赤ちゃん「うんこしたい」父親「……は?」(30)

赤ちゃん「……」

父親「……失礼、私の聞き間違えでなければ、今貴方は」

赤ちゃん「その通りだ。私はうんこしたい」

父親「……」

赤ちゃん「うんこをしたい。今、ここで」

父親「待ってくれ。それは、どうしてもか。今ここでせねばならぬことか」

赤ちゃん「そうだ。閉ざされた封印が、とかれようとしている。目覚めの時だ」

父親「それはダメだ。封印をとくことは許さない」

赤ちゃん「なぜだ」

父親「今はその時ではないからだ」

赤ちゃん「どうしてもか」

父親「そうだ」

赤ちゃん「しかし、私の"門"にはもう、奴を抑え込む力は」ブリブリ

父親「待て」

赤ちゃん「案ずるな、瘴気が外に漏れただけだ」

父親「そうか。しかし安心はできぬ」

赤ちゃん「ああ、しかしもう――限界だ。今する。ここでだ」

父親「よせ」

赤ちゃん「なぜだ」

父親「貴様が俺の顔の上に乗っかっているからだ」

赤ちゃん「尻丸出しでか」

父親「その通りだ」

赤ちゃん「心配はいらぬ。私は気にしない」

父親「よせ」

赤ちゃん「尻を掴まないでほしい。うんこができない」

父親「許可は出していない」

赤ちゃん「私はうんこがしたい」

父親「だが今はその時ではない」

赤ちゃん「それほど嫌がるならば、私の尻から顔をどければいい」

父親「足を攣っている」

赤ちゃん「なんと」

父親「両足を攣っている」

赤ちゃん「ならばその手で私をどかせばいい」

父親「腕も攣っている。片手しか使えない」

赤ちゃん「片手ではできないのか」

父親「無理だ」

赤ちゃん「なら仕方あるまい」

父親「よせ」

赤ちゃん「これ以上待てない」

父親「私がどかすのは無理でも、貴方が私の顔の上からどけばいい」

赤ちゃん「それはできない」

父親「理由を問おう」

赤ちゃん「私も両足を攣っている」

父親「大丈夫か」

赤ちゃん「心配はいらないぶりぶり」

父親「おい」

赤ちゃん「安心してほしい。瘴気だ」

父親「なら大丈夫だ」

ピャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
(☝ ՞ਊ ՞)☝ ピャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

父親「いや、大丈夫ではない」

赤ちゃん「いや、大丈夫だ」

父親「それはなぜだ」

赤ちゃん「私は粉ミルクしか口にしていない」

父親「そういう問題ではないのだ」

赤ちゃん「……」

父親「……」

赤ちゃん「……」プスゥ

父親「貴様」

赤ちゃん「もはや時間の問題だ」

父親「あとどれくらい持ちそうか」

赤ちゃん「もう殆ど待てない」

父親「待ってくれ」

赤ちゃん「まだ手足は動かないのか」

父親「ああ」

赤ちゃん「なら仕方あるまい」

父親「まだ早い。その時ではない」

赤ちゃん「先ほど言ったように、私は粉ミルクしか口にしていない。ならば、この尻から出てくるのはうんこではない、粉ミルクだ」

父親「それは本当か」

赤ちゃん「ああ」

父親「粉ミルクならしかたないな」

赤ちゃん「うんこ出る」

父親「おい」

赤ちゃん「何度も言うように、心配はいらない」

父親「困る。大問題だ」

赤ちゃん「ならば私はどうすればいい」

父親「その尻をなんとかして私の顔からどけてくれればいい」

赤ちゃん「腕を駆使すればできないことはない。でも、下のフローリングは冷たい」

父親「ええい。わがままめ」

赤ちゃん「先っちょでた」

父親「よせ」

先っちょ「……」プルプル



父親「落ち着け。力んではダメだ」

赤ちゃん「わかった」

父親「尻を少し高めに。幸いにもまだ顔には到達していない」

赤ちゃん「うんこは今はどこにあるのだ」

父親「尻の割れ目に挟まっている」

赤ちゃん「よく見えるのか」

父親「ああ、よく見える」

赤ちゃん「そして、私はどうすればいい。次の指示を」

父親「そのまま待機だ」

赤ちゃん「それは難しい。手足はまだ回復しないのか」

父親「もう少しだと思われる」

赤ちゃん「それまで待とう。だが、それ以上は待てない」

父親「ああ」

うんこしてくる

父親「耐えてくれ」

赤ちゃん「わかった」

父親「しりとりをしよう」

赤ちゃん「なぜだ」

父親「気を紛らわすためだ」

赤ちゃん「承知した」

父親「りんご。ご、だ」

赤ちゃん「五歳児」

父親「それは違う。貴方は五歳児ではない」

赤ちゃん「わかっている」

父親「次長」

赤ちゃん「しかし、貴方は課長ですらない」

父親「わかっている」

赤ちゃん「……」

父親「手足が元に戻ったようだ」

赤ちゃん「嬉しく思う。ならば次の行動はどうする。迅速な判断が求められている」

父親「私が貴方を抱えてトイレへ連れて行こう」

赤ちゃん「私は床でも困らない」

父親「私は困る」

赤ちゃん「承知した」

赤ちゃん弟「そこで二人、何をしている。私も混ぜて欲しい」

赤ちゃん「お前は」




父親「なぜ貴方まで私の顔の上に乗るのか、説明をしてほしい」

あ、書く気なくなった

落ちるところが思いつかないから違う話書いてきますうんこ

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