穂乃果「μ'sの日常」にこ「短編集」 (575)

ss投稿三回目です。

エロ無しグロ無しです。
キャラ崩壊もしてないはずです。
時系列は話ごとには一貫させてありますが、全体で見るとバラバラになるかもしれません。今の所大丈夫なはずですが。

以下前に書いた作品です。よかったらどうぞ。

真姫「おにぎりに、ボルシチ?」
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とりあえず書き溜めがそこそこあるので投下します。

『ことりん?』

屋上

凛「ふぁ〜ぁ...」

凛「いい天気にゃあ〜...」



ガチャッ

ことり「こんにちは〜、ってあれ?凛ちゃんだけ?」

凛「そーだよぉ〜...」

凛「みんな用事があるから少し遅れるって言ってたにゃ〜…」

ことり「そっかぁ〜」

ことり「凛ちゃんはそんなところで何をしているのかな?」

凛「見ての通り、日向ぼっこにゃ〜」

凛「寝転がると気持ちいいにゃぁ…」

ことり「へぇ〜、じゃあことりも寝転がっちゃおうかなぁ〜」

凛「こっちおいでにゃ〜、ポカポカにゃ〜」

ことり「ほんとだぁ、ポカポカだねぇ...」ゴロン

凛「こんないい天気の日は日向ぼっこするのに限るにゃ〜」

ことり「ふふっ、なんだかいつもよりも猫さんみたいだねぇ♪」




凛「...あっ、見て見てことりちゃん」

ことり「ん〜?」

凛「あの雲」

ことり「どれぇ?」

凛「あれあれ。猫みたいにゃ〜」ユビサシ

ことり「あぁ、たしかに言われてみれば...」

ことり「あ、あっちは...わんちゃんみたい」

凛「猫とあんまり変わらないにゃ〜」

ことり「ことりは猫ちゃんもわんちゃんも可愛くて好きだよ〜」

凛「そういえば、穂乃果ちゃんがたまに犬に見えるにゃ〜...」

ことり「そこもまた可愛いところだよぉ〜」クスクス

凛「そーなのかにゃ...?」

ことり「そうなんです〜...」

凛「そっか〜...」

凛「希ちゃんは、狸かな?」

ことり「絵里ちゃんは狐さんだねっ」

凛「かよちんは鹿にゃ」

ことり「鹿!?」

ことり「どっから出て来たの鹿...」

凛「それは内緒にゃ」

ことり「そっかぁ...」

凛「そうだよ〜…」

ことりん「......」ボーッ

凛(のどかだにゃ〜)ゴシゴシ

ことり(目をこする凛ちゃんもかわいいなぁ)

ことり「...凛ちゃんは、μ'sに入ってから変わったよね」

凛「へ?」

ことり「あぁ、入ってというか...入りたての頃から変わった、ってことだよ」

凛「そうかにゃ?」

ことり「うん」

ことり「とってもね、かわいくなったと思うの♪」

凛「かわっ!?」////

凛「かわいいなんて...凛は髪だって...」アセアセ

ことり「ことり、聞き飽きちゃったよそのセリフ〜♪」ズイッ

凛「にゃにゃっ!?」

ことり「ショートヘアの女の子なんて沢山いるよ〜」クスクス

凛「でもぉ...」

ことり「...練習着スカートにしてたのに、まだそんなこと言ってるの〜?」

凛「ううぅ...」////

ことり(真っ赤になった凛ちゃんもかわいい...)

ことり「ご、ごめんね?いじわる言っちゃったね」

ことり「でもかわいいって思ったのは本当だよ♪」

ことり「着せ替え人形にしちゃいたいくらいっ♪」

凛「う、嬉しいけどそれは遠慮しておくにゃ〜...」

ことり「え〜、楽しそうなのに〜」

凛「あはは...」ゴシゴシ

ことり「...?」

ことり「さっきからたまに目をこすってるけど、大丈夫?かゆいの?」

凛「にゃっ!?な、なんでもないよ?」ビクッ

ことり「…」

ことり「嘘つきには、針千本飲ませちゃいm」

凛「ごめんなさいにゃっ」

ことり「…よろしい♪」

凛「って言っても、ただねむくなってきちゃっただけだにゃ」

ことり「あぁ、練習前だから寝るわけにいかないもんね〜…」

凛「うん...」

ことり「...普段なら」ボソッ

凛「うん...うん?」

凛「普段なら?」

ことり「そっ、普段ならね♪」

ことり「でも、今はお日様の光をたっくさん浴びながら寝転がっているんだよ?」

ことり「ここでお昼寝しなかったら罪だよぉ〜」

凛「でもでも、海未ちゃんとかにばれちゃったら...」

ことり「大丈夫、ことりがなんとかしてみせますっ!」キリッ

ことり「だから...寝ちゃっていいよ?」

凛「う、う〜ん...いいのかにゃぁ...?」

ことり「大丈夫だってぇ♪」

ことり「ほらこっちおいで、凛ちゃん」クイッ

ことり「腕枕、してあげる...♪」

凛「にゃっ!?それはちょっとぉ〜...」

ことり「ほらほら♪もう目がトロ〜ンってなっちゃってるよ〜」グイグイ

凛「むぅ...じゃ、じゃあ...」ポフッ

ことり「いらっしゃ〜い♪」ギュッ

凛「あ...あったかくて...いいにおい」

ことり「みんな来たら、起こしてあげるから♪」

凛「りょー...かい......にゃぁ...」ウツラウツラ


ことり(...凛ちゃんこそ、小さくていいにおい)

ことり(初めて会った時よりも確実に、女の子らしくなれてるよねぇ)

ことり(これもμ'sのおかげかな?)

ことり「...こんなにかわいくなったのに、何を恥ずかしがっているんだろうなぁ」

ことり「...」チラッ

凛「すぅ...すぅ...」

ことり「...ねちゃってる」

ことり「...」

ことり「かわいいなぁ...」ナデナデ

凛「にゃー...」

ことり「...ふふっ」

ことり「やっぱりことりもねちゃおうかなぁ」

ことり「...」

ことり「はぁ」

ことり「本当に、いい天気♪」



おわり

『憧れ』

穂乃果「はぁ〜〜〜…」トボトボ

ことり「どーしたの?穂乃果ちゃん」

海未「何かあったのですか?」

穂乃果「ん?あぁ、いや…」

穂乃果「恋、してみたいなぁ〜って…」

ことり「こここここ恋!!?」ガーン

海未「!!」

海未「ことり!至急保健室から体温計と薬を!!私はここで応急処置をしておきます!!」バッ

ことり「ふえっ!?ら、らじゃー!!」タタタッ

穂乃果「ちょ、ちょっとちょっと!!穂乃果はどこもおかしくないよ!!」

海未「くっ、自分の状況が理解できないほど脳にダメージを…今助けます穂乃果!!」

穂乃果「海未ちゃん!!穂乃果は大丈夫なの!!」ガシッ

海未「へっ!?ホントに…?」

穂乃果「当たり前だよ!ほらもぉ〜ことりちゃん見えないよぉ」

海未「で、ですが恋…したいだなんて…」////

穂乃果「海未ちゃん?顔赤いよ?」

海未「!!」////

海未「ほっ、穂乃果が破廉恥な事を言うからです!!」バンッ

穂乃果「ごめんなさいっ!?」

ことり「ビックリしたぁ〜、頭おかしくなっちゃったのかと思ったよ〜」

穂乃果「頭おかしいと思われたんだ私…」ズーン

ことり「いっ、今は大丈夫だからっ」アセアセ

海未「ですがなんでまた急に恋をしてみたいなどと…?」

穂乃果「そりゃあ、穂乃果だって男の人と付き合うならこんなんかなーって想像することもあるし」

穂乃果「アイドルは恋愛禁止!!って言われると、逆にしてみたくなっちゃうというかなんと言うか…」

ことり「なるほど…」

海未「押すなよ押すなよみたいな感じですか?」

穂乃果「それはちょっと違うかなぁ〜…」アハハ...

ことり「でも確かに、ちょっとは憧れちゃうかも。今まで一度もそういう経験ないし」

海未「まぁ少しは…なくも…ないです」////

穂乃果「でしょー?歌として恋のことを歌うことはあるけど、やっぱり体験してみたいなって感じがするんだよねぇ〜」

穂乃果「ただねぇ〜、やっぱりアウトだよねぇ〜」ハァ

海未「当たり前です…」

ことり「あはは…」

穂乃果「ところで海未ちゃんってさ、誠実な人が好きそうだよね」ニヤッ

海未「へっ!?」

ことり「筋肉に萌えてそう♪」クスクス

海未「ちょっ、やめてください!!」////

穂乃果「ことりちゃんは…お菓子作れる人?」

ことり「ことりは…どっちかって言うと作ってもらうよりも作ってあげたいかなぁ」

穂乃果「ことりちゃんの彼氏になったらお菓子食べ放題か…」ジュルッ

海未「下心丸出しですね」

穂乃果「えへへ、でも確かに、手作りの物を食べてもらうのはちょっとドキドキするかもね。穂乃果はお饅頭で慣れちゃったけど」

海未「仕事柄ですし仕方ないです」

穂乃果「でもでも、お菓子食べてくれるだけじゃダメでしょ?」

ことり「当たり前だよっ!」

ことり「すーっごく優しくて、ちょーっとだけ抜けてるところがあるような…かわいい人が、いいんだぁ…♪」

穂乃果「…おやつにされちゃうんじゃないかな、その人」コソッ

海未「私に言わないでくださいっ」コソッ

ことり「ん?どーかした?」キョトン

穂乃果「い、いやなんでも」アハハ...

ことり「穂乃果ちゃんはカッコよくてダンスが上手い人でしょ」

海未「チャラ男っぽいですねそれ」

穂乃果「ちょっ、穂乃果は顔で決めたりしないよぅ!」

ことり「でもダンスが上手い、は合ってるんじゃないかな?」

穂乃果「まぁ間違ってはないかも…」

穂乃果「ただダンスもいいけど、やっぱり和菓子に詳しい人じゃないと!」

海未「さすがは職人の子です」

ことり「そうだねぇ」クスクス

穂乃果「『俺が穂乃果を守るっ!!』とか言われてみたいなぁ〜」

ことり「カッコいいねぇ…」

海未「漫画の読みすぎです…」ハァ

穂乃果「まぁ、高校を卒業するまではこんなこと起きないんだろうけどねぇ〜」

ことり「女子校だしね…」

穂乃果「μ'sが終わって、高校生活が終わって、また新しい生活が始まったら」

穂乃果「穂乃果も男の人と付き合ったりするのかな」

ことり「大学生だとしっかりしたお付き合いをしている人多そうだよねぇ」

海未「大学生ともなれば立派な大人ですからね」

穂乃果「穂乃果、大丈夫かなぁ…」

海未「…大丈夫ですよ、これから少しずつ大人になっていけばいいんです」

ことり「まだ高校生活が終わったわけじゃないしねっ♪」

穂乃果「うん…」

海未「確かに私たちはまだ未熟で恋だってしたこともありませんが」

海未「いつかは母親と同じ様に誰かと結婚し、家庭を築いていくことになるのかもしれません」

穂乃果「…まだちょっと想像つかないかなぁ」

海未「そんなものですよ。これから分かっていくことなんです、きっと」

海未「だから今は…残された高校生活を、精一杯楽しみましょう」ニコッ

穂乃果「…うん、そーだ…そーだよね!」

ことり「今年で最後だもんね〜」

穂乃果「やっぱり今はラブライブだよっ!二人ともっ!」

海未「分かってましたよ」クスクス

ことり「ことりも〜♪」

穂乃果「ぃよーっし、今の私の恋人はことりちゃんに海未ちゃんだっ!!」ガバッ

ことり「やん♪」

海未「本人目の前にして二股宣言ですか…」ハァ

穂乃果「いいんだよどっちも大好きなんだから!」

穂乃果「私たち3人いつでも一緒!ラブライブも、力を合わせればきっと大丈夫だよ!」

ことり「うんっ♪」

海未「心配なんてしてません!」

穂乃果「愛の力で優勝!二人とも、ファイトだよっ!!」



おわり

いいね~

『カラオケ』

希「エーリチっ!カラオケいこー!」

絵里「カラオケ!?また急ね…」

希「ええやん、行こっ?」キラキラ

絵里「…はぁ、この書類片づけたらね」クスクス

希「やった♪」

絵里「でも、なんでカラオケ?」

希「ええからええから♪」

カラオケ内1室

希「ぅ笑ってもっとベイベェ〜!」

希「むじゃきに on my mind!」

絵里「…」

希「ぅ映ってもっとベイベェ〜!」

希「すてきに in your sight!」

絵里「…」

希「ゥオウ!」

希「泣かせ〜文句のぉ〜その後じゃあ〜」

絵里「…」

希「エリィ〜」

希「my love」

希「so sweet」

絵里「…」

希「エリィ〜」

希「my love」

希「so sweet」

絵里「…」

希「…」

希「ぅエエエリィ〜〜〜!!」

絵里「!」ビクッ

希「my love…」ボソッ

絵里「…」

希「ぅエエエエエ!!」

絵里「!!」ビックゥ

希「…リィぃぃ〜〜ウォウウォウウォ〜ウベイベェ〜…」

絵里「…」

ラーーーラーラーラーラーダッダーンダーン...

希「…ふうっ」マイクコトッ

絵里「…」

希「…」

希「…惚れた?」キリッ

絵里「帰るっ!!!」バンッ

希「ああん待ってやエリィ〜」ズルズル

絵里「貴女エリーって呼ばないでしょっ!!」



おわり

『貴女への気持ち』

にこ「真姫」ポンポン

真姫「?」

真姫「なぁに、にこちゃん」

にこ「今日の放課後さ、何か用事ある?」

真姫「今日?ないわよ」

にこ「そっか、じゃあ二人で一緒に帰らない?」

真姫「にこちゃんが二人で帰ろうなんて珍しいわね」

にこ「ちょっとね〜」ニヤッ

真姫「ちょっとって何よ?」

にこ「んー…」

にこ「分からない?」

真姫「分かるわけないでしょ?」

にこ「そうよねぇ…真姫ちゃんだもんねぇ…」

真姫「ちょっと!それどーゆー意味ぃ!?」ガタッ

にこ「真姫ちゃんはおバカさんだってことにこっ♪」

真姫「イミワカンナイ…」ハァ

にこ「というか…え?ほんとうに分からない?」

真姫「だから何なのよっ!」

にこ「はぁ〜〜〜…」

真姫「くっ…」

にこ「まぁいいわ、帰る時になったらわかるわよ」クスクス

真姫「気になる…」

放課後 帰り道

にこ「…」トボトボ

真姫「…」スタスタ

にこ「…ねぇ、真姫」ボソッ

真姫「…なによ」

にこ「さっき言ってた一緒に帰ろうとした理由…聞きたい?」

真姫「当たり前でしょ?一日中気になって仕方なかったわ」

にこ「それもそうよね…」

にこ「わかった、話す」

真姫「待ちくたびれたわよ」ハァ

にこ「…」

真姫「…」ジッ

にこ「…私たち三年生はさ、もうすぐ卒業するじゃない」

真姫「!」

真姫「そ、そうね…」

真姫(…)

にこ「そしたらあなたたちは、μ'sを解散させる気でいるんでしょ?」

真姫「…えぇ」

にこ「…」

にこ「…どーしてもつらいものがあるわね」

真姫「…やっぱり解散はやめてくれ、とでも言いたいわけ?」

にこ「そんなわけないじゃない。これはあなた達が決めたことだもの、にこに口出しする権利はないわ」

真姫「じゃあそれがなんだっていうの?」

にこ「…あのときの真姫の言葉」

真姫「あの時…?」

にこ「海、行ったじゃない。九人だけの景色を見に」

真姫「海…あっ!」////

にこ「思い出した?」

にこ「にこね…あの言葉にどんな意味があったのかなぁーって、ずっと考えてたの」

真姫「う、うん」

真姫(あれかぁー…)////

にこ「でもね、分からなかったのよ」

真姫「うん…えっ?」

にこ「ただの信頼からくる言葉なのか…それともまた違う何かなのか」

にこ「もっと自惚れてもいいのか…分からなかった」

真姫「にこちゃん…」

にこ「たぶんあの言葉は」

にこ「にこだけへの言葉じゃなくて、μ'sに対しての言葉」

真姫「…」

にこ「にこがいないμ'sが嫌なんじゃない。9人揃ってないμ'sが嫌だっただけ」

にこ「少なくともにこは、そう思うことにした」

真姫「…にこちゃんにはそう聞こえたのね」

にこ「えぇ」

真姫「…そう」

にこ「…」

にこ「真姫。にこにはね、時間がないの」

真姫「時間?」

にこ「そうよ。もうすぐ卒業だって言ったでしょ?」

真姫「それは分かってるわ」

にこ「…」クルッ

真姫「!?」ビクッ

にこ「分かってるなら…」ズイッ

真姫「ちょっ、にこちゃん!?」////

にこ「はやく言ってよ、真姫」ボソッ

真姫「ちょっ、耳くすぐったい…」////

にこ「私の方こそもう待ちくたびれたわよ…いつまで待たせるつもり?」

真姫「待たせるって…え?」アセアセ

にこ「はぁ…」

にこ「今度はμ'sじゃなくて…にこに対しての言葉を、ちゃんと聞かせてよ」

真姫「なっ…!」////

にこ「にこがなんでわざわざ二人きりになるようにしたと思ってるの」

真姫「にこちゃんに対しての…気持ち…」

にこ「そう。それともにこが先に言っちゃおうか?」ニヤッ

真姫「なっ、だめよっ!!言えるに決まってるじゃない!!」

にこ「へぇ〜、じゃあ聞かせてもらおうかしら」

真姫「くっ…」////

にこ「はーやーくー」ニヤニヤ

真姫「ちょっと待ちなさいよっ!心の準備ってもんがあるのよ!」

にこ「…はいはい」ハァ

真姫「スゥ〜〜、ハァ〜〜…よしっ」ドキドキ

にこ「…」

真姫「いっ…いくわよっ!!」

にこ「えぇ…」

真姫「…っ」

真姫「……えっ…とぉ、わわ私はっ…!」

にこ「!?」

真姫「に、にこっ…にににこちゃ…ことがっ…!!」モジモジ////

にこ(ヘ、ヘタれてる…)

にこ「…ダメだこりゃ」ハァ

真姫「ちょっ、今言いかけてたのにっ!!」////

にこ「ぜんっぜん言えてなかったわよ…」

真姫「ちゃんと言うわよ!!言うから!!」

にこ「ほんとに大丈夫ー?」ジトッ

真姫「うっさい、静かに待ってなさい!!」ビシッ

にこ「!」

にこ「…えへへ」

にこ「ちゃんと待ってるわよー、真姫ちゃーん♪」

真姫「むぐっ…!!」////

真姫「…ぜ、絶対に一度しか言わないからね!!よく聞いてなさいにこちゃん!!」

にこ「はーいっ♪」

真姫「私は!!にこちゃんのことがっ…」

にこ「うん」

真姫「にこちゃんのことがずっと…」

にこ「ずっと?」

真姫「ぐっ…」////

にこ「♪」

真姫「ずっとずっと….だっ…」

にこ「だ?」

真姫「だぁっ…!!」

にこ「?」

真姫「…っ」

真姫「大っ…好き」ボンッ////

にこ「…!」////

真姫「っ!!大好きって言ったのよ!!文句あるっ!?」////

にこ「お、おぉう…文句はないわよ…?」ドキドキ

真姫「ちょっ、何よその反応!!」////

にこ「お、思った以上に…刺激が…」

にこ「今の顔は卑怯よ…」////

真姫「…っ」////

真姫「…にこちゃんのほうが、私なんかよりずっと卑怯よ」ボソッ////

にこ「え?なんて…?」

真姫「ほ…ほらっ、それより早く行きましょ!?暗くなっちゃうわ!!」////

真姫(恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい)

にこ「うえぇ!?もう帰るの!?」

真姫「また明日会えるわ!!」バァン

にこ「たっ、たしかにそうだけど…早過ぎない!?」

真姫「はっ、早くないわよっ!」アセアセ

にこ「えぇ〜…」

にこ「なんか今は離れたくないなぁ…」

真姫「…」////

にこ「もうちょっとだけ…だめ?」

真姫「あっ、明日なんてすぐ来るじゃない」アセアセ

にこ「すぐ来るけど…」ハァ

真姫「すぐ来るけど?」

にこ「…もう卒業まで時間が無いし、勿体無いような…」

真姫「…」

にこ「ちょっとでも長く真姫と一緒にいたい…」

真姫「…はぁ、そんなことぉ?」

にこ「そんなっ!?」ガーン

真姫「まったく…何変な心配してるのよ、私はどこにも行かないわ」キュッ

にこ「あ、手…」

真姫「明日も、明後日も、にこちゃんが卒業しても、その先も…ずっとずっと」

真姫「私は貴女のものよ」

真姫「というか、絶対に逃がしてなんかあげないんだから」ニコッ

にこ「…」////

にこ「えへへ、そうよね。私だって逃がさないわ!」ニコッ

にこ「チビ達も待ってるし、今日はちゃんと帰るか…」

にこ「というか、急にカッコつけてきたわね真姫♪」

真姫「ふんっ!吹っ切れたのよ!」

真姫「それよりにこちゃんこそ、急にヘタれてたわよ」ニヤッ

にこ「先輩なのに情けないわよねぇ」クスクス

真姫「ふふっ、なんでにこちゃんが笑ってるのよ」

にこ「ちょっとね〜♪」

真姫「ちょっとって何よー」

にこ「分からない?」

真姫「分かるわけないじゃな…ってあれ?この会話さっきしたような…?」

にこ「やっぱり可愛いわねー、真姫はっ♪」ニカッ

真姫「…っ」////

真姫「うるっさいわよもう…」////




おわり

『小泉花陽追跡計画』

昼休み 昼食後 校庭

花陽「もっともっとーおーどらせてぇ〜♪」

花陽「〜♪」スタスタ


物陰

凛「…目標、移動を開始しましたにゃ」

真姫「えぇ、こちらからも見えてるわ」

希「よし、ではこれより小泉花陽追跡計画を実行する」

凛「らじゃっ!」

真姫「らじゃー…って何よこれ!?何なのよ!?」バンッ

凛「ちょっ、しぃー!聞こえちゃうにゃ!!」

希「真姫ちゃーんもうちょっと気をつけてやぁ」

真姫「・ぇえ…ご、ごめんなさ…ってだから何なのよこれは!!」ボソッ

凛「言葉の通りにゃ」

希「花陽ちゃんの行動を追跡して記録するだけやん?」

真姫「イミワカンナイ…」

真姫「なんで追跡する必要があるのよ…」

凛「かよちんが一人きりの時何してるのか気になっただけにゃ〜」

希「凛ちゃんいっつも花陽ちゃんと一緒にいるからね〜、言われてみると花陽ちゃんの一人行動ってあんまり見たことないなって」

凛「え…えへへ…」////

真姫「なんで照れてんのよ…」

凛「いやーだっていつも一緒だなんて…ってあぁ!!見失ったにゃ!!」

希「しまった!!話してて監視忘れとった!!追いかけるで!!」ダッ

凛「りょーかいにゃ!!」ダッ

真姫「ちょっ、待ちなさいよぉーー!!」

別の物陰

凛「…」ジッ

希「…」ジッ

真姫「ちょっ…待ってって言って…ぶふっ!」ゴンッ

希「あいてっ」

真姫「〜〜〜っ!!」バタバタ

希「真姫ちゃんしぃーやって」ハァ

真姫「急に立ち止まるんじゃないわよ!!」ガバァ

真姫「ってあれは花陽…めちゃくちゃ近くにいたのね…」

凛「うん…アルパカのお世話してるにゃ〜」

希「日課やね」



花陽『アルパカさん、今日の機嫌はどうですか?』ナデナデ

アルパカ『♪』

花陽『そっかぁ、今日もご機嫌なんだね〜♪』ニコッ

花陽『花陽もね、凛ちゃんと真姫ちゃんと一緒にお弁当食べられてご機嫌なんだぁ〜♪』

アルパカ『〜♪』

花陽『アルパカさん、毎日二人っきりなんて幸せだねぇ…』

花陽『花陽も、一日だけでいいから凛ちゃんと二人っきりで過ごしてみたいかも…』ボソッ

花陽『あっ、そうだ!毎日仲良く過ごしてくれてるアルパカさんへのご褒美がここに…』ガサゴソ

花陽『っジャーン!今日のご飯はこれだよっ!いつもよりちょっと豪華なの♪』

アルパカ『!』

アルパカ『〜〜〜♪』

花陽『うふふっ、嬉しいよね〜♪ちょっと待っててね、今セットするからねぇ〜』

アルパカ『ー!』ガタガタ

花陽『あぁ、つまみ食いはダメだよぉ』

キャッキャッ



凛「…」

凛「…かよちんって、天使だったかにゃ?」

真姫「いやそんなはずは…」ゴシゴシ

希「錯覚やんな」

凛「ていうか凛と二人きりなんて…いつでも大歓迎なのに」////

真姫「…知ってたわ」

アルパカ『〜〜〜!』

花陽『キャッ、なめたらくすぐったいよぉ』クスクス


凛「」イラッ

凛「…希隊長、あのアルパカ叩いていいかにゃ」

希「抑えたまへ凛二等兵」

真姫「アルパカ相手に嫉妬するんじゃないわよ…」ハァ

花陽『どう?おいしい?ちょっと奮発したんだぁ〜♪』

花陽『毎日学校に用意されてるごはんだけじゃ飽きちゃうもんね!』

花陽『たくさん食べてねぇ〜♪』

アルパカ『〜♪』



キーンコーンカーンコーン…



花陽『あっ、チャイム鳴っちゃった!もう行かなきゃっ…またね、アルパカさん!』タッタッタッ

アルパカ『〜♪』



凛「…凛たちも引き上げるにゃ」

真姫(予想以上にいいもの見れたかもしれないわ)

希「アルパカと会話する花陽ちゃん…フワフワしすぎやん」

凛「さすがはprintempsにゃ」

真姫「会話ではないような…」

真姫「というか、これ放課後も集まるのよね?」

希「お?乗り気になってきた?」ニヤニヤ

真姫「っ!べっ、別にそういうわけじゃ…」

凛「かよちんはあげないにゃ」ドヤァ

真姫「あんたのものではないでしょ…」

希「まぁ放課後もやるで!アルパカのお世話だけじゃ物足りないし」

凛「というか凛にとってはよく一緒に行ってるからそんなにレアでもなかったにゃ〜」

真姫「えぇ〜…」

真姫「…本、読んでればよかったかな…」



放課後編に続くかも

『海色少女とエリーチカ』

絵里「うーみっ♪」

海未「ひやぁっ!?」ビクッ

絵里「ふふっ、驚いた?」

海未「え…絵里ですか」ドキドキ

海未「驚きましたよ…仕事中に急に話しかけないでください」ハァ

絵里「あら、いつも面倒見てあげてる元生徒会長に対してその態度はないんじゃないの〜」グリグリ

海未「あ〜〜…分かりましたよ謝りますから、グリグリをやめてください」

絵里「謝ればいいのよっ♪」パッ

海未「まったく…で、わざわざ生徒会室にまで何の用事ですか?」

絵里「ふふっ…」

絵里「それはね〜…」ズイッ

海未「!?」

絵里「…知りたい?」

海未「えぇっ…??」アタフタ

絵里「どっちなのー…?」ジィー

海未「はっ…はい…」ドキドキ

絵里「じゃあ教えてあげる♪」

海未「…」ゴクッ

絵里「海未…」




絵里「これから二人で、デートしない?」ボソッ



海未「!!?」

海未「でででででデートぉ!!?」ガタッ////

絵里「あら、可愛い反応ね」クスクス

海未「だっ…て、ででデートってそそそそんな…」アセアセ

絵里「まぁデートっていっても、一緒にハンバーガー食べに行きたいだけなんだけどね」

海未「えっ…」

絵里「前食べた時からあの濃い味が忘れられないのよ〜♪」

絵里「だからまた誰かと一緒に行きたいなって思ってたの!」

海未「…………っ」プルプル

絵里「海未ならこの時間でも学校にいるかなーって思って…海未?どーかしt」

海未「仕事が残ってるので遠慮します!!」バァンッ

絵里「!?」ビクッ

絵里「……あれ?」

海未「出てってくださいよもう!!ほらほらほらほら!!」グイグイ

絵里「ちょっ、ただのじょーだんじゃないのよ〜」

絵里「まったく、一人ハンバーガーが寂しいからわざわざ誘ってあげたのに」プンプン

海未「私は一人で食べたことはありませんしお誘いも頼んでなどいません!」

海未「というか、なんでまだいるんですか貴女…」

絵里「そりゃ海未がOKしてくれないからよ」バァン

海未「だってまだ書類が…」

絵里「OKしてくれたら出てくわよ!もちろん海未も一緒にだけど♪」

海未「だからっ!……はぁ」

海未「分かりましたよもう…」

海未「こうなった絵里は絶対に引きませんもんね…」

絵里「ハラショー♪よく分かってるじゃない!」キラキラ

海未「まったく…仕事を済ませるのでそこで待っててください」

海未「サボりの穂乃果とサボった穂乃果を追いかけたまま帰ってこないことりの分まで私が片付けないといけないんです」

絵里「災難ね〜」クスクス

海未「笑い事じゃないですよ…会長じゃない私が一番苦労しているんですから」

絵里「私もお手伝いしましょうか?」キリッ

海未「…なんで敬語なんです?」

絵里「貴女の真似をしているんですよ、海未」

海未「……」

絵里「?」キョトン

海未「今日はやけにテンション高いですね絵里…何かあったのですか?」

絵里「海未がデートOKしてくれたっ!」ニコッ

海未「…そーですか」ハァ

海未「でも、貴女のはデートとは言わないと思いますよ」

絵里「え〜、いいますぅー」

海未「言わないですよ」キッパリ

絵里「言うでしょー」ブスゥー

海未「普通の女子高生の日常と何も変わりません」

絵里「そう?うーん…」

海未「それに、デート先がジャンクフード店なんて嫌われてしまいますよ?」

絵里「えぇっ!?嫌われるの!?」

絵里「海未、私のこと嫌いにならないわよね…?」ウルウル

海未「だから貴女のはそもそもデートではありませんってば」

絵里「も〜、海未ったらいつからそんなにケチになっちゃったのよぉ」ツンツン

海未「今も昔も決してケチなんかじゃありません!あとほっぺたをつつくのやめてくださいむず痒いです!」

絵里「やっぱりケチじゃないのー」ツンツン

海未「仕事が終わるの遅れてしまいますよ?」ハァ

絵里「…それは困るわね」パッ

海未「分かればよろしい」

海未「まぁ…もう終わってるのですが」ドサッ

絵里「終わってるの!?海未が嘘ついた〜」

海未「はいはいすみませんでしたー。ほら、行きましょう?」

絵里「…なんか雑になってない?」

海未「気のせいですよ」クスクス

絵里「だって笑ってるじゃなーい」ブスッ

海未「それは今日の絵里がいつもよりも変だからですよ」

絵里「う〜ん…変かなぁ」

海未「えぇ」

絵里「自分では分からないものね」

海未「……」

海未「…変よっ」ボソッ

絵里「…」ピクッ

海未「…」

絵里「…」

絵里「……海未」ニヤッ

海未「なっ、なんですかそのにやけ顔は…」

絵里「今のってもしかして…」プスッ

海未「!!」////

絵里「この前の私のモノマn」

海未「あ〜〜〜もう忘てくださいっ!!」////



おわり

ええやん

書き溜めはここまでです。
>>12さんありがとうございます。

見てくれてる人いるようでしたら、またこれくらいの長さの物で更新しようと思います。

ここまでお付き合いありがとうございました。

ハラショー

>>29さんもありがとうございます。

少しでも見てくれてる人いるようなので更新続けようと思います。

みなさんレスありがとうございます。

期待して待ってる

ええの
この雰囲気好きだぜ

ええぞええぞ

放課後編まってるよ

ageちゃった…

ごめん

良いね!
次のが楽しみだわ!

>>1です。
みなさんレスありがとうございます。

更新についてなのですが、文がまとめ切れなかったので明日以降となってしまいます。申し訳ありません…

明日は最低でも1話分は更新するつもりです。

ファイトだよ

がんばれ

遅れてすみません、少し更新しようと思います。

『お話ししたい』

放課後 帰り道


にこ「はぁ…なんでまた急ににこの家で遊びたがるのよ」スタスタ

希「いやー、にこっちと二人で話すことって最近なかったやん?」スタスタ

希「たまには二人きりもいいかなーって♪」

にこ「それはあんたがしょっちゅう絵里といるからでしょ…」

希「?そうかな?」

にこ「自覚無しか…」ハァ

にこ「ていうか、ウチにはチビ達がいるから二人きりは無理じゃない」

希「あっ…」

希「そーいえばそーやったね…忘れてたわ」ハァ

にこ「忘れんじゃないわよ…」

希「それじゃあにこっちの家はダメかぁ」

にこ「ダメというか、二人きりじゃなくてもいいならにこの家でもいいのよ?」

希「それはあかん。コンセプトが台無しになる」バァン

にこ「えぇ…そ、そうなの…」

希「せやで」

希「でもまぁ妹さんがいるんじゃ仕方がないし…今日はウチの家にしようか」

にこ「希の?」

希「うん」

にこ「そういえばあんまり行ってないわね…」

希「ラブライブの時以来は来てないかもね〜」

にこ「でもにこは夕飯の支度しなきゃなのよ」

にこ「それにチビ達お風呂に入れないとだし」

希「無駄に多忙や…」

にこ「無駄ってなによ…」

にこ「というか、もはや日課よ?慣れたもんだわ」

希「慣れたって、にこっち主婦みたいやねぇ」クスクス

にこ「ちょっ、にこはアイドルよっ!!」

希「あははっ、じょーだんやん?♪」

にこ「…っ、あんたねぇ…」ハァ

希「それより、妹さんどーしよか…放っとくわけにいかんし」

にこ「当たり前でしょ!?」

希「むぅ…」

希「にこっち、今日お母さんは?帰って来ないの?」

にこ「お母さん?そりゃ帰っては来るわよ?」

希「なんや、それならええやん」

にこ「よっ、よくないわよっ!何時になるか分からないんだから!」

希「えぇ〜〜…」ジトー

にこ「えぇ〜ってそんな目でにこに言われても…」

希「じゃあ電話しよっ!電話!」ズイッ

にこ「電話っ!?」ノケゾリ

にこ「電話って親に!?」

希「それ以外誰にするんよ…」

にこ「そ、そりゃそうだけど…」

にこ「そもそもにこは別にそこまでして遊びたいわけじゃ」

希「ええからええからっ!」ガシッ

にこ「ちょっ、なんでそんな必死なのよっ!?」

希「はやくはやくー」グイグイ

にこ「あーーもう分かったから離しなさいよっ!!」


希宅

ガチャ...

希「ほい、ただいまー」

にこ「…」ブスッ

希「…にこっち?人様のお家に上がる時は挨拶せんとあかんで?」

にこ「…っ」

にこ「お邪魔…しますっ…」ムスゥー

希「はい、おかえりにこっち♪」

にこ「くっ…」

にこ「なんで今日はママの帰り早いのよ…」ハァ

希「ん?ママ?」

にこ「あっ…お、お母さんよっ!!」////

希「…別にママでもええと思うで?かわいくて♪」ニヤッ

にこ「うっ、うるさいっ!!」////


数分後 リビング


希「はい、紅茶どうぞ〜」カチャ

にこ「あぁ、ありがとね」

希「どういたしまして♪」

にこ「ふぅ…」カチャ

希「…」ジィー

にこ「…?」チラッ

希「…」ジィー

にこ「…」

にこ「…ねぇ、飲みにくいんだけど」

希「渾身の出来やったからね…飲んだ後の反応見たくって。気にせんとどうぞ」

にこ「気になっちゃうわよ…せめて座って」

希「あぁ、忘れてた」ストッ

にこ「はぁ…」

にこ「…で?わざわざにこを家に呼んでまで話したいことってのはなんなのよ?」

希「あれ?飲まんの?」

にこ「飲むわよ!飲むけど話さないとなんか気まずいのっ!」

希「めんどくさいなぁ」

にこ「どっちがよ…」フルフル

にこ「まぁいいわ。それより、話したいことはなんなのかって。いい加減気になるわ」

希「あぁ、話したいことねぇ…ん〜…」

希「………別に、ないかな」

にこ「はぁっ!?」ガタッ

希「話す内容までは考えてなかったよ〜」アハハ...

にこ「ええぇぇ…意味わかんない…」

にこ「どーゆうことなのよもう…」

希「ウチは別ににこっちと二人でいられればええんよ?」

にこ「いられればいいって…それ部室でもよかったんじゃないの…?」

希「えぇ〜、だって部室だと誰か来ちゃうかもやし」

希「それにあそこは色々ありすぎてね…なんというか落ち着けないんよ、あの部屋」

にこ「落ち着けなくて悪かったわね…」

希「あっ、」

希「ちがくて、色々ってのはにこっちのグッズとかじゃなくてな」アセアセ

希「μ's九人で作ってきた色んなものがさ、あの部屋には詰まりすぎてて」

にこ「…?」

にこ「どーゆうこと?」

希「うーん…よく分からんかもなぁ」

希「自分でもよく分からんし…って何これうまっ!」ズズッ

にこ「自分でも分からないものがにこに分かるわけないでしょ…」ハァ

希「うん、えっと…なんというか…」

希「あの部屋はな、ウチにとっての夢の場所なんよ」

にこ「夢の場所?」

希「そっ。今までウチが欲しがってたものが全部あの部屋にあんねん」

希「目標も、仲間も、思い出も」

希「だからあそこにいると、ついテンションが上がっちゃうというかなんというか…」

にこ「ふーん…」

にこ「つまり舞い上がっちゃうってことね」ハァ

希「そんなところや」クスクス

にこ「希ってそんなにソワソワしてない気がするけどねぇ」

にこ「ソワソワしてないというか、飄々としてる感じ。何にも囚われないというか」

希「そりゃああんまり浮ついてても恥ずかしいしね。ちょっとは先輩らしく振舞っていたいやん?」

にこ「まぁ…それは分からなくもないわね」

希「せやろ?」

希「でもなぁ…ほんとはウチ、毎日幸せで一杯一杯なんよ〜?」

にこ「ふーん…」チラッ

にこ「…なるほどねぇ」

にこ「九人が映った写真、今でベットの近くに飾ってるもんねぇ」ニヤッ

希「!?」////

希「あれぇ!?に、にこっち!なんでそれ知ってるん!?」////

にこ「…スピリチュアルパワー?」ニヤニヤ

希「絶対嘘やんっ!!」////

にこ「あはは、見えちゃった♪」

希「ううっ…」////

希「柄でもないから恥ずかしいんよあれぇ…」////

にこ「初めてみんなに見られた時の希標準語になってたもんねぇ」

希「それだけ焦ったんや…」

にこ「そんなに焦ることでもなくない?写真くらいみんな飾ってるじゃない」

希「いや…なんというか、普段とのギャップがな…」

にこ「あ、あぁ…確かに普段の希のキャラとは違うかもね…」

希「うん…」

にこ「でも、そーいう素のところをわざわざみんなに隠す必要はないと思うわよ?」

にこ「みんなお互いにありのままを受け入れてるもの」

にこ「今更恥ずかしがったりするのを馬鹿にする子なんていないわ」

希「そ、そうかなぁ…?」

にこ「えぇ、保証するわ」

にこ「それに…」

にこ「そっちの方がかわいいと思うしねっ♪」

希「ふぇっ…!?」////

希「も、もしかしてママの時の仕返しのつもりぃ…?」////

にこ「あら、バレちゃった?」クスクス

にこ「でも隠さなくてもいいと思ったってのは本当よ?」

希「えぇ〜、怪しい…」

にこ「メンバーを疑うんじゃないわよ…」

希「う〜ん…まぁにこっちがそう言うなら…」

にこ「うんうん」

希「…はぁ」

希「…徐々にだけど、もうちょっと素の自分を出せるように…頑張ってみるよ」

にこ「…えぇ、それがいいわっ!」ニヤニヤ

希「むぅぅ…」

希「まさかにこっちに反省させられる日が来るとは…屈辱や」

にこ「あら、もっと頼ってもいいのよ?希♪」

希「…ふんっ!」

希「その前ににこっちはママが出ないよう努力せんとやもーんっ!」

にこ「なっ!!だからお母さんだっての!!」////

希「仕返しの仕返しやん?」

にこ「仕返しに仕返しするんじゃないわよっ!!」////

希「ウチ知ら〜ん♪」

にこ「ぐっ…はぁ。いつかこれの仕返しもしてやるからね…」

希「それキリないでにこっちぃ〜」ニヤニヤ

にこ「どの口が言ってんのよ…」

希「というかちょっと!にこっちにこっち!」ユサユサ

にこ「もう今度は何…」

希「ウチの紅茶!!いつ飲むねんっ!!」

にこ「あっ、忘れてた」

希「冷めちゃうやん…」ウルウル

にこ「分かった飲む、飲むからっ!」ズズッ

希「…」ジィー

希「ど、どう?」

にこ「…!!」

にこ「嘘でしょ…!?」

希「?」

にこ「…っ!!」ズズズッ

希「どう?どうなん?」

にこ「………おいしい」ボソッ

希「!!せやろー!?」キラキラ

にこ「なにこれめっちゃおいしい……」

希「また飲みにおいでな〜♪」

にこ「くっ、胃袋から掴めとはよく言ったものね…」

希「バッチリ掴まれたやろ?」ニヤッ

にこ「!」

にこ「…つ、掴まれてない」

希「掴まれた…やろっ?」ズイッ

にこ「ぐっ…」////

にこ「つっ、掴まれてないってのっ!!」////



おわり

いいゾ~

書き溜めてた文を間違えて削除するという大きなミスを犯し更新が遅れました。

申し訳ありません…

でもめげずにもうちょっとだけ更新します。

『星の下』

海未「はいっ、本日の練習はこれまで!各自解散とします!」

ザワザワ...




凛「はぁ〜〜、疲れたにゃぁぁ」ノビィー

凛「かーよちんっ!帰りにラーメン食べに行こ〜♪」

花陽「へっ!?まっ、またぁ!?」

凛「またって言うほど食べたかにゃ?」

花陽「食べてるよぉ…」

花陽「今日は花陽、ごはんが食べたいかな…」

凛「えぇー!?むぅ…まぁ、かよちんがそういうなら…」

凛「それじゃあ、お魚以外でお願いするにゃ」

花陽「えへへ、ありがとぉ♪」

凛「どういたしましてにゃ〜」

真姫「…一緒に食べるのは決まってるのね」

凛「もちろんっ!」

花陽「あっ、真姫ちゃんも一緒に行く?」

真姫「私?」

凛「三人で行こーにゃ〜♪」

真姫「えっと、私は…今日は遠慮しておくわ」

凛「えぇ〜〜!?真姫ちゃん来ないのぉ〜〜!?」

花陽「どうかしたの?なにか用事があるとか?」

真姫「・ぇえ?う、うーん…」

真姫(なんでこんな私が行く前提みたいな反応なんだろう…)

真姫「用事というか…趣味?かな」

凛「趣味?」

真姫「そうよ」

真姫「今日は雲が全然ないから、星を見に行こうかなって」

花陽「星かぁ、素敵だね〜♪」

凛「星なんて上見ればいつでもあるじゃーん」

真姫「ふんっ、そんなレベルじゃないわよ?」

真姫「ちゃんと天体望遠鏡も持ってくんだから」ドンッ

凛「ぼ、望遠鏡!?」

凛「凛も見たい凛も見たい!!」ガシッ

真姫「あんたは花陽とごはん食べに行くんでしょ…」ハァ

凛「うぅ〜〜〜かよちぃん……」ウルウル

花陽「あはは、花陽は別の日でも大丈夫だから」ナデナデ

花陽「今日は真姫ちゃんについて行こっか♪」

凛「おぉ、かよちんありがとにゃっ!!」パァァ

真姫「えぇ!?ホントに来る気なの!?」

真姫「というかなんでついて来る前提なのっ!?」ガーン

凛「凛も一緒に見たいもんっ!!」

花陽「私も…お願いしていいかな?」

真姫「お、お願いって……」

りんぱな「……」ジィー...

真姫「うっ…」

真姫「…はぁ」

真姫「断ってもどーせついてくるんでしょ?」

凛「まぁねん♪」

花陽「だそうですっ」ニコッ

真姫「…知ってたわ」クスッ

真姫「分かった、連れてってあげるわ。一旦家に帰ってもう一回集まりましょ」

凛「らじゃっ!」

花陽「あったかい格好してこないとだねっ!」

真姫「えぇ。夜は冷えるから、凛も厚着して来なさい」

凛「分かってるにゃ〜♪」クルクル

真姫「この子ホントに分かってるのかしら…」ジトッ

花陽「わ、別れる前に花陽がもう一度言っておくからっ」アセアセ

真姫「はぁ…頼んだわ」

花陽「了解ですっ」ピシッ

花陽「それじゃあまたあとでね、真姫ちゃん!」

凛「ばいばーいっ!」

真姫「えぇ、またあとで…」フリフリ

...タノシミダネェ...ハヤクイキタイニャー......




真姫「…行っちゃった」ポツン

真姫「これは賑やかになりそうねぇ」クスッ


約1時間後

凛「真姫ちゃぁ〜ん、まだかにゃ〜〜…?」ハァハァ

真姫「もうちょっとの辛抱だから、頑張りなさい」スタスタ

真姫「ていうか、なんで私より運動できるあんたが先にバテてるのよ…」

凛「夕飯食べ過ぎたにゃ〜…ケプッ」

花陽「凛ちゃん無駄に気合い入ってたから…」

真姫「まったく…それで太らないんだから羨ましい限りね」ハァ

花陽「本当だよぉ…」チラッ

凛「…?」


もうしばらくして


真姫「…ふぅ」

真姫「ほら、着いたわよ凛」

凛「おぉ…ついに…」

真姫「上、見てごらんなさい?」クイッ

凛「ん…?」スッ

凛「!?」

凛「なっ、なんにゃこれぇぇーーー!?」

花陽「すっ、すごいっ…!!」

真姫「ふふっ、どう?私の特等席なの」ドヤァ

凛「こ、こんなにたくさんの星見たの、小学生の頃に行ったプラネタリウム以来な気がするにゃ…」

真姫「あんなのと一緒にしてもらったら困るわ。輝きが違うのよっ!」バァン

花陽「東京でもこんなに星が見えるところがあるんだね…!」

真姫「まぁ、山の方に行けばもっと比べ物にならないくらい綺麗なのが見れるんだけどね…」

花陽「これよりもたくさん!?」

真姫「そうよ。私たちは東京の明るい街並みに慣れちゃってるからこれでも多く感じるかもしれないけれど」

真姫「暗くて澄んだ空にはもっともっと数え切れないくらいの星が見えるの」

凛「ほぇぇ〜…」

真姫「山の方は都会の騒音とかもほとんどしないから、夜空に吸い込まれるような感じがするのよね」

花陽「なんだか幻想的だね…」

真姫「えぇ。その時だけは、世界が私一人の物になったような…不思議な感覚」

真姫「星も、空も、木も、草も…そこにある全てのものが、私を静かに包み込んでくれるの」

凛「…真姫ちゃん、なんだか今日はいつもより詩人にゃ」

真姫「ふふっ、初めて友達とここに来たからね。なんだか嬉しくて」

凛「…!」

真姫「?」

凛「し、詩人な上になんだか無駄に素直にゃ…」

花陽「意外な一面かも…」

真姫「そ、そうかしら?」////


ーーーーー

花陽「真姫ちゃん、ここのことはどうやって知ったの?」

真姫「ん?あぁ、私の母親にね…」

花陽「お母さん?」

真姫「そっ。小さい時によく連れてきてもらったの」

花陽「そうなんだ…」

真姫「最近はお互い忙しくて来れてないんだけど…」

真姫「赤ちゃんの頃なんて、私が夜中にグズる度に来てたらしいわ」

花陽「こんなところまで!?」

真姫「そうらしいわよ?」

真姫「もちろん車でだし、私はそこまで夜中にグズるタイプでもなかったんだけどね」

真姫「ここまで来ると私は一発で静かになってたらしいわ」クスクス

凛「車でもすごいにゃ〜…」

花陽「きっとお母さんも星が好きなんだねぇ…」

真姫「私の天体好きは親譲りみたいなものだからね」

凛「じゃあここは西木野家の思い出の地なのかにゃ…」

真姫「えぇ?そ、そんな大層な物ではないわよ?」

花陽「ふ、踏み込んじゃったよぉ…」

真姫「別にいいんだってば…」

花陽「でもでもぉ…」

真姫(まったく…)

真姫「…花陽、言ったでしょ?友達でここに入れたのは貴女達が初めてなの」

花陽「だから心配なんじゃ…」オロオロ

真姫「…はぁ、違うわよ」

真姫「家族以外は入れないなんて言ってないわよ?私は」

花陽「えっ…?」

真姫「家族以外入れないんじゃなくて、家族と同じくらい大切な人しか入れないだけなの」カミノケクルクル

りんぱな「!!」

真姫「だから…ついて来るのを断わり切れなかっただけとかじゃないから安心しなさい」ニコッ

凛「まっ、真姫ちゃんっ……!」

花陽「……っ!」

真姫「…?」

真姫「な、なによ?」

凛「真姫ちゃん真姫ちゃん!凛は真姫ちゃんのこと大好きだよっ!」

真姫「・ぇえ!?」////

花陽「はっ、花陽もっ!大好きだからねっ!」

真姫「ちょっ、どーしたのよ急に?」////

凛「なんか言っておかないと気が済まなかっただけにゃー♪」ギュッ

真姫「ちょっと、離れなさいよ凛!!」////

花陽「……」ジリジリ

真姫「飛びつくタイミング図らなくていいからっ!!」


ーーーーー

真姫「全く…話してばかりで望遠鏡使うの忘れてたわ」

凛「あーー、凛見たーーいっ!!」

花陽「ちょっ、最初は真姫ちゃんが…」

真姫「あぁ、いいわよ。先に見てて」

花陽「え?いいの?」

真姫「えぇ…、私は他の日にでも見れるから」ノビィー

真姫「それに、ちょっと横になりたい気分だし」ゴロン

凛「やったー!あっちで見てくるにゃ〜!」タタタッ

花陽「ちょっ、凛ちゃん!?」

花陽「というか、真姫ちゃん…大丈夫?」オロオロ

真姫「平気平気」ヒラヒラ

真姫「花陽は心配し過ぎよ。これでも医者の娘なんだから、自分の体調くらい自分で管理できてるわ」

花陽「そ、そっか…よかった…」

真姫「私のことはいいから、凛と望遠鏡覗いてみなさい?ビックリするわよ?」クスクス

花陽「うっ、うん!ありがとね、真姫ちゃん!」タタタッ



カヨチンミテミテー...ウン...ス、スゴイネ......!!





真姫「…ふふっ」

真姫「こういう騒々しい中で星を眺めるのも…たまにはいいかもね」クスッ




おわり


今日(というか昨日?)の分の更新は以上です。読んでくださった方、お付き合いありがとうございます。
もう一話くらい更新しようかと思ったのですが、若干の矛盾点があったので直してからまた更新します。

レスくださった方もありがとうございました。
めっちゃ励みになりました。

パッと読み返して二年組+絵里があまり出てきていなかったようなので、次はこのメンバーの中からお話作ろうかなって思ってます。

放課後編も執筆(?)中ですので。笑

星のはなしはいいはなしが多い

乙乙


ほのことうみ楽しみ

少し更新します。
今日は一話だけです、すみません…

自分が遅いだけかもしれませんが、一日一話でも結構厳しいですね。サクサク書けちゃう人はホントすごいと思います。

じゃいきます

期待

『小泉花陽追跡計画2』

部活前編


希「みんな、集まったね?」

凛「集まったであります、希隊長」

真姫「いるわよ」

希「よしっ」

希「本当は放課後編に突入するはずだったんやけど…部活と授業の間にも追跡できる時間があるのを忘れとったんや」

希「てなわけで、部活前編に突入するで!」

真姫「ちょっ、放課後編?部活前編?編ってなによ?」

凛「それは突っ込んだら負けなやつにゃ真姫ちゃん」

希「そうやで真姫ちゃん、スルーやスルー」

真姫「…??」


希「さて、では早速追跡に移りたいと思うのですが…」

凛「はいにゃ」

真姫「えぇ」

希「…肝心の花陽ちゃんはどこにおるんや?」

凛「え?凛知らないよ?」

真姫「私も」カミノケクルクル

希「えぇぇ…」

希「いきなり手詰まりやん…」

真姫「誰かが把握してるものだと思ってたわ」

凛「部活前だしたぶん部室か屋上じゃないかにゃ?」

希「うーん…確かにそこ以外なさそうやね」

希「まぁここでじっとしてても仕方ないし、とりあえず部室行ってみようか!」タタタッ

凛「らじゃー!」タタタッ

真姫「ええっ、行くの!?」

真姫「メールすればいいのに…」ハァ


部室

キィィ...カチャッ......

希「…」ジッ

凛「…」ササッ

凛「…どうですかにゃ?希隊長、追跡対象はおりますかにゃ?」ボソッ

希「…いや、確認できない。とりあえず潜入する」

希「二人はここで待機や」

凛「りょーかいであります。お気をつけて、希隊長」

希「うむ、では行ってくる」カサササッ



真姫「…」

真姫(楽しそうねぇ)


海未「今日の練習では歌の方を重点的にしたほうが…」

絵里「いえ、まずば踊りだと思うわよ?踊りは誤魔化しがきかないから」

海未「そうでしょうか…まぁ、絵里がそう言うのなら…」

希「………」カサカサ

希(…悪戯しちゃおー)

絵里「それじゃあ今日は踊りの練習で決まr」

希「なぁなぁ二人とも、花陽ちゃん見とらん?」ポンッ

海未「!!?」ビクッ

希(お、いい反n)

絵里「うひゃあぁぁあ!!?」ガタタッ

希「おわぁぁあ!?」

希「えっ、えりち!?」

絵里「お、おおお驚かさないでよっ!!こーゆうの苦手なんだってばっ!!」ウルウル

希「そ、そんなにぃ…?なんかごめん…」アセアセ

海未「絵里…」ハァ

穂乃果「おっ、希ちゃーん」ブンブン

穂乃果「かよちゃんがどうかしたのー?」

希(あ、えりちはスルーなんや)

希「う、うん、ちょっと探してるんよ。どこ行ったか分からなくなっちゃって」

穂乃果「んー、穂乃果は見てないなぁ。にこちゃん今日一番に来てたけど見た?」

にこ「いや、見てないわよ。というか…にこの次に来たの貴女じゃない…」

穂乃果「あ、そーいえばそうだねぇ〜」

希(穂乃果ちゃん…)

穂乃果「ことりちゃんと海未ちゃんは?」

ことり「ことりも見てないよぉ〜」

海未「私も見てませんね」

希「う〜ん、そうかぁ…」

希「やっぱり来てなかったみたいやで〜凛ちゃん」チラッ

ことり「ふぇ?凛ちゃん?」



凛「なーんだ、ここだと思ったんだけどにゃ〜」ヒョコッ

一同「!?」

絵里「いやぁぁああ!!?」ビックゥ

ことり「ええぇっ!?どこにいたの凛ちゃん!?」

凛「ドアの影に隠れてたにゃ」

海未「なぜドアの影に…」

絵里「……っ!!」ガタガタ

希「…あとでえりちに怒られそうやな」

凛「希ちゃんも連帯責任にゃ〜」

にこ「…まぁとりあえず、部室に来てないのは確かね」

希「となると…屋上?」

凛「しかないにゃ」

真姫「…行きましょ。屋上にいるわ」スッ

ことり「!?」

絵里「」チーン

にこ(真姫…あんたも隠れてたのね…)ハァ

希「へっ?真姫ちゃんどこにいるか知らないんじゃなかったん?」

真姫「あんた達が騒いでる間にメールで聞いたのよ」つスマホ

凛「そ、その手があったにゃっ!」

希「ならここまで来なくてよかったやん…」

真姫「ここに来る前はまだメールしてなかったんだもの、仕方ないじゃない」カミノケクルクル

凛「でもまぁ場所が分かっただけで十分にゃ。さっさと行くにゃ〜」グイグイ

希「分かった分かった」

希「みんなはまだ部室にいてな、花陽ちゃん一人じゃないと意味無いから」

凛「それじゃっ」タタタッ

希「またあとでー」タタタッ




一同「…」

にこ「…なんなのこれは」

真姫「聞いて理解する自信あるの?」

にこ「ないけど…一応」

真姫「…追跡計画よ」

にこ「イミワカンナイ…」

真姫「…」

にこ「…」

真姫「…ちょっとだけ似てたわよ」

にこ「…ありがと」


屋上

凛「やっと見つけたにゃかよちぃん…」ハァハァハァハァ

希「逃げ場はないでぇ…」ハァハァハァハァ

真姫「うるさいわよあんたたち…」

真姫「で?花陽は何して…」ズイッ



花陽『にっこにっこにー!にっこにっこにー!』

花陽『あなたのハートににこにこにー!』

花陽『笑顔届けるやざっ…こ、小泉花陽にこぉ〜』

花陽『青空もぉ〜…にこっ♪』バァン



真姫「…ぶはっっ!!」グラッ

凛「ぐふっっ!!」ドサッ

希「ちょお二人とも!?」

真姫「お…恐るべし…にこぱなパワー…」ハァハァ

凛「にこちゃんだとあんなに寒いのに…かよちんだとここまで…」ハァハァ

希「二人には破壊力が強すぎたんやな…」

希(というか何気に凛ちゃん失礼な事言っとるな)

凛「ちょっと間違えちゃったのがまたかわいいよかよちん…」ハァハァ

希「分かった、分かったからもう話すな凛二等兵」


花陽『かっよかっよ…ぱっなぱっな?』

花陽『う〜ん…花陽の名前だとうまく出来ないなぁ…』

花陽『なんかないかなぁ…』ウロウロ



凛「十分にゃ!にこにこにーでも十分かわいいにゃかよちんはっ!」ハァハァ

希「凛ちゃんハァハァうるさいねんもう…」

真姫「思わぬ不意打ちを食らったわ…」ムクッ

真姫「それにしても、なんでにこちゃんの真似を…?」



花陽『…にゃーんにゃーんにゃーん♪』

花陽『ふふっ、凛ちゃんはもう自分のものみたいに使ってたなぁ』クスクス



凛「ごふっ……もう…死んでもいいにゃ…」ガクッ

希「寝るなっ!寝たら死ぬぞぉーー!!」ユサユサ

真姫「ホントに何してるのよあの子は…」ハァ



花陽『別に自分の名前を詰め込まなくてもいいのかも?』

花陽『でも花陽には口癖とかないしなぁ』

花陽『うーん…』



希「花陽ちゃん、口癖の自覚無いんやね」

凛「ダレカタスケテー…」クラクラ

真姫「分かってたところでにこちゃんのアレには使えないけどね」



花陽『はぁ…私ももっと頑張らないとなのに…』

花陽『みんなとってもかわいいし、踊りも歌も上手だし…』

花陽『…私ってみんなと比べると地味だからなぁ』



凛「地味じゃないにゃ!!誰にゃかよちんのこと地味なんて言ったのは!!」ガバァ

真姫「本人よ凛」

希「ウチらじゃないって…」



花陽『でもにこちゃんの真似してるだけじゃダメだよね…自分にしかできないことを探さないと!』

花陽『花陽にしかできないこと…何かな…』



真姫「あぁ…あの子もあの子なりに考えてたのね…」

希「なんか覗かないほうが良かったかもなぁ」

凛「考えるかよちんもかわいいから大丈夫だよかよちん…」

希「凛ちゃんやっぱり寝てていいよもう」



花陽『まぁ考えてても仕方ないし…とりあえず練習の準備しないと』

花陽『そろそろみんな来る時間だもんね…集まる前にエネルギー補給しよ』ガサゴソ

花陽『………』モサモサモサモサ



凛「れ…練習前おにぎりっ…!!」

真姫「よくお腹痛くならないわね」

希「まぁあれが花陽ちゃんのチャームポイントなんやし」クスクス

真姫「チャームポイントおにぎりみたくなってるわよそれ…」

希「いやいや、別におにぎりだけってわけじゃないで?」

希「今まで見てたの全部チャームポイントやん♪」

まきりん「全部?」キョトン

希「勿論おにぎりを美味しそうに食べるのもかわいいところだけどな」

希「それ以前に努力家やし真面目なんよ?花陽ちゃんは」

希「ちょっと周りを気にしすぎてるだけやん♪」

凛「そ、そーだよ!!かよちんのいいところはそこにゃ、真姫ちゃん!!」ビシィッ

真姫「あんた私と一緒にキョトンとしてたじゃない…」

真姫「まぁ、言われてみればそうよね。立派な魅力だわ」

希「せやろー?」

希「あとはまぁ…あのなんとも言えない小動物感かな…」

真姫「ハムスターみたいに特大のおにぎり食べてるわね」

凛「守ってあげたくなるにゃ〜」

希「すっごくわしわししてやりたいわぁ……ふふっ」ジュルリ

凛「なっ!!かか、かよちんはりりり凛が守るにゃっ…!!」プルプル

真姫「足震えてるわよーナイト様ー」


数分後

真姫「ほら、そろそろ部室戻りましょ。みんな来ちゃうわ」

希「わしわし…わしわしさせてぇ……!!」ジリジリ

凛「絶対にここは通さないにゃぁぁあ!!」

真姫「いつまでやってんのよっ!!!」



おわり

今度こそ放課後編に続くかも?

というわけで部活前編でした。

明日は鉄板ネタでことほのうみ( α?)を投下するつもりです。

期待に添えてるか心配ですが…
レスありがとうございます。

ええぞ ええぞ

乙です

いいね

あなたは最高ですっ!

どうも、まさかの急用で泣きそうな>>1です。

急いで更新します。

『今日じゃないと』

朝 待ち合わせ場所


海未「………」イライラ

ことり「…」アセアセ

海未「………」イライラ

ことり「…え、えっと」

海未「遅いっっ!!」バァンッ

ことり「ひぃっ!」

ことり「い、いつものことだよ〜…?」

海未「いつもだから困るんです!!」

海未「なんで来れない時間に待ち合わせ時間を設定するんですか穂乃果はっ!!」

ことり「たぶんどの時間に設定しても遅れてくると思うけど…」

海未「やはりたるんでいるんです!このままだといつか大変なことに…」

海未「もういっそのこと私が穂乃果の私生活を総管理した方が……」ブツブツブツブツ

ことり「海未ちゃん…」


数分後



穂乃果「…お〜い二人とも〜!!」タッタッタッ

ことり「あっ、ほらほら来たよ海未ちゃんっ!」アセアセ

海未「!!」ギラッ

ことり「ちゅん!?」

海未「…えぇ」ユラァ

ことり「」

ことり(穂乃果ちゃん…御愁傷様…)



穂乃果「おっ待たせぇ〜!!」タッタッタッ

穂乃果「ごめ〜ん、実は昨日の夜ちょっt海未「遅いですよ穂乃果ぁぁあ!!」スパァァン!!

穂乃果「いたぁぁあぁあ!?」

ことり(あぁ…)

海未「なんでこういつもいつも遅れてくるんですかっ!待ち合わせの意味がないでしょう!?」

穂乃果「えっ、あ、昨日はえっとその夜にちょっと…」

海未「言い訳などいりません!!」バァン

穂乃果「海未ちゃんが聞いたのにっ!!」ガーン

ことり「ちょっ、海未ちゃん?落ち着いて?」アセアセ

海未「穂乃果が悪いんですよっ!」

ことり「ひゃぁっ!!」

穂乃果「そっ…そんなに怒らなくてもいいじゃん!!」

海未「毎回こうだから怒っているんです!!」

海未「どーやったらそこまでたるみきれるんです!?信じられません!!」

ことり「う、海未ちゃん?ちょっと言い過ぎじゃ…」

海未「いいんですこれくらい言ってやれば!!穂乃果のためですっ!!」

ことり「でもそれじゃあ穂乃果ちゃんが…」チラッ

穂乃果「……」ワナワナ

穂乃果「…むぅぅ〜〜〜!!」

穂乃果「もういいよ海未ちゃんなんか知らないからっ!!」

穂乃果「今日はことりちゃんとずーっと過ごすもんっ!!」

ことり(ええええええ!?)

海未「お好きにどうぞ?」

ことり「ちょっと、二人とも…」

海未「ただし生徒会の仕事は済ませてから帰ってくださいね、私は自分の分が終わり次第帰りますが」

穂乃果「別にいいもん!ことりちゃんに手伝ってもらうから!」

ことり「えぇ〜…いつ決まったのそれぇ…」

海未「勝手にしてください。遅刻してしまうので私はもう行きます」スタスタ

穂乃果「勝手にさせてもらうよっ!!」

ことり「ちょっ…行っちゃったぁ……」

穂乃果「……ふんっ」

ことり「……」

ことり(二人にされた…)

ことり(気まず過ぎるよぉぉ…)

ことり「…え、えっと」アセアセ

ことり「ことりたちも…行こうか?」

穂乃果「うん、はやく行こ」スタスタ

ことり「……」

ことり(…つらい)


放課後

生徒会室

海未「…ふぅ」

海未「はいこれ。今日の分の仕事はきっちり終わらせましたので」

穂乃果「…」

海未「…聞いてるんですか?」

穂乃果「はぁ…聞こえてるよ」

海未「ならいいんですけど」

海未「では約束通り帰らせていただきますね」

穂乃果「…勝手にしてください」

海未「…っ」

海未「…ふん、勝手にさせてもらいます」

海未「それじゃ」ガチャッ

バタンッ!!





穂乃果「…っ」

ことり「…」

穂乃果「……」

ことり「…ことりたちも早く終わらせちゃおうか」

穂乃果「……うん」

ことり「…」


しばらくして



ことり「よしっ、ことりたちも終わったね!」

穂乃果「うん…」

穂乃果「ごめんね、手伝わせちゃって」

ことり「全然大丈夫だよぉ〜」

ことり(慣れてるから)

穂乃果「普段からちゃんとしてないからか…」

ことり「あはは…」

穂乃果「…やっぱり迷惑かけてばっかりだねホントに」

穂乃果「穂乃果がダメダメなせいで」

ことり「えぇ?」

ことり「ほ、ホントに大丈夫だよ?これくらいなんでもないよ?」アセアセ

穂乃果「うん…。ことりちゃんは優しい」

ことり「優しいって…別に嘘なんかついたりしてないよ…?」

穂乃果「あはは、分かってるよそれくらい」

ことり「…?」

穂乃果「ただね…」

穂乃果「穂乃果は優しくないしダメダメだから…」

穂乃果「…海未ちゃんのこと、怒らせたまんまになっちゃったよ」

ことり「…うん」

穂乃果「…っ」

穂乃果「すぐっ…謝ればよかったのにっ…」ウルッ

ことり「!?穂乃果ちゃん!?」

穂乃果「どーしてっ…意地張っちゃうのかな…うぅっ」グスッ

ことり「ふぇぇえ!?」

ことり「え、えっと、ええっと」アセアセ

ことり「あっ、じゃあ明日ちゃんと謝ろ!?ことりも一緒に謝ってあげるから!!」アセアセ

穂乃果「…?」

穂乃果「ことりちゃんも…?」グズッ

ことり「そ、そうそう!二人の方が謝りやすいでしょ!?」

穂乃果「でもことりちゃんは何もしてないよ…?」

ことり「それでもいいの!」

ことり「だって、ちゃんと仲直りして欲しいもん!」

ことり「二人が喧嘩したまんまなんてことり嫌だよ?」

穂乃果「…」

穂乃果「うん、そうだね……明日一緒に…」

穂乃果「…」

穂乃果「……明日じゃ…もう…」

ことり「…?」

ことり「穂乃果ちゃん?」

穂乃果「!」

穂乃果「あっ、いや…えっと……うん、そーだよね!明日ちゃんと謝ろう!」

ことり「?」

ことり「う、うん…?」


数時間後 屋上

絵里「じゃあ今日の練習はここまでね。みんなちゃんと体拭くのよ、風邪ひいちゃうからね」

一同「は〜い」






ことり「ふぅ、疲れたぁ〜」ノビィー

ことり「タオルタオルっと…」ガサゴソ

絵里「…ちょっと、ことり?」チョンチョン

ことり「ん?絵里ちゃん?」クルッ

絵里「今日海未はどうしたのよ?なんで来てないの?」

ことり「あぁ、うん…ちょっと穂乃果ちゃんと喧嘩しちゃって…」

ことり「生徒会の仕事終わらせてそのまま帰っちゃったの」

絵里「喧嘩ぁ?」

絵里「まったくあの子たちは…」

ことり「あはは…」

ことり「まぁ海未ちゃんはともかく穂乃果ちゃんはちゃんと反省してるから、責めないであげて?」

絵里「えぇ、別に誰も責めたりしないわよ。あの子たちの問題だもの」

絵里「それにどっちにしろ穂乃果はもういないみたいだし」チラッ

ことり「えっ!?あ、ホントだ!!」

絵里「恐ろしい早さね」

絵里「よほど急ぎの用事でもあったのかしら」

ことり「どーだろう…」

絵里「…たぶんアレだと思うんだけど」

ことり「アレ?」

絵里「まぁ学校では禁止されてるしねぇ…」

ことり「禁止??えぇ??」

絵里「生徒会長が持ってきたとあったら大目玉ね」

ことり「??」

ことり「えっと…なんのこと?」

絵里「あら?分からないの?」





絵里「今日はバレンタインよ?ことり」


ことり「バレン…タイン…?」

絵里「えぇ、2月14日バレンタイン」

ことり「バレンタイン……」

ことり「…あぁっ!!」




穂乃果『昨日の夜ちょっと…』

穂乃果『謝ればよかった』

穂乃果『そうだね…明日一緒に…』

穂乃果『……明日じゃ…もう…』





ことり「バレンタイン!!!」

絵里「うぇぇえ!?」ビクッ

ことり「そーだよ!今日はバレンタイン!!」

絵里「そ、そうね?」

ことり「えっと携帯携帯…」ガサッ

ことり「あああタオル邪魔ぁぁあ!!」

絵里「!!」ビクッ

絵里「こ…ことrことり「絵里ちゃん!!携帯!!」

絵里「はいぃっ!?」

ことり「お願いっ!今すぐ携帯かして!!」

絵里「携帯?なんでまた…」

ことり「いいから早く!!」

絵里「わ、分かったから落ち着いてっ」アセアセ

絵里「えーとえーとっ…」

絵里「…あった!ほら携帯!」スッ

ことり「うんっ、ありがと!」パシッ

ことり「ちょっと待っててね!」タタタッ




絵里「…怖かったぁ」


屋上 ドアの裏


プルルルル…プルルルル…

ことり「穂乃果ちゃん…出てっ…!」

プルルルル…プルルルル…

ことり「…っ」

プルルルル…ガチャッ

ことり「!!」

穂乃果『もしもし?ことrことり「もしもし穂乃果ちゃん!?」

穂乃果『〜〜〜っ!!!』キィィーーーン

穂乃果『声!声抑えてことりちゃんっ!』

ことり「あっ、ごめんね…」

穂乃果『うぅ〜耳痛ぁぁ…』

穂乃果『…で、なに?穂乃果になにか用事?』

ことり「分かってるでしょ!?」

穂乃果『えぇ?何のこと?』

ことり「海未ちゃんだよ海未ちゃんっ!!」

穂乃果『海未ちゃんがどーかしたの?』

ことり「今日しか渡せない物っ!!あるでしょ!!」

穂乃果『!』

ことり「絵里ちゃんに言われてやっと気づいたよ!」

穂乃果『…なんのこと?』

ことり「とぼけても無駄だよっ!」

ことり「さっき海未ちゃんにしようとしてた言い訳…『昨日の夜は』」

ことり「昨日の夜が何?夜更かし?」

ことり「昨日の夜はただの夜更かしじゃないでしょ…?穂乃果ちゃん」

ことり「いつも通りの夜更かしならわざわざ昨日の夜なんて言う必要ないもんね…?」

穂乃果『昨日の夜…』

穂乃果『そんなのただの夜更かしだよ、ことりちゃん。海未ちゃんの言う通りいつものこと』

ことり「違うっ!!」

ことり「ならさっき何を言いかけたの!?明日じゃもう何なの!?」

穂乃果『…っ』

ことり「明日じゃもうダメなんでしょ!?だってバレンタインは今日だけだもん!!」

穂乃果『ことりちゃん…』


ことり「今からでも遅くないよ!?早く行かないと!!」

穂乃果『…でも、もういいんだよ』

ことり「よくないっ!」

穂乃果『いいの…』

ことり「よくないっ!」

穂乃果『…っ』ギリッ

穂乃果『いいんだよ!!』

ことり「!?」ビクッ

穂乃果『…穂乃果がいいんだから、いいんだよ』

穂乃果『だってさ、いっつもいっつもたくさん迷惑かけて…挙句にはあんなにつまらないことで逆ギレして怒らせちゃうような穂乃果だよ?』

穂乃果『もう今更…渡せないよっ…』グスッ

ことり「くっ…」

ことり「穂乃果ちゃん!!」

穂乃果『…』

ことり「そのチョコはっ、今日しか渡せないものなんだよ!?」

ことり「穂乃果ちゃんの気持ちが詰まったチョコ…無駄になってもいいの!?」

ことり「渡さなきゃ…」

ことり「さっき言ったでしょ!?二人が仲直りしなきゃ嫌なの!!」

穂乃果『…』

穂乃果『…でもやっぱり…』

ことり「……っ!!」イラッ

穂乃果『穂乃果はもう…』

ことり「…じゃあもう知らないよ穂乃果ちゃんなんかっ!!」

ことり「穂乃果ちゃんの馬鹿っ!!」

穂乃果『あっ、ちょっとこt…』

ガチャッツーーー、ツーーー、ツーーー…

穂乃果「…りちゃん……」

穂乃果「……」

穂乃果「あはは…穂乃果と同じこと言ってるよことりちゃん…」

穂乃果「…親友二人に怒られちゃったなぁ…どーすればいいんだろ」グスッ

穂乃果「…」


屋上


ことり「…」カツカツカツカツ

絵里「あ、ことり…」

ことり「…これ、ありがと」ボンッ

絵里「どういたしまして…」

ことり「今日はもう帰るから…じゃあね絵里ちゃん」

絵里「えぇ!?え、えぇ…」


園田家前


穂乃果「…来ちゃった」

穂乃果「やっぱりこうするしか…二人と仲直りする方法はないよね…」

穂乃果「呼び鈴はっと…これか」ソーッ

穂乃果「…」ゴクッ







海未「…穂乃果?」

穂乃果「!!!?」ビクッ


穂乃果「なぜそこにっ!?」

海未「それはこちらのセリフです」

海未「なぜ私の家の呼び鈴に手を伸ばしてるんです?」

穂乃果「あ、えっと…これはその…」アセアセ

海未「…はぁ」

穂乃果「うぅ…」

海未「やはりなぜかは答えなくていいです」

海未「その代わり単刀直入に聞きます。私に何の用ですか?」

穂乃果「え、えっと…」

海未「…」

穂乃果「話が…あるの」

海未「…」

海未(目が腫れぼったい…泣いたのでしょうか)

海未「…分かりました」

海未「ここで立ち話もなんですから、部屋で話しましょう」

穂乃果「え…上がっていいの?」

海未「えぇ。私もここは冷えるから嫌ですし」

穂乃果「じゃ、じゃあ…お邪魔します」


園田家

海未の部屋

海未「…」

穂乃果「…」

海未「…で、話とは?」

穂乃果「あっ、うん…えっとね」

穂乃果「今日はその…えっと……ごめん…なさい…」

海未「…」

穂乃果「本当はことりちゃんと明日謝ろうって思ってたんだけど…」

穂乃果「ことりちゃんに色々バレちゃって、怒られちゃったの」

穂乃果「だからね、二人ともと仲直りする方法を探したの」

穂乃果「海未ちゃんを怒らせたのは穂乃果だし、ことりちゃんは穂乃果が意気地なしなせいで怒っちゃったから…」

穂乃果「やっぱりちゃんと謝るしかないかなって…思い…まして…」

海未「…そうですか」

穂乃果「はい…」

海未「…」

穂乃果「…」

海未「…私も、少々言い過ぎました。反省してます」

穂乃果「…っ!」パァァア

海未「でも、原因は100%穂乃果ですよ!!」

穂乃果「えええ!?」

海未「遅刻してきたのは穂乃果なんですから!!」

穂乃果「うぅっ…酷いよ海未ちゃぁん…」

海未「当たり前です、これはしっかり自覚していただかないと困りますから」

穂乃果「仲直りできたかと思っちゃったよぉ…」

海未「…」

海未「まぁ…次から気をつけるなら、許します」

穂乃果「!?」

海未「だから…私のことも、許して下さい…以後気をつけますので…」

穂乃果「海未ちゃんっ…!!」

海未「…ダメ、ですか?」ボソッ

穂乃果「ダメなわけないよっ!!海未ちゃん!!」ダキッ

海未「おわっ!?」////

穂乃果「よかったよぉ…仲直りできたよぉ…」グズッ

海未「穂乃果…」ギュッ

穂乃果「許してくれてありがとね、海未ちゃん…」

海未「…えぇ、こちらこそ」ニコッ


穂乃果「あとね…もう一つ話すことがあるんだ」

海未「もう一つ?」

穂乃果「これ…なんだけど…」カサッ

海未「これは…チョコ?」

穂乃果「うん…昨日の夜作ったんだ」

穂乃果「今日バレンタインでしょ?」

海未「!」

穂乃果「これ作ってたせいで夜更かししちゃったの。ごめんね海未ちゃん…」

海未「…」

海未(夜更かしの原因はこれだったのですか…)

海未「…とても嬉しいです、穂乃果」

海未「大切にしますね」

穂乃果(大切に食べないとダメだけどね海未ちゃん)

海未「私のために夜更かしまでして…」

穂乃果「えへへ…やっぱり当日に渡したいからさ…学校にこっそり持って来ちゃったの」

海未「ふふっ、生徒会長がそんなことではいけませんよ?」

穂乃果「バレなきゃいいんだよっ♪」クスクス

海未「まったく貴女は…」


数分後

玄関

海未「では気をつけて帰ってくださいね、夜道は危険ですから」

穂乃果「すぐそこだから大丈夫だよん♪」

海未「まぁそーですよね」クスッ

海未「それにいざとなったら私が助けに向かいます」

穂乃果「おっ、海未ちゃんか〜っこいぃ〜♪」

海未「穂乃果のためならこのくらい訳ないですよ」フフッ

穂乃果「お、おぉう…」////

海未「おや、照れてるんですか?」ニヤッ

穂乃果「今のはズルいよ海未ちゃん…」////

海未「不意打ちです♪」

穂乃果「まったくもう…」

海未「…そういえば、チョコのお返しがまだでしたね」

穂乃果「明日でいいよそんなの〜」

海未「そんなわけにいきません。ちゃんと用意してあります」

穂乃果「えっ、本当!?」

海未「えぇ。ですからちょっとこちらへ来てください」

穂乃果「はーいっ♪」トコトコ

海未「ふふっ、私からのプレゼントは…」

穂乃果「何かな何かn」




チュッ……




穂乃果「!!!?」////

海未「…これですっ♪」

穂乃果「え、あ、ええ、っとぉ…」////

穂乃果「ぅえええええ!!?」////

海未「それじゃ、また明日です穂乃果っ!」

海未「遅刻したら許しませんからね♪」

キィィ……



穂乃果「…」////

穂乃果「…と、とんでもない物もらっちゃったよことりちゃん…」////


次の日 朝

待ち合わせ場所



穂乃果「二人とも、改めて昨日はごめんなさいっ!!」ペコッ

穂乃果「反省しておりますっ!!」

海未「まぁ今日はちゃんと時間通りに来ましたし、私はもう怒ってませんよ」

海未「…ただことりが」チラッ

ことり「………」ズゴゴゴゴ

穂乃果「ひぃっ!!」

ことり「…絶対に…許さないから…穂乃果ちゃん……」

穂乃果「うぅぅ…ことりちゃぁん……」

海未「ほ、ほら、穂乃果も謝ってることですし…」アセアセ

ことり「うぅ〜〜〜……」グルル

穂乃果「唸ってる!?」

ことり「…なんてねっ!もう怒ってないよん♪」ケロッ

穂乃果「ふぇっ!?」

海未「なっ…ことりぃ…」ハァ

ことり「あはははっ、騙された?」

穂乃果「ビックリしたよもうっ!」

海未「心臓に悪いです…」

ことり「まぁこれはことりからの穂乃果ちゃんへのやり返しってことで♪」

穂乃果「ごめんなさい…」

ことり「謝まるなら昨日の自分に謝りなよ〜」

ことり「ことりが怒ったのはチョコを渡そうとしなかった穂乃果ちゃんだよ?」

穂乃果「うぐっ…」

ことり「もっと反省しなさい!」

穂乃果「…はぁい」ショボン

ことり「…でもまぁ」

ことり「ちゃんとやることやったみたいだし?」クスッ

海未「…っ!!」////

穂乃果「…」////

ことり「…ことりはもうお腹いっぱいですっ♪」

穂乃果「さ…さいですか…」////




おわり

今回は以前言っていた、ことほのうみ(もはやほのうみでしたねごめんなさい)とバレンタインネタを合わせてみました。

ホントは14日のうちに投稿しきるはずだったのに…。
日をまたいだのと「今日じゃないと」という題名はネタではないのでどうか弄らないであげてください。笑

乙です

言い忘れてました。明日(今日?)は恋愛要素っぽいのが無いものを書くつもりです。

今回も読んでくれた方、お付き合いありがとうございました。

私待ってる

こんばんは。今日は昨日の反省を生かし早めに更新します。

じゃいきます。


『暇人』

絢瀬宅


穂乃果「ねぇねぇ絵里ちゃ〜ん」

絵里「ん〜?」

穂乃果「暇だよぉ」

絵里「ええぇ…?人の家まで来て暇とか言うの?」ガーン

穂乃果「だってさー暇じゃーん」

絵里「私は別に暇してるわけじゃないけど…」

穂乃果「なにかすることないのー?」

絵里「なにかって…今日は日曜日だから練習もないでしょうし、私は体を休める日として使うつもりだったから予定もいれてないし」

絵里「むしろなぜ穂乃果が何の用もなく私の家まで来たのかが疑問よ」ハァ

穂乃果「そりゃあ家じゃ一人でやることなんか無いもん!」バァン

穂乃果「それにみんなで遊ぼうと思ったのに今日は海未ちゃんもことりちゃんも用事でいないし」

絵里「あぁ…保護者不在なのね…」

穂乃果「保護者?」

絵里「こっちの話よ」

穂乃果「なんか馬鹿にされた気がする…」


絵里「穂乃果はなんでそんなに暇なの?」

穂乃果「うーん」

穂乃果「なんでかなぁ」ゴロンッ

絵里「私が聞いてるのよ…」

穂乃果「絵里ちゃんはなんで今日何も予定いれなかったの?」

絵里「え?だって別に無理していれるものでもなくない?」

穂乃果「そりゃそうだけどさ」

絵里「まぁ、強いて言えば大学が決まったからね」

絵里「受験勉強で疲れたからその分休もうかなって」

穂乃果「あぁ…なるほど」

穂乃果「穂乃果も高校受かってすぐは遊び呆けてたよ〜」アハハ

絵里「穂乃果『も』って、一緒にしないでちょうだい…私は遊び呆けてはいないわ」

穂乃果「暇してるなら一緒だよーん」

絵里「だから暇してるんじゃなくて休養なんだってのに…」

絵里「というか、穂乃果は勉強しなくて大丈夫なの?」ジトッ

穂乃果「穂乃果はまだ受験じゃないもんっ」プイッ

絵里「まだって、一年なんてあっという間よ?」

穂乃果「刹那の時を生きているからね」

絵里「どこで覚えたのよそんな言葉…」

穂乃果「漫画で読みましたっ!」フンスッ

絵里「あぁ…そう…」ハァ


絵里「ってそうじゃなくて!勉強っていうのは来年に向けての課題とかのことよ!」

穂乃果「へ?課題?」

絵里「そうよ!学校の課題!ないの!?」

穂乃果「課題はもちろんあるよ?」

絵里「もちろんあるの!?」ガーン

穂乃果「うん」

絵里「全然暇じゃないじゃない…」

穂乃果「穂乃果はラストスパートに全力を尽くすタイプだからさ」

絵里「それって要するに後回しってことでしょ?」

穂乃果「まぁそうとも言うかも」

絵里「そうとしか言わないわよ」

穂乃果「そうかなぁ?」

絵里「絶対そうよ…」

穂乃果「でもちゃんと終わらせるからさ?終わりよければ全て良し?」

絵里「ものは言いようね」ハァ

穂乃果「まぁまぁ」クスクス

穂乃果「でも受験かぁ…また受験があるなんて考えるだけで憂鬱になるよ」

絵里「生きてく上では試験なんて山ほど受けることになるかもしれないのよ?」

穂乃果「山ほどっ!?」

絵里「えぇ。大学のテストとか、TOEICとか、資格のテストとか」

穂乃果「え…学校のテスト以外にそんなに…?」

絵里「受ける人は受けるわね」

穂乃果「そんなぁ〜…」ガクッ

絵里「仕方ないわよ、就職難って言われてるこのご時世だもの。大学受験はするべきだと思うし、資格とかはあるに越したことはないわ」

穂乃果「やっぱりちゃんとみんな頑張ってるんだねぇ」

絵里「そりゃあ将来がかかってくるしね」

穂乃果「…そんなにみんな頑張ってるのに、穂乃果たちは何してるんだろーね」

絵里「あっ、今自分で言っちゃいけないセリフ言ったわね」

穂乃果「えへへ、言っちゃいました」クスクス

絵里「まぁ私は休養だから。意義のある休養」

絵里「全くもって無駄な時間などではないわ」バァン

穂乃果「お、おぉう…」

穂乃果「じゃあ…穂乃果は意義のある暇を…」

絵里「そんなものはないわよ穂乃果」

穂乃果「あはは…ですよねぇ〜…」


穂乃果「じゃあ穂乃果が暇じゃなくなるために会話をしよう絵里ちゃん」

絵里「今までもしてたじゃない」

絵里「穂乃果が暇人だったから」

穂乃果「うぐっ…」グサッ

穂乃果「そ、そう…絵里ちゃんの言う通り、That's rightだよ」

絵里「?」

絵里「暇すぎて頭にまで影響が出たのかしら」

穂乃果「でっ、出てないよ!至って正常だよ!」

絵里「ならいいのだけれど」


穂乃果「確かに絵里ちゃんの言う通り今までも『暇』だから二人で会話をしていた…」

絵里「そうねぇ」

穂乃果「…いや、そう思っていた」

絵里「思っていた?」

穂乃果「うん」

穂乃果「穂乃果ね、さっき気づいたんだよ」

穂乃果「大好きなお友達とそうやって会話をする時間は…無駄な時間のように思えるかもしれない」

穂乃果「でも実は…とっても大切な、かけがえのない時間なんだって」

穂乃果「『暇』だから会話をするんじゃないの。会話をするから『暇』じゃなくなるんだよ、絵里ちゃん」

絵里「…」

穂乃果「だからね!穂乃果は決して暇人なんかじゃなかったんだよ!」

絵里「…穂乃果」

穂乃果「むしろ常に無駄のないことをして過ごしている省エネの鑑のような…」

絵里「穂乃果っ…!!」

穂乃果「はいぃ!?」ビクッ

絵里「…目を覚ましなさい」

絵里「今の貴女は…立派な暇人よっ…」

穂乃果「…泣いていいかな」


絵里「でもまぁ、話してるだけじゃ退屈ってのはあるわね」スクッ

穂乃果「絵里ちゃん?」

絵里「家にいても話す以外やることないし、焼き芋でも買いに行きましょ」

穂乃果「や、焼き芋!!」キラキラ

絵里「たまには奢ってあげるわ」

穂乃果「ホントにっ!?」

絵里「えぇ♪」

穂乃果「今度ほむまんご馳走するねっ!!」

絵里「ふふっ、ありがと♪」

絵里「それじゃ、行きましょ?」

穂乃果「うんっ!」タタタッ









「ついでに他のメンバーも遊べないか聞いてみましょうか♪」

「穂乃果は安納芋ねっ!!」

「…...」

「会話をしなさいよ…」





おわり

今日は最近全然短編してない気がしたので短めにしました。

登場キャラの希望とかあったら教えてください、そのキャラで書きます(普段書き出す前にすごく悩んでいるので)

お付き合いありがとうございました。

りんぱないこうぜ、りんぱな

うみまき頼む

ほのりんの日常とかよさそう

花陽に出番を…

みなさんレスありがとうございます。

見返したところ花陽が一話分しか他人と絡んでいなかったので、とりあえずりんぱなから書こうと思います。

その後順にうみまき、ほのりんも放課後編が間に入るかもしれませんが書いていきます。

りんぱなありがとうございます……!←提案した人

うみぱなでもいいのよ

どうも、>>1です。

諸事情により今日の更新分のりんぱな回を書ききることができませんでした。

そのため、勝手ながら更新を明日に見送ることにしました。読んでくれてる方、本当に申し訳ありません…

明日は必ず一話分は更新します。

あ、一応登場キャラのリクエストはうけつけてます。

基本順番に書いていくつもりです。

にこえりをば…

ゆっくり更新します

ふわふわ路線ではないですが、それでもという方はどうぞ。

『りんぱなin昼休み』


教室


ガヤガヤ...

凛「ねぇねぇかよちん、それなにかにゃ?」モグモグ

花陽「ん?あぁ、これ?」

花陽「花陽手作りの焼き味噌だよっ!」バァン

凛「焼き味噌?」

花陽「そっ、焼き味噌。ご飯によく合うんだぁ〜」パクッ

凛「やっぱりご飯なのかにゃ」クスクス

花陽「まぁね〜♪」モグモグ

凛「凛も食べてみたいにゃ、それ一口ちょーだいかよちん!」ズイッ

花陽「もちろんいいよ〜」ヒョイッ

花陽「はい凛ちゃん、あーんっ♪」スッ

凛「あー…」アーン

凛「はむっ」パクッ

花陽「どう?おいしい?」

凛「うん、とってもおいしいにゃ〜♪」

花陽「そっかぁ〜、よかった♪」

花陽「実はそれ今日初めて作ってみたんやつなんだぁ〜」

凛「これで初めてなのかにゃ!?」

凛「さすがかよちん…ハイスペックガールにゃ」キラキラ

花陽「えへへ…褒めすぎだよぉ」

凛「じゃあ凛は…はいっ!卵焼き!」スッ

花陽「えぇ!?これ凛ちゃんが作ったの!?」

凛「なんにゃその反応は失礼な…」ムスッ

花陽「ご、ごめんね?」アセアセ

凛「…うん」

凛「まぁ、お母さんなんだけど…」

花陽「あはは…」


凛「かよちんはどーやってそんなに料理上手になったのー?」ギシッ

花陽「上手って…普通だよ?」

凛「凛からしたら上手にゃ」

花陽「そ、そーかもね…」アハハ...

花陽「でも花陽は特に何も意識してなかったかなぁ?いつの間にか?」

凛「そっ、そんなはずないにゃ!凛はいつやっても失敗するにゃ!」バンッ

花陽「えぇ!?う、う〜ん…」アセアセ

花陽「お母さんが作るところを小さい頃見てたからかも…しれないかも…たぶん」

凛「うっ、凛は全然見てない…」ズーン

花陽(よかった納得してくれた…)ホッ

凛「凛もお料理できるようになりたいにゃぁ〜…」グデー

花陽「今まではそんなに興味無さそうだったのに、なんで急に?」

凛「うーん、だって料理できるってなんか女の子っぽくないかにゃ?」

花陽「まぁできないよりはそうかも…」

凛「でしょでしょー?」

凛「凛もせっかく女の子っぽい洋服とか着れるようになったし、もっともっとそーゆーことにチャレンジしたいんだにゃ」

花陽「なるほど…」

花陽「でもそれなら花陽よりもにこちゃんのほうがいいんじゃないかな?」

凛「にこちゃん?」

花陽「うん。ファッションもにこちゃんの方がセンスがあると思うし、料理も上手だし」

凛「うーん…にこちゃんかぁ」

凛「……なんか悔しいにゃぁ」ボソッ

花陽「凛ちゃん…」


凛「あ、そーいえばにこちゃんで思い出したっ!」ムクッ

凛「聞いてよかよちん、最近にこちゃんがちょっと偉そうなんだにゃ!」

花陽「え、偉そう?」

凛「うん、なにかあるごとに『ちょっと凛!!何やってんのよ!!』って」

花陽「何やったの凛ちゃん…」

凛「前はにこちゃんのコレクションちょーっと見せて貰ってただけにゃ〜」

花陽「あぁ…一瞬で状況が想像できたよぉ…」

凛「DVD見ようとして封開けたら鬼の形相で襲ってきたにゃ」

花陽「封開けちゃったのぉ!?」ガタッ

凛「え、うん」キョトン

凛「なんか同じのが横に置いてあったし」

花陽「はあぁ…それは重罪だよ凛ちゃん…」ガクッ

凛「同じのあるのに開けちゃダメなのかにゃ?」クビカシゲ

花陽「同じのとか以前に人の物だからね!?」

凛「あ、たしかに」

花陽「そ、想像の斜め上だなぁ…」


凛「でもでも、せっかく二個あるのに見ないってもったいなくないかにゃ?」

花陽「観賞用とか保存用とか色々あるんだよぉ…」

凛「えぇ〜、そんなの凛よく分からないにゃ」

花陽「よく分からないって言われても…」

凛「全部に◯◯用とか書いといてくれればいいのに」

花陽「上から書いたら開けちゃったのと変わらないよぉ」アセアセ

花陽「と、とりあえずにこちゃんの物に手をつけなければ問題ないのっ!」

凛「ふーん…まぁかよちんが言うならにこちゃんのコレクションには触らないでおくにゃ」

花陽「言われなくても触らないでぇ…」

しばらくして


花陽「へぇ〜、そうだったんだぁ」
凛「そうそう!でね、その時真姫ちゃんが…」


キーンコーンカーンコーン...

凛「…ってあれ?いつの間にかもう昼休み終わっちゃったにゃ」

花陽「お話ししてるとすぐだよねぇ〜」

凛「そんなにお話してたかにゃ?」

花陽「んー、お弁当食べながらお話してたからかな?」

凛「なるほど…」

凛「ってちょっと!かよちん昼休みってアルパカのお世話はっ!?」ガタッ

花陽「へっ!?あ、だ、大丈夫だよ!今日は花陽が当番の日じゃないから!」

凛「そ…そうなのかにゃ?」

凛「はぁぁ〜焦ったにゃぁ〜…」ガクッ

花陽「お世話がある日はお弁当食べてすぐに行っちゃうからね〜」クスクス

凛「凛は完全に頭になかったにゃ…」

花陽「花陽が覚えてるから安心して♪」クスクス

凛「う…うん…」

凛「でもかよちんが行っちゃったら凛暇になっちゃうにゃ〜」

花陽「え?真姫ちゃんは?」

凛「真姫ちゃんお弁当食べたらすぐ音楽室行っちゃうんだもん!」ムスッ

花陽「あぁ…真姫ちゃんはμ'sの曲作りでたいへんだからしょうがないよぉ」

凛「そーだけどさぁー…」

凛「あ、じゃあこれからお世話の日は凛もお供するよ!」バァン

花陽「えっ!?いいよぉ迷惑かかっちゃうし…」

凛「いーのいーの!」

凛「そーすれば毎日ずっとかよちんと話せるもん♪」ギュー

花陽「ええっ!?」ダキッ

凛「一緒にお弁当食べて、一緒にお世話もすればいいにゃ!」

花陽「でっ、でも…」

凛「いいでしょーかよちーん?」ニカッ

花陽「凛ちゃん…!」

花陽「…えへへ、じゃあお願いしようかなぁ」ナデナデ

凛「任せるにゃー♪」スリスリ

花陽「うんっ、ありがとぉ凛ちゃん♪」ニコッ



ーーーーーーー
ーーー

凛「あはは、かよちん口からお味噌の匂いがするにゃ〜♪」クスクス

花陽「えぇっ!?は、歯磨きしに行きたいなぁ…」



おわり

リクエスト頂いたりんぱな回でした。

もっとふわっふわな感じをイメージしていた方、申し訳ありません…
表現力が足りませんでした。

明日は恋愛要素無しでうみまきを書く予定です。

>>134の頭のセリフの間にスペース空け忘れました。申し訳ありません。

あと読んでくださった方、お付き合いありがとうございました。

ふむ……良かった。大丈夫、だんだん腕をあげていけばいい←提案者
あとでいいからえりぱなが見てみたい

>>1です。

バイトを始めたため時間が取れなくなり、更新ペースが若干落ちそうです。(二日に一話分くらい?)

今日の分の更新ももう少ししてからとなってしまいます。申し訳ありません。

バイトがんばれ

更新待ってるゾ!

>>139さん、ありがとうございます。
ホントに励みになります。

それでは昨日の分の更新します。

『うみまきin音楽室』


真姫「…」モクモク

海未「…」カキカキ

真姫「…」モクモク

海未「…」カキカキ

海未「むっ……うーん…」

真姫「…」モクモク

海未「…ふむ」カキカキ

真姫「…はぁ」ギシッ

海未「?」チラッ

真姫「むぅぅ〜〜…」ジタバタ

海未「…」カキカキ

真姫「う”ぅ〜…」ベソッ

海未「…真姫?」

真姫「…」シーン

海未「真姫ってば」ポンッ

真姫「えっ?あぁ、海未…」

海未「大丈夫ですか…?しばらく休んだほうがいいのではないですか?」

真姫「ありがとね…でもあとちょっとで上手くいきそうなの」

真姫「まだ休めないわ」

海未「少し気合が入りすぎでは…?」

真姫「そりゃそーでしょ?μ'sの曲だもの…妥協は許されない」

真姫「真剣にもなるわよ」

海未「そ、そうですか…でも無理だけはしないでくださいね?」

真姫「えぇ、心配には及ばないわ」

海未「ならいいのですが…」

真姫「大丈夫だから、任せておきなさい」ドンッ

海未「は、はい…」


数分後


海未「…ふぅ」ピタッ

海未「ちょっと…休憩…っ!」ノビー

海未「っはぁ。真姫、そっちの調子はどうで…」チラッ





真姫「すぅ…すぅ…」スヤスヤ





海未「」ピシッ


海未「え?え?」

海未(これ、寝息ですよね?絶対寝息ですよね?)

真姫「すぅ…すぅ…」スヤスヤ

海未「ま…真姫さーん…?」チョンッ

真姫「んんっ…」モゾッ

海未「…」

海未(ええええ!!?)

海未(さっきあんなにいい顔で『任せておきなさい』とか言ってたのに!!)

海未(寝てるっ!!)

真姫「…えへへ……」

海未(しかもなんだか幸せそうですね…)

海未「まったく!毛布も何もかけずに…」スクッ

海未「何か代わりになるもの…!」キョロキョロ

海未「まぁ音楽室にあるわけないですか」ハァ

海未「仕方がないです、私の上着でもかけておきましょう」ファサ

海未「あれだけ見栄を張っておきながら寝ちゃわないでくださいよもう!」

真姫「…ふふっ」スヤスヤ

海未「」イラッ

海未「うっ、穂乃果のように叩き起こしたい衝動が…」

海未「抑えなさい園田海未、相手はμ'sのメンバー年下の女の子…」プルプル


海未「はぁ…だいたい貴女はいつも頑張り過ぎなんですよ」

海未「だから休めと言ったのに」

真姫「うぅ…ん……」スヤスヤ

海未「よく見たら目の下のクマも酷いじゃないですか」

海未「家でもこんなに作曲を…?」

真姫「すぅ…すぅ…」

海未「まったく」

海未「μ'sの作曲担当がこんなことでどうするんですか…」ソッ

海未「穂乃果だけでも手を焼いているんですから、貴女まで私に手を焼かせないでくださいよ…」ナデナデ






ーーーーーーー
ーーーー


夕方


真姫「んんっ……あれ?上着?」ムクッ

海未「あぁ、やっと起きましたか」

真姫「やっとって…私、もしかして寝ちゃってた?」

海未「はい、『任せておきなさい』と言ったと思ったら寝てましたよ」

真姫「えぇ!?う、嘘でしょ?」アセアセ

海未「嘘なんてつきません…もうぐっすりでしたよ。そろそろ帰宅時刻です」

真姫「恥ずかしい…」////

海未「だからあの時少し休めと言ったんですよ」

海未「もっと自分の体を大切にしてください」

真姫「ご…ごめんなさい…」シュン

海未「まったく…はい、これ。あげます」コトッ

真姫「え?何これ?」

海未「さっき購買で買ってきた栄養ドリンクです。少しでも足しになればと」

真姫「わ、わざわざいいのに…」

海未「μ'sの曲は我々が担っているんですから。真姫に倒れられると困るんですよ」プシュッ

海未「できることなら手伝ってあげたいのですが…作曲の手伝いをできるメンバーはあいにくいないので」

真姫「…ホントにごめんなさい」

海未「分かってくれればいいんです」

海未「ほら、真姫も飲んでください。ぬるくなってしまいますよ」

真姫「え、えぇ…」プシュッ

海未「あまり気負い過ぎて焦らないことです。誰もそんなこと望んでませんからね」フフッ

真姫「はーい…」


真姫「あっ、これ上着。えっと…ありがと…」スッ////

海未「えぇ。持ってきておいてよかったです、風邪を引かれても困りますからね」

真姫「気配りがすごいわね…」

海未「これくらいは当然ですよ」

真姫「そ、そう」

海未「あ、真姫、少し寝癖が」

真姫「え?寝癖?」

海未「今直してあげますからちょっと待ってて下さいね」

真姫「いや、これくらい自分で…」

海未「えっと櫛はっと…あったあった」ガサゴソ

海未「ちょっとだけしゃがんでくださいね」

真姫「…」

海未「真姫?」

真姫「いや…なんか、貴女が女子からチョコをたくさんもらう理由が少し分かった気がするわ」

海未「?」


帰り道


海未「真姫、今度二人で息抜きにどこか出かけませんか?」スタスタ

真姫「えぇ?どーしたのよ急に」テクテク

海未「言葉の通りですよ。どうですか?」

真姫「ど、どうですかって…まぁ、いいっちゃいいけど」

海未「なら決まりですね!!」

真姫「!?」ビクッ

海未「私は登山なんかいいと思うのですがっ!!」キラキラ

真姫「とっ、登山!?息抜きじゃないの!?」

海未「息抜きですが?」

真姫「息抜きにならないわよ、登るだけで疲れるわ!」

海未「なにを言うんです、豊かな自然に触れること以上の息抜きなんて存在しないでしょう?」バァン

真姫「存在するわよっ!」

海未「任せて下さい、いざとなったらおぶります」キリッ

真姫「任せてじゃないわよ絶対嫌だからっ!!」

海未「任せてじゃないわよって、貴女人のこと言えないでしょう?」クスッ

真姫「う、うるさいっ!!」////

海未「まぁ大丈夫です!私がいますので!」ドヤァ

真姫「あんたの方が気合入り過ぎよめんどくさいわねっ!!」




おわり

うみまき回でした。
言われてみると二人だけでの普段してそうな会話ってあまり思いつきませんね、気難しいタイプと面倒見がよさそうなタイプなので合うとは思うのですが。

次回はほのりんか放課後編を書くつもりです。

読んでくれた方、お付き合いありがとうございました。

更新待っとるゾ

バイトも頑張るのだ。ファイトだよ!

にこえりとえりりんもお願いします!

どうも、>>1です。

少し早いですが更新します。

>>150さん、リクエストありがとうございます。


『ほのりんwith宿題』


穂乃果「やぁ、凛君」ポムッ

凛「にゃ?穂乃果ちゃん?」クルッ

穂乃果「うむ。元気にしてるかね」

凛「げ、元気だけど…どーしたんだにゃその喋り方?」

穂乃果「…海未ちゃんにいびられた」グスッ

凛「あぁ…精神すり減ってるんだね…」

凛「また宿題忘れたのかにゃ?」

穂乃果「まぁ『また』ではないけどね。間違ってはないね」

凛「そっかぁ、凛もさっき真姫ちゃんとかよちんに怒られたばっかりにゃ」

穂乃果「凛ちゃんも宿題?」

凛「うん…テレビ観て漫画読んでたら夜が終わってたんだにゃ」

穂乃果「あっ、穂乃果も〜!お饅頭食べながらバラエティ観てたら寝る時間になっちゃっててさ〜」

穂乃果「明日までに再提出しないとなんだよねぇ〜」

凛「あ、凛も明日までって言われたにゃ」

穂乃果「そーなの?じゃあ今日一緒にやらない?宿題」

凛「う、うーん…」

穂乃果「凛ちゃん?」

凛「…やりたくないにゃぁ」ハァ

穂乃果「またみんなに怒られちゃうよ?」クスクス


放課後 二年生教室


凛「はぁ…やるかぁ」

穂乃果「そーだね。早く終わらせて練習に出ないとっ!」

凛「うぅ〜…」

穂乃果「凛ちゃんは何の宿題?」

凛「英語にゃ〜…」

穂乃果「あぁ、だからそんなに凹んでるんだね」クスクス

凛「穂乃果ちゃんは?」

穂乃果「数学だよん」

凛「うそ……」

穂乃果「……ほんと」

ほのりん「………………」




凛「…これ、今日練習出れるのかにゃ?」

穂乃果「が、頑張ればなんとか…」


数分後


凛「あれ、takeの過去形ってなんだっけ」

穂乃果「take?普通にtakedじゃないの?」

凛「いや、なんかよく分からない変り方をしていたような気が…」

穂乃果「そうだっけ?」

凛「えっとー…タック?トゥック?」

穂乃果「あ、なんかそれっぽいね」

凛「どっちかだった気がするんだけど…」

穂乃果「んー、まぁ分からないのはとりあえず飛ばしちゃえばいいんじゃない?あとからやれば」

凛「そんなことしたら凛1分と経たずに宿題終わっちゃうにゃ」

穂乃果「凛ちゃん…」


さらに数分後


穂乃果「うあああああ!!」ワシャワシャ

凛「ほ、穂乃果ちゃん!?」ビクッ

穂乃果「微分って何なのもう…」ガクッ

凛「びぶん?」

穂乃果「うん…なんか海未ちゃんいわく同じ手順で数字を当てはめていく次数?を下げるパズルみたいなものらしいだけど…」グデー

凛「え…パズル?これ数字と文字しか書いてないよ?」

穂乃果「そーなんだよ、これをどうしたらパズルになるのかいま考えてるの」

凛「全っ然わからないにゃ…」

穂乃果「穂乃果も」ハァ

凛「でもでも、数学なら教科書のはじめの方に解説載ってないのかにゃ?」

穂乃果「あっ、そっか!そーいえばそーだね!」

穂乃果「さすが凛ちゃん〜♪」パアァ

凛「へへんっ♪感謝するにゃ穂乃果ちゃん!」

穂乃果「ありがと〜凛ちゃん」ナデナデ

凛「にゃ〜ん♪」


穂乃果「どれどれ…お、これが微分か!」ペラペラ

凛「凛にも見せて見せてー」ズイッ

ほのりん「」ジィー...






穂乃果「な、何これ…?」

凛「二年生になるとこんなのやるのかにゃ…?」

穂乃果「何してるのこれ?え?何してるのこれ」

凛「さっぱりにゃぁ」

穂乃果「こんなのもはや屁理屈じゃん…」

凛「ま、まぁ…ファイトだにゃ…」

穂乃果「そんな応援じゃファイトできるものもできないよ…」


しばらくして


穂乃果「んんっ…疲れたぁ」ノビィー

穂乃果「小腹空いてきたね〜」

凛「凛もちょっとお腹減ったにゃ…」

穂乃果「何か買いに行く?」

凛「それは寒いから嫌にゃ」バァン

穂乃果「ほんとに猫みたいだね凛ちゃん…」

凛「にゃん♪」

穂乃果「仕方ない、穂乃果が凛ちゃんの分も買ってきてあげよう」スクッ

凛「ありがとにゃー♪」

穂乃果「何がいい?」

凛「ラーメン!」

穂乃果「そんなもの学校にあるわけないでしょ!」

凛「えー、じゃあ焼きそばパン」ブスッ

穂乃果「…なんかチョイスに悪意を感じるんだけど」

凛「気のせいにゃ」

穂乃果「ふーん…まぁ行ってくるよ…って寒っ!廊下さっむ!!」ガララッ

凛「行ってらっしゃいだにゃ〜♪」


数分後


凛「…うまいにゃ」モグモグ

穂乃果「糖分が頭に染み渡るよ、そんなに糖分使ってない気もするけど」

凛「でも人に買わせた焼きそばパン…いつもの焼きそばパンと別に変わらないにゃ」

穂乃果「そりゃそーだよ同じ焼きそばパンだもん」

凛「いや、昨日テレビ観た後に読んでた漫画にね、『人の金で食う飯は最高だなぁぁ』ってセリフがあったのにゃ」

穂乃果「どんな漫画読んでたの凛ちゃん…」

穂乃果「というか穂乃果の奢りなのこれ!?」ガーン

凛「こんど何かジュースでも奢るにゃ」クスクス

穂乃果「え?う、う〜ん…ならまぁいっか…」


夕方


穂乃果「おい凛ちゃんや」

凛「どーした穂乃果ちゃんや」

穂乃果「そろそろ帰宅時間だけど…終わったかい?」

凛「終わるわけないにゃ…」ズーン

凛「穂乃果ちゃんは?」

穂乃果「…聞かなくても分かるでしょ?」

凛「あはは…」

穂乃果「あっ、ちょっと待って!」

凛「にゃ?」

穂乃果「宿題の期限さ、明日までってことは明日の放課後までOKってことだよね?」

凛「そーじゃないのかにゃ?」

穂乃果「てことは、明日の帰宅時間ギリギリまでやって出せばセーフじゃない!?」

凛「あっ…!」

凛「た、確かにそうだにゃ!朝も夕方も明日は明日にゃ!」

穂乃果「つまりまだあと一日あるっ!」バァン

凛「穂乃果ちゃん天才にゃ!」キラキラ

穂乃果「まぁね〜、なんせ生徒会長ですからっ!」ドヤァ

凛「色々残念すぎるにゃ〜♪」クスクス

穂乃果「じゃあ今日はもう帰ろうよ凛ちゃん!」

凛「うんっ、明日やればいいにゃ〜」

穂乃果「なんか余裕っぽいしごはんでも食べに行くー?」

凛「それならさっき食べられなかったラーメン食べようにゃ!」

穂乃果「おっ、いいねぇ〜♪」

凛「さっそく行くにゃ〜♪」

穂乃果「おーっ!」




ーーーーーーーー
ーーーー


次の日


穂乃果「やぁ、凛君」

凛「にゃ?あぁ、穂乃果ちゃんか」

凛「またその話し方なのかにゃ?」クスクス

穂乃果「また海未ちゃんにいびられちゃって」ハァ

凛「やっぱり宿題?」

穂乃果「うん…明日やればいっかな〜ってテレビ観てたらまた寝る時間になってたよ…」

凛「大丈夫、凛もにゃ」バァン

穂乃果「あはは…じゃあ、今日も宿題一緒にやろっか…」

凛「そーだね…」





穂乃果「…今日は凛ちゃんがジュース奢ってよ」

凛「あ、それ覚えてたのかにゃ…」



おわり


今回はリクエストもらったほのりん回でした。

なるべく二日に一回の更新ペースは崩さないように努力します。

ここまで読んでくださった方、お付き合いありがとうございました。

おつおつ


えりぱなとかまきぱなとかもありなんじゃないかな?

ええですな~
あれですな。うみありをやってもらいたいですな


ほっこりするし良いよ
余裕あれば>>1のかよちんとにこっちを読んでみたい

面白い可能な限り続けてほしい

>>1です。

みなさんレスありがとうございます。
>>150さんのリクエストから順に書いていきますね。放課後編は時間があるときにリクエストのものと一緒(二話分同時)に投下します。

それと、これまでの文中でいくつか誤字、脱字がありましたことをここでまとめて謝罪しておきます。申し訳ありませんでした。わかりやすいミスしかしていないはずなので、それぞれ脳内補完していただけると幸いです。

長々と失礼いたしました。

そういや>>120>>121のは?

>>167
お前は一体何を読んでるんだ

>>168スマン
完全に俺がボケてたわ

どうも、>>1です。

今回もいつもより少し早いですが更新します。

『戦友』

部室


海未「こんにちは」ガララッ

花陽「あっ、海未ちゃん」

花陽「こんにちはっ♪」

海未「おや、花陽だけなのですか」

花陽「うん。みんなそろそろくると思うんだけど」

海未「そうですか…お茶でも入れて待ちましょう。何がいいですか?」

花陽「花陽はなんでも大丈夫だよ?」

海未「ではほうじ茶で…」コポポ...

花陽「ありがとう、海未ちゃんっ」ニコッ

海未「いえいえ、これくらいなんでもありません。お茶請けはどうします?」

花陽「うーん…それも海未ちゃんに任せようかな」

海未「ふむ、ならおせんべいでもいいですか?」ガササッ

花陽「うんっ!」

花陽「あっ、おせんべい載せるお皿持ってくるね」タタッ

海未「ありがとうございます」

花陽「いや、花陽もこれくらいのことはっ…」カチャカチャ

海未「ふふっ、そんなに気を遣わなくてもいいですよ」

花陽「そ、そう?」

海未「えぇ」ストッ

海未「…私たちは同じ境遇に置かれた、いわば戦友」ズズッ

海未「そうでしょう?花陽…」カチャ



ーーーーーーーーー
ーーーー


花陽「それで今日は?何かあったの?」

海未「えぇ…」

花陽「生徒会関係?」

海未「いえ…ただの宿題のやり残しです」

花陽「あっ、それ…」

海未「やり残しというか…そもそもやってなかったですね」ハァ

花陽「花陽と全く同じだ!」

海未「は、花陽もですかっ!?」ガタッ

花陽「うんっ、さっき真姫ちゃんと一緒に叱ってきたよ!」

花陽「毎度のことだから先生も怒っちゃって」

海未「毎回ですか、そりゃ怒りますよ…」

花陽「花陽はホントは少し助けてあげたかったんだけどね…真姫ちゃんにそれは凛ちゃんの為にならないからって言われちゃって」

花陽「凛ちゃん、結構凹んでたかもなぁ」アセアセ

海未「凹ませとけばいいんですよ、そういう時は」

海未「こちらなんて生徒会長なんですよっ!?同じ生徒会の私にまで先生の怒りの矛先が向くんです…」イライラ

海未「しかも当の本人はケロっとしてますし」

花陽「あはは…」

海未「まったく…手のかかる幼馴染を持つと大変です」ハァ

花陽「本当だよぉ」ズズッ



ーーーーー

海未「穂乃果はいつになったら一人で生きていけるだけの自覚のようなものを持ってくれるんでしょうか」

花陽「花陽が言うのも変かもしれないけど、凛ちゃんも心配だなぁ」

海未「もしかして私もことりと同じで穂乃果を甘やかし過ぎているのでしょうか…」

花陽「え?そ、そんなことないと思うよ?」

花陽「花陽のほうがたくさん甘やかしちゃってるから…」ハァ

海未「でも今日はちゃんと叱ったのでしょう?まだ大丈夫ですよ」

海未「凛もきっと反省してるはずです」

花陽「そうだといいんだけど…」

海未「そうですよ。凛は花陽からの期待を裏切るような子ではありませんから」ニコッ

花陽「そうかな…じゃあちゃんと宿題やってくれてるかなぁ」

海未「え?再提出なのですか?」

花陽「うん…明日までにね」

海未「そういえば穂乃果も再提出と言われてましたね…」

花陽「穂乃果ちゃんならきっとちゃんとやってるよぉ。海未ちゃんに怒られるの怖がってるみたいだし」クスクス

海未「ふんっ、叱り倒してきましたよ!」フンスッ

花陽「『海未ちゃんの鬼ぃ!』っていつも言ってるもんねっ!」

海未「まったく、誰が鬼ですか!自分が悪いんでしょう!」

花陽「でもそうは言いつつ言う事はちゃんと聞いてくれるよね〜」クスクス

海未「まぁ穂乃果ですからね」クスクス

花陽「凛ちゃんもその場では言うこと聞いてくれるんだけど、すぐ忘れちゃうから…」

海未「すごく想像できますそれ…」

花陽「うん。だからたまにまたぁ!?って思うことをする時があるの」

花陽「まぁ、世話を焼くのもそれはそれで好きなんだけどね」ニコッ

花陽「心配してるのはホントだけど、いきなり花陽が何もしてあげなくていいくらい完璧になられちゃうとちょっと寂しいかもなぁって」

海未「ふふっ、確かにそうですね。落ち度の無い穂乃果なんて私の幼馴染の穂乃果じゃありません」

海未「…宿題くらいは全部こなして欲しいですけど」ボソッ

花陽「そ、そうだね…」


しばらくして


部室

海未「…みんな揃ったのに穂乃果と凛だけ来ませんね」

希「どーするの?二人を待つん?」

にこ「ていうか、そもそもなんで来ないのよ?」

花陽「ふ、二人ともたぶん宿題をやってると思いますっ…」

絵里「宿題?」

海未「えぇ、二人とも今日までの宿題を忘れて来たので再提出しなければいけないんです」

絵里「ハラショー…」

にこ「あの子たちらしいわね」

希「にこっち人のこと言えるん?」ニヤッ

にこ「ちょっとそれどーゆう意味よ」ジロッ

ことり「ま、まぁ…それなら先に屋上行ってよっか…」アハハ...

真姫「そうね。終われば自分達から屋上に来るでしょ」スクッ

にこ「まったくぅ…」

ゾロゾロ......ガチャッ...





海未「…」

花陽「…」

海未「…行って、しまいましたね」

花陽「うん」

海未「花陽」チラッ

花陽「?」

海未「二人、今日来れると思いますか?」

花陽「…」

花陽「…信じますっ」キリッ

海未「貴女は強いですね…」





ーーーーーーーーー
ーーーー


次の日


海未「おはようございます、花陽」

花陽「あっ、おはよう海未ちゃん!」クルッ

海未「えぇ」

海未「朝からいきなりでアレですけど…凛、どうでした?」

花陽「あはは……アウト」ショボン

海未「そうでしたか…」

花陽「穂乃果ちゃんは?」

海未「また叱り倒して来ましたよっ!」バァン

花陽「そ、そっかぁ…」

海未「昨日は結局部活にも来なかったですし…」

花陽「二人とも大丈夫かなぁ」

海未「…」

海未「大丈夫…ですよね?心配いりませんよね?」

花陽「花陽に言われてもぉ…」アセアセ

うみぱな「………」





海未「…はぁ」

海未「まぁ、お互い頑張りましょうか…」ポムッ

花陽「う、うん…」




おわり

おまけ投下



『愛矢射』


タッタッタッ...

花陽「はぁっ、はぁっ…」

花陽「こ、ここまでくればっ…」ピタッ



ジャリッ...



花陽「え…?うそ…」ゾワッ

海未「ここまでくれば…何ですか?」ユラァ

花陽「ええぇっ!?」ビクッ

海未「何ですかと聞いているんです」

花陽「そんなっ、いくらなんでも早すぎる…!!」

海未「ふふっ…無視とはいい度胸ですね花陽。私から逃れられるとでも思いましたか?」ニヤァ...

花陽「うぅ…どうしよう…」オロオロ

海未「どうしようもありませんよ、貴女はここで堕ちるんですから」スチャッ

花陽「!?」

海未「いきますよ…」

海未「花陽、覚悟っ!!」ジリッ

花陽「ひっ…!!」

海未「ラブアロー…」ギリギリ

花陽「だっ、誰か…助けっ…!!」

海未「シュートっ!!!」バァン!!!!

花陽「ぴゃぁぁあああ・・」////





ーーーーーー


花陽「って夢を見たんです」

海未「そ、そうですか…」


没。

というわけでリクエストされたうみぱな回でした。前回のほのりんと同じ日の出来事として書いています。
幼馴染に苦労してそうな二人ですね。

おまけで投下した没ネタは、最後の花陽のセリフに入るはずだったハートマークが使えないことに気づいたため没。
もったいないのでおまけとして投下させてもらいました。

それでは読んでくださった方、お付き合いありがとうございました。

お疲れ!

うみりんって書いてたっけ?
もし書いてなかったら書いてほしいです

アメとムチの海未ちゃんが見たい

>>180さん
うみりんはまだですね。
意外とリクエストしてくれる方が多かったので後の方になってしまいますが必ず書きます。

ちなみに次回はにこえりです。

>>181
ありがとうございます…っ!
ありがとうございます…っ!

>>1です。

今回の更新なのですが、真夜中または明日の夜までの更新となってしまいます。

いきなり二日に一話分のペースが崩れてしまいました。普段読んでくれている方、にこえりをリクエストしてくれた方、本当に申し訳ありません。

大丈夫。いつまでも待てる

ちょっと夜のうちに投下できなさそうなので、明日の18時から20時の間くらいに投下します。

>>1です。

今日の更新なのですが、全て書ききれていないので普段よりもスローペースの更新となります。

とりあえずはじめの方だけ投下します。
明日までかかったりとかはないので!汗


『デレチカと小悪魔』


放課後 三年教室




絵里「….はぁ、毎回断るのが面倒だわ」グデッ


にこ「なにをよ?」


絵里「モデルのスカウト…」


にこ「うっそ、またぁ!?」ガタッ


絵里「えぇ、昨日も帰りにね」


にこ「毎度毎度すごいわねあんた…」


絵里「私はやる気なんてさらさらないのに…あんまり来られても困るのよね」ハァ


にこ「………」イラッ


絵里「すぐに引いてくれないから余計に疲れるわ〜」


にこ「むぅー…」ムスッ


絵里「?」


絵里「にこ?」


にこ「…羨ましいっ」ムニッ


絵里「ひやっ!?」ビクッ



絵里「ちょっ、にこ!?何してるの!?」////


にこ「なに食ったらこんなデカくなんのよ…」ムニムニ


絵里「にこってばぁ!!」バッ////


にこ「あ、ごめん」


絵里「いきなり胸を揉まないでっ!!」////


にこ「…ふんっ、贅沢者ー」ブスッ


絵里「贅沢者って…」


にこ「にこだってモデルとかやってみたいのにぃー!」ポカポカ


絵里「あ、あぁ…」



絵里「ごめんなさいね、別に自慢したくて言ったわけじゃないのよー?」ナデナデ


にこ「微笑みながら頭なでるのやめてっ!」


絵里「あら、いいじゃない♪」ナデナデ


にこ「だーーーめーーー!!」バッ


絵里「えぇ〜?なんでー?」スッ


にこ「当たり前でしょ!?宇宙ナンバーワンアイドルの頭をなでなでなんてその事実を家宝に出来るほどよっ!!」


絵里「事実を家宝にって何よ…」


にこ「そっ、それぐらい貴重ってことよっ!!」


絵里「はいはい…じゃあその貴重なにこちゃんを私にギューってさせて?」ジリッ


にこ「話聞いてた!?」ガーン



ちょっとして



にこ「……」チョコン


絵里「んふふ……♪」ニコニコ


にこ「…くそぉ」


絵里「あんまりムスッとした顔しないでよー、それはそれで可愛いけど」


にこ「うるさいわよっ!!」////


にこ「だっ…だいたい相手がにこだからいいけど、他の子に自分からその話しちゃダメよ!」


絵里「なんで?」キョトン


にこ「なりたくてもなれない子だっているんですぅー」ジトッ


絵里「あぁ、なるほど」


絵里「…もしかして悔しいの?にこ♪」ニヤァ


にこ「ぐっ…」


絵里「…♪」チラッ


にこ「…あんたねぇぇ……」プルプル


にこ「喧嘩売ってんのぉー!?」ガバァ


絵里「にこが怒ったぁ♪」


にこ「あんたが怒らせたんでしょーがっ!」


絵里「うふふっ、すぐムキになるところも可愛い♪」


にこ「うぅ〜〜〜………」////


にこ「なんか遊ばれてる気がするぅ…」



にこ「なんでにことあんたでここまで差が出るのよぉー…」ムスッ


絵里「あら、にこにだってその見た目だからこその魅力があるのよ?」


にこ「魅力ぅ…?」


絵里「えぇ!」


絵里「小さくてかわいいっ!!」ドヤチカ


にこ「ぶっ飛ばすわよあんた!!」


絵里「事実だから仕方ないでしょー?」ナデナデ


にこ「仕方なくない!そしてなでるなっ!」


絵里「まぁまぁ♪」ナデナデ


にこ「なにがまぁまぁなのよぉ…」ハァ


絵里「それににこのスタイルがこれ以上良くなっちゃったらさ」


絵里「三年生だけグラマラス過ぎにならない?」


にこ「それも自分から言うんじゃないわよ…」


絵里「まったく、にこともあろう人が自分の魅力にも気づけないとはダメねぇ…」


絵里「仕方ない、このエリチカがにこの本当の魅力を教えてあげるわ!」バァン


にこ「なぜ上からなの…」


絵里「にこの魅力はズバリ!その小悪魔っぽさね!」


絵里「ツバサさんも言ってたじゃない♪」


にこ「いきなり受け売り…」


絵里「……えっと」


絵里「あ、あとは夢に向かってまっすぐなところ!」


にこ「うえぇ!?見た目で褒めるところ1個だけなのっ!!?」ガーン


絵里「いやいやっ、本当はもっと色々あるのよっ!?」


絵里「ただ口にしたらまたにこが怒りそうで…」チラッ


にこ「なるほど、もう何も言わなくていいわ…」


絵里「いいじゃない小悪魔、キュートじゃない♪」


にこ「それはいいけど…」


にこ「それだけって……」ズーン


絵里「ちょっ、そんな露骨に凹まなくても…」アセアセ


にこ「なんか悲しくなってきたわ」


絵里「にこ?ほら、抱っこしてあげるから機嫌直して?」ポムポム


にこ「なにしれっとまた抱きつこうとしてるのよ!」


絵里「なんのことかしら?」


にこ「…ふんっ、まぁいいわ。つまりは私の本当の魅力は中身に詰まってるってことなのよ!」バァン


絵里「おぉっ!」


にこ「夢に向かってまっすぐ?そんなの当たり前じゃない、だって私はにこにーよ!?」


絵里「さすがにこねっ♪」キラキラ


にこ「……」


にこ「…あんたそのフレーズ気に入ってるの?」


絵里「割と好きよ」クスクス



絵里「じゃあじゃあ、にこから見た私の魅力は?」キラキラ


にこ「へ?」


絵里「私の魅力」


にこ「絵里の!?」


絵里「えぇ!」ドーン


にこ「ええっ…とぉー…」


にこ「み、魅力って…」アセアセ


にこ(この子改めて考えたら完璧過ぎて挙げきれないじゃない…)


絵里「にこー?」


にこ「………」


にこ「…ポ、ポンコツなところ…かしら?」


絵里「えぇ!?」


絵里「ポンコツぅ!?」ガーン


にこ「そうね…」ダラダラ


絵里「私ポンコツじゃないわよ!?」


絵里「ていうかそれは欠点じゃない!」


にこ「うっ、うるさいわね!!欠点を言ってあげたほうが早いでしょー!!」アセアセ


絵里「私が聞いたのは魅力よ魅力ーっ!!」ズイッ


にこ「うぅっ…」ジリッ


にこ「け…欠点を治せば、もっともーっと魅力的になれるニコっ♪」キャピッ


絵里「ポンコツなんて治そうとして治せるものじゃないでしょ〜〜〜!!」



おわり

というわけでにこえり回でした!
なぜか絵里を書くと自分の嗜好が露骨に出てきますお恥ずかしい…

イケメンな感じ(?)の絵里の方がよかった!とかあったらまた書いてみます笑

あと、今回はセリフの行間を2行にしてみました。前の方がいい、とかありましたらそちらも言っていただけると嬉しいです。

ちなみに次回はえりりんです!

では読んでくださった方、お付き合いありがとうございました。

おつ

のんたん成分が足りない気がします…
3年メインののんたん中心が読みたいです

にこえりいいわぁ
賢いお姉様なイケチカも好きだけど、このくらいのちょいポンコツな絵里も可愛くて好き

>>1です。

今回の更新も明日の18時から20時くらいの間より開始とさせて頂きます。外せない用事ができてしまいまして…

読んでくださっている方、えりりんリクエストしてくれた方、本当に申し訳ありません!

えりりんの次の回は土日での更新なので遅れないはずです!

>>1です。

前回同様ゆっくり更新していきます。

『姉?妹?』



?「にゃーんにゃーんにゃーん♪」


絵里「!」


絵里「その声は…凛ねっ!?」クルッ


凛「あったりーーーー!!」ガバッ


絵里「おわぁっ!?」ダキッ


絵里「び、びっくりした…」ドキドキ


凛「えへへ〜、ごめんごめん」チラッ


絵里「急に抱きついてきたら危ないわよ?」


凛「うん!」ソワソワ


絵里「?」


凛「…ほらほらっ」チラッチラッ


絵里「あぁ…なるほどね」クスッ


凛「気づいた?気づいちゃったかにゃ?」キラッ


絵里「気づいちゃったわ♪」


絵里「これって、髪留め?」


凛「そう!かよちんが買ってくれたの!どうどう?似合うかな?可愛いかな!?」ズイッ


絵里「ふふっ、それを自慢しに来たのね〜」ナデナデ


絵里(可愛い…)


凛「そーなんだにゃ!」キラキラ


絵里「分かりやすいわねぇ」クスッ


絵里「大丈夫よ、バッチリ似合ってるわ!可愛すぎて抱きしめたくなっちゃうくらい!」ギュー


凛「ちょっとちょっと絵里ちゃん、苦しいにゃ〜♪」ジタバタ




絵里「ねぇ凛?」ギュー


凛「んー?」


絵里「今度は私と買い物に行かない?」


凛「絵里ちゃんと?」


絵里「そうよ。私も凛に何か買ってあげるわ!」バァン


凛「買ってあげる!?それは悪いにゃ…」


絵里「いいのよ凛、私がしたいことなんだから」ズイッ


凛「ええぇ……まぁ絵里ちゃんがそう言うならいいけど」


絵里「やった!」キラキラ


凛「あ、かよちんも誘う?」


絵里「誘いません!!」バァン


凛「にゃ!?」ビクッ


絵里「せっかく姉妹水入らずなのに他の人を誘っちゃダメじゃない!」


凛「え?姉妹?」


絵里「えぇ」


凛「……」


凛「しm絵里「えぇ!」ドーン



凛「し、姉妹って…絵里ちゃんと凛はお母さんもお父さんも別々だよ?」


絵里「問題ないわ!」


凛「凛は絵里ちゃんみたいにスタイルよくないよ?」


絵里「それも問題ないわ!」


凛「…凛にはロシアの血は流れてないよ?」


絵里「ノープロブレム!」


凛「えぇ〜…」


絵里「私にとって凛は立派な妹なのよ!」


凛「どういうことにゃ…というか、それ本人に言うことなの?」


絵里「…だって凛が花陽のこと誘おうとするんだもん」ムスッ


凛「あぁ…」


絵里「私が色々エスコートしたいのに…」


凛「わ、悪かったってば〜」アセアセ


絵里「…ちゃんと反省してる?」


凛「とってもしてるにゃ!」


絵里「ホントに?」


凛「うんうん、本当だにゃ〜」ニコッ


絵里「……」


絵里「…じゃあ許してあげる」ナデナデ


凛「」キュンッ


凛「か、可愛いにゃ…」ボソッ////


絵里「え?何か言った…?」


凛「いやいやいやいや!気のせい、気のせいにゃ!!」アセアセ

ちょっと電池切れそうなんで帰宅したら再開します

乙ー

えりりんとこうみりんとか姉妹感満載のカップリング好きだわー



絵里「私はお姉さんだもの…妹には優しくするのよ」


凛「そ、そうなのかにゃ…」


絵里「えぇ。だから亜里沙もあんなにいい子なのね!」ドヤチカ


凛「清々しいほどのドヤ顔にゃ」


絵里「凛ももっともっと私を頼ってくれていいのよ!」


絵里「勉強だってダンスだって何でも来いなんだから!」


凛「ふーん…」


凛「じゃあお願いしようかなぁ」クスクス


絵里「うんうんっ!」


凛「それじゃあねぇ〜…」


凛「凛に似合うアクセサリー、絵里ちゃんに選んで欲しいにゃ!」


絵里「へ?」


絵里「一緒に見に行くって今約束したばっかりじゃない」キョトン


凛「違う違う!」


凛「一緒に選ぶんじゃなくて、絵里ちゃんだけに選んで欲しいの!」


絵里「な、なんで?凛の欲しい物じゃなくなっちゃうかもしれないわよ?」


凛「お姉さんの選んでくれた物だよ?」


凛「嬉しくないわけないにゃ♪」チラッ


絵里「!!」


凛「代わりに凛も絵里ちゃんに似合いそうなやつ選んであげるからさ!」


凛「だからよろしくにゃ、お姉さんっ♪」ニコッ


絵里「〜〜〜〜っ!!」キラキラ


絵里「ま、任せなさいっ!!飛び切り可愛いの選んであげるわよ!!」


凛「…えへへ♪」


凛(お姉さんぶる絵里ちゃん可愛いにゃ〜)


絵里(可愛すぎるわよ凛〜〜〜!!!)

絵里「楽しみね〜凛♪」キラキラ


凛「え?う、うん…」


凛(もうちょっとイジりたいにゃ…)


凛「むぅ…」


絵里「凛?」


凛「あっ!」


絵里「!?」ビクッ


凛「絵里ちゃん絵里ちゃん、凛やっぱりお洋服も欲しいにゃ!」


絵里「えぇ!?洋服って、それは花陽と二人で買ったんじゃなかったかしら?」


凛「かよちんと買ったのは普段着だけにゃ!」


凛「だからお姉さんとはパジャマとかをお揃いにしたいの♪」


絵里「なるほどなるほど…ってお揃い!?」////


凛「え?ダメなのかにゃ?」


絵里「い、いや…ダメではないのだけれど…お揃いって……」////


凛「あれあれ?もしかしてお姉さんなのに恥ずかしいの?」ニヤッ


絵里「うっ…」


凛「凛、お姉さんがこんなに照れ屋さんなんて妹として残念にゃ〜」クスクス


絵里「ううぅ…!!」


凛「まぁお姉さんがどーしてもって言うなら…仕方ないかにゃ〜?」チラッ


絵里「はっ、はは恥ずかしくなんかないわ!!もちろんOKに決まってるじゃない!!」バァン


凛「ぷくくっ…」


絵里「お姉さんが妹のお願いを断るわけないもの!」


凛「そっかぁそうだよね、お姉さんだもんねっ!」クスクス


凛(やっぱり可愛いにゃ〜♪)


絵里「当たり前よ!お揃いなんてこっちからお願いしたいくらいなんだから!」


凛「ぷふっ……」


凛「う、嬉しいにゃ〜…!!」プルプル



絵里「それじゃあ約束よ凛!他の用事入れたりしたらダメだからね?」


凛「分かってるにゃ〜」クスクス


絵里「約束破ったらお姉さん…お仕置きしちゃうかも♪」ドヤチカ


凛「!!」


凛「ぶふっ…あははっ……!!」


凛(お…お仕置きっ…!!そしてドヤ顔っ……!!)


凛「え、絵里ちゃん怖いにゃ〜…!!」ヒクヒク


絵里「…ちょっと凛?私は本気よ!?」ジトッ


凛「そっ、そんなこと言われてもっ…!」プルプル


凛「絵里ちゃん全然っ…怖くないんだもん!!」ドッ


絵里「なっ…!?」


凛「というかっ…やっぱりお姉ちゃんじゃないよ絵里ちゃんは!妹にゃ!」ゲラゲラ


絵里「妹?私が?凛の!?」


凛「うんっ!頑張ってお姉さんみたいに振る舞おうとする妹みたいにゃ!」


絵里「えええ!?お姉さんは私でしょ!?」ガーン


凛「ぜーんぜん♪」クスクス


絵里「は…はらしょー……」


凛「まぁ安心するにゃ。妹のお世話はお姉さんがちゃんとやってあげるからさ」ポムッ


絵里「それ私の台詞よ凛!!」


凛「あ、お姉さんの凛が絵里ちゃんにも飛び切り可愛いイヤリング選んであげよっか?」ニヤッ


絵里「そんなものいらないわよぉっ!!」






おわり

というわけでえりりん回でした。
長々とかかってしまい申し訳ありません…汗汗
僕の中のオチ担当エキスパートがエリチになりかけてます笑

次回はリクエストの順番だとえりぱななのですが、>>196さんの言う通りのんたん成分が枯渇気味なのでもしかすると例外として三年中心ののんたん回になるかもです。

怒涛の絵里ラッシュ…!!

では読んでくださった方、レスくださった方、お付き合いありがとうございました。

乙でしたー
次回楽しみしてーるよ

>>1です。

突然ですが、このスレの更新頻度をさげようかと思っております。

今までは二日に一話を目標にしていたのですが、思った以上に時間がとれないため三〜四日に一話、時間がとれたら二話という形にしたいと考えています。(基本は三日に一話のつもりです)

書くのが遅くて本当に申し訳ありません。明日一話更新しようと思います。

大丈夫
楽しみにしてる

気にせずご自分のペースで。
楽しみに待ってまーす

>>1です。

>>211>>212さん、そう言っていただけると本当にありがたいです…。

ひな祭りネタを書いていたのですが、途中からの更新が明日になりそうです。
とりあえず書き溜めできたところまで更新しようと思います。


『ひなまつり?』


教室



にこ「…」モサモサ


にこ「はぁ…」モサモサ


にこ(ひとりでお弁当食べるのも慣れたものね…)


モブ「…」ウロウロ


にこ「?」


にこ(なにこの子…なんでにこの周りをウロついてんのよ)


モブ「あ、あのぉ…矢澤さん?」


にこ「…」ピタッ


にこ「…なに?」ジロッ


モブ「ひっ…」


モブ「え、えっと…生徒会の方が…矢澤さんを呼び出せって…」アセアセ


にこ「生徒会?」チラッ


希「〜♪」ブンブンブンブン


にこ「あぁ…」スクッ


モブ「!」ビクッ


にこ「…わざわざありがと」スタスタ


モブ「…」


モブ「…こわい」



ドア前



希「おっすにこっちぃ」フリフリ


にこ「おっすじゃないわよ全く…」


にこ「わざわざにこのクラスまで来て何の用なの?」ジトッ


希「何の用って、お弁当一緒に食べに来たに決まってるやん♪」


にこ「もう半分以上食べ終わってるわよ…」


希「あら、随分早いんやね」


にこ「誰とも話してないもの」バァン


希「まぁあれだけこっち来んなオーラ出してればねぇ」クスクス


にこ「ふんっ、アイドルのにこと普段のにこは別人なんですよーだ」


希「頑なやねぇ」クスクス


にこ「あんただけよ、こんなに普段からにこに絡んでくるのは」ハァ


希「いやいや、そんなことないで?」ニヤッ


にこ「?」


にこ「どーゆうこと?」


希「それはな…こういうことやっ」グイッ


にこ「うえぇっ!?ちょっ…引っ張らn…」グラッ


絵里「…」ジィー


にこ「…」


にこ「絵里?」


絵里「お、おっす…」


にこ「…それ流行ってんの?」



教室



希「」デンッ


絵里「」デンッ


にこ「」チョーン






にこ「…」


にこ「なんか恥ずかしいんだけど…」ムスッ


絵里「別にいいじゃない、たまには一緒に食べるのも♪」


希「そうそう、たまにはええやろ?」


にこ「いやお弁当というか体格差が…」


絵里「?」キョトン


にこ「というか、なんでまたにこの教室なのよ」


にこ「別に部室とかでもよくない?」


希「まぁ部室でもいいっちゃいいんやけどね〜」


にこ「いいんだけど?」


絵里「いまから行くの面倒じゃない」


希「そうそう、遠いやん?」


にこ「…あっそ」ハァ


ちょっとして




にこ「…ふぅ、ご馳走様でした」カチャ


絵里「にこって食べるの早いのねぇ」


にこ「…まぁね」ムスッ


希「なぁにこっち、今日何の日か知ってる?」モグモグ


にこ「また急ね…」


絵里「飲み込んでから喋りなさい希」 ハァ


希「まぁまぁ♪」


にこ「ひな祭りでしょ?それがどうかした?」


希「ウチなー、今日考えたんよー」


にこ「なにを?」


希「にこっちがもっとクラスの子に馴染む方法」


にこ「余計なお世話よ…」


絵里「あっ、私も一緒に考えたわよにこ!」ドヤチカ


にこ「だから余計なお世話だっての」


希「ズバリにこっちの着物姿を見せればええんよ!」バァン


絵里「そしてにこが自慢の手料理を振る舞う!」バァン


にこ「なんでそうなんのよっ!!」


希「にこっちの着物姿と主婦スキルを見たら誰だって一目惚れ間違い無しやん?」


にこ「女子校で一目惚れされても困るじゃない…」


絵里「ファンが増えるかもしれないわよ?」


にこ「ファ!」ピクッ


にこ「ファン…」


にこ「……」


にこ「いや…ないでしょ」ハァ


希「あはは、やっぱりぃ?」



にこ「やっぱりって何よ、あんたたちが言い出したんじゃない」


希「じょーだんや、じょーだん」


希「だいたいその作戦実行しようとしたら明日になっちゃうからひな祭り終わってるし」


にこ「言われてみれば確かにそうね…」


絵里「まぁ着物を着て手料理を振る舞って欲しいのは本当だけど」


にこ「待って、それ今の要求から何一つ変わってないわよ絵里」


絵里「違う違う、振舞って欲しいのはクラスの子にじゃなくて私たちによ」


にこ「はぁ?」


希「要はにこっちのお家でひな祭りパーティーしようってことやん♪」


にこ「ことやん♪じゃないわよさっきから色々急すぎるでしょ!!」


希「大丈夫や、にこっちならいける」


絵里「えぇ、信じてるわにこ」


にこ「なんなの?あんたたちの今日の結束力なんなの?」




希「なぁにこっちぃ〜ええやろ〜?」スリスリ


にこ「ええぇ…」


絵里「虎太郎くんたちにも会いたいし!」


希「そうやそうや!妹達の晴れ姿を独り占めなんて都合良すぎるでにこっち!!」


にこ「都合いいってなによっ!!」


絵里「いいでしょ?いいでしょにこ?」ズイッ


にこ「うわぁなんかグイグイくるしこの生徒会長…」


希「どうなん、にこっち?」


にこ「…もう勝手にすればぁ……」ハァ


希「おぉ!やったなエリチ!」


絵里「えぇ、やったわ希!」


希「やっぱりにこっちは押しに弱い!」ドーン


にこ「聞こえてるわよ希」


にこ「というか、本気で来るつもりなら頼むからチビ達の前で変なこと言わないでよね」


絵里「それは分かってるわ」キリッ


にこ「ならいいけど…」


希「あ、みんなも誘う?」


にこ「増やすなっ!!」





ーーーーーーー
ーーーー

とりあえずここまでで。

明日(というか今日)終わらせようと思ってます。
この話の次はえりぱなの予定です!


最近絵里成分多くてめっちゃ楽しみ

乙でしたー

>>1です。

今回の更新でひな祭り回は終わらせます。後半はその場で書いていきます笑



夕方


にこ宅



にこ「ただいまぁー」ガチャ


ここあ「あっ、おかえりにこにー!!」ドタドタ


こころ「おかえりなさいお姉さま!!」テテテッ


にこ「ただいま、二人とも」ナデナデ


にこ「ちゃんといい子にしてた?」


こころ「もちろんですっ!」


ここあ「ここあも!」


にこ「そっ、なら約束通りひな祭りパーティしましょうか♪」


希「なんや、元からする予定やったんやん」ヒョコッ


こころあ「!?」ビクッ


希「お邪魔しますやで〜♪」


絵里「お邪魔します」ヒョイッ


にこ「人数を増やす予定はなかったけどね…」


こころ「えっと…お客様ですか?」


ここあ「あ、μ'sの人だっ!」


にこ「えぇ。二人の着物姿が見たくて仕方ないらしいのよ」


希「え?一番の目的はにこっちのやで?」


にこ「ちょっと黙っててもらえる?」


絵里「なに?みんなの着物姿見せてくれるの?」キラキラ


にこ「黙ってろっての」



リビング



にこ「じゃあにこは二人の着付けしてくるから。お茶でも飲んで待ってて頂戴」コトッ


絵里「えぇ」


希「ほいほ〜い」


にこ「あと虎太郎が寝てるから静かにね」


希「そーだ!にこっちの着物はウチが着付けしてあげようか?」ニコニコ


にこ「話を聞きなさいよ」


絵里「あはは…」


にこ「……」


にこ「ちょっと絵里、あとで着付け頼んでもいい?」


絵里「え、私なの?別にいいけど」ズズッ


希「なんでやにこっちぃ」


にこ「相手するのが面倒なのよ…」ハァ


絵里「あ、でも着物の着付けなんて私できないかも」


にこ「えっ」


希「あらあら?エリチは着付けできないのかー」ズイッ


にこ「ああぁ〜…」


希「それじゃあ仕方ない!ウチがやってあげようにこっち!」バァン


にこ「こころ〜、これ見て同じように私の着物やってくれる?」スタスタ


こころ「?」キョトン


希「…流石にひどくないこれ?」


絵里「普段の行いね」ポムッ



別室



にこ「よしっ、ここあもこれでOKよっ!」ギュッ


ここあ「わぁ!ありがとにこにー!」クルクル


こころ「こらここあ!暴れたら着物ずれちゃうでしょ!」


ここあ「あっ…はーい」シュン


にこ「はいはい二人とも、虎太郎起きないように静かにねー」クスッ


こころ「分かってますお姉さま!」


ここあ「ここあも分かってるよー…!」ボソボソッ


にこ「よろしい♪」


にこ「じゃあここあはお姉ちゃん達とお話ししてあげててくれる?」


にこ「にこにーはこころに着物やってもらうから」


ここあ「りょーかいっ!」ビシッ


にこ「じゃあここあ!出動よっ!」


ここあ「はーいっ♪」テテテッ


にこ「…それじゃこころはこの本見てやってみて」パサッ


こころ「分かりました!」ペラッ


こころ「……」ジィー


にこ「できそう?」


こころ「えっと…お姉さま?これちょっと難しくてこころには…」アタフタ


にこ「まぁ適当でもいーわよ。外れないくらいになれば」


にこ「…希に暴れられるよりはマシだからね」


こころ「そ、そうですか…」



再びリビング



バタァァン!!!


希「うおぉっ!?」ビクゥ


絵里「ひやっ!!?」ガタッ


ここあ「じゃーん!ここあだよお姉ちゃんたち!」バァン


希「おおおおめっちゃ可愛いやんここあちゃん!」キラキラ


絵里「びっくりした…びっくりしたわ希ぃぃ…」プルプル


ここあ「お姉ちゃん?」


希「あぁー…はいはい、怖かったなぁ」サスサス


ここあ「大丈夫?」オロオロ


希「気にせんといて大丈夫よー、ちょーっと驚いちゃっただけやから」


絵里「心臓がっ…希ぃい…!」プルプル


希「全く…大丈夫やから前見てみぃ、天使いるから」


絵里「…天使ぃ?」チラッ


ここあ「ほらほら見てお姉ちゃん!」


ここあ「にっこにっこにー♪」キャルッ


絵里「……」////


絵里「は…はらしょーっ…!」////


希「あれ?インパクト強すぎたんかな?」


ここあ「毎日練習してるもんねっ!」ニコッ


希「そっかぁ、偉いなぁ」ナデナデ


ここあ「えへへ〜♪」


絵里「こ、こころちゃん達はどーしたのかしら?」ドキドキ


ここあ「今こころが着物着せてるよー!」


希「ホントにこころちゃんにやらせたんかにこっち…」



再び別室



こころ「これでいいですか?お姉さま」グイッ


にこ「えぇ。初めてにしては中々よ、こころ」


にこ「ありがとね♪」ナデナデ


こころ「〜っ!」


こころ「はいっ、お姉さまっ♪」ニコッ


ガチャッ…


ここあ「こころー、にこにー?着替え終わったー?」ヒョコッ


こころ「あっ!ちょっとここあ!」


こころ「アイドルのお着替えを覗くなんてダメですよ!!」


ここあ「呼びに来ただけだよもー」ブスッ


こころ「それでもノックくらいはっ…」


にこ「二人ともいいからいいから」ハァ


にこ「虎太郎起きちゃうでしょ?」


こころあ「あっ…」


にこ「ありがとねここあ、今行くわ」


ここあ「はーいっ♪」テテテッ


こころ「むぅぅ……」ムスッ


にこ「こころもむすっとしてないで行くわよ?」


こころ「はーい…」ショボン


にこ「全く…」クスッ



またまたリビング



希「お、どうやったここあちゃん?二人とも着替え終わっとった?」


ここあ「うんっ!今くるよーー!」


絵里「あと二人も天使がくるのねっ!」ワクワク


希「それならそろそろカメラをセットせんとな…」ガサゴソ


ここあ「カメラ?」


希「こっちの話やで」


絵里「カメラはにこ怒るんじゃない?」


希「バレなければOKやん?」ニヤッ


絵里「そんなことあるのかしら…」ハァ


希「あるんや♪」スチャッ


にこ「ないわよ馬鹿っ!!」ベシッ


希「あいたっ!?」


絵里「あっ、にこっ!?はらしょーー!!」キラキラ


こころ「ど、どうでしょうか…?」モジモジ


絵里「こころちゃんもとっても可愛いわよ♪」


こころ「…えへへ」////


絵里(かっ、可愛い……)



希「ちょっとにこっち、なにすんねん!」


にこ「なにすんねんじゃないわよっ!!」


にこ「アイドルのプライベート写真を勝手に撮るなんてあり得ないじゃないっ!!」


希「アイドルの前に友達やろーっ!!」


にこ「それとこれとは話が別なのよっ!!」


希「むぅ〜〜…」


希「じ、じゃあ1枚だけ!!1枚だけでいいからっ!!」


にこ「なんでそんなに…」


絵里「まぁまぁいいじゃないにこ♪」


絵里「にこブラザーズで撮りましょっ?」


にこ「シスターズね、ブラザーは虎太郎しかいないわよ絵里」


絵里「…意外と細かいわね」


にこ「なんか気になったのよ」


希「ね〜え〜!1枚ならええやろ〜!?」グイグイ


にこ「分かったから離しなさいよ馬鹿っ!!」ブンブン



希「あっ、今いいって言ったからねにこっち!ウチ忘れんで!」


にこ「はいはい…」


希「…」


希「…やっぱりにこっちは押しに弱いんやね」ボソッ


にこ「カメラ叩き割るわよ」


希「ごめんなさいっ」バンッ


にこ「まったく…じゃああとは料理……」


にこ「……あ」



希「ん?」


こころあ「?」


絵里「どうかしたの?にこ」


にこ「えっと…着物、もう着ちゃった」


希「そんなん見りゃ分かるで?」


にこ「そ、そーじゃなくて…」


絵里「とってもはらしょーよにこ」


にこ「うるさいわよ絵里」


絵里「…なんか今度は私への当たり強くない?」


にこ「…」


にこ「まだ料理…作ってなかったの…」


絵里(スルー…)ガーン


希「作って置いといたとかじゃなかったん?」


にこ「かんっぜんに作ること忘れてたわ」


希「…こーゆーとこやでにこっちぃ」ハァ


にこ「あっ、あんたたちが急にくるから計画が狂ったのよっ!!」


希「あーウチらのせいにしたー!!」


にこ「70%くらいはあんたたちのせいよっ!!」


絵里「無駄にリアルな比率ね…」


ここあ「に、にこにー…?」


こころ「落ち着いて下さいみなさんっ」アセアセ


にこ「あーもういきなりこれ脱がなきゃじゃない面倒くさい!!」モゾモゾ


希「お、じゃあ今度こそウチが…」ジリッ


にこ「頼まないわよっ!!」





おわり

というわけで三年回兼ひな祭り回でした。ひな祭りは本来女の子の健やかな成長を願う日ではなく、季節の変わり目などに厄を払いより良い幕開けをするための節句だったんですってね(ネット情報)。知ってるようでよく知りませんでした笑

更新について。余裕で日付変わってすみません…汗
次回はえりぱな、その次はまきぱなです!

では読んでくださった方、途中でコメくれた方、お付き合いありがとうございました。

乙!
手空きになったらほのぱなも見てみたいなぁ

>>1です。

今回もゆっくり更新していきます。

『打ち解けたい』






これはまだ、μ'sが9人になった直後の頃のお話。



ある日


廊下



絵里「…ねぇ希」


希「ん?」


絵里「後輩たちとの距離が縮まらないわ」


希「ふーん…ん?」


絵里「いや、正確にはうまく縮められないわ」


希「そんなことない気がするけど…」


絵里「そんなことなくないわ!」バァン


希「みんな頑張って打ち解けに来てくれてると思うよ?」


絵里「まぁなんとなくそれは感じてるのだけれど…」


絵里「今までのあの子達に対する私の態度があれだったから…まだちょっと違和感というか何というか、私の中で残ってるのよ」ハァ


希「あぁ〜…」


希「エリチ素直じゃないからね〜」クスクス


絵里「仕方ないでしょ?あそこまでしたら後戻りできないじゃない…」


希「うーん…じゃあ花陽ちゃん辺りから話しかけていってみれば?」


絵里「花陽…って小泉さん?なんでまた彼女からなのよ?」


希「そりゃそこにいるからや」


絵里「え?」チラッ


花陽「〜♪」テクテク


絵里「…たしかにいるわね」


希「行ってみれば?」


絵里「えー…そんないきなr」


希「ほれほれ」グイグイ


絵里「ちょっ、押さないでよ希!」


希「だって押さないとエリチ絶対行かないやーん」


絵里「絶対行くから自分のタイミングで行かせて」



花陽「私がアイドル…ふふっ、アイドルアイドル〜♪」テクテク


絵里「…」


絵里(話しかけていいのかしらあれ…)


花陽「♪」


絵里(…いこう)スタスタ


絵里「ちょ、ちょっと…いいかしら?」ポムッ


花陽「はぅわぁぁあぁあ!!?」ビックゥ


絵里「ええええ!!?」ビクッ


花陽「せ、生徒か……絵里先輩…?」ドキドキ


絵里「絵里先輩よ〜…?」


花陽「す…すいません、いきなりだったので驚いてしまって…」アセアセ


絵里「全く…別に気にしなくていいわ。後ろから急に声をかけた私も悪かったから」


花陽「はい…」


絵里「…」


花陽「…?」


絵里「えっと、小泉さん?」


花陽「はっ、はい!」


絵里「今少し時間あるかしら?」


花陽「時間ですか…?あ、ありますけど…」


絵里「そっ、よかった」


花陽「どうかしたんですか?」


絵里「ちょっと二人でお話したいなって思ったの♪」ニコッ


花陽「二人で!?」


絵里「えぇ。嫌かしら?」


花陽「いっ、いえいえ!嫌ではないですよ!?」


絵里「それなら行きましょ?」


花陽「は、はい…」


生徒会室



絵里「ここでいいかしらね」


絵里(誰にも見られなさそうだし)


花陽「は、はい…」オロオロ


花陽(…なんで生徒会室なんだろう)


絵里「もう…そんなにビクビクしないで?やりにくいわ」クスッ


花陽「す、すみません…」


花陽「でもなんで私なんですか…?それもこんなに突然」


絵里(まぁそうなるわよね)


絵里「えーっと…」


絵里「い、一番目に付いたから?」


花陽「め…目に付いた?」////


絵里「そうそう!なんだか気になっちゃって!」アセアセ


絵里(たまたまいたからなんて言えないわ)


花陽「ありがとう…ございます」////


絵里「?」


絵里「小泉さん?大丈夫?顔が赤いわよ?」


花陽「だっ!大丈夫…ですっ」////


絵里「そう?ならいいのだけれど」


花陽(びっくりしたぁ…)



花陽「それで…お話というのは?」


絵里「あ、そうだったわね」


絵里「お話……」


絵里「…」ダラダラ


絵里「…な、何を話しましょうか」ボソッ


花陽「考えてなかったのぉ!?」ガタッ


絵里「ええっ!?」ビクッ


花陽「あっ、すみません…考えてなかったんですかぁ!?」


絵里「いや言い直さなくてもいいわよ…?」



絵里「そうねぇ…話すこと…」


絵里(やっぱりその子たちのことをしることが打ち解けるための近道よね)


絵里「…よし、決めたわ」


絵里「小泉さん、貴女の話を私に聞かせてくれる?」


花陽「わっ、私の話ですかっ!?」


絵里「えぇ」


花陽「私の話なんか聞いても面白くないと思いますよ…?」


絵里「それでもいいのよ」


絵里「私はもっとμ'sのメンバーのことを知っていきたいの」


花陽「!」


絵里「みんなと同じ心で、同じステージに立てるようにするためにね」


花陽「絵里先輩…」


絵里「だから…なんでもいいから貴女のことを話して頂戴?」ニコッ


花陽「…分かりました。じゃ、じゃあ私がμ'sに入ったワケを…」







ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーー



花陽「…私の小さい頃からの夢だったんです。アイドルになることが」


花陽「でも花陽は背も小さいし、声も小さいし、人見知りだし…とにかくアイドルになんて全然向いてないと思ってたんです」


絵里「…」


花陽「だから花陽は最初、μ'sを応援しているだけだったんです…」


絵里「それじゃあどうしてμ'sのメンバーになろうと思ったの?」


花陽「…友達に、助けられたから」


絵里「友達?」


花陽「はい。一緒にμ'sに入った…凛ちゃんと真姫ちゃん」


絵里「星空さんと西木野さんね」


花陽「そうです。あと一歩を踏み出す勇気を、その二人からもらったんです」


花陽「やってみたい気持ちがあるならやってみたほうがいいって…今までの花陽からだったら考えられないこと」


絵里「!」


花陽「心にあった自分も一緒にアイドルをやりたいっていう気持ちを、ちゃんと伝えさせてくれたんです」


花陽「だから花陽はμ'sに入りました。みんなが次の一歩を踏み出せるような、勇気や元気をあげられるアイドルになれたらなって思って…」


絵里「…なるほどね」


絵里(一歩を踏み出す勇気…)


花陽「初めはただの憧れだったんです。自分もなれたらなぁってくらいの」


花陽「でも今は、自分のやってることに自覚も誇りも持ってますっ!μ'sのメンバーになれてよかったと、心から言えますっ!」フンスッ


絵里「…」


絵里「貴女…いい友達を持ったのね」


花陽「はいっ!」ニコッ




絵里「一歩を踏み出す勇気ね…私にもなかったものだわ」


花陽「絵里先輩にも?」


絵里「えぇ。私も本当は初めてμ'sを見たときから一緒にアイドルをやりたいって思ったの」


絵里「アイドルをやりたいというよりは、もう一度踊りたいって言った方が近いのかしら」


花陽「そうだったんですか…てっきり目の敵にされてるのかと…」


絵里「ふふっ、そうよね、そう思われちゃうわよね」クスッ


絵里「私って不器用だから。希や亜里沙に怒られなかったらきっと今の私はなかったし、私のμ'sに対する態度も変わってなかったわ」


絵里「ただの堅苦しい生徒会長で終わってた」


花陽「絵里先輩…」


絵里「…消えないのよ。罪悪感というかなんというか、違和感のようなものが。胸の中でぐるぐるしてるの」


絵里「あれだけのことをしてきたのに、ノコノコとメンバー入りしていいのかどうか分からなくて…」


絵里「というより、みんなとまだ距離があるような気がして。要するに不安だったの」


花陽「そ、そんなことないですっ!」クワッ


絵里「えぇ!?」ビクッ


花陽「そんなこと…ないですっ」


絵里「どうしてそう言い切れるの?」


花陽「言い切れるわけではないですけど…少なくとも花陽はそんなことないと思ってます」


花陽「だって絵里先輩は、花陽たちのことでこんなに悩んでる…」


絵里「!」


花陽「こんなに悩んでくれる人が、悪い人なわけありませんっ!」


花陽「今の話を聞いて確信しましたっ」ニコッ


絵里「小泉さんっ…!!」ウルウル





花陽「だから安心してくださいっ!」


花陽「きっとみんな同じ気持ちです♪」


絵里「そ、そうかしら…」


花陽「正直前の印象が強くて怖かったというのも本当ですけど…もう平気ですっ」


花陽「えへへっ…」ニコッ


絵里「…ありがとね。小泉さん」


絵里「とても勇気づけられたわ。貴女はもう立派なアイドルね♪」ナデナデ


花陽「あっ、ありがとうございます…絵里先輩…」////


絵里「もう、絵里でいいわよ?小泉さん♪」


花陽「えぇっ!?それはまだちょっとぉ…」アタフタ////


絵里「遠慮しないで、きっとその方がもっと仲良くなれるわ!」


花陽「そ、そうかなぁ…?」


絵里「えぇ。それに、同じステージに立つんだから対等な関係でいたいのよ」


花陽「そ、そっかぁ」


花陽「それじゃあ…」モジモジ


絵里「うんうん♪」


花陽「こ、これからもよろしくお願いしますっ…絵里s…ちゃんっ…!!」ボンッ////


絵里「!!」////


絵里「こ、こちらこそ…これからよろしくね」////


花陽「は…はいぃ……」////


絵里「……」


絵里(…先輩禁止にしよ)







ポンコツの片鱗が見えた絵里先輩でした。




おわり

というわけでえりぱな回でした!
絵里がみんなに打ち解けていくきっかけのようなものを描いてみたいと思ってたので、この機会に書いてみました。

次回はまきぱな、その次はうみありです!

>>234さん、了解しました!

毎度更新が遅くてすみません。

それでは読んでくださった方、お付き合いありがとうございました。


今回もおもしろかった
全部終わったらでいいのでのぞりんもお願いします


今回もよかったでー
ほのゆきをやってほしいな

良かった

たまには自分が書きたいの書いてもいいんやで?

>>1です。

レスありがとうございます!読んでくれてる方がいるのが分かるのはすごく励みになります…

時間が取れそうなら自分が好きな組み合わせも書いてみますね!

それでは今回もゆっくり更新していきます。


『雨の日』


音楽室




ザーーーーー…



真姫「…やっぱり雨ね」ハァ


真姫「天気予報見ておいてよかったわ」


真姫「練習もないし…」


真姫「今日はもう帰ろうかな」スタスタ



バタンッ……









ーーーーーーーーーーー
ーーーーーー




下駄箱



真姫「……」


真姫「…しまった、私としたことが」


真姫「折り畳み傘玄関に置きっ放しだわ」ドーン


真姫「これじゃあ意味ないじゃない…」ハァ


真姫「お母さんに傘持ってくるように頼もうかしら……」ウロウロ







下駄箱前



花陽「今日は凛ちゃんとは帰れないのかぁ」テクテク


花陽「あとでメールしとこう…」ハァ




ワタシトシタコトガッ......オカアサンニ......




花陽「ん?」チラッ


花陽(あれは…)


花陽「真姫ちゃん?」



真姫「え?」クルッ


真姫「花陽?」


花陽「やっぱり真姫ちゃんだ!」パァア


真姫「貴女、まだ学校にいたの?」


花陽「えへへ…そーなの。今から帰るところなんだぁ」ニコッ


真姫「私も今帰ろうとしてたところだけど…」


真姫「凛はどーしたのよ?」


花陽「あぁ、凛ちゃんは先生から呼び出しされちゃったみたいで…」


真姫「何してるのよあの子は…」


花陽「テストの結果がちょっとね」アハハ…


花陽「だから先に帰っててって言われたの」


花陽「真姫ちゃんも今から帰るんだよね?一緒に帰らない?」


花陽「一人で帰らなくちゃいけなかったから寂しかったんだよぉ」アセアセ


真姫「それは別にいいけど…」


花陽「いいけど?」


真姫「…傘」ボソッ


花陽「え?」キョトン



花陽「今何て…?」


真姫「ぐっ…」


真姫「か、傘よ!家に忘れたからっ…その…い…入れてってくれない!?」////


花陽「そんなことかぁ〜」クスクス


花陽「いいに決まってるよぉ」ニコッ


真姫「………ありがと」ボソッ////


花陽「どういたしまして♪それじゃあ行こっk…」スカッ


花陽「ん?」


真姫「?」


花陽「…行k」スカッ


花陽「…っ」スカッスカッ


真姫「…何してるの?」


花陽「えっと…」


花陽「ここ、花陽の傘立てだよね?」


真姫「え、えぇ…」


花陽「…ないよぉ」


真姫「……」


花陽「ないよぉぉぉ」


真姫「聞こえてたわよ…」


花陽「ううぅ…」ウルウル


真姫「そんな泣きそうな顔されても…」


真姫「というか、これって相合傘で帰っていくパターンじゃなかったの?」ハァ


花陽「な、長靴なら…」スッ


真姫「足しか守れないじゃない…」




音楽室



真姫「結局止むまで雨宿りね…」


花陽「ごめんね…真姫ちゃん」シュン


真姫「別に貴女が謝ることないじゃない、忘れた私が悪いのよ」


花陽「でっ、でも!花陽が持ってきてたら二人で帰れたのに…」オロオロ


真姫「まったく…」


真姫「そんなこと言ったらなおさら私が悪いわ。私が傘を忘れていなければ、花陽が忘れていても二人で帰れたじゃない」


真姫「どっちもどっち。これでいいでしょ?」ニコッ


花陽「え…うん…真姫ちゃんがそう言うなら」


真姫「じゃあこの話はお終いねっ」クスッ




真姫「にしても、止むまで何してようかしら。そもそも止むのかもわからないし」


花陽「天気予報だと4時頃には止むみたいだよっ!」つスマホ


真姫「4時か…あと30分くらいね。それくらいならまぁ待てそう」


花陽「何して待ってようか?」


真姫「何って言われても…宿題とかもないし」


真姫「ダンスの練習でもする?」


花陽「二人でっ!?」ガタッ


真姫「えぇ。嫌?」


花陽「い、嫌っていうか…花陽あんまりダンス上手くないし恥ずかしいかな…」モジモジ


真姫「何言ってんの、あんなにたくさんの人の前で踊ってきたじゃない」


真姫「今更見る人が1人増えたところで何も変わらないでしょ?」クスッ


花陽「ええぇ……でもぉ…」


真姫「じゃあ今ならこのマッキーの生歌生演奏付きよ?どう?」ズイッ


花陽「どっ、どうって言われてもぉ…」アセアセ


真姫「二人ならお互いの悪いところを指摘し合えるし。ね?」


花陽「うーん…」


花陽「じゃあ…ちょっとだけだよ…?」


真姫「ふふっ、そうこなくっちゃ♪」ニコッ


15分後くらい



ポロロン...ポロン......


真姫「…ふぅ」


花陽「はぁっ…はぁっ…」


真姫「んー…思いっきり歌えて気持ちいいわ」ノビィー


花陽「花陽もたくさん歌えて…ってちょっと真姫ちゃぁんっ!!」バァン


真姫「ヴぇええ!?」ビクゥッ


真姫(ノリツッコミ!!)ガーンッ


花陽「これ花陽が一人で踊ってるのと変わらないよぉっ!!」ゼェゼェ


真姫「あ…歌とピアノに夢中になっちゃってたわ」


花陽「むぅ〜……」ジトーッ


真姫「ご、ごめんなさい…」ダラダラ


花陽「もうっ!」ムスッ


真姫「あ…あはは…」


花陽「……」


真姫「ちょっ、花陽ー?拗ねないでよもー」ユサユサ


花陽「ふんっ…」


花陽「…じゃあ今度おにぎり一個くれたら許してあげる」


真姫「へ?」



真姫「おにぎり?」


花陽「うん」


真姫「…もしかして、貴女お腹すいてるの?」


花陽「!」////


真姫「図星みたいね…」


真姫「いつもより沸点が低いと思ったらそういうこと」クスクス


花陽「まっ、真姫ちゃん!?お腹は確かにすいてるけど…怒ってるのも本当だよぉ!?」////


真姫「わかった、わかったから」クスクス


真姫「もうちょっとで雨も止みそうだし、それまでに購買におにぎり買いに行きましょ?」


真姫「ちゃんと奢ってあげるから」ニコッ


花陽「ちょっ…」


花陽「むぅぅ……」


花陽「わかったよぉ……」////



数分後



真姫「そーいえば花陽は凛とは喧嘩したりしないの?」テクテク


花陽「凛ちゃんとは…したことはあっても…んぐっ、すぐどっちかが謝っちゃうかも」モサモサ


真姫「お互いに寂しがり屋だものね」アハハ...


花陽「それは真姫ちゃんもでしょ?」クスッ


真姫「ヴぇえ!?」


花陽「見てたら分かるよ♪」


真姫「べっ、別に!私は寂しいわけじゃっ……」////


花陽「照れなくてもいいんだよ?」


真姫「照れてないわよっ!!」////


真姫「あ、貴女が物を食べながら歩いてるのが行儀悪かったから!こっちまで恥ずかしくなっただけよ!」


花陽「…ふふっ、そっか♪」


真姫「…なによ」


花陽「なんでもないよ?」クスッ


真姫「気になるじゃないっ!」ジトッ


花陽「えへへ…」


花陽「真姫ちゃんはずっと、今のままでいてねってことだよっ」ニコッ


真姫「はぁ?イミワカンナイ…」

再び音楽室



真姫「まったくぅ…さっきまでは拗ねてたくせにぃ…」


真姫「おにぎり食べた途端に急にキャラ戻さないでよっ!」


花陽「えへへ、ごめんね真姫ちゃん」


花陽「でもね、空腹と行動とか気持ちは密接に関係しているんだよ?」


真姫「そ、そうなの?知らないけど…」


真姫「って、あら?いつの間にか結構時間経ってたみたいね」トケイチラッ


花陽「そういえば雨の音もしないかも」


真姫「止んだのかしら」


花陽「ちょっと見てみよっか」タッタッタッ




ガララッ......キラッ……!!




花陽「うわっ、まぶしっ……」


花陽「…って、なにあれぇ!?」キラキラ


真姫「…綺麗」


花陽「こんなに大きな虹見たことないよぉっ…!!」


真姫「さっきまでの大雨が嘘みたいな快晴ね」


花陽「すごい…」


真姫「えぇ…」


花陽「うわぁ〜……」


真姫「…良いものが見れたわ」スクッ


花陽「そうだねっ!」キラキラ


真姫「本当はもうちょっと見ていたいところだけど…みんな帰っちゃってるし、私たちもそろそろ帰りましょ」ニコッ


花陽「うんっ!♪」




ーーーーーーーーー
ーーーーー




花陽「凛ちゃんもこの虹、見てるかなぁ…」


真姫「…凛はきっと教科書しか見れてないわよ」




おわり

おまけ(小ネタ)



『流行りものは日本の文化』


ある日



部室



絵里「ラッスンゴーレライ!f凛「にゃー!!」


絵里「ラッスンゴーレライ!f凛「にゃー!!」


絵里「ってちょっと凛!にゃーにゃー言わないでよっ!!」


凛「えへへー♪」


希「そうやで凛ちゃん。ウチがわざわざ日本の文化だからと教え込んだんや」ボソッ


希「みんなに披露するまでは邪魔しちゃダメやん?設置したカメラが無駄になっちゃう」ニヤッ


凛「ぷぷっ、じゃあ凛はここで見てるにゃー♪」ストッ


希「よしっ、じゃあもう一回やろーかエリチ!」


絵里「OKよ希!」


絵里「凛は大人しくしてるのよ?」ジトッ


凛「はいにゃ!」ビシッ


絵里「それでは…」


希「いくでー!」



希「8.6秒エリーチカ!」


絵里「お願いしますっ!」


凛「ぷふっ」


絵里「ちょ、なんで笑ったのよ凛」


希「凛ちゃんっ」ボソッ


凛「いいからいいから!続けるにゃ〜…」プルプル


絵里「まったく…いくわよ?」


絵里「ぅラッスンゴレライ!」


希「え?え?なんて?」


絵里「ラッスンゴーレライ!フゥ!」パンパン


絵里「ラッスンゴーレライ!フゥ!」パンパンッ


絵里「ラッスンゴレライ説明してね?」


希「いやちょと待ってちょと待っておねいさぁ〜ん!」


希「ラッスンゴレライってなんですのーん?」


希「説明〜しろと言われましても意味分からんからできまっせぇ〜ん♪」


絵里「フゥ!」ズイッ


絵里「ラッスンゴーレライ!フゥ!」パンパンッ


絵里「ラッスンゴーレライ!フゥ!」パンパンッ


絵里「今日の晩御飯ぅラッスンゴレライ!」


凛「ふっ…くくっ……」プルプル


希「いやちょと待ってちょと待っておねいさぁ〜ん!」


希「ラッスンゴレライって食べ物なーん?でも晩飯ゆうてもジャンルは広い、肉野菜魚どれですのーん♪」


絵里「フゥ!」ズイッ


絵里「ラッスンゴーレライ!フゥ!」パンパンッ


絵里「ラッスンゴーレライ!フゥ!」パンパンッ


絵里「ボルシチ?ペリメニ?ピロシキ?ぅスパイダーフラッシュローリンサンダーーっ!!」ビシィッ!!!



凛「〜〜〜っ!!」ジタバタ


希「くふっ…!!ちょっ…ちょちょっちょっと待って……おねっ………ちょっと待ってぇぇえ……!!」ヒクヒク


絵里「希!?」ビクゥッ


凛「ぶふっ!!」


凛「あーっははは!!絵里ちゃんおんもしろいにゃーー!!」ゲラゲラ


絵里「え?ええぇ!!?」オロオロ







このあと久々に本気でキレた絵里先輩でした。



おわり

というわけでまきぱな回でしたー!
昨日雨の中折り畳み傘を忘れたのを思い出して書きました。笑

おまけについてはやらせたかっただけです、はい。ごめんね絵里先輩。

では次回はうみあり、その次はにこぱなです!遂に亜里沙さんのご登場ですね!

それでは読んでくださった方、お付き合いありがとうございました。


今回もまたよかったわ……次回はうみありか…楽しみだわ(←提案者

まきぱな良かった!
にこぱな期待してる!

真姫ちゃんってお母さんってよぶんだったっけ?

ママじゃなかった?

人前では恥ずかしいからお母さんと呼ぶようにしてるんだよ

>>1です。

明日、明後日と外せない用事が入ってしまっため、うみあり回の更新が遅れてしまいます。

毎回読んでくださっている方、うみありリクエストの方、本当に本当に申し訳ありません…汗汗

15日から16日の深夜辺り(多分16日)までには更新できると思います…!

自分のペースでやったらいいんだぜ

焦るなよ。いつまでも待ってるから

素晴らしいスレを見つけたと思って一気に読んだが、まだ続いてるとは嬉しい。
期待して待つ。

>>1です!

海未ちゃんお誕生日おめでとうございます!!(* 'ー')ノ

うみあり、明日の深夜更新予定です!
今はまだ日常ものにするか誕生日物にするか迷っていますので…

それから、みなさんレスありがとうございます。そう言って頂けると幸いです!

では、失礼いたしました。

楽しみに待ってるぞ!
>>1の好きなようにやればいいさ
海未ちゃん誕生日おめでとう!

>>1です。

書き溜めが途中までなので、今回もいつものようにゆっくり更新していきます。

内容については誕生日ものは他のss作者の方が書いてくれているので、自分はスレタイ通り日常物にしました。


『海色少女とアリーチカ』


ある日の晩……





ガササッ.......ガサゴソ..........


亜里沙「…よしっ、準備は完璧」


亜里沙「明日は開校記念日で中学校はお休み」


亜里沙「遊びに誘ってくれた雪穂には悪いけど…明日しかないの」









亜里沙「…出待ち、します」ビシッ








ーーーーーーーーーー
ーーーーー


次の日


校門



海未「…はぁ」テクテク


海未(今日は帰って日舞の稽古をしなければ…)


海未(生徒会の仕事もまだありますし)


海未(あ、弓道の大会の準備もしなければ…)


海未(…自分で言うのもなんですがかなり多忙ですよね私)


海未「たまには休憩する日も必要でしょうか…」テクテク












亜里沙「…来たっ」キランッ





亜里沙「ウォークマン…セット!」スポッ


亜里沙(そして何事もなかったかのように…)


亜里沙「…ふんふふんふんふ〜ん♪」


亜里沙(鼻歌っ!!)カッ!!



海未「…」テクテク


フンフフンフンフ-ン……♪


海未「」ピクッ


海未「この曲は…μ'sの曲…?」


海未「はっ、デジャヴっ!?」クルッ


亜里沙「…」サラァァア……


海未「……」


面白いね



海未「あ、貴女は…」


亜里沙「……」チラッ


海未「亜里沙…さん?」


亜里沙「…っ!?」


亜里沙「ああぁっ!!も、もしかして、園田海未さん!!μ'sの!!」クワッ


海未「ひぃぃ!?」ビクッ


亜里沙「お久ぶりですっ!!いやぁ偶然ですねぇこんな所で!!」ギュー


海未「こ、こんな所でって…ここ私たちの学校ですけど…」////


亜里沙「亜里沙の中学校、たまたま開校記念日で休みだったのでたまたまこの音ノ木坂学園の校門の前に立ってたんですよっ!!」ペラペラ


海未「いやたまたま立ってたってなんですか…」


亜里沙「やっぱり海未さんは美人さんですっ!大和撫子?」


海未「やまっ!?」////


亜里沙「はらしょ〜♪」キラキラ


海未「は…はらしょー…」////


数分後



海未「……」テクテク


亜里沙「♪」ギュー


海未「あの…亜里沙さん?」


亜里沙「あ、これ飲みます?」つ缶


海未「え、あぁ、ありがとうございます」


海未「今回はちゃんとコーヒーなんですね」クスッ


亜里沙「前にちゃんと覚えましたっ!」


亜里沙「あと私の呼び方、亜里沙でいいですよ!」ニコッ


海未「そうですか?」ズズッ


海未「では改めて……亜里沙」


海未「どうして先ほどから私の腕を掴んでいるんです…?」ギュー


亜里沙「…ダメですか?」ウルウル


海未「なっ!?」


亜里沙「そうですよね、アイドルですもんね…こういうことはダメですよね…」


海未「ちょ、べべ別にダメというわけではないですが…」オロオロ


亜里沙「ううぅ……」


海未「亜里沙っ!?」オロオロ


亜里沙「えへへっ、なーんて♪」パッ


海未「えぇ!?」


亜里沙「ちょっと意地悪しちゃいました♪海未さん、優しいから!」キラキラ


海未「び、びっくりさせないでくださいよもう…」


海未「というか、そういうところ順調に絵里に似てきてますね」ハァ


亜里沙「?」



亜里沙「お姉ちゃんに?」


海未「はい」


海未「私のことをあんな風に困らせてくるのは貴女達だけですよ…」


亜里沙「……」


亜里沙「…あんな風にって、こんな風にですかっ?」ピトッ


海未「うわぁっ!?」////


亜里沙「ふふっ、やっぱり海未さん可愛いですっ♪」パッ


海未「くっ…姉妹揃ってつついたりくっついたり…」////


亜里沙「つついたり?」


海未「こっちの話です…」ハァ



海未「それより、貴女一体どこまで一緒に来るつもりなのですか?」


亜里沙「それはもちろん海未さんのお家までっ!」


海未「お家までっ!?」ガーン


亜里沙「はい!海未さんと別れたらそのまま雪穂のお家に行くつもりです!」


海未「あ、なるほど…たしかに家は近いですしね」


亜里沙「海未さんを出待ちするために雪穂からの遊びのお誘い断って来ちゃったんですよ〜」ニコニコ


海未「」ピクッ


亜里沙「だから今も家にいると思うんです!そしたら一緒に遊ぼうかなって♪」


亜里沙「あ、行く前に連絡はちゃんとしておこう…」ガサゴソ


海未「…ちょっと、亜里沙?」


亜里沙「はい?」


海未「今、出待ちって…言いましたか?」


亜里沙「言いましたけど…」


海未「全く…そんなことだろうと思いましたよ」ハァ


亜里沙「…?」


亜里沙「……あぁ!!」ハッ


亜里沙「あ、いや、えっとぉ…」アセアセ


海未「今更弁解しても遅いですっ!」


亜里沙「は…はらしょ〜…」ショボン



海未「これからは出待ちはやめてください、私が恥ずかしいです!」バンッ


亜里沙「うぅ…亜里沙、迷惑でしたか?」


海未「め、迷惑ではありませんけど…」


海未「ただあんな分かりやすい演技なんてしなくても、ちゃんと一緒にお話しくらいしてあげますよ」


亜里沙「ほっ、本当ですかっ!?」ズイッ


海未「えぇ」


亜里沙「はらしょー!雪穂に自慢しちゃおー♪」クルクル


海未「雪穂とは昔からお話しくらいしてます」クスッ


亜里沙「あ…そっかぁ、いいなぁ雪穂…」


海未「……」


海未「…亜里沙、メールアドレス交換しませんか?」


亜里沙「え?」


海未「メールアドレスですよ。その方が便利でしょう?」


海未「それに…それならお互い家にいる時でもお話しできますし」ニコッ


亜里沙「…っ」プルプル


亜里沙「あ、ありがとうございますっ!!海未さん!!」ガバァ


海未「おわぁっ!?」


亜里沙「亜里沙、絶対!絶対メールしますからっ!」


海未「…はいはい」クスッ



海未「夜寝る前なら少しだけお相手しますよ」


亜里沙「分かりましたっ!」キラキラ


海未「…少しだけですよ?」


亜里沙「はいっ!」キラキラ


海未「……」


海未(ほんとに少しで終わるでしょうか…)



その夜


海未の部屋



海未「…ふぅ、やっと休めますね」ボフッ


海未「亜里沙からメールは来ているでしょうか…」スチャッ


亜里沙『こんばんは、海未さん(* 'ー')ノ』


海未「…え?あいさつだけ?」


海未「これはすぐに終わりそうにありませんね…」ハァ


海未「電話番号も聞いて電話しましょう」ピコピコ


海未「送信っと…」ピッ


海未「…」


ピロリンッ


海未「返信はやっ!?」



海未「もしもし、亜里沙?」


亜里沙『はいっ!』


海未「返信物凄い早さでしたね…」


亜里沙『ずっと携帯片手に待ってました!』


海未「…遅くなってすみません」


亜里沙『いえいえ、海未さんが忙しいのは知ってますからっ!』


海未「ならいいのですが…」


亜里沙『それより、電話なんて迷惑じゃないですか?』


海未「あぁ、それは平気ですよ」


海未(多分メールの方が時間かかったでしょうし)


亜里沙『それなら良かったです!』


亜里沙『海未さんと夜もお話しできると思うと楽しみで楽しみで♪』


海未「なっ!」////


亜里沙『さっきも雪穂に怒られちゃいました!ボーッとするなって』クスクス


海未「……全く貴女は…」////


海未「…な、なんでそんなに私のことを?」


亜里沙『え?』


海未「いえ、その…亜里沙は他のメンバーにはここまでしないじゃないですか」


亜里沙『?』



海未「私のことをわざわざ校門で待っててくれたり、いつ来るかも分からないメールの返事をずっと確かめていたり」


海未「その…私とお話しするのが楽しみ…とか…」////


亜里沙『あぁ、そんなことですか〜』


海未「そんなこと!?」アセアセ


亜里沙『そりゃあ私、海未さんのこと大好きですからっ!』


海未「へっ!?」////


亜里沙『海未さんは亜里沙の思い描く大和撫子そのものなんです!』


亜里沙『しかも人気スクールアイドルグループのメンバーにして生徒会副会長!まさに憧れの人!』


亜里沙『憧れの人ともっともっとお話ししたい、それだけですよっ♪』


海未(亜里沙…)


海未「…そうですか、ありがとうございます」


海未「でも憧れだなんて…私はそんな大層な人間ではありません」


亜里沙『海未さん?』



海未「私は穂乃果に誘われなければそもそもアイドルなんてやっていませんし…」


海未「それどころか生徒会メンバーとして人前に立つことすらなかったと思います」


海未「穂乃果が…μ'sのみんなが、応援してくれているみんなが力を貸してくれなければ、今の私はありません」


海未「きっと貴女の思い描いている私は…本当の私じゃない」


海未「本当の私はもっと臆病で、恥ずかしがりで…小さな人間なんです」


亜里沙『そ…そうなんですか…』


海未「…幻滅しましたか?」


亜里沙『…いえ、全然!!』


海未「えっ…?」


亜里沙『海未さんのことがもっと知れて嬉しいですっ!』


海未「ええええ!?」ガーン


亜里沙『まさか海未さんにそんな可愛い一面があったなんて…』ブツブツ


海未「…なんというか、底なしですね貴女」クスッ


亜里沙『それくらい大好きなんですっ♪』


数十分後




亜里沙『それでですね、そこでお姉ちゃんがっ……』ペラペラ


海未「そ、そうだったんですか〜…」


海未(…結局かなりの時間話してますね)


亜里沙『あっ』


海未「ん?」


亜里沙『そういえばさっき会った時、お話しくらいしてあげるって海未さん言ってたじゃないですか』


海未「はい、たしかに言いましたが」


亜里沙『だったら今度…その…お茶処というものに!一緒に行ってみたいんですけど…どうですか?』


海未「お茶処ですか?」


亜里沙『はい!二人で行けたらなぁって…』


海未「いいですよ。一緒に行きましょうか」


亜里沙『!!』


亜里沙『やった!!』


海未「μ'sのことでも私のことでも、いくらだって話してあげますよ」


亜里沙『本当!?楽しみにしてます!!』


海未「えぇ、楽しみにしておいてください」


亜里沙『はらしょー♪』



海未「それでは今日はもうそろそろ寝ましょうか」


亜里沙『えぇ!?もっと海未さんとお話ししたいですよぉ〜!!』


海未「結構話してましたよ?」


亜里沙『そうですけどぉ〜…』


海未「それに今お話しする約束したばかりじゃないですか」クスクス


亜里沙『うぅ〜〜…』


海未「そ、そんなにがっかりしないでくださいよ」アセアセ


亜里沙『……』


海未「……」アセアセ


亜里沙『…海未さん』


海未「なんでしょうか…?」


亜里沙『明日も亜里沙にメール…してくれますよね?』


海未「え?えぇ、亜里沙が望むならもちろん」


亜里沙『…そうですか』


海未「は、はい」


亜里沙『……』


亜里沙『…ふふっ、分かりました!』


海未「亜里沙?」


亜里沙『遅くまでありがとうございました!おやすみなさいです海未さん!』


海未「えっ!?あ、お、おやすみなさい…?」


亜里沙『はい!ではまたっ!』ガチャッ






ツーーーツーーーツーーー.......


海未「…切れた」


海未「急にどーしたんでしょう?」


亜里沙の部屋



ツーーーツーーーツーーー.......


亜里沙「…」ドキドキ


亜里沙「海未さん…明日もメールくれるんだ…」






『亜里沙が望むなら』





亜里沙「……」////


亜里沙「…やっぱり亜里沙の憧れは貴女だけですよ、海未さん♪」






おわり

うみあり回でした!相変わらずの更新の遅さはご容赦ください汗

それから次回はにこぱな…なのですが、これから予定がかなり立て込んでいて更新が当分できそうにありません。

多分次回の更新は4月の頭くらいです…。
できれば3月中ににこぱなまでは更新してしまいたかったのですが…(できそうならします)

このままスレを放置、などは絶対しないので気長に待っていていただけると嬉しいです。

それでは今回も読んでくださった方、お付き合いありがとうございました。

うみあり良かったし、1も焦らずやってくれ
にこぱなも期待してるよ!

乙でしたー
次回も気長に待ってます

素敵やん

のぞにこがほしい!

お久しぶりです、>>1です。

生存報告?的なものをしに来ました。

それから更新頻度についてです。
今までは自分で何日に1回と更新頻度を決めていたのですが、新生活が始まり時間が取りにくくなったため、更新頻度を不定期にしたいと思います。

自分のペースでいいと言ってくれる方もいるので、お言葉に甘えさせていただこうと…。

これからものんびり更新していくので、暇つぶし程度にでもどうぞ!

生存報告乙
私生活優先でゆっくりやってくれ

まってる
いつまでも

待ってるぞ

面白いです
支援

またまたお久しぶりです、>>1です。

今夜更新できそうなので、ちらっと見に来ていただけると嬉しいです。1ヶ月ぶりの更新になりますね。

いない間にレスくれた方、ありがとうございます!

では、生存報告も兼ねての更新報告でした。

やったああああさあああああああああ

うおぅ!楽しみに待機しとくぜ!

待ってましたーーー!!!!

どうも、予告通り来ました>>1です。

待っててくれてる人がいたのが本当に嬉しいです…。

日常系というわけでぶっ飛んだ展開とかは全くないですが、すこーし和みに来るくらいの気持ちで見てってくれると幸いです。

では、今まで通りゆっくり更新していきます。


ある日



部室





にこ「あああぁ〜〜〜……」


花陽「?」


にこ「うううぁぁああ〜〜〜……」


花陽「にこちゃん?」


にこ「はあぁぁぁ……」


花陽「…?」


にこ「……」


にこ「…帰りたい」ボソッ


花陽「えぇ!?」





『疲れたよ』




にこ「あーつらいつらい眠いお腹減った帰りたい」


花陽「に、にこちゃん…?」


にこ「なんで生きるのってこんなに苦しいの…」


花陽「どーしたのー…?」


にこ「どーしたもこーしたもないわよっ!!」バァン


花陽「ぅひゃあっ!!?」ガタッ


にこ「課題!卒論!受験!チビ共!」


にこ「にこの時間はどこにあるのよ!!?」


花陽「ぶ、部室にあるんじゃ…」


にこ「アイドルとプライベートは別って教えたでしょ!!?」クワッ


花陽「ひぃぃごめんなさいぃ!!」


にこ「あーーもう帰りたいハンバーガー死ぬほど食べたい」ブツブツ


花陽「も…もう少しアイドルキャラを大事にしてぇ…」


にこ「闇にこよ、闇にこ」


花陽「闇にこ…」


にこ「なんというか…心の中の黒い部分が溢れて来そうなの」プルプル


花陽「お、抑えてぇ!!アイドルの顔じゃなくなってるからぁ!!」


にこ「どーせにこはアイドルの前に一人の苦学生ですよーだっ!!」


花陽「うわぁぁぁにこちゃんから一番聞きたくない事実がぁぁ…」


にこ「お酒って18からだったかしら…?」


花陽「とととりあえず落ち着こう…?ねっ?」アセアセ


にこ「…ふんっ」ムスッ


花陽「……」


花陽(こ、こわい…)

卒論…?


花陽「ど、どうして急に帰りたいなんて言い出したの?」


にこ「キャパオーバーよ」ムスッ


花陽「キャパオーバー?」


にこ「堪えられないってことよっ!!」クワッ


花陽「ごめんなさぃぃ!!」ビクッゥ


にこ「もっとにこの生活は明るくてキラキラしてて楽しいはずなのに…」


花陽「そうだったんだ…」


にこ「そうなのよっ!」


花陽「ひぃっ」ビクッ


にこ「でも現実は全然そうじゃない…」


にこ「何あの課題の量?バカなの?しかもあんだけ課題出しといて受験勉強しろとかなんなの?課題だけで精一杯だっての」


にこ「しかも卒論もやらないとだし…何を論じればいいのよアイドルの歴史でも語り尽くしてやろうかしら…」ブツブツ


花陽「……」


花陽(これ絶対面倒くさいやつだよぉぉ…)


にこ「…ねぇ花陽」


花陽「え!?な、なに?」


にこ「にこって可愛い?」


花陽「へっ!?」


にこ「可愛いかって聞いてるの」ギロッ


花陽「と、とっても可愛いと思うけど…」ビクビク


にこ「……」


にこ「……ふふっ」ニヤッ


花陽「」


花陽「つっ、疲れてるんだねにこちゃん…」アセアセ


にこ「…かなりね」グデッ


花陽「三年生ってそんなに大変なの?」


にこ「そりゃそーでしょ?もうやることが多すぎて」


花陽「たまには休憩しないとダメだよ?」


にこ「にこだってしたいわよ…したいけどできないの」


にこ「にこはほら…その…どちらかと言えばあまり頭がいい方ではなくもないと思うけどまぁそんな感じだから…」


花陽「……」


花陽(認めたくないんだろうなぁ…)


にこ「何よその顔」ギロッ


花陽「なななんでもないよっ!?」


にこ「…ならいいんだけど」


にこ「とにかくそんなに早く課題とか終わらせられないのよ」


花陽「そ、そっかぁ…」ビクビク


にこ「花陽にもいつか分かるわ、このつらさが」


花陽「分かりたくないなぁ…」ニガワライ


花陽(な、なんとかして元気づけてあげないと…)


花陽「あっ」


にこ「ん?」


花陽「そうだ!疲れてる時は甘い物がいいって言うよねっ!」


にこ「えぇ?まぁそうね」


花陽「あのっ、花陽今日おやつ持ってきたんだけど、にこちゃんもどう?」


にこ「おやつ…?うーん…せっかくだしいただこうかしら」


花陽「うん、じゃあちょっと…待ってて…」ガサゴソ


花陽「あった!はいこれ」スッ


にこ「え、これ?」


花陽「うん」


にこ「何これ、菓子パン?」


花陽「そうだよ?」


にこ「珍しいわね、花陽がパンなんて」パクッ


花陽「花陽だってパンくらい食べるよぉ」


にこ「いや…なんか学校ではおにぎりしか…食べてないイメージあったから…」モグモグ


花陽「まぁおにぎりも持ってきてるんだけどね」スッ


にこ「あんたどんだけ食べるつもりなのよ…」


花陽「えへへっ…」テレッ


にこ「褒めてないわよ」


ちょっとして



にこ「ふぅ、ご馳走様でした」


花陽「お粗末様でした♪」


花陽「あっ、ゴミもらうよ」


にこ「悪いわね」ガサッ


にこ「…ん?このイラスト…」


にこ「こ、これってもしかして最近開店したばっかりのお店のパン!?」


花陽「ふふっ、当ったり〜♪」ニコニコ


にこ「いっつも行列ができてて買えないのに…」


花陽「早めに行って並んできましたっ!」


にこ「よ、よかったの?にこが食べちゃって…」アセアセ


花陽「うん、気にしてないよっ!」


にこ「ほんとに…?」


花陽「当たり前だよぉ〜」


花陽「にこちゃんが元気になるならそれで十分だよっ♪」ニコッ


にこ「…!」


にこ「あっ…ありがと…」////


花陽「?」キョトン


にこ(黒い心が浄化されていくようね…)ボーッ


花陽「にこちゃん?顔赤いけど大丈夫?」


にこ「え!?あ、え、えぇ、大丈夫よ」アタフタ


花陽「どうしたの急に、変なにこちゃん」クスクス


にこ「へ、変ってなによっ!」


花陽「だっていきなり慌て出すんだもん」


にこ「誰のせいだとっ…」


にこ「…って、どうせ気づかないわよね…」ハァ


花陽「ん?」


にこ「なんでもないわ」


花陽「そう?」


にこ「えぇ」


花陽「そっかぁ」クスクス


花陽「それよりにこちゃん、元気は出た?」


にこ「…おかげさまで」


花陽「えへへ、よかった♪」ニコッ


にこ「ただちょっと申し訳ない気持ちが…」


花陽「それなら大丈夫!パンならもっとたくさん買ってあるからっ!」ドッサリ


にこ「パンならってさっきおにぎりも持ってたじゃない…」ハァ


にこ「でもせっかくくれたんだし、何かお返しはしないとよね…」


花陽「えっ!?い、いいよそんなぁ」アセアセ


にこ「遠慮しなくていいわよ」


花陽「ええぇ…」


にこ「そうねぇ…それじゃこれでどう?」スッ


花陽「!!!?」ガタタッ


花陽「ででで、でんでんでん!!?」


にこ「ふっふっふ、そうよ!でんでんでん!!」デーンッ


にこ「観賞用のこれを…1日貸してあげるわっ!!」


花陽「ふぇぇ!?おおお恐れ多いよぉ!!」


にこ「大丈夫よ花陽!貴女にはこれを見る資格がある…」


にこ「それとも本当に遠慮しとく?」ニヤッ


花陽「い、いえっ!!はは拝見させていただきますっ!!」


花陽「うぅっ…ま、まぶしいよにこちゃん…」


にこ「この輝きに打ち勝った時…本物のアイドルになれるのよ…」


花陽「本物の…アイドル…」ゴクリッ


にこ「そうよ…にこと同じトップアイドルにね…」








花陽「でもさっきにこちゃん、アイドルの前に一人の苦学生って言ってたよね」


にこ「…なんのことかしら」ボソッ


花陽「にこちゃん…」





ーーーーーーーーーーー
ーーーー

しばらくして


帰り道



テクテク...


にこ「とりあえず今日はありがと。少し元気出たわ」


花陽「こっ、こちらこそ!まさかでんでんでんを拝める日が来るなんてっ…」キラキラ


にこ「ホントにあんたはアイドルのことになると目の色が変わるのね」クスクス


花陽「えへへ〜♪」ニコニコ


にこ「……」


にこ「…あんたみたいな後輩が出来てにこは幸せね」ナデナデ


花陽「そう?」


にこ「えぇ、とっても」


花陽「…ふふっ、そっかぁ」////


にこ「見終わったらちゃんと感想聞かせないよ」


花陽「もちろんだよっ!」


にこ「貴女の考えもしっかり聞きたいからね」


花陽「はいっ♪」


にこ「…あっ」


花陽「ん?」


にこ「それから」


花陽「それから?」


にこ「…壊したらただじゃおかないから」ギロッ


花陽「……」


花陽「はい…」






おわり

というわけでにこぱな回でした!

花陽ちゃんはみんなの心を癒す天使!ってイメージです。にこ先輩には今の自分の心境を高校生風に語っていただきました笑

期待に添えたか心配ですが…汗

次回はうみりんです!確認はしましたが万一順番違うとかありましたら教えてください!

それでは久々でしたが、ここまで読んでくださった方、お付き合いありがとうございました!

にこぱな希望した者だが良かったよ!
楽しみ待ってたし、ホントにありがとう!
うみりんも期待して待ってる!

あなたは最高です!

すみません、レス読み飛ばしてました…

>>313さん、自分の高校では卒論を書かされたので無意識に入れてました汗
すみません…汗汗

>>322、323さん、レスありがとうございます!なるべく早く更新できるよう頑張ります!

>>324
そういうことか 大学時代のことかな?と思っただけだよ
わざわざすまんかった

そして乙
また待ってるぞ

やっと追いついた。楽しみに待ってます。

どうも、>>1です。

更新報告及びキャラの組み合わせについてです。次回のうみりんは早くて今週末頃の更新になりそうです。
次回も読んでいただけると嬉しいです!

それからキャラの組み合わせですが、次回のうみりんをはじめ、ほのぱな、のぞりん、ほのゆき、のぞにこ、の順に書いていきます。

結構先になってしまうと思いますが、キャラの組み合わせのリクエストあれば受け付けてますので!

それでは、また週末頃に来ます。
長文失礼いたしました。

週末まで待機してます

全裸待機

ゆきありをおねがいします。

ほのゆきで姉妹の日常でも!

お久しぶりです、>>1です。

早くて週末に更新予定だったうみりんですが、更新出来るのは明日の夜頃になりそうです。待って下さっている方々、申し訳ありません…

それから、キャラリクエストありがとうございます!

それではまた明日来ます!

明日か…
待っとります

どうも、>>1です。

結局全て書き終わらなかったので途中からはその場で書きます汗

あと、今回は煮詰まった時に書いたおまけも載せます。地の文ありのキャラ崩壊ありです。

一度も手を出したことのないジャンルだったので書いてみました。

うみりんですが、ヤンデレ?系です。嫌な方はおまけはすっ飛ばしちゃってください。

それでは、ゆっくり更新始めます。


凛「うーみーちゃーんっ!」ダキッ


海未「あら、凛」


海未「いきなり抱きついたら危ないですよ」クスッ


凛「えーいいじゃーん」ギュー


海未「まったく、甘えん坊なんですから凛は」ナデナデ


希「凛ちゃん、リリホワ結成以降日に日に懐いてきてるやんな」


海未「そうですねぇ」


凛「ちょっと希ちゃん!犬みたいに言わないでよっ!」ムスッ


希「…猫みたいに言ったつもりやったんやけど」


海未「どっちでもいいですよ…」ハァ



凛「凛は海未ちゃん大好きにゃ〜♪」スリスリ


海未「おやおや、困りましたねぇ」クスクス


希「む」


希「凛ちゃん凛ちゃん、ウチのことは好きー?」


凛「え、希ちゃん?うぅ〜ん…」


希「ま、迷うの?」


凛「えへへー、希ちゃんももちろん大好きに決まってるにゃー!!」ガバッ


希「おわっとぉ!?」


希「中途半端にフェイントかけるのやめようなぁ〜♪」グリグリ


凛「いだいいだいいだい」


希「ほれほれ〜♪」グリグリグリグリ


凛「いだいいだ……ってちょっと長いにゃぁ!!」


希「ふんっ、これくらいにしといたる」パッ


凛「はぁ…はぁ…」


凛「…ぅぅう海未ちゃ〜〜んふぇぇ〜〜ん」ダキッ


海未「変に人をからかうからですよ」ハァ


凛「ちょっと考えるふりしただけにゃ〜…」


海未「全く…」ナデナデ


希「……」



希「凛ちゃんはふざけただけのつもりでも、相手は傷つくかもしれないんよ?」


凛「うぅ〜〜…」


希「次からはやったらだめやからね?」


凛「…うん」


凛「ごめんなさい…」グスッ


海未「…これから気をつけましょうね」ナデナデ


凛「うんっ…」ギュー


希「…」


海未「…」ナデナデ


凛「…♪」ギュー


希「…」ジトー


希「…ねぇ、海未ちゃん」


海未「はい?」







希「なんかさ…凛ちゃんに甘くない?」


海未「…は?」


凛「?」キョトン


『飴と鞭は使いよう』





希「なんか最近、凛ちゃんのこと甘やかしすぎやない?」


海未「はぁ、そうでしょうか?凛」チラッ


凛「んーん?」ナミダフキフキ


海未「だそうですけど…」コマリガオ


希「本人に聞いてどうするんよ」イラッ


希「μ's結成当初の鬼教官ぶりはどこいったん?」


海未「鬼!?」


凛「…!」ゾクッ


希「そうや。最近の海未ちゃんは確実にたるんどる…」


海未「はぁ…」


希「あの曲者ぞろいのμ'sをまとめてきたのは他でもない、海未ちゃんなんよ?」


凛「く、曲者…」ガーンッ


海未「まぁ確かに曲者といえば曲者ですねぇ」


凛「え"っ」


希「せやろ?」


希「だから…海未ちゃんがこのまま変わらないならばμ'sは…」ペラッ


海未「…!」


希「もうわかるやろ?」


凛「………」ソーッ…


凛(逃げるにゃ…)



希「直すなら今やで」


海未「希…」


希「じゃないとほら、凛ちゃんがこっそり逃げちゃう♪」


凛「希ちゃーん!?」


海未「…」


海未「わかりました」


海未「凛!!」クルッ


凛「!!!」ビクゥッ!!


凛「ははははいにゃっ!!」


海未「一緒に走りましょう」


凛「…走る?」


海未「過去を全て捨てて走るんです」









海未「果てるまでっ」ドーンッ


凛「……ぅう」


凛「恨むよ…希ちゃん…」


希「てへっ♪」



海未「希もほら、行きましょう!」


希「え、ウチもなんこれ?」


希「ウチはほら、生徒会の仕事があるからさ」


海未「あぁ、それなら仕方ないですね」


凛「海未ちゃん騙されないでぇ!今の副会長は海未ちゃんにゃぁぁ!!」ズルズル


それから……




海未「凛!部室でカップ麺はダメです!!」


凛「ええええ!?初耳にゃあ
!!」






海未「凛!そこのステップズレてますよ!!」


凛「はっ、はいっ!」






海未「凛!髪がボサボサですっ!アイドルなんですから身だしなみはしっかりしてくださいっ!」


凛「ご、ごめんなさい…」







海未「凛!字が汚いです!書き直し!」


凛「凛が読めれば平気にゃあ!!」


海未「何言ってるんですか!先生が読めなければいくら書いても無駄なんですよっ!」


凛「う、ううぅ〜…なんなのもぉ〜〜……」ケシケシ






海未「凛!」

凛「はいっ」

海未「凛!?」

凛「ごめんなさいっ」

海未「こら、凛!」

凛「ううううう」

海未「りーーんーー!!」

凛「ごめんなさぁぁぁい!!」







ーーーーーーーーー
ーーーー


凛「も、もう嫌にゃ……」グッタリ


海未「ほら、凛!また手が止まってますよ!」


凛「だってわかんないんだもぉーーん!!」


海未「さっき教えたでしょう!?」


凛「り、凛には難しいんだにゃ!!」


海未「ちゃんと私の話を聞いていれば穂乃果でだって解けますよこれくらい!」


凛「穂乃果ちゃん一応凛より年上だからっ!!」


海未「か、関係ないですよ!二人とも馬鹿なんですから!」


凛「ばっ!?」



海未「私は凛のためを思ってやっているんですから、しっかりしてください!」


凛「…っ」


凛(そこまで言わなくてもいいじゃん!!)


海未「ちょっと凛、聞いてるんですか!?」


凛「ねぇ、海未ちゃん…」


海未「はいはい、話はあとでちゃんと聞きますから!聞こえているなら今は手を動かしてください!」


凛「…」ピタッ


海未「…凛?ですからはやく手を…」


凛「……嫌い」


海未「え?」


凛「嫌い…嫌いだよっ、海未ちゃんなんか!!」ガタッ


海未「ちょっ、ちょっと!!?」


凛「嫌いなの!!嫌いったら嫌い!!うわぁぁーーーん!!」ダダダダ


海未「り、りーーん!!」


凛「!」ピタァッ!!


海未「!?」


凛「…ごめんなさいにゃ」ポソッ


海未「は?」


凛「っ!」


凛「もう!ごめんなさいって言ってるのぉぉーー!!」ダダダダ


海未「なっ、何がぁぁ!!?」


リリホワ良いですなぁ~


しばらくして


部室





海未「どうしましょう…凛に全力で逃げられました」ズーンッ


希「あら、本気で海未ちゃんから逃げ出すなんてそうとうやね」


海未「いつもはなんだかんだで私の言ったことはちゃんとやってくれるのに…」ハァ


希「せやねぇ…海未ちゃん、凛ちゃんになんかしたん?」


海未「いや、私は甘やかさないようカクカクシカジカしただけです」


希「な、なるほどぉ…」


希「あんな、海未ちゃん?」


海未「はい?」


希「それはちょっと…」


希「厳しすぎやで」


海未「…は?」


海未「だ、だって、貴女が言ったんですよ!?甘やかし過ぎだと!!」バンッ


希「違くて、海未ちゃんこの数日間全然凛ちゃんのこと褒めてないやろ!?」


海未「は?褒める?」


希「そうや!これじゃ海未ちゃん小姑やん!」


海未「小姑っ!?」ガーンッ


希「そりゃμ'sの中でもダントツで子供っぽい凛ちゃんにこんなことしてたら逃げられるよ…」


海未「そ、それじゃあ私はどうすればいいんですか…?」オロオロ


希「もうちょっと甘やかさんと」


海未「今度はまた甘やかすんですかっ!?」


希「せや」


海未「せや、じゃないですよっ!!厳しくしろの次は甘やかせ!?」


海未「わけがわかりませんっ!!」ドーンッ


希「ええぇ…」




海未「結局どっちなんですかもう!」


希「ば、バランスよ?バランス」アセアセ


海未「バランスぅ?」


希「飴と鞭のバランスが大事やねん。今の海未ちゃんは凛ちゃんに鞭打ちしてるだけや」


海未「む、難しい…」


希「そうかなぁ…?」


希「まぁとりあえず、次凛ちゃんに鞭打ちしたときは、最後にこう言ってみ」


海未「鞭打ち言わないでください」


希「今はそれはいいやん」


希「とりあえず、大好きだよーって」


希「耳元で囁くねん♪」


海未「…っ!」////


海未「ほ、本気ですか!?」


希「当たり前やん♪」


海未「は、恥ずかしい…」////


希「女の子同士やしへーきへーき!ほら、行ってきな〜♪」グイッ


海未「ちょっと希!?行くってどこへ…!?」


希「決まっとるやん、屋上や」


希「凛ちゃんが学校の中で行くところなんて部室か屋上しかないやん?」


海未「…凛だって授業くらいは受けてますからね?」


屋上




凛「ちいさーなシーグナル…」


凛「りんりんりんがべーる…」


凛「…なんで気づかないんだにゃ、海未ちゃん…」ポソッ


海未「私が何に気づかないですって?」ヒョコッ


凛「凛のSOSにゃ…」ムスッ


海未「小さなシグナル、ですか?」


凛「そうだよ、凛の小さなs…」


凛「ってえええ!!?なんで海未ちゃんがそこにいるのー!!?」ビクゥッ!!!


海未「スピリチュアルパワーです」ドヤァ


凛(あ、これまーた希ちゃんにゃぁ)



海未「まぁ、というのは嘘で、希から聞いたのですが」


凛(知ってたにゃ)


海未「凛、逃げ出したってどうにもなりません。やることはやらねば」


凛「ぅぐっ……」


海未「いつまでもそのままですよ?」


凛「そ、そうだけど…」


海未「分かっているなら早くやりましょう?私も…少しは手伝いますから」


凛「え、海未ちゃん、手伝ってくれるの?」


海未「えぇ」


海未「…どうやら私は凛に厳しくし過ぎたようなので」


凛「希ちゃん…」


海未「全部凛にやらせるのではなく、私も教えながら一緒にやろうかなと」


海未「嫌ですか?」


凛「へ?そ、そんなことないにゃ!」ワタワタ


凛「海未ちゃんも手伝ってくれるなら…凛、ちゃんとやるよ」


海未「…そう言ってくれると思ってました。さ、教室に戻りましょう」スッ


凛「う、うん…」////




しばらくして

教室




海未「…ざっとこんなものでしょうか」


凛「すごいにゃ…いつもの凛の100倍速にゃ…」


海未「わたしは一度学習してますからね」


凛「それにしてもすごいにゃ〜♪」キラキラ


海未「穂乃果でもできますよ…?」


凛「穂乃果ちゃんだったら頑張っても3倍くらいにゃ〜」クスクス


海未「……」ジィー…


海未「…ん」ポスッ


凛「…え?」



凛「どうかしたの?」


海未「……」


海未「貴女が…一番、頑張ったんですよ。凛」ナデナデ


凛「海未ちゃん?」


海未「いえ、今だけでなく…これまでも、私といるときに頑張っていたのは凛でしたね」


海未「…申し訳ありません」


凛「ちょっ、海未ちゃんどうしたの!?なんで謝るの!?」


海未「気がついていなかったとはいえ、貴女を追い詰めてしまいましたから」


凛「そんなの凛が馬鹿なのが悪いんだよ!?海未ちゃんは悪くないよっ!?」アタフタ


海未「ふふっ、凛は優しいのですね」


凛「ほ、本当だってぇ!!」


海未「分かってますよ。分かってます」


海未「ですから、私からこの数日間分のご褒美をあげます」


凛「ご褒美?」


海未「えぇ。では、凛…」スッ


凛「ひやっ…!?み、耳っ…!!」////


海未「い、言いますよ?」


凛「なっ、なんなのぉ!?はは早くするにゃあ…!!」////


海未「え…えぇ、おほんっ」////


海未「…では、凛。私は貴女のことが、その…だ…大好き…です。いままでも、これからも」


凛「…っ!!」////



海未「かけがえのないμ'sのメンバーに、嫌いな人なんていません」


海未「ですから…凛も私のこと、嫌いにならないでくださいよ?」ニコッ


凛「なっ…」


海未「は、恥ずかしいので一気に言っちゃいました」カァァ


凛「きっ、嫌いになんて初めからなるわけないにゃぁあーーーー!!!」ガバァ


海未「うえぇえ!!?」



凛「凛だって!海未ちゃんのこと、大好きなんだからっ!!」


海未「で、でも、凛さっきは嫌いって…」


凛「そんなのどーでもいいの!!」


海未「どーでもっ!!?」ガーンッ


凛「凛が大好きって言ってるんだから大好きなのぉぉーーー!!!」


海未「えええぇ……」


凛「海未ちゃんには凛を疑った罰を受けさせるからっ!」


海未「ば、罰?」


凛「当たり前にゃっ!」


凛「今日帰るまで、海未ちゃんの膝は凛のものっ!!!」







ーーーーーーーー
ーーーー



海未「まったく、この前も急に抱きつくなと言ったのに…腰痛めましたよ」ハァ


凛「そ、それは…ごめんにゃ」


海未「本当ですよ…」


海未「…嬉しそうな顔してぇ」ムスッ


凛「えへへ〜♪」


海未「まぁいいです。それよりも、凛」ナデナデ


凛「んー?」ギュー


海未「さっき貴女が逃げて行くとき、私が凛と叫びましたよね?」


凛「あー…確かに呼ばれたにゃ」


海未「あの時、私に何をを謝っていたのですか?」


凛「……」


凛「条件反射にゃ…」


海未「…っ」


凛「…海未ちゃんのせいだからね」ジトッ


海未「ご、ごめんなさい…」






おわり


あと20分くらいしたらおまけも投下します。

セリフは少ないですが、百合描写ありありです。さっき言った通り地の文多めで、キャラ崩壊。文自体は少ないです。

普段と書き方も内容も真反対?のようなものが書いてみたかったので。

ヤンデレ系が大丈夫な方は、どうぞ。

おまけ、投下します。








二人が部屋へと消える時、空は鉛のような色をした、燻んだ曇り空だった。





『傘』





長い間掃除されていなかったせいか、嗅ぎ慣れない、乾いた匂いが私の鼻腔を刺した。


床に強く押さえつけられた頭は、溜まっていたほこりを被り、うっすらと灰色がかっていた。




体が重い。


激しい痛みに体が耐えられていないせい。彼女の重みに、私が耐えられていないせい。




「凛…」




頭上から、声が聞こえる。


少し湿ったような、まとわりつくような、そんな声。


重く私にのしかかる、透き通ったぬるい声。




「海未ちゃん…!く、苦しいっ…!」




今度は弱々しい、囁くような、それでいて悲鳴のようにも聞こえる、そんな声。


押しつぶされそうになった肺をなんとか膨らまし絞り出した声は、自分が思っていた数十分の一くらいの大きさで、私の口から吐き出された。




「…そうですか」




ゴンッッ!!!!




「つっ!!」




あぁ、またこの感覚。


頭の一点に神経が集中するこの感覚。


鈍い音と共に新たなほこりを被った私の頭は熱を帯び、錆びれた鉄のような、ツンとした匂いに襲われた。


もちろん、その匂いから逃れられる術など持ち合わせてはおらず、私は自分の頭から流れ出てくるそれを、ただただ眺めているしかなかった。


視界はじんわりと赤く染まり、体の力が抜けていく。


時間が過ぎるのはのろのろと遅かった。





「…痛いですか、凛」




また、声がする。飛びかけた意識の中に、スッと入り込んでくる、彼女の声。


さっきと変わらない、じっとりとした、私の意識に絡みつくような声。




「海未…ちゃん……」




朦朧とする意識の中、私はその声に掬い上げられるように、重たい頭を少しだけ動かし、赤く染まった景色を青く染め替えた。


髪の匂い。




「ふふっ」




「凛は…甘えん坊なんですから」




私の顔に、柔らかいものが触れた。


少し汗臭くもあるそれが、私の口元へと運ばれる。


スラリと伸びた細い指。


私を侵す、白い指。




「んむっ……」




「…凛」




「私の…舐めてください」




唇に押し付けられたそれを拒絶する力はなく、私はそれを、甘んじて受け入れるしかなかった。


それは海の水のようにしょっぱくて、それでいて、不思議な甘さを持ち合わせていた。





「むぐ……」




一度受け入れるとなかなか抜け出せないもので、拒絶したがる私の頭とは裏腹に、私の舌は、もっと欲しいと言わんばかりにそれに絡みついた。


体は正直とはよく言ったものだ。




「いい子ですね…凛…」




そうかな、凛、いい子かな。
うれしいな。




「ふひ……ひゃん…」




「今の貴女…とても可愛らしいですよ…」




求めてはいけないそれを、私の体は求め続けた。痛みをかき消すような、甘い声。


子供の頃にご褒美として貰った飴玉のように、それはいつも、私に甘さと喜びを運んでくれる。


彼女のそれは、私の中でよりぬめりを増し、また、生温かくなっていた。




「もっ…とぉ……」




自分で自分の声にゾクリとする。欲してはいけないのに、欲しくて欲しくてたまらない。そう、体は訴える。


頭から流れ出ていた血はいつの間にか止まり、意識もわすかながらに安定してきていた。




「仕方ないですね…」




「もう少し、だけですよ?」




汗ばんだ体が、同じく汗ばんだ私の体に密着してくる。


私の一番深いところに入り込んでくるそれは、喜びを越えた快感を私にもたらした。




「んんっ…!!」




体が跳ねる。




「ぐっ…」




続いて、ひどい痛みに襲われる。


本当は、体など少しも動かしたくないのだが、歓喜と快楽を帯びた彼女のそれに、私の体は突き動かされる。




「気持ち、いいですか…?」




また、甘い声。




「ふぅっ……!う…うん…っ!」




艶かしい、ぬるりとした声。




「凛……」




やめて。それ以上凛の中に入り込まないで。


そんな願いなど心の片隅へと追いやられ、私の体は快楽の海へと沈んでいく。



「ん……っ」




海未ちゃん、凛は……




「ぁああっ!!」




凛は……!!







ーーーーーーーー
ーーー


ほこり臭かった部屋の空気は、いつしか生々しい体液と混じりあい、不快な匂いを発していた。


じっとりとした空気が包む部屋。


二人の少女の声と、生ぬるい、湿った音だけが響く部屋。


さっきまで曇っていた空は、いつしか雨空へと変わっていた。


二人の部屋は、鞭打つような豪雨に飲まれ、冷えた窓は、内側からの熱気で白くぼやけていた。





今度からは、ちゃんと傘、持っておかないとなぁ。


豪雨を弾く、強い傘。





のろのろと過ぎていた時間は、激しい潮風に煽られ、気がつけば遥か遠くの地平線へと、見えなくなっているようだった。







おわり

というわけで(のぞ)うみりんでした!

予想以上に長くなってしまいました汗
リリホワ組、いいですよね!

おまけについては、やることが行き詰まったときに興味本位で書いたものです。こういったテイストのものは初めて書きました。

更新について。次回はいつになるかは分かりませんが、ほのぱなです!

それでは、ここまで読んで下さった方、お付き合いありがとうございました。

前のお話の最後のレスで誤字がありましたね。

申し訳ありませんが、「私に何を」に脳内変換しておいてください。

おつです、ほのぱな楽しみに待機してます。

乙です

エログロ無しやないんかい

>>1です。

百合描写=エロ、ヤンデレ系=グロというイメージがあったので…汗汗
注意書きの書き方がおかしかったですね、申し訳ありません。

本編(というかおまけ以外)は必ずエログロ無しでいきますので!


おまけはちょっとびびった…

アニメ以外手を出してないライトラブライバーの俺に誰かこのssのネタのうち公式メディアで触れられてないのはどれなのか教えてくれ
初期雑誌漫画アニメゲームドラマCDでそれぞれ微妙に設定が違うと聞いたのだが

>>1です、質問(?)レスがあったので、ついでに生存報告に来ました。

>>370さん、僕自身もアニメと他の作者さんのssしか見たことのないライト層です。

このssのお話自体はほとんどが創作です、恋愛要素のあるものは特に。キャラの設定(年齢など)は概ねアニメに合わせてあるはずですが、違っていたら申し訳ありません。

ほのぱなの更新、もう少しだけお待ちください!汗

待ってる

保守

>>1です、生存報告と更新報告に来ました。

今日の18:30くらいから更新しようと思います。丸々一月空いてしまいましたね…すみません汗
保守してくれた方、ありがとうございました!!

今日はほのぱなとのぞりんの二話分更新するつもりです。

こちらは今日ではないですが、のぞりんの次はほのゆきです。

では後ほど。

了解

待ってた

待ってましたーーー!!

>>1です。

ほのぱなからゆっくり更新します〜

『二人の練習?』


屋上



穂乃果「今日はことりちゃん風邪だってさ〜」


花陽「風邪!?だ、大丈夫かな…」


穂乃果「ちゃんとお薬飲んで寝てるよーってことりちゃんのお母さんが言ってたからきっと大丈夫っ!」


花陽「あぁ…理事長室まで行っちゃったんだね…」


穂乃果「朝一で行ってきましたっ!」キリッ


穂乃果「まぁそーゆーわけだからさ、今日のユニット練習はふたりでやるよ〜」


花陽「ふ…ふたりかぁ…」


穂乃果「ん?」


花陽「…」


花陽(心配だなぁ…)



穂乃果「いっただっきまーす!」


花陽「いただきます…」


穂乃果「穂乃果のおやつはサンドウィッチ〜!」パクッ


花陽「お、美味しそうだねぇ」


花陽(いきなりおやつ…)


穂乃果「おいひいよ?」モグモグ


花陽「口の中見えてるよ穂乃果ちゃん…」ハァ


穂乃果「んぐっ」


穂乃果「ぷはぁ、花陽ちゃんも食べるー?」


花陽「え、いいの?」


穂乃果「あげるあげる〜♪はい、あーん」スッ


花陽「ふぇっ!?」


穂乃果「ん?ほらほら、あーん!」ズイッ


花陽「あ、あー……んっ」


穂乃果「どう?どう?」


花陽「う…うん、ふごく…おいひい」モグモグ


穂乃果「でしょ〜…」ジィー


花陽「…?」


花陽「穂乃果ちゃん?」


穂乃果「…えへへ、間接キスだね!花陽ちゃん♪」ニコッ


花陽「ごふっ!?」////


穂乃果「花陽ちゃん!!?」


花陽「けほっ、けほっ!」


穂乃果「うわぁぁああだだだっ、大丈夫!?」


花陽「だ…大丈夫…」プルプル


穂乃果「そんなに動揺するとは思わなかった…」


花陽「もうやめてね…?」


穂乃果「は、はい…」



穂乃果「ねぇ、あれ見て、花陽ちゃん」


花陽「ん?」


穂乃果「あそこ」ユビサシ


花陽「校庭に何かあるの?」


穂乃果「ほら、サッカー部の子達がさ、ホースの水で絵描いてる」


花陽「あ、ほんとだねぇ」


穂乃果「…穂乃果もやりたいなぁ」


花陽「何か描きたいものでもあるの?穂乃果ちゃん」


穂乃果「うんっ!」


穂乃果「今までは屋上の狭い所にしか描いたことないからさ…」


穂乃果「校庭にどーんと!μ'sって描きたい!」


花陽「おぉ…」キラキラ


穂乃果「そして穂乃果がμ'sの文字の点のところに立ってさ」


穂乃果「屋上から写真を撮って欲しい!」


花陽「ふふっ、なにそれ!さすがに見えないんじゃないかなぁ」クスクス


穂乃果「遠すぎるかな?」


花陽「多分ね〜」


穂乃果「それじゃあ花陽ちゃんが穂乃果を肩車しよう!」


花陽「肩車!?」



穂乃果「そうそう、肩車!」


花陽「花陽が下…なんだよね?」


穂乃果「そりゃねぇ〜」


花陽「お、重いよぅ…」アセアセ


穂乃果「写りたいのは穂乃果だし!」


穂乃果「なにより穂乃果は花陽ちゃんよりも軽いからねん♪」


花陽「えええっ!?それどこ情報ぉ!?」ガーンッ


穂乃果「どこ情報って…パンとごはんならごはんの方が重くない?」


花陽「そこなの!?」


穂乃果「うん、そこだよ〜♪」


花陽「はっ、花陽の方が軽いよぉっ!!」


穂乃果「え〜穂乃果の方が痩せてるよぉ〜」


穂乃果「ほれほれ〜♪」プニッ


花陽「うひゃぁあっ!!」////


花陽「むぅぅぅ……」プクゥー////


花陽「穂乃果ちゃん、今何キロなの…!?」


穂乃果「え"え"っ」ノケゾリ


花陽「穂乃果ちゃん…?」ジトッ


穂乃果「えっ、えーっと…」


穂乃果「な…仲間割れは良くないんじゃないかな〜なんて…」アハハ...


花陽「花陽は仲間じゃないってばっ!」プニュッ


穂乃果「いやんっ♪」



穂乃果「あ、そういえば練習するの忘れてた」


花陽「それ忘れてたのっ!?」ガーンッ


穂乃果「うーん…なんかやる気でないなぁ」


花陽「はぁ…」


穂乃果「やっぱりさ、9人いてはじめてμ'sってみたいにさ」


穂乃果「printempsも3人いてはじめてprintempsだと思うんだ」


花陽「うん」


穂乃果「だから今日はさ」


穂乃果「練習無しでことりちゃんのお家にお見舞n…」


花陽「いや、それ関係ないからっ」ビシッ


穂乃果「…ありゃ?」


花陽「いくらいいこと言っても無駄だよ、穂乃果ちゃん!!」


穂乃果「ちぇ〜」


穂乃果「…海未ちゃんもことりちゃんもいない今なら、ご飯屋さんに行ってもバレないのに…」ボソッ


花陽「!」


穂乃果「ポイントカードも溜まるのに…」チラッ


花陽「ふっ…くぅぅ…」ギリギリ


花陽「まっ、負けない!花陽は負けないからね穂乃果ちゃん…!!」


穂乃果「どこからこれほどまでのやる気が…」




穂乃果「でもさ〜結構時間も経っちゃってるし、今更練習っていってもあんまりできなさそうだよ〜?」


花陽「それでも花陽はしたいよぉ」


穂乃果「そんなに?」


花陽「うん…」


花陽「みんなすごいから…花陽が足を引っ張らないようにしないといけないの」


穂乃果「え、足を?」


花陽「うん」


穂乃果「あぁ」クスッ


花陽「花陽あんまりダンスとか上手くないし…迷惑かけていられないから…」


穂乃果「…まったくぅ、花陽ちゃんは努力家だねぇ〜♪」ナデナデ


花陽「ひゃっ!?」////


花陽「えっ、あっ、当たり前だよぉ!!」////


穂乃果「ふふっ、でもね、花陽ちゃん。花陽ちゃんは私たちの足を引っ張ったりなんかしてないよ?」


花陽「えっ?」


穂乃果「迷惑なんかじゃないって」


花陽「で、でもっ…」


穂乃果「本当だって!」


穂乃果「そんなこと絶対にないよ!穂乃果が保証するからっ♪」ニコッ


花陽「穂乃果ちゃん…」




穂乃果「花陽ちゃんは十分すごいよ!むしろちゃんと体を休める日も作らないと!」


花陽「そう…なのかなぁ…?」


穂乃果「うんっ!」


穂乃果「だから今日は、練習はちゃんとするけどさ」


穂乃果「歌のを少しするだけにしといてさ、ことりちゃんのお見舞い行ってあげよう?」


花陽「少し…うーん…」


穂乃果「穂乃果達がお見舞い行ってあげたらことりちゃんとっても喜ぶと思うよ!」キラキラ


花陽「うぅぅ……」


穂乃果「ねっ!?」ズイッ


花陽「ひっ…わ、わかったよぉ…」


穂乃果「…」ススス...


穂乃果「…よっしゃっ!」グッ


花陽「…」


花陽(離れても聞こえてるよぉ…)





しばらくして



花陽「はぁっ、はぁっ!」ゼェゼェ


穂乃果「ふぅー、やっぱり思いっきり歌うと気持ちいいねぇ!」ノビィー


穂乃果「よしっ、あと1曲やろう!花陽ちゃん!」キリッ


花陽「ええぇぇ!?もう続けて8曲くらい歌ってるよぉ!?」ガーンッ


穂乃果「最後!これで最後だから!お願い!」


花陽「お見舞い行く前に日が暮れちゃうよぉっ!!」


花陽「というか!練習したくないんじゃなかったのぉ!?花陽ぜんぜん休めてないよぉ!?」


穂乃果「あぁ…す、スイッチ入っちゃって…えへへ…」


花陽「それなら初めから入れてよぉ…」





おわり


すみません、自転車乗るんでのぞりんは後ほど。

乙です

乙、安全運転でな
ほのぱな良かった!


無事帰宅しました笑

のぞりん更新します!



凛「ぎにゃぁぁあああ!!!」


希「待て待てーー♪」


ドタバタ...


にこ「…なんなのよあれは」


花陽「わ、わかんない…あはは…」


凛「あっ、謝ってるのにぃぃーー!!」


希「ウチが楽しみにしてた最後の一口を食べた罪は重いよー凛ちゃん♪」


凛「顔が笑ってるにゃぁぁあああ!!」








『嬉しい』


屋上




凛「ぜぇっ、ぜぇっ…」


凛「およ…お嫁に行けないにゃ…」ズーンッ


希「あら、ウチが貰ってあげるから安心やん?♪」ワキワキ


凛「それちっとも安心じゃないよぅ!!」ガバッ


希「えー」


凛「どの口が言ってるの!」プイッ


希「ぶ〜…」


希「…凛ちゃんに嫌われちゃったな〜」ジトーッ


凛「えっ!?嫌わっ!!?」




希「寂しいなぁ…こんなにみんなの為に影で頑張ってきたのになぁ…」


凛「希ちゃん?嘘だからね、凛、希ちゃんのこと本当に嫌いなんかじゃないからね?」アセアセ


希「残念やなぁ…」ハアァァ...


凛「えとっ…あのっ……」


希「……」


凛「…っ」ワタワタ


希「…くっ」


希「ふふっ、あはははっ!」


凛「え…?希ちゃん…?」


希「知〜って〜るよ〜ん♪」ギューッ


凛「ほえぇっ!?」ビクッ


希「まったく、凛ちゃんは素直なんやから〜」クスクス


凛「むぅぅーー…!!」


凛「希ちゃんは本気なのかそうじゃないのかいつも分からないにゃ〜…」


希「ウチは大抵本気やで?」


凛「大抵って…」


希「そ、大抵♪」


凛「まぁ…そういうことにしといてあげるにゃ…」ハァ


希「えへへ、おおきに〜♪」



凛「そーいえばさー」


希「んー?」


凛「…もう、希ちゃんも卒業だね」


希「おや、なにやらセンチメンタルやねぇ。もしや寂しいのかね、凛二等兵?んん?♪」ズイッ


凛「ぐっ…なぜか今日の希隊長はイラつくでありますぅ…」イラッ


希「えへへ、まさか凛ちゃんからその話題を振られるとは思ってなかったからね〜」パッ


凛「凛だってたまにはナイーブになるんだにゃ〜…」


希「そんなに?」


凛「当たり前にゃっ!!」


凛「だって…三年生が卒業したらμ'sも解散なんだよ?」


凛「今までの繋がりがなくなっちゃうみたいで…怖いよ」


希「あらあら…」


凛「希ちゃんは怖くないの?」


希「ん?ウチ?ウチはそうやねぇ…」


希「確かに寂しいけど、それ以上に嬉しい、かなぁ」


凛「嬉しい…?」


希「うん」




凛「なっ、離れ離れになっちゃうのに!嬉しいってどういうことなの!!」


希「どういうことって言われてもなぁ」


凛「希ちゃん!!」ズイッ


希「…げっ」


凛「のーぞーみーちゃーんー!!?」


希「かっ、顔近い顔近い!!」ノケゾリ


凛「ふしゃーーーっ!!」


希「うぅ〜……」


希「…はぁ、多くを語るのはウチらしくないんやけどなぁ」


凛「いいからっ!!」


希「まったく…」



希「えっと……みんながな、9人でμ'sだって言ってくれたやん?」


凛「うん」


希「そん時な…ウチ、本当に嬉しかったんよ」


凛「…うん」


希「だからね、μ'sの一員として、誇りを持って学校を卒業できることが嬉しいんや」


希「こんなに仲の良い友達や後輩ができたのが嬉しい」


希「そんな後輩達に見送られながら卒業できるのが…嬉しい」


凛「…」


凛「希ちゃん…」


希「それに、離れ離れって言ったってもう会えないわけでもないやん?」


希「それなら別れを惜しむよりも、みんなの成長と進歩を喜ばないと♪」


凛「ううう〜〜〜…」ゴロンッ


凛「希ちゃんは大人にゃー…」


希「ふふっ、まぁねん♪」


凛「うん、確かに…確かにそうだよね」


凛「凛、μ'sがなくなってもちゃんとアイドル続けるよ。かよちん達と」


希「ライブ観に行くで♪」


凛「勉強もしっかりやるし、後輩の面倒も見る!」ガバッ


希「応援してる♪」


凛「さっ…魚も、食べるっ!!」


希「いやそれはあんま関係ないけど…」


凛「とととにかく!凛は希ちゃんの思ってる何倍もいい女になってみせるにゃ!」


希「おっ、言うね〜凛二等兵」クスクス


凛「凛だって三年生になる頃にはボンキュッボンッ、の魅惑のボディでありますっ!!」ドーンッ


希「ちょっとどこで覚えたんそんな半分死語みたいな言葉」


凛「ドラ◯ンボール」


希「あぁ…あれね、面白いよね、うん…」



凛「うーん」


希「も〜今度はなぁに?凛ちゃん」


凛「いや、やっぱり希ちゃんは変わってるな〜って」


希「変わってる?」


凛「うん。いくら嬉しくったって、やっぱり普通は寂しいが勝つと思うにゃ〜」


希「あぁ、そういうこと」


凛「もしかして、μ's解散からなにから全部知ってたとか!?」クワッ


希「…」


希「ぎっ、ぎっくぅーー!!!(棒)」


凛「っ…」


希「…」


凛「…流石に今n」


希「ごめん、何も言わんといて」




希「まぁでも正直、分かってたってのもあるかな」


凛「うそっ!?」


希「ほーんと♪」


凛「それもスピリチュアルパワーなの…?」


希「うーん…まぁ確かにそれもあるけど」


凛(あるんだ)


希「9人の歌の女神を名前にしたのはウチやしね」


希「9人じゃなくなったらμ'sじゃなくなるって結論が出ることは…なんとなく想像してたよ」


凛「そーだったんだ…」


希「よかったよ、予想通りで」


希「続けて欲しいと思ってるつもりでも…やっぱり心の底ではウチたち以外の人がメンバーに入ってるμ'sなんて、ウチの名付けたμ'sやない」


凛「そっか…」


希「うん…」


凛「…なんだか希ちゃん今日はお喋りだねぇ」ニヤッ


希「凛ちゃんがグイグイ来たくせにー」


凛「えへへ〜」


希「まぁ…なんとなく、ちゃんと話しておきたくなったんよ。せっかくの機会だしね」


希「ウチの気持ち、ちゃんと伝わった?」


凛「もっちろん!!」ニコッ


希「そっか、ならよかった♪」



凛「それにね、これにもちゃーんと伝わってるんだよっ♪」スッ


希「へ?なにこれ?」


凛「ふふーん、まぁ見てるにゃ」


希「…?」


凛「押してポチりー♪」ポチッ


『ザザッーーー…はぁ、多くを語るのはウチらしく……』ザザッ


希「!!?」


希「まさかこれ…ウチの…?」プルプル


凛「…にゃはっ♪」


希「けっ、消してっ!!消して消して消してぇーーー!!!」ガバッ////


凛「ふーんだっ、凛を追っかけ回した仕返しだよーん♪」


希「ちょっとわしわししただけなのにっ!!」////


希「というか!!どうやって見つけたんよそんなの!!」


凛「さぁ?スピリチュアルパワーじゃないかにゃ?♪」


希「嘘つけぇ!!!」





おわり

乙です

というわけでほのぱな回とのぞりん回でした!相変わらずの亀更新ですみません汗
のんびり続けていくつもりです笑

次回はほのゆき、そのあとはのぞにこ、ゆきありです!

それでは、ここまで読んでくださった方、レスくれた方、お付き合いありがとうございました。

乙です

おつおつ
のぞりんと言えば凛SID思い出すなぁ

待ってたかいがあった

あら^~

あぁー

保守

お久しぶりです、>>1です。

生存報告と更新報告に来ました。
今日の19:00〜20:00の間頃に、更新しようと思っています。
内容はほのりんのお話の修正版と、ほのゆきです。

ほのりんのお話をたまたま読み返してみたとき、どうしてもにゃあにゃあ五月蝿いのが気になってしまって…同じ話は別にいいやって方は読み飛ばしちゃってください。完全に自己満です笑

それから、カップリングのリクエストなどありましたら教えてください。
なにかテーマがあったほうが書きやすいですし、書くなら読んでくれる方が読みたいキャラのものを書きたいので。

それでは夜にまた来ます。
保守してくださった方、ありがとうございました!

にこりん

えりぱな
アイドルショップ巡り

あ、テーマもですか
にこりん ラーメン作り

報告乙

どうも、>>1です。

ほのりん→ほのゆきでいきます。
では、ゆっくり更新始めます。

『ほのりんwith宿題 修正版』




穂乃果「やぁ、凛君」ポムッ


凛「ん?穂乃果ちゃん?」クルッ


穂乃果「うむ。元気にしてるかね」


凛「げ、元気だけど…どーしたのその喋り方?」


穂乃果「…海未ちゃんにいびられた」グスッ


凛「あぁ…精神すり減ってるんだね…」


凛「また宿題忘れたの?」


穂乃果「まぁ『また』ではないけどね。間違ってはないね」


凛「そっかぁ、凛もさっき真姫ちゃんとかよちんに怒られたばっかりにゃ」


穂乃果「凛ちゃんも宿題?」


凛「うん…テレビ観て漫画読んでたら夜が終わってたの」


穂乃果「あっ、穂乃果も〜!お饅頭食べながらバラエティ観てたら寝る時間になっちゃっててさ〜」


穂乃果「明日までに再提出しないとなんだよねぇ〜」


凛「凛も明日までって言われたにゃ」


穂乃果「そーなの?じゃあ今日一緒にやらない?宿題」


凛「う、うーん…」


穂乃果「凛ちゃん?」


凛「…やりたくないにゃぁ」ハァ


穂乃果「あはは、またみんなに怒られちゃうよ?」クスクス


放課後 二年生教室




凛「はぁ…やるかぁ」


穂乃果「そーだね。早く終わらせて練習に出ないとっ!」


凛「うぅ〜…」


穂乃果「凛ちゃんは何の宿題?」


凛「英語にゃ〜…」


穂乃果「あぁ、だからそんなに凹んでるんだね」クスクス


凛「穂乃果ちゃんは?」


穂乃果「数学だよん」


凛「うそ……」


穂乃果「……ほんと」


ほのりん「………………」





凛「…これ、凛たち今日練習出れるの?」


穂乃果「が、頑張ればなんとか…」


数分後




凛「あれ?takeの過去形ってなんだっけ?」


穂乃果「take?普通にtakedじゃないの?」


凛「いや、なんかよく分からない変り方をしていたような気が…」


穂乃果「そうだっけ?」


凛「えっとー…タック?トゥック?」


穂乃果「あ、なんかそれっぽい!」


凛「どっちかだった気がするんだけど…」


穂乃果「んー、まぁ分からないのはとりあえず飛ばしちゃえばいいんじゃない?あとからやれば」


凛「そんなことしたら凛1分と経たずに宿題終わっちゃうにゃ」


穂乃果「り、凛ちゃん…」


さらに数分後




穂乃果「うあああああ!!」ワシャワシャ


凛「ほ、穂乃果ちゃん!?」ビクッ


穂乃果「微分って何なのもう…」ガクッ


凛「びぶん?」


穂乃果「うん…なんか海未ちゃんいわく次数?を下げるパズルみたいなものらしいだけど…」グデー


凛「え…パズル?これ数字と文字しか書いてないよ?」


穂乃果「そーなんだよ、これをどうしたらパズルになるのか今考えてるの」


凛「全っ然わからないにゃ…」


穂乃果「穂乃果も」


凛「でもでも、数学なら教科書のはじめの方に解説載ってるんじゃないっ?」


穂乃果「あっ、そっか!そーいえばそーだね!」


凛「でしょ!?」


穂乃果「さっすが凛ちゃん〜♪」パアァ


凛「へへんっ♪感謝するにゃ穂乃果ちゃん!」


穂乃果「ありがと〜凛ちゃん」ナデナデ


凛「にゃ〜ん♪」


穂乃果「どれどれ…お、これが微分か!」ペラペラ


凛「凛にも見せて見せてー」ズイッ


ほのりん「」ジィー...





穂乃果「な、何これ…?」


凛「二年生になるとこんなのやるのかにゃ…?」


穂乃果「何してるのこれ?え?何してるのこれ」


凛「さっぱりにゃぁ」


穂乃果「こんなのもはや屁理屈じゃん…」


凛「ま、まぁ…ファイトだにゃ…」


穂乃果「…そんな応援じゃファイトできるものもできないよ…」


しばらくして




穂乃果「んんっ…疲れたぁ」ノビィー


穂乃果「小腹空いてきたね〜」


凛「凛もちょっとお腹減ったかも…」


穂乃果「どっちか何か買いに行く?」


凛「それは寒いから嫌にゃ」バァン


穂乃果「ほんと猫みたいだね凛ちゃん…」


凛「にゃん♪」


穂乃果「仕方ない、穂乃果が買ってきてあげよう」スクッ


凛「ありがとー♪」


穂乃果「何がいい?」


凛「ラーメン!」バァン


穂乃果「そんなもの学校にあるわけないでしょ!」


凛「えー、じゃあ焼きそばパン」ブスッ


穂乃果「…なんかチョイスに悪意を感じるんだけど」


凛「気のせいだよ」


穂乃果「ふーん…まぁ行ってくるよ…って寒っ!廊下さっむ!!」ガララッ


凛「こっちは温いにゃ〜♪」


数分後




凛「…うまい」モグモグ


穂乃果「糖分が頭に染み渡るよ、そんなに糖分使ってない気もするけど」


凛「でも人に買わせた焼きそばパン…いつもの焼きそばパンと別に変わらないかも」


穂乃果「そりゃそーだよ同じ焼きそばパンだもん」


凛「いや、昨日テレビ観た後に読んでた漫画にね、『人の金で食う飯は最高だなぁぁ』ってセリフがあったんだよ」


穂乃果「どんな漫画読んでたの凛ちゃん…」


穂乃果「というか穂乃果の奢りなのこれ!?」ガーン


凛「今度何かジュースでも奢ってあげるにゃ」クスクス


穂乃果「え?う、う〜ん…ならまぁいっか…」


夕方




穂乃果「おい凛ちゃんや」


凛「どーした穂乃果ちゃんや」


穂乃果「そろそろ帰宅時間だけど…終わったかい?」


凛「…終わるわけないにゃ」ズーン


凛「穂乃果ちゃんは?」


穂乃果「聞かなくても分かるでしょ?」


凛「あはは…」


穂乃果「あははは…は……はっ」


穂乃果「あぁっ、ちょっと待って凛ちゃんっ!!」ガタッ


凛「ん?」


穂乃果「宿題の期限さ、明日までだったよね?」


凛「そうだよ?」


穂乃果「ってことは、明日の帰宅時間ギリギリまでにやって出せばセーフじゃない!?」


凛「あっ…!」


凛「た、確かにそうだよ!朝も夕方も明日は明日にゃ!」


穂乃果「つまりまだあと一日あるっ!」バァン


凛「穂乃果ちゃん天才にゃ!!」キラキラ


穂乃果「まぁね〜、なんせ生徒会長ですからっ!」ドヤァ


凛「残念な生徒会長だにゃ〜」クスクス


穂乃果「じゃあ今日はもう帰ろうよ凛ちゃん!」


凛「うんっ、明日やればいいよね〜!」


穂乃果「なんか余裕そうだしごはんでも食べに行くー?」


凛「あっ、それならさっき食べられなかったラーメン食べたいにゃ!」


穂乃果「おっ、いいねぇ〜♪」


凛「さっそく行こ〜うっ!♪」


穂乃果「おーっ!」



ーーーーーーーー
ーーーー



次の日



穂乃果「やぁ、凛君」


凛「ん?あぁ、穂乃果ちゃんか」


凛「またその話し方なの?」クスクス


穂乃果「また海未ちゃんにいびられちゃって」ハァ


凛「やっぱり宿題?」


穂乃果「うん…明日やればいっかな〜ってテレビ観てたらまた寝る時間になってたよ…」


凛「大丈夫、凛もにゃ」バァン


穂乃果「あはは…じゃあ、今日も一緒に宿題だね…」


凛「うん…」






穂乃果「…今日は凛ちゃんがジュース奢ってよ」


凛「あ、それ覚えてたんだ…」



おわり

次はほのゆきです。


『散歩』





穂乃果宅



穂乃果「ふぅぅ〜〜〜いぃ」ゴロゴロ


雪穂「…」


穂乃果「へぇぇ〜〜〜いぃ」ゴロゴロ


雪穂「…っ」


穂乃果「ほほ〜〜〜いぃ」ゴロゴロ


雪歩「うっ……」


雪穂「うるさい……」



穂乃果「ねぇ〜ゆ〜きほぉ〜…」


雪穂「…なに?」


穂乃果「う〜んとぉ〜」


穂乃果「えっとねぇ〜」


穂乃果「……」


穂乃果「…忘れたぁ〜♪」ニヘラッ


雪穂「」イラッ


雪穂「日曜の朝からゴロゴロゴロゴロ…」


穂乃果「だってせっかくの休みだしぃ〜♪」ゴロゴロ


穂乃果「というか外雨だし!」


雪穂「……」


雪穂「…海未さんを召喚しよう」スッ


穂乃果「ちょっと!?それはダメだよっ!!」ガバッ


雪穂「だってお姉ちゃんうるさいし邪魔なんだもん〜〜!!」


穂乃果「すっ、座る!座るからううう海未ちゃんだけは!勘弁して!」


雪穂「普段どんだけ怒られたらそんな反応になるのよっ!!」






ーーーーーー
ーーー


穂乃果「ぶぅ〜…」チョコン


雪穂「最初からそうやって座っておけばよかったんだよ〜だ」


穂乃果「ううううゴロゴロしたいぃ〜…」


雪穂「お姉ちゃん…」


穂乃果「海未ちゃん来たらお勉強会になっちゃうんだもん〜」


穂乃果「それならまだ座ってたほうがマシだよ〜…」


雪穂「…なんだか幸せ者だね、お姉ちゃん」


穂乃果「どこがっ!?」


雪穂「全く…」


雪穂「それが分からないようじゃまだまだだよ〜」ハァ


穂乃果「ど、どゆこと…?」


穂乃果「…」


穂乃果「つまらんのぅ…」


雪穂「まぁウチの中じゃねぇ…」


穂乃果「どっか行こ〜?」


雪穂「どっかってどこー?」


穂乃果「んー、とりあえずコンビニかなぁ」


雪穂「でも外雨降ってるって今自分で言ってたじゃん」


穂乃果「小雨だし大丈夫でしょ!」


雪穂「えー濡れたくないー」


穂乃果「ちょっと雨が降ってるくらいの散歩も風情があって楽しいよきっと!」


雪穂「コンビニに風情もくそもないでしょ…」


雪穂「ていうか!さっきと言ってること違うっ!」


穂乃果「まぁまぁ、よいではないか〜」ワシワシ


雪穂「ちょっ、ちょっと!髪崩れるからやめて!」


穂乃果「ここか〜?ここがええのんか〜?♪」ワシワシ


雪穂「ちょ、やめ…こらぁ!!!」ゴスッ


穂乃果「ごふぅう!!?」


雪穂「しつこいっ!!!」


穂乃果「ご…ごめ…な…い」ガクッ


穂乃果「でもさ、雨の匂いとかよくない?」ケロッ


雪穂「復活はやっ!!」


穂乃果「時間勿体ないしね」


雪穂「便利な体だね…うん…」


穂乃果「あの草木の匂いというかなんというか、好きなんだよね〜」


雪穂「まぁ…分からなくもないけど」


穂乃果「でしょでしょ!?それじゃレッツゴー♪」


雪穂「えぇっ!?本当に行くの!?」


穂乃果「もっちろーん♪」


雪穂「これ本気のやつじゃん…」


穂乃果「うんっ!」


雪穂「…もう、カッパ持ってくるから待ってて」ハァ


穂乃果「りょーかい♪」


穂乃果「それから、やっぱり行くのは神田明神にしようっ!」


雪穂「さらに遠くっ!?」ガーンッ


雪穂「コンビニって今言ってたじゃん!!」


穂乃果「うん、実はたった今お願いしたいことができちゃって♪」


雪穂「なんて勝手な…」


雪穂「…まぁいっか、仕方ないから付き合ってあげるよ」ハァ


穂乃果「さすが雪穂!」


雪穂「10年以上も一緒にいたら慣れるでしょ」クスッ


穂乃果「あははっ、それもそうだねぇ〜♪」






ーーーーーーーーー
ーーーー


神田明神




雪穂「…さすがに雨だしほとんど人いないね」


穂乃果「そうだねぇ…」


穂乃果「でもでも、風情はあるかもっ!」


雪穂「お姉ちゃん絶対風情がなんだか理解してないでしょ」


穂乃果「し、知ってるよっ!!」


雪穂「ふ〜ん、じゃあ説明できるの?」ニヤッ


穂乃果「説明っ!?え、えっと、心にジーンと来るというか、グワッと来るというか…うぅぅ」


雪穂「ほら、説明できないじゃん」


穂乃果「じゃ、じゃあ雪穂はできるのーっ!!?」


雪穂「は?できるわけないでしょ」


穂乃果「なんなのもうっ!!」ガクッ


雪穂「私はできるなんて言ってませ〜ん♪」


穂乃果「雪穂が屁理屈をっ!?」


雪穂「それよりほら、早くお願い事して帰ろうよ」


雪穂「私お腹すいちゃった♪」


穂乃果「早くって、雪穂が穂乃果のことをっ…おわっ!?」グイッ


雪穂「ほら、行こっ!」キュッ


穂乃果「ちょっ、ちょっと雪穂!?」



穂乃果「…全く、外出るのが嫌と言ったかと思ったら穂乃果の話聞かないで先に行こうとしたり」


穂乃果「わがままだぞー雪穂ー」ブスッ


雪穂「お姉ちゃんを見て生きてきたからね〜」


穂乃果「穂乃果のせいっ!?」


雪穂「当たり前〜♪」


雪穂「いつもはもっと酷いお姉ちゃんに隠れていい子に見えてるかもだけど」


穂乃果「自分でいい子って言ったよこの子…」ジトッ


雪穂「本当はこれくらいわがままなんだよ?気づかなかったの?お姉ちゃん」


穂乃果「う、う〜ん…確かに穂乃果で隠れてたかも…」


雪穂「ほらねん♪」


穂乃果「な、なんか変な気分だなぁ…」


デモホノカダッテ……


オネエチャンジャムリダヨー……


アハハ.....






ーーーーーーー
ーーー


帰り道




雪穂「ねぇ、お姉ちゃん」スタスタ


穂乃果「んー?」チラッ


雪穂「そういえばさ、神田明神で何お願いしてたの?」


穂乃果「あれ、言ってなかったっけ?」


雪穂「急にお願いしたいことができたーとしか聞いてないよー?」


穂乃果「そーだったっけ?」


穂乃果「ほら、今日テスト前なのにゴロゴロ過ごしちゃったからさ!」


穂乃果「テストで良い点取れますようにーって!」


雪穂「えぇっ!?そんなお願いしてきたの!?」ガーンッ


穂乃果「うんっ!これでテストもバッチリだよねっ!」


雪穂「……はぁぁ〜〜…」


雪穂「その時間を勉強に使って下さいよぉ…」


穂乃果「えへへ〜♪」


雪穂「もう……」


雪穂「…でもまぁ、私も今日はなんだかんだ遊んじゃったし」


雪穂「夕飯食べたら勉強…付き合おうか?」チラッ


穂乃果「え、勉強なんて嫌に決まってるじゃーん」クスクス


雪穂「なっ……!!」////


雪穂「少しは察してよっ!!」ゲシッ


穂乃果「ぐほぉ!?」


雪穂「お姉ちゃんのアホっ!」


穂乃果「え?えぇ…??」オロオロ


雪穂「ふんっ!!」プイッ


穂乃果「……」


穂乃果(…お尻痛い)グスッ






おわり

ほのりん修正版とほのゆきでした!

一月に一回更新くらいになっちゃってますね、すみません…汗

それでも保守してくれる方がいるのは本当に嬉しいです…。

次回からの更新順はのぞにこ、ゆきあり、にこりん、えりぱなです!


それでは、ここまで読んでくださった方、お付き合いありがとうございました。
テーマリクエストくれた方もありがとうございました!

いいんじゃ~
ほのりん、ほのゆき最高なんじゃ~

乙です

乙です

おつです

保守

どうも、>>1です。

急ですが今からのぞにこ更新しようと思います。
つい先ほどまで手が空かなくて更新の報告が出来ませんでした、すみません。


保守してくれた方、ありがとうございます。



希「にこっち〜」


にこ「ん〜?」


希「にこーっちぃ〜」


にこ「だから何よ?」


希「呼んだだけ♪」


にこ「彼女かっ!!」


あ、更新始めます。



『ラブにこ』




希「ねぇねぇにこっち」


にこ「何?」


希「見て見て、これすごいんよ!」


希「ほらっ!」


にこ「はいはい、これってなn」ホッペプニッ


にこ「……」


希「〜〜〜!」キラキラ


にこ「…っ」グイグイ


希「え、ちょっ」


希「人差し指折れるからゴリ押しするのやめてやにこっち」


にこ「あんたがっ…振り向かせたんでしょっ…!?」グイグイ


希「え?ふ、振り向かせただなんて…そんな…」////ポッ


にこ「なに赤くなってんのよ」




希「にこっち〜」


にこ「…」


希「おーい」


にこ「…」パラッ


希「…ぬぅ」


希「にこっちってばぁ〜〜!!」ユサユサユサユサ


にこ「ぬぁんなのよもぉぉ!!」ガタァッ


希「話はちゃんと聞かないと!」


にこ「あんたの話は9割無駄なのよっ!!」


希「そこまで!?」ガーンッ


にこ「そこまでよっ!!」




希「にこっち!」


にこ「はいはい、何ですかー?」


希「ご飯一緒に食べに行こーうっ♪」


にこ「ご飯?」


希「そうそう!ウチと2人で…どう?」キラキラ


にこ「あー…」


にこ「悪いんだけど、ちょっとお金足りないわ」


希「え?ちょっとくらい貸すよ?」


にこ「ダーメ。いつ返せるかも分からないし、なによりにこのプライドが許さないわ」


希「うーん…そっかぁ」ショボン


にこ「…ごめんね」


希「えっ!?べ、別に謝ることないやろ!?」アセアセ


にこ「あんまりそういうの誘われないからね、ちょっと嬉しかったの」


にこ「また今度一緒に行きましょ?」ニコッ


希「にこっち…!!」


希「今度!今度は絶対やからなっ!」ズイッ


にこ「えぇっ!?」ビクッ


希「絶対やでっ!?」


にこ「…」


にこ「…う、うん…」////




希「…ねぇ、にこっち?」ポソリ


にこ「ど、どうしたのよ?」


希「…」


にこ「…?」


希「……」


希「…大好き」


にこ「ほえっ!?」////


希「ずっと…言おうかどうかと迷ってたんやけど」


にこ「…??」


希「やっとできた"本物"だから…」


にこ「は、なに…?」


希「なにも気を遣わなくてもずっと仲良く居られるような、本物の…友達」


にこ「!」////


希「だからこそ、今のままで満足していいのか迷ってた」


希「でも、ウチもう我慢できないねん」ウルウル


にこ「え、ちょ、希…!?急になに!?」////


希「にこっち…うちな、うち…にこっちのことが…」ズイッ


にこ「……!!」////ゴクッ


希「…」


希「……ていっ♪」ツンッ


にこ「ほぇあああぁぁあぁあ!!!?」ゾワァァ


希「ふっふ〜ん♪」


希「なーにを期待したのかなぁにこっちぃ」ニヤニヤ


にこ「こんのおバカがぁぁ……!!」////


にこ「別になにも期待してないからっ!!」


にこ「希のことだからそんなことだろうと思ってたわよっ!」フンッ


希「あらあら…♪」




希「ねぇ、にこっち」


にこ「はぁ…今度は何?」


希「にこっちってさ、イラっとくる時ってある?」


にこ「あんたに話しかけられた時」ズバァ


希「」チーン




希「ちょっと!ウチは真剣に聞いとるんよー!」


にこ「結構真剣なんだけど」


希「またまたご冗談を〜」


にこ「」イラッ


希「あ、いまイラついたでしょ」クスッ


にこ「分かってるならやめなさいよっ!!」




希「…って!ウチが言いたいのはそういうことじゃなくて!!」


にこ「え?」


希「たっ、例えばやけどっ!」


希「…ウチがエリチと二人でずっと喋ってるとするやん?」


にこ「まぁいつも通りねぇ」


希「」グサッ


にこ「それで?」


希「そ、それでって…そういうのイラっとしたりとか…しない?」チラッ


にこ「はぁ?なんでそこでにこがイラつくのよ?」


希「むぅぅ……!!」


にこ「なに、イラついてるの?」ニヤッ


希「なっ…!!」////


希「わかってて言っとるやろにこっちぃ!!」////


にこ「さぁねぇ?」


希「嫌な子や…嫌な子がおる…」グスン


にこ「あんたに言われたくないわよ」ハァ



にこ「ねぇ希」


希「ん?」


にこ「2人で一緒にさ、ご飯食べに行かない?」


希「あら、デートのお誘いなんて珍しいやん♪」


希「しかもご飯なんて」


にこ「デートじゃないわよっ!!」////


希「え?じゃあ何のお誘い?」


にこ「えって…この前の約束忘れたの?」


希「この前の?」キョトン


にこ「はぁ…そんなことだろうと思ったわ…」


希「この前の…?この前この前………ぅああぁ!!」


希「ご飯!!約束してたわ!!」ドーンッ


にこ「…コツコツ貯めてたお小遣いおろしてきたのに」ショボン


希「あああごめん!ごめんてにこっち!」アワアワ


にこ「全く…『絶対やでっ!』とか言ってたくせに…」チクチク


希「ごめんてばぁ〜…」


にこ「次ににことの約束忘れたら許さないからね?」


希「はいっ、忘れませんっ!」


にこ「ふーん…」


にこ「…ならいいけど♪」クスクス


希「はぁ……一安心…」


希「…で?どこ食べに行くの?」


にこ「それはもちろんパンケーキっ!」バンッ


希「もちろん!?」


にこ「美味しいパンケーキ屋ができたんだって!行きましょ!?」キラキラ


希「にこっち…それはもうおやつやで…」




パンケーキ屋




希「はい、にこーっち♪」


にこ「……っ」プルプル


希「ほらほらっ!」


にこ「いっ、いい!遠慮するわっ!」


希「そう言わずに、ほらっ」ズイッ


にこ「本当にっ…いいっ…」ノケゾリ











希「ほらほらほらほら!!あーんやで、あーん!」バァン


にこ「この子しつこいっ!!」ガーンッ




希「だって楽しいから♪」


にこ「にこは楽しくないわよっ!!てか恥ずかしいわっ!!」////


希「照れちゃってもう…」


にこ「ぐっ…」////


希「にこっち!はい、あーんっ♪」ニコッ


にこ「〜〜っ!!」////


にこ「しつっこいのよ全くもぉぉ〜〜〜!!」////パクッ


希「おぉぉ…」キラキラ


にこ「これでいいんでしょっ、これで!!」////


希「うんうん♪」


にこ「もうやらないからねっ!!」


希「へ!?ちょっ、なに言ってるの!おかわりもちゃんとあるんやでっ!」


にこ「へってなによっ!?」ガーンッ


希「ほらっ、二口目二口目!」スッ



にこ「ちょっ、だからもうやらないって言ってるでしょうが〜〜〜!!!」////





おわり

というわけでのぞにこ回でした!

初(?)の登場二回目のカップリングですね。僕ものぞにこ大好きです、もちろん他のカップリングも好きですけど!

次回の更新はゆきありです!妹達もいいですよね。笑

それでは、ここまで読んで下さった方、お付き合いありがとうございました。

乙です

にこっちと希の悪友って雰囲気大好きやけどもこういうにやにやできる関係も大好きです!!

リクエストさせてもらいます~
ことぱなお願いします~

ほしゅー

お久しぶりです、>>1です。

だいぶ長い期間が空いてしまい申し訳ありません。生存報告と更新についてです。

ゆきあり、今週中には更新ができそうです。

保守本当にありがとうございます…。泣

それでは!

待ってる

>>1です。

今夜ゆきあり更新しようと思います。

本当はにこりんラーメン作りも更新したかったのですが、まだ生地踏んでる段階なので後日改めて更新します…汗

遅くなりましたが更新します。


お風呂場





ジャァーーーー………キユッ……



亜里沙「…ふぅ」


雪穂「っ」ピクッ


亜里沙「雪穂…柔らかい…」サワッ


雪穂「…口に……」


雪穂「口に…しなくても……いいから…」カァァ……


亜里沙「もちもち…ふふっ…...」プニュ


雪穂「…うぅっ」ビクッ


亜里沙「これは……」


雪穂「…っ」////











亜里沙「…太ったね!?雪穂!?」キラキラ


雪穂「改めて確かめなくていいからぁぁあああ!!!」////



『お泊り』





雪穂「ああ亜里沙はどうなのよっ!!」////


亜里沙「へ?私は別に太っても痩せてもいないよ?」ドヤッ


雪穂「ガーンッ!!」


雪穂「なんでおしるこにおでんをあれだけ摂取してて体重キープできるの…」ズ-ン


亜里沙「雪穂、今ちょっと馬鹿にしたでしょ」



風呂上がり 亜里沙の部屋




雪穂「変な恥かいたよ…」////


亜里沙「ハラショ〜♪」


雪穂「まったく…他人事だと思って…」


亜里沙「冬のお風呂は最高っ!」テカテカ


雪穂「どういう意味よっ!!」////



亜里沙「あぁ…もう冬なんだね、雪穂ぉ」


雪穂「また急ね…」ハァ


亜里沙「冬といえばお鍋!だよねー!」


雪穂「お風呂じゃなかったの」


雪穂「くそぅ…お鍋とか言うからお鍋食べたくなってきた…というかとりあえずお腹一杯何か食べたい…」


雪穂「そういえば今年の秋もマツタケは食べられなかったな…」ハァ


亜里沙「?」


亜里沙「マツタケ?ってなに?」


雪穂「マツタケってのは日本の高級食材だよ、きのこなの」


亜里沙「おおっ!高級食材!」キラキラ


亜里沙「それは食べてみたいかも…」ジュルッ


雪穂「だよねぇー、あんなの高くて買えないよ〜」


亜里沙「ていうか、そんな高級食材とかお鍋とか関係なくお腹一杯は体重がねっ?」チラッ


雪穂「だ…だよねぇー……」メソラシ



雪穂「太らずにたくさん食べられる美味しい食べものってないのかなぁ」


亜里沙「そんなものないと思うけど」クスクス


雪穂「こんなこと考えてる暇があったら運動した方が絶対マシだよね…」


亜里沙「まぁそうだろうけど…お風呂上がりだからやだよぉ?」


雪穂「そりゃ今はね」クスッ


亜里沙「運動なら今度μ'sのダンス練習すれば大丈夫〜」


亜里沙「それより今はもっと雪穂とおしゃべりしてたい気分なの♪」


雪穂「おおぉ…」////


雪穂「わ…私も…同じこと考えてたけど…」ボソッ


亜里沙「ほんと!?わぁーい♪」ガバッ


雪穂「亜里沙…」////


グゥ〜〜〜〜〜〜〜


雪穂「へっ!?」


亜里沙「あ…やっぱりおしゃべりよりもお腹減ったかも♪」ニヘラッ


雪穂「……亜里沙ぁ」ハァ



亜里沙「亜里沙もマツタケ食べてみたいなぁ」グゥ-


雪穂「仕方ないよ、高級食材なんかそんなにすぐ食べられるものでもないし」スクッ


亜里沙「雪穂?どっか行くの?」


雪穂「季節的にもマツタケ使ってとはいかないけど、せっかくだしお鍋でも作ろうかなって♪」


亜里沙「お鍋!作ろう!」キラキラ


雪穂(可愛いなぁ)


亜里沙「ん?」 キョトン


雪穂「…」ナデナデ


亜里沙「雪穂?」


雪穂「…ううん、なんでもない」////


亜里沙「…」////



雪穂「最後は雑炊とうどんどっちがいい?」


亜里沙「!?」


亜里沙「うどんっ!!!」グワッ


雪穂「おぉう!?」


亜里沙「…がいいです」////


雪穂「ど、どうしたの??」アセアセ


亜里沙「ごめん…なんかテンション上がっちゃって…」////


雪穂「は…はらしょー…」



ガサゴソ…



雪穂「あれ、うどん切れちゃってる」


亜里沙「うそっ!?」


亜里沙「うどん…食べれないの…?」ウルッ


雪穂「…はぁ」


雪穂「はいはい、一緒に買いに行きましょうねー」ナデナデ


亜里沙「やった!!」キラキラ


雪穂「ふふっ、子供じゃないんだから」クスクス


亜里沙「雪穂だからいいんだよ♪」ダキッ


雪穂「っ…」////


雪穂「亜里沙…さっきもだけど…わざとやってるでしょ?」ジトッ


亜里沙「えー?何のことー?」ニヤッ


雪穂「亜里沙っ!!」////



雪穂「でもなんでそんなにうどんがいいのよ?」


亜里沙「お姉ちゃんが穂乃果先輩と食べてきたんだって!」


亜里沙「だから私達も♪」


雪穂「あぁ…そうゆうことね」


雪穂「ならお鍋じゃなくて普通にうどんにする?」


亜里沙「それはだめ」キッパリ


雪穂「どうゆうことよ〜…」ハァ



亜里沙「亜里沙はワガママなんです♪」


雪穂「…そんなの知ってるよ」クスッ


亜里沙「ばれてた?」


雪穂「ばれてたねぇ」


亜里沙「えへへ、さすが雪穂!!」


亜里沙「さっ、そんなことよりさっそく買い出しへゴー!!」ドタドタ


雪穂「あ、ちょっと亜里沙!?寒いからコートくらい着て行きなってーー!!」







おわり

ゆきありでした!

来週か再来週までにはにこりんも更新したいですね…。
なるべく早めに更新できるように努力します。

それではここまで読んでくださった方、お付き合いありがとうございました。

待ってた乙

乙です

どうも、>>1です。

今夜にこりんのラーメン作りを更新しようと思います。ただレシピを調べて書いたので結構長いです…汗

更新の最後にレシピ参考元のURLも貼っておきます。(参考にしたレシピをお話しの中で使わせて頂いています。)


それでは。

更新はじめます。




にこ「あーお腹減った」グ-


凛「ねー」グ-


にこ「凛何食べたい〜?」


凛「ごはん」キッパリ


にこ「ラーメンって言いなさいよ」






『ラーメン作り』




凛「冗談にゃん?」


にこ「にこも分かってて聞いたわ」ハァ


凛「でも凛そんなにお金持ってきてないよぉ…」


にこ「私だってないわよ」


凛「じゃなんで聞いたんだにゃ!」


にこ「作ればいいじゃない」


凛「あー…」


凛「確かに作ればいいよねー…」








凛「……え?」




凛「まさか本当に1から作るとは…」


にこ「やるからには本気でやるわ!」ドンッ


凛「スープはどうするの?」


にこ「作るわ」


凛「麺は?」


にこ「作るわ」


凛「…チャーシューは?」


にこ「…それはさすがに買うわ」




にこ「味は無難に醤油にするとして」


凛「いいですなあ」


にこ「まずは材料ね!」


凛「とりあえずチャーシューと海苔、それからネギは欲しいにゃ」


にこ「あとはシナチクとかナルトとかかしら…」


にこ「そういえば凛、魚苦手なんだっけ?ナルトは食べられるの?」


凛「?魚とナルトになんの関係があるの?」


にこ「やっぱりなんでもないわ…」ハァ


にこ「それより麺はどうする?」


凛「ストレートな太麺!」


にこ「おっ、なにか拘りでもあるのかしら?」


凛「気分だにゃ」ズバァ


にこ「……」



にこ「それじゃはじめに麺作りからね!」


凛「張り切って行くにゃぁぁあーー!!」


にこ「材料は強力粉270g、薄力粉160g、水と卵1個合わせて160g、小さじ1杯の塩にサラダ油大さじ1杯」


にこ「にこ、凛、チビ共で合わせて5人前ってところね」


凛「きょーりきこ?はくりきこ?」キョトン


にこ「これよ」ポンッ


凛「…粉にゃ」


にこ「粉ね」


凛「うん…」


凛「ってええええ!?これが麺になるの!?」


にこ「…なんて新鮮な反応なの」ハァ



にこ「じゃあ凛、粉以外の材料をこのボールに入れてちょうだい」コト


凛「はーいっ!」


にこ「あ、卵はちゃんと割って中身を入れるのよ!?」


凛「それくらいは分かるにゃ!!」




にこ「よし、じゃこれを混ぜてっと」カシャカシャ


凛「おおおなんかにこちゃん主婦みたいだね」


にこ「アイドルよっ!」


凛「えへへ〜、凛が旦那さんになってあげるにゃ〜♪」ギュ-


にこ「ちょっ、邪魔しないで!」ワタワタ


凛「そしたらラーメン食べ放題!」キラキラ


にこ「凛、しめ出すわよ」


凛「…ごめんなさい」



にこ「凛、粉の出番よ!それ取って!」


凛「ほいさ!」パッ


にこ「じゃこれを卵液に入れて…」


にこ「凛、混ぜてみる?」


凛「!!」パアァ


凛「やりまーす!!」


にこ「ふふっ、わかったわ」クスッ


にこ「それじゃ凛、手を使っていいから混ぜてみて。ポイントはあくまで混ぜ合わせるだけでこねないことよ」


凛「了解だにゃ!」カチャカチャ


少しして



凛「うえぇぇ〜〜んにこちゃ〜ん…」


にこ「ん?」


凛「麺がボロボロに…」グスン


にこ「え?ボロボロ?」チラッ


にこ「あぁ、これはこれでいいのよ。むしろこうならないと進まないわ」


凛「え、そうなの!?先に言ってにゃ!!」プンスカ


にこ「まぁまぁ。おかげでよく混ざってるわ」


にこ「それじゃこれをしぼった布巾に包んでビニール袋にイン!」


にこ「からの30分放置!」


凛「30分も!?」ガ-ンッ


にこ「そうよー」


凛「お腹減って倒れそうにゃ…」


にこ「それくらいお腹空かしてから食べるラーメンが最高なのよっ♪」



にこ「それじゃ待ってる間に野菜切っちゃいましょ」


凛「は〜い…」


にこ「じゃあ凛、このネギ切っといて」スッ


凛「え?凛が?」


にこ「野菜切ったことない?」


凛「あるにはあるけど…」アセアセ


にこ「うーん…じゃあにこが一回やって見せるから凛は見てて」


凛「了解だにゃ」


にこ「いい?まず左手は猫の手、これは鉄則。そして右手で包丁を持ち、セット」


にこ「あとは少し力を加えて切るだけよ」コトッ 


凛「意外と簡単そうだね」


にこ「油断してると指落とすわよ」


凛「…怖いこと言わないで欲しいにゃ……」ブルッ




にこ「それじゃ凛、ネギは頼んだわね」


凛「はーい」コトッ…コトッ…


にこ「…よし、じゃあにこは他の野菜をっと……」



凛「ぎにゃぁぁああぁぁぁああああ!!!!」


にこ「うひゃぁあっ!!?凛!?どーしたの!!?」


凛「血が…血がっ……!!!」


にこ「!!!ちょっと見せてみなさ ……」


凛「…出てないにゃ♪」テヘッ


にこ「こんっのおバカっ!!」ゴスッ!!


凛「ふぎゃっ!!」




にこ「りーん、そっちは切れたー?」


凛「…はい、切れていますにゃ」ジンジン


にこ「よし、じゃあいよいよ麺を…」


凛「麺を…!?」キラキラ


にこ「踏むわよ」


凛「…え?」



にこ「布巾をとって…ビニールの上から踏む!」グニグニ


凛「なななななにしてるにゃにこちゃん!!いくらにこちゃんでも食べ物を粗末にするのは凛許さないよ!!」


にこ「なに言ってんのよ、これも立派な製麺の方法よ」


凛「へ?どゆこと?」


にこ「寝かしただけの生地をさらに踏んで、伸びたら畳んでまた踏んで…これをくりかえしね」


凛「拷問にゃ…」


にこ「これを3、4回」


凛「そんなに!!?」


にこ「しかもここから30分また寝かすのよ」


凛「踏んだり蹴ったりだ…」


にこ「踏むだけに?」


凛「…ちょっと寒くないかにゃー」ジトッ


にこ「お約束ね……はぁ…」





踏み終わり30分後


にこ「さて、30分たったわね」


凛「もう死にそう…」


にこ「ほら凛、踏むわよ」


凛「またぁ!!?」


凛「もう嫌にゃあぁぁあぁあああ!!!」


にこ「なにキレてるのよ」


凛「凛は早くラーメン食べたいの!もうカップ麺でいい!!」


にこ「また健康に悪そうなものを…」


にこ「凛の分のチャーシュー多めにしてあげるからもう少し我慢してなさい」


凛「ぐっ…」


凛「それなら……我慢するにゃ…」


にこ(ちょろいわねぇ)




にこ「やっとこれの出番ね〜」スッ


凛「なにそれ?」


にこ「麺を伸ばす棒」


凛「テレビで見たやつにゃ!!」


にこ「やる?」


凛「まかせなさーい!」


にこ「はい打粉。これまぶしてやってね」


凛「りょうかい!」グイグイ



しばらくして




にこ「よし、そんなもんでいいわよ凛」


凛「ふぅ」コトッ


にこ「あとは麺の形に切って冷蔵庫入れとけばいいわね」


凛「まーだ食べられないのぉ!?」ガ-ンッ


にこ「だってまだスープ作ってないし」


凛「あ、そっか…」ショボン



にこ「あんたに包丁持たせるのがだいぶにこの心臓に悪いと分かったからね」


にこ「麺を切るのはにこがやっとくから、凛はスープ作って」


凛「凛が?どうやって作るのか凛知らないよ?」


にこ「レシピは教えるから大丈夫!」


凛「それならやるにゃ!」


にこ「じゃあ頼むわね〜」



にこ「ただレシピは教えるとは言ったものの…」


にこ「5人分って単純に具材の量を5倍でいいのかしら…」


凛「早く食べたいしそれでいいんじゃないかな?」


凛「にこちゃんのレシピならきっとどう作っても美味しいにゃ〜♪」ニコッ


にこ「言ってくれるわねぇ」クスクス


にこ「あ、でもそんなに大きなお鍋ないや」


凛「えぇ〜にこちゃ〜ん…」ハァ


にこ「に、にこのせいじゃないでしょ!?」


凛「じゃあ1人分ずつ作るにゃ…」


にこ「じゃあチビどもの分は今はとりあえずいいわ。あとでにこが作っとくから」


凛「とりあえず2人分ってこと??」


にこ「そゆことー」


凛「それならまぁいっか!」


凛「ラーメン♪ラーメン♪」



にこ「じゃあまずは水450cc、粉末鶏ガラ小さじ1.5杯、醤油大さじ3杯、めんつゆ大さじ2、ごま油小さじ1/2、オイスターソース大さじ1杯、チューブにんにく約4cmを鍋へ入れてちょうだい」


凛「待って待って多いし細いよ!!」


にこ(だってにこが考えたレシピじゃないし)



にこ「じゃあまずは水450cc、粉末鶏ガラ小さじ1.5杯、醤油大さじ3杯、めんつゆ大さじ2、ごま油小さじ1/2、オイスターソース大さじ1杯、チューブにんにく約4cmを鍋へ入れてちょうだい」


凛「待って待って多いし細いよ!!」


にこ(だってにこが考えたレシピじゃないし)



にこ「それを沸騰するまで火にかけて!」


凛「ほいさー!」ボッ


凛「あとは何すればいいの?」


にこ「それで終わりよ」


凛「終わり!?」


にこ「簡単に作れるようにしといたのよ」


にこ(レシピを考えた人が)


凛「にこちゃん流石にゃ!!」キラキラ


にこ「とっ、とーぜんでしょっ!?」フフンッ


凛「楽しみだにゃ〜♪」ワクワク


にこ(…なんだろうこの罪悪感)



凛「にこちゃん、沸騰したよ!」


にこ「りょうかーい。いま麺茹でちゃうから食器と飲み物テーブルに出しといてくれる?」


凛「あいあいさー!」ドタバタ


にこ「騒がないのっ!!」



にこ「…よし、そろそろかしらね」


にこ「凛!丼にスープ入れて!」


凛「はいにゃ!」ドボドボ


にこ「雑っ!!」ガ-ンッ


凛「いいからお湯切るにゃ!」


にこ「えっ、あ、ごめん」


凛「まったく!具も用意しとくからね!」プリプリ


にこ(…なんでにこ怒られたの?)




にこ「い、入れるわよ…」


凛「はやくっ…はやく…!!」ソワソワ


にこ「なんか緊張するわね」


凛「初共同製作ラーメンだからだにゃ…」


にこ「…いくわよ」ドキドキ


凛「うん…」ジ-






トポッ……






凛「〜〜〜〜〜っ!!!」パアァ…


にこ「………ふぅ」


凛「完成にゃぁぁぁあああーーーー!!!!」ピョンピョン


にこ「やっと食べれるわね…」グッタリ


凛「凛もうお腹ぺこぺこだよ!早く食べよっ!!」キラキラ


にこ「はいはい、分かったから分かったから」クスクス








にこ「それじゃ凛さん、音頭をお願いします」


凛「音頭?」


にこ「食べ始める前の挨拶みたいなものよ」ニカッ


凛「なるほど!任せるにゃ!」


にこ「頼むわよ〜」


凛「ごほん。それではっ」


にこ「はいよっ」


凛「皆さんお手を拝借!!」バッ


にこ「うぇえ!?コップじゃないのっ!?」ガ-ンッ


凛「それでは…いただきまーーすっ!!!」ズルルルルッ


にこ「なんで拝借したのよっ!!!」







おわり

というわけでラーメン作り回でした。
ラーメンを自宅で作ったことがなかったので、報告に書いた通り某サイトのレシピを使わせていただきました。

参考にさせて頂いたのは下記URLのものです。
http://cookpad.com/recipe/915026
http://cookpad.com/recipe/3434035

次回はえりぱなアイドルショップ巡りです。
またなるべく早く更新できるようにします汗

それでは、ここまで読んでくださった方、お付き合いありがとうごさいました。

おつです
昼飯らーめんだったのにまたらーめん食べたくなってきた

あと、細かいけど細かいの送り仮名は「かい」ね
細いだとほそいって読んじゃうよ

乙です

一応言っておくけど凛ちゃんが魚嫌いなのは骨をとるのが面倒くさいからだから魚自体は嫌いじゃないよ

穂乃姦

このスレ立ってもう1年か…

お久しぶりです、>>1です。

急ですが少し更新しようと思います。
保守してくれた方本当にありがとうございます。

あと色々ツッコまれてますね…すみません。

それではまた暇つぶし程度にどうぞ。



『えりぱなinアイドルショップ』





花陽「……今日は待ちに待った日曜日」



花陽「ついに絵里ちゃんとアイドルショップに…」ソワソワ



花陽「はっ、服とか変じゃないかな!?子供っぽいかな!?」



花陽「絵里ちゃん大人っぽいから余計子供っぽく見えちゃうかも…」



花陽「う〜んどうしようそもそも絵里ちゃんと二人きりってあんまりないし」



花陽「花陽と二人でつまらなくないかな…というかほんとに来てくれるのかな…」



花陽「どうしようどうしよう何を話そうアイドルトーク全開だと困らせちゃうかもだし…」



花陽「でもどうせ行くなら絵里ちゃんにもアイドルの良さをより知ってもらいたいなぁ」



花陽「とりあえず会ったら挨拶からだよね!って今の時間だとおはよう?こんにちは?あれ、どっちだっけ!?」



花陽「うぅぅ〜〜…だ…ダレカタスケテぇぇぇ〜〜〜!!!」


ーーーーー





絵里「……なるほど。それで待ち合わせに30分も遅れたと」



花陽「ずっ…ずびまてん…」ゼェッゼェッ 



絵里「全く…一体何を気にしてるんだか」



花陽「なんか…き、緊張しちゃって…」ハァハァ



絵里「私は花陽と二人で居られるだけでも十分なのよ?」



花陽「はぅっ…」



絵里「花陽もそうだと思ってたんだけど…違ったかしら」



花陽「ーーーーっ!!!」ブンブンブンブン



絵里「でしょ?そうゆうことよ。今更変に気を遣わなくても平気だわ」



花陽「え…えへへ〜…」////ニヘラッ



絵里「ふふっ、なんて顔してるのよ」クスッ



絵里「ほら、じゃあ行きましょ。今日はどこに行くのかしら?」スッ



花陽「あっ、うん!それはね…!!」






花陽「場所はもちろん!秋葉原ー!!」



絵里「…近いわね」



花陽「近いに越した事はありませんっ」



絵里「ま、分かってたけど」クスクス




とあるアイドルショップ 店内




花陽「おわぁ〜〜〜!!ふあぁぁ〜〜〜!!」キラキラ



花陽「ほら絵里ちゃん!見て見てこれA-RISEの缶バッチ!!」



絵里「あら、本当ね」



花陽「こっちのツバサさんかっこいい…あ、でもこっちのポスターも…」ガサガサ



絵里(楽しそうねぇ…ってあら?)



絵里「これって…」スッ



花陽「あ、それはにこちゃんの!!」ヒョコッ



絵里「うわあぁ!!ちょ、ビックリさせないでよ!!」



花陽「あ、ごめんね…ってこっちは穂乃果ちゃん!」



絵里「ついでみたいに謝ってくれちゃって…」ガサッ



絵里「これは海未ね」クスッ



花陽「これだけの種類…確実にμ'sの販売スペースが広がってる!!!」



花陽「これはすごいことだよ絵里ちゃん!!!」クワッ



絵里「えぇ!?そ、そうなの?」



花陽「ぅぅうどうしよう、みんな欲しい…」



絵里「欲しいのね」アハハ…



花陽「けど花陽にはそんなお金は…」



絵里「全員分となるとたしかに高くつくわね」



絵里「うーん…じゃあ私、花陽の缶バッチだけ買おうかしら」



花陽「花陽の?」




絵里「デートの記念よ♪」



花陽「で、でででデートだなんてそんな………」////



絵里「あとはまぁ…他の子のは我慢ね。部室でいつでも顔見れるし」



花陽「ちょっ、それは違うよ絵里ちゃんっ!!!」キッ



絵里「うええぇ!!?なにっ!?」



花陽「花陽が欲しいのはこの缶バッチであって、みんなの顔が見たいわけじゃないの!」



絵里「う、うん??」



花陽「あ、いや、見たいわけじゃないっていうのは語弊が…えっと……」アセアセ



花陽「こ、この缶バッチはね、μ'sがどんどんみんなに知られていって、受け入れられて」



花陽「大切なμ'sのファンのために作られた缶バッチなの。だから、花陽は缶バッチそのものが欲しいの!」



絵里「な、なるほど…よく分からないけど」



花陽「分からないって…だって絵里ちゃん、これもひとつの努力の結晶なんだよ!?」



絵里「努力の…結晶…」



花陽「そうだよ!努力しなきゃこんなグッズが作られるまでになんてなれないもん!」



絵里「うーんと…なんとなくは分かった気がするけど」



花陽「絵里ちゃん…!」



絵里「でも!全部買う理由にはやっぱりならないわね」



花陽「ええええええ!!!?」





花陽「なんでぇっ!!?花陽の力説は!?」



絵里「いい?花陽。貴女自分で言ったじゃない、この缶バッチはファンのために作られたものって」



絵里「それを私たちμ's本人が独り占めしたら他のファンが買えなくなっちゃうわよ?」



花陽「なっ…」



絵里「そうでしょ?」



花陽「……盲点だったよぉ」



絵里「だからね、ひとつだけで我慢しましょ?私も花陽のファンとして花陽の缶バッチひとつにするわ」



花陽「絵里ちゃんが花陽のファン…」



絵里「そうよ、だから花陽も誰かのファンとしてひとつだけ……」



花陽「なら!私はμ's全員のファンだよ!!!」



絵里「うえええええ!!!?」





絵里「引かないの!?今いい感じでまとまりそうだったのに!!」



花陽「引きませんっ!!全然まとまりそうじゃありません!!」



花陽「花陽は誰がなんと言おうと正真正銘μ'sのファンなの!!全員のファンなの!!」



花陽「はじめにμ'sに入ったときから今までずっとだよっ!!」



絵里「ぐ、グイグイくる…」



花陽「その気持ちに嘘はつきたくないの!!」



絵里「わ、分かったわよ…」



花陽「やったああああレジ行ってきます!!」ガサッ



絵里「はやっ!!」



絵里「けどお金ないんでしょ?大丈夫なの?」



花陽「他の店でお買い物しなければ大丈夫!」



絵里「…絶対したくなると思うのだけれど」




花陽「た、耐えるもん!!耐えますとも……!」








次の日



学校 屋上





凛「ふんふ〜んにゃにゃにゃ〜♪…ってあれ?」ガチャ



凛「あれは……かよちんと…絵里ちゃん?何やって…」コソッ



…コレ...コノマエノ..............ェエ...タシカニウケトッタワ......




凛「………っ!!」ジィ-



凛「こ、これは……」ゴクッ...



凛「かっ、かかかかカツアゲにゃぁぁああああ!!!!」



絵里「貸したお金返してもらってるだけよっ!!!!」



花陽「……」////






おわり


というわけでえりぱなでした。

次回はなんとなく穂乃果の絡む話が書きたくなったので、穂乃果の登場する話にしようと思います。

それではここまでお付き合いありがとうございました。

おつ、待ちくたびれたぞ(笑)

乙です

>>1です。

穂乃果の話を更新しようと思います。

ここ数ヶ月全然更新できてなかったので…お詫びといいますか、なるべく早めの更新ということで笑

それでは暇つぶし程度にどうぞ。



『しゃべりたガール』





ある日


部室




穂乃果「それでね、穂乃果がおっきいサメに襲われててね!」



穂乃果「クロールで逃げたの!クロールで!」



穂乃果「でも鼻に水が入っちゃってね〜」



真姫「……」ペラッ



穂乃果「もうダメだ!って思ったその時!」



穂乃果「おっきなお饅頭が空からドーンって降ってきてね!」



真姫「……」



穂乃果「サメがもうぺったんこ!穂乃果びっくりしちゃってさ」



真姫「……っ」イライラ



穂乃果「でも降ってきたお饅頭がとーっても美味しくてね!お店に出したいんだけどあれどうやって作ってるのかなぁ」



穂乃果「あ、そういえばこの前新商品を考えてて…今度試食に来ない?」



真姫「ああああうるっさいわねええええ!!!!」ブチィ



穂乃果「へっ!?」ビクッ





真姫「どんっだけ続くのよあんたの話は!!なに!?夢の話してたのよね!?」



穂乃果「そ、そうだよ?」



真姫「あたし人の見た夢の話とか嫌いなの!」



穂乃果「うえぇ!?そうなの!?」



穂乃果「意外といるよね〜そういう人。でも大丈夫、次のはもっと面白いから!」



穂乃果「あれはそう、おっきくなったにこちゃんに追われて……」



真姫「なんでしれっと夢の話進めてるのよっ!!!!」バ-ンッ





真姫「なに、黙れないの!?なんで延々トーク続いてるの!?」



穂乃果「えーだって静かなのつまらないんだもーん」ムスッ



真姫「あんたの話の方がよほどつまらないわよっ!!」



穂乃果「なっ、そんな言い方ないでしょー!!」



真姫「あら、何度でも言ってあげるわよ?」



穂乃果「むうぅ……」



真姫「ふんっ」



穂乃果「なんなのさもう…」



穂乃果「なら真姫ちゃんが話題振ってよ!!」



真姫「別に私が話させてるわけじゃないからね!!?」ガ-ンッ





穂乃果「…もう、ほんとなんなのさ真姫ちゃんったら……」ブツブツ



真姫(やっと少しは静かになった…)



穂乃果「ほら、早く話題!」



真姫「はぁ…うーんそうねぇ……」ペラッ



穂乃果「……」



真姫「……」ジィ-



穂乃果「……」



真姫「……」ペラッ



穂乃果「……」ソワソワ



真姫「……おぉっ」



穂乃果「話振ってえええぇ!!!?」



真姫「きゃっ!!?」ビクゥ





真姫「何なのよ!?」



穂乃果「さっき話題考える素振りしてたのになにモクモクと本読んでるのっ!?」



真姫「えぇ…だって私別に今話したいわけじゃないし…」



穂乃果「穂乃果は話したいの!!」



真姫「知ったこっちゃないわよっ!!」



穂乃果「もうダメだ、これは本格的にダメなやつだ」



穂乃果「ちょっと真姫ちゃん!!」



真姫「な、なんなのよもう…」



穂乃果「部長命令です、穂乃果と喋りなさい」



真姫「めんどくさっ!!!」ガ-ンッ





真姫「こんなことに部長命令なんて使うんじゃないわよ!!」



穂乃果「こんなこと…?あはは、真姫ちゃん……」ユラァ



真姫「っ!?」ゾワッ



穂乃果「穂乃果がこんなに寂しがってるのにそれをこんなこと呼ばわり?言ってくれるねぇ…」



真姫「あんたキャラがもうぐらんぐらんしてるわよ…」ハァ



穂乃果「いいから穂乃果と喋れええええ!!!」



真姫「だーもう分かったわよ!分かったから静かにしてて!!」




15分後




穂乃果「でね、そのお饅頭の名前をね、最強饅頭とストレートにつけるかもう一捻りしようか悩んでるの」



真姫「あーはいはい」ペラッ



真姫(なによ最強って)



穂乃果「まぁ正直ね?穂乃果の考えたお饅頭なら当然最強だとは思うんだけどね?」



穂乃果「けど海未ちゃんとかに聞くとさすがにそれはどうなのかとね、言われるの」



真姫「へぇ」



穂乃果「だから何かいい名前ないかなって。まぁまだ売り出すとも決めてないし、だから試食に誘ったんだけどさ」



穂乃果「真姫ちゃんならどんな名前つける?」



真姫「なんでもいいわよ…」



穂乃果「なに言ってんの!大事なことだからちゃんと考えて!!」



真姫「めんどくさいわねぇ…じゃあ埼玉んじゅう」



穂乃果「ここ東京なんだけど!!!」




15分後




穂乃果「でね、そのお饅頭の名前をね、最強饅頭とストレートにつけるかもう一捻りしようか悩んでるの」



真姫「あーはいはい」ペラッ



真姫(なによ最強って)



穂乃果「まぁ正直ね?穂乃果の考えたお饅頭なら当然最強だとは思うんだけどね?」



穂乃果「けど海未ちゃんとかに聞くとさすがにそれはどうなのかとね、言われるの」



真姫「へぇ」



穂乃果「だから何かいい名前ないかなって。まぁまだ売り出すとも決めてないし、だから試食に誘ったんだけどさ」



穂乃果「真姫ちゃんならどんな名前つける?」



真姫「なんでもいいわよ…」



穂乃果「なに言ってんの!大事なことだからちゃんと考えて!!」



真姫「めんどくさいわねぇ…じゃあ埼玉んじゅう」



穂乃果「ここ東京なんだけど!!!」





真姫「なによ、文句言うなら自分で考えたら?」



穂乃果「いや、ちょっ、これは雑すぎるでしょ!!埼玉要素ゼロだよ!!」



真姫「ならうまい饅頭、略してうまんじゅう!これでどう?」



穂乃果「ざっつ!!!」



真姫「うえぇ…ならもう私の手には負えないわ」ペラツ



穂乃果「そりゃそうだろうね、だって本読んでるもん!!」



真姫「え、う、うん。途中だから貸さないけど」サッ



穂乃果「別に貸してとは言ってないけど…」





穂乃果「ところでなんの本読んでるの?カバーしてあって見えないけど」チラッ



真姫「あっ、ちょっと!勝手に覗いたら……っ!!」



穂乃果「ん?『チョコの作り方と渡し方』?」



真姫「う…ううぅ……」////



穂乃果「ほうほうほうへえーうふふふふふ」ニヤニヤ



真姫「さ、最悪だわ……」





穂乃果「なになに?にこちゃんかな?うふふふふふ」ニヤニヤ



真姫「ほんっと腹立つわねあんた……」



穂乃果「本命?本命だよねっ!?」



真姫「だああああグイグイ来る!!」



穂乃果「あ、それなら穂乃果がチョコの作り方教えてあげようか?上手に作る方法知ってるんだ〜!」



穂乃果「去年もみんなにあげようと思って作ってたんだよ!けどまぁちょっとケンカしちゃって忘れてたんだけど…」アハハ



穂乃果「けど安心して!今年はしっかりみんなにあげるつもりだから!」



穂乃果「あ、もしかして穂乃果たちにもくれるつもりだった??それなら真姫ちゃん一人で作った方がいいのかなぁ〜」



穂乃果「ねぇねぇみんなの分も作るつもりなの真姫ちゃん?ん??」チラッ



真姫「だからうるさいってのよおおおおお!!!!!」





おわり


というわけで穂乃果回でした!
真姫さん色々お疲れ様。笑

次はどんな話にするかまだ決めてません。

それではここまでお付き合いありがとうございました。

おつおつ

乙です

>>1です。

急ですが1話分更新しようと思います。

いつもレスくれる方、ありがとうございます。
今夜もまたお付き合いいただけたらと思います。



『寒いから』



ことり「ハァ〜〜…!」モワッ



海未「寒いですね…」ブルッ



ことり「ねぇ〜…」



ことり「今頃穂乃果ちゃん、あったかい部屋にいるんだろうなぁ…」



海未「教室で居残り勉強ですけどね」ハァ



ことり「あはは、そうだったぁ」クスクス



海未「貴女さっき聞いたばっかりでしょう…」



ことり「まぁね〜ん♪」クスクス 



ことり「あ、それよりさ、自販機寄ってもいいかな?ことりあったかいもの飲みたくなっちゃった!」



海未「自販機?えぇ、いいですよ。じゃあ私はこのベンチに座って待ってますね」ストッ



ことり「はぁ〜い♪」テテテ





しばらくして






ことり「ふぅ、おまたせ♪」



海未「えぇ」



ことり「はい、これ海未ちゃんの分ね!」スッ



海未「私の?何も頼んでいませんが…」



ことり「ことりの粋な計らいですっ」ドヤッ



海未「ふむ…」



海未(ココア…)


海未「あったかい…」



ことり「えへへ〜そうでしょ〜♪」



海未「…ありがとうございます」



ことり「うん!どういたしましてっ♪」ストッ





ことり「そろそろ春かなって思ってたけど、やっぱり外は寒いね」ズズッ



海未「えぇ、風邪をひかないようにしなくては」コクッ







ことうみ「ふぅぅ〜〜〜……」ホッ







ことり「寒い時に飲むココアは最高っ!」



海未「そうですねぇ」クスッ



海未「次は私が何か奢りますよ」



ことり「へぇ〜意外!奢ったりとか嫌いかと思ってたよ〜」



海未「まぁ好きではありませんが…ことりへのお返しなので何も問題ないですよ」



ことり「ほんとぉ??じゃあことり、あま〜いチョコレートパフェが食べたいなぁ♪」ホワン



海未「ココア何本分奢らせる気ですか!」





ことり「冗談だよぉ、本当はコーンスープとかがいいかなぁ〜」クスクス



海未「コーンスープですね、分かりました。ちょっと待ってて下さい」スクッ



ことり「えっ、ちょ、今行くの!?今は飲んだばっかりだから今度でいいよっ!」アセアセ



海未「ん?そうですか?」



ことり「そうだよ〜、ていうかまだココアも飲み終わってないし!」チャポチャポ



海未「それは私もです」



ことり「なおさらなんで今行こうとしたの海未ちゃん…」



海未「まぁ飲み終わってないですし買っても無駄になってしまいますね…」ウ-ン



海未「…それじゃあコーンスープは明日にしましょうか」ニコッ



ことり「!」



ことり「…うんっ、明日にしよう♪」





ことり「それにしても、こんな風に2人でベンチでお喋りするのも楽しいなぁ…」



海未「そうですねぇ…」



ことり「海未ちゃんもそう思う?」



海未「当たり前でしょう」



ことり「…そっかぁ……えへへ」////



ことり「ことりも、とってもとーっても、楽しいよっ!」



海未「今聞いたばかりですよ」クスクス



ことり「もう一回言いたくなったんですぅー」



海未「ふふっ、私もとっても楽しいですよことり」ニコッ



ことり「やっぱりそうだよね!とっても楽しい!」



ことり「これが明日も続くなんて、幸せだなぁ…」



海未「いつも通りの日常を送れることこそが真の幸せなんですよ」



ことり「おっ、なんか海未ちゃんがそれっぽいこと言ってる!」クスクス 



海未「ちょ、ことり!からかわないでください…」////








ーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーー



しばらくして




ことり「あ、いつの間にかココアなくなっちゃった」カラッ



海未「おや、私もです」



ことり「う〜ん、また手が寒くなっちゃうなぁ…ハァ〜〜…!」モワッ



海未「……」チラッ



ことり「ハァァ〜〜………」モワモワ



海未「…ことり」



ことり「ん?」



海未「手……繋ぎますか?」



ことり「えっ!?」////



ことり「う、海未ちゃん!?急にどうしたの!?」////



海未「ことり、手が寒いんでしょう?私はまだ手も温かいですから、繋いでいればことりも寒くないかなと」



ことり「え、あぁ…うん…」



ことり(…そうだよね、海未ちゃんだもんね…)ハァ



海未「ことり?」



ことり「うぅん、なんでもないよ」



海未「ならいいのですが…」



海未「あとはまぁ…その…私がなんとなく繋いでいたいというのも…」



ことり「!?」ドキッ





海未「なんだか小さな頃を思い出してしまって。手袋を忘れた貴女の手を握って家まで帰ったんですよ。覚えてませんか?」



ことり「あーあったねぇそんなことも」



海未「そのことを考えていたら…なんというか…」////モジモジ



ことり「〜〜〜っ!」キュンッ 



ことり「照れてる海未ちゃん可愛いっ!」ジィッ



海未「っ!!」////



ことり「そんなにことりと手繋ぎたかったのー?」ニヤニヤ



海未「や、やややっぱりなんでもありませんっ!!寒いからですよっ、寒いからっ!!」////スッ



ことり「えぇ〜ほんとぉ〜?」



海未「本当ですよっ!!」



ことり「寒いからねぇ〜……ふ〜ん」



海未「な、何かおかしなことでもっ?」



ことり「えへへ、なーんにも♪」



ことり「そうだよね、寒いからねっ!手、繋ごっか♪」ギュッ



海未「え!?あ、はい…」////ギュッ...















ヤッパリチョコレ-トパフェガ.........ダメニキマッテルデショウ..........







おわり

というわけでことうみでした。

最近また長いお話が多かったのでなるべく短めにしました。

次回もまだ何を書くかは未定です。リクエストとかあればお願いします!

それでは、ここまでお付き合いありがとうございました。

乙です

ことうみ良いっすね~乙
ソルゲかのぞまきえりの勉強会とか見てみたいです

乙です

ほのえり&ゆきありのWデート
ことほのうみ+雪穂の幼馴染感のある日常か、幼少期の思い出話
ことにこでお菓子作りしてみんな呼んでパーティ

リク書き過ぎスマソ

>>1です。

リクありがとうございます!

海未は出したばかりなのでのぞまきえりで書こうかと思います。

そのあとは>>550さんのリクを完成したものから上げていこうと思います。

>>1です。

のぞまきえりの勉強会、更新します。




希宅




希「さ、上がって上がって〜」



絵里「悪いわね、一人暮らしだからって希の家に押しかけてしまって」



希「何言ってるの〜むしろ嬉しいくらいやって〜」ニコニコ 



真姫「お邪魔します」スッ



希「はい、いらっしゃい♪」




『のぞまきえりin勉強会』





真姫「この家に来るのも久しぶりね」



絵里「西木野探偵が私たちを尾行してきた時以来かしら」クスクス



真姫「誰よ西木野探偵って!!」



希「あ、あはは…」////カアァ



絵里「懐かしいわねぇ、特にあの時の希」クスクス



真姫「確かに意外な一面が見れたわ」



絵里「もう目なんかうるうるしちゃって。こっちが泣きそうだったわ」



真姫「それ抉っちゃダメでしょエリー」ニヤニヤ



希「ちょっと、二人ともそれわざと言ってるやろ!」////



真姫「はぁ〜、めんどくさい先輩を持つとほんと苦労するわぁ〜」



希「だからそれはっ…」



絵里「希は私と似ていたから。他人事には思えなくて…ね、希♪」ニコッ



希「ちょ…もう……」ウルッ



真姫「まぁそんな先輩も悪くないと思うけど?」ニッ



希「うぅ…」








希「ひぐっ…」グスッ








えりまき「!!?」





真姫「うええぇ!?希!?」



絵里「ちょっと希!?どうしたの!?」



希「二人が思い出させるからぁ…!!せっかくあの時泣かずに我慢したのにぃ…」グシグシ



えりまき「………えぇっと…」ダラダラ



絵里(ど、どうするのよ真姫!!)コソコソ



真姫(うえぇ!?私に振られても…)アセアセ



絵里(まさか泣くなんて…)



真姫(ほ、ほら、エリー1年前から仲いいんでしょ?慰めてきてよ!!)アセアセ



絵里(え?う、うーん…しょうがないわね…)スクッ



真姫(おぉっ!)



絵里「希っ」



希「…ん?」ウルウル



絵里(うっ……)タジッ...



絵里「……わ、私トイレ借りるわね!」サササッ



真姫「あっ、ちょっ、エリー!!逃げるんじゃないわよっ!!」



希「…クスン」



真姫「………っ!!!」





真姫(あんのポンコツ……!!)



真姫「ほ、ほら。勉強しましょ?勉強教えてくれるんでしょ?」ガサガサ



希「………真姫ちゃん頭ええやん」



真姫「え?」



希「ウチが教えることなんて…何もないやん…」グスッ



真姫「なんで勉強会呼んだのよっ!!」



ちょっとして





絵里「はぁ〜スッキリしたぁ…」テトテト



真姫「ちょっとエリー」ギロッ



絵里「ひっ!?」ビクッ



絵里「ご、ごめんなさい!!だってさっきの希あまりにも……」



真姫「違う!そうじゃなくて!」



絵里「そうじゃなくて?」



真姫「いい?正直に答えて」



絵里「え?ま、真姫??違うってどうしたのよそんな怖い顔して」アセアセ



真姫「希の成績よ!!」



絵里「希の?」



真姫「そうよっ!!」



真姫「希の成績って!!もしかしてめちゃくちゃ!!」








真姫「………低いんじゃないの?」ズバァ



希「うああああんもうアカンてやめてぇぇ〜〜!!!」ガバァ



絵里「あ、あぁ…そういうことね…」





絵里「希の成績ね〜、単純にテストの点数だけで言えばにこと張れるくらいよ」バァン



真姫「そんなに!?」ガ-ンッ



希「ちょ、ちょっと真姫ちゃん!?それはにこっちに失礼なんとちゃう!?」



希「ていうか!ウチそこまでは成績悪くないしっ!!」



絵里「貴女もじゅ〜うぶん失礼よ希」



真姫「なに?結局成績いいのか悪いのかどっちなのよ?」



絵里「う〜ん…私からは何も言わないわ」



希「………」



希「ま、まぁ…そこそこやんな?」ドヤッ



真姫「大体わかったわ、私一人でも勉強できるからエリーは希の勉強見るの頑張ってね」バッサリ



絵里「はーい♪」



希「ちょっと真姫ちゃぁぁん!!?」





希「ほんとやって!ほんとにそんな低くないってば!!」



真姫「…どうなのよーエリー」チラッ



絵里「ふふっ、ほんとは希の言う通り。良くも悪くもそこそこと言ったところよ」クスクス



希「エリチもしれっと失礼やんなぁ…」ジトッ



真姫「ふむ…なるほどねぇ」



真姫「これ勉強会必要なくない?」



希「まぁまぁ、みんなでやれば楽しいやん!」



真姫「勉強会に楽しさを求めるんじゃないわよ…」



絵里「真姫?今のは意訳するとね、『ウチエリチとにこっち以外の友達と勉強なんて初めてだから嬉しい〜楽しみ〜!!』なのよ、だから付き合ってあげて?」ニヤニヤ



希「エリチは余計なこと言わんといて!!」////



絵里「はいはい♪」



真姫「……」



真姫「はぁ…」



真姫「まぁ、いいけどね…」




しばらくして





絵里「…真姫、消しゴムとってくれる?」



真姫「はい」スッ



絵里「ありがと」ケシケシ



えりまき「……」カリカリカリカリ...



希「……」



希「んんっ…ふぅ……」ノビィ-



絵里「……」カリカリ



希「…」



希「…わたくし、少々お花摘んで参りますわね♪」キャルン



真姫「えぇ」カリカリ



絵里「行ってらっしゃい」カリカリ



希「……」スクッ...



またしばらくして




希「……」カリカリ...ピタッ



希「…」チラッ



真姫「……ふむ」カリカリ



希「…ねぇ、真姫ちゃん?何かおかしでも食べる?」



真姫「遠慮しておくわ」ズバァ



希「おぉう…そ、そっか…邪魔してごめんな」



真姫「えぇ」カリカリ



希「……」



またまたしばらくして




希「…」チラッ



希「…エリチー?寒ない?暖房いる?」



絵里「え?あぁ、ありがとね。でも大丈夫よ」



希「ほんと?それじゃあ紅茶でも飲む?ウチおいしい紅茶入れられるで?」



絵里「気持ちだけ受け取っておくわ」カリカリ



希「お、おぉう……」



希「………」








希「………ふぐっ」グスッ








真姫「なんなのよあんたはもおぉぉぉ!!!」バァン




真姫「これ勉強会よね!?希貴女ちょっとは進んでるの!?」



希「す、少しくらいは進んでるよぉ…」



絵里「ほんとに少しね…」



希「だぁってぇ〜…」グスン



真姫「こんなにお互いのためにならない勉強会初めてだわ…」



絵里「ていうか希、ほぼ標準語に戻っちゃってるし…」



絵里「うーん、どうしたものかしらねぇ…」








希「……」



希「……おかし」ボソッ








えりまき「「え?」」





希「おかし…と紅茶!」



真姫「おかしと紅茶がどうしたのよ?」



希「ウチ用意するから…食べよ…?」ウルウル



真姫「えぇ…???」



絵里「…あぁ」



絵里(そういうことね)ハァ



真姫「エリー?」



絵里「…じゃあそうしましょうか。ほら真姫、一旦勉強道具片して!」



希「……エリチぃ!」パアァ



真姫「うえぇ!?ちょ、なんでよ!?」



絵里(勉強の合間にみんなで休憩がてらおやつ食べたりするのも希の楽しみの一つなのよきっと)コソコソ 



真姫(うえぇ……)チラッ



希「それじゃウチはお皿持ってくるねー!」テテテッ



真姫(……ほんっとに)



真姫「めんどくさい先輩ねぇ…」ハァ



絵里「でも嫌いじゃないでしょ?」クスッ








希「二人とも、おかしはクッキーとチョコどっちがいいーー!?」キラキラ








おわり



というわけでリク頂いたのぞまきえりでした!

少しお話が長めになってしまい申し訳有りません。
希の学力がアニメとそれ以外の媒体とでまちまちなので少し迷いましたが、にこより少しできるくらい、という形に…。

それでは、ここまでお付き合いありがとうございました。

乙です

希ちゃんめんどくさ可愛い
おつ

     ( (   (. )
     . -‐ ) ‐- .
    .´,.::::;;:... . . _  `.  
    i ヾ:;_´・ω・`_,.ン|
    l    ̄ ̄...:;:彡|
    }  . . ...::::;:;;;;;彡{   みなさん、お茶に入りましたよ・・・。
    i   . . ...:::;;;;;彡|

    }   . .....:::;::;:;;;;彡{
    !,    . .:.::;:;;;彡j:::::::::::::::.......
     ト ,  . ....,:;:;:=:彳:::::::::::::::::::::::::::..
     ヽ、.. .......::::;;;ジ.::::::::::::::::::::::

海未ちゃん誕生日おめでとう

海未ちゃんお誕生日おめでとうございます!
間に合わなくなるところでした…汗

また期間が空いてしまってすみません…必ず戻ってきます!

   _,,,
  _/・8・)
∈ミ;;;ノ,ノ
  ヽヽ

μ's今までありがとう


これからもずっと応援していく

真姫ちゃん誕生日おめでとう

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年06月12日 (金) 16:05:10   ID: LpvSYupX

とてもいい
のんびり進むのを楽しみにしてます

2 :  SS好きの774さん   2016年05月20日 (金) 20:40:15   ID: qEdBZVhM

落ちちゃったね…
更新待ってたんだけどな

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