宗介 「傭兵? 何を言っているんだ?」(51)

宗介 (俺の名前は相楽宗介)

宗介 (陣代高校に通うごく普通の高校生だ)

宗介 (趣味は釣りと読書。銃器の類いが好きで所謂ミリタリーオタクという奴だ)

宗介 (普通の高校生と違うところと言えば…)

クルツ 「おいソースケ、カラオケ行こうぜカラオケ」

テッサ 「この間も行ったじゃないですか」

宗介 (外国人の友人が多いくらいだろうか)



需要あるか?

全くないからやめていいよ って言ったらやめるの?

じゃあ、需要ないから書かなくて良いよ

需要ならここにあるぞ!

ふむ




続けなさい

>>1の時点じゃ判断出来ないので続けてください

じゃあゆっくりやってく
ほのぼの期待してる人ごめん



クルツ 「そりゃあミュージシャン目指してるんだからカラオケに通いつめなきゃだめだろ」

宗介 「そういった人間はスタジオに通うんじゃないのか?」

クルツ 「細かいこと気にすんなって。これ、見たくないのかな~?」スッ

宗介 「こっ、これはジェーン年鑑の最新版! 一冊十万は下らないものをなぜお前が!?」

風間 「すごいよクルツ君!」

クルツ 「親父の知り合いに貰ったんだよ。俺とお前らの中だ、見せてやってもいいんだぜ?」

宗介 「よし、カラオケボックスへ向かうぞ」

テッサ 「ソースケさん!」

カラオケボックス


クルツ 「オーイェーヘーアハーン♪」

宗介 「調子がいいようだな、クルツ」

テッサ 「はぁ、またカラオケだなんて…」

ナミ 「まぁ元気出して」

風間 「なんで小野d来てるの?」

小野d 「え、来ちゃ駄目だったの?」

ミラ 「ポテチ追加で」

宗介 (いつも通りの日常)

宗介 (学校が終わるや否や、時には町へと繰り出し、時には裏山でサバゲーに興じ)

宗介 (かつて自分が孤児であったとは思えないような楽しい日々)

宗介 (これも全て、俺を家族として迎え入れてくれた父、カリーニンのお陰である)

店員 「オジカンデーッス」

クルツ 「んだよもう時間かよ」

宗介 「もういい時間だ、今日はお開きにしよう」

風間 「そうだね」

テッサ 「もう声ガラガラですよ…」

クルツ 「なんだよ、ミュージシャンを目指す者としてだらしねーぞ」

ナミ 「それはクルツだけだから」

ミラ 「持って帰っていい?」

小野d 「よく食うな…」

テッサ 「それじゃあ帰りましょうか」

宗介 「そうだな」

ナミ 「いいなぁテッサはソースケとお隣さんで」

ミラ 「うらやましい」

クルツ 「そのムッツリスケベに気を付けろよー」

テッサ 「はーい」フリフリ

宗介 「失礼な奴だ」

テッサ 「それにしてもクルツ君、よっぽど歌うのが好きなんですね」

宗介 「昔からな。テッサはあまり俺以外とは遊ぼうとしなかったから知らないと思うが」

テッサ 「悪かったですね」

宗介 「そ、そんなことは言っていないだろう」

テッサ 「ふんだ」

宗介 「えぇっと…」オロオロ

レナード 「おや?」

テッサ 「あ、兄さん。酷いんですよソースケさんったら」

宗介 「レナード、助けてくれ」

レナード 「ふふ、妹にちょっかいをかけるとは覚悟はいいのかいソースケ」

宗介 「ま、待て! 誤解だ!」

レナード 「わかっているさ」

レナード 「おじさんはいるのかい? いないんだったらまたご馳走するけど」

宗介 「大丈夫だ、今日は休暇をとって病院に行っている。もう帰っているだろう」

レナード 「それは残念だ、今日はいい肉が手に入ったのに」

テッサ 「兄さん、意地悪したら駄目ですよ」

レナード 「そうだな。じゃあまた明日」

宗介 「あぁ」

テッサ 「また起こしに行きますからね~」

宗介 「ただいま」ガチャ

カリーニン 「おぉ帰ったかソースケ」

宗介 「母さんはどうでした?」

カリーニン 「順調なようだ。早ければ今月末にも産まれるだろう」

宗介 「そうですか…」

カリーニン 「休みの日にでも会いに行ってやれ」

宗介 「そうします」

カリーニン 「今日はボルシチだぞ。手を洗ってこい」

宗介 「はい」

自室

宗介 「ふぅ…」

宗介 「クルツの奴、俺にまで何曲も歌わせやがって」

宗介 「今月末か…」

宗介 (あまり実感は沸かないが、家族が増えるというのは喜ばしいことだ)

宗介 (弟だそうだが、どんな顔だろうか…)

宗介 (父さんのような強面にならなければいいが…)

トントントン


テッサ 「ソースケさん、ソースケさん」

宗介 「テッサ? 危ないから屋根を伝ってきたら駄目だって」

テッサ 「いいじゃないですか」イソイソ

宗介 「落ちたらどうするんだよ」

テッサ 「その時は助けてくれますよね?」

宗介 「無茶を言うなよ」

テッサ 「昔は助けてくれたじゃないですか」

宗介 「だから二度目を心配しているんだろう」

宗介 「それより明日も学校があるだろ。早く寝た方がいい」

テッサ 「少しお話しするくらいいいでしょ?」

宗介 「レナードにバレたら俺が怒られる」

テッサ 「大丈夫ですよ」

宗介 「はぁ。少しだけだぞ」

テッサ 「やりました。それじゃあ…そうだ、クルツ君のこと教えて下さい」

宗介 「本人に聞けよ」

テッサ 「ソースケさんから聞きたいです」

宗介 「そうだな…」

宗介 (それから少しの間だけ、テッサと話した)

宗介 (悪戯っぽく笑う彼女の顔は、昔と変わらない)

宗介 (…ふと、なにかが胸に引っ掛かるのを感じた)

? 「ソースケ! いつまで呆けてんの!」

宗介 「…君は?」

? 「なに寝ぼけたふりしてんのよ! かなめよ、千鳥かなめ」

宗介 「千鳥…?」

かなめ 「そうよ千鳥。アタシを守るのがアンタの役目でしょうが?」

宗介 「役目? 何の話だ?」

かなめ 「あんたね、いつまで寝てんのよ! あんたはミスリル所属の相良宗介軍曹でしょうが!!」

宗介 「ミスリル? 悪いが同姓同名の別人だと思うぞ」

かなめ 「あんたみたいなムッツリ顔が2人もいてたまるもんですか! さっさと起きて迎えに来なさいよ!!」

宗介 「いや、だから人違いだと…」

かなめ 「相性の良い宗教の介入で相良宗介でしょ! その顔で相良宗介なら人違いなわけないじゃない」

宗介 「いや、俺は良いではなく楽しい方の相楽だ。それに本籍だとロシア人になるからその相良とは絶対に人違いな自信がある」

かなめ 「嘘…まさかあんたまで…」

宗介 「悪いな、その人探しにも貢献できそうに無い」

かなめ 「あんた本当に忘れちゃったの?」

宗介 「くどいぞ。だから人違いだと」

かなめ 「約束したじゃない! なんでそんな大事なことまで忘れて…」

宗介 「!!」ガバッ

宗介 「なんだ今のは…」ハァハァ

宗介 「誰なんだよ、一体…」モニュ

宗介 「モニュ?」

テッサ 「あぁん、ソースケったらぁ…」スカピー

宗介 「…………」

宗介 「!!?!??!!?」

宗介 (な、何故テッサが俺の布団にあられもない姿で!?)

テッサ 「あふぇ~ん」ギュゥ

宗介 「ひゃっ!?」

テッサ 「そーすけ~…」

宗介 (まずいまずい何がまずいかってそりゃあもう)

カリーニン 「飯出来てる、ぞ…」

宗介 「」

カリーニン 「まぁそのなんだ、お前ももう17だし相手も他ならぬテッサ君だ。野暮な事は言わんさ」

宗介 「あ、あのですね父さん…」ヒクヒク

カリーニン 「だがまぁ、平日はよくない」

カリーニン 「それと、避妊には気を付けておけ」スッ

コンドム 「やぁ!!」

宗介 「」

カリーニン 「明日は土曜だ、今日の夜は出かけておくから気が済むまでやるといい」グッ

バタン

宗介 「違うんです父さん! 誤解です!!」

テッサ 「あれぇ、どうしたんですかソースケさぁん…」



まぁ十分有り得た話だよな


ただソースケが銃器に興味があるというのが想像しづらいけど

今日はここまで

なるほど
ヒロインはテッサちゃんですね?そうですね?

おつおつ

愛してるぜぇ�・、>>1ぃ�・

結局やるんなら最初から需要がどうのとか聞くなよ

無いよって言われても無視して、あるって言われるのを待っておいて始めるだけだしな
アホくせぇ

>>26
作者がもし宗介が日本で育ってたら善良なオタクになっていたって言ってる

続けるよ

宗介 「」ゲッソリ

クルツ 「どうしたよソースケ、ムッツリな上にゲッソリしてるぜ?」

宗介 「訊かないでくれ…」

クルツ 「重症だなこりゃ。どうしたんだよこいつ」

ナミ 「朝来たら既にコレよ」

テッサ 「心配ですねぇ…」

常磐 「テッサちゃんが何かしたんじゃないの?」

テッサ 「心当たりが…」

「いや、気が変わった」

男は『一』とは叫ばなかった。

代わりに無造作にナミを突き飛ばすと、その背中めがけて容赦なく発砲した。

そう、ナミは撃たれたのだ。

あの眼鏡をかけた男に。




宗介 「ナミっ!!」

ナミ 「……なに?」

宗介 「……は?」

教師 「相楽ー、廊下立っとれー」

宗介 「……はい」

宗介 「いつの間に寝ていたんだ…」

クルツ 「授業中に突然、ナミっ!! だもんな。いやー笑った笑った」

ナミ 「や、やめてよ恥ずかしい…//」

風間 「疲れてない? 大丈夫?」

宗介 「いや、大丈夫だ……」

テッサ 「……」ムッスー

ミラ (こっちは)

小野d (大丈夫じゃないな…)

ナミ 「いったいどんな夢みてたのよ」

宗介 「いや……」

クルツ 「このムッツリスケベがみる夢っつったら、なぁ?」

ナミ 「この馬鹿!!//」バシンッ

クルツ 「あたっ!?」

テッサ 「……」イライラ

常磐 「もうその辺にしときなよぉ…」

ミラ 「怖い」

宗介 (夢をみた)

宗介 (ミラが男に撃たれる夢を)

宗介 (俺は何をしていたんだろう)

宗介 (何故俺はあの男と戦っていたんだろう)

レナード 「どうしたソースケ、おいしくなかったかい?」

宗介 「あぁ、いや。うまいぞ」ガツガツ

テッサ 「……」ツーン

レナード 「テッサも今日は静かだし。喧嘩でもしたのかい?」

宗介 「そんなことは……」

テッサ 「ごちそうさま」

レナード 「……お粗末さま」

宗介 「……」

レナード 「早めに謝った方がいいよ?」

宗介 「む……」

自宅

宗介 「ふぅ……」

宗介 (ナミと出会ったのは小学生の頃だった)

宗介 (いつものようにクルツやレナードと遊んでいた時、クルツが公園にいた彼女にちょっかいをかけてそれで……)

宗介 (……それで?)

宗介 (それから何があった?)

宗介 (そうだ、ナミがクルツを殴ったのだ)

宗介 (……本当にそうか? 俺は本当にその光景を見たのか?)

prrrr...

宗介 「むっ」ピッ

ナミ 『ソースケ?』

宗介 「あぁ、俺だ。どうかしたか?」

ナミ 『ううん、ちょっと話したかっただけ』

宗介 「そうか」

ナミ 『あのさ、ソースケ』

宗介 「なんだ?」

ナミ 『なんか、悩み事?』

宗介 「いや、そんなことは無いぞ」

ナミ 『ふーん。じゃあどんな夢みてたの?』

宗介 「……言わないとだめか?」

ナミ 『いっ、言えないような夢なの?』

宗介 「け、決してクルツが言うようなけしからん夢ではないぞ!」

ナミ 『じゃあ、教えてよ』

宗介 「……君が撃たれる夢だ」

ナミ 『撃たれる?』

宗介 「あぁ」

ナミ 『撃たれるって、銃で? パーンと?』

宗介 「そうだ。俺は君を助けることができなかった」

ナミ 『何よそれ、ミリタリー映画の見すぎじゃない?』

宗介 「……ふっ、それもそうだな」

宗介 「そうだ、俺たちが初めて会った時のこと、覚えているか?」

ナミ 『クルツ殴った時のこと?』

宗介 「…あぁ! あれは痛快だった」

ナミ 『いきなりなによ。まぁあれはスッキリしたけど』

宗介 (大丈夫、ちゃんと覚えている。久しぶりに思い出したから少し曖昧になっていただけだ)

ナミ 『あの後クルツがピーピー泣き出して大変だったのよねぇ』

宗介 「その話をすると奴は怒るがな」

ナミ 『そりゃあ、小馬鹿にした女の子に殴られてんだもんね』

宗介 「まったくだ」

ナミ 『でもさ、その後ソースケと友達になれたんだから、あいつにも感謝しないとね』

宗介 「あぁ、そうだな」

宗介 「ありがとう、君と話せてよかった」

ナミ 『そう? じゃあまた何かあったら聞いたげる』

宗介 「おかしな夢はみないようにする」

ナミ 『ミリタリー映画の見すぎにも気を付けないとね』

宗介 「わかってるよ。それじゃあまた明日な」

ナミ 『うん、また明日』ピッ

宗介 (そうだ、少し疲れていただけだ)

宗介 (彼女の言う通り、よく考えればこの間観た映画にそっくりな状況だった)

宗介 (いくら夢とは言え、現実と混同させてしまうのは考えものだな)

宗介 「おやすみ、ボン太くん」カチッ

宗介 (今日はもう寝よう…)

ナミとミラが誰なのか今一思い出せん

>>45
ナミは燃えるワン・マン・フォースに出てくる
アニメ未登場


ミラはアニメの一番最初に宗介が助けたウィスパード
レーバテインとか妖精の目とか作ったりした人

>>45
ナミは燃えるワン・マン・フォースに出てくる
アニメ未登場


ミラはアニメの一番最初に宗介が助けたウィスパード
レーバテインとか妖精の目とか作ったりした人




「やっぱりやめだ、今殺そう」

>>46


レナードが改変した別世界みたいだなw
しかし別世界ならカリーニンの養子にはなってないのか?
この世界のテッサの親父ってマデューカスだったりするの

はよ

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