男「あれ?」(17)

男「何かおかしな気分だ…」フワッ

男「体がめちゃくちゃ軽いんだが…」フワッ

男「ん?母ちゃん泣いてる…」

男「おいww母ちゃんwwww長い箱見ながら泣くってww」

男「どんだけ長い箱に未練あるんだよwww」

母「あはぁぁあぁーっ!嫌あぁぁ!」ボロボロ

男「…マジ泣きっすか……」

男「この箱に何が入ってんだよ……」

期待

とってもおもしろそうな予感

一目見たら何かわかるだろ、あの箱は

サランラップの箱…………だといいなぁ

>>5ワロタwww

母「ごめんねー!!お母さんのせいよぉぉぉぉ!!」グワアア

男「なんだよ……重苦しいな…」イライラ

男「そこの箱に何が入ってんだよぉぉぉぉ!!」ガバッ

男「!?」ビクッ

グワアアって母怖いな

サランラップの箱見ながら泣く母ちゃんwwww

母「……無理ね……」

母「もう終わったことだもの…」

母「フフッ。私も母親失格ね…」グッタリ

母「せめて…結婚相手さえ間違えてなければなぁ……」グッタリ

母「まぁ…あの人はあの人で良かったんですけどね」グッタリ

男「うわぁぁぁぁぁぁ!!!」ドキンッ!! ブルッ!!

男「……何も……何も入ってないんだ……」ハァハァ

男「ここ、、、、この中には、、、ハァハァ、、びぐっ…グハァ…」ハァハァ

男「なんで……」

母「ねぇ…男ちゃん…お母さんね……思うの…」

男「!?」ブルッ

母「男ちゃん……私ね。人生で幾つかの汚点があったの」

男「………」

母「まあ聞こえてないでしょうけど言わせてね」ニカッ

男「!!!!!!??????!!???」

母「最初はあの親に生まれたことね」

母「次はあなたのお父さんと出会ったこと……」

男「父ちゃん……」

母「ふふっ。まぁこれも今だから話せるのよね」

男「……」

母「あの人はね、一流企業に勤めて、家族の為にも
尽くしてくれた。理想的な人だったなぁ。」

男「……俺は見えないのか…」

母「だけどね。今朝言われたの…」

…………………………………………………………

父「おい!母これは何なんだ?」ギラッ

母「何よぉ!?朝からキレて!」ヒャドッ

父「何で朝ごはんが昨日の残りなんだよぉ!」メラッ

母「……わ、悪い?」イオッ

父「それは大して怒ってない」ドルッマ

母「じゃ…じゃあ何に怒ってんのよ!」デインッ

父「なんで……」

母「え?」

父「何でサランラップがかかってんだよぉぉぉ!!」マダンテェ!!

母「そのあと、あの人はここに入ってたサランラップを全て
グチャグチャにして捨てたの…」グッタリ

男「……」

母「バカよね。私も…あの人のサランラップ嫌い忘れるなんて…
というかサランラップに付いてる水滴の何がいけないの?
おかしいじゃない!!しかもこの……もう手遅れだけど…」

母「全てのサランラップを捨てる必要なんて合ったの!?」

母「ふふふ。でも私がおかしいのよね……。
最初に夫を選ぶ時にサランラップが好きか嫌いか
確かめないなんて……ドジだったわねぇ……」

男「普通確かめないだろ……」

母「まあいいわ。この箱には今あれが入ってるもの…」

男「……」アレカ

外野がサランラップサランラップ言ってるのを無理して取り込んだら
スベっちゃった感じだね

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