男「安価で宇宙一の漫画家を目指すぜ!!」(55)

男「まずは漫画のコンセプトから入るか」

男「やっぱり老若男女が喜びそうなネタがいいよな・・・」

男「よし!決めた!!」

男「漫画のコンセプトはズバリ!>>2だ!!」

指名手配犯のラブコメ

男「漫画のコンセプトはズバリ!指名手配犯のラブコメだ!!」

男「やべえ!俺天才すぎる!!」

男「指名手配犯のラブコメなんて誰も思いつかねえよ!!」

男「ぬおおおおお!なんか急に創作意欲が湧き上がってきたぜえええ!!」

男「さっそく原稿用紙とGペンを用意だ!」

数分後

男「ふ~名作の予感しかしねえぜ」

男「まずタイトルは>>5で舞台は>>6だ」

おおきく(包丁を)振りかぶって

富士の樹海

男「まずタイトルは大きく(包丁)振りかぶってで舞台は富士の樹海だ」

男「・・・素晴らしい」

男「もはや傑作以外の何物でもない・・・」

男「自分の才能が恐ろしいぜ」

男「次はヒロインだな」

男「やっぱりメインヒロインは>>9 みたいな感じかなぁ」カリカリ

魔王

男「やっぱりメインヒロインは魔王みたいな感じかなぁ」カリカリ

男「もっと顔を劇画タッチにして今までにない威圧感満載のメインヒロインにしよう」ガシガシ

男「おお!今までにない萌えとはかけ離れた燃え系ヒロインに出来上がったぜ」

男「この顔、国の一つや二つは滅ぼしてる顔ようないい顔だ」

男「キャラも大分かたまってきたしあとは>>11かな」

安価↓

男「キャラも大分かたまってきたしあとは主人公の必殺技かな」

男「ヒロインを賭けたバトル描写も想定してるしめっちゃかっこいいのを考えておこう」

男「道産子ドリームチョップ?いやいやナンクルナイサーショットの方がいいかな?」

男「ダメだ!全然いい案が思い浮かばねえ!!」

男「こういう時は俺の目標である>>16先生の漫画を参考にしよう」

破戒と破壊の神

男「こういう時は俺の目標である破戒と破壊の神 先生の漫画を参考にしよう」

男「確か破戒と破壊の神先生の漫画はこの辺に」スー

男「あった!」スッ

男「 やっぱり破戒と破壊の神先生といったら代表作の>>18だよな!!」

連続ありなん?

安価だったら全てを破壊する俺

男「 やっぱり破戒と破壊の神先生といったら代表作の全てを破壊する俺 だよな!!」

男「1989年から始まって13回の打ち切りを経験しながらもなんだかんだで連載してる全てを破壊する俺」

男「この主人公がなんといってもカッコいんだよな!!」ペラペラ

~すべてを破壊する俺~

俺「ヒャッハー!今日も学校をサボって全てを破壊してやるぜ!!」

先生「やめるんだ!ひろし!!」バーーン

俺「その声はせんこう!!!」ガアアアン

先生「破壊するのはドラクエのツボだけにしなさい!!」

俺「せんこう・・・」

俺(俺、ひろしじゃなくてタケルだよ。3年も同じクラスなんだからいい加減覚えろよ)

男「・・・」

男「かっけえええええ!!!」

男「やっぱりひろしは最高だぜえええ!」

男「はっ!」ピキーン

その時、男の脳内に電撃のような閃きがはしった!!

男「これだ・・・」

男「主人公の必殺技は>>22で決まりだ!!」

洗脳

男「洗脳することでヒロインを次々とおとす主人公かぁ」

男「まさに新感覚のラブコメだぜ!!」

男「そうだ!PNがまだだった」

男「PNはそうだな・・・。>>24かな?」

チ〇コ

男「チ○コ・・・」

男「なんていい響きだ」

男「小学生にもうけそうだし俺の書くマンガにピッタリだ!!」

男「ぬっはああああ!創作意欲がどんどん湧き上がってくるぜえええ!!!」

男「燃えろ!俺の小宇宙!!」ガガガガガッ

~翌日の早朝~

カラス「アホーアホー」パタパタパタ

男「ゼーゼー・・・できた」

男「俺の最高傑作が出来上がったあああ!!」

男「あまりの傑作すぎて涙が止まらないぜ」グスグス

男「よし!早速持込みだ!!」

男「と思ったがまずは周りの反応を見た方がいいか」

男「ん~、とりあえず>>27にこの漫画を読んでもらおう」

安倍晋三内閣総理大臣

男「テロに屈しない安倍さんであれば俺の漫画の良さをわかってくれそうだしな!!」

男「そうとなればさっそく準備して国会議事堂に行くぞ」ゴソゴソ

男「でも国会議事堂ってどこにあるんだ?」

男「くそっ!中学高校と地理の勉強をサボってきたのが今になって返ってきたか」

男「しかない!ここは安倍さんに会うのはあきらめて近所の>>29に読んでもらおう」

母ちゃん

男「母ちゃんならツンデレだからなんだかんだで読んでくれそうだしな」

男「そんなわけで!母ちゃーーーん」

スタスタスタ

ガラッ

母「うるさい!大声で呼ばなくてもわかるわ!!」

男「母ちゃん母ちゃん母ちゃん!!!」

母「なによ!」

男「俺、漫画書いたんだ!だから読んでくれ!!」

母「ええ~!!」

男「頼むよ!一生のお願い!!」バシッ

母「しょうがないわね。一回だけよ」

男「ありがとう!母ちゃん!!」パアアアア

母「べ、別にあんたの愛らしい笑顔が見たくて読むわけじゃないんだからね!///勘違いしないでよね!!///」

男(へっ!ちょろい女だぜ)ニヤッ

男「どうかな!母ちゃん!!」ワクワク

母「えっと・・・」

母(なんていうか一言でいうと糞つまんないは)

母(頑張って書いたんだろうけどキャラに魅力がないし方向性も全く見えない)

母(でもこんなことをいったら男を傷つけちゃう!!)

母(ここはオブラートに包むような感じでさりげなくダメな点を伝えないと)

母「えっと・・・。あれね!男の漫画はなんていうか>>35ね!」

私の書いた同人誌以下

母「えっと・・・。あれね!男の漫画はなんていうか私の書いた同人誌以下ね!」

母(何いってんだ!私ぃぃぃぃ!!)

母(オブラートで包むどころか思いっきりぶつけてるじゃねえか!!)

男「えっ!母ちゃん同人誌なんか書いてたの!!」

母「む、昔のことよ(あっぶね~!思わぬところで話題が逸れて助かったわ)」

男「でっ!どんな同人誌書いてたんだよ!!サークル名は!!」

母「い、いえる訳ないでしょ!!」プイッ

男「教えてくれよ!人にバラしたりしないからさ」

母「ぜ、絶対嫌よ!!」

母(だって私が書いてた同人は>>37を題材にしてるんだもん///)

ケモホモ

母(私が書いてた同人誌がケモホモだなんて知られたら男に軽蔑されちゃう!!)

男「わかった。母ちゃんの意思がそこまで固いなら無理強いはしない」

男「そのかわり!俺に同人誌を見せてくれるなら母ちゃんに>>39をあげよう!!」バァァァン

おおきく(包丁を)振りかぶって (ケモホモver)

男「どうだ!」

母「どうだっていわれても・・・」

男「くっ!おおきく(包丁を)振りかぶって (ケモホモver)でもダメなのか」

母(だ、だって私が本当に欲しいのは>>41だもん///」

麻生x安倍の薄い本

母(でもこんなこと男に知られるわけにはいかないわ///))

男(こいつのことだからどうせ麻生x安倍の薄い本でも期待してたんだろ)

男(まったくクソビッチな女だぜ)

男(親父も再婚相手に俺と3つしか違わない女を選びやがって・・・)

男「もういいよ母ちゃん。俺、書き直して漫画雑誌に投稿するから」

男「そしていつか宇宙一の漫画家になって母ちゃんにサインを書いてあげるね」ニコ

母「男///」

母「わかったわ。楽しみにしてるわね///」

男「ああ!(なんてな!誰がてめぇみたいなガキにサインなんてやるかよ)」

~自室~

男「あのクソアマにもうけないってことは年齢層を上げすぎたかな・・・」

男「やっぱりここは路線を変えて指名手配犯のラブコメから>>44にするか」

指名手配犯の逃走

男「うん!なんか指名手配犯の逃走劇を描いた方が読者うけしそうだしこれで決まりだな」

男「タイトルはいいとして俺の漫画に足りなかったものはやっぱりキャラの魅力かな?」

男「だとすれば主人公は>>47にして必殺技は>>48に変えよう」カキカキ

美少女

ワキガ

男「やべえ・・・。前作をはるかに超えやがった」

男「もはやこれを超える作品は存在しないといっても過言ではない」

男「フッ、この年で漫画界の神様になるとは・・・」

男「 とりあえず>>51に持込みしてみよう」

ジャンプ編集部

男「ジャンプだったらいろんな人が読んでくれそうだしな」

男「でも競争率激しそうだな・・・」

男「いや!そんな低い志しじゃダメだ!!」

男「俺は宇宙一の漫画家になる男だぞ!すぐに連載をもって表紙を飾るぐらいの勢いがなくちゃ!!」

男「よし!なんか気合入ってきたああああ」

~そして数日後~

男「やべ~!寝過ごしたあああ!!」

男「約束の時間まであと24秒しかねえ!」

男「集英社まであと24メートルぐらいがあるが間に合うか・・・」タッタッタ

トラックの運ちゃん「Zzz」

ブーーーー

男「へっ?」

グシャアアアアアアン!!

「おい、人がひかれたぞ!誰か救急車を呼べ!」

「もしもし!聞こえますか!!」

男(あれ?空ってこんなに赤かったっけ?)スッ

男(違う。赤いのは俺の顔か・・・)ガクッ

「おいしっかりしろ!おい!!!」

この少年の生まれ変わりがのちの鳥山明である(予想)

~完~

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