【安価】京太郎「ネットオークションで自分を売ろっと」咲「えっ!?」 (154)



【清澄】

 学校からの帰宅途中
 凍てつく木枯らしに身を縮こませながら、俺は雪の降る道を歩く

京太郎「あー暇だー」

 全国大会も終わって、ただいま清澄高校麻雀部はお休み中
 部長ももうじき引退だし、俺達も冬休みが間近だ

京太郎「だというのに、懐もどこか寒い」

 只今の所持金、300円
 今時牛丼一杯も食えないじゃないか……

京太郎「どうしたもんかなー」

 残金がこの程度では遊びに行くことも叶わない
 小遣いは既に前借りしてあるから、そっちも当てに出来ない

 となると、家に帰ってネトマをするくらいしか

京太郎「そうと決まればさっさと帰ろう」

 ザクザクと雪を踏みしめながら帰る
 こんな凍える日には、母さんに鍋でも作ってもらおう

 俺はぼんやりと、そんなことを考えながら帰路に着いた


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1422877044


【自宅】

 夜飯を平らげ、部屋に戻る
 なんてことはない、いつもと同じ繰り返し

 変わることがあるとすれば、懐の寂しさくらいだろう

京太郎「あー、金が欲しいなー」

 ゲームはおろか漫画すら買えない
 この300円はいわば俺の生命線だったりする

京太郎「……」

 考える
 この300円を元に、どうにか増やすことが出来ないか

 ギャンブル
 いや、300円を使って行うギャンブルなんてあるわけねぇし
 そもそも俺は15歳だ

京太郎「やめだやめ! 取り敢えずネトマだネトマ!」

 俺は気を取り直してPCの電源を入れる
 来年こそは強くなって、部に貢献しねぇと

 その為に練習あるのみだ

京太郎「うーん」カチカチ

 いつもどおりネットに接続
 サイトを開いて、あとはログインするだけ

 と、ここで

京太郎「うん?」

 一つの広告が目に入った

京太郎「ネットオークション……ジャンシーだって?」

 普段なら何も気にしない広告だが
 今は金欠ということもあり、どこか気になった

京太郎「なになに……ジャンシーでは な ん で も 売れます? へー、すげぇ」

 俺は広告をクリックし、サイトに進む
 広告ガールは瑞原プロか……うん、可愛いな

京太郎「ジャンシーは会員登録制で、会員が会員同士で売買を行います。ほうほう」

 しかも売れるのは何も物だけではない

京太郎「一日麻雀で遊ぶ権……こんなのだけで500円!? しかも結構落札入ってるし!」

 500円スタートが今や一万円だ……すげぇ
 これならすぐにでも儲かっちまう

京太郎「……」



 それは気まぐれだったのかもしれない
 俺は気が付くと会員登録を済ませていた

 金が欲しいということもあったが、それと同様に
 なんだか面白そうだと思ったのだ

京太郎「……ふむ、じゃあまずは何を売ろうかな」

 利用規約に目を通してから、俺は早速出品画面に進む
 
京太郎「じゃあ……握手券」

 取り敢えずこれで出してみよう
 握手くらい100円でいいよな?

京太郎「んじゃ、送信っと」


【SGKさんが出品しました】

<握手券>
・ニギニギします

・開始価格【100円】 
・即決価格【200円】

・?日?時?分まで

京太郎「どうなるかなー」ワクワク


 俺は出品した商品がどうなるかを楽しみにしつつ
 練習の為にネトマに没頭した

 入札が入ってるといいけど――

 



 数時間後
 試しに始めた出品の結果はというと……

京太郎「ダメだ。誰も入札してくれていない」ズゥーン

 やっぱり世の中そう甘くないらしい
 しょうがない、今日はもう諦めるか

京太郎「ちくしょー」シクシク

 俺は悔しさを噛み締めながら布団をかぶる
 そうだ、和はこういうの詳しいだろうし

 色々と聞いてみるのもいいかもしれない

京太郎「……おやすみ」

 こうして、俺の初オークションは失敗に終わった
 そして翌日――


【清澄高校】


和「あぁ、それは須賀君が悪いですね」

京太郎「え? やっぱりそうなのか?」

和「はい。無知すぎますよ」クスクス

 俺は昼休みに和を呼び出し、昨晩のネットオークションのことを相談していた
 すると、やっぱり和は詳しいらしく
 色々と教えてくれた

和「まず、ジャンシーはネットオークションの中でも特殊なんです」

京太郎「え? 確かに物以外も売れるし」

和「はい。その、物以外というのが重要でして」

京太郎「どういうことだ?」

和「例えば、ゲームソフトを中古で買うとしますよね?」

京太郎「ああ。俺もたまに買ってる」

和「そして、どこで買ってもゲームソフト自体の価値はそこまで大差が生じません」

京太郎「あ、そっか。壊れていない限り、ゲームはゲームだもんな」

 だけど俺が売ろうとした握手というのは出品者によって価値が変わる
 美人の出した握手券と、ブスが出した握手券の価値が違うように

和「そういうことです。つまり、得体の知れない人の握手券を買う人はいないということです」

京太郎「なるほどな」
 
 これで合点がいった
 よかった、俺が嫌われてるとかそういうわけじゃなくて

京太郎「じゃあこれからは顔写真を……!」

和「いえ、それだけではダメですね」

京太郎「え? そうなの!?」

和「はい。勿論効果はありますけど、もっといい方法があるんですよ」ニコッ


和「ジャンシーは会員制で、ネットオークションの他に色々機能があるんです」

京太郎「他にも?」

和「例えばネトマですね。後は日記を付けたり、ブログのようなことも」

京太郎「そういや規約に書いてあったな」

和「はい。そして、重要なのはこれからでして」

 そう言って、和はやけに真剣な顔になる
 俺も本腰入れて聞かないとな

和「ジャンシーで買い物をするのは会員だけです。つまり、オークションデ高く竸ってもらうには」

京太郎「もらうには!?」

和「出品者が人気になればいいんですよ」

京太郎「へ?」

和「ネトマで友達を増やすとか、ブログで面白いことを書くとか」

京太郎「……お、おう。そういうことか」

和「そうやって人気者になれば、ただの握手でも凄い価値が付くわけですね」

京太郎「そっか、だから昨日の一日麻雀権利は高かったのか」

 可愛い女の子が売れば、それだけで価値になるもんな
 世の中の仕組みが分かってきたぜ!

京太郎「よーし! ありがとな和! 参考になったぜ!」

和「いえ、お力になれたのなら」

京太郎「あと和、もしかしてお前もジャンシーやってんの?」

和「はい。あっ、でも出品はしていませんよ? ネトマと、たまに買い物を」

京太郎「……」

 残念だ
 和の私物とかゲット出来るかと期待したのに

和「(でも変ですね。ジャンシーに会員登録するには、とても大変な手続きがいるんですが……)」

京太郎「(和の握手券とか、パフパフ券とか欲しいなー)」グヘヘ

和「(大抵の人間は審査で落ちるハズ……何か裏を感じます)」

京太郎「よし、帰ったら早速出品するぞー!」




【自宅】

京太郎「よっしゃ! やるぞ!」

 まずは昨日の握手券のリベンジからだ
 失敗を活かして、次こそ打って見せるぞ!

京太郎「紹介文を弄って、と」カタカタ

 誰の握手かをハッキリさせよう
 あと顔写真も乗せて

京太郎「バッチリだ! 今度は強めに勝負しよう!」

【SGKさんが出品しました】

<握手券>
・高校一年生の麻雀部員です!
・身長182cm 見た目はこんなんです ※画像添付
・よろしくお願いします!

・開始価格【200円】 

・?日?時?分まで

京太郎「どうかな……」ワクワク

 ピロン!

京太郎「嘘っ!? 入札来た!?」ガタッ

 昨日は数時間待っても来なかったのに!
 すげぇ! 早速入札だ!

京太郎「へ、へへっ! よーし! このままどんどん上がれー!」

 いくらまで行くかな?


 最終入札数 安価↓1の一桁 

 最終値段 200×安価↓2の一桁 

 0は10扱い



京太郎「さて、そろそろいいかな?」カチカチ

 ピロン

【入札数】6人
【最終価格】600円

京太郎「うおー! やったー! 600円ゲットだぜ!」

 和の言うとおりにしただけでここまで行くなんて
 へへ、これからボロ儲けできそうだぜ!

京太郎「……よし」カチカチ

 さて、握手券が売れたのはいいけど相手はどんな人なんだろ

京太郎「えーっと、なになに。落札者の情報は……」


 最終落札者 安価↓2

00~19 和

20~39 まこ

40~59 久

60~79 優希

80~99 咲

 ※初回なので清澄限定 後ほど増えて行きます



京太郎「ドン・タコス? おいおい、これってまさか」

 イーマーヲーヌケーダソー♪

京太郎「あ、電話だ」ピッ

優希『おい! 京太郎!!】

京太郎「優希か。何?」

優希『お、お前っ! あく、握手を、その! なんだ!』

京太郎「は?」

優希『だから、えっと……うぅ』

京太郎「やっぱりお前? これ買ってくれたの」

優希『そ、そうだじぇ! だからその、確認の……』

京太郎「なーんだ。知り合いだったのかー」ハァ

 期待して損したぞ
 でもまぁ、他に入札者もいたし

 効果が無いわけじゃないか

京太郎「わざわざ俺に気を遣ってくれてありがとな優希」

優希『……うん』

京太郎「じゃあ明日、握手でいいか?」

優希『えっと、うん。頼んだじぇ』

京太郎「んじゃ明日なー」ピッ

 よーし! この調子でどんどん売っていこう!
 握手以外にも売れそうなのは沢山あるだろうしな!


 と、ここでいきなりルール説明

・京太郎は身の回りの物や、自分自身の何かを売ることが出来ます
・ただし、人気が低い内に貴重な物を売っても値段は安くなります
例1

【京太郎の貞操】 
10000円    

例えば人気10の場合  10000×コンマ一桁×10が最終価格になります 
人気100(MAX)の場合 10000×コンマ一桁×100が最終価格になります

人気を増やすには商品を何度も出品し、購入者に満足してもらったり
後はブログやネトマで人気を稼ぎます


<所持金>
・900円
<人気>
・0
<ネトマ実力>
・0
<ブログ読者数>
・0
 


 今回は始めたてなので
 人気と実力はともに1となります

 これからの行動で増やしていきましょう
 それと、ブログ読者数はブログを始めない限り増えません

 ブログ読者数はそのまま出品の落札数に関わってきたり
 ファンの子が京太郎に会いにきたりするかもしれません

 
<所持金>
・900円
<人気>
・1
<ネトマ実力>
・1
<ブログ読者数>
・0



京太郎「さて、優希に握手券を売りつけたし、次は何を売ろうかな?」

 いや、売る前に人気を上げるって手もあるな
 うーん、どうしよ

京太郎「ネトマかブログ、か」


選択↓2


1 出品する

2 ネトマする

3 ブログを書く



京太郎「ネトマでもしよう」

 少しでも強くなりたいし
 ネトマで人気も出れば一石二鳥だ!

京太郎「よーし! やるぞいやっ!」カチカチ

 ピッ!

京太郎「お、卓が立った! 頑張るぞー!」カチカチ
 

 自由↓1~3

 相手の名前 被りは↓

 


ガイトさん
かおりんさん
ドン・タコスさん

 との対局です

京太郎「またかよタコス!?」

 アイツ、なんか俺につきまとってね?
 いや、俺の考え過ぎか?

京太郎「なんにしてもいい機会に変わりないか。よし、打つぞー」

 優希はともかく他の二人はどれほど強いのか
 少なくとも優希より強いってことは無いと思うが

京太郎「よし、勝負だ!」


ガイトさん ↓1 +40 
かおりんさん ↓2 +20
ドン・タコスさん ↓3 +30
京太郎 ↓4 +1

※京太郎が勝利した相手は京太郎のブログ読者になります



 うぉーすげー……

 ちょっと、電話来たので中断します
 すみません

余計な事かもしれないけど、トリップつけてもらえる更新した時分かりやすくなるよ
名前欄に半角のシャープつけて「#咲安価スレ」みたいな感じでつけられたはず

0はそのまま0扱いでも良くね?たまには落札無しで落ち込むのもアリな気が
そんで状況によっては学校部活の慰めイベントとか


 長引いてごめんなさい

>>36
 一応付けました

>>39
 ぬるい方が楽しめそうな気がするので、現状はこのままで
 後ほど00なら無しとか、にしたいと思います


京太郎「お、いい配牌だな」カチカチ

 ピッ

京太郎「うぉーし! ツモだ!」

 テレッテレー

京太郎「すげぇ調子がいいぞー」カチカチ



智葉「(中々やるな……)」カチカチ



佳織「みっつずつ……みっつずつ」カチカチ



優希「ぐっ! 京太郎のくせにやりやがるじぇ!」



京太郎「これでオーラス! 貰ったぁ!」カチッ


 倍 満


京太郎「ツモォォォ!」カッ



一位 SGK

二位 ガイト

三位 ドン・タコス

四位 かおりん



京太郎「やったー!」

 ピッ

京太郎「ん?」

 ピロリン

 フレンド申請が来ています

京太郎「お、今の三人から申請だ!」

 これで俺にもジャンシーの友達が出来たぜ!

京太郎「よろしくお願いしますっと!」


 ※一位ボーナス 実力+10
 ※二位以下のキャラが京太郎のフレンドになりました

 
<所持金>
・900円
<人気>
・4
<ネトマ実力>
・11
<フレンド数>  
・3

※ ブログ数ではなくフレンド数に変更します



 ネトマでの快勝の翌日
 俺は早速、優希の元を訪れていた

京太郎「よっす」

優希「京太郎! 昨日はよくもやってくれたな!」

京太郎「まぐれだよまぐれ。それよりほら、握手券」スッ

優希「あ……うん。支払いは既に振り込んであるじぇ」

京太郎「おう、サンキュ。しっかし、お前がわざわざ同情してくれるなんてなぁ」

優希「!」

京太郎「その握手券、無理に使わなくても……」

優希「そ、そんなことない!」

京太郎「ん?」

優希「あっ、いや! 折角勝ったものを使わない手は無いじょ!」ニヒヒ

京太郎「そりゃそうだよな」

優希「それじゃあ……ほれ」

京太郎「もう使うのか?」

優希「うん。い、嫌?」ドキドキ

京太郎「うんにゃ別に。構わないぞ」スッ

 ニギッ

優希「ひゃっ!」ビクン

京太郎「おー、意外に柔らかいな」ニギニギ

優希「……//」カァァ

京太郎「ん? どうした?」

優希「あの、もっとこう……」スッ

 ニギニギ

京太郎「恋人つなぎ? あはは、お前の手小さくねぇか?」ギュー

優希「お前の手が大きすぎるだけだじぇ」

京太郎「そうか? ま、そうかもな」



優希「えへへっ」



京太郎「喜んでもらえたようだ」ふぃー




【自宅】

京太郎「さて、帰宅もしたしジャンシーでオークションだ!」

 カチカチカチ ブゥーン

京太郎「でも特に出品物決めてないし」

 またネトマを打つのもアリかな
 もしくはブログでも書いてみるか

京太郎「今日はどうしようか」


選択↓2


1 出品する

2 ネトマする

3 ブログを書く

4 フレンドの誰かと仲を深める


京太郎「フレンドの誰かと仲を深めるか」

 折角友達になれたんだ
 少しはお話してもいいかもしれない

京太郎「さて、誰にしよっかな」

 今のフレンド候補は……

京太郎「三人か。うーん、どうしよ」


1 ガイト

2 ドン・タコス

3 かおりん

 
  選択↓2


京太郎「ガイトさんにしよう」
 
 カチカチ

京太郎「お、暇、で、す、かっと」カタカタ

 ピロリン

ガイト:暇だ

SGK:少しお話しませんか?

ガイト:構わないが、なんの話だ?

SGK:特に決めてないです

ガイト:おかしな奴だ 用も無いのに話したいのか

SGK:ダメですか?

ガイト:悪くはない

SGK:なら嬉しいです

ガイト:そうか

SGK:はいっ

ガイト:ところで昨日の対局

SGK:?

ガイト:随分と調子がよかったな

SGK:たまたまですよ!

ガイト:運も実力の内だ

SGK:そう言われると照れますね

ガイト:また今度相手をしてくれ

SGK:喜んで!



京太郎「ガイトさんと仲良くなれた気がする」




智葉「SGK……か」


 ガイトの好感度が上昇
 ガイト(1/5) MAXになると……




【清澄高校】

咲「京ちゃん、おはよっ」

京太郎「おはよう咲」

咲「最近部活がお休みで暇だよね」

京太郎「そうか? 色々あるぞ」

咲「へー、例えば?」

京太郎「ネトマとか」

咲「うんうん」

京太郎「ブログとか」

咲「え? 京ちゃんブログやってるの?」

京太郎「まだやってないけどな」

咲「まだってことは、始める予定があるの?」

京太郎「ま、考えてるだけだよ。それよりもうすぐ授業だぞ」

咲「うん。京ちゃんのブログかぁ」ジィー

京太郎「(しかし未だに成果は600円。ここはもっと高いものを売らねば)」

咲「(京ちゃんの私生活を見れるのかな? えへへ、ちょっと気になるかも)」

京太郎「(でも高い物ってなんだ? うーん)」

 しかも人気が低いうちじゃ出しても仕方ないし
 やっぱりここは肉体労働系かな?

 よし、そうと決まれば

京太郎「ネットオークションで自分を売ろっと」

咲「えっ!?」

 
<所持金>
・900円
<人気>
・4
<ネトマ実力>
・11
<フレンド>  
・ガイト(1/5)
・ドン・タコス
・かおりん



【自宅】

京太郎「さーて、売るぞー!」カチカチ

 一緒に麻雀打ちます、とか
 話し相手になります、っていうのは人気が低いと意味が無い

 ここはお仕事手伝います
 とか、そういう系で稼ぐのもアリだな

京太郎「さて、出品するかどうするか」

 昨日みたいにお話するのもいいかも


選択↓2


1 出品する

2 ネトマする

3 ブログを書く

4 フレンドの誰かと仲を深める



京太郎「出品だ!」

 お金を稼ぐのが第一目標だし
 ここはどーんと狙ってみよう

京太郎「問題は何を売るかだな」

 どういう系が人気なんだろうか 
 肉体労働って言ってもアレだし

 かといって俺の私物が高く売れるとも思えんしなぁ

京太郎「ま、とりあえずサクッと決めちまおう」


選択↓2


1 肩揉み一時間券 300円スタート ※ 長野オンリー

2 お部屋掃除 1000円スタート ※長野オンリー

3 使い古したCDプレーヤー 400円スタート 全国どこでも可

4 その他  ※不適切と判断した場合は安価↓




京太郎「俺の取り柄といえば雑用だよな」カタカタ

 ということで肉体労働を売ってみよう
 手っ取り早いのは掃除かな?

京太郎「あわよくば可愛い女の子が買ってくれるかも」グヘヘ

 ということで早速出品だ!!


【SGKさんが出品しました】

<お部屋掃除券>
・高校一年生の麻雀部員です!
・身長182cm 見た目はこんなんです ※画像添付
・部室からご自宅の一室まで! どこでも片付けます!

・開始価格【1000円】 

・?日?時?分まで

京太郎「楽しみだなー」ワクワク


 最終入札数 安価↓1の一桁+フレンド数

 最終値段 1000×安価↓2の一桁×4

 



京太郎「さーて、そろそろ終了時間だ」

 さーて、いくらくらいになってるかな?

京太郎「5000円くらいいってたら嬉しいなー」カチカチ

 ブゥン

京太郎「お、出た出た」

 最終入札数 8
 最終価格 32000

京太郎「うぉー3200円かー」

 ん?

京太郎「あれ? 0が多い……」

 ひーふーみー……

京太郎「32000? え? 32000!?!?!?」ガターン

 なんだよこの額!?
 一体誰が勝ったんだ!?

京太郎「落札者は……!?」


 自由↓3

 ※長野県在住キャラのみ 大人でも可


京太郎「かじゅさん、か」

 プロフィールには高校生って書いてあるな
 そんな人がどうしてこんな大金を?

京太郎「えっと、お買い上げありがとうございますっと」カタカタ
 
 ポチッ テロリン

京太郎「!」

かじゅ:掃除ならなんでもしてくれると考えていいのか?

京太郎「えーっと、はい」カタカタ

かじゅ:そうか、ありがとう。それで、掃除のことなんだが

京太郎「場所はどこなんだろう」

かじゅ:君に掃除してもらいたいのは……

 ↓2

00~79 部室
80~89 自宅
90~99 自室
ゾロ目 ゆみ「高い金を払ったんだ……分かるだろう?」



かじゅ:私の自室だ

京太郎「えっ!?」

 この人女子高生なんだよな?
 なのにどうして自室なんて……?

SGK:あの、俺って男子高校生ですよ?

かじゅ:分かっている

SGK:流石に無用心では?

かじゅ:SGK、なぜ私がわざわざ32000も出したと思う?

SGK:え?

かじゅ:高い金を出したんだ、分かるだろう?

京太郎「」

 これって、え?
 まさか……え?

 俺と、その、自室で、えっと

京太郎「ヤるってことですか?」カタカタ

かじゅ:……そうだ

京太郎「!?」ガターン!!

かじゅ:私は君の棒が欲しい

京太郎「ほぁっ!?」

 ど、どどどどうなってんだこれ!?
 女子高生がオレとやりたがってる!?

 そんなオカルトありえるのかよ!?

かじゅ:……日にちは指定する

SGK:あ、はい

かじゅ:明後日、うちには誰もいない

SGK:あの

かじゅ:住所は後で送る 昼過ぎにきてくれ

京太郎「……」

 これ、どうしよう

京太郎「マジかよ……オレ、なんか取り返しのつかないことやっちまったような」


※ 明後日に加治木ゆみの自宅訪問が追加されました
※ 約束を破ると信用が大きく下がります おまけにゆみから敵対を受けます
※ ヤったらどうなるかは……実際に試してください





【清澄高校】


和「それで、相談というのは?」

京太郎「あのさ、ジャンシーのことなんだけど」ショボーン

和「はい? 何かありました?」

京太郎「あそこって、出会い厨みたいなのっていたりする?」

和「え? もしかして須賀君……」ドンビキ

京太郎「ち、違う! 俺がじゃなくて! それっぽい人がいたから!」

和「あ、ああそうですか。それはまぁ、ネットという特性上は当然のことですよ」

京太郎「やっぱそうなのか……」

和「……」ジトォー

京太郎「そんな目で見ないでくれ。大丈夫、大丈夫だから」ズゥーン

 くそ、これで致命的なブスだったら俺は!
 俺の清く澄んだ童貞が!!

京太郎「うわぁぁぁぁん!」

和「っ!?」ビクッ



【鶴賀学園】

ゆみ「……」

智美「どうしたユミちんー」ワハハ

ゆみ「あ、いや。ちょっとな」

智美「もしかして、あのことか?」

ゆみ「ああ。全てはモモの為だ」

智美「でも、無理はしない方がいいと思うぞー」

ゆみ「……覚悟は決めた」

智美「そうか、なら何も言わないでおく」ワハハ

ゆみ「すまない」

 そうだ
 私が、私が我慢さえすれば……きっとよくなる

 頼む、SGK
 君が……君だけが頼りなんだ




【自室】

京太郎「憂鬱だ」

 どこの誰かも知らない人に童貞を捧げるなんて
 でも、既に32000円振り込まれてるし……ちくしょう

京太郎「どうにかなんない……よな、やっぱ」

 考えていても仕方ない
 とりあえず今出来ることをやろう

京太郎「さて、何しようか」ハァー

 明日のことは明日にでも考えよう


<所持金>
・32900円
<人気>
・4
<ネトマ実力>
・11
<フレンド>  
・ガイト(1/5)
・ドン・タコス
・かおりん


1 出品する

2 ネトマする

3 ブログを書く

4 フレンドの誰かと仲を深める

 選択↓2



京太郎「ネトマでもしよう、そうしよ」

 カチカチ

京太郎「麻雀を打てば嫌な気分も吹っ飛ぶハズ!」

 この前みたいに快勝して、友達を増やそう!

京太郎「さて、面子が集まるかな?」

 カチカチ ピロリン

京太郎「!!」


 自由↓1~3 ※大人も可

 相手の名前 被りは↓


てるるん さん
すてるっす さん
ころたん さん

 との対局になります

京太郎「よーし、よろしくお願いしますっと!」カタカタ

てるるん:よろしく

すてるっす:負けないっすよー

ころたん:少しは加減してやろう

京太郎「(なんだか偉そうな人がいるな)」

 名前は可愛いけど、強いのかな?

京太郎「なんにしてもやるようにやるだけだ!」

 俺だってやる時はやるんだぜ!

SGK:勝負です!

てるるん:お腹減った



てるるん ↓1 +60 
すてるっす ↓2 +30
ころたん(手加減) ↓3 +30
京太郎 ↓4 +11 

 00or99は無条件勝利

 



京太郎「うぉ!? 強い!?」

てるるん:全部無駄

SGK:くっ

すてるっす:やるっすねぇ!

ころたん:新月でさえ無ければ……!

京太郎「トップはてるるんさん。続いてすてるっすさん、ころたんさん、俺」

 なんとかてるるんさんに当てられれば!

京太郎「頼む! 来い!」カチッ

 リーチ!!

すてるっす:ダブリーっすか

SGK:流石に読めないですよね」

てるるん:私には分かる これは確実に通るハズ

 カチッ

 デーレン!

京太郎「あっ」

 ロン ダブリー 一発 ドラドラ 役牌 

 跳 満!!

京太郎「まくっちゃった」

てるるん:あウイdhだあmll

すてるっす:あ、私が一位っす

ころたん:なんだこれは?

てるるん:あはははっ! テルーだっさー!! いぇーい! みんな見てるぅー!?

ころたん:なんだお前は

てるるん:高校百年生だよー!

すてるっす:危ない人みたいっすね

ころたん:SGK、次の満月を待て

てるるん:今のは私じゃない

すてるっす:カオスっす


京太郎「……」

 なんだか大変なことになってるけど
 俺が二位で終われたぞ

京太郎「やったぜ!」

 二位ボーナス 実力+6
 てるるんところたんがフレンドになりました




 ちゅんちゅん


京太郎「……」
 
 朝だ
 今日は約束の日

京太郎「かじゅさんの家に……」

 お掃除という建前のもと
 俺はかじゅさんを抱かないといけない
 
 相手は一体どんな人なのか
 そして俺の貞操の行く末は……

京太郎「ああ、神様!」

 

<所持金>
・32900円
<人気>
・4
<ネトマ実力>
・17
<フレンド>  
・ガイト(1/5)
・ドン・タコス
・かおりん
・てるるん
・ころたん



 そろそろ時間も遅いので切ります
 いきなりゾロ目が出ると思わなかったので少し困惑
 童貞なんて飾りですし、とっとと性的な意味で自分を売るのも悪くないかもですね

 あと遅れながら、このスレにはキャラ崩壊や恋愛要素、エロ、理不尽ネタが含まれます
 苦手な方は気をつけてください

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