女先輩「好きだよ、男くん」 男「……はい」 (77)



男「そうですか、ありがとうございます」



女先輩「反応が薄いよ!女の子の告白にそんなドライな対応するなんてっ」



男「毎日のように言われたらドライにもなりますよ」



女先輩「男君が全然OKしてくれないからだよ」



男「そりゃあタイプじゃないですもん」


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女先輩「おお、随分とハッキリ言うねぇ。泣いていいかな」


男「いや、人としては好きですけどね。付き合うとなると…俺年上好きなんで」



女先輩「私も年上だよ!?」



男「え?あぁ俺の言う年上は知的で御淑やかな『大人の女性』の事なので。先輩はちょっと、ねぇ?」フッ



女先輩「鼻で笑ったね?今っ、鼻で!」



男「見た目も中身も小学生じゃないですか」



女先輩「発展途上なだけだよ、これから成長するんだからきっと」



男「高校生なんですから現実を見ましょうよ」



女先輩「うわぁーん男君が虐めるよー」



男「誰に言ってるんですか」



女先輩「細かいことはいいんだよ」



男「そうですか」



女先輩「それよりも男君がどうすれば私にメロメロになるのかの方が大切だよ」



男「メロメロって」



女先輩「だから細かいことはいいんだって、それでどうすればいいのかな?」



男「しかも俺に聞いちゃうんですね」



女先輩「もう何度も告白してる時点でプライドなんてないからね」



男「なんか、すいません」



女先輩「謝罪なんていらないから男君の落とし方を教えてよ!さぁっ、プリーズ!」



男「うわぁ、目がマジだ」


女先輩「ほら、早く」



男「はぁ……分かりましたよ」



女先輩「本当!?教えてくれるの?」



男「教えるというより簡単な助言程度ですよ、それで俺が確実に落ちる訳ではなのであしからず」



女先輩「モーマンタイだよ」



男「えーとさっきも言いましたけど、俺先輩の事人としてはすごい好きなんですよ」



女先輩「ぐぬぬ、喜んでいいのか微妙な発言だね」



男「俺にとってかなりの褒め言葉なんですが」



女先輩「異性としての魅力ゼロってことじゃないか」



男「そう、そこですよ」



女先輩「え?そこって魅力ゼロのこと?」



男「はい。魅力ゼロのことです」



女先輩「男君……」



男「はい?」



女先輩「君はそうやって私の傷を広げて楽しいのか!?全然助言じゃないじゃないかっ」



男「まぁまぁ、落ち着いてください。助言はここからです」



女先輩「もう虐めない?」



男「……はい、多分」



女先輩「間があるのと多分って言葉が引っ掛かるけど話が進まないから突っ込まないよ」



男「ありがとうございます。それでですね、先輩はその異性としての魅力さえどうにかすれば俺の完璧な女性像にきっとなるんですよ」

女先輩「なるほど!それでそれで?」


男「え、それだけですけど」



女先輩「えぇ~~1番知りたいところが無いよ~」



男「そう言われても。あ、外見は無理でしょうからどうにかするとしたら中身じゃないですかね」



女先輩「もうちょっとオブラートに包もうよ、今更だけど」



男「細かいことは気にしちゃダメですよ」



女先輩「うわ、すごいしてやったみたいな顔になってるよ」



男「気のせいですよ、気のせい」



女先輩「むぅ~」



男「まあそんな感じなんで頑張ってください」



女先輩「他人事みたいに」



男「ほぼ他人事ですし」



女先輩「どうせ私には無理だって思ってるんでしょ?」



男「それはもう」



女先輩「ふん、そんなに余裕でいられるのも今のうちだよ。明日から私は変わるからね」



男「あの先輩」



女先輩「ふふふ今更怖気付いても遅いよ」



男「いや、明日休みですよ」



女先輩「……え?」



________
____
__



――翌日――



男「……はぁ」



男(どうしてこうなった)



男(まさか休日に先輩と会うことになるとは)



男(いや、それ自体はいいんだ。別に)



男(問題は……)



女先輩「男く~~~ん!!」タッタッタッタ



男「…………」



女先輩「ごめん、待ったかな?」



男「…………」



女先輩「お、男くん?そこは『今来たところです』とか……」



男「先輩」



女先輩「なにかな?」



男「今日の集合時間は?」



女先輩「じ、10時だったかな」



男「今の時間は?」



女先輩「え~と、十二時……かな?」



男「先輩」



女先輩「はいっ!?」



男「『今来たところ』だと、思います?」ゴゴゴゴゴ



女先輩「すみませんでした!!!でもあれだよ、ワザとじゃないんだよ。ちょっと寝付けなくて寝坊したり慌てて電車間違えたり」アセアセ



男「はぁ」



女先輩「ホントにごめんなさい」



男「もういいですよ」



女先輩「え?」



男「ちゃんと謝ってくれましたし。それに俺だって今日は楽しみにしてたんです、これ以上は時間が勿体無い」



女先輩「楽しみに?」



男「ええ、じゃなければ二時間も待ったりしませんよ」



女先輩「…………」ポカーン



男「ほら何してるんですか?置いていきますよ」



女先輩「男くん、どうしよう。今私の中で男くん株が鰻のぼりだよ」



男「俺の株が上がってどうするんですか、今日の目的は逆でしょうに」



女先輩「は!?危うく男くんの毒牙にやられるところだったよ」



男「先輩もしかして実は俺のこと嫌いなんじゃ。毒牙とか言いますか普通」



女先輩「大好きに決まってるじゃん!今のはただの言葉の綾だよ」



男「……人前でそんなこと言って恥ずかしくないんですか」



女先輩「男くんだって昨日自分の落とし方なんて恥ずかしい事言ってたじゃん」



男「……てい」ペチン



女先輩「痛いっ、男くんが暴力を」



男「ただのデコピンです、全く……色々言いたいことはありますがこれで許しましょう」



女先輩「うう~絶対赤くなってるよ。あ、それでどこに向かっているのかな?」



男「とりあえず時間が時間ですし軽く食事でもしてそのあとは映画でも見ようかなと」



女先輩「あ、そうかもうお昼だもんね」シュン



男「もう気にしてないって言ったじゃないですか、そんなんじゃこれから楽しめませんよ」



女先輩「……うん!そうだよねっ、よ~しそれじゃあ行くぞ~」



男「…おーー」

________
____
__




女先輩「美味しかった~」



男「えぇ、最近のファミレスは侮れないですね」



女先輩「特に季節限定のデザート!終わらないうちにコンプリートしないとだよ」



男「あんなに食べてもう次回ですか」



女先輩「女の子はそういう生き物だからね」



男「さいですか」



女先輩「さいですよ。そうだ本当にご馳走になってよかったのかな?男くん」



男「ファミレスぐらい気にしないでください、それに先輩バイトもしてないんですし」



女先輩「私はいい後輩を持ったよ」



男「はいはい。行きますよ」



女先輩「あ、待ってよ~」



男「さてと、なにかいいのは上映してるかな」



女先輩「そこは決めてなかったの?」



男「急でしたし、先輩の好みもありますから」



女先輩「なるほど~」



男「今の時間だとめぼしいのは……おっ?」



女先輩「なにかあった?」



男「好きな監督の新作がありまして、いつの間に……先輩○○って監督知ってます?」



女先輩「…うん知ってるよ!わ、私も好きなんだ」



男「ホントですか!?じゃあもうこれにしましょう。チケット買わないと」



女先輩「男くん嬉しそうだね」



男「それはもう、周りにあまり知ってる人いなくて」



女先輩「へぇ~そうなんだ」



男「そうなんですよ。あ、これ二人分お願いします、会計はまとめてで」



女先輩「そんな悪いよ、男くん」



男「気になさらず、今の俺はとても気分がいいんです」



女先輩「後でなにかお礼させてね」



男「本当に気にしなくてもいいのに。それにしても正直意外でしたよ先輩がホラー好きだったなんて」



女先輩「うぇっ!?」



男「?」



女先輩「ううん、なんでもないよ。ほらもうすぐ始まっちゃうから行かないと」



男「そうですね、楽しみだなぁ」



女先輩「……そうだね、楽しみだなぁ」



――上映中――


キモダメシデハイキョニイコウー 
オーイイネー
  


男「…………」ウキウキ



女先輩「…………」ガタガタ




オイナンカココオカシイゾ
ハヤクカエロウゼ


男「……………」ワクワク



女先輩「…………」プルプル




オイッナンダアイツ シラネエヨ
オマエガワルインダ ナンダtオイウシロ
エッ ユウレイドーン



女先輩「……ヒッ」ビクッ



男「…………」チラ




女先輩「…ヒック、グスン」



男「先輩」コソコソ



女先輩「…えっ?」



男「ちょっと出ましょう」



女先輩「でも」



男「いいから」



女先輩「うん」



男「やっぱりホラーダメだったんですね」スタスタ



女先輩「……うん」



男「すいませんでした」



女先輩「なんで男くんが謝るの?私が見栄張って嘘ついたのに」



男「どうせ先輩のことです『ここでちょっと知ってるって言って知的さと趣味が合うアピールしよう』とか考えていたんでしょう、それに気付くべきでした」



女先輩「男くんはエスパーなの!?」



男「図星でしたか。先輩確かに俺は昨日中身をどうにかすればって言いましたけど無理はしないでください」



女先輩「……はい」



男「さて。映画はもうあれですし、この後はどうします?」



女先輩「なんか切り替えが早いね、男くんは」



男「先輩が引きずり過ぎなんですよ」



女先輩「そうかな」



男「そうです」



女先輩「そっか……よし!」



男「どうしました?」



女先輩「ううん、何でもないよ。そうだ男くん行きたいところがあるんだけどいいかな?」



男「ええ、いいですよ。先輩も元気になったみたいですし」



女先輩「よーし、じゃあ行こう!」



男「ちなみにどこに行くんですか?」



女先輩「ゲームセンターだよ!」



ガヤガヤ  ガヤガヤ



男「すごい人ですね」



女先輩「男くんはあんまり来ないのかな?」



男「そうですね、人込みが好きではないので」



女先輩「男くんらしいなぁ」



男「先輩は来るんですか、ゲームセンター」



女先輩「う~ん私もあんまりかなぁ、友達とたまには来るけどね」



男「ならなんで来たんです?クレーンゲームで欲しい景品でもありました?」



女先輩「ふっふっふ」



男「なんですかそのベタな笑い方」



女先輩「男くん、今日の私達はなにしているのかな?」




男「なにって、ご飯食べて映画見て……」



女先輩「デートだよ!」



男「ああ、そういうことでしたか。確かに一般的にそう呼べますね」



女先輩「この際男くんの言葉は無視させてもらうよ。そして男女がデートでゲームセンターに来たらすることは1つだよっ」



男「まさか」



女先輩「そのまさか!プリントシール!」ババーン



男「先輩」



女先輩「なにかな?」



男「今日はありがとうございました。俺帰りますね」



女先輩「ちょっとまったぁぁ!!」ガシッ



男「は・な・し・て・く・だ・さ・い」ズリズリ



女先輩「なんで!?撮ろうよ。ねぇ撮ろうよ~」ズザザー



男「なんで俺が一緒に写らなくちゃならないんですか?あんな恥ずかしいの」



女先輩「ちょっとだけ、ちょっとだけでいいから」



男「ちょっとだけってなんですか」



女先輩「お~ね~が~い~」



男「嫌です」



女先輩「……ダメ?」ウルウル



男「……はぁ、分かりました」



女先輩「ほんと!?」



男「一回だけですからね」



女先輩「やった~~!!ほら早く早く」グイグイ



男「押さなくっても行きますって」



女先輩「いや、男くんはきっと逃げるね」



男「もう諦めてますって……はぁ」



女先輩「…………」プルプル



男「…………」



女先輩「ぷっ」



男「…………」



女先輩「あっはっはっはっは!お、男くん何この仏頂面は!?」



男「逆に先輩はどうしてカメラに対してあんな笑顔を向けられるんですか」



女先輩「それは好きな人が隣にいるからだよ!」



男「ッ……」



女先輩「おや?もしかして今ちょっとドキッとしたんじゃないかな?」



男「してないです」



女先輩「ほんとかな~?」



男「……少しだけです、少しだけ」



女先輩「ほうほう」ニヤニヤ



男「ちょっとうるさいですよ、顔が」



女先輩「顔が!?」



男「そうだ先輩、今度は俺のやりたいものに付き合ってくださいよ」



女先輩「顔がうるさいって何?ねえ」



男「あったあった。これです」



女先輩「聞いてるの?うるさいってなに男く……え」



男「さあやりましょうか」ニヤリ



女先輩「男くんこれはなんでしょうか?」



男「なにってシューティングゲームですよ」



女先輩「画面に映っているのは……」



男「あー…あれですよ、負傷者?」



女先輩「ゾンビだよっ!どう見てもゾンビだよ」



男「確かにそう見えなくもないですね」



女先輩「そうとしか見えないって、目が飛び出てるじゃないか!」



男「いいからやりましょう、ほら」



女先輩「え、私やり方わからないよ?」



男「敵が来たら引き金引くだけです。始まりますよ」



女先輩「ちょっ、待、男くん!ぎゃ~~」



男「はっはっは。早く打たないと死にますよ」



女先輩「笑ってないで男くんも……あれ、なんで男くんコントローラー持ってないの!?」



男「それ1Pモードですもん」



女先輩「お、男くんの鬼~~~~~~!!」

________
_____
__


男「先輩飲みます?」



女先輩「うう~ゾンビが~」



男「せんぱーい?」



女先輩「はっ!あれ、外?ゾンビは?」



男「先輩が色々と限界そうだったので外に出たんですよ。あとゾンビもいません、先輩が倒し切りましたからね」



女先輩「……まさか死ぬごとにコンテニューさせられるとは思わなかったよ」



男「コントローラー離せばよかったのに」



女先輩「だってそうすると襲われるし」



男「まさかそのままボスまで行くとは。それでこれ飲みます?」



女先輩「あ、ありがと~、いただきます」ゴクゴク



男「少しは落ち着きました?」



女先輩「うん、ばっちりだよ」



男「それはよかった」



女先輩「……うん」


男「…………」




女先輩「男くん」



男「はい」



女先輩「今日はありがとうね、私の我儘に付き合ってもらって」



男「まだ解散には早いですよ。まぁ俺も楽しかったですし、また誘ってください」



女先輩「…………」



男「先輩?」



女先輩「ねぇ、それは……先輩後輩として?」



男「……それは」



女先輩「な、なんてねっ。ちょっと言ってみたかっただけ気にしないで」



男「先輩…」



女先輩「あっ!!そうだ私ちょっと用事があったんだ。ごめん男くんまた学校で」



男「ちょっと、先輩っ!?」



女先輩「この埋め合わせは絶対にするから、ごめん……本当に」タッタッタッタ




男「待ってくだ……」



男(なにしてるんだ俺は、追わないのか先輩を)



男(いや、追う資格なんてないか)



男(先輩の事が好きなわけじゃないんだから)



男(でも、ならなんで……)



 「あれ、男?どうしたんだこんなところで」チリンチリン



男「……なんだ友か」



男友「おい、なんだとはなんだよ。失礼だな。よっと」ガチャン



男「あぁ、悪い」



男友「もしかして、なんかあったのか?」



男「どうして?」



男友「お前今この世の終わりみたいな顔してるぞ」



男「そっか、そんな顔になってるのか」



男友「俺でよければ話聞くぜ」




男「大丈夫…いや、気休めにはなるか」



男友「俺の扱いひどくね?」



男「どこから話すか、そうだな……」



男友「無視……だと?」



_______
____
__



男「……まぁこんな感じだ」



男友「……1ついいか?」



男「ああ」



男友「それただののろけ話じゃね?」



男「はぁ、お前に話した俺が馬鹿だった。じゃあな」



男友「待てって、悪かった。ちょっとしたジョークだって」



男「……次は無いぞ」



男友「分かってるって、俺だってそこまで空気読めない訳じゃねぇよ」



男「すでに読めてないけどな」



男友「うるせぇ。じゃあハッキリ言うけど、なんで先輩を追いかけねんだよ?追いかけて言えばいいだろお前の気持ちを、それが拒絶だとしても」




男「……分からないんだ、先輩への好意が友人としてなのか異性としてなのかが」



男友「お前面倒くさい性格してんな」



男「自覚はしてる」



男友「そんなお前に質問だ。もし先輩が町でナンパをされて嫌がっているとする、さてどうする?」



男「助けるさ。でもそれがどうした?友人なら当たり前だろ」



男友「確かにな。じゃあ仮に先輩が乗り気だったらどうする?」



男「それは……多分、割り込む」



男友「友人として、か?」ニヤリ



男「……そっか、俺先輩のこと」



男友「おっと、その先は先輩に直接言ってやれ」



男「そうだな、友お前の自転車借りるぞ」



男友「ああ、早く行け。電車出ちまうぞ」



男「それと………ありがとう」バッ



男友「……がんばれよ、男」


______
____
__



男「はぁ……はぁ、はぁ…間に、合ったか」



男(先輩は?)



女先輩「…………」



男(いた!!)



男「先輩っ!」



女先輩「え……男くん!?」



男「良かった、いてくれて」



女先輩「あれ?なんで男くんが?えっ?」



男「ちょっといいですか」



女先輩「う、うん。どうしたのかな?」



男「さっき先輩の言ったことに答えてなかったので」



女先輩「さっきって、あれは」



男「先輩がどんな意味で言ったかはどうでもいいんです。俺は自分の言いたいことを言うので」



女先輩「……うん」



男「俺は今日一日先輩といて俺は楽しかったです。また来たいとも思いました」



女先輩「…………」



男「けど今日の先輩とは嫌です」



女先輩「私が大人っぽくないから?」



男「違います、今日先輩は映画の後も無理をしてました。だから今度はいつもの先輩と来たいんです。できることなら……」



女先輩「できる…ことなら?」



男「その……恋人として」



女先輩「え?」



男「えっと、その…だからっ!……だから俺と付き合ってください」



女先輩「いい…の?私子供っぽいし、全然御淑やかじゃないし」



男「もうそんなのはどうでもいいんです。俺は先輩が好きなんです」




女先輩「ホントに?」



男「本当です。それで?先輩の答えを聞いてないんですが」



女先輩「あ……」



男「できれば早めに言ってもらえるとうれしいのですが。心臓に悪いです」



女先輩「…クスッ、そんなの決まってるよ」





女先輩「好きだよ、男くん」




男「……はい」











        女先輩「好きだよ、男くん」男「……はい」
              ―おわり―

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