【安価進行】安価で進行するオリジナルダンガンロンパ (285)

注意

・キャラは既に作成済み

・舞台は本編で使用された本校舎やジャバウォッカ島ではなく、オリジナルの舞台「希望ヶ峰学園分校」です。

・更新頻度はまちまちです

・日常パートと非日常パートの間には一~二週間ほど空きが出来ます(コトダマ選定の為)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1422789284

とりあえずジャバウォッカは突っ込み待ちなのだろうか

??「……ここが希望ヶ峰学園かぁ……」

ネットで得た情報よりも遥かに大きく感じる。

各分野の『超高校級』がここに集まってくるから、まあしょうがないけれど。

そんなこの学園に、私は【超高校級の幸運】として入学できることになった。

まあ、皆さんに分かるように言えば、抽選で選ばれたと言うことです。

いい心地は……しないです。

でも、ここに来られたのだから、ほぼ未来は決まったも同然。

そんな明るい将来を頭に浮かべながら、私は一歩、敷地に足を踏み出した。


明るい未来なんて、あり得ないとは知らないで。






踏み出した瞬間、後頭部への強い痛みと共に私は為す術もなく倒れ込む。

目まぐるしく回る視界。

平衡感覚が崩れてくる。



……そして意識を失った。

>>2
すみませんそこミスりました……。ごちゃごちゃになってしまいました。


主人公
生徒番号01
苫岸恵菜子(とまぎしえなこ)
交友力・7(人並み以上にコミュ力あり)
推理力・5(人並み)
精神力・6(人よりほんの少しだけ勝る)

……ここは……?

苫岸「……?」

見覚えのない風景に、私は長い間混乱を要した。

苫岸「どこなの……?」

周りを見渡すと、机が幾つか……およそ四十だろうか、椅子と共に置かれている。

それだけならまだ分かる。だが……

苫岸「……外が見えない」

窓をすっかり覆うかの如く鉄板が打ち付けられている。

苫岸「……なんで」

何が起こっているのか、未だに分からないままであった。

苫岸「……とりあえず出よう……」

そう決め立ち上がったとき、教卓の上に一枚の紙が置かれているのを見つけた。

苫岸「……にゅうがくしきのおしらせ?」

非常に幼稚な字体で書かれているその文章は、状態の理解できない私を更に混乱させるには十分だった。

苫岸「訳分かんない……」

幼稚たる字体から読み取れる、『たいいくかん』の文字。

苫岸「……行こう」

目的だけが変わった。

    - 分校A棟1F 廊下 -
苫岸「とりあえず……どっちに進もう」

殺風景が続く限りの廊下。しかし左は行き止まり。

苫岸「……右しかないか……」

訳も分からぬまま、私は右へと歩みを進めた。



観てる方居たら構造図のアップの仕方教えて頂けると有り難いです

   -- 分校 体育館 --
案外すぐ近くにあった。

苫岸「とりあえず……入らなきゃね」

迷うことなく、足を踏み出す。

  - 分校 体育館内部 --
苫岸「こんなに……」

それほど大きくはない体育館に、およそ15名の個性豊かそうな人が集まっている。


誰に声をかけますか?
1.頬と手の甲に大傷のある少年
2.ボサボサ頭の少年
3.学ランを羽織った少年

安価下

苫岸「……ねえ」

大傷「……はい?」

苫岸「あの、お名前……私は苫岸恵菜子って言うんですけど」

大傷「川里吾危仁です」

ネットで得た情報によると、……何だったっけ……。

苫岸「川里君の才能は?あ、私は幸運なんだけど」

川里「スタントマン。……ああ、傷のこと?」

苫岸「そうそう。何でそんなにあるのかなって思ったから……」

川里「……あれって意外とコツが必要でさ、たまにミスって大けがするんだよ」

それにしては傷が大きすぎるように見えるけど……まあ、触れないでおこう……。


次は誰に声をかけますか?
1.長身で物腰柔らかそうな少年
2.大人しそうなツインテールの少女
3.白杖を持った茶髪の少女

安価下

名前の呼び方を書いてくれると嬉しいな

>>13
あっごめんなさい、川里は「かわりあきひと」です


苫岸「あの」

ツインテ「……何でしょうか」

苫岸「私、苫岸恵菜子って言います。あなたは?」

ツインテ「……落山千利(おちやまちさと)です」

苫岸「おちやま……珍しい苗字ですね」

落山「それは……あなた様の言えることでしょうか」

苫岸「……言えないね」

落山「……」

苫岸「あ、才能は……?私は幸運なんだけど……」

落山「……茶道家、です」


次は誰に声をかけますか?
1.メガネに白衣といかにも怪しそうな少年
2.顔立ちの整った車椅子の少年
3.どこかで見たことのあるようなロックな少年

安価下

苫岸「……ちょっといいかな」

車椅子「……どうかされましたか?」

苫岸「私、苫岸恵菜子って言うんだけど……」

車椅子「花鳥風月(かとりかずき)です」

苫岸「……あ、私、才能は幸運なんだけど……」

花鳥「……生け花師です」

今年は珍しく、和風文化の才能を持つ新入生が二人もいたようだ。

先程の落山さんと、この花鳥君と言うことか。

苫岸「あ、あ……よろしくね!」

花鳥「ええ」

笑った顔が格好良い。モテそうな人だ。


次は誰に声をかけますか?
1.本を片手に一人佇んでいる少年
2.黒縁メガネの短髪の少女
3.知性的でメガネをかけた長髪の少女

安価下

苫岸「……ねえ」

本「……何」

苫岸「私、苫岸恵菜子って言うんだ」

本「……名沖柳輔(なおきりゅうすけ)」

名沖柳輔……名前だけは聞いたことがある。どこで聞いたかは覚えてないけど。

苫岸「……私、超高校級の幸運なんだけど……」

名沖「……小説家。お前も知ってるだろ?」

苫岸「え、ええ……知ってますよ」

名沖「……それじゃ」

苫岸「……」

ちょっと高圧的な態度に少しだけイラッときた。


最後は誰に声をかけますか?
1.金髪ショートカットの少女
2.不敵な笑みを浮かべている短髪の少女
3.体育館の隅をじっと見つめている少年

安価下


とりあえず離脱

本当に申し訳ありません
諸用により今日の更新ができなくなってしまいました

質問などであれば可能な範囲でお受けいたします。
もしありましたらご自由にどうぞ。

よいしょっと


苫岸「……あの」

不敵「……んー?」

苫岸「私、苫岸恵菜子って言います」

不敵「……蓮来莉江(はすらいりえ)、だよー♪」

苫岸「……あ、肩書きは幸運で」

蓮来「私はね……殺人鬼!」

苫岸「殺人鬼!?」

蓮来「嘘だって!本当はね……ペテン師っ!」

苫岸「……ペテン師!?」

返答に思わず大声が出てしまう。

蓮来「まーペテン師って言っても大したことはやってないんだけどねー」

苫岸「……そうなの?」

蓮来「嘘だけど」

苫岸「……」

時々嘘が交ざってややこしいけど、話していて悪い印象は持たなかった。

??『えー、マイクテスト、マイクテスト』

学ラン「……何?」

??『えー、只今より入学式を執り行いますので、皆々様是非是非とも舞台中央にお集まりください』

白杖「そう言われてもねえ……」

長身「何も……ないよね……?」

??『えー、お集まり頂けましたでしょうか』







       ??『この希望ヶ峰学園"分校"の学園長こと、ボクがモノクマです!』

ロック「喋った!」

花鳥「……!」

名沖「……ロボット?」

金髪「そんな訳ないじゃん」

知性「……どうせどこかでリモコンでも使って動かしてるんじゃないの?」

落山「それなら……話すのも理解出来ますね」

モノクマ「コラーッ!そこ!」

知性「煩いなぁ」

モノクマ「はあ……全く……」

モノクマ「時間がもったいないし、ボクはこう見えても忙しいのですから簡潔に説明します!」



   モノクマ「ずばり!オマエラには一生をこの分校で過ごしてもらいます!」

一同「……」

一瞬の沈黙が体育館に走る。そして。

一同「……はあっ!?」

隅「……何言ってんの?」

川里「冗談にしては度が……」

蓮来「過ぎてるよね流石に!私でもこんなジョーク言わないよ!」

ボサ「……出れねえ……ってことか!?」

白衣「……そういうことだろうね」

学ラン「……ちょっと待って、いくら何でも……」

金髪「おかしすぎる……」

ロック「何がしたいんだ……!」

金髪「ふざけるのもいい加減にしてよ!」

あちこちから文句が飛び交う。

モノクマ「シャラーップ!別にボクはここから出られないとは言ってないでしょーがっ!」

黒縁「つまり……出られる!?」

モノクマ「まあ、そういうことだろうね!」

名沖「……早くその条件を言え」

モノクマ「そそっかしいなぁ。 条件は……」




       モノクマ「ずばり!人を殺すことです!」

一同「……」

二度目の静寂。

黒縁「人を……殺す?」

金髪「何馬鹿なこと言ってんのよ!」

ボサ「誰が人殺しなんてするか!」

モノクマ「あーあーあーあー!みんな典型的な反応でつまんないつまんない!ま、精々足掻いてみればいいんじゃない?それじゃ、快適な――」


蓮来「おかしくない?」

モノクマ「……」

蓮来「……いいよ、百歩譲ってここから出られないってのは同意してあげよっか」

蓮来「でもさ……もうちょっとまともな嘘を吐いたら?」

蓮来「こんな嘘じゃ……誰も信じようとはしないと思うけどね!」

モノクマ「……ボクが本気だって事、この場で証明してあげるよ」

蓮来「証明?何するつもりなの?」

モノクマが言い切った直後、その本体の眼が突然点滅した。

蓮来「んー?何をする気かなー?」

花鳥「……莉江さん離れて!」

蓮来「……え?」

状況が飲み込めていない。そんな蓮来さんはそこから去ろうとしない。

花鳥「蓮来さん!早く!」

その時――。

川里「花鳥が逃げろって言ってるんだから早くこっちに来い!」

蓮来「ちょ、カワやめて――」

川里君が無理矢理蓮来さんを引き離したその瞬間――


――"それ"は激しい破裂音を立て、爆発した。

白衣「爆発した……」

隅「……アイツは!?」

モノクマ「……居るよ!」

モノクマ「それじゃ今度こそ! 快適なコロシアイ生活を!」

そう言い残し、モノクマはどこかへ飛び去ってしまった。


沈黙だけが、体育館を支配する。


誰に話しかけますか?(話す内容も同時指定)

1.長身で物腰柔らかそうな少年
2.メガネに白衣といかにも怪しそうな少年
3.金髪ショートカットの少女
4.ボサボサ頭の少年
5.黒縁メガネの短髪の少女
6.学ランを羽織った少年
7.白杖を持った茶髪の少女
8.どこかで見たことのあるようなロックな少年
9.知性的でメガネをかけた長髪の少女
10.体育館の隅をじっと見つめている少年


ところで分校の構造についてですが、普通にuploaderからやればいいですかね?

あ、ごめんなさい↑は安価下です

苫岸「あの……」

ロック「……オレ?」

苫岸「うん」

ロック「……?」

苫岸「私、苫岸恵菜子って言うんだけど」

やはり見間違えではないようだ。

ロック「あ……新川歩(しんがわあゆむ)」

苫岸「……新川?」

新川「あー……あれは芸名。流石に其ノ木将人(そのきまさと)が本名じゃないって……」

苫岸「やっぱり……って事は……」

新川「おう、才能は歌手、だぜ。……お前は?」

苫岸「あ、私は幸運……」

テレビの中でしか見たことのない歌手が、今自分の目の前に居ると言うことが、余計に私の頭を混乱させる。

新川「ふーん……」

苫岸「……ね、新川君」

新川「何だ?」

苫岸「……この状況、どう思う?」

新川「どうだろうな……異端としか言いようがないもんなー……」

苫岸「……そう、だよね」

新川「まあ……人殺しなんて滅多に……じゃねえや、絶対に起きないだろうし、大丈夫だろ」

苫岸「そうだね……」



誰に話しかけますか?(話す内容も同時指定)

1.長身で物腰柔らかそうな少年
2.メガネに白衣といかにも怪しそうな少年
3.金髪ショートカットの少女
4.ボサボサ頭の少年
5.黒縁メガネの短髪の少女
6.学ランを羽織った少年
7.白杖を持った茶髪の少女
8.知性的でメガネをかけた長髪の少女
9.体育館の隅をじっと見つめている少年

安価下(一応全員と話します)

苫岸「あの」

ボサ「……何?」

この人は見覚えがあるわけではない。

苫岸「私、苫岸恵菜子って言います。あ、肩書きは幸運です」

ボサ「……甲府石矢(こうふいしや)だ。……釣り人」

苫岸「釣り人?」

甲府「そうだ。……何だ?」

苫岸「い、いや……あ!こ、この状況についてどう思う……?」

甲府「……変、としか言えねえよ」

苫岸「そっか……」

甲府「他に感想があるなら教えて欲しいくらいだ」

苫岸「……」

甲府「……」

苫岸「……あ、ごめん。……釣り人って何やるの?」

甲府「何って、釣りしかねえだろ」

苫岸「もっと詳しく……例えばさ、潜るのか、舟に乗るのか、とか」

甲府「……潜るのは潜水漁だから釣りじゃねえし、舟には乗らねえ。波止場で垂らして釣ってただけだ」

苫岸「……そんなんで?」

甲府「そんなんでって……オレが志願したんじゃねえんだから……」

舟にも乗らず、『釣り人』、って変なの。それでここに……。

って私も人のこと言えないか。


誰に話しかけますか?(話す内容も同時指定)

1.長身で物腰柔らかそうな少年
2.メガネに白衣といかにも怪しそうな少年
3.金髪ショートカットの少女
4.黒縁メガネの短髪の少女
5.学ランを羽織った少年
6.白杖を持った茶髪の少女
7.知性的でメガネをかけた長髪の少女
8.体育館の隅をじっと見つめている少年

安価下

好きな人のタイプ聞いてくれないんだ…こういう真面目なタイプだからこそ聞きたかったかも…

苫岸「……あの」

金髪「……何」

苫岸「私、苫岸恵菜子って言います。肩書きは幸運で……」

金髪「……百合原由清(ゆりはらゆきよ)。美化委員」

私はあまりクールな人は得意ではない。特に女性だと。

苫岸「へえ……あ、百合原さんは、何か好きなことある?」

百合原「……自然観察かしらね。もっとも、こんな閉鎖空間じゃ出来そうにはないけど」

苫岸「そ、そうだよね……」

百合原「ここで出来そうなことと言ったら……まあ……思い付かないわね」

苫岸「……そっか」

やっぱり苦手だ。


誰に話しかけますか?(話す内容も同時指定)

1.長身で物腰柔らかそうな少年
2.メガネに白衣といかにも怪しそうな少年
3.黒縁メガネの短髪の少女
4.学ランを羽織った少年
5.白杖を持った茶髪の少女
6.知性的でメガネをかけた長髪の少女
7.体育館の隅をじっと見つめている少年

安価下

苫岸「……ねえ」

学ラン「……」

苫岸「ねえ!」

学ラン「……え?」

苫岸「私、苫岸恵菜子」

学ラン「……あ、芥川……狂……(あくたがわきょう)」

芥川……作家は名沖君だから……。

苫岸「……芥川……作家さん?」

芥川「い、いえ……僕は……」

苫岸「……?」

芥川「思い……出せないんです……」

苫岸「……え?」

芥川「自分の才能が何だったのか……ごめんなさい……」

苫岸「……あ、そ、そうなんだ……」

芥川「……」

苫岸「あ、あ!ごめん!急に話が変わるけど……」

芥川「……」

苫岸「好きな女性のタイプとかってどんなのかなぁ……って」

芥川「……決断力のある人……ですかね」

とても不思議そうな人だ。


誰に話しかけますか?(話す内容も同時指定)

1.長身で物腰柔らかそうな少年
2.メガネに白衣といかにも怪しそうな少年
3.黒縁メガネの短髪の少女
4.白杖を持った茶髪の少女
5.知性的でメガネをかけた長髪の少女
6.体育館の隅をじっと見つめている少年

安価下

>>36
とかって書いてあったし世間話なら良いかなと思ってしまいました
またチャンスありますから(震え声)

苫岸「あの」

知性「私を呼んだ?」

苫岸「うん。……私は苫岸恵菜子」

知性「天田優乃(あまたゆうの)よ。よろしく」

苫岸「うん。……あ、何か変なこと言うけどさ」

天田「……何かしら」

苫岸「……スリーサイズ教えてくれないかな」

天田「却下」

苫岸「や、やっぱり……」

天田「当たり前よ……危機感がないの?」

苫岸「無いわけじゃないけどさ」

天田「けど?」

苫岸「持ちすぎても良くないかなあ、なんて」

天田「……そう」


誰に話しかけますか?(話す内容も同時指定)

1.長身で物腰柔らかそうな少年
2.メガネに白衣といかにも怪しそうな少年
3.黒縁メガネの短髪の少女
4.白杖を持った茶髪の少女
5.体育館の隅をじっと見つめている少年

安価下

苫岸「ねえ」

長身「……どうしたの?」

苫岸「私、苫岸恵菜子って言うの」

長身「ふーん……僕は攝津晋(せっつしん)って言うんだ」

苫岸「……あ、私の肩書きは幸運なんだけど」

攝津「僕は『思いやり』だよ」

苫岸「思いやり?」

攝津「うん」

苫岸「……背が高くてかっこいいよね、攝津君」

攝津「……ありがと。でも、何か変な感じだな」

苫岸「?」

攝津「だって、いつも僕がそっち側だから。あまり自分のことを言われたことがないんだよね」

……成功?


誰に話しかけますか?(話す内容も同時指定)

1.メガネに白衣といかにも怪しそうな少年
2.黒縁メガネの短髪の少女
3.白杖を持った茶髪の少女
4.体育館の隅をじっと見つめている少年

安価下

この苫岸は幸運じゃなくて褒め上手かな?(すっとぼけ)


苫岸「あの」

黒縁「……はい」

苫岸「私、苫岸恵菜子って言います」

黒縁「大場伊織(おおばいおり)よ。よろしくね」

苫岸「……あ、肩書きは幸運で」

大場「私は生物学者だよ」

苫岸「あ、やっぱり学者さんだった」

大場「?」

苫岸「いや……賢そうだなーって思って」

大場「眼鏡効果じゃないの?」

苫岸「そうかな?」


誰に話しかけますか?(話す内容も同時指定)

1.メガネに白衣といかにも怪しそうな少年
2.白杖を持った茶髪の少女
3.体育館の隅をじっと見つめている少年

安価下

苫岸「……あの」

白衣「……ハイ?」

苫岸「私、苫岸恵菜子って言います」

白衣「小生はG・ダイスや」

苫岸「……しょうせい?」

ダイス「そうや……ところで、貴様の肩書きは?」

苫岸「きさっ……幸運です」

ダイス「そうか……小生は心理学者や」

苫岸「へえ……」

古風な一人称と上からの二人称と関西弁があまりにもミスマッチすぎる。

ダイス「……ん?何でそんな微妙な反応なんや?」

苫岸「ダイス君、一応言っておくけど『貴様』は現代だと上から目線の二人称なんだよ?」

ダイス「そないなわけないやろ、ちゃんと小生は調べたんやで?」

苫岸「貴様がそういう意味を持たなくなるのは近世中期まで遡るんだけどなぁ」

ダイス「ななな何やて!?いや、せやかてあのおっさんは小生にそう教えてくれたんやけども……」

苫岸「……」

ダイス「あのおっさん許さへんで!小生にこないな恥かかせよって!」

苫岸「……今の状況分かってる?」

ダイス「分かってるで!……あ」

苫岸「……ところでさ」

苫岸「これからどうするの?」

ダイス「どうもこうもあらへんやろ!気合いで出るんや!人殺しなんてせえへんで!」

苫岸「ふーん……」

ダイス「何やその反応!」

苫岸「いや……フラグっぽかったから」

ダイス「そないなもんはいらへんのや!」

苫岸「……あ、そういえばさ」

ダイス「ん?」

苫岸「……趣味って何か有る?」

ダイス「決まっとるやろ!人間観察や人間観察!」

危ない。


どちらに話しかけますか?(話す内容も同時指定)

1.白杖を持った茶髪の少女
2.体育館の隅をじっと見つめている少年

安価下

苫岸「あの……」

白杖「よ……呼んだ?」

苫岸「私、苫岸恵菜子って……おーい、こっちこっち」

白杖「どこどこ?」

苫岸「えーと……時計回りに45°」

白杖「……これでいい?」

苫岸「うん……」

白杖「あ、ごめんね。私は剣引弾奈(けんびきだんな)」

苫岸「……あ、私の肩書きは幸運なんだけど……」

剣引「……ピアニスト」

苫岸「ピアニスト!?」

剣引「そう……だけど?」

苫岸「……いやごめん、剣引さんって……」

剣引「目は見えてないよ?」

苫岸「……」

剣引「まあでも、目が見えてないからってピアノが弾けないわけじゃないし」

苫岸「……すごいね」

剣引「全然。寧ろ、盲目だからって過大評価されるのは嫌だよ」

苫岸「そっか……」

……盲目というハンデを背負っているのに、何故余計なハンデを背負うのだろうか。
そう思ってしまった。

苫岸「……」

彼はモノクマが去ってからずっと体育館の隅を見ている。

苫岸「……あのさ」

隅「……俺か?」

苫岸「私、苫岸恵菜子」

隅「……須藤豪(すとうごう)だ」

苫岸「あ、私肩書きは幸運で」

須藤「霊能力者」

苫岸「……なんで体育館の隅っこ見てたの?」

須藤「霊が居た」

苫岸「え」

須藤「しかもとても強い怨念が宿った霊だ」

苫岸「……」

須藤「……ずっと前にここで同じようなことがあったのかもしれねえな」

苫岸「私には見えないけど……」

須藤「まあ、多分俺にしか見えてないだろうな。あの女の霊」

苫岸「……」

須藤「……軍人か?じゃあ……ここは戦場だったのかもしれねえ」

苫岸「うええ……」

霊が見えるのは便利なのかそうじゃないのか、いや多分厄介だとは思うんだけど。

とりあえずキリをつけます。
次の更新は本日20時頃となります。

一応これで全員と話したことになる。

苫岸「……部屋に戻ろう」

部屋と言うより教室、だろうけれども。

生徒番号02
川里吾危仁(かわりあきひと) 超高校級のスタントマン
交友力・8(現場で多くの人と挨拶する影響)
推理力・4(頭が特段いい訳ではない)
精神力・9(基本的に高い精神力)
特性
『不動如山』動かざること山の如し。精神力は非常に高い。
『病弱な愛』敬愛のパラメータが異端。ヤンデレ気味。

生徒番号03
攝津晋(せっつしん) 超高校級の思いやり
交友力・7(人に親切にする体質)
推理力・4(そこまで頭が回るわけではない)
精神力・5(一般的な精神力)
特性
『柔和たる声』声からして優しい。安心感を与える。
『楽観思考』文字通り。場の雰囲気に影響。

生徒番号04
G・ダイス(-・-) 超高校級の心理学者
交友力・6(人付き合いは狭めだが深い)
推理力・6(心理学者からの視点)
精神力・8(心理学者故強靱な精神力を持つ)
特性
『深層心理読解』相手の心理をここぞとばかりに読み取る。非日常パートで主に有効。
『剽軽』場の空気を考えない。

生徒番号05
名沖柳輔(なおきりゅうすけ) 超高校級の小説家
交友力・6(人脈は広くもなく狭くもない)
推理力・8(小説で磨いた大きなスキル)
精神力・6(並より高い)
特性
『豊富な知識』仕事柄故知識量が異端。
『依存症』何かに依存する傾向がある。何に依存するかは不明。

生徒番号06
百合原由清(ゆりはらゆきよ) 超高校級の美化委員
交友力・4(きつい喋り方で友達が少ない)
推理力・5(並の知識)
精神力・4(痛いところを突くとすぐ壊れる)
特性
『潔癖症』汚いモノを嫌う。皿洗いは逃げる。
『分別』常識と非常識の境界線が厳しい。

生徒番号07
甲府石矢(こうふいしや) 超高校級の釣り人
交友力・6(気さくな性格)
推理力・3(バカ)
精神力・5(可もなく不可もなく)
特性
『直感』勘が冴えるわけではないが直感的に物事を決める。
『一本釣り』一対一の状況を得意とする。どのようなシチュエーションでも。

生徒番号08
落山千利(おちやまちさと) 超高校級の茶道家
交友力・6(丁寧な言葉遣いで誰にでも分け隔てなく接する)
推理力・4(思考力があるわけではない)
精神力・3(パニックに陥りやすい)
特性
『日本作法』だらしなかったりするのが許せない。
『跪月夜』忠誠を誓うと夜時間にしょっちゅう部屋を訪ねる。

生徒番号09
花鳥風月(かとりかずき) 超高校級の生け花師
交友力・4(人と接するのを避けがち)
推理力・7(知識力はある程度高い)
精神力・8(冷静沈着)
特性
『影落とし』暗い過去に目を伏せる。過去にトラウマ?
『破邪の永生』絶対に悪事は許さない。どんな形であろうとも。

生徒番号10
蓮来莉江(はすらいりえ) 超高校級のペテン師
交友力・9(コミュニケーションの天才)
推理力・3(騙す知恵はあるが少し抜けている)
精神力・6(ポーカーフェイスだが限界を超えると取り返しがつかない)
特性
『ハッタリ』嘘をよくつく。嘘と言うことが嘘かもしれない。
『寂しさの裏返し』嫌われやすい肩書きに若干嫌悪している。

生徒番号11
芥川狂(あくたがわきょう) 超高校級の???
交友力・3(完全なるコミュ障)
推理力・8(記憶は弱いが閃きは異端)
精神力・4(崩れやすい)
特性
『苦しみの欠片』人に嫌われるのを極端に恐れる。
『熱暴走』本気で怒ると暴走する。基本的に止められない。

生徒番号12
剣引弾奈(けんびきだんな) 超高校級のピアニスト
交友力・4(盲目故人の姿が分からずふれあいが少ない)
推理力・4(視覚情報が遮断されており推理が困難)
精神力・7(肝は据わっている)
特性
『音楽狂』音楽に対し強い執着心を持つ。
『心の眼』次の技を絶対必中にする……訳では無く、相手の心を見透かす。

生徒番号13
新川歩(しんがわあゆむ) 超高校級の歌手
交友力・8(人付き合いが非常に良い)
推理力・5(人並み)
精神力・4(かかる重荷のベクトルが違うため脆い)
特性
『無頓着主義』物事を深く追求しない。
『和心』ロック歌手ながら和の心も持つ。

生徒番号14
天田優乃(あまたゆうの) 超高校級の頭脳
交友力・4(人付き合いが悪い)
推理力・9(言わずもがな)
精神力・8(底無し沼のような忍耐力)
特性
『灰色の脳細胞』良いところで推理が冴え渡る。
『確固たる信念』絶対的な信条を持つ。

生徒番号15
須藤豪(すとうごう) 超高校級の霊能力者
交友力・8(霊が見えるので人とはよく話す)
推理力・4(正直なところ霊が見えるので集中できない)
精神力・7(耐霊性があるのである程度のことには耐えれる)
特性
『奇なる命』命の神秘に燃える。
『殺伐たる霊感』強い霊感に惹かれる。体ごと。

生徒番号16
大場伊織(おおばいおり) 超高校級の生物学者
交友力・5(人並み)
推理力・7(生物学的な観点で推理)
精神力・7(負荷には慣れっこ)
特性
『変人』色々と変人。
『生物の号哭』生物の声が聞こえる(聞こえるとは言ってない)。

   - 分校A棟1F 1-E トマギシ -
苫岸「……あれ?」

出たはずの教室に戻ると、明らかな違和感を感じる。

苫岸「机が全部消えてる……?」

代わりに置かれているのは大きな机とベッドのみ。

苫岸「……モノクマも仕事が早いなあ」

ただそうとしか思わざるを得なかった。

それしか考えられなかったし。

一日目が終わりました。


苫岸への好感度
川里 F
攝津 F
ダイス F
名沖 G
百合原 F
甲府 F
落山 E
花鳥 E
大場 F
蓮来 D
芥川 F
剣引 F
新川 F
天田 F
須藤 F

【モノクマげきじょう】

おはようごぜえます。モノクマです。

やっとボクの出番がやってきました。二回目ですが。

とりあえずダイスクンのキャラがおかしいのは仕方がないんです。

ボクだってうぷぷうぷぷしたいんですけどねぇ。

うぷうぷさせたいなら動機が必要なんですよ。

と言うわけで……


第一の動機を募集します!


……と言うわけです。ハイ。

ボクのキャラがぶれぶれなのは気にしなくても結構毛だらけ猫灰だらけ!お宅の青猫友猫だらけ!

……うぷうぷ言ってると吐きそうな人とかうp厨みたいだねぇ。

やっぱりうぷぷぷぷぷ!って言わないとダメだね!うぷぷぷぷぷ!

と言うわけで動機募集してまーすよー!

安価下から!

紙に大事な人か世界で一番失いたくない物の名前が書いてあって、同時に世界が壊れている映像の一部分を見せて24時間以内に起きなかったらこうなるよ…みたいな
紙の中身を見るのも見ないのも自由

【モノクマげきじょう】

なるほどなるほど……。

面白そうだね!うぷぷ!

それじゃボクが独断で決めちゃうよー!


よし!>>65の案を採用するよ!

動機提示は五日目の晩食終了後にします!それまではつまらねえ苫岸さん達の談話なりを楽しんでね!

http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org156034.jpg.html

一階の見取り図です。参考までに

   Day2 AM6:49

苫岸「……あれ……もうこんな時間!?」

今までは六時に起きる生活をしていたので、どうにも慣れない。

苫岸「7時まで空いてないよねー……」

校則が少しだけ疎ましく感じる。

苫岸「……どうしよ」

1.誰かの部屋を訪れる(その場合誰の部屋を訪れるか指定も)
2.連絡通路の封鎖が解かれるまで部屋の前で待つ
3.二度寝

安価下

苫岸「部屋の前で待ってよっか……」

あと11分。そこまで長い間待つわけではない。

苫岸「……そういえば他の部屋もかな」

モノクマが去ってからそこまで時間が経過していたようには思えない。

それに、私より先に体育館を去った人も数人居た。よく片付けられたものだ。と思う。


苫岸「……あ」

??「……」


苫岸が話しかけた人物を指定
話す内容も

安価下

苫岸「芥川君」

芥川「……あ、苫岸さん」

苫岸「芥川君も早く起きたの?」

芥川「あ、いや……寝られなかっただけ……」

苫岸「へえ……」

芥川「でも、7時まで開かないみたいだしさ、扉」

苫岸「そーだね……」

芥川「うん……」

苫岸「……」

気まずい。何か話を振らないと……。


芥川と話す内容を指定
安価下

苫岸「あ……あ、芥川君さ」

芥川「……え?」

苫岸「その……才能が思い出せないって言ってたじゃん?」

芥川「……はい」

苫岸「思い出せそうかなーなんて……」

芥川「……無理そうです」

苫岸「……だよね」

芥川「思い出さない方がいい気がして……」

苫岸「辛いことがあったら……何でも相談してね?」

芥川「……分かりました」

苫岸「私、芥川君のことも大事な友達だって思ってるから」

芥川「ありがとうございます」

思い出さない方がいい、という言葉に少し突っ掛かった。

あっごめんなさい、見取り図で保健室の奥にトラッシュルームと倉庫があるのが抜けてました
↓修正版です
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org159915.jpg.html

7時になった。

他の人はまだ起きてくる気配を見せない。仕方がないので、芥川君と料理を作ることにした。

苫岸「……」

芥川「……」

苫岸「……何作る?」

芥川「……チャーハン、とか?」

苫岸「あ、チャーハン良いね」

芥川「僕は作れないけど」

苫岸「……そうなの?」

芥川「料理苦手なんだ」

苫岸「へえ、意外」

芥川「……」

苫岸「……?」

今ひとつ芥川君の心が掴めない。というかよく分からない。

結局芥川君にはスープ作り(といってもコンソメとわかめを適量入れるだけだが)をしてもらった。

本当に料理が出来ないんだろうか?……無理にやらせるわけにはいかないか。


自由行動が残り 3回可能です。
誰と行動しますか?話す内容も指定
安価下

苫岸「甲府君」

甲府「何だ」

苫岸「分校の中ちょっと歩かない?」

甲府「……分かった」


苫岸「……あ、そういえばさ」

甲府「?」

苫岸「甲府君って超高校級の釣り人じゃん?」

甲府「そうだけど?」

苫岸「私、釣りってやったことなくてさ……初めてでも出来るかな?」

甲府「……どうだろうな。少なくとも船釣りは無理だな」

苫岸「流石に私もそこまで求めてないって……」

甲府「……海釣りか?」

苫岸「海釣り?」

甲府「ほら、昨日言った波止場で糸垂らしてやる奴」

苫岸「海釣りって言うんだ……」

甲府「まああれなら……出来ないこともないとは思うけどな」

苫岸「え!?じゃ、じゃあさ……教えてよ!」

甲府「おう」

釣りの基礎をレクチャーしてもらった。

自由行動が残り 2回可能です。
誰と行動しますか?話す内容も指定
安価下

購買部のイベントは、二日目終了後に行われます。

剣引
目が見えないとやっぱり不便なのかと才能について…

質問です
このキャラとこのキャラを絡ませたら面白そうっていうのがあるんですけれど、2人指定はありですか?

>>81
二人指定は全然OKですよ、寧ろ苫岸を外してその二人でもいいくらいです(建前)


苫岸「剣引さん」

剣引「……苫岸さん?」

苫岸「うん。ちょっとお話ししよ?」

剣引「う、うん」


苫岸「ね、剣引さん」

剣引「何?」

苫岸「目が見えないとさ……ほら、やっぱり不便なのかなって……」

剣引「うーん……確かに、花鳥君みたいに足が不自由でも、車椅子で動けるように社会は優しいけど」

剣引「私みたいに目の見えない人に、特段優しいって訳でも無いんだよね」

剣引「……生まれつきだからしょうがないんだけどね」

苫岸「……そっか」

剣引「……あ、でもね。ここに来てからは天田さんが私のこと助けてくれるんだ」

苫岸「天田さんが?」

剣引「うん!天田さんの顔は見えないけど、優しそうな顔してる気がするんだ」

剣引「それに部屋が隣だから、私のこと気遣ってくれるもん」

苫岸「へえ……」

剣引「……天田さんの顔、見たいなあ…」

苫岸「……あ、そういえばさ。剣引さんってピアニスト……だったよね?」

剣引「えっ!?……うん、そうだけど……」

苫岸「どうなの?」

剣引「どうなの、って言われても……目は見えてないけど、音を聞けばしっかり覚えられちゃうの」

剣引「目が見えないのがデメリットなら、その分耳が良いのはメリットなのかな……って」

苫岸「ふうん」

素っ気ない返事をしてしまったが、ただただ感服しか抱けなかった。言葉が出てこないのだ。


自由行動が残り 1回可能です。
誰と行動しますか?話す内容も指定
安価下


澪田もデメリット背負ってれば耳が良いって言う特徴をもっと活かせたんだろうね(超適当)

これは(アカン)


苫岸「花鳥君」

花鳥「どうか……しましたか?」

苫岸「ちょっとこっち来てくれる?」

花鳥「は、はい……」

苫岸「あ、ダイス君も」

ダイス「……?」


ダイス「小生をこんなところに呼び出しといて何するつもりや」

苫岸「何もしないって」

ダイス「ほんなら、なんで貴様はここに呼び出したんや」

苫岸「二人の才能についてちょっと細かく聞きたくてさ。あ、ダイス君……」

ダイス「ん?……ホンマにやらなならんの?」

苫岸「うん……お願い」

ダイス「しゃーないなぁ……」

花鳥「細かく、と言われましても……本当に、ただ生け花をやっているだけです」

花鳥「足が不自由で、外には出られなかったので、それで」

苫岸「他には理由とか有るの?」

花鳥「……家系が家系だっただけです」

苫岸「だけ?」

花鳥「……ごめんなさい。これ以上はちょっと……」

ダイス(分からへんでこんなんじゃ)

苫岸(でももう続けれそうにないって)

ダイス「小生は心理学者や。……アドラーの心理学って聞いたことあるか?」

苫岸「うっすらとだけど……」

ダイス「ま、あんな感じやな。正確に言うと小生は深層心理学の研究をしとるんや」

苫岸「深層心理?」

ダイス「せや。人の奥深ーいところを探ってくんや。小生みたいに懐の広い奴じゃないとやれやせん」

苫岸「ふうん」


花鳥君の過去は、本人で蓋を閉めてしまった。

かなり深刻な物なのだろうか。

  Day2 PM5:46

苫岸「んー……」

晩食前でとても暇になってしまった。手伝うにも、百合原さんと大場さんが完全に占拠(占領?)しているので入ることもままならない。

かといって、誰かを誘って話すような時間もない。

苫岸「……購買部行こ」

そういえば、何枚かメダルのような物を拾った。使えるのかもしれない。



   - 購買部 -
苫岸「……あーやっぱり」

案の定であった。やはりメダル状の物が必要なようだ。

時間もそう残されているわけではないので、とりあえず有る分全部をつぎ込んでおくことにした。


このレスのコンマ下一桁でメダル枚数を判定(0→10)
それ以降の安価下のコンマで獲得したアイテムを判定。
但し、091『男のロマン』~100『イースターエッグ』は判定外とし、代理アイテム10種を立てる。
これらの番号が出た際はアイテムの説明を>>1が追加で行う物とする。アイテム多い方がいいもんね。
なお、094~100に当たるアイテムは、今後S-01~S-07に分類する。

朝食のときとか全員集合の会話とか何人かでやるイベントとかやってほしいな…その方がこのキャラはこんな性格なんだとか、ここでふざけるキャラなんだとかこの子とこの子ってなかいいんだとかわかるから、ソノホウガ自由行動のキャラの組み合わせとか話題とかに役立つと思う!
期待

>>88
全員集合だと結構厳しいところがあるので、四、五人集めてグループで食事を摂るのは三日目から組み込む予定です。


現在獲得できたアイテム
60水晶のドクロ
99サイン入り野球ボール
19ツルカメダイヤモンド
43愛蔵リアクション芸集
69ペーガンダンス

このレスのコンマも含め、残り四つコンマが必要です。安価下1~3で最終判定を出します

連投ありですか?

書き方が悪かったですね…
全員集合っていうのは、全員とコミュということではなくて、原作でいう警察こないのかな、とかチャプター2の最初の苗木大丈夫のくだりとか、スーダンでいうリーダー決めや切腹のところや澪田ちゃんの復活ライブなどそういう他愛もない日常のことが言いたかったのです…すみません
5、6のコミュもいいと思います!

>>94 コンマに関してはありです
>>95 あ、そういうことですか。そうですね、リーダー格は早いとこ決めちゃわないと進行が面倒いので、上手く時間を縫います


獲得アイテム
60水晶のドクロ×2
99サイン入り野球ボール
19ツルカメダイヤモンド
43愛蔵リアクション芸集
69ペーガンダンス
91将棋の駒
25おでこのメガネ
34支配者のTバック

(本家にもありましたが、完全地雷アイテムが幾つか存在します。そういうのは誰にも渡さないのが吉です)

苫岸「うわっ……」

かなりの量のグッズが出てきた。

苫岸「……持ちきれないよ」

モノクマ「はいはーい!呼びましたかー?」

苫岸「いや……呼んではないけど」

モノクマ「そんなお困りの苫岸さんに!このコンパクトバッグを贈呈しちゃいます!」

苫岸「だから……え、何これ?」

モノクマ「んもう、見れば分かるでしょ!鞄だよ鞄!」

苫岸「……絶対これ入んないでしょ!」

モノクマ「あ、やっぱりそう思います?思っちゃいます??」

苫岸「……うん」

モノクマ「それがですね……これが入っちゃうんですよ」

苫岸「へー(無関心)」

モノクマ「まるで興味が無いように言わないで!」

苫岸「蓮来さんより嘘が下手くそなんだね」

モノクマ「蓮来さんは別格!……ホントに入るの!」

苫岸「どうだか……あ」

モノクマ「でしょでしょ?」

苫岸「ホントだ……どういう仕組みなのこれ」

モノクマ「鞄の中から均一な圧力をかけて無理矢理縮めてるだけだよ」

苫岸「それ結構やば」

モノクマ「くない!手とか入れない限りはセーフ!あと取り出すときは一気に出さないと破損するかも」

苫岸「何気に最後にヤバいこと言わないでくれる!?」

モノクマ「……ま、まあゆっくりと出さない限り壊れないよ……多分」

苫岸「多分!?」

モノクマ「それじゃ、バイバーイ!」

苫岸「……行っちゃった」


アイテム『異次元ポケット』を手に入れた。

鞄とか言いながらポケットなのは気にしてはいけない……


苫岸「とりあえず部屋に戻るか……ん?」

何か落ちている。

苫岸「……日記?」

黒い表紙の日記のようだ。

苫岸「……日記だから大丈夫、だよね」

とりあえず、持ち帰ることにした。……名前を書いたら死ぬノートとは違うだろうし。

中身が若干気になる。

アイテム『惨憺たる日記帳』(登録:S-00)を手に入れた。
説明:想像を絶するほど惨憺たる日記。誰が書いたかは分からない。

 Day2 PM8:48
   - 分校A棟1F 1-E トマギシ -

苫岸「……そういえば、風呂に入ってないなぁ」

だが恐らく、現在開放されている区域に風呂の代わりになる物は幾ら探してもないのだろう。

それを明らかにするかの如く、部屋の片隅にあった仮設トイレはいつの間にかユニットバスに姿を変えている。

苫岸「……早いなぁ」

最早よく分からない。殺し合いとか言いながらしれっと快適な生活を提供しているのは妙な気がする。

苫岸「まあでも……」

こんなところに罠など仕掛けては来ないだろう。そう踏んで風呂に入ることにした。

苫岸「あ、でも先にこれ見てみよう」

……日記から見よう。

  Wretched Diary page1

8月28日 月曜日 晴れ

今日は希望ヶ峰学園の入学式があった。
どうして選ばれたのかは、やっぱり分からないままだ。
でも、それでも、折角チャンスを貰ったのだから。
活かせないと、意味が無い。


苫岸「……希望ヶ峰の生徒、ってこと?」

流石に日記に嘘を書くはずもない。そして短い。

しかしそれ以上に。

苫岸「なんで破られてるんだろ?」

このページ以前の部分は、綺麗さっぱり破り捨てられている。

よくある手法である、一枚下の紙に筆跡が残っている……訳でも無い。下敷きを敷いて書いたのだろう。

苫岸「うーん……」

次のページを捲ろうとはしたが、正直そんな気力もない。

明日の朝見て、寝る前にまた見よう。そうしよう。

苫岸「……あ、お風呂」

完全に失念していた。

   Day3 AM7:45

??「……さーん!苫岸さーん!」

??「おい起きろ苫小牧!」

苫岸「……ん……」

安定の寝坊である。外からは二人の声が聞こえる。

??「大丈夫ですかー!」

??「みんな待ってるから早く起きろって!」

苫岸「ちょっと待って……」

なんとなく分かる。この声の主は……。

??「……あれ、鍵開いてるぞ?よし、入るか」

??「いやそれは流石にマズいんじゃ」

??「起きねえ苫小牧が悪いんだよ」

??「……え?ちょっと歌志内君!?」

何気なく北海道の地名を混ぜないで欲しい。しかも本名じゃない。

??「おい起きろ……起きてるなら返事しろ苫小牧!」

苫岸「返事してるし……新川君!名前違うから!」

新川「うるっさいな……苫って字はあってるから気にするなって」

苫岸「芥川君も何か言ってよ!」

芥川「えっ!?……い、いや僕も名前がごちゃごちゃになってしまってるんで……」

苫岸「……」

だから地名、か。というか歌志内ってどこから出てきた。

新川「みんな待ってるぞ。早く来いって」

苫岸「あ、うん。すぐ行くから……」

新川「二度寝しそうだから起きるまで見張ってるぞ」

苫岸「出てって」

新川「……早く来いよ」

案外すぐ折れた。

食堂には既に全員が集まっていた。

申し訳ない気持ちでいっぱいだ。

苫岸「……おお……」 

料理が目の前に置かれる。美味しそうなスクランブルエッグとパンとサラダ。

……誰が作ったのだろう?


四人組を作って食事します。苫岸の組のメンバーを指定
安価下1で三名 話の中心となる話題も指定

苫岸「よいしょっと……」

花鳥「……すいません、運んで貰って」

苫岸「いいのいいの」

落山「……エナさん、大丈夫ですか?」

苫岸「大丈夫大丈夫」

名沖「……」


苫岸「……じゃ、ちょっと話そっか」

落山「何をお話しに?」

苫岸「そうだね……じゃ、みんながここに入学するまでやってきたこと、とか」

名沖「やってきたこと、と言ってもな……」

落山「わたくしは高校で茶道部に所属し、茶道活動をしておりました」

名沖「僕は小説書いてただけだよ……」

苫岸「ふうん……花鳥君は?」

花鳥「……僕も千利さんと同じです。ただ、生花をしていただけで」

苫岸「部活は?」

花鳥「……帰宅部です」

名沖「僕は一応文芸部だったけど幽霊部員だったかな」

苫岸「……かな?」

名沖「記憶が曖昧だから」

苫岸「ふうん……」

ダメだ、多種多様すぎる上に花鳥君が何故か控えめすぎる。

……やっぱり何かあったのかな?

苫岸「……これから何か出来ること無いかな?」

名沖「ないな」

苫岸「……断言しちゃうの?」

名沖「完全に封鎖されてる状況で、出られる算段もない。あの縫いぐるみが飽きて開放でもしないと無理だね」

落山「わたくしも概ね同意です」

苫岸「そうかなぁ」

花鳥「殺人が起きないようにすることなら無理じゃ無いと思うよ?」

苫岸「……まあでもそれくらいしかないよね」

名沖「……あ、あとなんで封鎖されてんのか調べるくらいなら無理ではないかもな」

苫岸「なかなか出来ることが限られてるもんね……」

やっぱり普通の答えしか返ってこない。……って、私は彼らに何を求めてるんだろう。

彼らも私と一緒の高校生なんだ、ただ肩書きがあるだけの。

……とても詩人っぽい。

自由行動が残り 3回可能です。
誰と行動しますか?話す内容も指定
安価下

※好感度の変動は基本的にプレゼントを渡すことでしか発生しません

苫岸「……須藤君、大場さん」

須藤「……伊織、早く行くぞ」

大場「え、私?……分かった」


苫岸「……大場さん、大場さんってその……生物学者じゃん?」

大場「そうだけど」

苫岸「……どんなことやってたの?」

大場「まあ大体は恵菜子ちゃんが想像しているのと同じだと思うけどね」

大場「解剖とか、人体学とかそういうのがメインだったから」

苫岸「ふうん……須藤君は?」

須藤「……霊が見えるだけだ。見えて……多少のコミュニケーションが取れるだけ」

苫岸「それって結構凄いよね?」

須藤「……さあな。凄いと言われたらそうかもしれねえけど、必要って言われたら素直にそうとは言えない」

須藤「霊が見えることで困ることだって沢山有る。……馬鹿な霊のせいで叱られたことも」

大場「……というと?」

須藤「俺が霊を見えるのと同じように、あっちは俺としか基本的にコミュニケーションが取れない」

須藤「だから暇になるとすぐ俺にちょっかいをかける。授業中とかなら塩を置いておけばある程度対応できるが」

須藤「ああ、あの日は面談だったよ!中三で受験校を決める重要な面談だった!」

苫岸「須藤君、やっぱその話いいや」

須藤「……そうだな、長くなるだろうし」

苫岸「あ、ところでさ……」

須藤「ん?」

苫岸「そのさ、私に守護霊って……居る?」

須藤「……居るぞ」

苫岸「え!?」

須藤「ぼんやりとしててよく見えないけど……制服を来た女……だな」

苫岸「……そんな知り合い居たかなぁ」

居たとしても死んではいないだろう。

苫岸「……あ、大場さんってさ、ここで仲いい人いる?」

大場「いないかなぁ……一応芥川君とかは波長が合うかなぁって思ってるんだけど、あっちから避けてくし」

芥川君はそういう人だからね、と言いたくなったが、そんなことは分かっているだろうと思い口を噤む。

苫岸「須藤君は?」

須藤「んー……あ、ダイスとか?ホントは伊織とは仲良くなっててもおかしくはないんだけど……」

大場「だって晋君幽霊見えるんでしょ?……やだよ、非現実的だし」

須藤「俺は現実的だっつーの」

仲良いなあ。カップルみたい。

大場・須藤「誰がカップルだ!」

……あ、心の声が漏れてた。


大場、若しくは須藤にプレゼントを渡しますか?
現在所持アイテム
60水晶のドクロ×2
99サイン入り野球ボール
19ツルカメダイヤモンド
43愛蔵リアクション芸集
69ペーガンダンス
91将棋の駒
25おでこのメガネ
34支配者のTバック

渡すのなら渡す相手とアイテムも選択
安価下

後で番号をそろえときます


苫岸「ごめんごめん……あ、じゃあこれあげるよ」つおでこのメガネ

大場「……ん?何これ」

苫岸「え?メガネだけど?」

大場「度は入ってない……伊達メガネ?」

苫岸「伊達じゃなくて……何だっけな」

大場「ふーん……ま、いいや。ありがと」

苫岸「……行っちゃった。あ、須藤君にはこれ」つ水晶のドクロ

須藤「水晶か……」

苫岸「どう?」

須藤「嫌いじゃないぜ、こういう神秘的な物。ありがとよ!」

苫岸「須藤君も行っちゃったよ」


須藤の好感度 F→E

アイテム
19ツルカメダイヤモンド
34支配者のTバック
43愛蔵リアクション芸集
60水晶のドクロ
69ペーガンダンス
91将棋の駒
99サイン入り野球ボール

ちなみに、同じ人に同じアイテムをあげると好感度の変動が一律マイナス1扱いされるので要注意。
警告は今後しません(しないとは言ってない)

あ、あと追加アイテムの説明がされてなかったのでしておきます


091 将棋の駒
将棋の駒一式。将棋盤はないが、駒に欠損は無いため遊べないこともない。

099 サイン入り野球ボール
誰かのサインが入った野球ボール。辛うじて読み取れるのは「28」と「d」の文字。

(ごめんなさい、忙しいので今日終わったら火曜までは更新できません)


自由行動が残り 2回可能です。
誰と行動しますか?話す内容も指定
安価下

※一日のモノクマメダル判定は、自由行動の人物指定コンマ下一桁の最低値で判定します。0なら0です。

苫岸「新川君」

新川「……オレ?」

苫岸「うん。……ちょっと話したいことがあって」

新川「お、おう」


新川「……で、何?」

苫岸「新川君って澪田って人知ってる?」

新川「……澪田?」

苫岸「うん。軽音楽で話題になった人なんだけどさ。私、結構好きで……」

新川「澪田……みおた……あのパンクで語尾がッスの?」

苫岸「多分そうだと思う」

新川「澪田って言われても分かんねえって、澪標って言ってくれねえと」

苫岸「……は?」

新川「いやさ、珍しい苗字が覚えられねえんだよ」

苫岸「……澪標なんてもっと覚えられないと思うけど」

新川「そこは高校で習った知識だ!考えてみろ、澪田なんて単語はないが澪標って単語はあるだろ?」

苫岸「……私幸運枠だから高校行ってないし」

新川「まあ気にすんな苫小牧!」

苫岸「気にするけどなあ……苫しか合ってないし」

新川「芥川だってオレのこと歌志内って呼ぶしおあいこだろ?」

苫岸「片道のない三角関係はおあいこでも何でもないよ」

新川「……あ」

苫岸「……」

苫岸「ところで質問の答えは?」

新川「……いや、知ってるって。仲もそこそこ良いし」

苫岸「……ふーん」

新川「まあ仲の良いことが今活きるかって言ったら無理だなそれは」

苫岸「……」

新川「……おいおい、黙るなよ」


新川にプレゼントを渡しますか?
アイテム
19ツルカメダイヤモンド
34支配者のTバック
43愛蔵リアクション芸集
60水晶のドクロ
69ペーガンダンス
91将棋の駒
99サイン入り野球ボール
渡すのであれば何を渡すのか選択
安価下(渡さないという選択もあり)

苫岸「あ、新川君これ」つ愛蔵リアクション芸集

新川「んー……おう、ありがとな」

苫岸「……」

特に反応はない。……なるほど。



自由行動が残り 1回可能です。
誰と行動しますか?話す内容も指定
安価下

※現在獲得可能なメダルは6枚です。

苫岸「蓮来さん」

蓮来「ん?」

苫岸「あ、あと川里君も」

川里「俺?……ああ」


苫岸「あ、二人を呼んだのは……」

蓮来「ところでカワさ、やっぱりその傷かっこいいよね~♪」

川里「これ?ああ、だいぶ前に撮影でミスっちまって……」

蓮来「うっそ~!いやだってそんなところに傷なんてあったらださいし」

川里「……」

蓮来「あ、あ、嘘だって!うん、その傷勲章みたいでかっこいいよやっぱり!」

川里「……マジで?やっぱそうだよな、勲章ってかん」

蓮来「もー、嘘に決まってんじゃん」

川里「」

川里君が気の毒に思える。……いや、寧ろここまで読んでる?

苫岸「あ、そういえば川里君ってさ」

川里「……ん?」

苫岸「スタントマンなのは分かってるけど、結構……すれすれだったりするの?」

川里「命的なことだったらそう……なるな」

苫岸「例えば?」

川里「うーん……階段から転げ落ちるとかだったら兎も角、交通事故の再現VTRだったりは結構危ないかな」

川里「ちゃんと打ち合わせがあればこれくらいの速度でここに突っ込んでくる、なら二回転くらいすれば衝撃を抑えられるとか……」

苫岸「結構考える職業だね」

川里「考えるというか……まあ、ある程度の学力は必要だな」

苫岸「ふうん……」

川里「……どうした?」

苫岸「いや、無理しないで欲しいなあって」

川里「……別に無理はしてないよ。それに、死ぬすれすれだけども死にはしないから。それが"超高校級"ってことじゃない?」

苫岸「……」

川里「おいおい、暗くなるなよ苫岸さん!こっちまで暗くなる……」

蓮来「そーんなときはー!!こっの私がーっ!」

相変わらず蓮来さんは元気だ。……しかも聞いてたみたい。

苫岸「あ、そういえば蓮来さん」

蓮来「んー?」

苫岸「……そもそもペテン師って何?」

蓮来「うーん……そーだね、例えば今からトマとカワに話すとしよう」

苫岸「うん」

蓮来「これは嘘です」

苫岸「……うん」

蓮来「……こんな感じ?」

苫岸「えっどういうこと」

蓮来「さっきのはちょっと端的すぎたかなー。ようは相手に、いかに嘘かを悟られないこと」

苫岸「……?」

蓮来「そりゃ、知り合いには通用しないよ、慣れられてるし。でも初対面には覿面なんだよねこれ」

苫岸「……あ、そういえば」

体育館での挨拶の時、手玉に取られたのを思いだした。

蓮来「まあだから結構危ない橋を渡っては来たんだよねぇ」

川里「危ない橋?」

蓮来「そそ。カワの場合はリアルに危ない方だけど、私はお縄になっちゃう方の危ない、ね」

苫岸「そんなに?」

蓮来「うんうん。でも弱者からはそういうことしちゃダメって決めてるから。悪人からだよ、悪人から」

苫岸「例えば?」

蓮来「例えばも何も、お金を騙し取るんだよ。巧妙に話術で騙るの」

苫岸「……え」

蓮来「毒を以て毒を制す、ってね。私の友達が悪徳詐欺師に引っ掛かってからそういうの始めたんだけど、ネットでちょっとだけ話題になって」

蓮来「それで今もこんなことしてるの」

苫岸「……それで、どこまでが嘘?」

蓮来「そうだね……って!これは本当!『と見せかけて』とかじゃないから!」

川里「其の手は桑名の焼蛤だ!」

蓮来「蛤だろうが鹿だろうがいいけどこれは本当!」

苫岸「……まあ蓮来さんがここまで言うなら信じないこともないけど……」

川里「嘘だったら許さねえぞ蓮来さん」

蓮来「カワ怖いって!」

……多分本当だろう。多分。


蓮来、若しくは川里にプレゼントを渡しますか?
アイテム
19ツルカメダイヤモンド
34支配者のTバック
60水晶のドクロ
69ペーガンダンス
91将棋の駒
99サイン入り野球ボール
渡すのであれば誰に何を渡すのか選択
安価下(渡さないという選択もあり)
※本日獲得したメダルは1枚です

川里はベーガン
連来はダイヤモンド

苫岸「あ、新川君これ」つ愛蔵リアクション芸集

新川「んー……おう、ありがとな」

苫岸「……」

特に反応はない。……なるほど。



自由行動が残り 1回可能です。
誰と行動しますか?話す内容も指定
安価下

※現在獲得可能なメダルは6枚です。

>>123から

苫岸「川里君、これ」つベーガンダンス

川里「……お、おう」

苫岸「あ、蓮来さんにはこれね」

蓮来「ん~?ダイヤ?ありがと!」

れんらいさんではない。はすらいさんだ。

  Day3 PM8:15 食堂

天田「……ちょっとみんな集まってもらってもいい?」

突然天田さんが全員に集合をかけた。

甲府「お、おう……」


天田「……私から提案がある」

天田「朝食の調理を持ち回り制にしようと思っている」

苫岸「何人くらいで?」

天田「そうね……3人で、と考えていたけど」

芥川「三人……」

天田「ええ……何か言いたそうな顔をしてるけど?芥川君」

芥川「いや、そのさ、雅君は車椅子だし、剣さんはその……目が見えてないし、僕は料理が下手だし……」

大体ワードから想像するしかない。……雅君は恐らく花鳥君、剣さんは剣引さんだろう。

天田「その二人にも出来ることはある。君の料理下手は全く無関係」

芥川「……ごめん」

天田「他に問題はない?」

声を発する人はいない。

天田「……よし。なら、順番は食堂に近い順で良い?」

名沖「……近い順?」

天田「ええ。つまり……明朝は苫岸さん、芥川君、名沖君。その次は百合原さん、剣引さん、川里君」

天田「攝津君が余るけど、そうしたら苫岸さんと芥川君に戻る。これでいい?」

苫岸「……うん」

恐らく芥川君も私となら大丈夫だろう。……多分。

http://i.imgur.com/WFVfjvJ.jpg
見取り図がリンク切れになってたので再うpします

  dAy3 Pm9:25
多少の漫談をし、部屋へと帰ってきた。


苫岸「そういえば今日寝坊したから日記を読んでないなぁ……」

苫岸「読もっと」

そう言って黒表紙に手をかけた。

  Wretched Diary page2

8月31日 木曜日 曇り

今日はようやく授業が始まった。今日まで誰とも話せていなかった。
……だからといって今日話せたわけじゃない。
時間はかかるけど、少しずつかなと思う。
ちょっと寂しいけど。


……誰が書いているのかやっぱり分からない。

さっぱり分からないというとダイス君や大場さんに怒られる気がする。気のせいか。

苫岸「……明日早いしもう寝よっか」

ふと日記の表紙が黒いのは何故か、と思った。

苫岸「……うーん意味が無いかなあ」

ある人の顔が浮かんだが……まあ、いっか。

   Day4 AM7:00
苫岸「うーん……」

何とか7時には間に合った。だが……。

苫岸「名沖君、芥川君は……?」

名沖「まだ来てない。見りゃ分かるだろ?」

苫岸「……それは分かるけど」

名沖「起こすか?」

苫岸「……極力そうしてほしい」

名沖「なら……苫岸さん、起こしてきて」

苫岸「……は?」

名沖「……?だって芥川君と仲良いんだろ?」

苫岸「悪くはないけど……普通こう言うのって男子が起こしに行く物じゃないの?」

名沖「別に起こしに行くのは良いけどさ、芥川君結構人見知りだから」

苫岸「だからそれは分かってるって……」

名沖「だからこそ起こしてきてって言ってるんだろ」

苫岸「……はあ」

このままでは埒があかない。仕方なく、芥川君の部屋のドアに手をかけた。

苫岸「……芥川君?」

芥川「……」

苫岸「芥川君!」

芥川「……とま……ってななななななんで苫岸さん!」

苫岸「料理当番!名沖君が起こそうとしなかったの!」

芥川「翁君が?……断れば良かったんじゃ……」

苫岸「もういいから早く起きてよ……みんな起きちゃうよ?」

芥川「あ……うん、行くよ……」

芥川君の料理下手は何とかしないといけない……どうしよう。
というか早く起きて欲しい。

  Day4 AM7:14 厨房
名沖「……で、何作るよ?」

芥川「僕は投げます」

苫岸「お願い投げないで……」

名沖「芥川君は料理できないんだから苫岸さんがやれよ」

苫岸「……冷蔵庫は」

芥川「んー……何でも揃ってます……」

苫岸「もうちょっと具体的に言って欲しかったな」

名沖「あの狸が補充してるから大丈夫だろ」

モノクマ「コラーッ!ボクはタヌキじゃなーい!」

名沖「どっから出てきたんだか」

モノクマ「ボクはオマエラのことをいつでも監視してるからね!誹謗中傷には敏感なんだよ!」

苫岸「説明できてないよ」

モノクマ「……とにかく!ボクはモノクマだからね!タヌキでもネコでもないよ!」

芥川「……いや、どう見てもネコではないと思いますけど……」

モノクマ「黙れマジレス厨!韻を踏んでるんだから突っ込むなよ!」

芥川「……ごめんなさい……」

苫岸「……あーあー、芥川君泣かせたー」

芥川「泣いてないけど……」

苫岸「……」

芥川君が何故人見知りを拗らせてるか、何となく分かってきた気がする。


名沖「モノクマに構うのはいいけど何作るの?」

苫岸「あっ」

作る朝食を指定
安価↓

久しぶりすぎて人来ないので上げます

作る朝食を指定
安価↓

来ないので


苫岸「……このクマ……じゃなくてモノクマは放っておいてもう料理作ろう」

名沖「……だな、構ってても埒があかない」

芥川「昨日は……洋で一昨日が中華だから……和食が良いんじゃないですかね?」

苫岸「それもそうだね……じゃ芥川君は……あーどうしよう……魚捌くのは」

芥川「無理です」

苫岸「だよねー……名沖君なんか良い案ある?」

名沖「……全く?」

芥川「そもそもやり方が分からないんです」

名沖「野菜切るのは?」

芥川「それくらいなら……出来ないこともないですけど……」

名沖「ならやれ。……芥川さんに頼りすぎなんだよ、お前。もし死んだらどうするんだ」

芥川「……」

名沖「……悪ぃな、縁起でもねえ」

芥川「……やりますよ。そんなに言うなら……」

苫岸「え、いや無理はしない方が……」

芥川「やれば全て解決するならやりますよ!」

……怒ってるのかな?……やってくれるのなら私は文句言えないけど……。

 あっごめんなさい、痺れ切らせて書いてる間に来てました だがしかし書き直す気力はない……。


食堂にはほとんどが集まっていた。花鳥君だけ居ないみたい。

苫岸「……花鳥君は?」

蓮来「カトならまだ寝てるよ。シンが確認しに行ったもん」

新川「そうそう、加藤の奴ぐっすり寝てやがった。あれは多分暫く起きねえな……」

苫岸「……そう」

寝かしたままにしておくのも可哀想だけど……配膳してからでいいかな。


四人組を作って食事します。苫岸の組のメンバーを指定(花鳥も可)
安価下1で三名 話の中心となる話題も指定

安価下採用したいけど話題がないので141で


剣引「……こっち?」

攝津「剣引さん、やっぱり危ないから持ちますよ?」

剣引「ううん、大丈夫……」

攝津「大丈夫じゃないですって……危ないですから」

剣引「う……ごめんね」

苫岸「……大丈夫そう?」

攝津「ええ。……花鳥君、まだ寝てるんですか?」

苫岸「……起こしてくるね」

攝津「お願いします」

1-H/花鳥   

苫岸「……花鳥君?おーい……」

鍵はかかっていない。元教室なので引き戸だが、施錠は出来るようになっているんだけど……。

苫岸「……?」

花鳥「Zzz……」

苫岸「かーとーりーくーん!」

花鳥「Zzz……」

苫岸「……起きないなぁ……」

でももう起こさないと健康に悪いし……。

苫岸「花鳥君!起きて!朝だから!」

やりたくなかったが、肩を揺さぶってでも起こしに行った。

花鳥「ふあぁ……あ、恵菜子さん……おはようございます……」

苫岸「おはようございますじゃない!今何時だと思ってるの!」

花鳥「……あ、もうこんな時間……支度したらすぐ行きます……」

苫岸「……大丈夫?」

花鳥「多分……いつもは手伝ってもらってますけどたまには……うわっ!」

車椅子とベッドの間に若干の隙間があったからか、手を滑らせたみたい。痛そう。

苫岸「あーもう……とりあえず肩につかまって」

花鳥「い、いやそれは……」

苫岸「掴まらないなら置いてくよ?」

花鳥「……分かりました」

一人でやるのは少し疲れる。……ただ普通の男子高校生に比べて、若干華奢だから重労働ってほどではない。

苫岸「待ってて貰ってごめん!」

攝津「大丈夫だよ、まだ冷めてないし」

剣引「うん……花鳥君、起きてた」

花鳥「皆さん、すみません……」

苫岸「大丈夫だって……とりあえず食べよう、早くしないと冷めちゃうし……」

>>144に脱字 剣引の台詞の最後に?を補って下さい


苫岸「……あ、そういえばさ。攝津君の肩書きって」

攝津「『思いやり』……だけど?」

苫岸「……結局それってどういうことなの?」

攝津「うーん……多分ネーミングセンスでしっくりくるのがこれしかなかったんだと……」

苫岸「?」

攝津「簡単に言うとボランティア精神、みたいな物かな」

苫岸「……つまり?」

攝津「人に親切に応対したり、困ってる人を助けたり……本当に簡単に言えば、まあこんな感じ」

剣引「簡単に言わなかったら?」

攝津「厳しいところ突いてくるなぁ……難しく言うと結局『自己犠牲』に落ち着いちゃうのかな」

花鳥「……自己犠牲ですか」

攝津「うん。結局そうなっちゃうからね、言葉で表せないというか」

苫岸「へえ……」

本人が言葉に表せないと言っているのだから、私達が詮索しても恐らく知り得ないだろう。

自由行動が残り 3回可能です。
誰と行動しますか?話す内容も指定
安価下

苫岸「蓮来さん、天田さん、いいかしら」

蓮来「ん~?……私も暇してたしいいよ?」

天田「……ええ」


苫岸「……天田さんから見た蓮来さんってどんな感じなの?」

天田「ただ狡猾で意味もなく嘘を吐き続けるだけの人形」

苫岸「結構酷いこと言うね」

蓮来「……まーアマはそんなことどーせ思ってないんだろうけど」

天田「思ってるけど」

蓮来「……あっそ」

苫岸「……えーと蓮来さんから見た天田さんは……」

蓮来「高圧的でいつでも人を見下すのが大好きな私大好きちゃん」

天田「当然蓮来さんの事だし嘘でしょうけど」

蓮来「こればっかりは本気だよ」

天田「……」

めちゃめちゃ雰囲気が悪い。しかし私にはどうしようも出来ない。

変に突っ込むと私が火を食らいそうだ。

蓮来「……」

天田「……」

苫岸「……」

沈黙が続く。ただ当てもなく歩いているのがここまで苦痛だったのは恐らく初めてだろう。

蓮来「……あ、あのさ」

天田「……何?」

蓮来「謝る気はさらさら無かったんだけど……でもちょっとさっきのは言い過ぎたかなーって……」

天田「……そう」

蓮来「……ごめんアマ」

天田「……私も少し言い過ぎたわ」

蓮来「そっちから仕掛けてきたんじゃん」

天田「事実だからよ。言葉がきつかっただけ」

蓮来「また嘘ついちゃってー!」

天田「……やっぱり嘘は吐くもんじゃないわね」

蓮来「へっへーん!嘘で私に勝とうだなんて百年早ーい!」

天田「……嘘の面では負けたわ。だから他のところで」

……ある意味頭を使う二人だから波長は合うのだろう。ベクトルの方向が同じかどうかは別として。


蓮来、若しくは天田にプレゼントを渡しますか?
アイテム
34支配者のTバック
60水晶のドクロ
91将棋の駒
99サイン入り野球ボール
渡すのであれば誰に何を渡すのか選択
安価下(渡さないという選択もあり、数的に全員に渡すと不足するかも)

二人にプレゼントを渡しませんでした。

自由行動が残り 2回可能です。
誰と行動しますか?話す内容も指定
安価下
(今日はこの更新を持って本文の更新を終了します。質問には受け答え可能です)

蓮来に郷里のことを聞く

>>152
誰や郷里って……

>>153
自分のふるさとの話で……

>>154
人のことだと思った……すまん、承知した。明日書きますわ

天田「……じゃ、私はこれで」

苫岸「あ、うん」

蓮来「じゃー私も……」

苫岸「あ、蓮来さんは残ってて欲しいな」

蓮来「……なんで?」

苫岸「ちょっと聞きたいことがあって」

蓮来「……分かった」

苫岸「よいしょっと……」

蓮来「……なんでトマの部屋なの?」

苫岸「え?」

蓮来「はっ!まさか私を[ピーーー]ために」

苫岸「そんな訳無いじゃん」

蓮来「……まー状況的にトマが疑われるからそれもそうだよねー」

苫岸「……聞きたいことがあるからここに来たの」

蓮来「で、何?」

苫岸「郷里、つまりまあ……生まれ故郷の事」

蓮来「ふーん……生まれ故郷かぁ……」

苫岸「どうかしたの?」

蓮来「あんまりこういう質問されたこと無かったからさ」

苫岸「嘘はダメだからね」

蓮来「分かってるって……平和な所だったよ」

蓮来「そんなに犯罪とかも起きてなかったし、海も山もあって自然豊かで」

蓮来「今日の日本じゃ珍しいくらい、都会とはかけ離れた街だった」

蓮来「……だったんだよ」

苫岸「……?」

>>157 上から4行目 蓮来「はっ!まさか私を殺すために」です


蓮来「昨日も話したじゃん、悪徳詐欺師がって」

苫岸「うん」

蓮来「……根城にされちゃった。唯一都会っぽさがあった駅前のビルを」

蓮来「段々と廃れていったんだよ。私は確かにお金を騙し取った。詐欺師達は私を疑わなかった」

蓮来「でも……そこから立ち退くことは断固としてしなかったんだ」

蓮来「勢力範囲は広がっちゃうし、みんな毒されちゃうし」

蓮来「見てて辛かった。友達は引っ越しちゃって、誰も味方がいなくなって」

そう話す彼女の目には、少し泪が浮かんでいた。

蓮来「なんでかなーって。分かんないよ、私のせいじゃないかもしれないし」

蓮来「……寂しかった。親はろくに構ってくれなかったし」

苫岸「……さっき詐欺師"達"って言ってたけど……」

蓮来「地元の……有力な政治家がバックで支援してたんだよ。訳分かんないよねホント……」

蓮来「明るみに出たのは私がここに来る二週間前の事だった。有力政治家は失踪後自殺。詐欺師は全員逮捕も黙秘し軽罪」

蓮来「……バカみたい。騙されてたことが分かった途端街の人たちは掌返すし」

蓮来「……故郷は嫌いだよ。……ごめんね」

苫岸「……」


蓮来にプレゼントを渡しますか?
アイテム
34支配者のTバック
60水晶のドクロ
91将棋の駒
99サイン入り野球ボール
渡すのであれば何を渡すのか選択
安価下(渡さないという選択もあり)

蓮来にプレゼントを渡しませんでした。


自由行動が残り 1回可能です。
誰と行動しますか?話す内容も指定
安価下
(今日はこの更新を以て本文の更新を終了するかもしれません)

暫く更新できなかったのは申し訳ないと思ってる

モノクマメダル5枚獲得。


苫岸「……甲府君、百合原さん、ちょっといい?」

甲府「いいけど?」

百合原「私も」


苫岸「……ねえ、甲府君」

甲府「ん?」

苫岸「釣りって何が良いの?」

甲府「何が良いのってそりゃ、魚を待ってるときのあの無の時間だよ」

百合原「無の時間なんて無駄なだけよ」

苫岸「そういう百合原さんは美化の良いところってあるの?」

百合原「仕分けしてる時ね」

苫岸「仕分け?」

百合原「ゴミの仕分けよ。……ゴム手袋付けながらだけど」

甲府「……そんな忙しなく動いてたら疲れちまうぜ?」

百合原「アンタみたいに無の時間を楽しんでる余裕なんてないのよ」

甲府「それでも時々リラックスしねえと」

百合原「……こんな状況でよく言えるわね」

甲府「こんな状況だからこそ言えるんだよ」


甲府、若しくは百合原にプレゼントを渡しますか?
アイテム
34支配者のTバック
60水晶のドクロ
91将棋の駒
99サイン入り野球ボール
渡すのであれば誰に何を渡すのか選択
安価下(渡さないという選択もあり)

来ないので上げます…

安価↓

甲府および百合原にプレゼントを渡しませんでした。


現在モノクマメダルを5枚所持しています。
このレスのコンマから安価下4までのコンマで獲得アイテムを判定。(今日はこれ以上更新できません、質問には答えられます)

終わらせる気あんの?

獲得アイテム
06-油芋
84-文豪の万年筆
86-キャットドッグプレス

このレス含め残り二つ お願いします。

>>168 ありますよ、時間はかかるかもしれませんが

現在所持アイテム
06油芋
12浮き輪ドーナツ
34支配者のTバック
60水晶のドクロ
74誰かの卒業アルバム
84文豪の万年筆
86キャットドッグプレス
91将棋の駒
99サイン入り野球ボール

   Day4 PM7:46

晩食の時間だ。

……どうやら皆、誰かと二人組を作り食事をする様子だ。

私もそうしよう。

誰とペアを組みますか?安価下で人物と話す内容を指定

来ないので上げます

安価↓

苫岸「……剣引さん、いいかしら?」

剣引「え、あ、うん」

苫岸「そういえば剣引さん、食べられる?」

剣引「……何のこと?」

苫岸「え、あ、いやその……」

剣引「……初めてじゃないから大丈夫だよ。どこに何があるのかは何となく分かるし」

苫岸「そうなんだ……」

だいぶ失礼な憶測をしたことが恥ずかしい。

苫岸「……あ、そういえば剣引さん」

剣引「何?」

苫岸「まだ音楽室とかはないけどさ……ピアノが弾けないのは……」

剣引「……うん、まあ辛いけど……しょうがないかなって」

苫岸「……そっか」

剣引「それに、人を殺してまでピアノを弾きたいだなんて思わないし」

苫岸「……だよ、ね」

剣引「うん」

苫岸「今はどう思う?」

剣引「今は……そうだね、別に何ともないかなって。聞こえる限りはね」

苫岸「……そっか」

剣引「みんなが無音で殴り合いとかしてたら別だけど」

苫岸「ははは……」

私がその状況にあったなら、きっとこんな冗句は飛ばせないだろう。


剣引にプレゼントを渡しますか?
現在所持アイテム
06油芋
12浮き輪ドーナツ
34支配者のTバック
60水晶のドクロ
74誰かの卒業アルバム
84文豪の万年筆
86キャットドッグプレス
91将棋の駒
99サイン入り野球ボール

渡すのなら渡すアイテムを選択
安価下

剣引にプレゼントを渡しませんでした。


Day4 PM8:48 トマギシの部屋

苫岸「今日も読んでないよ……今からでいっか……」


  Wretched Diary page3

9月4日 月曜日 曇り後雨

相変わらず話せない。その上今日は自己紹介をする羽目になった。
……辛い。どうにも居がたい。
若干空間自体に疲れてしまっている。週の初めからこれは良くない。
何とかしなくては……。


分からない。……ただ少しずつ人物像は掴めたような気がする。
少なくとも……いやこれは憶測だから止めておこう。

   Day5 AM7:16 トマギシ

……不味い。今日も寝坊だ。

だが15分程度なら何とか凌げ――

??「苫岸さん?苫岸さーん!」

??「トマ起きてー!」

――なかった。片方は蓮来さんで……もう片方は?

蓮来「とりあえずカトはここで待ってて!寝起きダイブしてくる!」ガチャ

花鳥?「え?ちょっと蓮来さん!?」

花鳥君か!そう思考した直後、蓮来さんが入って来た。

蓮来「とっとと起きんかーい!」ボフッ

……避けれた。蓮来さんの身体がベッドにのめり込む。

蓮来「……トマー?」

苫岸「……」

まずい、多分怒ってる……。

蓮来「ねえ、起きてたなら起きてたって言って欲しかったなー。そうなら私がこんな目に遭う事なんてなかったしなー」

苫岸「……ひょっとして、怒ってる?」

蓮来「え?別に怒ってないけど?何か?」

本格的にまずい。怒ってない訳がない。

苫岸「あの……ごめん」

蓮来「何て?」

苫岸「……ごめんなさい!」

蓮来「……ふふふっ、別に怒ってないよホントに。早く行こ?」

苫岸「……あ、うん」

またもやしてやられたのか。悔しい。

苫岸「……あれ?何で花鳥君が?」

蓮来「あ、昨日起こして貰ったからって言ってついてきた」

苫岸「……そういうこと」

   
Day5 AM7:24 食堂

四人組を作って食事します。苫岸の組のメンバーを指定
安価下1で三名 話の中心となる話題も指定(今日の更新はここまで)

蓮来さん書くの楽しい

せめて話題くらいは選択肢にして欲しい
こっちはキャラのことなんて把握できてないしどんな話をしたかなんていちいち覚えてらんないし

とりあえず生存報告だけ、ちょっとリアルが忙しすぎて更新が出来ませんでした。
時間縫ってやっていこうと思ってます…ごめんなさい…

>>181 了解です。気が回らずすみません。

  Day5 AM7:24 食堂

四人組を作って食事します。苫岸の組のメンバーを指定
安価下1で三名を指定。そこから話す内容の選択肢を出します

苫岸「……大場さん、須藤君、いいかな?」

須藤「おう」

大場「あ、うん」

苫岸「あ、天田さんも」

天田「……私?」


苫岸「……そういえばさ」

須藤「ん?」

大場「?」

天田「……何?」

苫岸「天田さんの『頭脳』って、どういうことなの?」

須藤「……そういえば確かに」

天田「……どういうことって言われてもね」

大場「どっちかというとその言葉そのままお返ししたいよ」

天田「具体的に言うと……まあ『天才』のようなものかな」

大場「全然具体的じゃないし…」

天田「まあ、ぼんやりとしてるのよね」

苫岸「ふーん」

うーん酉をミスる凡ミス、だが既に遅し

自由行動が残り 3回可能です。
誰と行動しますか?話す内容も指定(指定しなくてもOK)
安価下

苫岸「……花鳥君」

花鳥「何ですか?」

苫岸「……ちょっといいかな?」

花鳥「……分かりました」


花鳥と話す内容を選択
1.才能のこと
2.過去のこと
3.趣味のこと
4.車椅子のこと
5.その他

安価下

苫岸「……花鳥君の趣味って何?」

花鳥「趣味ですか?」

苫岸「うん」

花鳥「……そうですね……読書、とか」

苫岸「へー……」

花鳥「……あ、あと……」

花鳥「花占い、とか……」

……花占いってそもそも趣味にカウントできるのかな?

まあ花鳥君がそう思ってるならきっとそうなんだろうけど……。


花鳥にプレゼントを渡しますか?
現在所持アイテム
06油芋
12浮き輪ドーナツ
34支配者のTバック
60水晶のドクロ
74誰かの卒業アルバム
84文豪の万年筆
86キャットドッグプレス
91将棋の駒
99サイン入り野球ボール

渡すのなら渡すアイテムを選択
安価下

苫岸「あ、花鳥君」

花鳥「?」

苫岸「……これ」つ浮き輪ドーナツ

花鳥「……大きいですね」

苫岸「迷惑?」

花鳥「え?い、いえそんなことは」

……と言いつつも持ちきれてないのは黙っておくべきなのか。



自由行動が残り2回可能です。
誰と行動しますか?話す内容も指定(指定しなくてもOK)
安価下

一旦落ちかけたので上げます

自由行動が残り2回可能です。
誰と行動しますか?話す内容も指定(指定しなくてもOK)
安価下

苫岸「甲府君」

甲府「……お、苫岸どうした?」

苫岸「ちょっと話したいことがあってね」

甲府「ほーん」


甲府と話す内容を選択
1.釣りのこと
2.交友関係のこと
3.趣味のこと
4.他の人のこと(誰のことかは安価で指定)
5.その他

安価下

苫岸「友達とかのことなんだけど」

甲府「……ここでのか?」

苫岸「あ、うん。そうかな」

甲府「……そうだな……新川とか名沖あたりとはいい感じだな」

甲府「あとは……横一線かな?芥川はどうも嫌ってると見えるけど……」

苫岸「……やっぱり」

甲府「やっぱり?」

苫岸「……いや、芥川君って結構そういう人だから」

甲府「……なかなか難しいな」

芥川君は相変わらずよく分からない。本当に難しい。


甲府にプレゼントを渡しますか?
現在所持アイテム
06油芋
34支配者のTバック
60水晶のドクロ
74誰かの卒業アルバム
84文豪の万年筆
86キャットドッグプレス
91将棋の駒
99サイン入り野球ボール

渡すのなら渡すアイテムを選択
安価下

苫岸「……あ、これ」つキャットドッグプレス

甲府「……なんだこれ」

苫岸「……さ、さあ?」

甲府「ま、ありがとな!」

苫岸「……」

勘違いしてる気がするが……まあいっか。

 甲府の好感度 F→E


自由行動が残り1回可能です。
誰と行動しますか?話す内容も指定(指定しなくてもOK)
安価下
(この自由行動の後、モノクマからの動機提示)

苫岸「ええっと……あ、新川君、名沖君」

新川「ん?どうかしたか?」

名沖「……何」

苫岸「ちょっとね」

新川「分かった」

名沖「……何が?」

新川「いいから来い」

名沖「……はいはい」


苫岸「芥川くーん」

芥川「……僕ですか?」

苫岸「芥川って狂君しか居ないと思うけど……」

芥川「……あ、はい」

苫岸「ちょっといいかな?」

芥川「分かりました」


三人と話す内容を選択
1.歌のこと(新川メイン)
2.文学のこと(名沖メイン)
3.趣味のこと(誰メインでも可、指定求む)
4.服装のこと(芥川メイン)
5.苫岸自身のこと(全体)
6.自分自身のこと(全体、メインの指定可)
7.その他(メイン指定可)

安価下

苫岸「……そういえばさ、芥川君って何で学ランなの?」

芥川「えっ!?」

苫岸「いやだって、新川君は結構パンクな感じだし」

新川「パンクじゃなくてロックだ」

苫岸「名沖君は結構あれな感じだし」

名沖「なんだよそれ」

苫岸「あれだよあれ……」

芥川「……アンニュイ?」

苫岸「そう……そんな感じ!」

名沖「倦怠感じゃねえよ……」

苫岸「……で、芥川君は?」

芥川「うーん……あーでも、この服着てると何か落ち着くんですよ」

苫岸「落ち着く?」

芥川「よく分かんないんですけど……今翁君とか歌志内君が着てるような服はどうも……」

新川「何がどうもだ!あと新川だ新川!」

名沖「おきなじゃなくてなおきなんだけど……」

芥川「えっ!?あっ、いや別に貶してる訳じゃないですよ!?」

……素?


新川、芥川、名沖にプレゼントを渡しますか?
現在所持アイテム
06油芋
34支配者のTバック
60水晶のドクロ
74誰かの卒業アルバム
84文豪の万年筆
91将棋の駒
99サイン入り野球ボール

渡すのなら渡すアイテムを選択(誰に渡すのかも)
安価下

苫岸「……あ、そろそろ夕食?」

新川「あー、そうだな」

名沖「それじゃ」

苫岸「あ、うん」

芥川「僕もこれで……」

苫岸「あ、ちょっと待って!」

芥川「えっ!?」

苫岸「これ!」

芥川「……万年筆ですか?」

苫岸「まあ、うん」

芥川「……」

苫岸「……どうかした?」

芥川「え、あ、いやありがとうございます!嬉しいです!」

苫岸「良かった。……あ、芥川君、料理作りに行こ」

芥川「え、あ……わ、分かりました!」

 芥川の好感度 F→E

  Day5 PM6:27

苫岸「えーっと……どうする?」

芥川「えっ」

苫岸「あーうん、ごめん……何も考えてない……」

芥川「ええ……」

苫岸「芥川君、何かありそう?」

芥川「うーん……あ、カツレツとか……」

苫岸「……カツレツ?」

芥川「はい……え、ダメでしたか?」

苫岸「え!?あ、いやそんなことはないけど……」

芥川「良かった……」

苫岸「それじゃカツレツで……あれ、芥川君は?」

芥川「……作れないです」

苫岸「やっぱり……」

芥川「あ、いや!でも手伝いはしますよ!」

そういうことじゃないんだけど……まあいっか……。

苫岸「よいしょっと……」

芥川「大丈夫ですか?」

苫岸「芥川君が手伝ってくれてたらもうちょっとマシだったとは思う」

芥川「あ、いやそれほどでも……」

苫岸「褒めてない」

芥川「あ、はい」

苫岸「……」

どうも調子が狂う。

まあ折角だし、芥川君とご飯食べるか……。

芥川と話す内容を指定
1.好きな人のこと
2.交友関係のこと
3.趣味のこと
4.他の人のこと(誰のことかは安価で指定)
5.その他
安価下

苫岸「……芥川君ってさ、好きな人とか居るの?」

芥川「ガハッ!」

苫岸「そんな漫画みたいな効果音出さないでよ……」

芥川「えっ、えぇ……えっと……その……」

苫岸「んー?」

芥川「いない……こともないですけど……」

苫岸「?」

芥川「い、いややっぱり何でもないです!」

苫岸「そんなこと言われると気にな」

芥川「何でもないですからあああぁ!」

反応が可愛い。


芥川にプレゼントを渡しますか?
現在所持アイテム
06油芋
34支配者のTバック
60水晶のドクロ
74誰かの卒業アルバム
91将棋の駒
99サイン入り野球ボール

渡すのなら渡すアイテムを選択
安価下

なお、この後動機提示

上げます

芥川にプレゼントを渡しますか?
現在所持アイテム
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34支配者のTバック
60水晶のドクロ
74誰かの卒業アルバム
91将棋の駒
99サイン入り野球ボール

渡すのなら渡すアイテムを選択
安価下

芥川「よいしょっと……」

苫岸「あ、芥川君」

芥川「え?」

苫岸「これ、良かったら」つ誰かの卒業アルバム

芥川「……アルバム?」

苫岸「うん。誰のかは分かんないけど……」

芥川「……」

苫岸「……どうかした?」

芥川「え?あ、いや……寄せ書きの所に何も書いてないなぁと思いまして……」

苫岸「……ホントだ」

芥川「……友達少なかったんですかね」

苫岸「かもね」

芥川「……」

……?どうしたんだろう。

モノクマ『ピンポンパンポーン!えーオマエラ!至急視聴覚室に集まりたまえ!繰り返ーす!至急視聴覚室に集まり給え!』

名沖「……やけに古典的だな」

百合原「古典的と言うより軍人みたいな感じでしょ」

蓮来「たいちょー!弾切れです!ご指示をーっ!」

川里「悪ふざけはよせ」

蓮来「ちぇー」

天田「……早く行きましょう」

苫岸「そう、だね」


    chapter1 ハイトクランチ

とりあえず今日はここまで(久しぶりに終了宣言)

何か質問あったら気兼ねなく。答えられる範囲で答えます。
身長体重の一覧は明日辺りに。


前に幹嶋のやつ書いてたのあなただよね?

>>219
HAHAHA!と笑い飛ばしてみたいところですが、お恥ずかしながら該当の者です。
まあ上の方にそのことに言及した人もいらっしゃったのですが、気分的に見過ごしました。すみません。
書き方があまり変わってませんし、好感度をアルファベット表記にするところとかで気付かれたのでしょうか。(気付かれても問題はないですが……)

あ、一応身長体重の一覧は載せておきます。更新は無理そうです。

苫岸 165cm 48kg
川里 188cm 81kg
攝津 178cm 59kg
ダイス 168cm 54kg
名沖 158cm 42kg
百合原 156cm 40kg
甲府 170cm 61kg
落山 150cm 39kg
花鳥(直立時) 164cm 44kg
大場 161cm 49kg
蓮来 141cm 28kg
芥川 159cm 49kg
剣引 149cm 37kg
新川 167cm 55kg
天田 172cm 51kg
須藤 169cm 55kg

幹嶋スレ懐かしいな
雨女と晴れ男好きだった

キャラの名前の元ネタとか気になる

今日も更新は無理そうです、と聞き覚えのある台詞を吐いてみます。

>>222
あのお話は雨乞と晴川のイチャコラを楽しむお話しだからね(白目)
キスで晴川の好感度がFからBまで跳ね上がったのは今考えるとおかしいわ

元ネタねぇ……苫岸はだいぶ上に苗木のアナグラムってことがバレてるし、甲府で行くか……
甲府石矢←コウフイシヤ←コウ「フイシヤ」←フィッシャー←釣り人(fisher)+甲府←山梨←海無し←釣り人らしくないの掛詞やで(掛けたとは言ってない)
他は要望あれば言うよ(但し芥川は才能バレまで封印、他みんな才能に由来してるから)

   -- 視聴覚室 --
モノクマ「えー!とりあえず揃いましたね!」

新川「いちいちうっさい」

モノクマ「うるさくてもいいんです!ムムッ!」

芥川「いや、煩いと困ると思うんですけど……」

モノクマ「黙れマジレス厨ーっ!」

攝津「……あの、早くしてくれますか?」

モノクマ「早くしたいけど!ねえ!出来ると思う!?」

ダイス「やれるやろはよせえや」

モノクマ「うぎゃーっ!うるさーいっ!名簿順に座ってパソコン立ち上げてコンピュータからread-onlyを選択してそこに入ってるaviファイルをダブルクリックして……」

甲府「情報科の教師か!」

モノクマ「今時DVDなんて古いんだよ!あ、あと机の上に置いてある紙は絶対に見ないでね!」

大場「……フリ?」

須藤「見ないでおくか」

モノクマ「見ろーっ!」

そんな和気藹々とした雰囲気の中、私は指定された席へと着く。

苫岸「……見るか」

流石にあれだけ振っておいて……と思いつつ中身を見る。






『ハシジタヒナメ』









……端下雛女。中学時代の同級生。

とても深い付き合いの"親友"である。

……意図が読めない。そう心へ留めながらパソコンへと手を伸ばす。

暗い世界が一つ動く。



眩んだ瞳に確かに映る。



壊れた世界は動きを止める。






心に小さな傷がつく。




そこに塩水が流れ込む。




染みる、染みると



厭だ、嫌だと



痛い、痛いと心で叫んだ後




一瞬何かが事切れたような音がして、すぐに顔が映る。

目の前の箱が垂れ流す映像の答えを、誰も彼も知っていない。





沈黙が部屋を支配する。




頑丈な彼も
優しい彼も
剽軽な彼も
自己中な彼も
潔癖な彼女も
馬鹿な彼も
真面目な彼女も
静かな彼も
抜けてる彼女も
能天気な彼女も
不思議な彼も
盲目の彼女も
明朗な彼も
神童の彼女も
零を知る彼も




ただ沈黙が、支配した。





誰もそれを破ることは出来なかった。




皆がその場を去って行く。残ったのは私とあと一人。

本日はこれで以上。次更新するときは安価下で>>230の「あと一人」を確定します。

あと>>65から引っ張りましたが、ちょこっと条件をいじってあります。まあその辺りは次回の更新で追々。



んで一応>>222から元ネタを引っ張ってくるとして、まあ甲府だけじゃつまらんので蓮来も。

蓮来莉江=「斜」に構える(物事に正対しないで、皮肉やからかいなどの態度で臨むの意)+ハスラー(ペテン師)+lie(嘘)+lie→リエという甲府以上の掛詞っぷり


質問あったらどうぞ。遅くとも明朝にでも回答致します。

……誰かが残っている。誰、だろうか。


残っていた人物を安価下で指定

名沖「……」

苫岸「……名沖君」

名沖「……何」

苫岸「あ、いや……今の……」

名沖「悪趣味だ」

苫岸「……」

名沖「……」

そう言い放って口を閉じた彼の手元には、一枚の紙が見える。何らかの文字が記された。

苫岸「……それ、何?」

名沖「……紙だけど」

苫岸「……何て書いてあるの?」

名沖「……」

そこにはこう書いてあった。

苫岸「……琴鷲風花?」

名沖「……」

……なるほど、名沖君にとっての"彼女"は私にとっての雛女のことと同義なんだろう。

そう思案していると、名沖君が立ち上がって話す。

名沖「……世界がああなっているとは到底思えないね。だが、そうじゃない証拠もない」

苫岸「え……そう……だけど」

名沖「あれをどう捉えるかは勝手だけどね」

苫岸「……」

名沖「……"あれ"が現実だとして、それが世界の崩壊と等しい訳じゃない」

名沖「紛争地域の廃墟を撮影しても同じような物が撮れるはずだし」

苫岸「なお……きくん?」

名沖「……僕は信じるよ。コトワシを」

そう言って名沖君は去って行った。



【おめでとうございます! Chapter1にて名沖君がクロにならないことが確定しました!】

     Day5 PM9:14 苫岸の部屋

苫岸「……」

やっぱり分かんないなぁ。

苫岸「……あ」

日記読もう。




  Wretched Diary page4

9月7日 木曜日 曇り

立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花。

百合にはなれない。



苫岸「……」

こっちも訳分かんない。

苫岸「はああああ……」


訪ねてきたor訪ねる人物を指定
安価下(コンマが偶数なら訪ねる 奇数なら訪ねられる)

攝津「……入っていいですか?」

攝津君だ。

苫岸「あー……うん。開いてるから……」

攝津「……気を許しすぎですよ」

意外な第一声に一瞬驚いた。……あ、いやでもまあそうか。

苫岸「……ごめん」

攝津「……大変でしたね」

苫岸「……何が?」

攝津「さっきのことですよ。名沖君と最後まで残ってましたけど、大丈夫ですか?」

苫岸「あ、うん……ちょっと強烈だったから……」

攝津「趣味が……悪いですよね。残り48時間、なんてテロップまで出すなんて」

苫岸「……うん」

確かにあれは酷い。……よね?

攝津「……本当に大丈夫ですか?」

苫岸「え!?あ、うん大丈夫だよ」

攝津「……そうですか」

苫岸「……」


攝津にプレゼントを渡しますか?
現在所持アイテム
06油芋
34支配者のTバック
60水晶のドクロ
74誰かの卒業アルバム
91将棋の駒
99サイン入り野球ボール

渡すのなら渡すアイテムを選択
安価下 (安価下コンマでモノクマメダルも判定、2で割って切り上げ、0は10と扱う)

攝津「……気をつけて下さいね」

苫岸「あ……うん。ありがとうね」

攝津「それでは」

苫岸「……」

行ってしまった。

若干心細さが残る。

  Day6 AM7:07

七分……

何とかなる……何とかなる……

天田「苫岸さん?時間よ?」

ならなかった。

苫岸「あ……うん、すぐ行くから……」

天田「……分かったわ」

やけにあっさり。……生存確認ってこと?

  Day6 AM7:19 食堂

天田「……揃ったわね」

芥川君で最後のようだ。とは言っても私より遅かったのは彼だけだけど。



四人組を作って食事します。苫岸の組のメンバーを指定
安価下1で三名を指定。そこから話す内容の選択肢を出します

苫岸「新川君、いい?」

新川「ん?ああ、いいけど」

苫岸「甲府君も」

甲府「オレ?」

苫岸「うん。……あ、芥川君も」

芥川「……分かりました」


話すこと
1.朝と言えば何か
2.趣味のこと(誰について掘り下げるかも指定)
3.苫岸自身のこと
4.自分自身のこと(全体、誰について掘り下げるかも極力指定)
5.海や川のこと(甲府メイン)
6.性格のこと(芥川メイン)
7.歌のこと(新川メイン)
8.その他(誰がメインか指定可能)

安価下

苫岸「新川君って上手いの?」

新川「何が?」

苫岸「歌」

新川「……上手いに決まってんだろ」

甲府「そもそも上手くなかったら歌手じゃねーし」

新川「お前が言うな!」

甲府「気にすんな気にすんな」

新川「気にするわボケ!」

苫岸「……そういう甲府君は?」

甲府「どう思う?」

苫岸「……さあ?」

甲府「オレはそこそこ上手いぜ」

新川「オレより下手なくせによく言えるな」

甲府「んだと」

新川「冗談だバーカ」

コントを見ているようだ。面白いかどうかは兎も角。

芥川「……そういう苫岸さんは?」

苫岸「私は……そこそこかな」

甲府「そういう芥川はどうなんだよ」

芥川「え……う、僕は……」

新川「音痴パターン?」

芥川「……」

無言で頷く芥川君。

新川「マジ?どれくらい?」

音痴にどれくらいってあるのだろうか。

芥川「じ……自分では上手いって思ってるんですよ!でも何か下手みたいで……」

甲府「それ分かるわー友達にそういう奴居たわー」

意外な一面が垣間見えた。

Day6 AM9:22

自由行動が残り 3回可能です。
誰と行動しますか?話す内容も指定(指定しなくてもOK)
安価下

芥川「どうでもいいけどカツレツって美味しいよね」


三人と話す内容を選択
1.身体のこと(川里メイン)
2.ここの環境のこと(百合原メイン)
3.趣味のこと(誰メインでも可、指定求む)
4.精神のこと(ダイスメイン)
5.苫岸自身のこと(全体)
6.自分自身のこと(全体、メインの指定可)
7.その他(メイン指定可)

安価下

上げます


三人と話す内容を選択
1.身体のこと(川里メイン)
2.ここの環境のこと(百合原メイン)
3.趣味のこと(誰メインでも可、指定求む)
4.精神のこと(ダイスメイン)
5.苫岸自身のこと(全体)
6.自分自身のこと(全体、メインの指定可)
7.その他(メイン指定可)

安価下

苫岸「川里君、ダイス君、ちょっといい?」

ダイス「なんや」

川里「あーうん、いいけど」

苫岸「じゃ川里君だけ」

ダイス「小生を置いてく気かいな!」

百合原「当たり前じゃない」

ダイス「なんで貴様が出て来るんや」

百合原「恵菜子に呼ばれたからよ」

川里「……じゃ、行くか」

苫岸「そうだね」

ダイス「えぇ……ノリにしちゃ重すぎやで……」

百合原「だったら来ればいいじゃない」

ダイス「なんやねんホンマ癪に障るな……」

苫岸「……そういえばさ」

ダイス「……なんや」

川里「結局いるんだな」

ダイス「文句あるかいな!」

苫岸「……みんなってその……恋愛とかどう?」

百合原「どうって……」

苫岸「……あーいや、今のこの環境下でーってことだけじゃなくて……」

川里「恋愛かぁ……」

百合原「恋愛ねぇ……」

ダイス「恋愛かいな……」

苫岸「えっなにこの倦怠感」

川里「いやだって、どう見ても俺は恋愛したことなさそうじゃん?しても長続きし無さそうじゃん?」

苫岸「急に卑屈だね……」

百合原「こんな環境下で恋人なんて出来る訳ないでしょ」

苫岸「話聞いてた?」

ダイス「恋愛なんて必要ないやろ……彼女出来る訳じゃあるまいし……」

苫岸「意味不明だよ……何言ってるのかさっぱりだよ……」

川里「まあでも居たことはあるけどなぁ、彼女。速攻で振られたけど」

百合原「出た、恋愛経験者は騙る」

苫岸「変換がおかしい気が」

ダイス「あっとるやろ、現実はそうそう甘くないんや。貴様も心得とけ」

苫岸「興味はあるの?」

ダイス「ないっちゅーたら嘘になるわな」

百合原「ないことはないわね」

川里「そうだな」

苫岸「……」

悲しいのかなんとやらなのか……。あ、いやでも悲しいのか。


百合原、ダイス、川里にプレゼントを渡しますか?
現在所持アイテム
06油芋
34支配者のTバック
60水晶のドクロ
74誰かの卒業アルバム
91将棋の駒
99サイン入り野球ボール

渡すのなら誰に何を渡すのか選択
安価下

苫岸「……川里君」

川里「何だ?」

苫岸「これ」つサイン入り野球ボール

川里「ボール?」

苫岸「サイン入ってるよ!」

川里「んー……28……K……d……iか?全然分かんねえけど……ま、ありがとな」

ダイス「ええなあ……小生もお零れ預かりたいわ……」

苫岸「はいこれ」つ支配者のTバック

ダイス「……なんやこれ」

苫岸「お零れ」

ダイス「え、あのいや」

苫岸「お零れですが、何か?」

ダイス「……」


【ダイスの好感度 F→G】

さーてこれで今日はお終い!最後にダイスの好感度が下がりましたが、別にお零れに文句言ってるんじゃなくてアイテムに文句言ってるだけです
ちなみに完全地雷(上げれば好感度低下確定)は100個中6個です

恋愛の話が出ましたが、個人的に16人のくっつき方は何となく決まってます。本編で出すことは基本ありませんが、番外のおまけシリーズで取り上げてくのは考慮中です。

質問ありましたらどうぞ(こう言って来た試しはほとんどない)

うん、案の定来ない


Day6 PM1:06

自由行動が残り 2回可能です。
誰と行動しますか?話す内容も指定(指定しなくてもOK)
安価下

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年02月20日 (金) 04:45:15   ID: oJUIk1FD

これ幹嶋のやつか?

2 :  SS好きの774さん   2015年08月31日 (月) 12:33:47   ID: vDXFPWOS

あまりにも糞過ぎてダンガンロンパ名乗るのもおこがましいレベル

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