吹雪(なんの匂いだろ、これ…)

吹雪(紅茶…それとも…？)ｸﾝｸﾝ

金剛「そろそろいいデスか？ブッキー」

吹雪「あ、もうちょっと！もうちょっと待ってください！｣ｷﾞｭｰ

金剛「もう、ブッキーは甘えん坊さんデース」

吹雪「もうちょっと…もうちょっとで、何か…｣ｸﾝｸﾝ

金剛「ブッキー…？」

吹雪「うぅ…分かりそうで分かりません…モヤモヤします…」

金剛「そんなときこそHave a breakデース！」

吹雪「え？」

金剛「ついてきてくだサーイ、ブッキー！｣ｸﾞｲ

吹雪「わわっ、ちょっと！？」

～間宮

間宮「あら、珍しい組み合わせね」

金剛「駆逐艦のお悩みを解決してあげるのも戦艦たるものの努めネ！」

金剛「さあブッキー、お腹が空いてたならたんと食べるネ！あ、アレを持ってきてほしいデース！」

間宮「はいはい｣ｸｽｸｽ

間宮「はい、おまたせ」ｺﾞﾄ

金剛「今日は私のおごりデース！｣ｸﾞｯ

吹雪「い、いえ、別にお腹が空いてたわけじゃ…」

金剛「Oh…？｣ｷｮﾄﾝ

吹雪「その…金剛さんって、すっごくいい匂いがするから…」

吹雪「ぎゅってされるたびに、何の匂いか気になって、私…」

金剛「なーんだ、そんなことデスか」

金剛「じゃあさっきの続きデース！何の匂いかわかるまで、存分にかぐといいデース！｣ｷﾞｭｰ

吹雪「わぷ…く、苦し…｣ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

吹雪(でも…)

吹雪(金剛さんの胸の中…いい匂いに包まれて…)

吹雪(柔らかくて…あったかくて…)

吹雪「お姉ちゃん…」

金剛「What？」

吹雪「あ…」

吹雪「あっ、す、すいません！」

吹雪「私、いったい何を…｣ｶｱｱｱ

金剛「構わないデスよ、ブッキー」

金剛「ブッキーは一番艦デスから…たまには甘えるのも悪くはないデース｣ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

吹雪「でも…」

金剛「今更妹が増えるくらい、どうってことはないネ」

金剛「ほら、もう一回言ってみるデース」

吹雪「お、お姉ちゃん…」

金剛「何デスか、ブッキー？」

吹雪「…っ！」

寝る

吹雪「お姉ちゃん…」

金剛「はーい、お姉ちゃんデスヨー｣ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

吹雪「えへ…えへへ…｣ﾆﾍﾗ

金剛「Wow、ブッキーはやっぱりSmileが一番Cuteデース」

吹雪「そっ、そんなっ、私なんか…っ」

金剛「そんなに謙遜しなくてもいいネ、こんなにCuteな妹ができてMeも幸せデース」

吹雪「金剛さん…」

金剛「ところで、私のFragranceはもういいデスか？」

吹雪「あ…」

吹雪「す、すいません、なんか気持ちよくって忘れてました！」

金剛「Oh、ブッキーったらおっちょこちょいネ～｣ﾆｺﾆｺ

吹雪「だって、こんなに…｣ﾎﾟﾖ

金剛「ひゃっ！？」

吹雪「金剛さんが柔らかくて、あったかいから…｣ﾎﾟﾖﾎﾟﾖ

金剛「Ah…ブ、ブッキー…？」

吹雪「もっと、さわっていたくなっちゃいます…｣ｷﾞｭｰ

金剛「No、ダメよブッキー｣ｸﾞｲ

吹雪「え…」

金剛「姉妹だからこそ節度は弁えるネ」

金剛「そこをさわっていいのは提督だけデース」

吹雪「そんなぁ…」

金剛(危なかったデース…ブッキーがあまりにもCuteで何か変なモノに目覚めかけマシタ)

吹雪「うぅ…ごめんなさい金剛さん…｣ｳﾙｳﾙ

金剛「わ、わかればいいネ！ほら、匂いならいくらでもかがせてあげマスから、どんとこいデース！」

吹雪「…！｣ﾊﾟｱｱ

吹雪「やったぁ！金剛さん大好きです！｣ﾎﾟｽ

金剛「まったく、本当にしょうがないネ～ブッキーは」

吹雪「ねえ、金剛さん…｣ｷﾞｭｰ

金剛「ん？何デスかブッキー？」

吹雪「金剛さん…とってもいい匂いがしますけど、こうしてても結局何の匂いかわかりません…」

金剛「Oh、それは残念デース」

吹雪「だから…」

金剛「Oh…」

吹雪「金剛さんの匂い、いつか解明してみせますから…」

吹雪「また、こうしてぎゅってしにきてもいいですか…？」

金剛「もちろんOKネ！私はいつでもWelcomeデース！」

吹雪「えへ…じゃあまたよろしくお願いします、金剛さん！」

金剛「可愛いFlagshipの頼みなら仕方ないネ～！」

吹雪「えへへ、じゃあ今日はもうちょっとだけ…｣ｽﾝｽﾝ

金剛「く、くすぐったいデース！もう、ブッキー…」


北上「何あれ…」

大井「ほっときましょう北上さん、それより私の方を見てください｣

大井(北上さんの気を引くなんて…あのバカップル、雷撃してあげようかしら…)


こうして、甘味処間宮に新たなメニューが加わった