赤城「羅生門の下で入渠を待ちますか。」(3)

ある日の暮方のことである。

一人の艦娘が羅生門の下で入渠を待っていた。
広い門の下には、この艦娘のほかに誰もいない。ただ、所々丹塗の剥げた、大きな円柱に、妖精が一匹とまっている。

赤城「カップラーメンをすすってる…。天山の妖精さんですか。」

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