絵里「き、肝試し!?」 (36)

海未「ええ、希の発案なんですが...。」


希「ほら、ラブライブの決勝の舞台とかでガチガチに緊張してしまって普段通りのパフォーマンスができやんかったら大変やん?」


絵里「それはそうだけどよりによってなんで肝試しなのよぉ!」


希「精神力を鍛えるためやん、それに海未ちゃんは賛成してくれたんよ?」


絵里「海未ぃ!裏切ったわね!」


海未「そんな!?裏切っただなんて人聞きの悪い...。それに穂乃果たちも賛成してくれてますし」


穂乃果「うんうん、楽しめるし本番の緊張に打ち勝つためだし...ね?」

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絵里「そ、そんなぁ!うぅ...怖いチカ」


にこ「あれー?絵里、もしかしてオバケが怖いとか言わないわよねー?」


凛「?絵里ちゃんオバケが怖いのかにゃ?以外にゃー」


絵里「オバケが怖いんじゃないの...その...暗いところが...」


希「うーん?よう聞こえんなぁ...。」


花陽「か、かわいそうだよー!」


真姫「そうよ、かわいそうよ無駄に脅しちゃ。ただ廃墟を少し歩き回るだけよ...夜にね?」

絵里「夜に...夜に...」


穂乃果「さ、取り敢えず絵里ちゃんは置いておいて肝試しのための3つのグループをつくろう!」


真姫「どうやって決めるの?あんまり偏らない方がいいと思うんだけど...」


希「じゃあ各学年一人ずつの三人1チームにしよっか」


ことり「そうだね、じゃあくじをつくってくるね!」


凛「ことりちゃんありがとにゃー!」

____________


にこ「みんな、引いたわね! さ、開くわよ!」

チームA: 絵里,ことり,凛

チームB: にこ,海未,花陽

チームC: 希,穂乃果,真姫


真姫「ちょっと偏っちゃった気がするわね」


希「うーん、チームAが心配やね...。ことりちゃんがおるしなんとかなるかな?」


海未「泣き言いっても始まりませんよ、とりあえず夜8時に廃墟前集合でお願いします」


にこ「まぁ?にこにーは怖くないけどぉー?」


真姫「誰もにこちゃんの心配はしてないわよ」


穂乃果「じゃ、一旦解散で!また8時にねー!」

p.m 8:00

穂乃果「みんな、もう集まった?」

ことり「うん!絵里ちゃん以外はね...」

海未「まさか、来ないつもりですかね」

真姫「いや、エリーならあそこにいるわよ、あそこの木陰に」

絵里「こ、こんばんはぁー...。もう家に帰りたいわ...」

希「いつもの威勢のよさがないやん!せっかくやしたのしもー」


花陽「えーと、じゃあチームAから順番に行きしょうか...」


~~~~~~~~

絵里「こここ、ことり、凛!しっかり頼むわよ!」

凛「よーし!がんばっていっくにゃー!」

ことり「あはは...。なんとかなる...かな?」

絵里「えーと...こ、ここが入り口ね!」

凛「まだ入ってもないのにビクビクしすぎにゃー」

ことり「じゃ、あけまーす...」ギギィ

絵里「凛!早く懐中電灯つけて!」

凛「分かってるにゃー、まったく、絵里ちゃんにこんな一面があったとは驚きにゃ」

ことり「とりあえず、右でよかったよね?」

絵里「確かそうよ、これだけ暗いと道間違えが命取りになるから慎重にいきましょう...。」

凛「なんだかあんまり怖くないにゃー」

ことり「そうだね、ここまでは順調に来てるね」

バタンッ! ガラガラ

絵里「ひぃいい!!ななな、何か変な音がぁあ!」

ことり「落ち着いて絵里ちゃん、ちょっと調べてくるよ」

凛「凛もいくにゃー!」

絵里「ちょ、ちょ!待ってぇぇー!」

ヒイイイイ!


穂乃果「絵里ちゃんかな?ここまで悲鳴が聞こえてるね」

花陽「こ、怖そうですっ!」

真姫「なにも仕掛けとかはないはずだけど...」

絵里「こ、ことり!なにか見つけた?」

ことり「いや、なにもないよ。うーん気のせい...ではないもんね」

凛「あっ!包丁が落ちてるにゃー!」

絵里「え!?ほ、包丁...?」

ことり「本当だね...あの音とは関係ないけどちょっと怖いね」

絵里「と、とりあえずテンポよく進んでいきましょう!早く帰りたいわ...」

ことり「そうしたいんだけどこの肝試し企画の最大の目玉は2階にあるって、希ちゃんがいってたし行かないわけには...」

凛「なにかおもしろそーにゃ!早く二階いこー!」


ギシッギシッギシッ

絵里「この階段...今にも床が抜けそうね」

ことり「足元も散らかってるし...凛ちゃん!気をつけて登ってね!」

凛「わかってるにゃー!」

凛「!?いま人影が見えたにゃ!」

絵里「な、なんですって!...もう嫌よぉぉ!」

ことり「人影かぁ...廃墟だし幽霊とか?」

絵里「ちょっとお!ことりまで!」

凛「ちょっと追いかけてくるにゃ!」

ドタバタドタバタ

ことり「凛ちゃん!まっ...速いね...」

絵里「た、単独行動はやめなさいって...凛、懐中電灯もって行っちゃったのぉ!」

ことり「真っ暗だね、とりあえず携帯の明かりで足元ぐらいなら照らせるかな?」

絵里「さすがことり!ナイスよ!」

ことり「もう、絵里ちゃん怖がりすぎだよぉ...」

ニャアアアアアー!


ことえり「!?」

絵里「凛!?どうしたの!?...ここは先輩として行くしかないわ、ことり!」

ことり「だね、足元に気をつけて急ごう!」

ニャアアアアアー!ニャアアアアアー!

絵里「ん?ホントに凛なのかしら、本物の猫?」

ことり「いや、最初のは凛ちゃんで後のは本物の猫だよ」

絵里「よくわかるわね...」

ことり「あっ!凛ちゃんだよ!りんちゃーーーーん!!」

凛「二人とも!来ないで!っつ...。」

絵里「どうしたの!?りん_____」

ヒュンヒュン スパッスパッ

ことり「え、絵里ちゃん!頬から血が!」

絵里「え...?ガラスの破片...?」

凛「ここ、ガラスが割れててそこに凛がこけちゃって...」

ことり「!?凛ちゃん膝から血が...!」

絵里「凛、そこ、うごかないでね...」

ことり「絵里ちゃんも大丈夫...?中止にした方がいいんじゃないのかな..」

凛「そ、それはダメにゃ、みんな今日をとても楽しみにしてたし...」

パサッ

絵里「よいしょっと...そこに私の上着を投げたから凛はその上を上手に歩いて来て!」

凛「わかったにゃ!よいしょ、よいしょ...」ズザッズザッ

絵里「よし、取り敢えずこの部屋には入れないようにしておきましょう、凛の膝の怪我もはやくしなくちゃ...ね。」

ことり「うんしょ、うんしょ、これでよしっ!部屋は封鎖したよ!」

絵里「ありがとうことり、凛も一応応急処置はしたけど歩ける?」

凛「ありがとにゃ!...それにごめんにゃ、凛が急がなければこんなことには...」

絵里「楽しむのはいいけど怪我とかはダメだからね、これからは気をつけてね」

ことり「おかしい...希ちゃんは下調べの時は安全で少し足元が危ないってことしか言ってなかった...」

凛「そうにゃ!人影を追ってると突然大きな音がしてそこからはこのザマにゃ...」

絵里「ってことは、その人影がガラスを割ったのかしら...、とにかくはやく脱出しましょうか」

ことり「そうだね!急ごう!」

ーーーーーー

穂乃果「おそいなぁー...終わったらことりちゃんからメールが来るはずなのに」

希「なにかあったんかな?」

穂乃果「おっ、メール!えぇーっと...「今終わりました、足元が危ないので気をつけてください。」だって、うーん異常はなかったのかなぁ?」

ことり「いいの?怪我したって報告しなくて」

凛「うん、怪我しちゃったのは凛の自己責任だしそれで他のみんなの楽しみを奪うことになるのはいやにゃー...」

絵里「まぁ大丈夫でしょう...あの部屋もちゃんと封鎖したし、気になるのはあの人影だけどね。」

ことり「うん、追っかけても害がなかったし大丈夫...かな?取り敢えずここで皆をまってよっか。」

凛「そうだね、せっかくゴールしたしゆっくりしたいにゃー」

ーーーーーーーーーー


穂乃果「次はチームBの皆!ファイトだよっ! !」

海未「さぁ、いきましょうか..」

にこ「そうね、サクッといって楽々ゴールするニコッ☆」

花陽「が、がんばりましょうっ!」

海未「よいしょっ、扉、なかなか重いですね」

花陽「か、懐中電灯はまかせてくださいっ!」

にこ「なかなか雰囲気でてるわね...もう何か出てきそうな...」

海未「変なこと言わないでくださいよ...、暗いだけだと思えばこの程度...」

にこ「あれぇー?海未ちゃん怖いのぉ?意外と可愛いところあるにこっ☆」

海未「もう!にこっ!からかわないでください!」

花陽「あれ、足元になにか落ちてる...ほ、包丁!?」

海未「確かに包丁ですね、足元気をつけてくださいね...」

にこ「なんか色々落ちてるわね...雑誌に

にこ「なんか色々落ちてるわね...雑誌に服に...なんでもあるわね」

花陽「女の子用の服が多いね」

海未「きっと、前に住んでいた方が女性だったのでしょう」

にこ「なんだかんだで一階は歩きつくしたかな?怖かったのは包丁ぐらいね」

海未「そうですね、あまり怖くなくて内心ホッとしてます」

花陽「階段、階段...あっ、あった!」

にこ「えらく散らかった階段ね、足元気をつけなさいよ」

海未「ふふっ、にこからそんな言葉を聞くことがあるとは思いませんでした」

にこ「まぁねー、いつもチビたちの相手をしてると身に染み付くというか...って軽く馬鹿にしたわね!」

海未「してませんよ、面倒見のいいお姉さんではないですか」

花陽「あはは、にこちゃんは廃墟でも頼りになるね」

にこ「ふふーん、当然よ!」


ダッダーーーン!


にこうみぱな「!?」

海未「オルガンの音...ですよね?」

花陽「はい!恐らく...」

にこ「いよいよ怖くなって来たわね、まぁ、希の仕掛けかもと思うと怖さ半減だけど」

海未「そう思いたいところですが、希は仕掛けは一切してないといってましたよ。嘘ってこともあり得なくはないですが...」

花陽「うぅ...今のでちょっと足がすくんできたよう...」

にこ「しっかりしなさい、この二階を回ったらすぐにゴールだから」


海未「ん!?今、人影が...。追ってみましょうか、オルガンもそれのせいかもしれませんし」

花陽「え、えぇ!?おいかけるのぉ!」

にこ「先に回った3人組が驚かす側に回ったのかもしれないしね、追ってみましょ」


ガタン!ガチャガチャ


海未「?鍵をかけるような音が...この部屋ですね」

花陽「しっかりと閉ざされてるね、入れる気配がしないよ」

にこ「あっ!あっちに人影が!逃がさないわよぉ!!!」


ドタバタドタバタ ガッ

海未「!?にこ!待ってください!」

花陽「バタッて落としたけど、にこちゃん、大丈夫!?」

にこ「いったあーーい。オデコがものすごく痛い...って!?」

海未「にこ、頭から血が!!」

花陽「にこちゃん!どうしよ、どうしよう...!」

海未「と、取り敢えず落ち着いて、救急車を呼ばなくては!」

にこ「そんなに慌てないの、ちょっとガラスでこすっちゃっただけよ。血もそんなにでてないし」

花陽「にこちゃん、このタオル!おでこにまいて止血につかって!」

にこ「ありがと、花陽。まさか肝試しで怪我しちゃうとはね、、、」

海未「でもおかしいです...希は危険なものは取り除けるだけ取り除いたといっていましたし」

にこ「ここは取り除き忘れてたってことで許してあげましょう、さ、続けましょ」

花陽「いや、ダメだよ。ちゃんとお医者さんに診てもらわないと!」

海未「花陽の言う通りです!傷にガラス片が入ってるかもしれませんし、とにかく脱出しましょう!」

にこ「むぅ...海未、花陽!ごめんね私のせいで...」

海未「そこは謝らないでください。立場が少し違えば怪我をしていたのは私や花陽だったかもしれませんし」

花陽「そうだよ、気にしないで、にこちゃん!」

にこ「本当にごめん、また今度なにかおごってあげるわ」

ーーーーーーーーーー

穂乃果「海未ちゃんからメールだっ!「ゴールに着きました。道中色々ありましたが、足元にだけは気をつけるようにしてください。」だって。」

希「足元に気をつけろっていう内容おおいなぁ」

真姫「何かあったんじゃない?誰かさんが転んだとか...」

穂乃果「かもね...。じゃ、気を取り直してチームC!しゅっぱーつ!」

絵里「あら、チームBもゴールね。どうだった?」

にこ「どうもこうも...途中までは良かったんだけど私が転んで怪我して即終了ってかんじよ」

海未「しかしその様子だと凛と絵里も怪我しているじゃありませんか」

凛「こっちの怪我の原因は凛なんだけどね...」

絵里「こーら、凛、誰のせいでもないわよ」

ことり「でも当初聞いてたよりずいぶん足元が危なかったね」

花陽「そ、そうだよね。花陽達も結局足場のせいで危ない目にあったし...」

海未「それに途中に封鎖された部屋がありましたし...あんなことは希から聞いてませんね」

絵里「あぁ、あれは私たちがやったのよ。ガラスが部屋に散らばってて危なかったから」

にこ「なるほどね...。穂乃果達は無事に終えられるといいんだけど」

絵里「じゃ、怪我組は病院いきましょうか。悪いけど海未、ことり、花陽、後は頼んだわよー」

海未「分かりました。気をつけてくださいね」

穂乃果「うーん、始まりからこの扉は重いなぁ...」

希「今から始まるってかんじがしてええやん」

真姫「はしゃぐのはいいけど怪我だけしないように気をつけるのよ」

穂乃果「真姫ちゃんお母さんみたい...」

真姫「だっ!誰がっ!もうっ!」

希「かわいいなぁ、真姫ちゃんは」

真姫「この二人だと誰もこの流れを阻止してくれないから困るわ...」

穂乃果「さぁて、第一コーナーは右だったよね?」

真姫「そうよ、なんか全然怖くないわね...」

希「本番はまだまだこれからやん」

海未「そういえば、私たちは中で人影をみたんですが、ことり達は見ましたか?」

ことり「!私たちも人影、見たよ!凛ちゃんと絵里ちゃんの怪我の原因も間接的だけどそれのせい...」

海未「!にこの怪我にもあの人影が関節的に関係ありました...」

花陽「これって、まずいんじゃないのかな...?」

ことり「そうだね...警察に通報しておく?」

海未「でもなんといって通報するのですか?人影が...なんていってもイタズラだと思われるだけかもしれませんよ...」


ウーウーウー ファンファンファン


花陽「あれ...?よんでないのにきた...?」

海未「しかも止まりましたね。入り口の方に。もしかして私たち...」

ことり「大変なことに巻き込まれてるのかも!?」

穂乃果「足元に気をつけて歩いてみてるけど...」

真姫「特に危ないってわけでもないわね」

希「そりゃーうちが危ないものはできるだけ取り除いたし...」カツンッ


希「!?包丁...?」

穂乃果「えっ!?流石に怖すぎるよ!」

真姫「確かに包丁だわ。希、貴女いま危険物は取り除いたって...」

希「これは確かにおかしい...。先方の二組が包丁を持ち込んだ訳じゃなさそうやし...」

穂乃果「と、取り敢えずはやく二階に行こうよ!」

真姫「そうね、様子がおかしいわ...」

希「落ち着いて慎重に行こか...」


ウーウーウー! ファンファンファン!


のぞほのまき「!?」

穂乃果「パトカーの音...だね。近くで何かあったのかな」

真姫「そうね、ちょっと怖くなってきたわ。急ぎましょう」

希「階段...あれやね。??こんなに荒れてなかったはずなんやけど...」

真姫「これは...言いたくなかったんだけど、私たち以外に誰かいるのかもね...」

穂乃果「うん...でも意図してこんなことしているなら相当な悪い人かも...」

希「足元に気をつけて登ってな。なんかおかしいなぁ...。ん!?」

真姫「ど、どうしたの?希?」

希「人の気配がする...!二人ともうちから離れんといてな」

穂乃果「怖いよぅ...穂乃果、もう家に帰りたい...。ってうわぁ!あれ人影が!」

真姫「ちょっとぉ、おどかさないでよ!人影なんて...って!?」

希「幽霊ってわけやなさそうやね、取り敢えず予定とは違うけど迂回ルートでいこか」

真姫「希、あなた冷静ね...。あっ!もしかして貴女の仕掛けなんでしょ!?」

希「やったらよかったんやけど...。これはいやな予感しかせんわ...」

穂乃果「こんな時間にこんなところに居るなんて...私たちと同じ肝試しかな...?」

希「そう思いたいなぁ...。でも、その割りには騒ぎ声とか一切聞こえんやん...」


ドタドタバタバタ ドタドタ!

真姫「ちょっ!ちょっとお!足音が近づいてくるわ!」

穂乃果「あわわ!どうしようどうしよう」

希「2人ともこっちや!鍵付きの空き部屋があるから逃げ込むで!」

ガチャッ バタンッ!

穂乃果「ふぅ、これでなんとか...!?」


ドンドンドン! ガチャガチャ


希「開けようとしてる!?どうにかしやんと...このオンボロドアじゃ開けられるのは時間の問題や!」

穂乃果「そ、そんなぁ!なんとかしないと...!」

真姫「部屋にはモップと服と灰皿ぐらいしかないわ!」

ドンドンドン!


穂乃果「灰皿っ!私に貸して!」

希「モップはうちに貸してっ!どうにかするしかないんや...!」

真姫「2人とも!どうするつもりよ!」


ドンドンドン! バキッ!

海未「こっちにもパトカーがきましたね...」

ことり「だね、何事だろう...?」

花陽「もしかして中で見かけた人影と関係があるのかも..!?」


警察官A「君たち!ここで何をしているだい?」

海未「肝試しを...」

警察官A「なにぃ!? まだ中に誰か居るのか!?」

ことり「は、はいっ、穂乃果ちゃんと希ちゃんと真姫ちゃんが...」

警察官A「なんてことだ...!今ここに連続強盗殺人の犯人が潜伏しているという情報を掴んで来たんだ。早くなんとかしなくては...!」

海未「なんですって!?ど、ど、どうしましょう」

無線「A警部!どうしますか!」

警察官A「中に3人の子供が居る!細心の注意を払って突入しろ!」

無線「了解しました!」ガガッ

ことり「大変なことになっちゃった!..!三人ともどうか無事でいて...!」

真姫「あ、開いたわ...気をつけて...」

ギギィ...

穂乃果「ふんっ!」ビシュッ


ゴツーン


希「今やっ!そりゃあっ!」ゴスッゴスッ

真姫「の、希!ストップよ!もう白目むいてるわ!」

希「やりすぎてもうたなぁ...」

穂乃果「いや、この人包丁握ってるしこのくらいしなきゃまずかったよ」

真姫「と、取り敢えずこの服で腕を縛るわ」

希「うーん、サイレンの音はこの廃墟に向かってきてたってことやったんかな」

穂乃果「とにかく怪我せずに済んでよかったよ...」

ドタバタドタバタ

警察官B「警察だ!手をあげろ!って...ん?どういう状況だ?」

3人「ええっと......」


ーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーー


警察官達「これからは肝試しなんて馬鹿なことはやめるんだぞ!いつ何時こんなことになるかわからないんだから...」

怪我組以外「すみませんでしたっ!」

警察官A「とりあえず事情聴取のために署まで同行してもらう」

後日

穂乃果「まさか殺人犯がいたなんてね、生きて帰って来れただけでもラッキーだったよ...」

絵里「やっぱりこんな危ないことはするべきじゃなかったのよ...」

ことり「もしも穂乃果ちゃん達が殺されちゃってたと思うと...うぅっ、」グスン

希「ごめんな、うちが変な企画をしたから...」

花陽「でも皆無事でよかった...。」

凛「真姫ちゃんも無事で良かったにゃー!」

にこ「怪我はしたけどね、とにかく、私たち3年生はもっと責任感を持って行動しないと!わかった?」

希「身にしみました...」


ーーーーーーーーー


海未「それにしても希はモップで犯人をボコボコにしたと聞きました。剣道の心得が...?」

希「いや、無我夢中で振り下ろしてただけやよ...」

真姫「それも驚いたけど穂乃果の灰皿投げにも驚いたわ...」

穂乃果「あはは...あれが命中してなかったらと思うと怖いね...」

凛「またこんどμ'sで野球大会でもするにゃ!希ちゃんのバッティングと穂乃果ちゃんのピッチングがあれば面白くなりそうにゃ!」

絵里「それ、いいわね。もう怖いのも暗いのもごめんよ!」

ーおまけー

生徒会室

希「えりちー、帰りにパフェたべてかえらんー?」

絵里「わ、私は遠慮しとくわ。最近太ってきちゃって...」

希「ええん?断って...」パチッ

絵里「も、もう!希!早く電気つけてぇ!」

希「一緒にたべにいくよなぁー?」

絵里「わ、わ、わ、分かったわよ!」

希(ちょろい)




終わり



南中尋定@アナエル ?@nanchu_erosada 2月28日
愛されて当然だと思ってる人がその愛をなくした時どんな反応をするのかな。「あれ?え?希は私の味方よね?え?なんで?」てなるんだろうね。
のんたんがどんな気持ちで愛していたかなんて考えたこともなかったんだろうね。「いつもありがとう。希」とさえ言ったことなさそう。傲慢絢瀬だよね

南中尋定@アナエル ?@nanchu_erosada 5月21日
絢瀬[ピーーー]wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
流石にこれは[ピーーー]wwwwwwww氏ねじゃなくて[ピーーー]wwwwwwwwwwwwwwwwwwww

りんあ@のぞえりくれやがれください ?@sana0827 2月23日
東條のこと考えれば考える程胸痛くてほんと不憫な子だな幸せにしたいってなるのに
絢瀬のこと考えれば考える程優等生のメッキ剥がれて絢瀬お前マジってなるからもう早く東條幸せにすることだけ考えてなさいよ

†┏┛りんあ┗┓† ?@sana0827 6月3日
希ちゃんは希ちゃんだから大好きなんだけど絢瀬は希ちゃん大好きで希ちゃん幸せにしたくて頑張ってる絢瀬が大好きなんだよ
それ以外にふらふらしてる絢瀬は蹴り飛ばしたい勢いってくらい私のぞえり拗らせてる

†┏┛りんあ┗┓† ?@sana0827 11月6日
何回も言ってるけど、東條さんがふらふら浮気しちゃうのは許せても絢瀬さんのは許せない。だって東條さん浮気したとしても何だかんだ心は絢瀬さんの物で絶対揺るがないじゃないですか。
でも絢瀬さん浮気中は東條さんのこと忘れそうじゃないですか。。最後は東條さんの所に帰ってくるとしても。許さん

あおしろ@東條回いつですか ?@4windice5 21時間
絢瀬は一回東條さんの有難さを分かるべき。いつも隣にいるのが当たり前とか思ってるでしょあの人。
いやそれすらも思ってないな。東條さんが隣にいるのが当たり前すぎて何も感じてないでしょ。殴る。

あおしろ@東條回いつですか ?@4windice5 4月30日
のぞえり以外の絢瀬CPがダメとかそういうんじゃなくて絢瀬が希さん以外に目を向けてるのを見ると殴りたくなるっていうそういうことだから

巽谷* 5/14僕ラブ4ノ-17 ?@tatsumiya00 5月5日
アニメ見たのぞえり勢さ、多分絢瀬の「私はあなたの手に救われた」で号泣してるじゃん。
こいつ全く自分の隣見えてねえんだなって泣いてるじゃん。それでのんキチ化進行してる人多いじゃん?
GODもそうなんじゃないかと思ってる。SIDがあまりに理想ののぞえりすぎて

斗奏(はるか かなた)@びんるい絵斗音斗 @atanak_akurah ・ 57 分
ふざけんななんでうみばっかでてくんだよ!希と被りすぎなんだよ!
希センター曲だろ!マジキレソーーーーー!!!!!!!www

斗奏(はるか かなた)@びんるい絵斗音斗 @atanak_akurah ・ 54 分
あいつほんと希の邪魔しかしない!スノハレの嬉しさ返せまじ!

斗奏(はるか かなた)@びんるい絵斗音斗 ?@atanak_akurah 7分
@stardust_porter ラブライブのキャラでは本当に希の邪魔しかしないから!
のぞえりであってうみえりじゃないからまじで

ぐず ?@gzlive_zzzz 9月3日
絢瀬絵里という人は…
全宇宙ののんキチの代わりにのんちゃんを幸せにしなければならない使命を背負ってるんだなあ…

こづも ?@kdmo_walk 9月12日
絢瀬を奇跡とする希に絢瀬は感謝しなければならないのにあいつときたら!浮気を!するんだ!

南中尋定 @nanchu_erosada ・ 10月5日
希が余るくらいなら絵里が余れ。ソロライブしろ。希のためにソロライブしろ。

冬でも抱く夏でも抱く(肩) ?@nanchu_erosada 11月8日
よそはよそ、うちはうち ではないの?っていつも思うけど
それより甘やかされてる絢瀬さんへのイラつきがぱねえ。

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