~やはり私に青春ラブコメなんて必要ない~ (102)

リア充、という言葉がある。

それは主に恋人がいる者、友達が多い者の代名詞として使われる事が多い。

しかし、そもそもリア充とは、「リアル(現実)が充実している」ということの略語である。

だからたとえその人物の生活がどんなものであっても、本人がそれに満足しているなら、その人はリア充と言えるだろう。

かく言う私も、友達はいない。wiki先生曰く、友達が1人でもいればリア充と断定されていたらしいが、私は全くの0人。


朝起きて学校に行き、授業が始まるまで寝たふりをし
体育の時間ではペアが組めず、父親直伝の1人壁打ちを決め込み
放課後は家に帰りアニメを見てゲームをして本を読む
休日には家に引きこもりゴロゴロゴロゴロ───。

しかし、私はこの生活が苦しいなど、微塵も思ってない。
虐められることもないし、むしろ変に気を遣わない分、1人の方が楽なまである。

従って、この友達のいない人生(リアル)を十分に楽しんでいる私こそ、真のリア充と言えるだろう───

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1422891737



雪乃「こんな作文があの子の部屋から見つかったのだけれど」

八幡「───」

雪乃はそう言ってテーブルに頬杖をつき、物憂げにため息を零した。
作文を一通り読み終えた俺も流石に言葉を失う。
中1でこの領域まで達するとは、流石我が娘。

雪乃「まったく、容姿は私似なのに、性格がまるっきり引きこもり幡に似ているとはね」

八幡「引きこもり幡ってなんだよ?なんかヒーローみたいになってるじゃねぇか」

良い子の味方、引きこもりマン!
ネット社会じゃ最強だよ!

八幡「まぁいいんじゃねぇの?友達がいないのが悪いことじゃないってのは、俺もお前も分かってることだろ?」

雪乃「それはそうね、でも……」

雪乃は何か口ごもり、少しの間沈黙すると徐に立ち上がり、俺の隣に腰掛けた。

雪乃「──あの子も、いつかかけがえのない人と、出会えたらいいなって思うの」

「私たちみたいにね」と、そう言って俺の肩に頭を乗せてくるデレの。間違えた雪乃。
その細い腕を俺の腕に絡めてくる。顔が少し赤いのは気のせいではないだろう。
ていうか、なにこの可愛い生き物。雪乃さん、結婚してからデレが多めになってきてる。数年前の氷の女王と呼ばれてた彼女はどこにいったのか……

べ、別に、罵倒されたいわけじゃないんだからね!

………まぁ、でも。

「あぁ、そうだな……」

頷いて、その手を握る。



俺たちの子だ。人間関係には苦労するだろうけど、
彼女のような、優しい人と出会えることを──

俺たちのように、大切に思える人と出会えることを──

誰かといれる喜びを知ることを、願おう。


八幡「…………、だが、男に娘はやらん」

雪乃「ほんと、親バカなんだから」









※ほとんどオリキャラの話です。

〜やはり私に青春ラブコメなんて必要無い〜


「────す、好きです。」

放課後の屋上で、少し間を置いて彼は口を開いた。

「い、1年の時から、いいなって思ってて。よ、よかったら、付き合ってください!」

彼のことは知っている。
佐久間 拓哉

あまり話した事はないが、確かスクールカーストの上位に位置していた人だ。
よく目立つグループの中で話してるのを見たことがある。

しかし、上位カーストと言っても、実際彼自身が目立ってモテるわけではなく、どちらかというとカーストの取り巻きという感じだ。実際そんなかっこよくはない。

しかし、彼はきっと、すごく勇気を出したのだろう。

何回も書き直した後のあるラブレターを下駄箱に入れてから、朝からずっと落ち着かなくて、顔を真っ赤にし、体をプルプルと震わせながら、彼は思いを告げたのだ。









だが、聞きたい。

「いいなって思って」って、なに?




こいつの「いい」と思ったところ。
それは私の容姿に他ならないだろう。
自慢じゃないが、私は性格は良くないが、顔というか見た目はかなり良い。というか可愛い。
親戚の小町叔母さ……お姉さんの話では、顔はお母さん似で、性格はお父さん似らしい。
お父さんと目が似なくてよかったとも言われる。
いや、そのことに関しては割とマジでよかった。あんな腐った目、生きる気力なくすよ、よくお父さん生きていけたな。
その事をお父さんに言ったら軽く涙目だった。

閑話休題。

つまり、ろくに話したことも無い人に、「笑顔が好き」だとか、「おばあちゃんに席を譲ったとこを見た」とか、「捨て犬を拾うのを見た」とか、具体的な理由も無しに「なんかいいから」とか言われても、正直何も響かない。

今そのことをここで彼に完膚無きまで糾弾してもいいのだけれど、ちょっとそれはあまりにもあれなので、やめておく。

だから私は、嘘をつく。

「ごめんなさい。好きな人がいるの」

ほう


>>4訂正


こいつの「いい」と思ったところ。
それは私の容姿に他ならないだろう。
自慢じゃないが、私は性格は良くないが、顔というか見た目はかなり良い。というか可愛い。
親戚の小町叔母さ……お姉さんの話では、顔はお母さん似で、性格はお父さん似らしい。
お父さんと目が似なくてよかったとも言われる。
いや、そのことに関しては割とマジでよかった。あんな腐った目、生きる気力なくすよ、よくお父さん生きていけたな。
その事をお父さんに言ったら軽く涙目だった。

閑話休題。

つまり、ろくに話したことも無い人に、「笑顔が好き」だとか、「おばあちゃんに席を譲ったとこを見た」とか、「捨て犬を拾うのを見た」とか、具体的な理由も無しに「なんかいいから」とか言われても、正直何も響かない。

今そのことをここで彼に完膚無きまで糾弾してもいいのだけれど、ちょっとそれはあまりにもあれなので、やめておく。

だから私は、嘘をつく。

「ありがとう、けどごめんなさい。好きな人がいるの」

幾度と無くこういう状況を乗り越えてきた完璧な言い分。
ポイントは最初に「ありがとう」とつけることで、「気持ちは嬉しいんだけど」的なニュアンスが自然と伝わる。


そして――

「そっか、好きな人がいるんならしょうがないね」

――計画通り

ニヤリと思わず口元が釣り上がりそうになるのを必死に堪える。以前、元の顔がいいのになぜかにやけ顔は気持ち悪いと、弟に号泣されたことを思い出して気持ちを抑えた。

元プロぼっちの父曰く、上位カーストというものは、自分の行動を青春という言葉で美化するものである。

「好きな人がいるから付き合えない」それはつまり、「好きな人がいなければあなたと付き合ってた」という誤解を生むことが出来る。
それによってこの男は、明日自分のグループ内で今日の結末をまるで武勇伝かのように語るだろう。まるで自分にも可能性があったかのように…


まず好きでも嫌いでもないし、興味が無いと声を大にして言いたいところだが、中学時代それで相手を泣かせたことがあるので、むしろその時の北村君の泣き方が軽くトラウマなまであるので、もう絶対にしないけれど。

「わかった。わざわざ来てくれてありがとうね。それじゃっ」

佐久間君は爽やかに笑って、私を通りすぎる。私は振り返る事無く屋上の扉が閉まる音を確認し、一人になったと実感したところで、私はフェンスにもたれかかる。
ふと、校庭に目を向けると、ひときわ目立つグループを発見した。件の上位カーストのグループだ。
佐久間くんのことを待っていたのか、彼が合流すると、何やら少し騒いだあと、肩を組み帰っていった。

その光景に、思わずため息。

つくづく疑問に思う。彼らは、一体何が楽しいのだろうか。

瞬間、自答する。違う、彼らは楽しいのではない。「青春」という言葉に、ただただ浸っているだけ。
誰もが自分が物語の主人公で、一昔前の学園ドラマのような生活に憧れる。

「――本物、か」

ポツリとこぼれた言葉に、自分でも驚いた。

別に彼らを否定するわけではない。
人によって好き嫌いがあるように、何が正しくて何が間違っているかも人それぞれだ。

――けど、なんだろう、この胸にざわざわと渦巻く気持ちは


それは発作のように、彼らをみるとたまに私の心を散らかす。
それは怒りではなく、悲しみでもなく、嫉妬とも違う。

どちらかと言えば、羨望に近いような感情。

もちろん、青春を謳歌する彼ら彼女らに対してではない。断じて違う。

それはもっと近くにあるものへの、互いにいがみ合っているようで、互いを想い合い、幸せそうに笑う存在を、羨む気持ち。
私は、あの2人のような関係を、望んでいるというのだろうか。


……なーんて。

少しセンチメンタルに考えたところでやめる。実状、私にはそんなものはいない、けれど、その現状に満足し、そんな毎日が楽しくてしかたがない。孤独を楽しめるぼっち、これこそ真のリア充なのだ!

安っぽい青春ラブコメなんて、御免被る。



………と、そういえば機能アニメを録画していたのを思い出した。


父から唯一もらった外面的遺伝子のアホ毛が風に揺れるのを感じながら。私は屋上を後にするのだった――。




【第一話・こうして、比企谷幹の望まぬ青春は始まる】


小学生の頃、宿題かなんかで親に自分の名前の由来を聞いたことがある。
結構適当な人だから、適当な理由だろうなんて思いながらお父さんに聞いてみたら。「芯のある人に育ってほしい」という願いをこめた。と、意外とまともな答えが帰ってきた。

一応お母さんにも聞いてみると、同じ答えが帰ってきたけど、実はお母さんは「美希」という漢字にしたかったらしいんだけど、お父さんが「美という漢字を入れるのはリスクがでかい」と反対し、なんかそれっぽい理由をつけて「幹」を推したんだとか。

てかお父さん、自分の子供に対してなんてナガティブ過ぎでしょ。
そりゃ「美」という漢字が入ってて、もし目が腐ってたら名前負けもいいところだけどさ。

…………いや、どっちにしろ名前負けだ。

私の芯は、心は、性格は、どうしようもなく捻じ曲がっているから。

少し自嘲気味に、そんなことを言ったら。

「捻じ曲がっていたって、それがお前なら、胸を張っていいんだよ。俺なんて捻じ曲がりすぎて、芸術的な形になっているまである。」
なんて、慰められた(?)。

確かにお父さんの根性は、歪んでいて、ひん曲がっていて、入り組んでいるまであるけど、お父さんはそのことを少しも恥じている様子はなかった。
むしろ、そんな自分が大好きなのだと、自信満々に語っていた。

不覚にも、その姿を
今の自分を受け入れ、変わるのではなく、
そのままの自分を貫くその姿勢を、


かっこいいと、思ってしまった。



最終的に、「こんな俺だから母さんにもあえたわけだしな」なんてのろけ始めたから一発殴ってやったけど。



まぁ癪ではあるけど、あの時のお父さんの言葉は、結構私の中で大きかったりする。

捻じ曲がってたって、捻くれてたって、それが私、比企谷 幹なのだから。

どんな私でも、堂々と生きて行こうと、

そう決めたんだ───。




───ジリリリリリっ!



本日三度目となる、いやなおとを放つ目覚まし時計のアラームを解除する。
なんなの?そんなに私のぼうぎょを下げたいの?
昨日はちょっと深夜までアニメをみてたから寝不足だった。それに春の布団が心地よい温もりで、私を離そうとしてくれない。

幹「あと五分……」

ギャルゲーの定番主人公みたいなことを呟き、再び布団に入る。
しかし、起こしに来たのは、可愛い幼馴染でもなく、何処からともなく現れた美少女でもなかった。






「幹。あなたいつまで惰眠を貪るつもりかしら?」

覇王色の覇気が、部屋を満たす。


刹那、私は気絶するどころか、布団を吹き飛ばして文字通り飛び起き、ベッドの上に正座する。

幹「おおおおはようございましゅお母様!本日はお日柄も良くまた足元の悪い中───」

「落ち着け幹。それ二つ並べちゃダメなやつだから。」

しかし聞こえてきた声は、さっきのをハンコックとすると、1話で海王類に食べられる山賊並に覇気の無いこてだった。

顔を上げると、そこにいたのは相変わらず腐った目をしている、エプロン姿の我が父。

幹「なんだ、お父さんか……そのお母さんの真似やめてよ。その声だとてっきりお母さんが本物の鬼になったのかと思っちゃうじゃん」

父「どんだけ想像力豊かなんだよ。ていうかそれ、あいつの前で絶対言うなよ?」

軽口を叩き合いながら、布団を畳む。お父さんの真似は、声こそ低いが口調はお母さんのそれと全く一緒だから、寝ぼけてると余計勘違いしてしまう。それでなくても怒ると怖いのに………

「早くしないと遅刻するぞ」と言いながら部屋を出て行くお父さん。時計を見てみると確かに少し危なかった。私は急いで洗面台へと行き、顔を洗い、アホ毛以外の寝癖を治す。
鏡で今日も可愛いことを確認し、リビングへと行くと、お母さんが食後のコーヒーを飲みながら新聞を読んでいた。

母「おはよう幹。今日は随分と遅いのね。」

私には目も向けず淡々と喋るお母さん………お、怒っていらっしゃる……?

幹「ご、ごめんなさい……」

母「あまり夜更かしを繰り返すと、その人みたいに目が腐ってしまうわよ?貴方も娘なのだし、いつ発症するかわからないのだから」

父「おい、お前は俺を貶さないと娘を叱れないの?それから俺の目のことを病気扱いすんの、やめてくんない?」

幹「私、今日から8時には寝るね」

父「早すぎだろ。どんだけこの目になるのが嫌なの?お父さんの事嫌いなの?」


ふぅ、とりあえず今日は終了。
来週あたりにまた投下できたらいいなー。



ちょっと名前が思いつかないので、オリキャラの名前を募集します。
※現俺ガイルキャラ以外の苗字で
安価下5まで
場合によっちゃメインになるかも……?

えぇーもっとー

>>19
トリップつけ忘れたからもう一度。


ちょっと名前が思いつかないので、オリキャラの名前を募集します。
※現俺ガイルキャラ以外の苗字で
安価下5まで
場合によっちゃメインになるかも……?

岡崎
ってこれ名字だけ?名前も?

>>22-23
すんません、フルネームでお願いします!

って男女比は?

>>26
まぁ、そこは問いません。
片方足りないなって思ったらそっち募集します笑

恩籐知典
蒼樹葵
玉川二子
榛野遥
久世直人

の5人に決まりましたー
細かい設定などはこちらで決めさせてもらいます。協力感謝!

箱根 羽子(はこねはこ)

神奈川地名のキャラ多いし

もう締め切ってた(白目)

もう締め切ってた(白目)

>>34
せっかくなんで出させてもらいます
恩籐 知典
蒼樹葵
榛野遥
玉川二子
久世直人
箱根羽子
これで本当に締切です!


ここまでと言いつつ、ちょっと投下。







上手くお父さんを弄ることでお母さんの機嫌を直し、食卓につく。ふと弟がいないことに気づき聞いてみると、どうやら朝練でとっくに出てったらしい。


私も急いで食べ終え、制服へと着替えて家を出る。高校になって新しく買ってもらったダブルロックの自転車に跨り、学校へと向かう。


春の柔らかい風と暖かい陽気が心地いい。



………こりゃ授業爆睡コース確定かな?



そんなことを思いながら、小野田君よろしく、アニソンを口ずさみながらペダルを回すのだった。


現在書き溜め中。小説って難しいのね……
今月中には更新する予定ー



--------------------------
高校生活を振り返って

2年F組
比企谷 幹
--------------------------

青春を謳歌する
私はこの言葉が嫌いだ。
なぜならこの表現は人を選ぶから。


野球部で甲子園に行った。
はたまた決勝で敗れ、涙を流した。
学園祭でライブをやった。
好きな人に告白した。
Etc.

これらは青春と呼ぶにふさわしいだろう。

しかし、そもそも青春というのは、障害で若く元気な時代という意味であり、ドラマのような甘酸っぱいものや、ドラマのワンシーンのような思い出のことを指すものではない。

つまり、友達も作らず部活にも入らず、家で昨晩録画したアニメの鑑賞をすることだって、立派に青春を謳歌していると言えるはずだ。

だが、彼らはそれを嘲笑する。
汗を流すことが、恋をすることが、友達がいることが、
まるですばらしいことであるかの様に、
まるで一人でいることが、不健全であるかの様に、
自分が、自分こそが正義であるかのように、否定する。

冗談じゃない。
そんなのはただの傲慢だ。
彼らは青春という名の酒に泥酔しているだけだ。自分こそが物語の主人公であろうと思い込んでいる。

結論を言おう。
青春を謳歌するものたちよ
朽ち果てろ
--------------------------



国語教師の本郷先生は、手にするレポート用紙の内容を読み上げると小さくため息を付いた。
ぼさぼさの髪をガシガシと欠きながら、小さく舌打ちする。

本郷「比企谷ぁ。俺が授業で出した課題はなんだぁ?」

ゴゴゴゴ…
背後にスタンドが見える勢いで睨みを見せる。
どうやら呼び出された理由は授業中に熟睡していたことではないらしい。その凄みに思わず体が萎縮して口が震える。

幹「...え、えーっと、『高校生活を振り返って』ってテーマのレポートでしゅ」

本郷「そうだな。これ、後半お前の愚痴になっているのは俺の気のせいか?」

幹「せ、先生それは断固違います!愚痴などではなく、リア充(笑)の愚かさをといたのであって---」

本郷「書き直せ」

震えながらの抵抗もむなしく、レポート用紙をつき返された。

本郷「はぁ、お前、友達いないだろ?」

先生はそう言いながら箱から禁煙パイプを取り出し、口にくわえる。
っていうか何そのいないこと前提とした聞き方。なんか知らないけど、ここで引いたら負けな気がした。キッと正面から先生を睨みつける。

幹「そうですね、まずどこからが友達といえるのかを定義してもらってから――」

本郷「いや、もういい。それ以上屁理屈垂れるつもりなら、その臭い口を閉じろ。」

ひどい言われようなんですけど!?仮にも教師が生徒に、しかも女の子に吐いていい暴言とは思えない。いや、暴言の時点でアウトなんだけど。
ちなみに今のは、たぶん屁理屈と屁を掛けたのであって、決して私の口が臭いわけではない!
ちゃんと毎朝毎晩歯磨きしてるも…臭わないよね?
誰に言い訳してんの私。

結局その後もボディーブローみたいな暴言を何発か浴びせられ、精神をがりがり削られたあと、書き直し用のレポート用紙を渡された。
フラフラと職員室を出る。真っ白な紙にため息をひとつ落とすと、同時に突如、目の前が真っ暗になった。
別に手持ちが全部瀕死になったわけじゃない。誰かに目を手で覆われたのだ。



「だーれだ?」

聞こえてきたのはかわいらしい声、学校で私にこんなことをしてくるのは、一人しかいない。

幹「…何してんですか?川崎先生。」

「おぉ、正解!さすが比企谷さん」

パッと視界が開け、振り向いた先にいたのは担任の川崎京華先生。
私の目線より少し低い位置で、年齢を疑うベイビーフェイスが二ヒヒと悪戯っ子のような笑みを浮かべていた。

川崎「大変だったねー、本郷先生にあんな作文提出するなんて、中々できることじゃないよ?」

先生は本当に感心したように腕を組みうんうんと頷く。必然的に豊満な胸が上に持ち上がった。
…私への当てつけのつもりか?ロリ巨乳なんて需要がないんだよ!

川崎「それにしても君、本当に友達がいないんだね?人に好かれそうな見た目してるのに…」

幹「そうですけど、別にそれで困ったりしてないんで」
完っ全に八つ当たりだが、少し強めに反論する。

しかし、先ほどの本郷先生の質問にマジレスするなら、たしかに私は友達はいないけど、別に欲しいなんて思ってない。
そもそも友達という定義というのもあながち屁理屈でもないと思う。だってどういうのが友達かと聞かれて、納得できる答えをくれる人がいるのだろうか?
仲良く話すのが友達なのか。一緒に遊べば友達なのか。本音を打ち明けられるのが友達なのか。
そんなの全部家族で間に合ってます(真剣)。

幹「だいたい私は人に気を遣ったりとか、話を合わせるとか、そういうの苦手なんですよ。そもそも一人が好きなんで。あ、家族は例外ですよ?なんなら愛してると公言できるまであります」

川崎「そんな堂々とファミコン宣言されても……」

呆れているのか引いているのか、もしくはその両方か、引きつった笑みを浮かべられた。

どうでもいいけど、ファミリーコンプレックスでファミコンなんだけど、これ聞くとどうしてもゲーム機の方を連想しちゃうよね。私はあんなに壊れやすくないし、物忘れも激しくないけれど。
スーファミのドンキー○ングのデータの消えやすさは異常。

幹「それに、先生も女ならわかるでしょう?恋愛相談なんてほとんどが牽制だし、表で友達だ何だの言ってるくせに裏ではその人の陰口言ってるし、女の友達ほど、信用出来ないものはありません。」

川崎「うーん、そう言われるとなまじ反論もできないなー…」

先生も経験があるのか、たははと頬を掻く。いや、自分で言っておいてなんだけど、そこは教師として否定しなきゃいけないんじゃないの?

川崎「まぁ、確かに君は性格があれだし、友達を作るのは難しそうだね。」

ほっといてほしい。



もう今日は疲れた(主に精神的に)。先生に軽く頭を下げ、踵を返して帰ろうとする。けど、数歩歩いたところで右手をつかまれた。

幹「えっ…ちょ、な、なんですか?」

川崎「比企谷さん、この後暇でしょ?ちょっと一緒に来てほしいとこがあるんだ!」

幹「いや、私このあと弟とコンビニ行かなきゃ…」

適当な理由をつけて軽くふりほどことするがそのつかむ手はビクともしない。あれ?私一応合気道の段持っているんだけど?

幹「あ、あの、離し」

川崎「比企谷さん、この後暇でしょ?ちょっと一緒に来てほしいとこがあるんだ!」

さっきと全くセリフ一緒!ここドラクエ?ループに入っちゃったの!?
は、早く前の冒険の書からやり直さなきゃ…

幹「せ、せん
川崎「比企谷さん、この後暇でしょ?ちょっと一緒に
幹「わかった行きますから!そのトーンも発音も一緒で繰り返すの止めてくれません?」

なんかもう普通に怖い。川崎って字がゲシュタルトしそう。
結局根負けした私は、ニコニコ顔の先生の後ろを嫌々ながらついていくのだたった。




私の通う海浜総合高校は、県内でも有数の進学校だ。
校舎は企業ビルみたいに大きいし、敷地も東京ドームぐらいはある。部活動も盛んで、確か去年は野球が甲子園に出場したとか…いや、一歩手前で負けたんだっけ?
見た感じ縦に長い校舎だが、1年の頃に一般教養を学ぶA棟と、二年時に選択できる専門系の授業を行うB棟に分かれていて、その二つを渡り廊下で繋いでいる。上から見たらカタカナのエの形になっている…いや、漢字の工かな?(どっちでもいい)

エスカレータを登り、件の渡り廊下を歩きながら、前を歩く川崎先生を見る。ルンルンとスキップするその姿は本当に先生には…というか年上には見えない。
確かにその仕草はかわいいし、若く見えるのはいいことだと思うけど、もう少し自分の年齢を考えた方が…
そんなことを考えていると急に先生は立ち止まり振り返った。内容が内容だけに思わず肩が跳ねる。

川崎「ついたよ」

そう言ってある教室の前で立ち止まる。
外見からは特に変わったところは見られず、おまけにプレートにも何も書かれていないところから、どうやら空き教室のようだ。

先生は扉の前まで来てノックをしようとするがふと何か気づいたように手を下げる。頭に?マークの浮かぶ私に、シーっと静かにするようにジェスチャーをした後、何の前触れもなしにいきなり扉を開けた。

そこは講義用に使われるような教室より、少し小さめで、それ以外は至って普通だ。


けどその教室が異質に感じられたのは、

教室の中心で少年が一人、さながらオブジェのごとく、片手で逆立ちをしていたからだろう。

幹「・・・は?」

「えっ―――うわ!?」

私たちの存在に少年は目を見開いて驚くと、バランスを崩し、顔面を床に強打した。
顔を抑えながら教室を転がり悶絶する少年。突然のことに理解が追いつかず、呆然とする私。腹を抱えて爆笑する先生。いや、あんたなにしてんの…?

ちょっとずつ更新する。それが俺のスタイル。
激少なだけど、謎の少年と接触してアイキャッチ!ってことで今日はここまで(ただけーちゃん出したかっただけ)

番外編
〜比企谷幸也の朝は早い〜

父「……」ジャー

母「……ふふ」ナデナデ

幸也「ふぁぁ、おはよー母さん、父さん」

父「おう、おはよう幸也」

母「おはよう………あっ」

猫「ニャー」トテトテ

幸也「ふふ、おはようヒノデ」ナデナデ

ヒノデ(猫)「ナーゴ」ゴロゴロ

母「……」ジーッ

幸也「か、母さん?目が怖いんだけど……」

母「……そんなことないわ。それにしても幸也、今日は早いのね?もう少し寝てても良かったんじゃないかしら?」ムスッ

幸也「う、うん。新歓が近いし、朝練しようかなって思ってさ」

母「あら、そうだったの。偉いわね」ナデナデ

幸也「や、止めてよ、もう子供じゃないんだから……///」

幸也(あ、でも視線はヒノデに向いたままだ……)


幸也「」モグモグ

母「……幸也、食事中にヒノデを膝に乗せるのは止めなさい、行儀が悪いわよ?」ソワソワ

父「いや、別に行儀悪くはな──」

母「」ギロリ

父「なんでもないです」

幸也(相変わらず弱いなー)

幸也「……はぁ、ほらヒノデ、また後でな」

ヒノデ「ナーゴ」トテトテ

母「……」ソワソワ

幸也「母さん、猫って構い過ぎると逆効果「貴方に言われなくてもわかってるわ」……はい」

幸也(でもさっきから新聞読む手が止まってるんだけど…)

幸也「……ご馳走様」

父「お粗末……っておい、トマト残ってるぞ?」

幸也「うっ、だって嫌いだし……」

父「好き嫌いしてると、ロクな人間にならねーぞ?食べ物の好き嫌いの多い奴は、人間の好き嫌いも多いんだ」

母「ソースは俺。とか言うのでしょうね」

父「ソースは俺……ってなんでわかんだよ。お前ジョセフか?ジョースターの血統か?」

母「何を言っているのかしら?私は外国人じゃないし、貴方の夫なのだから、性は比企谷なのだけれど」

父「……お、おう。あ、改めて言われると照れるんだが……」

母「……あ、貴方が言わせたんじゃない」プイッ

幸也「はいはい、本当もうご馳走様」

幸也「そんじゃ、行ってくるね」

父「おう、気をつけてな」

母「いってらっしゃい、幸也」

ヒノデ「ニャー」

──昨日までは、一緒に家を出ていた姉を今日は待たず、1人先に家を出る。
登校には少し早い時間。俺以外の学生の姿は見えない。

久しぶりに1人で歩く通学路は、少しだけ寂しく、けれども少なからずの開放感を俺に与えた。

うん、やっぱ俺はシスコンじゃない。姉ちゃんがブラコンなんだ!

そんなどうでもいい事(思春期の俺にとっては結構大事なことだけど)を考えながら、俺は少しだけ早足になる。

風で運ばれてきた桜の花びらが、空で楽しげに踊っていた──。

はい、特に何かあるわけじゃなかったけど、弟の番外編でした!
今月中に1話終わらせます……たぶん

父や母って書いてるけど八幡と雪乃なんだろ?そう表記しないの

>>72
いつから八幡と雪乃だと錯覚していた…?
というのは冗談で、この話の上で2人は主役ではないので、敢えて父、母表記にさせてもらいます!



――――――

「先生、入るときはノックぐらいしてくださいよ…」

川崎「あっはは、ごめんごめん。ただ青葉君の奇行を彼女に見せてあげたくてね」

「余計たちが悪い!」

全く悪びれる様子のない先生に、青葉と呼ばれたその男子生徒は、鼻にティッシュをつめ顔を真っ赤にして怒鳴る。
どうやら人並みの羞恥心は持ち合わせているらしい。察するに、一人になったときについ鼻歌を口ずさんでしまうようなものだろう。それが逆立ちになるのは良くわからないが…
とりあえず、ひと目も気にしないで奇行に走る人じゃなくってよかった。

川崎先生はひとしきり笑った後、その人を紹介してくれた。
彼の名前は青葉直樹(あおばなおき)。私と同じ普通科の二年生。そういえば見たことはあるかもしれないけど…

川崎「っていうかクラスも同じはずなんだけど。」

幹「……わ、私人の名前覚えるの苦手で」

青葉「いや、大丈夫大丈夫!俺目立たないし…クラスで知らない人がいても……仕方ないし」

タハハと苦笑しながら頬を掻く彼の声は小さくなっていく、気を使っているのが見え見えだ。
しかし所見こそインパクトは強かったものの、青葉くんは普通の人だった。
目元まで伸びた、少し癖のある黒髪。色白の肌に華奢な体、整った顔は、男らしいというよりどこか女性っぽい印象を受ける。
しかし、これといった特徴は特に見受けられない。見れば見るほど普通だ。
あの無駄に目立つトップカーストのグループにもいなかったようだし、目立たないというのは本当なのだろう。



気まずい雰囲気が部屋を満たす中、仕切りなおしとでも言うように川崎先生が軽く手を叩く。

川崎「…えーっと、彼女は比企谷幹さん。って言っても、こっちは紹介は必要ないかな?」

青葉「そりゃまぁ、良くも悪くも有名人ですし…」

良くも悪くもって…まぁ、否定はしないけどさ。
自慢じゃないけど、私は校内じゃそこそこ名が広まっている。どれくらいかと言うと、
一年の頃に見たことも聞いたこともない三年の先輩から告白されるレベル(実話)。
余談だけど、その人は実は野球部のエースで、次の日から女子からの陰湿ないじめが始まったのであった。



…一人残らず見つけ出して報復してやったけど。


川崎「ひ、比企谷さん、大丈夫?」

そんなことを考えていると、川崎先生が心配そうな顔でこっちを見ていた。青葉くんに関しては引き笑い浮かべている。
いけないいけない、ついあのときの麻生さんの泣き顔を思い浮かべて、ゲス顔をしてしまっていたようだ。こんなこと考えてたらfather's eyesが覚醒してしまう。

幹「すいません。ちょっと考え事を…」

川崎「そ、そう。それじゃあ青葉くん、さっき言った通りだから、お願いね?」

ごまかすように軽く咳払いをして言うと、先生が席を立つ。どうやら思考がトリップしている間に話が終わっていたようだ。


…そういえば、なんで私ここに連れて来られたんだろう?後で聞いてみようと思い、同じく席を立ち先生の後ろにつく。しかし部屋を出ようとしたところで不思議そうな顔で見られた。

川崎「あれ、比企谷さんどこ行くの?花摘み?」

幹「いや、どこって……いや、私一人置いていくつもりだったんですか?」

川崎「……本当に聞いてなかったんだね」

やれやれと額に手を当てて首を振ると、コホンと軽く咳払いをして、もったいぶったように口を開いた。















川崎「君にはここの部活に入ってもらうって話」


カキーン…と、遠くで金属音がなる。先ほどまで毛ほども気にならなかった部活動の喧騒が、やけに五月蝿く聞こえる。まるでこの部屋の空間だけ時間に置いて行かれたかのような静寂が、室内を満たしていた。

幹「…………Pardon?」

青葉「無駄に発音いいな」

英検2級ナメんな。
いや、そうじゃなくって。
え、え?なんて?
何を言ってるんだこの合法ロリは?

幹「部活?私が?っていうかそもそもここ何部なんですか?」

川崎「お?なになに気になってる感じ?興味持っちゃった?」

下から覗き込んでくるその顔はニヤニヤと小ばかにしたように笑っている。単純にうざい。


川崎「そうだ!比企谷さん。今からちょっとしたゲームをしよう」

パンっと、思いついたように胸の前で手を叩き、たゆんと巨乳が揺れる。拍手の衝撃に反応するとか何それゲルかなんか?
っていうかゲーム?
先生は「ルール説明♪」と食指をピンと立てて固めを閉じる。だから可愛いけど年齢を……

川崎「今から30分。君には青葉くんとこの部屋にいてもらいます。そしてその間に、君がこの入部届に名前を書かないなら君の勝ち。名前を書いて、入部するなら、私の勝ち。どう?」

いや、どうって。
そんなこと言われても反応に困る。
時間内に私が心変わりするとでも言うのだろうか?

幹「いやあの、悪いんですけど、私別に部活とか興味ないし、どう転んでも入りたいなんて―――」

川崎「なるよ。」

ため息混じりの私の言葉を遮り、先生ははっきりと言った。

川崎「君はこの30分で、この部活に入部している。断言できる。」



即答。さっきとは打って変わって、真剣な眼差しで私を見てくる。
ぴりっと、一瞬で空気が張り詰めるのを感じる。先生は、下から私の顔を覗き込むように、妖艶な笑みを浮かべながらも、その視線は刃物のように鋭い。その挑発的な態度が、癪に障る。
川崎先生は大学の心理科を専攻していたと聞いている。メンタリズムみたいに私が入部するよう誘導しているのだろうか?それともその仕草から察するに実は食蜂さんなのだろうか?

確かに川崎先生は、一人でいる私を気にかけて、よく話かけてくれた。
そう、それだけだ。話しかけてはくれていたが、別に仲が良かったわけじゃない。それも毎日じゃなかったし、私から話しかけたことだって一度もない。
それなのに、まるで家族か、幼馴染か、はたまた友達のように、私のことを分かった気でいるのが―――。

私を理解した気になっているその目が、ひどく、気に食わない―――。


無言で、入部届をひったくる。力を入れすぎたせいか、上のほうが少し破けてしまったが、関係ない。どうせ書くことなんてありえないのだから。

幹「わかりました。その勝負、引き受けます。」


「それじゃあ後はお若い二人に任せてー」なんて、お見合いの付き添いみたいな捨て台詞で出て行く合法ロリ。こんどケーちゃんって呼んでやる!
再び静寂に包まれる室内。「えーっと、とりあえず座ったら?」と苦笑しながら言う青葉君、彼も突然のことに戸惑いを隠せないようだ。とりあえずは彼の言うように元いた椅子に座る。なんか面倒なことになってしまった。

っていうかなにこの急なラブコメ展開、まったく望んでない上に早く帰りたいんだけど。
放課後の教室、夕暮れ時に男の子と二人きり、どこか既視感を覚えるこの空間、不意に蘇るのは中学二年の秋のこと。

話があると手紙で呼び出された。
行かないという選択肢もあったのだがあとあと面倒なことにもなりかねないので、面倒だと思いながらも窓際で一人その人を待つ。
やがて開かれた扉から入ってきたのは、話したこともない同じクラスの生徒。その人の告白がすごく印象的だったのを覚えている。

『お、おふぅwwwwwwひ、比企谷氏wwwwwwwwwwwwせ、拙者とwwwwwwwwwwwwお、お付き合いしませんかな??wwwwwwwwこ、こぽ』
そっと記憶のアルバムを閉じて引き出しの奥底に仕舞う。
キャラが香ばしい!なんなの?何でそんな告白でいけると思ったの?ぜんっぜん甘酸っぱくないしむしろ酸味が強すぎてむせ返りそう!

しかし、そんな中身の人が告白をしてきたのはわけがあったらしい。
どうやら日直のとき、私がノートを運ぶのを手伝い、それから好きになったと言っていた。
知らんがな。


いや、つまりこの事件から私が得るべき教訓は、「美少女は例えどんな些細なことであっても非モテ男子に希望を持たせてはならない。
男子というものは少し優しくされただけで、なんなら少し話しただけでも勘違いする生き物である。by my father いや、娘に何教えてんのさ。
つまり、ここで私がすべきことは唯一つ。それはどんな話題を振られても「えぇ」「うん」「そう」で興味なさそうに生返事。これで勘違いさせる隙も与えない。

好きの反対は嫌いではなく無関心。つまりこれによって、「ワンチャンあるかも?」という考えを無くす。これこそ美少女たる私に与えられた宿命。

さぁ、つまらない話を振ってきなさい!すべて右から左に受け流してやる!


幹「…」

青葉「…」

幹「…」

青葉「…」

幹「…」

青葉「…」

幹「…」

青葉「…」

幹「…ねぇ」

青葉「ん?なに?」

幹「いやなにじゃなくって」

長く続く沈黙に私のほうが耐えられなくなった。
いや、だって私この部活のこともなんも知らないし、なんか青葉君は何故か折り紙で鶴折ってるし、なんなの、親友が親知らずでも抜きに行くの?
私が塩対応するまでもなく、青葉くんは私に興味がないらしい。いや、それはそれでありがたいんだけどさ……。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年02月04日 (水) 15:12:22   ID: U0yMxyVu

おもしろそう!

2 :  SS好きの774さん   2015年02月06日 (金) 05:36:55   ID: Ex9r_wm7

俺これ好きだわはよ、はよ!

3 :  SS好きの774さん   2015年02月07日 (土) 21:58:11   ID: 496Nafs9

これおもろいな
期待してますで

4 :  SS好きの774さん   2015年02月20日 (金) 13:44:24   ID: zsAbHXR0

頑張れ

5 :  SS好きの774さん   2015年02月22日 (日) 02:40:32   ID: CNv4mgQP

好きやで。なんかイメージが浮かびやすいキャラでいい。

6 :  SS好きの774さん   2015年02月22日 (日) 16:05:52   ID: TDeCm0XL

クスッとくる言い回し好き

7 :  SS好きの774さん   2015年02月24日 (火) 08:13:12   ID: VVLZh-M8

終わらせ方うまいな

8 :  SS好きの774さん   2015年02月27日 (金) 15:11:59   ID: WPBjVVA_

完結してへんやん

9 :  SS好きの774さん   2015年02月28日 (土) 22:15:17   ID: ZQOqEn9L

すごい作品になりそうな予感
時代設定が斬新だけど、自ずとハードル高くなっちゃうよね
完結期待!

10 :  SS好きの774さん   2015年04月13日 (月) 09:26:32   ID: JGt3h1vs

続き早くしろ。

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