【艦これ】鎮守府にウルトラマンギンガが着任しました!【】 (84)


・艦これとウルトラマンギンガのクロスです。

・需要あるの?

・駄文、キャラ崩壊、オリジナル設定

初ssなので至らない点もあると思いますがよろしくお願いします。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1425464218

…この鎮守府はもうおしまいだ。

潮「だめです!堪えきれません!!」

提督「耐えるんだ…なんとかここを凌げば…!」

鎮守府近海。本来たいした敵が現れることのないこの海域に突如として新種の深海棲艦が現れた。
30mから50mはあろうかというその新種は鎮守府近海の制海権をまたたくまに奪取、深海棲艦の大艦隊を率いて直接鎮守府に攻め込んで来たのだ。


響「…!!司令官!!!」

提督「な…!?」

ドォォォン!!!
大量の瓦礫が司令官の頭上に降り注ぎ、彼の姿が見えなくなった

暁「しれいかぁぁぁん!!!!」

彼がこの鎮守府の要。彼を殺せばこちらの士気が下がりこちらに勝ち目がなくなることを深海側はわかっていた。確実にトドメを刺そうと大艦隊の砲門が一斉にたった今司令官が姿を消した瓦礫の山に向けられる

雷「だめぇぇぇぇ!!!」

電「ぜったいにさせないのです!!」

艦娘たちが一斉に砲撃を行う。だが敵はビクともしない。

この鎮守府には戦艦がいない。正確には今はいない。
この艦隊の主力の戦艦、正規空母は皆先の新種との戦闘で大破。全員とても通常の入渠で治せる状態ではなく、本部の施設に一時的に預けられているのだ。

戦艦ですらほとんど攻撃が通らないこの新種に駆逐艦である彼女たちの攻撃が通用するはずもなかった。

敵の砲門がいままさに火を吹いた

時雨「ごめん…提督…守りきれない…みたいだ…」

雪風「しれぇぇぇぇ!!!!」

あたりが炎に包まれ目の前が真っ白に………

??「諦めるな!!!」

ウルトライブ!!!ウルトラマンギンガ!!

ショウラ!!!

あたりが眩い光に包まれ、大地が揺れる。光が収まり、そこに現れたのは……

響「巨人…?」

新種に勝るとも劣らない巨体。赤と銀で彩られた身体。身体の各部位が青く輝いている。

潮「ゆ、ゆめでもみてるんでしょうか…?」

暁「あ、あの巨人が守ってくれた…の?」

全員があっけにとられてその巨人を見上げていた。



??「やっぱりいやがったな怪獣!それにしてもなんだここは?なんであんな小さな子供が物騒なもんもって…」

??『ヒカル…その疑問を解決するのは後だ。いまは…。』

??「目の前のこいつをなんとかしなくちゃ、だろ?」

??「よっしゃあ!!行くぜギンガ!!」





補足

新種の深海棲艦は通常の深海棲艦がそのまま巨大化した姿。
今回現れたのは巨大なイ級。
複数の随伴艦(通常の深海棲艦)を引き連れ現れた。

巨人が跳び上がり新種との距離を一気に詰め、巨人と新種が激突した。
その衝撃で海は荒れ、大地は振動する。あっけにとられその光景を見つめる私…駆逐艦、響は姉巨人が飛び上がり新種との距離を一気に詰め、巨人と新種が激突した。
その衝撃で海は荒れ、大地は振動する。あっけにとられその光景を見つめる私…駆逐艦、響は姉の暁の声で我に帰った。

暁「…!!今のうちに司令官を救けないと…!」

電「そ、そうなのです!」

雷「でもあの巨人は…?」

時雨「いまはそんなことはどうでもいいんだ、重要なことじゃない。あの巨人が何で、味方なのか敵なのかどちらにせよいま深海棲艦たちの注意は僕らから逸れてる。提督を助けるのはいまが絶好のチャンスだ。」

潮「で、でも巨人と深海棲艦たちの様子も監視しておかないとなにかあったときまずいのでは…。」

響「ならそれは私が引き受けよう。さっき少し被弾してしまってね。あの瓦礫の中司令官を探し回るとき足手まといになりかねない。」

島風「あ、そっかあの瓦礫のなかから探し出さなきゃいけないんだ。」

雪風「この幸運艦雪風にまかるのです!」

暁「よし、いきましょう!響、何かあったら無線で連絡してね。あと、危なくなったら逃げなさい。」

響「了解。言われなくてもそのつもりさ。姉さんも気をつけて。」


そういって姉さんたちとわかれたあと私は比較的安全な場所に移動して巨人と新種のたたかいを見守った。

私たちが相談している間、新種と激しい肉弾戦を繰り広げていた巨人は新種と距離をとると力を込めるような動作をした。すると、巨人の青く発光していた部位が紫色に輝き始めた。



??「まずはこっから引き離してやる!!」

??「ギンガスラッシュ!!」

ショウラ!!!



瞬間、巨人の額から紫色の光が放たれる。

新種?「!!??」

その光を受けた新種が沖合に押し出された。周りの深海棲艦たちが新種の援護に入り、巨人に一斉に砲撃を始めた。



??「ち…一網打尽にしてやる!」



巨人の身体の部位がふたたび輝きを放つ。今度は…黄色だ。巨人が拳を天に突き上げると巨人の頭上に雷雲のようなものが立ち込める。


??「ギンガサンダーボルト!」


ショウラ!!!

雷鳴が轟き、海面に巨大な光…雷が落ちた。その電撃は海面を走り、新種の援護に入った深海棲艦たちをまたたくまに沈めていった。


響「…ハラショー…なんなんだあの力は…」

私はただこの光景に驚愕し立ち尽くすしかなかった。


ギンガssとは期待するしかない
ところでギンガ側の時系列は?

>>4の最初は

巨人が跳び上がり新種との距離を一気に詰め、巨人と新種が激突した。
その衝撃で海は荒れ、大地は振動する。あっけにとられその光景を見つめる私…駆逐艦、響は姉の暁の声で我に帰った。

です、すみません。

>>5
ギンガS本編終了後からしばらくたっているころです。

雷「響姉!!」

響「雷!司令官は?」

雷「なんとか見つけたわ!でも瓦礫の下敷きになってて私たちじゃあどうしようもないの…。」

響「そうか…。私も手伝っ…!?」

巨人と新種が戦っているほうから轟音が響く。
新種が大量の海水を巻き上げたのだ。その海水が一瞬巨人の視界を奪ったのだろう。巨人の動きが止まった。その隙を新種が見逃すはずがない。巨人の脇をすり抜け、こちらに向かって猛スピードで突進してくる。

雷「な…!あいつあの巨人に勝てないのを悟ってこっちに特攻を仕掛けてきたの…!?」

もうすぐそこまで迫っている。急いで振り向いてこっちに気づいた巨人が全力で走っても追いつけるような距離ではない。さっきのように巨人に守ってもらうことはできそうになかった。そして私たちの攻撃で新種を怯ませることなどできないのはわかりきっていた。

響「ここまで…か…。」

私は一瞬俯いた。しかしすぐに気持ちを持ち直した。

響(せめて最後は、まっすぐ前を向いて死のう。)

そう思い顔をあげる。

響「え?」

巨人が…新種に追いついている。走ってではない。浮いていた。



??「これでトドメだ!!」

??「ギンガセイバー!!」




巨人の身体の部位が白く輝き、次の瞬間新種の身体は真っ二つに分断されていた。巨人の腕から光の剣のようなものが出現し、新種を切り裂いたのだ。
分断された新種は海へと没し、二度と浮上してこなかった。

雷「す、すごい…。」

しばらく呆然と巨人を見上げていた私たちだが、すぐに我に帰った。

響「司令官!!」

雷に案内され、司令官が下敷きになっている瓦礫の山に急ぐ。

潮「あ…響さん!雷さん!」

響「司令官は?」

電「ここなのです!…でも…。」

かろうじて瓦礫の隙間から確認できた。生きてはいる。でも時間の問題だ。

暁「あたしたちじゃどうすることも…。」

時雨「まだだよ、まだあきらめない。もうだめかと思ったけどなんとか生きているんだ。方法を探そう。」

雪風「すみません…私にできるのはしれぇを見つけることだけみたいです…。」

島風「このなかじゃ一番小さいんだから仕方ないよ。私もなにもできない…。」

各々が考えをめぐらせたがどうすればいいのか検討がつかなかった。まさか砲撃で瓦礫をどかすわけにはいかない。司令官を巻き込んでしまう。
全員が頭をかかえ、もう無理かもしれないという雰囲気になりかけた。そのときだ。

ズゥゥン

地面が揺れ、全員が辺りをみわたす。

暁「あ…。」

先ほどの巨人がこちらを見下ろしていた。

考えるよりも先に身体が動いた。

響「貴方が何なのか…誰なのかわからないけど…。」

あらん限りの声をあげ、巨人に向かって話す。

響「いま、司令官…私たちのとても大切な人が大変なんだ!そこの瓦礫の下敷きになって、私たちではどうすることもできない…。」ギリ…

そう叫ぶ私の目には涙が溜まっていた。なにもできないことが悔しくて、頼ることしかできないのが情けなくて…。

電「ひ、響おねえちゃん…。」

私に話しかけようとした電を時雨が制止するのを視界の端で捉えながら、巨人をまっすぐみつめて続けた。

響「貴方が何なのか…誰なのかはわからない。けど、貴方は私達を救けてくれた。だから。」

巨人はその間私をまっすぐみつめている。

響「私たにちの大切な人も、救ってくれないだろうか。むしのいい話だとはわかっている。私たちを救けたのは偶然かもしれないし、貴方に私の意思が伝わるかもわからない。」

響「でも貴方にこの声が、想いが届くなら!どうか…どうか救けてほしい…お願いだ…大切な人なんだ…。」

もう涙を堪えてはいなかった。涙を流し、頭を下げた。
こちらをじっと見つめていた巨人がうなづくのが見えた。

瓦礫の山に巨人の手がのび、優しく瓦礫をどかしていく。

暁「!!…司令官!」

瓦礫がなくなり、意識を失っている司令官の姿があらわれた。ひどい状態だ。脈はあるが、呼吸は弱々しい。全身の至る所の骨が折れている


時雨「提督!!!く、早く病院へ…!」

潮「お、落ち着いてください!いまは襲撃による影響でこのあたりにはもう人がいません!連絡もすぐには取れないですし…。」

島風「そんなことわかってるよ!はやく応急処置を…。」

電「え、えっとこういう時はどうすれば…。」

全員がパニックに陥っていた。司令官を救けたい。その思いはあるがどうしていいかわからない。

暁「こ、これじゃあせっかく瓦礫をどかすことができたのに…。」

そのとき、あたりが緑色の光に包まれた。

見上げると巨人の身体の部位が緑色に輝いている。



??「ギンガコンフォート…。」



巨人の掌から光の粒子が発生し、司令官に降り注いだ。

雷「な…!?あの巨人なにを!?」

雪風「し、しれぇの呼吸が落ち着きました!血も止まってます!」

響「これは…貴方が…。」

言い終わる前にその巨人は陽炎のように揺らめいて姿を消した。

時雨「いったい…彼はなんだったんだろう…?」

しばらく私たちは呆然としていたが、そこに聞きなれない声が響いた。

??「ほうけてる場合じゃないだろ!」

振り向くとそこには見慣れない青年が立っていた。

島風「だ、だれ!?」

ヒカル「俺はヒカル…礼堂 ヒカルだ!と…自己紹介は後だ。ギンガのおかげで容態は落ち着いたけどまだ安心はできない。その人を安全な場所へ運ぼう。」

時雨「ギンガ?それがあの巨人の名前なのかい?」

ヒカル「そう、ウルトラマンギンガ、それがあの巨人の名前だ!」

響「貴方はいったい…。」

ヒカル「詳しい話は後だ!この人の安全が先だろ?だって…。」

そのとこなぜか私はこの人と話すのはこれが初めてじゃない、そんな気がした。

ヒカル「君たちの大切な人、なんだろ?」

これが私たちとこの青年、礼堂ヒカル、そしてあの巨人、ウルトラマンギンガとの出会いだった。

ひとまずここまで。
のんびり更新していこうと思うのでよかったらお付き合いください。

乙 他のウルトラマンくるの?来るならゼロ希望(ほっぽチャン的な意味で)

乙 どこまでも付き合いますよ!

補足・ウルトラマンギンガの技

ウルトラマンギンガは複数の技を持っていて、技によって身体の各部位の色が変化する。

ギンガスラッシュ(紫)
ギンガの額から放たれる紫色の光線。スラッシュといいつつ切断技ではなく当たると爆発する。
いまいち他の技との差別化がなくて本編でもめったに使われなかった不遇技。

ギンガサンダーボルト(黄)
頭上に円盤状の電撃を発生させ、相手にぶつける技。今回は海水を利用して広範囲にダメージを与えた。
通称ピザ投げ。

ギンガセイバー(白)
右手から発生する光の剣。普通に剣として使用できる他、相手の攻撃をはじき返したり地面に突き刺しマグマを噴きださせることもできる。
設定では白の技だがどう見ても青。

ギンガコンフォート(緑)
相手の怒りや憎しみを沈静化させる浄化技。本ssではさらにダメージを回復させる効果もあるという設定にした。
コスモスのお株を奪う技。



>>13>>14
ありがとうございます。

まだ全体の大まかながれしか決めていないのでわかりませんが、他のウルトラマンもできたら出したいとおもってます。


再開します

それから3日後、私たちはある病院の病室に集まっていた。
あの事件以来意識を失ったままだった司令官が意識を取り戻したのだ。

雪風「しれぇ!!」ギュッ

提督「こらこら、雪風。病院では静かにしなさい。」

雪風「よかった…よかったです…!」

提督「まったく、俺はあれくらいでは死なんぞ。」ナデナデ

羨まし、いや微笑ましい光景だった。事件が嘘のように穏やかな海をしばらく眺めていた提督はこちらに向き直った。

提督「さて、感動の再会はこれくらいにして報告をきこうじゃないか。」

響「じゃあ、秘書艦の私が話すよ。」


カクカクシカジカ!
ショウラ!


提督「そんなことが…信じられん…。」

潮「ほ、本当なんです!信じてください!」

提督「お前らがそんな意味のない嘘をつくわけがないからな。信じるよ。それにお前らの話を意味もなく疑ったりするのは俺の中での禁止事項なんだ。やぶったら一週間の謹慎ものだよ。ははは。」

潮がよくわからないといった顔をする。

提督「いまのはきんしときんしんをかけたギャグでだな…」

島風「てーとくーぜんぜん面白くないよー。」

提督「これは手厳しいな。」

暫く他愛のない話をしたあと、司令官が入り口の近くにいる人物に気がついたようだ。

提督「おや、君は…?」

ヒカル「初めまして、礼堂ヒカルです。」

あの事件で出会った青年、礼堂ヒカルは司令官を病院に運んだあとも私たちと共に司令官の付き添いをしてくれていた。

提督「ヒカル…そうか、君が私を救けてくれたという…。」

ヒカル「いえ、俺はそんな…。ギンガのおかげです。」

提督「ふ、そうか、なるほど…。」

司令官はなにやら意味深な笑みを浮かべたあと、真剣な顔つきになって切り出した。

提督「さて、君の話を聞こうか。なにか事情を知っているようだが?」



時雨「そうだよ、ヒカルさん。そろそろ僕らに聞かせてほしいな。」

事情…。あの新種のこと、あの巨人、ウルトラマンギンガのこと。そしてヒカル自身のこと。彼は私たちが何を聞いても詳しいことは司令官が目を覚ましてからだと言ってなにも話してはくれなかった。

ヒカル「えっと、どこから話したらいいのか…。」

そこでヒカルが話した内容はにわかには信じがたいものだった。その内容はだいたい次のようなことだった。

自分はこの世界の住人ではない。

その世界ではあの新種のような巨大生物が頻繁に現れ、ヒカルはそれらと戦う組織に所属している。

その世界にはあのウルトラマンギンガや他の巨人もいて、共に戦っている。

先日現れた怪獣(彼の世界では巨大生物をそう呼ぶらしい)はいままであらわれたどの怪獣とも違っていた。

調査の結果その怪獣はもともと異世界の存在であることがわかり、ヒカルはその調査のためにここにきた。(どうやってきたのかは教えてくれなかった)

ヒカル「三日前に見たあの怪獣、みんなが新種といってるあれは俺たちの世界に現れたやつにそっくりだった。やっぱりこの世界から迷い込んだんで間違いないみたいだ。」


提督「なるほど…信じがたい話だが、先日のことを考えると信憑性は高いな。ありがとう。さて、次はこちらの番かな。」

ヒカル「あ、たすかります!俺まだこの世界に来たばかりで全然わからなくて。」

私たちと提督で彼にこの世界のことを話した。私たち艦娘のことや深海棲艦のことだ。

ヒカル「なるほど…このちんじゅふ?とかいう場所は他にもあるんですか?」

提督「ああ、各地に設置されている。そして俺がこの降星鎮守府の提督、和倉だ。」

ヒカル「ふる…ほし…?」

電「ヒカルさん、どうかしたのですか?」

ヒカル「いや、俺の故郷の名前も降星なんだ。」

響「なるほど、ここがヒカルの住んでいた世界と違う世界なら、異世界の同じ場所なのかもね。」

ヒカル「だけど俺の知ってる降星には海なんてなかったぜ?」

雷「深海棲艦たちのせいよ。」

提督「艦娘が現れる前、やつらの力は絶大だった。当時の人類には打つ手がなく、ひたすら効きもしない兵器を開発するしかなかった。深海棲艦による海洋汚染に人類の無理な兵器開発や兵器自体による破壊によって環境破壊が加速していった。」

島風「地球温暖化だっけ?それが進んで陸地がたくさん沈んじゃったんだってさ。」

ヒカル「そうだったのか…。」

…………

??『どうやらこの世界はかなり荒廃してしまっているようだな。』

ヒカル「ああ…。ここが、あの降星なのか。」

??『大丈夫か?ヒカル。』

ヒカル「大丈夫だ。泣き言も言ってられないさ。」


…………

雪風「ヒカルさん?どうしたんですか?」

暫く黙り込んでいたヒカルに雪風が声をかけた。

提督「ずっと付き添ってくれていたようだし疲れたんだろう。ありがとう。今日はゆっくり休んでくれ。」

ヒカル「いえ、ありがとうございます。」

提督の付き添い。私たちは交代で行っていたが、ヒカルはずっとつきっきりだった。正直見た目はすこしちゃらちゃらしているが、しっかり者のようだ。

提督「鎮守府に泊まっていくといい。うちはもともと規模が大きなところじゃないから空き部屋はたくさんあるんだ。」

ヒカル「いえ、野宿は慣れてるので大丈夫ですよ。」

提督「いや、それでは恩を仇で返すことになりかねない。それに事情を知っている者と一緒にいる方が安心だろう。」

ヒカル「じゃあ、お言葉に甘えさせてもらいます。」

そんなやりとりのあと、私たちは一旦鎮守府に帰ることになった。

提督「あ、響と礼堂くんはすこし話があるからちょっと残っててくれ。他のみんなは先に帰るようにな。」

響「?了解した。」

暁「じゃあ司令官、また明日来るからね!」

雷「おいしゃさんの言うことよくきいてね!」

電「またあした、なのです。」

潮「で、ではしつれいします!」

時雨「また明日ね、提督。」

雪風「お体に気をつけてくださいね!しれぇ!」

島風「早く元気になってねー!」


バタン


響「で、司令官話ってなんだい?」


提督「単刀直入に言おう。」

そういうと司令官はヒカルの方をまっすぐみた。

提督「君があの巨人、ウルトラマンギンガだね?」

響「な、司令官、何を言って?」

ヒカル「……よくわかりましたね。」

私は目を白黒させた。ついさっき異世界の話なんてきかされて、その上この目の前にいる青年があの巨人だなんて混乱しないわけがない。

響「どういう、ことなんだい?」

ヒカル「正確には俺がギンガなんじゃなくて、ギンガの力を借りているんだ。これを使って。」

そういうとヒカルは懐から銀色の短剣のような形をした物を取り出した。

ヒカル「なんで、わかったんです?」

提督「あの巨人、ギンガが俺を救けたとき彼の思念のような物が俺の中に流れ込んできた。それと似たものを、君のから感じたんだ。」

ヒカル「なるほど……。」


……………


ギンガ『たしかに私の力を直接流し込んでいるわけだから、そういうことがあっても不思議ではない。』

ヒカル「そうか…でもどうするんだ?和倉さんと響にばれちまったわけだけど。」

ギンガ『他の者たちにもいま正体を知られるのはできるだけ避けたほうがいいだろう。ここは元いた世界とはまったく違う世界。そこであまりウルトラマンの情報を広めてしまうのは好ましくない。』


………………

響「なるほど…そうして黙り込んでいるときはギンガと会話でもしているのかい?」

ヒカル「その通りだけどよくわかるな。」

響「おおかたこの事実を他の皆にも伝えてしまうべきかとか相談でもしてたんだろう?」

私は気持ちをなんとか落ち着かせ、ヒカルを探るような発言をすることで気持ちを整理しようとしていた。

ヒカル「それもよくわかったな。響は頭いいんだな。」

当たったらしい。でも褒められて悪い気はしなかった。

提督「ふむ。で、その結論はどうなった?」

ヒカル「お願いします。」

ヒカルは頭をさげた。

ヒカル「他の皆には秘密にしてください。」

提督「ああ、わかっているさ。」

ヒカルは安心したような表情を見せる。

提督「ここは君がいたのとはまったく違う世界。そんな世界自分が未知なる存在であると明かすほどリスキーなことはないだろう。」

提督「もとより俺はそのつもりだ。」

しかし司令官のこの発言は今のこの状況と矛盾しているように思えた。それはヒカルも同様だったらしい。

ヒカル「え、じゃあなんでこの場に響を?」

提督「そのことなんだが、折り入って頼みがあるんだ。」

提督「うちで提督補佐をやってほしい。」



今日はここまでです。ありがとうございました。

補足・ギンガサイドの時系列について

ギンガS本編終了から1年か2年ほどあと。そのためヒカルは本編時よりすこし大人びている。
ウルトラ10勇士はまだ公開されていなく、詳しいことを>>1は知らないので、起こっていないパラレルのようなもの。

乙です 提督の名前は和倉隊長から取ったのですか?
あと 」の前に 。はいれなくてもいいと思いますよ?


補足・当SSの艦これ世界と降星鎮守府について。

だいぶ世紀末感があり、荒廃した世界。深海棲艦との戦争の影響による地球温暖化の深刻化により多くの陸地が水没。
深海棲艦に対して使用された核兵器により世界各地に汚染され踏み入ることのできない地域が存在している。

現在降星鎮守府にいる艦娘
第六駆逐隊、潮、時雨、雪風、島風の8人のみ。
戦艦や空母の所属しているが元々規模の小さな鎮守府のため人数は少ない。先の新種との戦闘で主力全員が大破。通常の
入渠では治すのが難しいほどの損傷であったため、現在は本部の施設に一時的に預けられている。


>>28指摘ありがとうございます。今後気をつけますね。
ご察しの通り、提督の名前はウルトラマンネクサスの和倉隊長からとりました。>>1はネクサスが大好きなので。
最初にギンガが登場したときのセリフもネクサスリスペクトだったりします。


ヒカル「と、いうわけで提督補佐につくことになった礼堂ヒカルだ!みんな改めてよろしくな!」

響「これからは秘書艦の私と一緒に司令官を補佐していくことになるみたいだ。連絡は以上。何か質問は?」

時雨「提督補佐?でもヒカルさんはこういうことの経験はないんだろう?」

響「それは心配いらない。ヒカルにやってもらうのは、新種が現れた時の対応だから」


〜〜〜〜〜〜

ヒカル「え?」

響「なにを言っているんだい司令官。規模が小さいとはいえうちも海軍だ。部外者を突然鎮守府の実質ナンバー2に任命することなんてできるわけがないじゃないか」

提督「ああ、提督補佐とはいっても正式に着任して欲しいと言っているわけではないんだ」

ヒカル「どういうことなんです?」

提督「まず、君にはこの世界で寝泊りをする場所が必要だ。野宿はできると言っていたが、この世界は君がいたのとは違う世界。勝手が違う部分もあるはずだ。それならうちに滞在するほうがいいだろう」

ヒカル「なるほど、生活の場を貸す代わりに仕事をしてくれってことか。でもそれなら雑用とかでもいいんじゃ?」

提督「君とウルトラマンギンガが倒したあの新種。存在しているのはあれだけではない。さらに複数の種類がこの近くで目撃されているんだ。我々はその対策をしなければならない」

ヒカル「それに対抗するためにギンガの力が必要、ということですか?」

提督「いや、それなら提督補佐として働いてもらう理由にならないだろう」

そういうことか。なんとなく理解できたきがする。

響「たしかにギンガの力は必要だよ。でもヒカル、それ以上にわたしたちには貴方の力が必要。そういうことだね?司令官」

提督は無言で頷いた。

響「3日前、私たちは何もできなかった。ギンガに頼ることしかできず、私は心底悔しかった。この気持ちはあのとき伝わった、と思う。だから…」

響「私たちは自分たちの力であいつらに立ち向かいたいんだ」

ヒカル「響…」

これはいま降星鎮守府にいる駆逐艦娘全員の意思だった。3日前自分たちの無力さを痛感し、全員で話し合っての結論だ。強くなりたい。

提督「ギンガの力が問題ではない。君はあのような巨大生物と戦う組織に所属していたといった。ならその知識を我々に貸しては貰えないだろうか?」

ヒカルはすこしためらった様子だったが、その後まっすぐ顔を上げていった。

ヒカル「俺にできることなら、やらせてもらいます」

〜〜〜〜〜〜〜〜

潮「あの新種に立ち向かうための知識をおしえてもらうため、とういことですか」

ヒカル「ま、そんなとこだ!逆にこっちのこともいろいろおしえてくれよな」



簡単な挨拶を済ませたあと、私が鎮守府内を案内することになった。

響「まずはここ。提督室さ」

ヒカル「いかにも事務所って感じだな。でもなんでお酒がいっぱいあるんだ?」

響「提督の趣味さ。たまに私たちも一緒に飲んでいるよ」

ヒカル「一緒にって…いいのかそれ?」

響「私たちは普通の子供ではないからね」

ヒカル「そういうもんなのか?」

響「そういうものさ」

ヒカル「なんだかなぁ…。ともかく、ここで和倉提督と響が普段仕事をしているわけか」

響「そう。そして貴方の新しい仕事場でもある」

ヒカル「なんか実感ないけどな。まあ改めてよろしくな」

響「うん、よろしく」

私は少しあたりを見回し、提督室の中や近くに誰もいないことを確かめる。

響「そうだ、ヒカル」

ヒカル「どうしたんだ?」

響「貴方の、いや、あの巨人の正体は秘書艦として一緒に仕事をする私も知っておいた方がいいだろう、ということで提督は私にもあの場に残らせたっていっていたよね」

ヒカル「ああ、それがどうかしたのか?」

響「いや、私はこう見えて口がかたい。貴方の秘密がバレることはないよ。と、念のため言っておきたかったのさ」

ヒカル「ありがとな。でもこう見えてっていうかどっからどう見ても口がかたそうだぜ、響は」

響「む、そうかな?私みたいなやつに限って口が軽いかもしれないよ?」

ヒカル「どっちなんだよ…」

軽く雑談をしつつ提督室の設備の説明をした後、場所を移すことにした。
あの襲撃のあとから深海棲艦側にまったく動きが見られない。ギンガが現れたことで警戒しているらしい。おかけでいまのんびりとヒカルに鎮守府を案内できている。



ヒカル「ここは…」

響「作戦司令室さ。元、だけどね」

廊下の突き当たには大穴が空き、瓦礫が崩れ落ちていた。このあいだの襲撃で砲撃され、司令官が重傷を負った場所もここだった。

ヒカル「俺がくるのがもう少し早ければ…」

響「仕方のないことだよ。私たちはこうして貴方のおかげでたすかったのだから、負い目に感じることじゃないさ」

そんな会話をして、私たちはその瓦礫の山をあとにした。





ヒカル「ここは…風呂?でっかいな」

響「普通のお風呂ではないよ。これは私たち艦娘の入渠施設さ」

ヒカル「入渠?」

響「うん。つまりは私たちの傷を癒すための施設さ。ここに入ることで私たちは傷を回復させることができる。普通の人間にたいしては効果がないけどね」

ヒカル「へえ、便利なもんなんだな」

響「とはいえ、普通のお風呂としても使えるよ。一緒に入るかい?」

ヒカル「遠慮しとく」




??「あ、響ー」

次は食堂を案内しようと向かっていると後ろから声をかけられた。この声は暁姉さんだ。

暁「頼みがあるんだけど…と、ヒカルさんもいるのね、こんにちは!」

ヒカル「よ!いま響に案内してもらってたとこなんだ」

響「それで姉さん、頼みってなんだい?」

暁「いま雷や電と間宮さんのお手伝いをしてカレーを作ってるんだけど、ジャガイモが足りなくなっちゃったの。食料保管庫から運びたいんだけど私一人じゃおもくって」

響「なるほど、それで運ぶのを手伝って欲しいと?」

暁「そのつもりだったんだけれどヒカルさんの案内の最中なら…」

ヒカル「ならちょうどいい。いま食堂の案内をしてもらおうとしてたとこなんだ。俺が運んでやるよ!」


引き返し、姉さんとともに食料倉庫へと向かう。

ヒカル「おお、保存食がいっぱいだな」

響「この鎮守府の食料は全てこの倉庫に保存されているんだ」

暁「みんなのものなんだから勝手に入って食べちゃだめよ?」

ヒカル「そんなことしねえよ。いるのか?そんなやつ」

私と姉さんは顔を見合わせて苦笑いをした。

響「まあ、ちょっと、ね。えーとジャガイモは…」

他愛のない話をしながらジャガイモの袋を見つけ、ヒカルがそれを担いだ。

ヒカル「よっと。じゃあまた食堂に向かおうぜ。そういえば」

歩きながらヒカルはこちらを見る。

ヒカル「姉さんって呼んでたけど二人は姉妹なのか?」

響「そうだよ」

暁「暁がお姉さんなんだから!一人前のレディーとして扱ってよね!」

響「姉さんがレディーかはおいといて、いま食堂にいる雷と電も私たちの妹さ」

暁「ちょっと響!それどういうことよ!」

ヒカル「へえ、四姉妹なんだな。てことは響は次女か」

響「そうなるね」

ヒカル「俺は一人っ子だからなぁ」

暁「妹とかが欲しかったとか?」

ヒカル「いや、そういうわけじゃないさ。幼なじみもいたから遊び相手に困ったこともなかったしな。そいつらはいまも大切な仲間さ」

ヒカルの幼なじみ…仲間。別な世界にいる仲間。すこし気になったし機会があったら聞いてみようかな。


雷「あ、暁姉おかえりー!」

電「響お姉ちゃんとヒカルさんもいっしょなのです」

食堂につくと雷と電がまってましたとばかりにヒカルからジャガイモの袋を受け取って運び始めた。

響「間宮さんは?」

雷「調理場にいるよ。あ、そっかヒカルさんはまだ間宮さんにあってないんだっけ」

響「そう。だから紹介しようと思ってね」

ヒカル「間宮さん?」

響「ここのご飯を作ってくれている人さ。非戦闘員だからこのあいだは避難していたんだ」

ヒカル「なるほどな」

電「間宮さんのご飯はとっても美味しいのです!」

ヒカル「おお、そりゃ楽しみだな!」

??「あら、暁ちゃん響ちゃんジャガイモありがとうね。そちらの方は…?」

調理場から女性がでてきた。間宮さんだ。私たちはヒカルを紹介する。

間宮「ああ、あなたが!これからどうぞよろしくお願いしますね」

丁寧にお辞儀をする。

ヒカル「こちらこそよろしくお願いします!ご飯すごく美味しいって聞いてるので期待してますよ」

間宮「あらまあ。ふふ、期待して待っててください」



食堂を出た私たちは演習場に向かう。演習場では時雨、雪風と潮、島風が2対2で演習を行っていた。

島風「五連装酸素魚雷!いっちゃって!!」

島風が放った魚雷が雪風にまっすぐ向かう。

時雨「雪風!」

雪風「はい!大丈夫です!雪風は沈みません!」

余裕を持って魚雷を避けた雪風が潮に向かって砲撃、その砲撃がに当たった。

潮「ま、まだ戦えます!」


観戦室の窓から演習を眺めながらヒカルが口をひらく。

ヒカル「ここが演習場か…随分派手に撃ち合ってるけど大丈夫なのか?」

響「問題ないよ。あれは実際に撃ち合ってるわけじゃないんだ」

ヒカル「どういうことだ?実際被弾して怪我をしてるように見えるぞ?」

響「?何を言っているんだい?バーチャルに決まってじゃないか。実際の四人はあの隣の部屋で装置をつけて寝ていて演習場にシミュレートが映し出されているんだろう?」
……………
ヒカル「どういうことなんだ?これ」

ヒカル「施設全体は俺たちの住んでいた世界よりも文明が進んでいるように見えないのにあの装置…あんなの漫画や映画の中でしか見たことがないぞ」

ギンガ『あの装置は私が来た未来の地球の技術によく似ているように思える』

ヒカル「俺たちの世界の未来の…!?」

ギンガ『この世界全体からなにか混沌とした空気を感じる。』

ヒカル「それが関係してるかもしれない、てことか?」

ギンガ『些細なことかもしれないが気に留めておいたほうがいいだろう』

……………

演習が終わり、ヒカルのほうを見るとまた黙り込んでいた。

響「ヒカル?どうしたんだい」

ヒカル「いや、なんでもない」

響「またギンガと話していたんだろう」

ヒカル「まあな」

響「いったい何を話していたんだい?」

ヒカル「秘密だ。それにその話はやめようぜ」

ヒカルは部屋のドアのほうをみる。話し声と足音が聞こえてきた。しばらくしてドアが開く。

島風「入室いっちばーん!わたしが一番はやーい!」

潮「そ、それはみんな競っていないと思いますよ?」

時雨「やあ、響、ヒカルさん。見てたんだね」

ヒカル「おつかれ!なにしにこっちの部屋にきたんだ?」

雪風「演習の報告と記録にきたんです!」

島風「うーー昼戦までは勝ってたのにー」

潮「ご、ごめんなさいわたしが被弾したせいで…」

時雨「僕も雪風も夜戦が得意ってこと忘れたのかい?」

雪風「ところで響さん、ヒカルさんの案内は次はどこへ?」

響「あとは工廠と寮かな」

時雨「あ、工廠に行くなら僕も付いて行くよ。少し用事があるからね」

ヒカル「おっけー!いっしょにいこうぜ!」

時雨を加え、私たちは工廠に向かった。

>>37>>1の酉間違いです。

また、
余裕を持って魚雷を避けた雪風が潮に向かって砲撃、その砲撃がに当たった。


余裕を持って魚雷を避けた雪風が潮に向かって砲撃、その砲撃が潮に当たった。

です。すみません。

短いですが今日はここまでです。ありがとうございました。
日常?部分がすごく難しいです…

乙です すごく面白いですよ

補足・演習場について

観戦室、コントロールルーム、仮想ステージからなる。

コントロールルームに入り、装置に接続。バーチャルリアリティによるシミュレーションが可能。
その様子は仮想ステージに3D映像で映し出され、観戦室から見ることができる。

全然違うけど、ワールドトリガーのランク戦ブースみたいなイメージ。

>>40
ありがとうございます。

補足・私が来た未来

ウルトラマンギンガは本編でも謎に包まれた部分が多いが、未来の世界からやってきたウルトラマンであるということが判明している。

観てない人もいると思うのでウルトラ側の補足は続けますが、SS内の設定などの補足はやめたほうがいいでしょうか?

メビウスとかの最後にやってたメビナビ!みたいなやつのつもりでやってたんですが

独自設定ばっかとかならともかく、そういうわけでもないし
なれ合い臭さ?って>>1は基本聞かれたことにしか答えてないように見えるんだが?
まあ怪獣化深海棲艦の見た目はSS中で書いたほうがいいとは思ったが
とりあえず俺も応援してる

>>47
わざわざ乙の一言に対してレス返してる時点でそれは・・・


独自設定とかはssの中で描写するのがいいと思う、ストーリーの中で描写が必要でない程度の設定はぶっちゃけ>>1が大好きな人以外には必要ないというか、ssだけ見たい奴にとっては余計な情報が入って邪魔とも取られる

あとは>>28とか、こういうのを指摘されたら名前欄で感謝するとか黙って描写だけ変えとくといい、作者のIDだけ抽出してる人にとってss以外の事かかれると邪魔
それと自分の好きなキャラの名前を付けるのは勝手だけど指摘されたからと言って嬉々として語り出すのもいただけないかと

だね
補足は助かるが全レス君ぽくなってしまうのは
荒れる原因になってしまうよ

>>47>>48>>49
ありがとうございます。
今後気をつけていきたいと思います。

ウルトラ側の補足に関してはあってありがたいという意見もあったので必要と感じた時だけ入れて、ssの設定の方はss内でなるべく描写していくようにします。


工廠に着くと小人のようなものがせわしなく動き回っていた。妖精だ。
私たち艦娘を作り出した存在であり、その一切は謎に包まれている。

ヒカル「へえ、あれがこないだ言ってた妖精ってやつか?」

ヒカルには先日の説明のときに話してあったのであまり驚いてはいないようだった。

時雨「やあ、妖精さん。頼んでおいた僕の装備はできてる?」

妖精「しぐれ きた そうび まだ できてる ない ない」

時雨「うーん?できてるを二回否定してるってことはできてるってことでいいんだよね?」

ヒカル「なにいってるんだ?」

響「妖精の話す言葉は大体こんな感じでわかりにくいのさ」

妖精「いいえ ない あっち ある こっち ない ついてくる こない?」

時雨「わかった。ついてくよ。ということで響、ヒカルさん。僕はちょっと行ってくるね」

ヒカル「おう、またあとでな!」

妖精「だれ あれ? きみ しってる いいえ じぶん」

響「君はだれ?自分はしらないっていってる」

なんとも言えない表情のヒカルに助け舟をだした。

ヒカル「あ、ああ、俺は礼堂ヒカルだ!しばらくここで暮らすことになったんだ。よろしくな」

妖精「ひかる きいた てる きいてな いな しってない ない あれ えらぶ じゅどー もの みてる た ない」

響「?すまない、これはちょっとわからないかな。わたしはそんなにここにくる機会が多い方じゃないから妖精との会話には慣れていないんだ」

ヒカル「ほんとにわかりにくいんだな。ま、仕方ないか」

妖精「? わかりやすい ない ない あれ しぐれ もどる いま きた」

振り返ると奥から時雨が戻ってくるところだった。新しい装備を荷台に乗せて運んできたようだ。その荷台に乗せられた装備は…。

響「時雨!?」

ヒカル「うお、でっけーな」

響「46cm三連装砲!?大和型の装備じゃないか。なんでそんなものを…」

時雨「強くなるために決まってるじゃないか。次もギンガが助けに来てくれるとは限らない。主力のみんなが戻ってくるのにもまだ時間がかかるって聞いた。それまでにあの新種がまた現れたら僕らだけで戦わなくちゃいけないんだよ?」

響「だからってそんな…。駆逐艦の君が装備できるわけないだろう?」

妖精「ない もんだい できない ない そうび けいりょう いりょく まま」

時雨「大丈夫さ。威力は落とさずに大幅に軽量化してる」

響「大丈夫なんてことはないんじゃないかな?威力をそのままってことは装備自体の耐久力はガタ落ちのはずだろう?暴発でもしたらどうするんだい?そもそも撃ったときの衝撃に耐えられるわけがないじゃないか!」

ヒカル「無理はするもんじゃないぜ?それに最後まで諦めなければきっとウルトラマンは来てくれるんだ」

時雨「そんな保証はどこにもないじゃないか。撃ったときの衝撃だってきっとなんとかなるよ」

響「らしくないね。君はなんとかなることとそうでないことの区別がつかないほど愚かではないだろう?」

時雨「じゃあどうすればいいのさ!この間で思い知ったじゃないか。自分たちは無力だって。だからって諦めたくはない。その気持ちは響だって同じなはずだろう?」

響「そうだけど…あ、」

ヒカル「どうしたんだ?」

響「こんな時のためにヒカルがいるんじゃないか。貴方はふだんどうやって巨大生物…怪獣と戦っていたんだい?」

時雨「そうか、ヒカルさんならなにかいいアイデアがあるかもしれないね」

ヒカル「んー、いろいろあったけど、一番基本的なのはこれかな?」

そういってヒカルは腰のケースから拳銃のようなものを取り出した。


工廠に着くと小人のようなものがせわしなく動き回っていた。妖精だ。
私たち艦娘を作り出した存在であり、その一切は謎に包まれている。

ヒカル「へえ、あれがこないだ言ってた妖精ってやつか?」

ヒカルには先日の説明のときに話してあったのであまり驚いてはいないようだった。

時雨「やあ、妖精さん。頼んでおいた僕の装備はできてる?」

妖精「しぐれ きた そうび まだ できてる ない ない」

時雨「うーん?できてるを二回否定してるってことはできてるってことでいいんだよね?」

ヒカル「なにいってるんだ?」

響「妖精の話す言葉は大体こんな感じでわかりにくいのさ」

妖精「いいえ ない あっち ある こっち ない ついてくる こない?」

時雨「わかった。ついてくよ。ということで響、ヒカルさん。僕はちょっと行ってくるね」

ヒカル「おう、またあとでな!」

妖精「だれ あれ? きみ しってる いいえ じぶん」

響「君はだれ?自分はしらないっていってる」

なんとも言えない表情のヒカルに助け舟をだした。

ヒカル「あ、ああ、俺は礼堂ヒカルだ!しばらくここで暮らすことになったんだ。よろしくな」

妖精「ひかる きいた てる きいてな いな しってない ない あれ えらぶ じゅどー もの みてる た ない」

響「?すまない、これはちょっとわからないかな。わたしはそんなにここにくる機会が多い方じゃないから妖精との会話には慣れていないんだ」

ヒカル「ほんとにわかりにくいんだな。ま、仕方ないか」

妖精「? わかりやすい ない ない あれ しぐれ もどる いま きた」

振り返ると奥から時雨が戻ってくるところだった。新しい装備を荷台に乗せて運んできたようだ。その荷台に乗せられた装備は…。

響「時雨!?」

ヒカル「うお、でっけーな」

響「46cm三連装砲!?大和型の装備じゃないか。なんでそんなものを…」

時雨「強くなるために決まってるじゃないか。次もギンガが助けに来てくれるとは限らない。主力のみんなが戻ってくるのにもまだ時間がかかるって聞いた。それまでにあの新種がまた現れたら僕らだけで戦わなくちゃいけないんだよ?」

響「だからってそんな…。駆逐艦の君が装備できるわけないだろう?」

妖精「ない もんだい できない ない そうび けいりょう いりょく まま」

時雨「大丈夫さ。威力は落とさずに大幅に軽量化してる」

響「大丈夫なんてことはないんじゃないかな?威力をそのままってことは装備自体の耐久力はガタ落ちのはずだろう?暴発でもしたらどうするんだい?そもそも撃ったときの衝撃に耐えられるわけがないじゃないか!」

ヒカル「無理はするもんじゃないぜ?それに最後まで諦めなければきっとウルトラマンは来てくれるんだ」

時雨「そんな保証はどこにもないじゃないか。撃ったときの衝撃だってきっとなんとかなるよ」

響「らしくないね。君はなんとかなることとそうでないことの区別がつかないほど愚かではないだろう?」

時雨「じゃあどうすればいいのさ!この間で思い知ったじゃないか。自分たちは無力だって。だからって諦めたくはない。その気持ちは響だって同じなはずだろう?」

響「そうだけど…あ、」

ヒカル「どうしたんだ?」

響「こんな時のためにヒカルがいるんじゃないか。貴方はふだんどうやって巨大生物…怪獣と戦っていたんだい?」

時雨「そうか、ヒカルさんならなにかいいアイデアがあるかもしれないね」

ヒカル「んー、いろいろあったけど、一番基本的なのはこれかな?」

そういってヒカルは腰のケースから拳銃のようなものを取り出した。

ヒカル「チャージガン。まあようするに光線銃だ」

響「そんな小さなもので怪獣に立ち向かうのかい?」

ヒカル「すくなくともダメージを与えることはできるんじゃないか?まあ、効果は薄そうだけどな」

時雨「だめじゃないか」

ヒカル「あくまでこれ単体での話さ。シュナウザーやマミュラートに接続すれば…」

響「シュナウザー?マミュラート?」

ヒカル「向こうの世界で使ってた特殊車両さ。それに接続してエネルギーをチャージすればそんなに強くない怪獣なら倒すことだってできるし、強いやつも怯ませて後退させることができるってわけだ」

時雨「へえ、見た目に反して強力な武器なんだね」

響「で、そのシュナウザーやマミュラートはどこに?」

ヒカル「あ…」

時雨「やっぱりだめじゃないか」

三人が落胆したとき、足元から声が上がった。

妖精「みせて それ みたい みてみたい 」

ヒカルが妖精にチャージガンを手渡す。

妖精「改造 これ できる やる ない? やる?」

時雨「改造だって?どういうことだい?」

妖精「かんむす えねるぎー できる きょーきゅー いける? いける そうび くむ こむ」

響「艦娘の装備にこのチャージガンを組み込んで私たちからエネルギーを供給するってことかい?」

妖精「ちがう ない かんむす すごい えねるぎー」

ヒカル「それができればたしかにすげえな。でもほんとにお前らにできるのか?」

妖精「いける ない ない まかせる ろ」

時雨「妖精さんたちの技術は信頼して大丈夫だと思うよ。意思疎通はしにくいし存在自体がなぞではあるけどね」

ヒカル「じゃあ任せてもいいのか?」

響「大丈夫だとは思うけど一応は提督の許可を取らなくっちゃ。勝手に資材を使い込むわけには…あ」

ヒカル「どうした?」

響「提督が46cm三連装砲の開発を許可するとは思えないな。時雨、無断でやったね?」

時雨「さて、なんのことかな?」

響「まったく…」

ヒカル「じゃあこんどまた頼みにくるからな!そんときはよろしくな」

妖精「まかされない ない」

響「よし、あとは寮だけだね。いこっか」

ヒカル「おう!」

時雨「ぼくもこのままついて行くよ。またね、妖精さん」

そういってわたしたちは工廠をあとにした。







妖精「…ひかる ぎんが てき もの 」



・・・・・・・
ある海の底、深海棲艦本拠地。そこでは地上攻略のための会議が行われていた。そこに深海棲艦が一人慌ただしく入室し、報告をする。

???「先日カラ連絡ガ途絶エテイタ〈駆逐イ級怪〉ガ鎮守府近海デ切リ裂カレ沈ンデイルノヲ潜水カ級ガ発見シマシタ」

???「ドウイウコトダ?ヤツラニソンナ芸当ガデキルトハ思エナイガ」

動揺する一同の視線が一点に集まる。そこには実態のない黒い影が揺らめいていた。

???『奴が来た…』

???「奴?誰ノコトダ?」

???『ウルトラマンギンガ…憎き者よ…』

黒く揺れぬ影の中に燃えるような赤い光が妖しく瞬いた。




・・・・・・・

ヒカル「響、どうしたんだこんなとこで?」

夜の海岸を散歩するのは私の日課だ。いつものように歩いているとヒカルに呼び止められた。

響「ただの散歩さ。これが私の日課なんだ。ヒカルこそどうしたんだい?」

ヒカル「いや、部屋の窓からお前が歩いてるのが見えたからなんとなく追いかけてみただけさ」

響「そうか。よかったら一緒に歩くかい?」

ヒカル「そうするよ」

いまは静かな波打ち際を二人で歩く。

ヒカル「今日はありがとな、案内してくれて」

響「仕事でもあるしかまわないよ。それに私もけっこう楽しかったしね」

工廠をあとにしたわたしたちはあの後寮へと向かった。ヒカルの部屋は私と隣の部屋だ。
降星鎮守府では艦娘も司令官も同じ寮で寝泊りをしている。秘書艦である私は司令官からの連絡がある際すぐに対応できるように司令官の隣の部屋だ。
提督補佐となるヒカルも同じ理由で司令官の近くの部屋になったため、必然的に私の隣になったわけだ。

ヒカル「なんだかこうしてゆっくりと散歩するのも久しぶりなきがするなあ」

響「貴方はこっちにきてからいきなり戦闘、そのあとはずっと司令官の付き添いだったからね。これからまた忙しくなるから今のうちにのんびりしておくのがいいかな」

ヒカル「和倉提督は明日帰ってくるんだっけ?」

響「うん。本当はもっと安静にしなきゃいけないけど、そんな場合じゃないってね、聞かなくて。でも、怪我の治りは妙に早いみたいだ。誰かのおかげでね」

ヒカルのほうをみてニヤリとわらう。

ヒカル「あれはギンガの力さ。俺のおかげじゃない」

響「ギンガの力でもそれを使って救けてくれたのは貴方だ。だからそう否定することもないさ」

ヒカルの話ではギンガ自体の意思は存在しているが、行動の決定権はヒカルにあるらしい。だから先日私たちを救ってくれたのはヒカル自身だ。

ヒカル「さて、そろそろ戻るか」

響「うん。たまにはだれかと歩くのも悪くない、かな」

ヒカル「じゃあまた一緒に散歩してもいいか?」

響「喜んで」



短いですが今日はここまでです。
あと二回投稿してしまいましたすみません

再開。
今回ヒカルの回想なんで艦これ要素ほぼないです。


和倉提督「さて、ヒカル提督補佐。詳しい話を聞こうじゃないか」

翌日、鎮守府に復帰した司令官と私、そしてヒカルは提督室に集まっていた。

和倉提督「先日の病室ではあまり詳しい話ができなかった。君がこの世界にやってきた経緯をもう少し詳しくききたい」

ヒカル「わかりました」

ヒカルがこの世界にやってきた経緯。それは私も興味があった。調査のために世界を越えてきたという。
たとえ自分の世界に異世界のものが現れたとしてもそこまでするだろうか?それに簡単にそんなことができるとはとても思えない。

……………………………

あの日俺たちは謎の電磁波を捉えてその調査とパトロールをしてました。

♪モーシモー イーツーカートークー

ゴウキ「いやー!やっぱ千種ちゃんの歌は最高だぜ!なぁヒカル、また千種ちゃんにあわせてくれよー」

♪ハナレタートーシテモエーガオト

ヒカル「こないだみんなで遊びに行ったばかりじゃないっすか。それに今や千種も人気アイドル。いくら幼なじみでも気軽に会える時間なんてそうありませんって」

♪ソーノーヤサシサートー

アリサ「ちょっとあんたたち!無駄口たたいてないでパトロールに集中しなさいよ!もうすぐ調査地点に着くわよ!」ドカ!

♪キズナヲワスレナーイデー

ゴウキ「いってえ!なんで俺だけ…」

陣野隊長『別区域を調査中のサクヤとマナから報告だ。エリアB-7で異常な電磁波を観測した。すでに2人は調査を開始している。三人も急行し現地で合流してくれ』

友也『この電磁波のパターンは先日観測されたものと同じものです。十分に注意してください』

三人「ガレット!!(Got it!)」

現地に向かった俺たちはみんなと合流した。

サクヤ「みなさん!」

アリサ「状況は?」

マナ「数分おきに電磁波が出ている。」

ゴウキ「念のためチャージガンをシュナウザーに接続してエネルギーをチャージしておこう。ヒカル!手伝え!」

ヒカル「ガレット!」

しばらくして怪獣が現れました。電磁波が数秒間隔で起こり始めて、突然強くなった。それと同時に出現したんです。そいつはこないだのやつと雰囲気は似てるけど人型だった。こっちでみた資料みる限り戦艦ル級ってやつににてたと思います。
そいつは突然現れたと思うと街を砲撃し始めました。

ゴウキ「な、あいつどこから現れやがった!?」

アリサ「わからない!突然現れたわ!でも考えるのはあとよ!」

陣野隊長『アリサとマナ、ヒカルは怪獣の攻撃!ゴウキとサクヤは住民の避難誘導を!』

友也『出現した怪獣は身体に砲台のようなものが確認できます。そのことから新たな超獣の可能性もあります。十分に注意してください』

陣野隊長『よし、特捜チームUPG、作戦開始!!』

全員「ガレット!!」

アリサ「ヒカル!チャージガンのエネルギーは?」

ヒカル「充填完了しています!」

マナ「いつでもいける」

アリサ「チャージガンフルパワー!ハイパーレーザー発射!!」

ヒカル「だめだ!怯みはするけど動きがとまらない!」

ショウ「ヒカル!」

ヒカル「ショウ!」

ル級?には攻撃がほとんど通じている様子がなかった。そこにショウが現れました。ショウは地底世界の人間で、もう一人のウルトラマン、ビクトリーに変身することができるんです。


マナ「ヒカル、ショウ。援護は私たちに任せろ」

アリサ「思いっきりやってきなさい!」

ヒカル「ガレット!」

ショウ「言われなくてもそのつもりだ!いくぞヒカル!」

ウルトライブ!ウルトラマンギンガ!! ショウラ!!

ウルトライブ!ウルトラマンビクトリー!! ゼア!!


ショウ『最初からとばすぞ!』

ウルトランス!ハイパーゼットン!シザース!! ピポポポポ…

ヒカル『こっちもいくぜ!ギンガセイバー!!』


そうして俺たちはル級を撃破したんだ。そして、その破片を友也が分析したんです。あ、友也っていうのは俺の友達で、組織の科学班を担当してるやつのことです。

友也「先日現れ、ギンガとビクトリーによって倒されたあの怪獣のことですが…」

友也「この分析結果から兵器をもとにした生物であることがわかります。
また突然何もないところから出現したこと、前触れであったあの電磁波から別の世界から現れたものと思われます」

ヒカル「兵器の怪獣…別の世界…やっぱり超獣なのか?」

友也「いえ、異次元人ヤプールが作り出す超獣は兵器と合成された生物ですが、先日のあいつは兵器そのものを生物にしたという感じでした」

アリサ「兵器そのものを?」

マナ「私のようなアンドロイドということか?」

友也「いえ、まったく違います。他にも超獣と異なる点がいくつもあります。それに礼堂君、超獣が潜んでいるのは別の次元であって別の世界ではありません」

ヒカル「え、同じじゃないのか?」

友也「違います。そもそも次元という概念は…」

ゴウキ「あー難しい話はいい!本題を頼む」

友也「はい。あの電磁波ですが、別の世界へのゲートが開く前触れとしてガンパットに記録されていたものと同じものでした。」

サクヤ「それはさっきいってなかった?」

友也「ええ。ですが問題はここからです。そのゲートは並大抵のことでは開けません。記録によれば、ウルトラマン達の故郷、M78星雲光の国にいる全員のエネルギーを集めて、1人を別世界に送るのが精一杯なんです。それにこれは偶然開くことはありません」

友也の持っているガンパットは以前あいつが一緒に戦ったロボットのジャンナインから貰った端末で、いろんな宇宙の怪獣やウルトラマンの記録が入っているんです。だからその記録も確かなものでした。

陣野隊長「そんなものが先日開いたと?」

ショウ「このあいだのあいつがそんなに強力なエネルギーを持っているとは思えないが…」

友也「その通り。だからこれは誰かが送り込んできたものなんです。別の世界から侵略の意図をもって」

陣野隊長「異世界からの侵略か…いまは収まっているがいつ再来するかもわからない。おそらくこのあいだのやつは尖兵だろう」

ヒカル「ウルトラマンが大勢いてやっと開くようなゲートを開けて侵略してくるようなやつ…そんなやつが本気で攻めてきたら…」

ゴウキ「なんとかしないとこの街、いやこの星は…」

マナ「対策をなにかたてねばならない。私もエクセラーが残したデータベースを探ってみよう」

陣野「ともかく今日はもう遅い。本日はこれで解散とする」


和倉提督「なるほどな…」

響「わざわざ調査に乗り出したのは侵略であるということがほとんど確定していたから、か」

ヒカル「そういうことだ」

和倉提督「しかし今の話が本当なら深海棲艦は別の世界への侵略も企んでいるということになるな」

しかし新たな疑問も浮上してきた。

響「でも世界を渡るにはものすごいエネルギーが必要なんだろう?深海棲艦にそんなことができるとはおもえないな。それに貴方もどうやってここにきたのかますますわからないよ」

ヒカル「それはこれから話す」



・・・・・・・・
そのあと、俺とショウは二人で話しあっていました。

ヒカル「どうすればいいんだ?ギンガやビクトリーも情報を持っていないらしいぞ」

ショウ「いまのところはなにかわかるまでまつしかない…か」

ヒカル「なにか情報があれば…そうだ!!」

ショウ「なんだ?」

ヒカル「タロウだよ!タロウに聞けばなにかわかるかもしれない!」

ウルトラマンタロウ。ギンガに力を貸してくれていたウルトラマンです。

ショウ「たしかにそうかもしれないが、どうやってきくんだ?もう宇宙に帰ってしまったんだろ?」

ヒカル「ギンガの力を使えばなんとかなるかもしれない。とにかくやってみる」

……………

ギンガ『ウルトラサインを使えば可能だろう』

ヒカル「ウルトラサイン?」

ギンガ『私たちウルトラマンが使
う、遠距離連絡方法だ。』

ヒカル「たのむ、やってみてくれ」

ギンガ『………』

ギンガ『成功だ』

ヒカル「やったぜ!タロウはなんて?」

ギンガ『直接話をしたいそうだ。とはいえ精神世界だが』

ヒカル「わかった。ショウも同時にいけるか?」

ギンガ『問題ない』

…………
ヒカル「…というわけだ、ショウ」

ショウ「わかった」

……………

タロウ『ヒカル、ショウ。久しぶりだな』

ヒカル「タロウも元気そうじゃんかよかった」

ショウ「俺はあんたとあまり関わりはないが…」

タロウ『まあいいじゃないか。さて、本題に入ろう。詳しい話を聞かせてくれ』

俺たちはタロウに状況を説明した。精神世界だから、怪獣の姿はイメージでつたえることができました。

タロウ『ほう…これは…』

ショウ「なにかわかったのか?」

タロウ『いや、なにもわからない』

ヒカル「なんだよ、なんかわかったふうに言ったくせに」

タロウ『いや、なにもわからないということがわかったじゃないか』

ヒカル「なにいってんだ?」

タロウ『私はこれでも光の国で宇宙警備隊の教官を務めている。そのため、様々な情報に目を通してそれを記憶しているんだ』

ショウ「どういうことだ?」

タロウ『かつて起こったギャラクシークライシスという事件…ウルトラマンや怪獣の存在する全ての世界がレイブラッド星人の手により繋がってしまった事件によって、光の国には全ての世界の怪獣やウルトラマンの記録が残されている』

ヒカル「それを記憶してるタロウがわからない…」

タロウ『可能性は2つだ。ギンガのように未来からきた。そしてもう1つ。ウルトラマンも怪獣も存在しない世界から現れたという可能性だ。今回は後者の可能性が高い』

ショウ「しかし矛盾しているんじゃないか?怪獣の存在しない世界から怪獣が現れるというのは…」

ヒカル「つまり他の世界からだれかが紛れ込んでるってわけか」

タロウ『そういうことだ。かつて、バット星人がウルトラマンも怪獣もいない世界の地球を実験場にし、滅ぼしてしまったことがあった。今回もそうならない保証はない』

ショウ「危ないのは俺たちの世界だけじゃない、てことか」

ヒカル「なら、なおさらなんとかしないと!」

ショウ「受け身のままではいられない。なんとかこちらからうってでることはできないのか?」

ヒカル「こっちからその敵がいる世界に行ければいいけど…そんなことできないだろ?」

タロウ『いや、できるぞ!』

ヒカル「ほんとかタロウ!?」

ショウ「光の国全員のエネルギーでか?まさかこの地球に全員のウルトラマンを呼ぶわけにはいかないだろう」

タロウ『そんなことをする必要はない。彼の力をかりれば…』

ヒカル「彼?だれのことだ?」

タロウ『ウルトラマンゼロ。ウルトラ6兄弟、ウルトラセブンの息子。彼の力を借りるんだ』

タロウの話ではそのゼロというウルトラマンはウルトラマンノアというウルトラマンの神様みたいな存在から力を授かって、単独で世界を渡ることができるらしいんです。

タロウ『いますでに彼に連絡をとった。すぐに地球に向かうそうだ。彼は強い。必ず君たちの力になるはずだ』

…………

それから俺たちはみんなに事情を説明して、ウルトラマンゼロと合流しました。

ゼロ『またせたな!事情はタロウから聞いている!その世界のものがあればすぐにでもむかえるぞ!』

アリサ「なんだかずいぶんフランクなウルトラマンね…」

友也「それならここに、先日現れた怪獣の破片があります」

ゼロ『ありがとな!これでいけるぞ!』

異世界へは俺とショウ、そしてゼロだけが行くことになってました。人間は世界移動の負担に耐えきれないからです。

ゴウキ「お前らだけで行かせるのは心配だとおもったけど、ゼロもいれてウルトラマン3人!大丈夫だな!」

アリサ(大丈夫なのかなあのウルトラマン…)

そして俺たちは旅立とうとしたんだけど、そこで問題が起きたんです。

ゼロ『イージス!ウルティメイトゼロ!!』
シャキン!

ゼロ『さあ!行こうぜ!はぁ!!!』

ゴウキ「…なにも起きないぞ?」

ゼロ『はあ!てい!やあ!…うそーん…』

ヒカル「どうしたんだ?」

ゼロ『ゲートが開かない…』

アリサ「ちょっとそれどういうことよ!」

ゼロ『いや、開かないんじゃない。拒絶されているんだ。』

ショウ「なんだと?」

ゼロ『相手は俺たちウルトラマンを警戒して、世界に通じるゲートにバリアのようなものを張っているらしい』

マナ「強行突破はできないのか?」

ゼロ『俺のエネルギーのほとんどを使えばいけるかもしれない。だがその状態では俺自身が負担に耐えられない』

陣野隊長「つまり世界を渡るのはヒカルとショウのみというわけか」

ゼロ『そういうことになる、すまない』

ヒカル「きにすんな!ゲートを開けてくれるだけでもすっげえありがたいんだからさ!」

ゼロ『…そうか。さて!気を取り直してゲートを開けるぞ!はあ!!』

そしてゼロはゲートを開きました。でも、それと同時にまた世界をこえて巨大化した深海棲艦が現れたんです。

陣野隊長「く、こんなときに!全員戦闘開始!」

ゼロ『まってくれ…ゲートはそう長くは持たない…』ピコン…ピコン…

ゼロはエネルギーの大半を使い果たしてフラフラでした。

ヒカル「じゃあはやくあいつを倒さないと!」

ショウ「だがあの様子じゃあゲートは今にも閉じそうだ。それにゼロも戦える状態じゃないだろう。閉じる前に決着させるのは無理だ」

ヒカル「じゃあどうすれば!」

ショウ「俺がやる」

ウルトライブ!ウルトラマンビクトリー!! ゼア!

ショウ『ここは俺が食い止める。ヒカル、お前はゲートをくぐれ』

ヒカル「でも…!」

ショウ『こっちは心配ない。俺も後で追いつく』

ゼロ『だめだ、もうゲートがもたないぞ!』

陣野隊長「ヒカル、お前ならやれる。頼んだぞ」

ヒカル「…!ガレット!!」

ウルトライブ!ウルトラマンギンガ!!




・・・・・・・・


ヒカル「そこからは二人が知っての通りです」

響「なんだか、いまいち頭がついていかないな」

ヒカル「まあしかたない」

和倉提督「深海棲艦側に強力なバックがついた…しかもそれが異世界の存在か…。事態は思っていた以上に面倒なことになっているようだな」

響「とにかく、そうとわかった以上は対策をどんどんすすめていかないと」

ヒカル「きのう妖精がいってたチャージガンの改造は?」

和倉提督「すでに開始している。まだしばらくかかりそうだがな」

響「それまでにまた新種が現れたら…」

ヒカル「そんときは任せてくれ」

和倉提督「頼もしい限りだな。しかしあれだな」

響「?なんだい?」

和倉提督「ずっと新種、新種ってのもな。なにか名前をつけなきゃいけないな」

ヒカル「名前かー。んー」

響「深海棲艦の怪獣…名前の後ろに怪なんてどうだい?」

和倉提督「おお、いいな。ならこの間のやつは駆逐イ級怪ってわけか。わかりやすいな」

ヒカル「じゃ、名前はそれできまりっすね」

和倉提督「うむ。さあ、今日の仕事だ」

司令官がデスクの上に書類の山を積み上げていく。

ヒカル「うげ!これ全部やるんですか!?」

響「大丈夫、貴方の仕事は深海棲艦怪にたいする戦術補佐だからね。書類仕事はないよ」

それを聞いてヒカルが安堵するのもつかの間。

和倉提督「いや、さすがにそれじゃ仕事が少なすぎる。これだけ頼む」

そう言って司令官はヒカルの前に書類の山を二つほど置いた。

和倉提督「入院してるあいだに書類が溜まりに溜まってな。まあよろしくたのむ」

ヒカル「そんなぁ!!」

今日はここまで。
設定の補足はやめにしましたが、描写不足もあると思うので質問があったら答えるようにします。
ありがとうございました。

忙しくてだいぶ空いてしまいましたがすこし更新します。



ヒカル「あー!終わった!和倉提督、今日の分の書類おわりましたよ」

和倉提督「ご苦労さん。すまないな、今日は俺と君だけだったから大変だったろう」

和倉提督と響に俺がここにきた経緯を話した日から何日かたったある日。今日は響は出撃していて和倉提督の補佐は俺だけ。なんとか慣れてきたけど、やっぱり書類仕事はきつい。

ヒカル「そういえば、今更ですけどあの新種の対策って他の鎮守府ではどうしてるんですか?」

和倉提督「ん?ああ、あの怪クラスの深海棲艦は降星鎮守府の管轄海域にしか出現していないんだ」

ヒカル「あーなるほど。て、あれ?」

和倉提督「どうした?」

ヒカル「ここだけにあんなヤバい奴らがでるなら、他の鎮守府からの増援とかがあるはずなんじゃ」

和倉提督「うむ…実はそれは私も疑問なんだ。報告はしているはずなんだがな。それに関する指示がまわってこないんだ。今日の書類にもなかっただろう?」

ヒカル「たしかにおかしいですね…報告の書類がしっかり届いていないんじゃないんですか?」

和倉提督「毎日の書類に書いているからそれが毎回届かないなどありえないのだが…」

ヒカル「無線は?」

和倉提督「深海棲艦が傍受している。情報漏洩を防ぐため、他鎮守府との無線連絡はいかなる場合も禁じられている」

ヒカル「そんな極端な…」

和倉提督「いまの戦況はかんばしくない。僅かな情報の漏れも命取りになりかねないから…だそうだ。それに」

和倉提督「敵が妨害電波を出しているらしくてな。短距離の無線ならともかく長距離の連絡はどのみち無理だ。」

ヒカル「直接ほかの鎮守府と接触する機会は?」

和倉提督「いまのこの鎮守府の状況だ。ここをあけるわけにはいかない」

ヒカル「でも…」

提督「もう暫くすれば主力が戻ってくる。そうしたらその機会ももうけることができるだろう」



ヒカル「そんな悠長な…あ、そういえば響たち遅いっすね」

和倉提督「む、そういえばそうだな。近海の簡単な見回りだからそんなに時間はかからないと思うんだが。出撃しているのは響と…?」

ヒカル「えっと、暁と雷と電ですね」

和倉提督「ああ、そうか姉妹全員で出撃きてもらったんだったな。なにもなければいいんだが…」

そのとき、慌ただしい足音が聞こえて、ドアが勢いよく開いた。

時雨「提督!ヒカルさん!響が!!」





和倉提督「それで、なにがあった?」

響は暁たちに抱えられボロボロになって帰投した。危険な状態だっからすぐに入渠させ、俺たちは暁たちから話を聞くことになった。

暁「あ、えっと…深海棲艦と遭遇して戦闘になったんだけと…」

雷「相手は駆逐イ級1隻だけだったからそのまま戦闘に入ったの」

電「その1隻は問題なく撃沈したんですけど…艦載機が一機飛んできたんです」

和倉提督「増援がきたのか?しかし艦載機一機だけなら撃墜は容易だし離脱もすぐできただろう?」

雷「普通の艦載機じゃなかったのよ」

ヒカル「まさか…」

暁「すごくでっかくて、とんでもないスピードだったわ。こっちにはまともに対応する暇もなかったの…それで」

雷「その艦載機からの攻撃を受けて響姉は大破…。私たちをかばって…」

和倉提督「そうか…。しかしその艦載機は…」

電「普通に考えてあんなおっきい艦載機考えられないのです!」

和倉提督「深海棲艦怪の空母があらわれた、というわけか…」

ヒカル「チャージガンの改造装備は?」

和倉提督「かなり進んではいるが、まだしばらくかかりそうだ」

雷「そんな!またあの巨人が来てくれる保証なんてないのに!」

暁「いまのままじゃ…」

電「どうすればいいのですか…?」

ヒカル「大丈夫だ!ウルトラマンはくる」

時雨「ヒカルさん、まえも言ってたよね。その根拠はなんなんだい?」

ヒカル「根拠?それがウルトラマンだからだ!」

島風「わけわかんなーい」

時雨「そうだよ。そんなわけのわからない…」

潮「ま、まあまあ…!時雨さん落ち着いて。とにかくいまはそんなことしてる場合じゃないですよ」

雪風「そうです!演習行きましょう!備えあれば憂いなしです!」

ヒカル「おう、がんばってこいよ!」

雪風「はい!がんばります!」


雪風が時雨をひっぱって部屋から出て行って、そのあとを潮と島風が追いかけていった。

ヒカル「新しい敵か…ん?暁たちはいかないのか?」

暁、雷、電。響の姉妹たちが部屋に残っていた。

雷「とてもそんな気分にはなれないわ…。それに、わたしたちは響姉の看病にいこうとおもって」

ヒカル「でもそれじゃあお前らの備えが…」

暁「だって私たちのせいで響は…」

電「すごく痛そうだったのです…もしも治らなかったら…」

ヒカル「大丈夫だ。響はきっと治る。響はお前らを守ったんだ。守られたことを負い目に感じたってあいつは喜ばないぜ?」

和倉提督「うむ、ヒカルの言う通りだぞ、三人とも。それにまた襲撃を受けてそのときお前たちが何の備えもしていなければ響がお前たちを身体を張って守った意味がなくなるだろう」

ヒカル「それにお前たちが万全で備えていれば響も安心して怪我をなおせるだろ?」

暁「…そうか、そうよね!」

電「響お姉ちゃんのしたことを無駄にしないためにもいまは演習で備えるのです!」

雷「よーし!じゃあさっそく演習場に行くわよ!」

暁「ちょ、ちょっとなんで雷が仕切るのよ!暁の方がおねえちゃんなのに!」

雷「まあまあ、いいじゃない!」

少し元気になった三人は駆け足で部屋をあとにした。


和倉提督「さて…」

ヒカル「俺たちも対策をたてなきゃ、ですね」

和倉提督「空母か…面倒だな…」

ヒカル「空母ってたしか戦闘機で攻撃してくるんですよね?」

和倉提督「ああ。しかも艦載機も巨大化しているらしい。先日のイ級怪などとは比べ物にならない脅威だ」

ヒカル「実質怪獣の大群の相手をするようなもんか…」

和倉提督「しかも我々は対抗できる兵器を開発できていない。いま攻められたら厳しい戦いになりそうだ」

ヒカル「大丈夫です。俺が守ります」

和倉提督「頼もしい限りだな。すまないが、よろしく頼む」




ヒカル「お、暁じゃん。お疲れ!」

暁「あ、ヒカルさん、お疲れ様」

演習場の前で暁とばったり出くわした。

ヒカル「どうしたんだ?元気がないみたいだけど」

暁「え?そ、そんなことないわよ?」

ヒカル「響のことか?」

暁「…」

図星らしい。

ヒカル「大丈夫だって。さっきも言っただろ?きっと治るって」

暁「なんだかなさけないの。響に守られて大怪我させて。暁の方がお姉ちゃんなのに…」

ヒカル「暁…」

暁「わたしはお姉ちゃんだから。響や雷や電のお姉ちゃんだから。いちばん大人じゃないとダメだって、頑張ってるつもりなんだけど…。だめよね。また守られて」

ヒカル「守られるのが嫌なのか?」

暁「そんなんじゃないわよ。ただ、私は響になにもしてあげられてないの」

ヒカル「そんなことないさ」

暁「え?」

ヒカル「きっと響たちだって暁がいることで、たすかってることがあるはずだ。もし、そうとは思えないならこれからもっと頑張ればいい。それだけのことだ」

暁「…でも…」

雷「ヒカルさんの言う通りよ」

暁「い、雷!?聞いてたの…」

雷「まったく、暁姉はそんなことなやんでたんだ。いつもレディーレディーいっててそういうことはぜんぜん考えてなさそうだったしちょっと意外かも」

暁「わ、わるかったわね!どうせわたしはレディーになりたいだけのおこさまよ!」

雷「まあでも、嬉しいかな」

暁「え?」

雷「わたしたちのことちゃんと考えてくれてたんだなって。それだけでもすごく嬉しいわよ」

暁「雷…」

電「電も雷おねえちゃんと同じなのです!」

暁「い、電も聞いてたの!?」

ヒカル「暁顔真っ赤だな」

暁「う、うるさい!」

雷「じゃあわたしたちのためってことで、晩御飯ちょっとわけてね!」

電「あ、電もほしいのです!」

暁「え、な、なんでそうなるのよー!」


ここまで。
またちょこちょこ更新していくのでおねがいします

またちょっと更新

>>1の文章力不足と、語り手がころころ変わると分かりにくくなりそうなので今回から地の文の部分(もともと少ないけど)は基本第三者視点にします。すみません。

ブー!ブー!ブー!

ヒカル「なんだ!?」

暁「緊急警報…まさか!」


ヒカルたちが急いで提督室に向かうと、すでに響以外の面々が集まっていた。

和倉提督「近海を哨戒していた索敵機がたったいま帰還した。巨大な深海棲艦…軽空母ヌ級怪が複数の深海棲艦を伴ってこちらに向かってきているということだ」

時雨「また襲撃か…深海棲艦たちはこちらを完全に潰すつもりなのかな」

和倉提督「そのわりには戦力を小出しにしているようで違和感がある。が、いまはこれを迎撃するのが先だ」

雪風「でも、どうやって…?」

妖精「できる すぐ もう あと おおい ぎゃく」

潮「きゃ!?い、いつからそこに?」

妖精「くる た いま」

ヒカル「んー、とにかく、もうすそしまてば装備ができるってことか。それなら…」

妖精「ない さん だけ」

島風「できるけど、3つしかまだできないってこと?」

妖精「やー じかん かかる」

和倉提督「じゃあその3つを装備するのは…」

暁「わたしがつかうわ!」

雷「わたしも」

電「電もなのです!」

ヒカル「おまえら…」

暁「響に守ってもらったんだから、それを無駄にしないためにも全力をつくしたいの!」

雷「まもりたいって思いはわたしだって負けないんだから!」

電「電もまけないのです!」

和倉提督「みんなもそれでいいか?」

全員が頷いた。

和倉提督「こちらに向かってきているのはヌ級怪だけではない。随伴艦として雷巡チ級、軽巡ホ級、駆逐イ級などが確認されている」



時雨「そいつらは普通の深海棲艦なんだね?」

和倉提督「ああ」

時雨「なら、そいつらは僕が相手するよ」

ヒカル「え?」

時雨「装備ができるって言ってももう少し時間がかかるんだよね?その間に時間稼ぎも兼ねて、邪魔してくるだろう取り巻きを倒してしまうんだ」

ヒカル「さすがに危険すぎるだろ」

時雨「僕だってあいつらを倒したいって思いは暁たちに負けてないよ。でも響のこともあるから今回は譲ったんだ。でも、譲ったからといって指をくわえて見ているつもりは毛頭ないよ」

和倉提督「しかし、いくらなんでも…」

潮「あ、あの…私にも、やらせてください」

時雨「潮?」

潮「わ、私もみなさんの役にたちたいんです!」

雪風「雪風もやるのです!」

島風「みんながやるならあたしもー。島風の速さ深海棲艦にみせつけてやるんだから!」

ヒカル「…和倉提督?」

和倉提督はしばらく考えたあと、一度だけ頷いた。

和倉提督「暁、雷、電はすぐ工廠へむかってくれ。装備が完成次第すぐに出撃するんだ。
時雨、潮、雪風、島風はすぐに出撃。深海棲艦迎撃にあたれ。ただしヌ級怪には手を出すな。取り巻きの掃討に専念するんだ。
ヒカルは俺といっしょにここに残ってくれ」

全員「了解!」

和倉提督「くれぐれも無理はするな」


ヒカルと和倉提督をのこし、みんなは一斉に部屋から出て行った。



時雨「敵艦隊発見!編成は軽空母ヌ級怪、雷巡チ級、軽巡ホ級、駆逐ロ級、駆逐イ級!」

潮「!!ヌ級怪が、艦載機発艦しました!!」

雪風「回避しつつ確実に沈めていきましょう!」

島風「おっけー!あんなやつ島風には追いつけないんだから!連装砲ちゃん!一緒に行くよ!」



和倉提督「はじまったか」

和倉提督はモニターで戦いをを観ている。戦況を鎮守府に伝える通信に対しては規制は行われていなかった。

ヒカル「じゃあ、行ってきます」

和倉提督「まて」

ヒカル「?」

和倉提督「まだだ。まだ行くな」

ヒカル「でも!」

和倉提督「意味がない。ウルトラマンはきっと来てくれるとヒカルはいったな?だが、それは最後まで諦めずに力を振り絞った時ではないのか?」

ヒカル「それは…」

和倉提督「俺はウルトラマンのことはよく知らない。だが、なんの努力もしてないのに誰かが貸してくれる力など、俺は求めない」

ヒカル「…わかりました。でも、危なくなったら、行きます」

和倉提督「ああ、たのむ」



時雨「敵艦隊発見!編成は軽空母ヌ級怪、雷巡チ級、軽巡ホ級、駆逐ロ級、駆逐イ級!」

潮「!!ヌ級怪が、艦載機発艦しました!!」

雪風「回避しつつ確実に沈めていきましょう!」

島風「おっけー!あんなやつ島風には追いつけないんだから!連装砲ちゃん!一緒に行くよ!」



和倉提督「はじまったか」

和倉提督はモニターで戦いをを観ている。戦況を鎮守府に伝える通信に対しては規制は行われていなかった。

ヒカル「じゃあ、行ってきます」

和倉提督「まて」

ヒカル「?」

和倉提督「まだだ。まだ行くな」

ヒカル「でも!」

和倉提督「意味がない。ウルトラマンはきっと来てくれるとヒカルはいったな?だが、それは最後まで諦めずに力を振り絞った時ではないのか?」

ヒカル「それは…」

和倉提督「俺はウルトラマンのことはよく知らない。だが、なんの努力もしてないのに誰かが貸してくれる力など、俺は求めない」

ヒカル「…わかりました。でも、危なくなったら、行きます」

和倉提督「ああ、たのむ」

時雨「なんとか艦載機の攻撃は全員かわしたね?さあ、反撃に…」

雪風「敵雷巡、魚雷発射しました!」

時雨「く、!」

島風「こんな魚雷おっそーい!」

潮「し、島風さんナイス回避です!」

島風「へ、へー!さあ、五連装酸素魚雷!いっちゃって!」

ドォォォン!!

島風「やったー!あたった!」

潮「敵駆逐イ級撃沈確認!わ、私だって!潮、主砲撃ちます!えーい!」

時雨「命中、中破確認!僕が追撃して確実に沈める!」

雪風「時雨さん!艦載機が!」

時雨「わかってる!無駄だね!当たらないよ!」

雪風「雪風も行きます!」

さいわい相手が駆逐艦や軽巡、雷巡ということもあって途中艦載機からの妨害もありつつも順調に深海棲艦を撃沈していき、残るはヌ級怪とチ級だけとなった。





暁「まだなの妖精さん?」

妖精「かかる まだ まつ て」

そのころ、工廠ではチャージガンを改造した対怪クラス深海棲艦用の装備開発の最後の追い込みが行われており、暁、雷、電はそれを見守りながら待機していた。

雷「戦況は?」

電「今のところは巨大艦載機の攻撃をうまく回避しながらふつうの深海棲艦を順調に倒しているらしいのです」

雷「ならいいけど…」

電「でも油断は禁物なのです!」

暁「そうね、それにわたしたちの仕事は新装備であのヌ級の相手をすることよ」

雷「正直、ちょっと怖いかな…ふたりは怖くないの?」

暁「わ、わたしだって怖いわよ!でも、やらなきゃならないじゃない!響のためにも!」

電「電も怖いのです。でもふたりが一緒ならきっと大丈夫なのです!」

雷「そっか…それに、あの巨人、ウルトラマンギンガだっけ?も来てくれるかもしれないしね!」

電「たしかにそうなのです!でも…」

暁「どうしたの?」

電「そうなると、電たちは必要なのでしょうか?だって、あの巨人はすごかったのです。あの巨人が来てくれたら全部きっと解決してしまうんじゃ…」

雷「あ…」

暁「そんなことないわよ」

電「暁姉?」

暁「きっとわたしたちが頑張らなきゃ意味がないの。響のためにも。それに、きっとウルトラマンはわたしたちが頑張った時じゃないと助けてくれない気がするの。なんとなくだけど、ね」

妖精「たにんのちからをたよりにしないこと」

雷「え?」

妖精「ことば うるとら つたわる ちかい」

電「ウルトラマンに伝わる誓い…なのですか?」

妖精「あって る だいたい」

暁「で、でもなんでそれを妖精さんが!?」

妖精「しってる から しってる」

雷「わかんないわね」

暁「…他人の力を頼りにしないこと、か」

その時工廠に誰かが入ってきた。

??「これは…いまはどうなってるんだい?」

ここまでです。
また二回投稿すみません。
余談ですがウルトラ10勇士みてきました。個人的には大満足でした。
ウルトラ10勇士が本編終了後1年、このssが1年から2年ということになってるので、時系列的に矛盾が発生してたりしますが、パラレルってことでよろしくです。

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