高森藍子のゆるふわラジオ第6回 (29)


藍子「『高森藍子のゆるふわラジオ』のお時間です」

藍子「みなさん、こんにちは。高森藍子です」

藍子「今週も『ゆるふわラジオ』のお時間がやってきました」

藍子「この番組は、アイドル高森藍子が、リスナーのみなさんと一緒に日常の小さな幸せを発見していくラジオ番組です」

藍子「この番組はネット配信ラジオで、映像付きとなっています」

藍子「今回が第6回です」

藍子「先週ですか? 何もありませんでしたよ」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1423819503


藍子「いえ、ちゃんと覚えてますよ」

藍子「第1回以来のベルで、初の進行破綻でした……」

藍子「番組関係者一同心より反省し、再発防止に努めてまいります」

藍子「……本当にごめんなさい」

藍子「自分の番組でやってしまうとは……」

藍子「他の番組ならいいってわけではないんですけど……」

藍子「自分の番組の方が迷惑はかからないんですけど……」

藍子「ちゃんと切り替えて行かないといけませんね」

藍子「先週の増量版は満足していただけましたか?」

藍子「あれはもうありませんからね。特に今週はありませんっ」


藍子「それでは最初のコーナー、『ゆるおた』です」

藍子「このコーナーは普通のお便りをゆる~く紹介するコーナーです」

藍子「気軽に送ってくださいね。お便りお待ちしています」

藍子「お便りは番組公式サイトのフォームからか、ここの辺りに出ているメールアドレスまでお願いします」

藍子「いつからこの番組はマトリックスの世界に入ったんですか」

藍子「この流れてる文字がメールアドレスって、やっぱり読めませんよっ」

藍子「スタッフさん完全に復活してますね……」

藍子「番組の詳細については、詳しくは番組公式サイトをご覧ください」

藍子「各コーナーの紹介や、送っていただいた写真の紹介など盛りだくさんです」

藍子「番組のハッシュタグは『#ゆるふわ』です」

藍子「それでは、お便りを紹介していきましょう」


藍子「最初のお便りは、ラジオネーム『九部音符』さんからです」


【藍子さんこんにちは

 いつも楽しみに聴かせていただいています

 たまに失敗することもありますけど、そんなところにもほっこりできます

 いつの間にかこのラジオが生活の一部になってしまいました

 このラジオを聴いて、また一週間頑張れるような癒しになっています

 これからも自然体でみんなを笑顔にしてください

 応援しています】


藍子「ありがとうございます」

藍子「本当ですか? みなさんを笑顔に出来てるといいんですけど」

藍子「こうやって聴いていただいて、元気が出るならよかったです」

藍子「応援してくれてありがとうございます。嬉しいです」

藍子「たまにはお休みしながら、無理しないで頑張ってくださいねっ」


藍子「次は、ラジオネーム『休憩部長』さんからです」


【毎回楽しく聴いています

 何があろうとこのラジオの時間だけは予定を死守しています

 藍子ちゃんは今日もかわいいので見ていると疲れも吹き飛びます】


藍子「あ、ありがとうございます……」

藍子「え、次ですか? なんか量が多いですよ」


藍子「次は、ラジオネーム『ジョルジュ』さんからです」


【高森さんこんにちは

 先週のことを気にしているかもしれませんが

 ただでさえ可愛い可愛い藍子ちゃんが更に可愛くなっただけなので心配しないでください

 そんなかわいらしいところを見れる方が何倍も重要です

 ああいった一面も珍しくて可愛くてミリョクテキナノデタノシミニシテイマス】


藍子「……次、ですか?」


藍子「ラジオネーム『藍子姫親衛隊』……さんからです」


【美しき我らが藍子姫、ごきげんよう

 以前、自分の長所を見つけるのは難しいと仰っていましたね

 そういったわけで、藍子姫の美点を――】


藍子「なんなんですかこれっ!?」

藍子「次のもちょっと読みましたけど似たり寄ったりなお手紙ばかりじゃないですかっ!」


<Hup-2-3-4,Hup-2-3-4,Hup-2-3-4,Hup-2-3-4>


藍子「……え、立つんですか?」


藍子「これ違う番組ですよ。アーニャちゃんの番組じゃないんですよ?」

藍子「ちゃんと許可取ったんですか? 先週あんなに落ち込んでたのにスタッフさん完全復活ですね!」

藍子「リスナーのみなさんも送る番組間違えてますからっ」

藍子「こういうお便りも嬉しいですけど、嬉しいですけど、自分で声に出して読むって恥ずかしいどころじゃないですからっ」

藍子「この束全部こんな感じなんですよね? あっちに送りましょうよ」

藍子「ここには鬼軍曹はいませんっ。デスマーチもありませんっ」

藍子「弁解? しませんよっ。確か敬礼すればいいんですよね?」

藍子「はい、しましたから終わりです。終わってください」


藍子「先週あんなことがあったのに、みなさんこんなノリで来るとは思いませんよ」

藍子「ここでは弄られてばっかりな気がします……」

藍子「予定より時間早いですけど、終わりでいいんですか?」

藍子「はい、わかりました」

藍子「それでは、『ゆるおた』のコーナーでした」

藍子「次は、『お散歩カメラ』のコーナーです」

藍子「このコーナーは、リスナーのみなさんがお散歩中に撮影した写真を紹介するコーナーです」

藍子「天気のいい日はカメラを持って出かけてみましょう。きっと素敵な出会いがあるはずです」


藍子「このコーナーはいつもと変わりないみたいです」

藍子「ここだけは真面目に写真を紹介しましょう」

藍子「今回紹介する写真と送っていただいた写真は番組公式サイトの写真館にコメントをつけて掲載します」

藍子「時間があるときに、素敵な写真をゆっくり眺めてください」


藍子「それでは、最初はラジオネーム『さくらんぼ』さんからです」


【雪の中に小さなお地蔵さんがいました

 誰かが乗せたのか、頭に新しそうな小さな笠が乗っていました

 なんだか昔話みたいですね】


藍子「雪の中にお地蔵さんがちょっと埋まってます」

藍子「なんだかほっこりしますね」

藍子「山の中みたいですし、また季節が違うと綺麗な写真が撮れそうです」

藍子「紅葉や新緑の中でも映えそうです」

藍子「自分だけの風景を大切にしてあげてくださいね」


藍子「次は、ラジオネーム『10%』さんからの写真です」


【川の土手で近所のおばあさんとお孫さんが犬の散歩をしている写真です

 夕日を浴びながら毎日ゆっくり歩いています

 家族の仲がとてもよく、私も以前からお世話になっています

 この写真もよく撮れたと思うので、印刷しておばあさんに贈りました】


藍子「仲良しな家族の写真は優しい気持ちになれるので大好きです」

藍子「こんな風に夕暮れの写真だったり、日中の写真でも」

藍子「物寂しい雰囲気があったとしても、どこかあったかいですよね」

藍子「やっぱりどこかに笑顔があるから、でしょうか」


藍子「最後の写真はラジオネーム『向日葵』さんからです」


【コツコツつくってきた我が家のダイニングです

 キャンドルの灯りで味が出るよう色々と家具に拘りました

 たまに料理にも凝って、優雅なディナーを楽しんでいます】


藍子「テーブルの上にお洒落な料理がありますね」

藍子「ろうそくを灯してあって、古い洋館みたいな雰囲気です」

藍子「小物にもこだわってるみたいです」

藍子「こつこつお店を回ってお部屋に合いそうなものを探していくのは楽しいですよね」

藍子「さすがにここまで本格的には出来ませんけど」

藍子「私も自分の好きな雰囲気の小物を集めるのはしています」


藍子「それでは、『お散歩カメラ』のコーナーはここまで」

藍子「今日紹介した写真も紹介できなかった写真も、後日更新される写真館でお楽しみください」

藍子「次のコーナー、『シチュエーションコンテスト』」

藍子「このコーナーは、毎週決めるテーマに合わせてお便りを募集して紹介していきます」

藍子「出来事、台詞、写真など、色々なテーマで色々な募集を行います」

藍子「何か考え付いたらお便りを送ってください」


藍子「今回のテーマは『告白』でした」

藍子「バレンタインということで、告白に関する話題を募集しました」

藍子「テーマがぼんやりしていたからか、かなりいろいろなお便りがありました」

藍子「ここもネタ披露の場じゃないんですよ?」


藍子「まずはラジオネーム『mine』さんからです」


【この度、結婚することになりました

 付き合い始めたのがちょうど7年前のバレンタインの日です

 その思い出の場所で当時の再現写真を撮ってきました

 結婚式でも使う予定です】


藍子「おめでとうございますっ!」

藍子「わぁ、素敵ですねっ」

藍子「お二人とも制服なんですね。すっごく撮り方が巧いです」

藍子「そんなに昔からずっとって、いいですね……」

藍子「お二人とも、お幸せにっ」


藍子「次はラジオネーム『ペール』さんからです」


【オレがこのチョコでお手玉を500回出来たら、オレと付き合ってくれ

 498…499…500

 ホラ、これでお前はオレのものだ

 もう逃げられないからな】

<And I will always love you Will always love you>


藍子「さすがにかっこいい声を出すのは難しいですね」

藍子「というか、もうバレンタイン関係ないですよね?」

藍子「どうしてこれを選んでしまったんでしょう……」

藍子「なぜか打ち合わせで多数決で残り続けるという不思議なことが起こりました」

藍子「真面目なお便りも多いんですけどネタも多いんですよ」


藍子「あれ? もう一通? 確か終わりだったはずなんですけど……」

藍子「ラジオネーム『魔法少女P@心をこめて読んでね☆』……さんからです」

藍子「……………………」


【はいっ、バレンタインのチョコですよっ

 口どけのいい、やさしい甘さ……届けたくて

 だから、黒糖入りのチョコレートです

 あなたの心と体が、少しでもリラックス出来たらいいなって……

 え? そりゃあ心配しますよ

 毎日気にしてるんですから……

 私にとっては大切なんですっ

 ふふっ……ずっと、ずーっと、一緒ですからね?】

<And I will always love you Will always love you>


藍子「わー! わー! わー!」

藍子「むーりぃーでーすぅ……」

藍子「ちゃんと読むために先に目を通したときにためらいましたよっ」

藍子「うぅ……心の準備も出来てなかったから恥ずかしい……」

藍子「これ書いたのあの人ですよね? もう本業こっちでいいじゃないですか」

藍子「もうこれで終わりですよね……? よかったぁ……」


藍子「それでは、今回は『告白』というテーマでお送りしました」

藍子「おかしいですね……こんなはずじゃなかったんです」

藍子「次回は『イベントの感想』です」

藍子「いよいよ来週は新曲『Star!!』の発売です。そして、発売記念イベントが全国で開催されます」

藍子「その感想をこのコーナーを使って紹介していきます」

藍子「文章だけでも、写真をつけてもかまいませんので、投稿お待ちしています」


藍子「帰りに少し寄り道してもらって、海のほうからの夜景を撮りました」

藍子「こうしてみると、本当に大きくて綺麗な街ですよね」

藍子「今回は綺麗に撮れるように、ちょっと機材を借りて使ってみました」

藍子「もっといろいろな写真を撮るようになったら、自分で買おうかなって思います」

藍子「それではここで1曲。来週発売の『Star!!』です。どうぞ」


藍子「いよいよ来週発売ですっ」

藍子「同時に全国で発売イベントが開催されます」

藍子「私は東京の担当です。いらっしゃる方はよろしくお願いします」

藍子「感想は、『シチュエーションコンテスト』の方まで送ってください」

藍子「とっても明るくて未来を目指して頑張っていける曲です。ぜひ聞いてみてくださいねっ」


藍子「遅れはなかったみたいですけど、今回は私を弄りすぎです……」

藍子「リスナーさんもスタッフさんも悪乗りしすぎですよ」

藍子「来週こそは平和に終わらせましょうね? お願いしますよ?」

藍子「それでは、そろそろお別れのお時間です。『高森藍子のゆるふわラジオ』、お相手は高森藍子でした」

藍子「来週も同じ時間にお会いしましょう。お聴きいただきありがとうございましたっ」


以上です。読んでいただいた方、ありがとうございます。

今夜あたりからCPの活動の幅が広がって藍子ちゃんの出番がいつあってもおかしくなくなりましたね

バレンタインに間に合いそうにないので、カフェをやってる藍子ちゃんの話をまったり考えておきます

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