は第三次世界大戦クラスだと言う。

夕雲「提督がセクハラ以外で駆逐艦のお尻を触るなんて……」

巻雲「あうあうあう……夕雲姉さん、司令官さまは怒ってるんですか……?」

長波「え?なに?田中少将の話しは?」

秋雲「結構みんな提督に無茶してるけど、駆逐艦に手を出した事なんて一度も無かったよね……」

清霜「って言うか、ついさっきまで清霜の頭撫でてたのにいつのまにあっちへ!?」

早霜「瞬きした瞬間に移動したみたいね……」


提督「朝霜、秋雲にあやまりなさい」

朝霜「ああそうかよ!秋雲は司令のお気に入りだかんな!!新入りのあたいなんかより秋雲の肩を持つ訳だ!!」

提督「新入りとかお気に入りとかそんなのは関係ない。ただ俺は秋雲を仲間じゃ無いって言った事に怒ってるんだ」

朝霜「なんだよ!別に間違って無いだろ!あたいらは夕雲型で、秋雲は陽炎型なんだから仲間じゃねえじゃねーか!!」

提督「朝霜、本当にそんな事思ってるのか……?」

朝霜「…………」

提督「そんな事言われて……秋雲がどんな気持ちになるか考えてみろ。平気な顔してたって胸の中では泣いてるんだぞ」

秋雲(どうしよ……陽炎型ってのは本当の事だし、別に傷付いても無いって言うか……本気で気にしてないんだけど……)

提督「秋雲、あまり気にするなよ」

秋雲「あー……うん、わかった……」

秋雲(なんか真面目な話みたいだし、
とりあえず話に乗っておこう……ってか、お腹すいたな。早く終わんないかなー)

提督「秋雲はな、お前がココに着任した時……夕雲型の誰よりも早く、1番に仲間が増えたって大喜びしてたんだぞ?」

秋雲(あれは朝霜を発見したからやっと休めると思って大喜びしちゃったんだけど……まあ良いや、黙ってよ)

朝霜「そんなの……司令が秋雲を贔屓目に見てるからそう見えただけじゃねーのかよ」

提督「お前の目にはそんなに俺が秋雲だけを可愛がってるように見えてるのか?」

朝霜「ああ見えてるね!最近の出撃だってさ、夕雲型のあたいら6人ばっか出撃させて秋雲はいつも隣に置いてるじゃねーか!」

提督「それはな。やっと夕雲型のみんなと合流出来たんだから、一緒に戦わせてやりたい。でも6人編成だから自分は外して他の艦隊に入れてくれって秋雲が頼んだからだよ」

朝霜「は、はあ?そんな話し聞いてねーし……本当なのかよ?」

秋雲「いやー、まぁ一応……ってか、恥ずかしい事言わないでよ!!あー、もう!なんか背中かゆくなってきた!!」

提督「とはいえ、そういう風に思わせてしまってた俺にも問題があったみたいだな。すまなかった」

朝霜「あ、謝んなよ!それくらいで……それくらいで謝られたらあたいだって謝らなきゃいけなくなっちまうだろ!!」

提督「どうぞどうぞ」

朝霜「くっ……!ああもう分かったよ!!悪かった、酷いこと言ってあたいが悪かったよ!!」

秋雲「あー、いいっていいって!全然気にしてないからさ!」

提督「と、一件落着した所でもう一つ朝霜には謝らないとな。さっきは手を出してすまなかった。痛くないか?」

朝霜「別に大したこと無いし。あたいの方が悪い事したんだから仕方ねーだろ」

提督「お詫びにコレを受け取ってくれ。間宮特製パフェの引き換え券だ」

朝霜「マジで!?良いのかよ!!」

提督「よし、7枚渡そう。一週間タダで食べれるぞ」

朝霜「っしゃー!こんなんでパフェが食えるならいつでもケツくらい叩かれても良いぜ!」

巻雲「いいなぁー、いいなぁー!」

清霜「いいなぁー!」

朝霜「うっ……そんな目で見んなよ。7枚あんだからみんなで食おうぜ」

巻雲「ほんとに!?」

清霜「朝霜ちゃん太っ腹!」

朝霜「……なにボーッとしてんだよ!秋雲、お前も一緒に行くぞ!!」

秋雲「なになに?いいのー?」

朝霜「ったりめーだろ。仲間なんだからよ」

提督「そうそう、みんな友達だ。やっぱり朝霜も優しい子で安心したよ」

朝霜「まあこう見えてエースだかんな!まかせな!!」

提督「ほんとにさっきは悪かったな」なでなで

朝霜「うわっ!!もう良いって!ケツを撫でんなよ!!」

提督「…………ふわ、やわ」サスサス

朝霜「は?ってかしつけー……え?ええ!?」


朝霜の尻を撫でたこの時、提督に電流走る……!!

朝霜「ちょっ、マジでなんなんだよ!!こら!揉むな!!」

夕雲「あらあら♪巻雲さんにはまだ少し早いので先に間宮さんでお待ちしてますね♪」

巻雲「夕雲姉さまー?目隠しされて巻雲、何も見えませんよー?」

清霜「ねぇ早霜ちゃん、どうして清霜も目隠しされてるのー?」

早霜「ふふっ……まだ早いわ……」

長波「じゃあ、私も先に行ってるわぁー」

秋雲「じ、じゃあ私もー……」


朝霜「おい秋雲!助けてくれよ!!あたいら仲間だろ!!」

秋雲「あー……それ言われると話が重いなぁ……」

朝霜「秋雲ー!!!!」

秋雲「わかったわかった。分かったからあんまり近くで大声出さないでよ。もう」

朝霜「おお!もうこんな近くまで助けに来てくれたのか!!」

秋雲「いやー……助けに来たって言うか……捕まっちゃった」

提督「コーホー……」

朝霜「お、おい!なんかすっげーケツ揉まれてるけど、この後どうなっちまうんだよ!!」

秋雲「慌てない慌てない。ちゃんと私が守ってあげるからさ」

朝霜「秋雲~!」

秋雲「あんたの貞操だけは」

朝霜「秋雲!?貞操だけ!?」

秋雲「えいっ」ドンッ

朝霜「いってぇ……!なにすん……」

秋雲「はい、さっさと行った行った。後はこの秋雲さんにまかせなー」

朝霜「助てもらって、一人だけ逃げるなんて……んな事できっかよ!!」

秋雲「んじゃそこで見てるー?」

朝霜「お、おう……!」


この後、朝霜は提督と秋雲のまぐわいを30分以上眺めていた。

提督「秋雲、秋雲っ!!」

秋雲「もうガッツキ過ぎだって!ほら、今度は提督が下になって」ぺろっ

提督「秋雲……!」

秋雲「んっ……!こ、こら、下から突き上げないでよ……朝霜、見てるー?」

朝霜「な、なんでそんな所にそんなもんが入ってんだよ!」

秋雲「なんでって……こういう事するから?」

提督「やばい……全部吸い取られる……」

朝霜「……わ、私も!仕方ないから手伝ってやんよ!」



この後、秋雲と朝霜の2人はある意味本当の(竿)姉妹になった。

またかきます

後日

朝霜「おーい、秋雲いっかぁー?」

夕雲「あら、今日も仲が良いのねー♪秋雲さん、朝霜さんが遊びに来たわよ」

秋雲「ちょっと〆切近いから今日はパスー!」

朝霜「んだよ、つれねーな。何してんだよ?」

秋雲「だから漫画の〆切が」

朝霜「へー。んじゃさ、あたいが面白いか試しに読んでやんよ!」

秋雲「いいからもう邪魔しないでよ。ほら、あっち行った」

朝霜「良いじゃん!下手くそでも笑ったりしないからさ!」サッ

秋雲「あっ、ちょっ!」

朝霜「なになに…………プッ、あははは!」

秋雲「いきなり笑ってんじゃん!返してよ!まったく!」


1時から読み始めて…やっとこのスレ読み終えた…このシリーズ@4.5スレあんのかな?(歓喜)
>>1さんやい…DAT落ち全部してるからなんかまとめてくれたら嬉しいなぁて|・д・)チラッ

朝霜「いやいや、この漫画が面白いから笑ってたんだって!こりゃ傑作だぜ!」

秋雲「ほんとに!?って、ホラー物だから笑う所なんて無いはずなんだけど……」

朝霜「え?そうなのか?」

秋雲「はぁ……。で?一応聞くけど何の用?」

朝霜「おう!一緒に司令んとこ遊びに行こうぜ!」

秋雲「またぁ?最近しょっちゅう行ってんじゃない」

朝霜「いいだろ、別に。ほら行こうぜー」

秋雲「だから無理だって」



朝霜「なぁー、良いじゃん。あたいらダチだろー?」

秋雲「ああもう!友達って言うなら向こう行っててよ。ったく、全然過ぎ進まないし」

朝霜「あーきーぐーもー」

秋雲「むーりーよー」

朝霜「下手に出てりゃ調子に乗りやがって……!あたいと漫画どっちが大事なんだよ!!」

秋雲「漫画ー」即答

朝霜「あたいは漫画なんかより秋雲の方が好きだ!!」

秋雲「や、やめてよ。恥ずいでしょーが」

朝霜「秋雲、好きだー!遊びに行こうぜー!」

秋雲「やめなさいってば!」


夕雲「あらあら♪」

巻雲「秋雲が好き勝手されてるなんて、あんまり見ない姿かも」

長波「まあたまには良いんじゃない?これで普段振り回されてる私達の気持ちもわかるでしょ?」

秋雲「じゃあせめて切りの良いところまでは描かせてよ。……あと10ページくらい」ボソッ

朝霜「んー……よっしゃ!じゃああたいも手伝ってやろー!」

秋雲「ええー……」

朝霜「そんな露骨に嫌そうな顔すんなよ!ほら、仕事よこしな!!」

秋雲「じゃあコンビニ行って焼きそばパン買ってきて」

朝霜「よっしゃ行ったろー!……って、そう言うのじゃなくて漫画を手伝わせろよ!」

秋雲「えー……んじゃこの紙に長波の絵でも描いといてよ」

朝霜「おう!任せとけ!!」

長波「ええー……」

朝霜「よーし、出来たぞー」

秋雲「んじゃその紙をあのゴミ箱に入れといてー」

朝霜「わかったー……って、おい!」

秋雲「あー、わかったわかった。じゃあその辺に置いとい」

巻雲「うわー!朝霜、とっても絵が上手です!」

朝霜「へ?そうかな?」

夕雲「まぁ、本当。すごいじゃない」

朝霜「いやー、姉さん達に褒められっとなんか照れくさいな!」

長波「秋雲なんかより全然上手いんじゃないか?」

秋雲「」ピクッ

秋雲「あー、ちょっと失礼」

朝霜「な、なんだよ?」

秋雲「ふんふん……なるほどなるほど……」

朝霜「?」

秋雲「よーし、ちょっとこっち来て!」

朝霜「なんだ?」


秋雲「これこれこう言うのとか描ける?」ヒソヒソ

朝霜「んー、まぁ描けるっちゃあ描けるけど……なんで川内のはだk」

秋雲「ああー!!よし、よーし!じゃあこれからも手伝ってくれるなら今から遊びに行っても良いけど!」

朝霜「ほんとか!?」

秋雲「サークル名は秋雲と朝霜で……秋霜……」

清霜「なになに?秋霜ちゃんの話し!?」

夕雲「はいはい、まだいない子の話しはそれくらいにして♪」

秋雲「いや、朝雲か……」

清霜「朝雲ちゃんの話しー?」

夕雲「いない子の話しはそれくらいにして!」


なんかすっごい怒られた。

廊下

秋雲「でもさー、なんで提督と遊ぶのに私も付いてかなきゃいけないのさ」

朝霜「だってなんか恥ずかしいじゃんかよ。色々あったし……」

秋雲「恥ずかしいなら会わなけりゃ良いのに」

朝霜「恥ずかしいけど会いたいから困ってんだろ!」

秋雲「だからって毎回連れ出されるこっちの身にもなってよねー」

朝霜「それにほら、3人じゃなきゃアレ出来ないだろ?」

秋雲「えっ……またすんの?いや、その気が無くてもアレなんだけど……」

朝霜「いいじゃん、皆んな気持ちよくなんだからさぁ♪」

秋雲「あんたは良いけど私はイレギュラーにしょっちゅうアレがアレしてアレなんだけど……」

朝霜「そんじゃ、その時は私も混ざってやっからよ!だってあたいら」

秋雲「ダチでしょ。分かったわよ」

朝霜「おう♪」

吹雪「あっさりー、しっじみー、はーまぐーりさーん……」


この後めちゃくちゃ貝が合わさったり棒を出し入れしたりした。

>>902
上に書かれてましたが検索するとどこかのまとめサイトに引っかかるのでそちらでお願いします!私にはスキルが無いのです!ファー!(他力本願)


もう900過ぎ。ここまでありがとうございます
次スレはもう少し安価を増やして短めに色んなキャラを書きたいと思います。

食堂

金剛「じゃーん!!」キラキラ

大井「なんなんですか?」

北上「指輪?」

金剛「イエース!この度、私金剛は提督とケッコンしたデース」

大井「へー」←無関心

北上「そうなんだ。それはちょっと意外だなー」

金剛「意外?」

北上「だって私はてっきりあの2人のどちらか……おそらく赤城さんが最初だと思ってたから」

大井「確かにそうですよね。どうでも良いですけど」

金剛「うーん…………ヘーイ!赤城、加賀!この度、私金剛は提督とケッコンしたデース」キラキラ

北上「あー……もしかして私、余計な事言っちゃったかなー」

赤城「そうですか。それはおめでとうございます」ムシャムシャ

加賀「すみません、肉じゃがをゴージャスデラックス盛りで」ムシャムシャ

金剛「ヘイ、ヘイヘイヘイ!なんか反応が薄いデース」

赤城「今日は月に一度の肉じゃがの日ですからね。慢心してはダメ、気を引き締めてかからないと」

加賀「逆に肉じゃがの日にケッコンなんてしてる貴女に驚きだわ」

金剛「うぅー、正妻の座を手に入れたと言うのになんか納得いかないデース……」

赤城「正妻?」

加賀「提督は今、正気では無いはずだけれど」

金剛「それでも正妻は正妻デース!」

赤城「…………」ムシャムシャ

加賀「まあそれで正妻だと思うならそれでも良いですけど」

赤城「私は提督が正気の時にケッコン出来れば良いですから♪」

加賀「私も同じです。私が信頼しているのは今の提督では無くいつもの提督ですから。あんな提督にはまったく魅力を感じないわ」

金剛「なっ……!」

北上「あれが正妻空母の余裕……」

妙高型四姉妹

足柄「あーあ、提督が普通に戻っちゃった。婚期だと思ったのに」

羽黒「でも司令官さんが元に戻って良かったですよね。これでみんな元通りに……」

那智「まあ私は提督と酒さえ飲めれば何だって良いさ。いつか提督を酔わせてやりたいな」

妙高「ところで足柄、あなた私が部屋に入った時何か言ってなかったかしら?」

足柄「へ?私なにか言ったかしら??」

那智「はて?私も記憶に無いが」

妙高「そう?なら良いんだけど」

羽黒「ゆ、許してあげてください!足柄姉さんが妙高姉さんを年増女とか言った事……許してあげてくださーい……!!」

足柄「え?」

妙高「ん?」

羽黒「妙高姉さんがいない事を良いことに好き勝手罵ってた足柄姉さんを許してあげてください……!」


羽黒に悪気は無かった。足柄はこの日から3日、ダンボールで夜の寒さをしのいだ。

提督が正気に戻った日の夜

提督「さて、そろそろ寝るかな」

コンコンコン

提督「ん?はーい」

球磨「クマー……」

提督「お?どうした球磨。なんか元気ないな」

球磨「球磨のせいで提督にも、みんなにも迷惑かけてしまってるクマ……だから責任取らせてほしいクマ」

提督「気持ちは嬉しいんだが……もうすっかり元通りなのさ!」ビンビン!

球磨「本当クマ!?元気になったのかクマ!?」

提督「ああ。だから心配しなくて良いよ」

球磨「クマー……クマー!!良かったクマ、良かったクマー」ダキッ

提督「よしよし。心配かけて悪かったな」

青葉「え?治っちゃったんですか?」スー…

提督「お前は当然の様に天井から降りてくるなよ」

青葉「やですよぉ♪青葉も司令官を元気付けようとワイシャツ一枚で参上したんですよ♪」

秋雲なら……!の書き込みが多くて秋雲メインの秋雲朝霜に変更しましたが、最初は青葉球磨でした。
球磨フェラと青葉の顔面パイズリでがんばれ!がんばれ!
最終的に青葉が球磨を抱えてゆっくり降ろしながら合体……


直前で秋雲投入予定でしたけど。

58「てーとく、遠征いってきたよ」

168「時間はかかるけどオリョクルと違って敵がいないから楽で良いわね」

19「資源は倉庫に保管してきたのー♪」

8「提督、もう鋼材が倉庫に入りきらなくなってきました」

愛宕「そう言えば最近まったく大型建造に手を出しませんよね。良いことだけど♪」

提督「ああ、もうすぐ4月1日だろ?」

妙高「そうですけど……それがどうかしたんですか?」

提督「エイプリルフールだよ、エイプリルフール!」

愛宕「確かにエイプリルフールだけど……?」

提督「仮にその日俺が資源を全部使い果たしたとしてだ、エイプリルフールなら全部嘘になるだろ?」

妙高「この人は……いったい何を言っているのかしら……」

提督「あっ、でもこれだとビスマルクが出来てもエイプリルフールで帳消しに……」

愛宕「…………」

妙高「…………」


提督の建造に関する心の闇は深い

ある日

朝霜「そんじゃーまた秋雲と来っからなー!」

提督「おう!楽しみに待ってるぞ!楽しみに!超楽しみに待ってるから!!」

秋雲「いい加減1人で来ればいいでしょーが」

朝霜「なに言ってんだよ。司令も喜んでんだから一緒に行こうぜ!」

秋雲「はぁー……」

朝霜「なんだよ。秋雲は司令の事きらいなんかよ?」

秋雲「いや、嫌いじゃないけどさぁ……」

朝霜「んじゃあ好きなのか?」

秋雲「まあ…………うん……」

朝霜「だったらいいじゃんか!あたいだって好きだぜ!司令も秋雲も!!」

秋雲「あんたってば本当に恥ずかしい子なんだから……」

提督「最近はよく秋雲と朝霜が遊びに来てくれてホクホクだなー」

曙「…………」

愛宕「あら、曙ちゃん?どうしたのこんな所で。中に入ったらどうかしら♪」

曙「愛宕さん……」うるうる…

愛宕「曙ちゃん!?ど、どうしたの!?」

曙「…………っ」ダッ

愛宕「あっ、曙ちゃん!!」

愛宕「どうしたのかしら……」


愛宕「提督、いま曙ちゃんがーー」

提督「明日も秋雲と朝霜は来るだろうか……」

愛宕「提督?」

提督「そうだ、あいつら漫画描いてるらしいしみんなでお絵描きするか!」

愛宕「提督……」

提督「おお、愛宕!ちょうどよかった。秋雲と朝霜が好きそうなお菓子とか知らないか?」


提督は昔から入れ込むと周りが見えなくなる

愛宕「提督!また悪い癖が出てますよ!」

提督「悪い癖?」

愛宕「一部の子だけに入れ込んで特別視する癖です。時々ありますよ」

提督「うーん……それより秋雲達の」

愛宕「提督ぅ?」

提督「ん?」

愛宕「そー……れっ!」ブンッ

提督「なんだいきなりチョップなんかし……ハッ!!」

このとき提督に電流走る……!

提督「殺気!?」

とっさに提督は両手をクロスし愛宕の振り下ろした腕を受け止めた。

提督「ぐ……っ、この力……大和型どころじゃ無い……!」

愛宕「少し頭を冷やして……きなさい!」ズンッ

バキバキバキバキ!!

提督「しまった……!圧力で床が崩れて!!……ああああ!!」

提督「ぐぬ……!どこからこんな力が……!」

愛宕「母は強し。かしら♪」

提督「母って誰の!?」

愛宕「さようならー♪」

提督「ぎゃーー!!!!」

ズドーン!!

提督「ってて……」

曙「ちょっと……なんで天井からクソ提督が降ってくるのよ!!」

提督「をう!曙ちゃんこんばんわ!」

曙「…………」

提督「あれ?目が赤いけどどうしたの?まさか泣いてた!?」

曙「うっさい!こっちみんな!!このクソ提督!!」

提督「ぐぬぬぅ……!俺の天使ちゃんのクリクリお目目を赤く染めるとは……許せん!!どこのどいつだ!!」

曙「うっさい……ほっといてよ……」

提督「ほっとけない!犯人を見つけ出してお仕置きだべ!!」

曙「…………っ」

提督「こんなに可愛い子を泣かせるなんて……」

曙「うっさいうっさい!全部あんたのせいよ!このクソ提督!!クソ提督クソ提督クソ提督!!!!」

提督「ええ!?」

曙「いっつもいっつも秋雲朝霜ばっかり!!なんかしんないけどムカつくのよ!!ムカつくイラつく頭にくる!!」

曙「ほんっと……ムカつく…………!う……うわああああぁぁぁん!!」ぽろぽろ

提督「はわわわ……」

愛宕「少しは事の重大さが分かってもらえたかしら?」

提督「愛宕様!!助けてください!!私が悪かったです!!どうかご慈悲を!!」

愛宕「パンパカパーン♪はいはい、曙ちゃんいらっしゃい」

曙「愛宕さーん……クソ提督が、クソ提督が……」

愛宕「ねー、ひどい提督よねー」

提督「愛宕様……!!」

愛宕「大丈夫?こんなに泣いちゃったら喉が渇いたでしょ?」

曙「うん……」

提督「この哀れな豚めにジュースをおごらせてください!!」

曙「……景色の綺麗な海辺のあの店でフルーツジュースが飲みたい」

提督「よっしゃ!!」

愛宕「あら、あそこのお店無くなっちゃったんじゃなかったかしら?」

提督「すぐに建てます!!」


この後数日、提督は曙ちゃん専用と化した。

それを見た朝霜が拗ね、朝霜達の相手をし過ぎれば曙ちゃんが拗ね、金剛達は駄々をこね……

しばらく落ち着くまで提督を負のスパイラルを襲った。

このスレはもう終わりかもしれませんがまたかきます

次スレ
【艦これ】赤城「貝類が食べ放題?」 加賀「さすがに気分が高揚します」
【艦これ】赤城「貝類が食べ放題?」 加賀「さすがに気分が高揚します」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1427762095/)

アニメ10話を見た艦娘達

加賀「あり得ない編成だとは思っていたけれど……まさかそれが夢に出てきたからと言う理由だなんて」

鈴谷「って言うか夢に出てきたから特別扱いとかキモくない?」

妙高「そうですね。その様な理由で編成を組まれてはこちらとしても困ります」

曙「あんなのクソ提督の風上にも置けない糞提督よ!」

清霜「と言うか……どうしてあの提督さんは鎮守府が攻撃された時に避難指示だけ出して鎮守府を守らなかったんだろうねー」

漣「あー、まぁ確かにうちのご主人さまならジャンプ一番で艦載機全部破壊しちゃいそうだもんねー」

睦月「うん。うちの場合、敵が攻めてきても誰も避難しないよね。もしそんな状態になるとしたら地球滅亡くらいにゃし」

愛宕「提督も信頼されてるのねー♪」

ガチャッ

提督「いきなりだが、編成を再編するぞ!新しい編成は秋雲、曙、朝霜、不知火、清霜、俺だ!夢で見た!!」

妙高「…………」

曙「し、仕方ないわねぇ。で、どんな夢だったのよ?」

提督「セッ」


まんざらでも無かった。

電車に乗る羽黒さん

羽黒(やだな……満員電車……)

するり…

羽黒「あっ……」

羽黒「…………っ」ふるふる…

羽黒(どうして1人で電車に乗ると痴漢にあっちゃうんだろ……)

羽黒(早く次の駅に着いて……こんなの嫌……)

羽黒「司令官さん、助けて……!」

メコッ!ベコベコッ!!

客「な、なんだ!?いきなり天井が凹んで……!?」

メキメキメキメキ……ベリッ!!

客「キャー!!天井がー!!」

提督「コーホー……!」

客「うわああー!!化け物だぁぁぁ!!」

羽黒「司令官さん……!」



羽黒の司令官さんは頼りになります。

提督「ダメだぞ羽黒。1人で電車に乗っちゃ」

羽黒「ごめんなさい……!どうしても欲しい本があって……」

提督「近所にも本屋はあるだろ?それに電車乗るなら妙高や那智と行かないと」

羽黒「近場に無くて、姉さん達には迷惑かけるわけにも……」

提督「だったら俺を呼べ。ついて行ってやるから。……で、探してた本はあったのか?」

羽黒「司令官さん……!はい、ありました……♪」

提督「しかし混んできたな。また妙な事されないようにしっかり見張っといてやるからな」

羽黒「あ、あの……司令官さん……?」

提督「ん?」

羽黒「痴漢にあっちゃわないように……引っ付いてても良いですか……?」

提督「お、おう!」

羽黒「ありがとうございます……」ギュッ


この後無事鎮守府に帰った羽黒は、内緒で隣町まで買いに行った官能小説を布団に潜って朝まで読書に勤しんだ。

このスレはもう持たない。次スレもよろしくお願いします

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年05月05日 (火) 16:30:48   ID: 9FMCQPie

加賀さんがパイズリしてたんですがそれは…

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