亜季「どうか…私たちにお付き合いください」 (242)

※複数P世界、安価スレ
エロ・鬼畜は安価下
誤字脱字・駄文・亀注意
冒険が続きます………


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心「いいじゃねえか………付き合えよぉ……」
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の続きです
まさかの3部作でお届けする66-3作目
中国大決戦編(仮)

香港 空港

P「持ってて良かった自家用ジェット機。」

真奈美「亜季君のフライトテクニックも中々の物だったよ?」

亜季「いえ、私など木場殿の足元にも及ばないであります!」

真奈美「何、そう遠慮する事は無い。私から見ても大した物だ。」

亜季「……お褒めに与かり光栄であります!」

泉「もう何でもありね……クルーザーとかも持ってるのかしら?」

P「ああ、持ってるぞ。ちなみに島も幾つか持ってる。これが終わったら俺自慢のプライベートビーチを案内してやろう。」

泉「そう、楽しみにしてるわ。」

P「…マキノも来るか?」

マキノ「…………気が向けばね。」

P「……はいはい。」

真奈美「…さてと…泉P君、改めて今日の予定の確認を頼む。」

泉P「…分かりました。今日の内にすべき事は二つあります。一つ、拠点の確保。二つ、次にまず香港に来た最大の理由ですが……楊家の協力を仰ぎます。」

マキノ「……楊家……香港を拠点として世界中の華人ネットワークを持支配する巨大組織……………」

泉「……そんなところと協力して国に喧嘩を売るなんて…いよいよ戦争ね…」

真奈美「……正規の方法では間に合わん。楊家の現当主とは多少の面識がある。」

マキノ「……あなた何者なの………?!」

真奈美「フフッ…一介のアイドルさ。」

P「現当主とは俺も多少面識がある。」

マキノ「……?!」

亜季「私もお話させていただいた事があります。」

マキノ「…………だ、だから……あなたたちは何者なのよ……?!」

P「プロデューサー。」

亜季「アイドルであります!」

マキノ「……………」

P「…まあ、実際は村上さんに誘われたパーティーで知り合いになったんだよ。」

マキノ「………そう言えば……村上組の娘が居たわね………」

真奈美「今回も巴に特別に会ってもらえるように話を通してもらっている。彼女には暫く頭が上がらないな…」

泉P「……二つ言わせて頂きたい。一つ、まだ面会の約束を取り付けただけです。二つ、果たして和を尊重する楊家が我々に協力してくれるのか………」

真奈美「>>9

協力させるしかないでしょう

真奈美「協力させるしか無いだろ……彼らの力が無ければ……それこそ一国を動かす事は出来ない。」

泉P「……その意見に賛成します。Pさんと雖も中国には地盤が無い。」

P「日本の国内だったらわりと顔が広いんだがな………」

亜季「………賭けてみるしかないであります!」

泉「……いざとなれば…………」

泉P「……それは辞めた方が良い。巴ちゃんの顔に泥を塗る事になります。」

泉「…………短絡的だったわ…ごめんなさい。」

泉P「……木場さん、二つ程確認してよろしいでしょうか?」

真奈美「……約束の時間は21時、彼らが所有する高層ビルの一つの最上階だそうだ。」

泉P「……理解しました。…まだ7時間32分程時間に余裕があります。まずは宿を取りましょう。」

亜季「…香港における我々のベースキャンプでありますな。」

泉P「……そうなります。」

P「…何があるか分からん。今のうちに休息を取っておかないとな……」

ホテル

P「買ってて良かった、香港にホテル。」

泉「……もう驚かないわ………」

真奈美「フフッ…なかなか洒落たところじゃないか?」

P「……ありがとうございます。………いいか、俺たちが宿泊している事は誰にも秘密にしてくれ。」

支配人「…………」コクリ

マキノ「……さっきの支配人は信用出来る人間なの…?」

P「グループの人間がよくお忍びに使う場所だからな。信頼出来る人間だ。」

マキノ「……分かったわ。あなたのグループの威光を信じてあげる。」

P「………そうしてくれ。」

泉「………部屋分けはどうする…?」

亜季「>>15

私はP殿と一緒の部屋が良いですが…。
安全を考えたら私とP殿は別れたらいいかもしれせんね

亜季「私はP殿と一緒の部屋が良いですが…安全を考えると私とP殿は別れた方が良いかもしれせんね……」

P「……………」

亜季「……私と木場殿は顔が知られておりますので……万が一の場合に……」

P「……木場さん、俺は亜季と同じ部屋に泊まります。」

亜季「P殿?!」

真奈美「ふむ……それがいいだろうな。」

亜季「わ、私と居られると……P殿に危険が及ぶ危険が………」

P「…俺は亜季と同じ部屋がいいよ。」

亜季「む………し、しかし………」

真奈美「私は泉P君と泉君の護衛に専念したい。……もし何かある事を危惧するなら尚更君が一緒にいた方が良いだろう。」

亜季「………………」

真奈美「…P君の護衛を引き受けてくれないかな?」

P「……亜季が居るならどんな危険も平気さ。……それに…いざとなったら俺が亜季を守れるしな。」

亜季「………P殿…………了解しました。P殿の護衛任務に着任させていただくであります!」

真奈美「…そうしてくれ。」

泉「じゃあ亜季さんとPさん、私と泉Pさん、その間の部屋に木場さんとマキノさんで相部屋でいいわね?」

マキノ「?!」

マキノ「えっと……そ、それは少し………」

泉「……?これが一番論理的な部屋割りだと思うんだけど………」

泉P「ええ、二人組が4つ程利点がありますし……最適解でしょう。」

マキノ「えっ…あっ……で、でも………こ、こいつと同じ部屋で二人きりは……」

真奈美「おやおや、私と同じ部屋では不満かな?」

マキノ「>>21

別にそうではないわ、ただあなたは隙が多そうだから

マキノ「……別にそうではないわ、ただあなたは隙が多そうだから。」

真奈美「フフッ…手厳しい指摘だな………隙が多かったらどうするかい?」

マキノ「………どうもしないわ。ただ……自分の身は自分で守らせてもらうわ。」

真奈美「そうしてくれるとありがたいな。」

マキノ「……………」

泉「……………」

泉「……じゃあ一旦みんな部屋ごとに分かれて……そうね……5時に木場さんの部屋に集合しましょう。」

泉P「……妥当な時刻ですね。賛同します。他の方は……?」

P「会う前に三時間は対策をしておきたいからな……それでいいぞ。」

亜季・真奈美・マキノ「…………」

泉P「異議は無いようですね。」

泉「……また5時に会いましょう。」

P・亜季組

亜季「本当によろしかったのでしょうか……私と同じ部屋など………」

P「何を言ってるんだ。嫁さんとは同じ部屋に決まってんだろ。」

亜季「………………」

P「亜季が危険な目に遭ったら身を挺してでも守れって美玲に言われてるんでな。」

亜季「……………」

亜季「…もし……その様な事態に陥った場合は……お願いですので私を庇わないでください………」

P「断る。絶対庇う。」

亜季「私は……体の丈夫さにはそこそこ自信はありますので………それに、P殿がお怪我などされたら…………」

P「……俺じゃ亜季を守れないかな?」

亜季「あっ、いえ……そう言う訳では………」

P「>>27

ならそんな心配は不要だ。もっとも亜季のために死ねないならそれは心残りだ

P「ならそんな心配は不要だ。もっとも亜季のために死ねないならそれは心残りだがな。」

亜季「………………」

P「格好ぐらいは付けさせてくれ。」

亜季「…………………」///

P「…俺は亜季を何があっても守るからな。」

亜季「……………」///

亜季「な、ならば……私も何があってもこの一命を賭してP殿をお守り致します!」

P「…一命を賭けられるのは困るな。全員無事で帰るとも美玲と約束したからな。」

亜季「あっ……い、一命を賭すと言うのは……その……こ、言葉の綾であります…!」

P「はっはっは!少しからかっただけだ。分かってるよ。」

亜季「むー……………」

亜季「……P殿は時々意地悪であります…」

P「すまんすまん、だが緊張はほぐれたんじゃないか?」

亜季「………!」

P「今回は気は引き締めなきゃいけないが…休む時には休め。休むのも任務の内だ。」

亜季「………P殿………」

P「時間までベッドにでも転がっておけ。」

亜季「……ではお言葉に甘えさせていただきます。」

P「……これからが体力が必要だからな。それに備えて今は体力は温存だ。」

亜季「はっ!」

P「飛行機は座席が窮屈で疲れる……俺も少しベッドに…………」

亜季「どうなされましたか?」

P「………ベッドが一つしか無いんだが………」

亜季「>>34

枕を真ん中にして寝れば何とかなるでしょう!

亜季「枕を真ん中にして寝れば何とかなるでしょう!」

P「?!」

亜季「幸い大きめのベッドでありますから……そ、その………二人で寝られるように…………」///

P「……………」

亜季「で、ですから……そ、その…………」///

P「………(どうしよう……)」

P「……お、俺トレーニングするから………」

亜季「む、P殿もしっかり休まれませんといけませんよ!」

P「…ほ、ほら……俺って休むと逆に疲れるタイプなんだよ………」

亜季「………私と一緒ではP殿はお嫌でありますか………?」

P「……………」

亜季「……………」スヤスヤ

P「……………」

亜季「……………」スヤスヤ

P「………や、休めねえ………」

亜季「………P殿………」スヤスヤ

P「…………………」

泉・泉P組

泉P「………………」カタカタカタカタ

泉「……何してるの?」

泉P「昔の知り合いにメールを送っています。」カタカタカタカタ

泉「……昔の知り合いって……検察官とか弁護士とか…?」

泉P「ええ。」カタカタカタカタ

泉「>>42

そんな人がいるとは思わなかった

安価把握

一時中断します

再開します

泉「そんな人が居るとは思わなかったわ。」

泉P「心外ですね。」カタカタカタカタ

泉「だって泉Pさんって…真面目すぎるって同僚からも敬遠されてたんでしょ?」

泉P「二つ訂正があります。一つ、同僚以外からも敬遠されていました。二つ、今も敬遠されています。」カタカタカタカタ

泉「まあ…それもそうかもしれないわね…泉Pさんって車が全然居ない時でも信号が青になるまで待つような人だもの。」

泉P「当然です。」カタカタカタカタ

泉P「日本では信号無視は道路交通法第7条に違反します。」カタカタカタ

泉「…会う人みんなにそんな事言ってるから敬遠されるのよ……?」

泉P「知っています。」カタカタカタカタ

泉「む……」

泉P「……私みたいな人間はさぞ迷惑でしょうね。」カタカタカタカタ

泉「………………」

泉P「…信号無視ぐらい普通は気にしないのでしょうね……でも私にはどうしてもルールを破る事が出来ない。」カタカタカタカタ

泉「……………」

泉P「貴方にもさぞかし窮屈な思いをさせているのでしょうね。」カタカタカタカタ

泉「………私は…あなたのそう言うところ嫌いじゃないわよ?」

泉P「…そうですか。」カタカタカタカタ

泉「……別に……堅苦しいとは思ってるけど………」

泉「…………私を助けてくれたし……」

泉P「正義が貴方にあったからです。」カタカタカタカタ

泉「…………ねえ…後悔してない……?」

泉P「何がですか?」カタカタカタカタ

泉「……私は元ハッカーの犯罪者で………今からもまたハッキングを仕掛けようとしてるわ…」

泉P「>>51

泉P「正義の反対はまた別の正義です。
正義のためなら仕方ありません。コラテラルダメージは付き物です。」カタカタカタカタ

泉「……………」

泉P「それに貴方がハッカーだったと言う物証はこの地球上には存在しない。」カタカタカタカタ

泉「……それは……泉Pさんが…………」

泉P「あれは偶発的な事故ですよ。あの事故の所為で事件は完全に迷宮入りしてしまいました。」カタカタカタカタ

泉P「世間を騒がせた世紀のハッキング事件の真犯人が貴方だと立証する方が不可能です。」カタカタカタカタ

泉「……………」

泉P「ましてや当時10歳の少女に可能な筈がありませせん。」カタカタカタカタ

泉「………………」

泉P「今ここに居るのは善良な一般市民たる大石泉だけです。」カタカタカタカタ

泉「……………ありがとう……」

泉P「事実を述べているのみです。」
カタカタカタカタ

泉「………あなたのおかげで………私は日の当たる世界を知る事ができたわ………」

泉P「……………」

泉「……でも私を助ける為に…………」

泉P「……一検察官が職務が自らが行えないと判断し辞職を申し出、それが受理されたと言うだけです。」

泉「…………」

泉P「不幸な事故とは全くの因果関係は認められません。」

泉P「………私は今でもあの時の判断が間違っていたとは思いません。正義は明らかに貴方にあった。」

泉「………………」

泉P「……貴方がした事は……過去の私には看過出来ない物でした………しかし………」

泉「…………泉Pさんは………今までずっと自分が守って来たものと引き換えに…………」

泉P「……………泉、私は貴方に会えてよかった。」

泉「>>58

私もよ……あなたのおかげで今私はここにいられるんだから

泉「…私もよ……あなたのおかげで今私はここにいられるんだから……」

泉P「………………」

泉「……こうして……誰かの為に役に立てる日が来るなんて…考えられなかった……」

泉P「………二つ訂正しなければなりません。一つ、貴方はずっと……誰かの為に活動していた。二つ、貴方がここに居られるのは貴方自身の力です。」

泉「……そんな事…無いわ………」

泉P「……私は道を示したに過ぎません。道を歩んだのは貴方です。」

泉「……………」

泉P「…………泉、貴方は今の生活はどうですか?」

泉「……毎日忙しくて……ゆっくりプログラムも組めないわ………」

泉P「…………」

泉「でも………すごく楽しいの……」

泉「日の当たる場所って……暖かかったのね……」

泉P「……………」

泉「………ふふっ、マキノさんも同じような事を言ってたわね……よし……」スクッ

泉「…………今からハッキングを再開するわ。」

泉P「………まだ休んでいて頂きたい
。急速を取った方が効果的です。」

泉「泉Pさんが働いてるのに…自分だけ休んでなんかいられないわ。」

泉P「…過度の作業は効率を落とします。」

泉「………そうね……でもやらないといけないの。」

泉P「……看過出来ません。貴方はこの2日間まともな睡眠も取っていない。それに加えて極度の緊張状態に置かれている。」

泉「あら、泉Pさんだって似たような状態じゃない。」

泉P「私は急を要しますので……」

泉「>>64

kskst

泉「なら二人で頑張りましょう、もしくはあなたに膝枕をしてもらえればまだまだ頑張れるわ。」

泉P「…………………」

泉「……私も急を要するの………仲間が必要としてくれているから。」

泉P「……この国のファイヤーウォールは貴方にとっては膝枕をされながら突破出来る物なのですか?」

泉「……………私を誰だと思っているのかしら?」

泉P「………私の膝で良いなら使用を承諾しましょう。」

泉「ならこっちに来て座ってちょうだい?」

泉P「…それでは仕事に重大な支障をきたし……」

泉「契約もルールの一つよ。私は十分休めたわ。………泉Pさんも少しは休憩して。」

泉P「…………仕方がありません……ルールに従いましょう。」

泉「…………ありがとう。」

真奈美・マキノ組

真奈美「マキノ君の荷物は以上だな?」

マキノ「ええ……助かったわ。」

真奈美「何、このぐらい軽い物さ。」

マキノ「……あなたにとってはね。私にとっては大荷物よ。」

真奈美「フフッ…鍛えているのでな。」

マキノ「………一つ質問してもいいかしら…?」

真奈美「何かな?私に答えられる質問なら受けてあげよう。」

マキノ「………それだけの能力があるなら…何をする事も可能なはず。論理的に考えるなら……アイドルなどをしている理由が無いわ。」

真奈美「随分と買い被られたものだ。私にだって出来ない事はあるさ。」

マキノ「………これは答えられない質問なのかしら?」

真奈美「>>71

加速した

真奈美「単に興味があった。それでダメかい?」

マキノ「……説明になって無いわ。」

真奈美「やれやれ…マキノ君は手厳しいな。」

マキノ「………………」

真奈美「…………聞いてどうするんだい?」

マキノ「………理由が必要かしら…」

真奈美「人に物を尋ねる時はまず自分からだ。それが礼儀と言う物だよ。」

マキノ「……………」

真奈美「フフッ……それとも趣味の諜報活動と言う物かな?」

マキノ「………そうね……とても興味があるわ。」

真奈美「……あまり話したくないんだがな…………」

マキノ「……………」

マキノ「………小国の軍事力に匹敵するとまで言われた木場真奈美が………島国でアイドルなどをやっている理由………とても興味深い……」

真奈美「…………どうしても聞きたいかね……?」

マキノ「……あなたが話さないつもりなら私にそれを強制できる力は無いわ。」

真奈美「…君は考え方がいちいち物騒だな。」

マキノ「…そう言う世界に生きていたからよ。」

真奈美「……………」

真奈美「………真奈美P君が居るだろう…?」

マキノ「……知っているわ。あなたのプロデューサーね。武術の心得があるわけじゃ無いし、何か特殊な能力も無い……強いて言えば少し良い大学を出てるだけ…あなたには少し不釣り合いじゃないかしら?」

真奈美「……ふむ…あまり人のプロデューサーを悪く言わないで欲しいな。」

マキノ「?!」

真奈美「フフッ、すまん。そう怯えないでくれ。」

マキノ「…………………」

真奈美「ただ……彼も中々大した人間だよ?何せ……言ってしまうか…私をアイドルにスカウトした人間だからな。」

マキノ「………!」

真奈美「……やはり少し恥ずかしいな…………」

マキノ「………あなたを動かす存在………まだ私の知らない何かが………?!」

真奈美「>>80」」

知らない…と言えば、そうなのかもしれないな
君は、
ときに人の気持ち、心が、人を動かすということなど、到底信じ得ないだろうからね

安価把握

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真奈美「知らない…と言えば、そうなのかもしれないな。君は、時に人の気持ち、心が、人を動かすという事など、到底信じ得ないだろうからね…」

マキノ「……そうね…………」

真奈美「…………………」

マキノ「もし、そんな物にあなたが動かされて…アイドルなんかに納まっているのだとしたら……本当…理解に苦しむわ。」

真奈美「そんな物…か………」

マキノ「ええ、仕事に感情を持ち込むのは理性的では無いわ。」

マキノ「…そもそも…あなたの行動原理自体が理解出来ないわ。今回だって…協力によるメリットは殆ど存在しないはず。」

真奈美「……昔の泉君からもよく同じ事を言われたよ。」

マキノ「………!」

真奈美「フフッ……懐かしいな。」

マキノ「……泉が…………」

真奈美「今の彼女は君の知っている彼女とは大分違っているんじゃないか?」

マキノ「………変わってしまったわ……あまり論理的では無くなってしまった。」

真奈美「…それが泉君にとって不具合に見えるか?」

マキノ「…いいえ……寧ろ明らかに能率が上がっている。…どうして………理解出来ない………」

真奈美「……………」

マキノ「感情や心とか…そう言った物の力とでも言うの?」

マキノ「分からない………分からないわ……こんなに分からないのは初めてよ…」

真奈美「………君もアイドルなら…そのうち分かる。」

マキノ「……私は望んでアイドルになった訳では無いわ。」

真奈美「………ふむ…」

マキノ「……あの忌々しい男に嵌められたのよ…」

真奈美「……………」

マキノ「……そうか…理解出来た。あなたも何か弱みを握られて…いや、そうでなくてはあんな男に………」

真奈美「…」ドンッ!

マキノ「ひっ!」ビクッ!

真奈美「……彼を悪く言うなと忠告したつもりだったが。…それ以上は流石に我慢出来ない。」

マキノ「…………あ…」ヘタッ

真奈美「>>89

くすぐらせてもらうわ、失神するまで

真奈美「……くすぐらせてもらうぞ。失神するまでな。」

マキノ「…………?!」

真奈美「済まんがそれくらいしなくては腹の虫が治まらないのでな。」

マキノ「……………くっ…」ダッ

真奈美「…何処に行く?」ガシッ

マキノ「?!(い、今確かに後ろに居たはずなのに……な、何で前から肩を………?!)」

しばらく美しい風景を見てお待ちください

リーマン多様体における測地的なコンパクト性について考えるヒョウくん「…」

マキノ「」

真奈美「…我ながら大人気なかったな……」

真奈美「…しかし…どうしても彼を悪く言われるのは我慢出来ないんだ。」

真奈美「……………」

真奈美「…今回も彼には声をかけずに来てしまった………恐らく心配しているだろうな。」

真奈美「……全く…心配してもらえるのは嬉しいが毎回泣かれるのだけは困る。」

マキノ「」

真奈美「……マキノ君、君なら知っているだろうが…私がアイドルになると言った時………色々な人物や組織や国に引き止められたよ…」

真奈美「……それを私が聞き入れないと………矛先は真奈美P君に向けられたんだ………」

真奈美「………彼には……本当に申し訳無い事をした………」

真奈美「それでも彼は………心無い言葉をいくらかけられようと負けなかった……私の所為で危険に巻き込まれた事も多々ある………」

真奈美「>>96

↑+もちろん君だろうが亜季君が敵でも勝つつもりだ

真奈美「私は…だからこそ負けられないんだ 。アイドル木場真奈美としても、そして…一人の女としても…」

真奈美「…フフッ……人に向かって言う事では無いな……」

真奈美「……さて、時間までにシャワーでも浴びてくるとしよう。」

マキノ「」

真奈美「……それとマキノ君、もう少し意識が無い真似は上達させるべきだ。」

マキノ「?!」

マキノ「………な、何で…?!」

真奈美「フフッ……さあな?」

マキノ「…………あの………」

真奈美「何かな?」

マキノ「…………ごめんなさい…」

真奈美「………………」

マキノ「……真奈美Pさんも…強い人だったのね………」

真奈美「……ああ……とても強いぞ。私は彼に勝ちたいんだ…もちろん君だろうが亜季君が敵でも勝つつもりだ。」

マキノ「…………」

真奈美「…この勝負だけは誰にも譲ってやるつもりはない。」

マキノ「……………」

真奈美「…ではな。」スタスタスタ

マキノ「………………」

マキノ「……………論理的ではないけど………」

17時

コンコン

真奈美「…時間か……入りたまえ。」

P「失礼します……」ガチャ

亜季「失礼致します。」バタン

真奈美「亜季君はよく休めたようだな。…ん、P君は少し疲れて見えるが……?」

P「>>102

気のせいですよ…なんてごまかせる木場さんじゃありませんよね

P「気のせいですよ…なんて誤魔化せる木場さんじゃありませんよね。」

真奈美「まあな…来た時より疲れて見える。」

亜季「ぴ、P殿………?!はっ、よもや私が寝ている間に何かが……!」

P「ち、違うぞ!な、何も無かったから!」

亜季「し、しかし………!」

真奈美「ふむ…………成る程……」

真奈美「済まない亜季君、私の勘違いだったようだ。」

P「………そ、そうだぞ!見ての通り元気マッスルだ!」

亜季「……P殿と木場殿が仰るのでしたら………しかし木場殿が見立てを間違えられるとは…?」

真奈美「私にも間違いぐらいあるさ。」

亜季「…………」

真奈美「P君を見れば一目瞭然だ。寝起きで元気が無いように見えただけだろう。なあ?」

P「は、はい!…ほら亜季、俺は何処からどう見ても元気だぞ!」

亜季「………そうでありますな!」

P「…ほっ………」

真奈美「フフッ………」

亜季「………?」

真奈美(P君の事だ……大方同じベッドで休養を取ろうとして眠れなかった…とかなのだろうな……フフッ…可愛い物だ。)」

コンコン

真奈美「……泉君と泉P君も来たようだ。入りたまえ。」

泉「失礼します。」ガチャ

泉P「失礼します。」バタン

真奈美「……………」

真奈美「……君たちは二人とも休んでいないだろう?」

泉・泉P「!」

真奈美「……しっかり休まなくては持たんぞ。」

泉「……休んでなんかいられません………」

泉P「私も泉と同意見です。」

真奈美「>>109

いざという時に疲れでミスをしたら駄目だろう

安価把握

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真奈美「…いざという時に疲れでミスをしたら駄目だろう。」

泉「……もうその心配は必要無いわ。」

真奈美「……!」

P「……そうか……やってくれたか……!」

泉「ええ……相手の正体が分かったわ。」

亜季「よくぞやってくださいました、泉殿…!」

泉「ううん……多分私だけだったら辿り着けなかったと思う……半分は泉Pさんのおかげよ。」

泉P「いいえ、私は当時の捜査資料の不自然な点を指摘したに過ぎません。」

泉「それが出来るのは泉Pさんぐらいよ………そこから当時の担当検察官の個人情報をハッキングしたら………真っ黒だったわ。」

真奈美「…………ふむ……」

泉「…かなりの額の不自然な資金の流れがあったの。」

泉P「……………」

泉P「……正義を守るべき検察官が…………」

泉「……………大丈夫…?」

泉P「………大丈夫です。………そこから資金の不自然な流れを辿った結果………巨額の資金が動いていた事が判明しました。」

真奈美「…………そうか…」

泉P「…………………」

真奈美「……………」

P「………裏金か…?」

泉「そういう事になるわね……しかもただの裏金じゃ無いわ………資金の出処が一番の問題なの……」

亜季「…大体の察しはつきました………何と………」

泉「……みんな居るわね…………マキノさんは……?」

真奈美「>>117

彼女は自分でやりたいことがあると一人パソコンにむかってるよ

真奈美「彼女は自分でやりたいことがあると一人パソコンに向かっているよ。」

泉「……………」

真奈美「自分は少し単独行動を取りたいそうだ。」

泉「………………分かりました。…マキノさんには後から内容だけ私から伝えます。」

真奈美「……そうしてやってくれ。」

泉「…………」

真奈美「…他の皆もマキノ君の単独行動をどうか許してやって欲しい……」

泉P「……私は木場さんの頼みであれば拒否しません……それにマキノさんは別行動をとってもらった方が効率的です。」

真奈美「…………」

亜季「………私も賛成であります。普段なら反対する所でありますが…効率的と言う点には同意します。」

真奈美「……………」

P「………………」

P「……俺は反対です。……単独行動はマキノが危ない。」

亜季「……………」

P「……マキノが何をしているかは知りませんが……今は………」

真奈美「……彼女も仲間の為に自分が出来る事がしたいそうだ。」

P「……………」

真奈美「……身を案じるのは分かるが………どうか許してやって欲しい。」

P「……………はぁ………参ったな………」

真奈美「…………」

P「……木場さん……マキノを信頼して良いんでしょうか?」

真奈美「………頼む。」

P「……………」

亜季「……P殿……」

P「>>123

P「……木場さんがここまで言うなら信じるしかないよな。亜季も頼む…」

亜季「………了解であります。」

真奈美「……二人ともありがとう。」

P「…俺は基本的に美人の頼みは断らないんです。」

亜季「……P殿。」

P「はっはっは、済まん済まん。」

真奈美「……………」

真奈美「……美人か……これが終わったら真奈美P君に女性の褒め方を教えてやってくれ。」

P「……終わったらですね。…分かりました。」

真奈美「………さて、話の腰を折ってしまったな。」

泉「…いえ、構いません。……………話を続けるわね。」

真奈美・亜季・P「………」

泉「資金の出処からだったわね………資金の出処は……大規模な薬物の密売組織だったの。表向きは商社を装ってるけど実態は犯罪組織よ。」

泉P「……他にも複数の警察幹部などの口座にも不自然な資金の流れがありました。」

P「……………」

泉「…司法が密売組織と癒着して………仁奈ちゃんのご両親を冤罪に落とし入れた…って所かしら………」

亜季「……………」

真奈美「………覚悟はしていたが……かなりの強敵だな…」

亜季「……だからと言って臆する事は出来ません…!………仁奈ちゃんの笑顔がかかっているのですから…」

P「……どんな所にも…女の子を泣かせるような碌でもない奴が居るんだな……」

泉P「……はい………腸が煮え繰り返ります………許せない……!」

泉「…………」

泉P「>>129

泉、策の仔細を皆に。

泉P「……泉、策の仔細を皆さんに伝えてください。」

泉「…………泉Pさん…分かったわ。……私と泉Pさんで考えた作戦があるの…これから説明するから…聞いてもらえるかしら?」

亜季・P・真奈美「…………」

泉P「二つお願いがあります。一つ、修正を求めます。二つ、かなり難易度は高いですが………協力して頂きたい。泉。」

泉「………まず…」

約3時間後

亜季「…私から指摘させて頂く点は以上であります。」

泉「分かったわ。じゃあ今の点を入れて修正を加えると………」カタカタカタカタ

泉「……こんな感じかしら?」

亜季「……ふむ……これなら……木場殿。」

真奈美「私からもこれ以上の意見は無い。」

泉「…よし、ならこれで完成ね……」
カタカタカタカタ

泉「…ふぅ……結局ギリギリまで修正に時間がかかっちゃったわね……自分の見立ての甘さを思い知らされるわ………」

P「いや、大したモンだ………よくこんな作戦を思い付いたな。」

亜季「はい、修正する点も細かい点ばかりでした。泉殿と泉P殿は名参謀であられますな……」

泉P「参謀ですか………5個ほど異議を申し立てたいですが……今は受け入れましょう。」

亜季「……ふふ…」

真奈美「……さて、そろそろ出発せねばな。」スクッ

泉P「はい………この作戦には楊家の力が必要不可欠です。これからの面会で今後が決まります。」

P「幸か不幸か…動かす材料は手に入ったしな。」

亜季「……見通しが立って来た気がします。……む、泉殿、作戦名を名付けて頂きたいであります。」

泉「えっ……?」

真奈美「フフッ……まあ折角だから作戦名はあった方が良いか…相応しい名前を頼むよ。」

泉「>>135

COAD-YAO~仁奈ちゃん両親救出作戦

泉「こ、COAD-YAO~仁奈ちゃん両親救出作戦……は…どうかしら……?」

亜季「……ふむ………」

P「…………」

真奈美「…………」

泉「……………」

泉P「…良いのでは無いでしょうか?目的が分かりやすくてシンプルです。」

真奈美「……まあ分かりやすい方が良いかもしれないな。」

P「……今回は俺たちの名参謀に従うか。」

泉「………む…」

泉P「亜季さん、号令をお願いします。」

亜季「了解であります!……コホン……………それではここにオペレーション『COAD-YAO』を発動するであります!給料のただ取りはするなよ、であります!」

高層ビル 正面玄関

真奈美「…ここが指定されたビルだ。」

泉「……大きい建物ね………」

P「…楊家の当主が面会に指定する建物だ。当然だろう。」

泉「それでも……まさしく摩天楼ね………」

亜季「………些か緊張して参りました………」

何がはじまるんです?

>>139 第三次大せ……じゃないです



スーツ姿の男1「…………」ツカツカツカ

真奈美「……どうやら迎えが来たようだ。」

スーツ姿の男「……旦那様の遣いとして皆様をお迎えに参りました。旦那様は最上階にて皆様をお待ちしておられます。」

スーツ姿の男2〜20「………」

真奈美「……これは随分と歓迎された物だな。」

スーツ姿の男1「>>142

セキュリティ上の関係で…は建前で、一瞬でも危険と感じたら殺っていいと言伝てをされたので

スーツ姿の男1「セキュリティ上の関係で…は建前で、一瞬でも危険と感じたら殺っていいと言伝てを預かりましたので。」

亜季「…………」スッ

P・泉・泉P「………」

真奈美「フフッ……君たちに簡単にくれてやれる命では無いのだがな?」

スーツ姿の男1「……………」

真奈美「……………」

真奈美「……こちらに危害を加える意思はない……だが…もし私の友人に手を出すような事があれば………」

スーツ姿の男1「?!」ゾクッ

真奈美「フフッ…お互い友好的に行きたいものだな。」

スーツ姿の男1「………作為(成る程)………こちらもあなたと敵対するのは望みません。……旦那様の元へご案内します。」

真奈美「……………」

スーツ姿の男1「付いて来てください。」ツカツカツカ

真奈美「………」コクッ

亜季「…………」スッ

亜季「……行きましょう。」

P「……ああ。」

泉「…………」

泉P「…………………」

最上階

スーツ姿の男1「・的丈夫・。」

???「謝謝。…鉸鏈。」

スーツ姿の男1「……」スッ カツカツカツ

スーツ姿の男1「私はこれにて失礼しますが…旦那様に何かがあられた場合……覚悟をしておいてください。」

真奈美「……安心しろ。君が考えるような事は起きない。」

スーツ姿の男1「……私もそう願っています。」カツカツカツ

???「……久しぶりですね、真奈美さん、Pさん、亜季さん。そして二人の客人は初めまして。」

P「…覚えて頂いており光栄です…こちらこそお久しぶりです。楊さん。」

楊「………私の部下が迷惑をかけましたね。彼は少し心配性でしてね。」

真奈美「いいえ、あなたの警護なら少なすぎるぐらいだ。」

楊「私は客人に手荒な真似は好みません。和を尊びたいのです。…………巴さんは元気にしていますか?」

亜季「>>149

三連続になるし↓

いいなら、変わらずにお元気ですよ

安価把握

………下手すると…

一時中断します

再開します

亜季「…変わらずにお元気であります。」

楊「そうですかそうですか……それは良かった……巴さんは私にとってはもう一人の娘のような物ですから。」ニコニコ

真奈美「娘……日本語がお上手なのも娘さんの影響でしたね?」

楊「はい、娘は大の日本贔屓でして……呼びましょうか?」
ニコニコ

真奈美「………娘さんがここに居られるんですか…?!」

楊「ここが私の自宅ですから。」ニコニコ

亜季「……ご自宅……よろしいのでありますか?!そのような場所に私たちなどを招き入れられて…」

楊「これでここの所在を知っているのは幹部と村上君、そしてあなた方5人になりました。」

亜季「………………」

P「…俺たちを信用してくれている…と言う事でしょうか…?」

楊「巴さんのご友人が和を乱すような事は無いと信じています。」

P「…ご信頼に感謝します。」

楊「そちらのお二人ももしよろしければお名前を教えてもらえませんか?」

泉「…大石泉です。」

泉P「…泉Pと申します。」

楊「…泉さんに泉Pさん……新しい友人が増える事は嬉しいですね。」ニコニコ

泉「…………(絶大な力を持つ楊家の当主……今の所は人当たりの良い男性にしか見えない……けど……)」

泉P「……………」

楊「普段は何をされているのですか?」ニコニコ

泉P「…こちらの大石泉はアイドル、私はそのプロデューサーをしています。」

楊「これはこれは……アイドルとプロデューサーでしたか……ますます娘が喜びそうです。」ニコニコ

泉「………………」

楊「ところで…まだ今日私に会いに来ていただいた目的を聞いていませんでしたね?」

真奈美「>>157

最初に聞いておきます。国を敵に回す気はありますか?

真奈美「最初に聞いておきます。…国を敵に回す気はありますか?」

楊「……ほう、なかなか面白そうな話ですね。…あなた方はこの国に戦争でもしかけるつもりなのですか?」

真奈美「…今戦争の最中です。既に当局の機密事項にハッキングを仕掛けてしまったのでね。」

楊「…………当局にハッキングを……それを行ったのは……?」

泉「…………私です。」

楊「…………」

楊「……この国はまだサイバー防衛に関して未熟とは言え……一国に対してハッキングを仕掛けるとは……まさか泉さんが一人で……?」

泉「ええ……少し手間取りましたが…大した時間はかかりませんでした。」

楊「…Pさん…今の日本のアイドルには此れ程のハッカーが存在するのですか……?」

P「彼女は特別です。ただ…ハッキングには成功したと言う事はお伝えします。」

楊「……………」

楊「……もし彼女がその気になれば…我々の機密事項など簡単にハッキングされてしまうでしょうね。」

真奈美「…………」

楊「……まだ菲菲と同じぐらいだろうに大した娘さんだ。……では目的と言うのはこの国に戦争を仕掛けてしまったあなた方の身の安全の保証ですか?」

真奈美「……いいえ、違います。」

楊「………では……?」

真奈美「ハッキングはあくまで過程の一つに過ぎません。」

楊「……………ほう…」

真奈美「…私たちの目的はその先にあります。」

楊「……知っておられると思いますが…我々は現在の政府とは比較的友好な姿勢を築けている。それに対して正面から弓を引く…と言うのであれば…あなた方をこの国の和を乱す存在と考えなければいけません。」

真奈美「……これはあなたにとっても……そしてこの国にとってもメリットのある話です、泉P君。」

泉P「……………」ペラッ

真奈美「…この書類を見てください。」

楊「………………これは………」

泉P「現在の政府において不正を行っていると思われる官僚をリストアップしました。」

楊「……………」

泉P「このアタッシュケースのには二種類の書類が入っています。一つ、残りの不正を行っている官僚・検察官・警察幹部のリスト。二つ、それの告発文書です。」

楊「………………」

真奈美「……楊さん、この国の病巣を取り除く良い機会だと思いますが?」

楊「……………具体的には我々に何を望むのですか?」

P「>>165

市原仁奈…我々の友人でアイドルをやっています。
彼女の両親が捕らえられ、罪をなすりつけられ帰ることはおろか、外に出ることもままならない状況だ
彼らを救い、
彼ら家族に笑顔を取り戻すため…力を貸していただきたい

P「市原仁奈…我々の友人でアイドルをやっています。 彼女の両親は罪をなすりつけられて捕らえられ……帰ることはおろか、外に出ることもままならない状況にあります。」

楊「……………」

P「…彼らを救い、 彼ら家族に笑顔を取り戻すため…力を貸していただきたい。」

楊「……………………」

P「…………」

楊「……Pさん…あなた方は……その友人1人の為に国に戦争を仕掛け…果ては私たちまで動かそうと言うのですか?」

亜季「……我々の大事な友人なのであります…」

楊「………………」

真奈美「楊さん……私に出来る事なら何でも引き受けます。……だから…力を貸してください……!」

楊「……………」

楊「………炒飯はお好きですか…?」

真奈美「……?」

楊「……空腹でしょう。食事をしながら話をゆっくり聞かせてもらいましょう。」

P「……楊さん………ありがとうございます……!」

楊「……あなた方の心こそが和、そして仁のようです。……ぜひ協力させてください。」

亜季「ありがとうございます……楊殿のご協力が頂けるなら必ずや……!」

楊「ふふっ………」

楊「………来・里小!(少しこちらに来なさい。)」

???「有什・意・、・・?(何の用、パパ?)」トコトコトコ

泉「……(同じ歳ぐらいの女の子……?)」

P「…楊さん…そちらの女の子は……?」

楊「娘の菲菲です。菲菲、自己紹介しなさい。」

菲菲「>>171

えっと…皆さん、初めまして。父の娘の楊菲菲です。それで、皆さんは一体…?

安価把握

……広東語は文字化けしてしまいます……

一時中断します

再開します

菲菲「哦,......・好・一個人。是女兒的父親楊斐斐。所以,・們在一起......(えっと…皆さん、初めまして。父の娘の楊菲菲です。それで、皆さんは一体…?)」

楊「他們空閒來自日本和其製片人(彼らは日本から来たアイドルとそのプロデューサーさんたちだ。)」

菲菲「?!」

楊「這是一個期待已久的機會。在日本,・・好。(折角の機会だ。日本語で挨拶しなさい。)」

菲菲「………!」オロオロ

P「娘さんも日本語がお出来に……?」

楊「ええ、毎日熱心に勉強しています。日本でアイドルになるのが夢なのだそうです。」

菲菲「ぱ、パパ……?!」

真奈美「おやおや……じゃあ挨拶は日本語でいいかな?……始めまして、私は木場真奈美と言ってアイドルをやっている。」

菲菲「?!」アタフタ

亜季「大和亜季であります。始めまして、菲菲殿。」

菲菲「……………!」アタフタ

泉「………大石泉よ。」

菲菲「…………っ!」アタフタ

P「プロデューサーのPです。今晩は、菲菲ちゃん。」

泉「同じくプロデューサーの泉Pと申します。以後お見知りおきを。」

菲菲「…………!!」アタフタ

楊「……どうした菲菲?」

菲菲「………!!!」アタフタ

菲菲「怎、怎・做……是穗,真・的…!・字不得到…!(ど、どうしよう……本物だ…!サイン貰わないと……!」アタフタ

楊「・……・不定如果用日・・求能得到。(ああ……日本語で頼めば貰えるかもしれないね。)」

菲菲「?!」

真奈美「フフッ…サインが欲しいのかい?」

菲菲「………!!」コクコク

真奈美「>>180

最近にしては珍しく人少ないな…連取りになるが許して

私なんかでいいのかい?亜季君や泉君の方が可愛くてアイドルらしいと思うんだが…

真奈美「私なんかでいいのかい?亜季君や泉君の方が可愛くてアイドルらしいと思うんだが…」

菲菲「そ、そんな事無いヨ!ま、真奈美さんもとっても綺麗だし歌が上手くスタイルも良くて……し、しかもすごくかっこいいヨ!」

真奈美「お、おう……」

菲菲「亜季さんや泉さんのサインも欲しいケド……真奈美さんのサインも同じぐらい欲しいヨ!……はっ…!」///

真奈美「………参ったな…」

菲菲「……………」///

真奈美「…では何にサインすれば良いかな…?」

菲菲「………!!」///パタパタパタパタ

真奈美「……逃げられてしまったな…」

楊「…ふふ…許してやってください。菲菲は自分が日本語がなかなか上達しないのを気にかけているのです。恥ずかしかったのでしょう。」

真奈美「…可愛らしかったと思いますよ…?」

楊「私もそう思うのでついからかってしまうのです。」ニコニコ

P「…彼女が貴方の跡取りですか?」

楊「いえ……菲菲には跡を継がせるつもりはありません。」

P「………それは……?」

楊「……菲菲には夢があります。菲菲は私みたいな無法者になるには勿体無い娘です。」

P「……楊さんのおかげで平和は保たれています。」

楊「…無法者に違いはありません………」

楊「……泉Pさん…」

泉P「…何でしょうか?」

楊「先程の拝見させてもらった書類から分かりました。あなたは元は法に詳しい職業の方ですね?」

泉P「……肯定します。前職は検察官です。」

泉「…………」

楊「………そうですか………あなたのような人から見て……私はどのように見えますか?」

泉P「>>188

失礼ですが必要悪……と呼ぶでしょう

泉P「失礼ですが必要悪……と呼ぶでしょう。」

楊「……………」

泉P「三点程私心を述べさせて頂きたい。一つ、あなたが存在しなければ…この国の秩序は保たれない。二つ、法では裁けない物があると………私は知りました。三つ……あなたのおかげで私たちは友人を救う事が出来る。」

楊「……そう……ですか……」

泉P「お気に障りましたらお許しください。あくまで私の私心です。」

楊「………………」

楊「……Pさん…あなたの周囲にはあなたも含めてユニークな方が多い。」

P「それは褒めていただいてるのでしょうか……?」

楊「ええ……此れ程忌憚の無い意見を言われたのは久しぶりです…泉Pさん、ありがとうございます。」

泉P「……………」

楊「同じような質問をしても…皆私の顔色を伺うような答えばかり言いますので………」

真奈美「……………」

楊「……この地位に着いてからと言うもの昔の事ばかり思い出します………力は人を孤独にします………ふふ…歳を取ると愚痴っぽくなってしまいますね。」

真奈美「……………」

菲菲「あ、あの……えっと……し、色紙取ってきましたデスヨー!」パタパタパタパタ

楊「…おや、色紙を取りに帰っていたのかい?」

菲菲「ふぇいふぇいの一生のコレクションにするヨ!」

楊「そうかそうか………好……………」

菲菲「え、えっと…………こ、これにサインして欲しいヨ!」

真奈美「………ペンを貸してくれるかな?」

菲菲「……あっ……は、はい!」スッ

真奈美「…ふむ……木場真奈美……と……」サラサラサラ

菲菲「!!」キラキラキラ

真奈美「……ふぅ…こんなものでいいかな?」

菲菲「>>194

サイン…! 本物の…真奈美サンのサイン…!
…ぐすっ…一生の宝物にするヨー…

菲菲「サイン…! 本物の…真奈美サンのサイン…! …ぐすっ…一生の宝物にするヨー…」

真奈美「フフッ…喜んで貰えて何よりだ。」

菲菲「は、はいっ!・着看・・!菲菲真・的・字得到了!(見て見てパパ!菲菲本物のサイン貰っちゃったよ!)」
キラキラキラ

楊「好,菲菲。・重要。(良かったな、菲菲。大切にしなさい。」

菲菲「・(うん!)」キラキラキラ

楊「…………」

楊「……もし宜しければ……」

亜季「了解であります。私にもサインをさせて欲しいのでありますが…?」

菲菲「?!も、勿論大歓迎だヨ!」

泉「……私のも必要かしら……?」

菲菲「要る要ル!こ、こことここに書いて欲しいデスヨー!」

楊「……………」

P「…どうかされましたか?」

楊「……いえ、娘のあんなに嬉しそうな顔を見るのは久しぶりです………先程の協力の代価ですが……之だけで十分ですよ。」

P「……ありがとうございます。」

楊「お礼を言わなければならないのは私です……ありがとうございます。」

P「この程度でしたら全く構いませんよ。」

楊「…確かにこの程度かもしれません………しかしその市原仁奈さんのご両親はその程度の事も見れない………同じ親として深く同情します………」

P「……………」

楊「…………急がねばなりませんね…」

泉P「楊さん……あなたにして頂きたい事は幾つか存在します。お願い出来ますか…?」

楊「……私に出来る事でしたら……何でも伺いましょう。」

泉P「ご協力感謝します。」

ホテル

マキノ「………………」カタカタカタカタ

マキノ「………やはりね………これにさっき泉から転送されて来たデータを重ねると………」カタカタカタカタ

マキノ「……………」

マキノ「………ハァ………どうしてこんなに必死になって他人の為に働いているのかしら…?」

マキノ「>>201

↑認めたくないけど、間違いなくあいつらの影響ね…

マキノ「昔の私はむしろ一人になるために戦ってたのに……」

マキノ「……何だかそれがとても遠い過去の事に思えて来たわ………」

マキノ「……認めたくないけど、間違いなくあいつらの影響ね…」

マキノ「……全く……論理性の欠片も無い言葉なのに……何故か動かされてしまう………勘が鈍ったな。」

マキノ「だけど……それもいいかもしれないな………」

マキノ「……意外と表の世界ってのも居心地が良いし………」

マキノ「ロリコン工作員と不幸娘とディーラー風情に振り回されるのは癪だけど…………」

マキノ「……毎日ギャンブルで給料を取られるし………」

マキノ「確率論では勝っているはずなのに………ハァ……早く帰って負けた分を取り返さないとね………」

マキノ「……………」

マキノ「………………」カタカタカタカタ

マキノ「………闇ルートで大量の兵器の売買がされている………購入者は………」カタカタカタカタ

マキノ「……泉がリストアップした官僚………さらに軍の関係者………」

マキノ「………この量………それこそ何処かに戦争でも…」

ガタッ

マキノ「誰?!」

マキノ「…………!」

ヒュオオオ……

マキノ「…窓が開いて……」

???「………」バッ シュタッ!

マキノ「しまっ………?!」

???「フフフ………驚きましたか?ロリコン工作員などと言ってくれたお礼です。流石に少しだけショックを受けます。」

マキノ「………何であなたがここに……?!」

ほたるP「>>208

正体不明の武装集団がこちらに迫っています
それを警告しに来ました

安価把握

一時中断します

再開します

ほたるP「…正体不明の武装集団がこちらに迫っています。それを警告しに来ました。」

マキノ「………っ!」

ほたるP「………Pさんたちは既に楊家の方に向かいましたか………」

マキノ「……ま、待って…!何で知ってるの…?!」

ほたるP「愛の力です。」

マキノ「…………………」

ほたるP「………ジョークです。」

ほたるP「マキノ、これからは盗聴対策は自分の持ち物も確認した方がいいですよ?」

マキノ「………あ、あなた……!」

ほたるP「旅行鞄は底が厚いので細工が楽なんですよ。フフフ……自分はそんな下手を打たないと油断しましたね?」

マキノ「…………何時仕込んだの…?」

ほたるP「さあ、昨日かもしれませんし、案外1カ月前ぐらいかもしれません。」

マキノ「……プライバシー侵害で訴えるわよ?」

ほたるP「すみません、ジョークです。」

ほたるP「一カ月前は流石に嘘です。あなたの様子が少しおかしかったので昨日から昨日仕込ませてもらいました。」

マキノ「……………」

ほたるP「何も無ければ黙っているつもりでしたが……アンノジョー私に隠れて危険な仕事をしていましたね。」

マキノ「………何をしようと私の勝手よ……あなたには関係無いじゃない……」

ほたるP「知らなかったんですか?プロデューサーにはアイドルの仕事をハアクする義務があります。」

マキノ「……………」

マキノ「……わざわざこんな所まで来た理由はそれだけ…?」

ほたるP「そう思いますか?」

マキノ「……何よ……私が逃亡したとでも思ったのかしら…?」

ほたるP「……あなたが心配だったからに決まっているじゃないですか。」

マキノ「えっ……?」

ほたるP「……間に合って良かったです……マキノが無事で良かった……」

マキノ「>>216

マキノ「……あなたも昔の仲間と同じようなことを言うのね…そんな見え透いた嘘を…」

ほたるP「…………」

マキノ「……どうしてそんな非論理的な嘘を吐けるのかしら?」

ほたるP「…フフフ……ズイブンと嫌われてしまっているようですね………」

マキノ「質問の答えになっていないわ。」

ほたるP「……悲しいですね…」

ほたるP「私はあなたの事はわりと好きなのですが……?」

マキノ「笑えない冗談ね。………他人を心配出来る人間なんて居る訳ないじゃない……自分は自分しか守れないのよ……」

ほたるP「………………」

ジージー ガチャ

ほたるP「……はい、私です。」

マキノ「……………」

ほたるP「マキノは確保に成功しました。」

ほたるP「………!!…分かりました。」ガチャ

ほたるP「………Shit……」

マキノ「………?」

ほたるP「……マキノ、急いでここから脱出します!」

マキノ「…そんなの言われなくても……」

ほたるP「いいから急いでください!もう時間がありません!」

マキノ「な、何よ……?」

ほたるP「事態を甘く見ていました……そんな物まで………」

バラバラバラバラ

マキノ「……ローター音……?………まさか……?!」 シュバッ

ほたるP「…っ!!マキノ!!」バッ

マキノ「?!」バタッ

ズドオオオオン!!ブワアアアアア!!

ほたるP「…………!!」

ほたるP「………………」

バラバラバラバラバラバラ

ほたるP「………か、帰って行きました……か………」

ほたるP「……これは……少し痛いで……す……ね………」

マキノ「…ゴホッ……ゴホッ……ロケット弾………市街地に撃つなんて…………………あ………」

ほたるP「…怪我は……ゴホッ……ありませんか……マキノ……?」

マキノ「…………な、何で……?」

ほたるP「>>224

何でも何も…
プロデューサーが担当アイドルを守るのは当然でしょう

ほたるP「何でも何も… プロデューサーが……担当アイドルを守るのは当然でしょう?」

マキノ「……………!」

ほたるP「…マキノが無事で………良かった………」

マキノ「……そんな………微塵も理性的じゃないわよ………」

ほたるP「……ふふふ……そう……ですね……マキノの言う通りです。」

マキノ「……………」

ほたるP「………Whether it's impossible by this bruse………(この傷では無理か………)……マキノ……お願いがあります……」

マキノ「……………」

ほたるP「……日本に……帰ったら………私の代わりに……ほたる……ゲホゲホッ……ほたると…レナに謝ってくれませんか……?」

マキノ「………………」

ほたるP「……因果…オーホーみたいです………ははは…」

マキノ「……………」

ほたるP「…怪我人を連れて逃げるのは
…非…効率的です………マキノ、あなただけなら逃げられます。」

マキノ「……………」

ほたるP「……早くしないと………本格的な部隊が……ゴホッ……到着してしまいます………行ってください!」

マキノ「……………」

ほたるP「…………すみません……ほたる………また約束を破ってしまいました…………」

マキノ「……………」

楊家

スーツ姿の男1「先生!(旦那様!)」

真奈美「……む!」

楊「怎麼了?現在與客人重要的話…… (どうした?今は客人と大切な話が

スーツ姿の男1「那個……!(それが……!)」ダーン!

スーツ姿の男1「……!!」ガクッ

亜季・P・泉・泉P・菲菲・楊「?!」

武装集団「……………」ドカドカドカドカ

武装集団リーダー「……是楊?(楊だな?)」

楊「……………」

武装集団リーダー「・的先生的舊的人為我們的新的國家不需要。請……消(貴様のような古い人間は我々の新たな国には必要無い。……消えてもらう。)」

亜季「…………(あれは人民軍の正式装備の95式歩槍……?!……まさか……?!)」

楊「……・們是什麼人的…?考慮這裡是何處?(お前たちは何者だ…?ここを何処だと思っている?)」

武装集団リーダー「>>232

答える必要はない

武装集団リーダー「不需要回答。(答える必要は無い。)」ガチャ

武装集団「…………」ガチャガチャガチャ

楊「…………女兒無關。別出手。 (娘は無関係だ。手を出すな。」

菲菲「ぱ、パパ!」

武装集団リーダー「……楊的血族請不留下消失一人。對我們長的像渡行的計劃障礙出來因為感到為(楊家の血族は一人残さず消えてもらう。我々の長きに渡る計画に支障が出ては困るのでな。)」

楊「………っ!」

武装集団リーダー「不久掌管司法,軍事,政治,各個地方的同志創立行動。(間も無く司法、軍事、政治、至る所を司る同志が行動を起こす。)」

真奈美「……………」

楊「………政變……(クーデターか………)」

武装集団リーダー「・ 根據我們的手帶來向這個國家新的正義和秩序。(我々の手によってこの国に新たな正義と秩序をもたらす。)」

泉P「…………正義…」



中国大決戦編後編に続く

……ま、また続いたんですけど…………

超長編にも程が……一話完結方式ェ……

……どうか最後までお付き合いください………

http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1424859431

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