【咲-saki-】衣「今日は皆でハミレスに行くぞ!」 (9)

モブ校との練習試合後

ハギヨシ「皆様試合お疲れ様でした」

純「何とか勝てて良かったな」

透華「何とか、ではありませんわ!勝つことは必然。どう勝つかが重要なのですわ!」

一「そうだね、確かに反省点の多い試合だった。透華はもっとクールにならないと。」

透華「なっ!?私は何時でも冷静ですのよ!」プンスコ

ともきー「…疲れたらお腹すいた」グー

一「激戦だったしね。…実は僕も」グー

純「じゃあ祝勝会もかねてどこかで飯食って行こうぜ」

透華「あの程度の相手では勝利を祝う程ではありませんわ!私たちの目標は全国制覇ですのよ!」

一「まあまあそう言わずにさ。親睦を深めより結束を強めるってことで。」

透華「むぅ。そんなに言うのなら仕方ありません。」

純「よし決定!どこに行く?」



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衣「衣はハミレスに行きたいぞ!」

透華「ではそういたしましょうか。ハギヨシ!案内を」パチンッ

ハギヨシ「承知致しました。では私の身体にお掴まり下さい……ルーラ!」ヒュンッ

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透華「着きましたわ!」

衣「わーいハミレスだー!衣はエビフライが食べたいぞ!」

ともきー「…いつも思うんだけど」

ともきー「…どうやってるのこれ」

一「気にしない方がいいよ。考えると人間って何だろうってなっちゃうから」

ウィーン イラシャイマセー ゴメイサマデスカ オセキヘアンナイイタシヤス

店員「ご注文はお決まりでしょうか?」

衣「ハンバーグとエビフライのプレート!」

純「うーん、フライドポテトで」

一「いきなりデザートでもいいかな。このチョコレートパフェお願いします」

透華「フライドチキンですわ!」

ともきー「小エビと豆腐のサラダ。ドレッシングは和風で」

一「純はそれで足りるの?」

純「いや、なんだかファミレスのものって性に合わなくて。ハギヨシさんのがうまいし」

ともきー「確かにハギヨシさんのご飯食べたらファミレスとかには行けなくなる」カタカタッターンッ

透華「ともきは何をしているんですの?」

ともきー「屋敷の仕事でどうしても片付けなくちゃいけないのがあるって、ハギヨシさんからメールで。」カタカタッ

ともき「そういえば透華は何でフライドチキン?(金持ちのお嬢様達をファミレスに連れてきた結果wwwっと)」ターンッ

透華「それは勿論打倒原村和のためですわ!」

純「一クン。どうして打倒原村がフライドチキンに繋がるんだ?」コソーリ

一「この間透華と2人でテレビ見てたらやってたんだよ。豊胸に鶏肉は最適ってね」



すいません急用が入りまして
残りは明日投下します

ともきー「一君はパフェで足りるの?」

一「実はもうちょっとであの日でさ、あんまり入らないんだ」

透華「あら?一もですの?」

ともきー「…なにこの女子力低い会話」

純「それを言ったらお前もだろうよ…」

ともきー「…私はサラダを頼んで女子力上げてるから平気」

衣「エビフライは女子力低いか?」

透華「大丈夫ですわ。充分たかいですわよ」ナデナデ

店員「お待たせいたしましたっす。ご注文は以上でお揃いっすか?」

ともきー「…大丈夫」

一「それじゃあ皆、食べようか」

全員「いただきまーす」

衣「やはりハギヨシのものには及ばぬが」ハグハグ

透華「たまになら」ハグハグ

純「これはこれで」ハグハグ

一「案外食べられるね」ハグハグ

ともきー「(お嬢様達辛口杉ワロタwwwwwwツンデレ入りwww)」カタカタッターンッ

しばらくして

衣「む?」

透華「どうかしましたの?お口に合わないものがありまして?」

衣「……これは」スッ

一「……どう見てもビニール片だね」アオーイ

透華「ビニール片!?どう考えても料理に入っていいものではありませんわ!」

純「…」

ともきー「……どうしたの?黙ってるけど(異物混入www今はやりのビニール片ですわwwwwww)」カタカタッターンッ

純「俺のポテトからも…」スッ

ともきー「ファッ!?」

透華「どういうことですの!この店の調理はおかしいですわ!」

一「透華のには?」オソルオソル

透華「ハッ!……スッ」

純「入ってるな」

ともきー「…しかも髪の毛とのタブルパンチ」

衣「…」グスッ

全員「!?」ビクーン

衣「衣がハミレスに行きたいなんて言うから…グスッ」

透華「違いますのよ!これは衣のせいではありません!店側の責任ですわ!」プンスコ

一「僕のはまさか入っては……入ってるね」

純「あんだこれ?プラ片か?」

ともきー「…私のは…良かった入ってない」

一「ここ」チョイチョイ

透華「ともき、皿のこちら側ですわ、その…丁度見えづらいところに…」


ともきー「なに?…」ノゾキコミー

ともきー「」

純「虫か…しかもデカいな、一センチくらいないか?これ」

ともきー「」オロロロロロロロ

ギャアア ダレカー ナニガアッタンダー カクカクシカジカー

10分後

衣「…」グスッヒッグ

透華「ふじこふじこ!」ゴッタオスゾゴルァ

ともきー「」オロロロロロロロ

純「どう落とし前つけんだ?ァア!?」

店長「申し訳ございません!」
店員A~R「申し訳ございません!」
エリアマネージャー「申し訳ございません!」
バイト「」申し訳ございません!


お屋敷

当主「貴様はクビだ、萩原。能力を買ってはいたがこうなってはな。」

ハギヨシ「…誠に申し訳ございませんでした」

当主「さっさと行け。次の仕事の斡旋位はしてやる」

ハギヨシ「」ペッコリン…シュッ

当主「まさかこんなことになろうとはな…すまないな、萩原」



一「あのハミレスはなぜかネットで急速に悪評が広まり一週間後には更地になっていた」

一「ともきは生の野菜が食べられなくなった」

一「純は揚げ物を見ると発狂するようになった」

一「僕は自分で作ったもの以外信用できない」

一「透華は異様に過保護になった。それにもう豊胸なんて口にしなくなった」

一「そして衣は、あれ以来塞ぎ込んでしまった。」

一「皆と楽しそうに麻雀を打っていたあの頃の笑顔はもう二度と見ることは出来ない」

一「あんなに優しかった、あんなに嬉しそうだった衣はどこかへ行ってしまった」

カンッ!

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年02月06日 (金) 14:45:39   ID: oYNFElcH

何だこの展開

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