【東京喰種】カネキ「僕は……クールだ」~After story~【安価】 (861)

カネキ「やあ皆、久しぶりだね。クールなグールこと金木研だよ」

カネキ「まずはこのスレのルールについて確認しておこう」

カネキ「安価は常にクールであること。そうでないものは採用されない。あとは連取などはモラルを持って行ってくれ」

カネキ「それとこのスレだけ見てもよくわからない事があると思うので詳しいことは下のリンクから頼むよ」

【東京喰種】カネキ「僕は……クールだ」【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1420543290/#footer)

カネキ「それじゃあ始めようか……僕と君たちのクールな物語を」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1423481360

カネキ(グールと人間が和解して二年がたった二月のことだった)

カネキ「僕が教師に? ですが、まだ僕は大学も卒業していなければ教員免許もない。本当にいいんですか?」

有馬「……まあ普通ならありえないだろう。だが、グールに今必要なのは充実した教育環境だ。そこで社会規範や一般教養を得ることでグールは本当の意味で人と対等な立場に立てる」

カネキ「なるほど……」

カネキ(悩む素振りを見せたものの、答えは決まっていた。和解後、エトはこれまで人に与えた被害をかんがみて多額の賠償金を課せられていたからだ。……それでもエトが作家活動を続けられているのは純粋に彼女の才能があるからだろう。だけどここで僕にも少しばかり稼ぎが入れば完全返済は早くなるし、何より有馬さんの言葉はもっともだと思った)

カネキ「わかりました。お受けします」

有馬「ああ……連絡は追ってする」

カネキ(教師……か)フゥ

エト「教師……?」

カネキ「うん。大学はいったん止めて教師になるよ。グールの通う学校はいまだに少ないし……世間はまだグールを認めてはいないからね。グールに対する教育は必要だと思っていたんだ」

エト「ケン……せめて大学を卒業してからでも――」

カネキ「大学には落ち着いてから入ればいいさ。でもこれは今必要なことだと思うんだ」

エト「ケンがそういうなら……」

カネキ「これからは少し会える時間が少なくなるけど……その分、僕は君を大事にするから」

エト「う、うん……///」

新スレだ
よっしゃ

カネキ(一週間後、僕はCCG本部へ呼び出された。名称は喰種対策局から喰種犯罪対策局に変わったけどやってることは対して変わらない。まあ僕も普通なら入れたりはしないけど……)

有馬「こっちだ」

カネキ「どうも」

カネキ(周りからの視線はいまだ懐疑的だ……まあ無理もないか。社会的に認められてるグールなんて事情がある僕やクロ、シロくらいのものだし……)

有馬「これが学校のパンフレットと資料だ」ポン

カネキ「……選択科目の幅が広いんですね。それに人間側の教師が思ったより多い……」ペラペラ

有馬「まあ人間も言うほどグールにきつく当たらなくなったということさ。それにグールでまともな教養をもつものなんて多くはない。グールと人が混じって働く職場が少ないのはそれが原因だ」

カネキ「なるほど……」パラ

有馬「……ああ、それと一つ。まだ学校の校風が決まってない。何かいいキャッチフレーズを考えさせろ、と上からの命令だ」

カネキ(ここはグールにこれから必要かつクールなものがいいな……>>7さん、何かないかな?)

加速

質実剛健

カネキ「質実剛健、なんてどうでしょう?」

有馬「……わかった。君の案は十中八九通ると思う」

カネキ「そう、なんですか……」

有馬「普通だが今のグールにとっては必要かもしれない」

カネキ「ええ、僕が必ずグールを社会進出させるまでに至らせて見せますよ」ニヤッ

カネキ「さて……帰るか」

亜門「待て!」

カネキ「亜門、さん……?」

亜門「久しぶりだな……無貌のナルシスト」

カネキ「すいませんやめてくださいなんでもしますから」

亜門「……だったら少し俺に付き合ってもらおうか」

カネキ「はあ……」

亜門「……ここの料理はいち早くグール食品を店に並べているそうだ」

カネキ「そうなんですか」

亜門「……、」

カネキ「亜門さん、いったい僕に何の話が……?」

亜門「ドナート、というグールを知っているな?」

カネキ「知っているも何も僕とエトの結婚式は彼が神父を務めたじゃないですか」

亜門「ヤツは……かつて俺の父だった。俺がすべてを知るあの時までは……だが、俺に知られてもなおヤツは俺を殺さなかった。なぜか、と俺が問いかけてもヤツは教えてくれない。ただ、お前に聞けばわかるとだけ……」

カネキ「……僕は何も聞かされていませんよ」

亜門「だったら推測でもいい。頑なまでに人を殺そうとしなかったお前なら答えられる気がする。……お前なりの考えを、教えてほしい」

カネキ「……>>12

Kskst

家族を守るのは親としたら当然でしょ?
たとえば家族が好きで一緒にいたいけど飢えなくさせるために親は働きに出るのと一緒だよ
生きることと守ることは別とかんがえればいいんじゃないかな?

カネキ「家族を守るのは親としたら当然でしょ? たとえば家族が好きで一緒にいたいけど飢えなくさせるために親は働きに出るのと一緒だよ。生きる事と守ることは別と考えればいいんじゃないかな?」

亜門「……別」

カネキ「見つかれば自分は憎まれるとわかっていても、それでも殺せなかった。あの人は……すごく人間らしいグールですよ」

亜門「……、」

カネキ「僕は人間もグールも根底の部分では変わらないと思っています。……いつか、亜門さんにもわかると思いますよ」

亜門「そんな日が……」

カネキ「ごはん、おいしかったです。また来ましょう」ニコッ

カネキ「んー……」

エト「どうしたのケン?」

カネキ「いや、入学式で生徒に話す言葉を考えてるんだけどなかなかクールにまとまらなくてね」

エト「そういえばケンってあんまり文は作らないもんね」

カネキ「そうなんだよ……だからどうしようかなって」

エト「素直に伝えたいことを書いたら? 変に堅苦しくしなくても……」

カネキ(素直に、か……。確かに僕の顔見知りもいるわけだしあまり真面目すぎるのもよくないな。>>16さん、どんな事を話せばいいかな? クールなテーマを頼むよ)

人とグールの違い
そしてその間の自分について


CCGって

Commission
of
Counter
Ghoul

の略なんだよな。

だったら喰種「犯罪」対策局は

Commission
of
Counter
"Crime"
of
Ghoul

で略称は「CCCG」もしくは「C3G」になるのか?

カネキ「人と……グールの違い。そして自分について、かなぁ」

エト「いいんじゃない!? ほら、書いて書いて!」

カネキ「急にぐいぐいくるなぁ……」

エト「ここは作家の妻を持った幸運をかみしめないとね♥」

カネキ「ははは……」

カネキ(学校、か……ヒナミちゃんやアヤト君も来るよなぁ)

カネキ(そして迎えた四月。職員室の窓からは登校する生徒が見える)

ウタ「おはよーございまーす」ガララー

カネキ「ウタさん……? 何でここに?」

ウタ「あれ、聞いてなかった? 僕ここで美術の先生やるんだよ。そのためにいろいろ勉強もしてきたしね」

カネキ「そ、そうなんですか……」

ウタ「それよりイトリみてない?」キョロキョロ

カネキ「イトリさんまで……ていうかイトリさんは何教えるんですか!?」

ウタ「>>22

保健体育以外ある?ないでしょ!

現代社会

保健体育

ウタ「現代社会」

カネキ「い、意外だ……てっきり保健体育かと思ってたのに」

イトリ「だーれが保健体育教えるって?」

カネキ「い、イトリさん……」

イトリ「けどまあ……今のカネキチなら教えてあげてもいいけど?」ギュウ

カネキ(ふ……甘いですよイトリさん。エトという伴侶を得て僕は強くなった! あの時の雪辱を今ここで果たす! >>26さん、この誘惑を退けるクールな一言を頼む!)

キラリ(無言の結婚指輪)

く、くくくく屈しませんよ
クールじゃないからね///

カネキくんエトの夕飯決定の瞬間である

カネキ「ストップだ! ノーカウント!」

カネキ「やっと勝利の時だっていうのにこれはないって!」

カネキ「それにこんな場面見たらエトが何て言うか……」メソラシ

カネキ「というわけで再安価だ。真の意味でクールな安価を>>30さんに任せたい」

僕はエトみたいな小柄でやや貧相な子が好きなんです!

現代社会は、嫌と言うほど叩き込まれていますからね。
こんなのじゃ動じませんよ

カネキ「現代社会は、いやというほど叩き込まれていますからね。こんなのじゃ動じませんよ」

イトリ「ありゃ……ずいぶんと大人になっちゃって」

カネキ「すいません。僕にはもう一生を約束した女性がいるので」

イトリ「はぁー……少しくらいいいじゃないのー」

ウタ「じゃあ僕と遊ぶ?」

イトリ「それはないわ」

カネキ(……危なかった)

ニシキ「おはよーざまーす」

カネキ「おはようございます。ニシキさん」

ニシキ「ん、ああ……そういやお前は特例だったな」

カネキ「ニシキさんはこの話を前から?」

ニシキ「ああ……俺は結構早い段階で知ってたよ。その時から教員免許は取るつもりだったし」

カネキ「ニシキさんて……意外と優しいですよね」

ニシキ「うるせえ! まあ……貴未は貴未で忙しくなるからしばらくは仕事に専念ってわけだ」

カネキ「はは……。そういえばエトと貴未さんは関わりあったんですよね?」

ニシキ「ああ……ラインのグループで『お嫁グループ』とかいう恥ずかしいグループ名にしてたわ。まあ面子はお前のところと貴未……あとリョーコさんだった」

カネキ「あまり増えすぎるのも……」

ニシキ「いや、どうせ身内だけだって」

カネキ「それもそうですね……」

カネキ「さて……そろそろ僕は担任のクラスに行かないと」

ニシキ「ああ、お前のクラス。問題児の集まりらしいから頑張れよー」ゲラゲラ

カネキ「え……でも名簿を見た限りは――」

ニシキ「どうした……?」

カネキ「……何でもないです」

ニシキ「そ、そうか」

ニシキ(予想外にやばかったみたいだな……)

カネキ(絶対、僕に押し付けたよな……まあいいさ、僕はクールに生徒と付き合っていく)

ヒナミ「あ! お兄ちゃん……じゃなかった先生!」タタタ

カネキ「あれ、どうしたの? ヒナミちゃん」

ヒナミ「えと……その、ちょっとクラスで」

カネキ(入学式前に何やってんだ僕のクラスは)

カネキ「それで何があったのかな……?」

ヒナミ「……>>36

かそく

ヤングジャンプの奪い合いが

平和か

ヒナミ「……ヤングジャンプの奪い合いが!」

カネキ「」ズルッ

ヒナミ「で、でも教室で喧嘩したら皆がけがするし……」

カネキ「そ、そうだね……とにかく行ってみようか」

ヒナミ「う、うん!」



喧嘩していたのは……?

安価↓1と↓3のグール

※ただし被った場合は安価↓

アヤト

kskst

アヤト

ナキ

ノロ

ナキとアヤトか
いかにもケンカしそう

アヤト「テメェ! 俺の買ったヤングジャンプだぞ! いい加減にしろ!」グイグイ

ナキ「うるせえ!! 貸すくらいいいだろうが!」グイグイ

アヤト「まともに字も読めねえくせに漫画なんざ読もうとするな!」ガシッ

ナキ「俺はかわいい女の子を見たいだけだ! 最高のスールラフを送るためにな!」

アヤト「スクールライフだろ、馬鹿野郎……」ギリギリ

ナキ「んなもん知るか……!」ギリギリ


カネキ(来てみたはいいけど本当に小学生のケンカだな……まあいい。ここは>>47さんにクールな解決案を出してもらおう)

両方にげんこつ

君たち?ムカデを耳に入れられたらどんなおとがするかしってる?

没収

ナキにヤモリのサインをあげる

カネキ「ねえ君たち」

アヤト「ああ!?」

ナキ「死にてえのかお前!」

カネキ「ムカデを耳に入れたらどんな音がするか知ってる?」ギロ

アヤト「」ビクッ

ナキ「な、なんだとー! やれるもんならやってみやがれこのクソ野郎!」

カネキ「よし、ナキ君は後で先生とお話しだね」ニコリ

ナキ「」


カネキ「はい、それじゃあ皆席についてー。――――今日からみんなは一人の学生です」

カネキ(エト……母さん。僕は――――やれるだけやってみるよ。この、学校で)

カネキ「さて、今日はここまでだよ」

カネキ「まずはCCGについて考えてくれた>>18さんに敬意を表したい。そこでこのスレではCCGをC3Gと呼ぶことにする」

カネキ「そしてこれからはコンマがどんなに悪かろうとバッドエンドはありえない! クールの限りを尽くしてくれ!」

カネキ「それでは皆さん……お疲れ様でした」ペコリ

乙乙ー

おつん
これが優しい世界か

優しい世界ほんとすき。期待。

カネキ「やあ、皆さんこんばんは。クールなグールこと金木研だ」

カネキ「皆わかっている通り、ここは確かに優しい世界だ」

カネキ「だが、優しさとは生ぬるいものではない。時には厳しい壁にぶち当たるだろう。そういったものを一緒に乗り越えていきたいね」

カネキ「それじゃあ始めようか……僕と君たちのクールな物語を!」

カネキ(教室で入学式の流れを確認した後、入学生200人が体育館で一堂に会した)


ニシキ「これより第一回、入学式を開式いたします――――」

カネキ(……式は滞りなく進んでいた)

アヤト「」zzz

ナキ「」ソワソワ

カネキ(何人か心配なのはいるけど……)


ニシキ『それでは教師を代表して金木研より祝辞の言葉をいただきます』

カネキ(さて……登壇したけど)

「「「「…………」」」」

カネキ(皆、真剣そのものだな。話す内容はもうここに記してあるけど――)

カネキ(うん、馬鹿らしいな。こんな文面を読み連ねるだけなんてクールじゃない)

カネキ(そこで>>60さんに最初の一言をクールに決めてほしい……よろしく頼むよ)

初めまして、あるいはお久し振りです。これから卒業まで教鞭を取らせて頂きます、半人間の金木です。

みんな肩の力を抜いてくれ
グールと人の橋渡しとなる学校とか、そんなことは考える必要ない
君達は学ぶ必要があり、ここに来た
もうグールだからとか、人間だからとか、区別しないでほしい
クールじゃないからね

やだクール

カネキ「みんな肩の力を抜いてくれ。グールと人の橋渡しとなる学校とか、そんなことは考える必要はない。君たちは学ぶ必要があり、ここに来た。もうグールだからとか、人間だからとか、区別しないでほしい。クールじゃないからね」

カネキ「僕も人生のほとんどは人間として過ごしてきた。その時はグールという生き物をよくわかっていなかったんだ。……だけど、とある事情から半分だけグールになってしまったんです」

シロ「……」

クロ「……」

カネキ「だけど僕にはグールに大事な人を奪われた者の気持ちがわからない。経験がないから。でもそういう境遇に立たされた人の話は聞いてきた。……この中にはそうなるような行いをしてしまった人がいるかもしれない。でも、僕はそれが悪いとは思わない。だって、そうするしかなかったんだから!」

アヤト「……」

カネキ「忘れろ、なんて無理なことは言わない。それを糧にするのはいいことだと思う。だけど、これだけは胸に刻んでほしい。泥沼の中で争う日々はもう終わっている。君たちは今! 純粋に社会に出る前の評価をなされている! ……そこには差別なんかない。あるのは君たちの努力という有象無象がさまざまな形で結果になるという事だけだ!」

ヒナミ「……お兄ちゃん」

カネキ「皆さんがそれぞれの夢を実現させられる学校になり、皆さんが笑顔で学校生活を送れる事を願って……最後とさせていただきます。皆さん、入学おめでとう」ペコリ

ナキ「うっ……ううぅ」ポロポロ



カネキ(――――クールに、決まった)グッ

カネキ「はい、というわけで一年間皆さんの担任を務めます。金木研です」

シロ「ひゅーひゅー」

クロ「ひゅーひゅー」

カネキ「……二人とも別にうれしくないでしょ」

シロ「そんな事ない。またお兄ちゃんに会えてうれしい」

クロ「お兄ちゃんの授業……楽しみ」

ヒナミ「もう! 二人とも今はお兄ちゃんじゃなくて先生なんだよ? ね、お兄ちゃん――――あ////」カァァ

ナキ(むっさかわいいいいい!)

アヤト(あいつ……ああいう趣味あんのか?)

カネキ「やれやれ……まあいいや。少し時間もあるし何か聞きたい事ある人はいる? 学校の事とか、授業や先生についても」

ナキ「はい! はい! 俺ある!」

カネキ「じゃ、じゃあナキ君……」

ナキ「>>66

最後で台無しすぎワロタ
あとたぶんナキは五分の一も理解してない

神カネキ兄貴ってよんでいいですか

カテイカってなんだ?

ナキ「神カネキ兄貴ってよんでいいですか」

カネキ「普通に先生って呼んでください」

ナキ「じゃあ……兄貴先生!」

カネキ「……もうそれでいいや」

アヤト「ぶっはは! 入学初日で呆れられてやんの」

ナキ「なんだと!?」

カネキ「はい! 二人ともそこまでー。ほかに質問ある人いる? もっとまともな質問で」

ナキ「」

アヤト「ぷっ……」プルプル

ヒナミ「そ、それじゃあ……」

カネキ「お、ヒナミちゃん。なんでも質問していいよ」

ヒナミ「……>>70

おに...先生は何の授業を担当するんですか?

もうエトさんとやっちゃったんですか

ヒナミ「も、もうエトさんと、その……やっちゃったんですか?」

カネキ「」

シロ「」

クロ「」

アヤト「」

ナキ「何をやっちゃったんだ?」

ヒナミ「////」ジッ

ザワザワ、センセーヒナミチャンニイッタイナニヲ・・・

カネキ(な、なんかとんでもない爆弾発言が……。まあいい、この場面を切り抜ける大人でクールな一言を>>73さんに頼みたい!)

保健体育の授業は僕の管轄外なんだ、ごめんね

お前も蝋人形にしてやろうか?

カネキ「はい、これはクールじゃないね」

カネキ「よく考えてほしい。相手はヒナミちゃんだよ? そんな事言うなんて大人げないと思わないかい?」

カネキ「クールかつ冷静な対応を。それが僕の教師としての姿だ」

カネキ「というわけで>>76さんに再安価を頼みたい」

kskst

卒業するころには分かるよ

>>73

>>76
すまんあげてもうた
安価した

>>72で。
>>73じゃなかったわ

カネキ「卒業するころにはわかるよ」

ヒナミ「むぅ……答えになってない」

アヤト(仕方ねえ……助け舟出してやるか)


アヤト「せんせー。せんせーは何の教科担当するんですかー?」

カネキ(アヤト君……気が利くね)


安価↓3 カネキの担当教科

国語

国語

家庭科

技術

調理実習がハンバーグですね
分かります

サッサン料理上手いからね、仕方無いね

アヤト君のせんせーがかわいすぎww
序盤の喧嘩のせいで小学生のショタアヤトが頭から離れないwwww

現代文

カネキ「家庭科だよ」

アヤト「マジ……? お前料理とかできんの」

カネキ「口の聞き方が悪いよ、アヤト君。それに僕は少し前まで普通に一人で料理作ってたからね?」

アヤト「ふーん……まあいいや。何か面白そうだし」

カネキ「さて……そろそろ時間だね。皆、明日から授業は始まるけどゆっくり進んでいくから焦らないように。解散!」

カネキ「ふぅ、無事に初日が終わった……」

イトリ「おー? カネキチ疲れてんの?」

カネキ「いえ、そんな事はないですよ。ただ僕のような若輩者が教師をどうやればいいのか、という不安はありますけどね」

イトリ「年上の子もいるんでしょー?」

カネキ「ええ。……ですがこれから料理はみんなにとって必須スキルになりますからね」

イトリ「じゃあ私も教えてもらおうかなー?」

カネキ「ええ、今度お教えしますよ」ニコッ

イトリ(ホント、大人になっちゃって……)

カネキ「さて……今日のうちに授業計画を固めるか」

ニシキ「おーやってんなー」

カネキ「ニシキさん、お疲れ様です」

ニシキ「おう。ん、お前授業ようにノート作るのか?」

カネキ「まあわかりやすくレシピとかをまとめようかな、と」

ニシキ「なるほどねー。俺なんか初歩の四則計算とかからだから最初はいらなさそうなんだよな」

カネキ「そうですね……でも料理は得手不得手が分かれますからね。まずは作りやすいものから行こうかな、と。授業も多くないですしね」

ニシキ「ふーん、いろいろ考えてるのな。んで、何にすんの?」

カネキ「>>93

ハンバーグ!ハンバーグ!

食材に関して

とすいません間違えました
安価下でお願いします

>>92

佐藤のおばさん風肉じゃが

>>96
全力でアヤトのトラウマを抉りに行くスタイルWWW

カネキ「まずは基本的な食材に関して、かな。野菜を味見させてみたり十分くらいでできる簡単なものを少々」

ニシキ「ふーん……そりゃ楽しみだ。まあ、お前のクラスは足し算ですら大事件が起きそうだけどな」

カネキ「ははは……」

イトリ「私もー……。憲法とかは多分無理よねー」

カネキ「うわ、イトリさん。まだいたんですか」

イトリ「うん、今日は景気づけに四人で食事でもどうかなーって」

ウタ「そうそう」

カネキ「ずいぶん急な話ですね……」

イトリ「まあ思いつきだけど、お酒はなし! 普通の店で普通に食べるから仕事には差し支えないよ?」

カネキ「ちょっとエトに電話かけて確認してみますね……」

カネキ「あ、もしもしエト?」

エト『ケン、どうしたの?』

カネキ「実は職場仲間で食事に行くみたいな話になって……」

エト『ケンはそれに出たいの?』

カネキ「う、うん……せっかくだし」

エト『ふーん……せっかくの二人の時間なのに?』

カネキ「そのかわりほかで埋め合わせするからね? ほら、欲しいものとかしてほしい事とかあったら遠慮なく言っていいよ?」

エト『>>101

かそく

遊園地デート

エト『じゃあ今度、一緒に遊園地行こう?』

カネキ「うん、わかった。約束するよ」

エト『えへへー♥ じゃあ楽しんできてね、ケン』

カネキ「うん、ありがとう」


ニシキ「カネキー。どうだったー?」

カネキ「大丈夫でした。今から準備してきますね」

ニシキ「ああ」ニヤニヤ

カネキ「?」

これを真綾ボイスでやられるのはなかなか素晴らしいと思います

カネキ(……そう、彼女はまだ敗北を認めてはいなかった)モグモグ

イトリ「カネキチー? この刺身おいしーよ? はい、あーん♥」

ニシキ「あーあ、嫁に殺されるなこりゃ」

ウタ「カネキ君、表情硬いよー」

カネキ「あなた方はこの方法でしかいたずらできないんですか……!」

イトリ「やだなあ……慰労だよ慰労。カネキチの功績をたたえて――――」

カネキ(やれやれこの人たちは……ん?)


亜門「お前は……」

アキラ「……隻眼」

イトリ「お? これはどことなく初々しいカップルですなあ?」

カネキ(争いの火種が……!)ガク

アキラ「……こんなに近くで見るのは初めてだな」ジロジロ

カネキ「は、ははは……」

イトリ「うわーん、カネキチがとられたー」ギュウ

亜門「な……何でこっちに!」アタフタ

イトリ「むふふー。これはいい反応ですなー」ムギュムギュ

亜門「く……こなくそ!」



アキラ「……」ジー

カネキ「……ずいぶんと亜門さんを気にされるんですね」

アキラ「まあな」

カネキ「少しぶしつけな質問かもしれませんが……亜門さんとはお付き合いされているんですか?」

アキラ「>>107

そうだったらいいんだが
何分引きずってるようでね

もしくは安価した

まだだ

だが、彼が私をどう思っているかは把握済みだし、私も彼とは同じ気持ちだ

あの脳筋がそう思ってくれれば楽なんだが

父親のように…し、慕っているよ///

アキラ「まだだ。だが、彼が私をどう思っているかは把握済みだし、私も彼とは同じ気持ちだ」

カネキ「なるほど……すいません」

アキラ「構わんさ。それにCCG……今はC3Gか。そこではどうも話が広がりに広がっているらしい」

カネキ「そうなんですか……」

アキラ「君はどうなんだ?」

カネキ「え?」

アキラ「金木研とエト……この二人の結婚を知らぬ者は日本にはいるまい。そうだな、後学のために夫婦円満の秘訣でも教えてくれないか?」

カネキ「>>112

かそく

相手の気持ちをよく考えること

カネキ「当たり前ですが相手の気持ちをよく考えること……ですかね」

アキラ「なるほど……いやありがとう。参考になったよ」

カネキ「そうですね亜門さんも……」


亜門「ぐはぁぁぁ……」ダラダラ

イトリ「んもう♥ 鼻血流すなんてうぶなんだから……」

ニシキ「ぶひゃははは!」

ウタ「いいぞーやれやれー」


アキラ「……」ビキッ

カネキ(……僕は何も見ていない)モグモグ

亜門君はもっと相手の気持ちを考えた方がいいね

今こそ筋トレをするべきじゃないのかね亜門君

俺の…未熟め!!

亜門「きょ、今日はすまなかったな……」ボロボロ

アキラ「ああ、ぜひともまた会いたいものだ」


イトリ「またよろしくねー」ツヤツヤ

ニシキ(……こえー女)

ウタ「学校に遊びに来てもいいからねー」フリフリ

カネキ「……それでは」ペコ



亜門「待て、カネキ!」

カネキ「亜門さん……?」

亜門「……ヤツと、話をした。ヤツにお前のことを言っても、それでも何も言わなかった」

カネキ「……、」

亜門「だが、ほんの少しだが……グールの気持ちがわかった気がする。……ありがとう」

カネキ「……はい!」

カネキ「さて、今日はここまでだ。すまないね、なかなか教師らしい物語にならなくて」

カネキ「だが、次からこそは本格的に授業を開始していく予定だ!」

カネキ「それとどうやら性転換ものはやっていなかったみたいだね。……ふふ」

カネキ「それでは皆さん、お疲れ様でした」ペコリ

おつー

カネキの料理の腕前は小説版東京喰種「日々」でもちらっと見れますよ

おつん
楽しかったよ

カネキ「やあ皆さんこんばんは。クールなグールこと金木研だ」

カネキ「小説については未読、とのことだ。申し訳ないね」

カネキ「まあ機会があれば読んでみたいね」

カネキ「それでは始めようか。僕と君たちのクールな物語を」

来たな

カネキ(今日は初めての授業ということで皆は調理室に来ています)

カネキ「はい、それじゃあ指定された席についてー」


アヤト「……おいナキ」

ナキ「ああ!? なんだこら!」

アヤト「三角巾で口元隠すな。それだと強盗みたいだぞ」

ナキ「ふざけんな! えーざいだ、えーざい!」

アヤト「いや、だから三角巾は頭に……」

ナキ「うるせえ!」



ヒナミ「よ、よろしくね。二人とも」

シロ「任せて。料理経験はある」ドヤァ

クロ「私たちに死角はない」ドヤァ


カネキ(……大丈夫かな。とりあえず簡単な説明さえすればいいか)



安価↓3 今回作る料理は?

カレー

ハンバーグ

ハンバーグ

カネキ「はい、とりあえず今回はハンバーグを作ります。家庭科は二時間分あるのでゆっくり作っていきましょう」

カネキ「まずは玉ねぎをみじん切りにしまーす。皆さんは包丁で指を切ったりする心配はないですが、包丁はとても危ないので慎重に扱ってくださいねー」



ナキ「どーりゃりゃりゃりゃりゃりゃ!!」ズバズバ!

アヤト「振り回すなこの野郎!」

ナキ「でも、ほら! めっちゃ切れたぞ!」

アヤト「お、おお……」


シロ「ヒナミ、ハンバーグは空気が抜けるように形を整えるのがいい」

ヒナミ「こ、こう……?」パンパン

クロ「そうそう、とても上手」


カネキ(……約二名以外は問題ないな)

ヒナミ「で、できたぁ……」パァ

シロ「これはいい焦げ色。期待できるね」

クロ「そうだ、おに……先生にも食べてもらおう」

カネキ「お、ヒナミちゃんたちはもうできたの?」

クロ「うん、先生。一つ食べていいよ」アーン

カネキ「あーん……」モグモグ


コンマ判定↓2

数値が高いほどおいしい

※ただしぞろ目で唐突な口移し

セイヤッ

うむ

カネキ「お……これはよくできてる。とてもおいしいよ」

クロ「そう、やっぱり?」

カネキ「自信満々だったんだね」

シロ「昔から料理は二人で一緒にしていたから……」

カネキ「……そうか、またこれからも作れるよ。いっぱいね」


ナキ「兄貴先生! 俺らもできたぞー! 食べてくれー!」

カネキ「それじゃあ一口……」パクッ


コンマ判定↓2

数値が高いほどおいしい

※ただしぞろ目で食べる直前にアヤト卒倒

そぉい

てい

35ってどれくらいの味なのか 不味いけどまだ食えないことはない?

カネキ「……」

ナキ「ど、どうだ……?」

カネキ「なんで味がないの……?」

ナキ「ええ!?」

アヤト「……ホントだ。ハンバーグってこんな感じなのか?」

カネキ「い、いや……そんなはずはないんだけど。でも味がなくなるなんてこと……」

クロ「……これ、塩コショウ下味にしてる? だから少し味が薄くなってるかも」

アヤト「あ!」

カネキ「ははは……。まあ料理は経験も必要だし、これからうまくなっていくよ」

カネキ「はぁ……初授業からインパクトあるなー」

ニシキ「お疲れ。俺のおごりだ」

カネキ「ああ……ありがとうございます」

ニシキ「しっかしお前のクラスは大変だな。足し算教えるのも一苦労だ」

カネキ「ああ……ナキさんあたりはそうでしょうね。僕も年上の方が少なくないですからやりにくいですよ」

ニシキ「まあ、そうだな」

ガラガラ

イトリ「ぶへぇ……カネキチのクラス疲れるんだけど」グッタリ

カネキ「イトリさん、何があったんです?」

イトリ「>>139

裁判の仕組みを教えたら
逆転裁判ごっこが流行った

男子生徒から質問攻め

イトリ「男子生徒から質問攻めにあって授業どころじゃなかったのよ……いや、授業の質問もあったけど」

カネキ「……アヤト君あたりが思春期ですからね」

イトリ「ああ……アヤト君も質問してたわね。むさい顔してるかと思ったら、にやにやしだすんだもん」

カネキ「それは大変でしたね。どんな質問を?」

イトリ「まあ人前では答えられないようなこと、とか」

カネキ「すいません。僕から言っておきます」

イトリ「うんありがと……。そういえばカネキチは追加生徒の名簿見た?」

カネキ「ああ……居住場所や戸籍整理、入学手続きの関係で一週間遅れた生徒ですよね?」

イトリ「うん、カネキチのクラスにも何人かいるから目通しておいて?」

カネキ「ありがとうございます。えーと……」


安価↓1~3

新たに入学するグール

※三つともかぶった場合のみ安価↓

ノロ

トーカ

ガキゴギ

カネキ「……ずいぶんと濃い面子ですね」

イトリ「ふふ……本当はトーカちゃんの事が気になってるんでしょう?」

カネキ「ええ……」

イトリ「治療、かなりいい経過みたいよ? 会ってあげたら?」

カネキ「そう、ですね……」

カネキ(トーカちゃん……)

カネキ(僕は学校が終わった後、嘉納先生にお願いしてトーカちゃんを呼んだ)

トーカ「……久しぶり」

カネキ「トーカちゃん。もういいの?」

トーカ「うん。もう禁断症状もないし……フラッシュバックに関しては自信ないけど」

カネキ「大丈夫だよ。いざとなれば僕が止めるから」

トーカ「……ありがと」

カネキ「……」

トーカ「あのさ……一つだけ聞いておきたいんだけど」

カネキ「何かな?」

トーカ「もし……私が、もっと強い心を持っていれば……アンタの隣に私はいれた?」

カネキ(トーカちゃん……僕が自分の気持ちに応えられないと受け入れてるのか。だったらその問いに答えるのがクールというもの……! >>147さんにクールな返答を期待したい)

kskst

もしも違う世界なら…

カネキ「もしも違う世界なら…」

トーカ「そっか……うん、そうだよね。変なこと言ってごめん」

カネキ「ううん、そんな事ないよ」

トーカ「学校、楽しみにしてるから」

カネキ「……うん」

トーカ「それじゃあ、私帰るね」

カネキ「気を付けてね」

トーカ「……カネキ」

カネキ「なんだい?」

トーカ「私、アンタに会えてよかったよ」

カネキ「僕もだよ」ニコッ

エト「ごく……ごく……ぶはぁ! お酒おいし~」

タタラ「旦那はいいのか。お前が条件出していかせるのに自分自身は好き放題なんて……」

エト「それはそれで望むところかな……」テレテレ

タタラ「……いい年してそれはないね」

ノロ「」コクコク

エト「そうかなぁ……。そうだ! ノロはケンのクラスに入るんだよね? タタラは? 就職先とか決まったの?」

タタラ「>>151

バーテンダー

海外の喰種に対する通訳

タタラ「海外のグールに対する通訳だよ」

エト「あータタラって中国語話せたから?」

タタラ「まあほかにも英語やフランス語とかの言語も覚えないといけないからそう楽な話じゃないんだけどね」

エト「ふーん……やっぱり勉強してるんだ」

タタラ「ああ、だけど学校で勉強することでもないからね」

エト「……タタラ、変わったね。少し前までは復讐ばかりだったのに」

タタラ「別に許したわけじゃないよ」

エト「そっか……」

ノロ「」ピピピ

エト「ありゃ、もう時間か」

タタラ「早く帰って旦那にサービスしてあげるといい」

エト「むふふ……」

タタラ(ダメだこいつ)

エト「ケン~ただいま~」フラフラ

カネキ「エト、お酒飲んだの?」

エト「うん、タタラたちとねー……」

カネキ「そう、楽しかった?」

エト「楽しかったよ! ……でもケン、さびしくなかった?」

カネキ「少しさびしかった、かな」

エト「それじゃあ今日は一緒に寝よ♥」ギュッ

カネキ「うん、そうしようか」

カネキ「さて、今日はここまでだ。すまないね、短くて」

カネキ「しかし次はお楽しみ、個人面談をやる予定だ。皆も楽しみにしていてくれ」

カネキ「それでは皆さん……お疲れ様でした!」

おつー
前回が荒んでたからか、なんか安心感を伴った楽しさがあるわ

乙乙ー

おつおつ
エトってタタラのことタタラさんって言ってなかったっけ

ヤモリの兄貴が生きてたら多分生徒指導の先生だったと思うんだ

乙ー

ナキは甲赫だから包丁使うのは上手そうなイメージだった

乙です

カネキ「やあ皆さんこんばんは。クールなグールこと金木研です」

カネキ「まずはじめに、エトとタタラさんの事だけど……あえてこのままいかせてもらいます。まあ原作と違う展開なのでそこで生まれた差異だと思ってくれれば幸いです」

カネキ「あとナキは基本不器用だから……ね?」

カネキ「それでは始めようか。僕と君たちのクールな物語を」

カネキ「はい、というわけで遅ればせの入学生三人……四人です」

トーカ「霧島トーカです。よろしくお願いします」ペコリ

ノロ「」コクコク

ガギゴギ「ガギ! ゴギ!」


アヤト(姉貴以外まともな自己紹介できてねーぞ……)

ナキ「お前ら……よく来たなぁ!」グスッ

ヒナミ「お姉ちゃん! 久しぶり」

トーカ「うん、心配かけてごめんね?」

ヒナミ「ううん……戻ってきてくれたから、それでいいよ!」

トーカ「……ありがと」ナデナデ

アヤト「けっ……猫かぶりやがって」

トーカ「なんか言った?」ギロ

アヤト「……何でもないです」



ノロ「」ポツーン

アヤト「……そういえば」

トーカ「何?」

アヤト「俺さ、ノロがしゃべってるところ一回も見たことねえ」

トーカ「あ、そういえば自己紹介の時も無言でうなずいてたね……」

ヒナミ「え? ノロさんはちゃんと自己紹介してたよ……?」

トーカ「へ? でも何も聞こえなかったけど」

アヤト(……確かにエトとタタラだけはなぜか会話が成立してたっけ。ここは探りを入れてみるか)

アヤト「なあヒナミ。ノロは何て自己紹介してた?」

ヒナミ「>>168

夜露死苦!

ノロです・・・チャームポイントは唇です・・・

ヒナミ「ノロです…チャームポイントは唇です…」

アヤト「」

トーカ「ぶっ!」

アヤト「マジかよ……」


ノロ「」キョロキョロ


アヤト「マジみたいだな……そうだ! おいノロ! お前、趣味とかねえの?」

ノロ「」ワタワタ

アヤト「よし、ヒナミ! 今なんて言った!?」

ヒナミ「>>171

ksk

ヒナミちゃんのお母さんと学生のコスプレしてガールズトーク

ノロ女だったのか…

ヒナミ「ヒナミちゃんのお母さんと学生のコスプレしてガールズトーク……?」

トーカ「はぁああああ!?」

アヤト「……もう何も言えねえわ」

ヒナミ「お、お母さんと……?」

トーカ「おい! どういう意味だ!?」

ノロ「」サッサッ

ヒナミ「えーと……言ったままだ、って」

トーカ「そんな……リョーコさん……」ヘナヘナ



カネキ(トーカちゃん……僕の中でもリョーコさんのイメージが崩れ去ったよ)

カネキ「はぁ……知りたくないことをしってしまったな」

ニシキ「まぁ、なんだ。そこを受け入れての教師だろ」

カネキ「そうですね……」

ニシキ「というかお前、個人面談は大丈夫なのか?」

カネキ「ああ、ゴールデンウィーク前にやるんですよね。準備はしてますけど質問に対する予想なんて僕のクラスの場合は無意味ですからね」

ニシキ「まあ、それもそうか……」

カネキ(そしてやってきた個人面談の一週間……正直言って、不安しかありません。しかし僕はここをクールに乗り切ろうと思います)

ナキ「よっしゃああああ!! 兄貴先生! どっからでもこいやぁぁぁぁあああ!!」

カネキ「うん……そんなに大きな声を出さなくてもいいんだけど」

ナキ「あ、そうなんすか。なんかすません」

カネキ(……しかも順番無視してトップバッターだよ、ナキ君)

カネキ「えーと、それじゃあ簡単な質問を――――」



カネキ「――――んー、それじゃあ学校生活で困ってる事とか悩んでる事はある?」

ナキ「>>177

アヤト君が虐めてくること

ガギゴギと班が別になった時、あいつらがちゃんとやれてるか不安

ナキ「そ、それがよ……ガギゴギと班が別になった時、あいつらがちゃんとやれてるか不安で」

カネキ「なるほど……たまにそわそわしていたのはそういう事だったんだね」

ナキ「あ、ああ……でも俺、馬鹿だから何をどうすればいいかなんてわからなくて」

カネキ「……もう少しあの二人を信頼してもいいんじゃないかな」

ナキ「え?」

カネキ「二人にも自分たちでできる事はいっぱいあるだろう? 本当に助けが必要な時だけ君が手をさしのべる……信頼ってそういうものじゃないかな」

ナキ「うぅ……やっぱ兄貴はすげええよおおおお!!」ダキッ

カネキ「だから危ないってば!」

カネキ(ふぅ……ああやってすぐ感情的になるのがナキ君の悪い癖かな)

アヤト「ずいぶんとやられたみてえだな」ニヤニヤ

カネキ「まあね。でもこれくらいの手ごたえの方が張り合いがあって楽しいよ?」

アヤト「は! いつ聞いてもおかしいな、アンタの頭は」

カネキ「クールなだけさ」

アヤト「……ありがとな」

カネキ「え?」

アヤト「お前のおかげで姉貴が傷つかなくて……一緒に入れて」

カネキ「クス……アヤト君にしては素直な言葉だね」

アヤト「なんだよそれ……」

カネキ「……初めて会った時よりずっと楽しそうな顔してるよ。アヤト君は」ニコ

アヤト「卑怯だよ、テメエは……」

カネキ「かもね。……学校生活で悩みとかある?」

アヤト「……>>181

彼女が欲しい、できれば年上の

アヤト「彼女が欲しい、できれば年上の」

カネキ「ふーん……やっぱりアヤト君もそういうの興味あるんだ」ニヤニヤ

アヤト「なんだよ! そのいやらしい笑みは!!」

カネキ「別にー? ただアヤト君も年頃だな、と」

アヤト「……んだよ。もう少しまともに答えてくれたっていいじゃねえか」

カネキ「いやいや、ちゃんと答えるさ。まずは今好きな人とかいる? いるならどんな人か教えてほしいんだけど」

アヤト「>>184

リョーコさん

カヤさんっていいよな。

アヤト「カヤさんっていいよな」

カネキ「アヤト君……君もいい趣味してるじゃないか」

アヤト「う、うるせえよ……」

カネキ「それで? どこで会ったの?」

アヤト「姉貴に会うためにあんていく行って……その時に少し話したんだよ」

カネキ「ふーん……なるほどね」

カネキ(ここは恋愛経験豊富かつ妻帯者の僕がクールなアドバイスを送るべきだろう……。>>188さん! アヤト君を後押しするクールなアドバイスを頼むよ!)

魔猿と呼ばれる男に相談をしてみるといい

アヤト君もあんていくで働いてみたらどうかな?
美味しいコーヒーが入れれるようになるよ?

これで魔猿さんにも相談できるね^^

カネキ「アヤト君もあんていくで働いてみたらどうかな? 美味しいコーヒーが淹れれるようになるよ」

アヤト「! ……行ってくる!」ダッ

カネキ「……青春だね、アヤト君」フフフ




アヤト「はぁ……はぁ……!」ダダダ

トーカ「アヤト……? 面談終わったの?」

アヤト「ああ終わった! それより、姉貴……俺もあんていくで働く! 店長に会わせてくれ!」

トーカ「アンタ――――」

アヤト(やってやる……やってやる!)

シロ「……騒がしい人。落ち着きがないのは子供の証」

カネキ「はは……。皆それぞれ個性はあるよ?」

シロ「それはわかってるよ、先生」

カネキ「ん、ならいいんだ。……それにしても」

シロ「?」

カネキ「シロとクロはいつも一緒にいるから個々で話すのは新鮮な感じだよ」

シロ「そうかもしれない。クロとは……どんな時も一緒だったから」

カネキ「……そうかい。シロには他に悩みとかないの?」

シロ「>>193

同性愛のついて

シロ「同性愛ってどう思う?」

カネキ「おおう……」

シロ「? 変かな?」

カネキ「変だとは思わないよ。ただあまりにも予想通りすぎて」

シロ「そう、かな……」テレテレ

カネキ「やっぱりクロの事なのかな? 悩みをできるだけ具体的に教えてくれると助かるんだけど……」

シロ「>>196

ガギさんとゴギさんの関係が気になって……

そんなにBL好きって変?(真顔)

クロがBLにハマった。今はカネキ先生で妄想してるみたい

全員ホモってどういうことだ

シロ「そんなにBL好きって変?」

カネキ「」

シロ「今私のイチオシは先生(カネキ)×生徒(アヤト)の禁断の関係……ほかにもナキアヤも捨てがたい」

カネキ「」

シロ「? どうかしたの?」

カネキ「い、いやなんでもないよ……ただ、本人たちには言わないようにね」

シロ「……わかった」



カネキ(てっきりクロとだと思ってた……)ガクリ

トーカ「アンタ急にどういう風の吹き回し? 前は面倒とか言ってたのに……」

アヤト「……別に」

トーカ「そう……まあいいや。とりあえず店長に話してみるから少し待ってな」

アヤト「お、おう」



芳村「アヤト君が?」

トーカ「ええ、急に働きたいって……」

芳村「ははは……いい事じゃないか。アヤト君を呼んできてくれないかい?」

トーカ「はい、わかりました」タタ

芳村「さて、アヤト君」

アヤト「は、はい……」

芳村「急に働きたいと言った。前に断ったという事に私は興味などない。こちらとしてもそれはありがたい事だからね」

アヤト「……、」

芳村「ただ理由を聞かせてはくれないかい? 労働するうえでモチベーションというのはとても大切なんだ。……もちろん無理にとは言わないけどね」

アヤト(ぐ……さすがエトの父親、優しい顔して何て威圧感だ! だけど本当のこと話すのも恥ずかしいし……そ、そうだ! >>203に返答を任せてみよう!)

…憧れている人がいるんです。
その人に、少しでも近づきたくて。

姉貴も喰種の性質上人間に恨みを買ってるだろうし、そういう輩が来たときに俺が対応できるようにしたい

アヤト「姉貴もグールの性質上人間に恨みを買ってるだろうし、そういう輩が来たときに俺が対応できるようにしたいんですよ……」

芳村「なるほど……」ジッ

アヤト「……、」ゴクリ

芳村「わかった。君をあんていくのバイトとして雇おう」

アヤト「」ホッ

芳村「しかし最初はコーヒーの淹れ方からしっかりと学んでもらう。いいね?」

アヤト「はい!」

芳村「さて、君には誰を当てようかな……」


コンマ判定↓2

偶数→カヤ
奇数→トーカ

ほい

>>205こんますげぇな、逆から見てもきれいとか

ガチャ、バタン

カヤ「あら? アヤト君……ここで働くの?」

アヤト「あ、えと……は、はい!」

芳村「……ちょうどいい。彼女にコーヒーの淹れ方を教えてもらいなさい。私は少し用事があるからそれではね」スタスタ

アヤト「……、」

カヤ「……、」

アヤト(ま、マジで……?)ポカーン

うかく同士だし相性いいと思う

アヤト「あ、あわわ」

カヤ「? どうかしたの、アヤト君?」

アヤト「い、いえ……」

カヤ「そう? それじゃあ早速教えるわね。コーヒー淹れた経験は?」

アヤト「い、インスタントくらいしか……」

カヤ「そう……それじゃあ最初から教えないと。ほら、こっち来て?」

アヤト「は、はい……」


コンマ判定↓2

数値が高いほどアヤトを意識している

※ぞろ目で……?

ん、

アヤト「……こ、こう?」

カヤ「そう、丁寧に蒸らして……」

アヤト(カヤさん……いい匂いするな。髪もすごくきれいだ……)ジー

カヤ「どうかした?」

アヤト「や、いえ、何でもないです!」タジタジ

カヤ「そう……?」



トーカ「……」コソコソ

アヤト「ふー……やっと終わった」

カヤ「でももう少し練習が必要ね。また今度教えてあげるわ」

アヤト「は、はい……」

アヤト(よっしゃー!)


トーカ「アヤト……こっちこっち」チョイチョイ

アヤト「? なんだよ……」トコトコ

トーカ「アンタ……カヤさんの事好きなの?」

アヤト「な――――」

トーカ「コーヒーの淹れ方教えてもらってる間、ずっと見てるんだもん。バレバレだって」クスクス

アヤト「……」

アヤト「もう少し弟を応援とかしてくれてもいいんじゃねえの!?」

トーカ「そんな事言ってもねえ……カヤさんって落ち着いた印象だし、アンタみたいなガキを彼氏にするとは、ねえ?」

アヤト「うるせえ……」プイ

トーカ「ふーん……そんな態度とるんだ。せっかくアドバイスしてあげようと思ったのに」

アヤト「……んだよ、アドバイスって」

トーカ「>>217

多少強引にでも早めに押してみる

カヤさんは自分より強い人が好みだって聞いたことがあるよ

トーカ「カヤさんは自分より強い人が好みだって聞いたことがあるよ?」

アヤト「つ、強い人……」ゴクリ

トーカ「とは言ってもカヤさんて昔は『ブラックドーベル』っていう組織のリーダーだったらしいから結構、強いらしいよ~?」

アヤト「でも俺だって……」

トーカ「あはは! アンタじゃカヤさんには勝てないって! それにそういう噂ってだけで確証はないしね」ポン

アヤト(……強い人、か)

カネキ「さて、皆さん。今日はここまでだ」

カネキ「途中からアヤト君中心のストーリーになったけど、このスレでは和解後の世界で生きていくグールにも焦点を当てられたらと思っている」

カネキ「もちろん、僕のクールな生き様も忘れる気はないよ」

カネキ「それでは皆さん……お疲れ様でした」

お疲れネキ



(もしかしてアヤトの安価は別にクールでなくてもいいのか?)

乙乙

優しい世界好き(*´ω`*)

カネキ「やあ皆さんこんばんは。クールなグールこと金木研だよ」

カネキ「まず安価だけど、クールである必要があるのは僕だけだ。まあ、あまりにもひどいものは再安価となるけどね」

カネキ「それじゃあ始めようか……僕と君たちのクールな物語を」

カネキ(今日は個人面談の二日目です。二日目、なんだけど……)


クロ「?」

カネキ(何だろう、一人目から危ない匂いが立ち込めている……)

クロ「どうしたの、先生?」

カネキ「いや、なんでもないよ。……シロにも言ったけど、一人で話すところを見るのは珍しいね」

クロ「うん、私もそう思う。でも姉妹とはいってもそれぞれの人生もあるし、いつまでもずっと一緒ではいられないと思ってる。世間もそんなに甘くないだろうし……」

カネキ「クロは真剣に進路を考えてるんだね」

クロ「何がしたいかは決まってないけれどね」

カネキ「でもそういう心構えは立派なものだと思うよ。……それじゃあ今、学校生活で困ったり悩んだりしてる事はある?」

クロ「>>227

シロが最近色んな男に熱っぽい視線を投げ掛けてるの

↑+普通の恋愛してみたい

クロ「シロが最近いろんな男に熱っぽい視線を投げかけてるの……」

カネキ「……、」

クロ「シロもそういうのに興味があるんだと思う……でも、誰もかれもっていうのはあんまりで……」

カネキ(ああ……気づいていないのか。それがいいことなのか悪いことなのか……)

クロ「それに、私も普通の恋愛がしてみたい……」

カネキ「なるほど……」

クロ「でも、今までずっと普通の人生なんてなかった。愛される事はできても、他人をどう愛すればいいかなんて私には……わからない」

カネキ(……クロもクロなりに悩んでいるんだね。ここは僕からクールな言葉を送って、彼女の手助けをしてあげたい。>>230さん、任せたよ)

kskst

クロはいままでシロを愛してはこなかったのかい?形は違えどそれだって愛情なのだから、あとは簡単さ

カネキ「クロは今までシロを愛してはこなかったのかい? 形は違えどそれだって愛情なのだから、あとは簡単さ」

クロ「! ……うん、そうだね。ありがとう、先生」

カネキ「どういたしまして」ニコッ


クロ(シロ……私、少しだけ前に進めたよ)


カネキ(あとはシロが悪影響を与えなきゃいいけど……)

シロ「あれ……玲?」

ジューゾー「おぉ~シロ~。元気してましたかー?」

シロ「元気も何も……仕事はいいの? C3Gもまだ忙しいんでしょ?」

ジューゾー「ちょっと疲れたの休憩中ですぅ」

シロ「……さぼってるの?」

ジューゾー「そういうわけでは――」



亜門「おいジューゾー! 何やってるんだ! 篠原さんが――」

シロ「――、」

亜門「安久……」

亜門「そういえば安久はグールのための学校に入学していたんだったな……」

シロ「はい……大変だけど、とても楽しいです」

亜門「そうか……」

シロ「……今、時間ありますか? せっかくなのでどこかでお茶でも……」

亜門「うーん、そうだな……最近は事件もないから仕事が終わった後なら」

シロ「本当ですか!? それじゃあクロもつれてくるので亜門さんは玲と一緒に――」

亜門「よし、わかった」

ジューゾー「おお? 美味しいもの食べれるですか!?」


シロ(……亜門×玲、いや亜門受けも……)グヘヘ

いい話かと思ったが違った

シロ「クロ……面談は終わったの?」

クロ「うん、終わったよ。それよりラインで言ってたの……」

シロ「八時から亜門さんと玲と一緒に食事する。都合、悪かった?」

クロ「そんなことないよ。ただ……二人とも、懐かしいね」

シロ「本当……」ボー


クロ(シロ……そんなに男の子に夢中なの? 亜門さんにこっそり相談してみようかな……)

ヒナミ「ふ、笛口ヒナミです! よろしくお願いします!」

カネキ「はは、アイドルのオーディションじゃないんだからそんなにかしこまらなくてもいいよ」

ヒナミ「あ、アイドル……////」

カネキ「……ヒナミちゃんは素直で純粋なままだね」

ヒナミ「ふぇ?」

カネキ「それはすごいことだと思うよ。普通の人は……歪み、汚れてしまうからね」トオイメ

ヒナミ「……せ、先生?」

カネキ「ああ、ごめん。少し変な雰囲気にしちゃったね。ヒナミちゃんは学校生活で悩みとかある?」

ヒナミ「>>238

ナキさんの成績が心配で夜も眠れない

勉強が難しい

ヒナミ「べ、勉強が難しくて……」

カネキ(ここにきて一番まともだ……いや、今までもまともな人はいたけど)

カネキ「そっか、難しいもんね」

ヒナミ「うん……頑張っておうちで勉強したり先生に聞いてみたりしてるんだけど……この前も小テストであまりいい点数とれなくて……」

カネキ「勉強はすぐ結果が出るわけじゃないよ。継続は力なり、って言葉もあるくらいだしね。それに期末テストまでは時間があるんだ。そこに近づいてまだ変化がないなら僕が力になるよ」ニコッ

ヒナミ「わかった……も、もう少し頑張ってみるね!」グッ

カネキ「一緒に頑張っていこうね」ニコッ

支援

カネキ(さて……最後は、と)

ノロ「……」

カネキ「……」

ノロ「……」

カネキ「えーと……ノロさん、学校生活とかで悩みってありますか?」

ノロ「」スラスラ

カネキ(あ、筆談で答えてくれるのね)

ノロ『>>242

身長が伸びない

ノロ『身長が伸びない』

カネキ「え、えーと……」

ノロ「」ソワソワ

カネキ「そ、そうですね……牛乳飲めばいいんじゃないですか?」

ノロ「」ピコーン

カネキ「な、なんか思いついたみたいでよかったです……」

ノロ「」ダダッ


カネキ(あれ? これもう学校関係なくないか?)

シロ「亜門さんと玲……二人とも懐かしい」

クロ「そうだね……とても楽しみ」

シロ「……」

――――

ジューゾー「亜門さん、どうしてあの二人を食事に誘ったんですか……?」

亜門「え? それは久しぶりだったから……」

ジューゾー「……僕、亜門さんが女の子と仲良くしてるとこ、見たくないです」

亜門「ジューゾー……俺はそんなつもりは――」

ジューゾー「じゃあ今、ここで証明してみてくださいよ」

亜門「え?」

ジューゾー「こういう事です」チュッ

亜門「ジューゾー……」

ジューゾー「亜門さん……」


※シロの妄想です


シロ「……フヘヘ」

クロ(シロ……さっきから笑ってどうしたんだろう)

順調に暗黒面に堕ちてってる…

アカン

うわぁ・・・
これ真性だ

亜門「すまない、二人とも! 万引きしたバカグールがいてな……」

シロ「いえ、私たちも今来たところです」キリッ

クロ(表情が一変した……)

ジューゾー「ボコボコにしてやりました~」

クロ「……アンタも相変わらずだね、玲」

亜門「よし……それじゃあ行こうか。今日は俺が奢るから好きなだけ食べてくれ」

クロ「あ、ありがとうございます!」

亜門「二人とも同じ学校に通ってるんだって?」

クロ「はい。クラスも一緒です」

亜門「そうか……そういえばヤツが、金木研が勤めているよな?」

クロ「ええ、担任ですけど……どうかしたんですか?」

亜門「いや、彼とは少しね……」

クロ「……亜門さんは彼とは何度も戦ったと聞いています。やっぱり、先生というグールに対しても何か思うところはあるんですか?」

亜門「何もない、と言えばうそになる。それに捜査官のほとんどがこの和解に納得していない」

クロ「……、」

亜門「俺だってそうだ……父と慕った男はグールだったんだ。憎む気持ちはある。だが……どこかほっとしている自分もいるんだ」

クロ「そう、なんですか……」

あーやっぱまだ完全な和解は無いのね

亜門「あ、すまないな。こんな暗い話してしまって……」

クロ「いえ、そんな事ないです。……少し、うれしいくらいです」

亜門「え?」

クロ「亜門さんも……そうやって悩むんだなって」

亜門「俺なんか……未熟さ。金木研という人間からグールになってしまったのに強く生きる存在を見て、ますますそう思うようになった」

クロ「……亜門さんにとって先生は、金木研という存在はどういう意味を持っているのですか?」

亜門「……>>253

kskst

意味なんてものはないさ
彼は……まあ俺がそう思っているだけかも知れないがな、ただの友人さ

亜門「意味なんてものはないさ。彼は……まあ俺が思っているだけかも知れないがな、ただの友人さ」

クロ「……いい関係ですね。そういう友情って、素敵だと思います」

亜門「はは、なんかそう言われると照れくさいな。でも彼のことは戦ったり言葉を交わしたりして少しはわかりあったつもりだよ」

シロ(言葉を交わす……戦う……思っているだけの、友人――――そうか!)

――――

亜門「何をするんだ……!」ドサ

カネキ「何を言ってるんですか……僕たちはもともと、こうやってわかりあったでしょう?」

亜門「ふざけるな……俺たちはただの、友人で……!」

カネキ「亜門さんは……それで、満足ですか?」

亜門「何……?」

カネキ「僕は……満足できないです」

亜門「……だがお前には妻がいるだろう」

カネキ「そんな事はどうでもいいんです。今は……あなただけを見ていたい」

亜門「金木研……」

※シロの妄想です



シロ(……たまらん)ブルブル

(アカン)

ジューゾー「? ナシロ~どうしたですか?」

シロ「……何でもない」

ジューゾー「そうですかぁ? 黙ってみたり震えてみたり、猫みたいで面白いですね~」

シロ「そんな事はない……猫の方がかわいい」

ジューゾー「そうですかねぇ? シロも負けてないですよ~?」

シロ「……口説いてるの?」

ジューゾー「まさかぁ。僕そういうのには興味ないですし」

シロ「……そうだったね」

ジューゾー「でも最近、おしゃべりするのは楽しいですよ。篠原さんやほかの皆の話聞くの楽しいです」

シロ「へえ、意外ね」

ジューゾー「シロも何か楽しいことはないんですか? 僕、人の楽しんでることマネするのにはまってるんですよ~」

シロ「>>258

人の観察が趣味かな

シロ「人の観察が趣味かな」

ジューゾー「観察……ですか?」

シロ「うん。人の会話とかしぐさとかからその人がどんな人なのかを想像するの。楽しいよ?」

ジューゾー「へぇ……そうなんですか。じゃあ僕がシロを少し観察してみます!」

シロ「うん、いいよ」

ジューゾー「それじゃあ……むむむ……」ジーッ

シロ「ふふ……どう?」

ジューゾー「うーん、全然ダメですー」ガク

シロ「当然だよ。人間観察っていうのは普段のさりげないものから拾い上げていくものなんだから」

ジューゾー「なるほどー、今度やってみますぅー」


シロ(ジューゾーにはぜひとも同性に対する深い観察をしてほしいけど……)

亜門「人間観察か。確かに捜査に役立つかもな……」

クロ「クス……」

亜門「ん? どうかしたか?」

クロ「いえ、亜門さんは真面目なんだなって……」

亜門「す、すまないな。異性との食事というのはなれてなくて……」

クロ「いえ、すごく楽しいです」

亜門「そうか……それはよかったよ」

クロ(普通って、こういうことなのかな……)

カネキ(さて……あとはトーカちゃんくらいだな。明日にも全員終わるな)

カネキ「ただいまー」

エト「お帰り、ケン。ご飯にする? お風呂にする? それとも……」

カネキ「それじゃあエトのご飯を食べて、エトと一緒にお風呂に入って、エトと一緒に……かな?」

エト「ふふ、欲張りだねケン……♥」

カネキ「男はクールであっても貪欲なものさ」

エト「ねえ、遊園地のチケットとれたんだけど……」

カネキ「うん……この日は何としても開けておくね、任せて」

エト「やった!」

カネキ(……エト、まだ全部終わったわけじゃないけど、少しでも早く君の因縁やわだかまりをなくせるように頑張るよ)

カネキ「さて、今日はここまでだ」

カネキ「まず安心してほしいのはどんなにシロが暴走しても大した問題ではないことだ」

カネキ「もちろんシロ自身に問題はあるだろうけどね……」

カネキ「それでは皆さん……お疲れ様でした」ペコリ

乙乙

おつ

乙乙

おつつ。
クールである必要のない安価の影響が着々と…

>>1は前のスレHTML化依頼だしとけよ

カネキ「やあ皆さんこんばんは。クールなグールこと金木研だよ」

カネキ「クールである必要のない安価? 僕以外にクールでいられる者など……いるのかな?」

カネキ「と言っても僕も根は弱いからね……つらいことがあれば泣いてしまうさ」

カネキ「それでは始めようか。僕と君たちのクールな物語を」

ニシキ「おーい、カネキ。新聞見たかー?」

カネキ「新聞……ですか?」

ニシキ「ああ、ここ見てみろよ」

カネキ「何々……大食い選手権王者神代リゼが大会三連覇、グルメリポーター月山習収録中に三度目の卒倒……」

ニシキ「ああ、こいつらもよくやるよな。……で、問題はその後だ」

カネキ「……夜の街を並んであるく二人の姿が? でも本人たちは交際を否定しているみたいですね」

ニシキ「こいつらの場合、マジで何にもなさそうだから面白いよな。月山にその気があるって可能性はあるけど」

カネキ「それより月山さん……そのうちおいしすぎるものを食べて死ぬんじゃないですか?」

ニシキ「……かもな」

カネキ「でもどうして急に?」

ニシキ「ああ、この前月山から電話があってよ」

カネキ「はい」

ニシキ「俺とお前、後リゼと月山の四人で食事どうだって話だ」

カネキ「……お金は?」

ニシキ「ばーか。あいつらの稼ぎはグールの中じゃエトと並んで三強だぞ?」

カネキ「わかりました。行きましょうか」

ニシキ(……よし、感づいてないな)

カネキ「?」

カネキ(その後、僕はニシキさんと待ち合わせの場所に向かった)

月山「久しぶりだね、カネキ君! またこうして君に会えるなんて……僕はうれしいよ!」

リゼ「月山くんったらずっとこんな調子だったのよ?」

カネキ「二人とも……僕もあえてうれしいです」

月山「無二の友と共に珍味を食す……こんな幸せは他にはない!!」バッ

カネキ「それじゃあニシキさん……」

ニシキ「おっと待てよ。今日はあと一人来る予定なんだ」

カネキ「……?」

ニシキ「そろそろだと思うがな……」


「久しぶりだな、カネキ」

カネキ「……ヒデ?」

ヒデ「よう、試食会以来か?」

カネキ「どうしてまた……」

ヒデ「まあ、お前も落ち着いてきたってことらしいし来てみたんだよ」

カネキ「……そうだったんだ」

ニシキ「おい、俺に感謝しろよー? 俺が呼ばなきゃ、こいつはいつまでも遠慮してたからな」

ヒデ「いや、それはないっスね」

ニシキ「なんだと!?」

カネキ「ははは……」

カネキ「ヒデ、大学は変わらない?」

ヒデ「まあなー……。ただお前もニシキ先輩もいなくなったからさびしくはなったな。それにトーカちゃんは結局、お前のとこに行っちまうし。退屈ではある」

カネキ「トーカちゃん……治療の関係で大学に行けなかったんじゃないの?」

ヒデ「まあ、それはそうかもだけどよ。実は裏でグールも入学させようと動いてた大学はあったんだよ。少子高齢化で大学の生存競争もサバイバル化してるし未開の部分を開拓したいって思惑はあったんだろ。ただ……」

カネキ「ただ?」

ヒデ「大学に入学できる学力を持ったグールが少なすぎるって問題に直面した。それで開かれたのがグールのための学校だ。……少なくともあと五年は続くって見込みだぞ」

カネキ「なるほどね……」

ヒデ「それにしてもなあ……。お前が結婚したから俺にも少しはチャンスがあると思ったのに……トーカちゃんも一途だよなあ」

カネキ「……、」

カネキ「そういえば月山さんはどうしてこの仕事を?」

月山「ふふ……グルメたる僕にとっては天職だからね。ただ、」

カネキ「ただ?」

月山「君の授業は受けてみたかった……そうは、思うね」

カネキ「いつでも遊びに来てくださいよ。あまった食材で何か作るくらいはしますから」

月山「本当かい!? それなら、暇を見つけてそうするとしよう!」

カネキ「ところで……リゼさんと二人で会ってたていう話。本当のところはどうなんですか?」

月山「……>>278

これからのグールの未来を二人で話し合っていたんだ

…勝負に負けて食事を奢らされたのさ

月山「……勝負に負けて食事をおごらされたのさ」

カネキ「……お疲れ様です」

月山「ああ、これ以上は何も聞かないでくれたまえ……」フフ

カネキ「わ、わかりました」

カネキ(自分に気のない美女に振り回されるほど哀れな事はないな……)

リゼ「それじゃあここにあるのも全部持ってきてください」ニコ


ニシキ「マジかよあいつ……」

カネキ「まあいいじゃないですか。僕たちは皆、それなりに稼いでるんですし」

ヒデ「悪かったな。稼ぎがなくて」

カネキ「いや、ヒデはまだ大学生だろ……?」

ヒデ「まあそうだけどよ……」


ニシキ「てか、リゼ」

リゼ「何かしらぁ?」

ニシキ「お前、結婚願望とかねえの? そんなバカ食いしてたら男なんて寄り付かねえぞ?」

リゼ「あら、私はまだ21よ? そんなに焦る必要ないわよ♥」

ニシキ「そうは言うけどよ……。お前なぁ……気になる異性とかいねえの?」

リゼ「>>282

カネキくん……かしらね

リゼ「カネキ君……かしらね」

ニシキ「あーそりゃ、やけ食いしたくもなるわな。言っとくけど……あいつら、マジでアツアツだからな」

リゼ「そう……そんな事知ってるわよ。私が目覚めた時には……もう、そうなってたから」

ニシキ「なるほどね……。クソトーカといい女泣かせなヤツだな」

リゼ「……、」


ヒデ「……それで、結婚生活はどうなんだよ」

カネキ「そりゃあ楽しいよ」

ヒデ「本当に、か?」

カネキ「え?」

ヒデ「……お前がエトさんを受け入れたのは人とグールをつなぐためだろ? 本当は心のどこかで迷いとかあったんじゃねえか?」

カネキ「……、」

ヒデ「別に責めてるわけじゃないぞ? ただ……全部抱え込むなんてクールじゃねえって事だ」

カネキ「ヒデ、ありがとう。でも、本当にそんな事はないから」

ヒデ「……そっか。なら、いいんだ」

カネキ「ふぅ……それじゃあ月山さん、ヒデ。また」

月山「ああ、今度君の学校に必ず行くよ」

ヒデ「そん時は俺の分も料理作っとけよ!」

カネキ「うん」


ニシキ「そんじゃ、俺こっちだから」

カネキ「はい、お疲れ様でした」

カネキ(さて、僕も……)

リゼ「カネキ君、少し話があるんだけど……いいかしら?」

カネキ「……ええ」

リゼ「……この道、覚えてる?」

カネキ「ええ、忘れもしません。僕と……リゼさんの最初で最後のデートの帰り道だ」

リゼ「そう……そしてカネキ君をこちら側に引き込むことになった道。……ねえカネキ君」

カネキ「はい」

カネキ「……あの日、あの時。私があなたの口づけを受け入れていれば……あなたの隣にいたのは私だったのかしら」

カネキ(リゼさんは僕が自分を受け入れられないとわかっていて話してる……だったら僕はせめて本音で答える事しか……。そのクールな言葉を>>288さんに任せたい)

かそく

ksk

あの日があったから今の僕があるんです。ただの人間だった僕のままではきっとリゼさんと対等に、隣り合わせに立つことなんて出来なかった

カネキ「あの日があったから今の僕があるんです。ただの人間だった僕のままではきっとリゼさんと対等に、隣り合わせに立つ事なんてできなかった。だから……」

リゼ「……」

カネキ「僕は、心の中でグールを理解していたつもりだった。でも……本当の意味でグールを知るきっかけを作ったのはリゼさん、あなたなんです。僕は、もうあなたの気持ちには答えられない。だけど……あの時、あなたにキスしたその気持ちだけは……本物だった」

リゼ「そう……それがわかっただけで十分よ」

カネキ「すいません……気の利いた言葉が出なくて」

リゼ「いいの。表面上の言葉で飾り付けられるよりずっといいわ。……じゃあ、私こっちだから」

カネキ「……送りますよ」

リゼ「ううん、今は……一人になりたいの」

カネキ「……わかりました」

カネキ(ヒデ……やっぱり僕は迷ってるのかな)

エト「ケン? どうかした?」

カネキ「なんでもないよ。心配させてごめんね」

エト「……わかった」

カネキ(エト……)

トーカ「失礼します」

カネキ「うん、そこに座って」

トーカ「はい。……先生、何かありました?」

カネキ「?」

トーカ「今日……ほんの一瞬だけ暗い表情になる場面が何度かあったから」

カネキ「……何にもないよ」

カネキ(くそ、生徒にまで心配されてどうするんだ……)

カネキ「トーカちゃん、学校生活で悩みとか困った事とかある?」

トーカ「>>293

カネキの娘になりたくて仕方がない

男子からのセクハラが

トーカ「だ、男子からのセクハラが……」

カネキ「うん、それは深刻だね。誰が何をしたか、無理のない範囲で教えてくれるかな?」

トーカ「えと……足とか、太ももを触られたりするんです。あと、アヤトが悪ふざけで皆の前で胸をもんだり……」

カネキ「……わかった。こちらから警察も視野に入れた指導をするようにする」

トーカ「で、でもまたしてきたらと思うと……その、暴力を振るうわけにもいかないし」

カネキ(こういう優しいところを付け込まれたんだろうな……。ここは教師としてクールなアドバイスをトーカちゃんに送りたい。>>296さん、頼んだよ!)

kskst

僕が側で守ってあげるよ

カネキ「僕が側で守ってあげるよ」

トーカ「! ……先生の、馬鹿」

カネキ「え?」

トーカ「そんな事言われたら、勘違いするじゃん……」

カネキ「あ、ああ……」

トーカ「……じゃあ、帰るね。さようなら!」ダダッ

カネキ「さ、さようなら」

カネキ(……どうも歯車が合わないな)ハァ

クールには見えるが、完全に悪手だな

カネキ(そして、胸に一抹の不安を抱えたまま僕はエトと遊園地に来ていた)

エト「ねえねえケン! まずはジェットコースター乗ろうよ!」

カネキ「はは、いきなりだと疲れない?」

エト「ご飯食べた後じゃ無理だもん! それに今ならまだ空いてるから、ね?」

カネキ「よし、行こうか!」

カネキ(そうだ、今はエトと楽しむことに集中しなきゃ)



「……」コソコソ



安価↓3 二人を尾行しているのは?

ナキ

クロとシロ

リゼ

リゼ(私……何やってるのかしら)コソコソ


エト「ねえねえ、ケン。そろそろお昼にしようか」

カネキ「そうだね。……じゃああそこのお店でなんか買おうか」

エト「うん! えへへー、今日はとことん遊ぼうね!」

カネキ「もちろんだよ」



リゼ(カネキ君……楽しそうね)

今日も平和でなによりだ!(白目)

カネキ「ん? あれは……」

エト「どうかしたの?」

カネキ「ねえあれ。リゼさんじゃない?」

エト「……そうみたいだね」


リゼ(み、見つかった?)


カネキ「リゼさん、奇遇ですね」

リゼ「え、ええそうね……」

カネキ「? どうかしたんですか?」

リゼ「べ、別に……」

リゼ(何を私はこんなに焦ってるのかしら……)

カネキ「今日はおひとりなんですか?」

リゼ「え、ええと……」

エト「……」

月山「おや、カネキ君じゃないかい」

カネキ「つ、月山さんまで……」

月山「いや、リゼさんがどこに消えたのかと探し回ってたら君に出くわすとは……今日は実に愉快な一日だ」

カネキ「へえ、リゼさんと月山さんでデートしてたんですか……」

月山「まあ、そういうわけだ。……それじゃあ僕たちは空気を読んで退散と行こうじゃないか」ギュッ

リゼ「え――――ちょ、ちょっと!」

エト「……いちゃったね」

カネキ「……そうだね」

リゼ「ちょっと…放しなさいよ!」バッ

月山「おっと……」

リゼ「……どういうつもり?」

月山「Be cool…落ち着きたまえよ。やけにそわそわしながら道を歩く君を見たから何となくついていくとああいう状況だったのさ……」

リゼ「月山君には関係ないと思うけど?」

月山「そうかもしれないね…。だけどカネキ君の妻が君をにらんでいたことには気づいていたかい?」

リゼ「……ええ」

月山「だったら邪魔するのも野暮じゃないか。彼らの問題は彼らが解決するさ」

リゼ「……何が目的よ」

月山「別に……どこかのクールな少年に少しばかり影響されただけさ」

リゼ「……」

月山「さて、今日は僕の勝ちということで……付き合ってくれないかな?」

リゼ「ええ、わかったわよ……」

カネキ(月山さん……きっと僕とリゼさんを両方助けるために、)

エト「ケン……聞いてる?」

カネキ「うん、聞いてるよ。観覧車に乗るんだよね?」

エト「うん! 初めて乗るからどんな景色か楽しみ~」

カネキ(遊園地も閉園寸前とあって人も減ってきたな……乗るなら今しかない、か)

エト「うわぁ綺麗……」

カネキ「本当にね……」

エト「私の顔見ながら言っても説得力ないよ……?」

カネキ「いや、街の明かりに照らされて綺麗だよ」

エト「もう、そういうのは本当に上手なんだから……」

カネキ「ただの本音さ」

エト「……、」

エト「ケン」

カネキ「何?」

エト「私さ……本当は気づいてたんだよ?」

カネキ「……?」

エト「……ケンがどうして私と結婚したのか。どうして私を受け入れたのか」

カネキ「それは――――」

エト「私を愛しているから、でしょ? 確かにあなたはそう思ってるかもしれない。でも、本当は違うの。あなたが本当に好きなのは……リゼだよ」

カネキ「……、」

エト「だって……ケンは、私にも向けたことのない目をあの女に向けてた! ……その時に気づいた。私はあなたと対等なわけじゃない。あなたの思いやりであなたの横に置いてもらえてるだけ! ……でもあの女にケンはそんな目を向けなかった。どこか、憧れて……それでいて対等でいたい。そう思ってるような目を……してた。私、そういう観察は得意だからさ。否定なんかさせない。これは紛れもない事実だから――――」

カネキ「……確かにそうかもね。僕がこうなるきっかけは、リゼさんだった。彼女に対して何も思っていないと言えば、嘘になる」

エト「……、」

カネキ「だけど、僕は――――」

エト「だけど、じゃない!」

カネキ「!」

エト「私は……ケンが好き。ずっと傍にいてほしい。だけど……傍でケンが無理しているところも見れないの。……だから、正直に、答えてほしいの。ケンが……どうしたいのか、本音で、私じゃないならそれでもいい。最近のケンは……迷って、疲れて……傷ついてる」ギュッ

カネキ(僕の手を強く握った彼女の手は震えていた。……彼女の気持ちを思えば、気を使った答えを出すべきなんだろうけど……嘘やごまかしはクールじゃない。だから、僕の本音をクールに伝えたい! >>314さん、彼女に伝えるクールな本音を頼むよ!)

kskst

目を見て名前を呼び、キス

エト、僕の本当の気持ちは今ここに君がいてくれて良かったと心から思ってるよ
不安な気持ちもいっぱいさせてしまったね・・・でも君を一番に愛してる(出来ればこの後キス)

「エト、僕の本当の気持ちは今ここに君がいてくれて良かったと心から思ってるよ。不安な気持ちもいっぱいさせてしまったね…でも君を一番愛してる」

 強く、そう言い切った。
 その気持ちに嘘なんてない。迷いはあっても、不安はあっても。エトを一番愛しているというこの気持ちだけは絶対のものだ。

「エト、愛してる」

 そっと、彼女に口づけをする。
 慣れ親しんだはずの感触も今は格別のものだ。その行為そのものではなく、全てに酔っていく自分がいる。

「ケン……」

 じわり、と彼女の目に涙がにじんだ。
 僕はそっと微笑むと、彼女を抱き寄せた。
 観覧車から降りるその時まで、彼女は僕の腕の中で泣きつづけた。僕も彼女の抱きしめ、そのぬくもりに浸った。

「エト、愛してる」

 その声は、掠れた、涙交じりの声だった。

カネキ「じゃあ、帰ろうかエト」

エト「うん! ……あのね、ケン」

カネキ「ん?」

エト「……ううん、何でもない」

カネキ「はは、変なエト」

エト「えへへ……」

エト(ケン、これからもずっと一緒にいようね)

カネキ「さて、今日はここまでだ」

カネキ「僕とエトの今回の話は絶対にやろうと思っていたものだったんだ。遊園地であったのは雰囲気がでていいと思ったのでそうした」

カネキ「もちろんほかにもいろいろな話を準備してるからこのスレはまだまだ続くよ」

カネキ「それでは皆さん、お疲れ様でした」ペコリ

乙乙

乙!
あのエトが泣いてるなんて考えただけでもドキドキするね


アニメ思った以上にカネキチとエトがからまないからここで補給してる


アニメはそもそもルート変わった意味が…
先生のネーム段階ではメンバーとの絡みいっぱいあったのにね

そのネームどこで読めるか詳しく…

カネキ「やあ皆さんこんばんは。クールなグールこと金木研だ」

カネキ「アニメのネームには僕も興味があるね。ぜひとも教えてほしいね」

カネキ「それでは始めようか。僕と君たちのクールな物語を」

カネキ(グールにとってゴールデンウィークは初めてとあっていつもより街は活気に満ちていた。……僕にとっては当たり前のものだけど、やっぱり彼らにとっては貴重な時間になるだろう)


カヤ「いいの? せっかくの休日なのに……」

カネキ「エトはサイン会があるらしいので……それにここが一番落ち着きますし」

カヤ「そう、ならゆっくりしていってね」

カネキ「ありがとうございます」

カネキ(僕はふと思うところがあってあんていくに来てみたけど……)


カヤ「それじゃあアヤト君、少しお願いね」

アヤト「は、はい」


カネキ(アヤト君……明らかに挙動不審だよ)

カネキ「アヤト君、うまくいっていないみたいだね」

アヤト「……うるせえ。こういうの初めてでよくわかんねえんだよ」

カネキ「ま、最初は誰だってそんなものさ。……だけどカヤさんは魅力的な女性だし、いつまでも手の届くところにはいないと思うよ?」

アヤト「うう……そんな事言っても何をすればいいのかなんて」

カネキ「……仕方ない。ここは僕がひと肌脱ぐとしよう」

アヤト「ほ、本当か!?」

カネキ「ああ、本当さ」

カネキ(さて……アヤト君の魅力を最大限に引き出しつつ、カヤさんとの距離を縮めさせるクールな作戦を>>328さんにお任せしたい)

誰かと戦って強さを見せる

あんていくの皆に協力してもらい2人っきりにする

アヤトにカネキのクールさを叩き込む

カネキ「よし、あんていくの皆に協力してもらって二人きりにするよ!」

アヤト「えぇ!? い、いきなり二人きりなんて……」アセアセ

カネキ「アヤト君!」

アヤト「」ビクッ

カネキ「男はね……覚悟を決めなければいけない時があるんだよ。そしてアヤト君……今がその時だ」

アヤト「う、うぅ……」

カネキ「大丈夫さ。いざとなれば身体が勝手に動いてくれる。……どうだい?」

アヤト「……わ、わかった。やってみるよ」

カネキ「――――というわけで皆さんに協力してほしいのですが」

古間「ふ……魔猿たる僕に協力を仰ぐとは、わかってるじゃないか」

トーカ「……面白そうじゃん」ニヤニヤ

芳村「私も構わないが……どうやって二人きりにするんだい?」

カネキ「それについても考えてあります。……もちろん自然な形でね」フフ

カネキ(……というわけでゴールデンウィーク最終日はアヤト君の動向を見守る事になった。アヤト君にも内緒で仕掛けた隠しカメラで状況を把握させてもらおう。もちろん、クールな場面になったならその時点でスイッチは切るけどね)


カヤ「ええ、はい……わかりました」ガチャ

アヤト「ど、どうかしたんすか?」

カヤ「ええ……店長たちが入荷で手違いがあったみたいで少し確認に手間取りそうらしいわ」

アヤト「それじゃあ店は先に閉めておきます?」

カヤ「……鍵は店長が持ってるの。スペアキーもこの前壊れたばかりだし……とりあえず、閉店の看板だけかけておいてくれる? 私はコーヒー淹れておくから」

アヤト「わかりました」タタ

アヤト(……マジでやりやがった。とりあえずここまでは順調、後は俺次第か……)ドキドキ

アヤト「看板、出しておきました」

カヤ「ありがとう。コーヒー、入ってるわよ」コト

アヤト「ありがとうございます」

カヤ「……アヤト君、トーカちゃんはどうしてるの?」

アヤト「ああ……ヒナミにテストの勉強教えるって泊りみたいです。明日の学校はヒナミと一緒みたいっすね」

カヤ「アヤト君はテストのお勉強しなくて大丈夫?」

アヤト「え、ええ……まあ余裕っすよ」

カヤ「そう……」ズズッ

アヤト(か、会話が途切れた……気まずい! だけどここでやらなきゃ男じゃねえ! というわけで>>336にカヤさんとの距離を縮める作戦を決めてもらいたい。マジで頼むぞ!)

kskst

昔話をして仲良くなる

家庭科の授業の宿題と称して最近はまっている食材、料理について聞き、
手料理作戦に持ち込む

アヤト「そ、そういえば」

カヤ「どうかした?」

アヤト「家庭科で少し宿題があって、何か手料理を作ってレポートを書くんですけど……せっかくなので誰かに食べてもらいたいなって」

カヤ「あら……面白そうじゃない」

アヤト「ええ、カヤさんは何か食べてみたい料理とかありますか? 可能な限り作りますけど……」

カヤ「そうねぇ……肉じゃが、なんてどうかしら」

アヤト「わかりました! すぐに準備しますね!」タタ

アヤト(えーと、肉じゃが肉じゃが……じゃがいも水にさらして、玉ねぎと肉を切って――――)サッサ

カヤ「ずいぶんと手慣れてるのね」ズイッ

アヤト「! え、ええ……習った料理は家で作ったりしてるので」

アヤト(やば……近い近い! めちゃ緊張する!!)ドキドキ

カヤ「……年下の子に料理作ってもらうって不思議な気分ね」

アヤト「そ、そうですか……?」

カヤ「ええ……本当に新鮮。今まではこんな事、一度もなかったから……」

アヤト「……、」

アヤト「ど、どうぞ」コト

カヤ「……すごくおいしそう。それじゃあいただきます」

アヤト「……」ドキドキ

カヤ「……」パクッ

アヤト(ど、どうなんだ……?)


コンマ判定↓2

数値が高いほどおいしい

※ただしぞろ目でなぜかカヤ、発情

ほいさ

あっ…

ゲロまずだよ・・・

カヤ「う……なんかしょっぱい」

アヤト「え……? そんなはずは――」パクッ

アヤト(さ、最悪だ……砂糖と塩間違えた!! 味見くらいしとけよ俺のバカ……)

カヤ「肉じゃがってこんな味なの……?」

アヤト「い、いえ……その、砂糖と塩間違えて……」

カヤ「別にいいのよ? 誰でも失敗はするものだし……ね?」

アヤト「は、はい……」シュン

カヤ「もう、そんなに落ち込まないの……」スス

アヤト(と、隣に座ってきた!? きっと俺を気遣うためだろうけど……もうチャンスはここしかねえ! ここから名誉挽回する最後の策を>>346、頼む!)

かそく

軽くてが触れ合って…赤面

アヤト「だ、大丈夫ですよ。あ……」ピトッ

カヤ「あら、ごめんなさい」

アヤト「す、すいません……////」

カヤ「ふふ、照れてるの?」

アヤト「そ、それは……まあ」

カヤ「アヤト君って意外とうぶなのね」クスクス

アヤト「……////」

カヤ「……」


コンマ判定↓2

数値が高いほど進展あり

※ただしぞろ目で……?

けっ

ほいさ

イイネ!

好(ハオ)

カヤ「……アヤト君、本当に面白いわね」

アヤト「え?」

カヤ「だって、いつも目が泳いでるのに一生懸命話しかけてきて……こんなかわいい弟持てたらよかったのになあ……」

アヤト(お、弟……)ガクッ

カヤ「……でも弟にできないなら仕方ないものね」

アヤト「え?」

カヤ「アヤト君、私が気づいてないと思う? ……今日は皆、そわそわしちゃって。何かと思ったら私と二人きりにするためだったなんて、ねえ?」

アヤト「き、気づいて……」

カヤ「アヤト君は顔に出るからよくわかるわ。……でも二人でこうしているのも楽しかったから、また二人でお話ししましょう?」

アヤト「そ、それって……」

カヤ「ここからは自分で考えなさい。わかった?」

アヤト「……」コク

カネキ(……やれやれ、うまくいったか)

トーカ「あ、先生……どうだった?」

カネキ「うん、今いいところだけど……ここからは見るに及ばないね」パタン

トーカ「こ、告白したの……?」

カネキ「いや、そこまでではないみたいだよ?」

トーカ「そ、そっか……」

トーカ(……アヤトも、か)

>>351
タタラっちー

アヤト「♪~」ポチポチ

ナキ「おいアヤト!」

アヤト「……へへ」ポチポチ

ナキ「おいアヤト! 聞こえてんのか!?」

アヤト「……ったくなんだよ。せっかくの時間を邪魔しやがって」ニヤニヤ

ナキ「な、なんだよ……にやにやしやがって」

アヤト「別に~♪」ニマニマ

ナキ「き、気持ち悪いな……はっ! そうか、お前さては……」

アヤト(やっぱこいつでも気づくのか)

ナキ「レアカード当たったな! なあ、俺も持ってるから交換してくれよ!」

アヤト(やっぱ本物のバカだこいつ)

トーカ「どうかしたの?」

ナキ「ああ、トーカ! 聞いてくれよ。こいつがレアカード交換してくれねえんだ!」

トーカ「レアカード? アンタ、カードゲームなんてやってたっけ」

アヤト「こいつが勝手に勘違いしてるだけだ」

ナキ「何ィ!? じゃあなんでにやにやしてんだ!」

トーカ「ああ……それはね、アヤトは好きな人と仲良くなれたんだよ」

ナキ「好きな人……? お前まさかれーめんしたのか!」

アヤト「恋愛だろ……てか冷麺食べてみてえ。そうだ、今度誘おう……」

ナキ「う、うう……ちくしょー!!」ダダッ

アヤト(一人で何やってんだあいつ)

カネキ「……ナキ君、何があったの?」

ナキ「うぅ……皆俺をおいていちゃいちゃすんだよ。くそ、俺だって恋愛くらいしてみてえよ。でも、俺バカだから誰が好きとかわかんないし……」

カネキ「……悩むのはわかるよ。だけど無理することもないんじゃないかな?」

ナキ「え?」

カネキ「好きな人っていうのは自然とできるものさ。それを無理することはないよ。ナキ君は今、どんな気持ちなのかな?」

ナキ「……>>359

ksk

アニキぃああアニキにあいたい

確かこのスレのヤモリって……

ナキ「アニキぃああアニキにあいたい」

カネキ「……、」

ナキ「でももうわがままは言わないって決めたんだ。兄貴はみんなの平和のために死んだんだからな!」

カネキ「……そう、かい」

ナキ「ああ、だから俺は兄貴の分まで頑張る! 先生、見ててくれ!」

カネキ「あ、ああ……」

カネキ(……いつか彼にも話さなきゃいけないな)

カネキ「さて、今日はここまでだ」

カネキ「ちなみにこのスレのヤモリは僕に殺されている」

カネキ「ここからひと悶着ありそうだね……」

カネキ「それでは皆さんお疲れ様でした」ペコリ

おつおつ
ネームの件はアニメのPVとかで映ってたやつかな
ジューゾーvs月山、ナキとかのシーンがチラッと

乙ー

PVとか雑誌に載ってた分もかな
コクリア突入時金木タタラと金木監獄長の会話とかあった

御坂監獄長はもっと色々喋って欲しかった・・・

そういえばこのカネキはやっぱり拷問くらってないから白髪じゃないのかね?あと、今は眼帯つけてるのか

個人的にはクールなカネキは白髪の印象が強すぎてどうしても白髪カネキで想像してしまう…

ヤモリ殺したの俺だわw

カネキ「やあ皆。クールなグールこと金木研だよ」

カネキ「僕の髪型だけど、もちろん白髪ではないよ。どんな髪型かはご想像にお任せするけど……ヒントはクールな髪型だ」

カネキ「それとヤモリさんは間違いなく僕が殺してますよ?」

カネキ「それでは始めようか……僕と君たちのクールな物語を」

きたで!

カネキ(……ナキ君になんて言おうか)

アキラ「む……お前は」

カネキ「アキラさん?」

アキラ「……ちょうどよかった。少し話したい事がある」

カネキ「わかりました。いいですよ」

アキラ「立ち話もなんだからついてきてくれ。いい店を知っている」

カネキ「それで、どうされたんですか?」

アキラ「ほんの相談だ。もっとも、君にとっては迷惑なものかもしれんがね」

カネキ「……」

アキラ「私の母なんだがな……隻眼に殺されている」

カネキ「エトが……」

アキラ「もっとも私はまだ幼かったし、君に至ってはグールですらない。だから君を責めるつもりは毛頭ない。……ただ」

カネキ「エトが犯人である以上、ですか?」

アキラ「そうだ。今までグールは全て敵だった。……だがグールと和解し犯罪者との区別が必要になった以上、私情は捨てて仕事に当たらねばならない。そして『隻眼のエト』は多額の賠償金を義務付けられた『戦犯』ではあるが、逮捕すべき『犯罪者』の扱いは受けていない。それは君が一番知っているな?」

カネキ「……ええ」

アキラ「私にはグールによる被害が一定以上の場合、その場でグールを殺害できる権限を持っている。しかしそれは危険な一面もある」

カネキ「捜査官の私情が必要以上の武力を行使させる……ですか?」

アキラ「そうだ。……この前、偶然にも彼女の姿を見たんだ」

カネキ「……」

アキラ「危うく街中でクインケを使いそうになっていたよ。……隣に亜門上等がいなければどうなっていたか」

カネキ「どうして、それを僕に……」

アキラ「私は君を尊敬している。君の行いは誰にでもできる事じゃない。夫である君に話すのは筋を通すこととその敬意の表れだと思ってくれ」

カネキ(……僕に何か言えるのだろうか。卑怯に隠し続ける僕に。……いやこれはエトのため、アキラさんのためでもあるんだろう。だったら……>>375さん、彼女にクールな言葉を頼む!)

…話してみてはどうでしょうか。

エトも人生を歪まされた一人なんです。

残酷なことを言っているかもしれませんが、僕が間に立ちますから、エトと話をしてみませんか

カネキ「…話してみてはどうでしょうか。エトも人生を歪まされた一人なんです。残酷なことを言っているかもしれませんが、僕が間に立ちますから、エトと話をしてみませんか」

アキラ「……いいのか? 最悪、どちらかが死なねばならんぞ」

カネキ「そうはなりませんよ。僕がいるんですから」

アキラ「……いつ、会えばいい?」

カネキ「エトは基本的にサイン会くらいでしか拘束されませんからそちらに会わせます。……僕もいた方がいいと思うのである程度、夜になりますかね」

アキラ「なら、今夜だ。早い方がいい。……そうでないと、落ち着きそうもない」

カネキ「……わかりました」

カネキ(その後、僕は会わせたい人がいると言ってエトを近くの公園に連れ出した)

エト「ねーねー、こんなところで会うの?」

カネキ「ああ……できれば人の少ないところがいいからね」

エト「ふーん……」


アキラ「……待たせたな、二人とも」

カネキ「いえ、僕たちも今来たところです」

エト「……、」

エト「この人誰……?」

アキラ「私が何者かなどどうでもいい。どうせ今夜限りでもう会わないだろうからな」

カネキ「……、」

アキラ「……正直、私もこんな事をして何をしたいのかわからん。だから、とりあえず聞いてみることにする」

エト「……」

アキラ「私の母は捜査官だった。そして、お前に殺された。はっきり言って私はお前が憎い。今すぐにでも殺してしまいたいほどにな。……だがそれはできない。なあ、教えてくれ……お前は今、その事実に何を思っているんだ? お前は……」

カネキ(僕も、エトにそんなことを聞いたことはない。でももしエトが……)


コンマ判定↓2

数値がエトの罪悪感

※ただしぞろ目でエト、暴走

ほい

どや

エト「……」

アキラ「答えろ……そうでなければ私は前に進めん」

エト「ずっと……」

カネキ「……」

エト「ずっと、迷ってた。私は、これだけのことをしながら、幸せでいいのかなって。こんなに満たされていいのかなって」

アキラ「……」

エト「でも、私はこれでいいんだと思う。……何人も殺した、何人も傷つけ、悲しませた。それを全部背負って、受け止めて、生きてていいんだと思う。だって……私自身を支えてくれる人がいるから」

アキラ「……その幸福の土台になった無数の骸は、その骸を愛した者はどうなる」

エト「身勝手なのはわかってる。でも、私に人を生き返らせる事はできない。だから……」スタスタ

アキラ「……何だ」

エト「私を、好きにしていい。気のすむまで……でも、本当に危なくなれば止めてくれる人がいる。だから、私は逃げない。逃げる必要なんて、ない」スゥ

アキラ「ふざけるな……そんな身勝手が! 通る! ものか!!」ドコ、バキ、ボコ!

エト「……」ドサ

アキラ「返せ! 返せ! 返せ! ……返せ」ポロポロ

エト「……ごめんね」


カネキ(……アキラさんは何度もエトを殴り続け、疲れ果てると泣き崩れた。そしてその間、エトはごめんね、と繰り返し続け……慟哭と懺悔の声だけがいつまでも響いていた)

カネキ「亜門さん、すいません」

亜門「いや、いいんだ。……詳しい話はいずれ」

カネキ「ええ……では、おやすみなさい」

亜門「……ああ」



カネキ「エト、僕たちも帰ろうか」

エト「うん。……ねえケン」

カネキ「……何かな」

エト「ケンが全部抱え込むことなんてないんだよ? ケンは……もう十分頑張ったよ」

カネキ「エト……そのために?」

エト「それは半分。もう半分は……本音、かな。私は……少し人を殺めすぎたんだよ。だから、行くのは地獄。なら今くらい幸せでありたいかなって」

カネキ「……エト、ありがとう。エトのおかげで少し元気でた」

エト「うん!」

カネキ(……決心がついた。今日、僕はナキ君にすべてを打ち明ける。だけど、それを誰にも悟られてはいけない。常にクールでなければならない)


カネキ「アヤト君、調子はどう?」

アヤト「どうって……普通だ」

カネキ「それじゃあ、うまくいってるのかな?」

アヤト「う、うるせえ!」バッ

カネキ「おっと……素直じゃないなあ」


シロ「……ハァハァ」

クロ(シロが男好きのビッチに……)

シロェ……

クロの勘違いなんだけど真実を知った方がいいのか知らない方がいいのか

カネキ(そして、事件が起こった)


カネキ「皆は体育か……グールの体育はアクロバティックになるから面白そうだな。体育大会なんて見ごたえがありそうなのに……」

バサ

カネキ「ん、何か落ちたな……シロの机か。教科書にしては薄いな。……ん? 何で表紙にアヤト君と僕が……」


シロ「行けない、外靴を忘れ――――先生?」

カネキ「シロ……これ何?」

シロ「」

シロ「それは……先生がどうしてそれを!」

カネキ「たまたま机の中から落ちてきたんだ。シロ、これは校則違反と言わざるをえない」

シロ「入学初日にヤングジャンプ容認してたのに?」

カネキ「それはあの子らはまだ世間の常識をわかっていなかったからだよ。一度は大目に見るさ。でもシロ、君は……そういうわけじゃない、本来なら皆を引っ張っていく側だろう? だったら最低限の――――」

シロ「お兄ちゃん……お願い、見なかったことにして?」ウルウル

カネキ「そんな事しても無駄だよ、シロ」

シロ「……終わった」ガク

カネキ(……でもこれはシロの立場もあるな。アヤト君やナキ君はまさか自分がこんな妄想の素材にされてるなんて思いもしないだろうし……注意の原因がこんな本だとばれれば……いじめにつながりかねない。ここは>>390さんにクールな裁量をしてもらおう!)

クロに自分の事を話す(クロにその性癖は目覚めない)

↑+反省文

カネキ「……クロにだけ自分の性癖について話すんだ。そして明日までに反省文。それは学校への持ち込み禁止。放課後まで預かっておくからね」

シロ「……わかった」

カネキ「今後、こんな事のないようにね?」

シロ「」コクリ

カネキ(はぁ……力抜けるな。いや、それもいいんだけど)

カネキ「はぁ……」

イトリ「お? カネキチその本なに?」

カネキ「……うちの生徒が持ってた本ですよ」

イトリ「へぇ~その子こういうの好きなんだ」

カネキ「……一応生徒の私物なので、あまり見ないであげてくださいよ」

イトリ「全く、カネキチは真面目なんだからー。ちょっとくらいいいじゃない?」


↓2 コンマ判定

数値が高いほどイトリは腐っている

※ただしぞろ目で本の作者

ほい

ゾロ目こい

腐るなっ

あっぶねー下2と下3一ずれてたら

ゾロ目で本の作者ワロタ

イトリ「うわぁ……これなんかすごいね」

カネキ「見ない方がよかったんじゃないですか?」

イトリ「うん……私にはちょっと無理かな。これ、返すね」

カネキ「はぁ……これおいておくのつらいな」

イトリ「うん……引き出しにしまっておきなよ」

カネキ「そうします……」

カネキ(なんだかんだで迎えた放課後。僕はナキ君を教室に呼んだ)


ナキ「なんだよー先生。……俺なんかやったけ!?」

カネキ「いや、君は何もしてないよ。でも……君に話さなければならない事がある」

ナキ「なんだ!? テストか!? やっべー! 俺なんもべんきょーしてねー!」

カネキ「……ヤモリさんなんだけどね」

ナキ「へ? 兄貴がどうした?」

カネキ「ヤモリさんを殺したのはね――――僕なんだ」

ナキ「――、」

カネキ「と、いうところで今日はここまでだ」

カネキ「シロの腐女子問題も重要だけど、今はこっちだ」

カネキ「繰り返すが、このスレにはバッドエンドはない。クールな安価を期待する」

カネキ「それでは皆さん、お疲れ様でした」ペコ

うわー続き気になる

乙乙ー

クールな髪型…冷…寒い……はg

ハゲはクールだけどクールじゃない
よね?

カネキ「やあ皆さんこんばんは。クールなグールこと金木研だよ」

カネキ「僕の髪型はクールだけどハゲではないよ。次に言ったら……君たちの髪型をクールにします」

カネキ「それじゃあ始めようか……僕と君たちのクールな物語を」

(゚∀゚)

ナキ「……どういう意味だよ、先生」

カネキ「……そのままの意味だ。ヤモリさんは僕が殺した」

ナキ「何で……どうしてだよ先生。俺、バカだからよくわかんねえけど冗談だろ? なあ、そう言ってくれよ!」

カネキ「すべて事実だ。ヤモリさんは組織を作った段階で僕が殺した。……すまない。彼の残虐な行為を制御できる自信がなかったんだ」

ナキ「なんだよそれ……先生はヤモリの兄貴を自分のためだけに殺したのかよ」

カネキ「共存のためだった。……そう言っても納得しないよね」

ナキ「……」

ナキ「ふざけんなよ! 兄貴を殺したのは先生の勝手じゃねえか!!」

カネキ「……、」

ナキ「許さねえ……信じてたのに! このクソ野郎ぉぉおおおお!!」ダッ!

カネキ「……すまなかった」ガッ、ドン!

ナキ「返せ! 俺の兄貴を返せ! うぅ……うああああああああ!!」

カネキ(……僕は、この罪をどう購えばいいのだろうか。>>410さん、教えてくれ……)

まずはヤモリにきちんとした墓を作り供養

カネキ「……ナキ君、ヤモリさんを埋めた場所に行こう」

ナキ「え……?」

カネキ「……これが終わったら僕を殴るくらい構わない。だから、まずは僕についてきてほしい」

ナキ「……わかったよ」

ナキ「な、なあどこまで行くんだよ!?」

カネキ「誰にも見られないような場所に埋めたんだ。……僕が二度と来なくていいようにするためだったかもしれない」

ナキ「……」

カネキ「さあ、ここだ……」ザクッ、ザクッ

ナキ「これか……? この箱の中に兄貴はいるのか……?」

カネキ「そうだよ。……これを持っていこう。ちゃんとした供養をしてお墓を建てるんだ」

ナキ「……うぅ、うううう」ギュウ

カネキ「ナキ君……いろいろと手続きがあって手間取ると思うから、それまでそれはナキ君が家に大事においておくといい」

ナキ「……なあ、こういう時って何すればいいんだよ」

カネキ「?」

ナキ「くよーってどうやるんだ……?」

カネキ「……何でもいいさ。君がヤモリさんを大事にする気持ちがあれば、何でもいい」

ナキ「くっそ……畜生……!」グス

カネキ(……僕は彼になんと声をかければいいのか。>>415さん、クールな言葉をお願いするよ)

かそく

無言
今は泣かせあげよう…

カネキ(今は……ただじっと泣かせておこう)

ナキ「ううぅ……」

カネキ(ヤモリさん……本当に、申し訳ありませんでした)

ナキ「……先生」フラ

カネキ「……なんだい?」

ナキ「帰る……道わかんないから教えて」

カネキ「わかった。さあ、行こうか」


コンマ判定 ↓2

数値が高いほどナキが病んでいる

※ただしぞろ目でナキ暴走

ほいさ

ヤモリさん…

これは酷い

ひさしぶりに修羅場コンマだ……

あら?ゾロ目が良かったな…

ナキ(兄貴兄貴兄貴兄貴――――ドウシテシンダ? コイツガコロシタ?)

カネキ「ナキ君?」

ナキ「……何でもない」

ナキ(だったら俺がこいつを……)ブツブツ

カネキ(……、)

シロ(……今夜はまだ眠れない。先生との約束のためにクロに私の秘密を明かさなければならない)


クロ「シロ、話って何?」

シロ「……クロに話すべき事がある。これを見てほしい」バサッ

クロ「これ……何?」

シロ「BL本。……私は、こういうのが好きなの。今まで隠しててごめんなさい」

クロ(男の子に熱い視線を送ってた理由はこれだったの……?)ペラッ

シロ「……」ニヤッ

シロ「クロ」ダキッ

クロ「し、シロ……?」

シロ(先生には悪いけど私はここで終わるつもりはない。……クロもこちら側に引き込む! クロとのきずなが深まり、同志も増える……まさに一石二鳥!)

シロ「クロ、見て……すごくいいと思わない? BLって結構面白いよ?」ギュウ

クロ「……シロ」

シロ(クロは優しいから押しに弱い! だからこれで……ふふ)

クロ「……」ジーッ


コンマ判定 ↓2

数値が高いほどクロは腐ってしまう

※ただしぞろ目でなぜか百合に目覚める

ほい

はいさ

クロ(た、確かに……見てると不思議と目が離せなくなる)ドキドキ

シロ「どう……? アヤト君と先生がこんな事してると考えたら興奮しない?」

クロ「う、うん……」

シロ「ほら、他にもいっぱいあるよ? それに私が考えたシチュエーションもいっぱい教えてあげる」

クロ「本当……?」

シロ「もちろんだよ。クロと私は一心同体じゃない」ニコッ

クロ「シロ……」パァ

シロ(これでクロも私のもの……)ニヤァ

カネキ(翌日、教室は混とんとしていた……)


アヤト「おいナキ! 聞いてるのか!?」

ナキ「……ああ」ゲッソリ


シロ「ふふ……」

クロ「えへへ……」



カネキ(シロ……君はいったい何を反省したんだい?)

カネキ「はぁ……」ギシ

イトリ「お、カネキチ珍しく悩んだ顔してるねー。何かあったのかい?」

カネキ「まあ少し……」

イトリ「そういうときは年上に相談するのはセオリーじゃないかな?」

カネキ「……イトリさん、これは僕の問題です。僕が何とかしないと――――」

イトリ「――カネキチは下手に才能があるから何でも自力で解決しようとする癖があるね。よくないよ、そういうの」

カネキ「え?」

イトリ「……何でもない」

カネキ(イトリさん……そうだ。僕は一人じゃない! でも、だからこそここで僕がどうするべきかを>>431さんに示してもらいたい!)

ほいさ

職員を誘えるだけカラオケに誘う

俺もカラオケだと思ったw

カネキ「……そうだ」

イトリ「ん? どうしたの?」

カネキ「少し気分転換したいんですけど……」

イトリ「ほうほう」

カネキ「――カラオケ、行きませんか?」

イトリ「へえ……」ニヤニヤ

カネキ「……結局いつものメンツに落ち着きましたね」

イトリ「まあ皆忙しいしね~」

カネキ「テスト問題の準備とかですね……。ていうかイトリさんはよかったんですか?」

イトリ「私、夏休みの宿題は最終日にまとめてやるタイプだから」

カネキ「なるほど……」

ウタ「そんな事よりカネキ君、歌って歌って」

ニシキ「歌え~」

カネキ「……仕方ないですね。僕の歌声に酔いしれないでくださいよ?」


コンマ判定↓2

数値が高いほど歌唱力がクール

※ただしぞろ目で全員号泣

ほいきた

どや?

ゆれええええたあああああ

ふん

カネキ「ぼく~のな~かに~♪ だれーかいーるの~♪」

イトリ「おお、なかなかやるじゃーん!」パチパチ

カネキ「いえ、それほどでも…」

ウタ「まあ謙遜しないで、ほら次はニシキ君ね」

ニシキ「仕方ねえ……貴未を落とした俺の歌声を聴きやがれ!」

ウタ「その次は僕ね」ピッピッ

イトリ「うわ、さりげなく最後に回された……」


↓2~4 コンマ判定

↓2 ニシキ

↓3 ウタ

↓4 イトリ

※判定基準はカネキと同じ

俺を踏んでいけっ

あたあ

ほい

3人揃って低いwww

中の人的に一番上手いイトリさんがああああw

カネキ「……あの、皆さん」

ニシキ「……何だよ」

ウタ「?」

イトリ「……」

カネキ「その……ごめんなさい」

ニシキ「バカにすんじゃねえ! 本当は恥ずかしくて貴未ともカラオケだけには行かなかったんだよ!」

ウタ「まあ僕はちょっと苦手くらいかな?」

イトリ「……////」

カネキ(イトリさんの顔が真っ赤だ……こんなの初めて見るけど、なんか面白いな)

まさかのG-anリサイタル

もう一度名誉挽回のチャンスをくれないか?

イトリ「カネキチ、にやにやしないでよ!」ポカポカ

カネキ「ちょっとイトリさん!?」

ニシキ「……」パシャ

カネキ「え」

ニシキ「これ貴未に頼んで、エトの送ってもらおう」ニヤニヤ

カネキ「や、やめてください!」

ニシキ「へへへ……」ピロピロリーン

カネキ「あ、ああ……」ガクリ

カネキ(……そうだ、僕は一人じゃないんだ。こんなにも頼もしい仲間がいてくれるなら……)

ナキ「……」フラフラ

アヤト「待てよ、ナキ」

ナキ「……何だよ」

アヤト「ま、ちょっとした野暮用だ。……少し付き合ってくれねえか?」

ナキ「……」ギロッ

アヤト(ったく……貸し一だぞ――――先生)

アヤト「ほら、コーヒー飲めよ。おごりだ」

ナキ「……ありがとよ」

アヤト「なんかあったのか? 今日はやけに静かだったな」

ナキ「……別に」

アヤト「あっそ」ゴクゴク

ナキ「兄貴の、ことか……」

アヤト「まあな。……俺もあいつと一緒に戦ったからその辺の事情はわかってるつもりなんだよ」

ナキ「……何で、兄貴は死ななきゃいけなかったんだよ。兄貴は、あいつに殺される必要があったのかよ……」グス

アヤト「……>>453

kskst

死ぬ必要とか考えても俺には分からないし
考えてもやっぱアニキは戻ってこないだろ?

アヤト「死ぬ必要とか考えても俺には分からないし、考えてもやっぱ兄貴は戻ってこないだろ?」

ナキ「……」

アヤト「ま、俺も殺しなんて普通に経験済みだからな。そんな事しか言えないし、お前に何かを強制する気もねえけどさ。……する必要がねえならもうしなくていいだろ」

ナキ「でも、俺は……」

アヤト「はぁ……馬鹿っていうより頭固いなお前」

ナキ「なに……!」

アヤト「あいつを殺してなんになるんだよ」

ナキ「!」

アヤト「復讐なんてむなしいだけ……人とグールの戦争ってそういうもんだったろ。ま、俺が言いたいのはそれだけだ。じゃあな」スタスタ

ナキ「……む、むなし……?」ハテ・・・

カネキ「それじゃあまた」

イトリ「うん……練習してくるね」ズーン

ニシキ「……貴未には言うなよ」ズーン

ウタ「じゃあねー」フリフリ

カネキ「ええ、お疲れ様でした。おやすみなさい」ペコ


カネキ(早く帰ってエトを抱きしめてあげないと……)

ナキ「はぁ……はぁ……待てよ先生!」

カネキ「な、ナキ君……?」

ナキ「……」


コンマ判定↓2

数値が高いほど説得の効果あり

※ただしぞろ目で……?

いけい

ナキ「……先生、俺さ。バカで何も知らないけど、先生がいいヤツだってことはわかる」ギュッ

カネキ「……」

ナキ「だからさ……何をどうしたらいいのかなんてわからないんだ」

カネキ「…そうか」

ナキ「先生……俺さ、ずっと兄貴みたいになりたいって思ってた。でも兄貴みたいなやつは『はんざいしゃ』になるんだよな? だったら……俺は何もやりたい事がなくなっちまったんだよ。俺は……俺は……!」ポロポロ

カネキ(……僕は、彼に何をしてあげられるんだろう。僕が彼に教師としてしてあげられる事を>>460さんに教えてもらいたい)

kskst

君はヤモリじゃない…
君は君だ…
誰でもない…泣き虫だけど優しいナキだ…

カネキ「君はヤモリじゃない…君は君だ…誰でもない…泣き虫だけど優しいナキだ…」ギュウ

ナキ「あ、ああ……うう、ちくしょう……ひっぐ」グス

カネキ「つらい思いをさせたね。ごめんね……ごめんね……」

ナキ「ぅう……うわぁぁぁぁああああああ……!!」

カネキ「よしよし……」ナデナデ

カネキ「さて、今日はここまでだ」

カネキ「今日はコンマがネタに走ったね」

カネキ「まあそれはそれで面白いけどね、ふふ」

カネキ「それでは皆さん、お疲れ様でした」ペコリ

おつ

おつおつ
あの姉妹は手遅れみたいですね……

今日は楽しかったよ

コンマ荒ぶってたなw 乙

エトかわいくていいな

カネキ「やあ、皆さんこんばんは。クールなグールこと金木研だよ」

カネキ「……今日は姉妹の日です。残念な事に」

カネキ「正直、いやな予感しかしませんがクールに乗り切っていきましょう」

カネキ「それでは始めようか。僕と君たちのクールな物語を」

カネキ(……僕は放課後、シロとクロを教室に呼んだ)


カネキ「シロ……これはどういう事だい?」

シロ「何が?」

カネキ「どうしてクロがシロと趣味を共有してるのか気になって」

シロ「私は正直にクロに打ち明けただけ。反省文も出したし、何も悪いことはしてないと思うけど?」

カネキ「……いや、確かにそうだね。でもクロ、この前は普通の恋愛がしたいって言ってたよね。それは……どうするの?」

クロ「>>471

違うの!
シロは悪くない
ただ、私の魂の形がBLの形をしていただけなの!!

お兄ちゃんが好きだけど彼女いそうだし・・・でも、私もお兄ちゃんと恋人みたいにデートしてみたいな

クロ「お兄ちゃんが好きだけど…お兄ちゃんにはエトさんがいるし」

カネキ「え」

クロ「でも、私もお兄ちゃんと恋人みたいにデートしてみたいな」ウルウル

カネキ「あ、ああそう……でもなあ」

クロ「ダメ……?」ウワメヅカイ

カネキ「うーん……僕は一回くらい構わないけど、エト次第かな。今夜、エトと話してから連絡するよ」

クロ「わかった……」

エト「――――それでクロちゃんとデートに行きたいと……」

カネキ「うん。でもデートって言ってもあの子は教え子だし妹って感じの方が強いから……」

エト「ケン……やっぱり私みたいなおばさんじゃいや?」

カネキ「お、おば……エトはまだまだ綺麗じゃないか。それに、僕はずっとエトを――」

エト「冗談だって! ケンはそういうとこ騙されやすくて可愛いな~」

カネキ「ひどいよエト……」

エト「ふふ……」

カネキ「それで……ダメ、かな?」

エト「まあいいんだけど、ちょっと頼みごとがあってさ」

カネキ「頼み? まあ僕にできる事なら……」

エト「実は新作の小説の題材を何にしようか迷っててね~」

カネキ「それを僕に?」

エト「ま、おぼろげでもいいからタイトルと内容を簡単に決めてほしいんだよね。こういうのって身内だからこそできるしそれに……」

カネキ「それに?」

エト「一回書きたいってずっと思ってたんだ」

カネキ「なるほど……そういう事なら。そうだな――――」



安価↓2 内容


安価↓5 タイトル


※できるだけクールにお願いします 

七つの大罪

禁断の恋…

喰種♀と人間♂の恋愛話

恋喰い

骨と枯木の塔

カネキ「骨と枯木の塔っていうタイトルで禁断の恋の物語……なんてどうかな」

エト「ふむふむ……よし書こう!」ガタッ

カネキ「ええ!? 完全に思いつきなのに……いいの?」

エト「もちろんだとも。えーと、ほねとかぼくのとうね……」カタカタ

カネキ(大丈夫かな……)

白い三巨頭

カネキ(と、いうわけで僕はクロとのデートの待ち合わせ中だ)

クロ「お兄ちゃん、お待たせ。待った?」

カネキ「いや、今来たところだよ。ほら、行こうか」

クロ「まずはお昼ご飯を……」

カネキ「わかった。いいお店を知ってるからそこに行こう?」

クロ「うん」

クロ「……ふふ」

カネキ「どうかした?」

クロ「ううん、お兄ちゃんはどこで何をしてても絵になるなって思っただけ」

カネキ「そうかな?」

クロ「うん。そうだよ。私が初めてお兄ちゃんと会った時も……戦ってる時も笑ってる時も、泣いてる時もずっと綺麗だなって思って見続けてきたんだよ。……変かな」

カネキ「そんな事ない。とてもうれしいよ」

クロ「そう、だよね……」

クロ「あのねお兄ちゃん」

カネキ「ん?」

クロ「私ね、パパに救ってもらって、人を捨てた時すごく後悔したんだ。最初に人の肉を食べた夜はずっと眠れなかった。これからこんな事がずっと続くのかと思うと吐きそうになって……でも、シロと一緒ならって思えば怖くなくなった。そう、思い込まないとおかしくなりそうだった。……だから、お兄ちゃんが人との共存を実現して普通のご飯を食べられるようになったあの日から……私はまた幸せになれた」

カネキ「それはみんなが頑張ったからだよ。僕一人の力じゃない」

クロ「そうかもしれない。でも……お兄ちゃんが先駆者になったんだから、やっぱり一番すごいのはお兄ちゃんだよ」ニコ

カネキ「……ありがとう」

ええ子やんけ

幸せになって欲しい・・・いや、今が幸せか

クロ「今日はとても楽しかった、本当にありがとう」

カネキ「うん、僕もだよ。……家まで送ろうか?」

クロ「ううん。でも一つ聞いてほしい事がある」

カネキ「何かな?」

クロ「……安久ナクロは金木研の事が一人の女として好き。それだけ。……じゃあ、また学校で会おうね『先生』」クル、スタスタ

カネキ(……このまま何も言わず見送るのはクールじゃないな。ここは>>490さんにクールな言葉をお願いしたい)

うちの嫁は強いよ?クロナ

エトにはないしょだよっていってキス

カネキ「待って、クロ!」

クロ「……?」

カネキ「……エトには内緒だよ――――」チュッ

クロ「え……?」

カネキ「それじゃあまた明日ね、クロ」ニコ

クロ「」ポー

√痴だったらこのまま(ry

カネキ「ただいまー」

エト「お帰り、ケン」

カネキ「うん、ただいま」

エト「……ケン、何かあった?」

カネキ「え? 普通にクロと遊んだだけだけど?」

エト「なんか……変な感じする。行く前と少し変わってる」

カネキ(すごい勘だな……まあ僕とクロが黙っていればいいだけの事だし大丈夫か)

カネキ「なんでもないよ」ニコッ

エト「……」

カネキ(翌日、学校にて事件が起こった)


アヤト「おい! お前クロと何やったんだよ!」

カネキ「え? 普通に妹として遊んだだけだけど……」

アヤト「とぼけるな! とにかく面倒な事になってるからちょっとこい!」

カネキ「う、うん……」

カネキ(何があったんだろう?)

カネキ「おはよう皆」

ヒナミ「……」ジー

トーカ「……」ジー

クロ「あ……////」フイッ

シロ「……むふふ」

ナキ「え、あれ? 掛け算のやり方忘れた!」ガーン


カネキ(うん……半分いつも通りだけどもう半分が何かありげだね)

トーカ「おい先生、クロさんと何があったんだ?」

カネキ「妹とお出かけしただけだよ」

トーカ「じゃあなんでそれだけであんな乙女な顔になるんだよ! ……私だって出かけたいのに」

カネキ「……トーカちゃんだから話すけどね。エトにも悪いことはしてるんだ。妹って言っても血のつながりはない。だからエトだって不快に思うかもしれない。それでもっていう特別な事だったんだ。だから、本当にそれだけしかありようがないよ」

トーカ「……そっか。そうだよね。ごめん、頭に血が上ってた」

カネキ「……」

トーカ「でもさ、一つだけ話があるんだ――――」

ヒナミ「ふぇぇ……ぐす」

シロ「ヒナミちゃん、大丈夫?」

ヒナミ「うん、大丈夫だから……」

シロ「……悩みがあるなら話して? 私、聞くからさ」

ヒナミ「でも……」

シロ「こういう時に年上に頼るものじゃないの?」

ヒナミ「……じゃあ――――」

シロ「そっか、ヒナミちゃんも先生のことが好きなんだ」

ヒナミ「うん……結婚式のときはただすごいなって思ってただけだけど、だんだんあそこにいるのは私であってほしいって思うようになって……」

シロ「でも先生はもう妻がいて、結婚生活もかなりいい感じだから……だけど諦めがつかないんだ」

ヒナミ「うん……」

シロ「そっか……じゃあさ、そういうときは他の事に熱中したりするのもありなんじゃないかな?」

ヒナミ「他のこと……? でもヒナミ、スポーツも勉強もあんまり得意じゃないよ?」

シロ「大丈夫だよ、こんなに薄い本なら問題ないでしょ?」ニヤァ

ヒナミ「これは……びーえる?」

この流れはやばい

進撃のナシロ

トーカ「きっとさ、アンタに最初に惚れたのはリゼかもしれない。でもさ、次は私。すぐに自覚したよ。アンタの事が好きだって」

カネキ「……」

トーカ「ヒデさんが自分に好意を向けてくれてるのはわかってた。グールと知ったうえでならなおさら。……それでもアンタだけしか考えられなかった! 中毒になっても、それは傍にいられる口実だって思えて幸せだった! なのに…あんな女に横取りされたって納得できるわけないじゃん!」

カネキ「トーカちゃん――」

トーカ「……何も言わないで、聞きたくない。アンタの言葉なんか聞きたくない」ギュウ

カネキ「――、」

カネキ「というところで今日はここまでだ」

カネキ「こうやって引きを作ってるけど、いつ終わるのやら……まあ、僕としてはこの幸せなときが少しでも続くように祈るよ」

カネキ「√痴のほうもそろそろ間に挟んでいこうかな?」

カネキ「それでは皆さん、お疲れ様でした」ペコ

乙乙ー

おつ

おつー

良いおねぇちゃんだと思ったら・・・

ナシロォ・・・
天使なヒナミを汚さないでよ

もう、これはハーレムしか解決策がないな…(自暴自棄)

乙〜



いっそ女の子がみんなblに目覚めればワンチャン。毒(ナシロ)を以て毒(危険なハーレム)を制す!

BLが少しずつ侵食し始めててワロタ

カネキ「やあ皆さん久しぶりだね。クールなグールこと金木研だよ」

カネキ「僕がクロとキスをしたのをきっかけにあちこちで女の子たちが……というのが前回だったね」

カネキ「しかし僕はこれをクールに乗り切って見せるよ」

カネキ「それじゃあ始めようか。僕と君たちのクールな物語を」

トーカ「……ずっと、こうできたらいいのにね」ギュウ

カネキ「……、」

トーカ「アンタは学生の時に教室で告白された事あるの?」

カネキ「あるよ……」

トーカ「そうだよね、きっとモテたんだろうなぁ、クールだし」

カネキ「……わかってるじゃないか」

トーカ「ふふ、アンタっていつも冷静に言葉を返すよね。……私が、ここまでしても何も思わないの? 私は、アンタの事が――」ギュッ

カネキ(……トーカちゃんは僕の服をぎゅっと掴んで震えている。ここで彼女にかけるクールな言葉を>>515さんにお願いしたい)

kskst

ごめんね、僕にはエトしか愛せない

カネキ「ごめんね、僕にはエトしか愛せない」

トーカ「……そう言うと思ってた」

カネキ「でも、気持ちはすごくうれしいよ」

トーカ「アンタってさ、決断力あるように見せてつかず離れずなところあるよね。……だから、私みたいなのが出てくるんだよ」

カネキ「……、」

トーカ「まあ、いいさ。私も納得したわけじゃないし……。まあもしかしたら今までがうまくいきすぎてたのかもね」

カネキ「そうかな」

トーカ「うん……またね、『先生』」スタスタ

カネキ(……ツケ、払うときなのかなぁ)

ヒナミ「これ……おに、先生とアヤト君が抱きしめあってる……」

シロ「そうだよ……見てごらん? 先生はこんなに幸せそうだよ?」

ヒナミ「本当だ……」

シロ「好きな人が幸せになって、ヒナミちゃんも幸せだね……?」ニヤァ

ヒナミ「……」ボー


コンマ判定↓2

数値が高いほどヒナミが腐女子化

※ただしぞろ目でトーカ登場

ヒナミちゃんは俺が守る

ヒナミ「……いやだよ」

シロ「え?」

ヒナミ「この本にいるのはお兄ちゃんじゃない! ヒナミは……やっぱり、お兄ちゃんの傍にいたい!」ダッ

シロ「あ、待って!」

ヒナミ(お兄ちゃん、お兄ちゃん……!)

シロ「……やっぱ抵抗あるのかなあ」ウーン

アヤト「ヒナミ?」

ヒナミ「アヤト君……! お兄ちゃんどこにいるか知らない!?」

アヤト「ああ、あいつなら教室にいると思うけど……」

ヒナミ「ありがとう!」ダダッ

アヤト「……モテる男はナントカってやつか?」


ヒナミ「お兄ちゃん!」

カネキ「ヒナミちゃん? どうかした?」ニコッ

ヒナミ「あ……えと、その」オロオロ

カネキ「……?」

ヒナミ(どうしよう、何も考えてなかった……)

ヒナミ「え、えっと……お兄ちゃんは先生になって楽しい?」

カネキ「うん、ヒナミちゃんやほかの皆と毎日会えるのはとても楽しいよ」

ヒナミ「それじゃあ……エトさんと結婚できて幸せ?」

カネキ「……幸せだよ」

ヒナミ「あのね、ヒナミね。お兄ちゃんが結婚した時から時々、すっごく胸が苦しくなるの。たまに泣いちゃう事もあるんだ。……ヒナミには何でかわからないけど、お兄ちゃんに聞けばわかる気がするんだ。これは、何?」

カネキ「……>>524

親離れの寂しさってヤツだよ、いずれ治るさ

恋だよ

カネキ「……恋だよ」

ヒナミ「そっか……やっぱりそうだったんだ」

カネキ「ヒナミちゃんは、どうしたい?」

ヒナミ「……自分の気持ちがわかっただけでいいかな、なんて。お兄ちゃんって会った時からなんか手の届かない存在って感じだったし……」

カネキ「確かに、忙しくてゆっくり話す時間は少なかったかもしれないね」

ヒナミ「うん。でもお兄ちゃんと一緒にいるとすごく落ち着いて、話すのがとても楽しくて……」

カネキ「僕も、ヒナミちゃんに漢字を教えるのは楽しかったよ」

ヒナミ「うん……」

カネキ「……、」

カネキ(あの後、僕はヒナミちゃんの下校を確認して愛しの妻が待つ家へと帰宅した)


カネキ「ただいまー」

エト「おかえり」

カネキ「うん、ただいま。今日はこの時間に小説書かないの?」

エト「……それよりも大事な事があるから」

カネキ「大事な事?」

エト「この画像、見て」スチャ

カネキ(……僕とクロがキスしてる画像だ。何でこんなベストタイミングで……)

エト「ちょっと小説煮詰まって散歩に出てたんだけど……これ、どういう事?」ユラァ

カネキ(やばい……これは本当にやばい!)

エト「ねえケン」

カネキ「はい」セイザチュウ

エト「この前、ケンは私のこと愛してるって言ったよね」

カネキ「はい」

エト「じゃあ私がこういうことされたら悲しくなるって事くらいわかるよね」

カネキ「はい」

エト「……ケン、やっぱり私のこと嫌い?」

カネキ「……それだけは、ないよ」

エト「……、」


↓2 コンマ判定

数値が高いほどエトが病む

※ぞろ目で……?

ほい

低く低く

普通が一番やで

エト「ひっぐ……ぐす、ケン……」ポロポロ

カネキ「エト……?」

エト「バカぁ……何でキスなんかしたのさぁ……」ギュウ

カネキ「それは……ん――――」チュウ

エト「――ぷはっ、……私はケンとしかした事ないのに」

カネキ「エト……」

エト「そんな目でごまかさないで、ちゃんと……説明してよ」

カネキ「……>>533

彼女を愛してくれる人はシロ以外居なかったんだと思うと、なんだか親心のような気持ちが湧いてきて

この言い訳上手め

すんません
間違ってとっちゃいました

カネキ「おっと、ミスが出たようだね」

カネキ「まあミスは誰にでもある。次から気を付ければいいさ」

カネキ「というわけで再安価だ」

カネキ「>>536さんに再安価を頼むよ」

532でいいんじゃない?

私もそう思う

カネキ「彼女を愛してくれる人はシロ以外いなかったんだと思うと、なんだか親心のような気持ちが湧いてきて」

エト「それでキスしたんだ……」

カネキ「それは……」

エト「ケンは女の子のわがままに弱いよね」

カネキ「……面目ないなあ」

エト「ふふ……それじゃあ今日は私のわがまま聞いてくれる?」

カネキ「何かな?」

エト「今夜、寝れると思わないでね?」

カネキ「え、明日も学校はあるんだけど……」

エト「……ダメ?」ウルウル

カネキ「えっと……うん、わかった」ガク

おっ?√痴展開か?

カネキ「さて、今日はここまでだ」

カネキ「最近、何かと忙しく更新が遅くなって申し訳ないね」

カネキ「それと、皆さんのアニメに対する感想を聞きたい。……僕も思うところがあって、ね?」

カネキ「それじゃあ……皆さん、お疲れ様でした」ペコ

エトは一途だろ!いい加減にしろ!

アニメは、うん
もう少し力を入れて欲しかったのは否定できないよね
せっかく原作売れたんだし


とにかく乙
あとさっきはほんとすんませんでした

乙なの アニメ二期の感想は・・・二期はやってないよと言いたいくらいグダッてると思った

乙~
アニメはEDがすばらしいよ
うん、√変える必要あったのかって思ってるよ

あれ、√痴のほう落ちたの?

EDのMVヤバいよね アニメの内容は、まあなんというかなぁ... オリジナルって聞いてたけどあれはどうなのかねー
金木がカッコいいのには違いないんだが

乙でした〜

おつおつ

EDはいいよね、うん

なんだかんだあんていく襲撃編には期待してる

こうなりゃもう原作通りいっちゃえ

>>550俺もこれだな…

カネキ「やあ、皆さんこんばんは。クールなグールこと金木研だよ」

カネキ「√痴に関しては完全に油断していたよ……申し訳ない。機会があれば、新しくスレをたてようと思う」

カネキ「そしてアニメの出来が僕の気のせいじゃなくてよかったよ。やはりあれではクールさが足りないよね? ぜひとも僕をアニメの主人公に……」

カネキ「ふふ、冗談だ。それでは始めようか、僕と君たちのクールな物語を」

カネキ「エト……シャワー浴びなくていいの? 僕、けっこう汗かいたから匂うよ?」

エト「そんなの後で入ればいいし、私……ケンの汗のにおい結構好きだよ?」

カネキ「……僕は結構恥ずかしいなあ」

エト「じゃあ恥ずかしくないようにしないとね♥」

カネキ「はは……」

エト「……ねえケン、最後に一つ言っておくね。ケンは優しくてかっこいいから、そういう事しちゃダメだよ?」

カネキ「わかった……もうエトにしかしないよ」

エト「信用できない」

カネキ「じゃあさせてあげるさ……!」

 エトの首元にかぶりつく。久しぶりの彼女の味は以前よりもずっと甘美なものに感じられる。
 いまだに残るグールとしての本能が頭の奥でぐるぐると蠢いた。

「ケン……嚇眼、出てるよ」

「……収まりそうにない」

「じゃあ収まるまで相手する」

「ありがと」

 互いに耳元で囁くような声で言葉を交わす。
 このじゃれあいの会話もずいぶんと久しいものだった。いくら教師になったばかりとはいってもこんな事じゃこの先不安になるのも無理はない。エトは特にそういうのを大事にしたいみたいだし。

「ごめんね、エト」

 僕はそういって、エトの唇を奪った。
 

「ふふ、なんだか初めてした時のこと思い出すね」

「…そうだね。久しぶりだからかな」

 あの時は、僕も快楽に溺れていただけだった。その後も教師になるまではエトとの行為は毎日の習慣になっていた。その反動のせいか、教師になってからは逆にぱったりと止まってしまった。
 こういうのは環境に適応していかないと。僕はまだ夫として未熟だ。

「ケン、じらしてるの……?」

 少し考え込んでしまったか。目の前でエトが切なげな眼を向ける。
 僕はゆっくりと彼女の性感帯を刺激していく。
 耳、首筋……

「ん、ふふ……や、ぁあん♥」

 エトも久しぶりだから興奮してるのかな? 明らかに敏感になっている。
 今日はエトにたくさんサービスをしなきゃ……

「ねえ……もう欲しい」

 と、思った矢先にこれだ。エトは時々こうやってせっかちになる。そして、こういうときは絶対に寝られない。

「もう……?」

「うん……もうガマンできないから」

 エトは部屋着のズボンを脱ぐと僕のズボンに手をかけた。
 そのまま、一気に僕のモノを引き入れた。

「う、くふぅ……」

 ずぶり、という湿った音と共に脳にビリビリとした快感がほとばしる。
 中でどろりと先走ったものが流れ出る。

「来てケン……動いて!」

 僕はせかされるがままに僕は腰をうちつける。
 皮膚と皮膚が重なるたびに絶頂が強く近づいていく。

「エト……ゴメン、僕あまりガマンできないかも……!」

「いいよ、来て! いっぱいしようね、ケン!」

 その言葉と同時にエトの中に僕は注ぎ込んでいく。
 しかし、エトはさも当然のようにキスをして、再び行為をせがむ。
 ……明日遅刻しないようにしないと。

チュンチュン

カネキ「……おはよう、エト」

エト「うん、おはようケン」ツヤツヤ

カネキ「元気そうだね」

エト「だって昨日はとってもよかったから……」

カネキ「そっか……」

エト「それよりケン、もうすぐテストなんでしょ? クラスの子は大丈夫なの?」

カネキ「あ……」

カネキ(そう……もうすぐ期末テストがあるんだった。何人か不安な子がいるなあ)ジーッ

トーカ「?」←大丈夫

クロ「?」←大丈夫

シロ「?」←別の方向で不安

ヒナミ「?」←大丈夫と信じたい

ノロ「」←未知数

アヤト「……んだよ」←嫌な予感

ナキ(今日は蝶を捕まえるぞー!)←絶対やばい


カネキ(……大丈夫かなあ)

カネキ「はぁ……」

ニシキ「どしたーカネキ」

カネキ「いえ、僕のクラスのテストが不安で不安で……」

ニシキ「ああ、それか。……何なら数学の小テスト見せてやろうか?」

カネキ「ぜひお願いします」

ニシキ「ほらよ」

カネキ「ありがとうございます……って、これは!」


安価↓3 テストで起きた意外な現象とは?

ヒナミが0点

ナキが満点

アヤトばっくれ

ナキとノロ意外にクラス2トップ

カネキ「すいません、アヤト君のところに斜線があるんですけど……」

ニシキ「ああ、あいつテストばっくれやがったんだ」

カネキ「……わかりました。ありがとうございます」

ニシキ「あ、ああ……」


イトリ「おや? どうしたんだいカネキチよー」

カネキ「いえ、何でもないですよ」ニコッ

イトリ「」ゾワッ

カネキ「アヤト君……どうして僕が君に残ってもらったかわかるよね?」

アヤト「……わかってるよ」

カネキ「まったく……恋をするもんだから大人になったと思ったのに、これじゃあカヤさんも残念がると思うよ?」

アヤト「……」

カネキ「どうしてテストを受けなかったのかな?」

アヤト「>>567

カヤさんとデートできる日がテストの日しかなかった

0点とって恥晒すくらいなら受けない

かっけぇな

アヤト「0点とって恥さらすくらいなら受けない」

カネキ「……そうかい」

アヤト「怒らないのか?」

カネキ「まあ、気持ちはわからなくもないからね」

アヤト「ふーん……」

カネキ(だけど、このままじゃ学校に入った意味がないな……ここはアヤト君を説得するクールな言葉を>>573さんに任せたい)

君このままだとナキ君に負けるよ?

加速

>>571

やるしか・・・ないね・・・うん

カネキ「君はこのままだとナキ君に負けるよ?」

アヤト「……知るかよ」

カネキ「カヤさんだってアヤト君から勉強の話聞きたいんじゃないかなぁ……」

アヤト「……カヤさんは関係ねえだろうが。これは俺の問題だろ、それに……ナキが点数とれるわけねえだろ」

カネキ「彼なりに努力してるしそれはわからないよ?」

アヤト「……、」

カネキ「まあこれは本人のやる気の問題だ。だから強くは言わない。……テスト、頑張ってね」

アヤト(……面倒くせ)

アヤト「はあ、テストだりい……」

トーカ「アンタねえ……テスト前位勉強しなよ」

アヤト「はあ? いやだよ面倒くさい」

トーカ「あのさあ……グールで勉強できない人もたくさんいるんだから、少しは今の環境に感謝しなよ」

アヤト「別に和解前も姉貴は学校行けてたじゃん」

トーカ「人間だって嘘ついてね」

アヤト「……」

トーカ「カヤさんはもう通うような年齢じゃないし、学校の授業って難しいからある程度大人になると頭に入らないんだよ? やるなら今しか……」

アヤト「あーもう! そうやって年上なのいいことに説教すんな! 俺は別に勉強とかどうでもいいんだよ!」

トーカ「……いい加減にしなよ、バカ」

アヤト「うっさい、こんなの俺の勝手だろ」

トーカ「じゃあ……テストの点数悪かったらバイトやめさせるよう頼んでおくわ」

アヤト「!?」

トーカ「じゃあね」スタスタ

アヤト「お、おいちょっと待て!」

カネキ「さて、今日はここまでだ」

カネキ「次はいよいよテスト編に突入する」

カネキ「僕のクラスは絶対に何かやらかしそうだけど……」

カネキ「それでは皆さん、お疲れ様でした」

アヤト君が急にヤンキーに

トーカが普通にお姉ちゃんしてる…

トーががお姉ちゃんしてるとか・・・ありえねぇ・・・乙

カネキ「はい、皆さんこんばんは。クールなグールこと金木研です」

カネキ「アヤト君は反抗期で悪い子ぶりたいんだね、きっと」


トーカ「とりあえず>>581は私をなんだと思ってるのか知らねえけど屋上な」


カネキ「……今、トーカちゃんいたよね。まあいいか」

カネキ「それじゃあ始めようか。僕と君たちのクールな物語を」

アヤト(くっそー……姉貴のヤツ俺がいやがるポイントを……もし、テストの点数が悪かったら――――)

――――

カヤ「アヤト君……この点数は何?」

アヤト「そ、それは……」

カヤ「こんな点数じゃバイトは続けられないわね……」

アヤト「う、うう……」

カヤ「私、年下は嫌いじゃないけど……子供みたいに頭のよくない子を恋愛対象としては見れないわ。じゃあね」ヒラヒラ

アヤト「カヤさん……? カヤさぁぁぁぁああああん!!」

※アヤトの妄想です


アヤト(こ、これはやばい! 勉強するしか……)



コンマ判定↓2

数値が高いほどアヤトの学力上昇

※ただしぞろ目でカンペ作成に走る

踏み台

ほい

あかん…

アヤト「えーと……この場合の不等式の範囲は――――ってあれ? 大きい数が小さくなった!?」

アヤト「くっそ~……さっぱりわかんねえぞ、おい! ――姉貴に聞くか? いや、それだけは……」

アヤト「もう一回だ! まず範囲を確認して、代入して……絶対値は符号がなくなって――――」ブツブツ



トーカ(頑張れ……アヤト)コソコソ

カネキ(そしてついにテスト初日を迎えた。今回のテストは人によって教科の数が多少違うけど、平均的には5教科。トーカちゃんが多分、最多で7教科だ)


ニシキ「よう、カネキー。ついにテストだなー」

カネキ「ええ、そうですね。……ニシキさんは数学の問題の難易度どれくらいにしました?」

ニシキ「あー、基本的な問題が多いぞ? さすがに最初からはきついだろうしな。……まあクソトーカの問題だけ鬼レベルにしてやったがな」ケラケラ

イトリ「やっほー。おはよー」

カネキ「おはようございます、イトリさん」

イトリ「相変わらず固いねえ、カネキチはー。まあ、私の肩も徹夜明けでかっちかちだけどねー、あはは」

カネキ「テストの問題をぎりぎりまで作らないからそうなるんですよ……」


カネキ(でも正直、ちょっと不安だな……こっそり教室をのぞいておくか)



安価↓3

テスト前の教室はどうなっていた?

ksk

アヤト必死ナキ余裕の表情

アヤトとナキを中心に教室の生徒全員で分からないところの教えあい解きあいをしていた

いいクラスじゃないか・・・

カネキ(あ、あれは……)


アヤト「お前ら山はって詰め込め! 時間ねえぞ!」

ヒナミ「お、お姉ちゃんこれどうやって解くの?」

トーカ「これは範囲の最大値と最小値を代入して計算するんだよ」

ヒナミ「ありがと!」


ノロ「」アタフタ

ナキ「お、おおおおお前わかんねえのか!?」オロオロ

アヤト「その問題はすてろ! 覚えたてで計算しても時間足りねえぞ!」


ワイワイガヤガヤ
フヒヒ・・・アヤナキサイコウ・・・


カネキ(皆……がんばれ……)ホロリ

今思い出したけど、カネキも国語以外ダメだったよな

カネキ(テストは滞りなく進んだけど……)


トーカ「♪~」スラスラ

アヤト「えっと……」ウーン


カネキ(やっぱり学校行ってた組と言ってない組で差がありそうだな……)


クロ(もう少し難しくてよかったかも)スラスラ

シロ「……フヒヒ」スラスラ


カネキ(シロ……怪しすぎるよ)

カネキ「よし、これで今日のテストは終わりっと……」トントン

ニシキ「よー、終わったかー?」

カネキ「はい、これが数学の答案です」

ニシキ「ん、どうも。そういえば有馬が用事あるって来てたぞ?」

カネキ「わかりました。行ってみます」

カネキ(何だろう……?)

有馬「すまないな、急に押しかけて」

カネキ「いえ、そんな事ないですよ。……しかし学校に直接来たという事は何か大事な要件ですか?」

有馬「ああ……と言ってもそれほど構えなくてもいい」

カネキ「わかりました。それで……?」

有馬「実はC3Gとグールの間でスポーツの試合を行おうという企画が出ている」

カネキ「つまり対抗試合ですか?」

有馬「そうだ。今のところ、バスケという案が濃厚だ。あれなら短い時間で華のあるプレイを見せられるからな」

カネキ「確かに面白そうですが……身体能力に少し差があるのでは?」

有馬「それも計算ずくだ」

カネキ「?」

有馬「普通のケンカなら勝てなくともルールが決められたスポーツの中でなら人はグールに勝てる。また、グールもルールで縛られているなら人とスポーツを行える。それを伝えるのが狙いだ。……それに」

カネキ「それに……?」

有馬「こちらは勝てる、と思っているが?」

カネキ「……なるほど」

有馬「これが予定されている日程だ。……俗にいう夏休みにあたるが一日くらい問題ないだろう?」

カネキ「ええ……生徒に打診してみます」

有馬「君が出ても構わない。……いい企画になることを願う」

カネキ「ええ……これは僕も聞き捨てならないですからね」

カネキ(しかし、これはずいぶん思い切ったなあ……まあテスト返却がすんだら皆に進めよう)

カネキ(さて、テストが終わって週が明けた月曜日。担任である僕には事前に個々の得点票がある)

カネキ(これを見るのはすごく怖いな……)ゴクリ

カネキ(ま、まずは男子から見よう!)ペラ


コンマ判定

↓2 アヤト

↓3 ナキ

↓4 ノロ


※コンマを個人の平均点とする

※コンマが00の場合、0点か100点かで再判定

頑張れ

ほい

いけい

オラァ

ノロすげえ

カネキ「お、アヤト君とナキ君頑張ったなあ……ってノロさんの平均点96!? こ、これはいったい……」

カネキ「た、確かにノロさんはいつも黙々と勉強してたけどここまでなんて……」

カネキ「とりあえずこれなら問題はなさそうだな」

カネキ「次は女子にいくか……正直男子でこれなら女子は問題ないだろうな」


コンマ判定

↓2 トーカ

↓3 ヒナミ

↓4 シロ

↓5 クロ

※判定基準は男子と同じ

ksk

大丈夫

はいさ

トーカw

1点w

ゾロ目

こ、これはw

シロもひでーなこれ
当てといてなんだが

カネキ「!? なんだこれ!! 平均点1点って逆にどうやってとるの!?」

イトリ「どうしたのさー急に大声出して」

カネキ「そ、それがテストの平均点が……」

イトリ「おお? これは放課後に補習ですなあ……大人の♥」

カネキ「それはしませんけど」

カネキ(だけどトーカちゃんとシロがここまでとは思わなかった……というわけで放課後に残ってもらって話を聞くことにしました)


トーカ「……」

カネキ「トーカちゃん。別に僕は責めるつもりはないからね? ただ本来なら上井大学に入れるレベルのトーカちゃんがどうしてこうなったのかを知りたいだけだよ? 何か力を出し切れない理由あった?」

トーカ「……>>618

金木の事が頭から離れなかった

シロが「微分ってアレだよね、細かいトコロを見ちゃうって事だよね!
積分ってアレだよね、拡張するって事だよね!」

とか呟いてたのが気になって集中出来なかった

ワロタwwwひでえ理由だ

トーカ「……シロが」

カネキ「シロが?」

トーカ「微分ってアレだよね、細かいところを見ちゃうって事だよね! 積分ってアレだよね、拡張するって事だよね! とか呟いてたのが気になって集中できなかった」

カネキ「……事情はわかった。今回は特に補習対象にはしないから次は万が一もないようにね」

トーカ「うん……」トボトボ


カネキ(まったく……アヤト君やナキ君よりシロの方がよっぽど問題児じゃないか)ハァ

カネキ「さてシロ……僕が何で君を呼んだかわかるよね?」

シロ「……えへ☆」

カネキ「そんなごまかし方は通用しないよ。それに君はテスト中の態度もあまりよくなかったみたいじゃないか。……まあこのさいそれはおいておこう。問題はこの点数だ。いくら勉強してないと言っても、君なら70点くらいは見込めるんじゃないかな?」

シロ「……」

カネキ「何か理由があるなら話してくれないかな?」

シロ「>>623

百合もいいよね、特にトーカヒナミのカップリングとか そういうことを考えてて

先生に怒られたかった…からかな?

シロ「先生に怒られたかった…からかな?」

カネキ「?」

シロ「……そのまんまの意味だよ?」

カネキ「それはどういう意味での『そのまま』かな?」

シロ「それは――――」


コンマ判定↓2

数値が高いほど不純

※ただしぞろ目で調教済み

グレー

ほいや

純情やな…シロだけに

シロ「だって私もお兄ちゃんと二人になりたかったから……」

カネキ「シロ……」

シロ「クロばっかりずるいもん。私だってお兄ちゃんとおしゃべりしたかったし……」

カネキ「……ごめんね、構ってあげられなくて。今度はプライベートでもお話しできるようにしようか」

シロ「う、うん……ありがと」

カネキ「でも、テスト中に変なこと言ったらだめだよ?」

シロ「はい……」シュン

カネキ(さて……いろいろ問題はあったけど何とかテストも終わり、これからは夏休みだ)


アヤト「正直夏休みっていっても前の生活がちょっと続くだけじゃね?」

ナキ「そーだなー」グデー

カネキ「はいそこだらけない。夏休みにはちゃんと宿題も出るからやってくるように。それと……一つ報告がありまーす」


ヒナミ「なんだろーね」

ノロ「」ワタワタ

ヒナミ「ははは! それはないってー」



カネキ「このたび、C3Gとの間でバスケの壮行試合が行われることになりました」

アヤト「バスケ? あの五人でやるやつ?」

トーカ「それ、楽勝じゃん」

ナキ「ばすけってなんだ!?」


カネキ「はいはい、静かにして! 全員が出られるわけじゃないけどこれは人間とグールの親睦を深めるいい機会だし初めての夏休みにはいい思い出になると思う」


アヤト(こ、これでカヤさんにいいところ見せたら……)ドキドキ

シロ(お、男と男が肌をぶつけ合う……)グヘヘ

ヒナミ(どうしよ…ヒナミスポーツ苦手だし……少しバスケのルール勉強しようかな)

カネキ(さて……これで一学期目の仕事は終了だな。と言っても純粋な休みは二週間ないんだよなー。親善企画のもあるし)


エト「ねえケン。ケンも出れるんでしょ?」

カネキ「まあね。でも基本的には生徒に任せるから僕はでないと思うよ?」

エト「そっかー……ケンのかっこいいところ見れると思ったのに残念だなあ」

カネキ「華は生徒に持たせるのが教師の役目さ」

エト「じゃあさ! その前に二人で何かしておこうよ! 夏の思い出を……ね?」

カネキ「そうだね……どうしようか」

エト「前は私が決めたから次はケンが考えてね♥」

カネキ「うーん……>>633

ちょっと遅めのハネムーン
行き先は…

たまには温泉にいこうか
混浴でエトと一緒に癒されたい
ちょっと年寄りくさいかな?

カネキ「そうだね……たまには温泉いこうか。混浴でエトと一緒に癒されたい。……ちょっと年よりくさいかな?」

エト「ううん、そんな事ないって。たまにはエッチじゃないいちゃいちゃもいいね!」

カネキ「そうだね」

エト「一緒の布団で寝ようね!」

カネキ「それ寝汗すごいと思うよ?」

エト「そしたらもう一回、混浴でいちゃつけばいいよ」

カネキ(それは確かにうれしいかも……)ニマニマ

エト(口元が緩んでるケン……かわいい)ニマニマ

カネキ「さて、今日はここまでだ」

カネキ「テストはいろいろあったけど、思ったよりシロが純粋で安心したよ」

カネキ「そして次はエトと温泉旅行だ。それと僕たちはバカップルではないからね? 断じてそんなことはない」

カネキ「それでは皆さんお疲れ様でした」ペコリ

お疲れ様ー
・・・やべえトーカに屋上呼び出しくらった・・・もちろんバックれるけどな


そいや月山さんがあんま出てこない気がするんだが
この世界だとどっかで死んでたっけ?

乙ー

>>636 お前…トーカちゃんから直々の呼び出しをバックレるだと?!お前の代わりに俺が行ってくるよ( ^ω^ )/

>>637
グルメリポーターやってるから忙しいんだろ

>>638
おう!逝ってこい!

カネキ「皆さんこんばんは。クールなグールこと金木研です」

カネキ「月山さんはグルメ番組では引っ張りだこで多忙だから出番もあまりないね」


トーカ「おら、てめえが舐めた口聞いてたのか? あぁ?」ゲシゲシ

>>638「」ビクンビクン


カネキ「……それじゃあ始めようか。僕と君たちのクールな物語を」

カネキ「けっこう時間かかったね……」

エト「そうだね……でも混浴はここしかなかったし」

カネキ「そんなに混浴がよかったの?」

エト「だって一緒にお風呂入ったことなかったし……」

カネキ「確かにそうだね……でもほかの人がいたら少しは自重してね?」

エト「大丈夫大丈夫! どうせ誰も来ないから!」

カネキ(なーんか嫌な予感するな……)

>>638
(`・ω・´)ゝ

まってたー

カネキ「はぁ……いいお湯だね」

エト「こんないい温泉でケンと二人きりなんて……えい!」ギュッ

カネキ「エト、一応露天風呂なんだから少し自重しないと……」

エト「大丈夫大丈夫! 誰も来ないから~」スリスリ

カネキ「仕方ないな……少しだけだよ?」ギュッ

ガララ


安価↓3

入ってきたのは誰?(最大3人まで指定可)

亜門くんとアキラ

ニコと鯱

芳村氏

たまたまグルメリポートに来ていた
月山

芳村「……久しぶりだね、カネキ君」

カネキ「え、ええ……久しぶりです、お義父さん」

エト「……」ジトー

カネキ(……何で混浴にいるの!?)

エト(お父さん……)

カネキ「お、お義父さん……どうして混浴に?」

芳村「>>651

町内のくじ引きでたまたま温泉旅行が当たった

ここは憂那さんとの思い出の場所だから

芳村「ここは憂那との思い出の場所だからね……」

カネキ(確かエトの母親で……ていうかお義父さんも結構なバカップルだったのかな?)

エト(お母さん……か)

芳村「……おっと、二人の時間を邪魔するべきではないね。私は大人しく男湯にいくとするよ」

カネキ「で、ですが……」

芳村「話は店に来てくれればいくらでもできるさ。……娘を頼むよ、カネキ君」

カネキ「そういう事でしたら……また」ペコ

カネキ「ふぅ……しかし驚いたね。お義父さんがいたなんて」

エト「……うん」

カネキ「どうかしたの?」

エト「お母さんの話聞いてさ……どんな人だったのかなって。お父さんからどんなに話を聞いても実際に会ったことないから実感わかなくて」

カネキ「わかるよ。……僕も父親の記憶がないから」

エト「そっか……じゃあケンにとってお母さんってどんな存在だったの?」

カネキ「>>655

僕の支えかな・・・

僕に負けず劣らずクールな人だったよ。
僕の生き方を教えてくれた人だ

カネキ「僕に負けず劣らずクールな人だったよ。僕の生き方を教えてくれた人だ」

エト「そっか……ケンはお母さんからクールに生きるよう教えられたんだ」

カネキ「うん……母さんがいてくれたから僕はこうやって強く、クールに生きられてるからね。感謝してもしきれないよ」

エト「今はどうしてるの?」

カネキ「……僕が十歳の時に亡くなったよ」

エト「あ、ごめんなさい……」

カネキ「ううん、いいんだよ。いつかは知ってもらわなきゃならない事だしね」

エト「……ど、どうして亡くなったの?」

カネキ「……>>658

雪山で遭難中に叔母に自分の上着を被せてあげた結果、
自分は氷づけになって死んだ

クール(物理)

カネキ「……雪山で遭難してね。その時に叔母に自分の上着をかぶせてあげた結果、自分は氷漬けになって死んだんだ」

エト「……そんな」

カネキ「母さんは僕に教えたクールさを命よりも重く見たんだ。……僕がその道をまっすぐに進めるようにね」

エト「……、」

カネキ「僕は泣かなかった。泣けば母さんのしたことを無意味なものにしてしまう気がしてね。……幼い僕にはそれが精いっぱいだった。でも今はこう思うんだ。大事な人を泣かせるのはどんな理由であれクールじゃないってね」

エト「私も……ケンが死んじゃったら泣いちゃうかも」

カネキ「うん、だからそんな事がないように僕はもっともっと努力するし、皆に協力してもらえるように力になれるようになりたいんだ」

エト「ケン……大好き」ギュウ

カネキ「僕もだよ、エト」ギュッ

エト「やっぱりこの豪華料理がたまらないね~」モグモグ

カネキ「それにしてもグール食品のレパートリーって毎日増え続けてるよね」パク

エト「あー……何か加工次第じゃ人間にとっても普通よりおいしくなるんだっけ?」

カネキ「今じゃ、こっちの食品の方が競争が激化してるらしいね。……さすがに高級食材は貴重だけど」

エト「そのうちスーパーとかはこっちが主流になるかもねー」モッキュモッキュ

カネキ(こうやって人間の時の味をかみしめられるのはうれしいな……)シミジミ

カネキ「そういえば、僕が提案した小説って本当に執筆してるの?」

エト「うん、タイトルも内容もそのままだよ」

カネキ「本当に書いてたんだ……」

エト「当たり前だよ! ケンと私の初めての共同小説なんだから!」

カネキ「そうだね。それでどれくらい進んだの?」

エト「うーんとね……」


コンマ判定↓2

数値が高いほど完成が近い

※ただしぞろ目ですでに完成済み

ゾロ目

はいさ

エト「もうほとんど完成してるよ」

カネキ「え? もう?」

エト「うん、そうなんだけどケンが考えてくれたって思うとすごい勢いでアイデアが思いついて……」

カネキ「それはすごいね……でも早く終わればいいというものでもないと思うからじっくりね?」

エト「もちろんだよ! 二人で最高の小説にするんだから!」

カネキ「期待してるよ」

エト「うん!」

カネキ(さて……夜も更けて就寝時間なわけだけど)

エト「ふふふ……」クンクン

カネキ(エトが浴衣の中に手をいれてみたり匂いをかいでみたりとやりたい放題です)

エト「♪~」

カネキ(これはこれでかわいいからいいけど、最近のエトはちょっと子供っぽいな……エッチはなしと言ってもこれは反撃せざるをえない)

カネキ(というわけで>>668さん。エトをとろけさせるような大人でクールな反撃はどんなふうにいこうか?)

でこぴん

エトの手を口の中に入れてモニュモニュする

カネキ(……ここは)スス

エト「んむ? ……むふふ」

カネキ「エトの舌……柔らかくて気持ちイイね」モニュモニュ

エト「ほう、ふぁらふぃふふぃてみふ?」

カネキ「それはまた別の機会にしよっか。今夜はそういうのはなしでしょ?」ペロ・・・

エト「……私のつばを舐めとってる時点でエッチだと思うな」

カネキ「そんな事ないって。ただのスキンシップだよ」ポンポン

エト「じゃあ私も♥」ハムハム

カネキ「耳甘噛み!? じゃあ僕も……」

キャッキャウフフ・・・

カネキ(エトとの温泉はとても楽しかったな……お義父さんがいるとは思わなかったけど)

カネキ(というわけで今はC3Gとの対抗試合に向けてバスケの練習をするところです)


カネキ「皆バスケの経験は?」

トーカ「私は体育の授業で何度か」

シロ「一応、私とクロもあるよ」

アヤト「俺はストリートならなあ……」

ナキ「」オロオロ

ヒナミ「トラベリングがよくわかんないって言ってるよ」

ナキ「あの十一人でやるやつか!? あれ、人数足りなくね!?」


カネキ「……わかった、とりあえずルールから教えるね」

カネキ「――――えーとドリブルは一回やめたらパスかシュートしかできないっと。まあ一気に教えすぎてもわからなくなるだろうからとりあえず身体動かそうか」



ヒナミ「ヒナミは……ええと」

トーカ「ヒナミは私たちと練習してみようか」

ノロ「」サッサッ!

ヒナミ「あ、ありがとう!」

シロ「クロ……私たちはコンビネーション技を練習しよう」

クロ「こ、コンビネーション…?」

アヤト「ナキー。一対一やろうぜ」

ナキ「やんのかごらぁ!」


カネキ(……まあ自由にやらせて後で実戦形式やらせてみようか)



安価↓2

練習中に何が起きた?

ksk

ヒナミが怪我

上の怪我は捻挫ということで 後付けすまない

ヒナミ「きゃ!」ドテ

トーカ「ちょ、大丈夫!?」

ヒナミ「うん……ちょっと足ひねっただけだから」

カネキ「はい、とりあえず冷却スプレーで応急処置しようか。こういうのは熱を持たせると治りにくいからね」シュー

ヒナミ「ん……冷たい」

カネキ「念のため、保健室にいこうか」

トーカ「私、連れて行くよ!」

カネキ「うん、よろしくね」


カネキ(さて……試合までに間に合うかな)

後付けはアリなのかどうなのか

今回は特に問題は無さそうに思えるが

怪我ではアバウトだと気づいて後付けしました、申し訳ない

カネキ(さて……その後も練習を続けて何とかチームとして形はできたけど、大丈夫かな……)


ヒデ「ようカネキ!」

カネキ「ヒデ……来てたのかい?」

ヒデ「あれ……ってことは聞いてなかったのか?」

カネキ「え? 何を?」

ヒデ「実はさー。C3Gチームの監督……俺なんだよね」

カネキ「!?」

ヒデ「というわけで今日は敵同士だからよろしくなー」ヒラヒラ

カネキ(……ヒデってそういう戦術考えるの僕より得意だよね。大丈夫だよね?)

ロマ「あ、いましたいました!」

カネキ(カメラ……? ああ、そういえばこの試合は全国中継だっけか)

ロマ「グールチームの代表ということでインタビューお願いしますね!」

カネキ「はい、いいですよ」

ロマ「えーバスケのルールを知らない方もいて大変だったと思いますがチームの仕上がりは?」

カネキ「まあ何とかチームとしては機能するようになったかと」

ロマ「ほうほう……それでは相手チームにはどのような印象を持っていますか?」

カネキ「グールがスポーツをやる場合、プロチームよりも厄介な相手だと思います」

ロマ「それでは最後に今日の意気込みを!」

カネキ(よし! ここは>>681さんにクールな答えを任せたい。頼んだよ!)

かそく

必ず勝利をもたらせてみせますよ

必ず勝利をもたらせてみせますよ

カネキ「必ず勝利をもたらしてみせますよ」

ロマ「はい! ありがとうございました!」

カネキ「ええ、それではまた」ニコッ

ロマ「は、はい!」


ロマ(ああ……カネキ様かっこいい!)テレテレ

ピエロめっ!

アヤト「てか観客多すぎね?」

トーカ「まあ注目されてるからね。私たちテレビに顔出すんだと思うとちょっと恥ずかしいけど」

ヒナミ「ヒナミはベンチで応援かな……」

トーカ「それだけでこっちは頑張れるからいいけどね」

ヒナミ「じゃあ頑張って応援するね!」

ナキ「えーと……バックパスはえと……」ブツブツ

クロ「ナキ、あまり考えすぎてもよくないよ。ここはあなたらしくプレイするべき」

シロ「そう……本能のままにね」フヒヒ

ナキ「……そうだな! よっしゃー見ててくれ兄貴ー!」

カネキ「よし、皆準備いいね? 行くよ!」

ナキ「よっしゃあああ!!」

アヤト「うるせえよ、バカ」

トーカ「ヒナミ、足は大丈夫?」

ヒナミ「うん! 大した事なかったから」


シロ「クロ、作戦通りにね」

クロ「いや、普通に行くよ? 第一作戦とか決めてないし……」


カネキ(さて……ヒデはどんな作戦で来るのかな?)

ヒデ「それじゃあ行きますか」

アキラ「うむ、わかった」

ジューゾー「なんか人の声がいっぱい聞こえますねー」

亜門(テレビか……)カチコチ

ヒデ「亜門さんリラックスリラックスー」

亜門「あ、ああ……」

アキラ「ふ……ずいぶんと緊張しているな」

亜門「……大丈夫だ」

ヒデ「あ、この試合に勝ったらどさくさに紛れてアキラさんにハグするんで」

亜門「何!?」

アキラ「私は構わん。ばっちこいだ」

ヒデ「あざーす!」


ヒデ(カネキの考える事なんかお見通しだっつーの)ニヤァ

カネキ「さて、今日はここまでだ」

カネキ「次回は対抗試合編だ。皆のクールな安価とコンマに期待する」

カネキ「それと>>638さんは相当のドMだったみたいだね……」

カネキ「それでは皆さん、お疲れ様でした」

おつ

おつです!

おつー



ロマで思い出したが
アニメのロマはなんであんなブスなんだろう……

他のキャラデザはいいのに

乙!

カネキ「やあ皆さんこんばんは。クールなグールこと金木研だよ」

カネキ「ロマさんって僕的にはそこまででもないと思ったんだけど……見る人によってはそう見えるのかな?」

カネキ「まあそれはさておき今日はバスケ編だ。……すごいカオスな試合になりそうだね」

カネキ「それじゃあ始めようか。僕と君たちのクールな物語を」

ロマ『……会場は観客の熱気で異様な雰囲気を帯びています。国立代々木第二体育館よりC3G選抜対グール選抜チームの一戦です。実況は私、ロマでお送りします』


アヤト「ちょ、実況席とかあるぞおい!」

カネキ「まあ全国放送だし、それくらいあり得るよ」

ニシキ「俺もベンチでしかもユニフォーム着るとか……だる」

カネキ「まあまあ、ケガをするという事もありえますし貴未さんにもいいところ見せるチャンスじゃないですか」

ニシキ「面倒くせえ……」



・グール選抜 スタンディングメンバー

安久 クロナ(PG)
安久 ナシロ(SG)
霧嶋 董香(SF)
霧嶋 絢都(PF)
ナキ (C)


カネキ「メンバーは完全に僕の独断だ。まあ意見があれば気軽に言ってくれ」

亜門「……」ドキドキ

アキラ「堅いぞ、亜門上等。少し肩の力を抜け」

亜門「あ、ああ……」

ジューゾー「あ、篠原さーん!」ブンブン

篠原「ははは……」


ヒデ「有馬さーん。作戦の方は大丈夫すかね?」

有馬「ああ、問題ない。十分に把握している」

ヒデ「平子さんも大丈夫として……問題はジューゾーだなぁ」


・C3G選抜 スタンディングメンバー

有馬 貴将(PG)
真戸 アキラ(SG)
鈴屋 什造(SF)
平子 丈(PF)
亜門 鋼太郎(C)

ロマ『間もなく試合開始となります。ジャンプボールはC3Gチームが亜門選手、グール選抜は霧島アヤト選手がつとめます』



アヤト(……でか!)

亜門(……とりあえずジャンプボールは大丈夫だな)

ビーッ!

ロマ『さあジャンプボールです! ここをとったのは亜門選手! C3Gが攻めます!』


有馬(さて……ここは永近の作戦通り攻めてみるか)


安価↓2

C3Gチームの作戦は?

※ただし↓2のコンマがぞろ目の場合、コンマ補正発動

シュート多め

オールコートプレス

アヤト「よっしゃ! 取り返した――――って」

トーカ(これって……)

クロ(オールコートプレス……こっちの欠点をついてきた)


ニシキ「ありゃー最初からあれかよ」

カネキ「こっちは身体能力で勝る反面、ファールをとられやすいですからね……」

ニシキ「にしても、どうすんだこれ? マーク意外ときつくね?」

カネキ「……様子を見ましょう」



コンマ判定↓2

数値が高いほど効果あり

ksk

v

ジューゾー「ここから先は行かせませんよー?」

アヤト「……残念だったな」

ジューゾー「ほえ?」

アヤト「一対一なら俺らの方が有利だっての!」キュ!

亜門「速い……!」

アヤト「お前らが遅すぎなんだよ!」ダンク!


カネキ「おお……アヤト君、かっこいい」

ニシキ「思ったほどでもなさそーだな」

亜門「……舐めるなよ!」

ナキ「うお!? やんのか!?」

亜門「ゴール下は俺がもらう!」

ナキ「うぉおお!?」

亜門「お返しだ……!」ダンク!


ロマ『おおっと亜門選手! ダンクでお返ししたぁぁぁあああ!!』


ヒナミ「……」ジー

カネキ(その後、試合は僕らが優勢に進めていたがナキ君はゴール下で亜門さんに押され気味だった。……そして第一クオーター終了まで残り三分となった時)

ヒナミ「お、お兄ちゃん!」

カネキ「どうしたの?」

ヒナミ「そ、その……あの人を止める方法思いついたんだけど」

カネキ「え? でもヒナミちゃん試合は……」

ヒナミ「う、うん…あまり出たくはなかったけど頑張ってるところ見たらヒナミも力になりたくって」

カネキ(うーん……でもヒナミちゃんは亜門さんをマークしたいみたいだな。……どうしようか。ここはヒナミちゃんを出してみるか↓1~5の人たちに多数決で決めてもらおうかな?)

交流のための試合だろう?

ならば出そうぜ

だしてみよう

みんな出たほうがいいし出るで

ヒナミ行きまーす!

カネキ「よし……行ってみようか! ヒナミちゃん」

ヒナミ「うん、任せて!」


ロマ『おおっと? ここで選手交代です』


亜門「……」

ヒナミ「……」フンスッ

アキラ(すごい身長差だな……)

亜門「……ケガしても知らないぞ?」

ヒナミ「だ、大丈夫だもん!」グッ

亜門(しかしこれだけ小さいとやりたい放題だな)パシッ

ヒナミ「えい! えい!」ピョン、ピョン


カネキ(ボールどころか亜門さんの胸あたりまでしか手が届いてない……いったいどうする気なんだ?)


亜門(これで追加点だ!)クルッ

ヒナミ「きゃ!」ドサ

ピーッ!

亜門「え?」


ロマ『おっと、亜門選手がオフェンスファールです!』

亜門(ファール……? しかし今のは――――)

カネキ(今、当たってのか……?)


亜門(……体格差が逆に仇となったか。しかし次は――――!?)

ヒナミ「……」ニヤァ

亜門「!?」

アキラ「どうした。亜門上等」

亜門「い、いやなんでもない……」

アキラ「そうか。まあ試合はまだ長い。切り替えていこう」

亜門「あ、ああ……」


カネキ(ヒナミちゃん……いつからそんなことを覚えたんだ)

カネキ(いつの間にか純粋じゃなくなってたヒナミちゃんのおかげで亜門さんの動きが鈍ってるな……)


ヒナミ「えい!」ヒュン

亜門「くっ……!」

トーカ「ヒナミナイスパス!」パシッ


ジューゾー「いやぁ、同窓会って感じですね~」

クロ「なめやがって……!」

シロ(……できればアヤト君と肌をぶつけ合ってほしかった!)ハァハァ


コンマ↓2

C3G選抜の得点

コンマ↓4

グール選抜の得点

※コンマほせい+10

ていや

はい

ふみだい

ロマ『さあ前半戦は36対81とグール選抜が大きくリードする展開となりました』



カネキ「皆おつかれ! 後半もこの調子で行こう!」

アヤト「なんか楽勝だな」

クロ「油断しない方がいい。相手も後半はやけくそになるから……そういうのが一番怖い」

アヤト「ふーん……そんなものなのか」

トーカ「ヒナミ、大丈夫?」

ヒナミ「うん……でももう無理かな」ハァハァ

カネキ「それじゃあ第3クオーターからはもう一度ナキ君を出そうか」

ナキ「よっしゃあああ! 任せとけ!」

ヒデ「いやーしっかしひどい点差っすね」

アキラ「正直ここまでとは思わなかった」

亜門「……」

ヒデ「でも後半にヒナミちゃんは出ないと思うんで亜門さんは思いっきりお願いします」

亜門「わかった」

アキラ「そうへこむな。子供に遊ばれて悔しいのはわかるがな」

亜門「……ああ」

アキラ(案外負けず嫌いなのか……)

有馬「……永近、後半は自分中心でいかせてもらう」

ヒデ「了解っす」

ロマ『おおっと有馬選手! また決めたー!!』



ナキ「ほえ……?」

有馬「……」クイッ

アヤト「グールが力負けって……笑えねえぞ」

シロ(有馬貴将……いい題材になりそう)フヘヘ


カネキ(有馬さん……やっぱり別格だなあ。あの人が中心になって攻めてくるなら作戦が必要だな。ここは>>722さんにクールな作戦を考えてもらいたい)

パスを中心に攻める

グールチームが全員ゾーンに入る

ゾーンディフェンスじゃなくて黒子のバスケかか

アヤト「くそ……! 強すぎんだろ!」

トーカ「今何連続で点取られた……?」

クロ「わかんないけど……このペースだと逆転されるかも」

シロ「ちょっと疲れた……」

ナキ「むがー! 全部あいつにとられるー!」


カネキ(皆……ここが踏ん張りどころだ、頑張れ!)


コンマ判定

↓1 アヤト

↓2 トーカ

↓3 クロ

↓4 シロ

↓5 ナキ

※ぞろ目およびその隣接値でゾーンに入る

※一人につき補正コンマプラス3

オラきた!

ほい

ヘイ

w

アカンw

これはナキ以外全員ゾーンにはいったのか?

ロマ『有馬選手止まらない! まだまだ点を決めます! 彼のスタミナは底なしかー!!』


アヤト「マジかよ……」ハァハァ

トーカ「こりゃあ前半の点差にものいわせるしかないね」

アヤト「そうだな……」


カネキ(……本当に格が違うな、有馬さんは。何とか持つか……?)


コンマ判定

↓2 C3G選抜(現在36点)

※有馬補正でプラス15

↓4 グール選抜(現在81点)

行けつ

諦めたらそこで真戸アキラだよ

これは死んだな

あっ…逆だった

カネキ(ん……?)


有馬「……」

アヤト「スタミナ切れ……お前もやっぱ人間だったみたいだな」

有馬「そういう事だな……」


ロマ『おおっと、有馬選手のスタミナ切れと共にグール選抜の反撃だー!』


カネキ(意外にあっけなかったな……)


・試合結果

103対169

グール選抜勝利!

てか平均身長グールぼろまけだな

ナキ「よっしゃああああああ!」

トーカ「勝った……!」

クロ「やった!」ギュッ

シロ「クロ……!」ダキッ

アヤト「はしゃぎすぎだろ……!」

「「「「わぁぁぁぁぁあああああああああああ!!」」」」

カネキ(こんな大騒ぎして……大丈夫かな?)


安価↓2

この騒ぎのどさくさで何が起きた?

踏み

ビールかけをしてたら間違えて有馬の方へすっ飛んでった

ナキが、アヤトに抱きついて号泣
クロ興奮で…

ナキ「よっしゃあああ!! ビールかけだああああ!」

カネキ「ちょ、ちょっと……ここではさすがに――」

プシャー!

カネキ「う、うわ!」


有馬「……」ビチャア・・・

カネキ「あ」

有馬「……冷たいな」


コンマ判定↓2

数値が高いほど有馬、怒る

※ただしぞろ目で有馬、ビールかけに参加

有馬さんなら参加するな

vw

有馬だけにありまぁ

有馬「……カネキ」

カネキ「は、はい」

有馬「今度、奢れ。……いいな?」

カネキ「わ、わかりました」

有馬「……」スタスタ


カネキ(じ、地味に怒ってたな)

カネキ「さて、今日はここまでだ」

カネキ「169点って現実ならありえないよね……」

カネキ「次回はちょっとアヤト君にスポットを当ててみようかな」

カネキ「それでは皆さん、お疲れ様でした」

乙おつ

乙乙ー

おつ
金木と有馬で食事とか
またいい同人誌のネタになりそう


平子さんの出番はいつだろう


シロはもう手遅れ

有馬さんすこ

カネキ「やあ皆、クールなグールこと金木研だよ」

カネキ「試合の方は現実的ではないスコアだけど何とか勝利できたね……」

カネキ「それとできればバスケ経験者に聞きたいんだけど、自分が出た試合で大差で負けたらどんな感じなのかな? やっぱり引きずるものかな? それとも茫然としちゃう? そこが僕にはちょっとわからなくてね……」

カネキ「それじゃあ始めようか。僕と君たちのクールな物語を」

アヤト「あー疲れた……」

トーカ「お疲れ、アヤト」

アヤト「ああ……。姉貴はこのまま帰るか?」

トーカ「いや、依子とご飯食べてから帰るよ。せっかく見に来てくれたんだし、会わないとね」

アヤト「ん、じゃあ先に帰ってるわ」

トーカ「了解」スタスタ


アヤト(ふう……帰るか)

カヤ「アヤト君」

アヤト「カヤさん……?」

きたね

アヤト「試合、見てくれたんですか?」

カヤ「ええ、カネキ君がかなり誘ってたみたいでね。……アヤト君、頑張ってたわね」

アヤト「そ、そんな事ないですよ……」

カヤ「ううん、すごいかっこよかったわよ?」

アヤト「あ、ありがとうございます」

カヤ「……フフ」

アヤト「……」ドキドキ

アヤト(こ、この雰囲気はいけるんじゃねえか? 前は何か中途半端な感じだったけど……今日こそはっきりとさせられる……。>>764! お前に告白の言葉を任せる。頼むぞ!!)

カヤさんは俺みたいなガキ・・・嫌いですか?

アヤト「カヤさんは俺みたいなガキ……嫌いですか?」

カヤ「……どういう意味?」

アヤト「そ、その前に言ってくれた言葉の意味はわからなかったけど……俺は、カヤさんの事が好きです。だから、俺と……付き合ってほしい、です」

カヤ「……」

アヤト(ど、どうなんだ……?)ドキドキ


コンマ判定↓2

数値によって展開が変化

※ただしぞろ目でカヤさん、他に好きな人がいる

カヤさん!

あやとくんすきすき

カヤ「……ごめんなさい。私、アヤト君のことはどちらかというと弟みたいに見えちゃうの」

アヤト「え?」

カヤ「その……好きだけど、それはきっとそういうものなんだと思うの。それに、私みたいなおばさんじゃなくてもっといい子がアヤト君なら見つかるわよ」

アヤト「……、」

カヤ「……それじゃあアヤト君。またバイトでね」


アヤト「……あれ? なんだよこれ……くそっ……」ポロポロ

カネキ(僕はビールをぶっかけられた有馬さんに食事をおごる羽目になってしまった。……ビール持ってきた人はクールじゃないね)


カネキ「好きなだけ、どうぞ。僕が奢るんで」

有馬「ああ……それじゃあ――――」

カネキ(そして有馬さんは嫌がらせのように目についたものをかたっぱしから頼んでいった)

カネキ「有馬さん……負けたの悔しかったんですか?」

有馬「……そんな事はない」クイ

カネキ(今まで無敗の捜査官とか言われてたから悔しかったんだな……)

カネキ「そういえば、有馬さん」

有馬「なんだ?」

カネキ「有馬さんってあまり浮いた話聞きませんけど、そこのところどうなんですか?」

有馬「?」

カネキ「気になる女性とかいないんですか? 純粋に興味があります」

有馬「……>>772

女性に興味はない

まあ悔しさはバスケ問わず練習量に比例するんじゃない

数点差じゃなくこんだけ差開くとむしろ自分が情けなくなる人もいる(僕

あと点差はそんなに意外でもない
高校バスケでも強豪と弱小校で6対190とかなったのを見たことある

あと身体能力に大きく左右されるスポーツで
身体能力に明らかな違いがあるのにこんだけ頑張れたんだからCCG組はすごいと思います

長文すまん

間違ってとっちゃいました
ほんとにすんません

カネキ「うん、僕の質問に答えてくれたからね。仕方ないね」

カネキ「さて、一応安価出てるし確認ととろうか」

カネキ「安価は>>771さんのものをとっても構わないかい? >>>776さんに確認したい」

ネタでやったので申し訳ないが再安価お願いします。

おk

有馬「……女性に興味はない」

カネキ「!?」


クロ、イマノキイタ? コレハ・・・
ハイハイ、トリアエズスワッテゴハンタベテネ


カネキ「そ、それって……」

有馬「……」


コンマ判定↓2

数値が高いほど有馬がホモ

※ただしぞろ目でカネキに興味がある模様

レッツ ホモ

どっちつかずかいw

寝落ち?

おつー

テレビつけたら月山さんがアモーレ!!とか言ってるのは最高だな

99だったらシロクロがヤバい事になってたはずだな

>>783
あのリアクションと顔芸はかなりインパクトあるからグルメリポーターとしてなかなか人気ありそうだww

トーカは絶好のチャンスを逃したな
どさくさ紛れに抱きつくなりキスするなりできたのに

てす

テストはテストスレでやれ

はよ

こんなー?

ここは保守いらん

更新はよ

寝落ちの後から来なくなったね

急に更新なくなったから病気とかじゃなけりゃいいが…

大丈夫かいな…

無事ですかー・・

これ主死んでないよな?
ここまで頑張ってる人だし、無言で失踪する人じゃないと思うんだが……

何事もなければ良いのだがな…

がんばりすぎたか、、、

無事でいてくれたらいいのだが。
途中で切れたから心配だ

この途切れ方は怖い

樹にやられたか

頑張ってください

書いてる最中に突然だもんな…
嫌でもなんかあったんかと思うわ

過労…ないよな?

お、おい

いったいどうしたんだろう

生きろ、帰ってきて下さい、お願いします

エトルートをまだ見ていたいぞ

マジで大丈夫?

生き返れ生き返れ
東京喰種SSは他よりちょっと少ないから楽しみにしてる

はーい

ま だ か ?

死んだか

帰ってくるまで落ちんように保守するしか今は出来ない…

保守いらないんやで

ここは作者以外が保守しても無意味だからな

だめかー

死んだね

残念すぎる

ここで一番最初のスレの>>2をとった俺の登場

死んでしまったか>>1よ…非常に残念だ…

あらま

起きてくれ!>>1

>>1

死んだ?

生き返れ…

最悪もう書かなくてもいいから生存報告だけでもしてほしいな
この途切れ方だと>>1の安否が心配だわ


オーイ

安否だけでも…

これはガチのほうやわ……

ここって確か作者が書き込まず2ヶ月経つと落ちるんだよな…?

二ヶ月を過ぎればそうだね
落ちたら作者がまたスレ立てするしかないけど、流石にこれはもう希望が……

≫834
ありがとう。
よし、できる限り引き伸ばして作者の帰りを待とう。2年間かけて完結したスレもあるんだし

うおお 帰ってきてくれー

そろそろマジでやばくね?

よし!皆で繋いでこうぜ!

乙ー

>>1戻ってこーい

大丈夫?

クソッ!スレ主は、スレ主はもう・・・戻って、来ない・・・のか・・・

きも

くない!

かも

しれ

ぬぁ↑い↓\(♀∀♀)ゝ

すまん、しくった。

そろそろヤバイのか?

まだたすかる

まだここ残ってたのか

びっくり

復活希望

本編で本当にエトしゃんが金木に告白しててわろた
真っ先にこのスレ思い出したわ

σ(゚∀゚)オレモオレモ

(╥╯θ╰╥)

一年だぞ

どんだけ時がたってんだよ...

★生き返れ★

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年02月02日 (火) 07:35:52   ID: kkh30kTs

3

2 :  SS好きの774さん   2016年02月02日 (火) 07:44:31   ID: kkh30kTs

頑張って書いてください!

3 :  SS好きの774さん   2016年02月02日 (火) 15:50:29   ID: SzZJxljy

主が亡くなってからあと少しで一年だ

4 :  SS好きの774さん   2016年02月02日 (火) 22:44:25   ID: SzZJxljy

なんでクールじゃない終わり方だ

5 :  あ   2016年02月22日 (月) 21:15:40   ID: C7vj_vtC

素晴らしい作品だったよお疲れ作者

6 :  SS好きの774さん   2017年09月14日 (木) 10:32:59   ID: Va_lvfcS

いったい主に何があったんだ

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