モバP「甘える練習?」(10)

アイドルマスターシンデレラガールズのSSです。

短いです。

モバP「今日も仕事が終わるな」

楓「プロデューサー」

いきなり自分の担当アイドル、高垣楓に声をかけられた。

モバP「楓さん、どうしたんですか?」

楓「甘える練習をさせてください」

モバP「はい?」

何を言っているんだ?この25歳児は。

楓「…私って甘えるのが得意じゃなくて、そのせいでうまくいかなかった事がたくさんあって…」

モバP「それで練習したいと?」

楓「はい、そうすればお互いに…」

モバP「まあ、俺も仕事がそろそろ終わるし、その後でいいなら」

楓「わかりました」

花が咲いたような笑顔だ。

そして、仕事が終わる。

事務所のソファーで二人は…

楓「ではお願いします」

モバP「はい」

すると、バッグの中から楓は何かを取り出した。

楓「モバPちゃん!楓が甘える…にゃん」ネコミミ

猫耳をつけて、モバPに擦り寄る。

楓「にゃあにゃあ…」

顔を赤くしながらも猫のようにじゃれつく。

モバP(これはなかなか…)

楓にゃんに思わず固まる。

楓「か、楓は自分を…」

モバP(猫キャラを奪われるなんて失望しました。みくにゃんのファンやめて楓にゃんのファンになります)


みく「なんでにゃ!」

別の所で前川みくは叫ぶ。

楓「はあっ!もう無理っ!」

珍しく恥ずかしそうにモバPから離れる。恥ずかしさが限界突破したようだ。

楓「ど、どうでした?」

赤くなりながら上目遣いでこちらを見る。

モバP「あっ、はい、なかなか…」

言葉とは裏腹にかなりやられたモバP。

楓「そうですか…」ドヤッ

モバP「そうだ、甘えるついでに今日は俺がおごりますよ」

楓「えっ?いいんですか?」

モバP「はい、存分に甘えてください」

楓「やったあ!」

楓さんの笑顔が…

モバP「そんな子供みたいにはしゃがないでください」

しかし、つとめて冷静に対処しないとな。


居酒屋にて…

モバP「かんぱーい」

楓「かんぱーい」

色々食べる二人。

楓「プロデューサー、あーん」アーン

なぜかあーんと口を開ける楓。

モバP「こういう場合は俺が食べさせてもらうんじゃあ…」

とはいえ、楓の口に食べ物を運ぶ。

楓「もぐもぐ、おいしいです」ニコリ

なんか少しづつ、甘えるのに遠慮がなくなっているような…


別の日…

楓「プロデューサー…ふふっ」ダキッ

事務所でいきなり抱き付く楓。

モバP「仕事終わったんですか?」

楓「はい、ですから頭をなでなでしてください」ドヤッ

無言で頭をなでなでする。

楓「ふうっ!ありがとうございます」

すっかり甘え上手になりつつあった。


さらに別の日…

楓「モバPせんせえ、かえでにいい子いい子してー」

事務所でまた甘えてくる。しかし、そのネタを仕込んだのか…

ナデナデナデナデ

楓「やんっ!」

なんか退行してないか?


楓「甘えると思わず構えますね…ふふっ」

モバP「………」ナデナデ

今思うと、この時感覚が完全にマヒしていたと思う…気がついたら俺は…

楓「結婚は結構いいもの…ふふっ」

なぜか俺はタキシードを着て、楓はウェディングドレスだ。

ここは教会…そうか、俺は楓をずっと甘やかしていたら…

楓「一生、甘えさせてくださいね?」

幸せそうな笑顔だ。そして俺は考えるのをやめた…


俺「はい…」

二人は幸せな(?)キスをして終了!


終わり!

という訳で完結作をまとめるスレに書き込みます!

11時頃に…ありがとうございました!

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