エリート「お前何か能力あんの?」青年「………」(26)

ここは魔法使いや超能力者、様々な能力者が存在するふざけた世界。

こいつら能力者はみんな平和で充実した人生を送っている


俺の様な無能力者をバカにして、差別して、楽しい楽しい日々を歩んでいる



担任「みんな、我が校へようこそ!これから三年間充実した青春を送ってくれ!」

生徒「はーい!」

担任「うむ、いい返事だ。私はどうやら良い生徒達を持ったようだな!!」

生徒「先生おうげさー」

担任「う、うむ……そうか?ついつい張り切りすぎた様だな」

生徒「あははは!」

担任「で、では仕切り直して、みんなには自己紹介をして貰おう」


男子「ーーーそして俺は、魔法が使えます。よろしく」


みんな


男子2「ーーー超能力者です。よろしくお願い致します」


能力が


女子「ーーーという訳で、私は魔法が使えるの!よろしくね!」


使える。


青年「俺は、青年ッて言うんだ………よろしく」

>>1

おうげさー





ギャグだよな?

エリート「お前の能力は?」

青年「………」

青年「…………無い」

エリート「え?」

女子「え?」

担任「なんだって!もう一度言ってくれないか?」

青年「……………能力はありません」

担任「……………」



担任「………プッ」




担任「フハハハ!!聞いたかみんな!”能力が無い“と言ったぞ!」

女子「アハハハハッ!マジでぇ?」

エリート「プッー、だ、駄目だ堪えろ……ぷぷぷッ」

青年「…………」

>>3
ミスった

おうげさー
 ↓
おおげさー

担任「おおっと!すまんすまん」

担任「笑い過ぎてしまった。では、自己紹介も終えた所だしーーー」

青年「………」

エリート「なあ、お前何か能力あんの?」

男子「おい、可哀想だろ。プッ」

青年(はあ、ほっといてくんないかな……)

青年「無い」

エリート「うぷぷぷッ!」

担任「コラそこ、ちゃんと聞いてるか?」

エリート「す、すいません」

担任「いや、エリートは別に構わない。だが青年、お前は後で罰を与える」

青年「……はい」

担任「今日はこれで終了だ。明日から学校だから、休まずちゃんと来るようにな!」

生徒「はい!」

女子「起立」

女子「例」

生徒「さようならー」

担任「おう、また明日な」

青年「………」

担任「さて、青年は俺に付いて来い」

青年「はい」

担任「この部屋に入れ」

青年「……はい」

スタスタ

青年(ここは、生徒指導室?)

カチャ

担任「お前はこの部屋で明日まで反省していろ」

担任「親には電話しておくから」

青年「…………」

担任「じゃあな」

スタスタ

青年「行ったか……」

ガチャ ガチャ!

青年「鍵が壊れていて開かない……閉じ込められたのか」

青年「はあ……親に怒られるなあ」

青年「不幸だ」

青年「窓があるな……ここは2階だけど、飛び降りるか?」

青年「………」

青年「いや、やめておくか。打ちどころが悪ければ死ぬし」

青年「じゃあどうする……扉を壊すか?」

青年「………器物破損か建造物破損になっちゃうな。駄目だ」

青年「………誰か助けて下さーい!!」

期待しまくりんぐ

青年が凄い能力に目覚めて、馬鹿にしたやつ全員ボコボコにするんですね

分かります

無能力者だからって笑い者にするくらいなら、いっそガキの頃に殺しとけよ。
そいつらがわざわざこんな世界で生きていたいと思うわけ無いじゃん。

罰の理由がわからん支援

期待

青年「………」

青年「………」

青年「……やっぱり、誰もいないーーーー」



「誰か居るの?」

青年「ッ……はい、此処に居ます」

「何かあったの?」

青年「鍵が壊れていて開かないんです」

「………分かったわ。扉から離れて」

青年「はい……」

パンッ!


「開いたわよ」

青年(今の音……明らかに発砲音だよな)


ガチャ


青年「……ありがとう。助かったよ」

「you're welcome」

青年「……」

「……貴方、同じクラスの青年クンよね?」

青年「そうだけど、そういう君は”ジト目“だよね」


ジト目「ええ、そうよ」



青年「……何者だい?俺と平気で話せるなんて」

青年「洗脳されてないのか?」

ジト目「ええ」

青年「でもどうやって?」

青年「自宅で注射をした筈だぞ」


ジト目「……簡単よ。能力を使っただけ」

青年「……」

ジト目「私の能力は予知。数秒後の出来事を未来視する事ができるの」


青年「成る程。それで注射を免れた、と」

ジト目「その通り。じゃあ私も貴方に質問していいかしら」

青年「何?」

ジト目「………貴方、皆から見下されていたけどまさか……」

青年「……さあね。君の推察で合ってるかもしれないし」


青年「間違ってるかもしれない」

ジト目「……」

青年「………まあ、いつか君の推察が合っていたとわかる瞬間が来るよ」

ジト目「………そう」

青年「じゃあ、俺は家に帰るよ。助けてくれて本当にありがとう」

ジト目「……分かった、気を付けてね」

青年「それじゃあ」

青年「see you around」

スタスタ

ジト目「………」


ジト目「英語、喋れるのね……」

青年(……まともに話したのは久しぶりだな)

青年「………」

青年「本当……久しぶりだ……」


スタスタ


青年「……やっと着いた」


ガチャ


青年「ただいま帰りました」

母「あら、アンタ今日は居残りなんじゃないの?」

青年「はい。ですが先生に許しを貰えた」

母「ふーん。良かったじゃない」

青年(怒ってない………薬が効いたか)

青年「有り難き幸せ」

おもしろい(断定)

これは読んでる側が恥ずかしくなるレベルだな.....
>>1の良い黒歴史になりそうだから期待

黒歴史になろうが期待してるぜ

支援(`・ω・´)シャキーン

んなこと言ったらエロss書いてる奴なんてどうなっちまうんだ

後で賢者になるんだろ

外野なんてきにせずかけよかいてくれよ

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