らおう「我は「せいきまちゅはちゃけんおうらおう」だ!」(40)


199x年・・・世界は核の炎に包まれは・・・いなかった様だった・・・その十数年後・・・・

トキ「ふむ・・・今日も平和だな~?しかしまさか一子相伝の暗殺拳で人を救う事になるとはな・・・」

ジャギ「トキ兄さん~ちょっと着てくれ~こいつは俺の手には負えないよ~ケンシロウもラオウ兄貴もちょっと難しいっていってんだ~!あ!ちょっ!ラオウ兄さん剛掌波はだめだって!!」

トキ「なっ!?わかった!すぐ行くから早まるなラオウ!!!わぁ~やめろラオウ!!!!」

ここは東京・・・中野区の北斗診療院・・・保険適応外だが多くの鬱をはじめ現代病患者がおとずれる奇跡の治療院・・・そんなほのぼとした日常・・・事件は休診日におこった・・・

らおう「うぬら・・・我はは「らおう」だといっておろうが!」

ジャギ「そ・・・そうは言ったって・・・なぁ?ケンシロウ?」

ケンシロウ「あぁ幼いしかも・・・トキ兄さんどう事でしょう?」

トキ「うむ女の子の様だ・・・お譲ちゃんどこから来たのかな?」

らおう「うぬまでいうか!我は「せいきまちゅはちゃけんおうらおう」だ!ほれ・・・黒王号もこうして懐いておうではないか?」

ジャギ「言えてないし・・・それに確かに馬だけど黒いポニーだろ!」

ケンシロウ「さっきからこのやり取りの繰り返し・・・トキ兄さんどうしましょう?」

トキ「うむ・・・そうだ昨日の!この幼子がラオウ兄さんなら・・・あの事件を知ってるはず!」

らおう「あぁ・・・あれかぁ~サウザーって患者だろ・・・どこの秘孔突いても肩こり神経痛が取れなくて・・・ちょっとイラってしたからゴウショウハを・・・わるかったと思ってるよ」


トキ「!なんと!?」

ジャギ「マジでラオウ兄貴なのか!」

らおう「だから・・・我は「らおう」だといっておろうが!」

ケンシロウ「いえ・・・まだ解りませんよ!本物なら北斗剛掌波を見せてください!ジャギ兄さんそこに立ってください」

ジャギ「わかった!・・・ってなんで俺?本物のラオウ兄貴だったら俺が死んゃうよ!!」

トキ「心配するなジャギ!こんな幼子に北斗剛掌波など放てるはずはない・・・もし出たとしても扇風機の弱風位だろう」

ジャギ「ほ・・・本当かよ・・・仕方ないなぁ~手加減してくれよラオウ兄貴・・・」

らおう「うむ!承知した・・・いくぞジャギ!!ぬぅぅぅぅぅ~!!!」ズゴゴゴゴ・・・

ジャギ「え・・・ちょっと・・・何か大気が震えて・・・ヤバいんでないかコレ?」

ケンシロウ・トキ「ごくっ・・・何と凄まじい闘気だ・・・」

らおう「ぬはぁ~!ほくちょごうちょうは~!!!」しーん・・・

ジャギ「は!へっ・・・言えてないし・・・助かった?」

ケンシロウ・トキ「か・・・可愛いなぁ~///」

少し遅れて・・・らおうから放たれた闘気ドバァァァァァァァァァッァン!!!

ジャギ「えっ!?・・・じゃぎぎぎぎぎぎゃ~!!!!!」


トキ「どうやら本物のようだ・・・もう疑う余地は無い・・・これ以上の犠牲を出さない為にも・・・疑って申し訳ない兄者・・・」

ケンシロウ「本当にすまなかった・・・ラオウ兄さん・・・ジャギお前の尊い死は無駄ではなった・・・」

らおう「はぁ~ようやく・・・うぬらに解ってもらえたか・・・ジャギ手加減できぬこの兄を許せ・・・安らかに眠ってくれ・・・」

ジャギ「勝手に殺すな~!!!!!いててっ・・・何が扇風機だよ・・・f4クラスの竜巻に巻き込まれた気分だぜ・・・まったく」

トキ「・・・しかし兄者・・・とうしてこの様な事に?」

らおう「うむ・・・解らんがアミバドットコムで買った低周波で秘孔を刺激して腹筋を鍛えるベルトを使ったとこまでは記憶があるのだが・・・」

ジャギ「ちょっ!それ以上鍛えてどうするんだよ・・・兄貴~」

ケンシロウ「アミバドットコム・・・大手ネット通販サイトで?まさか黒王号の餌も?」

らおう「うむ・・・安かったでな・・・それに黒王号も気に入っておったは!」

トキ「・・・どうやら・・・ソコに原因が有りそうだが・・・」

らおう「うむ・・・そうかでは早速にでも殴りこんでみるか・・・ん?ところでアミバドットコムの場所知ってるおるか?」

ケンシロウ「いや・・・」

ジャギ「そういえば知らない・・・」

トキ「まぁ・・・仕方がないな・・・とりあえずもう夕飯時だ・・・確か今日はケンシロウと私が夕飯の当番で・・・」

ジャギ「俺が・・・風呂当番だった・・・ラオウ兄貴すぐ沸かすから怒らないでくれ!確か熱めがイイんだったっけ?」

らおう「うむ・・42℃にしてくれ!我は夕飯前に風呂に入る派だからな・・・急げよ!」

数十分後

らおう「ジャギ!ジャギ!ちょと来い!!」

ジャギ「どうしたんだよ~兄貴?俺はちゃんと42℃にしたぜ?・・・ぶっ~!!!(す裸の幼女・・・・ラオウ兄貴だと解っているのに何という破壊力!!!)」

らおう「すまんな・・・ちょっと一人では無理そうだ・・・水深も深い・・・手伝ってくれんか?・・・?どうしたジャギ?」


ジャギ「い・・・いや・・・何でもない・・・何でも・・・」

らおう「ん?ついでだから・・・ジャギも一緒に風呂に入らぬか・・・補助がないとつらいのでな?いや・・・すまん溺死しかねないのでお願いだから一緒にいてくれ・・・」

ジャギ「そ・・・そ・・・そんな・・・無理だよぉぉぉぉぉ~」

さらに数十分後・・・

トキ「夕飯できたぞぉ~・・・ん?どうしたジャギ?なんか極度にヤツレてるな・・・」

ケンシロウ「今日はマーボ豆腐とチンジャ・・・むおっ!!ジャギ兄さんどうしたんですか?」

ジャギ「気にしないでくれ・・・俺は負けたんだ・・・自分自身にな・・・ははっ・・・燃え尽きたぜ・・・」

らおう「何か・・・我と風呂に入ってから・・・この調子なんだなジャギは?・・・気にするなジャギ・・・ヌシの洗い方とても心地よかったぞ!」


ケンシロウ・トキ「なるほど幼女の全身を・・・我らの一子相伝の暗殺拳・・・最初の犠牲者第一号はどうやらジャギ・・・貴様のようだ!っうあぁぁぁ!北斗八悶九断!!!」

ジャギ「なんでそうなる~!!!ちょ・・・二人にで9つに寸断されたら俺どうなるのよ~!!!」

らおう「ついでに苦しみも二倍よの・・・フザケでないで早く飯にしようぞ!我は空腹だ!」

北斗八悶九断・・・それは8つの苦しみを与え、体を9つの破片に爆発散させ、相手の息の根を止める秘拳である・・・

そして食後・・・

tv「八時のニュースの時間です・・・昨日中野区の路上でまた上半身裸で全身に油のようなもの塗り「げきへきはいすいしょう」と奇声を上げ女性の胸部に触れる男が現れ・・・警察では情報の・・・」

トキ「はぁ~この辺も物騒になってきたな・・・」

ケンシロウ「本当ですね・・・ラオウ兄さんも気をつけてくださいね・・・今は一応女の子なんですから・・・」

ジャギ「兄貴は大丈夫だろ・・・」

らおう「無論だ・・・万が一そのような者に出くわしたら即座に肩の「鏡明」でも突いて腕を落としてやるわ!フハハハッ・・・ふぁ~あ何か眠くなってきはわ・・・」

ジャギ「普通は まず110番だから・・・あ・・・じゃあ布団しくわ兄貴ちょっと待っててくれ・・・ケンシロウ手伝え!」

ケンシロウ「仕方ないな~」

こうして北斗診療所のササヤカな・・・休日は終わったかに見えた・・・


その深夜・・・

らおう「うぬぅぅぅ~足が動かぬ・・・まさか・・・我が恐れを抱いていると言うのか・・・しかしこのままでは・・・うぅっ」フルッ・・・

真っ暗な廊下の前で立ち尽くす・・・らおう

らおう「ぬぅ・・・背に腹は変えられん・・・ここは恥を忍んで・・・ケンシロウ!ケンシロウ起きろ!起きてくれ!!」ケンシロウを揺する・・・

ケンシロウ「zzzz・・・あへぇ?ゆりあ~?へへへっ///まってくれよ~zzzz・・・へへっ~ゆりあ~つかまえた~ちゅ~う///」急にラオウに抱きつく

らおう「うぬぁ~やめろケンシロウ~我はいま~!!!」

必死にケンシロウの魔の手から逃れた・・・らおう

らおう「ふぅ~ふぅ~・・・何とかまだ・・・このヘンタイめ!しかたない・・・ジャギ!・・・ジャギ!!お願いだ起きてくれ!!」ジャギを揺する・・・

ジャギ「・・・ばわ!むにゃむにゃ・・・ばわ!すぅ~すぅ~・・・ばわ!むにゃむにゃ・・・ばわ!すぅ~すぅ~・・・ばわ!」爆睡状態のジャギ・・・

必死にジャギを起こそうとする・・・らおう

らおう「まったく起きる気配が無い・・・しかしナントいうイビキだ・・・もうトキ兄さんしか・・トキ?」トキを揺すろうとして・・・

トキ「・・・・・・・・・・・・・・・・」しーん・・・


らおう「ん?なんか体が小さくなったんで思わず兄と呼んでしまったが我が長兄・・・そんな事よりトキが息をしていない・・・トキしっかりせい!トキ~!!!」

トキ「・・・・・・・・・・・・・・・・」しーん・・・

突如トキの頭上に死兆星を見た・・・らおう

トキ「・・・どぶれぶぁぶふッぷはぁ~!」突如息を吹き返すトキ

らおう「ビクッ!!!はうっぁ・・・ァ・・・う」チビッ・・・

トキ「すぅ~すぅ~・・・」穏やかな寝息にもどる・・・

らおう「うぅ・・・脅かしおって・・・すこし出てしまったではないか・・・仕方ないもう少し明るくなるまで我慢・・・すぅ~すぅ~・・・」

そして朝?・・・

らおう「ぬぅうぅ~この廊下はこんな長かったのか?幼女になったせいか・・・なかなかトイレにたどり着けない・・・ううっ・・・このままでは!おっ!良かった・・・やっとトイレのドアが見えて・・・・」

しかしそれは・・・

らおう「すぅ~すぅ~・・・よかった・・・間に合った・・・よもやこの「せいきまちゅはちゃけんおうらおう」が・・・すぅ~すぅ~・・・はぁ~よき心地だあぁ・・・・・・すぅ~すぅ~」しょわっ~しょろろろ~じわぁ~・・・

らおうの夢であった・・・

そして本当に朝・・・

ケンシロウ「ジャギ~朝飯まだぁ~早く~?」

ジャギ「うるせぇ~ケンシロウ!今出来たから騒ぐなよ!ちきしょ~今日の当番はラオウ兄貴だってのに・・・まぁ~あれじゃ仕方ないか・・・」

トキ「ん?そういえばラオウ兄者は まだ起きてこないのか?」

ケンシロウ「そういえば・・・いつも一番早起きなのに?ジャギ兄さん起こしてきてください!」

ジャギ「ケンシロウ・・・お前って兄使い荒いよな・・・まぁイイやちょっと起こしてくるわ」

その頃・・・らおうは・・・

らおう「ぬぅうぅ~・・・よもやこの「せいきまちゅはちゃけんおうらおう」が・・・まさかこのような事を・・・弟達に知られるわけには・・・どうしようビショビショ・・・トイレ行ったの・・・夢だった・・・しちゃったよ~ううっ~」

ジャギ「ラオウ兄貴~朝だぜぇ~!!朝飯の時間だぜぇ~!!!」

らおう「ビクッ!!!・・・・じゃ・・・ジャギ・・・」

ジャギ「?なんだ起きてるのか~兄貴?どうしたんだよ?布団のなかにうずくまって?ほら~出てきてくださいよ~」


らおう「じゃ・・・ジャギやめろ~我は今日は起きん!!この布団より一歩も外には出ん!!」

ジャギ「なにを言って?具合でも悪いんすか?それならなおさら起きて・・・トキ兄さんにでも見てもらいましょうよ!ほら!」

らおう「ジャギやめろ~死にたくなくば速攻やめろ!!われは一生布団から出ない!!!」

ケンシロウ「遅いな~なにしてんだよ!も~味噌汁冷めるだろ~」

トキ「兄者・・・何をしておられるので?」

らおう「ビクッ!!!・・・ケンシロウそしてトキまで・・・ぬうううぅ~我・・・北斗の長兄にして「せいきまちゅはちゃけんおうらおう」が命ずる・・・この布団・・・ナンビトたりとも剥がすことは・・・あっ!!!」

ケンシロウ「えぇ~い!!!面倒だ布団引っぺがしてやる!北斗お布団爆砕拳!へぁッたぁ~ぁ!!!ぁたぁぁぁ・・・・ぁ?・・・・あっ!!!!」

ジャギ・トキ「あっ!!!!」


トキ「兄者・・・コレは・・・まさか・・・このシミは・・・オネ・・・」

ケンシロウ「あぁぁ~ラオウ兄さん~オネショですか~これ~wwwwまじですか~wwww」

らおう「ううぅ///ち・・・違う・・・断じて違う・・・!!!これは・・・あ・・・汗・・・寝汗だ!重篤な寝汗だ///」

ケンシロウ「汗って・・・無理であるでしょwwwwまじですか~wwww」

トキ「兄者・・・コレは確実にオネショ・・・おイクツになられて?」

ジャギ「ちょ・・・ケンシロウ・・・トキ兄さんまで!そのくらいでやめろって・・・ラオウ兄貴は今見た目小学生ぐらいなんだから・・・」

らおう「ううぅ・・・グスッ・・・///わ・・・我の名前を言ってみろ・・・」

ケンシロウ「は?ラオウ兄さん?」

ジャギ「ちょ・・・兄貴それ俺のセリフ・・・」

らおう「我の名前を言ってみろぉー!!!」

トキ「兄者・・・ラオウ?」

らおう「そうだ!!!我は北斗の長兄にして「せいきまちゅはちゃけんおうらおう」がよもやオネショなど・・・」


ケンシロウ「相変わらず言えてない!北斗の長兄偉大なラオウ兄さんなら素直に認めなさい!!ねぇトキ兄さん」

トキ「兄者もうお認めになっては・・・」

らおう「ううぅ・・・ふえぇぇぇ~ん///違うもん・・・違うもん・・・断じて違うもん!うえぇぇぇ~ん///」

ケンシロウ・トキ「か・・・可愛いなぁ~///」

ジャギ「あ~ほら泣いちゃった・・・ケンシロウ・・・トキ兄さんやりすぎだぜぇ~まったく・・・」

らおう「ううぅ・・・うぬらが悪いんだ!起こしたのに・・・起きぬから!うえぇぇぇ~ん///」

ケンシロウ「へ?!怖くて一人でトイレ行かなかったとか?ぷっ!」

トキ「兄者が?ぶっ!!」

らおう「ぬぅぅう~我を馬鹿にしおって///ほくちょごうちょうは~!」

ジャギ「わぁ~!まて!まってラオウ兄貴!室内はまずいっす!!!そ・・・それよりお風呂・・・シャワー浴びに行きましょうぜ・・・このままってはけにはね?」

らおう「う・・・うむ・・・」

ジャギ「トキ兄さん達は布団の洗濯を・・・」

ケンシロウ・トキ「まて・・・ジャギ!ラオウを風呂に入れるのは俺(私)だ!」


ジャギ「な・・・・何をそんな怖い・・・顔して・・・ちょ・・二人とも・・・」

ケンシロウ「だまって俺に幼じょ・・・いやラオウ兄さんを渡せ・・・さもなくば醒鋭孔を・・・」

ジャギ「わばばぁ・・・その秘孔を突くのはやめ・・・龍頷だけは突かないで~やめて・・・触れるな~!!」

トキ「いや・・・ジャギ・・・私に渡すのだ・・・そうすれば気持ちよく死ねるぞ・・・北斗有情拳でな・・・」

ジャギ「わらばぁ・・・結局死ぬのかよ!た・・・たすけてくれ~!!」

らおう「トキ・・・ケンシロウやめるのだ!我がジャギを所望しておる!!」

ケンシロウ・トキ「なっ・・・バカな!!なぜ!!!」

らおう「まず・・・ケンシロウ!うぬはヘンタイだ!!!論外だ!!!」

ケンシロウ「なんで!!何でなんでですか?兄さん!」

らおう「自分の胸に問うがいい!つぎにトキ・・・お前は何か怖い・・・心臓に良くない・・・」

トキ「兄者・・・そのような不可解な理由で・・・」

らおう「さて・・・風呂場に向かうぞ!付いて参れジャギ!!」

ジャギ「ふぅ~助かった・・・待ってくださいよぉ~兄貴~」

ケンシロウ「仕方ないな~布団洗いましょうか・・・トキ兄さん・・・」布団クンカクンカ・・・

トキ「解らぬ・・・いやケンシロウは確かにヘンタイだった様です兄者・・・」

場所は変わって風呂場・・・

らおう「うぅ~・・・世話をかけてすまぬ・・・ジャギ・・・ぐすっ・・・」

ジャギ「気にしないで下さいよ~昔 俺がよく寝小便たれで・・・兄貴が良くこうして洗ってくれましたよね・・・あっシャワー熱くないス?」シャ~シャ~ゴシゴシ

らおう「うむ!ちょうど良い・・・そうだなケンシロウのやつもヤラかす癖に先のようにお前を良くからかっておったな・・・」

ジャギ「そうなんすよね~アイツは・・・まったく・・・自分がヤラかしたときはピーピー泣くくせに・・・本当にあの頃は兄貴がいつも俺のことかばってくれて・・・」

らおう「はぁ~・・・しかしコレではもう・・・どちらが兄か解らぬな・・・ハハハッ・・・・はぁ~」

ジャギ「そんな事はないっすよ!どんな事になってもラオウ兄貴は俺の尊敬する偉大な兄貴すよ!あ・・・でも今は偉大な姉貴っすかね?ハハハッ」

らおう「このような幼女がうぬの姉貴とは酔狂な事を・・・ありがとうジャギ・・・」いやジャギお兄ちゃんか・・・ボソっとそう呟くらおう・・・

ジャギ「?何か言ったすか?」

らおう「な・・・何もいっておらん///」

ジャギ「あ!そういえば服とかどうしましょう?シャツ一枚だけって言うのも・・・買いに行くしかないっかね?」

らおう「そうだな後で買いに行くぞジャギ」

ジャギ「了解っす!」


一方その頃・・・近所のコインランドリーでは・・・

トキ「自宅の洗濯機では無理だったのでコインランドリーまで来たが・・・ケンシロウいつまでそうしているのだ?」

ケンシロウ「もうあと3分だけ・・・3分だけ待ってください!」布団クンカクンカ・・・布団クンカクンカ・・・布団クンカクンカ・・・すはぁ~すはぁ~

トキ「・・・やはり貴方の言う通りケンシロウは確実にヘンタイだった様です・・・しかも重症でしたよ・・・兄者・・・」

それから約一時間ほど後・・・北斗の兄弟達は・・・

もめていた・・・

ジャギ「だから・・・俺とラオウ兄貴で服を買いにいくって言ってるだろ!ラオウ兄貴もお前はヤダって言ってるし・・・何回言わせるんだ?このバカはよぉ~!」

ケンシロウ「寝言は寝て言え・・・俺がラオウ兄さんと買い物に行くのだ!誰がナント言おうとな・・・さぁ生か死か好きな方えらべ・・・」天破の構え・・・を取ろうとする・・・

ジャギ「うわっちよッ!はぁ~相変わらず・・・言う事とやる事がメタメタな・・・あっ!ケンシロウ空飛ぶハート様が!」とっさに天を指差す

ケンシロウ「ぬぁに!!」思わず天を仰ぐケンシロウ

ジャギ「じゃ~ぎゃたぁ~!!」ビジューイン!ケンシロウの左脇の辺りを突くジャギ・・・

ケンシロウ「うっ・・ぐぁぁ・・・ジャギ貴様・・・まさか!・・・体が動かん・・・!!」

ジャギ「ぬははぁ~新壇中を突かせてもらった・・・前にトキ兄さんが手加減して お前が自力で解除してエライ目にあってたからな・・・かなり強烈に突いておいた!しばらく大人しくしていろ!このバカ!」

ケンシロウ「だまし討ちとは・・・ひ・・・卑怯な・・・!!」

ジャギ「ぬひゃやぁ~!勝ちゃぁ~いいんだよ!勝ちゃぁ~!兄弟げんかなんてのはなぁ~!!」


トキ「・・・勝ち誇ってるとこ悪いがジャギ・・・お前が幼女など連れていたら3秒でシャバの空気を吸えなくなるぞ・・・しかもシャツ一枚の姿の幼女なのだからな・・・」

ジャギ「あっ!・・・まぁ確かにそうっすね・・・じゃラオウ兄貴は申し訳ないけど留守番ですね・・・とりあえず俺が服だけでも買いに・・・」

トキ「お前が女児用の服など買っていたら・・・確実に通報されるだろ・・・そこで・・・ここはこの清廉潔白な顔立ちの私がラオウ兄者と買いに行って来よう!」

ジャギ「仕方ないっすね・・・・ん?・・・ばわっ!?ちょっと・・・ラオウ兄貴連れてく気なんすか!・・・自分で言っといて本末転倒な・・・トキ兄さんが捕まるッスよ・・・」

トキ「何を言うかジャギ!この一片の曇りもない聖人君子たる私をナンビトたりとも捕えることなど出来はしないのです!」

ジャギ「どっから湧いてくるすか・・・その自信は!」

らおう「うむ・・・どこから得体の知れない自信が湧くのだろうな?・・・やはりトキは怖い・・・絶対トキとは行きとうないわ!トキ・・・うぬ一人で買いに行くがよい!!」

トキ「そんな・・・ラオウ兄者まで・・・」

ジャギ「あっ・・・もうすぐ九時すね診療開始時間っす・・・トキ兄さんは買い物なんで午前は自分が代わりに診察するっすよ!」

ケンシロ「ジャギ兄さん~!許して下さい!早くコレ解除してください!お願いです!ぐあばぁ~・・・緊急事態です・・・腹がぁぁぁ!」ぎゅるるる~

ジャギ「ぬあばぁ!今解くから・・・早まるなよケンシロウぁぁぁぁぁぁ!!!」

こうして今日も北斗兄弟の慌しい一日が始まるのだった・・・


トキ「仕方ないな・・・少し仕度して買出しに行くとするか・・・ジャギ任せたぞ!何かあったらケータイにな!」

ジャギ「了解っす!」

ケンシロ「あ~ぁ・・・何かラオウ兄さんに嫌われてるし・・・ちょっとシンの店に喫茶「king」でも行くかな~何だかんだいってもアイドルグループjmaのファン御用達・・・ユリアで語れるしね~レイも誘うかな・・・

     あ~でもアイツはアイリ派か・・・いいよな~妹がアイドルなんて・・・爆発しろ!いや全身から血をふいて死ねばいいのに!」

らおう「新血愁でも突けばよかろう・・・ちなみに我はマミヤ派だ!ふぅ~ウ○コタレヘンタイのケンシロウがいないなら安心して黒王号と戯れられるわ!」

ケンシロ「ラオウ兄さんじゃないし!間に合いましたから!!!新血愁そのてがありましたか!!!」

らおう「なんだと!やはり・・・うぬは死にたいと見た!受けてみぃ~このらおうむちぇきの拳「てんちょうほんれちゅ」を!どうぁ~!!!」オゴゴゴゴォ・・・

ケンシロ「ぷっ!言えてない!あ・・・けどこのモノ凄い闘気は本物・・・マズイ!!!うわぁぁぁ~ごめんなさぁ~い!!!!」

ジャギ「はぁ~・・・ケンシロウも兄貴もソコまでにしてくださいよ!!新血愁なんて怖いことも言ってないで・・・ケンシロウまた激論で乱闘騒ぎ起こすなよ・・・それと午後の診察はお前だからな・・13時までに帰ってこいよ!」

ケンシロ「わかりました~!!!」

らおう「むぁてぇ~ケンシロウ!!!」

ジャギ「はぁ~疲れた・・・気を取り直して診察今日も元気に開始っす!」


こうして今日も奇跡治療院・・・北斗診療院の診察が開始されたのだった・・・

ジャギ「えっと・・・まず今日の最初の患者は星野さんか初診の方すっね・・・星野さぁ~ん!星野芽衣子さぁ~ん!」

女性患者「・・・・ふぅ」

付添の少年「あっ!ほら!メイテ・・・じゃなかった姉さん呼んでるよ!」

女性患者「あら・・・そうね・・・行きましょうか・・・鉄郎・・・うぅ」ふらっ・・・

付添の少年「大丈夫?しっかりしてよ・・・姉さん!」

ジャギ「ぬばわぁ!?(ス・・・すんごい大美人だすなぁ~)・・・あっ・・・どうぞココに座って下さい///」

女性患者「はい・・・」

ジャギ「えっと・・・まず症状なんですが?問診表に書いてもらったのは・・・眩暈・・・酩酊感・・・吐き気・・・微熱ですね?」

女性患者「はい・・・色々な惑星の病院で・・・」

ジャギ「へぁ!?・・・わく・・・せい?(美女だけどイタイ系の人なんすかね?)」

女性患者「あ・・・いえ色々な医療機関で診察を受けたのですが・・・原因が・・・」

付添の少年「そ・・・そうなんだよ・・・姉さんの症状が改善しなくて・・・それで・・・ココの噂を・・・藁にもすがる思いで・・・」

ジャギ「な・・・なるほどっす・・・辛かったですね?ちょっと触診させてもらいますね?痛かったり違和感があったら言って下さい(マガイなりにも医者でよかったぁ~っす!!)」

付添の少年「メイ・・・姉さんに変な事したら・・・ぶち抜きますよ!!!」腰の銃のようなものに手をかける

ジャギ「ぬぁ!?銃?まさかっ・・・ね(コルトドラグーンなんてね~オモチャすね確実に)・・・大丈夫心配ないっすよ少年・・・10分か15分位待合室で待っているすよ!」

女性患者「鉄郎・・・先生の言う通りに・・・」

付添の少年「・・・解りました・・・姉さんをよろしくお願いします!・・・もう・・・先生だけが頼みの綱です!!」

女性患者「・・・先生よろしくお願いします・・・」

ジャギ「まかせろ少年!!少年の評価も藁から綱にグレードアップもしたしな!!!ハハハッ!!!」


ジャギ「さて診察再会っと・・・では触診させて・・・・て?・・・てぇ?てぁ?・・・はびれぶぁ~ばっ!!!!ちょ・・・なななななな!!何をしてるっすかぁーーー!!!!」

女性患者「?・・・いえ触診と言われましたので服を・・・あの・・・?ブラも外した方がイイでしょうか?」

ジャギ「そりゃイイッすけど・・・じゃない!!服の上からの触診ですから即刻着てください!!!・・・びっくりしたっす~秘孔突かれたワケでもないの目がひっくり返りそうっす・・・(美人は痴女でした・・・はぁ~)」

女性患者「///すみません・・・つい・・・///」

ジャギ「はぁ~まぁ・・・気にしないで・・・後ろ向いてください・・・触りますよ?ココどうですか?痛いですか?」

女性患者「ぁ・・ぁうぁん!あぁ・・・痛いです・・・」

ジャギ「つぎ・・・ここは?」

女性患者「っ・・・ぁひぁん!あぁんぁ・・・・痛いです・・・けど少し気持ちいいです・・・」

ジャギ「ふむ・・・長時間同じ姿勢でいるような事はありますか?」

女性患者「ぁぁあ・・・ハイ・・・列車で旅をしてますので・・・」

ジャギ「旅行が趣味ですか?それが原因かも知れませんね~「頚性神経筋症候群」ですコレ・・・首の骨格筋肉・・・それと経絡に少し異常が見られます・・・」

女性患者「あの・・・治りますか?」

ジャギ「はい・・・大丈夫です治りますよ!治療なんですが・・・これから秘孔・・・一種のツボを刺激します・・・いきますよ?人によっては少し痛みを伴いますが・・・いいですか?」

女性患者「あ・・・はいお願いします・・・」


ジャギ「それでは・・・じゃぎゃたぁ~!!」キュピーン・・・ピシュイーン・・・

女性患者「んっ・・あっ・・あぁ・・・っあぁぁぁぁぁぁぁぁふぁぁ~ん!!!」嬌声が響き渡る・・・

ジャギ「ビクっ!!!!・・・あぁ・・・あの大丈夫っすか?(敏感なのか?美女は痴女で過敏でした・・・す)」

女性患者「いっう・・あっ・・あぁ・・・ハ・・・ハイ大丈夫です///・・・あら?体が軽く楽になりました!先生これは?」

ジャギ「そ・・・そうですか(失敗したかと思ったすよ)・・・筋肉の硬直をほぐしで骨格を矯正しました経絡の異常も緩和しています・・・治療は以上ですが・・・念のため一週間程度したらもう一度来て下さいね」

女性患者「ハイ!ありがとうございます!」

付添の少年「メ・・・メーテルー!!だ・・・大丈夫凄い声が・・・先生なにが!!!」

女性患者「うっう~恥ずかしい///だ・・・大丈夫よ鉄郎!ほら!!」

付添の少年「よかった・・・ほっ・・・すごいな~いきなり元気になるなんて!!」

ジャギ「よかったな少年!!」

付添の少年「ありがどぅ・・・うううぜんぜぁえ~わぁぁ~ん!!」

ジャギ「泣くなって少年・・・漢だろう?」


ジャギ「あ・・・で星野芽衣子さんでしたっけ?同じ姿勢でいる時は・・・とりあえず30分に一度程度全身を軽く動かすような体操をしてみてくださいね」

こうして・・・次々と患者を診察治療していくジャギ・・・

ジャギ「ふぅ~・・・現代病患者ってのは治しても治しても減る気配がなイッスね・・・十二時半過ぎ・・・この患者でラストっすね・・・あまた初診っすか?日系人すかね?東郷さぁ~ん!デューク・東郷さぁ~ん!」


ジャギ「あの~東郷さん?壁にもたれかかってないで・・・どうぞソコに座って下さい・・・あと禁煙ですココ・・・」

東郷「・・・すまない」

ジャギ「・・・いえ・・・えっと症状は・・・利き手・・・右手の痺れ・・・タバコも持てないほどの?」

東郷「・・・そうだ」

ジャギ「現在症状が出てると?・・・ちょっと手を握ってくれます?」

東郷「俺は利き手を他人に預けるほど自信家じゃ無い・・・」

ジャギ「あ・・・いや・・・診察ですので・・・さぁ」

東郷「・・・わかった」

ジャギ「確かにほとんど力が入ってないですね・・・失礼ですがご職業は?」

東郷「・・・商社員・・・日東商事勤務・・・」

ジャギ「・・・各種武術の心得がありますね・・・いやカナリの熟達者ですね(う~む貴様のような商社マンがいるか・・・と言いたいが・・・)」

東郷「・・・」


ジャギ「・・・それは知らぬが身のため・・・と」

東郷「・・・あぁ・・・お互い同じ種の犬・・・同じ匂いには敏感か・・・」

ジャギ「そうですか・・・それはさておき症状だけ聞くとギラン・バレー症候群のようですが・・・前駆症状として微熱・・・扁桃炎・・・胃炎は見られませんね・・・」

東郷「・・・」

ジャギ「普通はソレらの症状が一週間ほど前から発生して・・・麻痺も基本は下半身が多い右手だけと言うのは・・・」

東郷「・・・他の医者からもそう聞いている・・・治療可能か?」

ジャギ「まずは・・・触診させて下さい・・・まず右腕・・・」

東郷「・・・あぁ」

ジャギ「ふむ・・・つぎ後ろ向いてください・・・触れますよ・・・ばわ!?いきなり振り返って何したいんですか?(あっパンチが!よっと・・・スローっすね・・・)」

東郷「・・・背後に不用意に立たれる事を・・・俺は・・・あえ!?(あれ・・・スカった?)」いつも通り・・・お約束だし殴ってみたが手ごたえが無い・・・

ジャギ「・・・急旋回なんかして・・・なにやってるすか東郷さん?鳩が豆鉄砲くらった様な顔して?真面目に診察受ける気あります?触れますよ・・・」

東郷「あぁ・・・すまない」


ジャギ「・・・ふ~む・・・経絡にも筋肉骨格にも特に異常は無いですね・・・メンタルな問題かも知れないですね・・・ちょっと待ってもらえます?

    トキ兄さんに電話を・・・あっトキ兄さん?カクカクシカジカなんだけど?・・・うんそう・・・わかった」

東郷「・・・」

ジャギ「・・・お待たせして申し訳ない・・・あと一時間位でコノ診療院で一番腕の良いトキ兄さんが帰ってくるですが・・・どうします?」

東郷「・・・これから仕事が有る・・・今日だけでもどうにかならないか?」

ジャギ「・・・そうですか・・・では一時的に筋力を上げる秘孔を突いてみますか?・・・24時間位は効果があるんですが・・・副作用として一週間程度ひどい筋肉痛が有りますが?」

東郷「・・・よろしく頼む・・・」

ジャギ「・・・ではちょっと痛いですが・・・じゃ~ぎゃじゃぎゃじゃぎゃたぁ~おぁたぁ~!!」キュピーン・・・ピシュイーン・・・チュピーン

東郷「ご・・・ご~る・・・ごだぁ~ばぁ!!!」絶叫!

ジャギ「どうでしょうか?」


東郷「・・・ちょっと・・・どころの痛さじゃない・・・しかし・・筋力は回復したようだ・・・普段の70%位だが・・・これなら」

ジャギ「よかったですね」

東郷「ありがとう・・・また来る・・・コレは礼だ・・・釣りはいい・・・」バサッと札束

ジャギ「あ・・・ちょい待ち!!」

東郷「・・・ん?」

ジャギ「$じゃなくて¥でお願いするっす・・・それと3000円きっかりでいいっす!!」

東郷「あぁ・・・すまない」

ジャギ「気を付けるすよ・・・メンタル意外と弱いんすから!次回は事前に電話するすよ・・・・トキ兄さんの治療を受ける為に」

東郷「あぁ・・・解った」


ケンシロウ「ただいまぁ~ジャギ?今のは?ヤの付く人はお断りだろ?何か凹んでしょげてたけど・・・」

ジャギ「同業者だよ・・・(まぁ暗殺拳で暗殺した場面が思い出せんが・・・)しかし13時ジャストかよ・・・もう少し余裕を持って帰ってこいよ・・・」

ケンシロウ「はぁ~?あんな面構えの医者がいるか!・・・悪かったよギリでシンのオリ○ント工業の特注超リアル等身大人形がユリアだけじゃなくマミヤとアイリも加わったんでつい!あっレイには内緒ねしばらく」

ジャギ「医者じゃねぇ・・・まあいいけどシンのヤツまた人形に使ったのか関東一円に喫茶「king」のチェーン店出す資金を・・・お前飯は?」

ケンシロウ「あぁ~「king」ですました!ランチ500円+100円でサラダバー食べ放題だから助かる」

ジャギ「そうだな・・・コーヒー大した事無いのにランチとサラダは旨いからな~確かランチ2時までだっけ?俺も食いに行くかな」

ケンシロウ「そうだが!今日はお前の好きなポークソテーだったぞ~」

ジャギ「まじかぁ!!あっ!ラオウ兄貴・・・どうしよう・・・」

らおう「ジャギ診察終終わったんだろ?腹減ったぞ!」

ジャギ「はいぃ~ただ今参ります・・・ケンシロウ任せた!」

ケンシロウ「あぁ・・・いいなジャギは幼女・・・じゃなかったラオウ兄さんと仲良しで・・・さて診察・・・えっとあぁ~裏のばあちゃんかまた顎か?・・・田中さぁ~ん」


老婆「ぷゲッ・・・・はがいでぇ~・・・」

ケンシロウ「おいおい・・・ばあちゃん・・・虫歯なら歯医行けよ・・・痛み止めの秘孔打つから・・・」

居間・・・

ジャギ「のわっ!!兄貴・・・どうしたんです・・・これ?」

らおう「うむ・・・一応昼飯当番だしな・・・小さな体躯で頑張ったのだ!褒めろ!!らおうとくちぇいちょい辛キムチチャーハンだそ!心して喰え!!」

ジャギ「アニキァ~最高に凄いす!!!!!あばぁ~!!!嬉イッス!!!最高に嬉いっす!!!ぶぇぁぁぁぁぁん!!!」感涙!!

らおう「むぉっ!!泣くなジャギよ漢だろ・・・さぁ喰おうぞ!!!」

らおう・ジャギ「いただきまぁ~す!」

らおう・ジャギ「あぁ~ん!ぱくっ!!」レンゲにいっぱいチャーハンをすくい口に頬張る

らおう「このなりで・・・かかなか美味く出来たもんだ・・・うむうましッ・・・・・・・・ぐむぁ!?」

ジャギ「これは!!兄貴最高に美味いっ・・・・・・・・わばぁ!!!!!」

らおう・ジャギ「おごぁぁぁぁぁあぁぁぁ!!!!ちょげぁ~辛いげぁぁぁぁぁぁぁぁあぁ!!!水を・・・水をくれ・・・車二台分よこせ・・・ぐはっ!!!」


しばらくて・・・

ジャギ「・・・ふぅ~げっぷ・・・完食するまでにドラム缶一本分ぐらい水を要しましたが・・・」

らおう「すまぬ・・・ジャギ・・・隠し味のデスソース入れすぎた二本くらい・・・何も完食することは無かったのに我の分まで・・・ごめん・・・ぐすっううっ・・・」

ジャギ「わわ!気にしないでいいっすよ!実際に美味しかったですし(口に入れた瞬間は激ウマ・・・そして不思議と後引くっすよね~アノ地獄の様な辛さが・・・)せっかく兄貴が頑張って・・・」

らおう「プッ・・・キャははッ!ジャギ面白い顔!唇タラコ!キャハハハッ!」

ジャギ「確かに唇が痛いっすが・・・うわっ触ってみるとエライ事に・・・(兄貴が少女見たいに笑ってるっすね・・・この激痛も無駄では・・・ヤバイなぁ~唇だけ醒鋭孔状態っす・・・)」

・・・ズシン・・・ズシン・・・ズシン・・・ズンッ!!

らおう「きゃっ!!///・・・ジャ・・・ジャギ地震か?何だこの地鳴りは!!(うぅ~恥ずかしい声を出してしまった・・・///)」

ジャギ「わ・・・わからないっす!何か近づいて来る気が・・・あっ!まさか!」

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