妹「おにいちゃーん、ご飯だよー」ズゴック「!」ザバァッ (66)


妹「わっ、またお風呂で潜ってたの?」

ズゴック「……」ガシィン!!

妹「あはは、早くでてきなねー」

ズゴック「……」コクンコクン


< タッタッタッ


ズゴック「……」

< ザバァッ……

アッガイ「……」

ズゴック「!」

アッガイ「!」




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父「お? なんだお前、友達連れてきてたのか」

アッガイ「……」ガシィンガシィン

ズゴック「……」コクン

母「珍しいわねぇ、もしかして学校に最近来た女の子?」

アッガイ「……」ペコリ

< グラッ

アッガイ「!」ドッサァァアッ!!

ズゴック「!?」


母「うふふ、そそっかしいのね」

父「塗装もピンクで可愛らしいじゃないか」

妹「……」

妹(あれ? あの人……さっきまで何処にいたんだろう)


【食後】


アッガイ「///」ペコリ

< グラッ

アッガイ「!」ドッサァァアッ!!


母「良いのよお礼なんて~、うちの息子が女の子連れてくるなんて珍しいんだから」

母「食事が口に合ったなら良かったわぁ」


アッガイ「////」テレテレ

ズゴック「♪」ガシィン!!ガシィン!!

アッガイ「?」

ズゴック「……」ビュンッ

ズゴック「……」グサァッ!

アッガイ「……!」コクンコクン


妹「あー、またお兄ちゃんお部屋で『ズゴック無双』やろうとしてるー」

ズゴック「?」クイッ

妹「うん、私も一緒にやるぅー!」

妹「……」チラッ


アッガイ「……」ガシィンガシィンガシィン!!




1時間後◆◆◆◆◆


妹「ふぅ……強かったね今のボス」

ズゴック「……」コクン

アッガイ「……」コクン

妹「アッガイさんとか、ジム・コマンドの大群に囲まれて大変だったもんねー」

妹「それよりお兄ちゃん、そろそろアッガイさん帰らないと」

ズゴック「!?」ボババババ

< ドドドドドドドドォォオッッ!!!

妹「ひゃあ!? いきなりミサイル誤射しないでよ!」

ズゴック「……っ、っ!」ペコリ



母「あら、 帰っちゃうの?」

アッガイ「……」コクン

母「残念ねぇ、泊まっていけば良いのにね」

アッガイ「////」フルフル

母「気を付けて帰ってねー」

アッガイ「!」ガッツポーズ

母「うふふ、面白い子ね」


妹「……」

妹(なんだろう、イライラする)



【アッガイを送った後】


ズゴック「……」ガシィンガシィン

妹「お帰りなさい、お兄ちゃん」

ズゴック「!」

< ガシィンガシィン

妹「な、なになにっ? どうしたの……」


< ナデナデ……

ズゴック「……」グポォ…ンッ


妹「……! えへへ、本当にどうしたの…?」

ズゴック「……」

ズゴック「……」フルフル

妹「何でもないの? そっか」

妹「あ……、お兄ちゃんアイアンネイルに髪の毛絡まったよぉ」イターイ

ズゴック「!」ガキィンッ




【翌朝】


父「ふぅ……朝風呂気持ち良いなぁ……」

父「ぉほっ」ブッ

< ゴポゴポォッ

父「ふ、ふ……良い屁が出たぜ」


< ゴポゴポッ……ゴボゴボゴボゴボ・・・!


父「なっ……!?」

父(まさか私の屁が何らかの魔術を成して、異世界から美少女を召喚してしまったのでは……)


ズゴック「…」ザバァッ

父「なんだお前も風呂に入ってたのか」



妹「お兄ちゃん急いで! そろそろ出ないと遅刻しちゃうよー!」


ズゴック「ー!」ギュォオオオオオオオ


妹「ちょ、陸上なんだからそんなに飛んじゃだめ! エネルギー切れになっちゃうよ?」

ズゴック「……」ガシィン!!

ズゴック「……!」ガシィンガシィンガシィン!!!!

妹「わぁ!! 待ってお兄ちゃん、お兄ちゃん陸上でも結構足早いんだからー!」タッタッタッ

< ガッ

< ズドォォオオオオオ!!!

妹「お兄ちゃんがデンドロビウムさん家のコンテナに突っ込んじゃった……」


先生「出席取るぞー」

先生「田中」

< ザムザザーッ

先生「山本」

< ザムザザーッ

先生「佐藤」

< ザムザザーッ

先生「斉藤」

< ザムザザーッ

先生「ズゴック」

ズゴック「!」ギュンッッ

ジム「グワー!!」グサァッ!


先生「元気がよくて宜しい」

ジムがやられてる…


『お昼休み』


アッガイ「……」ガシィンガシィン

ズゴック「!」ガシィンガシィン!!

アッガイ「?」

ズゴック「……」 つ お弁当

アッガイ「……?///」

ズゴック「……」コクン


< 「よぉ、昼間っから転校生を独り占めかぁ?」

ズゴック「!」


ブルーデスティニー「お暑いねぇ、丸顔ども」

ズゴック「……」グポォ……ンッ

BD「モノアイ光らせんなよ、こえーこえー」ケラケラ


妹(お兄ちゃんとお弁当食べよっかなー)

妹(お兄ちゃんどこだろ、教室かな)

妹「お兄ちゃーん?」ガラッ



ズゴック「!!」ガキィンッッッ

BD「グワー!!」グサァッ!



妹「きゃぁあああああ! 殺MS事件!?」

女「ブルーの馬鹿がアッガイさんのこといじめようとするから……」

男「いやぁ水陸両用はこわいな」

女「こわいね」

妹「止めなさいよあんた達!」


ズゴック「!……」フルフル

妹「あ、峰打ちなんだ」


妹「え……アッガイさんと食べるの?」

ズゴック「……」コクン

妹「そ、そっか……あ! じゃあ私も一緒に食べたいなぁ」

ズゴック「……?」チラッ

アッガイ「♪」ガッツポーズ

ズゴック「……」コクン

妹「やったぁ♪ えへへ、食べよ食べよ!」


妹(……なんでアッガイさんが許可するの?)

妹(別に私がお兄ちゃんとお弁当食べるくらい、許可なんていらないじゃん……)

妹(…………イライラしてきたからやめよっと)


『放課後』


ズゴック「……」ガシィン!!

< ピーッ

ズゴック「!」ヒュッ


< ザップン……!


< ヒュッ

< ヒュッ


ズゴック「ー!」ザバァッ

先生「2秒56、まぁまぁだな」

妹「凄いお兄ちゃん!50メートルを三秒切ってるよ!」

ズゴック「///」テレテレ

先生「ジオン校水泳部の次期部長はお前だな、さて次は……」チラッ




ジュアッグ「Å」ガシガシガシィィン




先生「よし、ジュアッグのタイムはかるぞー」


< チュドォォオンッッ

< ウワァァァア

< 「ジュアッグが水中でミサイル誤射しやがったぁあああああ」



ズゴック「……」フゥ

妹「お疲れ様お兄ちゃん、E缶いる?」

ズゴック「……」コクン

< ガシィンガシィン……

ズゴック「?」クルッ


アッガイ「……♪」パタパタ


ズゴック「」ズキュゥゥゥウゥゥンン

妹(嘘……アッガイさんが水泳部に!? まさか、入部する気なの……!)

コンスコン「なぜやつは水泳帽を被っているのだ」

妹「今の誰だ」


< バンッ!

海パン野郎「た、大変です先生!!」


先生「どうした?」


海パン野郎「隣の名門校、連邦高校の奴等が道場破りに……!」

先生「道場?」

海パン野郎「うちの水泳部です!!」

先生「いや、破りに来るも何も部活を破れるの?」


< 「くくく、怖じ気付いたのか? ジオン校のカス共め」



アッガイ「!」

ズゴック「!」

ジュアッグ「Å!」

妹(あれは……連邦校の!)






陸戦ガンダム「ジオン校の雑魚共が調子に乗ってるらしいじゃねぇか」

ガンダムEZ8「水泳部だか何だかわかんねえけど温泉入ろうぜ」

デザートジム(やべぇ水に入れねぇ)






ズゴック「……」ザバァッ

アッガイ「……」ザバァッ

ズゴック「?」ザップザップ

アッガイ「……」コクン


< ザバァッ


妹(良いなぁ、お兄ちゃんと二人で泳いじゃって……)

妹(私なんか五十メートル二十秒台なのに……)

妹(アッガイさんはフォームこそどこかドラえもんチックだけれど、速さはそれなりにあるし)

妹(はぁーあ、私もお兄ちゃんみたいにMS遺伝子欲しかったなぁ)

妹(お兄ちゃん……)


海パン野郎「ところでさっきの連邦高校の奴等は?」

妹「さっきジャブロー病院に搬送されたよ」

海パン野郎「溺れたのか、三人とも」

妹「陸戦型だもんねぇ」


< チュドォォオンッッ

< ギャァァァア

< 「ジュアッグの馬鹿が水中でビーム誤射しやがったぁあああああ」


『シャワー室』


海パン野郎「んほぉおおおおおお!! 海パンの中に注ぐシャワーの温かさが癖になるぞぉおおおおお」

< シャァァァァア

ズゴック「……」ザァァァ…

海パン野郎「よ、ズゴック! 今日もお前の妹可愛いよなぁ」

ズゴック「?」ガシィン

海パン野郎「とてもお前の妹とは思えない位だって、ははは!」

海パン野郎「にしても、アッガイって奴……仮入部だっけか」

海パン野郎「選手育成合宿に出てる三年生が帰ってくるまでに、入部させんのか?」


ズゴック「……」コクン


海パン野郎「ほーん、なら早めに誤解は解いとけよ? 妹ちゃん嫉妬してるぜありゃ」

ズゴック「?」


< シャァァァァア

妹(……はぁ)

妹(なんだろう、昨日からアッガイさんのせいで胸が痛い)

妹(おっかしいな……私のコックピットが調子悪いみたい)

妹「なんてね、私は人間か……」


アッガイ「!」ガシィン!!

妹「!?」


アッガイ「♪」ザァァァ…

妹「あ、アッガイさんもシャワー浴びてたんだ……」

アッガイ「……」コクン

妹「……」


妹「アッガイさん、今日はどうだった?」

アッガイ「♪」パタパタ

妹「楽しかったならよかったぁ、マネージャーの私としても嬉しいよ」

アッガイ「……」ガシィン!!

妹「あはは、アッガイさん泳ぐの上手いもんね」

妹「入部の申請は済ませたの? まだなら手伝おっか?」


アッガイ「……」

アッガイ「……」フルフル


妹「?」

妹「まぁ、アッガイさんがそう言うなら別にいいけれど」


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