いじめられっ子「コ、コマンドー...?」幼馴染「そう」 (139)

コマンドーはアメリカで生まれました。日本の作品じゃありません。アメリカのオリジナルです。
しばし名言を忘れましたが、今や巻き戻しの時です。
「シュワルツネッガーは好きだ」
シュワちゃんがお好き?結構、ではますます好きになりますよ。さぁさ読んでどうぞ。
シュワちゃんのニューssです。クソでしょう?んああ仰らないで。コマンドーのss、でもコマンドーなんて見かけだけで、
他作品は入るし終始うるさいわ、下ネタは多いわ、ろくな事はない。内容もたっぷりありますよ。
どんな読者の方でも大丈夫。どうぞ読んでみてください、最悪のクソでしょう?余裕のクソだ。
クソさが違いますよ。
「一番気に入ってるのは......」
何です?
「他作品の多さだ」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1425030888

いじめられっ子(以下男)「なにそれ................」

幼馴染「映画よ。男らしい筋肉映画。これを見ればアンタの内気な性格も少しは変わると思って」

男「................変われないよ」

幼馴染「あんたあのゴミクズカスゲスの4人に毎日ボコボコにされて悔しくないわけ!?
これじゃあお先真っ暗よ!学校じゃあんたは死んだと思われてるわ!」

男「.........................」グッ

幼馴染「今は新学期に向けての休み期間。何もすることないでしょう?」

幼馴染「とりあえずDVD置いておくわ。それ関連の映画もね」ドン

男「ボク.......そんなの見たくないよ........もっとアニメとか」

幼馴染「この先どうなるかはあんた次第。無事人生を取り戻したければ......私に協力しろ、OK?」

男「お、OK............?」

男「.........ゲームとかしたいのになぁ.....」ポチッ

男「なんだよコレ、ただの筋肉じゃんか」

<アレハウソダ ウワァァァァァァァァァ

男「.............強いってカッコイイな......」

<ミテコイカルロ

男「ボクも........こんなに強くなれたら........」

<フザケヤガッテェェェ!

男「筋肉があれば.........いじめられなくなるかな......」




『おい男、英語の教科書貸せよ』

『えっ....はい.........』

『宿題頼むわwww』

『.....................』

『俺の言うことが聞けねぇのか?』

『ご、ごめんなさいっ............』

『お前は俺達のなんだ?』

『奴隷..................です......』

男「...........................」

幼馴染「あら、あんた何してるのよ」

男「筋トレ.....だよ!フンッ!フン!」

幼馴染「どうやら影響されたみたいね。シュワちゃんにでもなるつもりかしら?」

男「なりたい!フン!なりたいんだ!筋肉をつけて!みんなを見返すんだ!」

幼馴染「そうね、今のあんたは脂肪だけで貧弱のスモウレスラー。
それじゃあ馬鹿にされるのも納得だわ。土俵に上がる事すら許されてない」

男「ボクは..........変わるんだ!」

@新学期


男子A「ん?今朝から男子Cの姿が見えんな」

男子B「男子Cは退学通知を受けた身だ」

男子D「ああ、楽しんで単位を落としたからな」

女子A「毎晩彼氏とヤッて腰が痛いのなんの、今度はケツでヤらせてくれだってよ!」

女子B「おう間違えて漏らさねぇようになぁ!ぬっへっへへへwwwwwwww」

ガラガラ

ゲス「かったりぃーぜ」

ゴミ「男はまだ来てねェのか?」

クズ「来ねぇよwwww俺達がどんだけ可愛がってやったと思ってるwwww」

カス「まったくお笑いだ」

一同「(男をいじめてるクソ野郎共のお出ましだ..........)」

幼馴染「男は必ず来るわ」

ゴミ「おっ、幼馴染ちゃん!新学期になっても相変わらず綺麗だ。あいつは来ねぇよ。
そんなことより、どうだ?俺と夜のドンパチやらねぇか?俺のバルベルデがベラスケスする程によぉ!」

カス「そこから温かいバターがトロっとか?えっへ、えっへへへへwwwwwwwwwww」

幼馴染「.....お前達をぶち殺せと言われたら、タダでも喜んでやるわ」

ゲス「おたくみてぇなイイ女はもっと遊ばなきゃだめだよぉ」

幼馴染「やめて、あたしにかまわないで頂戴」

クズ「そうカッカするなよぉ、金か?10万ドルでいいか?おたくも悪い女だねぇ。
10万ドルあればピザが何枚食えると思う?」

カス「そういうこと考えてっからアメリカ人はデブだの肥満大国だの脂肪率と笑われるんだ!」

ゴミ「おいおい俺らはアメリカさんじゃない。もっと小せぇ国だ」

ゲス「それはアッチの話か?」

4人「あーっはっはっはwwwwwwwwww」

幼馴染「............」

クズ「それで、だ。男が来るって?奴ぁ俺達がうんと可愛がってやった。それはもう立ち直れないくらいになぁ」

ゴミ「あの野郎苦し間際に何て言ったと思う?幼馴染ちゃんの名前を叫びやがった。気に入らねェ。
ガキならガキらしくママの名前でも叫べばいいんだ。それに来たってまた俺達にボコされるだけだぜ。
それが永遠に繰り返す、ループだ。わかるか?」

幼馴染「見てらっしゃい、アンタなんて男にひねりつぶされるから!」

ゴミ「ケッ、アバズレがぁ」

クズ「俺達が一斉にかかったらお前は抵抗できないんだぜ?」


「口だけは達者なトーシロばかり、よく揃えたもんですな」


全員「!?」

♪木こりのテーマ♪

ゲス「何だこの曲は!?」


\  デェェェェェェェェェェェン  /
筋肉モリモリマッチョマンの変態(男)

カス「な、なんだありゃ!」

ゴミ「なんだお!」

男「男だよ、元お前らの奴隷のな」

全員「!!?」

幼馴染「(影響され過ぎたみたい..........ただのメイトリクス大佐だわ)」

クズ「な、男!?殺されたんじゃ!」

男「残念だったな、トリックだよ」

男「アレぐらいで何度も血反吐を吐いてきた俺が死ぬとでも思ったのか?このマヌケ!
俺は生まれ変わった.........今の俺なら瞬きする間に(パチン)皆殺しにできる。忘れないことだ」

クズ「へっへへ........随分と力付けてみたいじゃねェか..........だがそれは見せかけの筋肉だ。
俺にはわかんだよぉ。筋肉ってのはなぁ警察犬に噛まれても歯を折ってなんぼだぜ!」

男「やるかこの野郎!!」クワッ!

クズ「なっ!や、やるってのかこん畜生!」

担任「その前に始業式だ!それくらいわかるだろぅッ!!」

全員「!!」

クズ「............フン、てめぇみてぇな奴に幼馴染ちゃんはもったいねぇ。幼馴染ちゃんの面倒は俺がしっかり見ててやるよw」

男「面白い奴だな、気に入った。殺すのは最後にしてやる」

クズ「........................」

@始業式


校長「お前らは我々の作ったテストの解答を盗みばら撒いた。そのお前らが我々を『クソ教師』と呼ぶぅ!!
だが今、迫害された教師の手に、生徒に反撃する強力な権利が与えられた。良く聞け、全校生徒よ。
職員室前から全ての不良生徒を撤退させろ!即刻ぅ!そして永遠になぁ!
教科のジハード(テスト)は要求が通るまでお前らの主要教科を毎週、ひとつずつ!落としていくことを宣言する。
ただし、全科目のテストはこの体育館で実施させる。我々の力をお前らに示すために、我らの人権尊重の意志の証として!
しかしだ!要求が入れられない時は、我らは迷うことなく生徒の主要な教科へのばぁくだん攻勢を開始するだろう!
週に一つぅ!................?」

教頭「...........バッテリー切れです」

校長「切れたらさっさと入れ替えろマヌケェ......」

教頭「すぐ取ってきます.......職員室から...」ダッ!!

生徒「......................」

校長「...........まぁいいだろう......学年主任!お前も一言、このアヒル共に言ってやれ」

学年主任「え~.....私事でも恐縮だが、つい先日彼女のアソコに鼻突っ込んで、ヘヘッこう言った。
『オオッ、ホントにでけえな!オオッ、ホントにでけえな!』何で2度も言うのよって聞くから、
『言ってねえよ』って。ヘッ、わかるか?ヘヘッ二度目はこだまだ。中でほら、ヘヘッヘッフッハッハッハッハwwwww」

生徒「........................」

校長「ふざけやがってぇぇぇぇぇ!!!」

ドカ!バキ!ドゴ!ボゴォ!

生徒「..........................」

男「........正面から攻め、よろけたところで左頬に一発、勢いで右頬にもう一発.....」ブツブツ

女子C「彼、ホントにあの男なの....?前と随分雰囲気が違うじゃない」ヒソヒソ

女子D「雰囲気どころじゃないわ!もう何もかも違うわよ!偽物だわ!」

女子C「でも案外イケてんじゃない?」

女子E「まさに男ってカンジ。それもとびっきりのアメリカン。好きよ」

ゴミクズカスゲス「............................」

男「何とも勉強になる始業式だった」

幼馴染「現代に必要?あの戦闘技術」

先生「早く席に着くんだ。出席を取るぞ」

ガラガラ

担任「遅刻だ」

友「道が混んでた」

友「ん!?男!この野郎生きていたのか!」パシィ グググ

男 パシィ グググググ

男「どうした?数学のホームワークで鈍ったのか?あ?」

男「降参か?」

友「誰がお前なんかに負けるか..................フゥ、わかった降参だよ!」

男「強情なのは変わってないな」

友「久しぶりだな男、お前は随分と変わったな!何だこの似合わない筋肉は」

男「ほっとけ余計なお世話だ」

男「まぁ席に座れ。立ってちゃ疲れて話もできやしない」

友「あぁ」

友「クラス打ち上げの参加は何故断った?」

男「俺のスタイルじゃなかった」

友「親睦にスタイルもクソもあるか。ハハハ言えよ、何故断った」

男「俺はぼっちだ。リア充じゃない」

幼馴染「そういうアンタも来てないじゃない」

友「おろ?幼馴染ちゃんは行ったのか?まさか」

幼馴染「お友達に聞いただけよ。行くわけないわ。あんなクソ溜めみたいなところ」

友「言うことが派手だねぇ」

友「じゃその夜は暇だったろうな。もしかして違う場所にイッてたのか?」

幼馴染「物理的と法的、どっちがお好み?」

友「どっちも好まねぇよ。はいはいスイマセンでした。けっ!」

担任「二限目から通常授業だ。あと男は生徒指導室に来るように」

男「はっ!」ビシィ!

友「教師にも敬礼かよ。完全に毒されてやがる」

幼馴染「あなたもよ。二人に貸してよかったわ」


@生徒指導室


ガラガラ

担任「ハッ!もう先に来てたか。.........静かに素早くか、変わらんな」

男「あなたに教わったんですよ。それで話ってなんです?」

担任「我々教師は君に対するいじめを何度も目にしてきた。注意や生活態度の見直し、保護者との面談........
出来る限りの事は尽くしたが鎮火されなかった」

男「その件に関しては問題ないでしょう。今朝、奴らはビビっていました」

担任「だろうな...........この短期間で君に何があったかはわからないが、良い方向だということはわかるよ。
少し安心した..........」

男「しかし、奴らのいじめはそれはひどいものだった。カンボジアでの生活が天国に思える」

担任「あの4人に復讐するつもりかね?」

男「わかりません。しかしそうすると作戦は?」

担任「スピードが命だ。三日で済ませよう。帰り道を辿って家を突き止め爆破して痕跡を残さず引き上げる
..................というのは冗談だ。いいね?何かあったら報告しろ。我々が対処する」

男「.................了解」

友「お説教かい?」

男「あぁ、大事な大事なお説教だったよ」

友「大体予想はつくがな。お前、一日どれだけ筋トレしたんだ?」

男「アニメやゲームの時間を全てそれに変えた」

友「じゃあ一日の三分の二ってことか!?体が壊れちまうよ!」

男「現に壊れてないから大丈夫だ」

幼馴染「私もサポートしてたから問題なしよ」

友「お前の話は聞いたが、久しぶりに会った俺の話には興味なしか?」

男「そうだな、弟君とは仲直りしたのか?」

友「弟?あぁ、俺がヤドカリマンとかいう趣味の悪いオモチャを踏んづけたって話か?んいやぁ全然。
前にも言ったが、悪いのは俺じゃあない。片づけなかったアイツが悪いんだ!全面的にィ!
遊んだオモチャは片づけろとママに死ぬほど言われてきた。それを破った!それになんだあのキャラクター!
片腕のハサミがロケットパンチみてぇに飛ぶんだってよ!そのまま敵の首を掴んでどうすると思う?
チョキン、だよ。信じられるか?中世のフランスかよ、ペッ!児童向けだぞ児童向け。それこそ血はでないが、規制はなし。
教育に良くないったらありゃしねぇ。日本でもギリギリだってのに、アメリカだったら即告訴モンだよ全く」

男「幼馴染、悪いが今朝の学年だよりを見せてくれ。どうやらなくしたみたいだ」

幼馴染「大したこと書いてないわよ」

男「ならいい」

友「そしたら『慰謝料よこせ』だってよ!弁償じゃねェ慰謝料だよ!オモチャに人権があると思ってやがる。
クソガキがどこでそんな言葉覚えてきたが知らんが、兄貴としてはこりゃまたオツムの弱い弟を持っちまったってカンジさ!
そんでもって人権なんかねーよって片方の腕もへし折ってやったら、『ハサミサイル!』つって俺の首を思いっきり掴んできやがった!
俺が喘息持ちって知ってるクセに!オイ聞いてんのか?」

男「聞いてるよ、で、そのザリガニマンがどうしたって?」

友「聞いてねぇじゃねーか!ヤドカリマンだよ!ヤ・ド・カ・リ・マ・ン!」

キーンコーンカーンコーン


友「あっやべぇ授業だ。初日からホント面倒だぜ」

男「ん?英語の教科書がないぞ............そういえば」スタスタスタ

男「おいクズ、俺から借りた英語の教科書を返せ」

クズ「ぬおっ、これのことか?ほらよ」ポイッ

男「.....................」ペラペラペラ

男「おい出せよ」

クズ「なんのこった」

男「ページが9~12に飛んでる。10,11ページはどこだ」

クズ「え?タイプミスかなぁ」

男「抜き取ったページをよこせ!」窓バリィィィィィン!!

クズ「.........................」

一同「.........................」

クズ「わかったよ..........」ガサゴソ

一同「(窓を素手で割っちゃった..........)」

@英語

先生「ペラペラ」

男「何て言ってるんだ?」

友「すまねぇ、英語はさっぱりなんだ」

ゴミ「(.........窓ガラスを素手で簡単に.......)」

クズ「周りの目もだんだん変わってきてやがる......尊敬の眼差しだ。
女子に至っては一定層に人気が出てやがるな.......どいつもこいつも男を見てやがる」ヒソヒソ

ゲス「とことん気に食わねェ野郎だぜ.......前まであんなにウジウジしてたくせに......」ヒソヒソ

カス「.......だが、あの友もなんか雰囲気が変わってねぇか?」ヒソヒソ

ゴミ「奴は前からお調子者だったぞ?何も変わってないように思えるが」

カス「ま、いずれ両方ともヤッてやるからな」

クズ「ケツをか?それは勘弁してくれ。おれはホモじゃない」

ゴミ「誰もそんな事言ってねぇよ。そんな事考えるお前がいっちばんホモだ!」

四人「ハァーハッハァwwwwwwwwwwwwwwww」

先生「うるせぇ黙れ!ぶっ殺すぞ!」

友「あんなセリフ言うのか?あの人」

@体育

友「おいおい早くしろよ、もう皆校庭に集合してる。ただのサッカーだぞ?何をそんなに用意するものがあるんだ」

男「先に行っててくれ。『奴は腹を壊した』とでも伝えておけ」

友「了解、デッケェの漏らしたって伝えとくぜwww」

男「................好きにしろ」ガタ ガチャ スチャ スチャ

@校庭


友「だからよ、アンタらのチームに男を入れるぜ」

他クラス男子A「オーイェイェイェイェふざけんなこんなのありかよ、マジで契約違反だ。
書類にバッテンつけて頼んだのに男なんてよこしやがって!
ピザのトッピングにカナディアンベーコン頼んだのにジャーマンソーセージ乗っけてきたようなもんさ。詐欺だよ詐・欺!」

他クラス男子B「授業は授業だが遊びじゃあない、俺達運動部にとってはマジで真剣な試合だぞ?
男なんてノロマでヘロッチィ奴なんかチームに欲しかねぇ。いるだけで邪魔だ。お前らもそう思うだろ?」

一同「.............................」

他クラス男子B「ん.........?一体なんだその顔は。みんなして。え?」



タッタッタ.........

男「失礼、俺はどのチームに配属される?」

男子E「運動部のチームだ」

男「何故ここにいる運動部員を使わず、俺を呼んだんだ?」

男子E「どこかのバカがお前を適任だと推薦したんだよ」

友「そういうこったぜ」

他クラス一同「(............何あの筋肉モリモリマッチョマン.......怖い......)」

友「時間かけた割に軽装備じゃないの。一体何をしてたんだ?」

男「後でわかるかも」

友「ふーん、まいいや。で、お前はどうする?運動部のチームに入るか?それとも運動音痴のチーム?」

男「いつものチームでいい」

友「やっぱエリートの方に入りたがらないか。オーケー、伝えてくらぁ」




カス「おっ........奴はお前と初戦のチームみたいだぜ?」

クズ「やってやるよ........バレねェ程度にギッタギタにしてやる.....」

ゴミ「バレねぇ程度にか、器用だねぇ。やっちめぇ!」

ゲス「見世物にしてやれ」

男子E「このチーム......大丈夫かな.........」

男「心配ない、お荷物はこいつだけだ」

友「今度余計な事を言うと口を縫い合わすぞ」

男「冗談だよ、ここのポジは任せたぞ。ちゃんとやれるよな?」

友「さっさと行けぇ☆」

体育先生「それでは試合を始めます」

男「失礼、どのくらいやるのかな?」

先生「プレイ時間は11時間を予定しております」

男「どうも、それじゃあ今日は帰れそうにないな」

ホイッスル<ピィ―――――ッ!!

相手チーム「ぼっちだからって容赦しねぇ!」

クズ「叩きのめしてやっ!!」



バスゥッ!!



一同「!!?」

友「あんらら」

男「入ったぞ、一点」

カスゴミゲス「.................え?」

男「ネットに穴が開いたか。まぁ仕方ない」

友「初めから飛ばし過ぎだよん。もうちっと溜めなくっちゃ」

男「溜めすぎは良くないと聞いた」

友「それは違うボールの話」

他クラス男子C「見えなかった..........サッカー部の俺が......」パクパク

カス「お、おい!落ちこんどる場合か!」

他クラス男子D「あの野郎.......正気じゃねぇ.....」

男「蹴ったのは左足だ。効き足じゃないんだぜ」

ホイッスル<ピィ―――――ッ!!

男「.........なんだ?攻めないのか」

一同「うぉぉぉぉぉぉ!!かかれぇぇぇ!!」ダダダダ

男「パス」ヒュン

友「うぉ」パシ

他男子E「パスが見えねぇ!?」

友「へい男!」

男 パシ

男「シュート!」

クズ「させねぇよ!」

男「!?」

男子F「おれが一年の時、チームにクズが入ってきたけど、プレーが破壊的だって評判悪かったぞ」

男子G「何でだ?」



クズ「オラァ!」

ガスッ!

男「ぐっ!?」

クズ「おっと悪ぃな、足が滑っちまったよwww」

友「男のすねを蹴りやがった、あれは故意だ」

クズ「シュート!」

バスッ

クズ「おっほwww入っちまったぜぇ!」

ゴミカス「アーッハッハッハwwwwwwwwww」



男子G「ん~、その通りかもな」



男「クソッタレめぇ..............」

友「おいおい大丈夫かよ。ほら掴まれ」グイ

男「........すまない」

友「俺の思った通りだ。やっぱり仕掛けてきやがった。どうするダッチ」

男「プレーは続ける...........次、何もなければな」

友「何もないとは思えないけどね」

クズ「............フッフッフ.....」

ホイッスル<ピィ―――ッ!!

クズ「ボールをフッ飛ばしてやる!」

友「おぉ物騒だね。荒れてやがる」

クズ「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」ダダダ

男「真っ向から挑んでくるか、度胸はあるな」

男「友、パス!?」ガッ!!

クズ「お?足ごと蹴っちまった。邪魔だったんでな、つい」

友「ひでぇことしやがる....」

男「.........................」

男「.....申し訳ないカービー将軍、手を出さずにはいられない」

ビュゥゥゥゥゥゥゥ




男子A「おぉ風が強いな。見ろ、砂が。あらららら」

男子B「こりゃ気の毒だねぇ。あれじゃロクにプレーできない」




クズ「ぺっ!ぺっ!砂食っちまった.........」

クズ「周りが見えねェな..........」

クズ「おい!球はどこだ!」

男「弾はここだよ」スチャ

クズ「え」

男 ズダダダダダダダダダ!!!

クズ「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ァァァァァ!!!!!!!!」

ズダダダダダダ バララララララ チュンチュンチュンチュン

友「あんの馬鹿おっぱじめやがった!さっきの用意はこれかよ!」

友「いってぇ!?いって!!振り回してやがるなアイツ!」

グワァァァァ! イタァ!? ギャァァァァ シヌシヌ!

男「おっと、他の奴にも当たってるようだな。オイ吐けよ、ゴミ達は俺をどうするつもりだった!」

クズ「し、知らんよ!」

男「見上げた忠誠心だクズ、だがな!てめぇの命を張る程値打ちのある相手か!さぁ頭を冷やしてよく考えてみろ!」

クズ「ひっぃ......もう許してくれ.........」

男「お前は最後に殺すと約束したな」

クズ「そ、そうだ大佐、た、助けて」

男「あれは嘘だ」

クズ「ウワァァァァァァァァ!!!」

..........................................


...................ビュゥゥゥ.....


ヒュォォォォォ.........


男「....................」ザッザッ

男「おい大丈夫か」トントン

友「死んでんじゃない?」

男「生きてるよ」

友「それにしても派手にやりすぎじゃねーか?みんな気絶してる。教師に知られたらマズイんじゃ?」

男「問題ない。真っ先に狙った」

先生 チーン

友「こりゃ記憶もぶっ飛んでそ。器用にやるわアンタ」

クズ ボロボロ

友「ひでぇなこりゃ」

友「だがこんなことして大丈夫なのか?さすがにあの担任もキレるぞ?」

男「仏の顔も三度までと言うだろ」

友「馬鹿野郎、クズカスゲスゴミで4人だ、4度だ。さすがの仏様でも四度目はブチギレさ」

男「死んでないから大丈夫だ。それに軽い怪我。ショックを与えただけだ」

クズ「................いってて..........」ムクリ

クズ「!!!?」

クズ「ひ、ヒィィィィィィィ!!」ダッ!!!

男「..................だろ?」

友「...........」

友「おい待てよ男、アンタどうかしてるぞ?授業中に教師を撃って記憶を全部飛ばす気か?
公私混同どころの騒ぎじゃない。ひいては学校の安全に関わることだ。分かっているのか男!
いくらなんでもやりすぎだろ、ほっとく訳にはいかない!」

男「上に報告するか?」

友「下手すりゃこっちも巻き添えを食らうんだ!道連れはごめんだよ。お前の面子は潰れた。
ゴミもみんな幼馴染ちゃんに好意を寄せてる。みじめになるのもわかる。でも男だろ?現実を受け止めろ!」

男「君がその気なら俺も報告するぞ」

友「何言ってんだ俺は清廉潔白だよ。牧師さんにも負けないぐらい!」

男「中間のテストを全教科ふいにしたことがあったな。女にナニさせて!」

友「.....................えっ、知っていたの?」

男「フン!」

友「.......................次は数学だよ!」

@生徒指導室



担任「メイトリックス、手を出すなと言っただろう」

男「奴から仕掛けられました。黙ってろとでも?」

担任「真っ先に私を頼れと言ったんだ。今の君は周りも巻き込みかねん」

男「それはいわゆる、コラテラル・ダメージというものに過ぎません。軍事目的のための、致し方ない犠牲です」

担任「うーむ.......では君が問題を起こさず、いじめられなくなるまでジャクソンとハリスを警護に付けといてやる」

男「優秀ですか?」

担任「優秀だ、おそらく君には及ばないが」

男「嬉しいお言葉ですが、お断りします。これは私一人で解決すべき問題です」

担任「しかしだな大佐」

男「カービー将軍」

担任「.......................わかった、私の負けだメイトリックス。我々は死体の回収を手伝うさ」

男「死体など出ませんよ」

幼馴染「校庭がやけに騒がしいと思ってたらやっぱりドンパチやってたのね」

男「授業の邪魔をしてすまなかったね」

幼馴染「いいえ、とってもいいBGMだったわよ。どおりでクラスが少し清潔になったわけだわ」

男「もっと汚いのがいるがな」

ゴミ「おい、クズの野郎は一体どこに行きやがった?」

カス「知らねーよ」

ゲス「フラフラする癖があるからな。どっか女のとこでも遊びに行ったんだろ。それにしても体育の記憶がねぇ」

ゴミ「奇遇だな、俺もだ。サッカーなんてやったか?」

カス「皆で仲良く寝ちまってたみたいだなwww」

友「あら、本当に記憶がぶっ飛んでやがる」

男「元の頭が飛びやすいから簡単だったよ」

幼馴染「よく言うわ。あなたもアホなクセに。ハァ」

@下校


友「初日から派手にやったもんだぜ。卒業までに俺の心臓がもつかどーか」

男「心臓に弾を撃ち込まれん限り問題ない」

友「帰りはどっか飯屋でも寄るか?」

男「..........正直そういうのは初めてなんだ。是非とも一緒させてもらうよ」

友「ボッチには厳しいからな。で、どこに行く?」

男「マック!マァァァァァァック!」

友「うるせーよ!幼馴染ちゃんもどう?奢るぜ」

幼馴染「じゃあ端から端まで、ナゲットからデザートまで頼んであげるわ」

友「そりゃ勘弁」

@マァァァァァック!


幼馴染「限度?」

男「あぁ」

幼馴染「..................」

友「えーっとバーガーを三つ、ドリンクはコーラでいいや。あとピクルスは抜いてね」

店員「小銭だ!小銭を出せ!」

友「そうせかすんじゃねーよ」チャリン

幼馴染「そうね、殺さなければいいんじゃない?動ける程度に殺すのよ」

男「動ける程度か........まぁ奴らさえ改心してくればこっちだって何もしないつもりだ」

コウコウセイ? マッチョスギナイ? サイキンノコハ...... カッケー


友「あぁっ!?ピクルスは抜いとけっつったのにあのポンコツ店員!文句言ってきてやる!」ガタッ

男「そう怒るな、間違いの一つや二つ誰だってするさ」

友「間違い?あのね、俺はピクルスが嫌いなんじゃないの、アレルギーなの!
食うと体から変なものが出てきちまうんだ!こう見えてお口とお肌は結構デリケートなの!」

男「だったら最初からピクルスのあるやつを頼むな」

友「わーったよ.............バイバーイ、ピクルスちゃ~ん」ポイッ

幼馴染「でもショックを与えたのは正解かも知れないわ」

男「あぁ俺もそう思うよ。人を傷つけない方が俺に合う」

友「ドンパチ映画を好んでるやつのいうことか?え?」

男「あれは別だ」

友「変わんねーよ」

男「奴らは過激になる。その時は俺だけでなくお前達も危険な目に合うかもしれない」

友「ダチが傷ついてんのに見て見ぬ振りをしろってか?冗談じゃない。そう一人で抱えるからボッチにもなるんだ」

男「友.............」

友「俺だって弱いわけじゃねぇ。それなりに力付けたつもりだ」

男「この細い腕がか?」

友「うるせぇやい............いいな、相談しろ。今までとはワケが違う。OK?」

男「あぁ.........すまない。だが幼馴染はいい」

幼馴染「私にも手伝わせて」

男「君に危険な目にあってほしくない。お願いだ、君を誰よりも.........そうだな、心配しているから」

幼馴染「男.........///」

友「ヘイヘイこんな公の場でやめろってオイ、手ぇなんか握っちゃって!余りの俺が一番みじめだ。ちぇっ羨ましいぜ畜生!」

友「それじゃあ夜道に気を付けて帰れよ」

男「お前もな。金や女に流されるなよ」

友「へへ、気を付けねぇとな」

幼馴染「じゃまた明日」

友「おうよ」

男「...............奴にも映画を一式貸したみたいだな」

幼馴染「えぇ、まさか二人ともこんなになるとは思わなかったわ」

男「俺も友も思ってないさ。友は俺と同じボッチだった........唯一の仲間、君を含めて」

男「変われたことを感謝しているよ」

幼馴染「別に、大したことしてないわ」

男「そうだ幼馴染、ちょっと付き合ってくれないか?」

幼馴染「どこへ?」

男「買い物に」

幼馴染「買い物?」

♪ダイナミックお買い物のテーマ♪


幼馴染「こういうお店って実際にあるのね~」

男「これとこれと..........よし」

幼馴染「何でブルドーザーで入店しないワケ?映画に忠実ならスッキリするのに」

男「もー、幼馴染ったら野蛮なんだぁ」

男「警察が来て、担任が揉み消してくれるならそうしてたかもな。ハハハ」

幼馴染「このロケットランチャー、魅力的だわ」ガチャ

男「買ってあげるよ。もうゲームにも金を使うこともないしな」

幼馴染「プレゼントならもっとイイものが欲しかったわ」

@翌日 調理実習


家庭科先生「今日は牛肉と魚の料理を作ります。そしてお菓子のクッキーも」

友「仔牛の煮込みが死ぬほど食いたかったんだよ!もう半年もマトモな飯食ってねえ、やってられっか!」

幼馴染「私の得意科目だわ。あなたは保健体育?」

友「おう、救助関係以外なら満点だ」

男「クック!クゥゥゥゥゥゥゥック!!」

友「うるせぇなコイツはよ~」

幼馴染「友、魚を頂戴」

友「ほらよ」

幼馴染「ナイフを突きたて、魚が苦しみもがいて死んでいく様を見るのが望みだったのよ」

男「もう死んでるよ」

魚「ジョン!何だこれは!この俺をこんな安物のナイフで刺しやがって!」

幼馴染「.......................今何か言った?」

男友「なんにも」

幼馴染「.........ならいいわ」

友「このペースならもう出来ちまうんじゃないか?」

男「大丈夫だ。そう簡単に出来るもんじゃない。まずここの油が230℃まで熱くなっていく。
次に魚が花火みたいに爆発する。それからヒレが燃えて骨が溶けていく」

友「おいおいどっかの消防士かお前は。じゃあマル焦げにしてやんよ」

男「せめて食えるものにしろ」

幼馴染「イイ米だな。マヌケ」

友「ライス!」

一同「アッチの班うるせぇ..............」

幼馴染「男は皿でも洗ってて」

男「よし」

男「バブルよバブル、トラブルも洗い流せ~ダブルのバブルでお皿もピカピカ~♪フッハハハ」キュキュ

友「クッキー美味そうだな、つまみ食い!」

幼馴染「クッキーに手を出すな!わかったかぁ!」





カス「まさかとは思うが..........クズが消えた理由はアイツにあるんじゃないか?」

ゴミ「だとしたら........いいや、これは確実にそうだ。奴のせいに決まってる。
こんなオカシな話があるもんか!どちらにしろ奴は消すつもりだ。間違ってようが」

女子F「ね、ねぇ~.........ちょっとは手伝ってよ~.....」

ゲス「うるせぇ黙れ!!握るんなら俺のナイフでも握ってな!」

女子F「ひうっ!?」

男「おい、女の子に向かって下品な言葉を使うもんじゃない」ズイ

ゲス「あんだとぉ!?」

男「貴様の切れ味の悪い果物ナイフなど価値があるものか」

ゲス「なにぃ!?」

男「大丈夫かい?奴らとはあまり関わらない方が身のためだ。いいね?」

女子F「は、はい........///」

男「わかったなら自分の班へお戻り」

友「........へぇ、女の扱いまで学びやがったか。こりゃ妬けるな、幼馴染ちゃんよ」

幼馴染「べ、別に..........」プイッ

男「誰にでも刃を向けるから自分に盾がないんだ」

カス「オレらに仲間がいない、そう言いたいのか?」

男「あぁそうだ」

一同「(おっぱじめそう..........)」

カス「やっちまえゲス!」

ゲス「てめぇぶっこ」

ゴミ「まぁ待て、ここで一戦交えては死人が出ちまう。十分に闘えねぇだろうよ」

男「(ほう、不良にしてはよく考えた奴だ。さすがに死人を出してまで俺と争う気はないか)」

友「コラテラル・ダメージってやつだな」

ゲス「...............チッ!」

ゴミ「いいか男、てめぇは必ず天国に送ってやるからよ」

男「なら俺はお前を地獄に送ってやる」

ゴミ「威勢のいいこった!ウェッハッハッハ!!」

一同「.........................」

先生「ほ、ほら~皆さん続きをしましょう~」

@昼休み


男「子牛の煮込みだけで昼は食わんのか?減量中か?」

友「まさか!俺はボクサーでも何でもねぇ、一般ピープルだよ。今日は弁当でもパンでもなく特別を用意してきたんだ。
それを待ってるだけさ。おぉおぉ早くしてくれ~」

男「?」

放送≪どこのバカだピザ頼んだのは!!職員室に来やがれぇぇ!!≫

友「おっ!来たな!」

男「学校宛にしたのかこのアホ。何を頼んだんだ?」

友「ペパロニのピッツァだ!激ウマだでぇ!」

タッタッタ...............

女子F「あの男くん」

男「ん?あぁ、女子Fか。いきなりだが、ガラの悪い奴らとはあまり近づかない方がいい」

女子F「心配してくれてありがと♪これさっき焼いたクッキー良かったらどうぞ!」

男「ありがとう。でも甘いものは苦手なんだ。遠慮しておくよ」

女子F「そう...........ごめんね。それじゃ」ニコッ

男「あぁ」

幼馴染「あら、今日は一人でご飯?友は?」

男「生きて帰るかはわからいみたいだ」ニヤニヤ

幼馴染「ゲリラかしら?それにしてもあなた気分が良さそうじゃない。何かイイことでも?」

男「なにも♪」



ゲス「(あの野郎..........さっきの事は忘れちゃいねぇかんな........)」

ゲス「(何を話してるのか知らないが幼馴染ちゃんとイチャイチャしやがって.............)」



幼馴染「サンドイッチはいかが?」

男「ひとつ貰うよ.........パクッ.........中身はなんだこれ?」

幼馴染「知らない方がいいわ」

幼馴染「ねぇレールガンとチェーンガン、強いのはどっち?」

男「レールガンかな、破壊力がある」

幼馴染「ま、メイトリクスやダッチやジョンが武器を持った時点で敵に勝ち目なんてないわよね」

男「鬼に金棒とはまさにこの事かもしれんな。ハッハッハ」

一同「(何の話だよ..............)」

@掃除


男「奴はまだ説教中か、まいったな。ここを俺だけで掃除か」

男「....................」サッサッ

ゲス ゴミ箱ガン!

男「!」

ゲス「ん~?おっと!散らかしちまったァ。ま、ここは俺の掃除区域じゃねーからいっか」

男「.................」サッサッ

ゲス「おい男!」胸ぐらガシィ!

男「何だ」

ゲス「なんだじゃねぇ!てめぇさっきはよくも俺をコケにしてくれたなぁ!」

男「コケにした?その程度ではないと思うが」

ゲス「お前を見てると腹が立つんだよ!どこまでも舐めやがって!」

男「俺も南極のペンギンを見ると腹が立つよ。飛べないクセして足は遅いし、天敵にも弱い。抗えない。
こう自分の欠点を理解できずに生きているのが無性にクるよ。それでもってヨチヨチ歩けば可愛いともてはやされ.......
勘違いするなよ?羨ましいんじゃない。平和なのが嫌なんだ。しかし寒さに強い所は唯一尊敬するがね」

ゲス「黙れこの筋肉ダルマ!毎日幼馴染ちゃんとイチャイチャしてんじゃねぇぜ!」ボゴォ!ガッ!

男「ぐっ!?」

ゲス「へっへへ...........二度と俺の前に面出すなよ.........」

キーンコーンカーンコーン



担任「それじゃあノートを回収するぞ」

ゲス「zzZ」

担任「すまんが、誰かノートを職員室に運んでくれるか?次の授業があるものでな」

担任「...........あぁ、では頼む」

ゲス「.............んん?もう授業終わったのか?」

カス「お前ノート出したか?あんま書いてなくても出した方が身のためだぞ」

ゲス「マジかよ!?追いかけるわ!」




タッタッタ.........




ゲス「あっいた!」

ゲス「おーい待ってくれ!ちょっと!おーい!待ってくれ!..........行ったかと思ったよ」

男「とんでもない、待ってたんだ」

ゲス「」

ズババババババババババ!!!

ゲス「あっ..................ががっ........」ボロボロ

男「フン、俺は自分からアクションを起こさない。やりかえす主義だ。ただし数倍にして返す」

男「今度下手なマネをしてみろ。何もかも飛ぶぞ」

ゲス「あぁぁ.........ああああああああああ!!!!」ドシーン

男「なっ!?」

男「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

ゲス「はっ!?窓から落としちまった.....!!!」

男「うぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」※落下中

男「こんな時のために........観ておいて良かったイレイザー!」※落下中

男「ハァッ!!」

パラシュート ブワサァ!!




ゲス「殺しちまった.........俺が殺しちまった..............!!!」

ゲス「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!」





ズドーーーーーーーーーーン!!

男「...................うぐっ............」

女子「わぁ~いたそ~」

男子「痛いよソレ、おれ見てたもん」

男「...........ここはどこだ?」

女子「地球よ、よく来たわね」

男「................................」

ゲス「犯罪だ........殺人罪だ..........」ガタガタ

ゲス「やっちまった..........やっちまった...........」ガタガタ

男「葬式はまだ待ってくれ」

ゲス「へあッ!?死........死んで...........!!」

男「窓から落ちたくらいで死」

ゲス「幽霊だ..............」

男「ん?」

ゲス「幽霊に決まってる...........成仏できてねぇんだ........!!」

ゲス「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」ダダダ!!!

タッタッタッタ..................

男「.....................」

@翌日



男 スタスタスタ

友「おいおいおいおいおい待てよ待てったらぁ」

男「何だ」

幼馴染「何だじゃないわよ!」

友「ゲスに何があったか説明してくれよ。その英語の教科書、アンタが盗んだかもしれねぇし」

男「ゲスは昨日退学させられた。校長の娘とヤっちまって」

友「ウヘヘハハwwwwwww」

幼馴染「wwwwwwwwwwww」

友「あいつらしいぜwww相手構わず突っ込むんだからスケベ野郎がぁアハハハあやかりてえよ」

男「ハッハッハwww」

友「.............これで二度目だぜ、男」

男「!」

友「お前は何もわかっちゃいない!仏の顔は三度までと言ったはずだ!
クズゲスカスに続いてゴミまでやればお前は学校に追われる!校外追放を受けたいのか!?」

男「それなりの成績を取ればいい。そうすれば学校も追い出せずらくなる。期末用のカンニングペーパーを作れ」

友「もうとっくにやってるじゃねぇか、ハリー」

男「数学だけじゃないぞ。理科と英語の両方もだ。今すぐに!」

友「あぁそうかわかったちょっとコッチに来てくれ!二三聞いときたいんでな、ハリー何言い出すかと思えば
正気かオイ、多科目のカンニングは危険だぞ。もしバレたりしたら」

男「いつも平気でやってる事だろうが!今さら御託を並べるな! や る ん だ 」

友「.............................」

幼馴染「ゲスの件がバレるのも時間の問題だわ........あなた自身が退学せざるを得ない」

男「..........わかってる」

友「男......生きていくうえで一つより二つあった方がいいものって何だと思う?」

男「腎臓」

友「そういう事聞いてんじゃねぇバカヤロウ!腎臓でも肺でも玉でもねぇ、仲間だ!
何より必要なのは仲間だ。前にも言った、幼馴染ちゃんも!」

男「........................礼を言うよ」

友「..............わかりゃいいんだよ」

10時半に空手の稽古があるの。
今日はもう書けないわ

「ゲスが退学したってホントか?」

「して当然だぜ、そもそも存在自体が謎だったねオレは」




カス「........................」



男「奴らは本当に馬鹿だ。テレビに銃を持っているシュワちゃんが映っても平気でチャンネルを変える」

友「せっかく午後のロードショーでドンパチやってるってのに考えられねぇ」

友「..........おっとお客さんだぜ?ふたクラス後ろのドアにいる。さっきからずっと付けてきやがった」

男「これだから不良は気にくわねぇんだ。人の都合も考えずに、身勝手な連中だよ」

男「おい!用があるなら言ったらどうだ!えぇ!?」

カス「..........................」

カス「.....放課後の4時に校舎裏で待ってるからな」ギロッ

スタスタスタ..............



男「ほう...........己から正々堂々挑んでくるとはな」

友「肝が座ってんね」

男「4時か............」

友「いや、5時って聞いたぞ」

男「俺の耳では4時と」

友「オイオイ俺の聴覚を舐めてもらっちゃ困るぜ。親父もオフクロも耳がいい。遺伝ってヤツだ。奴は5時と言ったぜ。約束は守ろうぜ、な?」

男「そうか、5時だな。次からは気を付けるよ」

@地理

地理先生「高級絨毯で有名な国と言えばどこかわかるかしら?」

男「ペルシャ辺りでしょうか」

先生「よくご存知ねぇ~。その国はお好き?」

男「えぇ、ゾッコンです」


@パソコン

友「やった!アクセス成功!これぞ友得意の早業さ!見てろベイビィ、スカートの横からチョロッと手を入れて一気に濡れたアソコヘターッチ!」

先生「授業中に18禁サイトにいくなクソッタレェェェ!!」


@音楽

音楽先生「ほら、歌うんだ友」

友「嫌だね!こんな幼稚で単純な曲なんか!もっとこう社会的なのがいい」

先生「そういえば夢は歌手とかほざいていたな、近づけたのか?え?」

友「近づくさ!いつまでもレコード会社に頭下げてCD聞いてもらってる俺様じゃねえ。自分でアルバムを出す。
ジャンルはラテン農民のラップだ、わかるか?ちょっと聞いてみるか」

先生「かまわん」

友「もう少し聞きたそうな顔してもいいんじゃねーか。まぁいいや」

友「ブンツクツクツク、ブンツクツクツク、ベボベボベボ、ハッハッハッ!ゲリラ・スリラ・連れてってマニラ・口当たりいいのはバニラ~
どれ、あれ、それ、SO!だからCIAに言えよ、さっさと出てけってなぁ!..........どう思う?」

先生「最高だよ、きっと大物になれる」

友「マジかよ」

先生「もちろん。こんなとこでくすぶってちゃだめだ」

友「やっぱりそうか俺もずっと前からそう思ってたんだ」

@理科


男「電流を繋いで........ホラ」

幼馴染「Ω高いわ~」

先生「高電圧のスタンガンは今では防犯グッズとして使われてますね」バチバチ

一同「お~」

先生「ほら怖いでしょう。あぁ触らないで、離れて離れて」

友「.......................」

男「どうした友、スタンガンなんて嫌と言う程映画で見てきただろう。本物を見てビビってるのか?ハハハ」

友「......あぁ、痛そーってな」

@下校時間


男「さて、奴との決闘まで一時間か..........待ち伏せでもしておくかな」

友「待ってる暇あったらクラス委員の手伝いでもしたらどうだ?学校側と生徒側の信用を得るためによ」

男「一理あるな」

友「なら話は早いな。おーい委員長~男が仕事手伝ってくれるってよ~」

委員長「お、男が......?」

男「力仕事は任せてくれ。その他は頑張ってみるよ」

委員長「あ、ありがとう...........」

友「それじゃあオレは先に帰ってるぜ。帰ってトゥルーライズ見てぇからな」



スタスタスタ............

@4時



カス「...........................」

カス「おれは男に話をしたハズだが.........何故てめぇがここにいるんだ?」

カス「えぇ?友」

友「........................」

友「アイツはちと問題を起こし過ぎちまってな。無駄な負担は奴にかけたくねぇ。
まだ倒さなくちゃいけねぇ奴もいる。だから、オレに出来ることを見つけたんだ」

カス「つまり...........テメーがおれに勝てるとでも?」

友「理解の早い子は大好きよん♪」

カス「ハッ!おれも舐められたもんだぜ!こんなヒョロッチィ奴に勝利宣言されちまうなんて!」

カス「まぁいい、どっちみちテメーも仕留める予定だったからな。早死にするだけだぜ」

カス「怖いかクソッタレ!元グリーンベレーを夢見たおれに勝てるもんか!」

友「試してみるか?オレだって元コマンドーを夢見たんだ」

カス「ハッ!」ブン!

友「おぐっ!」ボゴ!

友「ホァ!!」ブン!

カス「ばっ!」バゴォ!

友「ぺっ!」

カス「思ったよりヤルじゃねーかテメー」

友「お前は思ったより弱いな」

カス「かぁー!言ってくれるぜ!これはどうだ!」ブン

友「さっきのジャブと何も変わらな!?」

ビリビリ

友「服が破け.......!!」

カス「へっへへ........理科の授業で盗ったハサミだぜぇ.......」

友「マジかよ」

委員長「男は変わったよ」

男「だろうな、一日どれだけ鍛えたと思ってる」

委員長「確かに見た目なんてもう面影ないけど、でも前よりずっといい顔してる」

男「いい顔?シュワちゃんに似て来きたという意味かな」

委員長「はは、前はずっと死んだような顔をしていたからね。今の男は生き生きとしてて羨ましいよ」

男「羨ましい?俺が?毎日命を狙われているのに?よかったら交換するかい」

委員長「勘弁してよ、ハハハ」

男「ハハハ」

委員長「.............いい友を持ったね、男」

男「......あぁ」

友「この野郎~!」

カス「オラ!」ブンブン!

友「あっぶね!ハサミは人に向けんなってオカーチャンに言われただろう不良息子!」

カス「黙れぃ!」

グサッ!

友「ぐっ!?」

友「...........アイツ、眼がマジじゃないの」

委員長「男が狙われてるの、知ってるよ」

男「そうだろうな。奴らはコソコソしてないし、そこらへんは男らしくて認めるよ」

委員長「ボク達も何とかしたかったけど、怖くて......」

男「お気持ちだけで十分さ。それに俺一人の問題だからな。確かに毎日殴られ蹴られ、所有物は破壊され、
机の上には花瓶も置かれた。しかし奴らがわざわざ花瓶を置くのには少し疑問だったがね」

委員長「花瓶..............」

委員長「そういえば、どうして友と仲がイイの?」

男「俺が4人にイジめられているのを見て、幼馴染の次に気にかけてくれたからだ。隣の席というのもあるが」

委員長「そうだったんだ.............でも、もしかしたら友も巻き込まれてるんじゃない?」

男「友が?奴は頼れと口にするが臆病だ。どうせ逃げてるよ」

委員長「.........................」

男「.....それに万が一、友が狙われても......」

委員長「?」

男「奴は負けない」

友「クッソ...........ハサミは卑怯だぜ....」ボロボロ

カス「これでオシマイだな友。テメーの勇敢な伝説の紙芝居は2ページ目でおしまいだ」

友「それは1ページ目に全部書いてあるからかな?」

カス「何も書いてねぇよ!」ブン!

バチバチバチ!!

カス「いってぇぇ!?」

ハサミ カランカラン

友「お前同様、おれも理科の授業で盗った........防犯スタンガンだぜ!!」

カス「う、嘘だろ..............?」

友「さすがにスタンガンには腰が引けるだろうよ」

友「なぁなぁ」ハサミ ヒロイ

友「おたく、ヤドカリマンってご存知?」

カス「!?」

友「あら知らない?おたくも若いんだから流行り物は知っとかないと!教えてやんよwこうやってな敵の首を掴んで......」ガッ!

カス「かはっ.......!」

友「どうすると思う?答えはな........」

友「チョキン、だよ」

カス「あっ..........あっ..........!」




友「悪い子はオシオキだっちゃ♪」

カス「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

カス ブクブクブクブク

友「マージでやるわけねぇだろーよ。けっ、見かけ倒しの根性だねぇ.........」

友「まぁぶっちゃけ...........オレも余裕ないけど.........」ボロボロ

友「男........“3度目”はオレが戴いたぜ.........だから心置きなくゴミをやっちまえ......」

バタッ

男 ガタッ!

委員長「男......?」

男「...........悪いが手伝うのはここまでだ。途中でやめてすまない、急用ができた」

委員長「あっうん、ありがとう助かったよ」

男「それじゃあ」ダッ!

ビュン!!

委員長「ま、まるで突風だ...........」




男「この感じ..........友!!」


タッタッタッタ..........!



男「友ォ!」

友「..................」

男「友!おい!」

友「......よう..............男....」

男「馬鹿野郎......味なマネをしやがってこの嘘つきめぃ!5時と言ったのは俺を闘わせないための口実か!?」

友「オイオイ........怪我人で恩人に向かってその態度か?そりゃねーって、ハハ」

男「今すぐ保健室に運んでやるからな」ガシッ

男 チラッ

カス「..........................」

男「.........................礼を言うよ」

友「いいってコトよ.....友情はタダだ........存分に使えい.........へへっ.........」

@数日後


友「なぁ男、何か変じゃねぇか」

男「俺もそう思っていたんだ。ここ数日、ゴミの姿が見えない」

幼馴染「ビビって逃げたんじゃない?」

男「奴に限ってそんなことはありえない。作戦を練っているのか?」

友「それは厄介だこと」

男「アクションを起こす前に潰して起きたかったが...........まぁいい」

幼馴染「それはあなたの主義に反するんじゃない?」

男「主義だの理想だの言ってる場合じゃない。見つけ次第叩く」

友「せっかく三度目を残してやったんだ。潰しちまえよw」

キーンコーンカーンコーン

男「掃除場所は........体育館倉庫か」

友「お前のせいでこのクラスが清潔になっちまった」

男「俺のおかげと言ってほしいよ」

@職員室

担任「体育倉庫のキーはあそこに掛けてあるから、それを使ってくれ」

男「どのキーです?」

担任「あのキーだ」

担任「..........!?」※二度見

担任「誰だキーを盗ったのはぁぁ!!」

男「まさか...............」

男「友、奴のアジトがわかった」

友「どこだどこだ」

男「体育館倉庫だ。どこを探してもキーが見当たらない」

友「やっぱりか、俺もそう思ってたんだ」

男「なに?」

友「身近で逃げ込むって言ったら倉庫か旧校舎だ。でも旧校舎の立ち入りは禁止されてる」

男「アジトを作るということは俺を殺す策を企てている.............それしか考えられん」

友「乗り込む気か?今回は止めないよ」

男「ありがとう、それでこそ友だよ」

友「それともう一つ.........倉庫の前を通ったか?」

男「いや」

友「倉庫の前に生徒が二人ウロウロしてる」

男「見張りか?」

友「だろうな。だから変装していくのはどうだ?」

男「変装?」

友「あぁ、カスとの決闘後、奴の私物を盗んできた。身に付けていけばバレないですんなり入れるかもしれない」

男「お前の抜け目ない所、少し惚れるよ」

友「憧れの目にしといて、惚れられちゃ困るぜ」

友「カスの鞄とカスの学生服、チケットの半券にコンビニの領収書と我が校の美しい絵ハガキが二枚、あとは必要な時に俺の自転車の鍵を渡して......
あーこれこれこれ。ショップで買っといたよ、ターボマン人形」

男「なんだいソレ」

友「幼馴染ちゃんにだよぉ。前に欲しいって言ってたんだ」

男「あぁそう。さすがだね。気配りの人」

友「そういうこと」

男「じゃあ早速行ってみるよ」

友「男、何か忘れてませんかっ♪ゲスのカツラ」

男「あぶねーあぶねー。良く出来てるな」

友「変装の基本だぜ」

友「オレも手伝いたいが、見ての通りこのザマだ。完治してねぇ」

男「気持ちだけで十分さ。それにお前や幼馴染をもう巻き込みたくない。家で安静にして、スナック菓子をかじりながら映画でも見てろ」

友「出来ればそうしたいよ」

@倉庫前



カス(男)「.....................」ザッザッ

見張りA「..................!?」

見張りB「おい止まれ!誰だ貴様」

男「おい、上の顔も忘れたのか?カスだよ」

見張りB「カス様!?一体今までどこに!」

男「しばらくボクシングジムに通っていたんだ、ほら男を倒すために」

見張りA「......................」ジー

見張りB「でも体がまるで違いますけど...........」

男「凄い筋肉だろ?数日でつくとは思わなかったよハハハ」

男「見ろ、ジャブだシュッシュ!ストレートハァッ!フック!フック!」ビュンビュン

見張りAB「....................」ジー

男「.........................」

男「............ジャブ!」

見張りA「ぐふっ!?」バタリ

見張りB「!? やはり貴様!」

男「フック!」

見張りB「かはっ...........」バタリ

男「手荒なマネはしたくなかった。ごめん謝るよ」

ドア キィィィ..........

男「........................」

男「...................何もないな」

男「アジトはここじゃないのか?」

女子F「残念だったわね、トリックよ」

男「!?」

ガッ!!

男「かっ..........」バタリ...

女子F「手荒なマネはしたくなかった。ごめんなさい謝るわ」

今日はもう書かせないでくれ
死ぬほど疲れてる

..........................................

........................

...........


男「..........................ハッ!」

男「ここはどこだ!?チィッ!手が縄で縛られてる!」

女子F「おはよう男」

男「君は!」

女子F「もう隠してても仕方ないわ、ゴミの手下だったの」

男「手下.........金で雇われたのか?」

女子F「金?違うわ、アナタの事が本当に嫌いだったのよ。顔も体も、存在自体。でも今のアナタはとっても魅力的。正直ここで終わっちゃうのが惜しいわ」

男「じゃあ何故俺にクッキーを」

女子F「私があなたに気があると思い込ませて遊ぶため」

男「あのクッキーに何か仕掛けがあっただろう。薬とか」

女子F「ご名答」

男「..........じゃあ俺の机に花瓶を置いておいたのはキミか」

女子F「続けて正解」

男「クソッタレめぇ..............」

舎弟 ザザッ

女子F「紹介するわ。ゴミの舎弟よ。彼の専門を当てられたら50点獲得よ」

男「パシリ」

女子F「ちょっと違うわ」

男「俺に何する気だ」

女子F「舎弟はあなたにいくつか質問をするだけよ。カスやゲスクズを一体どうしたのかまだわかってないし、
その道では舎弟の腕は一流なの。対するあなたも嘘を突き通した実績では引きを取らないわね。
三人が自主退学したとかいう真っ赤なウソ。楽しみな対決だわ」

舎弟「手始めに注射を打とうかな」

男「注射をするなら消毒ぐらいしろよ。バイ菌が入ったら大変だろ」

舎弟「注射を始める前に何かワシに言っておきたいことはあるかね?」

男「.......ある。直お前さんをぶっ倒してやる」

舎弟「そうかい、どうやって倒すんだ?」

男「まずお前さんをとっ捕まえて盾にして、あそこにいる見張りの奴をヤる。
そこに乗っかってる野球用のボールで。それからお前さんの首をへし折るってのはどうだ?」

舎弟「どうしてそんな事がお前さんに出来ると思う?」

男「縄で縛られてるのに?」

舎弟「うむ」

男「外したよ」

舎弟「ほは!?」

男 ボールブン!

見張りC「おごっ!?」

男「フン!」グッ!

舎弟「かはっ.........首の骨が折れた.......」

女子F ダッ!!

男「あいつ!..................逃げ足の速い......」

友「何!?アジトじゃなかった!?」

男「フェイクだった。俺を誘い入れて自白させるための」

友「そうか........間違った事を言っちまったな。悪い」

男「いいや、逆に分かったことがある。それだけで十分」

友「何がわかったってんだ?」

男「女子Fが敵だってこと」

友「マァジかよ......うえっ、胃に穴が開きそ........」

担任「ゴミと関係を持っていると噂を聞いたんだが、どうなのかね?」

女子F「何も知りません」


コンコンコン


ゴミ「すいません、ちょっと女子Fとご相談したい事が.........」

担任「君、授業にも出ないで!.............あぁ、出て行くよ」

ガチャ

ゴミ スタスタスタスタ

バチィィィィィィン!!

女子F「痛い!!」

ゴミ「バガヤ゛ロウ!!男にだらしのないヴァカ女が!」

女子F「ひっぱたかれるのも高い報酬に入ってるわけ!?」

ゴミ「普通に失敗しやがって!奴を甘く見やがったな!おい分かってんのか?男が俺を探って毎日見張ってるんだぞ!?
行動パターンなんて読まれてるに決まってるゥ!そんな時に敵である男にヘラヘラ色気を振りまきやがって!」

女子F「振りまいてなんか!」

バチィィィィン!!

女子F「あぁ!!」

ゴミ「どんな小さなミスも許されないんだ」

女子F「.......アタシにどうしろっていうのよ」

ゴミ「.............幼馴染ちゃんを誘拐しろ」

@放課後



男「幼馴染は先に帰ったのか?」

友「いつも一緒に帰ってるのにこりゃ珍しい。あの日だから先に帰ったんじゃねぇの?www」

男「おい殺されるぞ」

友「興奮するぜwww.............ん?男、おめぇの靴箱に紙入ってるぜ。イタズラかラブレター、どっちだ?」

男「プレデターかもしれん」

友「傑作」

男「何か書いてあるぞ.............」

男「........そんな.............嘘だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

友「おい何が書いてあったんだ、いい加減教えろよ。うおっ、信号赤になるぞ」

タッタッタ

男「................」トボトボ

車 キキィィィ

男「........................」トボトボ

車<プップー!

友「!! おーい待ってくれ!」

友「バカヤロー、どうした?具合悪いのか?顔が真っ青だぞ」

男「幼馴染が..........幼馴染が..........」

友「幼馴染ちゃんがどうした、先を言えよ。幼馴染が?」

男「.......幼馴染が.........」

友「落ち着け落ち着け落ち着け」

男「........幼馴染が...........ゴミに誘拐された.........」

担任「幼馴染が............これは君の言う目的のための致し方ない犠牲かもしれん」

男「目的の仕方無い犠牲?じゃあこれも!目的のための犠牲だ!これも!わかるかぁ!これもそうだ!」

ガシャーン! ガシャーン! バゴーン!

担任「おいやめろ!」

男「どうだ、これも!目的のための犠牲だ!これもそうだ!目的のための犠牲だよ!目的のための犠牲だ!おいそうだろ!」

男「俺はもう退学だろうと教師だろうと関係ない!ゴミを倒し幼馴染を奪い返す!」

担任「しかし!」

男「俺達に関わるな!わかったかぁ!」

担任 ビクゥ!

友「男、奴は旧校舎にいるとみた!そこにいなければもう諦めろ!出来ればオレも手伝いたいがこの体じゃ無理だ!派手にやっちまえ!」

男「あぁ!」

男「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」ダダダダダダダ!!

担任「.................」

副担任「担任!今の雄たけびは..........男ですか?」

担任「放送部に連絡してゴミと舎弟の通話を残らず傍受させろ」

副担任「何が始まるんです?」

担任「大惨事大戦だ」

ゴミ「幼馴染ちゃんはどうした」

舎弟「旧校舎の視聴覚室に」

ゴミ「それでいい」



ォォォォォォォォォォォ!!

ゴミ「来やがったな!」

男「見つけたぞゴミィィィィィィィィィ!!!」

ゴミ「へへ!テメーの相手はまだ俺じゃねぇ!舎弟共が相手してくれるさ!」

バイク ブォンブォン!!

ゴミ「足で追いつけるか!ハッ!」ブゥゥゥゥゥゥン!!

男「あの野郎平気で校則と高速違反だ!駐輪場は..........あった!」

男「友の自転車はこれか!おいチェーンが外れてるぞ!」キキィ

自転車 キキィ キキィ

男「動けこのポンコツが!動けってんだよ!」ドガァ!!

ガシャーン!

男「この手に限る」

男「おぉぉぉぉぉぉ!」キコキコキコキコ!

ゴミ「ハァ!?」※二度見

ゴミ「追ってくるぞあのバカ!」ブゥゥゥン

男「おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」キコキコキコキコ!!

生徒「...........!?ぶつかる!ぎゃぁ!」ドガッ

男「ごめんなさいよ」

ゴミ「.........まだ追いかけてきやがる!ぶつける気か!?」ブゥゥゥン

自転車 ガス!ガス!チェーンガシャーン!

男「なっ!?」

ゴミ「オンボロ自転車だったようだな!ハッハッハァァ!!」ブゥゥゥン

ブゥゥゥゥゥゥゥン...........

..............

男「...........................」

男「お前何考えてるんだよ!?せっかく追い詰めたホシを逃がしちまって!」

自転車<キィィ

男「話してるのに目を逸らすな!お前自転車として恥ずかしくないのか!」

男「はぁ...........しかし頭に血が上って正しい判断が出来なかったかもしれないな。よし、慎重に全員潰すぞ...............」

@旧校舎 4階



ゴミ「いい仕事をしたな女子F」

女子F「こんな簡単に捕まえられるとは思わなかったわ」

幼馴染「あんた一体なんなのよ!バイクは盗む!禁止区域に入る!あたしはさらう!
男をおびき寄せるのを手伝えなんて突然メチャクチャは言い出す!かと思ったら人を喧嘩に巻き込んで大勢怪我人はだす!
挙句は電話も何もさせない!あんた人間なの!?お次は仲間捜索ときたわ!一体何が目的なのか教えて頂戴!」

ゴミ「そりゃ男をぶっ潰すためだぜ?」

幼馴染「無理矢理ネタぶっこんでやったのにノらないとか最低。もっと的確なツッコミは出来んのか」

ゴミ「あっ........駄目だ」

幼馴染「駄目ぇ?そんなぁ!もうやだぁ!」

\スドォォォン/

幼馴染「きゃあ!?今日は厄日だわ!」

@旧校舎 1階


男「この静けさ..............敵は50とみた..........」スチャ

ドア ガチャ

女「なぁに?」

男「ゴミはどこだ?」

女「さぁ」

男「お前は?」

女「ルームサービス♪」

男「ドアを開けろ。脇へどきな」

男「フゥァ!!」ドガァ!

ドアに隠れてた舎弟「オゴォ!?」

男「フン!」ガ!

女「あぎぃ!?」バタ

男「その通りに隠れやがって。お約束が大好きなバカ共め!」

@旧校舎1階 トイレ

敵「うぉぉ!」ズガガガガガ!

男「んおあ!!」ドガァ!!

敵「ぎゃあぁぁぁ」ガガガガ

トイレ<入ってるのにぃ!

@旧校舎 2階


ドヒューン! ドヒューン! チュンチュンチュン!

男 ズダダダダダ!

敵「おあぁぁぁぁぁ!!」

敵「ぎゃぁぁぁぁ!!!」

男 プラタタタタタタタ!

敵「ぼぁぁ!」

敵「いやぁぁぁぁ!!」

敵「弾が当たらねぇ!なんでだ!おぎゃぁぁぁ!!!」

男「ゴミはどこだぁぁぁぁぁ!出てこいクソッタレェェェェェ!!!」ドゥダダダダ!

ゴミ「!」

ゴミ「やっぱりやってきたか。さすがだメイトリクス」

ゴミ「おい!絶対に4階まで辿りつかすな!お前は3階に周れ!」

ゴミ「お前らはここで見張りを任せたぞ!」

見張りDE「はい」

ゴミ「おとなしくしとけよ幼馴染ちゃん」

幼馴染「七時半に空手の稽古があるの。付き合えないわ」

ゴミ「今日は休め。行くぞ女子F」

女子F「私は闘いたくないわよ!」

タッタッタ.......



見張りD「へいへーい......幼馴染ちゃんだ、悪かねぇぜ」

幼馴染「あぁ......ここ暑いわ.........」ヌギヌギ

見張りE「ん?なにする気だ?」

見張りD「俺達に何か見せてぇんだろ」

見張りE「ストリップかな?」

見張りDE「ぬへへwwwwww」

幼馴染「見せたいのはロケットランチャーよ」ガチャ

後ろ向きドォォォォォォォォォン!!!

見張りE「な、なんだありゃ!」

見張りD「なんだお!」

幼馴染「一回目はお約束、次は」

見張りE「こっちを狙ってるぜぇ!?」

見張りD「オ、オイ!」

ズドォォォォォォォォォンンンン!!

見張りDE「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

男「幼馴染は無事なのか............心配だ」

\ ズドォォォォォォンンン /

男「!? あの音はロケットランチャー!」

男「おーい!!どこで使い方を習ったぁぁぁぁぁ!!」

\ セツメイショヲヨンダノヨォォォォ!! /

男「よし!元気だな!」






ゴミ「なっ!?」

ゴミ「今の音は!小娘め!」

タッタッタ.....

ゴミ「クソォ!逃げたか!」

ゴミ「んおおおおおおおお!!!」

ワンワン!ワンワン!

男「なっ!人間以外も使う気か!」

犬2匹「ワンワン!ガウゥ!ワンワン!」

男「おすわり」ごっつんこ

犬2匹「クゥゥ~ン...........」タタタ

男「どこだゴミ!隠れてないで出て来い!」ヅゥダダダダ!

敵「ぎゃぁぁぁ!!」

男「こうなったらチェーンガンをおみまいしてやる!」ガチャ

男「ホアアアアアアア!」ガガガガガガ!!

敵「うわあああああああああ!!!」

男「お次はレールガンだ!コマンドーだけじゃないんだぜ!」バビューン!!

チュドーンチュドーン!!

@旧校舎 三階



男「ハァ...........ハァ............チィ、基本的な体力不足だ。鍛えが足りんな........」

男「一旦教室に入ろう」ガラガラ

男 スチャ ガチャ スチャ ササッ

敵「奴はどこだ?」

男「!」

敵「ここに入ったのを見ました」

敵「よし撃て!」

ズダダダダダダダ!!ガガガガガ!

バババババ!プラタタタタタ!

敵「撃ち方やめぇ!」

敵「見てこいカルロ」

カルロ「...................」

ドア ガチャ

男 ガッ!!

カルロ「がぁぁぁ!!」

男「椅子でもくらえ」ブン!

敵「あぁぁぁ!!」

男「ただのカカシですな」ドゥガガガガガ!!











幼馴染「ハァハァ!脱出しなきゃ!」

幼馴染「まさか私がジェニーの位置だなんて........!」

幼馴染「どこなの!男ー!」

ガタッ

幼馴染「男!?」

ゴミ「悪いな、男じゃなくて」

幼馴染「キャアアア!」

@旧校舎 4階



男「最上階だ...............」

スタ.....スタ.....スタ........

男「ここか?」ドアドガァァァン!

男「...........いないな」



\ キャァァァ! /

男「幼馴染!」ダッ!

幼馴染「男!」

男「!」

ドォン!

男「つっ.......!」

ゴミ「大佐、腕はどんなだ?」

男「こっちにきて確かめろ!」

ゴミ「いや結構。遠慮させてもらうぜ。大佐!顔を出してみろ。一発で仕留めてやる。古い付き合いだ。苦しませたかねぇ」

男「ベネット!その子は関係ない、放してやれ。目的は俺だろう」

ゴミ「フハハハハハハハハ」

男「右手がやられた、お前でも勝てる」

男「..........来いよベネット、エアガンなんか捨ててかかってこい!一発じゃつまらんだろう。
毎日イジめて、俺が苦しみもがいて不登校になる様を見るのが望みだったんだろう。そうじゃないのかベネット」

男「さぁ幼馴染を放せ。一対一だ!楽しみをフイにしたくないだろう。来いよベネット、怖いのか?」

ゴミ「人質なんて必要ねェ!イッヒッヒッヒハァ、幼馴染ちゃんにもう用はねぇ!ハハハハハ.....ハジキも必要ねェや....
誰がテメェなんか.........テメェなんか怖かねェ!!野郎ぶっころしてやぁぁぁぁぁ!!」

ゴミ「...........これで満足か?大佐」

男「なにッ!?」

ドンドンドン!!

男「な.........なんだと..........!?」ガクッ

幼馴染「撃った.........こんなのコマンドーじゃないわ!ただの復讐よ!」

ゴミ「だったら撃てばいいだろう!」

ゴミ「男.......お前らの行動パターンは読めている.......ここ数日、何故俺が姿を消していたかわかるか?」

男「あぁ知ってるよ.......最新のコーヒー沸かし機の製作、いやかき氷を作る機械だ。間違いない..........温水装置か?」

ドン!

男「ぐぅッ!」

ゴミ「この状況でギャグを飛ばすとは余裕だな大佐..........えぇ?」

ゴミ「教えてやるよ............ずっとコマンドーを繰り返し観てたんだ」

男幼馴染「!?」

ゴミ「俺はお前がそこまで強くなった原因を探った。その時てめぇらの会話から映画の話を盗み聞きしたんだ」

男「通りで一周りデカくなってやがったのか」

ゴミ「必死で筋トレしたよ。不思議な映画だった。脳で理解する前に体が筋トレを始めてたぜ。ヤクみてぇだった。それで強くなった」

ゴミ「そして...........お前らはコッチがネタを振れば何も考えずに再現してきやがる。それが弱点だ。馬鹿な奴らめ。さっきの幼馴染ちゃんもそうだった」

幼馴染「あれはワザとだったのね...........くぅ!」

女子F「もうやっちゃえば?」

男「女子F..........ゴミ処理の後は君の番だ。女だろうと関係ない」

女子F「それは楽しみ。ゴミを倒してから言ってちょうだい」

ゴミ「どうだ?その身体で俺と闘うか?それとも不登校になるか?好きな方選べ」

男「舐めるなよベネット!」グワッ!ドガァ!

ゴミ「ぼあっ!?」ビターン

ゴミ「へへっ..........その身体でよく重いパンチを繰り出せたな.....尊敬するぜ大佐........」

男「当たり前だ、シュワちゃんを尊敬してるんだぞ」

ゴミ「オラァ!」ブン

男「ぬるい!」ヒョイ

ゴミ「足払いだ!」

男「なっ!?」ビターン ゴロゴロ

男「うぉぉぉぉぉぉ!」ゴロゴロゴロゴロ!

ゴミ「待ちやがれぃ!」ダッ!

幼馴染「二人ともやりすぎだわ!」

女子F「私も手伝うわゴミ!」

幼馴染「あら、あなたの相手は私よ」バシィ!

女子F「ぎゃん!?」

ゴミ「仕留めてやるぜぇ............」

男「お前なんかに仕留められてたまるか!」

ゴミ「『アリアスにいくら貰った?』」

男「『10万ドルポンとくれたぜ。だけどな大佐、お前を』」

ゴミ「オラァ!」ドガァ!!

男「ぐふぅ!?」

男「ひ、卑怯だ!セリフをフっておいて隙を突くなんて!体が反応してしまうだろう!」

ゴミ「ざまぁねぇwwwwwwwwwwww」

男「こんの..........!」

ゴミ「『こんなの飛行機じゃないわ!羽の付いたカヌーよ!』」

男「『だったら漕げば』」

ゴミ「ヘイ!」バキィ!

男「オアッ!?」

男「台詞の途中で..........貴様は最低野郎、ペテン師だ、泥棒、人間のクズ、チンピラ、ゴロツキ、犯罪者だ!」

ゴミ「何とでも言えい!」ガッ!

男「ぬん!」バッ!

ゴミ「気分いいぜぇ!昔を思いださぁハハハ!これから死ぬ気分はどうだ大佐ぁ!てめぇはもう終わりだぁ!」

男「ふざけやがってぇぇぇぇぇぇ!!!!」

男「ホア!ファ!フン!ハァ!オアァ!」ブンブンブンブンブン!

ゴミ「ほっ!ほっ!ほっ!」ヒョイヒョイヒョイ

ゴミ「ハハハ!攻撃順序もコマンドーそのまんまだ!予測できんだよぉ!」

男「なっ..........!!」

ゴミ「『彼まともじゃないの。誘拐されかけたわ、助けてください!』」

男「『ビッグスいるか?ビッグス、頭のイカ』」

ゴミ「馬鹿めい!」ドゴォ!

男「オボッ!」

男「この野郎....................ならこっちもォ!」

男「『ターボマン人形が欲しいんだ、在庫はあるか?』」

ゴミ「.................?」

男「しまった!これはジングル」

ゴミ「かぁ!」ドギィ!!

男「ぎぇッ!」

男「コマンドーのみの試聴か.......!」ヨロッ

ゴミ「『ボーイ・ジョージなんて言うから紛らわしいんだ。いっそガール・ジョージにしちまえばいい』」

男「『そういう事言うのはオジンの証拠!』」

ドガァ!

男「ぐぅ!.........あの野郎.....屋良版まで!」

ゴミ「弱いな.......てめぇは老いぼれだぁ!」

男「何か策は..............」

男「..............よし、一か八か試してみるか」

幼馴染「よくも誘拐してくれたわね」

女子F「男を強くしたやっかいな張本人の方がタチ悪いわ!」

幼馴染「改造したわけではないわ。アイツが勝手に望んだだけ」

女子F「ほざきなさい!」ブンブン

幼馴染「物騒な女」ヒョイヒョイ

女子F「ちょこまかと!シンディを夢見た私に勝てると思ってるわけ!?」

幼馴染「シンディ..........あなた正気?ヤクでもやってんだろこの馬鹿女」

幼馴染「悪いわね、目指してる者が違うわ!!」バシィ!

女子F「あぁ!!」ビターン

幼馴染「終わり?クックの方がまだ尺があったわ」

女子F「この!!」ブン

幼馴染 ヒョイ

幼馴染「もうキリがないから終わらせるわね。尺は男達に預けたいの」スチャ

女子F「なっ!?あなた武器なんて!」

幼馴染「卑怯?人を誘拐したあんたなんかに言われたくないわよ!」

ズダダダダダダダダダダダダ!!!

女子F「いやぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

女子F「あぁ................あぁ..........」バタリ

幼馴染「ドンパチマスターのアイドル達に憧れた私よ。舐めないでほしいわ」

男「一か八かだ..........!来いよベネット、普通の台詞なんて捨てて名言集でかかってこいよ!」

ゴミ「へへ...........『私を覚えているかね大佐?』」

男「『歯の掃除屋さん』」

ゴミ「え」

男「ホアッ!」バキィ

ゴミ「ぶっ!?」

ゴミ「あがが......!オイ!その返しは『誰が忘れるものか、このゲス野郎!』だろうが!!」

男「名言を名言で返す、多少ムズムズするが、似たようなセリフに繋げればお前の思い通りにはなるまい」

ゴミ「なっ...........これならどうだ!『七時半に空手の稽古があるの、付き合えないわ』」

男「『カラテチャンピオン!お前の超人技を見せてくれ!』ハァ!」ドゴォォ!!

ゴミ「ぎゃぁぁ!!!」ビターン

男「コマンドーの見過ぎで絶対に帰ってくるセリフにしないと拒否反応が出るみたいだな」

ゴミ「て、てめぇ.........!!」

男「そしてさっき、攻撃順序もコマンドーそのまんまと言ったな?言わせないでやるよ!」

ゴミ「なに!?」

男「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」

ゴミ「!!??!?!?」

ゴミ「耳が痛ぇぞこの野郎!!」

男「来やがれ!どうした?やれよ!殺せ!どうした、こいよ!俺はここだ!さぁ殺せ!殺せ、殺してみろ!どうした!?ここだと言ってるだろうが!どうした!さぁ殺せ!殺してみろ!」

ゴミ「言われなくても殺してやるよ!おらぁぁ!!」

※上から丸太ドーーーン

ゴミ「かっ.........はっ...........」

男「これがプレデター式トドメ。さっき罠を張っておいた。安心しろ、お前じゃ死なない程度だ」

ゴミ「ち.......ちっきしょう......!」

ゴミ「てめぇなんかに負けるカァァァ!!」ドゴォ!

男「がっ...........」バタリ

ゴミ「はぁ.........はぁ................やったぜ.......」

男「..........................」チョーク ヒロイ

ゴミ「いつになったら俺を殺す?」

男「今だァ!!!」ブン!!

※脳天にチョーク命中

ゴミ「げはっ...............」バタリ

男「これがコラテラルダメージ...........」

男「パイプがないから引き続き丸太で」

ゴミ「や、やめろぉ!」

男「地獄に落ちろベネット!」

男「フン!」ドゴ!

ゴミ「おっ゛!?」

男「これがお前の大好きなコマンドー」

ゴミ「あがが............」

男「おい、もう降参しろ」

ゴミ「誰がテメェなんか.............」

男「仕方のない奴だ.........」ガシィ

ゴミ「なっ、なにする気だ!?」

男「窓から捨てる」

ゴミ「やめろぉ!やめてくれぇ!!あぁぁぁぁぁ」

男「ぶっとべ!」

ポーイ

ゴミ「ああああああああああああああああああああああああ!!!!!」

※4階

安全マット ボスゥ

ゴミ「あっ....................か...........」(気絶)

男「これがトゥルーライズだ。コマンドーしか見ないから予測できんのだアホ」

............................


.................


.........


幼馴染「男!」

男「幼馴染!無事だったか!」

幼馴染「えぇ、この通りよ!」

幼馴染「ゴミはどうしたの?」

男「放してやった。そっちは?」

幼馴染「見送ってやったわ」

男「終わったな............」

幼馴染「えぇ................」








担任「メイトリックス!メイトリックス!大佐!」

男「カービー将軍」

担任「まだ誰か残っているかね?」

男「死体のようなものだけです」

担任「派手にやってくれたな...............君の処分は」

男「退学ですね。わかっています。もう会うことはないでしょう。行こう幼馴染」

担任「メイトリックス!待て!」

...................................


......................


.............


.......




友「退学じゃなくて良かったな」

男「あぁ、停学だけどな」

幼馴染「男..............寂しいわ」

男「何も今生の別れじゃないんだ。寂しがらないで」

男「..............友、幼馴染、本当にありがとう。君たちのおかげだ」

友「あぁ、楽しかったぜ」

幼馴染「私も」

男「そうか........................それじゃあ..........」

友「オイオイ、停学だ。また戻ってくんだろ?そん時くらい英語使えよ。なぁ幼馴染ちゃん」

幼馴染「そうねっ」ニコッ

男「.............................フン」ニヤッ





男「I'll be back!!」




これで終わりだ。お付き合いありがとう。HTML化依頼スレッドに、ぶっとべ!

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