このみ「燃え尽きた」【ミリオン放送局第三十九回】 (83)

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まつり「としのせ」【ミリオン放送局第三十八回】
まつり「としのせ」【ミリオン放送局第三十八回】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1419691563/)


少し余裕ができたので一回だけ更新します。書き溜めもお便り系安価もないです(コンマはあるかも)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1423322871

P「打ち上げの時はあんなにいいお姉さんみたいなこと言ってたじゃないですか……」

このみ「もう年だから、そういう疲れは数日後に来るのよ」

P「安部さんじゃないんですから、もっとしゃっきりしてください」

このみ「はいはーい」

P「まったく……折角の復活版なんですから」

このみ「はいはいはーい」

P「…………不安だ」

このみ「だいじょーぶ、このみ姉さんはやる時はやる女よ?」

P「はいはい、それじゃあ頑張ってください」

百合子「プラチナスターライブ第四回が終わって」

杏奈「……第五回が、始まって」

まつり「特番として復活なのです」

このみ「めでたい!」

千鶴「……酔ってますの?」

このみ「酔ってるように見えるかしら?」

百合子「言動だけ見ると割と」

このみ「ひっどーいっ」

エミリー「えっと……いつもと様子が違うようなのですが……」

このみ「リーダーをするのも疲れるの、今までしゃっきりしてた分の反動が来てるの」

エミリー「は、はぁ……」

このみ「…………それに、結局プロデューサーと何もなかった期待はずれな感じもね」

まつり「ほ?プロデューサーさんと何が無かったのです?」

このみ「い、いや、何でもないわよ……何でも」

百合子「ま、まあ、お疲れさま、ということで」

杏奈「うん……楽しかった、よ?」

百合子「さて、第四回のライブも成功に終わって、とうとう千鶴さんの出番ですね」

千鶴「まったく……待ちくたびれましたわ」

エミリー「今回はどのような方々で構成されているんですか?……といっても、私たちはもう知っていますし、ご贔屓さま方も多くは知っていると思いますが」

杏奈「一応……いっておかなきゃ」

千鶴「そうですわね……わたくしがメンバーのユニット、『ミルキーウェイ』についてお話を「ちょっとまったーっ!なのです」

百合子「また唐突ですね……」

まつり「その話は後で嫌になるほどできるのです」

千鶴「嫌になるほどは話しませんわよ」

このみ「とりあえずタイトルコールしないと」

エミリー「そういえばそうでした……それでは、これを言うのも久方ぶりですが」

杏奈「杏奈」

百合子「百合子」

エミリー「エミリー」

まつり「まつり」

このみ「このみ」

千鶴「千鶴の」

「「「ミリオン放送局!」」」

百合子「この番組は」

百合子「765プロダクションと」

百合子「ミリオンメガフロートドーム建設委員会の提供でお送りします」

このみ「ぶっちゃけ荻原建設じゃないの」

百合子「身も蓋もないことを言わないでください」

待ってました!
支援だよ

パーソナリティ
望月杏奈(14) Vo
http://i.imgur.com/uVfaN0V.jpg
http://i.imgur.com/1T5NQKu.jpg

エミリー(13) Da
http://i.imgur.com/rqIAQ5F.jpg
http://i.imgur.com/m6idfy1.jpg

七尾百合子(15) Vi
http://i.imgur.com/hjUY815.jpg
http://i.imgur.com/Aj71oYC.jpg

徳川まつり(19) Vi
http://i.imgur.com/cwDxDLw.jpg
http://i.imgur.com/F4jYNly.jpg

馬場このみ(24) Da
http://i.imgur.com/rbCj7VX.jpg
http://i.imgur.com/csfMxph.jpg

二階堂千鶴(21) Vi
http://i.imgur.com/d6BgOyZ.jpg
http://i.imgur.com/RlqOu7V.jpg

【CM】

可奈「ふーんふふふーん♪うららららー♪」

ひなた「えっ!?……あの、可奈さん」

可奈「どーしたのー?」

ひなた「ろ、録音、もう始まってるみたいだべさ」

可奈「へっ!?あっ、ひゃいっ!せっ、せんでんします!」

ひなた「お、落ち着かなければ……え、えっと、あたしたち『BIRTH』と」

可奈「わっ、私たち『ミックスナッツ』の、CDが発売中ですっ!」

ひなた「二枚とも、なまらいい曲ばかり入ってるから、ぜひ聞いてみてねぇ」

可奈「よろしくおねがいしまっ……あうぅ……舌噛んじゃった……」

ひなた「え、えっと……いたいのいたいの、飛んでいけー……?」

765プロダクション!!

百合子「…………はいっ、ということでCMでした」

杏奈「宣伝…………してない」

このみ「これ、五種類あるのよねぇ」

千鶴「あら、そうなんですの?」

このみ「それぞれのユニットから一人ずつ、五種類作ったみたい」

エミリー「このみさんも録ったのですか?」

このみ「そ、ちゃんと宣伝したわよ」

百合子「おー」

千鶴「CMなのだから、宣伝するのは当たり前だと思いますけど」

杏奈「それじゃあ…………とりあえず、入ろ?」

このみ「そうねぇ、そろそろ椅子に座りたいわ」

百合子「今日はとことんだらけるつもりですか」

このみ「普段と違うこのみお姉さんの姿にファンのみんなもメロメロじゃない?」

杏奈「…………」

このみ「無言はやめて欲しいの」

ガチャ

ロコ「んにゃーっ!」

昴「ロコ、どーどーどーどー」

百合子「二人とも何をしてるんですか」

>>11
間違えた……ユニット逆だ……何故間違えた……

一旦乙です

>>11
【CM】
『BIRTH』
http://i.imgur.com/r7PK8ea.jpg

矢吹可奈(14) Vo
http://i.imgur.com/AfVVLxq.jpg
http://i.imgur.com/p0sD8E8.jpg

『ミックスナッツ』
http://i.imgur.com/hDXhBZZ.jpg

木下ひなた(14) Vo
http://i.imgur.com/xZuluZc.jpg
http://i.imgur.com/ilLWCOf.jpg

可奈は『ミックスナッツ』に紛れても違和感なさそう

昴「もう変えられないんだから諦めなって」

ロコ「うぅ……タカネと同じユニット……」

エミリー「お嫌なのですか?」

ロコ「嫌じゃないけど…………」

昴「一緒にラーメン食べにいくぐらい仲いいのに、変なロコだな」

ロコ「確かにタカネの連れていってくれるストアのラーメンはベリーデリシャスです……ですけど!エブリデイはキツいです!ロコのカロリーがエクスプロージョンするんです!」

このみ「毎日行かなきゃいいじゃないの」

ロコ「いつのまにか、気づけばタカネの隣でラーメンをイーティングしてるんです……」

ロコ「このままじゃロコがファッティロコになってしまうんです……」

百合子「ファッティロコって、なんだかいい語感かも」

杏奈「……積極的……に、使って…………いく?…………ファッティロコ」

ロコ「やめてください」

千鶴「まあ、ファッティロコはいいとして」

ロコ「チヅルまで!」

千鶴「それならエレナと運動すればよいのではなくて?」

ロコ「イヤです!エレナとエクササイズなんてロコがデッドします!ウォーキングデッドです!」

百合子「……ゾンビ?」

昴「それじゃあオレがロコと運動するよ」

ロコ「へ?」

昴「だいじょーぶ、ちゃんとロコにも出来るぐらいの運動考えてくるって」

ロコ「そ、それなら……ホント?」

昴「オレがロコに嘘ついたことなんてないだろ」

百合子「それは無いです」

このみ「無いわね」

昴「ひどっ!?」

ロコ「仕方ないですね……ス、スバルがぜひロコとエクササイズしたいっていうからしょうがなく……」

このみ「そういえば今回のユニットはそれぞれ別々に全国飛び回るって聞いてたけど」

昴「ありゃ、そうだっけ?」

杏奈「それに、練習スタジオ……結構、離れてる…………よね」

昴「あー、そういやそうだったなぁ……ごめんなロコ!ムリっぽい!」

ロコ「もぉーっ!」

千鶴「……それで、そろそろ進行してもよくて?」

昴「あ、ゴメン千鶴」

ロコ「」プクーッ

杏奈「頑張れ…………ファッティロコ……」

まつり「追い討ちをかけていくスタイル」

百合子「ということで、今回のゲストはプラチナスターライブ第五回のユニット『ARRIVE』からロコちゃんと、『ミルキーウェイ』から永吉昴さんです」

昴「オレも、結構このラジオ出てるよなー」

まつり「気のせいなのです」

昴「そうか?」

エミリー「二人とも、これで三回目のようですね」

このみ「単純計算で一クール一回出てるのねぇ」

杏奈「…………多い、ね」

千鶴「コロッケをあげるから機嫌を直しなさい」

ロコ「チヅルのコロッケ!」

昴「あ、機嫌直った」

百合子「今回は第四回成功記念と第五回始動記念をかけて、この番組も一時復活となりました」

杏奈「今日は……台本、多い……ね」

百合子「それでもA4の紙に裏表」

エミリー「まあ、それは……」

千鶴「とりあえず、第四回の反省からですわね」

昴「えっと、『BIRTH』と『ミックスナッツ』、だっけ」

まつり「ということでこのみちゃん、よろしくお願いするのです」

このみ「…………えっ」

百合子「何ですかその間」

このみ「私が喋るの?」

千鶴「……リーダーが話さなくて誰が話すんですの?」

このみ「プロデューサーとか?」

杏奈「……プロデューサーさん、呼ぶ……の?」

このみ「えーっ……」

昴「えっと……こんなキャラだっけ?」ヒソヒソ

百合子「ライブの疲れとリーダー二ヶ月やって来た反動って聞きましたけど」ヒソヒソ

昴「マジかぁ……」ヒソヒソ

このみ「仕方ないわね、このみお姉さんのよく分かるPSL第四回、はじまりはじまりー」

ロコ「わーっ」

まつり「ほ?よく分かるのです?」

このみ「色々あったけど、大成功だった」

ロコ「トゥーショートすぎます!」

このみ「冗談よ、フフッ」

杏奈「…………」

このみ「……今日は杏奈ちゃん、随分冷たいのねぇ」

このみ「まあいいわ、それじゃあ早速……といっても、私はミックスナッツで手一杯だったからBIRTHのことはよく分からないけど」

千鶴「ミックスナッツの話だけでも、ファンの皆は十分喜ぶと思いますわ」

このみ「そうねぇ、でも普通な話をしてもつまらないし……ミックスナッツの裏話でもしようかしら」

エミリー「裏話、ですか?」

このみ「そうねぇ、軽いところでいくと……ライブのコンセプトがギリギリまで決まらなかった事とか、かしら?」

エミリー「重いです!」

このみ「まあまあ、コンセプトなんて些細なことじゃない」

昴「あ、プロデューサーからカンペ」

このみ「え?あっ、ちょっ」

昴「えーっと、『その些細なコンセプトのために練習を休んだ誰かさんがいて』……?」

このみ「プロデューサー、それは言わない約束でしょ!」

ロコ「いつプロミスしたんですか」

このみ「こう、プロデューサーと私の間の暗黙の了解みたいな」

百合子「伝わるものも伝わりませんよ」

このみ「まあ、今だからこそ笑い話だけど……大変だったのよ、あの時は」

杏奈「そう……だったんだ」

このみ「まあ、最後はちゃんと決まったし、ギリギリまで悩んだお陰でバラエティのあるステージにできたとは思うわね」

エミリー「確かに、動物の真似をしたり、鉄線で吊られたり、様々なことをしていましたね」

このみ「ギリギリまで考えて、ユニット全員のやりたいことを詰め込んだステージに出来たのは良かったわ」

百合子「その過程で休んだんですね」

このみ「それは……まぁ」

このみ「ぶっちゃけてしまうと、大人だから私がなんとか皆のやりたいことを叶えてあげなきゃ、なんて思ったりして」

ロコ「プレッシャー、ですか?」

このみ「そうね、ただでさえ若い娘が多いし、大きなライブでリーダーを任されたんだから、これはつまり私に任されてるんだなーって」

まつり「ガチ告白なのです」

このみ「もう、茶化さないでよ……」

昴「ほぇー……そんなことがあったんだなぁ」

このみ「ま、決まるものなら最初にユニットのコンセプトは決めた方がいいって話よ」

昴「美希がプレッシャー……なさそう」

杏奈「……どう……かな」

ロコ「他にアクシデントはなかったんですか?」

このみ「うーん……美奈子ちゃんが」

まつり「そこまで聞けば全て分かるのです」

エミリー「あれ、ですね」

昴「あれだな」

百合子「……今回は何が起きたんですか?」

このみ「天津飯が、ちょっとね……」

このみ「あれさえ無ければいい娘なんだけど……」

杏奈「……いい、お姉さん」

百合子「どうしてああなっちゃったんでしょうか……」

ロコ「中華……ハト……あぁぁぁぁ」ガタガタ

昴「ロコ?……ロコ!?」

千鶴「……流石に佐竹飯店でも鳩料理は出ない…………出ませんわよね?」

エミリー「なるほど、中々楽しそうな組だったのですね」

まつり「美奈子お姉ちゃんと愉快な子供達の楽しいユニットだったのです」

このみ「さーいーねーんーちょーう!私があのユニットの最年長!」

昴「あー……うん、そうだな、最年長だよ」

このみ「空気を読まれた!?」

ロコ「それで、いつになったらロコたちのユニットについてイントロデュースができるんですか?」

まつり「あ、忘れてたのです」

ロコ「ノットビーフォーゲットです!このレイディオで一番のインポータンスですよ!」

エミリー「確かに、第五回の公演の組紹介をするのが目的でしたね」

このみ「そうね、私も喋り疲れてきたしそろそろここで第四回の反省は終わりってことで」

百合子「えー、はい、それでは宣伝します」

杏奈「……ダイレクト……」

百合子「だって、台本に宣伝しろって書いてあるから」

杏奈「……そう?……ほんと、だ」

昴「台本読んでないのかよ」

百合子「えーっと、ミックスナッツとBIRTHのメンバーそれぞれが歌ったソロ曲、そしてユニット五人全員で歌った曲を収録したCDが現在全国のCDショップで好評発売中です」

百合子「765プロダクション公式通販でご購入いただくと、ユニット五人の写ったポスターが特典についてきますので、そちらもお楽しみください」

百合子「以上、宣伝でした」

このみ「まさに宣伝な感じの宣伝ねぇ」

百合子「台本の通りに読みました」

まつり「えらいえらい♪」

百合子「わーいっ……とはなりませんけど」

杏奈「それでは……ここで、一曲、お聞きください」

このみ「私、馬場このみの新ソロ曲です、『水中キャンディ』」

ゲスト
ロコ(15) Vi
http://i.imgur.com/foHDrNQ.jpg
http://i.imgur.com/CBAB2e0.jpg

永吉昴(15) Da
http://i.imgur.com/bZg4kR9.jpg
http://i.imgur.com/EoYZXRz.jpg

>>40
『水中キャンディ』(動画1分25秒後ぐらい)
http://www.youtube.com/watch?v=sWU-PSuRAC8

歩「『ミックスナッツ』『BIRTH』それぞれのCDが発売中!」

真美「しかし!真美にはそんなことよりもっと大事なことがある!」

歩「はぁ?」

真美「それはイタズラ!というわけで、真美はこれからイタズラ仕掛けにいくから、後は一人でよろよろ~♪」

歩「ちょっ、おいっ……行っちゃった……」

歩「えーっと、新曲の詰まったこの二枚、絶対聞いてくれよな!……っと、おーいっ、どこいったー、隠れてないづあぁっ!?」ドンガラガッシャーン

真美「まだまだ甘いのぉ……遠くを見ておると、近くのものが見えなくなるのじゃ、これから精進するがよい」

歩「くぅっ……」


765プロダクション!!

このみ「あら、CM今日で二本目じゃないかしら」

千鶴「折角録ったから、流せるだけ流そうとスタッフが言っていましてよ」

エミリー「五種類は、流石に無茶ではありませんか?」

杏奈「……どうにか、なる……多分……?」

百合子「えー、ということで後半戦はこちら!」

『レッツ宣伝!豆撒き無双4-Ⅱ!』

杏奈「……四回も、やった……の?」

まつり「昴ちゃんと言えばこのタイトルがタイムリーなのです」

昴「……オレ?なんかあったっけなぁ」

ロコ「そんなことより、ロコはバッドなプロフェットをレシーブしました」

まつり「気のせいなのです」

まつり「節分にちなんだゲームをこれからしてもらうのです」

エミリー「節分はもう過ぎましたが……」

まつり「ついこの間まで鬼退治をしていたからきっと大丈夫なのです」

エミリー「はぁ」

千鶴「それで、なんで節分なのにこけしとボールが用意してあるんですの?」

まつり「それはつまり、こういうことなのです!」

まつり「まずは、この8人を二チームに分けるのです」

百合子「あ、じゃんけんしますか?」

まつり「もう決めてあるのです」

百合子「はぁ」

まつり「そして、一人ずつボールを投げて立ててあるこけしを倒していくのです」

エミリー「こけしに失礼では」

まつり「気にしたら負けなのです」

昴「つまり、あれだな、よく縁日でやってるストラックアウトと射撃を混ぜたみたいな」

百合子「うぅ……私、こういうの苦手で」

杏奈「……同じく」

このみ「ふふっ、子供の頃は射撃の鬼と呼ばれたこのこのみお姉さんに敵う相手はいないわよ!」

千鶴「誰に呼ばれてたんですの?」

このみ「私ね」

ロコ「マイセルフ!?」

まつり「投げられるのは一人三回、各チームの倒したこけしの数の合計で勝利が決まるのです!」

昴「でも、オレが言うのも変だけどさ……オレ、この中の誰にも負ける気しないぜ?」

まつり「そんなこともあろうかと、さあ、チームはっぴょー!ぱちぱちーっ」

エミリー「ぱ、ぱちぱちー」

まつり「まずは『ミルキーウェイ』チーム!昴ちゃん千鶴ちゃんエミリーちゃんなのです!」

千鶴「三人しかいませんわよ?」

このみ「……あー、数の暴力?」

まつり「九球対十五球、ちょうどいいハンデだと思うのです」

ロコ「あ、ロコは一人にいれないでください」

杏奈「……なんで?」

ロコ「ひとつもストラックするプランがありません!」

杏奈「…………ロコ、ターゲットに……なりたいって」

ロコ「そ、そそそんなことは言ってないです!?」

まつり「あ、ちなみに勝ったチームにいるメンバーのユニットだけ、ゲームが終わったあとにユニットの宣伝できるのです」

千鶴「ということは、私たちが勝てばミルキーウェイの宣伝ができて」

このみ「私たちが勝てばロコちゃんがARRIBEの宣伝をできるってことね?」

ロコ「……えっ」

杏奈「…………ロコ……本気、出さなきゃ……ね」

まつり「さあ、ということで豆まき無双4-Ⅱ、すたーとっ♪」

ロコ「うぅ……」

昴「へへーんっ、野球で鍛えたオレの力、見せてやるよ!」

百合子「……ところで、昴さんってバッターじゃないんですか?誰にも負けない、て言ってましたけど」

昴「守備練習とかキャッチボールとか、たまに遊びでピッチャーやってたし……それにこの中じゃオレが一番運動神経良さそうじゃん」

まつり「……ほ?これは姫の力を見せつけるときが来たようですね……」


安価(コンマ高い方が勝ち)
>>53『ミルキーウェイ』チーム
>>55『ARRIBE』チーム

PSL4も変わらず良曲ばっかりだったな…

ほ?

>>42
双海真美(13) Vi
http://i.imgur.com/kH9D1cG.jpg
http://i.imgur.com/vajl56M.jpg

舞浜歩(19) Da
http://i.imgur.com/oRkOC1F.jpg
http://i.imgur.com/oevjryk.jpg

スパーン

昴「へへーんっ、百発百中!」

百合子「おー」

杏奈「…………さすが」

まつり「ほ?昴ちゃんは三球で三つしか倒せないのです?」

昴「は?何言って」

スパパーン

まつり「一球あれば三つ全部倒せるのです、ね?」

ロコ「!?」

このみ「もはやチートの域じゃない……」

スパパーン
スパパーン

まつり「フルコンボ♪」

千鶴「三球で九つ……」

エミリー「えっと、その……まつりさん一人で良かったのではないでしょうか」

まつり「チーム戦なのです、ね?」

昴「いやいやいや」

百合子「逆に申し訳ないくらいの圧勝でしたね……」

昴「何か自信なくしてきた……」

このみ「まつりちゃんが凄すぎるのよ」

まつり「ということで、勝者のロコちゃんにARRIVEの宣伝をしてもらうのです」

ロコ「え?あっ」

杏奈「……ロコ、忘れてた……の?」

ロコ「リメンバーしてましたよ!」

このみ「声、上ずってるわよ」

ロコ「えっと、えっと……カレン、タカネ、リオ、エレナ、そしてロコの五人のユニットで、えっと」

千鶴「……なにも考えてなかったんですの?」

ロコ「スバルたちがウィナーになると思って……」

千鶴「はぁ……それじゃあ、ARRIVEとはどういう意味なんですの?」

ロコ「それは、プラチナスターライブのフィナーレとしてビッグなサクセスへとアチーブするという意味だとプロデューサーからヒアリングしました!」

千鶴「それで、ユニットの娘たちはどんな感じなんですの?」

ロコ「えっと、カレンはロコにとってもカインドネスで、タカネはランチにラーメンを食べにいくタームです!」

このみ「莉緒ちゃんとエレナちゃんは?」

ロコ「エレナはロコにダンスを教えてくれて、リオは……リオは、ヨガを教えてくれます!」

このみ「莉緒ちゃんはヨガしかないの?」

千鶴「それで、これからの予定は?」

ロコ「えっと、ジャパンのアラウンドでワーキングします!ローカルのテレビにでたりサイン会にコミットしたり、あとは、えっと、えっと、サムシングをします!」

このみ「はい、ということで、ロコちゃんのいるユニット『ARRIVE』をよろしくお願いします」

ロコ「へ?」

百合子「うまく引き出しましたね」

千鶴「まあ、セレブにとってはこれ位朝飯前ですもの」

昴「ほえー、さすがセレブ」

千鶴「当然ですわ!おーほっほっほっほゲホゴホッ」

昴「なあなあ、さっきのヤツ、オレにも教えてよ」

まつり「あれは姫にしか出来ない伝説の魔球なのです」

昴「姫ってすげえ」

まつり「昴ちゃんも姫になってみればいいのです、そしたらきっと出来るようになるのです」

昴「ヤダ」

エミリー「ということで、惜しくも破れてしまいましたが、昴さんと千鶴さんのいらっしゃる『天の川』もよろしくお願い致します」

千鶴「『ミルキーウェイ』ですわ」

百合子「以上、ユニット宣伝・豆撒き無双4-Ⅱでした」

【CM】

このみ「プラチナスターライブ第四回」

真「『BIRTH』と『ミックスナッツ』のCDが好評発売中!」

このみ「真ちゃん、CDのお勧めは?」

真「うーん……へへっ、たくさんありすぎて迷っちゃいます!」

このみ「そうね、説明するよりもとりあえず聞いてみた方がわかりやすいわよね♪」

真「キュートでポップな曲からセクシーでアダルティな曲まで」

このみ「ソロ曲もユニット曲も全部お勧め!」

真「ボクらの歌、是非聞いてください!」

「「お店へ急げ!」」

765プロダクション!!

百合子「お送りしてきましたミリオン放送局、そろそろ終わりの時間となりました」

杏奈「メールは…………たぶん、待ってると……思う」

エミリー「えっと、今回は呼び込みの文章が台本に載ってないのですが」

千鶴「まあ、送ってくれたら読みますわよ」

まつり「もしかしたらでーもんちゃんからメールが帰ってくるかもしれないのです」

ロコ「で、デーモンですか!?」

百合子「いつの間にメール募集が悪魔召喚の儀式になったんですか!?」

このみ「それってメールアドレス間違ってるだけじゃないの」

昴「百合子がすっげーそわそわしてる」

百合子「きっと、このラジオのスタッフのなかに悪魔使いが……悪魔がやってきて笛を吹いて犬神がシンクロナイズドスイミング……」

昴「ゆーりーこー、もどってこーい」

百合子「……はっ」

エミリー「ところで、今週はどなたに贈り物をするのですか?」

杏奈「そういえば…………今日、メール、読んでない……ね」

このみ「プレゼントならすぐ決まりそうなんだけど」

昴「どれ?」

このみ「ロコナイズ済みこけしとか」

昴「あー」

ロコ「あのジャパニーズドールをロコナイズしていいんですか!」

エミリー「その言い方だと日本人形になってしまいます!」

百合子「これから募集すればいいんじゃないですか?」

千鶴「確かに、それでもいいですわね」

まつり「それじゃあ、何かキーワードを決めるのです」

杏奈「…………はい」

このみ「はい杏奈ちゃん」

杏奈「……ファッティロコ」

ロコ「」ビクッ

エミリー「杏奈さん、ロコさんにお厳しいですね……」

ロコ「スバルーっ!アンナが、アンナがロコをブリーイングします!」

昴「えっと……オレ、どうすればいい?」

ロコ「慰めてください!」

昴「おーよしよし」

千鶴「全然感情がこもってませんわよ」

百合子「……えっ、本当にこれにするんですか」

まつり「折角の杏奈ちゃんの提案、乗らないわけにもいかないのです」

百合子「はぁ……ということで、タイトルは『プレゼント希望』、本文にはキーワードの『ファッティロコ』を入れてご応募ください」

千鶴「コロッケがありますわよ?」

ロコ「ロコはコロッケでテイムされるようなチープな女じゃないです!」

昴「さっき釣られてたじゃん」

このみ「あ、一個お知らせがあるの」

エミリー「何でしょうか?」

このみ「今までラジオで『BIRTH』と『ミックスナッツ』のCD販促CMを三本流してきましたが、第四回プラチナスターライブ特設サイトで残りの『雪歩&美奈子バージョン』、『あずさ&育バージョン』を含めた五本全てのバージョンを公開しています」

エミリー「そういえば、全員録音したと話していましたね」

百合子「私たちのときはこんなのやったっけ……」

このみ「サイトでは、CM録音の舞台裏が聞けるおまけもありますので、是非聞いてください」

百合子「というわけで、ミリオン放送局、お相手は」

杏奈「……望月杏奈」

百合子「七尾百合子」

エミリー「エミリー スチュアート」

まつり「徳川まつり」

このみ「馬場このみ」

千鶴「二階堂千鶴と、ゲストは」

昴「永吉昴と」

ロコ「ロコでした!」

せーのっ

「「ばいばーいっ!」」

杏奈「……この、番組は」

杏奈「765プロダクション…………と」

杏奈「ご覧の、スポンサーの……提供で、お送りしました」

【番組終了後】

エミリー「それで、放送は再開するのでしょうか」

P「次クールを待てとしか言いようがない」

エミリー「そうですか……」

このみ「莉緒ちゃんにアライブの話を聞こうかしら」

千鶴「あら、それでしたらわたくしも御一緒してよろしいですの?」

このみ「いいわよ?それじゃあ、お酒を飲みながらちょっとした情報交換としゃれこもうかしら」

杏奈「…………」ジリジリ

ロコ「…………」ジリジリ

百合子「……昴さん、二人は何やってるんですか」

杏奈「……ほいっ」ビシッ

ロコ「っ…………んにゃあっ!!」

昴「あっちむいてほい」

百合子「……えっ、なんでですか」

まつり「もう収拾つかないのです」

【おしまい】

【おまけ】

P「せっかくだしミルキーウェイの宣伝もしてくか?」

昴「え、いいの?」

P「まあ、宣伝しないのも不公平だしな……ということで、おまけ動画で宣伝してもらう」

昴「へぇ、ラッキー!」

P「ただ、やるには条件がある」

昴「条件?」

昴「おっ、おまけ動画」

千鶴「ミルキーウェイ紹介の巻ですわ」

昴「くぅっ、千鶴はなんでこれ着てないんだよ!」

千鶴「あら、メイド服なんてセレブが着るものではありませんわ」

昴「ニセレブなのに!」

千鶴「んなっ!?」

昴「うぅ……スカートがヒラヒラしてる……しかも妙に短いし」

千鶴「実用性を全く無視したメイド服ですこと」

昴「千鶴も着ろよ!」

千鶴「それより、どうして猫耳をつけてますの?」

昴「これもプロデューサーがつけろって……」

千鶴「薄々感づいていましたけど、うちのプロデューサーは変態ですわね」

昴「だろ!変態って気づいたところで、そろそろオレ着替えても」

千鶴「それとこれとは話が別ですわ」

昴「うぅ……」

千鶴「で、台詞をちゃんと言い切れたら宣伝をさせてくれるということでしたわね」

昴「マジでこんなん言うのかよ……」

千鶴「真ならこれくらい喜んでやりますわよ?」

昴「真と一緒にしないでくれよ!…………うぅ、やればいいんだろ、やれば」

千鶴「さ、それでは昴のセリフまで3、2、1」

昴「ご、ご主人様、おっ、お帰りなさいませ、だ……にゃん」カーッ

千鶴「そこで猫のポーズ」

昴「えっ、こ、こう………………ムリ!ムリムリムリムリ!」ダッ

千鶴「昴!?……昴にはハードルが高すぎましたわね、ということで、美希、紗代子、朋花、昴、そしてわたくしの五人のユニット『ミルキーウェイ』をよろしくお願いたしますわ!」


【おまけおしまい】

終わりだよー(o・∇・o)

ロコと昴を二人まとめてダダ甘やかしたい。昴かわいい。お菓子食べさせて幸せな顔してるのを眺めていたい。ほっぺにクリームがついてるのを拭おうとして手を近づけてちょっと変な空気になって以下略


更新の遅さと致命的な誤字申し訳ない。雪歩ごめん。自分でもどうして間違えたのか分からない

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