バルバトス「火継ぎか…」(10)

この話はバルバトス「ロードラン…?」のやり直し的な話(安価無し)です。
安価廃止の理由はどうあっても虐殺になってしまうだろうという考えからですw
勝手ながらやり直しをさせていただきます。
それでもよろしいのであればどうかお付き合いください。m(_ _)m

また再開場所は前の話からとなります。勝手をお許しください。

バルバトス「これなら心おきなく奴と戦える!」ニヤ…

鎧猪「…」

猪はバルバトスを視認するやいな、猛烈なスピードで突進してきた!

バルバトス「!?」

あんな重厚な鎧を身にまとっているにも関わらず、凄まじい速度だ。

だが、先ほど戦った黒騎士に比べるとあまりに単純な動きだった。

バルバトスはなんと、突進してきた猪を真正面から受け止めた。

鎧猪「…!!」

猪は目を疑った。目の前の男は自分を片手一本で止めていたのだ。

バルバトス「どうした?その程度か?」

次の瞬間、猪の命は尽きた。

バルバトス「見かけ倒しか…」

バルバトスは斧に付いた汚れを落としながら呟いた。

ソラールはというと

ソラール「これで最後だ。」

亡者の最後の一体を倒していた。

バルバトス「ほぅ…」

ソラールは中々の戦士だ。動きに無駄がない。

ソラール「さぁ、早く鐘を鳴らしに行こう」

バルバトス「あぁ」

ー教会ー

中々洒落た作りだ。興味は無いがな。

ソラール「どうやらここの上にあるようだな」

バルバトス「そうだな…ん?」

よく見てみると上の方に誰かがいる。

大きな杖のような物を持っていることから、魔法でも使うのだろう。

ソラール「敵か?」

バルバトス「いや…」

奴から確かな殺気を感じる。敵だ。

杖を持った大男は杖を掲げだした。

杖の先に青白い光が集まっていく。

そして

バルバトス達を狙い、光の矢を放ってきた。

バルバトス「なんだ?あの技は?」

ソラール「あれは魔法、ソウルの矢だ!」

身構えるソラール。

バルバトス「魔法だと!?」



ロートレク「いやぁ悪いな…」クックックッ

バルバトス「なに、気にする事はない」

ソラール「あの…」

バルバトス「ん?」

ソラール「さっきの奴はどうなっ」

バルバトス「なに、気にする事はない」

ソラール「…はい」

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