【ラブライブ!】穂乃果「楽しいゲーム?」 (81)

このSSには不快な表現、キャラ崩壊が含まれているかもしれません
そういうのが嫌な人は我慢して見ていってください


穂乃果「ん?う~ん?ここは?」

穂乃果「あ、海未ちゃん起きて!」

海未「ん……穂乃果……」

穂乃果「海未ちゃん!」

海未「ここは……私はいったい……」

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穂乃果「穂乃果にも分からないの……」

海未「そうですか……あ、ことり!」

ことり「う……海未ちゃん……穂乃果ちゃん」

穂乃果「良かった!ことりちゃんもいて」

海未「あ、見てください!あそこに真姫と凛と花陽倒れています」

ことり「あっちには絵里ちゃんと希ちゃんとにこちゃんが」

穂乃果「起こしに行こう!」

海未「花陽!真姫!凛!起きてください!」

ことり「絵里ちゃん!希ちゃん!にこちゃん!起きて~」

凛「ん~?なんにゃ~」

花陽「もうご飯炊けたの~?」

真姫「二人とも寝ぼけ過ぎよ・・・ってここどこなのよ!?」

海未「みなさん目を覚ましてください!緊急事態なんです!?」

凛&花陽&真姫「?」

穂乃果「みんな お・き・て~!」

にこ「もう~なによ~騒々しいわね」

絵里「なに?どうしたのよ穂乃果~?」

希「元気なのはええけどあんま大きい声出すとご近所さんの迷惑やで?」

ことり「みんな今すぐこっちに来てほしいの」

にこ&希&絵里「?」

絵里「なるほどね」

絵里「私たちは何者かによってこの場所に連れてこられた……」

絵里「という解釈でいいかしら?」

海未「ざっくり言えばそうですね……」

海未「私たちは昨日……いや昨日なのか今日なのか分かりませんが」

海未「練習が終わって解散したのでしたよね?」

真姫「そうね」

海未「みなさんは解散した後は誰と帰りましたか?」

海未「私は穂乃果とことりと」

希「うちは絵里ちとにこっちと」

凛「凛は花陽と真姫ちゃんと!」

海未「なるほど、そして私たちはそれぞれ家に帰りました」

海未「いえ……帰ろうとしたんです……」

にこ「家だけに、いえ……」

にこ以外「……」

にこ「な、何よせっかくにこが重い空気を変えようとしてんでしょ!?」

花陽「にこちゃん……」

凛「ちょっとどころかだいぶ寒いし、今はそういう雰囲気じゃないにゃ」

真姫「真面目になるところなのよ、少し静かにしてなさい」

にこ「はい……」

希(にこっち一年生に説教されてるやん)

海未「オホン!話を戻します」

海未「そして私たちは3人で帰ってそれぞれの分かれ道で解散したんです」

海未「そして家に帰る途中にある人に話しかけられたんです」

穂乃果「穂乃果もだよ!」

海末「え?穂乃果も?」

ことり「ことりも!」

海末「ことりもですか!?」

絵里「私もよ!」

希「うちもや」

にこ「にこもよ!」

凛「凛も話しかけられたにゃ」

花陽「花陽も同じです!」

真姫「私もそうだっわ」

海未「みなさんもですか!?」

希「でもこれが皆おなじ体験かどうか分からないから続きを教えてくれへん?」

海未「は、はい それでその人に呼び止められて」

帰宅中

???「すいません!少しいいですか?」

海未「はい?なんでしょうか?」

???「今から質問させてもらいますが宜しいですか?」

海未「え?は、はい答える範囲内でしたら……」

海未(いわゆるアンケートという奴でしょうか?てっとり早く済ませてしまいますか)

???「ありがとうございますでは質問です」


















???「楽しいゲームがあるのですがやって見ませんか?」

海未「ゲームですか?」

???「はい」

海未「それはどういったゲームなのですか?」

???「すごく簡単なゲームですよ」

海未(これはどういう事でしょう?モニタリングのように人の反応を見ているのでしょうか?)

海未(だとすれば……)

海未「そうですか、私で良ければ構いませんが……」

海未(何も良い回答が見つかりませんでした……)

???「ありがとうございます、では会場にご案内しましょう」

海「え?会場……」

海未(あ……あれ?意識が……)

???「フフフ」

海未「そして気づいたらこの場所に連れてこられていたわけです」

穂乃果「穂乃果もそんな感じだよ」

ことり「ことりも」

海未「やはりそうですか、では他の皆さんは……とは聞くまでも無いですね」

絵里「お察しの通り」

真姫「言うまでも無いわね」

絵里「それはそうとこの部屋広いわね……」

希「せやな、憶測やけど体育館くらいの大きさはあると思うよ?」

花陽「なんか怖いね凛ちゃん皆が同じことになってるなんて」

凛「うん……他の事なら皆同じだね!やったー!ってなるんだけど」

真姫「大丈夫よ二人には私がついてるわ」

凛&花陽「ま、真姫ちゃ~ん」

真姫「な、何よ~///」

にこ「頼もしい真姫ちゃ~ん、にこのことも守ってほしいな~」スリスリ

真姫「ちょっと!?くっ付いてこないで!にこちゃんは3年生なんだから自分で守りなさい」

にこ「え~、真姫ちゃんのケチ!」

???「目覚めたようだね」

μ's「!?」

海未「ど、どこから声が!?」

ことり「あそこのスピーカーからじゃない?」

???「君たちの会話はすでに聞かせてもらっていたよ」

希「盗み聞き?あんま良い趣味とは言えんね」

???「もう説明するまでも無いよね?今から……」

にこ「ちょっと待ちなさい!」

???「何でしょう?」

にこ「あなたはさっき「目覚めたようだね」と言ったわよね?」

???「言いましたね」

にこ「ずっと前から目覚めてたわよ!」

にこ以外「……」

???「あっはっは、こいつは失礼」

???「でも、会話に入り込むタイミングが分からなかったから」

???「目覚めたようだねって入れば違和感ないかなと思いましてね」

にこ「そ、そう……ならいいわよ」

絵里(今の突っ込み必要だったかしら)

希(にこっちは気になったら居ても立っても居られないたちやからな)

???「話を戻しましょう、皆さんも気づいてるでしょうが」

???「みなさんは「楽しいゲーム」をするために、ここに連れてこられました」

穂乃果「楽しいゲーム?」

海未「さっき言っていていたやつのことですね」

???「そうです、そういえば自己紹介が遅れました」

???「私の名前はエックスと申します」

花陽「エックス……」

真姫「偽名ね」

にこ「それはそうと、これは何のつもりよ!」

エックス「お!威勢がいいですね、何でしょうか?」

にこ「何でしょうか?じゃないわよ、これは監禁よ!れっきとした犯罪じゃない」

絵里「そうよ!早くここから出しなさい」

エックス「う~ん……それはできません」

海未「なぜです?」

エックス「あなたたちは「楽しいゲーム」の参加者なのですから」

穂乃果「そうえいえば、「楽しいゲーム」って何なの?内容は聞いてないけど」

エックス「お?そうでしたねでも楽しいゲームって何の?って聞かれると哲学みたいですね、それはそうと内容は」

エックス「今から私が5問のクイズを出します」

海未「クイズ……」

エックス「もしも正解すれば、なんでも願いを叶えて差し上げます」

μ's「ん?」

エックス「でも、現実的じゃないことは叶えられません」

希「というと?」

エックス「たとえば「地球を我が手に」とか「不死身になれる薬をくれ」とかは無理です」

凛「ふむふむ」

エックス「叶えられるのはたとえば「一兆円欲しい」とか「もっと可愛くなりたい」とかね」

海未「なるほど」

エックス「といっても皆さんは、これ以上ないほど美人集団ですけどね」

希「あら?監禁しときながら随分お上手やな」

にこ「まあ、にこが監禁しちゃうくらい可愛いのは認めるけど!」

エックス「フフ お上手だなんてそれほどでも、あとは……」

にこ「ちょっと!?無視しないでよ!」

エックス「好きな相手を確実に落とせるアイテムが欲しい……」

ことり「!?」

エックス「絶対に自分がなりたい職業になれるコネが欲しい……」

真姫「!?」

エックス「兄弟や姉妹を幸せに出来るほどの金額が欲しい……」

にこ「!?」

エックス「どれだけ食べても太らない体が欲しい……」

花陽「!?」

エックス「まあ、そういうのも叶えられるということです」

エックス「みなさんにもあるでしょう、誰を蹴落としてでも叶えたい夢が……」

希「でも、そんな美味しい話……もちろん裏があるんやろ?」

絵里「希の言う通りだわ」

エックス「鋭いですね、ご名答でございます」

エックス「外れた方はもれなく……」




















エックス「命を頂きます」

これは本人が転載しているので問題ありません

にこ「……は?」

エックス「おや、聞こえませんでしたか?命を頂きますと言ったのですが」

にこ「命ってまさか……」

エックス「はい、LIFEです」

海未「冗談ですよね……?」

エックス「本当です」

にこ「で、でも仮に本当だったとして正解しても本当に叶うかなんて保証はないじゃない!」

花陽「に、にこちゃんの言うとおりです!」

エックス「ほう?死んじゃう事より叶うかの心配ですか?そうですね……そうだ、携帯を見てもらえますか?」

穂乃果「携帯……!?」

凛「時間が……」

真姫「止まってる……」

エックス「その通り、このゲーム参加した瞬間からあなた方の時間は止まっているのです」

希「それをうちらに信じろって言うん?」

エックス「信じられないかもしれませんが、ここはあなたがた住んでる世界とは別の世界なのです」

にこ「はあ?」

エックス「異次元とでも呼べば良いのでしょうか」

絵里「ちょっと待ちなさい!そんなこと信じられると思ってるの!」

エックス「信じてもらうしかありません、それにこの世界ではお腹とかもすかないんです」

絵里「え?」

エックス「ましてやトイレに行きたくもなりません、その証拠にみなさんお腹すいてないでしょ?」

穂乃果「確かに……」

エックス「普通は学校から帰れば大抵の人はお腹が空いて何かをつまみますよね?」

エックス「この世界では何時間たとうと何日たとうと何年たとうと」

エックス「餓死や栄養失調で死ぬことはありません」

エックス「まあ、何らかの危害が加えられた場合は別ですがね……」

にこ「……」

エックス「おっと!話が逸れてしまいました、本当に叶うか分からないでしたっけ?」

にこ「そうよ」

エックス「簡単に言うと遠回りに叶う事になります」

海未「遠回り?」

エックス「はい、実はこのゲームが終わって現実の世界に戻った時みなさんはここでの記憶は消えています」

μ's「!?」

真姫「ちょっと!それこそ叶うかなんて分からないじゃない!」

エックス「落ち着いてください、今から説明します」

エックス「例えば一億円が欲しいからと言ってそれを願って現実世界に戻り」

エックス「いきなり目の前に一億円があったら怖いでしょ?」

花陽「確かに……」

エックス「それに、ここでの記憶は消えるから何のお金か分からない」

エックス「最悪の場合もしかしたら警察に預けてしまうかもしれない」

凛「ふむふむ」

海未「では遠回りの例えを聞いてもいいですか?」

エックス「例えば今も例にあげたように一億円が欲しいと願えば」

エックス「自分の両親が商売で成功しテレビや雑誌で大題に取り上げられ」

エックス「売り上げも急上昇し一億円そうとうの莫大な金額が入ってくるとか」

エックス「宝くじで一億円が当たるとか、そんな感じです」

海未「なるほど、それだと違和感ないですね」

エックス「先ほど申し上げた太らない体というのも同様です」

エックス「現実にもいますよね?食っちゃ寝食っちゃ寝してんのに太らない人」

エックス「つまり、代謝が良くなる方法特集みたいな雑誌を見つけて実行してそれが成功したり」

エックス「ご飯を食べる事と同じくらいに運動にハマってしまったり」

エックス「そんな感じです」

花陽「なるほど……」

海未「……」

海未(本当にそんな良い話があるでしょうか……)

海未(正解すれば願いが叶う……外れれば死ぬ……クイズは5問……)

海未「!?」

ことり「どうかしたの海未ちゃん?」

海未「今回の「楽しいゲーム」という名このゲーム」

海未「願いを叶える以前に助かるためには……クイズに正解しなければならない……」

海未「でもクイズは5問しかない……」

希「まさか……」

海未「9人中……4人……は助からない」

海未以外「!?」

海未「そういう事なんでしょ!!」

エックス「さあ?それはご想像にお任せします」

海未「く……」

絵里「つまり、このゲームは……」

海未「問題に外れる事なく確実に答えられる問題をどれだけ他の人より早く答えられるかにかかっています……」

海未「「楽しいゲーム」とは名ばかりの……「早押しボタンのデスゲーム」……」

エックス「それにですね、回答を妨害することも出来ます」

エックス「あそこをご覧ください」

海未「あれは……」 

エックス「妨害用の武器です」

海未「ぶ、武器!?」

エックス「はい、包丁や銃や爆弾や刀など他にも様々な武器をご用意しております」

エックス「誰かが答えようとしたら首を……チョパン!みたいな事も可能です」

絵里「ちょ、チョパンって……」

海未「刀があるのでは包丁みたいなリーチが短い物はいらないのでは?」

エックス「刀だと大きすぎて懐に忍ばせたり出来ないでしょ?」

海未「……」

にこ「ちょ、ちょっと待って!死ぬことは無いって……」

エックス「何らかの危害が加えられた場合は別ですがねと言ったはずですよ?」

エックス「……最高でしょ?」

真姫「何がよ?」

エックス「しつこいようですが、ここで起こった記憶は全て忘れ起こった出来事は遠回しに現実となります」

エックス「つまり、どういうことか」

エックス「例えばAさんがBさんを妨害し殺害してAさんは正解し願いを叶えたとします」

にこ「そうよ!そこよ!そしたらBさんはどうなんのよ!」

エックス「きっと現実に戻ったら心臓麻痺やら交通事故でお亡くなりになるのでしょうね」

にこ「!?」

エックス「最高でしょう!」

エックス「例えここで人を殺したとしても現実世界に戻ったら、この世界で殺された方は交通事故などで死ぬ」

エックス「つまり!自分が殺したから死んだんだという事実は消えるという事です!」

エックス「そして!ここでの記憶も抹消されるのですから人を殺したという記憶に悩まされることもなく!」

エックス「世間や友達から犯人扱いされることも無い!そして今まで叶えたかった夢が叶ってウハウハ状態!」

エックス「つまり!この世界では自分の望みを叶えるために友達を例え殺したとしても何の問題も無し!」

エックス「こんなにおいしい話がありますか!ヒャッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハ!!」

にこ「く、狂ってるわ……」

海未「正気の沙汰ではありませんね」

絵里「SO CRAZY」

凛「かよちん?かよちん?」

花陽「なに?」

凛「正直あのエックスって人が何言ってるかよく分からないにゃ」

花陽「……凛ちゃんはこのままだと大変なことが起こるって事だけ分かってれば良いよ」

凛「……」

エックス「それではゲームを始めますよ!」

穂乃果「海未ちゃん……」

海未「今はどうししたらこのゲームをクリアできるのか……それだけを考えましょう」

穂乃果「海未ちゃん……うん!そうだね!」

エックス「偉大なる第1問!」


















エックス「あなたは一体何者ですか?」

μ's「……え?」

μ's(何って私達はスクールアイドルなんじゃ……)

エックス「……」

海未(……そうでした!?考え方によっては高校生という言い方もできます)

ことり(学校で言うなら音ノ木坂学院の生徒という言い方も出来ちゃうし…)

凛(スクールアイドル名で言うならμ'sと答えることも出来るにゃ……)

花陽(名前的な意味で言うなら花陽の場合は小泉花陽と答えることも出来るよね……)

真姫(国で言うなら日本人という言い方も出来るわ)

絵里(学校の立場で言うなら生徒会長と言い方も出来るわよね……)

希(簡単に性別で言うなら女と答えることも出来るやん……)

にこ(にこに限っていうなら優しくて性格も良い超絶美少女って答えることも出来るにこね♪)

海未(そして、ここでの味噌は「あなた達」ではなく「あなたは」と個人に質問しているという点です……)

海未(問題自体は難しくありません、ですが外せば死ぬという事実がある以上は安易に答えられない)

海未(それに相手は顔も名前も分からない正体不明のエックス……私達の常識が通じるかどうか……)

エックス「いくら考えても大丈夫ですよ、時間はたっぷり……」

???「はい!」

???以外「!?」

エックス「お!答えますか潔いですね!第1問目の最初の回答者はこちら!」

















エックス「高坂穂乃果さん」

穂乃果「穂乃果は答え分かったよ!だから答えま~す!」

穂乃果以外(穂乃果(ちゃ~ん)!!!!!!!!!!!)

海未「ちょっと穂乃果!」

ことり「落ち着いて穂乃果ちゃん!」

真姫「そ、そうよ!二人の言うとおり冷静になりなさい穂乃果!」

にこ「穂乃果なんて答える前から外れ確定みたいなもんじゃない!」

絵里「時間ならまだいっぱいあるのよ!」

希「焦らなくてもええんよ?穂乃果ちゃん」

凛「自ら死にに行く必要はないにゃ!」

花陽「考え直して穂乃果ちゃん……」

穂乃果「……みんな穂乃果の事を信用してよ!別に自殺しに行くわけじゃないんだから」

海未「自[ピーーー]るようなものでしょ!外れたら死んでしまうかもしれないのですよ?」

穂乃果「外すってこんなの難しくないじゃん?何をみんな戸惑ってるの?」

希「でも、もしも万が一外したら死ぬかもしれないんやで?怖くないん?」

穂乃果「怖くない!……って言ったら嘘になっちゃうけど……」

穂乃果「でもね外さない自信があるの!だからみんなにも穂乃果を信じてほしい」

穂乃果以外「……」

海未「わかりました」

穂乃果「!?」

海未「そこまで言うなら穂乃果を信じます」

穂乃果「海未ちゃん!」

ことり「ことりも海未ちゃんと同じだよ♪」

穂乃果「ことりちゃんも!」

絵里「仕方ないわね」

にこ「こうなったら止まらないからね」

希「そこが穂乃果ちゃんの良いところでもあるやん?」

にこ「まあね」

花陽「怖いけど、穂乃果ちゃんを信じる!」

凛「凛も信じるにゃー!」

真姫「やめなさいと言っても聞かないんでしょ?」

穂乃果「み……みんな」ジワ

海未「穂乃果なりの答えを見つけたのですね?」

穂乃果「うん!」

海未「きっと私たちが思いつかないような答えを見つけたでしょうね」

ことり「そうだね海未ちゃん♪」

エックス「茶番は終わりました?」

海未「茶番なんて……どこまで人を馬鹿にすれば気が済むんですか!」

エックス「はいはい静かにしてください、穂乃果さん答えをどうぞ!」

エックス「あなたは一体何者ですか?」

穂乃果「「あなたは一体何者ですか?」その答えは!」























穂乃果「スクールアイドルです!」

穂乃果以外(穂乃果(ちゃ~ん)!!!!!!!!!!!)

エックス「ほう」

海未「ちょっと穂乃果!」

穂乃果「どう、海未ちゃん?これが穂乃果にしか考え付かない穂乃果なりの答えだよ!」

穂乃果以外(そんなの最初に思いついてたよ!)

エックス「答えは「スクールアイドル」これでよろしいですね?」

穂乃果「はい!」

にこ「はい!じゃないわよ!まだ言い直せるわよ、訂正しなさいよ」

穂乃果「訂正する必要なんてないよ、私たちはスクールアイドルなんだから」

にこ「そんな単調な考えだから駄目なのよ!ほらエックスからも外れって早く言いなさいよ」

エックス「いや、正解ですよ」

にこ「ほら!やっぱり外れだったじゃ……え?」

絵里「今なんて……」

エックス「正解と言いました」

穂乃果「ほら!やっぱり穂乃果の答え正解だったんだ!」

穂乃果以外(な、何か納得いかない!!!!)

エックス「穂乃果さんクイズ正解おめでとうございます」

穂乃果「ありがとう!でも私はここで願いを叶えさせてもらう!」

ことり「穂乃果ちゃん!?」

穂乃果「穂乃果の願いは、「今すぐ皆を元の世界に返す」こと」

海未「穂乃果!?」

穂乃果「ごめん、みんなの中にどうしても叶えたい願いがある人もいるかもしれない」

穂乃果「でも、生きていればきっとその願いも叶えられるよ!」

穂乃果「こんなところで死んじゃったら駄目なんだよ!」

穂乃果「穂乃果が自分勝手なのは分かってる……本当にゴメン……」

海未「……怒っていませんよ」

ことり「うん♪」

希「穂乃果ちゃんがうちらの事を思って願ってくれたんなら怒る理由なんてないやん」

凛「そうにゃ!そうにゃ!」

真姫「穂乃果にしては空気を読んだんじゃない?」

穂乃果「み……みんな」ジワ

穂乃果「さあ!早く私たちは元の世界に帰して!」

エックス「……」













エックス「それは出来ません」

穂乃果「え?どうして!穂乃果はクイズに正解したはずだよ!」

エックス「はい」

穂乃果「クイズに正解したら願いを叶えてくれるんでしょ!」

エックス「そうですよ」

穂乃果「だったら元の世界に帰してよ!」

エックス「それは出来ません」

穂乃果「だから何で!」

エックス「……」

エックス「フッフッフ……ハッハッハッハッハッハッハッハ!!!」

絵里「な、なに?」

真姫「とうとう頭がおかしくなっちゃたのかしら」

エックス「そもそもお前たちは根本から間違ってるんだよ!!」

海未「根本から……?」

エックス「俺は最初に「私が5問のクイズを出します、正解すればなんでも願いを叶える」と」

絵里「まさか……」

エックス「そう……願いを叶えられるのは5問全問正解し終えた時だ」

海未「そんな!?」

エックス「あと一つ言っておくとクイズは同じ人が何問クイズに答えても構わない」

μ's「!?」

エックス「ただ、外れたら死ぬけどね」

海未「……つまりはこういうことですね」

ことり「海未ちゃん?」

海未「例えば、このまま穂乃果が4問まで正解して5問目で間違えたら」

海未「他の人にバトンタッチですが、その5問目で穂乃果以外のメンバーが全員間違えたら」

海未「私たちは全滅……」

穂乃果「そんな……」

エックス「そのとおりだよ♪」

海未「何がこんなに美味しい話はないですよですか!とんだ綱渡りじゃないですか!」

エックス「外れなきゃ良いだけじゃん」

凛「嫌だ……凛……帰りたい……」

花陽「凛ちゃん……」ダキ

エックス「何を言っているんですか!余興はまだ始まったばかりですよ!」

エックス「続いて第2問!」

希「絵里ち……」

絵里「希がそんなに不安がるなんて珍しいわね」

絵里「大丈夫よ!私たちはこんなところでは死なないわ!」

希「絵里ち……そうやね!」

絵里(絶対にクイズに全問正解して元の世界に帰るんだから……)

エックス「第2問!1+1は?」

凛「2!」

エックス「正解」

にこ「ちょ!答えんの早いわよ!それに何で正解なのよ!」

凛「1+1=2でしょ?そんな計算もできないのかにゃにこちゃん?」ニヤニヤ

にこ「にこ~~~~~~!」オコ

穂乃果「そんなことより次のクイズいこうよ!」

凛「行こう!行こう!」

希「張り切っていっくよ~」

海未(急に緊張感なくなりましたね)

絵里(二次会のノリになってきてるわね)

エックス「第3問!いま何問目?」

海未(なんですかこれは?)

絵里(馬鹿なの?)

にこ(これもっと後になってから出す奴でしょ!)

花陽(それにいま第3問目って言ってたし……)

穂乃果&凛「う~ん……」

にこ(どこに迷うところがあるのよ!)

真姫「3問目よ」カミノケクルクル

エックス「正解」

穂乃果「さすが真姫ちゃん!」

凛「凄いにゃ!」

真姫「と、当然でしょ!私を誰だと思ってるの!」

絵里「誰でも解けると思うけどね」

にこ「というか何なのよ!さっきから小学生レベルの問題は!」

エックス「大抵こういう問題は深読みしてわざと空回りの回答をするはずなのですが」

エックス「穂乃果さんや凛ちゃんのようなお頭が弱い方には効かないようですね」

穂乃果「えへへ~それほどでも~」デレデレ

凛「ないにゃ~」デレデレ

真姫「褒めてないわよ」

エックス「でもお遊びはここまでですよ」

海未「今までお遊びだったんですか……」

エックス「4問目は……μ'sの中でファンに嫌われてるのは誰?」

μ's「は?」

エックス「嫌われてる方ですよ」

海未「そんなのいるわけないじゃないですか!」

穂乃果「海未ちゃんの言う通りだよ!」

エックス「綺麗事はいらないんですよ、本当はみなさんだって分かってるんでしょ?」

絵里「一体何を……」

エックス「メンバーの中で誰が嫌われてるのかなんてメンバーと本人が一番分かってんだよ」

μ's「……」

エックス「大丈夫ですよ!元の世界に戻ればここでの記憶はなくなるんですから」

エックス「さあ!全てをさらけ出しちゃいなよ!嫌われてんのは誰だ!」

穂乃果「>>58

穂乃果だよ

穂乃果「穂乃果だよ 」

真姫「穂乃果!?」

ことり「穂乃果ちゃん!」

エックス「ご自身が嫌われていると?」

穂乃果「うん」

エックス「正解です」

にこ「なんで正解なのよ!外れよ!」

海未「そうですよ!私の方が嫌われてますよ!」

穂乃果「え?」

海未「ほら!私なんて別に偉くないのに偉そうに人に手を上げたりするし」

ことり「そんなこと言ったら……ことりなんてあざといし」

絵里「それを言ったら私なんてポンコツよ?」

希「うちなんか何もしてないのに親気取りだし」

にこ「こになんか、にっこにっこにーとか言ってて超うざいし」

凛「凛だってにゃにゃー言ってるだけだにゃ」

真姫「わ、私だって偉そうだし声が棒読みだし」

花陽「花陽なんて、ただおにぎり食べてるだけの人だよ?」

海未「だから穂乃果だけが嫌われてるわけじゃないのですよ?」

ことり「自分だけが嫌われてるなんて思わないで穂乃果ちゃん」

穂乃果「み……みんな」ジワ

エックス(何回やんだよこのくだり……)

にこ「だからさっきのは外れよ!取り消しなさい!」

エックス「良いんですか?そんなことして」

にこ「はあ?」

エックス「穂乃果さんは一度答えたのですから外れという事になれば死ぬんですよ?」

にこ「そうだった……」

エックス「それに穂乃果さんはみなさんの事も思って自分を犠牲にしたのですよ?」

エックス「その気持ちを無下にする気ですか!!」

にこ(……何でにこが悪いみたいになってんの?)

穂乃果「にこちゃん」

にこ「なによ!」

穂乃果「ありがとうね穂乃果を庇ってくれて……その気持ちだけで充分だよ」

にこ「で、でも!」

希「にこっち」

にこ「希……」

にこ「分かったわよ大人しくすればいいんでしょ!大人しくすれば!」

にこ「でもこれだけは言わせてもらうわよ!」

にこ「穂乃果が嫌われてるなんて私は絶対に認めないからね!」

穂乃果「!? ありがとうにこちゃん!」

エックス「美しい友情ですね」

海未「あなた最初は茶番だの言ってたではありませんか」

エックス「さあ!最終問題です!」

海未「無視ですか……」

エックス「最終問題!あなたにとってμ'sとは?」

希「何か最後にそれらしい問題持ってきたやんね」

にこ「ラーメン屋の大将にあなたにとって麺とは?って聞くのと同じかしら」

海未「そんなこと聞かれるまでもありません」

ことり「海未ちゃん?」

海未「μ'sとは私達そのもの」

海未「誰かが抜けても例え他の誰かを足してもμ'sではない」

海未「私達こそがμ'sなのです!」

海未(決まったー!!!!!)

エックス「それがあなたの答えですか」

海未「はい」

エックス「正解です」

μ's「やったー!!!!」

穂乃果「やった……穂乃果達やったんだね」グズ

ことり「そうだよ穂乃果ちゃん」グズ

凛「かよちんやったにゃ!」

花陽「うん……そうだね……」

凛「どうしたのかよちん……あ……」

希「正解したのは、穂乃果ちゃん、凛ちゃん、真姫ちゃん、海未ちゃん」

希「それ以外の、うち、絵里ち、にこっち、花陽ちゃん、ことりちゃんは……」

穂乃果「大丈夫だよ!」

希「え?」

穂乃果「穂乃果が皆を生きて帰れるようにお願いするから!」

絵里「穂乃果……」

エックス「その必要はありません」

海未「なぜですか!死に行くメンバーを見捨てろと言うのですか!」

エックス「そもそも死なないのですよ残りの5人は」

μ's「え?」

海未「だってクイズに正解しなきゃ死ぬって最初に言ったではないですか」

エックス「確かに言いました、でも正確には外れたら死ぬのです」

エックス「そもそもこのクイズ外れなければ何を答えても良かったのです」

にこ「どういうことよ?」

エックス「私はこのゲームをしてる間ずっと皆さんの心を覗いていました」

絵里「今更なにを言っても驚かないわ」

エックス「最初に皆さん高校生と答えるのか女と答えようとか答えに苦戦していましたが」

エックス「何を答えても良かったのです」

エックス「第2問も2と答えようが田んぼの田と答えようが正解でした」

海未「じゃあさっきの問題も……」

エックス「あなたにとってμ'sとは?これについてはグループ名ですと答えても正解でした」

エックス「別に「私達こそがμ'sなのです!」キリなんてカッコつけなくても良かったんですwwww」

海未「……」

ことり(海未ちゃん恥ずかしくなって蹲っちゃった)

エックス「話を戻すと外れなきゃ死なないのですよ?」

エックス「残りの5人は外れるどころか答えてすらいないじゃないですか」

絵里「つまり……」

エックス「残念ですが願いを叶えられないまま元の世界に帰っていただきます」

μ's「やったー!!!!」

凛「よかったにゃーかよちん」グズ

花陽「怖かったよ凛ちゃん」グズ

真姫「良かったわねにこちゃん」

にこ「ふん!そもそもにこが死ぬわけないし!」

穂乃果「さあて何をお願いしよっかな~」

凛「楽しみにゃ~」

エックス「願いを叶えられるのは1人ですよ」

μ's「ええええええ!」

エックス「みなさんで協力して全問正解して正解者の中で一人願いを叶えられるって話ですから」

エックス「さあ願い事を考えてください、願いの内容は本人と私しか分かりませんから」

穂乃果「4人の中で1人かあ……」

海未「それなら決まってますよ」

真姫「そうね」

穂乃果「え?」

海未「穂乃果に託します」

穂乃果「え!穂乃果でいいの?」

真姫「穂乃果はリーダーだし良いんじゃない?」

凛「それに、穂乃果ちゃんは2個クイズ正解してるしにゃ」

穂乃果「……分かった!ありがたく使わせてもらうね」

エックス「では穂乃果さんこちらへ」

穂乃果「扉が……」

海未「ここに来て罠かもしれません」

穂乃果「行かなきゃ帰れないかもしれない……行ってくるね」

海未「そう言うと思ってました」

穂乃果「じゃあね皆!元の世界でまた会おうね」

扉の先……

穂乃果「不思議な場所……」

エックス「穂乃果さん」

穂乃果「うわ!びっくりした」

エックス「改めて全問正解おめでとうございます」

穂乃果「ありがとう!でも私だけの力じゃないよ皆の協力があったからよ」

エックス「そうでうすか、では穂乃果さん願いをどうぞ」

穂乃果「穂乃果の叶えたい願い……それは……」

穂乃果「……」ボソボソ

エックス「それが穂乃果さんの願いですか?」

穂乃果「そう!穂乃果がどうしても叶えたい夢!」

エックス「そうですか……ではその夢叶えましょう」

穂乃果「やったー!……あれ体が透けて……」

エックス「ゲームが終わったので元の世界に帰るのです」

穂乃果「そうなんだ……」

エックス「楽しいゲームはこれで終わりです!お疲れ様でした」

帰宅中

穂乃果「あれ……穂乃果は何してたんだっけ……」

穂乃果「ああ!そうだ!楽しいゲームしないかって言われたんだ!」

穂乃果「やる!やる!凄い楽しそうだし」

エックス「すいませんが急きょ用事が出来てしまいました」

穂乃果「そうなんだ……それは残念……」

エックス「では失礼します」

穂乃果「じゃあね!さあて家に帰ってテレビでも見ようかな」

エックス「……」

エックス「何とか終わりましたね」

エックス「中々楽しかったですよ……あのメンバーとのゲームは」

エックス「え?最後に穂乃果は何を願ったのかって?」

エックス「それは言えません私と穂乃果さんの二人だけの秘密ですから」

エックス「といっても穂乃果さんはあそこでの記憶はないから知ってるのは私だけですか」

エックス「穂乃果さんの願いは私などに頼まなくても叶っていたでしょう」

エックス「ですが穂乃果さん1人では決して叶えられません」

エックス「あの9人が力を合わせて初めて叶えられる夢なんだと思います」

エックス「フフ 力を合わせてたった一つの夢をあの9人「みんなで叶える物語」ですか」

エックス「中々面白いストーリーになりそうですね」

エックス「さて!新しい参加者を見つけに行くとしますか……あ!そこのあなた」

エックス「今から質問させてもらいますが宜しいですか?」

エックス「ありがとうございますでは質問です」














???「楽しいゲームがあるのですがやってみませんか?」

これで終わりになります
本当は死ぬ系のクイズを出しても良かったのですが
見切り発車で始めてしまい死ぬ系クイズを入れようと思ったら
既に入れる隙間がありませんでした、そうすれば武器の出番もあったのですが
残念です あとオリキャラ出すなら出すと最初に書くべきでしたね
すいませんでした、途中まで見てくださった方も最後まで見てくださった方も
ありがとうございました

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