「安価と能力で学園戦争を生き残る」 (269)

「ふーん、そんなことやるんだ」


掲示板に貼られた1枚の紙。

そこに書かれていたのは、死にたくなければ戦えという内容だった。


「誰がこんなイタズラしたんだろう」



主人公の性別
2票先取した方に決定します

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1423045392

「ま、ほっといたら誰が剥がすだろ」


「それにしても、今日はやけに人が少ないな。

いつもならこの時間には誰かしらいるはずなのに」



主人公の名前をアリかナシか
それと同時にパラメーターをコンマで決定します
↓1 頭脳
↓2 運動
↓3 運
↓4 カリスマ
↓5 能力適正レベル

頭脳 23(下から数えた方が早い)
運動 89(体育の時はアイドル)
運 01(分岐ミスで即死レベル)
カリスマ 70(ほどよい人望)
適正度 85(トップレベル)


「ま、ない頭で考えても仕方ないよな」


↓3まで
主人公のキーワード
キーワード決定してから名前を決定します

キーワード
筋肉狂、陸上部

主人公は人間なので妖怪ねずみ男だけ再安価
↓1

頭脳 23(下から数えた方が早い)
運動 89(体育の時はアイドル)
運 01(分岐ミスで即死レベル)
カリスマ 70(ほどよい人望)
適正度 85(トップレベル)

筋肉狂の陸上部。詐欺師。


「とりあえず筋トレしに部室でも行くかなー……」

↓3まで主人公の名前募集
一番コンマの大きかったもの採用

伊頭 鬼作(いず きさく)

頭脳 23(下から数えた方が早い)
運動 89(体育の時はアイドル)
運 01(分岐ミスで即死レベル)
カリスマ 70(ほどよい人望)
適正度 85(トップレベル)

筋肉狂の陸上部。詐欺師。



鬼作「うわ……、なんだよ、これ……」


部室に向かう途中で見つけたもの。
それは緑色の廊下を赤く染め上げており、俺の足を止めるには充分だった。

人の死体だ。
俺と同じ制服を着ていたが、性別はどちらかわからないくらいに崩れていた。

そして死体の傍らには血文字で、ニゲラレナイ。


鬼作「…………あの張り紙は」


本物なのかもしれない。


?「どーも!こんにちは!」

↓2
?のキャラメイク
名前、性別、能力、性格、備考

レモン「どーもー!こんにちはー!」


鬼作「……お前は?」


レモン「レモンちゃんです!以後、お見知りおきを。

あー!でも、覚えてなくてもいいかも!

だって、あなた!ここで死んじゃいますしね!?」


鬼作「こいつを殺したのは、お前、か?」


レモン「はいはい、そーです!

いえすいえす!

だって、逃げようとするんだもん!殺したくなっちゃいますよねぇ?」


鬼作「…………なんで、こんなことするんだ」


レモン「だーってぇ!紙に書いてたじゃないですか!

死にたくなければ戦え、って。

レモンちゃん、まだ死にたくないの!

おわかり!?」

鬼作「…………、俺は」


レモン「えー!?死にたくないとか命乞いしちゃいます!?

それ、メンドクサイから嫌いなんですよねぇ……」


鬼作「命乞いは、しない」


レモン「じゃあ、殺されてくれます!?」


鬼作「↓2」

鬼作「お前は殺さない程度にぶっ殺してやるよ」


レモン「……!!!や、やれるもんならやってみなさいよ!!!!!」


鬼作(とは言ってみたものの、あいつの持ってる鎌は厄介だ。なにより、宙に浮けるっていうのはそれはそれで、こう…………)


レモン「ほら!……さっさと!死ね!」


鬼作(でも、避けれない速さじゃない。俺しか、倍は速く動けるだろう。

しかし俺は自分の能力をまだ知らない。武器に素手で勝ちに行くには難しいだろう)


↓1
1.逃げる
2.戦い続ける
3.その他

鬼作(しかし!俺にはこの鍛え抜かれた筋肉と陸上部で培った足がある!)


鬼作「お前もここまでだよ」


レモン「は、はぁーーーーー!?

なにふざけてんの!なんなの!?死にたいの!?」


鬼作「俺がお前に殺されるわけないだろう」


レモン「あったまきた。ほんとに殺してやるんだから」


そう言って奴は鎌を大きく振りかぶり、俺の頭上から襲ってきた。


鬼作(……大振りすぎて殴って下さいって言ってるようなもんだよな……)

鬼作「そこが、がら空きなん、だ、よ!」


鎌を振り上げ、がら空きのわき腹に一発。


鬼作「!?」


レモン「や、ぁ、ぐぇ、おぇ」


見事にクリーンヒットして奴は床に転がった。
鎌は俺の背後まで床を滑り、奴の手から離れていった。


鬼作「なんだったんだ、今の」


レモン「あん、た……、レモンに、なに、したのよ……!!」


床に転がっている少女は、脇腹を押さえて悶えている。
唇の端からは血が漏れていた。


↓1
コンマ89以下でレモン死亡

↓3
主人公の能力

?「やーやー、おめでとう!」


ぱちぱちと軽やかに手を叩きながら教室の扉を開けて、中からひとりの人が出てきた。

?「おめでとう、キミの勝ちだよ」


鬼作「…………」


?「なーに?嬉しくないの?ま、そうだよね。訳もわからずこんなことして、楽しいわけないよね」


黒いフードを深くかぶり、顔はよく見えない。
声も変声器かなにかを使っているのか、機械的な音としか捉えられない。


レモン「……ちょっと、あんた……。なに、いきなりでてきて、ちょっかいかけて、んのよ……!

あいつを殺すのは、わたし、なの、よ……!」


?「うるさいなあ、お嬢ちゃん。キミは負けたの、もう生きる資格はないんだよ?」

レモン「は、な、なに言って……」


?「死んで、って言ったの。わかる?」


レモン「ー!?わたし、まだ、戦えるわ!」


?「そうは見えないよ。武器の鎌も、あーんな遠くに飛んでっちゃってるしね?」


レモン「……っ!」


?「鎌に頼りすぎたね。じゃーね、ばいばい」


謎の人物がそう言うと服の裾から小刀が飛びだし、

彼女の胸を貫いた。


その時を境に彼女は糸が切れたように黙り、床に全身を預けるようにたおれこんだ。


↓1
コンマ01以下でフードが捲れて顔が見える

?「さて、キミだね」


鬼作「……」


?「まずは生き残りおめでとう。まあ、彼女に勝てなきゃこの先、どうせすぐ死んじゃっただろうけどね?」


鬼作「お前は……、誰だ」


?「おおー!いい質問!そうだなあ、どうしよっかなあ?」


↓1
コンマ70以下で答えてくれます

?「でもだーめ。答えてあげない。答えたら、つまらないでしょう?」


鬼作「……」


?「でも、頑張ったキミにご褒美!キミの能力を教えてあげよう」


?「キミの能力は破壊光線。まあ、なんとなくイメージはつくよね?つかない?」


?「この能力を活かすも殺すもキミ次第。頑張って生き残ってね!」


?「そうすれば、またキミと会えるかも!」

鬼作「おまっ!ふざけたこと言ってんじゃ……!」


ガチャン!


?「残念時間切れ。また今度ね」


鬼作「は、待てよ!」


?「ばいばーい!」


鬼作「ーーー!?……いない」



↓3までキャラメイク
名前、性別、能力、性格、備考


※このSSは見境いなくキャラが死ぬ可能性があります。

鬼作「……とりあえず、あの張り紙はイタズラじゃないことはわかった」


鬼作「だが、それだけだ」


鬼作「っ、肩に違和感があるな。……人をあんな全力で殴ったことなかったからか、仕方ないかもな」


鬼作「これからどうするか」


↓1
1.情報収集(場所指定)
2.誰か探して戦いに行く
3.その他

※コンマゾロ目で生徒と遭遇

鬼作「知りたいことがあるなら図書室で調べものだよな、そうだよな」


鬼作「誰かと遭遇しなけりゃいいけど……」



【図書室】


鬼作「おお、無事に来た」


鬼作「図書室は荒れてないみたいだな。本も綺麗に残ってる」


鬼作「……また切れ端か」


『ぱんぱかぱーん!見事戦争に生き残ることができたら、願いを叶えてあげましょう!え?なになに?戦争以外のクリア方法?一応ありますよ!それはね……』


鬼作「……くそっ!重要なとこで紙が破れてやがる」

鬼作「でも、殺し合う以外に逃げ出せる方法があるってのは良いこと知れたな」


鬼作「俺、なにやってんだろ」


↓1
コンマ
01~33 蔵見と遭遇
34~66 田町と遭遇
67~99 藤原と遭遇
00の場合は全員と

藤原「あ、あの……」

藤原陽炎(ふじわら かげろう)

幻覚
お調子者だが思慮深い
割りと人を信用するが信頼はしない


鬼作「ん、お前……」


↓1
コンマで好感度
↓2
関係

藤原陽炎

幻覚
お調子者だが思慮深い
割りと人を信用するが信頼はしない
好感度31(普通の知り合い)


鬼作「藤原、か?」


藤原「あ、伊頭?だよね」


鬼作「まあ、そうだよ」


藤原「…………あのね、私」


↓1
コンマ31以上で戦闘開始
ゾロ目で乱入

藤原「どうしても、叶えたい願い事があるの!」


鬼作「おま、まさか、紙、読んで……」


藤原「そのまさかだよ。だから、死んで?」


鬼作「ーーーーー!」


藤原が突如殴りかかってくる。
しかし、接近線は俺の得意分野だ。


鬼作「お前もツメが甘えよ!」


渾身の力を込めて右腕を振り降ろす。


鬼作「な!?」


俺の右腕は目の前の藤原を半分にしたが、手応えがない。
それどころか、半分に割れた藤原は徐々に薄れて消えてしまった。

藤原「伊頭は筋肉バカってこと知ってるのに、真っ向から接近戦する奴が居るわけないじゃん」


鬼作「お前……」


藤原「さて、どうやって私を殺すの?」


↓1
1.藤原が嫌になるまで手応えのない藤原を殴る
2.逃げる
3.とりあえず破壊光線
4.その他

鬼作(物理が駄目なら嫌がらせだ!)


藤原「なに?私が飽きるまで私を殺すの?」


鬼作「んなわけ、ねーだ、ろ!!!!」


藤原「!」


図書室全体が振動するレベルの大声。
これまで筋肉を鍛えた甲斐があった。


藤原「み、み……」


鬼作「とりあえず、こいつだ!」


目の前にへたれこんだ藤原を殴る。
が、半分に割れて霧散した。

こいつも偽物のようだ。


鬼作「ったく、いつまで殴ればいいんだよ」

今日はここまでです。

初めての安価SSで上手く捌けなかったりしてますが、ごめんなさい。

あと、安価つかなかったらどうしようとか思ってたんですけど、皆様ほんとありがとうございます。


なにか要望とかありましたらお願いします。


本日はありがとうございました、おやすみなさい

鬼作「こいつは偽物を作り出す能力かなんかか……?だったら俺が疲弊した所を、本物か偽物かグサリってところか」


藤原「ふ、ふ……、偽物だからって、甘く見ちゃだめだよ……」


鬼作「お前もかよ!」


藤原「っ!」


渾身の力を込めて殴るも、目の前の藤原も霧散して消滅しただけだった。


鬼作(体力が尽きた所を狙われるビジョンは見えない、しかしこのままでも埒があかない)


鬼作(幸いにもさっきの俺の嫌がらせが効いているようで、現れる偽物も弱った状態でしか出てこない。もしかして……)


鬼作「↓1」


1.この偽物は藤原の状態により左右される?
2.もう一度嫌がらせをして、本体を探す
3.その他

鬼作「あーーーーーーー!」


肺に空気を吸い込んで、思いっきり声帯を震わせた。
鍛えた腹筋は伊達ではない、振動により本棚の本がぱらぱらと頭上から降り注いだ。


藤原「いちいち、うっさいやつね!…………きゃあ!」ガンッ


鬼作「そこか!?」


藤原の悲鳴と衝撃音が聞こえた先に向かう。
向かったら先には藤原が頭を押さえてうずくまっていた。


鬼作「そんなところにいたのか」


藤原「……見つかっちゃったのね」

藤原「なに、わたしのこと、殺すの?」


鬼作「俺は……」


↓1
1.殺さないで逃がす
2.殺す
3.もっと痛めつける
4.その他

鬼作「……なあ、藤原。俺と組まないか?」


藤原「はあ!?なに言ってるの?私は、この戦争で生き残って、叶えたい願い事があるのよ!」


鬼作「正直、この始まったばかりの戦争でソロプレイはキツいと思うんだ。だからしばらくの間、俺と組んで数を減らさないか?」

鬼作「ある程度減ったら俺を殺そうとするのも、組むのを止めるのも構わない。どうだ?」

鬼作「俺と組むか、今ここで死ぬか。好きな方を選べ」


藤原「わたし、は……」

蔵見「……みっーけ」


鬼作「!?」


蔵見「あー、なんか図書室が煩かったから来てみたら、いいもの見っけ。お前ら、戦闘中だったんだな」

蔵見「おまけに、そっちの女は今にも倒れそうだ」


鬼作「…………」


蔵見「自己紹介はしない、めんどくさいから。黙って殺されてくれたら楽だから嬉しい」


鬼作「んなわけねーだろ」


藤原「い、伊頭……」


蔵見「ま、いいや。どーせ楽に殺させてくれるとは思ってなかったし」


鬼作「うっせえな」


蔵見「あー、死ね」


男はそう言い、俺に人差し指を向けてきた。
感覚的に危険を察知し、その場から前に飛び出る。
その刹那、先程まで俺が立っていた床は歪な音と共に浅く窪んだ。


鬼作「!?」


蔵見「あー……、速いな」


鬼作「とりあえず、黙れ!」


男の目の前まで接近し、僅かに腕を引いた。


蔵見「……、田町!」


↓1コンマ
蔵見と田町の信頼度

ガキィン!


鬼作「!?」


何か得体の知れないものに、拳が阻まれた。
目の前の男は不敵に笑っている。


蔵見「ほらほら、ボーッとしてたらめり込んじまうぜ!」


鬼作「くっ!」


阻まれて返ってきた衝撃により崩れた体勢のまま、横に転がりその場を脱出する。
その際に背後を確認したが藤原は居なかった。
どこかに隠れたのかはたまた逃げたのか。

どちらにせよ、藤原を標的にされたら不利なのは俺の方だから、藤原の判断は俺にとっては良いものだった。


蔵見「よく避けるねえ。俺、楽しくなって来ちゃったよ!」


鬼作(とりあえず、奴が指差したその先はめり込む!分かってるのはそれだけだ!)


蔵見「いつまで逃げれるのかな!?」


鬼作(近付いて殴るのも何かに阻まれる!)


↓1
1.使い方をまだ知らない破壊光線をとりあえず撃ってみる
2.気にせず殴る
3.逃げながら田町を探す
4.逃げる
5.その他

鬼作(逃げるのは男じゃねえ!こうなりゃ一か八かだ。でも、あれ、破壊光線って、どうやって撃つんだ?)


戸惑いながらも、左手の平を奴に向けた。


蔵見「!?」


鬼作「これでもくらえ!」


↓1
コンマ85以下で破壊光線
ゾロ目で図書室崩壊

手のひらから破壊光線らしきものが放たれた。
それは良い。
破壊光線は奴の腕を掠め、後ろの壁へと直撃した。
それもまだ良い。いや、良くないのかもしれない。

当たりどころが悪かったのかそうでないのか、壁にはすっぽりと穴があき図書室がパラパラと音をたてて崩れ始めた。


鬼作「あー…………」


奴は腰が抜けたのか、目の前で尻餅をついている。


蔵見「おま、なに、して……」


鬼作「悪かった、とは思う」


田町「蔵見さんっ!」


鬼作「!?」

鬼作(くそっ、新手か!)


田町「……」チラッ

田町「ここはもう駄目です、逃げましょう」


蔵見「でも、…………、くそっ!」

蔵見「お前、覚えてろよ……」

蔵見「今日はこれで見逃してやる」


鬼作「あー、うん」

鬼作(正直、俺も今、どうしたらいいか分からない)


田町「早くここから逃げましょう」


蔵見「、クソが!」


田町とやらに引っ張られて蔵見は俺の目の前を後にした。
攻撃されなかったことは幸いだと思うし、見逃すしか出来なかった俺は間抜けだと思う。


鬼作「とりあえず俺も逃げなきゃな」


↓1
1.即退散
2.藤原を探す(コンマ1以下で発見)
3.その他

鬼作「……とりあえず、藤原探さないとな。あいつ、怪我してたしさせたの俺だし……」


………………


鬼作「くそっ、見つからねえ!これ以上は無理か!上手く逃げ切っててくれよ……!」




藤原「…………」



【能力適性度10up】
【藤原の好感度10up】

まとめ

【主人公】
頭脳 23(下から数えた方が早い)
運動 89(体育の時はアイドル)
運 01(分岐ミスで即死レベル)
カリスマ 70(ほどよい人望)
適正度 95(威力は申し分ない)

筋肉狂の陸上部。詐欺師。


【生き残り生徒】

藤原陽炎(ふじわら かげろう)

幻覚
お調子者だが思慮深い
割りと人を信用するが信頼はしない
好感度41(気になる知り合い)


蔵見 恭一(くらみ きょういち)

指を向けた対象に超重力を与える。
楽して稼ぎてぇ勉強めんどくせぇ金振ってこねぇかなー、という感じの享楽主義者
しぶとい


田町 由三(たまち よしぞう)

盾を自由に生み出す能力(攻撃用も防御用も)
ネガティヴで人間不信、かなりのクズ
いじめられっ子のぽっちゃりとしたオタク男子高生


蔵見と田町の信頼度 91(欠かせないパートナー?)

【中庭】



鬼作「……ここまで逃げてくれば大丈夫だろ」


?「やっほー!」


鬼作「またお前か」


?「その言い方は酷くないですか?」


鬼作「…………」


?「まあいいや。とりあえず、生き残りおめでとう?」


鬼作「どーも」


?「いやあ!あの破壊光線はビックリしちゃった!さすがに焦っちゃったよ!」


鬼作「見てたのか」


?「そりゃあそうでしょう!なんたって、運営委員ですし?」


鬼作「運営……委員?」


?「あ」

鬼作「運営委員ってなんだ!お前は何者だ!」


?「あー、ほら。これだけ大規模なやつって、計画とかしなきゃ駄目じゃないですか?ね?」

?「だから、自分達が運営委員として、滞りなく色々やってるわけですよ」


鬼作「…………お前ひとりがやってるわけじゃないんだな」


?「…………あ」


鬼作「お前馬鹿か」


?「ま、まあ!大丈夫大丈夫!」


鬼作「その運営委員ってのは、どれくらい居るんだ」


?「え、えーっと……」


↓1
コンマ70以下で答えてくれる

?「まあ、1人殺してるし、資格はあるよね……」


鬼作「なにボソボソ言ってんだ」


?「運営委員の幹部は、自分を含めて9人だよ!」


鬼作「意外と、少ないんだな」


?「そりゃあ、選ばれた人間ですから」


鬼作「お前は、自分が選ばれた人間とか思ってんのか?」


?「……当たり前でしょう。じゃないと、こんな殺気立ってる人間の前にノコノコ現れたりしませんよ」


鬼作「………………」


?「そろそろ時間ですね。また今度」


鬼作「おい、待てよ!」


↓1
コンマ1以下でフードが捲れて顔が見える

鬼作「また逃げやがったか……」


「あなたが図書室を壊した人?」


鬼作「!?誰だ」


↓1
新キャラメイク
名前、性別、能力、性格、備考
コンマが初期好感度

名前 古野 錐矢(この きりや)
性別 男
能力 自分の血を飲んだ生物を操る、飲ませた血の量に効果は比例
性格 高慢で常に他人を見下す。自分が上じゃないと気が済まない。
備考 一人称僕、実家が金持ちのイケメン。偉ぶってはいるが内心、異常事態に混乱している。
好感度 69


↓1
古野との関係

古野「お前が、図書室を壊したのか?」


鬼作「……」


古野「凡人そうなお前が、図書室を木っ端微塵にしたというのか?」


鬼作「ええと……」

鬼作(うっわ、うっわ……、会いたくない奴来た)


古野「お前のような凡人にそんな力があるとは思えない。しかし、念のために聞いておく。何かしたのか?」


鬼作「なにって……」

鬼作(破壊光線ぶっぱなしたら当たりどころが悪かったのか図書室が崩れました、なんだよな……)


↓1
1.正直に話す
2.誤魔化す
3.逃げる
4.仲間に誘う


※好感度50以上で仲間に誘えます。
ただし、戦闘終了後に
(100-好感度)/2のコンマ以下で裏切りが発生します。
裏切られた場合、解消、再構築、殺されるなどのイベントが発生します。

鬼作「破壊光線ぶっぱなしたら、当たりどころが悪くて図書室が壊れたんだよ。嘘じゃない、俺に与えられた能力は、破壊光線なんだ」


古野「……信じられないな」


鬼作「ところがどっこい。こんな筋肉バカには、破壊的な能力がお似合いなんだよ」

鬼作「ほら、俺に肉体強化とか与えてみろよ。敵なしだぞ?」


古野「…………」


鬼作「まあ、とりあえずは信じてくれよ。本当は見せてやりたいところなんだけど、図書室の二の舞にはしたくないからな」


古野「お前が…………」


鬼作「ん?」


古野「お前が、俺より強いわけないだろう!?」

鬼作「は?」


古野「お前が僕よりも、優れた能力なわけないだろう。だがそうだったとしても構わない」

古野「ここでお前を殺せばいいだけだからな!」


鬼作「!?」


古野「だけど、今までの腐れ縁を思うとそれは悲しいことだよな」

古野「だから、お前にチャンスをやろう」


鬼作「チャンス?」


古野「僕の下につけ。僕に従い、僕を頂点に立たせるために働け」

古野「そうすれば、良き友であるお前を殺さなくても済むし、僕は頂点へ一歩近付く」

古野「どうだ?いい話だろう?」

鬼作(……正直、どうしたらいいかわからない)

鬼作(きっと古野は自分の為なら人を殺すことを躊躇わなくなっているかもしれない。それは同じかもしれないが)

鬼作(俺に利用価値がないとわかったら、俺のことを殺すんだろうか……?)


古野「さあ、どうする!」


↓1
1.仲間になる
2.仲間にならない
3.古野と戦う
4.困った時の破壊光線(コンマ95以下でぶっぱなす)
5.その他

鬼作「……わかった、仲間になるよ」


古野「だろうな。だったらこれを飲め」


古野はポケットからナイフを取りだし、自分の指先にあてがった。
そして、ナイフを軽く引いた。

指先からはじんわりと血が溢れてきた。


古野「僕の血を飲め」


鬼作「は?」


古野「飲まなければ、お前は僕の仲間にはならず、殺されることを選んだと見なす。それでいいのか?」


鬼作「この血を飲むことに意味はあるのか?」


古野「ないと思うか?」

古野「僕は無駄なことが嫌いだ。意味のないことはしない」


鬼作「だったらお前の血を飲むことの意味は?」


古野「そうだな……。僕の仲間になるための儀式、とでも言おうか……?」


鬼作(飲むべきか飲まないべきか。でもこれを飲んだら全てが終わる気がする)


古野「飲めないのか?」


鬼作「…………」


↓1
1.飲む
2.飲まない
3.逃げる
4.その他

鬼作「飲む、よ……」


古野「ふんっ、さっさと飲めばいいものを」


差し出された古野の指をゆっくりと口に含んだ。
その上に貯められていた生暖かい液体を、啜るように飲み込んだ。


鬼作「ぐぅっ……!」


古野「これでお前は僕の奴隷だ」


鬼作「なにを……、した……!」


古野「何って、僕の能力さ。僕の血を飲ませた相手を従えることができる!」

古野「お前は僕の血を飲んだ。もう僕からは逃げられない」


鬼作「ぐっ…………」


↓1
コンマ1以下で血の効果無効

鬼作「…………」


古野「これで君は、僕の奴隷だ。おめでとう。僕のために、身を粉にして働いてもらうよ」

古野「正直、1人で心細かったのもあるしね……」



古野「ははっ……、はははははははは!」

古野「ほら、僕の血のカプセルだ。それを片っ端から襲ってくる生徒に飲ませろ」

古野「君ならお手の物だろう?」


鬼作「…………」こくり


古野「良い子だね……?」





【バッドエンド】

【コンティニューしますか?】

1.鬼作主人公で古野に出会ったところから
2.新主人公で初めから
3.新主人公で任意の場所から
4.その他


2票先取した√でリスタート


これリスタートの場合他キャラの続投とかはする?

>>118
基本的に設定は引き継ぎです。
新主人公の場合も鬼作√のキャラも存在しますし、鬼作も敵として登場します。

今日はここまで。お付き合い下さってありがとうございました。

おやすみなさい

主人公変更してリスタート

↓1
主人公の性別

↓1 頭脳
↓2 運動
↓3 運
↓4 カリスマ
↓5 能力適正レベル

コンマにより決定
同時に主人公2の名前を募集します。
コンマが一番大きかったものを採用

羽村 透(はねむら とおる)

名前【双裂 零(ふたさき れい)】
頭脳 40(中の下)
運動 01(逃げるのは絶望的)
運 58(運が良ければ生き残れる)
カリスマ 37(一般人)
適性度 89(能力使って生き残るしかない)


↓3
零のキーワード

↓3まで、に訂正

へたれ

↓1
零の能力

リスタート地点

1.鬼作 vs レモン
2.鬼作と?の邂逅その1
3.鬼作 vs 藤原
4.鬼作 vs 蔵見 & 田町
5.図書室の崩壊
6.鬼作と?の邂逅その2
7.鬼作 vs 古野
8.その他

↓1

戦いの時点からリスタートの場合、戦いを横目で見ている設定で始まります。
運が悪ければ戦いに巻き込まれます。

?との邂逅の場合、?が鬼作の前から立ち去った後の、?との会話から始まります。

まとめ
【主人公】

名前【双裂 零(ふたさき れい)】
頭脳 40(中の下)
運動 01(逃げるのは絶望的)
運 58(運が良ければ生き残れる)
カリスマ 37(一般人)
適性度 89(能力使って生き残るしかない)

能力【自身の体の一部を雷に変化させる。一見、隙の無さそうな能力に見えるが弱点がある】
合理主義の策略家。ただしヘタレ。


【元主人公】

名前【伊頭 鬼作(いず きさく)】
頭脳 23(下から数えた方が早い)
運動 89(体育の時はアイドル)
運 01(分岐ミスで即死レベル)
カリスマ 70(ほどよい人望)
適正度 95(威力は申し分ない)

能力【破壊光線】
筋肉狂の陸上部。詐欺師。


【生き残り生徒】

名前【藤原陽炎(ふじわら かげろう)】
性別【女】
能力【幻覚。見せる幻覚に実態はなく、殴るなどの衝撃を与えると霧散して消える】
性格【お調子者だが思慮深い】
備考【割りと人を信用するが信頼はしない】


名前【蔵見 恭一(くらみ きょういち)】
性格【男】
能力【指を向けた先にに超重力を与える】
性格【楽して稼ぎてぇ勉強めんどくせぇ金振ってこねぇかなー、という感じの享楽主義者】
備考【しぶとい】


名前【田町 由三(たまち よしぞう)】
性別【男】
能力【盾を自由に生み出す能力】
性格【ネガティヴで人間不信、かなりのクズ
いじめられっ子のぽっちゃりとしたオタク男子高生】


名前【古野 錐矢(この きりや)】
性別【男】
能力【自分の血を飲んだ生物を操る。飲ませた血の量に効果は比例する】
性格【高慢で常に他人を見下す。自分が上じゃないと気が済まない】
備考【一人称僕、実家が金持ちのイケメン。偉ぶってはいるが内心、異常事態に混乱している】



蔵見と田町の信頼度 91(欠かせないパートナー?)

また夜に更新します。

乙でした

零「おおっと………」


図書室を隠れ家として利用していた俺は、二階の陰から下で行われている戦闘を見ていた。
主に戦っている2人を補佐するように、本棚の陰から機会を伺っている男と女。
男の方はパートナーをよっぽど信頼しているようだが、女の方には迷いが見えた。


均衡しているしているように見えた戦闘も束の間、男が左手の平からビームを繰り出し、それは崩れた。放たれたビームは相手の男の腕を掠めた後、壁へ穴を開け柱をへし折った。
パラパラと天井の落ちてくる音が聞こえる。


零(このままじゃ、ここも崩れるな…………)


下で揉めている3人を横目に、そっと裏口から図書室を後にした。この先のことは、俺はどうなったかは知らない。

零「とりあえず、図書室からは無事に脱出できたな。……良かった」


安堵の溜め息を漏らした。
…………あれ、あそこに居るのはさっきの。



↓1コンマ

01~19 藤原に見つかる
20~39 蔵見 & 田町に見つかる
40~58 古野に見つかる
59~ 誰にも見つからない

ゾロ目で全員に見つかる

なんか似た者同士っぽいのが出会った

古野「…………、図書室を破壊したのはお前か?」


零「!?」


古野「驚かせたか?すまない」


零「あ、ああ……。大丈夫だ……」

零「その、図書室を壊したのは俺じゃない。あそこにいる、フードを被った奴と話している男だ」


古野「……伊頭、か」


零「知り合い、なのか?」


古野「まあ、腐れ縁みたいなものだ」


零「そうか……」

零(気まずい……、非常に気まずい……!)

零「あの、俺、戦うのとか苦手で、その……、お前ともあまり戦いたくないんだよ」

零「だから、ここはお互いに見なかったことにしないか?」


古野「…………僕も正直、この状況に戸惑っている」

古野「図書室は突然崩れるし、それをやったのがあいつだと言うし」

古野「そうだな…………」


零(……逃げ切れる、か?)

零(こいつは、なんかこう、なんか怖い!)


古野「……僕と組まないか?」


零「え!?」

古野「さっきから聞いていれば、お前は僕と同じように戦いを拒んでいるようにも見える」

古野「それは僕も同じだ」

古野「僕の能力は戦闘には向いていない。ソロは僕自身、避けたいところなんだ」


零(ええええええええ、ちょ、あれー?)


古野「お前が良ければ、僕と組んでくれないか?」


零(んー?えー?あー、えーっと)

零(確かに誰かと戦うのは心強いけど、ついさっき知り合ったばかりの奴と手を組むのも裏切りの可能性を捨てきれない)

零(組むのなら、知り合い。できるなら、俺に好意的な奴がいい)

零(……どうする?)


↓1
1.仲間になる
2.逃げる
3.戦う(他の生徒に見つかる可能性アリ)
4.その他

わざわざ血を飲むとか承諾してくれる相手がそうそういるわけもないし古野の能力ってかなり使いづらい部類だよな

零(ヤバイ奴からは逃げるが、勝ち、だ!)


足元からパチパチと音がする。
体の一部を雷へと変化させる能力は、逃げに関して運動能力の低い俺をカバーしてくれる、相性の良い能力だと思う。


古野「っ……、戦うのか!?」


零「んなわけねーよ!じゃーな!」


辺りに雷光が弾ける。
この能力の悪いところその1、隠れて戦うのには向かない、だな。


↓1
コンマ89以下で逃走成功

零「…………ふぅ、なんとか逃げきれたな」

零(あいつはヤバイ、間違いなくヤバイ。なんとなく、そんな感じがする)

零(もっとも、俺にとっちゃ大体の奴がヤバイになるんだけどなぁ……)


自分が生き残るビジョンがあまり見えない。


零「とりあえず、逃げ切れたしなんかするか」


↓1
1.情報収集に散策(場所指定)
2.誰かを探して戦う
3.その他

ゾロ目で生徒と遭遇

零「とりあえず、戦うか。死にたく、ないし…………」

零「ちょうどあそこに、人影も見えるし、な」


↓1
新キャラメイク
名前【】
性別【】
能力【】
性格【】
備考【】
コンマ初期好感度(奇数なら顔見知り、偶数なら初対面)

ゾロ目補正で↓2コンマで乱入者判定
01~14 藤原に見つかる
15~29 蔵見 & 田町に見つかる
30~44 古野に見つかる
45~ 誰にも見つからない

ただし44以下ゾロ目で全員乱入
00で……?

名前【黒根 静(くろね しず)】
性別【女】
能力【影に溶け込む】
性格【無口で無表情、何を考えているかわからない】
備考【基本的に無害】

名前【龍造寺 竜也(りゅうぞうじ たつや)】
性別【男】
能力【龍化】
性格【バカ】
備考【優しい平和主義者。無茶苦茶タフ】
好感度【08(知らない人)】



零「おい、動くな!」


龍造寺「…………お前、誰?」

龍造寺「戦いたい感じの人?」


零(…………いきなり手のひら向けて動くなとか言われたら、そう見えるよな……)


龍造寺「こっちは、あんまり戦いたくはないんだよなー。痛いの嫌いだし」


零「!?」

龍造寺「だからさ、良かったらここは逃げてよ。お互いに、戦いたくはないだろ?」

龍造寺「お前もなんとなく、戦うの怖いって感じしてるよ」


零(……実際その通りなんだけどな)


龍造寺「どうする?」


零(どうするって……)


↓1
1.戦う
2.戦わない
3.その他

零「……わかった。戦わない」


龍造寺「良かったー!安心。じゃ、これで」


零「あ、ああ……」

零(なんか、あっけないな)


古野「ちょっと待て!」


零「は!?」


龍造寺「……また誰?」

零(クソッ、追い付くの早すぎるだろ!)

零(雷化して逃げた後、地面には焦げ後が残る……。追ってくるのならこいつかと思ったが…、それにしても早すぎね!?)


古野「さっきの話は聞いてたぞ」

古野「おい、そこの奴。こいつはお前を騙してるんだ!」


零「は!?」


龍造寺「え、そうなの?」


古野「そうだ。こいつは口から毒を吐く能力を持っている」

古野「さっきお前はこいつと話しただろう」

古野「毒を吸わされたんだよ!」


零(んなアホな!?)

龍造寺「……」じとーっ


零(……完全に疑われてる)


龍造寺「毒、吸わせたの?戦わないって言ったのに」


零「違う!間違いだ!俺の能力は……!」


古野「黙れ!そいつをそれ以上騙すな!」


零「俺の能力は……!」


龍造寺「…………」


古野「そこの!受けとれ!」ヒュッ


龍造寺「!?」パシッ

龍造寺「…………これは?」


古野「解毒剤だ」






龍造寺「解毒剤……?」


古野「僕の能力だ。僕は治療系の能力を持っている」

古野「だからこそ、奴の能力に気付くことができたし、こうして解毒剤を作ることができた」

古野「死にたくなければ飲め」


龍造寺「…………」


零「待て!違う!誤解だ!俺はそんなことしてない!」

零「それに、なんかあいつ危ないからそれ、飲むな!」


龍造寺「…………」


↓1コンマ
カリスマ37+好感度08=45
45以下で龍造寺は薬を飲まない

龍造寺「……飲まないよ」


古野「な!」


龍造寺「なんとなく、毒で死ぬのも悪くないし、この人が嘘言ってるようにも見えないし」

龍造寺「あんたの方が、嘘言ってそうに見えるよ」


古野「…………言わせておけば!」


零(良かった?なんとなく、良かった!)

零(それよりも、あいつだ。なんかすっげえ怒ってるけど……)


↓1
1.龍造寺と戦う
2.古野と戦う
3.ほったらかして逃げる
4その他.

4 古野の説得を試みる

零「……俺は、双裂 零って名前だ」


古野「!?」


龍造寺「あ、龍造寺 竜也って言います」


零「とりあえず、落ち着かないか……?」


古野「何を、言っている」


零「ほら、こう、言い争いするのも、疲れない、か?」

零(こいつを落ち着けてこの場を沈める!幸い、龍造寺には敵意はなさそうだ!)

零「ほら、なんて言うかさ、お前、1人は心細いとか言ってなかったか?」

零「さっきは思わず逃げちゃったけど、お前と組むつもりがないわけじゃなかったんだ」

零「ビックリしたって言うか、そんな感じだよ」


古野「…………」


龍造寺「?」


零「お前に、戦う意思はあるのか?」


↓1コンマ
37以下で説得成功
ただし奇数ゾロ目で悪い方向へ

【説得失敗!】


古野「あるに決まっているだろう?」

古野「お前は何度、僕をコケにすれば気が済むんだ!なあ!答えろ!」


零(逆効果、だったか!?)


古野「ふふ…………、だが良かったな」

古野「お前達は運が良い」

古野「今回は見逃してやるよ」


零「!?」


古野「ただし、だ……」

古野「龍造寺、双裂。どちらかが、その解毒剤のカプセルを飲め!?」


零(こいつ…………!?そこまでしてあのカプセルを飲ませたいのかよ!?)

龍造寺「え、これ?飲むの?」


零「ま、ままままままままま待て!飲むな!飲んじゃ、駄目だ……!」


龍造寺「でも、飲まないと戦わなきゃ駄目なんだろ?だったら飲むよ」


零「ややややや待てよ待てよ!」

零(絶対なんかあるって!あのカプセル!)


古野「どうした?飲まないのか?」


零(…………あいつもあいつで、カプセルを飲ませられなくても次の手があるように見える)

零(でも、それこそ、あいつが毒使いって可能性も出てくる)

零(どっちかを葬りたいって、ことか?)

零(どっちにせよ、このままじゃ……)


↓1
1.古野と戦う
2.逃げる(ただし逃げると……)
3.その他

バチィ!


古野「!?」


零「……勘違いするなよ。見逃してやるのは、こっちの方なんだ」


古野「舐めた、真似を……!」


龍造寺「おお!嘘つきは双裂くんじゃない方だったんだ!」

龍造寺「じゃあこれは、いーらないっと!」


龍造寺は持っていたカプセルを古野に向かって投げつける。
絶妙なコントロールで放たれたカプセルは古野の足元へ見事に着地した。


古野「…………く」


零「不利なのはお前だ。諦めてどっか行け」

古野「…………」


零(奴は黙ったまま動かない。……何か手があるのか?)

零(試しに、もう一発……!)


バチィ!


古野「…………次に合うときは、覚えておけ」


零「…………」


↓1
1.逃げる古野を追いかけて殺す
2.見逃す
3.その他

零「…………ふぅ、どっか行ったか」


龍造寺「お疲れ様。キミって凄いね、驚いちゃった」

龍造寺「カプセルの時、止めてくれてありがとう」


↓1コンマ
01~30 好感度10up
31~60 好感度20up
61~99 好感度30up
ゾロ目で2倍up

名前【龍造寺 竜也(りゅうぞうじ たつや)】
性別【男】
能力【龍化】
性格【バカ】
備考【優しい平和主義者。無茶苦茶タフ】
好感度【28(良い人、かもしれない?)】



零「……なあ、良かったら俺と組まないか?」


龍造寺「え?」


零「一緒に戦ってくれると、心強いんだけど……」


龍造寺「ごめんね」

龍造寺「戦うの、あんまり好きじゃないんだ」

龍造寺「双裂くんが戦うために組んで欲しいのなら、組まない」


零「…………!」

龍造寺「でもまた、どこかで会って、生きてて……」

龍造寺「平和のために戦うのなら、また誘ってよ」

龍造寺「その時は、気が変わってるかもしれないし」


零「龍造寺……」


龍造寺「うん!じゃあ、また!」


零「ああ、またな!」


↓1コンマ
龍造寺の好感度
01~30 好感度10up
31~60 好感度20up
61~99 好感度30up
ゾロ目で2倍up

名前【龍造寺 竜也(りゅうぞうじ たつや)】
性別【男】
能力【龍化】
性格【バカ】
備考【優しい平和主義者。無茶苦茶タフ】
好感度【38(また会いたいかも!)】


※仲間に誘うには好感度50以上が必要です。

零「……はぁ」


スキップでその場を去っていった龍造寺が見えなくなってから、ゆっくり息を吐いてその場に座り込む。
緊張の糸がプッツリと切れたようだ。


?「どーも!お見事でした!」


零(……フードの。ビームと話してた奴と同一人物か?)


?「先ほどのハッタリ、心理戦!思わずドキドキしちゃいました!」


零「……ああ、どうも」

?「でもまだまだですね。殺さないなんて、この戦争の主旨に反しますよ!」


零「ヘタレなもんで」


?「殺せないなんて、生き残るつもり、あるんですか?」


零「さあ、どーだか」


?「つまんない人。あなた、死んでも知りませんよ」


零「……あんた、運営委員らしいな?」


?「………………立ち聞きとかしてました?」


零「してたよ」

零(同一人物、みたいだな)

?「趣味悪いですね」


零「聞こえただけだって、悪気はない」


?「殺しのできない貴方は、そんなこと知る資格はないんですよ」


零「…………あんたが、なんか教えてくれたらヤル気でるかも」


?「は?」


零「俺、願い叶えてくれるってだけで殺しはしたくないかな」


?「ーーーー!」

零「質問するから、答えてよ」


?「……ひとつだけ、気が向いたら答えてあげます」


↓1
コンマ58以下で質問に答えてくれます。

1.?の正体について
2.この戦争について
3.その他、自由質問

零「……この戦争ってなんのためにやってんの?」


?「…………殺しのできない貴方は、知る必要のないことです」


零「ありゃ、答えてくれないんだ」


?「知りたければ、殺してから出直してきて下さい」


零「うーい、了解」


?「……努力賞です。ヒントをあげましょう」

?「10人殺すか、鍵を見付けるか。それが出来たら、運営委員の所へ招待しましょう」


零「おお、太っ腹!」


?「それでは、さようなら」




零「…………風のように消えてくなぁ」

まとめ
【主人公】

名前【双裂 零(ふたさき れい)】
頭脳 40(中の下)
運動 01(逃げるのは絶望的)
運 58(運が良ければ生き残れる)
カリスマ 37(一般人)
適性度 89(能力使って生き残るしかない)

能力【自身の体の一部を雷に変化させる。一見、隙の無さそうな能力に見えるが、弱点がある】
合理主義の策略家。ただしヘタレ。


【元主人公】

名前【伊頭 鬼作(いず きさく)】
頭脳 23(下から数えた方が早い)
運動 89(体育の時はアイドル)
運 01(分岐ミスで即死レベル)
カリスマ 70(ほどよい人望)
適正度 95(威力は申し分ない)

能力【破壊光線】
筋肉狂の陸上部。詐欺師。


【生き残り生徒】

名前【藤原陽炎(ふじわら かげろう)】
性別【女】
能力【幻覚。見せる幻覚に実態はなく、殴るなどの衝撃を与えると霧散して消える】
性格【お調子者だが思慮深い】
備考【割りと人を信用するが信頼はしない】


名前【蔵見 恭一(くらみ きょういち)】
性格【男】
能力【指を向けた先にに超重力を与える】
性格【楽して稼ぎてぇ勉強めんどくせぇ金振ってこねぇかなー、という感じの享楽主義者】
備考【しぶとい】


名前【田町 由三(たまち よしぞう)】
性別【男】
能力【盾を自由に生み出す能力】
性格【ネガティヴで人間不信、かなりのクズ
いじめられっ子のぽっちゃりとしたオタク男子高生】


名前【古野 錐矢(この きりや)】
性別【男】
能力【自分の血を飲んだ生物を操る。飲ませた血の量に効果は比例する】
性格【高慢で常に他人を見下す。自分が上じゃないと気が済まない】
備考【一人称は僕。実家が金持ちのイケメン。偉ぶってはいるが内心、異常事態に混乱している】


名前【龍造寺 竜也(りゅうぞうじ たつや)】
性別【男】
能力【龍化】
性格【バカ】
備考【優しい平和主義者。無茶苦茶タフ】
好感度【38(また会いたいかも!)】


蔵見と田町の信頼度 91(欠かせないパートナー?)

今日はここまでです!

ありがとうございました、おやすみなさい

乙でした

零「……どうしようかな」


↓1
1.情報収集(場所指定)
2.戦闘に赴く
3.その他

※コンマがゾロ目だった場合生徒に遭遇
(新キャラか既存キャラかどうかはコンマによります)

零「なんで今まで気が付かなかったんだろう」

零「先生は居ないのか」

零「…………実際に確かめた方が早いな。職員室に行くか」

【職員室】



零「お邪魔しまーす…………」



零「誰も、居ないな」


教師が使っていただろう机らはそのまま。
なんら損傷もなく、片付いていた。
しかし人の気配は全くなく、探し人は見つからなかった。


零「……先生はこの戦争の被害者なのか?それとも協力者なのか」

零「分からないことが多すぎる」

?「あれ?なんでこんなところにいるの?」


零「!?」


背後から声がした。
反射的に後ろを向き、声の主を確認する。



↓1
新キャラメイク
名前【】
性別【】
能力【】
性格【】
備考【】

コンマで初期好感度。
偶数で初対面、奇数で顔見知り。

大前「……あなたは?」


零「あ、いや、戦いたいわけじゃなくって、調べものをしたくて」


大前「こんなところに?」


零「ま、まあな」


大前「ふーん」


零「…………」


大前「…………」


零「…………」

零(会話!俺、会話苦手かも!)

零「な、なあ!お前はなんで、こんなところに居んの?」


大前「…………が」


零「ん?」


大前「隠れ家なの、わたしの」


零「ああ、隠れ家ね。なるほど」

零「さっきも言ったけど、俺は戦いたいわけじゃないんだ。本当に、調べたいことがあるだけなんだ」


大前「ふーん…………」


零「………………」


大前「…………いいよ。好きに調べて。でも、調べものが終わったらすぐに出ていってね」


零「あ、ああ!わかった!」

零(さて、どこを調べようかな……)

↓1
1.教師の机
2.職員室を一回りする
3.奇襲
4.自由安価

零(机、だよな。こんな機会じゃないと教師の机なんな触れないだろうし)


…………


零(…………なんもねえ!名簿も無ければ成績表も!これ、おかしくねえか!?)

零「…………な、なあ?」


大前「なに?」


零「あのさ、お前っていつから、ここ隠れ家にしてんの?」


大前「…………いつって、戦争が始まってすぐから、だけど」


零「お前が来たときから、先生の机の中、空っぽだった!?」


大前「え、調べてないから、わかんないけど……。なに?なんにもないの?」


零「空っぽなんだよ、全部の机の中が」


大前「ふーん」

零(教師は戦争のことを知っていて、その前に設備を片付けた、とか?)

零(…………なんにしろ、調べるものは何もなさそうなんだよな。どうするべきか)


大前「調べものは終わったの?終わったなら、すぐに出ていく約束だよね?」

大前「なんにもないんでしょ?」


零(こいつも、俺にさっさと出ていって欲しいようなオーラ出すし…………)



↓1
1.調査を続ける(どこを調べるかも)
2.出ていく
3.攻撃する
4.その他

零「まあ、これ以上ここに居てもなにもなさそうだし、出ていくよ。邪魔して悪かったな」


大前「うん」


零「…………じゃ」



↓1
37+28=65
コンマ65以上で……

零「…………ったく、なーんにもありゃしない。どーしろってんだよ」


職員室を出た後、ブツブツと文句を吐きながら廊下を行く宛もなく歩く。この戦争についての情報も、黒幕も、なにひとつわからない。


零「そう言えば、鍵がどーたら言ってたな。殺すか、探すか。それで黒幕に会えるんたらどーたら」



これからの方針について
↓1
1.10人殺す
2.鍵を探す
3.自由安価

零「殺すとか嫌だし怖いし鍵探そう。絶対にそっちしかイージーだろ、うん」


【鍵探しを始めました。この先、生徒を見つけても不意討ち奇襲コマンドができなくなります。】


零「さーてと、探すか。っつってもどこ探すかな。あのフードの奴…………、黒パーカー?どっちでもいいや」

零「あいつももうちっとヒントくれりゃあいいのに。なんで黒幕ってケチなんだろうな」


?「……鍵、お前も探してるのか?」


?の人物。
新キャラか既存キャラか。
↓1
新キャラメイクテンプレ
名前【】
性別【】
能力【】
性格【】
備考【】
コンマで初期好感度(偶数で初対面、奇数で顔見知り)。

零「春原、か。生きてたんだな」


春原「んー、まあ。ねえ、双裂。あんたも鍵、探してるの?」


零「ああ、人殺しなんてまっぴら御免だからな」


春原「ふーん、じゃあまだ誰も殺してないんだ?」


零「おかげさまで、だな。それより春原。お前はどうして鍵のこと知ってるんだ?誰かに聞いたのか?」


春原「半分正解、かな。ボクはこのテープレコーダーの音声で知ったんだ」


零「テープレコーダー?」

春原「そ、テープレコーダー。靴箱の中に入ってたの。そしたら、この戦争の第一選抜を生き抜くためには、10人殺すか鍵を探すか、って」


零「第一選抜…………?」


春原「双裂はテープレコーダーで鍵のことを知ったんじゃないの?」


零「俺は、フードの奴から聞いた」


春原「フード?なにそれ?犯人に会ったの?」


零「犯人っていうか……、運営委員って言ってたな。そいつから聞いた」


春原「……男だった?女だった?」


零「それは、わかんなかった」

春原「そっか。進展なしか 」


零「春原は、どっちなんだ?」


春原「え?なにが?」


零「人を殺して生き残るか、鍵を探して生き残るか…………」


春原「んっとねぇ……」


↓1コンマ一桁
春原が殺した生徒の数
コンマ二桁目が偶数の場合は鍵探索派

春原「誰かを殺して、生き残れるっていう分かりやすいルールがあるんだよ。そっちに決まってるじゃない」


零「……殺した、のか?」


春原「まさか!何回かチャレンジしてみたんだけど逃げられるか、カウンターでこっちがやられちゃいそうになるか」

春原「たまに命乞いされたこともあったなぁ。そんなことされたら、殺せないじゃん


春原「いやぁ、他人を殺すのも楽じゃないね」


零「…………お前は優しいからな」


春原「優しい?そんなわけないよ。自分が大切なだけ」


零「なあ、今からでも…………!」


春原「なに?説得?今からでも鍵を一緒に探しましょうって?」

春原「そんな馬鹿なこと言わないで。あるかもないかも分からない、そんな不確かなものを探すの?」

春原「確かにそれだったら、生徒を殺さなくてもいいかもしれない。でも、ボクが死んじゃう確率が上がっちゃうかもしれないじゃん」


零「や、その……」


春原「死にたくない。痛いのも、怖い」


零「…………」


春原に向かって何て言うか
↓1
1.だったら、お前が傷付かないように俺が守ってやるよ
2.俺が必ず、鍵を探すから
3.じゃあここで死ぬか?
4.自由安価

零「だったら、お前のこと、俺が守ってやるよ。傷付けさせないから」


春原「…………、だめだよ」

春原「確かにボクは人を殺してはない。でも、沢山傷付けはしたんだよ」

春原「今更誰かに守ってもらうなんて、虫が良すぎる。悪いけど、ボクはこのまま都合がつけば誰かを殺して、生き残る」


零「…………そうか」


春原「でも、嬉しかったよ。ありがとう。このまま生き残れて、お互い第一選抜を抜けれたら、その時はよろしくするかもしれない」


零「ああ、そうだな」


春原「じゃ、またね。次に会うのは死体になるときか、第二選抜……。あるのかしらないけど」

春原「ばいばーい」


零「…………」


【春原の好感度10up】

まとめ
【主人公】

名前【双裂 零(ふたさき れい)】
頭脳 40(中の下)
運動 01(逃げるのは絶望的)
運 58(運が良ければ生き残れる)
カリスマ 37(一般人)
適性度 89(能力使って生き残るしかない)

能力【自身の体の一部を雷に変化させる。一見、隙の無さそうな能力に見えるが、弱点がある】
合理主義の策略家。ただしヘタレ。


【元主人公】

名前【伊頭 鬼作(いず きさく)】
頭脳 23(下から数えた方が早い)
運動 89(体育の時はアイドル)
運 01(分岐ミスで即死レベル)
カリスマ 70(ほどよい人望)
適正度 95(威力は申し分ない)

能力【破壊光線】
筋肉狂の陸上部。詐欺師。


【生き残り生徒】

名前【藤原陽炎(ふじわら かげろう)】
性別【女】
能力【幻覚。見せる幻覚に実態はなく、殴るなどの衝撃を与えると霧散して消える】
性格【お調子者だが思慮深い】
備考【割りと人を信用するが信頼はしない】


名前【蔵見 恭一(くらみ きょういち)】
性格【男】
能力【指を向けた先にに超重力を与える】
性格【楽して稼ぎてぇ勉強めんどくせぇ金振ってこねぇかなー、という感じの享楽主義者】
備考【しぶとい】


名前【田町 由三(たまち よしぞう)】
性別【男】
能力【盾を自由に生み出す能力】
性格【ネガティヴで人間不信、かなりのクズ
いじめられっ子のぽっちゃりとしたオタク男子高生】


名前【古野 錐矢(この きりや)】
性別【男】
能力【自分の血を飲んだ生物を操る。飲ませた血の量に効果は比例する】
性格【高慢で常に他人を見下す。自分が上じゃないと気が済まない】
備考【一人称は僕。実家が金持ちのイケメン。偉ぶってはいるが内心、異常事態に混乱している】


名前【龍造寺 竜也(りゅうぞうじ たつや)】
性別【男】
能力【龍化】
性格【バカ】
備考【優しい平和主義者。無茶苦茶タフ】
好感度【38(また会いたいかも!)】


名前【大前 ゆの(おおまえ ゆの)】
性別【女】
能力【任意点からレーザーを打ち出す】
性格【おっとり】
備考【いつまでも眠そうな眼鏡美人】
好感度【28】


名前【春原 神流(すのはら かんな)】
性格【女】
能力【傷やダメージを人から物、物から人へと移す。時間内の使用回数制限アリ】
性格【優しいが、自分が一番大切】
備考【ボクっ娘】
好感度【31(ちょっと気になる知り合い)】



蔵見と田町の信頼度 91(欠かせないパートナー?)

零「…………あー、なかなか上手くいかねーなぁ」


?「まったく、その通りだよね!」


零「!?」


背後から聞き覚えのある声。体ごと後ろを向き、声の主を確認する。


零「また、お前か」


黒パーカーのフードを深く被った、よく俺に構いに来る奴。


?「また、とか…………。んー、まあ、そうでしょうね。貴方には頻繁に会いに来ている気がしますね」


零「なんの用だよ」


?「何の用!?用がなければ会いに来ちゃいけないんですかねー?」


零「俺がお前のことを見たいと思うか?」


?「思いませんか?」


零「思わない」

?「……まあ、何か情報を持ってきたわけでは無いんですけども」


零「だったら尚更来るな」


?「これでも貴方のこと、気にしてるんですよ?」


零「理由は?」


?「さあ、勘と雰囲気ですかね?」


零「…………殺された人って、やっぱり居るのか?」


?「あ?気になります?しばらくお待ち下さいね?」


↓1コンマ
58以上で良くない知らせ

?「んー、バリバリ死んでますよ!でも、貴方のお知り合いの方でリタイアした方はまだ居られませんね!」


零「そうか……」


ホッとするべきなのか、怯えるべきなのか。複雑な感情が胸の中を渦巻いていく。


?「……安心してるんですか?なかなか貴方も、残酷ですね!」


零「なっ、んなわけねーだろ!」


?「いえいえ、否定せずとも大丈夫です。全てお見通しです」


零「……なあ、お前はいったい何なんだよ」


?「前もお答えしましたね。運営委員です。この学園戦争を運営し、進行させる。停滞の兆しがあれば、こんな風に生徒に接触したり、なにか材料を投下する」

?「第一選抜を生き残る方法をわざわざ明示したのも、この何も起こらない状況を打破するためです」

?「生きるか死ぬかのサバイバル。こんな状況で、磨かれる何かがあるかもしれませんよね?」

?「その磨かれる何か。運営委員は、それが欲しい」

?「貴方にはその素質を感じます。だからこんな風に、頻繁に会いに来ているのかもしれませんね?」


零「……磨かれる、何かって」


?「他の運営委員もきっと気付いています。だから自分に処罰が無いんですよ!」


零「…………」


?「アナタのソノ奥に眠るモノ。楽しみにしてますよ?」

?「おっととと、それではこの辺で。お仕事の途中でした。無理な鍵探しをしてる輩に警告に行かないと」


?「また、会いましょうね?」


零「ちょ、待てよ!」


言い終わるより前に、奴は姿を眩ませた。


零「やっぱり、何がしたいのかわかんねえ……」

零(でも奴の口振り。鍵は、春原が言っていたように存在しないのかもしれない)

零(…………誰かを殺して生き残るなんて、それは嫌だなあ)

今日はここまでです。
間があいて申し訳無い。

コメント下さった方、ありがとうございます。

それではおやすみなさい。

零「……。さて、ここからどうしようかな」


選択肢はいくつかあるはずだ。


↓1
1.今まで会った誰かに会いに行く(人物指定)
2.学校探索(場所指定)
3.自由安価

コンマゾロ目で生徒とエンカウント
ただし00で?とエンカウント(運が良ければ情報が貰えます)

零「…………協力してくれそうなのは、あいつしかいないよな」

零「でもあいつ、どこに居るのかな」


おっとりしてそうな奴だし、静かな所が好きそうだし、あそこかな…………。


↓1コンマ
58以下で龍造寺発見

零(割りと人通りは少なくて、昼寝にもってこいの場所……)



【裏庭】


龍造寺「ん…………、あれ?お前は……」


零「よ」


龍造寺「生きてたんだね、良かったー」


零「龍造寺もな」


龍造寺「どうしたの?逃げてきたの?」


零「いや、そうじゃなくて」


↓1
1.頼みごとがあって来たんだ
2.自由安価

零「頼みごとがあるんだよ」


龍造寺「たのみごと?」


零「ああ。龍造寺は、この殺し合いがいつ終わるか知ってるか?」


龍造寺「10人殺すか、鍵を見つけろってやつ?」


零「ああ、知ってたか」


龍造寺「手紙みたいなの、貰ったからね」


零「俺は鍵を探そうとしてる。だから、お前に協力して欲しいんだよ」


龍造寺「んー、……いいよ」


零「……!」


龍造寺「人を殺すのとか、嫌だ嫌だって思ってたしね」

零「あー、良かった。断られたらどうしようかと思ってたんだよ」


龍造寺「お前のこと嫌いじゃないし、助けて貰ったし」

龍造寺「お礼、したいし」


零「ありがとうな」


龍造寺「……でも、一緒に行動はしないよ」


零「……………………え」


龍造寺「だって、まだお前のこと完全に信用したわけじゃないし、人数多いと誰かに見つかる確率も上がるし」


零「まあ、そうだよな……」


龍造寺「でも協力はする。これ、連絡先」

龍造寺「なにか分かったら連絡してよ。こっちも、なにかあったら連絡するから」


零「……ああ、分かった」


↓1コンマ一桁
龍造寺の好感度up
ゾロ目は2倍

【龍造寺の好感度6up】

好感度44(協力者)



龍造寺「で、これからどうするの?」


零「えーっと、探してない部屋とか探しに行くつもり」


龍造寺「具体的には?」


↓1
1.屋上
2.中庭
3.家庭科室
4.自由安価

零「屋上、かな……?」


龍造寺「おっけー。ならこっちは、中庭……。下の方を探すよ」


零「了解。何かあったら連絡する」


龍造寺「んー」



【龍造寺と連絡が取れるようになった】

【3階廊下】


零(屋上はこの廊下を真っ直ぐ進んだ先の階段を登ったところにある)


零「……あれ」

零(こんなところに部屋があったんだな。普段、屋上なんか行かないから気付かなかった)


両開きの木の扉。その扉を軽く押して開くことを試みるが、軋んだ音が廊下に響くだけで扉は開かない。


零「開かない、な」

零(基本的に学校内の全ての部屋は解放されてるハズじゃなかったか……?)


↓1
1.扉を開くことを試みる
2.無視して屋上に向かう
3.龍造寺に連絡する
4.自由安価

ただしコンマゾロ目で生徒と遭遇

零(とりあえず、連絡、だよな……)


pipipipi....


龍造寺『もしもし?』


零「あ、龍造寺?今平気か?」


龍造寺『うん。今中庭に着いたところ。周りに誰も居ないし平気だよ。どうしたの?』


零「ああ、屋上に行く途中の廊下があるだろ?3階の。その途中の部屋に入ろうとしたんだけど、開かないんだよ」


龍造寺『確か、部屋は全部解放してある、って誰かが言ってたよね』


零「そうなんだよ。ここが何の部屋か心当たりあるか?」


龍造寺『……ごめん、わかんない』


零「そうか、そうだよな。部屋の札も付いてないんだし」


↓1
1.ありがとう。とりあえず屋上に行ってくる
2.龍造寺もここに来いよ
3.自由安価

コンマゾロ目で生徒と遭遇
ただし00で……

零「とりあえず龍造寺もここに来いよ」


龍造寺『……そうだね、わかった。すぐ行くから待ってて』


零「ああ、分かった」pi...

零「さて…………」


?「ここで何してるんですか?」


零「!?お前は……」


すっかり見慣れた、深く被られた黒フード。


?「ここで、何してるんですか?」


零「………」

零(素直に答えるべきか、それとも……)


?「答えないんですか?だったら、殺してもいいですか?」


零「は?」

?「……あなたの返答しだいで、あなたを殺さなくてはいけないかもしれません」


零「…………」


?「黙ってないで、何か答えて下さい」ダッ


零「っ!?」

零(壁に、押さえつけられた!?てかこいつ……、速い!)


?「あなたの首を絞め殺すのと、あなたが答えるの。どちらが速いでしょうね?」


↓1
1.正直に話す
2.能力で逃げる【強制戦闘】
3.自由安価

零「……、屋上に、鍵を探しに行こうとしてたんだよ……!」


?「ほぅ……」


少しだけ、首を絞める手の力が緩んだのを感じた。


零「で、その途中で見慣れない部屋があったから開けようとしても開かなくて、知り合いを待ってるときにお前が来たんだ、よ!」


?「なるほど」


零「正直に話したぞ!この手を離せ!苦しいんだよ!」


?「…………」パッ


零「げほっ、がほっ……。死ぬかと思った…………!」


?「失礼しました。こちらのミスです」

?「ですがこの場所を知られたからには、生きて帰すわけにはいかないのです」


零「な、どーゆうことだよ!」


?「この部屋は、運営委員の隠れ家なんですよ」


零「…………!」


?「あなたがこの部屋の前に居たので、場所を知られたと思って飛び出したのは迂闊でした」

?「飛び出さなければ、ただの開かない部屋で済んだかもしれないのに」

?「こんなミスを上司に知られる訳にはいかないのです。死んでくれますか?」

零「!?」


刹那、顔の横にナイフが飛んでくる。少しでも動いていたら、ぶすりと顔に刺さっていただろう。

奴はナイフを投げた後、俺から少し距離を取って離れた。


?「今のはただの度胸試しです。次は当てますから」


相手はシルバーナイフを両手に構えて俺に狙いを定める。


↓1
1.能力で相手に接近する。コンマ00~89で成功。失敗の場合はナイフで刺される

2.ダッシュで相手に接近する。コンマ00~01で成功。失敗の場合は押し倒される

3.能力で攻撃する。コンマ00~44でヒット。それ以外はナイフで刺される

4.自由安価

今日はここまでです
おやすみなさい

参加して下さった方はありがとうございました

【接近成功】


?「……くっ!」


零「ほら、足元ががら空きだよ!」ビリッ


相手の懐へと上手く潜り込む。重心がズレたせいか、後ろへ下がろうとする相手に、俺はそれを許さない。

すかさず電気を相手の足へ流し込んだ。


?「ぅ、あっ…………!」ドサッ


零「動くな、…………っつっても動けないか?」


スタンガンを押し当てられたようなものだ。少しの間くらいは筋肉が硬直して動けないだろう。


?「かみ、なり……、電気系……。迂闊でしたよ……」


相手が持っていたシルバーナイフは、辺りに無造作に投げ散らかされている。


零「さて、この戦争について教えてもらおうか」


↓1
コンマ58以上で相手の増援

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