御坂「マックでハッピーバレンタインって言うとサンデーチョコレートをプレゼント?」 (9)

御坂「へぇー、マックもたまにはやるじゃない。でどうやればもらえるのよ?」

  『兄弟・姉妹・夫婦・恋人・友達・親子 (カップル限定) 2人組ならOK!』
  
  「カ、カップル限定!?でもせっかくだからやってみたいわね・・・でも相手がねー。
   やっぱりあいつに頼むしかないわね。こ、恋人のフリだって一緒にしたことあるし。
   しかも今回は友達ってことなら話は通るし大丈夫大丈夫。とりあえずあいつを探してみるかしらね。」




   



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御坂はとりあえず上条がいそうな所を歩き回った。

そして修道服に身を包んだ青髪の少女と歩いている上条を発見した。

御坂「(あ、あいつまたあの娘といる!)」

御坂は影に隠れて二人の会話を聞くことにした。

インデックス「当真!当真!マクドナルドに行くとサンデーチョコレートがもらえるらしいんだよ!」

上条「俺の持ち金じゃ普段こういうの買えないからな。よし行くか。」

御坂「(え、あいつあの娘と食べるんだ・・・」

御坂は落胆していた。

そんなとき彼ら2人のところに赤髪で黒い服を身に着けていてタバコを吹かしている男が現れた。

ステイル「やっと見つけたよ、インデックス」

インデックス「な、何か用?」

ステイル「一緒にマックに行こう」

インデックス「!?」

上条「!?」

御坂「??」

ステイル「さあ行こう」

ステイルは無理やりインデックスの手をとって引きずって行こうとした。

インデックス「何で私があんたとマックに行かないと行けないのよ!放して!当真助けてー」

ステイル「上条当真。この僕の「チョコレートサンデー一緒に食べて仲良くする作戦」は邪魔させないよ」

上条「お、おう」

インデックス「いやだよおおおおおおおおおおおお」

そのままステイルとインデックスは近くのマックへと入って行った。

御坂「(何か知らないけどあいつが一人になったしこれはチャンスなんじゃ?」

御坂は上条に話掛けた。

御坂「あの娘追いかけなくていいの?」

上条「おう、御坂。あの変態紳士がいるからまあ平気だろ」

御坂「なら良いけど・・・」

上条「インデックスが変態紳士にとられてしまったからチョコレートサンデーはなしだわ・・・不幸だ」

御坂にとっては絶好のチャンスだった。

御坂「わ、私が一緒について行くわ。べ、別にあんたのためとかじゃなくて私も食べたいと思ってるだけだから!」

上条「お嬢様が無料のチョコレートサンデー食べに行く必要ないだろ?貧乏学生にとってはこの機会が・・・」

御坂「と、とにかく無料はラッキーじゃない?早く行きましょう!」

御坂は顔を赤くして上条の手を取りマックに向かった。

近くにマックがあったがそこには先ほどの変態紳士とインデックスがいたので避けていった。

そして別のマックを見つけた。

御坂「やっと見つけたわ・・・」

上条「チョコレートサンデーのためにわざわざこんな遠いところまで・・・」

御坂「とにかく入る入る!」

御坂と上条はマックに入っていった。

店員「いらっしゃいませ!」

御坂「えっと。は、は、は、は、ッピ」

店員「はい?」

上条「おい御坂言わないなら俺が言うぞ『ハッピーバレンタイン』」

御坂「ちょっ!」

御坂は顔を真っ赤にした。

店員「かしこまりました!」

そしてチョコレートサンデーが運ばれてきた。

上条「ほら来たぞ、御坂」

御坂「分かった今行くわ」

遠くのイスに座っていた御坂は上条のところに向かった。

しかしその時重要なことに気付いた。

御坂「あれ?何でチョコレートサンデーが1つなのよ?」

上条「お前これ“おひとつ”プレゼントだぞ?」

御坂「!?」

てっきり御坂は1人に1つずつもらえるとばかり思っていた。

しかも1つのチョコレートサンデーに2つのスプーンが刺さっていた。

御坂「ま、まさかこれって2人で1つのチョコレートサンデーを・・・!?」

上条「まあそういうことだろうな」

御坂は顔を真っ赤にして少しづつ電気が走っていた。

上条「お、おい御坂さん・・・?」

御坂「あああああああああああああああああああああああああああああ」

恥ずかしさのあまり御坂は暴走してあちらこちらに電気を発した。

上条「おい!お前!」

上条はチョコレートサンデーは左手に持ち替えて右手が電気を防いだ。

しかし防げたのは上条だけで店内はブレーカーが落ちてその日の営業は不可能になった。

店長「誰だこんなことをやったのわああああああああああああああああああああああ」

店長は激昂して叫んでいた。

上条「や、やばい・・・。おい逃げるぞ!」

上条は御坂の手を取って店外へと逃走した。

御坂「ちょっとあんた・・・!?」

御坂は上条に手を握られたことに嬉しさを覚えた。

そのまま二人は逃走に成功してそのマックは次の日から通常通りの営業になった。

御坂にとって上条に手を握られた、それだけでハッピーバレンタインだった。

しかしその後とんでもないことが発覚した。

御坂と上条が頼んだチョコレートサンデーに

“プラスチック片”が混入していた。

もしこのまま2人が食べていたらどちらかが口の中をケガしていたかもしれない。

そしてマックの評判が悪くなり今後の経営にも影響が出ていたに違いない。

しかしこの御坂の行動によってマックの混入問題はなかったことになった。

マックは今も学園都市で通常通り営業している。

ー御坂と上条がマックを守ったとも知らずに

ー終ー

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