「トイレとコラボ」 (328)



※閲覧注意…トイレとうんこがメインテーマのSS短編集です。 「トイレ・うんこ」とさまざまなモノをコラボレーションさせます。 過激な表現がありますので、注意してお読みください。 気分を悪くする可能性があります。

・これ↓の番外編です。
爽「獅子原爽のトイレ探訪記!」ユキ「行ってらっしゃい」(臨海女子~阿知賀編)
爽「獅子原爽のトイレ探訪記!」ユキ「行ってらっしゃい」(臨海女子~阿知賀編) - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1419767576/)

・【咲-saki-】と【アイマス】と、その他のジャンルがミックスされています。

・キャラあるいは個人をdisったり、読み手を不愉快な気持ちにさせる意図は全くありません。 キャラとトイレの魅力を表現し、楽しく読んでもらいたいです。
ただ、トイレとうんこに対して全力全開真剣なSSです。

・文句、意見、叩き、支援、荒らし、雑談、なんでもウエルカム。 ただ、あまりにも批判の多かった場合は、途中で終了いたします。 よろしくお願いします。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1425207484



~その1~ 「うんことお中元」【アイマス】


ピンポーン

P「ん…?」

スイマセーンオトドケモノデース

P「はいはい… 何かな?」ガチャッ

配達員「あ、すいません、お中元ですね。 ハンコかサインお願いしゃーっす」

P(お中元・・・ ん? これは… 春香から?)

すいませんいきなり出かけます。
11頃からまた書きます。


P「……」ガサガサガサ

P「う…! これは…!」


紙箱から現れたモノ・・・
それは、大きなビンに入った立派な一本グソだった。


P「へえ… 綺麗なうんこだな…」キュポン


ビンの蓋を取ると、ふわっと、甘い花の香りがPの鼻孔をくすぐった。


P「ああ・・・ いい匂いだ。 何か…青春時代の思い出が甦るような芳しさだ。 オッ、メッセージカードもあるな」


『Pさんへ

 いつも、私たちを温かく見守ってくれてありがとうございます!
 なかなかお礼する機会もなくて、心苦しかったんだけど… いつか、Pさんが、私のうんこを見てみたいって言ってたの思い出して。 思い切って、お中元で送っちゃいます!
 私のうんこ、アネモネの香りなんですよ? Pさんの寝室にでも飾ってくれると嬉しいな♪ 
 私のうんこの香りに包まれて眠って下さい。

 春香』


P「春香… よし、とりあえず仏壇に飾ろう。 アイドルのうんこ… オークションに出せば数百万は下らないが、これは門外不出の家宝だ!」


チワースオトドケモノデース

P「またお中元… 今度は響から…」

マイドー オトドケモノ3ケンデース

P「雪歩にあずささん、やよいまで・・・」


その後も、続々とPのアパートにはアイドルたちのうんこが送られてきた。

部屋の中はうんこの芳しい香りでむせ返らんばかりだった。


P「すごいな… 春香はアネモネ、千早はキキョウ、美希はスイートピー、伊織はダリア、やよいはパンジー、あずささんはスズラン、響はヒマワリ、真はコスモス、亜美はホウセンカ、真美はマーガレット、雪歩はカスミソウ、律子はアマリリス・・・」

P「まるで花園みたいな匂いだ…」

鼻から味噌汁でたやんけ

何がこの>>1を掻き立てるのか…


なぜアイドルたちはPにうんこを送りつけてくるのか・・・

なぜうんこから花の香りがするのか・・・?

アイドルたちもPも頭がおかしくなってしまったのか。

否、実際、アイドルたちのうんこからは得もいわれぬ陶酔の香りが漂っていた。


そう、テレビや雑誌で紹介され、一時期ちょっとしたブームにもなった“ローズエキス”・・・!

うんこすらもバラの香りにしてしまうという、魔法の薬・・・!

この薬は瞬く間に大量の新商品が開発されて世界中に普及し、今や、女性が、自らのフローラルうんこを意中の男性に送るのはごく当たり前となっていたのである。


P「ふう… モテる男はつらいな… うんこに押し潰されそうだぜ…」

P「ん…? 待てよ。 貴音のうんこ… 貴音だけまだお中元が届いてないな」


Prrrrrrrr


P「おっと携帯」ポチ

P「はい、Pです」

?『あなた様』

P「その声は…、貴音? ひ、久しぶりだな! 元気か?」

貴音『あなた様・・・ 私からのお中元は届きましたか?』

P「え…」

区切りいいとこまで書くつもりだったけど… 寝ましゅ。
明日の夜続き書きます…

乙なのよー

アイマスになぜソレを混ぜようと思ったの……
→爽のトイレ探訪記の人かよ!wwwwww

期待


P「いや・・・ 貴音のは届いてないぞ。 ちょうど今、765プロのみんなからお中元が届いてな…、みんな、とってもいい匂いのフローラルうんこを送ってきてくれたんだ」

貴音『ふろうらるうんこ・・・』

P「そう。 貴音は俺に何を送ってくれたんだ?」

貴音『勿論うんこですよ、あなた様』

P「そうか… 貴音のうんこは何の花の匂いなんだ?」

貴音『・・・私のうんこは花の匂いはいたしません。 私は“素うんこ”をお送りしたのです、あなた様』


P「す、素うんこ・・・!? ま、マジか…? あんな臭い物をお中元にするなんて、気でもふれたのか? 貴音?」

貴音『…気がふれてしまわれたのは、今の765プロの皆と、あなた様です』

P「・・・ そ、そうかそうか、貴音、お前、3年前に故郷に帰ったから、“ローズエキス”のことをよく知らないんだな・・・?」

貴音『…いいえ、存じ上げておりますよ、その面妖なるどらっぐのことは… 私は、あれ以来ずっと、皆のことを遠くから見守っていたのです』


3年前に、トップアイドルへと成長した765プロのアイドルたち・・・ しかし、貴音は、それと同時に、自らの郷里へと帰ってしまっていたのである。


P「ローズエキスを知っているのに、なぜ… 今の日本では、どんな貧乏人でも、臭い素うんこなんか出している人間は一人もいないぞ?」

貴音『そうです、まさにその事で、お伝えしたい事があり、私は連絡を差し上げたのです』

P「え…?」

貴音『うんこに薬物で人工の匂いをつける・・・ そのような愚行にとらわれた765プロの皆と、あなた様の目を、覚ましてさしあげましょう・・・』ズモモモモ・・・


貴音『あなた様は… “うんこはなぜ臭いのか?”…その理由を御存知ですか?』

P「は…? …そんな、素うんこの臭いなんて、忌み嫌うべき最低のモノじゃないか… 臭い理由なんて考えたこともないぞ」

貴音『うんこが臭いのには、神の摂理とも言える理由があるのです』

P「は? 神…?」

貴音『そうです。 …自然界においてひり出されたうんこは、様々な小さき生き物たちによって分解され、やがてそれは新しい命の糧となります』

貴音『その時の… 小さき生き物たちを呼び寄せるシグナル… それこそが“うんこの臭い”なのですよ… つまり、うんこの臭いとは“新しい生命の始まりの匂い”に他ならないのです!』


P「・・・貴音、お前一体… どうしちゃったんだ…?」

貴音『私は事実を申し上げているだけです。 …自然分娩で産まれる赤ん坊は、母親の血とうんこにまみれて産まれてきます。 あなた様はその事も御存知ないですか?』

P「……」

貴音『赤ん坊が、母親のうんこと共に生まれてくるのにも理由があります。 赤ちゃんは、母親のうんこから、大事な腸内細菌を受け継ぐのです。 その時、どのような腸内細菌を授けてあげられるかで、その赤ちゃんの、一生の免疫力の強さが大きく左右されるのですよ』

貴音『ふろうらるうんこなる、自然の摂理に背きし反逆うんこを赤ん坊に浴びせていては… いずれこの国は滅びるでしょう…』


貴音『…目を覚ますのです! あなた様…!』カッ

貴音『うんことは、つまり“母性の象徴”です。 どのような人間も、すべからく潜在意識の中にうんこへの憧憬と深い愛情を持っています。 うんこの臭さとは、それ即ち“人間らしさ”であり、“心のふるさと”なのです…!』


ピンポーン


P「あ…」

スイマセンオトドケモノデース  ドンドン

貴音『おや… どなたか来たのですか? ふふっ、どうやら私のうんこが届いたようですね… どうぞ、荷物を受け取りに行って下さいませ』


Pが配達員から受け取ったダンボール箱・・・ Pの両腕には、砂でも詰まっているかのような、ズシッとした重量感が感じられた。

P(こ、この中に、貴音のうんこが・・・?)

貴音『あなた様、タイミングが良かったようですね…! どうぞ、箱を開けてみて下さい』

P「い、いや、しかし、素うんこが入っているんだろ…? そんな臭いの、どうすりゃいいんだよ」

貴音『・・・それを私に言わせるのですか? あなた様は、やっぱりいけずですね・・・///』

P「へ・・・?」

貴音『うんこ・・・ それは、女性のとっぷしーくれっとですよ? そして・・・ ふふっ、“究極の愛”とは、“相手のうんこをも愛すること”に他なりません…!』

貴音『あなた様… どうぞ私のうんこの匂いを嗅いで、私のとっぷしーくれっとを… そして、私の体の中を、感じてみて下さい』

P「……」

貴音『ちなみに… 私、そのうんこをひり出す前日に、おろしにんにくどっさりの厚切りじゃんぼちゃあしゅうめんを3杯食しましたから… とっておきの匂いを堪能して頂けると思いますよ』プチッ

P「た、貴音…? くそ、切れた…」


お中元「・・・・・」ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・


P「うぅ…」ガクブル


P「くそっ、仕方がない開けてみるか…」ガサガサビリビリ

P「・・・・ うぉっ! な、な、な、ぬわああぁ・・・??」


Pがダンボール箱を開封すると、中には、約30cm四方くらいの透明のプラスチックのケースが入っていた。

そして、その中に・・・ ツヤツヤと満月のように照り輝く、巨大なMAKIGUSOが鎮座していたのである。
 


アイドルうんこ's「「「「「…………」」」」」カタカタカタ


貴音のうんこの迫力は尋常ではなかった。 その茶色く輝くボディが現れると同時に、Pだけでなく、部屋に飾ってあったアイドルのうんこたちも、何かに怯えるようにカタカタと震えた。


P「す、すげえ・・・ さすが貴音・・・ 他のみんなのうんこの10倍はある… ふうぅ… こ、こんなうんこが、貴音の、あの尻から・・・///」ハアハアハア

P「うぅ、し、しかし臭そうだな… このケースを開けたら、い、一体何が起きるんだ・・・?」


 (「・・・“究極の愛”とは、“相手のうんこをも愛すること”・・・」)


P「う… く、くそっ! 貴音、俺も男だ! お前のその気持ち… 受けとめてみせるぜっ!!」ガッ


Pは、プラスチックのケースに手をかけ、フタを一気に引き上げた。

その、刹那・・・・


P「!!??」ドップァ――ンッ!!


Pの目の中で無数の火花が散り、頭の中を、すさまじい量の脳内伝達物質が駆け巡った。



P「HAOOOOOOOOOoo―――――!! KU、KUSSEEEEEEEEEEEEEEEeeee―――――――!!!!!」



フタを開けた途端、ケースからあふれ出た貴音のうんこ臭は、部屋に充満していたフローラルうんこの匂いを一瞬にして打ち消し、Pの全身を埋め尽くしていた。


P「あっへ・・・・」バタッ


絶叫したPは口から泡を吹いて失神し、その場で卒倒した…


しかし・・・、ヨダレと涙と鼻水をタラしながらも、Pはこの上もなく、幸せそうに、笑っていた・・・




 「うんことお中元」【アイマス】 完尻




~その2~「うんこと総理大臣」【その他】 (咲キャラ少し混じるかも)


国会・衆議院予算委員会


ザワザワ、 ザワザワ・・・


野党議員「では・・・ 私は、我が国のトイレとうんこの未来について、総理の御意見をお聞きしたいと思います。 えー…、お分かりだと思いますが、昨年度の、我が国の年間うんこ総排出量についてです」

野党議員「昨年度、我が国のうんこ総排出量は、ついに1000万tを切ってしまいました… ここに専門機関による調査資料がございますが、昨年の国民のうんこは、なんとわずか927万t… これはですね、戦前の約1/2… 半分ですよ? この由々しき事態について、総理はどのような対策を考えていらっしゃるのか、端的に、ご答弁頂きたい」スッ


議長「○×内閣総理大臣」


総理「・・・大変、残念な・・、我が国の存亡に関わる大問題であると把握しています。 この原因は、我が国の食生活が欧米化し、野菜などから摂る食物繊維が減った結果だと…」

ヤジA「まてまてぇ! そんな問題じゃないだろうこれは!」

ヤジB「食生活がどうとか、そんなんでここまでうんこ量が減衰すると思ってるんですか総理! 戦前の人口は今の6割程度ですよ? つまり、一人当たりのうんこ排出量は1/4近くまで減っているんだ! 原因はほかのとこにもあるだろうがぁ!」ヤイノヤイノ


議長「静粛に」トントン


総理「・・・勿論食生活だけでなく、慢性的な便秘になる女性が増えていることも主要な要因であると把握しています。 わが痔民党は、医療機関や教育機関と連携を図り、年間のうんこ排出量の増率10%以上を目指して、様々な対策に取り組んでいるところです」スッ


議長「△△議員」


野党議員「総理… あなた御自分の口からは言わないおつもりですね? ならば私が言いますよ! この凄まじい排出量減少の大きな要因は・・・、 国民の“うんこに対するイメージダウン”ですよ!」

野党議員「“うんこをすることは恥ずかしい”と感じる国民が増え、堂々とトイレでモリモリと排便する人が減り、結果、便秘の流行にもつながっているんじゃないですか! 大事なのは、医療対策なんかじゃないですよ!
     うんこへの国民のイメージアップこそが、火急の問題なんじゃないんですか?」

止まります。
多分また明日書きます。

読み返してみたら、ちょっと分かりづらいなと思ったので、どうでもいい事だとは思いますがちょっと補足します。

“ローズエキス”とは、経口摂取すれば、口臭・体臭・便臭が無くなる、爽やかないい香りになると宣伝されているサプリに含まれている成分のことです。 うんこに吹きかけたりするモノではありません。

「口臭・体臭・便臭にさようなら!」などの謳い文句で販売されています。 飲んだことはないので本当にうんこの臭いがなくなったりいい匂いになったりするのかは分かりません。 実際は多分、効き目があったとしてもうんこ臭が若干収まる程度ではないかと思います。

というわけでちょっと訂正↓


なぜアイドルたちはPにうんこを送りつけてくるのか・・・

なぜうんこから花の香りがするのか・・・?

アイドルたちもPも頭がおかしくなってしまったのか。

否、実際、アイドルたちのうんこからは得もいわれぬ陶酔の香りが漂っていた。


そう、テレビや雑誌で紹介され、一時期ちょっとしたブームにもなった“ローズエキス”・・・!

それが含まれているサプリを飲めば、うんこすらもバラの香りになるという、魔法の薬・・・!

この薬は瞬く間に大量の新商品が開発されて世界中に普及し、今や、女性が、自らのフローラルうんこを意中の男性に送るのはごく当たり前となっていたのである。


P「ふう… モテる男はつらいな… うんこに押し潰されそうだぜ…」

P「ん…? 待てよ。 貴音のうんこ… 貴音だけまだお中元が届いてないな」


野党議員「総理… このままうんこの排出量が減少していけば、日本という国がどうなってしまうか、本当によく考えてらっしゃるんですか?」

総理「……」

野党議員「言わずもがな、国民一人当たりのうんこの排出量というものは、その国が“元気”かどうか、“信頼”に値する国なのかどうかを計る最もメジャーな指標です。 つまり、うんこの量が減れば減るほど、日本は国際的信用を失っていくのです!」

野党議員「そうなれば… 国連における常任理事国入りなど夢のまた夢! 日本は、あらゆる国際会議上における発言力を失っていくでしょう。 そして・・・ 最悪の場合、近い将来、日本は中国かアメリカの属国となる・・・ つまり、“日本”という国が無くなってしまうのかもしれないんですよっ!」ダンッ!


野党議員「そういった緊急事態であるという事を踏まえて再度申し上げますが、総理は、我が国におけるトイレとうんこのイメージアップのために、具体的にどのような対策を講じるおつもりなんですか」

総理「…いえ、ですから、我々痔民党は、新しい行政機関として“排泄省”を立ち上げたじゃないですか」

野党議員「ふ… “排泄省”ですか。 税金の無駄遣いとさんざんマスコミに叩かれているあの機関のことですか?」

総理「何を言う・・・ 君、失礼じゃないか! 立ち上げて一ヶ月かそこらで、結果を出せるようなモノではないだろう?」


野党議員「“排泄省”・・・ 日本国民1億2700万人の快適なうんこLifeを守り、あらゆる面から排泄環境を整え、国民一人一人の幸福感の向上を目指していく・・・ 聞こえはいいですが、本当に結果を出せるんですかね?」

野党議員「総理は、初代排泄大臣として、随分と若く、政治活動の経験も実績も少ない女性議員を指名されましたが… いずれ、総理の任命責任が問われることになるんではないですか?」

総理「……」

野党議員「事実、ちょうど排泄省が立ち上がる頃から起き始めた、都内におけるあの事件・・・ うんこに対して、国民が著しく嫌悪感を感じる事態となっているあの事件すら、いまだに解ケツできてないではないですか!」

野党議員「あの・・・ “排泄忍者事件”を・・・!」






排泄忍者事件・・・!

東京都民1300万人を恐怖のドン底に陥れた恐るべき事件・・・

そう、それは、都内のあらゆる道路、個人宅の庭、駅のホーム、銭湯の脱衣場、コインロッカーの中、はたまた学校の校庭や教室や体育倉庫、家の台所や寝室などに、突然どこからかうんこが湧いて出てきたように出現するという、超怪奇現象・・・!

白糸台や臨海女子、松庵女学院などでは特に被害がひどく、精神を病んで不登校になる生徒まで出始める始末・・・

この衆議院予算委員会の前日にも、あるアラフォーの麻雀プロが、朝起きたら枕元にうんこがこんもりと盛られていたことで、あまりのショックで救急車で病院に運ばれたという報道がされたばかりであった。


警察があらゆる捜査の手を尽くしても、全くもって犯人は分からず、まるで忍者が忍び込んでうんこをしているかのようなので、いつしかそのナゾの犯人は“排泄忍者”と呼ばれるようになっていたのだ・・・






野党議員「…排泄忍者事件は、全く手がかりが無いと言われていますがね、実はごく最近、有力な手がかりとなる画像がネット上に出回っているのをご存知ですか?」

総理「…?」

野党議員「総理・・・ この画像に、見覚えがあるんじゃないんですか?!」ドンッ


野党議員は、大きなパネル写真を卓上に置いてみせた。

そこには・・・ 家の玄関の前で、うんこをしている一人の年配の男が写っていた・・・


総理「!!??」ギョッ

野党議員「その顔・・・! やはり、やはり・・・! 信じたくなかったですよ総理!」

野党議員「この、玄関でうんこをしている男は、総理! あなたですね!!」クワッ



 ザワザワザワッ ザワザワ・・・・・


野党議員の突然の驚くべき発言に、国会議事堂内衆議院会議場は騒然とし始めた。


総理「な、な、何を・・・・! わ、私のわけないじゃないか! 何を言い出すんだ君は!」ソウハク

野党議員「しらばっくれるおつもりですか?総理・・・ このハゲ頭… これはどう見ても、総理、あなたのモノじゃないですか!」

総理「ふ、ふざけるんじゃない! き、君はそんな信憑性の低いネット上の画像などを国会に持ち込んで・・・ 常識外れだと思わないのかね?」アブラアセ

野党議員「この写真は、府中にお住まいの渋谷尭深というプロ写真家が撮ったものですよ・・・ これは、どう見ても総理、あなたでしかありませんよ! “排泄忍者”の正体・・・ それは、あなた、総理なのでしょう!!」

総理「な、な…」カタカタ


その時だった・・・・・



  
  「それは総理じゃねーぜ」




突然・・・ 若い女性の凛とした声が響き渡り、会議場内のザワザワとした空気をピシャリと打ち消したのだ。





一同「「「「「!??」」」」」


国会議員たちが、声のした会議場入り口の方に目を向けると・・・

そこには、非常にザンネンなおもちの、赤毛の華奢な女が立っていた。



 爽「そのうんこは総理のモノじゃない・・・ 私なら一目見れば分かる」



そう・・・!

彼女こそは日本の初代排泄大臣、獅子原爽(28)その人だったのだ・・・!!



「うんこと総理大臣」【その他】 終わり

次回、~その3~「うんこと忍者」【咲-saki-】に続く

本日ここまでです。
今週末にまた、探訪記の方の続きかコレの続き書いていきます。

あったまおかしい!乙!


~その3~「うんこと忍者」【咲-saki-】


ザワザワッ ザワザワガヤガヤ・・・・


総理「し、獅子原くん・・・!」

爽「総理、すみません遅くなりました」スッ

野党議員「む・・・?」


衆議院会議場に姿を現した獅子原爽・・・

紫色のビジネススーツをビシッと着こなし、眼鏡をかけている彼女からは、高校生だったときのあのすっとこどっこいな雰囲気は微塵も感じられなかった。


野党議員「これはこれは・・・ 大事な会議に遅刻してくる大臣など、私は初めて見ましたよw よっぽど大事な仕事があったんですかね?」

爽「はい、来る途中・・・ うんこをつまらせて苦しんでいる人や猫やカンガルーがいましてね・・・ ちょっと排泄のお手伝いをしてたものですから…」


野党議員「ふん、まあいいですよ… しかし、どういうことですか? 写真を見ただけでこの男が総理ではないと… なぜ断言できるんですか?」

爽「ふふん、簡単なことですよ… 総理のうんこのタイプは、RX-78-2型です。 しかし、その写真のうんこはRGZ-91型…」ギロッ

爽「モビルスーツで言えば、ジオングとアッガイくらいの違いですよ… まったくの別物です! したがってその写真の男が総理である可能性は0だ!」ズビシィッ!


大学でトイレとうんこの研究に明け暮れ、数々の画期的な論文を発表し、若くして排泄学の第一人者にもなっていた爽・・・

彼女は、うんこに、血液型のような個人個人の“タイプ”があることを発見していたのである。


野党議員「チッ… 分かりましたよ… 総理の追及はまた今度にしますが… 獅子原大臣! 私は、あなたにもお聞きしたいことがあったんですよ…!」

爽「…なんですか?」メガネクイッ

野党議員「排泄省が立ち上がって、一ヶ月が経ちましたが… 現在の非常に切迫した問題である“トイレとうんこに対する国民のイメージアップ”のためには、何をしてくれるんですかね、排泄省は…?」

爽「…それについては現在数百の計画を立案し、すでに100以上の案件は始動させていますよ。 ここで全てお話する時間はありませんが… いくつか箇条書きでお見せしましょう↓」スイッ


『  ~トイレ・うんこイメージアップのための案件一覧~ 

・初等、中等教育における排泄学の全国必修化

・トイレを扱った美術館や博物館、テーマパーク等のうんこ施設の増設

・総合病院における排泄専門科の設置および排泄専門医の育成

・図書館におけるうんこ本コーナーの常設

・トイレやうんこを扱った映画、小説、漫画、アニメ、雑誌、音楽など芸術分野に対する公的資金援助

・公園における巨大マキグソ型遊具の増設

・マキグソ型の帽子やウエディングドレス、便器型のパーカー、一本グソ靴下など、うんこファッションの推奨

・連続テレビ小説、大河ドラマ、おかあさんといっしょなど、国民的テレビ番組におけるトイレをテーマにした番組作り

・中学、高校でのマキグソ製作部の設置推奨、および全国国民マキグソ選手権の実施   

・全国の公衆トイレの外内装刷新

・トイレ掃除のスペシャリスト“クリーントイレマスター”の育成およびトイレ掃除夫の給料倍増  』


爽「…これで1/10くらいです。 すべての案件でフィードバックを行い、効果についての調査を常に行っていきます。 もう一ヶ月もあれば、ある程度の結果はお見せできると思いますが」

野党議員「・・・くっ・・」

総理(獅子原くん…! やはり、君を排泄大臣に任命した私の目に狂いはなかったよ…!)


野党議員「しかしですね、獅子原大臣…! ここのところ被害がひどくなってきている“排泄忍者事件”は、未だに解ケツされていないではないですか!?」

爽「ふん、その事件は警察が担当していたことであり、私は関与していませんよ。 …しかし、実は昨日、警視総監からその事件についての応援要請を受けましてね・・・」

爽「調査に協力することになりました。 ふふふ、私が自ら現場に行けば… “排泄忍者”など、3日もあれば捕まえてみせますよ…」クククク・・・

自分で言うのもなんですが読みづれえ…
本編優先ですが、こちらもなるべく早く続き書いちゃいたいと思います。

やべっ

投下します。 食事中の方閲覧お控え下さい。


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2日後・・・
PM8:00、東京都府中市内、大星淡の住むマンション・・・


淡「ふーぅ、今日も疲れたなぁ…」トボトボ

淡「プロになったはいいけれど… ここまで、私の力が通じないなんて…」

淡「リーグ戦で結果が出せないと、給料は減るし、麻雀以外の仕事が増えて待遇が悪くなるし… 悪循環だよ…」ガチャッ


大星淡(25)は大学卒業後、照を追って横浜ロードスターズに入団したものの、思うように力を発揮できず伸び悩んでいた。


淡「はぁー・・・ ごはん作るのめんどくさい・・・」パカッ


冷蔵庫を開けた淡は缶ビールを1本取り出し、ソファに座ってテレビをつけた。


 <漫『大阪は絶対世界に誇るうんこ先進地ですて! これだけは譲れませんわぁ!』

 <透華『いいえ、うんコロボックルの里、長野こそがうんこの性地・・・ 高原うんここそが排泄界の頂点なんですのよ!』

 <玄『むふむふ、二人とも何を言ってますのだ・・・ 奈良のおもち型レジェンドうんここそが至高の存在・・・ 世界ナンバーワンのうんこですのだ!』


淡「… バカみたい。 はあ… 排泄省とかいうワケの分かんないのができてから、こういう変な番組増えたなぁ…」グビグビ


ビールを飲み干すと、疲れ切っていた淡はそのままソファで眠り込んでしまった・・・


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カチャカチャ トントントン グツグツグツ・・・


淡「・・・・・ん?」パチッ


キッチンの方からする物音で、淡は目を覚ました。


照「あ、淡、起こしちゃったね… ゆっくりしてていいよ。 もう少しでごはんできるから」グツグツ

淡「え?!」ガバッ


なんとキッチンでは、エプロン姿の照がお玉を持って何かを煮込んでいたのである。


淡「テ、テルー・・・? ど、どうしてここに・・・?」

照「ごめんね、携帯に連絡したんだけど淡出なかったから… インターホンも押したんだけど反応ないから、合鍵で入ってきちゃった」

淡「あ… そ、そう… で、でもなんでいきなり…」

照「…今日って、私たちがつき合い始めてちょうど五年たった記念日でしょ? 淡にはいつもお世話になりっぱなしだからさ…」

淡「テ、テルー… そ、そうか…/// ご、ごめん忙しくて忘れてた…///」


淡「で、でもテルー料理なんてできないでしょ? 一体何作って・・・ これは… カレー?」

照「うん。 私でもカレーくらいなら作れる。 昔、家族に作ってあげたこともあるんだよ」

淡「へ、へー・・・ うん、確かにまあ、見た目は、大丈夫かな・・・」

照「失礼だね淡。 私のカレーはけっこう美味しいんだよ? 隠し味もちゃんと入れてるんだから」

淡「あ、カレーに隠し味って、色々あるよね! チョコレート入れたりとかコーヒー入れたりとか… テルは何を入れたの?」


照「… ふふ、 うんこ だよ」ニタリ


淡「・・・ は? ・・え? な、何?」

照「カレーの隠し味に熟成うんこを入れたんだ。 コクが増してまろやかになるんだよ」

淡「・・・えーっと、ごめん、熟成… 何?」

照「? だからうんこだって。 カレーの隠し味としてはそんなに珍しいモノじゃないでしょ」ニタニタ

淡「・・・・ちょ、ちょっと、やめてよ! 何言ってんの? 冗談にも程があるよ!」

照「え?」

淡「料理しながらうんこの話するなんて… サイテーだよっ! しかも隠し味でうんこ入れるなんて… ふざけたこと言うのやめてよ!」


照「… どうしたの淡? 私何か変なこと言った?」ゴゴゴゴゴ・・・

淡「……!?」


照の異様な雰囲気を察知した淡は、黙ってジリジリと後ずさりを始めた。


照「どこ行くの淡。 ほら、味見してみてよ?」スッ


照は醤油皿にカレーをすくうと、淡に差し出した。


淡「 うっ?! 」ムワァッ

淡(や…やだこれ…? 本当にうんこの臭いする! い、一体どうなってんの…?)

淡「く、くさいよ、テルー… やめてそれ近づけないでっ!」

照「…何言ってんの、この匂いがいいんじゃん。 さぁ、早く味見してみてよ…」ズズズ・・・

淡「ちょっと! やめっ ……う…?」

淡(?? か、体が動かない… 金縛り…?)ググッ


照「ふふ、淡、食べさせてあげるね。 ほら口あけてごらん」スー


淡の口元に小皿をあてがう照・・・


淡「いや、ちょっと、やめっ、くさい! ホントに! やだっ! や、いやだああああああああぁぁぁっっ!!」


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ーーーー


淡「やだあああああああああぁぁぁっっ!!」ガバッ

淡「・・・ は、はあっ! はあ、はあ・・・っ!」

淡「・・・あれ?」キョロキョロ


目を覚ますと、照の姿はどこにもなく、淡はテレビのついたままの部屋でソファーに腰掛けていた。


淡「・・・夢? か・・・ もぉー… なんて夢だよ… 気分悪いなぁ…」ボスッ


淡は、もう一度ソファーに倒れ込んで、クッションに顔をうずめて目をつぶった。
しかし・・・


淡(・・・ くさい )


淡(えっ、なんで・・・? 夢の中と同じうんこの臭いがする…)プーン

淡(ま、まさか私、酔って寝グソした…? いや、さすがに、それは、ない…)モゾモゾ

淡(・・・ト、トイレのドアが、開いたままとか…? いや、そんなんでこんなに強烈な臭いするわけない…!)ガバッ

淡「ひっ!!??」ギョッ


再び体を起こした淡は、思わず息を呑んだ・・・
淡が見たモノ… それは、自分の枕元に鎮座する、黒々とした巨大な一本グソだった。


淡「……」ガタガタガタ

淡「う、 ううっ、う・・・っ?! な、な、なによぉ! これぇぇぇ―――――っっ!!」=3=3



その時、淡のマンション屋上・・・


 ナニヨコレエエエエエ―――ッッ……!


?「ん…? ふふっ うまくいったみたいっすね…」


屋上に佇む黒ずくめの人影・・・ そこへ、さらに小さな黒い影が・・・

 シュバババババババババ・・・・・ッ

  シュタッ!


?「師範… 大星淡の枕元、排泄完了にて候…」ゴゴゴ・・・

?「む… ごくろうっす、コードネーム“完璧なる充電(モーストエクスタシー・オブ・ロリコン)”・・・!」ズモモ・・・


?「ふふふ・・・ ステルスを会得した私たちには、人の枕元でうんこすることくらい、もはや朝飯前・・・」ヒョオオ・・・

?「! …コードネーム“紅蓮の巫女眼鏡(レッドスペクタクル・エクソシスト)”・・・! 私に気取られずに、ここまで来たっすか…?」

?「師範… さっきから私もいるよ…」モグモグ

?「な…! コードネーム“何はともあれお菓子(エンドレス・パラドックスイーツ)”・・・! そ、それは、ミスドの期間限定ドーナツ… 腹ごしらえも万全っすね…!」

お菓子「うん… さあ、あと残るは…」


 ヒュンッ!


その時・・・ “何はともあれお菓子”の頬を、何かが高速でかすめ、ガチッという音と共に床のコンクリートの一部が砕けた。


エクソシスト「…? これは、麻雀牌…?」スッ

お菓子「…バカな… この私がバックをとられるなんて…?」クルリ


振り返ると・・・ 屋上の柵の上に、それはそれは影の薄い、黒髪ポニーテールの女が超然と立っていた・・・


?「あ、あなたは… コードネーム“地獄の投牌使い(リバースクルス・フェイトブレイカー・ダーク・ド・ルシ・ファースト)”・・・! むっちゃん先輩、来てくれたっすね!」

睦月「うむ… 桃子、その長過ぎる私のコードネーム… なんとかならないの…」


桃子(最初は、ステルス講座の修了生の中から、成績の優秀だった人たちを集めて興信所を立ち上げたのが始まりだったっす…)

桃子(難なく尾行ができ、どこにでも忍び込めるステルス能力を生かして、最初はたくさん仕事が来たっすけど…)

桃子(近頃は不景気で赤字が続いていたっす…)

桃子(そんな中、突然巨額報酬の仕事が舞い込んで来たんっす…!)

桃子(野党議員からの極秘の依頼… それが、人の生活圏のありとあらゆる所にうんこをしまくるという任務だったっす…)

桃子(最初は、お金のために仕方なく引き受けた仕事だったっすけど… だんだん、自由気ままにいろんな所でうんこを垂れ流すのが気持ちよくなってきたっす…///)

桃子(野党議員の目的は、現内閣の解散及び与党である痔民党の転覆… むふふ… 私たち排泄忍者部隊が、うんこで革命を起こしてみせるっす!)


桃子「これで全員そろったっすね… みんな、今日はこれからどこに忍び込むか、分かって来てるっすよね…?」

胡桃「もちろん… 今日はこの5人で首相官邸に忍び込むんでしょ?」

桃子「その通りっす。 首相官邸でうんこをすれば、当然マスコミに大きく報じられ、現内閣に対する不信感はさらに高まるはずっす…」

桃子「でも、首相官邸のセキュリティのレベルは今までとは比べ物にならないっす… みんな、失敗は許されないっすよ?」

巴「桃子師範… 私たちは、あなたのステルス講座を歴代最高得点で修了したステルスのエキスパート… 私自身は、もう師範をも超えたと思っていますよ」

照「その気になれば、原発だろうがエリア51だろうが忍び込むことができる… 私たち排泄忍者部隊は、この世界で最も自由で、権力にとらわれない“アンチェイン”な存在…!」モグモグ

睦月「・・・うむ」

桃子「ふふ… たのもしいっすね! では、今より首相官邸への潜入を開始するっす!」ザッ


 
 「ちょっと待ておめーら」




桃子「?! ・・・その声は・・・!」

爽「くくく… 久しぶりだな、日本有数の潜入工作員、コードネーム“ガチレズの独壇場(リーサルエンペラー・オブ・GACHIREZU)”・・・ 本名、東横桃子・・・!!」

桃子「っく…! あんた、排泄省大臣の獅子原・・・! どうしてここが分かったっすか!」

爽「ふん、そんなのワケねーよ… 邪悪なるうんこの気配を嗅ぎつけて来ただけだよ… さあ東横、年貢の納め時だぜ…? お前が、世間を混乱させている“排泄忍者”の頭領だってことは分かってんだ…!」

桃子「ふ、ふん…! そう簡単に捕まってたまるかっす! こっちは五人いるんすよ? いくらあんたでも、たった一人で何ができるっすか!」

爽「…一人じゃねーよ。 なあみんな、出てこいよ!」バッ


爽の合図と共に、四人の少女・・・ 否、アラサーの女たちが姿を現す・・・


?「ふふっ、ついに尻尾を捕まえたわよ、排泄忍者…!」ザッ

桃子「・・・? あんたは、若くして警視総監に上りつめたエリート、新子憧…!」


?「すばらっ! 皆さん、大人しくお縄についてもらいますよ…」スバラッ

桃子「警視正の花田煌まで・・・」


?「リーチです。 もう逃げ場所はありませんよ…」カッ

桃子「…こ、これは、すばらなおもち…! まさか、彼女は…?」

爽「ふふっ、私の秘書(兼愛人)を務めてくれている真屋由暉子クンだよ… そして、こっちがもう一人の・・・」

?「お姉ちゃん・・・ 何やってんの・・・」ゴゴゴゴ・・・

照「さ、咲・・・!?」


爽「私の優秀な助手、宮永咲だ・・・!!」


憧「さああんたたち、観念しなさい。 もう家宅侵入及び不法排泄の証拠はつかんでるのよ。 ここで自首すれば、まだ減刑できるわよ?」

桃子「…ナメてもらっちゃ困るっす… 私たちは、権力の豚に捕まるほどヤワじゃないっすよ…! みんな、戦闘態勢っす!」

忍者部隊「「「「 オウッ!! 」」」」


憧「…ふん、やっぱりそうくるか… 久々に腕が鳴るわね…!」ポキポキ

爽「まぁ待てよ、手荒なマネはよそうぜ新子。 これは、“排泄忍者”と“排泄省”の闘い… リアルファイトなんてする意味ねーぜ?」

憧「…? じゃあ、どうやって勝負を決するつもりなの…?」

爽「くくく… 決まってるじゃねーか… お互いの行動原理に共通しているのは、もちろん“排泄”・・・! ならば、お互いの“排泄力”でバトルをすればいいんだよっ!」ニタア

桃子「“排泄力”・・・!!」ザワザワザワ・・・


爽「人数もちょうど5対5… どちらの方が総合排泄力が上か、勝負をしようぜ…! もし万が一私たちが負けたら、今日のとこは見逃してやるよ」

桃子「…正気っすか…? 私たちは一流の忍者部隊であると同時に、一流の排泄部隊… 排泄のプロフェッショナルっすよ!」

ユキ「私たちだって、爽さんを筆頭にした排泄省の人間… 排泄力で遅れを取ることなどありえません」

咲「爽さんに鍛え上げられた私の排泄力で…みんなゴッ倒してあげますよ…」

憧「…私と煌も、警察機関でここまでの地位に上りつめたのは、類稀な排泄力があったから…! あんたたちみたいな外道うんこ部隊なんか敵じゃないわよ」

煌「不肖花田・・・ 僭越ながら、私の煌くうんこで、天国へ導いて差し上げましょう…!」


桃子「・・・言ってくれるっすね… ならば、受けてあげますよ! その、“排泄対決”・・・!!」カッ


マンションの屋上にて、ついに排泄忍者たちと排泄大臣が対峙・・・! 日本の将来が決する壮絶な排泄バトルが、始まった・・・






爽「よっし、じゃあ、審判はこの人にやってもらおう… 現在、排泄省の相談役も務めてもらっている、排泄の達人・・・瑞原はやりプロ(38)だ!」

はやり「ヤッホー! 奇跡のアラフォーアイドルHAYARIだよっ!☆」ハヤリーン

桃子「…排泄省の相談役…? それじゃあ、こっちが明らかに不利じゃないっすか!」

爽「心配いらねーよ。 はやりさんは世界うんコンテストで特別審査員も務めている排泄界の大御所… 不平等なジャッジなんか絶対にしない」

はやり「むふふん! じゃっ、早速、先鋒戦のお題を発表しちゃうよぉっ!☆」


一同「「「「「「・・・・ゴクリ・・・!!」」」」」」


はやり「先鋒戦の排泄対決・・・」

はやり「それは… うんこ勝負の基本中の基本…」

はやり「“スネークうんこ対決”だよっっ!!☆」ハヤヤッ!




憧「スネークうんこ対決か… 爽、ここは私が行かせてもらうわよ」ザッ

爽「おう… キバッてこいよ!」


桃子「さっきうんこしたばかりの鹿倉さんは外して… 誰が行くっすか?」

巴「桃子師範・・・ ここは私に任せて下さい」ザッ

桃子「狩宿さん…! 勝算はあるんすか?」

巴「ふふっ、もちろんですよ・・・」ニヤアア・・・



★性紀の排泄対決・先鋒戦『スネークうんこ対決』

 狩宿巴(排泄忍者部隊) VS 新子憧(排泄大臣部隊)

寝るお。
今回の参考SS→ 桃子「ステルス講座を開講したら予想外に人が集まったっす」

多分今週末か再来週末… もしかしたら明日… 続き書いていきます。

切迫した長期戦が予想されるので、まったりだらだらと投下していきます。
引き続き食事中の方は閲覧お控え下さい…


<排泄忍者部隊メンバー>

東横桃子 鹿倉胡桃 狩宿巴 宮永照 津山睦月


<排泄大臣部隊メンバー>

獅子原爽 新子憧 花田煌 真屋由暉子 宮永咲


お互いのメンツをかけた排泄対決・・・!

先鋒戦は永水のステルス巫女“狩宿巴” VS 阿知賀のコンピューター“新子憧”・・・!!



はやり「であでわぁ! 二人ともスタートラインにスタンバイして下さい!☆」ハヤヤッ


屋上に急遽引かれた50メートルの直線トラック・・・ はやりの合図で、そこのスタート地点に巴と憧が立った・・・


憧「…私のうんこはマジでパないからね… 覚悟しなさいよ」ゴゴゴゴ…

巴「ふふ… “最高の排泄”とは一体何か… あなたに教えてあげましょう」ヒョオオオ…


うんこをひり出す前の、二人の女の熱い視線が交錯する…

その表情には、“自分が負けるはずはない”という自信が満ち満ちていた。

そして、二人とも静かに、そして厳かに、袴とスカートを脱ぎだした・・・


ユキ「…い、いよいよ始まりますね」ゴクリ

爽「ほお… 狩宿の赤い袴の下には、水色のシマパンか… あの巫女、なかなかセンスがいいな」

煌「・・・獅子原さん、私、お恥ずかしい話ですが、“スネークうんこ対決”のルールを詳しく知らないのですが・・・」

爽「え? マジで? “スネークうんこ”は、古代パンクラチオンの時代からあった、最もシンプルな排泄競技の一つ… 10年くらい前から世界ダィベンピックの正式種目にもなってるんだぜ?」

煌「そ、そうですか… 私、時代の流れに取り残されていますね」

爽「あぁ、そんなんじゃあ時代の流れにもトイレの流れにもついていけないぜ。 私が簡単にルール説明してあげるよ」


爽「“スネークうんこ”は、簡単に言うと、ひり出すうんこの“長さ”を競う競技だ」

ユキ「うんこの“量”ではなく“長さ”であることがポイントなんですよね」

爽「そう…! たくさんのうんこを出しても、ゴンブトのうんこでは大して長くはならない… いかにして細く長く、蛇のようにしなやかなうんこを出せるかが勝負の鍵なんだ」

咲「お尻の穴から細長いうんこが出る様子が、蛇が巣穴から出てくる様子と似ていることから、“スネークうんこ”と呼ぶんですよ、花田さん」

煌「な、なるほど・・・!」スバラー


爽「この競技に必要なのは、大量のうんこを貯めておける大腸力、細く長く一定の太さで切れずにうんこを出し続ける肛門技術力のほか、粘り気のある上質のうんこを作り出すために、普段の食生活も気をつけなくてはいけない… シンプルにしてかなり奥が深い競技だぜ」

咲「…あ? 憧さんが、上の服も脱ぎ始めましたよ?」

爽「何ぃ…?」


憧「・・・ふぅ」バサッ


はやり「おっとぉ! 新子さん、スカートとパンツ、靴と靴下まで脱いで下半身スッポンポンになったと思ったら、ブラウスまで脱いでタンクトップいっちょになっちゃったよっ!☆」


爽「なるほど… スネークうんこは非常に過酷で、極度の集中力が必要とされる競技… 少しでも身軽になるために、上の服も脱いだんだな」

ユキ「ブラウスの裾にうんこがついても困りますしね」


憧「ふううううぅ・・・・・」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・


咲「・・・くっ、すさまじい闘気・・!」ブルブル

ユキ「あの野獣のような目・・・ 相手を完膚なきまでに叩きのめすつもりですね・・・!」カタカタ

爽「あぁ、あいつとの付き合いは長いけど、あそこまで本気になる新子はそうそう見たことがない… これはすげえうんこが降臨することになるぞ…!」ザワザワザワ・・・


巴「さて・・・」ギュッ


はやり「むむっ? 狩宿さんは下の袴は脱ぎ捨てて、上の巫女装束もお腹のとこでギュッと縛っちゃったよ! これで狩宿さんも下は完全スッポンポンだZE!」


爽「おほほぉーう… エロいのぅ…」グフフ

ユキ「爽さん?」

爽「いや、なんでもないっす」シレッ



下半身を露出し、戦闘体勢に入った狩宿巴・・・

彼女の澄んだ瞳の奥には、静かでありながらも激しく燃え盛る炎があった。


巴(永水ではいつもみんなの影に隠れて、存在感のなかった私・・・)

巴(そんな私に、桃子師範は活躍する場を与えてくれた・・・)

巴(師範に恩返しがしたい… それに、ここで捕まっては、大切な仕事仲間も失うことになる…)

巴(そんなの、認めない・・・! この勝負、絶対に勝ってやる・・・!)クワッ


桃子(狩宿さん… どうか、無事で戻ってきて下さいっす…!)


憧と巴の二人は、スタートラインでうんこ座りをし、いつでも排泄できる体勢をとった。


はやり「よぉ―――っし! そんじゃあ始めちゃうよぉ!☆ 制限時間は5分間! その間に、二人はうんこを出しながら前に進んで下さい! 5分経過時点でこのトラックをより長く進んでいた方の勝ちとなりまぁす!」

はやり「ただしぃ! もし途中でうんこが切れてしまった場合は、10メートル分の減点になるから気をつけるんだぞぉ!☆ 二人とも準備はO.K.かなぁ?」


憧「いつでもどうぞ。 スタートの瞬間、私のアナルが火を吹くわよ…!」

巴「・・・・・」スウウウウウウ・・・


桃子(ん…? 狩宿さんの雰囲気が変わった…? あれは…)


はやり「ではぁ! 排泄忍者チーム対排泄大臣チーム先鋒せぇぇぇん! 『スネークうんこ対決』、 はっじめえぇぇぇぇぇぇぇぇ―――っっ!!☆」ハヤヤッ



憧「ふうっ! んむっ んむむぅぅ・・・!!」ミュリッ ミリッ ミリッ ミュリリリリ・・・!

巴「はあっ! んんっ ん… んぬうぅ・・・!!」ブリッ ムリムリッ ムルルルル・・・!



はやり「おおお出てきた出てきたぁ! 二人とも茶黄金色に輝くうんこを出し始めましたぁ! ううっ くっさぁぁぁ!!☆」


爽「いやぁっほぉぉぉいいいぃ!! グッドスメル! キャモン! キャモォォン!!」

ユキ「むむ… せめぎ合う二人のうんこ臭… これは、芸術的な香りですね…!」

咲「うんこの匂いってクセになるよね。 はあ… 夜風と、ねっとりしたうんこの香りが私を包んで、桃源郷にさらっていく…」ホワアアン


憧「んん・・・ ふうっ んっぷんんん・・・!」ブリュッ ムリムリッ モリュリュリュリュリュリュ・・・


はやり「あはっ☆ 新子さん、いい調子でうんこ出てるねぇ! ふむふむ、直径は1cmくらいかな…? なかなかいいうんこじゃんっ!」


爽「さすがだな、新子… スネークうんこにおいては、切れずに長く出すうんこの最適直径は約1cmと言われている… あのままの直径を保てれば相当な長さのうんこになるぜ…!」


はやり「わああ新子さん速いはやーい! アッという間に1メートルラインを越えちゃったよ! これはすごい記録が出そうだねぇ!☆」


巴「うふう… んんっ! んっくむうう・・・・!」ブヒピッ モリュッ ブリブリモリモリ・・・・


はやり「対する狩宿さんもなかなかいい調子だぁ! 新子さんのすぐ後ろで快調に排便してるねっ!☆ さあ狩宿さんはどんなうんこを出してるのかな…?」ヒョコッ

巴「ふんんんんんんん・・・・・・・!!」モリモリモリモリモリィィ・・・!

はやり「い!? こ、このうんこは・・・!!」

>>1もうんこしてきます


滅多な事では驚かないはやりの顔が引きつる・・・


はやり「こ、このうんこは・・・!!」

はやり「ふ、ふとおぉぉぉいぃ!! 太すぎだよこのうんこはぁ!! まるでツチノコみたいな太さのうんこだよおぉ!!」


爽「・・・? た、確かに太い… ありゃ直径3cmくらいあるぞ…?」

咲「序盤からあんなに太いうんこを出すなんて… 素人丸出しだね」

ユキ「憧さんは変わらずに、細めのうどんうんこを一定のペースでひり出してる… これはもう勝負あったかもしれませんね」


胡桃「・・・バカみたい。 何やってんのあの子… アナルの括約筋ゆる過ぎだよ」

照「あれじゃすぐにうんこがなくなっちゃうね…」

睦月「うむ」


桃子(狩宿さん・・・)ハラハラ


憧「…んん、 はぁ、ふぅっう…」モリュリュッ ブリピュッ ネリネリミリミリ・・・


はやり「ホント速いな新子さん! そうこうしてるうちにもう10メートルライン越えちゃったよっ!☆ トラックに綺麗な一直線の茶色い線が引かれていくぅ!」


巴「はあっ んんむっ ふーぅ…!」モロッ ミュリミュリ モリョリョリョ・・・


はやり「狩宿さんも頑張るねぇ! 変わらずにふっというんこひり出しながらジリジリと前進… 新子さんとの差は3メートルくらいかなぁ?」


煌「ううっ、手に汗握るすばらな闘いですねぇ!」

爽「…なあ花田。 『スカラベ』っていう昆虫、知ってるか?」

煌「え? …スカラベって… フンコロガシのことですよね」

爽「そう。 別名タマオシコガネともいう美しい虫… この虫は、哺乳類のうんこをまるめて持ち帰るんだけど… 巣の中で、そのうんこ食べながら、自分の体長の何十倍もある長さのうんこをひり出すことで有名なんだ」

煌「何十倍…! すさまじい生命力を感じさせますねぇ!」

爽「うん。 このスカラベは、古代エジプトの時代から、太陽神が姿を変えた生き物として人々に崇められていたんだ…」

爽「長いうんこをひり出せるということはそれだけすごいことなんだ。 この闘いは・・・ 二人のどちらが“神に近いか”を決める闘いでもあるんだぜ・・・!」



・開始2分、うんこの長さ

狩宿巴  9m

新子憧 12m


憧「んふうっ! あん… んっく、ンンン…」ブフンッ ミュリマリマリマリ・・・

巴「あっ んんん…! はんっ ん…」モリッ モリムリブリブリ・・・


はやり「さあさあ! 二人の女の美しき聖門から、アナコンダの全長より長いうんこがひり出されています!☆ こぉれは熱い! 熱い闘いだぁ! 二人の額からも玉のような汗がにじんできたねぇ!」

はやり「狩宿さんも頑張ってるけど… やっぱり新子さんが速いね!☆ 差はもう4m以上になっています!」


胡桃「やばいよ… もう時間半分過ぎたよ? このままじゃあ…」

桃子「そうっすね… 何か、流れを変えられればいいんすけど…」


その時だった



  ビュッゴオオオオオオオオオオオオオオォォ―――――――ッッ!!



一同「「「「「!!?」」」」」


突然、強烈な突風が屋上全体を襲ったのである・・・!


 ヒョゴオオオオオォォ―――――・・・・ッ!


憧「ううっ?」グラッ

巴「ああっ?」ユラッ


強風にあおられて体勢を崩すトラックの二人・・・


桃子「あっ まずいっす!」

爽「やべえっ! うんこが切れる!!」

本日ここまでです。
また今週末か来週、最後まで書きたいと思います。
より良きうんこが明日も出ますように…


自分で読み返してみると…

いや、これは… いくらなんでもナイわ。 憧ちゃんが12mもうんこするなんて、そんなオカルト・・・

言い訳させてもらうと、以前鶴賀編でうんこ対うんこのうんこバトルを書いた時に、生温かく見守ってくれる人もいれば、オリキャラばかりが活躍してあまり面白くないという意見もあったので、じゃあ思い切って咲キャラでうんこバトルしたらどうなるのかなと・・・

書き始めたら後戻りはできないので、とりあえず中堅戦開始まで投下していきますが、“いい加減にしろ”“気持ちわりーからやめろ”等意見あったらいつでもストップかけて下さい、マジで。 その時点で打ち切りにします。


憧「うぉっと・・・!」ガシッ

巴「んっく・・・!」グンッ


ユキ「・・・ふ、二人とも、なんとか持ちこたえましたね・・・」

爽「いや、ユキ、体は持ちこたえても、うんこの方はこの強風には持ちこたえられねーぞ・・・!」


 しかし・・・


巴のうんこ「……」ドッシリ


胡桃「・・・! す、すごい… 狩宿さんのうんこ、岩みたいにビクともしない…」

照「あれだけ重量感のあるうんこなら、風が吹いてもそうそう簡単には動かないよ」

睦月「…うむ」

桃子「さすがは狩宿さんっす…! 屋外での排泄競技ということで、こういうトラブルも考慮していたのかもしれないっすね…!」


咲「… 狩宿さんのうんこ、極太だから全然動いてないみたいですよ」

爽「!? マジか…? クッ、でも、新子の方は…」


憧のうんこ「ひょえええぇぇ・・・」カタカタカタ


ユキ「あああ・・・ 風にあおられて左右に揺れてますね… このままでは…!」


 ヒュゴオオオオォ―――――ッッ・・・!


その時… ひときわ強い風が吹き、憧のうんこは、ついに地面から浮いてフワリと宙に舞った。


爽「あ・・・」


ユキ「ああっ! うんこが・・・!」


息を呑む排泄大臣チームメンバー… だが…!


憧のうんこ「うふふ・・・ 気持ちいい風だわぁ・・・」ユラユラ


咲「な…! すごい! 風になびきながらも、全然切れないよ、あのうんこ…」

ユキ「あんなに細いのに… ど、どうして…」

爽「なるほど・・・ つくづくすごい奴だぜ、新子・・・!」

煌「…どういうことですか? 獅子原さん…」

爽「宙に浮いても、しなやかになびくあのうんこ・・・ アレは、最高の“粘度”を持ったうんこなんだ・・・!!」


煌「うんこの粘度…?」

爽「そうだ。 新子の奴は、健康のため、そして常に最高のうんこを出すために、食事にはとても気を遣っていた… 特に、腸内環境を整えるために、きのこや海藻をよく摂っていたんだ」

爽「海藻には、大量の水溶性食物繊維が含まれている。 つまり、海藻を多く摂れば、粘り気のある上質のうんこを出すことができるんだ・・・!」

煌「なんと… そういうワケですか…!」


爽「ユキ・・・ それに咲。 いいか、あの新子のうんこの勇姿をよく目に焼き付けておくんだぜ・・・」

ユキ「爽さん・・・」

爽「男は、背中で自分の生き様を語るもんだが・・・ 女は、うんこで生き様とその人となりを語るものだ・・・ 女にとって、常に上質のうんこをひり出すことは、淑女としての最も大切な素養・・・!」

咲「・・・ゴクリ」シンケン

爽「刮目して見るんだ! あの、長縄跳びも可能な新子憧のうんこを・・・! あの、ムチのようにしなるうんここそは、世界最高峰のうんこの一つだぜ・・・!!」カッ



・・・風がおさまると、憧のうんこは静かにトラックにその身を横たえた。 その滑らかなボディの表面には、ヒビ一つ入っていない。


胡桃「…ちぇっ、チャンスだと思ったんだけどなぁ…」

桃子「そうっすね… でも、見て下さい鹿倉さん。 差が、徐々につまってきてるっすよ。 さっき4mくらいあった差が、今は2mくらいになってるっす」

胡桃「え? あぁ本当だ… い、いつの間に…?」

桃子「狩宿さんのペースが上がってきてるっす… そして、新子憧の方は逆に、うんこを出すスピードが遅くなってきてるんすよ!」


憧(……)ブリブリブリ・・・

憧(・・・く、くそ・・ さ、さすがにお腹のうんこが少なくなってきた・・・)

憧(で、でも、私はもう15m以上もうんこ出してるんだから、ペースは落ちて当然… そ、それなのに…)チラ


巴「ふうっ う… うごおおおおおおおおおっっ!!」ムリムリブリブリ ボフップミュリリリリリリリリリィィ・・・・!!


憧(ど、どうして中盤に入ってからペースが上がってくるのよ…? あの細い体の、一体どこにあんなにたくさんのうんこが入ってるの…?)


はやり「さあさあ! 残り時間はあと2分を切っちゃってるけど、狩宿さんがすごい勢いで追い上げてるねっ!☆ 今はもう差が1mくらいになってるよ!」


胡桃「す、すごいじゃん、あの子…」

照「鬼気迫る排便・・・ まさに大糞闘だね」

睦月「…うむ」

桃子「狩宿さん… ファイトっす…!」グッ


憧「 うっ う・・・」プリッ プリュリュ・・・

巴「ふんごおおおおおおおおおおぉぉっっ!!」ブリブリブリッ! モリモリミュルマリマリマリマリ・・・!


ユキ「・・・まずいですね。 これは追いつかれますよ」

咲「あ、あんなに太いうんこなのに・・・ どうしてまだ出し続けることができるんですか…?」

爽「うーん・・・ くそっ、私としたことが… 見落としていたみたいだぜ…」

煌「見落としていた? 何をですか?」

爽「狩宿の出しているうんこ… あれは、明らかに普通のうんこじゃない。 あれは・・・ “オカルトうんこ”の一種だっ!」

ユキ・咲・煌「「「“オカルトうんこ”・・・?」」」


巴「ふんぬぅ… ぅぷうううううううぅっっ!!」ブリィッ! ムリュリュ・・・ ムリュリュリュリュリュリュリュウウウッ!


はやり「すごぉい狩宿さん! ついに4mあった差をひっくり返して新子さんを追い抜いちゃったよぉ!☆」


憧(くっそ… 狩宿… どうも様子がヘンだと思ったら… やっぱり、あの目は人間の目じゃないわ!)

憧(何かが体に憑いてるんだわ… でも、一体、何が…?)

憧(私だって、神社の娘… 霊視くらいできるんだから…!)ズモモモモ・・・


巴「んむむむむむむぅ・・・!!」=3=3 ボオォ・・・・ッ!


憧(えっ! こ、これって・・・)


巴の背後に… 長面の妖しげな動物と、目の玉の異様にでかい魚が浮かび上がる…!


憧(こ、これって… “馬”と、“出目金”・・・??)



・開始4分 うんこの長さ

 狩宿巴  20m

 新子憧  19m



巴「ふうぅ… うふううぅんんんんん―――・・・っ!」モリモリビュルッ ネリモリマリマリ・・・


はやり「キターッ! 狩宿さん、ついに長さ20mを超えちゃったよっ!☆ 私でも、ここまで太くて長いうんこは見たことないぞっ! これはもしかしたら… ワールドレコード出ちゃうかもしれないねっ!」


咲「爽さん… “オカルトうんこ”って、どういうことですか…?」

爽「狩宿の奴は… 排泄界におけるレジェンド動物… “馬”と“金魚”を憑依させ… そいつらの力を借りてうんこしてるんだ…!」

ユキ「馬と、金魚…?」

爽「そうだ。 草食の哺乳類は、みんな大量のうんこをするもんなんだけど、その中でも“馬”のうんこ量は別格とも言える凄まじい量なんだ… 500kgくらいの平均的な競走馬で、一日に20kg以上もうんこすると言われている…」

煌「に、20キロのうんこですか…? 10kgの米袋二つ分ということですよね…?」

爽「そう… 普通の人間が一日に出すうんこの量は、150g~200gくらいだ。 つまり・・・ 馬は、体重は人間の10倍程度なのに、うんこの量は人間の100倍以上もあるんだ…」

咲「ひゃ、100倍…? そんな動物を憑依させているから、あんなに太いうんこを出し続けられてたんですね…」

爽「うん、しかも狩宿は、“クソ長い一本グソ”の代名詞とも言える生き物、金魚まで憑依させている…」

ユキ「金魚のうんこって…本当に切れにくいですもんね… よく自分の体より長いうんこぶら下げて悠々と泳いでますよね」

爽「ああ… くそっ、狩宿の奴チート過ぎる…! これじゃあ、いくら新子でも、勝ち目はねえ・・・」


巴「はあ… あっ んんっ ん――――っ・・・!」ミリュリュッ ブリップブレイブリブリブリブリィ・・・・!


はやり「さああ、残り時間はもう少しで30秒になるよっ!☆ 狩宿さんのうんこの勢いが止まらなぁいっ! 新子さんに2m、3mとどんどん差をつけていきます! これはもう勝負あったかな?」


憧(うっ うう・・・ わ、私がうんこで負けるなんて・・・ そ、そんな岡持ち・・・!)ガタガタ


憧が、勝負をあきらめかけた、その時だった・・・



?「憧ぉ! あきらめるんじゃねええぇ!!」



憧「え・・・・?」ハアハア・・・


穏乃「憧てめぇ! 最後まであきらめずに闘えよぉ!! お前のうんこはそんなもんかよ!!」


憧(シ、シズの声… い、一体どこから・・・?)キョロキョロ


玄「憧ちゃん! まだ勝負は終わってないですのだぁ!」

宥「あ、憧ちゃん・・・ が、がんばって!」フルフル

灼「阿知賀の中堅のうんこは… そんなもんじゃ、ない…!」

春絵「憧! どんな窮地でも、必ずどこかに打開策があるはずだぞ…!」

望「憧ぉ! あんた・・・ そんな情けない顔でうんこしてるんじゃないわよっ!」

桜子「あ゙ごぢゃ゙ん゙がん゙ばれ゙え゙え゙え゙え゙エ゙エ゙エ゙エ゙ェ゙エ゙エ゙ェ゙ェ゙~~~~~~~~ッッッ!!!」


憧(み、みんなの声が… 頭の中に響いてくる・・・?!)ハアハアハア


スネークうんこは非常に過酷な競技・・・
ここまで5分近くイキみ続け、集中し続けていた憧の脳は、極度の酸欠状態に陥り… 幻聴が聞こえていたのである。


はやり「残りはついに30秒切りましたぁ!☆ 狩宿さんのリードはもう4mを超えてますっ! これは完全に勝負はついたね…」


ユキ「うぅ、新子さん…」

爽「先鋒戦は取られたか… こりゃ厳しい闘いになってきたな…」


胡桃「最初はどうなるかと思ったけど… 意外と楽勝だったね」

桃子「霊能力をうんこに活用する… さすがっす! 狩宿さん…!」


憧(・・・・・)

憧(いつだって、私は、一人じゃなかった・・・)

憧(まだ… あきらめるものか…! ここであきらめたら、シズたちに顔向けできない…!)

憧(考えるんだ、私のIQ180の脳ミソ・・・ どこかに、打開策があるはず・・・!)

憧(でも、私のお腹の中は、もうほぼ空・・・ くそっ こうなったら・・・!)グッ


憧「煌ぇ!」


煌「は、はい…?」


憧「私の・・・ スタート地点のうんこを押さえて!」カッ


煌「う、うんこを押さえるんですか・・・?」

憧「いいから早くぅ! 時間がない!」

煌「・・・わ、分かりました! はやりさん! よろしいですね? 新子さんのうんこを押さえても…」

はやり「へ…? ま、まあ… 動かさなければ、別にルール違反ではないけど…?」

煌「すばらですっ! 不肖花田煌… この私が、全力でうんこを固定しましょう!」タタッ


スタート地点に走り込んだ煌が、憧のうんこを素手でガッチリと押さえる・・・!


憧「よ、よし・・・ イクわよぉっ!」グググッ・・・・


憧は自らのうんこをアナルでがっちりとホールドし… ジリジリと前進を始めた。


はやり「はやっ? こ、これは・・・?」


桃子「えっ あれは・・・?」


爽「・・・ま、マジか・・?」


その場にいた全員が、驚愕の表情で憧のうんこを見つめる・・・


ユキ「あ、あれは・・・」

咲「う、うんこが伸びている・・・?」


憧「ふぬぬぬぬぅ……」ジリジリジリ・・・

巴「・・・え? ちょ、何・・・?」ブリッ ブリブリ・・・


4m以上あった差を、一気につめていく憧・・・


爽「な、なんて奴だ… 自らのうんこの“粘り”を利用して、うんこをゴムみたいに伸ばしてやがる…」

咲「で、でも、あんなことしたら、うんこが切れて…」

爽「もちろんそのリスクはあるけど… ここはもうあの方法に賭けるしかねえ! 新子のうんこの強度を信じるんだっ!」


はやり「こ・・・これはオドロキだぁ! 残り時間10秒・・・ ここで一気に新子さんがスパート! うんこを出さずに、ここまでに出したうんこを伸ばしているよぉ!☆」


憧「ま、負けない・・・!」ジリジリジリ・・・

巴「?! うっく…! ひいぃ…?」ブリリ・・・


鬼の如き形相で巴に迫る憧・・・!
振り返った巴は震え上がり、思わずアナルを閉じそうになるが、そこを必死でこらえる・・・


巴(な、なんて奴・・・ こ、ここで追い上げてくるなんて… で、でも、時間はあとわずか… なんとしても、逃げ切る…!)ブリブリリ・・・


憧「ま、待てコノヤロ・・・!」ジリリリ・・・

巴「んんっ、 く・・・っ!」モリッモリリ・・・


はやり「す、すごいデッドヒートだあっ!☆ 二人ともついに25mを超えちゃったよっ! 一体どっちが勝つんだよお!」


ユキ「憧さん、抜けます! 抜けますよぉ!!」


はやり「カウントダウンンン!! 5!」


胡桃「狩宿さんん! 負けるなぁ!!」


はやり「4!」


咲「憧さん・・・ 勝てええええぇぇっっ!!」=3=3


はやり「3!」


照「狩宿さん… もうひと糞ばりだあぁぁぁ!!」


はやり「2!」


爽「あたらしぃぃぃぃぃぃっっっ!!!」


はやり「1!」


桃子「かりじゅくさあああああああああぁぁんっっっ!!!」



はやり「0ォォ!! ストップゥ!! 二人とも排便と前進をやめなさあああいいぃぃ!!」







憧「はあっ はあっ はあぁ・・・っっ!!」ゼーゼー

巴「んっぷ… げほっげほっ… はあ、あ・・・」ハーハーハー


はやり「二人ともそこを動かないでよ! ただ今より審査に入りますっ!!」


はやりにより、日本のロングうんこが計測され、綿密に調べられる・・・






憧「はあっ はあっ はあぁ・・・っっ!!」ゼーゼー

巴「んっぷ… げほっげほっ… はあ、あ・・・」ハーハーハー


はやり「二人ともそこを動かないでよ! ただ今より審査に入りますっ!!」


はやりにより、二本のロングうんこが計測され、綿密に調べられる・・・



はやり「ではぁ! 審査結果を発表しまぁすっ!☆」


一同「「「「「「・・・ゴクリ」」」」」」


はやり「まずは・・・ 排泄忍者チームの狩宿巴さんの記録・・・」

はやり「最終結果、25m87cmぃ! これは、世界ダィベンピックで記録された公式なワールドレコードを凌ぐ長さですっ!!」

はやり「続いて・・・ 排泄大臣チームの新子憧さんの記録は・・・・」


はやり「新子憧さんの記録は・・・・」



はやり「・・・25m92cmぃ!!」



ユキ「や、やった・・・!」

爽「いや… ユキ、残念だがこれは新子の負けだ…」

咲「え・・・?」


はやり「ただしぃ!」

はやり「新子さんのうんこには、1ヶ所だけ、うんこに亀裂が入り… つながっていない部分がありました・・・」

はやり「したがって、公式ルールに則り10mの減点! 最終結果は、マイナス10mで15m92cmとなりますっ!!」

はやり「よって・・・ 排泄忍者チームと、排泄大臣チームの先鋒戦、“スネークうんこ対決”の勝者は・・・」


はやり「狩宿巴さんですっ!!☆」




★排泄対決・先鋒戦『スネークうんこ対決』

 ○狩宿巴(排泄忍者チーム) VS 新子憧(排泄大臣チーム)×







巴「も、桃子師範… か、勝てましたよ・・・!」ハアハア

桃子「狩宿さ―――ん! 大好きっす――――っ!!」ダキッ

巴「わっ、ちょ、ちょっと師範… わ、私まだ手を洗ってないんですけど…」

桃子「そんなの気にしないっす――っ!」グリグリ

巴「ひゃっ、む、胸に頭を押し付けないで・・・///」

胡桃「よし・・・、この調子で、あの排泄大臣どもに、私たちの力を見せ付けていこう・・・!」


排泄忍者チーム「「「「「オォ―――――ッ!!」」」」」



憧「・・・ごめん・・ 勝てなかった・・・」ポロポロポロ


ユキ「き、気にしないで下さい・・・ あとは私たちがなんとかしますから!」

爽「新子・・・ お前は、勝負には負けたが・・・ 私たちに、熱い闘志を植えつけてくれた・・・! 最高のファイトだったぜ…!」

煌「そうですっ! 気にすることなどありません… 絶対に、私たちが新子さんの仇を取ってみせますから・・・!」ポンッ

憧「!? ちょ、ちょっと煌… あんた手ぇ洗ったんでしょうね?」

煌「おっと、これは私としたことが… 失礼しましたっ! ちょっとトイレに行ってきます!」スススッ


爽「ふふっ、私も久々に燃えてきたぜ・・・ 排泄忍者ども・・・ 目にもの見せてやるぜ・・・!!」ゴゴゴゴゴ・・・



はやり「さーてそんじゃあ、早速次鋒戦のお題を発表しちゃうよおんっ♪☆」

はやり「ふふっ、排泄対決2番目のお題は・・・」

はやり「“最高のうんこ”の象徴・・・」


はやり「“ザ・MAKIGUSO”対決だぁぁ―――っっ!!」ハヤヤッ!


はやり「MAKIGUSO・・・ それは、全世界70億人が、憧れと羨望と尊敬のまなざしで見つめる、究極のうんこ・・・!☆」

はやり「古来より、人はMAKIGUSOの中に、神秘と究極の美、そして、人間の真の幸福というものを見出してきました!」

はやり「MAKIGUSOこそはうんこの王者・・・ キング・オブ・うんこであることは万人の認めるところ・・・!☆」

はやり「次鋒戦では、両者にMAKIGUSOをひり出してもらい、その完成度を競ってもらいまぁすっ!」

はやり「審査方法は、本来なら世界うんコンテストの審査方法に則り、うんこのコク、キレ、アロマ、技術点、芸術点の5項目で審査をするんだけど、今日は審査員が私しかいないから、技術点50点、芸術点50点の、合計100点満点で点数をつけてあげるねっ!」

はやり「であでわ! 両チームともエントリーする選手を決めて下さい!☆」



ユキ「MAKIGUSOですか・・・ ここはやはり、爽さんが行くべきでしょうか」

爽「ふふっ、そうだな… 私は、10年前に世界うんコンテストで完全無欠のMAKIGUSOで満点を出したことがあるからな…」ククク・・・

咲「いえ… 爽さんは私たちのジョーカー的存在… この次鋒戦は、私に行かせて下さい」

爽「咲…? 大丈夫なのか?」

咲「まかせて下さい。 爽さんに鍛えられ、家でも毎日練習してきた私のMAKIGUSO… どれほどの完成度か、見せてあげますよ・・・!」


桃子「次鋒戦はMAKIGUSO対決・・・ 誰が行くっすか?」

照「師範・・・ ここは、私が行く」

桃子「宮永さん… 大丈夫っすか?」

照「うん・・・ 実はね、秘策があるんだ・・・」ニタアア・・・



屋上に急遽用意された特設ステージに上った宮永照と宮永咲・・・!


咲「お、お姉ちゃん・・・?」

照「咲・・・」



桃子「へえ… 奇しくも、姉妹による排泄対決になってしまったっす…」

胡桃「どちらのMAKIGUSOの方が優れているのか… これは見物だね」

睦月「…うむ」


咲「お姉ちゃん・・・ 私、恥ずかしいよ。 お姉ちゃんが、まさか排泄忍者なんてバカなことやっていたなんて・・・」

照「何言ってるの… 私がやっているのは聖なる革命運動だよ? 咲の方こそ、痔民党なんていう腐った政治団体に入ってしまって・・・ お姉ちゃんはガッカリだよ」

咲「ふざけないでよ! この勝負… 私、絶対に負けないからね…!」ゴゴゴゴゴゴゴ・・・

照「咲… 私のMAKIGUSOで、目を覚まさせてあげる…!」ズモモモモモモモモ・・・・



★性紀の排泄対決・次鋒戦『ザ・MAKIGUSO対決』

 宮永照(排泄忍者チーム) VS 宮永咲(排泄大臣チーム)


予定まで行ってませんが、今日はここまでにします。 多分明日… 続き書いていきます。

余談ですが、人間の出した一本グソで、世界最長の記録は7m25cmらしいです。

1995年2月に、大学の栄養士たちの協力を得、ミシガン州の高校のボウリングのレーンで達成され、記録されたものだとか… 嘘か真か分かりませんけどね…


姉妹糞対決楽しみ

>>89訂正
×春絵 → ○晴絵


はやり「よぉーっし! そんじゃ、排泄大臣チームの先攻でイッてもらおうかな☆ 宮永・・・ あ、どっちも宮永さんか。 咲ちゃん! 早速、MAKIGUSOの制作にとりかかって下さいっ!☆」

咲「はい。 では、失礼します・・・」ススス・・・


ステージの上で、ゆっくりとスカートを脱ぎ、続いて、小さいリボンのついたピンクのパンツも、スルスルとおろしていく咲・・・


爽「うぉほほう・・・ 咲たんのあの小ぶりなおケツ・・・ いつ見てもええもんやぁ~…」ドュフフフ・・・

ユキ「・・・爽さん? どうかしましたか?」ジロッ

爽「ん? いや、べつに?」シレッ


咲「では・・・ まいりますっ!」ゴッ

はやり「!?」ゾクッ


うんこ座りをした咲の目が妖しく光り、その体からは、禍々しき黒きオーラが噴出する・・・

そして・・・


咲「んむ・・・ ふぅ、 はぁ、 ああぁ… んんっう…!」ミュリ・・・ モリッモリリ・・・!


咲のアナルから、ついに、茶黄金色に輝くうんこがその御姿を現し・・・ ゆっくりとステージの上で円を描いていく・・・



一同「「「「「・・・おっ、おおおぉ・・・!!」」」」」



その場にいた全ての人間が、我を忘れ、瞬きもできず、ひり出される美しきうんこを凝視する・・・

咲のうんこ・・・ それはまさに、その空間を完全に支配する、超自然的な存在だった・・・


煌「な・・・なんとすばらなうんこ・・・! これは・・・まさに天使・・・ いえ! この背徳的なうんこは、まさに“堕天使のうんこ”(MAKIGUSO・オブ・ルシファー)・・・!!」


爽「うん… 実にいいうんこだ。 あの表面の光沢と色ツヤ… キュッと締まった身… 均一の太さそして絶妙の柔らかさ… どれをとっても一級品だ。 さすがは咲だぜ…!」


・・・形の整ったMAKIGUSOは、素人に作れるものではない。

何度も何度も試作を繰り返し、厳しい修練を積んだ者のみが作れる、究極の職人芸・・・!

しかし、今、ステージの上でうんこを出しながらゆっくりと腰を振る咲の動きには一切のムダがなく・・・ 何かを極めた達人の動線を彷彿とさせるものだった。


咲(爽さんの助手になってから、およそ10年間・・・)ブリッ ムリムリムリ・・・

咲(その間私は毎日欠かさずに、MAKIGUSOを作り続けてきたんだ・・・)ムリッ モリマリマリ・・・

咲(私のMAKIGUSOの完成度は、今やもう爽さんをも凌いでいるはず・・・)

咲(ふふっ みんな、茫然と私のうんこ見てるよ…ww でも、見せ場はここからだよ…!)キュフフフ・・・


咲「カン!!」ゴォッ


桃子「なぁっ? カンをして、一段目の円いうんこの上に二段目を巻きつけたっす・・・!!」


咲「もいっこカン!!」ヒュゴォッ!


巴「うわぁ・・・! 次のカンで、一気に三段目のうんこも仕上げた・・・!!」


咲「まだまだイクよぉ! さらにカァァンッ!!」モリリ・・・ッ!


胡桃「すっすごい…! 連続カンで次々にうんこを巻きつけていく…!」


ついに四段重ねとなった咲のMAKIGUSO・・・


睦月「うむ…、残るは頭頂部のみ…!」


ユキ「さ、咲さん… すごい…! なんて綺麗な… そして神秘的なMAKIGUSO… まるで、天地創造の様子を目の当たりにしているようですっ!!」

爽「ユキ・・・ よく見ておくんだぜ。 今、まさに、世界最高峰の立体アートが、私たちの目の前に降臨するんだ・・・!!」


咲(よしっ、ここで、腰をひねって・・・ 一気にフィニッシュ決めちゃうよぉ!)クイッ

咲「とどめにカァァァンッ!! スーカンツ・・・ リンシャンカイホーツモォォォォォッッ!!」フワアッ 



シュウウウウウウウウウゥゥ~~~~~・・・・・ッッ!!


咲がリンシャンカイホーを決めた次の瞬間・・・ ついに五段重ねのピラミッド型となったMAKIGUSOは、この世のものとも思えないほどの神々しい姿で、ステージの上に鎮座していた・・・


爽「お、お、おおおぉ・・・・!!」


桃子「うっ、ううぅ・・・ 眩しすぎて目がくらむっす・・・!」


森林限界を越えた人跡未踏の峰の上に咲く茶色い花・・・ それこそはMAKIGUSO・・・!!

その伝説の花が、ついに、爽たちの目の前に現れたのである・・・!!


オ、オオオオオオオ・・・・・ パチパチパチパチパチパチパチパチ・・・


敵味方関係なく、自然と拍手が湧き上がる・・・ それほどに、咲のひり出したMAKIGUSOは、圧倒的な存在感を放っていた・・・


咲「…できました。 はやりさん、審査の方をお願いします」オシリフキフキ

はやり「・・・う、うん・・ こ、これはものすごい完成度のMAKIGUSOだねぇ・・・ わ、私も緊張してきたよ…」スチャッ


メガネをかけて、丹念に咲のうんこを調べるはやり・・・







はやり「よ、よーっし、おまたせ! 点数がついたよっ!☆」

はやり「咲ちゃんのひり出したMAKIGUSOの点数は・・・!」



はやり「MAKIGUSOの点数は・・・!」


一同「「「「「 ・・・ゴクッ・・・!! 」」」」」



はやり「“98点”だよっ!☆」


ザワザワザワッ・・・・ ガヤガヤガヤァ・・・・・


桃子「きゅ… 98点! すごい点数がついてしまったっす…」

胡桃「ほとんど満点か… これは、厳しいね…」

睦月「…うむ」


はやり「咲ちゃんのMAKIGUSOは、堂々として凛とした雰囲気・・・ ソフトタッチの絶妙の巻き加減・・・ おもちよりも程よい弾力を感じさせる質感など、極上のMAKIGUSOが備えるべき要素を完全にコンプリートした最高作品だったんだけど・・・」

はやり「技術点、芸術点ともに1点だけ減点させてもらったよ。 フォルムが、コンマ1ミリだけ左に寄っていたことと、MAKIGUSOの頭頂部のとがり具合が若干丸かったことが、わずかにマイナスだったね☆」


爽「ふむ… やるな、咲…! さすがは私の助手を務めてるだけあるぜ…!」

ユキ「これだけの高得点なら、相手には相当のプレッシャーになりますね」

憧「そうね… これなら、さすがのチャンピオンも青く・・・ って、あ、あれぇ・・・?」


咲「ふふっ、どう? お姉ちゃん。 私のMAKIGU・・・ はわわわわわぁ??」クルッ


自信満々に照の方を振り返った咲は、顔を赤らめて愕然とした・・・

照は、いつの間にかスカートとパンツを脱ぎ… 立派な下半身を惜しげもなくさらして、すでに臨戦体勢に入っていた。


照「咲・・・ よく、その程度のMAKIGUSOで、私の前に立とうと思ったね…」ゴゴゴゴゴゴォ・・・・



 ゴロゴロゴロォ・・・  ピカァッ!



突如マンション屋上に雷鳴が轟き… 照の顔を一瞬だけ明るく照らし出す…

まるで、天までもが、これからひり出される大魔王のMAKIGUSOを恐れているかのようだった・・・


寝るお。
また、多分来週書いていきます。
本編も書かないとな…



照「咲… お前の出したMAKIGUSOは、しょせん子どものオモチャ…!」

咲「? わ、私のMAKIGUSOが、オモチャ・・・? じゃ、じゃあ見せてみてよ! お姉ちゃんのうんこを…!」

照「ステージを降りなさい、咲。 言われなくても見せてあげるよ…、真のMAKIGUSOというものを・・・!!」サッ

咲「…!?」


照は背中から、何やら白い板のようなモノを取り出した。


ユキ「…? あ、あれは…?」

煌「・・・おまる・・ ですかね」

爽「…いや、和式便器型の皿だな、あれは…」

憧「え? どういうこと? チャンピオンの奴、あそこの上にMAKIGUSOをひり出すつもり…?」

爽「どうもそうらしいな。 確かに、和式便器はMAKIGUSOの器としては最適だけど… 評価には関係ねーはずだけどな…」


はやり「はーい♪☆ じゃ、準備O.K.なら照ちゃんもMAKIGUSOを作り始めて下さーい!」

照「はい、では… イキます…」スゥ・・・


照は便器型の皿を自分の足元に置き、ゆっくりとその上にうんこ座りをした…


照「んむぅ・・・」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴォ・・・・!

はやり「…うっ!?」


照がイキみ始めると同時に、その目は赤く光り・・・ 噴き出した暗黒のオーラが屋上全体を包み込む・・・


爽「ぅっお・・・! なんつー排泄オーラ…! こ、これは咲の2倍はあるな…!」

咲「……くっ!」


そして・・・



照「ふっく・・・ むむぅ・・・」シュ・ヴ・ヴ・ヴ・ヴ・ヴ・ヴ・ヴ・ヴウゥゥ~~~~~~ン・・・・・!!



はやり「は、はややぁっ?!」

桃子「へっ? な、なんすかアレ…?」

巴「・・・う、うそでしょ??」

胡桃「ちょ、ちょっと、どうなってんのあれ…?」

睦月「・・・うむ?」


照が、妖しげな・・・

何か、まるで車のエンジン音のような音とともに、うんこをひり出し始めると・・・

その不可思議な姿に、そこにいた全員が思わず驚嘆の声を上げた・・・


ユキ「な、なんなんですか! アレは…?」

咲「う、うんこに…」

煌「ス、スジが入っていますよ??」


そう・・・!

照がひり出したモノは、色は確かに間違いなくうんこのソレであったのだが、普通のうんこには有り得ない“スジ”がいくスジも入っていたのだ。


咲「ス、スジっていうか、カドっていうか…」

憧「…うんこの断面が、☆型になってるみたいね… なんなのあのうんこ…?」


照「ふぅ、むむむぅぅ・・・!!」ヴヴヴヴヴヴヴ~~~ン・・・


桃子「は、速いっす・・・!」

巴「うわ、何あれどんどん出てくるよ…?」


照の尻から出てくるその茶色い物体は、恐ろしいスピードで・・・ そして考えられないほどの正確さで、便器型の皿の上にとぐろを巻いていく・・・


咲「えっえ…? もう五段… 六段、な、七段…? ど、どんどん高くなっていくよぉ!」

煌「て、天を衝くMAKIGUSO・・・!!」

ユキ「ど、どういうことですかアレは… うんこの新種(ニュータイプ)・・・??」


爽「おめーらどこ見てんだバカヤロウ!!」カッ


ユキ「さ、爽、さん・・・?」

爽「ユキに咲… おめーらそれでも排泄省の人間か? 目でうんこを見るからダマされんだよっ! うんこは心の目… “心眼”で見るもんだぞっ!!」

咲「え、それじゃあ、アレは・・・」

爽「そう… “まがいもん”だっ! あれはうんこじゃねえ・・・!」ギリッ


爽「“ソフトクリーム”だっっ!!」


咲「ソ、ソフトクリーム??」

煌「えっ、そんな… 確かに変なスジは入ってますけど、どこからどう見てもあれはうんこですよ?」

爽「ふん、素人がうんこと見間違えるのは当然だ・・・ しかしな、20年近く前の話だが… 山梨の清里にある『キッチンぺるーしぇ』というソフトクリーム屋の親父が、1996年・・・ 長年の研究の末、ついに開発に成功したんだ…」

ユキ「は? な、何の開発に成功したんですか?」

爽「うんことほとんど見分けのつかないソフトクリーム・・・」

爽「『ク・ソフト』だよっ!」


煌「“ク・ソフト”・・・! そ、そんなものが・・・!」

爽「ああ、フィギュアスケートの安藤美姫がク・ソフトの大ファンということでも有名だ… 行列ができるほどうまいソフトクリームなんだけど、あまりにもうんこにクリソツなため、初めて注文する人はみんな真剣に匂いを嗅いでしまうらしい…」

咲「お、お姉ちゃんが今出してるのも、ク・ソフトということですか?」

爽「いや違う。 あれは、ク・ソフトをさらにうんこへと近づけた空前絶後の究極ソフトクリーム・・・」


爽「“マキグ・ソフト”だ!!」カッ


照「ふぅ、むむむむむぅ・・・」ヴヴヴヴヴゥ~~~・・・


憧「ど、どういうことよ? あのチャンピオン、お菓子の食べ過ぎでついにお尻からソフトクリームが出てくる体になっちゃったの?」

爽「ちがわい! あいつのハラをよく見てみろ!」

憧「えっ、え・・・?」


照の腹部に注目する憧… そこは、腕で隠していてよく分からなかったが、ポッコリと不自然に膨らんでいた。


憧「あ、あれって… まさか…?」

爽「そのまさかだよ… あいつは、服の下に仕込んだ小型ソフトクリーム機からマキグ・ソフトをひり出しているだけ… うんこはヒトカケラも出してねぇ!」

ユキ「そ、そんなのインチキじゃないですか…!」



照「ふぅ、完成っと♪」クイッ


ついに十段重ねのマキグ・ソフトを完成させた照は、そこにウエハースとハエのシール付きスプーンを差し込んだ。


爽「ウォイウォイウォイ! いい加減にしろよ宮永ァ!」ズンズン

照「? 何、獅子原さん」

爽「何? じゃねーわ! てめーソフトクリームなんかひり出しやがって… この神聖な排泄勝負をナメてんのか?」

照「何言ってんの。 マキグ・ソフトは紛れもなくMAKIGUSOの一種でしょ? 何がいけないの」

爽「ふざけんな! アナルから出てきたモン以外がうんこと呼べるわけねーだろっ!」

照「…落ち着きなよ獅子原さん。 よく考えてみてよ。 臭いMAKIGUSOなんかより、美味しく食べられるMAKIGUSOの方が価値が高いに決まってるじゃん」

爽「て、てめっ、開き直りやがって・・・ は、はやりさんもなんとか言ってくださ・・・うええええええええぇぇぇ!??」


はやり「ンマーイこのMAKIGUSOォ!☆ サイコーだよっ! これは100点・・・ いや、200点満点のうんこだよぉっ!!」ムシャムシャ






はやり「なーんてね☆ 冗談だよっ! いくら美味しくてもソフトクリームで勝負はできないよっ! 照ちゃんは計測不能で0点! この勝負、排泄大臣チーム宮永咲ちゃんの勝ちぃ!」ハヤッ

照「そ、そんにゃあ・・・」グニャア…



★排泄対決・次鋒戦『ザ・MAKIGUSO対決』

 ×宮永照・計測不能(排泄忍者チーム) 

  ○宮永咲・98点(排泄大臣チーム)



桃子「まったく… 何をやってるんすかあの人は…」

巴「せ、せっかく私が一勝を取ったのに…」

胡桃「ほんとに使えない奴…」

睦月「…うむ」

照「う、ううぅ… み、みんなハブらないでよぉ…」


はやり「あはっ☆ マキグ・ソフトおいしかったー! であでわ! 中堅戦のお題を発表しちゃうよぉっ!!」

はやり「排泄対決、第三戦、中堅戦のお題は・・・」

はやり「うんこゲームといえばコレ! 競技人口は全世界で10億人を突破している超ベストセラー・・・」


はやり「“リアルうんこポイポイ”対決だぁ―――っっ!!☆」ハヤヤッ!


本日これだけです。
また来週中堅戦書きます。
明日は本編のトイレの花子さん書こうと思います。

わろた


咲「“リアルうんこポイポイ”・・・!!」

憧「む・・・ やっぱり来たか… うんこポイポイ…!」

煌「あ、あのぅ… うんこポイポイって、便器にうんこを投げ入れる・・・スマホでプレイする無料ゲームのアプリのことですよね…?」

爽「花田… お前本当にうんこにうといな。 うんこポイポイは、確かに初登場した時は、スマホやタブレットでプレイするシンプルなシューティングゲームだった…」

爽「しかし… うんこポイポイはそのあと究極の進化を遂げ… ついに、“自分で実際にひり出したうんこ”を“3次元バーチャルヒューマン”に投げつけるスーパーゲームになったんだよ…!」


煌「じ、自分でひり出したうんこを投げる・・・??」

爽「そうだ。 そして、制限時間内で“どれだけたくさんのうんこをヒューマンにブチ当てられたか”が、ゲームの点数になる…」

爽「ここで重要なのは、“うんこの量”が点数になるんじゃなくて、“うんこの数”が点数になることだ…!」

憧「だから、デカい一本グソではなくて、コロコロしたそぼろ状うんこをどれだけ沢山ひり出せるかが鍵になるのよね」

爽「そう… リアルうんこポイポイは、投げやすいコロコロうんこを大量にひり出す排泄力… そして、対象に正確にうんこを投げ当てる投糞力が試される… かなりの技術を必要とするゲームなんだ」


咲「私たちはあと、爽さん、ユキさん、花田さんの3人… この中堅戦… 誰が行くんですか?」

ユキ「ふふ・・・ ここは、私しかいませんよ・・・」ゴゴゴゴォ・・・

爽「ユキ・・・! お、お前・・・!!」


今まで大人しくしていた由暉子のオーラが爆発的に膨張する・・・!

ついに、獅子原爽の一番弟子である彼女が・・・ そのヴェールを自ら脱ぎ捨て、排泄モンスターとしての真の力を魅せようとしていた・・・!!


ユキ「では、行ってきますね…」テコテコ

爽「おう・・・! ここがこの団体戦の要だ… しっかり頼むぜ…!」


憧「・・・ねぇ爽… 本当にあのコで大丈夫なの? リアルうんこポイポイは、かなりテクニカルな競技よ?」

爽「ふ・・・ 心配いらねぇよ。 あいつ、実は生粋のゲーマーでさ… うんこポイポイは、かなり入れ込んでプレイしてたみたいなんだ」

爽「最近じゃあ、世界ランキングで5位に入ったとかって、喜んでたぜ」

憧「ご、5位・・・? せ、世界で・・・?」

爽「あぁ、リアルうんこポイポイで世界ランキング5位ってのは、錦織がテニスで世界5位になるのよりも遥かにレベルが高い… 何しろ、うんこポイポイのプレーヤーは10億人いるんだからな…」

咲「せ、世界最高峰のうんこプレイを見れるわけですね…! うぅ、私、興糞してきたよぉ…!」

爽「咲… よく見ておくんだぜ…! 私の愛じ…じゃない、愛弟子のうんこプレイは、マジでパねぇからな!」


桃子「リアルうんこポイポイっすか…。 正直、私はあんま自信ないんすけど…」

胡桃「私もさっきうんこ出したばかりだから、ちょっとキツいかな…」

睦月「…案ずるな。 ここは、私が行く…」スッ

桃子「むっちゃん先輩・・・? せ、先輩は、うんこポイポイをプレイしたことはあるんすか?」

睦月「ん…? まぁ、数回…」

桃子「す、数回…? だ、大丈夫っすか?」

睦月「桃子… 私を誰だと思っているの?」ゴゴゴォ・・・

桃子「!!?」



津山睦月・・・!!

彼女こそは、知る人ぞ知る、伝説の投牌師・・・!

牌を投げれば百発百中・・・ 当てられないモノなどこの世に存在しない・・・!

そんな彼女が、うんこを投げたならば、一体どうなるのか・・・?


桃子「……」ゴクリッ


桃子は、睦月が鬼気迫る投糞プレイをしている様子を想像し、思わず唾を飲み込んだ。


睦月「じゃ、行ってくるね…」テクテク

桃子「た、頼んだっす… むっちゃん先輩…!」


巴「・・・師範、この中堅戦、相当重要だと思いますが… 津山さん、本当に大丈夫でしょうか?」

桃子「・・・狩宿さん、私・・・ 思い出したことがあるっす・・」

巴「え?」

桃子「リアルうんこポイポイは、世界ランキングの制度があるんすけど… これは、当然長期的なスパンで高得点を叩き出さないと上位には入れないんす…」

巴「…そ、それは、そうでしょうね…」

桃子「しかし… うんこポイポイの10年の歴史の中で、史上最高得点を叩き出したのは、世界ランカーではないんす」

巴「え…?」

桃子「ネット上で、“ヘルドカイザー(地獄の投糞師)”と呼ばれる、史上最高得点獲得者・・・ 運営側のプログラムとまで言われ、伝説のうんこプレーヤーとされる、幻の人物・・・」チラッ


睦月「・・・・・」ザッザッザ・・・


桃子「も、もしかして・・・」ゾクゾクゾク・・・


桃子は、睦月の背中から放たれる、尋常ならざる闘糞気を目の当たりにし、背筋が寒くなった。

それは・・・ この、排泄対決最大の大惨事を暗示していた・・・



★性紀の排泄対決・中堅戦『リアルうんこポイポイ対決』

 津山睦月(排泄忍者チーム) VS 真屋由暉子(排泄大臣チーム)




ユキ「・・・津山さん・・。 あなたの投牌伝説は、私の故郷北海道でも語り継がれています。 しかし、これは“うんこ”の投擲勝負・・・ 牌とうんこではワケが違いますよ?」ズモモモモ・・・

睦月「ふ・・・」ニッ

ユキ「!?」ゾクッ


ステージ上で対峙する、ユキと睦月・・・ ユキの挑発に対し、睦月は何も語らず口角を軽く上げた・・・


ユキ(こ、この人… な、なんて迫力… う…っ! ビ、ビビるなビビるな私…)カタカタ



はやり「ぃよぉ―――っし! じゃ、始めっちゃうよぉん!☆ 今回行うのは、うんこポイポイの短期決戦バージョン!」

はやり「ルールは、各チーム一人ずつ、一分間の排便タイムと投糞タイムで、どれだけの数のうんこをバーチャルヒューマンにヒットさせられるかで点数を競います!☆」ハヤッ!

はやり「この、うんこポイポイというゲーム・・・ 当初は、うんこを投げる爽快さがウリのシンプルなゲームでしたが、徐々に、極めて高度なテクニックを必要とするリアル排便ゲームへと進化を遂げ… 現在では、一年に何度も国際大会が開かれるほどのワールドワイドなゲームになっています!☆」


はやり「二人ともうんこを投げることにおいては相当の自信があるみたいだから、はやりも楽しみだなっ♪☆ んじゃ、まずは排泄忍者チームの津山さん! 排便スペースに入って下さい!☆」


睦月「・・・うむ」スッ


ステージ上にセッティングされた、水晶で造られたおまる型排便スペースに入場した睦月・・・

青いLED照明で厳粛な雰囲気にライティングされたその台の上で、睦月は静かにパンツをおろし、うんこの体勢をとった・・・


はやり「でわぁ・・・☆」

はやり「性紀の排泄対決、“排泄忍者チーム”VS“排泄大臣チーム”、1対1で迎えた中堅戦・・・!」

はやり「国際的うんこゲーム、“リアルうんこポイポイ”対決・・・!」

はやり「まずわ忍者チームの津山睦月さん! 排便タイム! ヨオオォーイ・・・」


一同「「「「「・・・・ゴクリ・・・」」」」」


はやり「すったああぁぁぁぁぁぁ―――――っとぅうぉおおおぉぉぉ―――――っっっ!!!」ハヤッ!



睦月「・・・うむぅ・・」グググッ


幻想的にライトアップされたステージの上で、静かにイキみ始めた睦月・・・


咲「い、いよいよ始まりましたね…」

爽「あぁ・・・ さあ、この排便タイムの一分間で、どれだけカタくて投げやすいコロコロうんこを出せるかが、勝負の肝だぜ…! まずはお手並み拝見といこうじゃねーか…!」


睦月「… … う、む ぅぅ …」プリ・・・  プリプリプリ・・・


睦月のアナルから… ついに、コロコロうんこがその姿を見せ… ポトポトとおまるの中に落ち始めた。


桃子「いっ!?」ギョッ

巴「… は?」ポカーン

爽「・・・・ほえ、え・・??」キョウガク

憧「…う、 ウソ・・・ でしょ??」アゼン

はやり「 … は、 はや、 や、 やぁ・・・??」ハヤ…


敵、味方、審判… その立場に関係なく、その場の全員が呆然として睦月のひり出したモノに目を奪われた・・・


胡桃「な、なんで…」

巴「お、お尻の穴から…」

桃子「麻雀牌が出てきてるんすか??」


睦月「・・・うっ むぅ・・ うむむぅ・・・!」プリッ プリュリュリュリュリュリュ・・・


睦月のアナルから、次々と出てくる麻雀牌…


憧「ど、どうなってんの? あいつ… 麻雀牌を飲み込んでいたってこと?」

咲「そ、そうとしか、考えられないよね…」

煌「いや、しかし、それなら… いくらアナルから出しているとはいえ、麻雀牌はうんこではないでしょう…?」

爽「・・・いや、 あれは・・・  うんこだ」

憧「は?」


爽「ヤツがひり出しているのは、カッチカチにカタい四角いコロコロうんこ・・・ まぎれもなく、体内で生成されたうんこだ、あれは」

煌「そ、そんな、バカな…?? どう見たってアレは本物の麻雀牌ですよ?」

憧「そ、そうよ… ちゃんと麻雀特有の色もついてるし… あんなうんこがあるわけないじゃない」

爽「いや、あれはうんこだ。 高度にデザインされたグラディエーションうんこだ…!」


咲「“グラディエーションうんこ”・・・?」

爽「そうだ。 うんこは、一般的には茶色いモノだが… 真っ白なうんこも真っ黒なうんこも、赤いうんこも緑色のうんこも現実に存在する・・・」

爽「ヤツは、大腸で、それらのうんこを同時に造りだし… 粘土細工のように、各色のうんこを混合させることによって、麻雀牌そっくりのうんこを作り出しているんだ・・・!」


憧「え…? それじゃあ、あの中も、發も、萬子も筒子も… 色んな色のうんこをくっつけて作っているっていうの?」

爽「そうだ… 例えば一萬なら、まず牌の背になる黄色く平たいうんこを成型する… そしてその上に白いうんこを乗せ、さらにその上に字の形に成型した赤うんこと黒うんこを貼り付けて作っているんだ…!」

煌「そ、そんな… に、人間業ではありません…! こ、これは、うんこの神の所業・・・!!」

爽「ああ… 恐れ入ったぜ、津山睦月・・・! しかも、ヤツのやっていることはただ単にうんこ牌をひり出しているだけじゃねえ・・・!」

咲「え・・・? それは、どういう・・」

爽「咲… ヤツの出しているうんこをよく見てみろ!」


咲「え? えーっと・・・ あれは、白發中に、風牌四種に、一萬、九萬、一筒・・・ こ、これ、もしかして…!」

爽「あぁ、ヤツは… 今、ケツの穴で国士無双十三面待ちをテンパイしている・・・!」



睦月「… うむぅ…」ポロッ


煌「さ、最後の、14個目の牌が出ました…!」


睦月「・・・ツモ。 純正国士無双・・・」ゴゴゴゴゴゴゴォ・・・・


憧「つ、ついに… アナルで国士出しちゃったよ、アイツ・・・!」


睦月「… ふむっ、 うむぅ・・・」プリプリプリッ  プリッ  プリュプリュプリュプリュ・・・・


咲「えっ、まだ止まんない… ど、どんどん出てくるよぉ…! こ、今度は、九蓮・・・?」







結局、睦月はわずか1分の間に、役満を6回和了ってみせた…


桃子「す・・・ すご過ぎるっす! こ、こんな連荘、見たことないっす・・・」

照「あんなの私でもムリ…」

巴「…うんこと麻雀の神様が両方とも降臨してますね、あれは…」


はやり「え、え~っとぉ…? 国士、大三元、四暗刻、緑一色、九蓮宝燈、清老頭… 役満が6つで、14×6=84・・・ すんごい弾数だねっ!☆」


爽「・・・お、おい、ユキ… うんこポイポイの1分間スプリントの世界最高記録って、何点なんだ?」ヒソヒソ

ユキ「え、えっと、は、83点です… 世界ランカー1位のドイツの選手が3年前に出して… 未だに破られていません」

爽「…そうか。 じゃあ、もし、津山があのうんこを全弾命中させたら、世界記録更新ってことになるわけだな…」

ユキ「い、いえ、全弾命中なんて… そんなの普通はまずあり得ません!」

爽「あぁ、そうだな… 何しろ、うんこの的、“バーチャルヒューマン”は、動く人間なんだからな…!」


はやり「じゃ、早速、次の投糞タイムに入ってもらうよぉ! 津山さん… スタンバイ、O.K.?」

睦月「…O.K.……」スチャッ


睦月は両手の指の間に2個ずつ… 合計16個のうんこ牌を構えた。


はやり「じゃあ… イッちゃうよぉ! リアルうんこ対決、投糞タイム…! スッタアアアァァ―――ッットゥオゥ!!」ポチッ


  ヴ―――――ン・・・・


はやりが合図と同時にリモコンのスイッチを押すと、睦月の正面から5mほど離れた場所の空間が歪み、人の形の何かが現れた・・・


睦月「…うむぅ!? あ、あなたは…?」ギョッ


ステージ上に現れた、“うんこの的”・・・ それは、カマボコ形の口をした、うすらぺったんこな赤髪の少女だった・・・


智美「ワハハー ん~? なんだ、ここは…?」ワハハ

本日ここまでにします。
また来週…
本当の「うんこぽいぽい」は、攻めてくる敵をうんこで撃退するシューティングゲームです。 ステマじゃないお。
より良いうんこLIFEを…


睦月「ぶ、部長・・・!」

智美「ん? なんだむっきーじゃないか。 久しブリだなー」ワハハ



桃子「か・・・ 蒲原先輩!?」

巴「えっ? 何? あの人、師範の知り合いですか?」

桃子「わ、私と、むっちゃん先輩が、鶴賀学園の麻雀部にいた頃の部長っす・・・」

巴「え… そ、そんな! なんでゲームの立体キャラクターにそんな人が・・・?」

桃子「今の“うんこポイポイ”には、特別な機能があって、プレイヤーの知り合いを的として登場させることができるんっす…」

巴「は…? で、でも、それじゃあ、いくらバーチャルとはいえ、自分の先輩にうんこを投げるなんて、そんなこと・・・」

桃子「はい・・・ できるワケないっす…! これはヤバイっすね… いくらバーチャルとはいえ、あの優しいむっちゃん先輩が、蒲原先輩にうんこを・・・ あれえええええぇぇぇ!?」


 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・


その時、桃子が見たモノ・・・

それは、ステージ上で、睦月の投擲したうんこ牌16個が顔面にメリ込んでいるワハハの姿だった。


智美「い、痛いなむっきー! い、いきなり何するんだー!!」

睦月「黙れこのカマボコ女がぁぁ!!」バッ


再びうんこ牌を両手に構えた睦月は約3mほども跳躍し・・・ クロスした腕を翼のように広げて投糞する・・・!


智美「ぐっぼあばああぁぁっっ!!」ボコボコボコボコボコォ!!


またもや、16個すべての牌がワハハの顔面に炸裂・・・ ワハハは顔を両手で覆い、ステージ上に倒れて悶絶した。


桃子「む、むっちゃん、先輩・・・?」


唖然とする忍者チーム一同・・・ しかし、彼女たちが見守る中、津山睦月は目にも止まらぬ速さでうんこ牌をつかみ、再び跳躍した。


睦月「うむァ!!」ビュンッ

智美「アガッ アガガガガガガガァァッッ!!」ボコボコボコボコ・・・


全弾命中・・・!

地獄の投糞師は悪魔のように嗤って次のうんこ牌をつかむ・・・


智美「や、やめろ! むっきー! わ、私がお前に何をしたっていうんだ・・・!」


両腕を前に出し、いやよいやよするように手を振るワハハ・・・


睦月「蒲原部長・・・ インハイ県予選決勝・・・ 覚えてますか?」ギロッ

智美「・・・は?」

睦月「あの決勝戦で、私たち鶴賀学園のメンバーは初めて登場した… そして、私とあなたの二人は、あの大事な決勝で、大して…というか殆ど活躍できなかったんです…」

智美「……」

睦月「しかし、SS界では、あなたはワハ衣とか言われたり、あの佐々野いちごとのカップリングが組まれたりなど、それなりに注目されてチヤホヤされている・・・」

睦月「それに引き換え、私は日を追うごとに存在感が薄くなり… 今やSSで私が出てくることなんて殆どない! たまに登場しても、セリフが『うむ』だけのイカれた投牌女として書かれるだけですっ!」



一同「「「「「・・・・・」」」」」アゼン


睦月「蒲原部長・・・ SSまとめ速報で“蒲原”でスレタイ検索すると、どのくらいSSがヒットするか知ってますか?」

智美「は? さ、さあ…?」

睦月「28ですよ! それに引き換え、私がスレタイに出てくるSSはわずか4・・・ それもまともに私が登場するのは2こだけだ!」

智美「え、え・・・? ウソだろ? “睦月”で検索かけると26このSSがヒットするぞ?」ポチポチ

睦月「そのうちの22こは“艦これ”の駆逐艦“睦月”で私じゃないんですよおおぉぉっっ!!」ウガーッ


睦月「“蒲原”以外に、“智美”でも検索をかけて探せば、あんたのSSは合計で40を超えるんだ・・・」

睦月「私だって目立ちたいんだ! SSでみんなにチヤホヤされたいんですよっ! それなのに、ゆみ先輩や桃子、佳織は言うに及ばず… カマボコ形の口とワハハしか特徴がないアンタにまで、ここまで差をあけられるなんて・・・!」ギリッ

智美「ちょ、ちょっと、落ち着けよむっきー・・・」

睦月「私とあなたでは立場が違うからそんな悠長なことを言ってられるんです! 全国編で既存のキャラクターがどんどんクローズアップされ、“シノハユ”でも次々に新キャラが登場している今・・・ 私の存在は消えてなくなりそうなんですよっ!」

睦月「私のそんな気持ち… 分からないでしょう? 注目されているあなたには・・・ 妬ましい! 妬ましいんです! この私のひり出したうんこ牌… 全部その憎たらしい口の中にブチ込んでやりますよぉぉ!!」ドドドドドドドドッ・・・・

智美「あがっ あがばうぁがばあぁああああぁぁっ!!!」ボコボコボコボコボコボコォ・・・・






はやり「タ… タイムアップ、だYO… 投糞を…やめて下さい」ポチッ・・・

睦月「……」ゼ-ゼーゼー・・・・


はやりが再びリモコンのスイッチを押すと、ワハハは空間の歪みの中に、静かに消えていった・・・


しかし、睦月のひり出した84個のうんこたちは、すでに彼女にヒットしていた。






桃子「む・・・むっちゃん、先輩・・・」

巴「…師範、私… 津山さんの気持ち、少し分かる気がします」

桃子「狩宿さん?」

巴「私も、永水の中ではダントツで注目度の低い人間ですから… 数年後には、私も津山さんのような立場に立たされてるかもしれません」

桃子「・・・狩宿さん、私が、“ステルス講座”を開いた目的の一つは、実はそこなんです・・・」

巴「え?」

桃子「次々と新キャラが現れてはチヤホヤされている“咲-saki-”・・・ でも、私は、真にステルスなキャラにも焦点を当てたいんっす・・・!」

巴「・・・も、桃子師範・・・!」

桃子「この、排泄対決・・・ 絶対、勝つっすよ・・・! そして、ステルスな私たちの存在を世に知らしめてやるっす・・・!」ゴゴゴゴォ・・・

照「なるほど。 いいねそれ」モグモグモグ

桃子「・・・ 宮永さん、あなたはもう帰っていいっす」



ユキ「………」

爽「ユ、ユキ… 大丈夫か?」

ユキ「・・・気分悪いですね」

爽「は?」

ユキ「あの、津山さんが言っていたことですよ… 今まさに注目度の上がっている私たちに対する当てつけのつもりですかね?」

爽「……」

ユキ「10年近くも前に登場した古参キャラが、何をイキがってるんでしょうね・・・」ゴゴゴゴォ・・・

爽「ユキ… で、でも、津山の出した84点は、世界最高記録だろ…?」

ユキ「関係ありません。 ふん、魅せてあげますよ・・・」ズモモモモ・・・


ユキ「今をときめくニューアイドルの、排便を・・・!!」カッ



はやり「はぁーい!☆ じゃ、気を取り直して、排泄大臣チームの真屋さん! 排便スペースに入ってスタンバイして下さい!」

ユキ「・・・はい」スッ


ライトアップされた、水晶製おまるの上で、ゆっくりとパンツをおろすユキ・・・

もはやその表情には睦月に対する恐れも、気負いもなく、晴れ晴れとした潔さと、慈母の如き神々しさが感じられた。


爽「あ、あぁ・・・」


ステージを見上げる爽は思わず嘆息する。

その爽の表情には、いつものエロエロな気持ちなどは微塵もなかった。

・・・それほどまでに、ステージ上でうんこの体勢に入った真屋由暉子は美しかったのだ・・・



はやり「さぁ・・・ いよいよ、真屋さんのうんこの番だねっ!☆」

はやり「…津山さんの圧倒的な高得点を前にしても、全く怯んだ様子はないねっ! 一体どんな排便が見れるのかな…?」

はやり「であイクよぉ」



はやり「さぁ・・・ いよいよ、真屋さんのうんこの番だねっ!☆」

はやり「…津山さんの圧倒的な高得点を前にしても、全く怯んだ様子はないねっ! 一体どんな排便が見れるのかな…?」

はやり「であイクよぉ!☆ 排泄大臣チーム中堅真屋由暉子! 排便タイム! ヨォ―――イ・・・・」


  ゴクリ・・・!!


はやり「すったぁぁぁとぅおうぉぉ―――――っっっ!!!」ハヤヤッ!

>>161ミス



ユキ「・・・ はぁ、 ・・・」グググッ


ユキは一つ軽く息を吐くと、股間に全神経を集中させてイキみ始めた・・・


胡桃「…始まったね」

桃子「ふん… 私のむっちゃん先輩が本気で叩き出した84点… 超えられるものなら超えてみろっす!」


ユキ「・・・・ ふぅ、 う、 んん・・・」プリ・・・プリリリリリ・・・・


ギョッ


>>164ミス
何やってんだおれ



ユキ「・・・ はぁ、 ・・・」グググッ


ユキは一つ軽く息を吐くと、股間に全神経を集中させてイキみ始めた・・・


胡桃「…始まったね」

桃子「ふん… 私のむっちゃん先輩が本気で叩き出した84点… 超えられるものなら超えてみろっす!」


ユキ「・・・・ ふぅ、 う、 んん・・・」プリ・・・ プリリリリリ・・・・


桃子「あげっ!?」ギョッ

巴「…え、何、アレ……?」

胡桃「… バ、バカ、な…」

照「ねえねえドーナツあげるから私のことハブらないでよぉ…」オロオロ


照以外の忍者チームメンバー全員が、驚きで顔を引きつらせる・・・

ユキの美しいアナルから現れたうんこ・・・ それは、彼女たちがこの世で目にしてきたどのようなうんことも異なっていたのだ。

本日これだけです。
また明日書きます…

喫茶店のコメダでこのSSの下書き書いてたら、ウェイトレスさんに『がんばってらっしゃいますね!』って声かけられた。
なんかもうおれオワタ\(^0^)/
投下します。


ユキ「んっく・・・ んぅ・・・・」プリュ・・・ プリプリプリプリィ・・・・


ユキのひり出したうんこ・・・

それは・・・

ビー玉のようなとても可愛らしいうんこだったのだが・・・


胡桃「コ、コロコロうんこが・・・」

巴「ま、まるで紐みたいに・・・」

桃子「つながって出てきてるっす…! ま、まるで真珠のネックレスっすぅ!!」


そう・・・・!

ビー玉うんこの次に、ユキのアナルから現れたのは、なんと“糸”・・・

つまり・・・ ビー玉うんこはその糸にブラ下がった状態で出てきて、次のうんことつながっていたのだった。


ユキ「あん・・・  ふっく・・ ぅん・・・」ポリュゥッ プリポリポリ・・・


憧「な・・・ なんなのアレ・・? まるで、アナルビーズじゃない!」


煌「あ、アナル、ビーズ・・・///」

爽「新子… 言い得て妙だな。 しかしなぁ!」カッ

爽「アナルビーズってのは… もともと、あの“ビー玉紐うんこ”をヒントに考え出された商品なんだぜ…?」

憧「え、えぇ・・・?」

爽「うんこには、無限とも言える様々な亜種があるが… ユキが今ひり出している紐うんこ系は、かなり珍しい部類に入る。 しかし、古来より、人々はいかにして紐うんこをひり出すかを研究してきたんだ」

煌「研究・・・? うんこのひり出し方の研究ですか? な、なぜ、そんな事を・・・」

爽「そりゃあ、お前・・・」ニタリ

爽「ビー玉紐うんこをひり出すのは最高に気持ちイイからだよっ!!」


煌「き、気持ち、イイ・・・?///」

爽「そうだよ。 何しろ、最高の性的エクスタシーを得るための性具であるアナルビーズの“原型”なんだからな… ホラッ、ユキの顔を見てみろよ?」クイッ


ユキ「んっふ・・・ あっん・・・ んぅ、んんんう・・・・///」プリポリュ、 プリュリュルルルゥ・・・


頬を上気させ、トロけるような面持ちで排便するユキ・・・


煌「す… すごい気持ちよさそうですね…///」

爽「花田・・・ 人体で、“最も過敏なところ”って、どこか知ってるか?」

煌「…え?」

爽「人体で最も敏感な箇所は、指先とも、舌とも、クリトリスとも言われている。 医学的には、最も多くの神経が集中している所は指先なんだけど、実際は、そこよりもっと敏感なところがある・・・ それが、“アナル”なんだよ・・・!」

憧「・・・本当に・・? アナルなんて、うんこする時以外は気にしないわよ?」

爽「いや、アナルはただ単にうんこをひり出すだけの器官じゃねーんだ。 詳しい説明は省くけど、アナルは全身のあらゆる場所と関連し合っている人体の要所… 
  それ故、アナルを的確に刺激した時の快感ってのは、マジっぱねえんだぜ・・・!」


爽「うんこをする時に得られる爽快感や充足感も、主にうんこがアナルを通過する時の刺激から得られている… そして、“出す時最も気持ちいいうんこ”が、あのビー玉紐うんこなんだよ・・・!!」

煌「…な、なるほど… し、しかし、一体どうやって、あんなネックレスのようなうんこを作り出しているんですか?」

憧「そうそう、あの、うんことうんこをつないでいる“糸”はなんなのよ?」

爽「んー…、 多分アレは、“春雨”だな」

憧「春雨ェ?」


爽「そう。 食物繊維の多い緑豆春雨は、ほとんど消化されずに大腸まで辿り着くことがあるんだ。 うんことうんこをつなぐための紐としては最も適した食品の一つだ」

爽「ユキは、その春雨を何十本も使い、多分ムチのような極長紐うんこをひり出すつもりだぜ…!」

煌「ご、極長紐うんこ… し、しかし、このあとの投糞タイムであのうんこをどのように使うんでしょうか…?」

爽「そりゃあ・・・ 見てのお楽しみだよっ!」



ユキ「んっく・・・ ふぅ、 んむむぅ・・」ポロッ プリプリッ コロコロコロ・・・


ユキは5mほどの長さのムチ状うんこを作り上げると… 単発の小ぶりのビー玉うんこをひり出し始めた。


煌「オヤ? 真屋さん、糞質を変えましたね」

爽「あぁ、アレは、通称“チョコボール”と言われる、投糞に最も適したうんこ…!」

咲「ムチうんこと弾丸うんこの二段構え… ということですね…」

爽「そうだな。 ユキの奴、マジぬかりねぇ・・・ さすが、うんこポイポイ世界5位だけのことはあるな・・・!」






はやり「ハーイ!☆ 排便タイム終了ォー! うひょーう、真屋さんもたっぷりうんこ出したねぇ!」ハヤヤ

はやり「えーっと、ムチうんこの方に… コロコロうんこちゃんが50個… そして、単発うんこちゃんが、35個… 合計85個! すごいじゃーん! これ全部当てれば逆転しちゃうよ?」


巴「し、師範… あの子、津山さんのうんこ数を超えてきましたよ…?」

桃子「だ、大丈夫っすよ! 全弾命中なんて、むっちゃん先輩くらいしか出来ることじゃないっす! ぜ、絶対、いくつかのうんこは的を外れるはずっす…」


はやり「じゃぁ、いょいょ投糞タイムイッちゃうヨォ!☆ 真屋さん… スタンバイ、OK?」

ユキ「・・・OKです!」スゥッ


ユキは右手に弾丸うんこを握り… 左手にムチうんこを構えた。


はやり「中堅戦リアルうんこポイポイ対決も大詰めぇ! 排泄大臣チーム真屋由暉子! 投糞タイム・・・ すったぁぁとぅっうぉぉおおおぉん!☆」ハヤヤポチィッ!


 ヴ―――――――ン・・・・・


はやりがスタートの合図と同時にリモコンのスイッチを押し、空間が歪んでバーチャルヒューマンが現れる・・・


ユキ「えっ!!??」

爽「は? あ、あれは・・・?」


?「・・・あら・・? 私、どうしたのかしら・・・」



爽「ち、チカ・・・!!」


なんと・・・ “うんこの的”として登場したバーチャルヒューマンは… 元有珠山高校麻雀部の部長、桧森誓子だったのである。


誓子「あら爽、何やってんの? てかここドコ?」キョロキョロ

爽「ち、チカ・・・ い、いいか? 今からユキのうんこが飛んでくるから、お前全部受け止めろよ?」

誓子「はぁ? な、何、どういうこと?」


 ポトッ コロコロコロ・・・


爽「…? ユ、ユキ…?」


ステージの上のユキは・・・ せっかく構えていたムチうんこと弾丸うんこを取り落とし、茫然と誓子を見ていた。


爽「ユ、ユキ! てめっ、何やってんだ! 早くうんこを誓子に投げろ!」

ユキ「・・・で、できませんよ! チカ先輩に、うんこを投げるなんて… そ、そんなこと、ゼッタイできません!」

爽「はぁ? バーロー!! うんこ投げなきゃ負けるんだぞっ!!」

誓子「えっ えっ? な、なに? 何が起きてるの?」


爽「早く投げろォ! 時間がねーぞユキィィ!!」


はやり「えーっと… 15秒経過、あと45秒だYO☆」


ユキ「できませんってぇ! お世話になった誓子先輩にうんこ投げるなんて… そんな、恩義をうんこで返すようなこと、できるワケありません!」

爽「ユキィ! お前それでも私の愛じ・・・じゃなくて一番弟子かぁ!! そんな甘っちょろいこと言ってて排泄道を究められると思ってんのかぁ?」

ユキ「・・・い、イヤです! チカ先輩にうんこ投げるくらいなら… わ、私、負けでいいです・・・」ポロポロポロ


ユキは、涙を流しながらステージ上に座り込んでしまった。


爽「ユ、ユキ・・・??」


誓子「……」


イイカラハヤクナゲロォー!  デキマセンッテェェー!


はやり「・・・開始30秒経過・・ 真屋さん、このままじゃ0点になっちゃうゾ・・・?」


誓子「………」


この時・・・ 極めて異常な事態に置かれながらも、有珠山で最も賢明な少女だった桧森誓子は、現場の状況をわずかの時間で飲み込んでいた・・・

そして・・・


誓子「・・・ユキ・・ よく聞いて」

ユキ「…ち、チカ、先輩……?」ウルウル

誓子「私ね… みんなに今まで隠してたことがあるの」

ユキ「…??」

誓子「私、実は・・・」


誓子「 うんこを浴びるのが大好きなのォ!! 」カッ


一同「「「「「「「」」」」」」」アゼン


爽「な…! チ、チカてめぇ! いつも私がうんこ話をすると注意してきたクセに、本当はそんな性癖を・・・?」

咲「いや、爽さんあれバーチャルですよ?」


ユキ「……」

誓子「だから大丈夫。 遠慮なくユキのうんこ、私に投げて?」ニコリ


両手を広げ、ニッコリと微笑む誓子・・・ 
その姿は・・・ もはや女神という言葉すらも物足りないほどに、神々しく輝いていた・・・


ユキ「・・・い、いえ、できません・・・ チカ先輩に、うんこを投げるのは、私には、ムリです・・・」


誓子(ああぁもう! ユキったら、イザとなるとヘタレなとこあるのよねぇ…)

誓子「いいから投げなさい! ユキィ!!」カッ

ユキ「!!」

誓子「こ、これも黙ってたけど… じ、実は、成香とも、そういうプレイ、したこと、あるんだから…///」


爽「なななななぁ? ち、チカてめえぇぇ!! 私だってユキとそこまではまだヤッてねーんだぞぉぉ!!」=3=3

咲「い、いやいや、だからあれバーチャルですって!」



はやり「・・・45秒経過、残り15秒切ったよ・・」


憧「ユキあんたァ! 私が死ぬ気でうんこして闘ったの見てなかったのぉ?」カッ

ユキ「… あ、新子、さん…」

咲「ユキさん! 私もみんなの為に必死でお姉ちゃんと闘ったんだよぉ!!」

ユキ「… 咲さん …」

煌「真屋さん! 桧森さんの想いを無駄にしてはいけません! 涙を拭いてうんこを投げるのですっっ!!」

ユキ「・・・花田さん・・!」


誓子「・・・ユキ」

ユキ「…チカ先輩…」

誓子「あなたは私の大切な後輩。 何年経っても、それは、変わらない・・・」

誓子「ユキのためなら、私は何をされたってガマンできるの」

誓子「だから… 投げなさい! ユキ…! あなたのうんこを… 私がすべて受け止めてあげるから!!」バッ


再び両手を広げた誓子は、少し上を見上げて静かに目を閉じた。


1秒・・・  いや、0.1秒程度の時間だったのかもしれない。



一瞬、その場は、完全に凍りついたように動きが無くなり、全くの無音となった。



はやり「・・・ 50秒経過、残り、10秒・・・」ボソッ


そして、次の瞬間・・・・





ユキ「 う わ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ ああ あああ あぁぁ ぁぁぁ――――――――――ッッッ!!!!!」




信じられないほど大きな… 耳をつんざくようなユキのかけ声が響き… 真屋由暉子は泣きながらうんこを両手に持っていた。


ユキ「っちぇりああああぁぁぁ―――ッッ!!」ブンッ

誓子「あっ!」グンッ


ユキの振り下ろしたムチうんこは、アッいう間に誓子の体をグルグル巻きに縛り付けた。


ユキ「ロック・オン!!!」ジャキィッ!


そして… すかさず弾丸うんこを全て両掌に載せ、その手を拝むようにして胸の前で合わせる・・・!


ユキ「ハンド・ショットガン・・・! ディスチャージ・・・!!」ゴゴゴ・・・


ユキ「 ファイッヤァァ―――――――ッッッ!!! 」ドゥッパァア―――ン!


誓子「あ、あ・・・・」グラッ


縛られた状態でうんこショットガンを浴びた誓子は、体を真っ茶色に染めて、ゆっくりと床に倒れる・・・


ユキ「フィィィニィッッシュウウゥ!!」バッ


一同「「「「「「「あ・・・・!」」」」」」」


ユキ「スペシャル・ロッド・フリッパァァァ―――――ッ!!!」ブゥンッ


ユキは最後に大きく振りかぶって、うんこムチを投げつけ・・・ それは、誓子が床に倒れ伏す直前に、全て体に巻きついていた・・・



 シュ・シュ・シュウウウウウウウゥゥ~~~~~~~~・・・・・ッッ!!


はやり「と… 投糞タイム、終了…! し…審査に、入ります…」ポチッ


はやりがリモコンを押し、静かに消えていく、誓子・・・


煌(あ・・・ あぁ・・・)


花田煌は、その美しい青みがかった瞳から、涙を流していた。

バーチャルと分かっていても、うんこまみれのまま消えていく桧森誓子の勇姿は・・・ 煌の今までの人生で見てきたどのようなものよりも、美しかったのだ・・・



はやり「ハーイ!☆ じゃ、中堅戦! 審査結果を発表しちゃうよぉ!!」


爽「……」
憧「……」
咲「……」
煌「……」
ユキ「……」

桃子「……」
巴「……」
胡桃「……」
睦月「……」
照「……」モグモグ


はやり「まず、先攻の津山睦月さんの点数は・・・ 84点!☆」

はやり「そして・・・ 後攻の真屋由暉子さんの、点数は・・・」


はやり「 85点!! 」


はやり「よって・・・ 中堅戦勝者は真屋由暉子ォ! 排泄大臣チームに一勝が入るよぉぉ!!☆」



★排泄対決・中堅戦『リアルうんこポイポイ対決』

 ×津山睦月・84点(排泄忍者チーム) 

○真屋由暉子・85点(排泄大臣チーム)









爽「や… やったなユキ! さすがだぜっ!!」

ユキ「 う、うぅ・・・ 」ポロポロポロ

煌「だ、大丈夫ですか? 真屋さん・・・」

憧「ふぅ、どうなることかと思ったけど… 勝ててよかったわ」

咲「これで、私たちの二勝一敗・・・ ついにリーチですね!」

爽「おぅ… この一勝は大きいぜ…! ふふっ、排泄忍者ども… お縄につくのももう時間の問題だな!」クククク・・・



桃子「そ、そんな… 84点も取って、ま、負けるなんて…」カタカタ

睦月「・・・うむ」

巴「こ、これで、あと一回でも負けたら、私たちは牢屋行き・・・」ブルブル

照「ふんふん、なるほど。 頑張らないとね」モグモグモグ

桃子「……」イラァ


胡桃「・・・大丈夫だよ、みんな、肩を落とさないで」

桃子「鹿倉、さん・・・?」

胡桃「あきらめちゃダメだって! このあと、私と桃子師範が両方とも勝てばいいだけの話でしょ?」

桃子「そ、それは、そうっすけど・・・」

胡桃「暗雲低迷でも雲外蒼天・・・」

桃子「え?」

胡桃「黒い雲が立ち込めているように見えても、雲の上には青空が広がっているもの… それと、旧約聖書のソロモン王の章に、こんな言葉があるんだ」

胡桃「“天(あめ)が下の萬(すべて)の事には期あり 萬(すべて)の事務(わざ)には時あり”・・・」

桃子「・・・どういう意味っすか?」

胡桃「天の下の出来事には、すべて定められた時がある、ていう意味だよ。 今負けたのは仕方がない」

胡桃「大丈夫… このあと私が絶対勝って、勝負を五分五分に戻してきてあげるから・・・!」ボッ

桃子「か、鹿倉さん・・・!」


その時・・・ 桃子には、小さな小さな胡桃の体が、とても大きく・・・ 頼もしく見えた。



はやり「さーぁ、性紀の排泄対決もいよいよ副将戦!☆」

はやり「現在のところ、排泄大臣チームが2勝、排泄忍者チームが1勝だから、忍者チームはあと1回負けたらジ・エンドだねっ!☆」

はやり「ふふーん、じゃ、お題を発表しちゃうよぉぉん!」

はやり「排泄対決第四戦、副将戦のお題は・・・」

はやり「“排泄”は、うんこの独壇場ではない! みんな、コレを忘れてないよね?」


はやり「そう! “オシッコ”だよぉ! 副将戦は、“オシッコ de 日本地図”対決だァァ~~~~~ッッ!!☆」ハヤヤッ!

本日ここまでです。
副将戦は多分再来週くらいに書きます。
より良いうんこLIFEを


爽「オシッコ de 日本地図・・・ ここで来たか… “尿競技”!」

憧「まぁ… 5回もあれば1回は来るわよね。 オシッコは、うんこと並び立つ人間の代表的排泄行為なんだから…」

煌「あのぅ… 毎度毎度申し訳ないのですが、“オシッコ de 日本地図”とは、どのような競技なのでしょうか…?」

爽「んーっとなぁ… 尿競技もうんこと同じでイロイロなものがあるんだけど、“オシッコ de 日本地図”は、その中でも『お絵かき系』と呼ばれる競技群の中の一つなんだ」

煌「お絵かき系…」

爽「あぁ、その名の通り、オシッコで砂地や和紙に絵を描いて、その完成度やオリジナリティを競う競技だ… 最近じゃあ、オシッコのみで描かれた絵を展示する“オシッコ絵画展”も頻繁に開かれてるんだぜ?」


煌「そ、そうですか… では、この副将戦ではオシッコで日本地図を描き、その完成度を競う…という訳ですね?」

憧「そうよ。 多くのオシッコを貯めておく膀胱力に、オシッコの勢いや方向を調整する尿力、それに美術的センスも必要とされる、これもかなり玄人好みの排泄競技と言えるわね」

咲「私たちは、残るは爽さんと煌さん… どちらが行くんですか?」

爽「・・・うーん、尿競技は、うんこほど自信はねぇかもな…」

煌「では… 私に行かせてください! 私、絵心には少々自信があるんです」

憧「煌… でも、これはオシッコで絵を描く尿競技よ? 膀胱のコンディションは大丈夫?」

煌「バッチリですよ! 私の煌く黄金水で…、排泄忍者の方々に引導を渡してきて差し上げます!!」スバラッ



胡桃「じゃあ、行ってくるね」

桃子「鹿倉さん… 私にまで回してもらえれば… なんとかしてみせるっすから!」

胡桃「…師範…… 大丈夫。 私、オシッコなら負ける気がしない」

巴「…何か、秘策があるの? お絵かき系の尿競技は、かなり繊細なオシッコ使いが要求されるんですよ?」

胡桃「ふふ… 私ね、小学4年生まで紙パンツはいてたんだ」

巴「は??」

胡桃「子どもの頃から尿力が強過ぎてね… 紙パンツで力を封印していないと、オシッコが暴走しちゃうことがあったんだ」

桃子「マ・・・マジすか? な、なんて尿力…!!」

胡桃「中学生の時には、全国OMORASHI少女選手権で優勝して、オシッコクイーンになったこともあるんだよ?」

照「ほ…ほんとに? あ、あの、モレドルの登竜門と言われる、OMORASHI少女選手権…?」

胡桃「…ふふん、“OMORASHI天使くるみちゃん”とは、何をかくそう私のことなんだよ! ふぅ・・・ 股間が滾ってきたなぁ・・・!」ウズウズ

睦月「うむ… 膀胱も、この闘いの重要さを認識しているということか…」

胡桃「オシッコアートも、絵画教室に通って勉強してたことがあるんだ。 任せて! 今から排泄大臣どもを… 私の黄色い激流でブッ潰してくるからね!」ザッ




★性紀の排泄対決・副将戦『“オシッコ de 日本地図”対決』

 鹿倉胡桃(排泄忍者チーム) VS 花田煌(排泄大臣チーム)



排泄ステージで対峙する、鹿倉胡桃と花田煌・・・!


煌「鹿倉さん・・・ 悪く思わないで下さいよ。 私の黄金水で… この勝負に、終止符を打たせてもらいます!」クワッ

胡桃「ふん… させないよ、そんなこと… 後悔させてあげるよ。 この私のOSHIKKOを相手にすることをね・・・!」ズゴゴゴゴ・・・


はやり「さぁさぁ! 性紀の排泄対決第四戦は、“オシッコ de 日本地図”対決ぅ!☆」ハヤッ

はやり「OSHIKKO・・・ それは、うんことはまた違う魅力をもつ人体の神秘・・・!☆」

はやり「OSHIKKO! それはロマン! OSHIKKOは憧れ! OSHIKKOは愛! OSHIKKOは人の夢そのもの・・・!☆」

はやり「古来より、女の子のOSHIKKOは“聖水”と呼ばれ、その名の通り神聖なる液体として人々に崇め奉られてきたんだYO!」 

はやり「OSHIKKOを嫌いな人間なんて、この世に存在しないよね? それは、私たちのDNAに“オシッコLOVE”の情報遺伝子が組み込まれているからに相違ありません・・・!☆」

はやり「その、奇跡の水OSHIKKOで描かれる絵画は、現代アートの最先端であると同時に… 実は、『人類最古の絵画』であったということが、最近の古生物学の研究により分かってきているんだよ!☆☆」


はやり「人類最古の絵画というと、現存するものはフランスのラスコー洞窟の壁画なんかが有名だけど・・・ 実は、それより数十万年も前から、人類はオシッコで様々な絵を描いてきました・・・!☆」

はやり「みんなも、子どもの頃に地面にオシッコで絵を描いたことあるでしょ? ペンも絵の具も無しで描けるオシッコ絵画は、人の美術史の原点とも言えるものなんだよっ!☆」

はやり「あの水墨画の大家雪舟が、子どもの頃に柱に縛られながらも足の指とオシッコで床にネズミを描き… 師匠が本当のネズミと間違えてビックリしたっていう話は有名だね!☆」


憧「… ねぇ爽、雪舟って涙で絵を描いたんじゃなかったっけ?」

爽「あのなぁ、涙は目から出るオシッコなんだよ! 成分も、微量のタンパク質やリン酸塩を含んでいる点は同じだぜ?」


咲「え…? じゃあ、涙って、オシッコの薄くなったものなんですか?」

爽「いや、様々な老廃物が含まれてるっていう点で、オシッコは涙や汗とは違うんだけどな。 でも、オシッコはうんことは大きく異なる点がある・・・ それは、オシッコは放出直後はほぼ無菌、水道水よりも菌の少ない清浄な液体だってことだ」

ユキ「オシッコが、無菌…?」

憧「一時期、“飲尿健康法”なんかも流行ったわよね」

爽「あぁ、世の中にはオシッコは汚ねぇと思ってる連中が多いけど、とんでもない話だぜ。 血栓を溶かす力のあるオシッコは当然体にもいいし、強力な洗浄効果もあるから、ローマ時代から歯の漂白やシャンプーとして使われてきた歴史もあるんだ…」

爽「実際、オシッコを全部下水に流すってのは勿体無い話だ。 尿競技はオシッコの再利用という点でも意義深いエコロジティックな芸術なんだぜ」


はやり「前口上が長過ぎたね! オシッコのこととなると、はやり、アツくなっちゃうからさぁ…☆」

はやり「ルール説明に入ります! 今回オシッコで日本地図を描いてもらうのは、ステージ上に用意された縦4m×横3mの超特大和紙!☆」

はやり「この和紙に、オシッコをかけて湿らせることで絵を描いていってもらいます! 制限時間は5分間! 二人同時に描いていって、5分後により完成度の高い日本地図を作れた方の勝ちになるよ!☆」

はやり「じゃぁ! 両チームとも、和紙の前でオシッコスタンバイして下さい!☆」


煌「はい!」スッ

胡桃「……」スッ


ライトアップされたステージの上・・・

和紙の前に立った煌と胡桃は、まず靴と靴下を脱いで裸足になり… 続いてスカートを脱ぎ、パンツをゆっくりおろしていく…


爽「んぶぉっっ!!?」ブッ=3


ステージを見上げていた爽は、思わず鼻血を吹き出していた。

それは… 鹿倉胡桃の股間が… 毛の全く生えていない、天然のパイパンだったからである…!


爽「んほ、んほ、んほぉぉ・・・ あ、あの、ツルツルの割れ目ちゃんから、オ、OSHIKKOが・・・!」ハアハア

ユキ「… 爽、さん……?」ゴゴゴォ・・・

爽「い、いや、いや、こ、これも、排泄学のサンプルとして、よく、観察しとかなきゃ、いけねえからさぁ・・・」ハアハアハア


煌「・・・鹿倉さん、実にすばらなワレメをお持ちですね・・・」

胡桃「ふふん、まぁね…」

煌「しかし… 股間がいかに美しくても、美しい絵が描けるとは限りません… 私の、この、鍛えに鍛えた尿道口・・・」スリッ


煌は、スッポンポンになった自分の股間を、右手で軽くなぜた。


煌「…私の股間は、求められた仕事は確実にこなします。 お見せいたしましょう! 私の全霊をこめたOSHIKKOを…!!」カッ


胡桃「いいよ… “格の違い”ってヤツを、見せてあげるからさ…」ゴゴゴ・・・

煌「望むところです・・・!」ズモモモモ・・・


プライド… そして、仲間の大切な想いを背負った二人の尿戦士… その迷いの無き熱い視線が、ステージ上で激しく交錯する…!


はやり「おおぉ盛り上がってきたねぇ!☆ これはまた熾烈な排泄バトルになりそうだねっ!」


はやり「女の子の股間に・・・ 神より授かりし3つの聖なる穴あり!!☆」

はやり「一つ目は・・・ 言わずもがな! うんこをひり出す“アナル”!」

はやり「そして二つ目は・・・ 愛液を迸らせ、赤ちゃんを生み出す“膣口”!」

はやり「そしてそして三つ目こそは・・・ 神秘の水、オシッコが溢れ出づる泉! “ホーリー・オリフィス(尿道口)”!!」

はやり「さぁさぁ、二人とも… その聖なる尿道口から、どんなオシッコアートを魅せてくれるのか、楽しみだね!☆」

はやり「でわぁ! 盛大にもらして頂きましょう!☆ 排泄対決副将戦『オシッコ de 日本地図』対決!! はっじめちゃうよぉっ! ぃよお―――い・・・」


・・・ ゴクッ ・・・・


はやり「すったあああああぁぁぁぁぁぁとぅおおおっぉぉぉぉん!!!」


煌「ふぅ、 ん・・・」チョロ・・・ ショロロロロロロォ・・・・

胡桃「はぁ、 あっ うん・・・」ジョッ シャアアアアアアアァァ・・・・


はやり「んはぁんっ!☆ ついに出てきたYO! 二人の美しい股間から… 乙女の一番搾りが! かすかな湯気を伴いながら現れたァァ!!」ハヤヤ~ン!☆


煌「さぁ、いざ・・・!」クイッ クイッ ショロロロロロォ・・・!

胡桃「んんっ、 ふ・・・!」キュッ キュッ ショワアアアァ・・・!


はやり「そして… 器用に腰をくねらせながら… 二人とも北海道から描き始めたみたいだねっ!☆ さぁさぁ、5分という限られた時間で、この大きな和紙に、どこまで日本列島の姿をオシッコで描くことができるのかなぁ?」


咲「… あ、あぁ…」ボーッ

爽「? どうした咲、呆けたような顔して」

咲「いえ… 二人のオシッコが、あまりにも綺麗で…」

爽「ふ… 当たり前だ。 オシッコは、全身を駆け巡る血液から抽出された聖なる液体… 人間の粋も甘いも詰まった究極のエッセンスなんだ! これが美しくないワケがねぇ…!」

?「・・・チッ、“恥じらい”がねぇのが、惜しいな・・・」

爽「ん?! なんだお前? どっから沸いた?」ギョッ


?「乙女のオシッコってのは、“恥じらい”があってこそ本物… あんな堂々と放出されるオシッコはオシッコじゃねぇ…」

爽「何ィ・・・? イキナリ出てきやがって、何好き勝手言ってんだ? どっかで会った気するけど… お前誰だよ?」

京太郎「ふふっ、俺のことは『オシッコ仙人』とでも呼んでもらおうか… オシッコは、OMORASHIこそが至高… 恥じらう乙女のパンツ越しに滴る黄金水こそが、本物の“オシッコ”なんだよ!」カッ


咲「きょ、京ちゃん…?」

爽「京ちゃん・・・? あぁ、清澄高校の男子部員だった兄ちゃんか… ふむ、確かに“恥じらい”や“我慢の末に決壊した”際のオシッコってのは、独自の魅力をもつ・・・ だがな… そんなのは、海の如き広さをもつオシッコの魅力のほんの一部でしかねぇんだよ…」ゴゴゴ・・・

京太郎「・・・ なん…だと……?」

爽「そんな、オシッコの一面しか知らねぇ奴が『オシッコ仙人』を名乗るとは笑わせるな… 刮目して見てな! 二人の全身全霊をこめた“根性オシッコ”をな・・・!!」

いったん止まります。
また明日・・・か来週書いていきます。

やばっ

頑張って



煌「ふ、ふうっ… よし!」クイッ ショロロォ・・・キュッ!

胡桃「ん…、ふっく、ん!」ショワアアァ・・・キュキュ!


はやり「さあぁただ今開始1分が経過! 二人とも北海道を描き上げたところでいったんオシッコを止めました!☆」ハヤッ!

はやり「北方領土までバッチリきれいに描けてるYO! 二人ともやるじゃん!☆」


胡桃「・・・師範、スポーツドリンクお願い!」

桃子「はいっ! ポカリっす! たのんだっすよ鹿倉さん!!」パシッ

煌「・・・すみません、どなたか私にも飲み物を…!」

憧「あ、はいはい、コレ使って!」パシッ

煌「これは… “アクエリアス・ビタミンガード”…! すばらです!!」ゴキュゴキュ


はやり「二人とも、チームメイトからドリンクをもらって、飲みながら下北半島から描き始めたね!☆」


咲「ここで水分補給・・・? 早くないですか?」

爽「いや、ここで摂るのが正解だ。 本州に入ったら…何しろ山口まで一息つくこともできねーからな…」

憧「この本州をいかに早く、正確に、体力を消耗せずに描き切るかが、多分勝負の分かれ目になるわね…」ゴクッ


煌「ふっ、んんむ…」ジョロッ ショロロロォ・・・・

胡桃「んっく、むむぅ…」チョロロッ ショワアアアァ・・・・


はやり「二人とも早くも、オシッコからだけじゃなくて体からも湯気が立ち上ってきたゾ! 今んとこペースはほぼ互角!非常に緊迫した雰囲気になってきましたぁ!☆」

なんだ・・なんなんだこのスレは・・・

本編の方ばかりでこっち放置してましたが、久しぶりに書いていくっす っす



煌「・・・? ん… む」チョロルルルゥ・・・ キュッ


はやり「ん…? 花田さん、東北地方をほぼ描き終えたところでおもむろに尿進を止めたねぇ… どうしたのかな?☆」


煌「ん… ふ、ふっ」グッグッ


咲「花田さん…? 口をおさえて… どうしたんだろう」

爽「あれは… クシャミしてーんじゃねーかな」

ユキ「え?」


煌「ふっ … ふぇ… ふぇっっくしょいぃっっ!!」クション!


はやり「はやっ?!☆」


煌「んむっ、 むぅ・・・」ショロ、ロロロロォ・・・


はやり「はやや… 花田さん、クシャミを一発かまして、またオシッコ出し始めたねぇ…☆」

はやり「オシッコの最中にクシャミして、便器の外に飛び出ちゃうことってよくあるからね! そうなる前に一度オシッコを止めたんだね、さっすが花田さん☆」


爽「…クシャミや咳をすると、反射的に腹圧が上昇する… すると膀胱の内圧が上がって、自分の意思とは無関係にオシッコが勢い良く出てきちまう…」

憧「繊細な尿使いが必要とされるお絵かき系競技では、クシャミや咳は天敵なのよね」


胡桃「…ん…ふっ ふうううううぅぅ…!」ジョロロロロロロロロロォォ・・・・


はやり「おーっとでも、そのスキに鹿倉さんがスルスルッと前に出ちゃったよっ!☆」

はやり「花田さんはまだ栃木あたりだけど、鹿倉さんは横浜あたりまでイッてるねっ!☆ これは一気に差がついちゃったねぇ…」


煌「…んっく …」プシュロロロロォ・・・

胡桃「… ふん」チョロルルルルルルゥ・・・


爽「まじーな… ユキ、時間は何分だ?」

ユキ「…2分が経過したところですね」

爽「尿競技は一瞬の油断やミスが命取りになる… このクシャミ一発が勝敗を決することになっちまう可能性もあるな…」

憧「っく… 煌…!」


煌「……」ショロロロロロロロォ・・・・


煌(……)チョロチョロロロォ~・・・

煌(これはいけませんね…)ショワアアアァ・・・

煌(ちょっと止まってる間に、一気に差をつけられてしまいました…)パシャパシャパシャァ・・・

煌(しかし… ここで焦っては、さらなるミスにつながるかもしれません)シュシュシュシュシュゥ・・・

煌(ここは堅実に… 明鏡止水の精神で…闘尿しますよ…!)プシャアアァァ・・・!

煌(大丈夫… 私のオシッコは… この程度のピンチなら、切り抜けられるハズです!)カッ

煌(しかし、オシッコといえば… 思い出しますねぇ! あの時のことを…!)ポワポワポワーン・・・

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煌(そう・・・ あれは、私がまだ高校2年生だった時、インハイが終わったあとの秋のことでした)

煌(ある日、学校からの帰り道… 河原の草原で、座って野ションをしている小学生を二人、見かけたのです)







クソガキA「オラッ オラオラオラァッ!」ジョロロロロロロロロロロォォ~~…

クソガキB「うぇひひっ! くらえよオラオラァ!」ジュバババババババァァ~~…


煌(…? おや、あれは…?)


ガキA「オッ出てきた出てきた!」ジョジョジョジョォォ・・・

ガキB「へへっ! オラ溺れろ溺れろ!」ジュロルロロロロォォ・・・


アリ'S「おげげげげっ こ、洪水だぁ!」ジタバタ

アリ'S「うぉっくっせぇーっ!!」ウロウロ

アリ'S「おごっ ぶくっぶくぶくぶくぅ…」プカァー…

アリ'S「ごぽごぽごぽぉ… お、おかぁーさあぁん!!」ブクブク


二人は… なんとアリの巣穴に向かって直接オシッコをブッかけているのだった。


煌「お兄さん方! 何をしているのですか?」ヒョコッ

A「うぇっ、なんだぁアンタ!」ビクッ

B「み、見りゃ分かんだろ! 洪水ごっこだよっ!」ジョボボボボボボォォ・・・


煌「…お兄さん方… これはすばらくありませんね。 一寸の虫にも五分の魂といいます。今すぐやめて下さい!」

A「るっせーな! いきなり出てきてセッキョーたれんじゃねーよ!」ショバアアアァ・・・

B「おねーさんも一緒にやらね? おもしれーよこれ?」ヘラヘラ

煌「いけません、あなた方のような将来有望な少年たちが…このような、弱い立場の者をいじめるようなことをするのは…!」ポロポロ・・・

A「うぇっ?! なんだアンタ? 何泣いてんの?」ジョロロロロロロォ・・・

B「何マジになってんの? こんなの遊びだろ?」ショワアアアアァ・・・


煌「これだけ言っても… 聞き入れて頂けないのですか」

A「しつこいなアンタ! とっとと消えろよ!」プショワアアァァ・・・

B「アリにジュースあげてるだけじゃん、ホラ、みんなジタバタ身もだえして喜んでんだろ?ww」ジョジョジョジョジョジョオォ・・・

煌「ならば… いたしかたありませんねっっ!!」バッ

A・B「「?!?」」


煌は… 突然制服のスカートをたくしあげ… パンツを自分の足元までズリおろした。

そして・・・


ジョロッ ジョッバジャバジャババババババババババババババァァァァ~~~~~・・・・・


A「うぇひぃっ!?」

B「ほにゃぁっ?!」


なんと・・・ 悪ガキ二人の頭にオシッコをブッかけたのである・・・


A・B「「・・・・・」」ポカーン・・・


煌「言ってもダメなら… 実力行使しかありません」ズモモモモ・・・

煌「分かってもらえましたか? オシッコをかけられる相手の気持ちが・・・?」


A「お、おねーさん……」ポタポタポタ

B「う、ううぅ、こ、これは……」ジットリ・・・


A・B「「すばらっっス!!」」クワッ


A「お、おねーさんのオシッコ… キレイであったかくて… ちょぉきもちぃよぉ…」ホワアアアン・・・

B「も、もいっかい… もいっかい、オシッコかけてよおねーさん!」キラキラ

煌「仕方ありませんね… もう、オシッコで悪い事をしてはいけませんよ?」ジョババボジュボジャババアアアァァ~~~・・・

A・B「「あへほぅ・・・//////」」

煌「ふむ、これは… すばらですね!!」ジョジョジョジョジョジョオオォォ~~・・・・


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煌(そう… オシッコというものは、はやりさんも言っていたように、実に不思議な魅力をもつものです)

煌(私にだって… プライドというものがあります! 私の煌く黄金水は… このままでは終わりませんよぉ!)ジョロルロロロロロロロロロロロロォォォ~~・・・・!


はやり「さぁさぁ早くも試合開始3分が経過! 鹿倉さんは大阪の前あたりまでキテるね!☆」

はやり「花田さんもガンバッてるけど… どうしても遅れてます!☆ 現在まだ岐阜のあたりでオシッコしてるね」


煌「……」ジョバジョボジョジョジョジョジョジョジョジョオオオオォォォ~~~・・・・・


はやり「お…? だけどここで… 花田さんのペースが上がってきたカナ…?☆」


煌「んん、むぅ… はああああぁぁぁ・・・・!」ショロロロロロロロロロロロロロロロォォォォォ~~・・・・!


はやり「おっおっおっ・・・? すごいすごーい!☆ 花田さん、一気に近畿地方の外枠を仕上げて… 神戸にいる鹿倉さんに迫ってきたゾ!」


胡桃「…?!」ショロッ チョロロォ…


ユキ「…! 花田さん… 盛り返してきましたよ!」

憧「ふふっ、当然… 煌の粘りはマジでハンパないんだから…!」

咲「あ・・・ 抜いた! 抜きましたよ! 花田さん!」


はやり「ほよよっ!☆ 鹿倉さんがモタついてる間に… 抜いたね! これはスゴォイ! 花田さん!あれだけあった差をひっくり返しちゃったよ!」


爽「よっしゃ… もう終盤だからな! ここでリードを取ったのは大きいぜ…!」


胡桃「……」チョロロロォ・・・


桃子「ま、まずいっす…」カタカタ

照「もうあの子オシッコないんじゃないの」モグモグ

巴「ちょ… あんた他人事みたいに…!」

睦月「…うむ」


胡桃「…」ショロッ ロロロォ…


桃子(鹿倉さん・・・!!)


 カクラサーン!  ファイトッスー!  オーイコンジョウミセロォー!  アアアァナントカシテェー!


胡桃「……」チョロロロロォ・・・

胡桃(やばい… 苦しいな…)チュルロロロォ・・・

胡桃(ずっと… 尿量を調節しながら出してるから、尿道口がしびれてきてる…)ショロロロォ・・・

胡桃(この、中腰の姿勢でい続けるのも辛い… やっぱ、5分で日本地図を完成させるっていうのは、かなりしんどいな…)ジョボルォロロ・・・

胡桃(いつだったかなぁ… 昔も、こんな風にオシッコで苦しい思いをしたことがあったなぁ…)

胡桃(あ、そうそう、あれはまだ私が高三の時… インハイが終わったあとの秋だった…)ポワポワポワーン・・・・

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~岩手県遠野市・宮守女子高校麻雀部部室~


塞「さぁ、今日は部活の前に・・・」

塞「文化祭の出し物を何にするか、協議するわよ」

シロ「ダル・・・」

塞「何か意見ある人いる?」

豊音「はいはーい! 私、喫茶店やってみたい!」

胡桃「喫茶店… ベタだね」

塞「他の部も喫茶店やるとこは多いだろうからね… お客さんを引き込むには、何か工夫をしないといけないわね」

エイスリン「キッサテン! メイド!!」カキカキバッ←メイドノサエ

豊音「わっすごい! ちょーかわいいよー! 私もメイド服着たーい!」

シロ「ダル…」


塞「うーん、メイドもねぇ… そもそもここ女子高だから、それだけじゃあんまり目立てないと思うんだよね…」

シロ「じゃあさ・・・」ヌッ

塞「ん? 何シロ、何か意見あるの?」

シロ「コーヒーや紅茶のかわりに… お小水を提供する喫茶店にしたら?」


塞・胡・豊・エイ「「「「 な!???? 」」」」






塞・胡・豊・エイ「「「「 なるほどォォォォォ~~~~~~~・・・・・!!!! 」」」」


塞「いいわねソレ! メイドのオシッコをドリンクとして提供するなんて… 今までにない斬新なアイデアだわ」

豊音「さすがシロ… 圧倒的発想力…!」キラキラ

シロ「オシッコなら… 紅茶淹れたりコーヒー挽いたりしなくて済むから…」ダルー

エイスリン「イエス! オシッコ! オシッコォ!!」ピョンピョン

胡桃「うんいいね。 そういうことなら私も本気出しちゃうよ…?」ゴゴゴォ・・・

トシ「決まりだね。ドリンクがオシッコなら、コーヒーメーカーもエスプレッソマシーンもいらないし、助かるよ」

豊音「メイド服は私がみんなの分用意するね!」

塞「じゃあケーキの仕入れは私がやっておくから、あとの3人で食器やお店の内装とかお願いね」


胡桃(と、いうことで… 私たちは文化祭に、OSHIKKOメイドCafeを出店したんだ・・・)






~文化祭当日~


 ガヤガヤガヤ  ザワザワザワ・・・・


菫「さて、昼食もとったし… このあとはどこに行こうか、宥?」

宥「スミレちゃん私… デザートでケーキが食べたいな」

菫「おぉ、私もちょうどコーヒーでも飲んでゆっくりしたいと思ってたとこなんだ… あ、ちょうどこんな所にCafeが! ここにしようか、宥」

宥「うん♪」





塞「いらっしゃいませ、二名様でよろしいですか?」

菫「ああ」

エイスリン「ニメーサマ、コチラヘドーゾ!」サッ

菫「オッかわい… あ、ありがとう///」

宥「スミレちゃん?」ジロッ

菫「あ、あぁ… い、いやなんでもないよ…」


塞「こちらがメニューになります」ドウゾ

菫「う、うむ… ん? こ、これは…?」


~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

   <ドリンクメニュー>

・メイドオシッコ一番搾り(塞)    400円

・合法ロリオシッコ(胡桃)      400円

・ちょーおいしいオシッコ(豊音)   400円

・大天使のオシッコ(エイスリン)   400円

・オシッコ・de・ちょいタンマ(シロ) 4000円

・還暦オシッコ(トシ)        10円

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~


菫「こ、これは・・・!?」

菫「の、飲み物は全て、オ、オシッコなのか?」

塞「そうです。 当店では私たちメイドが、キッチンで直接お客様のカップにオシッコを淹れて提供しています」


菫「な、なんて・・・・」ワナワナワナ






菫「すばらなCafeなんだ!!」クワッ






塞「おまたせしました。 こちら、合法ロリオシッコで作った“ホットオシッコ・はちみつミックス”です」コトッ

宥「ほわわわ~~… あったか~い… ん… 甘くてちょっぴりしょっぱくて… 体がぽかぽかしてくるよ~…」ホワアアアン…

豊音「はーい、こちら、大天使のオシッコで作った“アイスオシッコ・レモン風味”だよっ!」コトッ

菫「うむ…!これは…! 冷たいオシッコの爽やかな清涼感と、レモンの酸味がマッチして、得もいわれぬ味わいに…! 実にうまい!」ゴクゴクゴク

塞「ふふっ、オシッコはおいしいだけじゃなくて、体にもとてもいいんですよ。 ブレンドもできますから、良かったらおっしゃって下さいね」


胡桃(そう… あの時の“OSHIKKOメイドCafe”は、本当に色んなお客さんが来て、大繁盛したんだ…)


久「あぁ、美味しい… このオシッコのなめらかな舌ざわり、最高ね!」ゴクゴク

健夜「ふぅ… この清々しい、フルーティな香り… やっぱりオシッコは若いコに限るね!」グビグビ

大沼プロ「うむ、素晴らしいのどごしだ… このどこか懐かしい味…体中に染み渡るようだ…!!」ゴキュゴキュ

界(咲父)「少し酸っぱくていい感じに発酵してる… 実にコクのあるオシッコですね、原村さん!」

恵(和父)「うむ、酸味と苦味とほど良い塩味の絶妙のハーモニー… これほど高貴な味わいの甘露に出会えるとは… 感激だっ!」

海原雄山「このオシッコを出したのは誰だあっ!!」

塞「私ですけど」


雄山「んむむ・・・! これぞ美食の真髄を究めた味・・・! 君ぃ! わが美食倶楽部の会員となって、その素晴らしいオシッコを料亭で提供してはくれんかねっ! 料理のダシにも是非使わせて欲しい!!」

塞「いや、あの…」

トシ「すみませんねぇ、引き抜きは御遠慮頂いてるんですよ…」


胡桃(でも、オシッコCafeの営業というのは、そんな生易しいものではなかった…)

胡桃(徐々に、みんな疲れて、オシッコを出せなくなっていったんだ…)


 オーイマダァ?  ハヤックオシッコノマセロー!  オセーゾコラアー!


塞「ね、ねぇ、お客さんたち待ってるよ? なんとかオシッコ出せないの?」

豊音「も、もう無理・・・ これ以上オシッコ出したら、私、ひからびちゃうよー・・・」グテーッ

エイスリン「モウダメ、ギブ・アップ・・・」グタァーッ

塞「ちょっとシロ! あんたオシッコ値下げしなさいよ! あんな法外な値段だから誰も頼まないのよ?」

シロ「… むり」ダルー・・・

胡桃「塞、いいよ、私以外のオシッコは全部売切れにしちゃって。 私が全部ドリンクは用意するからさ…」ジョロロロロロロロォォ・・・

塞「く、胡桃… 大丈夫なの?」

胡桃「…大丈夫。 ここは任せて。 “OMORASHI天使くるみちゃん”の名は、伊達じゃないんだから・・・!」プッシャアアアアアァァ・・・



ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
ーーーー


胡桃(あの日・・・ 私はフラフラになりながらも、ただ一人で何百杯ものオシッコを出し続けたんだ・・・)ジョロロォ・・・ ピタッ


はやり「ん? はやっ? ペースが落ちてた鹿倉さん… ついに広島までイッたとこで、尿進が止まっちゃったよ?☆」


胡桃(あの時の苦しさに比べたら… この程度、どうってことは、ない・・・!)


はやり「それを尻目に、花田さん、ついに本州を制覇! 四国地方を描き始めましたぁ!☆」


桃子「あ、あわわ… か、鹿倉さん…」カタカタ

巴「も、もう、ダメだ…」ブルブル


胡桃(ふん・・・見せてあげるよ、今こそ・・・ この私の、本気を・・・!!)ゴゴゴゴォ・・・・


爽「おーい鹿倉! もうオシッコ出ねーんだろ? リタイアしていいぞ!ww」ヘラヘラ


胡桃「 う る さ い ソ コ ォ ォ ! ! 」カッ


爽「ひっ?!」チョロ・・・


胡桃は、下半身裸でしゃがんだ状態から、凄まじい気迫で爽を一喝し、屋上は一瞬シィンとなった。


桃子「か、鹿倉、さん・・・?」


胡桃「ガタガタガタガタやかましいんだよ! 外野は黙って・・・」ググッ

胡桃「私のオシッコを見てなさい!!」ジョッバァァナァァァ~~~~~・・・!!


はやり「は、はややぁ! か、鹿倉さん、突然すごい勢いでオシッコを出し始めたよ!☆ これは・・・ラストスパートなのかな?」


煌「……!?」ショロロロォ・・・


はやり「先に四国に入ってる花田さんも… さすがにペースは衰えてきてます! 残り時間は今1分を切りました! この勝負・・・ど、どうなっちゃうのぉ!?☆」=3=3


胡桃「… んむっ、 ふぅ、 はあぁぁ…!」ジョワワワアアアアアァァァ・・・・!

煌「…っく… んんむぅ!」チョロチョロロロォ・・・


はやり「つ、ついに鹿倉さんも本州を描き上げ、一息つくこともなく四国に入りました! これはすごいね、どんどん追い上げてるYO!☆」


桃子「鹿倉さああぁん! その調子っすよおぉ!」

巴「もう少しだよっ! もう少しで追いつけますよぉ!」


咲「・・・花田さん・・」ギュッ

憧「…大丈夫。 接戦なら… 煌が負けることは、ない!」


煌「… ふぅ、 うむぅ!」ショロロロォ・・・ キュッ


はやり「花田さん、追い上げられながらもついに四国も完成! 残るは九州だけだよ!☆」


煌「憧さん! もう一度・・・ドリンクを!」

憧「はい! 頼んだわよぉ煌!」パシッ

煌「こ、これは… 最強の利尿作用をもつ飲み物、“トマトジュース”・・・ すばらです!」グビグビグビッ


はやり「さあさあ残りは30秒切ったよ! 先鋒戦と同じような凄まじいデッドヒートになってきたねぇ!☆」=3


煌(不肖花田煌・・・ この勝負、たとえ血尿を流すことになっても・・ 絶対に負けませんよぉ!!)カッ ジョロロロロロロロオオオォォ・・・・


胡桃「・・んん、くっ…」チョロロロォ・・・ キュッ


はやり「鹿倉さんも四国を描き終えたぁ! 花田さんとの差は10秒くらいかな? でも、さっきみたいな勢いはなくなってるね!☆」


煌「… んっむ、 ふっ はあぁ…」チョロロロパシャパシャァ・・・


はやり「…二人ともさすがにペースは落ちてきてるねぇ… 最後の尿力を振り絞っての死闘ォ! 時間は残り20秒だぁ! さあ、トイレの女神が微笑むのはどっちなのかな?!☆」


桃子「鹿倉さああぁん! 私信じてるっすよおぉぉ!!」

巴「お、お願い…! 勝ってえぇぇ!!」


咲「は、花田さん… がんばって下さぁい!!」

ユキ「まだリードしてますよぉ! あと一息です!」


煌(ふ、ふうぅ… み、皆さんが私のオシッコを応援してくれています… 必要とされる… そんなすばらなことはない!!)ジョッ ショロロロロロロロォォ・・・・

胡桃(・・・つぶす・・! 私たちを逮捕するなんて・・・絶対、させない!!)プシュッ ジョルルルルルルルルルルゥゥ・・・・


はやり「両チームから必死の声援が飛びますっ!☆ 恐ろしい気迫でひたすらオシッコを出し続ける乙女二人ぃ! 必死に放出したオシッコが、ライトの光を浴びてキラキラ光ってるよぉ!」


爽「どうよ清澄の兄ちゃん… これが女のド根性オシッコってモンなんだぜ?」ニタニタ

京太郎「…(お前はさっきどやされてチビッてたじゃねぇか…)」


煌「・・んんむぅぅ・・・!」ジョッロオオオオオォォ・・・!

胡桃「 ふっぬぅぅ ・・・!」プッシュシュシュシュシュシュウウゥ・・・!


はやり「並んだぁ!☆ 終了間際、ほぼ横並びになりましたっ! 二人とも熊本あたりまで来てるね! 時間内に九州全部描けるかな?」


憧「煌ぇ! 最後までしっかり出してえぇぇ!」


はやり「さぁカウントダウン入るよ! 5!」


巴「あああぁ! 神様・・・!」


はやり「4!」


咲「花田さん… イッケエエエエェェェェ!!」


はやり「3!」


桃子「鹿倉さああぁぁぁっぁぁん!!」


はやり「2!」


ユキ「花田さあああああああぁぁぁぁぁん!!」


はやり「1!」


睦月「うむあああああああぁぁっ! カクラァァ!!」


はやり「0ォォ!! そこまでぇ! 二人ともオシッコを止めなさあぁい!!」




煌「 んむ… っく、ふうぅ…」ゼェェハーゼーハァァー・・・

胡桃「 っぷ、はぁ、はぁぁ、はー…」フーッフーッフーッ=3=3・・・


はやり「審査に入ります!☆ 二人とも、パンツをはいて、和紙の外に出て下さい!」



ユキ「ど・・・どっちが勝ったんですか?」

憧「二人とも…終了寸前に、九州を描きあげたように見えたけど…」

爽「いや… 新子、花田の方はすべて描けたが… 鹿倉は最後に止まって、鹿児島の下の部分を描けなかったぞ…!」

咲「えっ、本当ですか…?」

爽「おう、私はな… 最近じゃ伊達メガネなんかすることもあるけど、視力は野生動物並にイイんだ… 見間違えるハズがねえ!」

憧「ってことは・・・」

爽「あぁ、これで、チェック・メイト… 私たちの勝ちだ!」ニヤ



はやり「ふんふむ…☆ 二人とも、地図の完成度はほぼ同じ… でも、花田さんは九州をすべて描ききったけど、鹿倉さんは鹿児島の薩摩半島だけ描くことができなかったね…」


煌「よ、よし…!」

胡桃「……」


爽「ホレミロォ!ww」

憧「よっしゃ・・・! 東横桃子! 約束通り全員逮捕させてもらうわよ」


巴「そ、そんな・・・」ガックリ

睦月「…うむぅ……」

照「刑務所ってオヤツ出るの?」モグモグ


絶望する忍者チームメンバー… しかし、この時… 胡桃と桃子だけは、この場で何が起こっているかを分かっていた…


桃子「・・・ふふっ、何を言ってるんすか…?」ニタリ

憧「ん? 何、煌が勝ったんだから、これで私たちの3勝1敗… 勝負はもうついたわよ? まさか、約束を反故にする気…?」

桃子「新子さん… 一つ大事なことを忘れてないっすかね」

憧「は・・・?」

桃子「私たちは・・・全員“ステルス”のエキスパート… それも、鹿倉さんは、聴牌を気取られずにダマテンで和了る達人なんっすよ…?」

憧「は、はあ…? だ、だから…??」


桃子「鹿倉さん… 話しても分からないでしょうから、“目に見える”ようにしてあげて下さい」

胡桃「ん…分かった」スッ シュボッ!


胡桃は懐から突然ライターを取り出して火をつけた。


はやり「えっ! な、何するの?☆ あ、ちょっと! 紙が焦げるよ?」


そして、ゆっくり、ライターの火を自分の描いた地図に近づけていく・・・  すると・・・!


憧「え?」

爽「あ…?」

はやり「は、はやや…?」


ユキ「えっ、こ、これは・・・?」

咲「ライターを近づけたら… 薩摩半島が浮かび上がってきた…?」

憧「な…なに? どういうことなの?」

桃子「ふふっ、これは… 常人には目に見えないオシッコ忍法の一種・・・“あぶり出しオシッコ”っすよ!」


爽「あ、あぶり出しオシッコ・・・?!」


かつて・・・ 戦乱の世では、敵に見られてはならない重要な密書は、特殊なオシッコによって書かれ、白紙にしか見えないソレを火であぶり出すことで解読したという・・・


爽「あ、あの状況で、オシッコをステルスさせてたってのか・・・??」

胡桃「そういう事。 体はステルスせずに、オシッコだけをステルスさせることで、油断を誘ったんだよ」

煌「・・・う・・」

憧「っく・・・ で、でも、煌は九州をすべて描けてるんだから、それでも引き分け…」

胡桃「ふん… 新子さん、よく見てごらん」

憧「え? ん、な、なあぁ…?」

ユキ「あ、あぶり出しによって… 屋久島や沖縄まで浮かび上がってきてます…!」

爽「ま、マジか…? そんな、いつの間に…?」

桃子「ふふっ、すべてはステルスのなせる業っすよ!!」



はやり「こ…これはすごいねぇ… 確かに、鹿倉さんの方は、沖縄まで完璧に描けてるねぇ…☆」

はやり「・・・決まりだね。 この副将戦、勝者は・・・」


はやり「“排泄忍者チーム”鹿倉胡桃さんだよぉっ!!☆」



★性紀の排泄対決・副将戦『“オシッコ de 日本地図”対決』

 ○鹿倉胡桃(排泄忍者チーム) VS 花田煌(排泄大臣チーム)×

※現在までのチームの勝ち星、排泄忍者チーム2勝・排泄大臣チーム2勝







煌「…申し訳ありません、お役に立てませんでした……」

憧「うぅ、まさか… 煌が負けるなんて…」

ユキ「これでニ対ニ・・・ フリダシに戻されてしまいましたね」

爽「ふん… まぁ、心配すんなよ」

咲「爽さん…?」

爽「ここまでは前哨戦みたいなモンだ・・・ こっからこの私が、劇的な勝利を収めることになるんだからさ…!」ザッ



胡桃「ふぅ… なんとか勝てたよ…」

桃子「鹿倉さん… 本当によくやってくれたっす…!」

睦月「うむ…!」

巴「師範… あとは、あなたが大将戦で勝てば、私たちは自由の身ですよ!」

照「でも… 相手はあの排泄大臣の獅子原…」モグモグ

桃子「そうっすね、確かに分は悪いかもしれないっすけど…」

桃子「みんなが、命がけのHAISETSUで繋いでくれたタスキっす…」

桃子「ステルス講座の講師としてみんなを育て…」

桃子「興信所の代表としてみんなを取りまとめてきた私には、みんなを守る義務があるっす!」

巴「師範・・・」

桃子「私は、絶対に負けないっすよ! ケツの穴を洗って待っていろっす・・・! 獅子原爽!!」カッ



はやり「さあさぁ! 長期戦になった五対五の排泄対決も、いよいよ大将戦!☆」

はやり「この大将戦を勝利した方が、チームとしての勝ちも得られるわけだね!☆」

はやり「でわぁ・・・ 最後のお題、いよいよ発表しちゃうよぉっ!☆」

はやり「性紀の排泄対決、大将戦は・・・」ゴゴゴゴォ・・・


はやり「“フライング・うんこ”対決だよおぉぉぉっっ!!☆」ハヤッ!


ちょっと止まります。
大将戦は公正な勝負にしたいので、安価による闘糞を行います。
18時頃からまた書いていくので、良かったら参加して下さい…

書いていきます。
安価っていうか、コンマ下勝負ですね。



憧「“フライング・うんこ”対決・・・!」

爽「ふうん… そう来たか… 最後はうんこトライアスロンだと読んでたけど、フライングうんことはね…」

ユキ「フライングうんこ… 確か、脱糞時のうんこの飛距離を競う競技でしたよね?」

爽「そーだな。 うんこの重さも関係してくるけどな… まあ要は砲丸投げのうんこバージョンみたいなもんだ」

咲「… 勝てますか? 爽さん…」

爽「咲お前… 誰に向かって言ってるんだ?」

爽「お前たちは、ここで高見の見物をしてればいいよ。 すぐ、終わらせてきてやるからさ…!」


煌「獅子原さん… あの排泄忍者たち… なんとしてもここで引導を渡してあげなくてはいけません… 絶対、勝って下さいよ!」

爽「花田… “うんこ”っていうモノは… なんの為にあるモノだと思う?」

煌「は? それは… 勿論、人の健康… 引いては“幸せ”のためにあるモノだと思いますが…」

爽「うん、そうだ。 しかしな…“排泄競技”の主役は… 人間ではなくて、うんこそのものなんだ」

煌「…?」

爽「つまり、人の為にうんこがあるんではなくて、ここではうんこの為に人があるんだ」

煌「は、はあ…」

爽「…まあ、ちょっと遊んでくるよ。 見てな、私の闘糞ぶりをな・・・!」ザッ



桃子「“フライング・うんこ”・・・ っすか…」

照「何なのフライングうんこって。 うんこのフライ?」モグモグ

桃子「そうそう、固めのうんこに溶き卵と小麦粉をつけて・・・ って、ちがうっすよっ!」ビシィッ

胡桃「フライングうんこは、うんこの重量、そして強靭な直腸とアナルの力を必要とする競技…」

桃子「そうっすね… 純粋な脱糞力が試される競技っす…」

巴「師範… 私、もう、勝っても負けても後悔しません」

桃子「狩宿さん・・・」

巴「私たちの運命は全て桃子師範に託します。 どうぞ、無事で戻ってきて下さい」

睦月「…うむ」

桃子「・・・・・ みんなが… 私のうんこを見守ってくれれば…」

桃子「私は、負ける気がしないっす!!」カッ



二人の美しき糞闘士は、トラックのスタート地点に立って、向かい合った。

爽も桃子も早くもパンツをおろし、臨戦態勢に入っていた。


爽「東横・・・ こうしてお前とうんコ試しをすることになるとはな・・・」ゴゴゴゴゴォ・・・

桃子「獅子原さん… こうしていると、白糸台で初めて会った時のことを思い出しますね…」ズモモモモモォ・・・

爽「そうだな。 言っとくけど、あの時みたいな幻惑(マジカル)うんこなんかは、今の私にはもう通用しねーからな?」

桃子「そんなモノは必要ないっす。 私の全力のクソ力が、どれほどのモノか…」

桃子「魅せてあげるっす! ここからの勝負は… 私、ステルス・モモの独糞場っすよ」ニコッ


爽「フン、その言葉… そっくりそのまま返してやるよ」ゴゴゴゴォ

桃子「望むところっすよ…!」ズモモモモォ


はやり「さあさあさあ! いよいよこの排泄対決も最終戦! 競技内容は“フライング・うんこ”対決ぅ!☆」

はやり「二人には、交互に1回ずつ、それぞれ3回、つまり3発のうんこをお尻から飛ばしてもらいます!☆」

はやり「そして、うんこの重さ×距離を点数として加算していき、3ラウンド終わった時点で、合計点数のより高かった方が勝者となるよっ!☆」

はやり「でわっ! 先攻はどっちがイクかな?☆」


爽「とーよこ、お前が先でいいぜ」

桃子「…いいえ、獅子原さん、どうぞ先にうんこして下さいっす」


はやり「ふぅん? 二人とも譲り合ってるね・・・ じゃ、ジャンケンで決めたら?☆」


爽「よっしそんじゃあ、勝った方が先攻な?」

桃子「了解っす」

爽・桃子「「さっいしょーはグー・・・」」


爽・桃子「「ジャンケンポイ!!」」バッ



まずはジャンケンから…

コンマ以下
・0~33  グー

・34~66  チョキ
・67~99  パー

>>258
モモ>>259

たのんます!

はい

はい

こういう状況に陥ったら、一度自ら上げ直した方が良いと思…

わっキタ!
ありがとう♪
やっとジャンケン終わったwww 爽が先攻ですね。
自ら上げ直すというのは、つまりコンマをまた改めて出すということですよね。
次からそのようにしたいと思います。
爽VSモモはまた明日か明後日あたりから書いていきたいと思います。
メゲずにまたコンマ出してく予定なので、もし見つけたらお願いします。


★性紀の排泄対決・大将戦『“フライングうんこ”対決』

 東横桃子(排泄忍者チーム) VS 獅子原爽(排泄大臣チーム)



爽「…あら、勝っちった」パー

桃子「獅子原さんの先攻っすね…」グー


はやり「おっと! ジャンケンは獅子原さんの勝ち・・・ってことは、獅子原さんの先攻だね!☆」

はやり「でわぁ! “フライングうんこ対決”の第1ラウンドをこれより執り行います! 獅子原さん、準備はいいカナ?☆」

爽「えっと、ちょっと、待って下さい」

はやり「え?」ズルッ


爽「ちょっくら、うんこに闘魂を注入しますんで・・・」ゴゴゴォ・・・


爽は、両手を自分の腹の上に乗せ、下を向いてボソボソと何か呟き始めた。


咲「…? 爽さん、何してるんだろ…?」

ユキ「あれは・・・ 自分のうんこに、霊体を降ろそうとしてるんだと思います」

憧「は?」


煌「ど、どういうことですか?」

ユキ「爽さんは・・・ 実は、“自分のうんこと会話をする”ことができるんです」

憧「へ!?」

咲「うんこと会話できる能力・・・?」

ユキ「はい。 しかし、当然、うんこそのものは無生物… 生きてはいないので、うんこを媒体として、他人の魂を降ろして話をするんです」

憧「…何よそれ、マジ……? さすがは伊達に排泄大臣務めてる訳じゃないわね。 うんこに魂を憑依させるなんて… 常人のできることじゃないわ」

ユキ「はい… “うんこと会話できる”ということは、排泄道の究極絶対の境地… あの爽さんですら、この能力を手に入れたのはつい最近だそうです…」


爽「・・・」ピクッ

爽「ん… よしっ、キタ・・・!」ポオオオオォ・・・


咲「あ・・・! 爽さんのお腹が、うっすらオレンジ色に光り始めたよ…!」

煌「どなたかの魂が… 獅子原さんのうんこに降臨したようですね…!」


 コオオオオオオオオオォォ・・・・!


咲(い、一体誰が、爽さんのうんこに・・・?)



爽のうんこに降りてきたのは、果たして誰なのか・・・

1 池田
2 ラオウ
3 勇次郎
4 磯野波平
5 アカギ
6 その他(人物指定)

>>265に、番号で指定して下さい。

5

きゃーキタ!
ありがとう、愛してるぜ… アイ・ラヴ・ユー・・・・




ごめんなさい


 コオオオオオオオオオオオォォォ・・・・・!!


巴「な!?」

胡桃「? どうしたの、狩宿さん」

巴「・・・獅子原の尻に・・・ 霊が降りてきた」

胡桃「えぇ?」


憧「えっ? ちょ、アレは・・・」

煌「新子さん? 何か見えるのですか?」

憧「み、見えるわ・・・ 爽のお尻に・・・ と、とんでもない人が降りてきてる・・・!」


巴と憧が霊視した、その、人物・・・

色を抜いた銀髪・・・

高い鼻・・・

尖ったあご・・・

そして、全てを見透かしているかのような、深く、鋭い目・・・


爽「・・・あ、あなたは・・・!」


アカギ(うんこ)「ククク・・・ きたぜ・・・ ヌルリとな・・・!」



憧「アカギよ・・・! 赤木しげるが、爽のお尻に取り憑いてる・・・!」

咲「えっ、アカギ・・・?」

煌「あ、アカギって、あの、アウトサイダーの世界において、“神域の男”と言われた、あの、アカギですか・・・?」

憧「勿論そうよ・・・ 爽ったら・・・ なんて人を自分のうんこに降ろしてるのよ・・・!」

ユキ「あ、アカギ・・・? カッコイイ・・・/// さすが、爽さん…!」

咲「あの、“闇に降り立った天才”のアカギ…? 私には何も見えないけど…」

憧「特別な訓練を積んでないと見えないわよ… 多分相手チームも、巫女の狩宿にしか見えてないでしょうね…」


爽「ふう… しょっぱなから、とんでもない大物が降りてきちまったな…」

アカギ(うんこ)「うんこを飛ばす博打か・・・ ククク・・」

アカギ(うんこ)「・・狂気の沙汰ほど・・・・ 面白い!」カッ



桃子(アカギ・・・? 私には見えないっすけど… 感じますよ… 獅子原さんのお尻に、とてつもなく禍々しい何かが宿ったのを・・・!)


はやり「さぁさぁ! 獅子原さん! 早くイッパツ目のうんこを飛ばしちゃってYO!☆」


爽「分かってますよ・・・ アカギのおっさん、準備はいいか?」

アカギ(うんこ)「ククク・・・」


アカギ(うんこ)は、黙ってニヤリと不敵に嗤った・・・


爽「よし、イクぜ・・・」スウウウウウ・・・

爽「ん!!」カッ

爽「わがアナルに宿りし、臭悪なる邪神よ・・・!」

爽「今こそ! その力を解き放ち、この地を恐怖で陥れるのだ・・・!」グググ・・・


爽は、立った状態から上半身をかがめ、自分の直腸を上下角45度にピタリと合わせた。


爽「うん門、着火・・・!!」ジジジィ・・・

爽「いくぜ! ア・ナ・ル・開放・・・・!」


爽「ッファイッッヤアアアアァァァァァ―――――――ッッ!!」ボッ


 ・・・ドゥッパアァァァ―――――ンンッ!!


咲「あっ!」
煌「おおぉっ!」
憧「な…!」
ユキ「出たぁ!」



※アカギ(うんこ)の飛距離及び重量

・飛距離・・・>>270のコンマ以下×10cm

・重量・・・>>271のコンマ以下×10g

ただし、飛距離か重量のどちらかでゾロ目が出た場合、場外ホームラン

はい



・・・ドゥッ パアァァァ――――ンンッ!!


はやり「はやぁっ?!☆」


… ヒュゥゥ―――ン・・・ ポトンッ・・・


爽の放ったうんこは、トラックの上を綺麗な弧を描いて飛翔し、静かに着陸した。


胡桃「ん……?」

巴「…かなり飛んだね、今…」

睦月「…うむ」

照「いやでも、小さくないか?」


桃子「……」


はやり「大分トンだねぇっ!☆ 獅子原さんのイッパツ目のうんこ… 7mラインを越えていきましたっ! ん? でも、これ…」


アカギ(うんこ)「…ふぅ、夜風が身にしみるぜ……」チンマリ


はやり「なんじゃこりゃっっ?! ショボいなこのうんこはぁ! お団子くらいの大きさしかないZO!☆」

アカギ(うんこ)「ちっ、途中で… 博運の流れが淀み… 爆うんこの目が消えた…か」

爽「……」


はやり「えーっと、今回のうんこは、飛距離は720cm… だけど重量はわずか80g… つまり720×80で、57600点が得点になるYO!☆」


煌「57600点… どうなんでしょうか、この点数は」

憧「いや、低過ぎよ。 フライングうんこでは、最低でも一発10万点は出していかないと… アカギも大したことないわね」

咲「伝説の人とはいっても、一線を離れればしょせんあんなもんだね…」


爽「…ふん」


ユキ「いや、待って下さい。 これは3回勝負なんですから… 爽さん、わざと一発目は小さいうんこにしたのかもしれませんよ」

煌「? どういうことですか?」

ユキ「体内のうんこ量には当然限りがあります… 最初はあまり量を出さずにうんこを温存し、後半に特大うんこをひり出すつもりなんですよっ、きっと…!」

憧「そうね。 そういうことならいいけど… まあ2回目3回目のうんこに期待するしかないわね」


胡桃「獅子原の奴… 大層なこと言ってたわりには、全然大したことなかったね」

睦月「うむ」

巴「いや、でもまだ力を温存してるのかもしれない… 油断はできないよ」

照「うん、さあ次はいよいよ師範の番…」


はやり「さぁ、じゃあ後攻の東横さんっ! イッパツ目のうんこ、ブチカマしちゃってください!☆」


桃子「はいっす、では…」スゥッ


桃子は精神統一するかのように目を閉じ、静かに両手を下腹部の上に置いた。


桃子(………)

桃子(ゆみ先輩… そして… トイレの神様… どうか、私に、力を与えて下さいっす…!)


愛する仲間たちのために… そして自らの信条を守るために、祈りを捧げる桃子・・・

そして、その時・・・ 奇跡は起こった。


“『・・・敬虔なる糞闘士よ・・・ あなたに・・・力を与えましょう』”

桃子「えっ?!」


 パアアアアアアアアアァァァ・・・・・


胡桃「なっ?」
睦月「うむ?」
照「師範のお腹が・・・」

巴「青白く光り始めた?!」


桃子(さ…さっき、頭の中に響いた声は…誰っすか? まさか…本当にトイレの神様?)


 コオオオオオオオオオオオォォオォォ・・・・・


桃子(な…? 私のお腹の中に… 誰かいるっす・・・!!)



※桃子のお腹に降りてきた人物

1 ワハハ
2 龍門渕透華
3 磯野波平
4 フリーザ
5 その他(人物指定)

>>276に番号で指定して下さい



どんな選択肢だww

波平かよ! 飛べっ! 波平!!


桃子(な…? 私のお腹の中に… なんだか加齢臭のする誰かがいるっす・・・!!)


胡桃「おっおおおぉ・・・?」
巴「な、な、ナニアレ…?」
睦月「うむぁ?」
照「え、なんだあのハゲ」


忍者チームメンバーが驚くのも無理はない・・・

桃子の尻にうっすらと浮かび上がったその男・・・

丸眼鏡にチョビヒゲが数本・・・

そしてハゲ頭のてっぺんに陰毛のような毛が一本という、斬新なヘアスタイル・・・

それは・・・ 日本のお父さんの象徴と言われる、あの男だったのだ・・・


うんこ(波平)「こらカツオォォ!!」


桃子「わ、私はカツオじゃないっす・・・」

うんこ(波平)「む・・・ な、なんじゃこのけしからん尻は!?」


咲「ひぇっ? ナニ、あれ…?」

憧「え? 咲あなた・・・アレが見えるの?」

咲「見えるよぉ… 東横さんのお尻にハゲ親父が浮かんでるよぉ…」

煌「私にも見えますね…」

憧「・・・霊が実体化してるのかしら・・?」


うんこ(波平)「なんじゃ、ここは一体どこだ?」

桃子「・・・私のお腹の中っすよ。 今あなたは私のうんこになってるみたいっす」

うんこ(波平)「な、なんじゃと! お、お嬢さんのうんこに、ワシが・・・? いかん、チンポが勃ってきたぞ」ムクムク

桃子「何言ってるっすか!? セクハラで訴えるっすよ!」

うんこ(波平)「ババババカモン! 冗談じゃ!」

桃子「なんでこんな人が、私のうんこに…」ホロホロ


うんこ(波平)「? 何を泣いておるんじゃ、お嬢さん」

桃子「これが泣かずにいられるかってんだっすよ…! 今から大事な勝負なのに、こんなたよりない人がうんこに降りてくるなんて…」ポロポロ

うんこ(波平)「ヴァァッカモオォォンッッ!! 勝負の前に泣いている奴がおるかぁ!」

桃子「おじさん…?」

うんこ(波平)「みくびるでないぞワシを… 半世紀以上磯野家の大黒柱をやっとるワシの力は半端ではないぞ…!」

桃子「・・・オジサンを信じるしかないっすね・・・ 私の力になってくれるっすか?」

うんこ(波平)「もちろんじゃ。 さぁ、思いっきりイキむのじゃ・・・!」グフフフ

桃子「わ、分かったっすよ… フゥ・・・ うぬぬぬぬぬぬぬぬぬぅぅ・・・!!」

うんこ(波平)「おおぉ…/// 直腸の感触が気持ち良いぞ…!///」ムリュムリュムリュ・・・


ブリッ! ボォッパァァ―――――ンッッ!!


うんこ(波平)「あひいぃっ!///」ピューン


※波平の飛距離と重量
・飛距離・・・>>281のコンマ以下×10cm
・重量・・・>>282のコンマ以下×10g
ただしどちらかでゾロ目が出た場合「ステルス」発動

はい


ボォッパァァ―――――ンッッ!!

・・・ヒュッ ボテェッ


はやり「えっ?☆」

胡桃「は?!」

巴「あれ?」

桃子「・・・あ」


会心の一撃を放ったはずの桃子…

しかし、振り返ると、うんこ(波平)は、すぐ目の前に転がっていた…


桃子「ぜ、ぜ、全然飛んでないじゃないっすか・・・!」

うんこ(波平)「あててて… 腰を痛めてしまった… 年には勝てんのぅ…」


はやり「えーっと・・・ 東横さんのイッパツ目は、重さは390gあるけど… 飛距離がわずか40cm… 40×390で、15600点の得点だね…」


胡桃「ショボ過ぎる…」

巴「し、師範・・・」


ユキ「良かった… 大したことなかったですね」

憧「あんなただのオッサンがそんな飛べるわけないわよ…」


爽「だっはははははははぁっっ!! なんだそりゃ東横ぉ! ウケ狙ってんのか?www」

桃子「う、うるさいっすね! 獅子原さんのうんこだって大したことなかったじゃないっすか!」

爽「バーローさっきはまだ本気じゃなかっただけだよ。 次こそは私のマジのマグナムうんこを見せてからよ…!」コオオオオオオォォ・・・・


煌「おやっ、また獅子原さんのお腹が光り始めましたね・・・!」

憧「次は誰が降りてくるのかしらね…」


※爽の2発目のうんこ憑依者
1 ネリー
2 岩館揺杏
3 ラオウ
4 フリーザ
5 その他(人物指定)
>>285に番号で

4

フリーザってどうやってうんこするんだろう。
股間がつるつるで何もないよこの人…
書いていきます。


爽「ぬおおおおおおおおおおぉぉ・・・・・!」パアアアアァァ・・・


意識を集中させる爽の尻に、再び、何者かの姿がボウッと浮かび上がる・・・!


胡桃「でぇっ?!」

巴「…えっなに、アレ!」

睦月「うむぇ?」

照「…うわ、キモ」


桃子「え、え、えええぇぇぇ・・・・??」


驚きのあまり顔を引きつらせる忍者チームメンバーたち…


うんこ(フリーザ)「んほぉほぉほぉほぉほぉほぉほぉほぉほぉっ!! さあ恐怖のショーの始まりですよ!!」ホッホッホーッ


爽の尻の上で気が狂ったかのように嗤うフリーザのその高笑いは・・・ 屋上の上空に不気味に響き渡り、その場にいた者を全て凍りつかせたのだった・・・


咲「あ、あ、あわわわわわわ・・・??」プルプル

憧「あ、あれは、フリーザ・・・! 爽ったらまたとんでもないモノを・・・!!」

煌「宇宙の帝王をうんこに取り憑かせるなんて… 神をも恐れぬ所業…!」

ユキ「カ…カッコイイです!!」キラキラ


爽「ほぅ… こりゃまたすげー大物が降りてきちまったな…」

うんこ(フリーザ)「ん…? 誰ですかあなたは」

爽「ふふっ、私は排泄省大臣の獅子原爽…! フリーザ、おめーは今私のうんこになってるんだぜ?」

うんこ(フリーザ)「何、うんこ…? 冗談はやめて欲しいですね。 わたしは宇宙を征服するので忙しいんですよ?」

爽「……」

うんこ(フリーザ)「早くスーパーサイヤ人に復讐せよと、わたしの血が騒ぐんですよ…! すぐに戻しなさい。 わたしはうんこになんかなってる場合じゃないんです」

爽「くっくっく・・・・ww」ニタニタ

うんこ(フリーザ)「? 何がおかしいんですか!?」

爽「けっ、何がスーパーサイヤ人だよ。 そんなの今はどうでもいーんだよ!」

うんこ(フリーザ)「なん、だと…?」

爽「いいか? ここにいる私は、スーパーサイヤ人などとっくに超越した存在・・・」

爽「おだやかな心をもちながら激しいうんこへの愛によって目覚めた伝説の戦士・・・!」


爽「“スーパーサワヤ人獅子原爽”だっっ!!」カッ


うんこ(フリーザ)「ス、スーパーサワヤ人・・・??」

爽「そーよ! フリーザ、宇宙を征服したいんなら、うんこになって私と手を組むのが一番だぜ…?」

爽「この世に凶悪なるうんこを顕現させて、一緒に恐怖のショーを始めようじゃねーか!!」

うんこ(フリーザ)「ふむ… それも一興ですね。 よろしい、ならば、お見せしましょう! わたしのさらなる進化を・・・!!」ゴゴゴゴゴォォ・・・・


フリーザを宿した爽は・・・ スタート地点で尻丸出しの格好で両足を踏ん張り、全身に力を込めた・・・


爽「はああああああああああああああぁぁぁ・・・・・!!」グゴゴゴゴゴゴゴゴゴオオォォ・・・・・!


ユキ「あっキタ! キましたよっ!!」スチャッ


咲「?! な、なにそれ、ユキちゃん…?」

ユキ「ふふ… これはですね… 糞闘力を正確に計ることのできる、うんこスカウター・・・ 俗に言う“スカ・スカウター”ですよ!!」


爽「かはあああああああああああぁぁぁ・・・・・!!!」ググググググググググググゥゥゥ・・・・・・!!
うんこ(フリーザ)「ほああああああああああ…ああ…ああ…あ……っっ!!!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴォォォ・・・・・・!!


憧「う… す、すっごい圧力…! ユキ・・・どうなのよっ! 爽の糞闘力は?」

ユキ「す、すごいですよっ! どんどん上がっていきます! 3万・・・5万・・8万、10万・・・!!」ピピピピピピピピイィ・・・・


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴオオォォ・・・・・・・


はやり「は、はや、やや、はやややややぁ・・・??☆」

桃子「う・・・! も、モノすごいオーラっす…!」ビリビリビリイィ・・・!


爽「ずぁあああああああああああああああああぁぁぁぁぁ・・・・・・・!!!!」ビギギギギギギギギギギギギギイイイィィィ・・・・・
うんこ(フリーザ)「ぬうううううっかっはあああああああああああぁぁぁ・・・・・・・・・!!!!」ゴグググググググググググググググウウウゥゥゥ・・・・・・


ユキ「し・・・信じられません! 70万・・・90万・・・、ま、まだどんどん上がっていってますよっ!!」

咲「う… わ、私、息苦しくなってきた・・・」


爽『おっごぉああああああああああああああああああぁぁぁぁ・・・・・・・・!!!!!』ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴォォォ・・・・・
うんこ(フリーザ)『うおおおおおあっがああああああああああああああああぁぁぁぁぁ・・・・・・・!!!!!』ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴォォォォ・・・・・・・


フリーザとシンクロした爽の体からは、禍々しき茶色いオーラが噴出し始めていた・・・

そして・・・!


 ベリィ・・・ ベリベリベリベリベリベリィィ・・・・・!!


憧「げっ!?」
咲「わっ?」
煌「ひええぇ・・・??」

ユキ「あ、あ、ああぁ・・・!! 糞闘力が臨界点を突破・・・ ついに周りにも影響が・・・!」


そう・・・ あまりにも強大な糞闘力をまとった爽の体からは凄まじい物理的エネルギーが放出され、周囲の床がベリベリとはがれ、空中に浮かび始めていたのだ・・・・!



爽・うんこ(フリーザ)『『・・・・・・』』ゴゴゴゴゴゴゴゴゴオオォォ……



ユキ「ふ・・・糞闘力、せ、1200万・・・! あ、ありえません・・・!!」ガタガタガタ


胡桃「く、くそっ、最悪だ・・・!」ガタガタ

巴「も、もう、ダメです、勝てない…!」ブルブル

桃子「… うっ くうぅ…!」ギリッ


絶対的な絶望感と恐怖感が、忍者チーム一同を襲う・・・


爽『よぉフリーザ・・・ 準備はいいか?』ゴゴゴゴゴゴオォ・・・


フリーザと完全にシンクロした爽の声は、もはや人間のモノではなかった・・・


うんこ(フリーザ)『ほっほっほ… 実に気持ちが良い… 力が漲ってきますよ…! 星の一つや二つ、鼻息で破壊できる気分ですね…!』グゴゴゴゴゴゴゴオォォ・・・・

爽『じゃあイクぜっ! 二人で宇宙を征服しようじゃねーかぁ!!』クワッ


爽はまた尻を天に突き出し、うんこ(フリーザ)の姿勢を上下角45度に合わせ・・・全身全霊をかけてイキみ始めた・・・


爽・うんこ(フリーザ)『『ふぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬうううぅぅ・・・・・!!!』』=3=3


烈火の如きオーラを放つ爽の頭上に、真っ黒な球体が現れ、徐々に拡大していく・・・!!


ユキ「ひっひいぃ・・・? 爽さんの上に、デス・ボールが・・・??」ガタガタ

憧「い、一体、どんなうんこが出てくるのよ・・・!?」ブルブル


爽『よっしゃ・・・イクぞっ! 飛べぇっっ!! フリィィィィィィィィィィィ――――――――――・・・・・・・』



 ブリッ ボピパプウゥゥゥゥンッ!!!=3=3=3=3



爽「 ザアアアアアアアアアアアァァァァァッァァァァァァァァァ―――――――――――――――ッッッッ!!!!!」



※うんこ(フリーザ)の飛距離及び重量
・飛距離…>>293のコンマ以下×10cm
・重量…>>294のコンマ以下×10g
ゾロ目で場外ホームラン

a

フリーザ、飛距離90cm、重さ290g



 ボピパプウゥゥゥゥ――――――――――ンッ!!!=3=3=3=3


憧「あ?」
咲「へ?」
煌「おや?」
ユキ「あれっ?!」


 ピュウウウウ―――――――――ン・・・・・


咲「う、うんこが・・・」

ユキ「真上に飛んで・・・」

煌「空の彼方に消えてしまいましたね・・・」


爽「おっおおぉ・・・? ど、どこまでイクんだフリーザァ!?」


 ヒュ―――――ン・・・・・


憧「あ、戻ってきた」


 ボトッ


爽「お、お、お前・・・ 何やってんだよっ! 真上に飛んだら意味ねーじゃねーか!!」

うんこ(フリーザ)「何を言ってるのです…? 宇宙まで飛翔し、惑星を50個ばかり破壊して戻ってきたというのに…」

爽「バーロー! 星を壊しても得点になんねぇんだよっっ!!」


はやり「えっとぅ・・・ 獅子原さんの2発目のうんこ、飛距離は90cm・・・ 重さが290gで、90×290=26100点だね☆」


桃子「あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃっっ!! なんっすか今のうんこは! 獅子原さん!私を笑い殺すつもりっすか?」ヒーヒー

爽「う・・・うるせぇ! さっきのお前のうんこよりはマシだろーがよっ!」


憧「…ここまで3回全部、10万点以下… なんてレベルの低い闘いなのよ…」

咲「ほんとにこれ大将戦なのかな・・・」

煌「真面目に闘ってるんでしょうかね、あの人は…?」


はやり「はーいそんじゃサクサクイッちゃうよぉ!☆ 東横さん! 2発目のうんこ発射、スタンバイよろしくぅ!」


桃子「ふふふふ・・・ さぁ、ここで一気に差をつけてやるっすよ…!」


しかし・・・



“『・・・敬虔なる糞闘士よ・・・ あなたに・・・力を与えましょう』”


桃子「またっすか・・・ 今度はまともなのを降ろして欲しいっす…」


 コオオオオオオオオオオォォォ・・・・・!



※桃子の2発目のうんこ憑依者
1 薄墨初美
2 原村和
3 勇次郎
4 タモリ
5 その他(人物指定)
>>298に番号でお願いします

4


 
 パアアアアアアアアアアァァァァ・・・・・・!


胡桃「あ…また、師範のお腹が…!」

巴「青白く光り始めた…! 今度は、一体、誰が…?」


桃子(う… わ、私のお腹の中から、またものすごく加齢臭の気配が感じられるっす…!)


その時だった・・・


『お昼休みはウキウキウォッチ♪ あっちこっちそっちこっちいいっとも~♪』テンテケテンテケ


憧「な? この歌は・・・?」

煌「笑っていいとも?」


タモリ「How do you do~♪? ごきげんいかが~♪?」


胡桃「げえええええぇぇっ!? 師範のお尻に・・・」

巴「タモリが?!」


タモリ「はいどーもどーも、やぁすいませんねぇ~ww」

桃子「な、なんで私のお腹に、タモリさんが・・・」

タモリ「おっ? お姉ちゃんいいお尻してるねぇ。 ふぅ…年甲斐もなくチンポが勃ってきたよ」ビキビキビキィ・・・

桃子「もう嫌っす私・・・」ホロホロホロ


うんこ(タモリ)「おや、どうしたお姉ちゃん。何かお悩みかい?」

桃子「うんこ飛ばしの勝負をしてるっすけど… あんたのせいでやる気がなくなってきたっす…」

うんこ(タモリ)「ほぉ…うんこ飛ばし勝負… 実に下らないねぇ… しかしそれがイイな!」

桃子「え…?」

うんこ(タモリ)「お姉ちゃん… 人間のやる行為なんて、突き詰めればすべて等しく価値がないんだ…」


胡桃「なんか語りだしたよ…」

巴「いいから飛べよ…」


桃子「下らなくなんかないっすよ…! この勝負に私たちの運命がかかってるんっすよ?」

うんこ(タモリ)「それならなおさら! 楽しんでうんこを飛ばさなきゃいかんよお姉ちゃん! それでうまくいかなきゃしょうがないじゃないの」

桃子「……」

うんこ(タモリ)「ベストを尽くしたらあとは寝て待てだ。さぁ、笑ってうんこを飛ばしてみようぜっ! なるようになれだっ!」

桃子「そ・・・そうっすね。 思い切って、気楽にうんこしてみるっすよ!」

うんこ(タモリ)「いったんCMで~す」

桃子「は?!」


桃子「CMなんかないっすよ! 覚悟はいいっすか? タモリさん!」

うんこ(タモリ)「いつでもどうぞ~ さぁ、笑ってぇ―――――・・・」

桃子「いいともぉ!」ブリッ


 バフッ=3 ドゥップァッシイィィ―――――ッッ!!


胡桃「おお!?」

巴「あっ、師範!」


※うんこ(タモリ)の飛距離及び重量
・飛距離…>>303のコンマ以下×10cm
・重量…>>304のコンマ以下×10g
ゾロ目でステルス発動

ほい

a

タモリ、飛距離220cm、重量810g



 ドゥップァッシイィィッッ!!  バフンッ! ボルゥッッッ!!


咲「ぅわっ?!」

憧「げぇ…?」


はやり「おおぉデタデタ!☆ 東横さんの2発目のうんこ、今度は2mラインを超え・・・ むむっ?!」

うんこ(タモリ)「やぁどーもどーも、マツコ★デラックスです」ドドゥウォ―――ン

はやり「はややぁ! なんじゃこりゃぁ!DEKEEEEEEEEEEEEEEEE!!! デカ過ぎるYO!!☆」ハヤヤァッ!

はやり「うひぇえええ・・・? な、なんだコレ桜島大根みたいにデカいよっ!☆ えーっと重さは… は、810g・・・??」

爽「な!? は、800だと・・・???」

桃子「むふふふ・・・ww」

はやり「完全に日本人離れしたデカさだよ! よくこんなデカイいの2mも飛ばしたねぇ…」


はやり「えーっと、飛距離220cm、重さは810gで、220×810・・・178200点が東横さんの点数になるよっ!☆」

はやり「いやはやここに来てすごいの出したねぇ!☆ 日本人のうんこの平均重量は約200gだから、それの4倍以上だよ!」

はやり「世界で最も巨大なうんこをひり出すと言われているパプアニューギニアの高地民族の人たちは、700gから1kg近くのうんこを出すらしいけど、まさにそれに匹敵するスーパーうんこ・・・!」

はやり「ワールドワイドなうんこ登場で、一気に形勢逆転だぁっ!!☆」


胡桃「・・・やった・・!」グッ

巴「ついに… 私たちの師範がやってくれました!」

睦月「うむ!」

照「最終ラウンドを残して、10万点以上の差をつけてる… これは私たちが圧倒的に有利になったね」

巴「自由の身まで、あと一歩・・・!」


憧「っく・・・! や、やるわね、タモリの奴・・・!」

煌「さすがに、『笑とも』を30年以上も司会してきただけありますね…」

ユキ「おそらくタモリさんは、東横さんが、負ければ逮捕されるという追い詰められた状況であることを察して… わざと冗談を飛ばして緊張を解きほぐしたんですね」

咲「緊張の解けた東横さんは、大腸もアナルも充分にリラックスし・・・ 本来の力を思う存分発揮して最高の脱糞をすることができた…ってとこなのかな…」

憧「やられたわ… くっそ… 逆にこっちが追い詰められてきたわね…」

ユキ「そうですね… もしこの闘いに負けて排泄忍者たちを捕り逃がしてしまえば、爽さんが今まで進めてきた沢山の排泄プロジェクトも、水の泡になる可能性が・・・」

咲「いや、それどころじゃないよ。 もしかしたら辞職に追い込まれるかもよ?」


爽「……」


はやり「さてじゃぁ、最終ラウンド開始の前に、ちょっと得点状況を整理しておこうかな!☆」

はやり「先攻の獅子原さんは、一発目が57600点、二発目が26100点で、合計83700点・・・☆」

はやり「後攻の東横さんは、一発目が15600点、二発目が178200点で、合計193800点・・・☆」

はやり「あとそれぞれ一回ずつの脱糞を残して、排泄忍者チームが110100点という差をつけてるね・・・☆」

はやり「つまり、獅子原さんの次のうんこが110100点以下だったら、その時点で忍者チームの勝利が確定するわけだね!☆」


憧「こんの・・・ 爽! あんたここまで来て負けたらマジで承知しないからねっ!」

煌「獅子原さん… 次こそはすばらなうんこを出してくださいよっ!」

ユキ「爽さん… ここで負けたら私、秘書を辞めさせて頂きますね」

咲「私も… 助手は誰か別の人を探して下さい」


爽「っけ・・・ ガタガタうるせーな、初めに言っただろ・・・?」

爽「お前らは、ただ黙って高見の見物をしてればいーんだよっ! 次の私のうんこを見て・・・ションベンちびんじゃねーぞ?」ゴゴゴゴゴォォ・・・・


パアアアアアアアアアァァァァ・・・・・!


啖呵を切った爽は、再び下腹部に両手を置き・・・ その体の芯からは、またオレンジ色の光が溢れ始めた・・・


煌「獅子原さんの最後のうんこ・・・ 今度は一体、誰が・・・?」



※爽のラストうんこ憑依者
1 神代小蒔
2 勇次郎
3 悟空
4 倉本安奈
5 その他(人物指定)

>>310で指定願います

5 ふなっしー

マジか。
ちょっと待って多分夕方からまた書いていきます。

遅れましたが書いていきます。
ていうか、>>303って22だからゾロ目だよっ! それなのにステルス発動してないよっ!
痛恨のミスをやらかしました…
ここまで来ては、やり直しはちょっと無理なのでステルスとホームラン設定は無しで進めます…
しかしせっかくステルスが出たので、別の場所(現行の続編 爽「トイレとコラボだよ!」貴音「なんと」か姉妹SSの セーラ「うんコマ漫画やで」爽「いいね!」のどちらか)で「トイレとステルス」をテーマに近いうちに何か書きます。

真剣なうんこ勝負に水を差してしまった…
キャラたちと読んでくれた人たちに対して申し訳ない気持ちでいっぱいです。
本当にごべんなさい…



 パアアアアアアアアアァァァァ・・・・・!


憧「ん・・・? 今度は一体、誰が・・・?」


爽の尻に… 何やら黄色い、丸いものが徐々に浮かび上がる…!



 『 ふなふなふなふなヒャッハァ―――――ッッ!! 』



咲「え゙っ!?」

ユキ「は?!」

煌「あ、あれは・・・ “ふなっしー”?!」


そう・・・! 船橋生まれの梨の妖精… ゆるキャラの王“ふなっしー”が、爽のうんこに宿ったのである・・・!


うんこ(ふなっしー)「ふなっしー! 今日はうんこになるっしー!!」ヒャハーッ


胡桃「 ぶっ!! 」=3=3

巴「な…? 獅子原の奴、フリーザの次はゆるキャラ…?」

睦月「うむ・・・!」

照「おいしそうだね…」ジュルリ


爽「ほほぅ… 今をときめくゆるキャラの王、ふなっしーが降りてきてくれるたぁ… こりゃラッキーだぜ!」

うんこ(ふなっしー)「ふなっしーはなんでもやるっしー! うんこになるくらい屁でもないっしー!」

爽「おうそうか! そりゃたのもしいぜ… ヘイふなっしー! ならば、最高のうんこをひり出すためにやらなきゃいけないことは、一体なんだと思う?」

うんこ(ふなっしー)「そんなの決まってるっしー! “ロックのリズムに合わせて”うんこをひり出すっしー!」


憧「え、えぇ・・・?」

煌「な、何を言ってるんでしょうか…?」


爽「分かってんなぁお前! 排泄は最高のエンターテイメントだってことを・・・!」

爽「さすがはふなっしーだぜっ! じゃあ、早速始めようぜっ!!」

うんこ(ふなっしー)「OKなっしー! ふなふなふなふなヒャッハァー!!」

爽「かつてないHAISETSUを魅せてやるぜっ!!」カッ


ヒャッハ―――――ッ!!!


気狂いのような雄叫びを上げた爽とうんこ(ふなっしー)は、咲と照がMAKIGUSOをひり出したステージに駆け上り、ロックのリズムに合わせて妖しげなダンスを踊り始めた。


うんこ(ふなっしー)『ふ、ふ、ふ、ふ、ふなっしーい♪』フリフリ

爽『いつでも元気にうんこをブシャーッ!♪』フリフリ

うんこ(ふなっしー)『ふ、ふ、ふ、ふ、ふなっしーい♪』フリフリ

爽『はじけて楽しくひり出せ!♪』フリフリ


憧「あぁ、もう、メチャクチャだわ・・・!」

煌「いえ、こうなったら私たちも楽しみましょう新子さん! レッツ・ダンスです!!」バッ

憧「しょうがないわねっ!」バッ


うんこ(ふなっしー)『ふーなふなふー!♪ ふーなふなふっふ♪』

爽『ふーなふなふー!♪ ふーなふなふっふ♪』

はやり『ふーなふなふー!♪☆ ふーなふなふっふ♪☆』

憧『ふーなふなふー!♪ ふーなふなふっふ♪』

煌『ふーなふなふー!♪ ふーなふなふっふ♪』

咲『ふーなふなふー!♪ ふーなふなふっふ♪』

ユキ『ふーなふなふー!♪ ふーなふなふっふ♪』


桃子『ふーなふなふー!♪ ふーなふなふっふ♪』

胡桃『ふーなふなふー!♪ ふーなふなふっふ♪』

巴『ふーなふなふー!♪ ふーなふなふっふ♪』

睦月『ふーなふなふー!♪ ふーなふなふっふ♪』

照『ふーなふなふー!♪ ふーなふなふっふ♪』


うんこ(ふなっしー)『ふなふなふなふなヒャッハァーッ!!♪』


突如始まったふなっしーLIVEは敵味方入り乱れての異様な盛り上がりをみせ・・・ クライマックスへと向かっていった・・・!


爽「よっしゃふなっしー! そろそろイクぜっ!」バッ

うんこ(ふなっしー)「OKなっしー!!」バッ


ステージから飛び降りた爽とうんこ(ふなっしー)は、スタート地点まで走り寄ると、両足を踏ん張り、イキみ始めた・・・


爽「ぬおおおおおおおおおおおぉぉぉぉ・・・・・!」ギリギリギリ

うんこ(ふなっしー)「ふにゅにゅにゅにゅにゅにゅにゅにゅうううぅぅ・・・・・!」ウゴウゴウゴ


爽「で、出るぞっ! ふなっしー・・・ 準備はいいか?」

ふなっしー「いざっ! 勝負なっしー!!」

爽「おるあああああああああぁぁっっ! 空を駆けろ!! ふなあぁぁぁぁ――――――――――・・・・・・・・」



 ブリッ! グワラゴワガキイイイィィィィィ―――――――ンッ!!



爽「っしいいいいいいいいいいぃぃぃぃぃ――――――――――――っっっ!!!」

うんこ(ふなっしー)「ヒャッハァ―――――ッッ!!」ピューン




※うんこ(ふなっしー)の飛距離及び重量
・飛距離…>>317のコンマ以下×10cm
・重量…>>318のコンマ以下×10g

a

はい

ふなっしー、飛距離130cm、重量810g



うんこ(ふなっしー)「ヒャッハァ―――――ッッ!!」ピューン


 ボテェッ!


うんこ(ふなっしー)「いっ?!」

爽「あ、やべ!」

はやり「はやぁっ?☆」


・・・爽のひり出した巨大うんこ(ふなっしー)は・・ 凄まじい勢いでアナルより射出されたにも関わらず・・・ 1mラインをわずかに超えたところにその身を打ちつけ、無残に転がっていた・・・


うんこ(ふなっしー)「ふなふなふなぁ!! お前なにやってるっしー!」=3

爽「す、すまねえ・・・ 踊りながらうんこしたから、射出角度がズレて… 下に向かってうんこしちまった…」


憧「あ、あ、あいつ・・・! 何やってんの・・・?」ワナワナ

煌「こ、これはマズいですね…」

ユキ「あぁもう、爽さんのバカ・・・!」

咲「えっ、これ、もう、負けた…?」


はやり「えーっと、獅子原さんのラストうんこは・・・こりゃまたデカいねぇ… でも、飛距離は130cm… 重量は810gだから、130×810で、105300点が得点になるね・・・☆」


桃子「!」


はやり「ってことはつまり・・・ 東横さんがリードしていた110100点を超えていないので・・・」

はやり「この勝負・・・」


はやり「“排泄忍者チーム”大将の東横桃子さんの勝利いぃぃぃぃぃ!!!☆」ハヤヤッ!


桃子「や・・・やったっす―――――っっ!!」




★性紀の排泄対決・大将戦『“フライング・うんこ”対決』

 ○東横桃子(排泄忍者チーム) VS 獅子原爽(排泄大臣チーム)×


・点数まとめ

獅子原爽
一回目 アカギ    「57600点」
二回目 フリーザ   「26100点」
三回目 ふなっしー 「105300点」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    合計    『189000点』


東横桃子
一回目 磯野波平   「15600点」
二回目 タモリ   「178200点」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    合計    『193800点』

※桃子の3回目は無しで、4800点差で桃子の勝利決定




桃子「や・・・やったっす―――――っっ!!」



胡桃「あ、ああぁ・・・ か、勝った・・・!!」ペタン


両手を掲げて喜びを表している桃子の姿を見て、鹿倉胡桃は放心したように膝からくず折れ、ペタリと床にへたり込んでしまった。

常に毅然とした態度で、周りを励まし続けていた彼女・・・

しかしその小さな体の心の中では、ずっと敗北の恐怖に震えていたのである。


巴「や、やったぁぁ!! 桃子しは―――ん!!」ダキッ

桃子「狩宿さん・・・ 私、やったっすよおぉ!!」ヒシッ


抱き締め合う巴と桃子の美しい瞳からとめどもなく流れる涙が、この排泄対決の壮絶さを物語っていた。


睦月「・・・うむ!!」


喜びを分かち合う自分の後輩と仲間を見守りながら、津山睦月は今日一番の満足気な「うむ」を発してうなずいた。


照「……」


そんな中、宮永照の頭の中は、ミスドの期間限定マロンドーナツのことでいっぱいになっていたのだった・・・




<性紀の排泄対決>
 
 『排泄忍者チーム VS 排泄大臣チーム』 壮絶バトルのまとめ↓



★先鋒戦『スネークうんこ対決』

 ○狩宿巴(排泄忍者チーム) VS 新子憧(排泄大臣チーム)×


★次鋒戦『ザ・MAKIGUSO対決』

 ×宮永照(排泄忍者チーム) VS 宮永咲(排泄大臣チーム)○


★中堅戦『リアルうんこポイポイ対決』

 ×津山睦月(排泄忍者チーム) VS 真屋由暉子(排泄大臣チーム)○


★副将戦『“オシッコ de 日本地図”対決』

 ○鹿倉胡桃(排泄忍者チーム) VS 花田煌(排泄大臣チーム)×


★大将戦『“フライング・うんこ”対決』

 ○東横桃子(排泄忍者チーム) VS 獅子原爽(排泄大臣チーム)×


※三勝二敗で排泄忍者チームの勝利




 シハーン!  ヤッタッスウ――!!   ヨッシャカッタカッタア――!!


全身で喜びを表現する忍者チーム一同・・・

しかし勝負とは非情なもの・・・ 敗北を喫した大臣チームは、完全にお通夜ムードになっていた・・・


爽「うっぐ・・・ 東横… 悔しいが完敗だ…」

憧「ったくほんとにあんたって口だけ女よね…!」

煌「ま、まあまあ新子さん… 全力で闘って負けた以上、仕方ないですよ…」

ユキ「爽さん・・・ あなたは今回の不祥事で辞任に追い込まれるでしょう… 私はもうここで、おひまを頂きますね」

咲「私ももう愛想がつきました。 さようなら、爽さん」

爽「そそそそんにゃぁ! ちょっと待てよお前らぁ!!」=3


必死でユキと咲を引きとめようとする爽・・・

しかし・・・!!



桃子「真屋さんにリンシャンさん・・・ ちょっと待って下さいっす」


憧「・・・なに? 見ての通り私たちの負けなんだから… あなたたちは自由の身よ。 さっさとどっかに消えなさいよ!」

桃子「ふふっ、そうしてもいいんすけどね… 私にも、今回の排泄勝負を戦って、色々思うところがあったんすよ」

桃子「特にさっきのふなっしーLIVEを見て思ったんすけど… やっぱり、うんこは楽しくて気持ちのいいもので、人を幸せにするためにあるものっす…」

桃子「うんこで革命を起こすため・・・ 痔民党を転覆させて新しい時代を創るため・・・ と思って仕事をしてきたっすけど…」

桃子「私たちも本当は、うんこを撒き散らして人を不幸にするような仕事は、なるべくならしたくないんす」

爽「・・・だ、だから、なんなんだよ・・・?」

桃子「ふふっ、警視総監新子憧に、排泄省大臣の獅子原爽・・・ もし良かったら、私と取り引きしないっすか?」ニタア

憧「取り引き…?」


桃子「条件次第では、もう街にうんこを撒き散らすのをやめて、野党を裏切って痔民党に寝返ってもいいんすよ?」

爽「な、なんだと・・・?」

桃子「ただし、そうするには条件が二つあるっす」

桃子「一つは… この排泄忍者事件の犯人は別の犯人をでっち上げて解決し、私たちの罪は永遠に不問に付すこと…」

桃子「そして二つ目は、私たち5人を、排泄省や警察機関のお抱え潜入工作員として身分と仕事を保証すること…」

桃子「どうっすか? 条件が飲めないのなら、私たちはこれから首相官邸に潜入してうんこを撒き散らし… 獅子原さんも新子さんも辞職に追い込まれることになるでしょうね・・・」ニタニタ

憧「うっぐ・・・!」


爽と憧に選択の余地はなかった。
二人は桃子の言う通りの条件を飲み、なんとか辞職を免れたのである・・・






そして、一年後…

排泄省大臣獅子原爽は、数々の排泄プロジェクトを見事に成功させ、国民のうんこ排出量は劇的に上昇・・・! 日本の国際的信用も徐々に上がり、痔民党政権は磐石のものとなっていった…
そしてプライベートでは勿論、ユキと咲の二人とキャッキャウフフな生活を楽しんでいた。

一方、排泄省と警察機関のお抱え潜入工作員となった桃子たち5人は、世界中を飛び回ってそのステルス能力を発揮していた。
そう、主に政治的権力をもつ外国の要人の排泄シーンをこっそり激写し、それをネタにゆすったりなど、日本の外交戦略の貴重な資料集めに絶大な力を発揮していたのだ。

そんなある日のこと… 東京ドームでは、あるイベントが行われ、数万人の観客が集まる中、尋常ではない盛り上がりをみせていた。



 キャーキャー!  ワーワ――! ソーレウンコ、ウンコ、ウンコォォ―ー!!   イケイケウンコォ! ビバァ!ウンコォォ――!!


恒子『さあさあ! ついにやってまいりましたァ! 「第一回全国MAKIGUSO選手権」の決勝戦ん!!』

恒子『記念すべきこの第一回大会の頂点に立つのは果たして誰なのかァ?!』

恒子『この日本で最も強く美しいうんこをひり出せるのは誰なのかァ?!』

恒子『それが今! 決まろうとしています!』

恒子『では、選手の発表にまいりましょう! 二人とも、驚くべき強さを見せ、ここまで全く危なげなく勝ち上がってきました!』

恒子『さあ、入場です! まずはこの人! 現役の排泄省大臣、日本が誇るうんこの女王! 獅子原爽ァァ―――――!!』


 ワーワー! ピーピー!  サワヤサーン!  オネガイダイテ――!!  キャーキャ――!!


恒子『おおぉ凄まじい人気です! さすがは日本を救ったと言われる現役大臣ですね! さぁ、続きまして…』

恒子『対するはこの人ぉ! 獅子原大臣が生涯のライバルと認めるこの女性! 排泄省専属の美しき潜入工作員、東横桃子ォォ――――――!!』


 キャーキャー!!  モモコサァ――ン!  モモォー!!  マケルナー! キョウコソステルスウンコダァー!! カワイイヨォォーッ!  アアンハヤクウンコシテェ――!!


恒子『おおぉ! 大臣よりも大きな歓声が上がっています! 何しろこんなかわいいコがすごいうんこしちゃうんだからね!! そりゃ人気も出ますよ!!』


爽「おう、東横… ついに一年前のリベンジを果たす時が来たぜ・・・!」

桃子「ふふふ… 人気ではもう私の勝ちみたいっすけどね…」

爽「バーロォー! 今から私が爆勝して、人気もすべてかっさらってやるからな! 覚悟しろよっ!」

桃子「獅子原さんのその口が、フロックでないことを祈るっすよ…!」

爽「へっ、その自信に満ちた顔を、これから私のうんこで青ざめさせることができるかと思うと、ゾクゾクするぜ…!」


恒子『では先攻は獅子原爽選手! どうぞ排泄ステージに上がって下さい!』


爽「よっしゃぁ!!」ザッ


特設ステージに上がり、パンツを脱いでイキみ始めた爽・・・


爽「ふむむむむむむむむううぅぅ・・・・・!!」ゴゴゴゴォォ・・・

桃子「さ・・・さすがっすね! ものすごい糞闘気っす・・・!!」

爽「おう! 見てろよ・・・? ふんぬりやああああああぁぁっっ!!」ブリッ!


 ブリブリッ! ボピプァプウゥゥンッ!!!





「うんこと忍者」【咲-saki-】完尻


次回、~その4~「らぁめんと××××」【咲-saki-】【アイマス】に続く

次スレ↓
爽「トイレとコラボだよ!」貴音「なんと」
爽「トイレとコラボだよ!」貴音「なんと」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1439828868/)

以上で「トイレとコラボ」は完結です。
短編集のつもりが、まさかこんなクソ長くなるとは思ってもいませんでした。
安価やコンマで協力してくれた方、読んでくれた方、ありがとうございました。
引き続き続編や姉妹SSや本編を楽しんでもらえると嬉しいです。

ただ、こういうことは書き手が言うべきではないのかもしれませんが、今回はやり過ぎたと思っています。
キャラは公共の財産だと思うので、あまりにも過激なのは良くないと思うんですよね。
勿論書く以上は真剣に書きましたが、今後、本編でここまで過激な展開はまずないと思います。

ミスをした「ステルス」の件ですが、続編がすでに~その5~まで書き終わっているので、~その6~「ステルスとトイレ」というタイトルで、今日の夜か明日の夜にはちょこちょこ書いていこうと思います。

おつおつ

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