里佳子「今日は社員旅行で大阪、ジャンジャン横丁に来てます」

理恵「なお、非公式のため費用は自分持ちです」

里佳子「そうなんだ」

理恵「この前言ったじゃない。私が費用持つから来なさいって」


ゆう子「それはともかく大阪に来たら登ってみたかったんですよ」

桜「通天閣だね」

良子「あっ、チュー天閣だって」

2015「チュー天閣 」“キス割”

日時： 2015年2月7日(土)～14日(土)
時間： 18:00～20:30 の受付者が対象
場所： 通天閣地下わくわくランド内チケットカウンター前
注意事項： 18歳以上のカップル、高校生不可、性別不問、キスは口と口のみ有効。
内容： 下記対象者が、キスすると入場料が半額になります。
●大人2名様1400円が半額700円で入場可能
●大学生2名様1000円が半額500円で入場可能
●1組につきビリケン絵馬1枚とポッキー1箱を進呈いたします。
●3階カフェド・ルナパークにてキスすると、チョコレートソフトクリームもしくはミックスソフトクリーム1個320円が2個320円で提供いたします。
商品提供： 江崎グリコ

（通天閣オフィシャルサイトより）

麻美子「こ、これは！取材がはかどるなあ」ﾊｧﾊｧ

良子（仕事モード全開？）

ゆう子「半額だって、ラッキーだね」


里佳子「といってもカップルなんてここには…」

佳織「あたしはいるけど」

ゆう子「ねー佳織ちゃん」ﾁｭ

女性係員「はい、ＯＫですよ～」（わぁい百合ップルだ♪バイト来てよかったぁ）

里佳子「あれいいんですか？」

桜「性別不問だからね」

里佳子「この場に裕美さんがいなくてよかった…」

桜「あはは…」（この場に千裕さんがいなくてよかった…）

理恵「じゃあ里佳子は桜とキスして入りなさい」

里佳子「なんという無茶振り」

理恵「あんたたち仲いいでしょ」

里佳子「仲いいからってキスはしないよ？」

理恵「私が費用を持つ以上、通常料金なんて却下よ」

里佳子「うぅ、スポンサーの横暴だ…桜さんも迷惑ですよね」

桜「別にいいよ？」

里佳子「えー」

理恵（桜、桜っ）

桜（はい？）

理恵（ごにょごにょ）

桜「りかちゃんが嫌なら近くでいい男探してくるｶﾞｼｯ

里佳子「700円のために安売りしないでくださいよぉ～」

理恵「里佳子に引き止める権利はないわよね」

里佳子「…他の人とするぐらいなら私が」ﾁｭ

佳織「はぁー、あいつらやっと来た」

ゆう子「煮え切らないカップルですよね」

佳織「桜はともかく、里佳子はあれで自覚すらしてないからな」

ゆう子「でもお互い腕組んで幸せそうに寄り添ってますよ」

ゆう子「さっきのキスでお互いに素直になれたんじゃ…」

佳織「いや、あれはヒジで桜の胸をいたずらしてるだけだな」

ゆう子「あー……」

良子「まみさん、一緒に入りましょうよー」

麻美子「うん。良子ちゃん」ﾁｭ






理恵「…あれ？」ﾎﾟﾂｰﾝ

To Be Continue....

とりあえずここまでです

しかしこちらは今頃になって最終巻を読みました。
読んで気づいたけど呼び方とか結構間違ってるなあ。あまり気にしないようにしよう。あえて。

あとこの先たまに小難しい話とかもあるのですが、雰囲気を作りたいだけで
全く知識とかないので適当に読み流してください。

里佳子「桜さーん」ﾓﾐｭ

桜「いちいちおっぱいもまないでよ」

里佳子「えー、いいじゃないですかー」

桜「……どうしてもっていうならキスしてからだよ」

里佳子「えーまたですか」ﾁｭｯ

佳織「職場で何やってんだこいつら」

……

…

里佳子「はっ！」

里佳子「なんだ夢か……」

里佳子（なんで桜さんとのキスだけは忘れられないんだろう…）

里佳子（おねーちゃんや裕美さんよりあっさりとした、唇が一瞬触れただけのキスなのに）

里佳子（するのとされるのは違う、のかな…？）

里佳子「…」ｼﾞｰ

理恵「Zzz…」

里佳子「」ﾁｭｯ

理恵「Zzz…」

里佳子（というわけでもないか）

里佳子「…会社行こ」

里佳子「おはようございまーす」

桜「りかちゃんおはよう」

里佳子「おはようのキスしてくださいよー」

桜「うんいいよ」ﾁｭｯ

佳織「職場で何やってんだこいつら」

……

…

桜「……あれ？」

桜「夢かあ……変な夢……」

桜「会社行かなきゃ」

桜「おはようございまーす」

里佳子「おはようございます」

佳織「ん、おはよ」

桜「りかちゃん、おはようのき…」

里佳子「き？」

桜「んようびって歌知ってる？」

里佳子「いえ…」

佳織（『金曜日のおはよう』だけどな）

里佳子「……」ﾓﾐｭ

桜「りかちゃん、無言でおっぱい触るのやめてよ」

佳織「無言でなかったらいいのか…って突っ込みも今更だけどね」

桜「はっ……無言でなくてもだめだよ？」

里佳子「じゃあキスしてからだったらいいですか？」

桜「…………りかちゃん何言ってんの」

佳織（↑　なんだろう、この間は）

里佳子「それじゃ私は何をすればいいんですか……」

佳織「仕事しろ（正論）」

佳織「ふと思ったんだけどさ」

桜「はい？」

佳織「口パクってあるよね」

桜「うん」

佳織「だいたい３，４種類用意してループさせてるけど、どうせなら音声にあわせて口を動かしたらいいんじゃない？」

佳織「母音をとってア、イ、ウ、エ、オ…っとこんな感じで」ｶﾘｶﾘ

ゆうこ「もうやってるとこあるよー」

佳織「やっぱりか」

桜「でもあまり使ってないよね」

里佳子「めんどくさいから…とか？」

桜「そんな、佳織ちゃんじゃないんだから」

佳織「おい」

ゆうこ「特許取られてるからね」

桜「特許かー」

里佳子「特許ってなんでしたっけ」

佳織「えー」

桜「自分の発明を勝手に他の人に使わせない権利だよ」

里佳子「うーん？わかるようなわからないような」

佳織「例えば里佳ちゃんが何かすごいアイデアを考えて、商品作って売るとするよね」

里佳子「はい」

佳織「その商品を見た人がマネしたり自分のアイデアを加えてもっといいものを売り出されても困るじゃん？」

桜「後の人は設計する手間がないから同じものを作っても安く売れるよね」

里佳子「それはやですね」

桜「だから、アイデアを考えた人がそれなりに儲かるようにする必要があるんだよ」

里佳子「でも、同じものはともかくもっといいものが作られなくなるのも困りますよ」

桜「他の人が特許を使いたいときは、特許を持ってる人に実施料を払って使わせてもらうことができるよ」

里佳子「それじゃ私が桜さんのおっぱいを使いたいときは…」

桜「さすがにそれは引くよ？」ｽﾞｻｻｻ

佳織「どこのオヤジだ」