【オリ設定・異能】星/欲しの物語【安価・コンマ】part27 (1000)



 この星には――あなた達の住まう、この星には力がある。
 多様な生命を生み出し、育み、時に滅ぼし、時に恵みを与える。

 地球に芽生えた、知的生命体――人間。
 言語を介し、文化を作り、文明を発展させた人間。
 彼らは時に星の上にあることを忘れ、時に星に畏怖し、星を探究する。

 2XX0年――。
 とうとう、始まりの人間が星の恩恵を知り、その手に握る。
 彼は星の恩恵を『借り/操り』――『掴む/攫む』。

 星の力を『掴んだ/攫んだ』――彼は――始まりのグラスパー。

 彼の出現後、人々は星の恩恵を『借り/操り』ようと躍起になり、とうとうそれを『掴む/攫む』術を見つけ出す。


 星の力を巡る、欲しの物語




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 いつだって、何にだって、はい、と答える。
 そうしなければならないのだと、インプットをされている。

 新しい主を名乗る者が現れても。
 今の主を殺すようにと命令を受けても。
 僕はどんな命令にでも、はい、と答えてそれを実行しなければならない。

「フォース・ナンバー・セブン――。今日こそは死んでもらう」

 ヤツらが来る。
 死ね、という命令には、はい、と答えてはいけなかった。
 そうしたら「すべてのくろうがみずのあわになる」からなのだと、いつかの主が言っていた。

 右腕高速振動剣を展開し、それを構える。
 腰裏のホルスターから星業銃を抜き、アイセンサーと照準をリンクさせる。

 フォース・ナンバース。
 グラスパーの肉体に機械を埋め込み、作り上げられた殺戮兵器。

 フォース・ナンバー・セブン。
 7番目に作られた、フォース・ナンバースの最新作。そして、僕。

 炎を突破して。
 爆発の中を駆け巡って。
 血とオイルの臭いを振りまいて、僕は駆ける。

 でも、いつからだろうか。
 目紛しく変わる僕の状況に拒否反応を起こすようになったのは。

 これは、嫌なんだ。
 何が嫌かは分からない。けれど、もう嫌だ。

 だから僕は、命令を破った。

 炎を突破して。
 爆発の中を駆け巡って。
 血とオイルの臭いを振りまいて、僕は逃げた。

 どこまで行っても、何かが追いかけてくる。
 それが嫌で、嫌だから逃げて、逃げてどうなるかは知らなくて、それも嫌で、だから逃げる。

 逃げた先に、何があるかは分からない。
 でも、嫌なものは嫌だった。嫌だから逃げるのは、普通のことだとちゃんとインプットされた知識に存在していた。


 かつては、剣術家だったらしい。
 だが近代化の波が押し寄せた折に刀を取り上げられ、そのまま一般庶民となった。

 そうして時が流れていき、我が家の爺さんが若かったころに探偵業を開いた。
 苦し紛れに食いつなぎながら我が家は、貧乏ながらも細々と生き長らえてきたが、今となっちゃあ三笠の血は俺だけに。

 世の中はなんとも、めんどうくさい。
 学校へ行くなんて、その最たるものだと直感に従って探偵業を継いだ。
 だが、依頼なんてめんどうくさいから電話線を引っこ抜いた。あとはお察し、働かざる者食うものなし――。

 埃まみれの道場で売れるものがないかと探し、見つけた朱塗りの鞘に収められた刀。
 見事な飾り緒のついたそれを質屋へ持っていこうと掴み、刃を見ようと引き抜いた時に声がした。

「我が名は宗門。剣に生きよ、我が子孫よ」

「さもなければ、死後に天国や地獄へ逝けるとは思わぬことだ」

「この宗門を握り、剣の道を邁進せよ。――さすればお主の腐った根性、叩き直してやろう」

 捨てた。
 捨てたのに、何故か戻ってきた。

「捨てるな、今、1回捨てたことを記憶したぞ」

「これはもう、取り返さないと酷い目に遭うぞ、いいのか、いいんだな? 可哀相に」

 妖刀に憑かれ、俺は剣士になってしまった。
 口やかましいコイツがいれば、体育がドベだった俺でも剣豪になれる。

 楽と言えば楽だ。
 だったら剣の道に生きてやろう。…何すりゃいいか、分からんが。


 過去スレ
 一部 意志を継ぐ者(冬也編)1~4
 二部 暁に咲く黒鉄(明編)4~7
 三部 万雷纏いし闊歩(ハワード編)7~11
 四部 零へ至る道(幸晴編)11~14
 五部 穢れざる黄金(独楽編)14~17
 六部 闇を蠢く救済(デイモン編)18~21
 七部 輝きの乙女(夜子編)22~25
 八部 怜&御門編25~
 1 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル - SSまとめ速報
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 3 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 3】 - SSまとめ速報
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 5 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 5】 - SSまとめ速報
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 20 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 20】 - SSまとめ速報
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 21 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 21】 - SSまとめ速報
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 22 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 22】 - SSまとめ速報
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 23 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 23】 - SSまとめ速報
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 24 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 24】 - SSまとめ速報
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 25 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 25】 - SSまとめ速報
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 26 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 26】 - SSまとめ速報
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スレ立て乙だお。


 ――個人情報――
 名前:天宮怜 性別:男 職業:ー 年齢:16
 身体能力:優秀 頭脳:優秀 精神:自我薄弱
 異能:風 特技:料理 願望:ー
 GS:ポイント100/100 アーム299/200 コート300/300 バーニッシュ200/200
    ピラー83/250 アンテナ64/200 ステルス98/300

 名前:三笠宮御門 性別:男 職業:探偵 年齢:16
 身体能力:貧弱 頭脳:平凡 精神:紙クズ
 異能:障壁 特技:剣術・英語 願望:剣に生きよ?
 GS:ポイント100/100 アーム428/200 コート106/300 バーニッシュ242/200
    ピラー70/250

 ――知人――
 妖刀・宗門:厳密には知人ではなく持ち物 口うるさい 御門に憑いて力を与える ー・ー
 ファイブ:フォース・ナンバー・ファイブ ?・ー
 春藤朋羅:オカマ 吸血鬼の異能 怜きゅんLOVE 110・70
 越山泰佑:エージェント 反応の異能 40・ー
 垣沼太郎:天宮市繁華街のボス どっぷり黒い ー・60
 和名ヶ谷縛:異能管理機関怪盗ロキ専任捜査官 鎖の異能 童顔 50・60
 デイモン・ファイアストーン:怪盗ロキ 斥力と撹乱の異能 60・ー
 シモン・アスファート:異能管理機関怪盗ロキ専任捜査官 竜化の異能 40・40
 ファースト:フォース・ナンバー・ワン 溶岩の異能 ?・ー
 フランシス・マウラ:フォース・ナンバー・シックス 怪盗ロキ一味 80・ー
 シャルル・ルパン:ルパン13世 怪盗ロキ一味 40・ー
 物部神子:不登校少女 ?・ー

 ※人物備考の数値は好感度
  怜・御門で、区切って表示をしています
  ーは好感度存在せずか、出会っていないために判定不能です


 ――天宮市・公園――

怜「何故、見ず知らずの僕を連れ回す?」

神子「何で?」

怜「不可解な行動に対する疑問だ」

神子「…何か、怜くん、暇そうだったから」

怜「…」

神子「で、あたしも暇だったし」

怜「物部神子は先ほど、不登校だと述べた」

怜「学生であるならば学校へ行くのは普通である」

怜「どうして学校へ行かず、不登校でいる?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 神子「…何だっていいじゃん」
 4~6 神子「…言いたくない」
 7~9 神子「…つまんないんだもん」


神子「…つまんないんだもん」

怜「…」

神子「学校に行ったって、面白いことなんかないし」

神子「それに…未来は今の延長線上にあるんだよ」

神子「だったら、今を大切にしなきゃって」

怜「学生は将来の進路を決定するために勉学に励む。それを放棄した時点で、未来というものは翳る」

神子「今がつまんないのに、未来が面白くなるはずないじゃん」

怜「…理解不能」

神子「いいよ、どうせ誰も分かってくれないって知ってるもん…」

怜「…」


 【安価下2】
 1 前スレ>>988の「高度に人体と機械の~」を聞く
 2 別の。併記
 3 もう終わりでいいや

 ※「1」はあれよ、高確率で巻き込むことになるよ!
  別にこれを選ばないからすっぱり縁が切れるってことにはならないけどね

僕が怖くないのか

3

3


怜「…」

神子「でね、怜くん」

怜「…」スクッ

神子「あれ?」

怜「時刻確認午後5時43分。帰る」

 スタスタ

神子「え、待ってよ、ねえ」

怜「…」スタスタ

神子「ねえ、待って、待って!」


 【安価下2】
 1 一時停止&ゴー
 2 止まる
 3 無視

1

2

>>15
000の恐怖


 ピタッ

怜「…」

神子「もうちょっと、一緒にいてよ」

怜「理由を求める」

神子「だって、さみしいもん」

怜「帰宅を提案する」

神子「やだ」

怜「…理由を求める」

神子「嫌いだから」

怜「…」

怜「【安価下2】」

 1 応じる理由はない
 2 …同行を許可する
 3 その他、自由台詞

1

2


怜「応じる理由はない」

神子「やだ!」ギュッ

神子「え、硬い…?」

怜「…」スタスタ

神子「ちょっ…ねえ、ねえってば!」

怜「…」スタスタ

神子「ついてくよ、いいの? 押しかけるよ?」

怜「…」スタスタ

神子「~っ…怜のバカ!」

怜「…」スタスタ

神子「ねえ、何か喋ってよ」

怜「…あ」スタスタ

神子「そうじゃなくて…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 途中で振り払ってひとりで戻った
 4~9 神子が魔窟(オカマバー)に踏み込んだ

ようこそ


 ――天宮市・繁華街・オカマバー『あやふ屋』――

 カランッ

朋羅「おかえり、怜きゅ――はっ!?」

神子「何、ここ…?」

怜「オカマバーあやふ屋」

朋羅「れ…れれれ…怜きゅんに若い女!? きぃぃぃっ、ちょっと、放しなさいよ!」

神子「やっ!」

朋羅「やっ、じゃなわいよ、もう!」

神子「やなの!」

朋羅「きぃぃぃっ、若いからって調子に乗って!」

神子「オカマに言われたくないもん!」

朋羅「んだと、ごらぁ!?」

神子「っ…」ギュゥッ

朋羅「しまった――恫喝で怜きゅんにますます…!?」

怜「…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 朋羅vs神子の怜とりあい
 4~6 喧嘩するほど仲がよくなる?の法則
 7~9 朋羅さんの包容力がぱなくて、神子が人生相談しちゃってる状況

修羅場とかすのか?

めくるめけオカマ


 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 怜が感情:面倒臭いを覚えた
 奇数 取り合いになって怜の両腕がすっぽ抜けた
 ※0は偶数扱いなんやでぇ…

偶数


朋羅「あんた、いくつなのよ!?」

神子「14だよ!」

朋羅「14!? そんなお子様がこんなところへくるのなんて、6年早いわよ! 出直しなさい!」

神子「やだもん!」

朋羅「やじゃないのよ、かわいこぶって! そんなのあと10年もすれば通用しなくなるのよ!?」

神子「オカマに言われたくないもん!」

朋羅「んまあっ! 何よ、何よ、怜きゅんはわたしとのつきあいの方が長いんだからね! 渡さないわよ!」

神子「怜とクレープあーんしたもんっ!」

朋羅「クレープの、あーん!? きぃぃぃっ! 怜きゅんの浮気者!」

神子「怜は何でオカマが好きなの!?」

朋羅「怜きゅん、騙されちゃダメよ、こんな不良娘に!」

神子「不良じゃないもん、不登校だもん! ねえ、怜?」

朋羅「ねえ、じゃないのよ、もうもう! 怜きゅんからも何か言ってやって!」

神子「怜は味方だもん! お洋服とか選んであげたもん! ね、怜?」

怜「…………面倒臭い…」


 【安価下2】
 1 で、神子は追い出した
 2 で、神子は何故か居座る

1

1

2

2


 ガチャッ

神子「待って、待って待って、ねえ、怜!」

怜「…」

 ポイッ
 バタムッ

朋羅「塩まいちゃう! もう、怜きゅんに近づくなんて!」

 バシャバシャ

怜「…」

<ドンドンドン

<ねえ、開けてよ、ねーえー?

朋羅「営業妨害よ、失礼しちゃうっ」

怜「…」

朋羅「ね、怜きゅんっ?」ギュゥゥゥ

怜「…圧力過多」ギシギシ

朋羅「あ、ごめんなさいね」

怜「…」


 【安価下2】
 1 怜視点継続
 2 御門視点

2

2

1


御門「あー…よく寝た…」

宗門『務めの最中に居眠りなど、言語道断だ!』

宗門『我が叩き直してくれるぞ! そこに直れ!』

御門「うるっせえなあ…」

御門「ん?」

宗門『どうした?』

御門「…何で、魔窟の前に女の子が座り込んでんだ? 体育座りで…」

宗門『こんな暗い時間に…。何か事情があるのやも知れんな! 御門、かよわい女子を放置などしては末代までの恥だぞ!』

御門「めんどうくさ…」


 【安価下2】
 1 スルー
 2 声かける
   A 「魔窟に挑む冒険者さんか何かですか?」
   B 「パンツ見えてるぞ」
   C 「その他、自由台詞」

2A

1

2B

2A


宗門『さあ、声をかけよ!』

御門「無視、無視…」

 スタスタ
 ガシッ

御門「…」

宗門『おお、掴まれたぞ!』

神子「…ねえ」

御門「…ん?」

神子「…ここのひと?」

御門「…居候だけど」

神子「お願い、泊めて!」

御門「【安価下2】」

 1 襲うぞ
 2 めんどうくさ…
 3 嫌に決まってんだろ
 4 その他、自由台詞

1

2

3

2


御門「めんどうくさ…」

神子「迷惑かけないから!」

御門「つか、居候の身で女連れ込めるかよ…」

神子「じゃあ、友達って体で」

御門「…俺何もフォローしねえぞ」

神子「それでいいから」

御門「…面倒臭いことすんなよ」

 ガチャ
 カラン

朋羅「御門ちゃん、おかえ――」

御門「怜、メシ」

怜「了解」

神子「オジャマします」

朋羅「何よ、あんた、また!」

神子「友達だから遊びにきたんだもん!」

朋羅「御門ちゃんの?」

御門「ラーメン食いてえ」

怜「了解」

神子「そうだよ!」

朋羅「御門ちゃん、本当なの?」

御門「そうそう、ほんとほんと。醤油ラーメンな」

怜「了解」

神子「ほら。ほらっ!」

朋羅「きぃぃぃ…勝ち誇っちゃって…。よくもそんな未発達のない胸張れるわね」

神子「毛がぼーぼーなのに胸見せてる方が目に悪いもん」

朋羅「何ですって!?」

神子「何!?」

御門「ついでに米も」

怜「了解」


 【安価下2】
 1 コミュ
   ※相手も併記よ
 2 神子と話す
 3 その他、どうする?

2

2

2


 ズズッ
 ズズズッ

御門「うめぇ…」

神子「…」ゴクリ

御門「あん?」

神子「…一口」

御門「…やるかよ、俺のメシだ」

神子「ケチ」

御門「で、お前何?」

神子「物部神子。そっちは?」

朋羅「ねえちょっと、友達じゃなかったの?」

御門「三笠宮御門」

朋羅「ねえ、無視? 無視するの?」

御門「んで、何でこんな魔窟に好き好んで入ってくんだよ…?」

神子「だって怜が…」

朋羅「いいわよ、もう。無視するならいいわよ、怜きゅん、慰めて」ガシッ

怜「…職務の妨げになる。解放を求める」

御門「【安価下2】」

 1 怜の知り合い?
 2 泊まるとか言ってたけど、家出か? 家どこだよ? お前んチ行って娘捜索の仕事とりゃクソ楽に金ゲットできるから教えろ
 3 その他、自由台詞

1


御門「怜の知り合い?」

神子「うん」

御門「マジで?」

怜「…肯定する」

朋羅「怜きゅん、騙されてるのよ」

御門「オカマの嫉妬は置いといて…怜に知り合いって、どこで? いつ?」


 【直下 コンマ判定】
 1~5 神子「さっき」
 6~9 神子「…ちっちゃいころ」
  0  神子「…怜くんに聞いてみれば? 知らんぷりしてるんだし…」

まさかの

00

ここ最近、ハーフハーフだと出るコンマ低いな


神子「さっき」

怜「肯定する」

御門「…んだよ、前の怜を知ってるのかと思えば…」

神子「前のって?」

御門「関係ねえよ」

神子「…ねえ、御門くんは何してるの?」

御門「…探偵」

神子「探偵っ? 何それ、面白そう! ねえねえ、殺人事件とか解決するの?」

御門「マンガの世界だけだ、そんなん」

神子「探偵かぁ…。じゃあさ、じゃあさ、推理とかできるの?」

御門「するか、面倒臭え…」

神子「つまんない…。ねえ、その袋何? ずっと持ってて」

御門「あん? ただの棒だよ、棒」

宗門『ただの棒とは何だ!? 我を何だと心得る!? 三笠宮に伝わりし、妖刀・宗門ぞ!?』

神子「見せて」

御門「やだ」

神子「…ねえ、お腹すいちゃったから何か食べさせて」

朋羅「金とるわよ」

神子「ケチ」

御門「【安価下2】」

 1 で、怜に何か用事とかあんのかよ?
 2 そんで、何でこんなとこに泊まるつもりなんだ? 家出か?
 3 その他、自由台詞

1

2

3 金持ってないのか?


御門「そんで、何でこんなとこに泊まるつもりなんだ? 家出か?」

朋羅「ちょっと、泊まるってどういうこと? さすがにそれは容認しないわよ? 家の人が心配するじゃない、外泊なんて!」

神子「…だって、お家帰りたくないし…」

御門「はあ? 家にいられんなら家にいんのが1番だろが」

朋羅「そうよ、世の中にはね、お家に帰りたくても帰れない人だっているのよ?」

神子「やなの!」

朋羅「嫌、嫌ってね、それだけでどうにかなるなんて勘違いしてると痛い目に遭うわよ?」

朋羅「あなたはお母さんがお腹を痛めて産んだの。1年弱もお腹に抱えて、それからだって、あなたが大きくなるために色々してくれたのよ?」

朋羅「親御さんは大事にしなさい」

神子「大事になんてされてないもん」

朋羅「何でよ?」

御門(何で俺が蚊帳の外になってんだ…? まあいいや、面倒だし…)


 【直下 コンマ判定】
 1~3 神子「だって、いらない子だもん…あたしなんて」
 4~6 神子「帰ったって…暴力ふるわれるんだもん…」
 7~9 神子「興味ないんだよ、わたしなんて…。お父さんもお母さんもわたしが産まれちゃったから仕方なく結婚したんだよ…」

そらっ

ぐん


神子「帰ったって…暴力ふるわれるんだもん…」

朋羅「まさか、あんた…DV?」

神子「…」

朋羅「こんな女の子に手をあげるなんて、どういう了見よ。いいわ、これから乗り込んで、ばしっとわたしが言ってあげる」

神子「やだよ」

朋羅「やだ、やだじゃ何も解決しないのよ!」

神子「でもやなの! …お家には、帰りたくないもん…」

朋羅「…」

御門(うわ、重っ…。虐待かよ…胸くそ悪い…)

神子「だから…ここにいさせて」

朋羅「あなた、辛かったの?」

神子「…全然。もう馴れたもん」

朋羅「…そんな強がり言って。…辛いから逃げてきたんでしょ? だったら、素直にそう言えばいいのよ」ギュッ

神子「…」

朋羅「分かったわ、ここに置いてあげる。でもね、ずっと逃げちゃダメよ」

神子「…いいの?」

朋羅「当たり前じゃない。オカマの心は宇宙よりも広いんだから」ナデ

神子「…うん…ありが…と…グスッ…」

朋羅「つらかったのね…。もう大丈夫よ」

神子「うん…」

御門(何これ? オカマすげー)

宗門『くぅぅっ…泣ける…。辛かったのだな…。朋羅殿は何と心が広いのか…』

怜「…」


 【安価下2】
 営業後…
 1 今後について、怜と相談
 2 コミュ
 3 その他、自由

1


朋羅「寝ちゃったわね、このコ」

神子「Zzz…」

朋羅「不純異性交遊は認めないわよ、変な物音したら叩き出すから覚悟しなさい?」

御門「しねえよ…。んな、中学生相手に…」

朋羅「でも、わたしは怜きゅんなら大歓迎だから、いつでも…」

怜「…」

朋羅「んもう、相変わらずクールなんだから…。それじゃ、おやすみなさい」

 バタム

御門「…さて、邪魔者がいなくなったとこで」

御門「どうするよ、これから?」

怜「…引き続き、僕の体を修復できる者を探したい」

怜「だが、デイモン・ファイアストーンでも修復には多大な時間がかかるため、機械技術によって修復をはかることは困難と予測される」

怜「よって、復元が可能である異能を持ったグラスパーの捜索が優先事項に挙げられる」

御門「つっても、どんな異能だよ…」

怜「不明」

御門「はぁ…。せめて、何かしらの手がかりとかがありゃあいいけど…」

怜「…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 手がかりなんて…ないっす…
 4~6 御門が何か思い出しかけた
 7~9 怜がうっかり忘れてたのを思い出した


御門「…怜を戻せる異能…」

御門「ものを直す異能ってことだよな…」

御門「…ん?」

御門「何か、あったような…気が…」

怜「該当情報の開示を要求する」

御門「何だったかな…。あれだ…あのー…」

御門「…エベレスト」

怜「エベレスト。ヒマラヤ山脈の主峰。標高8848メートル」

怜「該当情報あり」

怜「グラスパーの戦闘により、エベレストが削岩・崩落を起こし、地球最高峰でなくなった」

怜「その後、エベレストは元の標高に復元をされた」

御門「それだ、それ! あれって、気づいたら元通りになってたんだろ? それって、異能じゃなきゃ難しいんじゃねえか?」

怜「同意する」

御門「てことは、それを直したグラスパーは存在する! 山ひとつ元に戻せるんなら、お前の体だって余裕なはずだろ!」

怜「同意する」

御門「…ま、どうやって見つけるかって話なんだけど…」


 【安価下2】
 1 怜ならちゃちゃっと探せない?
 2 そうだ、機関なら分かるかも? 縛に連絡とって調べてもらえないか頼んでみよう
 3 その他、妙案求む

2

2


御門「あの、和名ヶ谷ってのにちょっと連絡取って教えてくれるよう頼むか」

御門「名刺、名刺っと…」ゴソゴソ

御門「お、あった。これだな…。電話」

怜「…」つ受話器

御門「この番号にかけてくれ」

怜「了解」

 pipipi…

 prrrrr…

御門「出てくれよ、和名ヶ谷縛ちゃん…」

怜「…」

縛『はい、もしもし、和名ヶ谷です』

御門「あ、どーもー。先日、お会いした三笠宮っすけど」

縛『三笠宮さん! どうもです! もしかして、怪盗ロキについて何か…!?』

御門「ああ、そうじゃなくて…。ちょっと、頼みたいことがあるんすけども」

縛『何ですか?』

御門「機関って、グラスパーを管理してるじゃないすか。そん中に、エベレストを直した異能の持ち主っています?」

御門「ちょっと人の手じゃ直せなくて…でも、めっちゃめちゃ大事なことがあるから頼りたいんすけど」

縛『ええっと…それはちょっと、外部には漏らせなくて…。一応、個人情報ですし…。情報漏洩ってことに…』

御門「そこを何とか!」


 【直下 コンマ判定】(お人好し+1)
 1~3 縛『すみません…。ムリなんです』
 4~6 縛『あー…うーん…じゃ、じゃあ…ストレートに教えちゃうと引っかかりそうなんで…ヒントだけ…?』御門「クイズじゃねえんだから…」
 7~9 縛『うーん…分かりました! 任せてください!』

たのむよ


縛『あー…うーん…じゃ、じゃあ…ストレートに教えちゃうと引っかかりそうなんで…ヒントだけ…?』

御門「クイズじゃねえんだから…」

縛『僕、色々とクビがヤバい状態なんで…バレたら大変なことになっちゃいまして…』

縛『でも探偵さんだし、大丈夫ですよね!?』

御門「…探偵なんて、ただの肩書き…」

縛『ちょっと待ってください、検索かけますから…』

御門「…まあいいか…手がかりなしよか…」

縛『えーとえーと…あ、多分、この人…』

御門「で、ヒントは?」

縛『…そう、ですね…』


 【直下 コンマ判定】
 1~3 縛『…今、高校3年生です! けど、何か…学校辞めちゃった…? これだけで…すみません』御門「…マジか…」縛『あと、じゃあ日本人で』
 4~6 縛『えーと…日本にいて、機関と関係があるそうです。これ以上はごめんなさい』
 7~9 縛『…18歳で、愛犬と暮らしてて…機関でバイト中…とだけ』


縛『…今、高校3年生です! けど、何か…学校辞めちゃった…? これだけで…すみません』

御門「…マジか…」

縛『あと、じゃあ日本人で』

御門「日本人の高校3年生のグラスパーって…何人いるんだよ…」

縛『大体…200人くらいですね、届けを出してるのは』

御門「…」

縛『がんばってください! では、これで。お仕事中なので』

 プチッ

御門「…怜…情報…少ない」

怜「開示を要求する」

御門「高校3年生だったけど、学校を辞めた、日本人のグラスパー。年齢だと、17か18ってとこだな」

怜「了解」

御門「こんなん、手がかりになりゃしねえよ…」

怜「…」

御門「…金は50万弱は貯まったけど…」

怜「物部神子により、散財をした。今日だけで4万3980円のマイナスになっている」

御門「…そんな、金使ったのか…?」

怜「肯定する」

御門「…」

御門「【安価下2】」

 1 せめて…60万は貯めてから、出るか…。それまでは、情報収集で…。集まるものなんか、ねえだろうけど…
 2 めんどうくせえ…
 3 その他、自由台詞

2

2


御門「めんどうくせえ…」

怜「…同意する」

御門「え?」

怜「…」

御門「…お前も、めんどうくせえの?」

怜「肯定する」

御門「…んだよ、分かってきてんじゃねえか」

怜「?」

御門「まあいいって」

怜「…」


 【安価下2】
 宗門の強制GS練習
   A ポイント 100/100
   B アーム 428/200
   C コート 106/300
   D バーニッシュ 242/200
   E ピラー 70/250
   F アンテナ 0/200
   G ステルス 0/300

F

G

F


 【直下 コンマ判定】(人斬りの才覚+20)
 コンマ二桁分加算
 ステルス 0/300

究極


 ステルス 43/300

御門「さーて、と…」

御門「おやすみ」

怜「…」

御門「にしても…たまには、ベッドで寝てえな…。ソファーが柔らかいから、まだいいものの…」

御門「このソファーにオカマがきったねえケツ乗せてるとか思い出すと、鳥肌が…」

怜「…」


 【安価下2】
 1 怜もGS練習しとく?
   A ポイント 100/100
   B アーム 299/200
   C コート 300/300
   D バーニッシュ 200/200
   E ピラー 83/250
   F アンテナ 64/200
   G ステルス 98/300
 2 おやすみしたお

1G

D


 【直下 コンマ判定】
 コンマ二桁分加算
 バーニッシュ 200/200


 バーニッシュ 269/200

御門「Zzz…」

神子「Zzz…」

怜「…」

怜「…スリープモード」

怜「タイマー設定、変更せず」

怜「スリープ、開始」


 【安価下2】
 1 怜視点
 2 御門視点


 ――個人情報――
 名前:天宮怜 性別:男 職業:ー 年齢:16
 身体能力:優秀 頭脳:優秀 精神:自我薄弱
 異能:風 特技:料理 願望:ー
 GS:ポイント100/100 アーム299/200 コート300/300 バーニッシュ269/200
    ピラー83/250 アンテナ64/200 ステルス98/300

 名前:三笠宮御門 性別:男 職業:探偵 年齢:16
 身体能力:貧弱 頭脳:平凡 精神:紙クズ
 異能:障壁 特技:剣術・英語 願望:剣に生きよ?
 GS:ポイント100/100 アーム428/200 コート106/300 バーニッシュ242/200
    ピラー70/250 ステルス43/300

 ――知人――
 妖刀・宗門:厳密には知人ではなく持ち物 口うるさい 御門に憑いて力を与える
 ファイブ:フォース・ナンバー・ファイブ
 春藤朋羅:オカマ 吸血鬼の異能 怜きゅんLOVE
 越山泰佑:エージェント 反応の異能
 垣沼太郎:天宮市繁華街のボス どっぷり黒い
 和名ヶ谷縛:異能管理機関怪盗ロキ専任捜査官 鎖の異能 童顔
 デイモン・ファイアストーン:怪盗ロキ 斥力と撹乱の異能
 シモン・アスファート:異能管理機関怪盗ロキ専任捜査官 竜化の異能 
 ファースト:フォース・ナンバー・ワン 溶岩の異能
 フランシス・マウラ:フォース・ナンバー・シックス 怪盗ロキ一味
 シャルル・ルパン:ルパン13世 怪盗ロキ一味
 物部神子:家出少女 ワガママ さみしがり


2

2


 【安価下2】
 朝の強制GS練習
   A ポイント 100/100
   B アーム 428/200
   C コート 106/300
   D バーニッシュ 242/200
   E ピラー 70/250
   F アンテナ 0/200
   G ステルス 43/300

G

G


 【直下 コンマ判定】(人斬りの才覚+20)
 コンマ二桁分加算
 ステルス 43/300


 ステルス 138/300

神子「おはよ、怜くん」

怜「…」

御門「…ねみぃ…」

神子「御門くん、眠そうだね」

御門「寝てていいなら寝ててえよ…」

神子「寝てれば?」

御門「仕事だっつーの」

怜「朝食ができた」

神子「おいしそう! 怜、お料理上手なの?」

怜「…」

御門「今日の仕事…楽だといいな…」


 【直下 コンマ判定】(前スレ>>1000+9)
 1~3 賞金20万ドルのグラスパーを捕まえろってさ
 4~6 労せずして金ゲットだぜ!
 7~9 町おこしやるからついてこいって

運命


 ――天宮市・繁華街・イベントスペース――

御門「今日は何すか?」

垣沼「町おこしだよ、町おこし…。パフォーマンス大会だと」

垣沼「まあ、物騒なことはないだろうけど…いちゃもんつけてくるヤツいたら脅して追い返しとけ」

御門「うーっす」

 ゾロゾロ

商店会長「じゃあ、垣沼くん…あと、よろしく」

垣沼「ええ、了解です」

垣沼「あ…また、あの小僧くんのか…?」

垣沼「しつこいんだよな…」

御門「ふわぁぁぁ…」


 【直下 コンマ判定】
 町おこしに出演しにきてくれたのは…
 1~3 百夜桜乃音姫以外は、モブで
 4~6 百夜桜乃音姫+マジシャンX+他モブ
 7~9 百夜桜乃音姫+マジシャンX+SAMURAI

ほい


銀侍「ゆ、ゆゆゆっ、百合殿! 拙者、百合殿と会話をしたいがために…!」

百合「へっ…あ、はい…どうも…ありがとうございます…」

桜花「またきた」

依姫「去年はゆっきーいたのになあ…」

時音「いなくなったヤツなんかどうだっていいだろ」

夜子「あら…また、あのマジシャンさんが」

デイモン「ふっ…また今年も、幼女の笑顔を掴みにきたぞ…!」

垣沼(濃いメンツだな、おい…。でも、あの小僧がいないのはラッキーか…うざいし)

御門(何このメンツ…見せ物大会?)

垣沼「はい、じゃー、逆リハなんで。クジひいてもらって、出演順決めてください」

垣沼「御門」

御門「へいへい…。クジどうぞっと」

銀侍「む?」

御門「ん?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 銀侍「…ふっ…何でもない」
 4~6 銀侍「良い刀を持っているな」
 7~9 銀侍「人斬りの目か。この現代に拙者の他に侍がいるとは思わなんだ。ともに、剣の道を邁進しようぞ」

SAMURAI何する気なんだ

もうSAMURAIのまともな侍になれそうなコンマが全部低いのが笑える

銀侍に見抜く目はなかったか


銀侍「…ふっ…何でもない」

御門「?」

御門「はい、次」

デイモン「うむ」

御門「はい、最後」

夜子「あら、わたしが最後? いいけれど…こういうのはレディーファーストじゃなくて?」

御門「へいへい、どうもー」

夜子「何てやる気のない…」

宗門『御門、あの侍…手練だ』

宗門『我のことにも気づいているようだったぞ。どうする、斬るか?』

御門(何が斬るか、だっつーの…めんどうくせえ…)

垣沼「んじゃ、クジに書かれた数字と逆の順番でリハ始めるんで。最初は…アイドルさんで」

銀侍「百合殿、応援しているぞ!」

百合「ど、どうも…」

御門(大体、何だよ…あのドルオタ…。あんなのが侍って…どうかしてんだろ…)

宗門『むむむむ…できる、あやつの身のこなし…。御門、お前よりも強いぞ、ヤツは』

御門(それがどうしたっつーの…)


 【直下 コンマ判定】
 1~3 銀侍「あるよ…。妖刀の使い手がいたぞ。ただし、ことが終えた後にせよ。無粋な邪魔は拙者が許さんぞ…」
 4~6 雑用が多くてだりい
 7~9 銀侍「むっほおおおおおっ! 百合殿~!」

ダメだこいつはやくなんとかしないと・・・


銀侍「むっほおおおおおっ! 百合殿~!」

垣沼「御門、あの侍、うざいから静かにしろって言っとけ」

御門「うーっす」

御門「すんません、お静かに」

銀侍「おお、これは失礼」

銀侍「拙者、あのあいどる達のふぁんであるがゆえに…」

御門「そういうのいいんで」

銀侍「そんな殺生な…!?」

御門「だから静かにって…」

銀侍「…失礼つかまつった」

宗門『…我の見込み違いか…?』

御門(ほんっと…何だ、こいつ…?)


 【安価下2】
 1 で、出演者と関係者の飲み会があるからってついていくことに
 2 定時にゃ帰るぜ! 飲み会? んなのだるくて行くかボケ!

1

1


 ――天宮市・繁華街・居酒屋――

商店会長「であるからして…明日の町おこし興行の成功を祈りまして…」

御門「話なげー…」

垣沼「会長、ビールの泡が」

商店会長「ああ、これは…。では、乾杯」

<かんぱーい

御門「好きに飲み食いしていいんすか?」

垣沼「好きにしろ。けど、何かあったらお前が動け」

御門「ういーっす」

 モグモグ

御門「怜のがうめえな…」

御門「ま、いいや。こういうつまみ、あんま作ってくれねえし…。手羽先うめえ…」

 ガツガツ


 【安価下2】
 1 タダだから食いまくるよ
 2 SAMURAIに呼び出されたよ
 3 SAMURAIとマジシャンXがやたら、百夜桜乃音姫にからんでるから、それ止めさせてこいって言いつけられた。めんどくさっ

1


御門「うめえ、タダだとうめえ!」

 ガツガツ
 ムシャムシャ

銀侍「若き侍よ」

御門「んぁ?」

銀侍「少し、お主と喋りたい。よいか?」

御門「やだね」

宗門『行け、御門』

銀侍「…やはりな。それは妖刀か。拙者にも声が聞こえる」

宗門『何とっ!? それは真か!?』

銀侍「うむ、やはり幻聴ではない。ついてきてもらえるな?」

御門「…めんどうくせえ…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 果たし状を叩きつけられた
 4~6 銀侍と宗門がわけのわからんお喋りを…
 7~9 お話はアルさんについて


銀侍「そうして拙者はかの大剣豪、宮本武蔵の五輪の書を手に入れ…」

宗門『宮本武蔵か! あやつとは対峙することがなかった。しかし、その名はあの当時にも…』

銀侍「巌流島で…」

宗門『決闘というものは古来より…』

 ペチャクチャ
 ワイワイ

御門「…俺がくる意味なくね…?」

銀侍「そして拙者は武士道をあいどるに見出したのだ!」

宗門『我も長らく、妖刀として世の移り変わりを眺めてきたが、アイドルというものについては認識が甘かった』

宗門『確かに銀侍殿の言う通り、アイドルが偶像としてあり続ける姿は、死を求め、その死を見つめながら、死を遠ざけるべき剣の道と通ずるところもあろう』

銀侍「分かるか、妖刀・宗門よ!」

宗門『うむ』

御門「…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 宗門『しかし、こうしてかの大剣豪・宮本武蔵の技を継ぎし者がいるのであれば…』銀侍「拙者も、手合わせをと考えていたところだ」
 4~9 宗門と銀侍が仲良しになった。いっそのこと、こいつに押しつけたい

えい

戦うことになったか

どうすればゆっきーの話題になるだろうか。


宗門『しかし、こうしてかの大剣豪・宮本武蔵の技を継ぎし者がいるのであれば…』

銀侍「拙者も、手合わせをと考えていたところだ」

宗門『では、鎬を削るしかあるまいな』

銀侍「ふっ、望むところ」

御門「何言っちゃってんだよ…。んなめんどうくせえこと、誰がするか…」

銀侍「何ぃっ!?」

宗門『御門、世に剣豪は2人といらぬのだ! であれば、剣士が出会えば果たし合いになることは必須!』

宗門『この勝負を避けると言うのであれば、それは恥であるぞ!』

銀侍「その通りだ」

御門「恥でいいっつの…」

宗門『御門!!』

銀侍「ほう…。あくまでも、やる気はないと」

御門「んな面倒臭えこと誰がす――」

 ヒュパンッ
 パラパラッ…

御門「っ…は…?」

銀侍「拙者が殺すつもりでいたのであれば、今ごろ、お主の首は宙高くへ舞い上がっていた」

銀侍「そして、この町おこしが終わった後、拙者は殺す気でしかける。それでも尚、その妖刀・宗門を抜かぬと言うのであれば死、あるのみよ」

銀侍「それでも、抜かぬか?」

御門「ばっ…バカじゃねえのか!? そんなん、機関にチクれば――」

銀侍「拙者は、機関であろうが容赦なく切り伏せる。侍として生きているのだ。その程度の覚悟など、とうにできている」

宗門『御門、戦いは避けられぬのだ』

御門「っ…」

銀侍「ふっ…。拙者とて、不意打ちで勝とうとは思わん」

銀侍「然るべき時、正々堂々と戦おうぞ。この世に、天下無双の剣豪は2人といらぬのだ」

銀侍「ではな、三笠宮御門。果たし合いを楽しみにしているぞ」ザッ

宗門『やはり、あの男は凄腕だ』

御門「……………は?」


 【安価下2】
 1 こりゃ、すぐに逃げるしかねえな。明日のイベントが終わったら、やられる
 2 …やりゃいいんだろ…侍なんざ、クソったれだ…何で切り合いするんだよ…諦めて、やろう…

2


 ――天宮市・繁華街・オカマバー『あやふ屋』――

御門「…ただいま…」

 カラン

朋羅「あら、遅かったのね」

御門「…飲み会…」

朋羅「あ、太郎ちゃん、町おこし絡んでるんだったっけ?」

朋羅「で、いい男とかいた?」

御門「知るかよ…そんなん…。ああ、クソ…クソだ…ほんとクソ…はぁ…」

朋羅「何そんなにしょげてるの?」

御門「はぁぁ…」

神子「ねえねえ、朋羅ママ、ロックって、氷どれくらい入れるの?」

朋羅「ロックアイスがコップから少し飛び出るくらいよ」

怜「…御門、何を食べる?」

御門「…侍をぶっ殺せそうなの…」

怜「…理解不能。オムハヤシライスを調理する」

御門「もう何でもいい…はぁぁ…」


 【安価下2】
 1 現実逃避する
 2 コミュ
   ※相手も併記ヨ
 3 その他、どうする?

なんだ?
銀侍がかっこいいぞ?

修行


御門「死ぬ…絶対死ぬだろ…」

御門「何であんな、死ぬのがあからさまなヤツと殺し合いなんだよ…」

宗門『武士道とは死ぬことに――』

御門「んな野蛮なこと、してたまるか…。いつの時代に生きてんだよ、骨董ぽんこつ…」

神子「ねえ、怜くん、何でひとりごと?」ヒソ

怜「…聞こえない声があって、それと御門は話している」

神子「だから、それ…ひとりごとでしょ…?」

怜「本人は違うと言っている」

宗門『悲観をすることはない』

宗門『我がいれば御門は無双の剣士となるのだ』

御門「バカ言ってんじゃねえよ…。死ぬに決まってんだろ…」

宗門『ふむ…。そこまで不安であるのならば、修行でもするか?』


 【直下 コンマ判定】(面倒くさがり-2)(死にたくない+4)
 1~5 御門「んなことしたってムダだろうが、ボケ…」
 6~0 御門「死ぬよかマシだ…やってやるよ…やりゃいいんだろ、ボケが…」

やるんだ


御門「死ぬよかマシだ…やってやるよ…やりゃいいんだろ、ボケが…」

宗門(とは言え、一朝一夕でどうにかなるものでなし…)

宗門(御門の身体は脆弱そのもの。銀侍もまたグラスパーであることから鑑みるに、今さら身体を鍛えてもその差は遠く及ばぬ…)

御門「何すりゃいいんだよ…素振りか…?」

御門「んなことして強くなれんなら、今夜だけ何だってしてやるっつうの…」

御門「どうせ、明後日の朝にゃ死んでるけどな…へっ…」

宗門『ならば…』


 【直下 コンマ判定】
 1~3 宗門『まずはその腐った根性から叩き直せばならんな』
 4~6 宗門『三笠宮秘伝の剣術を、今こそ御門へ継承しよう』
 7~9 宗門『三笠宮秘伝の剣術の極意、今こそ伝授しよう』
  0  宗門『三笠宮秘伝の剣術、その奥義を授けよう。ただし、そう簡単に習得できるものではないぞ』


宗門『三笠宮秘伝の剣術の極意、今こそ伝授しよう』

御門「…極意…?」

宗門『さあ、ここでは修行などはできぬ。外へ出るぞ』

御門「…怜、ちっと出てくる」

怜「了解」

神子「どこ行くの?」

御門「知るか。外は外だ」

御門「んじゃな」

 カランッ

神子「…御門くんって、頭、あれなの?」

怜「…本人には聞こえている声だ」

神子「でも、それって…あれなんじゃ…」

怜「…」


 【直下 コンマ判定】(人斬りの才覚+3)
 1~5 極意、掴めず…
 6~9 これが…三笠宮秘伝の剣術の、極意…

掴め


 スパンッ

御門「…んで?」

宗門『やはり、御門には天性の人斬りの素質がある…』

宗門『まさか、頭で理解できぬまま、体で習得をしてしまうとは…』

御門「いや、意味分かんねえけど…」

御門「結局これって何だよ?」

宗門『良いか、この世には流れがある』

宗門『それは時の流れ、気流の流れ、水流の流れ…ありとあらゆる、循環があるのだ』

宗門『三笠宮はそれを身体で感じ取り、その流れの渦へと刃を差し込み、断ち切る』

宗門『そうすることで、いかなるものであろうとも断絶させられるのだ』

御門「…何だよ、その精神論…」

宗門『精神論ではないわ!』


 【直下 コンマ判定】
 偶数 宗門『奇跡ではなく、技術で世の流れを断ち切る。それが三笠宮の極意である!』
 奇数 宗門『まだ御門は未熟だ。故に成功率は低いものの、確かにそれを掴めた。お前は無双の剣士として、それが空であれ、海であれ、切り裂けるのだ』
 ※0は偶数扱いなんよ


偶数

いいぞ


宗門『奇跡ではなく、技術で世の流れを断ち切る。それが三笠宮の極意である!』

御門「世の流れ、ねえ…」ヒュンッ

宗門『そうだ。だが、それを感じ取らねば何にもならん』

宗門『よって!』

御門「ん?」

宗門『目隠しをせよ!』

御門「は?」

宗門『目を閉じて尚、気流の流れ、人の流れを感じ取りながらあやふ屋へと戻るのだ!』

御門「んな、マンガみてえな…」

宗門『抗うと言うのであれば、我が力で強制的に実行させるのみよ!』

 パチッ

御門「はっ!? 目が…おい、目が開かねえ…!」

宗門『わっはっは、見たか、我が力を!』

御門「おい、マジでやめろ! 車に轢かれたらどうする!?」

宗門『それもまた一興』

御門「死ぬだろうが、ボケが!!」



 【直下 コンマ判定】
 1~3 そして、ボロ雑巾になりながらすっかり日が昇ってから帰れた
 4~6 傷だらけになりつつ、どうにか夜明けころに戻れた
 7~9 何か掴めたかも
  0  こいつ、やはり天才か

天才

妖刀使う奴がもう一人出てきてもおかしくないよなあ


 ――天宮市・繁華街・オカマバー『あやふ屋』――

 カラン…

御門「か…え…れた…」ボロッ

怜「帰宅確認。負傷多数。傷の処置をする」

宗門『よし、目を開けさせてやろう』

 パチッ

御門「ふぅ…死ぬかと、思った…」

御門「…つか怜…起きてたのか…?」

怜「起きていた」

御門「…そっか…痛てて…」

怜「…」

御門「…いつも通り、起こせ…。おやすみ…」バタッ

御門「Zzz…]

怜「…了解」

怜「処置を続行する」

宗門『すまぬな、怜』

怜「…」



 ――個人情報――
 名前:天宮怜 性別:男 職業:ー 年齢:16
 身体能力:優秀 頭脳:優秀 精神:自我薄弱
 異能:風 特技:料理 願望:ー
 GS:ポイント100/100 アーム299/200 コート300/300 バーニッシュ269/200
    ピラー83/250 アンテナ64/200 ステルス98/300

 名前:三笠宮御門 性別:男 職業:探偵 年齢:16
 身体能力:貧弱 頭脳:平凡 精神:紙クズ
 異能:障壁 特技:剣術・英語 願望:剣に生きよ?
 GS:ポイント100/100 アーム428/200 コート106/300 バーニッシュ242/200
    ピラー70/250 ステルス138/300

 ――知人――
 妖刀・宗門:厳密には知人ではなく持ち物 口うるさい 御門に憑いて力を与える
 ファイブ:フォース・ナンバー・ファイブ
 春藤朋羅:オカマ 吸血鬼の異能 怜きゅんLOVE
 越山泰佑:エージェント 反応の異能
 垣沼太郎:天宮市繁華街のボス どっぷり黒い
 和名ヶ谷縛:異能管理機関怪盗ロキ専任捜査官 鎖の異能 童顔
 デイモン・ファイアストーン:怪盗ロキ 斥力と撹乱の異能
 シモン・アスファート:異能管理機関怪盗ロキ専任捜査官 竜化の異能 
 ファースト:フォース・ナンバー・ワン 溶岩の異能
 フランシス・マウラ:フォース・ナンバー・シックス 怪盗ロキ一味
 シャルル・ルパン:ルパン13世 怪盗ロキ一味
 物部神子:家出少女 ワガママ さみしがり
 蔵屋敷銀侍:SAMURAI×ドルオタ=エセサムライ


―――――

 一旦、ここまでっす
 ありがとうございました~

 迷いなく、銀侍との果たし合いの安価取ってましたけど…真剣勝負だから、超危険だからね?


一旦乙 危険は承知だが侍同士の戦いを見たい

できれば峰打ちで倒したいものだ

乙 死んだらどうしよ

乙 恋せよ乙女が終わってた……辛いよ
おまけネタで
言子と千景の失恋同盟結成後、オカマバー『あやふ屋』へ
朋羅ママが失恋した二人の乙女をなぐさめてくれるよ

乙~
三三〇に巻き込まれた人達の安否が気になる


 では再開…といく前に、ご相談

 ぶっちゃけ、銀侍つおい
 御門が負ける(=死亡する)確率、高い

 なので…苦肉の策ですが、残機制とか、どうです?
 怜と御門合わせて、とりあえず、2機です
 このストック使い果たしたら、容赦なく、2人の内どっちかが死んじゃった時は、死んじゃう

 で、ひとりになったら残機とか関係なく、無限リトライ可能

 …いらないかな?
 いるかな? どうです?

いります 甘えさせていただきます

いるいるい~るいる

正直章が終わる頃にはどっちかが死んでる未来しか見えない


 では、残機2ということで
 あと…御門が死ぬ可能性大ってことは、SAMURAIも死ぬ可能性…あるかんね?

 ガチな真剣勝負だから…(震え声

 【安価下2】
 では、再開にあたって…
 1 怜視点で
 2 御門視点で

2

1

せいぜい痛み分けで終わってくれ…


 ――天宮市・繁華街・オカマバー『あやふ屋』――

怜「スリープモード、解除」パチッ

怜「時刻確認午前6時30分」

怜「活動開始」

怜「…」


 【安価下2】
 1 GS練習
   A ポイント 100/100
   B アーム 299/200
   C コート 300/300
   D バーニッシュ 269/200
   E ピラー 83/250
   F アンテナ 64/200
   G ステルス 98/300
 2 誰か起こしてコミュ
 3 待機
 4 その他、自由

朝の散歩

D


 【直下 コンマ判定】
 コンマ二桁分加算
 バーニッシュ 269/200


 バーニッシュ 289/200

神子「んぅ…おはよ…」モゾ

怜「…」

神子「怜くん…?」

怜「何だ?」

神子「おはよ」

怜「…」

神子「…おはよう、って言ったら、おはようだよ?」

怜「おはよう」

神子「うん」

神子「ねえねえ、今日、町おこしっていうのがあるんでしょ? 一緒にいこ?」

怜「…」

怜「【安価下2】」

 1 了解
 2 …めんどうくさい
 3 その他、自由台詞

1

2


怜「…めんどうくさい」

神子「ほんとに?」

怜「…不明」

神子「何で御門くんのマネするの?」

怜「…お前は、めんどうくさい」

神子「ひどい」

怜「…」

神子「ひどいって、言ってるんだけど」

怜「対処行動はない」

神子「あるよ! ごめんね、って」

怜「…ごめんね」

神子「じゃあ、許してあげるから、一緒にいこうね」

怜「…」

神子「行こうね」

怜「…了解…」


 【安価下2】
 午前ターン(御門通勤後)
 1 しりとりで時間潰し
 2 コミュ
 3 その他、自由行動

2 御門

ごめん通勤後だね 安価したで

銀侍をこんなところで退場させたくない…


 >>178 すんません、そうなんです。通勤後なんす

 そして! コミュの時は、相手を併記して欲しいっす! いちいち書くのをめんどうくさがってすんません!
 【安価下1】
 1 神子と
 2 朋羅と

2


神子「怜くん、見て見て」

怜「何だ?」

神子「ほら、折り紙。鶴。きれいにできてるでしょ?」

怜「…」スッ

 ペラペラ
 ツツツ…

怜「できた」シャキ--ン

神子「え、上手…」


 ↓1~3 神子とのコミュ内容
 ※なければ「なし」でもおkっすよ!!

感情とはどういうものだ

お前のおかげである感情が芽生えたありがとう

なにか夢はあるのか?

これが折り紙か 誰に教わった?


怜「感情とは、どういうものだ?」

神子「感情?」

怜「肯定する」

神子「気持ちだよ。怒ったり、泣いたり」

怜「…」

神子「怜って、おかしいよね。何でそんななの?」

怜「…開示すべき情報ではないため、秘匿する」

神子「怜にだって、感情はあるでしょ?」

怜「…お前が僕に持たせた感情はある。ありがとう」

神子「ほんと? なになに?」

怜「めんどうくさい」

神子「え?」

怜「めんどうくさい、という御門がよく口にする感情を理解できた」

神子「それ皮肉?」

怜「否定する」

神子「…変なの。ねえねえ、怜くんって、何かしたいこととかある? 夢とか」

怜「ない。お前は、何か夢があるのか?」

神子「うーん…ない」

怜「…」

神子「でも、何もないんじゃなくて、わかんないだけ」

神子「だけど今は、怜くんと一緒にいる」

怜「理由を求める」

神子「だってちゃんと、怜くんはお話聞いてくれるから。朋羅ママもお話聞いてくれるけど、ちょっと説教臭いんだもん」

怜「…」

神子「やだ?」

怜「【安価下1】」

 1 嫌ではない。好ましくも思っていない
 2 そのように僕に選択を求めてくる行動が、めんどうくさい
 3 その他、自由台詞

2

ヒロイン(仮)に厳しい住人


怜「そのように僕に選択を求めてくる行動が、めんどうくさい」

神子「何で?」

怜「?」

神子「そんな顔しないでよ。何で、それが面倒なの?」

怜「遂行目的が存在しうる状況での判断は求められてきた」

怜「だが、遂行目的時以外に僕自身の行動を決定づける判断はしてこなかった」

怜「不慣れである、という理由が挙げられる」

神子「自分のことなのに?」

怜「肯定する」

神子「変なの」

怜「…普通ではないのは、理解している」

怜「【安価下1】」

 1 …僕は、サイボーグだから
 2 …御門にスタミナ料理の弁当を届けるように言いつけられている。弁当調理を開始する
 3 その他、自由台詞


怜「…僕は、サイボーグだから」

神子「サイボーグ? 009?」

怜「フィクション漫画ではない」

怜「フォース・ナンバースと呼称される、グラスパーを改造したサイボーグの7番目が僕だ」

怜「身体の3割は生身であり、残り7割は機械化されている。僕は誰かの命令を聞くために改造をされ、運用されてきた」

怜「よって、自由意志による自身の行動判断は不慣れである」

神子「…ほんとに?」

怜「肯定する」

神子「…かっこいい!」

怜「…かっこいい?」

神子「じゃあ、腕とかも、本当に機械なの? ねえねえ、どんなことできるの? 触っていい?」

怜「…」

神子「どこが、機械じゃないの?」

怜「身体内部の機械化されていない臓器が該当する」

神子「手で触れるところは?」

怜「体外にさらされている肉体は、性器のみだ」

神子「…それって…」

怜「…」

神子「…触りたくない」

怜「同意する。他人が手で触る身体箇所ではない」


 【安価下1】
 1 じゃあ、町おこしいこか
 2 その他、自由行動

1

なんで まに受けれるんだろう


 【直下 コンマ判定】
 1~3 人が大勢
 4~6 マジシャンXに声をかけられた
 7~9 百夜桜乃音姫とばったり

残念


 ――天宮市・繁華街・イベントスペース――

 ワイワイ
 ザワザワ

<去年も見たな、あのマジシャン

<ロリコンだ

<ふっ…相変わらず、トリックが分からない

<田舎のくせに人多すぎわろすww

神子「見えない…」

怜「…」

神子「ねえ、見えない」

怜「同意する」

神子「見たいんだけど」

怜「…同意しない」

神子「意地悪っ」

怜「その意図はない」

神子「どこか、見られるところないのかな?」

怜「…」


 【安価下1】
 1 見られるところを探す
 2 何もしないよ
 3 その他、どうする?


怜「…」

 スタスタ

神子「怜くん?」

怜「こっちだ」

神子「うん」

 スタスタ

怜「…」キョロキョロ

怜「…」スタスタ

神子「ねえ、場所探してくれてるの?」

怜「肯定する」

神子「ありがと」

怜「…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 見られる場所を探してたら、神子がびくってなった
 4~6 見られる場所を探してたら、武器ちらつかせて追い払ったチンピラがいて逃げてったからいい場所が空いた
 7~9 見られる場所を探してたら、御門に発見されて関係者がいるスペースから見られることになった


御門「怜、何してんだ?」

怜「…見られる場所を探していた」

神子「あ、御門くん」

御門「ああ、意外と人多くてめんどうくせえよなあ…探すとこも」

御門「…関係者のとこ来るか?」

神子「いいの?」

御門「今戻るとこだったし、手間じゃねえから」

神子「行く行く、いい感じに見られる?」

御門「正面からじゃねえけどな」

神子「近い?」

御門「…まあ、近い」

神子「じゃあ行く!」

御門「こっちな」

神子「うん。行こ、怜くん」ギュッ

神子「あ、硬い。カチカチだね、怜くんの体」

怜「…機械化されている」

神子「がしゃんがしゃん、って音はしないの?」

怜「異常駆動音は故障時に鳴る」

神子「故障するんだ…」


 【安価下1】
 1 で、いい感じに見る
 2 控え室兼ねてるテントの中に出演者がいた
   A マジシャンXをデイモンと見抜いた
   B 百夜桜乃音姫の誰かと目があった

2B

2A


神子「わ、近いっ! すごいね」

怜「…」

怜「?」

 ジッ

依姫「?」

 ジッ

怜「…」

依姫(え、何か目が合った…)

依姫「桜花、桜花」チョンチョン

桜花「なに?」

依姫「今、あそこのと目が合った」

桜花「…だからなに、よっちゃん先輩。うぶ?」

依姫「いやさ、何か気不味いよな、知らない人と目が合うって」

桜花「よっちゃん先輩にそんな感情が…めもめも」

依姫「うおーい、メモするほどかーい」

桜花「冗談」

依姫「でさでさ、何か…まだこっち見てる」

桜花「ひとめぼれの予感?」

依姫「マジで? やっべ、美しさは罪だな」

桜花「勘違いは罪」

依姫「どーいうことだ」フニィ-

桜花「ほっへひっはんはひへ…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 愛想笑いついでに手を振られたから、怜も手を振り替えしておいた
 4~6 SAMURAIが見つめ合ってたことに嫉妬して寄ってきた
 7~9 やこたんがその様子に気づいて、怜に話しかけてきた

(怜に同行頼んでどっちか死にそうになったら止めるように言うか)


夜子「どうしたの?」

依姫「いやね、あそこのコが何か見てんのよ」

桜花「当たって砕けろ」

依姫「それどっちが? 桜花、それどっちだ?」

夜子「あそこのコ?」チラッ

怜「…」

夜子「…?」

依姫「お嬢、ここはひとつ、お嬢の手腕で」

桜花「手腕で」

夜子「…何よ、手腕って…。まあいいわ。ファンだったら、交流も大切だし」

桜花「ほんとにいった」

依姫「さすがだぜ、お嬢」

夜子「あなた、どうかして?」

怜「…どうもしない」

夜子「あら、じゃあどうして、じっと見てたの?」

怜「…」

怜「【安価下1】」

 1 特に理由はない
 2 着衣の乱れを確認していた。襟の左側が折れ曲がり、内側に食い込んでいる
 3 その他、自由台詞

2


怜「着衣の乱れを確認していた。襟の左側が折れ曲がり、内側に食い込んでいる」

夜子「え?」フイッ

依姫「何だ、こっち見たぞ」ヒソ

桜花「見てる」ヒソ

夜子「よっちゃん、襟、襟」

依姫「襟?」

桜花「変になってる」

依姫「あ、マジだ。え、これ見てたの?」

桜花「よっちゃん先輩、うぬぼれた感想は?」

依姫「うぬぼれてない」フニィッ

桜花「ほっへらへぇ…」

夜子「どうもありがとう、教えてくださって」

怜「…」

夜子「あなた、無口なの?」

怜「返答の必要性を感じなかったために喋らなかった」

夜子「何か答えてくれないと、本当に聞いているのか分からないわよ?」

怜「…聞いている」

夜子「でも、話しかけた方が分からないもの」

怜「…了解」

夜子「ふふっ、変な人ね」

怜「…肯定する」

 ドタドタ

御門「次、アイドルさんおなしゃーす…」

夜子「ええ、分かったわ。皆さん、行くわよ」

依姫「ういー」

桜花「おーいえー」

百合「緊張します…」

時音「…」モグモグ←ゼリー食べてる

怜「…」

神子「怜くん、すごかったね、あのマジシャン!」

怜「…見ていなかった」

神子「えー?」


 【直下 コンマ判定】
 1~6 特に何もなかったお
 7~9 百夜桜乃音姫のライブで、神子がファンになった


―――――

 本日の本編は、ここまでっす
 ありがとうございました

 さて、次回、御門vs銀侍…
 どうなるんだろうね…

乙です

乙なの そういえば、グラスパーに目覚めるところがまだ描写されてないね、個人的にはそのシーンを読みたいな

乙です。
今回は残機制限がある分、ゆっきー編以上にハードモードか…
なんとか両生存EDになって欲しいけど、展開的にバトル多くなりそうだしな…。

つまり危なくなったら両方いっぺんに死んでしまえばいいんですね!


 >>219
 賢い! そのとーり!
 …あんまり、そういう展開は出ないと思う…けどね


 あと、次回忘れないように…ぺたりとな

 ――個人情報――
 名前:天宮怜 性別:男 職業:ー 年齢:16
 身体能力:優秀 頭脳:優秀 精神:自我薄弱
 異能:風 特技:料理 願望:ー
 GS:ポイント100/100 アーム299/200 コート300/300 バーニッシュ289/200
    ピラー83/250 アンテナ64/200 ステルス98/300

 名前:三笠宮御門 性別:男 職業:探偵 年齢:16
 身体能力:貧弱 頭脳:平凡 精神:紙クズ
 異能:障壁 特技:剣術・英語 願望:剣に生きよ?
 GS:ポイント100/100 アーム428/200 コート106/300 バーニッシュ242/200
    ピラー70/250 ステルス138/300

 ――知人――
 妖刀・宗門:厳密には知人ではなく持ち物 口うるさい 御門に憑いて力を与える
 ファイブ:フォース・ナンバー・ファイブ
 春藤朋羅:オカマ 吸血鬼の異能 怜きゅんLOVE
 越山泰佑:エージェント 反応の異能
 垣沼太郎:天宮市繁華街のボス どっぷり黒い
 和名ヶ谷縛:異能管理機関怪盗ロキ専任捜査官 鎖の異能 童顔
 デイモン・ファイアストーン:怪盗ロキ 斥力と撹乱の異能
 シモン・アスファート:異能管理機関怪盗ロキ専任捜査官 竜化の異能 
 ファースト:フォース・ナンバー・ワン 溶岩の異能
 フランシス・マウラ:フォース・ナンバー・シックス 怪盗ロキ一味
 シャルル・ルパン:ルパン13世 怪盗ロキ一味
 物部神子:家出少女 ワガママ さみしがり
 蔵屋敷銀侍:SAMURAI×ドルオタ=エセサムライ
 高円宮夜子:高校生アイドル・百夜桜乃音姫の一員


あ、でも試みとしては面白いと思ってますよ。
確定でリトライ/両生存が分かってるよりも読んでてドキドキできると思いますし。
明編で湊が死んだ時は、どうなるか本当にドキドキしましたよ…。


 ――オマケ・あやふ屋の新規客K子とC景――

 カラン

朋羅「あら、いらっしゃい。うふふ、随分と若い女の子が来たわね」

朋羅「ええ、そこにどうぞ。なになに、わざわざこういうお店に女の子2人で来たってことは、何かあるの?」

朋羅「あ、ご注文は? ギネスと、スクリュードライバー? あら、逆じゃないの? ふふっ、いいわよ。待っててちょうだい」

 コトッ

朋羅「それで? 一体どうしたの? ママに話してみて? あ、わたしね、ここのママの春藤朋羅です。源氏名よ、やだぁ~」

朋羅「オカマバーなのに、スナックみたい? そうなのよ、方針ぶれぶれなの。オカマだけにね、まだお股にぶらぶらしてるから」

朋羅「ちょっとちょっと、そんなに噴き出さなくてもいいじゃない。はい、おしぼり」

朋羅「で、どうしたの? いいわ、いいわよ。表情見れば分かるもの、オカマ歴長いんだからなめないでちょうだい」

朋羅「失恋。どう? …やっぱり? …あらま、2人揃って? もう、もうもう~、こんなかわいこちゃん、放っておくなんて…酷い話ね」

朋羅「それで、振られちゃったの? 諦めたの? …ふんふん、まあ…あらあ…」

朋羅「そんな男ね、願い下げしてあげればいいのよ。男も女も星の数ほどいるんだから、切り替えていかなきゃ」

朋羅「でも、そう簡単にもいかないのよね。分かる、分かるわよ~。あんた達より、よっぽど経験あんのよ、こちとら」

朋羅「大体ねえ、最近は草食系だの何だの言ってるけど、本当の愛を知らない人が多いのよ。…そう、愛」

朋羅「真実の愛っていうのはいっぱいあるの。たくさん。それで、今はこんな情勢でしょう?」

朋羅「色々と揺らいで、歪なものばっかりが目についちゃうのよ。それで、目が曇っちゃって、まっすぐなものがまっすぐ見えなくなっちゃうの」

朋羅「だからね、本物を目にしても見分けがつかなくなっちゃうのよ。社会全体がもうね、ダメなのよ。だからこそ見つけ甲斐はあるんだけれど」

朋羅「でもね、男の下半身はまっすぐよ。その気になったら、そこ握っちゃえばいいんだからっ」

朋羅「………ふふっ…なになに、うぶねぇ~…。かわいい反応しちゃって…」

朋羅「やーよ、オカマに恥なんてないんだから。それをかきすてないとオカマになんてなれないの。ううん、恥なんかじゃないって分からないと」

朋羅「で、あなたは? …あら…あらあら…お友達が…。あらぁ…悔しかったでしょう? 泣いたの? …ダメよ、泣かなきゃ」

朋羅「女は泣かないと。涙はね、女の武器なんだから。泣いたから何かが変わらないんじゃないの。泣くから、前をちゃんと見れるの」

朋羅「溜め込んでたらその涙で心が重くなっちゃうの。だから泣いて、いっぱい泣いて、心を軽くするのよ。三水に戻るって書くでしょう?」

朋羅「涙っていうのはね、目からたくさん雫をこぼしてあげることで、心を戻してくれるの。泣いてると悔しくなっちゃうけど、それでいいの」

朋羅「そうしたら、また恋する前に戻って、新しいことを見つけられるんだから。女の恋は上書き保存なんだから。ガンガン、更新しなさい?」

朋羅「その内、何であんな男にって思えるから。でもね、それを冷めた目で見ちゃダメよ? 思い出のひとつだけど、終わったこと」

朋羅「だから客観的に見られるんだ、って思わないと性根の悪い女みたいになっちゃうから。若かったんだな、ってそう思えるのが成長なのよ」

朋羅「あなた達若いんだから、どんどん恋をしないと行き遅れちゃうわよ? いくつなの? …まあ、若い。悔しいくらい若いじゃない」

朋羅「お肌もぴちぴちだし、今が1番輝ける時よ。さ、泣きましょう! …泣き方?」

朋羅「んもう、そんなのまでいちいち聞かないで! オカマが純正の女の子みたいに泣けるはずないでしょう?」

朋羅「いいわ、じゃあ歌いましょう。カラオケあるから」pipipi

朋羅「わすれてぇしまいたい~ことやぁ~♪」

朋羅「どぉうしようもないさみしさにぃ♪」

朋羅「つつまれたぁ時に…おとぉこはぁ…酒を飲むのでしょう♪」

朋羅「飲んでぇ~飲んでぇ…飲まれてぇ、飲んでぇ♪」

 パチパチ

朋羅「拍手なんていらないわよ。好きに歌いなさい? もうね、心を揺さぶって、泣くの。泣いて、そうしたら、また恋できるんだから」

 オカマバー・あやふ屋は今日も、お客さんの人生相談をうけたまわっています――。

銀侍戦で最悪なのは残機使い果たした挙げ句死ぬことだよな…銀侍にも死んでほしくないし…
どうにか戦う前に死なない・殺さないための小細工とかした方が良いかな…

百夜桜乃音姫たちがなにかたいへんなめにあってるって見物に来た怜か物部が言えば、なんとかなるかもしれない。

誰かレフェリー雇えればいいんだが…
透とか

本編に言子と千景が出る兆しかな

本編に言子と千景が出る兆しかな

やこたん鏡置かないでください


 ――オマケ・あやふ屋の常連客I先生と、その上司B様と、その弟Hと、さらにその部下N――

 カランッ

朋羅「あら~♡ お久しぶりじゃない? ねえねえ、そちらの方は?」

朋羅「上司? あら、かっこいい…。うふふ…前にジムで会った、あの人み・た・い♡」

朋羅「でも、お仕事は何をしてるの? …内緒? んもう、教えてくれたっていいじゃないの」

朋羅「何を飲む? 新顔のお客さんは? んま、羽振りがいい! ちょっとちょっとぉ、大歓迎よぉ~♡」

朋羅「はい、どうぞ♡ いい飲みっぷり…。うふふふ、お客さん、いいスーツね。それ、すごくお高いものじゃないの?」

朋羅「それに日本語もお上手。何をしに日本にきたの? …弟さんの様子を見に? あら、弟想いなのね」

朋羅「違う? 違うって、そんなことないはずないでしょ? …ビジネス? …これから来る?」

朋羅「んま! ステキ! 早く来るといいわねぇ」

 カラン

朋羅「あら、あなた! ちょっと、逃げなくてもいいじゃない。じゃあ、兄弟水入らずってことで…お連れさんは何飲むの?」

朋羅「一緒なのね、兄弟だからかしら? って、あら…もう1人…ここ、未成年はダメなんだけれど…まあいいわ、お酒は出さないけど」

朋羅「かわいいから、お姉さんが特別に許可しちゃ――何よぅ、その顔! んま、小憎らしい…けど、かわいいから許しちゃう♡」

朋羅「じゃ、兄弟は水入らずっていうことで…えっ? 学校の先生と、教え子? こんなとこで会っちゃっていいの? 教育委員会とか…」

朋羅「まあ、そんなのいいわよね。それにしても、あなた、カチって入れ替わっちゃうのね。…ううん、わたし、今の方が好きよ」

朋羅「どっちの顔もステキだけど。で、ぼくは何を飲みたい? コーラでいいかしら? ――んだと、ごらぁ!? もっぺん言ってみろやぁ!」

朋羅「…冗談よぉ~♡ でも、オカマ舐めたら痛い目遭うわよ? …すでに痛い目遭った? あら、あらあらあら、なになに? 何があったの?」

朋羅「いいから、お姉さんに言いなさい? …タイ? …あら、まあ…良かったじゃない。じゃあ、お姉さんがセカンドキッス――」

朋羅「そんな嫌がらなくてもいいじゃない! んもう! …あなただけが癒しよ。ねぇ~? うふふ、でも、久しぶりね」

朋羅「しばらく顔見せなかったじゃない? ちょっと心配してたのよ? …ふん、一旦、アメリカ…そうなの…」

朋羅「で、また先生に復帰…。へぇ…で、どうなの? 学校で、人気あるの? 若い男の子に囲まれるなんて、羨ましいっ♡」

朋羅「わたしも学校の先生、なろうかしら…。お黙んなさい、お子様は! きぃぃっ、調子に乗って、顔はかわいいのにかわいくないわよ?」

朋羅「あら、オカマにそういう態度を取って、どうなるか分かってないの? ふふふ…そんなに怯えなくてもいいじゃない?」

朋羅「お姉さんがいいことしてあげるって言ってるのよ? 据え膳食わぬは男の恥――誰が産廃じゃあ!」クワッ

朋羅「あっ、いけない、お化粧崩れちゃう。…んもう、かわいくないお子様ね。そうよ、もうミナミちゃんだけよぉ~」

朋羅「んーむっ、ちゅっちゅっ…て、避けないでちょうだい! 唇がさみしいでしょ。いいわよいいわよ、じゃあ…若いコを狙うから」キラリ--ン

 バタバタ

朋羅「逃げるほど必死になっちゃう! ふふふ…さあ、追い詰めたわよ…」

朋羅「セカンドキッス…本気でもらってあげちゃうわよぉ…? うふふ…」

朋羅「いっただきまぁ――」

 バチバチィィッ

朋羅「やんっ…! 心まで痺れちゃいそう♡」ウットリ

朋羅「ぐひひ…お兄さん、ごめんなさいね…。わたし、やっぱり…弟さんみたいな、逞しい人も好みなの…。男の人って、そういう野性味ないと…」

朋羅「あら、そんな怖い顔しないでもいいじゃない。…冗談よ、もう…。ちょっと本気だったけど…」

朋羅「はいはい、おかわりね。どうぞ。やっぱりミナミちゃんだけよ、やさしいのは。だーい好き。ぼくちゃんは、女の子の扱い学びなさい?」

朋羅「あら? そんな口を利いてる限り、ずぅっとぼくちゃんよ。うふふっ、わたし、男の子も大好きだからそれでもいいわよ?」

朋羅「怯えなくてもいいじゃない。はい、コーラ。…………そうやって素直に飲んじゃうのが、またかわいいわね♡」

 オカマバー・あやふ屋に足を踏み入れた男性のほとんどは、朋羅ママに目を輝かせられるそうです。

五十嵐先生やっぱ常連客だったかww うまくやれば会えそうだな
とりあえず今日は誰も死なないことを目標に頑張ろう…御門はもちろん、銀侍みたいなギャグキャラの死亡退場って一番キツいんだよね…

銀侍がいなくなったらきっと夜子たちが悲しむからな
死にそうでも死なない呪いをかけてやる

質問ですが安価の選択肢のその他で視点変更は出来ますか


 ――天宮市・繁華街・イベントスペース――

神子「ねえねえ、ねえねえねえねえ! 見た? 見てた?」

神子「今の、すっごくかわいかったし、歌も上手だし、かっこよくなかった? ねえねえ」グイグイ

怜「…シンクロ率56パーセント、美麗とは言い難い」

神子「怜くん、そんなこと言わないでよ」

怜「理由を求める」

神子「だって、盛り下がるもん」

怜「もりさがる、という言葉は存在しない」

神子「意味通じればいいんだよ」

怜「…」


 【安価下2】
 1 神子がアイパ部の皆さんとおしゃべりしてる
 2 イベントは終了したからあやふ屋に帰る
 3 その他、自由行動



―――――

 >>233
 ダメではないんですけど…
 変なとこで視点変更とかされたら、それからどうなった、ってなっちゃうこととかあるんで…あんまり…

1

1


<ねえねえ、かわいかった!

<あら、ありがとう

<お、見る目あんじゃーん

<握手してあげよう

<わーい!

怜「…」

透「…」チラッ

怜「…?」

透「…」

怜「…」

透「…」

怜「…」

透「…」つ飴

怜「何故、飴を差し出す?」

透「…」スッ ←戻した

怜「?」

透「…」

怜「…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 何もないよ
 4~6 透の不可解な行動に疑問を示す怜
 7~9 夜子が何してんの、ってきた


怜「…」ジィッ

透「…」フイッ

怜「…理由を求めている」

透「…」ブンブン

怜「首を振るだけでは分からない」

透「…」ウ--ン

怜「…」

透「…」チラッ

怜「…」

透「…」つ飴

怜「何故、飴を差し出すのか、理由を尋ねている」

透「…」つ飴

怜「…」

透「…」

怜「…理由を求めている」


 【直下 コンマ判定】
 1~9 教えてもらえなかった
  0  シャベッタァァァ

喋るんだ


透「…」

怜「…」

透「…」パクッ

透「…」モゴモゴ

怜「何故、飴をなめる?」

透「…」つ飴

怜「…?」

透「…」

怜「…理解不能。思考を放棄する」

透「!」

怜「?」

透「…」

怜「…」

透「…」シュン

怜「?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 あやふ屋に帰ったよ
 4~6 様子を見ていた夜子が通訳にきてくれた
 7~9 御門がふらっふらになりながら来た
  0  シャベレェェェ

0だ


 ――天宮市・繁華街・オカマバー『あやふ屋』――

 カラン

朋羅「あら、おかえり。どうだった?」

神子「あのね、百夜桜乃音姫っていうアイドルが出てきたんだよ」

神子「それでふりふりのかわいい衣装で踊ってて、かっこよかったし、かわいかったの」

朋羅「良かったわね。怜きゅんは?」

怜「…開店準備に取りかかる」スタスタ

朋羅「相変わらずねぇ…」

神子「御門くんがね、いいところで見させてくれたの」

朋羅「そう」


 【安価下2】
 1 怜視点継続
 2 御門視点…ゴクリ

2


 ジュワァッ

<もう、やだ~

<ゲテモノでもかわいらしいとこあんじゃん

<ゲテモノじゃなわいよ、失礼しちゃうっ

<怜きゅーん、オムトルコライスおねがいね~

怜「了解」

神子「ねえ、怜くん」

怜「…どうした」

神子「トルコライスって、何でトルコライスって言うの?」

怜「命名も含めた発祥は不明であり、その由来は判明している」

神子「なーんだ…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 御門が逃げてきた。今すぐに逃げようってさ
 4~6 御門からコール
 7~9 御門の帰りが遅いねー、ってなった


 バンッ

御門「やってられっか、ボケぇ!」

朋羅「あら、何よ、もう! 営業中なのよ?」

神子「どうしたの?」

御門「怜、すぐにとんずらだ! カマ兄貴、世話になったな! 荷物まとめろ、怜」

怜「理由を求める」

御門「死にたくねえからだ、ボケ!」

怜「生命の危機に陥っている理由を求める」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 宗門の力で御門が無理やり、果たし合いの場所に向かわせられそうに
 4~6 追いかけてきた銀侍
 7~9 朋羅ママが反応した


ここで0か・・・


 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 朋羅ママが味方してくれてるってさ
 奇数 SAMURAIとの果たし合いの場所に行ったら、SAMURAIーDESTROYERさんがいて、クソヤバかったって
 ※0は偶数扱いなんよ

偶数


御門「かくかくしかじかだいはつたんとぉ!」

怜「了解」

朋羅「んま! 何よ、それ!?」

朋羅「いいわ、御門ちゃん、怜きゅん、わたしが協力してあげる」

神子「え、え?」

御門「マジか!?」

怜「協力の内容を求める」

朋羅「何だってよ、同じ屋根の下で暮らしたコが困ってるんだもの!」

御門「えーと、じゃあ、とりあえず…そうだな…えーと、えーと…」

怜「【安価下2】」

 1 逃亡と、逃亡資金の協力を要請する
 2 蔵屋敷銀侍と名乗る者から逃亡をしても、御門は生命の危機に脅かされ続ける。蔵屋敷銀侍の撃破、もしくは交渉による危機回避を提案する
 3 その他、自由台詞だよ

2

とりあえず吸血オカマがレフリーしてくれれば安心


怜「蔵屋敷銀侍と名乗る者から逃亡をしても、御門は生命の危機に脅かされ続ける。蔵屋敷銀侍の撃破、もしくは交渉による危機回避を提案する」

御門「はあっ!? んなもん、できるか! この現代で、斬り合いを所望する、きりっ、なんて言うような輩だぞ!?」

朋羅「逃げちゃダメよ、御門ちゃん。もしも手ぇ出してくんなら、わたしが全力で止めてあげるから、とりあえず妥協案でも探んなさいって」

御門「だーかーらー!」

神子「サムライって、いるの?」

御門「ドルオタクソサムライだけどな」

神子「どるおた?」

怜「…アイドルオタクの略称。尚、百夜桜乃音姫のライブパフォーマンス中、客席最前列中央部にいた」

朋羅「とにかく行くわよ。チイママ、店頼むわね」

チイママ「行ってらっしゃい、ママ」

御門「おい、行く気はねえから、逃げるぞ!?」

朋羅「さ、行きましょ」ガシッ

怜「了解」

御門「ちょっと待て、俺の意思を無視すんな、おい! おいこら!?」

神子「…ねえねえ、ついてっていい?」

怜「…」

怜「【安価下2】」

 1 拒否はしない。ただし、そこでいかなる事態に巻き込まれようと物部神子の自己責任となる
 2 拒否する
 3 その他、自由台詞


怜「拒否はしない。ただし、そこでいかなる事態に巻き込まれようと物部神子の自己責任となる」

神子「怜の後ろに隠れてるから」

怜「…」

朋羅「さ、行くわよ!」

御門「待てよ…ほんと、ほんとやだからやめてくれ…怜、怜ぃっ!」

怜「移動を開始する」

神子「御門くん、そんなにやなの?」

御門「俺の味方はいねえのかよぉぉぉっ!?」

 ・
 ・
 ・

 ――天宮市・河川敷――

銀侍「逃げ出したかと思っていたぞ、三笠宮御門よ」

御門「…」

銀侍「して…後ろの者は何だ?」

朋羅「あら、いい男…」

銀侍「…拙者はいくら女として取り繕うとも、毛深い者は好けんのだ。おかまは下がっておれ」

朋羅「そうもいかないわよ、御門ちゃんが泣きついてきたんだから」

御門「泣きついてねえだろうが!」

銀侍「そして、拙者に何を求める?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 SAMURAI、聞く耳持たず
 4~6 SAMURAI、神子に興味津々
 7~9 SAMURAIはJC神子に興奮している!!

銀侍ここにきてSAMURAIらしくなってる


御門「殺し合いなんざごめんなんだよ、ボケが!」

銀侍「それでも剣士か?」

御門「生憎と、インスタントなもんでな! この異物混入エセサムライ!」

銀侍「ふっ…まあいい。抵抗をしないのならば、その首が地に落ちるのみよ」スラァンッ

朋羅「待ちなさい?」ザッ

銀侍「切り伏せるぞ、物の怪よ」

朋羅「誰が物の怪じゃあ! せめて、もののけ姫と呼びなさい!」

銀侍「…邪魔をするのならば、我が刃は誰であろうとも切り伏せる」

朋羅「決闘なら、見届けるのがいるんじゃないの?」

銀侍「ふっ、戯れ言を。そんなものがいたとして、介添人は助命をしてはならぬのだ」

銀侍「どちらか一方が死するまで、刃を振るいて鎬を削る。そこに無意味な傍観者などは不要」

御門「おい、おいおいおい…だから言ったんだよ、さっさと逃げた方が良かったんだよ…」

怜「…」

怜「【安価下2】」

 1 19世紀になり、決闘による殺しは避けられるようになっている。通例に従い、どちらかの死をもって勝敗を決する方法は前時代的である
 2 御門を殺すのであれば、僕は決闘であろうとも介入する
 3 その他、自由台詞

2


怜「御門を殺すのであれば、僕は決闘であろうとも介入する」

御門「怜っ…!」

銀侍「ほう、何故だ? これは剣士と剣士の戦いだ。そこに介入することは、三笠宮の名さえも穢す行為になる」

怜「否定する」

怜「また、事実を誤認していると仮定した上でも、僕は御門を殺させることはしない」

怜「生命の危機を確認次第、その助命をすると御門と約束をしている。この約束は、破棄されていない」

朋羅「やだ、これが男の子同士の友情なのね…。お姉さん、ほろりとしちゃう…」

銀侍「…ふっ」

銀侍「ふはははっ! 約束か、そうか…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 銀侍「ならば、2人かかりでかかってこい!」
 4~6 銀侍「良かろう。…その友情に免じ、命までは取らないと拙者も誓おう。さあ、抜け、三笠宮御門!」
 7~9 銀侍「あい分かった、ならば…またの機会に譲るとしよう。拙者もいささか、性急であった。いずれ、剣の道は再び交錯しよう」

もはや戦いは避けられない


銀侍「ならば、2人かかりでかかってこい!」

銀侍「抵抗をせねば、もろとも我が剣の錆びにしてくれるぞ!」

 ダッ

朋羅「頭の固いサムライね…!」

銀侍「邪魔はさせんぞ! 緑丸!!」

 バサァッ

朋羅「何――?」

 バサバサァッ


 【安価下2】
 SAMURAIのペットの緑丸の異能とは!?

植物操作

今度は銀侍がやばくなった

 高速移動

すいません安価下

空気だった緑丸にやっと出番が

殺さないように注意すればどうにか
安価なら下


朋羅「何よ、タカ――?」

 シュバッ

 緑丸が降下した。
 瞬間、朋羅の反応が少しでも遅れていれば彼女――彼は、貫かれていた。

 スパァァァンッ

朋羅「何、このタカ…!?」ズザァッ

銀侍「緑丸は鷹でありながら、異能を有するぐらすぱー・ほーくよ! 物の怪であろうが、緑丸に襲われれば他のことなどはできんぞ!」

朋羅「怜きゅん!」

怜「…敵対行動確認」

御門「だから言ったんだよ、逃げるって…!」

神子「え、えっ…?」

銀侍「さあ、参るぞ――!」


 【安価下2】
 1 とりあえず、攻撃を凌ぐ方針で
 2 やらなきゃやられる!
 3 その他、どんな対応?

 A 怜視点でいこう
 B もちろん、御門視点でやらんと

1B

1ビー


宗門『御門、往生際が悪いぞ!!』

銀侍「さあ、我が剣を受けよ――!」

 躍り出た銀侍が、抜き放った竹光を振るう。
 だがそこには距離があった。振り切られた瞬間、風が引き裂かれながら何かが突き進んでくる。

御門「怜、避けろ!」

 バッ
 スパァァァンッ

 怜と御門が横っ飛びになり、その軌道上から飛び退く。
 伸び放題の芝に深い切れ目が広がり、激しく土煙が舞い上がった。

銀侍「どうした? 逃げるだけでは、いずれ死するのみだ!」

怜「ロックオン完了、ファイア――」カチッ

 シュバァァァッ
 ドッゴォォォォォォッ

 怜が受け身を取りながら起き上がり、星業銃を放った。
 撃ち出された光条が銀侍を飲み込もうとしたが、その光は真っ二つに引き裂かれてしまう。

御門「何すりゃ、あんなことができんだよ…!」

銀侍「ふっ、2対1でそれか?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 銀侍YABEEEEEEEEEEEEE
 4~6 銀侍TUEEEEEEEEEEEEEE
 7~9 銀侍SUGEEEEEEEEEEEEE

コンマが殺しにかかってる


御門「クソがぁ…!」

怜「近接格闘戦闘に移行。高速振動剣展開」シャキンッ

銀侍「そうだ、かかってこい、童ども!」

 シュパパパッ

 銀侍が竹光を振るった。その動きは目に追えず、閃きと軌跡だけが場に残る。
 そして、その軌跡が縦横無尽に怜と御門へ襲いかかった。御門が障壁を張るが、それを突き破る。
 高速振動剣で軌跡を怜が受け止めるが、抑えこめることが必ずに真後ろへそのまま激しく吹き飛ばされてしまう。

銀侍「拙者は、無双の侍だ。どれだけの数を揃えようと、敵う道理は存在せんぞ!」

 次々と繰り出される斬撃。
 その中に紛れながら銀侍が駆け出し、御門へと迫った。

御門「この…!」


 【安価下2】
 1 受け流して斬る
 2 受けて押し返す! そして、怜!
 3 クズ殺法・女の子ガード!(物理)
 4 クズ殺法・女の子ガード!(異能)
 5 その他、どうする?

1

2


銀侍「我が剣を受けよ!」

 ギィィィンッ

御門「ぐっ…!」

 銀侍の剣を受け止め、御門が踏ん張る。
 すかさず怜が飛び込んでいったが、刹那にその位置が入れ替わっていた。
 銀侍が受けられた刃をあえて引き、御門の襟を掴んで後ろに引いていた。怜が瞬時に高速振動剣を収めるが、2人が激突をする。

銀侍「下手な連携などで、拙者をどうするつもりだった?」


 【直下 コンマ判定】(人斬りの才覚+3)
 1~5 まとめて叩き斬られた
 6~9 どうにか逃れた

えい

銀時が竹光じゃなくて真剣だったらもっとヤバイんだろうなあ


御門「――そこだ」

 ヒュオッ
 ギィィィンッ

銀侍「何っ…!?」ズザァッ

 怜ごと御門を一刀の下に切り伏せようとした銀侍だったが、宗門の切っ先で的確に竹光の鍔を突かれた。
 僅かな拮抗。振り下ろすことができずに硬直した隙に体勢を立て直した怜が高速振動剣を振るい、銀侍を下がらせる。

怜「…」

銀侍「…やはり、妖刀に選ばれるだけの才覚はあるか」

御門「はぁっ…はぁっ…」

御門(とっさのことすぎて、わけが分かんなかったけど…どうにかなった…)

御門(でも何だ…この感じ…? ヤバい…勝てる気がしねえ…)

銀侍「だが、同じ轍は踏まんぞ!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 銀侍が本気出してきた
 4~6 手も足もでねえよ!
 7~9 凌ぐばっかで精一杯だよ!!

こえぇ


 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 空気と化してる、あの娘が
 奇数 銀侍・二刀流発動
 ※0は偶数扱いよ

やべえよ…やべえよ…

全力のコンマ

ここまで奇数、銀侍輝いてるな

コンマ神は銀時がお好きなようで…

もう同時に斬られてリトライするしか

この状況なのに、ワクワクすっぞ


銀侍「見せてやろう、五輪の書に記された、我が剣の秘奥!」

 銀侍が、腰に佩いていた鞘を片手で引き抜いた。
 そして、逆手にしたそれを振るい上げる。無秩序な軌道で斬撃が放たれ、怜と御門が左右に分断をされた。

御門「二刀流――!?」

怜「脅威上昇」

銀侍「夜天に流れよ、極光の閃き!」

 銀侍の握るそれは、刃となる。
 その手元はぶれて無限に分裂さえしているようだった。
 天に放たれた斬撃が、光を伴いながら降りそそぎ、怜と御門に襲いかかる。

御門「こんなの、捌ききれねえ…!」

怜「っ――」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 怜から逝った
 4~6 御門の左腕が逝った
 7~9 揃って瀕死

お前はギャグキャラのはずだろう…

たしかに強い的な描写はあったがここまでとは…

2人が危機的状況でハラハラする反面銀侍が本当に強くてうれしい


 ズガガガガガガッ

 降りそそぐ斬撃の流星群。
 天から下るそれを逃れるのは、雨粒を避けることと同義であった。

御門「こんなん、どうにもなるかァ――!」

 ズザッ

 そして、それに気を取られた、その不意に。
 銀侍は流星に紛れながら御門の側面へと踏み込んできていた。

銀侍「未熟ながらも、良い果たし合いだったぞ」

宗門『御門!!』

御門「死んで、たまるかボケぇええええええええ―――――――――――――――――――っ!!」

 御門が宗門を振るい、竹光と組み合った。
 致命傷を避けるように捌いていた斬撃が容赦なく襲い、御門の全身を切り刻む。
 その危険を承知の上で放った反撃は、遥かに技量を上回る銀侍の刃を――第一の刃を、受け、完璧に捌いていた。

銀侍「見事、しかし――!」

 スパァァァンッ

 逆手に構えられた、鞘という第二の刃が閃く。
 宗門を握っていた御門の右腕が、その肘の上から切断されて宙を舞う。

御門「っ――」

銀侍「無双の剣士は、拙者のみだ」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 そして、怜まで…
 4~6 同時に銀侍の竹光が砕かれた
 7~9 利き腕を失ったことで、剣士としての命が尽きたと見なされた

腕直してくれる人見つけなきゃ
天宮市だし蝶番さんいるのかな

これは4~6とどっちが良かったんだ…?

4~6なら竹光なしで銀侍戦闘続行じゃない?たぶん

怜が死なずによかったと考えるべきか

ゆっきーに会えれば二人とも完全回復なんだが


御門「ひっ…ぎゃああああああああ――――――――――――――――っ!」

 どばどばと血が溢れ、御門はそこにあるはずの腕がない感触と、骨まですぱりと切断された激痛に悲鳴を上げる。
 怜が竹光を下げた銀侍へと斬りかかり、反応して竹光が持ち上げられる。――だが、竹光はその動作で砕け散った。

銀侍「ほう――?」

 ギリィィィッ
 ガンッ

 それでも怜の刃は御門に届かなかった。
 鞘で受けられ、そのまま押し返されてしまう。

怜「出血確認。速やかな処置の必要あり。蔵屋敷銀侍の早期撃破を優先」

銀侍「もうよい。腕を失った剣士が、再び拙者に並び立つ可能性はなかろう。拙者満足した」

銀侍「生までは奪わぬ。剣士としての命は、もうなきに等しいであろうがな」

銀侍「さらばだ、好敵手よ。…また、巡り合うことがあれば、その時は友として語り合おう」ザッ

怜「…」

御門「痛え…痛えよぉ…死ぬ…死ぬぅ…!」

怜「…止血処置をする」


 御門は右腕を失いました ▽


 【安価下2】
 1 怜視点
 2 御門視点



 ――個人情報――
 名前:天宮怜 性別:男 職業:ー 年齢:16
 身体能力:優秀 頭脳:優秀 精神:自我薄弱
 異能:風 特技:料理 願望:ー
 GS:ポイント100/100 アーム299/200 コート300/300 バーニッシュ289/200
    ピラー83/250 アンテナ64/200 ステルス98/300

 名前:三笠宮御門 性別:男 職業:探偵 年齢:16
 身体能力:貧弱 頭脳:平凡 精神:紙クズ
 異能:障壁 特技:剣術・英語 願望:剣に生きよ?
 GS:ポイント100/100 アーム428/200 コート106/300 バーニッシュ242/200
    ピラー70/250 ステルス138/300

 ――知人――
 妖刀・宗門:厳密には知人ではなく持ち物 口うるさい 御門に憑いて力を与える
 ファイブ:フォース・ナンバー・ファイブ
 春藤朋羅:オカマ 吸血鬼の異能 怜きゅんLOVE
 越山泰佑:エージェント 反応の異能
 垣沼太郎:天宮市繁華街のボス どっぷり黒い
 和名ヶ谷縛:異能管理機関怪盗ロキ専任捜査官 鎖の異能 童顔
 デイモン・ファイアストーン:怪盗ロキ 斥力と撹乱の異能
 シモン・アスファート:異能管理機関怪盗ロキ専任捜査官 竜化の異能 
 ファースト:フォース・ナンバー・ワン 溶岩の異能
 フランシス・マウラ:フォース・ナンバー・シックス 怪盗ロキ一味
 シャルル・ルパン:ルパン13世 怪盗ロキ一味
 物部神子:家出少女 ワガママ さみしがり
 蔵屋敷銀侍:SAMURAI×ドルオタ=エセサムライ 強い
 高円宮夜子:高校生アイドル・百夜桜乃音姫の一員


竹光折れたら、真剣使うのだろう

コンマ間違えてるよー


 【直下 コンマ判定】(精神:紙くず-2)
  1  腕がなくなって逆に開き直ってる
 2~6 やさぐれてる
 7~9 茫然自失

すまぬ勘違いでした

アゲハかゆっきーかまだ見ぬ回復異能か

神子ちゃんが回復の異能持ちなら…


 ――天宮市・繁華街・オカマバー『あやふ屋』――

御門「…」

怜「…傷の具合を問診する。痛みはあるか?」

御門「…ああ」

怜「…炎症は?」

御門「…ああ」

怜「…意識は定まってるか?」

御門「…ああ」

怜「…心神耗弱状態と推察」

御門「…ああ」

怜「…」

神子「ねえ、御門くん…大丈夫なの…? 腕…」

怜「…一時的なショックによる、心神耗弱状態と推察される。生命の危機はない」

神子「でも…」

怜「…利き腕の喪失により、日常生活の弊害を来す可能性はある」


 【直下 コンマ判定】(オカマの交友+2)
 1~3 何もない。腕もない
 4~6 ちゃんとお医者さんがきた。それだけ
 7~9 朋羅がアゲハさん連れてきたった…ものの

アゲハ


医者「それじゃあ、お大事に」

御門「ああ…」

怜「…」

朋羅「ねえ、せんせ、御門ちゃん…どう?」

医者「とにかく、しっかり意識取り戻さないと、何とも…」

朋羅「そう…」

医者「お大事に」

 ガチャ
 カラン

怜「…」

神子「御門くん、大丈夫?」

御門「ああ…」

神子「…それ意外に何か言って」

御門「ああ…」

怜「…」

朋羅「御門ちゃん…相当、参っちゃってるのね…」

怜「…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ぼーぜんとしたまま…なので、怜視点に変更されます
 4~6 2日くらいして、我に返った
 7~9 ゆっくり、受け止めるんだよ! すぐじゃ難しいから、じっくり受けれてるんだよ、色々と!


御門「…」

御門「つーかさ…」

神子「しゃべった!?」

怜「…」

朋羅「あら、御門ちゃん! やっと、まともになった!?」

御門「…いや、あれだろ…」

御門「…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 御門「障害者ってことで、優遇されんじゃね? 俺」
 4~6 御門「…これからどうすりゃいいんだよ…」
 7~9 御門「……腕1本なくたって、別に剣は触れるだろ」

デイモンに頼めば義手作ってくれそうだよなあ

御門以外と余裕だな


御門「障害者ってことで、優遇されんじゃね? 俺」

朋羅「あんた…」

神子「え…」

怜「…障害基礎年金を受け取るには書類手続きが必要」

御門「めんどくさ…」

朋羅「ちょっとちょっと! いきなりそれ!? あんたねえ…!」

神子「御門くん、まだボケてる? ねえねえ、指、何本に見える?」スッ

御門「うるせえ、構うな」

怜「…」

御門「…はぁ…めんどうくさ…。金受けとんのに書類とか…左手で字なんか書けるかっつーの…」

御門「めんどうくせえめんどうくせえめんどうくせえー…」

御門「…いっそ…もう、死ぬか…」

朋羅「ちょっと! 何早まったこと言ってるのよ!?」

神子「ダメだよ、自殺なんか…」

御門「怜…介錯してくれよ…」

怜「…了解した」シャキンッ

朋羅「ストップ、ストップ! やめなさい!」

御門「はぁぁ…死ぬのもできねえとか…マジだりい…生きるとか、ほんとめんどくせえ…」


 【直下 コンマ判定】
 1~6 そう言えば、宗門の声が聞こえない
 7~9 朋羅ママに説教されても上の空

えい

尽くコンマが…


御門「おいこら、なまくら。…どうしてくれんだよ?」

御門「お前のせいで腕1本消えたんだぞ、こら」

御門「……あれ?」

御門「…おい」

御門「…おいこら、なまくら。何か言え」

御門「…」

御門「叩き折るぞ、こら!」

 グッ
 ググッ

御門「……………………………抜けねえ」

朋羅「あら、刀抜けなくなったの?」

神子「何で?」

御門「おい、おいこら、なまくら!」

 グッグッ

怜「…」

御門「…ま、いいや…。うぜえのいなくなったってことで…」

御門「【安価下2】」

 1 はぁ…だりぃ…
 2 これからどーすりゃいんだよ…左腕1本で何しろってんだ…
 3 怜、メシ

3

2


御門「これからどーすりゃいんだよ…左腕1本で何しろってんだ…」

朋羅「ちょっと、そんなずっと辛気くさいこと言ってないで、命があっただけ良かったって思いなさいよ」

朋羅「いい? 世の中にはね――」

御門「めんどくせえけど、金もらって悠々自適に暮らすか…。つか、あのサムライに請求してやるか…」

怜「…」

神子「ねえ、怜くん」

怜「…何だ?」

神子「御門くん…これからどうなっちゃうのかな?」

怜「…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 怜「…不明だ」
 4~6 怜「不明だ。しかし…これは嫌だ」
 7~9 怜「左右の身体バランスの乱れを、正す」スクッ


怜「左右の身体バランスの乱れを、正す」スクッ

怜「御門、同行を求める」

御門「は?」

怜「…同行を求める」

御門「やだっつーの、どこ行くんだよ、めんどうくせえ…」

怜「…同行を求める」

御門「あのな」

怜「位置情報の開示は不可」

御門「…めんどくせえの」

怜「同行を求める」


 【直下 コンマ判定】
 1~5 断固拒否した
 6~9 渋々、承諾した

行きなさい


御門「絶対ェに、やだ!」

怜「…」

朋羅「御門ちゃん! 怜きゅんに何てこと言うのよ!」

御門「うるせえな、オカマ!」

朋羅「ちょっと、やさぐれんのもいい加減になさい!」

御門「やさぐれてねえっつーの…。怪我人だぞ、こっちは! 大人しくさせろ!」ガバッ

怜「…了解」

 ガチャ

神子「怜くん、どこいくの?」

怜「位置情報は、開示できない」


 【安価下2】
 1 怜視点
 2 御門視点


 ――天宮市・某所・デイモンの仮アジト――

 コンコン

怜「…」

怜「…」

 コンコン

怜「…」

怜「…」


 【直下 コンマ判定】
 1~5 いねえ
 6~9 いた!

そい


 ガチャ

フラン「おお、怜!」

怜「デイモン・ファイアストーンに用がある」

フラン「デイモン? …デイモンなら、今、どっか行ってるからいないぞ」

怜「…」

怜「【安価下2】」

 1 伝言の取り次ぎを要求する。天宮市繁華街オカマバーあやふ屋への来店を要求する、と
 2 デイモン・ファイアストーンが戻るまで、この場にて待機行動を取ることを容認してもらいたい
 3 その他、自由台詞

2

2


怜「デイモン・ファイアストーンが戻るまで、この場にて待機行動を取ることを容認してもらいたい」

フラン「おう、いいぞ! 上がれよ」

怜「…了解」

 バタム

フラン「今、シャルもデイモンもありすも外行ってるから、俺だけなんだ」

怜「…」

フラン「デイモンに何の用事なんだ?」

怜「情報開示の必要性を確認しえない」

フラン「ま、いいや!」


 【安価下2】
 1 デイモン来るまで、待機!
 2 構ってほしそうにフランがみている!
   A 理由を問う
   B 無視する
   C コミュる

2A

2A

1

2C


フラン「…」チラチラ

怜「…」

フラン「…」チラッ

怜「…僕を気にする理由を求める」

フラン「だって、仲間だろ?」

怜「僕はフォース・ナンバー・シックス、ことフランシス・マウラと同一の目的を持ち、行動をする間柄ではない。よって、否定する」

フラン「でも、同じフォース・ナンバースだ。それで、両方とも、そこを離れてる」

怜「…前述の否定を撤回する」

フラン「俺さ、嬉しいんだ」

怜「…」

フラン「フォースは…ファイブまではさ、命令には絶対だし、それに疑問を持たないでいるだろ?」

フラン「どんだけ改造されたって、俺達はちゃんと心があって、少ないけど血も通ってる人間だ。それなのに、機械みたいに扱われるのが嫌だった」

フラン「だから、怜がどんな理由でフォースから離れたかは知らないけど、今こうして、互いに離脱をしたけど一緒に顔を合わせるのが嬉しい」

フラン「なあ、怜。そう思わないか?」

怜「否定する」

怜「…フォース・ナンバー・シックスが離叛行動を取らなければ、僕は感情抑制措置を取られることはなかった」

怜「感情抑制措置により、嬉しいと感じることはない」

フラン「…」

怜「…」

フラン「俺のこと…嫌いか?」

怜「【安価下2】」

 1 否定も肯定もしない
 2 否定する
 3 肯定する

2


怜「否定も肯定もしない」

怜「その感情は、抱いていない」

フラン「…そっか…」シュン

怜「…」

フラン「…でも、俺はお前のこと、好きだ」

怜「…」

フラン「だって、後輩みたいはもんだもんな。そういう繋がり、欲しかったんだ」

怜「…」

フラン「…怜、もっと普通の言葉を使っていいんだぞ?」

怜「理由を求める」

フラン「それじゃ機械みたいだ。怜は人間だから、ちゃんと、人間と同じ言葉を使った方が絶対にいい」

怜「…」


 【直下 コンマ判定】
 1~8 怜「…否定する」
  9  怜「……僕は、人間であっても人間らしくはない。よって、口調の変更をする必要性を見出せない」
  0  怜「………どのような表現をすればいいか、具体的な改善案を求める」

a

怜はコンマ強いな


怜「……僕は、人間であっても人間らしくはない。よって、口調の変更をする必要性を見出せない」

フラン「人間らしくないなんて言うな」

怜「理由を求める」

フラン「人は見た目じゃない」

怜「人間の定義であれば――」

フラン「そういうことじゃないんだ!」

怜「理解不能。思考を放棄す――」

フラン「するな」

怜「身体の7割が機械化されている。よって、僕は3割のみ人間である。僕は人間らしくはない」

フラン「人間だ」

怜「理由を求める」

フラン「…だって怜は、人間として生まれてきたんだ」

フラン「生まれもった魂があって、何割だろうが血が通って、生きてるんなら人間なんだ!」

フラン「だから人間らしくないなんて考えはやめろ!」

怜「…」

フラン「何で、そこまで認めたくない?」

怜「…嫌だ。…それは…その考えを認めることは、嫌だ」

フラン「何で嫌なんだよ?」

怜「不明。でも、嫌なことから逃げることは自然だ」

フラン「それは人間だからだ。機械だったら、嫌なことだってやるしかない! 嫌だからって、命令をはねのけられない!」

フラン「だから怜は、人間なんだ!」

怜「…」

怜「……人間だったら…」

フラン「…」

怜「【多数決】」

 【多数決】最速3票獲得の選択肢を採用
 1 もっと嫌だ。…この、機械の体が…嫌いだ。だから、嫌だ…。認めたくない
 2 …人間であるのならば、僕は今、憤り、お前を殴っている。でも、そうできない。だから、人間ではない
 3 本当に、人間だったら…絶望をするしかない。だから、否定する。…僕は、フォースのままでいることを望んでいる

1

3

1

2

1

1か3で悩んだが難しいな


怜「もっと嫌だ。…この、機械の体が…嫌いだ。だから、嫌だ…。認めたくない」

フラン「何で嫌なんだよ?」

怜「答える必要はない」

フラン「逃げるな、怜」

怜「逃げる。嫌なことから、逃げる。それが普通だ」

怜「お前が僕を人間だと言い張るのならば、僕は今だけそれでいい。だから逃げる」

フラン「矛盾だ!」

怜「それでもいい。嫌だ」

フラン「怜!」

怜「っ…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 思考停止
 4~6 逃げた
 7~9 怜が怒った

うーん

ここにきて低コンマ

あぁ


フラン「嫌なら嫌でいい! だけど怜、お前は――」

怜「思考を、停止する」

 バチッ
 プスンッ

怜「」

フラン「は? れ、怜?」ユサユサ

怜「」

フラン「おい…おい、逃げるなよ!」

フラン「そうやってたら…何も…」

フラン「…そのままじゃ、ダメなんだ、怜…」

怜「」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 フランシスとの問答を、意図的に抹消した
 4~6 フランシスを、苦手な相手と認識した
 7~9 悩みを抱えるようになった


 パチッ

怜「…思考停止、解除」

デイモン「フランシスが、随分と気にかけていた。一体、何があった?」

怜「状況確認。作業室、寝台上。デイモン・ファイアストーンを認識」

怜「…質問内容の反唱。フランシス・マウラが僕を気にかけていた。その理由を問われている」

怜「回答。…フランシス・マウラの思想に対する、拒否反応。思考を強制的な停止状態にした」

デイモン「…フランシスが何を言ったかは聞いていないが、キミがそうまでして避けるとはな」

怜「デイモン・ファイストーンに要請事項がある」

デイモン「言ってみたまえ」

怜「【安価下2】」

 1 三笠宮御門のために、機械義手の製作を要求する
 2 …思考の乱れを確認。要請事項の意義を喪失。…要件は、除かれた

1

2

えぇ

意義消失しちゃって大丈夫なの…?

コンマじゃないし大丈夫だろ

たまに設置される明らかな地雷じゃなきゃいいけど…


怜「…思考の乱れを確認。要請事項の意義を喪失。…要件は、除かれた」

デイモン「…そうか」

怜「…帰宅をする」

デイモン「待ちたまえ」

怜「理由を問う」

デイモン「…顔を見知った者として、言わせてもらおう」

デイモン「何か、気にかかることがあるのならば相談をしてくれても俺は問題がない」

デイモン「打ち明けたいことはあるか?」

怜「…要件はない」

デイモン「…ふっ」

怜「…」

デイモン「キミは、表情に変化が出るようになったな」

怜「…否定する」

デイモン「いや、事実だ。眼球の動きを見れば明らかだ。そして、表情筋もそのように動いている」

怜「…」

怜「それは故障か?」

デイモン「故障ではない。成長だ」

怜「身体的成長は止められている。よって、成長することはない」

デイモン「肉体はそうだろう。しかし、キミの心が、成長をしているのだろう」

怜「…心という存在は、否認する。脳の働きの一部である」

デイモン「だが、心臓移植をされたことで、元の心臓の持ち主の趣向が移った、というような事例もある」

デイモン「脳ではなく、心臓だ。つまり、趣向の決定は脳が下しているが、それを好きだ、と思う気持ちは感情であり、心だ」

デイモン「つまり、その心が移植された者に移ってしまったと考えることも乱暴な理論ではあるが、可能ではある」

デイモン「…キミには、生身の心臓がある。心は、あるんだ、怜」

怜「…心があるとして、その言葉の意味は理解不能である」

デイモン「…心の成長が、嫌か?」

怜「…嫌だ。…それは、嫌いだ」

デイモン「それは、ここへ来た意義を失ってしまったように、弊害が出るためか?」

怜「…否定する」

怜「ここへ来た理由は、御門の右腕を取り戻す必要があり、デイモン・ファイアストーンには機械による義肢を製作する技術があると判断をしたためだ」

怜「だが御門は僕の行動を否定すると、判断結果が出た」

デイモン「…その判断は、どこで行った?」

怜「脳だ」

デイモン「あるいは、心だ」

怜「…帰る」

デイモン「気をつけて帰るといい。…何かあれば、頼ってくれていい」

怜「…」

デイモン「理由を聞かないのか?」

怜「…その理由を確認したところで、理解は不能である」

腕どうしよう


 ――天宮市・繁華街・オカマバー『あやふ屋』――

怜「…」

 カラン

朋羅「お帰り、怜きゅん」

神子「どこ行ってたの?」

怜「…情報開示不可」

怜「…御門の状態確認」

御門「痛え…」

怜「生命の危機は確認されず。良好」

朋羅「どこがよ…」

御門「なあ、怜」

怜「…」

御門「…どうするよ、これから」

怜「…」

御門「俺、お前と一緒にいたってどうにもなんねえし…」

御門「もともと、成り行きだったろ? …ここら辺で、さよならしとくか?」

怜「【多数決】」

 【多数決】最速3票獲得した選択肢を採用
 1 了解。…共同資金を分割後、僕は状態回復を可能とする異能を持つグラスパーの捜索へ出る
 2 否認する。約束をした。僕は、御門が生命の危機に陥った場合、それを助命する
 3 …嫌だ

1

1

2


怜「…嫌だ」

御門「あ、助けてくれとか、もういいし」

御門「だぁーって、もうさー、どーにもなんねーべ?」

御門「宗門は抜けねえ、腕はねえ…。そもそも、借金取りから逃げ出しただけだし…」

御門「俺は俺で好きにやるから、お前も――」

怜「嫌だ」

御門「…何でだよ? こだわる理由ねえだろ」

怜「…嫌だ」

怜「嫌だ…嫌だ」

御門「おい、怜?」

怜「嫌だ…嫌だ、嫌だ、嫌だ!」

怜「御門まで…嫌なことを言うのが、1番嫌だ!」

御門「…お前…」

朋羅「あら…」

神子「怜が…変になった」

怜「…嫌だ」

御門「………分かったって」

怜「…」

御門「お前…そんな顔するようになったんだな」

御門「いっつも、小難しいこと言うのに…嫌だの一点張りだし…」

怜「…」

御門「怜?」

怜「…おかしい」

怜「…頭が、おかしいんだ…」

怜「…分からない。思考が曖昧になる。…肉体の部分が、震える」

怜「止められない。…まともな思考ができなくなる…」

怜「……でも、嫌だったんだ」

御門「…いいんじゃね、それで」

怜「…」

御門「その方がいいだろ。やなもんは、誰だってやなんだよ」



―――――

 一旦、ここまでっす!
 ありがとうございました

 いやはや…2人とも(かたっぽは物理的に)追い詰められてきましたね
 でもね、ドラマっていうのはV字回復が相場と決まってるからね、うん…このまま、下降線辿らなきゃいいよね…(震え声


一旦乙

怜に人間味はちょっとずつ出てきたけどどうなるだろう…とりあえず二人の意見まとめて、腕をどうにかするのが先決か…
てかサムライの野郎…序盤のラスボスみたいなポジションになりやがって…

一旦乙

こたびのサブタイ、怜がターミネーター
みたいだから「エリミネーター」なんて
もんでもよかったと感ずる今日このごろ(^^)

めざせ超回復!鬱ルートなんざ幸晴で十分だ!

乙~
宗門が抜けないのは何故だろう


 さてさて…
 そろそろ、舞台が変わる頃ですね
 ヒロイン(仮)は、ヒロイン(真)になれるのか!?

 【安価下2】
 1 怜視点
 2 御門視点


 【直下 コンマ判定】
 1~5 のほほほ~ん…としてるのは、一種の現実逃避
 6~9 御門にも、心理的な成長の兆しが

おつ 銀侍がかませキャラじゃなくて安心した
今度は味方として活躍して欲しいけれど
おまけネタで
・高円宮グループが百夜桜乃音姫をモデルにしたアイドル育成ゲームを出すよ
・恋せよ乙女 ~ありす編~


 ――天宮市・繁華街・オカマバー『あやふ屋』――

怜「Zzz…」

神子「Zzz…」

御門「…どうすっかなあ…」

御門「…腕を動かしてるような感覚はあるのに…動くところに、動かしてるもんがねえ…」

御門「まだまだ痛えし…」

御門「なまくらが、何でか抜けなくなるし…」

御門「…はぁぁ…」

御門「…めんどうくせぇ…」


 【安価下2】
 午前3時
 1 それでも、寝ようと試みる
 2 このまま、どっか遠くまでひとりでぷらっと行きたいなー
 3 抜けない宗門を左腕で振ってみる

2

3

3


御門「…」チラッ

御門「…」グッ

御門「…」ブンッ

御門「…」

御門「…重っ」

 ブンッ

御門「…こんな、重かったか…?」

御門「…つか…どうやって振ってた…?」

御門「握っちまえば…勝手に動いてたようなもんだしな…」

御門「意識してみっと…さっぱり分かんねえ…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 投げ出した
 4~6 腕が疲れたからやめた
 7~9 なんとなく、ずっと片腕での素振りをしてた


 ブンッ…
 ブンッ…

御門「103…104…105…」

御門「きっちぃ…」

御門「…」

御門「…106…107…108…109…110…!」

御門「ふぅ…ふぅ…」

御門「…何してんだ、俺…」

御門「…」

 ゴソ

御門「…」チャキッ

怜「タイマー、終了」ムクッ

御門「…怜か」

怜「…素振り」

御門「…違えよ…。ムカつくから、どっかにぶつけてやるかって思ってたんだよ」ポイッ

 ガシャンッ

怜「…素振りの回数を数えている声が確認されている」

御門「…」

怜「110回振り上げ、110回、何にもぶつけずに振る行為は、素振りであると断定する条件になりうる」

御門「…寝る」ゴロン

怜「…」

御門(110回…か。途中で起きてたのか…?)

御門(どっちにしろ…5回休憩挟んで…1000回ちょいだっつーの…)

怜「…朝食は必要か?」

御門「昼に起きる…」

怜「了解」

御門「…」

怜「…しりとり。リス。鈴。随筆。杖。エイ。家。エアー。青。送り火。備前」

怜「…」

怜「…しりとり。リキュール。類似。事例。意味。ミケランジェロ。ロールシャッハテスト。透析機。黄色。ロン」

怜「…」

御門「【安価下2】」

 1 …しりとり。理科。…かだぞ?
 2 …なあ、これから、どうする?
 3 …弱いくせに、よく飽きないな

3


御門「…なあ、これから、どうする?」

怜「…」

御門「悪いが、俺はそのまんまの意味で、足手まといだぞ」

御門「…俺なんかがいたとこで、お前が面倒臭くなるだけだ」

怜「…グラスパーを探す」

御門「見つかりっこねえだろ…。年齢と、国籍しか分かってねえのに」

怜「可能性は低い。しかし、0パーセントではない」

御門「…限りなく、0だろ」

怜「…」

御門「見つかりっこねえよ…。大体、お前、逃げて、その先はどうすんだ?」

御門「また戦闘になって、そんで体壊せば…また、そいつを頼るのか? ずっと、その繰り返しになるぞ」

怜「…」

御門「…」

怜「…御門の腕を、治す」

御門「は?」

怜「状態を復元できる異能であるならば、人体の修復も可能であると推測される」

怜「御門の右腕を復元する」

御門「…何でお前が」

怜「…」

御門「…」

怜「分からない…」

御門「…で、どうやって探す?」

怜「…」

御門「日本にいるかどうかさえ怪しいんだぜ?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 怜「効率的な方法は発見されない」
 4~6 怜「エベレストと同様に、突然、ものが復元されたという事態が他に発生をしていないか調べる。事例が存在するのであれば、行動分析をする」
 7~9 怜「エベレストと同様の事例が、確認されている。位置や、その時期から、グラスパーの行動分析を行い、追跡をする」


怜「エベレストと同様に、突然、ものが復元されたという事態が他に発生をしていないか調べる。事例が存在するのであれば、行動分析をする」

御門「なかったら?」

怜「…効率的な方法は、ない」

御門「…」

御門「じゃ、どうやって、その事例ってのを探すんだ?」

怜「インターネットにアクセスし、電脳ダイブをする」

御門「は? …んなこと、できんのか?」

怜「可能だ」

怜「…ただし、フォース・ナンバースは電脳世界にも網を張っている」

怜「アクセス中に襲撃を受けた場合、損害率は極めて高い」

御門「…フツーにネットで探したらダメなのかよ? パソコンとかあるだろ」

怜「すでにパーソナルコンピューターを用いた、インターネットの情報検索行動は済んでいる」

御門「んじゃあ…何でその、電脳ダイブってのをするんだ?」

怜「…セキュリティーを突破することで秘匿されている情報の閲覧をできる」

怜「通常のパーソナルコンピューターを使用した場合に比べ、電脳ダイブは遥かに多くの機密情報へアクセスをする可能性が高まる」

御門「…見つかったら、ヤバいんだろ?」

怜「他の効率的な情報収集の提案を求める」

御門「…」

御門「【安価下2】」

 1 …ねえよ
 2 …その他、妙案求む

1

俺は探偵だぞ?

ってああ連取りなってた安価下


 …うん
 具体的に、おなしゃす…御門ってほら…駆け出し同然のやる気なしなし探偵だったから…
 スキルらしいスキルとかないし、コネとかないし…

 【安価下2】
 1 ねえよ
 2 こうだよ!(併記してちょ☆)

天宮市の人々に聞き込み

デイモン、フランに協力をお願いしてみる

1

正直宛てもなく探すより1ヶ月かかってもデイモンに修理された方が確実で安全よね


御門「俺は探偵だぞ?」

怜「具体案の提示を求める」

御門「…」

怜「…」

御門「協力者だ。まず、それがいる」

怜「…具体的にどのような人物に協力を要請する?」

御門「…」

怜「…」

御門「…お前、怪盗ロキに会ったんだよな?」

怜「肯定する」

御門「まだいるんなら、そいつとか」

怜「…」

御門「仲間もいるんだろ、確か」


 【直下 コンマ判定】(フランの存在-3)
 1~4 怜「…嫌だ」
 5~9 怜「…了解」


怜「…嫌だ」

御門「はあ? 何でだよ?」

怜「…嫌だ」

御門「…だけど」

怜「…」

御門「何が嫌なんだよ? 面倒だってか?」

御門「お前よか、俺のが面倒臭がりは筋金入りだぞ」

御門「その俺が、面倒臭がってねえことを面倒臭がるなんてな――」

怜「怪盗ロキこと、デイモン・ファイアストーンの仲間の1人に、近づきたくない」

怜「…だから、嫌だ」

御門「…だったら、近づかなきゃいい」

御門「それでどうだよ?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 怜「…それでも…嫌だ」
 4~6 怜「…御門が、代わりに協力の要請を求めにいくことを提案する」
 7~9 怜「…了解」

a


怜「…御門が、代わりに協力の要請を求めにいくことを提案する」

御門「俺が?」

怜「僕が接触をしなければ、それでいい」

怜「協力者を得る、という目標を達成することが可能となる」

怜「よって、御門が訪問することを提案する」

御門「…でも、場所は教えちゃいけねえんだろ?」

怜「肯定する」

怜「位置情報は開示されない。ただし、あやふ屋から怪盗ロキのアジトまでの経路の提示は禁止されていない」

御門「…それ、屁理屈って言うんだぞ」

怜「肯定する」

御門「…認めんな…」

御門「めんどうくせえ…」

怜「…」


 【安価下2】
 で、寝て起きた
 1 行きたくない…だるいし、面倒だし…
 2 しゃあねえ…行くか…

2

kskst


御門「行ってくる…」

神子「行ってらっしゃい。だいじょぶ? ついてこっか?」

御門「いらねえよ…」

神子「そう?」

御門「じゃな」

 バタム

御門「…」

 スタスタ

御門「…久しぶりに、外出たな…」

御門「…目の奥が、しまる…。眩しい…」

御門「それに………めんどくせぇ…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 こんな時に襲撃ですわ…(白目
 4~6 凪にばったり
 7~9 無事に到着したお


 【直下 コンマ判定】
 1~3 フォース・ナンバー・ファイブ
 4~6 グラスパー
 7~9 前に、遅刻しそうだった凪に絡んだツケみたいなもんさ


 スタスタ

御門「はぁ…何か、歩くのも変だな…」

御門「片腕ないだけでこれかよ…」

 ザッ

凪「おい」

御門「ああ? …って、チビか」

凪「は? チビじゃねえよ」

凪「今度見かけたら、ちゃんと相手してやるって言ったろ」

御門「…忘れた。めんどくせえし、もう、どうでもいいっつの。どけこら」

凪「は?」

御門「ああ?」

凪「俺の邪魔したのそっちだろ。俺だって邪魔する」

御門「そうやって根に持つからチビなんだよ」

凪「んじゃ、とりあえずぶっ飛ばす」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 凪「…って思ったけど、やめた。腰抜け」ペッ
 4~6 凪「…つか、何で、腕ねえんだよ?」御門「…関係ねえだろ」凪「…チッ…じゃあいいっつの」
 7~9 御門「好きにしろ、ボケ」凪「…張り合いねえんだよ。大体、何で腕ねえの?」御門「ちぎれたんだよ」凪「…トカゲかよ」

ペッ


御門「好きにしろ、ボケ」

凪「…張り合いねえんだよ。大体、何で腕ねえの?」

御門「ちぎれたんだよ」

凪「…トカゲかよ」

御門「お前の目ぇどうなってんだよ、人間見てトカゲだぁ?」

凪「勝手にちぎれるわけねえだろ。なのに、ちぎれたなんて言ってるから、トカゲって言ったんだよ」

御門「何で勝手にちぎれるなんて思っちゃってんの? ボケてんじゃねえの?」

凪「はあ?」

御門「んだよ?」

凪「…チッ…痛いの、耐えられるか?」

御門「あ?」

凪「めっちゃくちゃ痛いのに、耐えられるか、って聞いてんだよ」

御門「【安価下1】」

 1 耐えてたまるか
 2 お前みたいなチビとは違うからな、それがどうした? 痛めつけるってか? やってみやがれ、こんちくしょう

2

2

耐えられるかな


御門「お前みたいなチビとは違うからな、それがどうした? 痛めつけるってか? やってみやがれ、こんちくしょう」

凪「…んじゃ、してやるよ。来い」

御門「ああ?」

凪「クソ痛い代わりに、ケガなら何でも治してくれる闇医者紹介してやるって言ってんだよ」

御門「闇医者ぁ?」

凪「…ショック死すんなよ」

凪「治ったら、嫌がらせしてきた分、全部やり返すかんな。早く来い」

 スタスタ

御門「…行ってやるよ、こんにゃろう」

 スタスタ

 ・
 ・
 ・

 ――天宮市・繁華街・アゲハクリニック――

蝶番「あら、ハワードのところの坊や」

凪「こいつの腕なんだけど」

蝶番「あら、すっぱり」

御門「…ほんとに、治せんのか?」

蝶番「ひょろっこいわね…。お金あるの? 貧乏臭そう…」

凪「金なら俺が払うから、死なないくらいにやって」

御門「…」

蝶番「ふうん…。まあいいわ、お金払ってくれるなら」

蝶番「治療してあげる。…仮に死んじゃっても、責任は取らないから念書だけ書いて」

御門「左手で書けるか」

蝶番「じゃあ、拇印でいいわよ」


 【直下 コンマ判定】
  1  ショック死した
 2~6 治ったけど痛すぎてしばらく動かせない…
 7~9 ほんとに…治った…
  0  ショック死した

やったーーー!!治った!!


<ぎゃあああああああああああああああ――――――――――――――――――――――――っ!!

凪「っ…」ビクッ

凪「…悲鳴が上がったってことは、治ったか…」

 ガチャ

凪「死ぬかと思ってた」

御門「っはぁ…はぁ…」

蝶番「やーね、みっともない悲鳴なんか上げて…」

蝶番「坊や、請求書よ。騒音の分だけ、料金は加算されてるから」ペラッ

凪「…」グシャ

凪「お前、後で取り立てるからな」ジロッ

御門「は…生えた…。ほんとに、治った…」

御門「死ぬかと思ったけど…」

蝶番「死ななかっただけ良かったわね。10人に2人は死ぬんだけど」

凪「んじゃ」

蝶番「またいらっしゃい」

凪「来ねえよ」

御門「…どうも」

 ガチャ
 バタムッ

凪「おい」

御門「…ほんとに、生えた…」グッパ

凪「聞けよ」

御門「んだよ?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 凪「うちの前に犬の糞撒いたのとか、分かってるからな。足元、注意しとけよ」
 4~6 凪「…30万な」御門「は?」凪「立て替えた治療費、30万! 嫌なら、30万回、ぶん殴る」
 7~9 凪「…治って良かったな」


凪「うちの前に犬の糞撒いたのとか、分かってるからな。足元、注意しとけよ」

御門「んなもん踏むか」

凪「で、バカは踏む」

 グニュッ

御門「」

凪「ひっかかってやんの! お前が蝶番に治してもらってる最中にしかけといたんだよ、バーカ!」

凪「じゃあな!」

 タッタッタッ

御門「あ・ん・の…チビ野郎っ…!」


 【安価下1】
 1 追いかける
 2 靴を買い替えてから、デイモンのとこに行く

1


御門「待てや、こら…!」

御門「って、どんだけ犬のフンかき集めやがった…!」

御門「踏み場がっ…!」ダンッ

凪「またバカはひっかかる。かりんとうだっつーの」ブンッ

 かりんとうが撒かれた地面を避け、御門がアームをかけながら跳んだ。
 くるりと振り返った凪が、道の端に置かれていたバケツを掴んで、その中身を御門にぶちまける――。

 バラバラァッ

御門「~っ――」

凪「それ、お前が前に拾ってきたフン、全部。きったねえことするからだっつーの」

御門「待てや!」

凪「バカに追いつかれるはずねえだろ…!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 さんざん、弄ばれた挙句、肥だめに落とされてそのまま見失った…
 4~6 さんざん弄ばれてから見失った…
 7~9 凪と(喧嘩)友達になった


凪「今度はかりんとうだぞ」ポイッ

御門「素手で触ってねえのが、かりんとうのはずあるか!」

 ヒョイッ
 ズルッ

御門「あん? 地面が――」

凪「落とし穴だ、バーカ」

 ズボォォォッ

御門「くっさ…!?」

凪「肥だめ、お似合いだぞ、バカ。じゃあな」

御門「待て、てめ、チビ…くさ、くっさ…!?」

御門「次はぶった切るぞ、てめえ、こら、こんちくしょうがぁあああああああ――――――――――――――――――――――っ!!」


 【直下 コンマ判定】
 1~6 臭すぎて、1日中、シャワー浴びてた…デイモンのとこに行くのはまた明日
 7~9 どうにか臭いを落として、デイモンのとこに向かえた

えい


 じゃ、今日の本編はここまでで
 御門はどうにかなったね。凪とうまいこと仲良くなれれば、ゆっきー情報出るんだけど…コンマがね、奮わなかったね


 ――個人情報――
 名前:天宮怜 性別:男 職業:ー 年齢:16
 身体能力:優秀 頭脳:優秀 精神:自我薄弱
 異能:風 特技:料理 願望:ー
 GS:ポイント100/100 アーム299/200 コート300/300 バーニッシュ289/200
    ピラー83/250 アンテナ64/200 ステルス98/300

 名前:三笠宮御門 性別:男 職業:探偵 年齢:16
 身体能力:貧弱 頭脳:平凡 精神:紙クズ
 異能:障壁 特技:剣術・英語 願望:剣に生きよ?
 GS:ポイント100/100 アーム428/200 コート106/300 バーニッシュ242/200
    ピラー70/250 ステルス138/300

 ――知人――
 妖刀・宗門:厳密には知人ではなく持ち物 口うるさい 御門に憑いて力を与える
 ファイブ:フォース・ナンバー・ファイブ
 春藤朋羅:オカマ 吸血鬼の異能 怜きゅんLOVE
 越山泰佑:エージェント 反応の異能
 垣沼太郎:天宮市繁華街のボス どっぷり黒い
 和名ヶ谷縛:異能管理機関怪盗ロキ専任捜査官 鎖の異能 童顔
 デイモン・ファイアストーン:怪盗ロキ 斥力と撹乱の異能
 シモン・アスファート:異能管理機関怪盗ロキ専任捜査官 竜化の異能 
 ファースト:フォース・ナンバー・ワン 溶岩の異能
 フランシス・マウラ:フォース・ナンバー・シックス 怪盗ロキ一味
 シャルル・ルパン:ルパン13世 怪盗ロキ一味
 物部神子:家出少女 ワガママ さみしがり
 蔵屋敷銀侍:SAMURAI×ドルオタ=エセサムライ 強い
 高円宮夜子:高校生アイドル・百夜桜乃音姫の一員
 紫藤凪:御門と犬猿の仲



 恋せよ乙女のありす編というリクエストがあったけど…
 それって、異能で9歳になっちゃえばソッコークリアなんすよ…

 だから、2人はまだ、しばらくこのままでいいんじゃないかなあ…と

 で、サブエピか、オマケか…する?
 1 サブエピ・明ママの家庭日誌
 2 オマケ投下
 3 サブエピのリクエスト? 応相談やで

2お願いします


 もう遅い時間だもんね
 ネタが…(震え声

 あ、安価とコンマは、今夜は終わりということで!
 ありがとうございました

アイパ部って新入生の入部希望者来てたりしないですか…?(震え声

(扱いきれない…)
 きてないんじゃないですかね…?(震え声

オマケネタ 透が夜子の朝着替え中に部屋に入ってくるとか・・・そうだよ、夜子の反応が見たいだけだよ

むしろ透さんが着替えの手伝いしてそう


 あ、そうそう
 そうそうそう、一応、ね? 一応なんだけどね…?

 ゆっきーと桜花…どうなってるかだけ…抜き打ち安価っす
 【安価下1】
 1 は? アイドルは恋愛禁止だ。ゆっきーに渡…げふんげふん、アイドルである限り、恋愛禁止じゃ
 2 ゆっきーにその気はなくても桜花は気に言ってんだよ、マジ死ね野老幸晴
 3 末永く爆発しやがれコースだよクソが
 4 都合のいい男になるんじゃないかとしか桜花は見てねえよ。乱暴な言い方すれば

アイパ部で唯一個人エピソードなかった気がする桜花でなんか

3

物語の裏で苦労する五十嵐先生


 惜しくも安価を取れなかったけど、認める声があったとは…
 ま、でも、アイドルだもんね、仕方ないね

 さて…じゃあ、オマケとりかかりまする~

 ありがとうございました~

2


 ――オマケ・日常的ラッキースケベ?――

 コンコン

透「…」

 ガチャ

夜子「きゃっ…」バッ

透「!」クルッ

夜子「透、何であなた、いつも朝のノックは小さい音でするの!? 聞こえないじゃない!」

透「…」

夜子「そのまま、ドアを閉める」

 ソソソ
 バタム

夜子「何で部屋に入ってくるのよ、着替え中よ」

透「…」コクコク

夜子「分かってるなら…!」

透「…」つ新品リボン ←背中向けたまま出した

夜子「何それ?」

透「…」

夜子「…かわいいわね」

夜子「これを持ってきてくれたの?」

透「…」コクコク

夜子「ふうん…? そう、ありがと」

透「…」ホッ

夜子「でも、それと覗きに来るみたいに小さい音でノックして入ってくるのは別よ?」

透「…」ギクッ

透「…」ダラダラ

夜子「…ま、あなたが覗きなんてすることないと思うけど」

透「…」グサッ

夜子「透? 首の後ろ、汗がすごいわよ?」

透「…」フキフキ

夜子「…透」

透「…」ギクッ

夜子「…もしかして、あなた…」

透「…」ダラダラ

夜子「…わたしが、まだ1人で着替えもできないと思ってるの?」

夜子「いい加減、子どもじゃないのよ? 少しはあなたも成長しなさい」

透「…」ホッ

夜子「どうしたのよ?」

透「…」ブンブン

夜子「…まったくもう。…でも、いいわね、このリボン。今日はこれつけることにするわ。ありがと」

 覗きとは、実際に見るかどうかではない。その背徳感による、スリリングな情動が醍醐味なのだと、どこかのえろい人は言ったとか――。

ふと思ったんだけどゆっきーの異能って途中で止められたっけ?
もしできないなら、怜が完全な生身まで戻るんじゃないの?


 >>487
 むしろ、どっかで止まらないと、とんでもないことに…
 溶けたアイスを戻したら、そのまま原材料に分解されちゃうし、家を直したら木材どころか木にまで戻っちゃうし…

 ま、ご都合なんですけどね!
 それを、奇跡を呼ぶんです。…だって、フィクションだもん…(震え声

俺ばっかで申し訳ない
オマケネタ 言子、久しぶりに帰ってくる


 ダメだ…眠かった
 おやすみなさいませ…
 明日の更新はないか、夜中からっす…

あー、凪キュンのツンデレっぷりにhshsしたわ、真のヒロイン♂決定だな。

オマケ
主人公達の異能が入れ替わったら

(ただいま…)

おかえり

(ありがとう…sageてんのにこんな反応早くてビビった…。オマケだけ、今夜は投下できたらするね)

お疲れ様、俺も今帰ったところ
オマケ 夜原さんと退学のユッキー


 ――オマケ・怜&御門編人物プロフィール――

 名前:春藤朋羅  年齢:39  血液型:B  身長:183cm  体重:ひ・み・つ♡
 好きなもの:好みの男性、愛、おしゃべり  嫌いなもの:オカマ蔑視
 得意なもの:お酒作り  苦手なもの:注射
 悪癖:怒ると口調が乱暴になる  社会認知:オカマ  職業:オカマバー店主
 身体能力:高い  頭脳:オカマ  精神:男でありながら、女性  服装:ぴちぴち

 名前:越山泰佑  年齢:34  血液型:O  身長:177cm  体重:79kg
 好きなもの:仕事後のビール  嫌いなもの:不道徳的行為
 得意なもの:割箸ゴム鉄砲製作  苦手なもの:自炊
 悪癖:事なかれ主義  社会認知:されたくない  職業:フリーランスのエージェント(?)
 身体能力:普通  頭脳:平凡  精神:凡百  服装:地味

 名前:垣沼太郎  年齢:39  血液型:A  身長:175cm  体重:70kg
 好きなもの:金、道楽、珍味  嫌いなもの:正義
 得意なもの:金儲け  苦手なもの:爬虫類
 悪癖:割と場当たり的  社会認知:天宮市繁華街の裏ボス  職業:飲食店(キャバクラ・バー・風俗店)オーナー
 身体能力:普通  頭脳:優良  精神:黒い  服装:小物でチラ見せステータス

 名前:物部神子  年齢:14  血液型:O  身長:148cm  体重:内緒
 好きなもの:面白いこと全般、娯楽  嫌いなもの:家、家族、学校
 得意なもの:動物との触れ合い  苦手なもの:家族、自分に向けられた暴力、嫌悪表現
 悪癖:真に受けやすい  社会認知:不登校中学生  職業:中学生
 身体能力:普通  頭脳:悪め  精神:未熟  服装:膝上16.5センチスカートが正義

 名前:蔵屋敷銀侍  年齢:28  血液型:B  身長:179cm  体重:78cm
 好きなもの:女(二次・三次不問)、戦い  嫌いなもの:卑怯者
 得意なもの:剣術  苦手なもの:女の涙
 悪癖:女好き、侍らしからぬ言動  社会認知:SAMURAI  職業:無職
 身体能力:超優秀  頭脳:普通  精神:玉鋼  服装:着物+帯+腰紐+足袋+ブーツ+長襦袢+竹光


 ――オマケ2・ハワードファミリーvs怪盗ロキ一味――

デイモン「最初の種目は、料理といこう。ありすの食事はうまいぞ?」

ありす「じゃんっ! 季節の野菜と、旬のお魚を使った彩り和膳!」

(審判の)夜子「あら、おいしい」モグモグ

千景「3ポンドステーキのウェルダンだ。付け合わせは粗挽き極太ソーセージと、厚切りベーコンソテーと、目玉焼き」ドンッ

夜子「……………和膳で」

ハワード「チッ…次は、100メートルダッシュだ。バカ、全力で走れ」

政仁「おう!」

デイモン「ならば、フランシス。頼むぞ」

夜子「それじゃあ、準備はよろしくて? よーい、どんっ」

政仁「おっしゃーっ!」ダッ

フラン「変・形!」ガチャンガチャンッ

 キィィィィンッ

政仁「負けるかー!」シュダダダッ

 キラリ----ン

夜子「…引き分けね」

デイモン「ならば最後は公平に、コイントスといこう」

夜子「やるわよ?」ピンッ

 パシッ

デイモン・ハワード「「表だ!」」

夜子「…勝負にならないじゃない」

 その後、10回コイントスをし続けたものの、勝敗つかなかったそうです。
 ハワード・ファミリーと怪盗ロキ一味は、割と仲のいいおつきあいをしています――。


 こんにちは
 では本編と参りませう

 【安価下1】
 1 怜視点
 2 御門視点

1


 【安価下1】
 1 あやふ屋営業中のこと
 2 御門がデイモンのとこ行ってくるわ~って出てった後からやで
 3 御門が腕治して一夜明けて、出てった後からじゃい

2


 ――天宮市・繁華街・オカマバー『あやふ屋』――

御門「行ってくる…」

神子「行ってらっしゃい。だいじょぶ? ついてこっか?」

御門「いらねえよ…」

神子「そう?」

御門「じゃな」

 バタム

神子「…行っちゃった」

怜「…」

神子「ねえ、怜くん」

怜「何だ?」

神子「…怜くん達は、ずっとここにいるの?」

怜「否定する」

神子「…」

神子「どこ行くの?」

怜「行き先は未定だ」

神子「…じゃあね、お願いなんだけど、あたしも、連れてって?」

怜「【安価下1】」

 1 …その要求は飲めない
 2 許可する
 3 理由を問う
 4 その他、自由台詞

2

ごめん、sageたままにしてたね…


怜「許可する」

神子「ほんと?」

怜「肯定する」

神子「えへへっ…ありがと、怜くん」

怜「…」

神子「ねえ」

怜「何だ?」

神子「ふふっ…呼んだだけ」

怜「…」


 【安価下1】
 1 GS練習
   A ポイント 100/100
   B アーム 299/200
   C コート 300/300
   D バーニッシュ 289/200
   E ピラー 83/250
   F アンテナ 64/200
   G ステルス 98/300
 2 コミュ
 3 その他、自由行動


1F


 【直下 コンマ判定】
 コンマ二桁分加算
 アンテナ 64/200


 アンテナ 139/200

怜「…」

神子「~♪」

怜(優先行動喪失)

怜(しりとり開始。しりとり。リアエンジン。…しりとり、終了)

怜「…」

神子「ねえねえ、怜くんってどうしてあんなに料理上手なの?」

怜「覚えた」

神子「教えて」

怜「…了解」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 あやふ屋に神子の親ががががが
 4~6 何もないまま営業時間になった
 7~9 昼間なのに朋羅さんのお友達とかが来て、女子(?)会が開催されてしまった

相変わらず出だしのコンマ悪いな
安価なら下


 【安価下1】
 神子の親のお名前おなしゃす!

 【採用安価のコンマ判定】
 1~3 もうね、色々と危険な感じ…
 4~6 手も足も余裕で出る出る
 7~9 躾けとストレス発散を一緒にしちゃってるダメダメ感…

霊子

神奈


神子「できたっ! ねえねえ、どう?」

怜「改善事項が38挙げられる。よって、完璧ではない」

神子「むぅ…。でもいいもん、食べておいしければいいじゃん」

怜「…」

神子「食べよ。怜くん、先に食べて」

 バンッ

怜「あやふ屋は現在、営業時間外である。よって――」

霊子「神子!」

神子「っ…」ビクッ

霊子「何日も家に帰らないで、一体何を考えてるの!?」

霊子「何であんたはいつもそうやって、親の気も知らないで平気で悪いことばかりするの!?」

神子「…」ギュッ

霊子「ここのお店の人は? どれだけ迷惑をかけたの?」

霊子「何で手をわずらわせるようなことしかできないの…。早く呼びなさい!」

神子「あ、あのね、お母さん…今、料理…教わって、作ってたの。それで…これ、食べ――」

霊子「そんなもの今食べるはずないでしょ!?」バシッ

 ガシャンッ

神子「…」

怜「【安価下1】」

 1 店主、春藤朋羅を呼んでくる
 2 …暴力行為、確認。非武力排除をする
 3 その他、自由台詞


怜「店主、春藤朋羅を呼んでくる」

 スタスタ

神子「怜くん、待って…」

 ピタッ

怜「何だ?」

霊子「いいから、早く呼んできてくださる? 時間がないのよ、時間が!」

神子「1人にしないで…お願い…」

怜「…了解。同行を要請する」スッ

 ギュッ

霊子「神子! そのまま逃げるつもりなの!?」

神子「違うよっ…!」

怜「逃亡はしない。待機を求める」

霊子「大体、あなたは何!? 神子の恋人のつもり?」

霊子「あなたみたいな子どもがいるから、責任も持てないのに赤ちゃんなんか作って、またわたしが…!」

 ガチャッ

朋羅「何よ、何よぉ…? 何だか騒々しいわねぇ…」

霊子「あなたが店主? そのコを引き取りにきたわ」

朋羅「あら、神子のお母様?」

神子「ママ…帰りたく、ない…。お願い、助けて」

霊子「神子! 何を言っているの! これ以上迷惑なんかかけさせないで!」

朋羅「まあまあ、落ち着いて、お母様。さ、座りましょ? ね?」

霊子「そんな時間ないのよ! 神子、行くわよ! これ、今までの迷惑料のつもりなので持ってください」

霊子「足りなかったら、後でまた――」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 朋羅「ねえちょっと、お金なんかいらないわよ。それよりもね、お母様。心配したからって、そんなキツく当たっちゃダメじゃない」
 4~6 朋羅「なるほどねえ…。確かに、これじゃあ、神子も帰りたくないわね」
 7~9 怜「金銭の支払いで事態の解決ははかれない。加え、神子は僕とともに来ることになっている。…神子はお前のところへは、戻らない」

はい


朋羅「ねえちょっと、お金なんかいらないわよ。それよりもね、お母様。心配したからって、そんなキツく当たっちゃダメじゃない」

霊子「これは躾なの! 他人が口を挟まないで!」

朋羅「躾って…。でも本人は帰りたくないって言ってるでしょう?」

朋羅「それにね、お母様。あなたは躾って言っても、わたしの目には異常に見えるわよ?」

霊子「だから、他人が口を挟まないでくれますか! わたしは手一杯なの! それなのに、このコはいつもいつも…!」

神子「…」ギュゥッ

怜「…」

朋羅「時間がないなら、ある時にまた来てちょうだい」

朋羅「それで、神子を交えてしっかり話しましょうよ。一旦帰ったって、また神子がここに来ちゃうかもしれないわよ?」

朋羅「その度にここまで来た方が時間をムダにしちゃうじゃない。だから、今はお引き取りを」

霊子「そんなのできるはずないでしょう!? また目を放した隙に、今度は何をするか…!」

朋羅「でもね、もう神子は自分で考えて、行動ができる年齢なの。子どもじゃないのよ?」

朋羅「それをあんまり厳しく縛っちゃうのって良くないじゃない」

霊子「あなたに何の関係があるの!? これはうちの問題なの! 神子、いいから来なさい」グイッ

神子「やだっ…! やだよ!」


 【安価下1】
 1 神子を霊子に引き渡す
 2 霊子を引き剥がす
 3 その他、どうする?

1


 ガシッ

霊子「何――」

怜「手を放せ。でなければ、力ずくで引き剥がす」

霊子「あなたみたいな子どもが…!」

怜「了解」

 グイッ
 バァンッ

霊子「きゃっ…!」ドサッ

怜「神子が嫌がっている。だから、渡さない」

神子「っ…怜…」

霊子「何するのよこのがきがぁあああああっ!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 もみあい
 4~6 帰ってもらったよ
 7~9 クソまみれの御門が戻ってきて、霊子が退散した

御門ナイス

食品衛生


 カランッ
 ピクッ

 その存在感に誰が最初に気づいたか、定かではなかった。
 だが、入口のドアが開き、ウェルカムベルがからんと音を馴らした瞬間、誰もが悟った。

御門「クソが…」

 全身に茶色の泥のようなものを付着させた御門がそこに現れる。
 同時に凄まじい悪臭が広がり、怜以外の全員が鼻をおさえて反射的に息を止めた。

霊子「何なのよここはっ…!」

 霊子が出口に突進し、御門の脇を通り抜けて走り去る。
 一触即発の雰囲気は、その汚物まみれの少年によって凄まじい悪臭に塗り替えられた。

朋羅「ちょっ…御門ちゃん、何そのかっこう…!? もう、やーだぁ…!」

神子「鼻が…鼻が曲がる…」

怜「換気する」

 ヒュォォォォ…

御門「…何だ、今のババア…。服、もうダメだから全部捨てといてくれ。シャワー浴びる」

 ヌギヌギ

神子「やだ、脱がないでここで…!」

朋羅「あらぁ…♡」

怜「…御門、右腕が治っている。どうした?」

御門「後だ、んなの…。とにかく、もう…俺だって臭くてたまんねえんだよ…。あのチビめ…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 営業中止&臭いがやばい
 4~6 営業中止&大掃除
 7~9 魔窟に休業日はねえんだよォ!


<臭いよぉ…!

<んもう、すごい臭い。これじゃお客さんも入れられないわよ

<臭いとかが染みつかなきゃいいけれど…

 ヒュォォォォ

<ありったけの消臭剤で臭い消さなくちゃ

<えいっ

 プシュ-----

御門「まだ臭うか?」ポタポタ

怜「肯定する」

御門「クソが…! どんだけ、洗えばいんだよ…!」

 バンッ
 シャァ-----

怜「最低4時間を推奨する」


 【安価下1】
 1 強力脱臭掃除モード!
 2 てんやわんやになって、ようやく落ち着いたぜ!
 3 神子と話す

3


<オカマ、こら…こっち来んな…!

<大丈夫よ、うふふ…ちょっと、覗くだーけ♡

<でえい、障壁!

<やだ、何これ!? 見えないじゃない! 折角、浴室のドアをガラスにしてるのに!

神子「くちゃい…」

怜「…肯定する」

神子「…ねえ、怜くん」

怜「何だ?」

神子「…ありがとうね、さっき」

神子「…お母さんから守ってくれて」

怜「…」

怜「【安価下1】」

 1 問題ない
 2 …嫌なら、嫌でいい
 3 あの母親のところへ戻りたくないのであれば、僕と同じだ
 4 その他、自由台詞

3


怜「あの母親のところへ戻りたくないのであれば、僕と同じだ」

神子「怜くん…も?」

怜「…僕をフォース・ナンバースにした組織には、戻りたくない」

怜「僕の主を名乗る者のところにいるのが嫌だったために、逃亡を開始した」

怜「所属しなければならないはずの場所を忌避し、逃亡をした行動は僕と同じだ」

神子「…でも」

神子「…今、帰るのはやだけど…絶対じゃない…」

怜「…理由を問う。先ほどの問答では、強い拒絶をしていた」

神子「だって…お母さんだもん…」

怜「その理由は理解ができない。詳細な説明を求める」

神子「…怖いけど…痛いこともされたけど、でも…お母さんは、たったひとりだけだから…」

神子「わたしが悪いんだよ…。だから、お母さんもあんなに怒っちゃう…」

神子「でも、お母さんの言ういいコにはなれないから…帰りたくない…。本当はね、お母さんと一緒に…仲良く暮らしたいよ」

怜「…」

怜「理解不能」

神子「怜にだって、お母さんはいたんでしょ?」

怜「…その記憶はない」

神子「…そっか」

神子「小さいころに、熱を出してね。看病してくれた。ゼリー食べさせてくれて、それが甘くて、ひんやりしてて、おいしかった」

怜「子どもが病気になり、母親が看病をする行為は自然なものだ」

神子「それが普通だけど…でも、ずっと、覚えてるの。お母さんがやさしくて、熱出しててつらかったけど、幸せ…だった気がしたの」

神子「また…ああいうお母さんに戻ってくれたらいいのに…あたしは悪いコだから…」

怜「…」

怜「【安価下1】

 1 否定する。神子は、悪い子どもではない
 2 …僕には、分からない
 3 その他、自由台詞

1


怜「否定する。神子は、悪い子どもではない」

神子「怜くん…?」

怜「悪いのは神子の母親だ」

怜「神子を怯えさせる躾と称した、過度の暴力行為が該当する」

怜「神子が母親に好意を寄せていながら、その事実を鑑みることもなく強硬的な姿勢を保ち続ける」

怜「その結果として神子が逃亡をはかった。神子は悪くはない」

神子「…お母さんは、悪くない…」

怜「…何故、庇う?」

神子「その方が、やだ…」

神子「あたしが悪いってことにした方が…つらくないもん…」

怜「…理解不能」

神子「あたしも…分かんない…」

怜「…」

神子「でも、ありがと」

神子「…ねえ、隣に座っていい?」

怜「許可する」

神子「怜くんは、やさしいね」ノシッ ←怜の肩によりかかった

怜「…」

神子「…このまま、いさせて?」

怜「了解」

神子「ありがと…」

 ・
 ・
 ・

朋羅「んもう、御門ちゃんったら、ケチんぼなんだから…」

朋羅「…あら、神子のフォローしようと思ってたのに…」

怜「…神子は睡眠している」

朋羅「…怜きゅんにもたれかかっておねむなんて…きぃぃっ、羨ましいっ」

怜「…春藤朋羅」

朋羅「なあに?」

怜「【安価下1】」

 1 神子の睡眠に支障を来す。声のボリュームを抑制するように要請する
 2 神子に、やさしいと言われた。ぼくは、やさしいのか?
 3 その他、自由台詞

3 神子はこれからどうすべきなのだろうか


怜「神子はこれから、どうするべきだろうか。意見を求める」

朋羅「そうね…」

朋羅「何だか、あのお母様って一筋縄じゃあいかなさそうな感じだったし…」

朋羅「神子をこのまま帰らせても、悪いことにしかならなそうな気がしちゃうのよね」

怜「同意する」

怜「精神錯乱状態であったと推察された」

朋羅「あの様子だと誰かよそ様に頼るっていうこともしなさそうだし…」

朋羅「悲しいけれど、修復するのは難しいわね…。神子が望むのであれば、ここにずっといさせてあげてもいいんだけど」

朋羅「わたしがいない間に押しかけてきて、無理やりとかなったらもう大変だし…」

怜「…」

朋羅「…とにかく、神子がどうしたいかよねぇ」

怜「【安価下1】」

 1 …了解
 2 …神子は僕に同行したいと言っていた。行き先は未定だが、同伴をさせて良いだろうか? 意見を求める
 3 その他、自由台詞

2


怜「…神子は僕に同行したいと言っていた。行き先は未定だが、同伴をさせて良いだろうか? 意見を求める」

朋羅「んまっ…いつの間に、そんな抜けがけ…」

怜「…」

朋羅「…確かにね、神子がそうお願いしたんならそれも選択肢よ」

朋羅「だけど、そうなるとまた別の危険が神子に降りそそぐことになっちゃうわ」

怜「肯定する」

怜「僕を狙う者は存在する。僕の逃亡に同行する時点で、常に危険はつきまとう」

朋羅「だからね、怜きゅんがちゃんと神子を守ってあげられるって言うんなら、わたしは止めないわ」

朋羅「でもそれができないのなら、怜きゅんはちゃんと断らなきゃダメ」

朋羅「そこら辺はどうなの?」

怜「【多数決】」

 【多数決】最速3票獲得したものを採用
 1 …保証はない。だが、神子を守ると約束をする
 2 保証不可。よって、神子の同行は…却下とする
 3 神子が危険を承知した上で尚、同行を求めるのであればその決断に応じて守り抜く

3

2

1

3

3


怜「神子が危険を承知した上で尚、同行を求めるのであればその決断に応じて守り抜く」

朋羅「…そう」

朋羅「それじゃあ、起きたらちゃんと説明をするのよ?」

怜「了解」

朋羅「…いいわねぇ、若いって…」

怜「脈絡のない羨望に疑問」

朋羅「わたしも守り抜くなんて言われてみたいわ…」

怜「春藤朋羅の戦闘能力であれば、他者に守護される必要性はない」

朋羅「んまぁっ! 怜きゅん、そんなこと女の子に言っちゃダメよ」

朋羅「いい? 女の子はね、いつだって誰かに守ってほしいの」

怜「理由を求める」

朋羅「だって、恋の予感がするでしょう?」

怜「…理解不能」



 ――個人情報――
 名前:天宮怜 性別:男 職業:ー 年齢:16
 身体能力:優秀 頭脳:優秀 精神:自我薄弱
 異能:風 特技:料理 願望:ー
 GS:ポイント100/100 アーム299/200 コート300/300 バーニッシュ289/200
    ピラー83/250 アンテナ139/200 ステルス98/300

 名前:三笠宮御門 性別:男 職業:探偵 年齢:16
 身体能力:貧弱 頭脳:平凡 精神:紙クズ
 異能:障壁 特技:剣術・英語 願望:剣に生きよ?
 GS:ポイント100/100 アーム428/200 コート106/300 バーニッシュ242/200
    ピラー70/250 ステルス138/300

 ――知人――
 妖刀・宗門:厳密には知人ではなく持ち物 口うるさい 御門に憑いて力を与える
 ファイブ:フォース・ナンバー・ファイブ
 春藤朋羅:オカマ 吸血鬼の異能 怜きゅんLOVE
 越山泰佑:エージェント 反応の異能
 垣沼太郎:天宮市繁華街のボス どっぷり黒い
 和名ヶ谷縛:異能管理機関怪盗ロキ専任捜査官 鎖の異能 童顔
 デイモン・ファイアストーン:怪盗ロキ 斥力と撹乱の異能
 シモン・アスファート:異能管理機関怪盗ロキ専任捜査官 竜化の異能 
 ファースト:フォース・ナンバー・ワン 溶岩の異能
 フランシス・マウラ:フォース・ナンバー・シックス 怪盗ロキ一味
 シャルル・ルパン:ルパン13世 怪盗ロキ一味
 物部神子:家出少女 ワガママ さみしがり
 蔵屋敷銀侍:SAMURAI×ドルオタ=エセサムライ 強い
 高円宮夜子:高校生アイドル・百夜桜乃音姫の一員
 紫藤凪:御門と犬猿の仲



―――――

 一旦、ここまでっす
 ありがとうございました

 どうなるかと思ってたけど…神子がヒロインになったよ


ヒロインになったか…よかった!

なんやかんやでお母ちゃんとは和解してほしいな

幸晴の情報知ってる人いないかなー
知人の表の中から考えると凪か銀侍だけど可能性低いか
ワンチャン越山泰祐が何か裏の情報に通じてたらいいけど

ゆっきー以外だと律だな
それはそれで難しいが
怜がSASABEの職員に見つかったりしないかな

大穴で神子が修復系の異能に目覚めるにワンチャン


 【安価下2】
 1 ようやく御門の臭いが落ちた、深夜
 2 そして朝になった

 A 怜視点
 B 御門視点

1B

2A


 ――天宮市・繁華街・オカマバー『あやふ屋』――

怜「起床」パチッ

神子「おはよ」

怜「…神子の起床確認」

神子「おはよう、って言ったらおはようでしょ?」

怜「…おはよう」

怜「これからの神子の行動について、確認をする」

神子「確認…?」

怜「【安価下2】」

 1 行き先の定まらない僕の行動に同行をすることは許可する。しかし、神子に多大な危険の及ぶ可能性がある。それを承知できるか?
 2 同行をするのであれば守り抜く。だが危険はつきまとう。神子は、僕と御門に本当についてくるのか?
 3 その他、自由台詞

2


怜「同行をするのであれば守り抜く。だが危険はつきまとう。神子は、僕と御門に本当についてくるのか?」

神子「…守って、くれるの?」

怜「肯定する」

怜「ただし、100パーセントの保証はされない」

神子「…」

怜「…」

神子「行くよ」

怜「理由を求める」

神子「…」

怜「…」


 【直下 コンマ判定】
 1~5 神子「守ってくれるって、約束してくれるんでしょ?」
 6~9 神子「だって怜と一緒にいるとね、安心できるもん」

えい


神子「だって怜と一緒にいるとね、安心できるもん」

怜「…安心」

怜「気にかかることがなく心が落ち着いていること。また、そのさま」

神子「うん」

神子「…だから、一緒にいたい」

怜「了解」

怜「…神子は守る」


 【安価下2】
 1 GS練習
   A ポイント 100/100
   B アーム 299/200
   C コート 300/300
   D バーニッシュ 289/200
   E ピラー 83/250
   F アンテナ 139/200
   G ステルス 98/300
 2 コミュ
 3 その他、自由

1D

3デイモンのところへ


 【安価下2】
 それは、怜が行くん?
 1 せやで! …ま、コンマ判定が立ちふさがるんだけど
 2 御門をさっさと行かせるんや!

1

1

2


 【直下 コンマ判定】(フラン-3)
 1~4 やっぱり、行けない…
 5

えい

これは無効なのか?


 すまん、間違って途中で…

 【直下 コンマ判定】(フラン-3)
 1~4 やっぱり、行けない…
 5~9 …行く、か…


怜「…」

神子「どうしたの?」

怜「…何もない」

怜「御門には優先行動がある。起床させる」

 pi pi pi …
 pipipipipipipipipipipipipipipipipipi

御門「うるせえ…」ムクッ

怜「御門、デイモン・ファイストーンへの訪問をまだ済ませていない」

怜「活動開始を要求する」

御門「…メシ…」

怜「了解」


 【安価下2】
 1 怜視点で
 2 御門視点でデイモンのとこ行くよ~

2

2


御門「ふわぁぁ…」

御門「あのチビ…見かけたら、絶対に100倍にやり返してやらぁ…」

御門「…」

御門「…腕は治ったけど…」

御門「つか、治療費…あいつが払ったんだっけか…?」

御門「やっぱ金持ちか…けっ、偽善野郎め…」

御門「…でも肥だめに落とすなんざでチャラになんねえかんな…」

 ブツブツ


 【直下 コンマ判定】
 1~5 そして、デイモンはすでにアジトを引き払っていた
 6~9 デイモンのとこに来れたお

えい


御門「…ここ?」

 コンコン

御門「…ここのはずだよな…?」

御門「…」

 コンコン
 ガンガン

御門「おーい、誰かいねえのかー?」

 ガンガン

御門「…」

御門「……」

御門「………ダメだな、こりゃ…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ようやくアジトを嗅ぎつけた縛が駆けつけてきた。…このアジトにデイモン達が戻ることはないだろうね
 4~6 そして、予告状が放置されてた。イタリアのマフィアからお宝を頂戴する…だって…
 7~9 意味不明の数列が記された紙がドアに挟まれてた

イタリアのマフィアってアバッティーニ・ファミリーかな?


御門「しゃあねえ、引き上げ…ん?」

御門「…何だ、この紙?」

 ペラッ

御門「…」

御門「…何だ、この数字の塊…?」

御門「何かの、暗号?」

御門「…怜なら何か分かる…か…?」


 【安価下2】
 1 まっすぐ帰るよ
 2 ぶらぶらしてから帰るか
 3 その他、自由行動

1

1


 ――天宮市・繁華街・オカマバー『あやふ屋』――

御門「帰ったぞー」

怜「報告を求める」

御門「いなかった。ありゃ、もうどっかに移動したろ」

御門「んで、こんなのがあった」ペラッ

神子「何それ?」

御門「知らね。数字ばっか並んでて…。怜、分かるか?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 怜「…アジトを知った者に対する、挑発文だ」
 4~6 怜「…暗号文。内容は『また会おう』とされている」
 7~9 怜「解読完了。デイモン・ファイアストーンは天宮市を離れ、怪盗として別の都市に潜伏して仕事をすると記されている」


怜「…アジトを知った者に対する、挑発文だ」

怜「『望見者に告ぐ』」

怜「『有象無象の寄せ集めで、この怪盗ロキを捕えることは不可能だ』」

怜「『尻の穴に気をつけながら部屋の中を改めてみたところでそれは無意味とも忠告をしよう』

怜「『煮え湯を浴び、飲み食らうだけだ』」

怜「『いずれ、またこの怪盗ロキに追いすがるのであれば、次はない』」

怜「『ルイジアナに陽の沈む折、血塗られた秘宝をいただきに参上する』」

御門「…それは、挑発か?」

怜「…判断は委ねる」

神子「ルイジアナってところに行ったの? …どこ?」

怜「米国南部の州だ」

御門「アメリカかよ…。こりゃ、ムリだな…」


 【直下 コンマ判定】
 1~5 さて、どうすっか
 6~0 ?


御門「はぁ…ダメか…」

神子「何がダメなの?」

怜「怪盗ロキこと、デイモン・ファイアストーンに目標達成のための協力を要請するつもりでいた」

怜「しかし、すでにこの地を離れたことで、その協力を要請することができなくなった」

御門「手がかりねえし…」

神子「手がかりって?」

怜「状態を復元することのできる異能を持ったグラスパーの捜索だ」

怜「現在18歳の日本人であるという情報のみを有している」

神子「それ…探せないよね?」

御門「これから、どうすっか…」


 【安価下2】
 1 …怜に電脳ダイブさせる? 危ないらしいけど…
 2 …ああもう考えるの面倒臭い…どうにでもなれ…
 3 その他、妙案求む

1

凪に問う


御門「…こうなりゃ、怜にやってもらうしかねえな…」

神子「何を?」

御門「…電脳ダイブ、だっけか?」

怜「…了解」

神子「何それ?」

怜「インターネット回線に僕の意識を飛ばし、電脳世界から捜索をする」

怜「フォース・ナンバースに感知される危険性が極めて高いが、効率的な情報収集が可能である」

御門「…となると、いつ、どこでやるかだな」

御門「どっからでもやれんのか?」

怜「インターネット回線が存在する場所であれば可能」


 【安価下2】
 1 あやふ屋でやる、か…
 2 ネカフェとかでやるか
 3 …そうだ、どうせ人がいないんだし、デイモンのアジトでやれば周りに被害とか出ないんじゃね?

 A 思い立ったが吉日、今すぐやろう
 B 夜になったらやるか

3A

3B


御門「…怪盗ロキのアジトなら、仮にフォースってのが来ても被害は出ねえ…か?」

怜「訂正する。周囲に人の気配は少ないため、人的被害を最小限に留めきる可能性が高い」

御門「だったら、夜だな」

御門「夜中にすぐ飛んでくるなんてねえだろ」

怜「断定は不可能である」

御門「どっちにしろ、昼間っからドンパチはできるか…」

御門「よし、夜になったらやろうぜ」

怜「了解」

御門「んじゃ、俺は寝る…」ゴロン

神子「もう寝るの?」

御門「めんどくせえんだよ…起きてたってやることねえし…」


 【安価下2】
 1 ほんとに寝た
 2 寝つけないからGS練習すっか…
   A ポイント 100/100
   B アーム 428/200
   C コート 106/300
   D バーニッシュ 242/200
   E ピラー 70/250
   F アンテナ 0/200
   G ステルス 138/300
 3 寝つけないからコミュるか
 4 寝つけないからその他、自由行動

2E

2D


 【直下 コンマ判定】
 コンマ二桁分加算
 バーニッシュ 242/200

 ※間違ってないからね!!


 バーニッシュ 266/200

御門(…何か、いつもとちげえな…)

御門(…宗門が抜けないからか…?)

御門「まあいいか…」

 ガチャッ

朋羅「おっはよーう♡」

朋羅「さ、今日も楽しく営業するわよ~」

朋羅「そう言えば御門ちゃん、太郎ちゃんのところはどうしたの?」

御門「…しばらく行けねえって言ったきり」

朋羅「あら。じゃ、ここで働く?」

御門「【安価下2】」

 1 …営業終わるまで外ぶらついてくる
 2 めんどくせえよ、やらねえよ。隅っこで小さくしてりゃいいだろ
 3 …女装はしねえぞ
 4 その他、自由台詞

3


御門「…女装はしねえぞ」

朋羅「あらぁ…」

御門「っ…おい、何だよ…?」

御門「やらねえぞ、やらねえかんな?」

朋羅「でも、正直…御門ちゃんって、いいオカマになれると思うのよ…」

御門「はあ? ざけんな、やらねえったらやらねえよ…!」

朋羅「そうやって強情になっちゃってるけど…ヤミツキになるかも知れないわよ…?」ジリ

御門「お、おい、怜! 助けろ…!」

怜「生命の危険は感じられない」

神子「御門くん、女装するの? 見たいっ!」

朋羅「ほら、望む声もあるのよ? 観念なさい…?」


 【直下 コンマ判定】
 1~2 しないって言ったのに…
 3~6 逃げ出した
 7~9 難を逃れた


御門「オカマになって接客なんざ、絶対するかボケぇー!」

 ダッ
 バンッ

朋羅「あら、逃げられちゃった…」

怜「…」

神子「あーあ、逃げちゃった」

 ・
 ・
 ・

御門「はぁー…」

御門「…やっぱ魔窟だ…」

御門「油断したら…やられる…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ?
 4~6 凪にばったり
 7~9 何しよう


御門「つっても…どうすっか…」

御門「垣沼さんとこ…いやでも、めんどくせえし…」

御門「…はぁ…」

御門「めんどくせえ…だりい…」

御門「どっかで時間潰すか…?」


 【安価下2】
 1 サ店に入って時間を潰す
 2 ぶらぶら
 3 その他、どうする?

3なんとなく凪を捜してみる

孤児院見にいく

1

バーニッシュ20しか上がってないけどあってるのか?

ゲーセン


 >>618 電卓の打ち間違いでした

―――――

 バーニッシュ 296/200

御門「…はぁ…」

御門「この町、あんま知らねえしなあ…」

 スタスタ

御門「…」

御門「ん?」

御門「そういやここ…あの孤児院の…」

御門「…覗いてみる、か…?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 更地になってた
 4~6 焼け落ちてた
 7~9 建物はそっくりそのままだけど、さっぱり人の気配はない…


御門「…何だ、これ…?」

御門「…焼けてやがる…。火事?」

御門「けど…あの院長ぶっ殺しちゃったしな…」

御門「まともには機能しなくなるのは当然か…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 憎悪の刃
 4~6 越山登場
 7~9 気分が悪くなったまま後にしたよ

・・・こうなると思ってたよ、畜生め


御門「…」

御門「何もかも焼け落ちて、真っ黒になって…」

御門「ここにいたガキどもも…どうなっちまったんだか…」

御門「はぁ…」

御門「ほんっと…クソだな…」

 ゴソ

御門「行くか――」

 ダンッ
 タタタッ


 【安価下2】
 御門が院長ぶっ殺した時に目撃して、以来、ずっと御門を憎んで来た男の子のお名前

 【採用安価のコンマ判定】
 1~3 自爆攻撃やでぇ…
 4~6 刺されちまったでぇ…
 7~9 気づけたやでぇ

大道 進

吉前 魁 よしぜん かい

藤原神陸(ふじわらしんりく)


 おや? ここで0と、いう、ことは…?
 でも御門ってコンマ神に嫌われてっからなあ…

 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 魁くん、御門を刺そうとしたものの…
 奇数 やべえよやべえよ…
 ※0は偶数扱いなんだよ

偶数


 その足音は、軽かった。
 だが踏みならされる音は確かに聞こえ、御門の耳にも届いた。

御門「っ――」

魁「院長先生の仇…!」

御門「あの時の…!」

 とっさに宗門を握り、振り上げようとするが小さな手に握られた包丁を見て御門は動きを止める。
 これは復讐なのだと悟り、迷いが生じた。身体能力に優れない御門でも、まだ幼い少年相手であれば難なく制することはできた。
 だが、あえて――途中で止まった。

魁「死ね、死ねぇ…! 殺してやる…!」

 飛び込んできた魁が、御門に包丁を繰り出す。
 だが、その前に焼け落ちた廃材に足を取られて魁は転んだ。

魁「っ…」ムクッ

御門「…刺すなら、刺せよ」

御門「そしたら…容赦なく、ぶった斬る」

魁「…殺してやる…」

 声を震わせながら魁が起き上がる。
 そうして直視した少年の姿を見て、御門は目を背けたくなった。
 全身を汚し、頬がこけ、目だけがギラついてる。何日、ここにいたのかは分からない。

 だが、明らかに彼は独りでそこにいたのだと分かった。

御門「【安価下2】」

 1 …殺せるなら、殺せよ。…そしたらお前は、俺と同じだぞ
 2 殺したいなら、後で殺せ。その前に、来い
 3 その他、自由台詞

1


御門「…殺せるなら、殺せよ。…そしたらお前は、俺と同じだぞ」

魁「…」ジリ

御門「その覚悟があんなら、殺してみろ」

御門「思いっきり刺してみろよ」

魁「殺してやる…」ギュッ

御門「さっさとやれよ!」ガシッ

 魁の包丁を持つ手を掴み、御門が自分の胸へと突き出させる。
 だが、反射的に魁はその手を振り払った。拍子に包丁が飛んで御門の肩を浅く切りつけてから落ちた。

御門「つっ…」

魁「…」ヨロッ

魁「…殺す…殺してやる…」

御門「…殺せねえよ」

御門「…お前みたいなガキが、人間殺せるなんて思うな」

御門「…ガキはガキらしく、ビビって震えてしょんべんちびってやがれ!」

魁「っ…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 必死の抵抗(素手)を受ける
 4~6 あーあ、御門が泣かしたー
 7~9 お腹の虫が鳴いたよ


 多いな…

 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 魁「ごめん…なさい…」
 奇数 ??「茶番だなあ…。やっぱ、調教前のじゃダメか」
 ※0は偶数扱いよ

また0か怪我するなよ・・・


 ひえっ…

 折角の、【00】だけど…どうしたい…?
 【安価下2】
 1 00でも偶数の扱いでいいよ
 2 さらに何かとんでもびっくり出せや!(再び判定…)

この00は何かありますか?

1


魁「ごめん…なさい…」

魁「ごめんなさい…ごめ…グスッ…なさい…」

御門「…」

御門「何謝ってんだよ…」

魁「…ヒック…グスッ…ごめ…なさ…」

御門「…お前、ずっとここいたのか?」

魁「…」コクッ

御門「メシは?」

魁「…」ブンブン

御門「家族は? いねえのか?」

魁「いない…」

御門「…チッ…めんどくせー…」

御門「【安価下2】」

 1 …とりあえず、メシ食わせてやるよ。来い
 2 お前、これからどうすんだよ? …って、分かるはずねえか、こんなのに…めんどくせえ…
 3 その他、自由台詞

1

1して保護する


御門「…とりあえず、メシ食わせてやるよ。来い」

魁「でも…」

御門「うるせえ、口答えすんな」

御門「めんどくせえから黙ってろ。ほら、来い」

魁「…」

 ギュッ

御門「あ?」

魁「…」

御門(何で手なんか…ガキだからか…)

御門(…そうだよな…。自然と手ぇ繋ぐようなガキなのに…包丁なんか持って…)

御門(…めんどくせえ…)


 【安価下2】
 1 あやふ屋でいっか。……………すげえめんどくさくなる気がするけど
 2 てきとーな店でいいや
 3 太郎ちゃーん、訳ありのコってどうすりゃいいんさ? って太郎ちゃんの店で飲み食いしながらきいてみる

2

kskst

1


 ――天宮市・繁華街・オカマバー『あやふ屋』――

 カランッ

朋羅「あら、おかえり、御門ちゃ――」

神子「御門くん、おかえり…。あれ、そのコは?」

魁「…」コソッ

御門「…怜、メシ。お子様ランチ」

怜「ランチの時間ではない」

御門「いいから」

怜「了解」

御門「座れ。いや…その前に風呂だな」

朋羅「あらあらあらあら…ねえ、何? どうしたのよ、そのコ?」

御門「るっせえ、邪魔すんな」

神子「誘拐…?」

御門「ちげ…違う…よな…?」

朋羅「ダメよ、そんなの!」

神子「犯罪だよ、犯罪!」

魁「…」

御門「るっせえな、何だっていいだろ!」


 【直下 コンマ判定】
 1~4 ごちゃごちゃわちゃわちゃと朋羅が興味津々すぎてめんどくさい
 5~9 体洗ってやってメシ食わせたら御門にくっついたまま寝ちゃった

えい


魁「…いただきます…」モグッ

魁「…」モグモグ

朋羅「で、で? 何よ、あのコ?」ヒソ

神子「ダメだよ、誘拐は」

朋羅「あんな薄汚れた格好で、顔色も良くなかったし…」

朋羅「一体どうしたのよ? また訳ありなの? ここ、駆け込み寺じゃないのよ?」

御門「るっせえなぁ…」

御門「色々あったんだよ…」

朋羅「だから、色々って何よ?」

御門「【安価下2】」

 1 あー…めんどくせ…。そう、親戚…。親戚でいいや。親なし、家族なし、だから面倒見なきゃって感じでいいって…そういうこと、以上
 2 色々は色々だっつーの…。これからあいつをどうすりゃいいかも分かってねえのに…めんどくせえ…
 3 その他、自由台詞


1

1

1


御門「あー…めんどくせ…。そう、親戚…。親戚でいいや。親なし、家族なし、だから面倒見なきゃって感じでいいって…そういうこと、以上」

朋羅「親戚ぃ? 嘘おっしゃい」

神子「似てないよ。親戚でいいやとか言ってるし」

御門「…んじゃあ、怜とこいつに聞きゃあいいだろ?」

御門「なあ怜、親戚に見えるか? どうだよ?」

怜「…一般的な日本人の顔立ちであり、その意味で差異はおよそ見受けられない」

怜「また、身体成熟度合いが年齢の相違により見受けられる。身体的特徴の類似点を挙げるのであれば髪質を挙げられる」

怜「御門もその少年も、髪にクセがなく直毛である」

御門「ほらな」

朋羅「それ…無理やりじゃない?」

神子「ねえねえ、キミは? ほんとに、御門くんの親戚なの?」

魁「…しんせき…?」

御門「…」ジロォ


 【直下 コンマ判定】
 1~3 魁「…ちがう」
 4~6 魁「…そう」
 7~9 魁「うん…?」御門「ほらな、はい終わり」


すごい0多くなってね


 何や…
 何なんやねん…どうしろと…? 多いよ…0が…

 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 魁「…ちがう」朋羅「ほら!」御門「っ…何だっていいだろうが! いいか、とにかくもう決めたんだよ、俺が面倒見る! それで終わりだ!」
 奇数 魁「ちがう。…院長先生を、殺した人…」御門「」
 ※0は偶数扱い

えい

魁くんただの現れては殺られるだけのキャラかと思ったらまさかのレギュラー化か

0→偶数続きの賜物だな

なんか冬也と湊がリクをみつけたときとにてるな…
これはリクルートまっしぐらの予感


魁「…ちがう」

朋羅「ほら!」

御門「っ…何だっていいだろうが! いいか、とにかくもう決めたんだよ、俺が面倒見る! それで終わりだ!」

神子「でも…」

朋羅「面倒見るってねえ、御門ちゃん――」

魁「ごはん、食べさせてくれたから…一緒にいたい」

御門「ほらどうだ、同意だ。もう文句言わせねえぞ」

神子「面倒見るって、どうやって?」

朋羅「まだこんなちっちゃいのに、御門ちゃん、できるの?」

御門「…するっつってんだろが」

怜「同行をさせるのか?」

御門「あ? あー…」チラッ

魁「…?」ジィッ

御門「【安価下2】」

 1 チッ…そうだよ、そういうことだ。連れてく、少なくとも大人になるまでは面倒見てやらぁ…
 2 …まあ…どっかに…預けるなり…してだな…
 3 その他、自由台詞

1

未だに女子メインは神子のみ


御門「チッ…そうだよ、そういうことだ。連れてく、少なくとも大人になるまでは面倒見てやらぁ…」

怜「…了解」

朋羅「でもねぇ…」

神子「…大丈夫?」

御門「蒸し返すな、終わりだ、終わり! ったく…めんどくせえ…」

御門「…んで、お前、名前は?」

魁「…吉前魁」

御門「…三笠宮御門だ、俺は。そっちのが怜で、この女が神子。でもって、オカマはオカマ」

朋羅「ちょっと!」

御門「もう疲れた…。終わり、終わり…」

御門「怜、俺にもメシ」

怜「了解」

魁「…御門」

御門「…ああ?」

魁「…御門っ」

御門「んだよ?」

魁「…ごちそうさま、でした…」

御門「…そりゃ怜に言え」

御門「ごちそうさまでした」

怜「…」


 【安価下2】
 さて、電脳ダイブをするお時間になりましたよ
 1 怜視点で
 2 御門視点で

 A 神子も魁も、あやふ屋に残してきたよ
 B 神子だけついてきたよ
 C 神子と魁がついてきてるよ…

2C

2B

2C


 ――天宮市・某所・デイモンの元アジト――

御門「どうだ?」

怜「問題ない。電脳ダイブは可能だ」

神子「ねえねえ、それしたら、怜ってどうなるの?」

怜「身体を動かすことは不可能となる。電脳世界において、肉体を保ったように僕は行動をすることが可能となる」

御門「要するに、ダイブ中は動けねえのか」

怜「また、肉体への知覚も不可能となる」

御門「何されても?」

怜「肯定する」

御門「…連中が来たら、守んねえといけないか…」

神子「大丈夫…?」

怜「危険は認識の上での行動である」

怜「これより、電脳ダイブを開始する。電脳ダイブ、スタート」

 フッ
 ヨロッ

御門「っと…いきなり倒れやがって…。ほんとに、何もできなくなんのか…」

神子「大丈夫かなぁ…?」

御門「知らね…」


 【直下 コンマ判定】
 1~5 フォース、襲来
 6~7 越山が現れた
 8~9 今のとこ、何も起きない


 【直下 コンマ判定】
 1~3 1・3・5がきた…
 4~6 1・5がきた…
 7~9 ファイブだけきた
  0  勢揃い…


御門「…10分…か」

神子「どれくらいで、終わるのかな?」

御門「知らねえ…。怜だから、ムダなことして時間かけねえとは思うけど…」

御門(問題は…宗門が抜けねえことなんだよな…)

御門(もしも、またフォースなんてのが来やがったら…)

御門(……戦えんのか? まして、神子までいて…)

御門(やるしかねえけど…どうなるか…)

 ドッゴォォォォォッ

神子「っ…!?」

御門「…チッ…この攻撃――」

 ザッ
 ザッ

ファースト「セブン発見」

ファイブ「排除行動を取る」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 成す術もないよ…
 4~6 やべえやべえやべえ…
 7~9 今さらになってアジトを嗅ぎつけてきたばっくんとシモンさんが来てくれた!!!!

神子…


御門「2人も――おい神子、怜の傍にいろ!」

神子「あ、う…うん…!」

ファースト「セブンは電脳ダイブ状態のため、確実に戦力を削ぐ」

ファイブ「了解」

御門「やれるもんなら…やってみやが――」

 ダンッ

御門「早――」

ファイブ「死ね」

 ギャリィィィンッ
 ドッゴォォォッ

御門「っぶねえな、ボケ…!」

 ファイブが刃とした腕を振るったが、御門はぎりぎり、鞘に納めたままの宗門で受け止めた。
 しかし、勢いで押し切られて吹き飛ばされてしまう。

ファースト「吹き飛べ」チャキッ

 ファーストが星業銃を御門達に向け、引き金を絞る。
 凄まじい光条が溢れ出し、アジトを飲み込んだ。


 【直下 コンマ判定】
 1~3 残機は、残り2だ
 4~6 どうにかこうにか、怜と神子は守れたけど…
 7~9 無我夢中だったけど切り抜けたよ

もうこれは、神子が先頭の最中にグラスパーに目覚めるしか・・・


 溢れ出た光を見て、御門はその流れを感じた。
 巨大なチカラの塊。それを確かに感じ取り、無我夢中で抜けない宗門を振るった。

 ズガァアアアアアッ

ファースト「…目標、ロストせず」

 光の奔流が縦に割られて、左右に広がりながら御門達を避けていった。
 すかさず御門が飛び出してバーニッシュをかけながら抜けない宗門で叩きにかかる。

ファイブ「何故抜かない」

 ギィィンッ

御門「抜くまでも、ねえんだ、よ…!」

ファイブ「フォース・ナンバースを前にその態度は、愚かとしか言いようがない」

 あっさりとファイブは御門を押し返したが、それを見越して御門は障壁を出した。
 後ろによろめいた足を支え、その足場を使って身をひねりながら思いきりファイブの胴部へと叩きつけた。

 ドゴォォッ


 【直下 コンマ判定】
 1~3 全然、ダメージが通じない…
 4~6 とりあえず、吹っ飛ばした
 7~9 がんばれ御門

がんばれ

終盤まで残機残しときたい


御門「どーだ、こんちくしょうが!」

 ファイブを力ずくでどうにか吹き飛ばして御門が猛る。
 だが、起き上がったファイブにダメージは見られず、何事もなかったように無表情で御門を見据えた。

ファースト「ファイブ、下がっていろ」

ファイブ「いや、俺がやる」

ファースト「…さっさと済ませろ」

ファイブ「了解」

御門「ったく…早く、戻ってこい、怜…!」

ファイブ「抜かせてやる」

ファイブ「その上で叩き伏せる。侮辱をした分だけの苦痛を与え、後悔させてやる」

御門「ハッ…だったらやってみろよ…!」


 【安価下2】
 1 とにかく、斬りかかるしかない!
 2 攻撃を避けながら確実に…やれるかな?
 3 その他、どう戦う?

星の力を刀にして戦う


御門「かかってきやがれ、ターミネーター野郎!」

 御門が挑発すると、ファイブがスラスターを噴かせた。
 その推進力を伴って鋭角的な軌道で御門に迫り、異能で刃となった手足を振るってくる。

御門「ぐっ…!?」

 ギャリィッ

 次々と繰り出される攻撃を避け、かわしきれないものを宗門で受け流す。
 しかし、ファイブの猛攻は徐々に速度を増していき、とうとう御門の左手首を掴んだ。

御門「ッ――!?」

 そのまま床に激しく叩きつけられ、意識が飛びかける。
 床板をぶち抜き、基礎に顔を打ちつけた。埃とカビの臭いが鼻孔を突くが背中に猛烈な悪寒を抱く。


 【直下 コンマ判定】
 1~3 おーまいがっ…
 4~6 ぎりちょん
 7~9 抜けた

抜け

最悪の事態がくるかそれとも

宗門覚醒フラグ?

ここでかよ…頼む!


 おいおい…御門ちゃんよ…
 ほんとにキミは…多すぎやしないかな?

 【00】
 【直下 コンマ判定】
 1~3 目障りだからって…バイオな対人兵器を使われた…余命宣告&御門が毒に犯される…
 4~6 神子がグラスパーに目覚めた…!
 7~9 人斬りとしての常時覚醒&宗門も抜けるようになった。最強の才能と、最強の妖刀が今ここに顕現する!!

お願い

究極の覚醒

偶数こい!!

(今いらない)


 【安価下2】
 神子が目覚めちゃった異能とは…!?

煌輝の異能

雷の異能

五感超強化

天使化 白い翼が生え飛行でき、治癒系と攻撃系二種類の光を操る

爆発

みこやーん!!!

電撃の異能と違ってくるのか?

電気系グラスパーが増えた

ていうか偶数奇数だったらおしまいだったな


 雷は…ハワードがおるから下にずらしまして…
 あっ…えっ? えーと…超ではないけどね? GSでまかなえる部分なんだけど…これでいく?

 ちなみに、>>713は…NGなんだよ…すまんね
 NGとOKの区別がつかないって? …すみません…(震え声

 【安価下2】
 1 それでいけ
 2 別のだよ!併記

kskst

2幸運

煌輝

一定時間無敵


 幸運…ですか…すまん、すまん…!
 NGはできるだけ、出したくはないんだけれど…! それ採用しちゃったら、常にコンマが最良になってまうから…!
 で、下にずらします! すみません! で…………うん、>>1に中身を考えろってこっちゃね…? …うーん…うん…

―――――

御門「っ――」

 ファイブが御門の後ろ襟を掴んで持ち上げる。
 歯を食いしばりながら御門が宗門を振るったが、片腕で難なく防がれた。

ファイブ「抜け。でなければ――死ぬぞ」

 ブンッ
 チャキィッ

 御門を投げ、ファイブが星業砲を向けた。
 その照準が合わせられ、手首がスライドして現れた砲口が光を収束させていく。

御門「やめ、ろ…!」

ファイブ「逝け」

神子「御門くんっ――!」

 カッ

 その輝きは、放たれた瞬間に消え失せた。
 ――否、まるで意思を持ったかのように飛び出た光が逆流をしていった。

ファイブ「っ…!?」

 ドッゴォォォォォォッ


 【直下 コンマ判定】
 1~3 大・爆・発
 4~6 ファイブの右腕がぶっ飛ばされた
 7~9 ファイブが中破した…!

とうっ

悩みどころか
安価なら下

要は光の異能みたいな?


御門「なっ…何だ…!?」

ファイブ「理解不能――」

ファースト「グラスパーは――お前か」ギロッ

神子「え…えっ…?」

御門「神子――?」

ファースト「この場でグラスパーに覚醒…。ならば、障害とならぬ内に優先的排除をする…!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 目覚めたてなのにうまいこと使えるか!
 4~6 御門が足止め
 7~9 電脳ダイブ終了につき――

たあっ


御門「させるか、よぉ…!」

 バッ

 御門がファーストに飛びかかった。
 宗門を振り下ろすが、高速振動剣で受け止められる。

 ギャギャギャッ

ファースト「切断不可――」

御門「神子、今の…! お前がやったんなら、どうにかもういっぺん、やれ!」

 ブンッ
 ドゴォッ

神子「ど、どうやって…? わ、分かんないよ!」

御門「てきとーだ、んなもん! 何となく、分かるんだっつーの! グラスパーなら!」

 御門を振り払って神子に近づくファーストを、障壁の異能で足止めする。
 光の幕を張りながらファーストを拒む障壁を見て、神子は備わった異能の理解をする。

神子「光…御門くん、もっともっと…光らせて!」

御門「はあっ…!? 俺のはそういう異能じゃ――」

ファースト「邪魔だ」

 ブワァッ

 溶岩が発生した。
 瞬時に凄まじい熱気が広がり、どろりと建物そのものが溶けながら燃え始める。

神子「これだ――やれる…!」

 発せられた光を、操る。その光に備わった力を増幅させて操る。
 星業銃から放たれる破壊の光であれば、その破壊を伴った光を。
 溶岩や、炎が照らす熱を与える光であれば、その熱を伴った光を。

神子「っ――御門くんと、怜は…傷つけさせない…!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 反撃したけど、コートで…
 4~6 ファーストでも攻めあぐねちゃうところで、怜が電脳ダイブ終了
 7~9 神子、有望やな…撤退させたった。そして怜も電脳ダイブ終了

くっ一番のポイントで


 カッ
 シュゴォォォォォッ

 燃やし尽くす光――。
 その輝きがファーストへ襲いかかり、全身を包み込んだ。

御門「やった…?」

神子「分かん、ないけど…」

 シュバッ

ファースト「――所詮は、覚醒したてのグラスパー。取るには、足らん…!」

 神子の反撃を、コートで受け流してファーストが飛び出た。
 御門が障壁を張って止めようとするがそれを破られ、高速振動剣が振りかざされる。

神子「っ――」

御門「クソ、がぁっ…!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 御門が庇ったよ…
 4~6 電脳ダイブを終了した怜が、とっさに
 7~9 電脳ダイブが終わって、怜がファーストに一撃を

あっ…あっ…

連続でか…

クソ一機減った

0でまくった揺り戻しかな・・・てかまだ死んだとは決まってないさ

一機増やせるチャンス後々あるかね…?

無いんじゃなかろうか


 振り下ろそうとしたファーストの手首を止めるように障壁を発動する。
 すぐに破られるが、その僅かな猶予で御門が飛び込んで神子を抱きながら庇った。

 ズバァァッ

御門「あがぁっ――!?」

 刃はミンチを切るようにしてやすやすと御門の肉体を切り裂く。
 そのまま御門と神子が地面へ倒れ込むが、溶岩がじわじわと2人に迫っていく。

ファースト「…終わりだ」


 【直下 コンマ判定】
 1~5 残機、残り1へ。(さっき、残り2機とか言ったけど、怜と御門で合わせて2だったね、ごめんなさい)
 6~9 怜! 助けて!!

助け

ちくしょう…ちくしょう…

やっぱり、だめだったよ……

高コンマと低コンマの波が酷い


ファースト「死ね――」

 マグマが御門と神子へ襲いかかる。
 どろりとした溶岩流は近づいただけで身を焼き焦がす。

 ジュボォッ

 皮膚が、肉が、骨が。
 その何もかもが、少年と少女を飲み込み、燃やし、溶かしていった。

 やがてそこは炎に包まれた。
 そして後に残ったものは、ぶくぶくと気泡を上げる焼けた大地だけだった――。


                                         ―――――― DEAD END

もうこれから御門は1回しか[ピーーー]ないんだろ…?キッツいわぁ…


 あー、うん…
 コンマがね…悪かったね…
 残機は怜と御門の共有財産だからね、どっちか片っぽがあと1回死んだら…

 【残機1】
 【安価下2】
 リトライ先を選択してください
 1 >>733
 2 >>737
 3 >>745

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御門「させるか、よぉ…!」

 バッ

 御門がファーストに飛びかかった。
 宗門を振り下ろすが、高速振動剣で受け止められる。

 ギャギャギャッ

ファースト「切断不可――」

御門「神子、今の…! お前がやったんなら、どうにかもういっぺん、やれ!」

 ブンッ
 ドゴォッ

神子「ど、どうやって…? わ、分かんないよ!」

御門「てきとーだ、んなもん! 何となく、分かるんだっつーの! グラスパーなら!」

 御門を振り払って神子に近づくファーストを、障壁の異能で足止めする。
 光の幕を張りながらファーストを拒む障壁を見て、神子は備わった異能の理解をする。

神子「光…御門くん、もっともっと…光らせて!」

御門「はあっ…!? 俺のはそういう異能じゃ――」

ファースト「邪魔だ」

 ブワァッ

 溶岩が発生した。
 瞬時に凄まじい熱気が広がり、どろりと建物そのものが溶けながら燃え始める。

神子「これだ――やれる…!」

 発せられた光を、操る。その光に備わった力を増幅させて操る。
 星業銃から放たれる破壊の光であれば、その破壊を伴った光を。
 溶岩や、炎が照らす熱を与える光であれば、その熱を伴った光を。

神子「っ――御門くんと、怜は…傷つけさせない…!」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 反撃したけど、コートで…
 4~6 ファーストでも攻めあぐねちゃうところで、怜が電脳ダイブ終了
 7~9 神子、有望やな…撤退させたった。そして怜も電脳ダイブ終了

よし

もう死ねないか…命大事にを心がけるか、死ぬときは同時に死ぬようにしなければ…


 強烈な溶岩の熱。
 そこから漏れる光、そして燃え広がった炎の煌めき。――それを神子がひとまとめにし、ファーストへとぶつける。

 カカッ
 シュボォォォォォッ

ファースト「っ――!?」

 すかさずファーストがコートを使うが、飛び出したところで光は満ちあふれていた。
 次々と神子が攻撃を繰り出していき、ファーストがファーブにアイコンタクトをする。

ファースト「撤退をする」

ファイブ「了解――」

 シュダッ

御門「逃げろ、逃げろ!」

神子「っ…はぁ…はぁっ…これが…異能…?」

御門「どうにかなって良かったぜ…。つか、ここもやべえ…! 怜、早く戻れ!」

御門「火事でこのまま焼け死――」

 パチッ

怜「電脳ダイブ終了」ムクッ

神子「怜…!」ギュッ

御門「よっしゃ、とんずらだ! すぐ移動だ!」

怜「了解」


 【直下 コンマ判定】
 掴めた情報は…
 1~3 ゆっきーのプロフィール
 4~6 ゆっきーのプロフィール&某市支部でバイトをしてたけど三・三〇後に辞めたこと
 7~9 ゆっきーのプロフィール&最終目撃地点


 ――個人情報――
 名前:天宮怜 性別:男 職業:ー 年齢:16
 身体能力:優秀 頭脳:優秀 精神:自我薄弱
 異能:風 特技:料理 願望:ー
 GS:ポイント100/100 アーム299/200 コート300/300 バーニッシュ289/200
    ピラー83/250 アンテナ139/200 ステルス98/300

 名前:三笠宮御門 性別:男 職業:探偵 年齢:16
 身体能力:貧弱 頭脳:平凡 精神:紙クズ
 異能:障壁 特技:剣術・英語 願望:剣に生きよ?
 GS:ポイント100/100 アーム428/200 コート106/300 バーニッシュ296/200
    ピラー70/250 ステルス138/300

 ――知人――
 妖刀・宗門:厳密には知人ではなく持ち物 口うるさい 御門に憑いて力を与える
 ファイブ:フォース・ナンバー・ファイブ
 春藤朋羅:オカマ 吸血鬼の異能 怜きゅんLOVE
 越山泰佑:エージェント 反応の異能
 垣沼太郎:天宮市繁華街のボス どっぷり黒い
 和名ヶ谷縛:異能管理機関怪盗ロキ専任捜査官 鎖の異能 童顔
 デイモン・ファイアストーン:怪盗ロキ 斥力と撹乱の異能
 シモン・アスファート:異能管理機関怪盗ロキ専任捜査官 竜化の異能 
 ファースト:フォース・ナンバー・ワン 溶岩の異能
 フランシス・マウラ:フォース・ナンバー・シックス 怪盗ロキ一味
 シャルル・ルパン:ルパン13世 怪盗ロキ一味
 物部神子:家出少女 ワガママ さみしがり
 蔵屋敷銀侍:SAMURAI×ドルオタ=エセサムライ 強い
 高円宮夜子:高校生アイドル・百夜桜乃音姫の一員
 紫藤凪:御門と犬猿の仲
 吉前魁:孤児の少年 御門が保護


死なずに勝てた戦いだったからこそ悔しいな…


 ――天宮市・繁華街・オカマバー『あやふ屋』――

怜「情報を開示する」

怜「状態を復元する異能の持ち主である、18歳の日本人男性の名は、野老幸晴」

怜「14歳で異能管理機関に届け出をしている。ロシアのグラスパーズプリズン襲撃事件に荷担し、指名手配犯となる」

怜「その後、逮捕をされるが異能管理機関東京支部異能犯罪対策課所属、碧石不動が移送時に取り逃がすことで、逃亡を開始」

怜「後に異能管理機関長官、神瑠璃独楽の恩赦により指名手配取り消し。その後は各地を放浪した」

怜「去年4月、某市の某高等学校に編入。異能管理機関某市支部異能犯罪対策課でアルバイトを開始。同時期、アイドル・パフォーマンス部に所属」

怜「今年4月、某高等学校を自主退学。理由は不明。異能管理機関某市支部異能犯罪対策課アルバイトも同時に辞している」

怜「その後は不明。ただし、各地に目撃者が存在している」

御門「前置きが長えよ…。で、どこにいるんだ?」

怜「現在位置は不明。よって、最終目撃地点から現在地を特定しなければ邂逅は果たせないと予測される」

御門「んじゃ、その最後の場所っての教えてくれ…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 怜「日本、成田空港。サンフランシスコへの便に搭乗をしている」御門「…マジか…」
 4~6 怜「ロシアのモスクワにて目撃されている」
 7~9 怜「日本、東京の飲食店湊風に出入りをしていることが確認されている」

うりゃ


怜「ロシアのモスクワにて目撃されている」

怜「野老幸晴はシベリアンハスキーを連れて行動をしている。行動理由は明らかにされていない」

怜「顔写真を印刷する。…ピピッ…ガ-…印刷完了」

 ピラッ

神子(口から写真でてきた…!)

御門「どれ…何か、別にフツーな感じだな…」

怜「野老幸晴の異能は、回帰と呼称されている。物質の状態をある復元させることが可能」

怜「無機物、有機物を問わずに作用する。よって、僕の身体を復元するためにも有効な異能であると推定できる」

御門「…んじゃ、行き先は決まったな」

怜「目撃をされたのは4日前である」

神子「4日って…もういないかもよ?」

御門「それでも、手がかりは掴めたんだ。めんどくせえけど、行くしかねえ」

怜「同意する」

御門「つっても…どうやって行くか…。怜、お前、パスポートとかあんのか?」

怜「存在しない。僕に戸籍はない」

御門「密入国、か…。どうすりゃいいんだか…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 御門「……日本海渡ってく、か…?」
 4~6 御門「………密航とかする…か…?」
 7~9 怜「有効な手段として、外部の協力者を得ることを提案する」御門「どんな? 誰に?」怜「何でも屋だ」


―――――

 一旦、ここまでっす!
 長かった天宮市滞在も、もう終わりですね
 ありがとうございました

はあっ

乙~
御門がジャンプ的主人公してるな

おつ
答えれたらでいいんですけど歴代主人公が使った異能はもう出せない感じですか?

一旦乙

あと1回しか死ぬこと許されないか…想像以上に残機制厳しいな…
とりあえず早く宗門抜いて覚醒しなきゃまた死にそうだから慎重にやらんと…

異能被りはな…
主人公の異能はオンリーワンがいいべ
ハワード?天上院は最強核だから…

一旦乙
風の異能で即席の船操作して日本海渡れるんじゃね

一旦乙なの 神子たんの異能詳細プリーズ

御門と怜はめっちゃいいコンビになったから、欠けてほしくないなぁ…次の主人公の時も二人一緒に出てきてほしい

いいコンビだよな
エンディングでは一緒なのか冬也と湊見たいに別れるのか

エンディングまで生きていたらな


 >>778
 えーっとねー…
 湊の異能のちょい変化版? な感じ…と思ってもらえれば
 ①光源があることが、使うための大前提条件
 ②光源から発せられる光を操って色々とできる
 ③ちなみに、ちょびっとの光でもある程度までは増幅できる。湊みたいに星の光くらいじゃ有効なダメージ与えるのはムズっちい

 …うん、こんなで
 星業銃とかぶっぱすると、それで色々ぶっ飛ばされるんよ
 で、神子はファイブが撃った時に星業銃のエネルギー的なものを光と認識して操って暴発させたと

 ファースト追い払ったのは、マグマとか炎とかで明るくなるやん?
 光が発生してるやん? でもって、その光を操って攻撃をした、と

 そんな感じっす!
 何、ちょっち変わってないかって? …うん、まあ…うん…見逃してくだしあ…


 【安価下1】
 日本海を渡ることは決めた!
 1 クルーザーとかないかな? って探してみる
 2 なんかこう…帆船みたいのちゃちゃっと作ってさ、怜の異能で風起こして渡ればええんちゃう?
 3 その他、どうやって日本海渡ろうか? 妙案求む

 A 怜視点
 B 御門視点

A

数字なかったすまん安価↓

1A


 あ、異能被りについては…極力、なしにしてく方針っす…
 主人公との被りはね…アイデンティティー的なね、あれでね、NGっす…一応、主人公やし…ね?

―――――

 ――天宮市・繁華街・オカマバー『あやふ屋』――

怜「スリープ、解除」パチッ

怜「起床」ムクッ

怜「時刻確認午前6時30分」

怜「…」

御門「Zzz…」グオ-

神子「Zzz…」スゥスゥ

魁「…おはようござい、ます…」

怜「…」

怜「…おはよう」

魁「…うん」


 【安価下1】
 1 GS練習
   A ポイント 100/100
   B アーム 299/200
   C コート 300/300
   D バーニッシュ 289/200
   E ピラー 83/250
   F アンテナ 139/200
   G ステルス 98/300
 2 その他、自由行動

死を回避するには仲間増やすのが手っ取り早いか
安価下

1E


 【直下 コンマ判定】
 コンマ二桁分加算
 ピラー 83/250


 ピラー 129/250

怜「…」

 モゾモゾ

神子「ふわぁぁ…おはよ…」

魁「おはようございます…」

神子「うん、おはよ、魁くん」

怜「…」ジュワァッ

神子「怜、おはよう」

怜「…おはよう」

怜「時刻確認午前8時45分」

怜「調理完了」

 コトッ

怜「御門を起床させる」

怜「アラーム、作動」

 pi pi pi …
 pipipipipipipipipipipipipipipipipipipipipipipipipipipi…

御門「うるっせぇなぁ…」ゴロン

神子「起きないと御門くんの分も食べちゃうよ。いただきまーす」

魁「…いただきます」

怜「御門、起床を求める」

御門「んぁぁ…もう5分だけ…」

怜「認めない」ガシッ

 グイッ

御門「いいじゃんか…めんどくせぇ…」

怜「食事が冷める」


 【安価下1】
 お船探しだ!
 1 とりあえず、港にでも行ってみるか
 2 朋羅に船がないか尋ねてみる
 3 その他、どうやって探す?

1

もう風とか電気系の人物だせないのか・・・しかたない
安価↓


 >>793 まんまはNGだけど、マイナー変化とかならおkですよ。風を起こす鎌鼬の異能…とか?

―――――

 ――天宮市郊外・港――

怜「…」

神子「もうちょっとあったかくなったら、海で泳げるね」

怜「僕は泳げない」

神子「どうして?」

怜「両腕部人工皮膚がなく、潮で錆びる恐れがある」

怜「また、充分な身体の7割が機械化されているために水泳をするためには重すぎる」

神子「えっ、錆びちゃうの?」

怜「海水に浸からなければ問題はない」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 片っ端から声かけて船かしてって言ったけど、まあ、ムリだよね
 4~6 500万円でぼろくその船あげるよ、ってジジイがいたけど…まあ、ムリだよね
 7~9 えっ、ボロボロの船で良ければ20万でくれるって?

くれ


老漁師「船?」

神子「ダメですよね…?」

老漁師「…ふうむ…。考えてやらんこともないのぅ…」

神子「ほんとっ?」

怜「譲渡の条件を求める」

老漁師「どうせもう…この船はおんぼろじゃ…」

老漁師「わしももう漁には出れんし、後を継ぐ者もいない…」

老漁師「20万…。20万円くらいあれば…そっくりそのままやるわい」

神子「20万円…。あるの?」ヒソ

怜「…」


 【直下 コンマ判定】
 現在所持金
 1~3 50万円。払える
 4~6 60万円。払える
 7~9 70万円。払える
  0  80万円。払える

0こい


怜「所持金は約60万円ある。20万円を支払うことは可能だ」

神子「じゃあ…!」

老漁師「現金じゃないと渡せんぞ?」

怜「現金である」

怜「…」


 【安価下1】
 1 よし、買おう
 2 御門と相談したい

2

2


怜「御門と相談をしたい」

怜「後で改めて商談に伺う。了解するか?」

老漁師「わしが死ぬ前で頼むよ…じゃあの…」

神子「そう言えば、御門くんと魁くんは?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 めんどうくさがってあやふ屋にいるよ
 4~6 別行動で船探し中
 7~9 めんどうくさがって、港までは来てるけどどっかでサボってるよ


怜「付近で待機行動を取っている」

神子「待機って、何に?」

怜「…面倒臭がっていると予想される」

神子「…御門くんって、自由だよね」

怜「…」

 ・
 ・
 ・

御門「20万? 格安じゃねえか」

怜「老朽した漁船だ」

神子「魁くん、何見てるの?」

魁「あそこにトリがいるの」

神子「あ、海猫だ」

魁「ねこ?」

神子「海猫、っていうトリさんなんだよ」

魁「トリなのに?」

御門「ボロ漁船、か…」

怜「航行は可能だが途中で故障をする恐れがある」

御門「…それ、直せねえの?」

怜「詳細に船体を観察していないため、その問いには答えられない」

御門「…値切るか…?」

怜「値下げ交渉であるならば御門に委ねる」

御門「何でだよ?」

怜「…………僕が船を見つけた。御門が交渉をする」

怜「対等な友達である以上、労力を二分しなければならない」

御門「めんどくさがってるだけじゃねえの?」

怜「…肯定する」

御門「おいこら」

怜「御門の指摘で行動改善をする余地はない」

御門「…言うようになったよなあ…」


 【直下 コンマ判定】(面倒臭がり-2)
 1~3 20万で買うことに
 4~6 とりあえず御門が値下げ交渉をすることに
 7~9 船の状態を確認してから値下げ交渉をすることに


老漁師「確かに、20万…」

御門「んじゃ、もらうぜ」

老漁師「船舶免許はあるのかい?」

怜「免許はないが、操船技術は有している」

老漁師「…まあいいさ…。最後まで大切にしとくれ…」

御門「おう」

御門「さて…途中で壊れちゃ海の藻屑になっちまう。怜、とりあえず見てくれよ」

御門「金かけねえで修理できたりするなら、しといた方がいい」

怜「了解」

御門「あとは、いつ出るかだな…」

怜「【安価下1】」

 1 御門に判断を委ねる
 2 可能な限り早く発たないと野老幸晴に追いつけなくなる
 3 その他、自由台詞

2


怜「可能な限り早く発たないと野老幸晴に追いつけなくなる」

御門「だな…」

御門「…オカマに声かけて、顔見せて準備したらすぐ行くか」

怜「了解」

御門「んじゃ、頼むぜ」

怜「…御門」

御門「ん?」

怜「【安価下1】」

 1 物資補給や荷造りなどの準備を御門に要求する
 2 …手伝いを要求する。御門の補助があれば速やかに船体確認作業を終えられる
 3 その他、自由台詞


怜「物資補給や荷造りなどの準備を御門に要求する」

怜「船体確認及び必要に応じた修繕作業は僕が担当をする」

御門「…チッ…めんどくせ…」

御門「分かったよ…」

御門「おい、ガキ、行くぞ」

魁「うん」

神子「行ってらっしゃい」

神子「怜、手伝う?」

怜「その申し出を受ける。船内機器の確認作業を要求する。チェックリスト印刷。印刷実行。…ガガッ…ピ-…」ペロン

神子「…ねえ、怜って、プリンター入ってるの?」

怜「肯定する」つチェックリスト

神子「…何かシュール…」


 【安価下1】
 1 じゃあ、もろもろキンクリして、出航!!
 2 じゃあ、もろもろやって、朋羅兄さ…姉さんに挨拶してから向かいますか
 3 御門視点で荷造りとお買い物しますか

3


 ――天宮市・繁華街――

御門「あと何だ…? 服はある…食いものは買った…」

御門「…ロシアって、寒いのか…? でも、これから夏だろ…。さすがに夏まで寒くはねえ…よなあ…」ブツブツ

魁「…」

御門「えーと…他には…」


 【安価下1】
 1 ロシアの地図くらい買っとく?
 2 ケガに備えて、救急セットくらい…買っとく?
 3 もう、ないよね? うん、ないない
 4 その他、何が欲しいんよ?

1+2


 欲張りさんめ…でも、1個だけよ♡
 改めて、安価です

【安価下1】
 1 ロシアの地図くらい買っとく?
 2 ケガに備えて、救急セットくらい…買っとく?
 3 もう、ないよね? うん、ないない
 4 その他、何が欲しいんよ?


御門「…地図くらい、買っとくか」

御門「ロシアの地図…ロシアの地図ぅ…? ピンポイントであんのか…?」

御門「…まあ、世界地図でもいいか…。いっそ、その方がいいか…?」

御門「ロシアから別の外国に移動される可能性もあるし…」

 ・
 ・
 ・

 ――天宮市・繁華街・オカマバー『あやふ屋』――

御門「買い物はこれで済んだ…はず」

魁「リュック、ありがとう…」

御門「…自分の荷物は自分で持つんだっつーの」

御門「それなくしても知らねえからな。なくすんじゃねえぞ」

御門「…荷造りもできたし…」

 ガチャ

怜「船体確認は済んだ」

神子「ただいま」

御門「こっちも準備は完了だ」

魁「見て、リュック買ってもらった」

神子「あ、良かったね、魁くん」

魁「うん」

御門「…さて、じゃあ、オカマに声かけてから行くか」


 【直下 コンマ判定】(オカマのやさしさ+2)
 1~3 お腹のお薬もらった
 4~6 少ないけどって現金30万円もらった…
 7~9 護身用に、って銃と弾丸もらった。むしろ何で持ってるん?
  0  現金30万円とお腹のお薬と護身用の銃と弾丸と、朋羅さんの投げキッスプロマイドもらった


朋羅「ああん、もう行っちゃうなんて…寂しくなっちゃうわね…」

朋羅「怜きゅん、元気でね?」

怜「…了解」

朋羅「御門ちゃん、就職できなかったらうちにいらっしゃい、面倒見てあげるから」

御門「いるかぼけ」

朋羅「神子は女の子なんだから、あんまり危険なことしちゃダメよ?」

神子「うん。ありがとうね、朋羅ママ」

朋羅「魁はちゃんと、怜きゅんと御門ちゃんと、神子の言うことをいいコで聞くのよ?」

魁「…うん」

朋羅「…あとこれ、少ないけど、何かの足しにしてちょうだい」つ封筒

御門「何だ、これ?」ガサッ

御門「うお、大金…! いいのかよ?」

朋羅「また、皆で元気な顔でくるのよ?」

神子「朋羅ママっ…!」ギュッ

朋羅「神子っ…!」ガバッ

御門「…んじゃ、行くか」

怜「了解」

神子「またね、ママ。また帰ってくるね」

朋羅「ええ、気をつけてね」

魁「…ばいばい」フリフリ


 【直下 コンマ判定】
 1~3 そして、出航! したけど、天気は大荒れ(白目
 4~6 そして、出航! 約1600キロの航海(漁船)だよ…
 7~9 順調にどうにかこうにかロシアに辿り着けた。ラッキー!!

順調

海上で襲われたら逃げ場ないぞ


 ゆっきー捜索編、早速ですな…

 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 順調だぜぇ! しかも、漁船だから買い込んだ食料に手をつけないで節約できたぜ、ひゃっほう!!
 奇数 大荒れ&難破分断
 ※0は偶数扱いなんよ

順調にロシアにたどり着く以上のことにワクワク

a


 ――ロシア・某所――

御門「到着っ…!」

御門「陸だ…大地だ…」

 ジ----ン…

神子「何か、揺れないっていいね…」

怜「…」

魁「お船おわり?」

怜「目的地に到着をした。陸を船で進むことはできない」

怜「モスクワへの往路検索。検索完了」

御門「さて、どうやって行くか…。たらたら歩いてちゃ、めんどうくせえしな…」

御門「って言っても、ヒッチハイクなんて捕まりそうにねえし…」

神子「全然、人気がないもんね」

怜「徒歩移動以外の選択肢はない」

御門「…めんどくせえ…」

魁「とほ?」

御門「徒歩。乗り物に乗らないで歩いていくこと」

神子「元気に行こうよ」

御門「はぁ…だるい…しゃあねえ、歩くか…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 悪いグラスパーが現れましたよ!
 4~6 ロシア広すぎィ!
 7~9 近くの町からバスとか電車を乗り継いでいくことに


 ――個人情報――
 名前:天宮怜 性別:男 職業:ー 年齢:16
 身体能力:優秀 頭脳:優秀 精神:自我薄弱
 異能:風 特技:料理 願望:ー
 GS:ポイント100/100 アーム299/200 コート300/300 バーニッシュ289/200
    ピラー129/250 アンテナ139/200 ステルス98/300

 名前:三笠宮御門 性別:男 職業:探偵 年齢:16
 身体能力:貧弱 頭脳:平凡 精神:紙クズ
 異能:障壁 特技:剣術・英語 願望:剣に生きよ?
 GS:ポイント100/100 アーム428/200 コート106/300 バーニッシュ296/200
    ピラー70/250 ステルス138/300

 ――知人――
 妖刀・宗門:厳密には知人ではなく持ち物 口うるさい 御門に憑いて力を与える
 ファイブ:フォース・ナンバー・ファイブ
 春藤朋羅:オカマ 吸血鬼の異能 怜きゅんLOVE
 越山泰佑:エージェント 反応の異能
 垣沼太郎:天宮市繁華街のボス どっぷり黒い
 和名ヶ谷縛:異能管理機関怪盗ロキ専任捜査官 鎖の異能 童顔
 デイモン・ファイアストーン:怪盗ロキ 斥力と撹乱の異能
 シモン・アスファート:異能管理機関怪盗ロキ専任捜査官 竜化の異能 
 ファースト:フォース・ナンバー・ワン 溶岩の異能
 フランシス・マウラ:フォース・ナンバー・シックス 怪盗ロキ一味
 シャルル・ルパン:ルパン13世 怪盗ロキ一味
 物部神子:煌輝の異能 家出少女 ワガママ さみしがり
 蔵屋敷銀侍:SAMURAI×ドルオタ=エセサムライ 強い
 高円宮夜子:高校生アイドル・百夜桜乃音姫の一員
 紫藤凪:御門と犬猿の仲
 吉前魁:孤児の少年 御門が保護



御門「怜…モスクワまで…あと、何キロ…?」ノロノロ

神子「あと、10キロとかだといいな…」ヘロヘロ

魁「はぁ…はぁ…」フラフラ

怜「モスクワまで約9110キロ」スタスタ

御門「9110…キロ…?」

神子「…えっ…9110…?」

魁「…?」

怜「9110キロメートル」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 あまりの遠さに出鼻をくじかれた…
 4~6 車を手に入れようと御門が躍起になり始めた
 7~9 地道に歩き続けて、どうにか小さい町に辿り着けた


御門「ムリだろ…」

神子「何時間…かかるの…?」

怜「徒歩で1897時間55分だ」

怜「80日あれば到着することになる」

御門「…80日…だと…?」

神子「それ…間に合わない…よね…?」

怜「肯定する」

怜「よって、早期に徒歩ではない移動方法を確立する必要がある」

怜「自動車や、公共交通機関を利用しなければならない」

御門「…どっちにしろ…今日はもうムリだろ…」

御門「野宿だな…」

神子「野宿?」

怜「…了解。テントを張る」

魁「テントはりたい」

御門「ロシア…広すぎだろ…」


―――――

 今夜はここまでです
 ありがとうございました

乙です。

おつ


 折角仕込んだのに使われなかった>>592の6~0の判定はね、デイモンの居場所に気づくってことだったんだよ
 挑発文(?)をたてよみするとね、「ぼうしにいる=某市にいる」になったんだお
 折角考えたのに消え失せちゃったし、ロシアにきたからバラしとくよ、何か悔しいから

 何かやる?
 オマケにしとく?

オマケ

オマケで
コイツら地味に覚醒フラグあるよね


 ――オマケ・平和な航海――

御門「しっかし…暇だな…」

神子「順調だけどね」

魁「何かはねた! あそこはねた!」

怜「魚群探知」

御門「…そう言えば、漁船だったよな。釣りでもしたら、魚とかいっぱい釣れんのか…?」

神子「釣りやってみたい」

魁「やりたい」

御門「俺はやらねえよ、めんどくせえ」

魁「怜、教えて?」

怜「…了解。釣竿を用意。エサをつける。海に放る。待機する。釣る」バシャッ

怜「アジが釣れた」

御門「何で一瞬で釣れんだよ!?」

神子「やりたい、やりたい! 竿貸して!」

魁「僕もやりたい!」

 キャッキャッ

神子「あ、かかってる? ねえねえ、これかかってる?」

怜「肯定する」

神子「じゃあ、持ち上げればいいんだよね? えいっ…重いっ…! 魁くん、手伝って…!」

魁「うん」グッ

 ググッ

神子「んぅっ…!」

魁「もうちょっと、もうちょっとで釣れる!」

御門「はぁ…しゃあねえな…。こうやるんだよ」パシッ

 グイッ
 バシャッ

怜「それはアイナメだ」

神子「すごい! いっぱい釣ろ、魁くん」

魁「つる!」

御門「次は自分で釣れよ。あと、海に落ちんなよ」

 ――で

怜「食事ができた」

 ズラァァァッ

御門「…魚づくし…」

神子「おいしいっ! お刺身すごい新鮮!」

魁「…これ、まだ生きてる…?」

怜「生き作りだ」

御門「うめえからいいけど…こりゃ、しばらく魚尽くしだな…」

 ロシアに辿り着くころには、お魚を食べ飽きてしまうほど釣れましたとさ。


オマケネタ 夜原さんと退学のユッキー


 そのオマケをやるにはね、判定が必要なんだ…
 やるかい?

 【安価下1】
 1 やったろうじゃん!
 2 …また今度で

 【採用安価が「1」だった場合、コンマ判定】
 ゆっきーが自主退学した理由
 1~3 三・三〇で冬也が再び消息不明になって、冬也の家が襲撃をされて保管されてた黒いECが持ち去られたため
 4~6 三・三〇テロを繰り返させないためにブラック・ライトを独自調査・対処をするため
 7~9 三・三〇でまた冬也が消息不明になっちゃったから、残された家族のためにゆっきーが捜索と、世界中の黒いEC回収を始めたんよ

流石ゼロの申し子だな


 ゆっきー…
 お前ってやつぁ…

 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 冬也が消息不明だって? 生きてるよ!! だけど、ゆっきーの異能でも治せないし、意識も戻らないんだよ! だから代行中だよ!
 奇数 新型星業動力を使った爆弾は、幸晴の異能でも完全に直すことができない特異なものだったんだよ。そして主要脇役は今も…なので
 ※0は偶数扱いやで

湊が・・・


 ゆっきー…
 お前ってやつぁ本当に…

 詳細は…オマケにて

さすがゆっきー……

ゆっきーは0から奇数の申し子だから・・・仕方ないよね・・・(震え声)


 ――オマケ・成すべきことは――

 ピッ…ピッ…ピッ…

夜原「…」

 スタスタ

幸晴「夜原せ――夜原さん」

夜原「っ…幸晴くん…」ゴシゴシ

幸晴「…湊さんは、やっぱり…まだ、ですか…?」

夜原「うん…。幸晴くんが異能を使ってくれたのに、傷も完全に癒えないし…目も、覚まさない…」

夜原「だけど幸晴くんがすぐに駆けつけてくれなかったら…多分…最悪のことになってたから…。ありがとう…」

幸晴「…いえ…」

夜原「…」

幸晴「これから…旅に出ようと思うんです。折角ですけど、学校も辞めます…」

夜原「何で…? どこに行くの? それに、旅って…」

幸晴「…湊さん、律さん、それに大勢の人が今も昏睡状態で、僕のチカラでも治しきれませんでした」

幸晴「機関で聞いた情報だと、あの爆発は星のチカラで引き起こされたものらしいんです。…そして、テロリストが性能実験した、って」

幸晴「何で僕の異能でも治しきれないのか、分かりません。だけど、治してあげたいんです。どうにかして」

夜原「…それが、旅と関係あるの…?」

幸晴「はい。何を、どうやって起こされた爆発なのかを調べて、何で僕の異能が効かないのかを突き止めて…どうにか、原因を探ります」

幸晴「方法がなかったとしても…ううん、どうにかして治せるようにしたいんです」

夜原「幸晴くんがやる必要なんてない。まだ、あなたは子どもなの。高校生――」

幸晴「だけど現状として、もっとも可能性があるのは僕なんです」

幸晴「…お世話になったから、恩返しもしたいんです」

幸晴「湊さんだって、ようやく結婚って話になってたのに…こんなことになって…」

幸晴「律さんにも、たくさんお世話になってて、家族もいるし、会社だってある…。ずっと、このままじゃどうなるか分かりません」

幸晴「同じように目を覚まさない人達にも家族がいて、恋人がいて…」

幸晴「僕は、誰かを癒して、何かを直して…そういう罪滅ぼしをしなくちゃいけないんです」

夜原「罪滅ぼしって…」

幸晴「…それに冬也さんも、そこにいたはずなのに行方が分かってません」

幸晴「……でも、冬也さんがそう簡単に死んじゃうなんて考えられないし…だから、探さなきゃって思うんです」

幸晴「1年間、高校に通えて本当に楽しかったです」

幸晴「もともとは…行くはずのなかったところだから、余計に嬉しくて、楽しくて…夜原さんのお陰です。ありがとうございます」

幸晴「だから今度は…押し付けがましいかも知れないけど、僕が、傷ついた皆のために何かしたいんです」

夜原「…ごめんなさい…」

幸晴「何が…ですか?」

夜原「…本当は、止めなきゃって…。学校を辞めてまで、そんなことをするのは止めないといけないって、教師として思うの」

夜原「…っ…でもっ…湊を治してくれるなら…幸晴くんに、縋りたい…。治して…湊を、治してあげて…! お願い…」

幸晴「……はい。…何か方法を見つけて…必ず。そして、同じようなことは二度と、起こさせません」

幸晴「学校の皆には…内緒にしてください。心配させたくないんで。今まで、ありがとうございました。行ってきます――」ザッ

 彼は往く。失ったものを取り戻すために。
 マイナスをゼロへと戻す、幸晴の新たな旅路が幕を開けた――。

幸晴・・・再度主人公になりそうなストーリーが。
おまけにしてはヘビー過ぎるな。


 ――オマケ・残された遺産――

幸晴「ホフテンさんのセーフハウス…世界中に転々とあるから拠点にできて便利だな…」

ボルト「わふっ」

幸晴「掃除しなくても、丸ごと戻しちゃえば新品になるし…」

 パァァァッ

幸晴「よし、完璧」

ボルト「わふ」

幸晴「…外で遊んでていいよ。行っておいで」

ボルト「…わふっ!」グイッ

幸晴「分かった、分かった…。ちょっとだけだよ、相手してあげるのは…」

ボルト「わふっ!」パタパタ

 ――で

幸晴「もう…満足…?」ゼェゼェ

ボルト「わふっ!」ペロペロ

幸晴「…ボルト、大きくなりすぎだよ…ね?」ナデ

ボルト「わふ」

幸晴「…シベリアンハスキーの体高って50センチとかだった気がするけど…ボルト、いくつ?」

幸晴「…60…70とかありそう…。もしかして、シベリアンハスキーじゃなかったり…?」

ボルト「わふ」パタパタ

幸晴「…って、ボルトはあと」グイッ ←押しのけようとする

ボルト「わふっ」ググッ ←抵抗してる

幸晴「遊ぶのは後だよ、邪魔しないで」グイッ ←抵抗されてる

ボルト「わふ!」グググッ ←完全に遊びだと思ってる

幸晴「…」スッ ←手を放した

 ゴロンッ

ボルト「わふ?」←何されたの、って顔

幸晴「…そんな顔しないの」

幸晴「はぁ…ホフテンさんのコネ漁って、何か有力な手がかりないかな…」カタカタ

ボルト「わふ」パタパタ ←かまってほしい

幸晴「…」←かまってる場合じゃない

ボルト「…わふ」ペロペロ ←かまってほしい

幸晴「んー…」ナデナデ ←片手だけでかまってあげる

ボルト「わふっ」←調子に乗って手に遊びをしかける

幸晴「…アポとって、直接聞くか…」

幸晴「…あ、そうだ。食べもの、買っておかないと…。お金あったかな?」

 ゴソゴソ

幸晴「って…何この、札束…。いくらあるの…? どれだけ…? こっちのケースも? …こっちの箱の中まで…? …働かなくていいかも…」


 不幸中の幸運体質でホフテンに譲られた遺産。
 幸晴のものとなったセーフハウスには現地通貨で日本円換算数千万円以上の現金や、大量の銃器、物騒な情報が保管されています。


不幸中の幸運って皮肉だよね。
0出して奇数って幸運中の不幸って感じがするよ。

奇数だったけど主要メンバーは死んでないっぽくてよかった
逆に考えれば昏睡状態の実力者達ってドラマチックフラグビンビンだよね
燃える展開を期待してるぜ


 今日はね、用事が入りそうな、なくなりそうなビミョーなラインなんですが、とりあえず再開っす

 【安価下1】
 1 怜視点
 2 御門視点

 【採用安価のコンマ判定】
 1~3 ロシアン・マフィアが怜を狙ってきた…
 4~6 何か移動手段ゲットしたいよね
 7~9 とりあえず、バスと電車を乗り継いで移動中だよ


 いきなりですね(白目

 ↓1~3
 ロシアンマフィア構成員のお名前おなしゃす
 ※ロシア人名だと、うれしいな。でもムリはしないでね♡

レオン・グラーニン

ミランダ・カザグランダ

オーケ・レーン


 ――ロシア・某所――

御門「果てがなさすぎる…」

神子「夜は寒いし、昼はあったかいし…」

魁「はぁ…はぁ…」

怜「…」

御門「やっぱ、どうにか足探さねえと…」

御門「…車の1台や2台くらい通りかかってもいいのに…めんどくせえ…」


 【直下 コンマ判定】(うっかり-2)
 1~3 睡眠ガスを食らったよ
 4~6 接近されちまったよ
 7~9 気づくよ

きづけ

うっかりキツいなぁ


 ポイッ
 カランッ

御門「あ?」

神子「?」

魁「あしいたい…」

 プシュ----

怜「吸引するな」ザッ

 投げ込まれたそれが分かったのは、怜だけだった。
 素早く怜が飛び退くが、ステルスを解除して襲いかかってきたレオンがガスの範囲内に怜を叩き戻そうとする。

 ズガァッ


 【直下 コンマ判定】
 1~3 皆、仲良く眠らされたぜ…
 4~6 3人とも眠っちゃったけど、怜には睡眠ガスなんざ効かねえぜ!
 7~9 風の異能でガスを散らして臨戦態勢だぜ!

うりゃ


レオン「効かないか――」

 レオンの飛び蹴りを怜は片腕で受け、そのまま振り払った。
 引き抜いた星業銃を放ったがコートで受け流されてしまう。

怜(御門、神子、魁の昏睡確認)

怜(アイモード変更、サーモグラフィー。熱探知反応3)

怜(3人の襲撃者確認)

 ジリ…

レオン「気づかれたか…? さすがはフォースか…」

ミランダ「でも足手まといの子どもが3人いちゃ、どうにもならないわね」

オーケ「殺せばいい。ああそうさ、殺しちまえば万事解決だ!」

レオン「阿呆、殺していいのは利用価値がないもんだけだ。女とガキは、高値で売れる」

ミランダ「そしてフォース・ナンバー・セブンは、手に入れる」

怜「…」

レオン「…ま、もっとも…抵抗しないで大人しく首輪をつけてくれるってんなら?」

レオン「そっちの3人は見逃してやったっていい。どうする、フォース?」

怜「【安価下1】」

 1 応じる必要はない
 2 その言葉が嘘だった場合、強制排除行動をとる
 3 その他、自由台詞


怜「その言葉が嘘だった場合、強制排除行動をとる」

オーケ「じゃあ殺すか!?」

ミランダ「殺さないって言ってるでしょう」ペシッ

レオン「そしたら、武装を解除してこっちに来い」

怜「…」

 ポイッ
 シャキンシャキンッ

怜「…」

 ポトポトッ

レオン「それで全部か?」

怜「星業銃、高速振動剣2本のみが、現在武装である」

ミランダ「ゆっくり歩いてきなさい」

オーケ「殺すぞ!」

レオン「脅してどうする、ド阿呆」

怜「…」スタスタ

レオン「よーしよし。聞いてた通りに従順じゃないか」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 抵抗されないようにって右腕と左足を破壊された…
 4~6 爆弾つきGPSを内臓された…
 7~9 そのまま、そこを去ったよ


レオン「こいつを飲み込め」

怜「…」ゴクンッ

レオン「よし、いいコだ。こいつぁ爆弾つきのGPSだ」

レオン「居場所はどこにいたって分かるし、体内からぶっ飛ばされりゃあお前でもタダじゃ済まないだろ?」

レオン「下手なマネをしたら、こいつでドカンだ。いいな?」

怜「…了解」

ミランダ「呆気ない…。さっさと行きましょ」

オーケ「残りのガキどもは殺すか!?」

怜「警告する。御門達に危害を加えた場合、強制排除行動を取る」

オーケ「じゃあ殺――」

レオン「やめろって言ってるだろうが」

レオン「さ、車に乗れ、セブン」

怜「…」スッ


 【安価下1】
 1 怜視点継続
 2 御門視点

 【採用安価のコンマ判定】(うっかり-2)
 1~4 何もないよ
 5~9 はぐれた場合に備えているのだ!!

2


御門「――っ…」

御門「んぅ…?」

 ムクッ

御門「そうだ、何が起きた…!?」ガバッ

御門「…怜…?」

御門「…おいおいおいおい…」

御門「おい…おいおい…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ロシアンマフィアの別動隊が怜に内緒で3人を回収・拉致してたお…
 4~9 どうしよう!?

高コンマ

死ぬなよ…死んだらもう[ピーーー]ないんだぞ…


御門「…ロシアで、はぐれた…?」

御門「いや、怜が連れ去られた…んだよな…?」

御門「………めんどくせぇぇ…どうすりゃいいんだよ…」

御門「おい、神子、ガキ! 起きろ」

 ユサユサ

神子「ん…」ムクッ

御門「おいこら、起きやがれ、ガキ」

魁「Zzz…」

御門「チッ…」

神子「あれ…? 何が…?」キョロキョロ

御門「多分、怜が連れ去られた」

神子「怜が?」

御門「っしょ…と」←魁を背負った

御門「車の跡がある。草の根分けてでも、こいつを追うぞ」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 近くの小さい町までは来たけど、そこでぱったり
 4~6 どうやら拉致したのは、小さい町のロシアンマフィアらしい
 7~9 マフィアのアジトらしいところまで辿り着けた!!

とうっ


 ――ロシア・某所・小さな町――

御門「オーケーオーケー、ありがとな、おっさん」←英語

ロシア人「気をつけろよ、あんちゃん」←英語

 スタスタ

御門「どうやら、この町のマフィアらしいな…怜をさらったの」

神子「御門くん…英語、ぺらぺら…?」

御門「悪いかよ? 英語さえ使えりゃ、大体通じるんだよ。めんどくせーから色々覚えるよか、英語1つ使えりゃ充分だろ?」

神子「めんどくさいから英語を覚えちゃうって…すごい…」

御門「さて…怜をどうやって助けるか…」

神子「マフィア…なんでしょ?」

御門「過激派な、な…。めんどくせえ…ほんっとに、めんどくせえ…」

御門「…どうすっか…」


 【安価下1】
 1 とりあえず、見張るか
 2 …殴り込むしかねえな
   A 神子と魁は別所待機で
   B …3人で固まってる方がいい…か…?
 3 そうだ、こういう時の機関だ! …でも時間かかりそう…
 4 その他、どうする?

3


御門「…こういう時は」

神子「何かあるの?」

御門「機関だな」

神子「あ…うん…」

御門「ああ? 俺が自分で行くとでも思ったか? めんどくせんだよ、そんなん…」

御門「とりあえず、電話、電話…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 そのマフィアにグラスパーがいるとは認められてないから、機関はどうこうできないよー、って言われちゃった
 4~6 ばっくんに電話したら、どうにかして機関に動いてもらえるように頼んでみるってさ
 7~9 ロシア支部に電話したらさっぱり通じなかったから、直接、機関本部に電話してみた


御門「おいこら、そういう問題かよ!?」←英語

オペレーター『そういうのは警察の仕事でしょ』←英語

オペレーター『機関はグラスパー絡みじゃないと動かないんだよ』←英語

 ツ-ツ-ツ-…

御門「クソが…」ガチャンッ

神子「どうだった?」

御門「話にもならねえ…。警察なんぞが頼りになるんなら、マフィアなんか存在すらしねえだろっつーの…」

御門「だぁぁ…めんどくせぇぇ…」

神子「…どうする?」

御門「【安価下1】」

 1 こうなったら、突撃だ
   A お前らは別のとこで待ってろ
   B 怜を奪還したとして、お前らを回収するのもめんどくせえから一緒にこいよ
 2 …とりあえず、監視だ。怜が出てくるならその時点で行動を起こしゃいい
 3 その他、妙案求む

1b


御門「こうなったら、突撃だ」

御門「怜を奪還したとして、お前rを回収するのもめんどくせえから一緒にこいよ」

神子「でも…」

御門「お前だってグラスパーなんだろ、自分の身くらい自分で守れってんだ。ついでに魁も頼むぞ」

神子「ええ…? 自信ないよ…」

御門「チッ…俺だってなあ、宗門が抜けねえまんまなんだよ!」

御門「でもやるしかねえだろうが! 怜なしで野老幸晴に会ったって、何の意味もねえんだよ!」

神子「…」

御門「…食うもの食ったら、すぐ行くぞ」


 【安価下1】
 1 怜視点
 2 御門視点

2


 ――ロシア・某所・小さな町・ロシアンマフィアのアジト――

御門「…さて」

神子「ほんとに、大丈夫…?」

魁「…こわい」ギュッ

御門「こらガキ、俺にくっつくんじゃねえ。動けねえだろ」シッシッ

神子「魁くん、あたしと一緒にいてね」

魁「うん…」

御門「かちこみだ――」


 【安価下1】
 1 と、行く前に…ちょっと観察だけしとこうか…
 2 正面突破じゃ! 出てくるヤツは、ぶっ叩く!
 3 放火するか
 4 その他、どうする!?

1


御門「…って、すぐ行きたいけど」

神子「えっ、行かないの?」

御門「とりあえず、監視だ、監視」

御門「隠れとけ」

御門「でもって、何か動きがねえかチェックしねえと…」

御門「…都合よく、怜がふらっと出てきてくれたりすりゃあな…」

神子「…ほんとは、ビビってる…?」

御門「は? ちげえよ…。ムダな労力を使わねえだけだ」

魁「めんどくさがってる?」

御門「黙れ」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 アンテナで感知された(白目
 4~6 何も動きはない…
 7~9 都合よく出てきた!!

やあっ


 パシュンッ…

御門「…ん?」

神子「…何、今の?」

魁「?」

御門「…」

神子「御門くん?」

御門「…………気づかれたかも」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 オーケが出てきたお…
 4~6 武装した集団がぞろぞろ出てきたお…
 7~9 最初はチンピラ同然の素人さんが出てきた


 ダンッ
 ゾロゾロ…

御門「チィッ…」

チンピラA「ネズミ狩りだ、やっちまえ!」←ロシア語

チンピラB「犯せ、殺せぇ!」←ロシア語

チンピラC「うほっ、いいショタ」←ロシア語

御門「グラスパーには見えねえ、な…」

御門「しゃあねえ…かちこみ開始だ!」


 【安価下1】
 1 パンピーなんざ、アームかけときゃよゆーよ
 2 パンピーだろうが、容赦なくアーム&バーニッシュで叩き伏せまくるぜごらぁ!
 3 その他、どう戦うんだぜ?

1


御門「かかってこいや、クソどもが!」

 ズガッ
 ズドォッ
 ブンッ
 ガシャ---ン

御門「けっ…ザコが」

魁「…おお」

神子「御門くん、強い?」

御門「見直したか、こら?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ミランダ&オーケが出てきた…
 4~6 オーケが出てきた…
 7~9 チンピラで気を惹いておいて、武装兵で取り囲む作戦にひっかかってた


 ジャキジャキィッ

御門「あん?」

神子「あれっ…? ね、ねえ…何か、いつの間にか…」

魁「…囲まれてる」ギュゥッ

御門(おいおいおい…)

御門(何これ…? 恐ロシアとは言うけど…これ、何…軍隊かよ…?)

指揮官「ファイア」

 無慈悲な斉射の号令がかかる。
 3人を取り囲んだ無数の銃口が火を吹き、凶弾を弾き飛ばした。


 【直下 コンマ判定】
 1~3 あかん、あかん…
 4~6 神子と魁は守ったけども…
 7~9 これくらい切り抜けられねえでどうするよ!?」


 ズガガガガガガガッ

 神子と魁を障壁で守り、御門は宗門を振るって銃弾を弾き飛ばす。
 だが、捌ききれない弾丸が御門の体を次々と撃ち抜いていった。

御門「ぐぅっ…!?」

 アームをかけた身体はそう簡単に欠損することはない。
 それでも元々の身体が脆弱である御門には、通常のグラスパーが期待できるほどの強化を施せてはいなかった。

指揮官「突撃」←ロシア語

 ズザザッ

 指揮官が号令を下し、取り囲んでいた部隊がアサルトライフルを構えながら御門に襲いかかった。
 弾丸を吐き散らしながら御門を包囲したまま突撃をしてくる。どうにか御門は飛び上がって火線を宙へ集めた。
 障壁の異能で弾丸を受け止め、宗門で集めた弾丸を叩き飛ばしてそっくりそのまま撃ち返す。

 ズガガガガッ

 自ら放った弾丸に撃ち抜かれて銃を持った兵が倒れる。
 それでも全てを倒すには至っていなかった。


 【直下 コンマ判定】
 1~3 どうにかこうにかだよ、ほんと
 4~6 数を減らしたから片っ端からやったったぜ!
 7~9 立ち回りとか含めてね、徐々にね、うん


御門「そんな鉛玉で仕留められるなんざ、思うなよ…!」

 御門がアサルトライフルを構えた兵に突撃をする。
 怯むことなく放たれる弾丸を障壁の異能で弾いて、思いきり鞘入りの宗門で側頭部をぶん殴った。

 ドッゴォォォッ
 チャキッ

 背中越しに感じる気配で、すかさず御門が大きく後ろに跳んだ。
 背を逸らしながら宙返りをし、背後から狙っていた兵士の背をさらに取って思いきり叩きつける。

 ズガァァッ

御門「はぁっ…はぁっ…」

御門「めんどくせえ…ほんとに、めんどくせえな、こら!」


 【直下 コンマ判定】
 1~5 武装集団は殲滅したぜ!
 6~9 宗門とした、以前の特訓の成果がとうとう!

えい


御門「一撃で、まとめてぶっ飛ばしてやるよ!」

指揮官「構えろ、撃てェ!」←ロシア語

 ズドドドドドドッ

 着地した御門に、8つの銃口が向けられ、放たれる。
 弾丸が空を裂いて迫ってくる、その脅威を御門は見るまでもなく肌で感じた。

 その気流の動き。
 銃弾の速度が、向きが、勢いが、分かった。

宗門『良いか、この世には流れがある』

宗門『それは時の流れ、気流の流れ、水流の流れ…ありとあらゆる、循環があるのだ』

宗門『三笠宮はそれを身体で感じ取り、その流れの渦へと刃を差し込み、断ち切る』

宗門『そうすることで、いかなるものであろうとも断絶させられるのだ』

 ヒュバッ

 御門が宗門を振るう。体で理解をし、後から脳で理解が追いついた。
 御門を中心に取り巻いた殺意の流れ。振り抜かれた一撃がそれを乱して破壊する――。

御門「――こういうことか」

 ズバァァァッ

 弾丸が御門をすり抜けるように軌道を逸らした。
 そのまま対面をする形で構えていた8人の兵が弾丸に撃ち抜かれて倒れていく。

御門「けどまあ…なかなか、使うのは難しいもんだな」


 【直下 コンマ判定】
 偶数 三笠宮の極意を理解したことで、再び宗門が目を覚ました!
 奇数 御門は人斬りの才覚を取り戻した!
 ※0は偶数扱いやで!

こい

目覚め

なかなか宗門起きないな…惜しいとこまでは行くんだが


御門「最後はてめえだぞ、偉そうなヒゲ生やしやがって…!」

 ダンッ

 御門が指揮官に突撃をする。
 懐から指揮官が拳銃を抜いて発砲したが、一瞬でそれを御門は弾き飛ばした。

 キィンッ

 弾丸がそのまま打ち返されて指揮官の眉間を撃ち抜く。
 さらに御門が鞘入りの宗門を振るうと、指揮官が袈裟懸けに切り裂かれる。

 ズバァァッ

指揮官「っ…」ドサァッ

御門「…けっ、刃物がなかろうが斬ろうと思えば斬れるっつーの…」

神子「御門くん…すごい…」

魁「…」ギュゥッ


 【直下 コンマ判定】
 1~3 アドレナリンが途絶えて、忘れてた痛みがががが…&ミランダとオーケ登場
 4~6 オーケが出てきたぜよ…
 7~9 ミランダが出てきたお…

ミランダ人


御門「ってぇ…」

御門(アームかけてたとは言え…まともに撃たれちまったしな…)

御門(こりゃ、早いとこ終わらせねえと…)

 ザッ

オーケ「殺していいんだな?」

ミランダ「ええ。死体も残さずに」

御門「っ…!?」

神子「まだ、出てくるの…?」

御門「クソが…!」

オーケ「わははっ…! 殺していいんだな!? 殺すぞ、わっはっはっ! 殺してやろう!!」


 【安価下1】
 オーケの異能とは!?

 【安価下3】
 ミランダの異能とは!?

危機察知の異能

魅了

翼の異能

腕を4本にする


御門「チックショーが…」

オーケ「殺ぉぉぉおおおおおおおお――――――――――――――す!!」

 ブワァァァァッ
 ダンッ

御門「はっ――?」

 オーケがガイアを発動し、踏み出した。
 大地が抉れて、御門の眼前に一瞬で到達する。


 【直下 コンマ判定】
 1~3 あかんあかんあかん…
 4~6 ぎりちょん
 7~9 どーにかこーにかカウンター成功


 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 さて、どんな味方が現れたかなっと
 奇数 残機0までまっしぐらの超危機的状況へ…
 ※0は偶数扱いなんよ…

ここで奇数きたらやばい


オーケ「殺す!」

 ズッドォォォォォォッ

 重すぎる一撃が、御門の腹部に叩き込まれた。
 腹の中で壊れてはいけないものが破裂したような感覚がする。

御門「かっ――」

オーケ「ミンチにして殺してやろう!!」

 両手を組み、オーケが大きく振り上げた。
 下がった御門の後頭部に組まれた拳が直撃して、そのまま地面にクレーターを作りながら御門が沈み込む。

オーケ「これで死ね!!」


 【直下 コンマ判定】
 1~4 じーざす…オーバーキルが過ぎるぜ…
 5~9 誰か助けて!!

希望はあるか

ゆっきーかリク


 【直下 コンマ判定】
 1~3 神子が! …神子か…
 4~6 怜っ!!
 7~9 助けを求める声あらば、助けてあげるが正義の味方
  0  元祖・申し子

mu

うひゃー助かったーー


オーケ「これで死ね!!」

 大きく拳を振り上げて、オーケが地に突き刺さった御門に叩き落とす。

 ヒュオォォォォ…

オーケ「!?」バッ

 危機察知の異能――それは身に降りかかる危険に関する、予知の領域にまであった。
 強烈な冷気が満ちる。ロシアの地に根ざして暮らす者であっても、それが明らかに異質なものだと肌身に感じられた。

リク「懸賞金650万ドルの、オーケ・レーン」

 ズドドドドドッ

オーケ「ぬぅんっ!」

 ズガガガガガッ

 飛来した巨大な氷柱の嵐をオーケが拳で砕いて散らす。
 黒いロングコートをはためかせ、そこに正義の味方が立っていた。

オーケ「誰だ、殺すぞ!?」

リク「正義の味方は、死なないんだよ?」


 【直下 コンマ判定】(チート+3)
 1~3 リクさん、かっけえこと言ったならがんばってよ!
 4~6 オーケやりよるわあ…
 7~9 さすがはチートさん
  0  瞬殺かよ…(殺したとは言ってない)

えい

補正なしでもいけるという


オーケ「だったら殺してやろう! わははははっ!」

 嬉々としてオーケがリクに襲いかかる。
 危機察知の異能によって仕掛けられる攻撃を予測し、リクの放つ氷が全て回避され、破壊されてしまう。

オーケ「さあ死ね、正義の味方!!」

 バッ

 暴走機関車のようにオーケがリクに迫り、飛びかかる。
 ガイアで高められた身体能力のまま、暴力としか言いようのない圧倒的なチカラがリクに牙を剥いた。

リク「人を殺しちゃうのは、良くないんだよ」パシッ

 オーケの拳を掴み、リクが引き寄せた。
 瞬時にガイアが発動されて膝蹴りがオーケの腹部に叩き込まれる。

 ドッゴォォォッ

オーケ(予測が――間に合わない…!? いや、何だ…!?)

オーケ(どうしたところで、こんなものに太刀打ちできるはずが――!?)

リク「ちゃんと、反省をして、罪をつぐなってきてね」

 ガッキィィィィンッ

オーケ「」カチンコチン

リク「…ミランダ・カザグランダ。懸賞金320万ドル」

ミランダ「っ…」ジリ

リク「大人しくしてくれる?」

ミランダ「するはず、ないでしょう?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ミランダは逃げた
 4~6 レオン&怜が出てきた…
 7~9 リクさん、容赦なし

はあっ


 バサァッ

リク「わっ、飛んだ!」

 ミランダが背中から2対4枚の翼を生やし、飛び上がった。
 そのまま一直線にその場を離れ、逃げていってしまう。

リク「…逃げられちゃった…」

リク「…」チラッ

神子「…ど、どうも…?」

魁「…」ギュゥッ

リク「…」チラッ

御門「っ…ぅ…」

リク「…」チラッ

オーケ「」カチンコチン

リク「…1回、戻るしかないね…」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 離脱しようとしたら、レオン&怜が駆り出されてきた…
 4~9 リクに保護された

えい


レオン「――オーケがしくじって、ミランダが逃走か…」

レオン「やれやれ…まさか、バウンティーハンターがこんなタイミングで来るとはな…」

レオン「いいか、セブン。お前に仕込んだ爆弾は、爆発すればまとめてドカンだ。あのガキどもももろとも、な」

レオン「巻き添えにしながら死にたくなかったら、あのバウンティーハンターを死に物狂いで殺せ」

怜「…了解」

レオン「ようし、じゃあ行くぞ」

レオン「目障りな正義の味方様を、抹殺する」


 【安価下1】
 レオンの異能とは!?

戦輪の異能

獅子化

洗脳

戦輪って何かって思ったらチャクラムの事か

>>943
滝夜叉丸かいな(^^;

忍たまかなつかしい


 ザッ…

神子「怜…!」

怜「…」チャキッ

レオン「バウンティーハンターくん、うちの戦闘狂をどこに連れてくつもりだ?」

リク「…レオン・グラーニン。懸賞金750万ドル」

レオン「覚えててもらえて光栄だな。――が、しかし、だ。生憎と、ここで死んでもらうぞ」

リク「もう1人のコは――」

怜「…排除する」チャキィッ


 【直下 コンマ判定】
 1~3 怜も実は400万ドルの賞金首だった…
 4~6 神子の様子から察してくれたリク
 7~9 御門の容態が悪いからって撤退優先をするリク

リクさん何とかしたってぇや…


 シュバッ
 ドッゴォォォォォォッ

 怜が星業銃を放ち、リクがコートを使ってすり抜けた。
 そのまま氷柱を飛ばしてリクが攻撃をするものの、黒光りする物体が飛来して氷柱を切り落とす。

レオン「行け、セブン」

怜「…了解」ダンッ

リク「…どうしよう…」ボソ

 怜が高速振動剣を展開し、リクに斬りかかった。
 氷の剣を生成してリクが受け止めると、高速振動剣が凍結されて刃の振動が停止させられる。

リク「大人しく、してもらえる?」

怜「状況がそれを容認しない」

 ドガァッ
 ヒュオンッ

 怜がリクに蹴り込むが、氷の壁がそれを防いだ。
 瞬時にチャクラムが氷の壁を斬り飛ばし、怜が星業銃を至近距離でリクに放つ。
 時間差で風の刃を生み出してさらにぶつけ、コートを封じる二段構えだった。

 ギィィィンッ

レオン「チィッ…やっぱ強いな――」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 レオン「惜しいが俺の命にゃ換えられねえな――」
 4~6 レオン「だとしたら、狙い目は――」チラッ
 7~9 レオン「仕方ねえ…オーケはくれてやるか――」

昨日からコンマキツいな…


レオン「惜しいが俺の命にゃ換えられねえな――」

 レオンがチャクラムを操りながらリクと戦う怜をサポートする。
 次々と生み出される氷をチャクラムで斬り砕き、足元を狙ってひたすらに邪魔をする。

レオン「ちっとも役にゃあ経たなかったか」

レオン「もろとも死んどけ、阿呆どもめ」

 カチッ

 怜の体内にある、爆弾のスイッチが押される。
 ただの人間では起爆しようのないものだった。

 しかし、起動することによって星業動力に溜め込まれたエネルギーに作用して、大爆発を引き起こす。
 三・三〇テロ事件でブラック・ライトが喧伝し、急速に広まっている爆弾だった――。


 【直下 コンマ判定】
 1~3 まとめて死んだやでぇ…
 4~6 しかし、怜の星業動力は故障中なので爆発の規模が少なくて、怜だけ…
 7~9 リクさんぱねえ
  0  その爆弾は、追いかけている人物がいるのだ

あぶねぇあぶねぇ


リク「見つけた――」

 スパァンッ

レオン「っ――!?」

 レオンのスイッチを押した手が、凍結した。
 同時にスイッチそのものから氷の棘が突き出てスイッチを破壊し、レオンの手から激しい流血をさせる。

レオン「何で、爆発が…!?」

リク「ちゃんと独楽ちゃんに、爆弾が渡ってるって聞いてたから。でも星業動力はここにない」

リク「おかしいなって思ってたら、フォース・ナンバースが出てきた。だから、星のチカラのプラズマ反応を弱めさせてもらったよ」

怜「星業動力…異常発生…」ググッ

リク「星のチカラも、絶対零度だと止まっちゃうんだって知らなかった?」

レオン「ふざっ…けるな!」

 ヒュオンッ

リク「正義の味方は、悪者には負けないんだ」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 しっかし、御門は重傷、怜も星業動力を凍結させられて多大な影響…死ななかったものの…うん…って状況
 4~6 御門が重傷や!
 7~9 リクのコネでロシアのシベリア支部に運び込まれて、治療を受けられるようになった


 判定、把握
 一旦ここまでっす
 ありがとうございました

 で、用事が入りそうなんで…入ったら、夜中になって更新できればします
 入らなかったら、フツーにやりますんで!

3多いな

一旦乙

色々とキツいな…何か起死回生欲しいな…

a

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年03月02日 (月) 21:36:53   ID: qmaxuxNU

星の力お奪うスキルあるの

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