妹「お兄ちゃんから海のニオイがする」(22)


妹「海には一昨年から行ってない」

妹「今日の夕飯のおかずには海の料理は出ていない」

妹「ということは」

妹「ということはですよみなさん」ガラ

兄「おやすみー、妹」

妹「お兄ちゃんおやすみー」ガラ

妹「…」

妹「どこから海の、もっと言えば磯の」

妹「おっと、それは私でした」

妹「お兄ちゃんの体のどこから」

妹「どこの灯台からイカ臭いニオイが出ているのか」

妹「妹として調べる義務があります!」

妹「そうと決まればれっつらごー」

もうポイントまで判明してんじゃねぇかwwww

れっつらごー!


妹「おやすみ申告の一時間後」

妹「部屋からは明かりが漏れています」

妹「ということは、兄はまだ起きているということになります」

妹「更に言うと割と激し目の音楽と共に」

妹「歯ブラシで歯を磨いているようなシャコシャコ」

妹「という何かが擦れているような音が微かに聞こえてきます」

妹「もっとリアルに言うとシコシコといった音が」

妹「おかしいですね」

妹「兄の歯ブラシはさっき洗面所で見かけたはずですが」

妹「これは9割方間違いないですよね」

妹「いったい兄はみんなが寝静まったこんな深夜に何をしているのか」

妹「いったいナニをしているのか」

妹「男の性をこの目で確かめてやります」

妹「いざ、れっつらごー」ガチャガチャ

え?音楽聞きながら、鉛筆をカッターで削ってるんじゃ…


兄「い、妹か!?」

妹「あれ、開かない…!」ガチャガチャ

兄「悪い悪い、鍵をかけてた」ガチャ

妹「あ、うん」くんくん

兄「こんな時間にどうしたの」

妹「あの、漫画を貸してもらおうかと思って」くんくん

兄「あー、こないだ言ってたやつか」

兄「ちょっと待ってろ」


妹「…」くんくん

兄「…風邪でもひいたのか?」

妹「なんで?」くんくん

兄「いや、違うんだったら…ほら、これ」

妹「ありがとうお兄ちゃん」くんくん

妹「じゃおやすみ」ダダダッシュ

兄「あいよー」


兄(鍵かけといて良かった)

妹「施錠しているのは予想外でした」

妹「鍵をかけられていては現場をおさえられませんね」

妹「自室以外でのアクションを待つしかないのか…」

妹「ちくしょうが!」

妹「悔しいんでもう今日はオナニーして寝ます」

自分はハッキリとオナニーって言っちゃうんだな

男の性って…妹わかってんじゃねーか
兄が可哀想だろ…やめろよ

>>9がなにを言ってるのかわからないですね…


次の日の夜


兄「ごっさーん」

妹「ごちそうさまです」

母「食べた人からお風呂入っちゃってー」

妹「はーい、お母さん」

兄「じゃオレ先行ってくるよ」スタコラ

妹「…」

妹(逝ってくるって!今イッてくるって言った!)


妹「好機はいつでも目の前にぶら下がっておるのだよ」

妹「今こそその時なんじゃなかろうか」

妹「いざバスルームへ」そー


浴室「シャコシャコシャコ」

妹「…」

妹(きたろ!これはキタろ!)

妹「我が家では体を洗う時にボディタオルは使わない!」

妹「みんな直接手洗い!」

妹「このナニかを洗いながらしごく摩擦音は…」

妹「今度こそキタろ」

妹「そうとわかれば」

妹「薮から棒にれっつらごー」ガチャガチャ

>>9
ちょっと使い方違うけどな


妹「あれ!またしても開かない」ガチャガチャ

兄「だ、だれだよ!」

妹「兄ちゃんあたし、そういえばシャンプー切れてたと思って補充しにきた」

兄「あ、ああ妹か」

妹「入るから開けてー」

兄「べ、別に今じゃなくてもいいだろ」


兄「それに今ちょうど頭洗ってるから手放せないんだ」シャコシャコ

妹「…」

妹(曇りガラスに映し出される影は確かに洗髪しているように見えます…が)

妹「またしても施錠に阻まれるとは…」

妹「鍵さえなければワタシは…!」

妹「悔しいです!!」ダダダッシュ


兄「…行ったか」

兄「悪いな妹、でも嘘はついてない」

兄「頭は洗ってるよ、石鹸でだけどな」

頭は頭でも……
ってことかと思ったのに

>>16
わろた

山田くん>>16に座布団一枚

出来る>>16がいると聞いて

おい

おい

続きはよ

ちんこ長くして待ってます

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