元気娘「あ!また来てくれたんだ!」(75)

男「まあ届け物もあったしな。ほれ、今日のプリント」

元気娘「ありがとー」

男「足はどうだ?痛まないか?」

元気娘「もー、来るたびにそれ訊くんだから。普通にしてるぶんにはちょっと痛いくらいだよ」

男「そりゃ訊くだろ、まさか入院まですると思わなかったし」

元気娘「あはは、なんか変な折れかたしちゃったみたいで……お医者さんがなんちゃら骨折とかなんとか難しい事言ってた」

男「まあ毎日昼休みに男子に混じってサッカーだのバスケだので動きまわってたしな……」

元気娘「毎回準備運動はきっちりしてたつもりだったんだけどねー。ちょっとドジっちゃった」

男「あ、そういえば」ゴソゴソ

元気娘「ん?」

男「ほら、マフィン。女が家で作ったんだってさ」

元気娘「あたしに?やった!」

男「なかなかお見舞い行けなくてごめん、って言ってたぞ」

元気娘「んー?女ちゃん部活忙しいのわかってるから大丈夫だよ。へーきへーき」モグモグ

男「さっそく食うのか……」

元気娘「ん?男も食べる?」

男「いや、俺はもう学校でももらったしいいよ」

元気娘「そう?じゃあ全部食べちゃおーっと」

男「ちっこいくせによく食うな」

元気娘「ふーんだ、余計なお世話だよー」モグモグ

男「入院ってどんな感じなんだ?俺はしたことないからわからん」

元気娘「んー、まあとにかく暇かなぁ」

男「暇かぁ」

元気娘「だから男がお見舞いに来てくれる時間が唯一の楽しみだよ、またゲームでもしよ?」

男「プリントを届けてる側としてはちょっとは勉強もしておいて欲しいんだがな……」

元気娘「あ、ああー、勉強もしてるよ。うん、してるしてる」

男「そっぽ向いて話すな、ちゃんとこっち向いて話せ」

元気娘「ちゃ、ちゃんと授業についていけるくらいにはしてるから!それよりポケモンでもしよ?持ってきてるんでしょ?」

男「はあ……まあ持ってきてるけどさ」

元気娘「ふっふっふー、昨日いい固体値のが産まれたんだよー」

男「いいなぁ厳選する時間もたっぷりあって……」

元気娘「というか、ほんとにこれくらいしかやる事ないんだよね……」

男「うし、じゃあ対戦するか」

元気娘「うん!」

男「1勝2敗……俺の負けかぁ」

元気娘「ふっふー、この間は負けちゃったからリベンジだよリベンジ」

男「それじゃ、そろそろ帰るわ。時間も時間だし」

元気娘「あ、もうそんなに経っちゃったかー」

男「じゃあまたな」

元気娘「うん、またねー」

男「よ、また来てやったぞ」

元気娘「あ、男。やっほー」カチャカチャ

男「……スライドパッドって事はモンハンか」

元気娘「あはは、ちょっと厳選も飽きてきてねー」

男「もしかしてじゃなくても満喫してるだろお前」

元気娘「うーんしてなくもないけど……でもどっちかっていうとやっぱりあたしは体動かしてたほうがいいかなー」

男「ふーん」

元気娘「学校行かないでゲームするのもいいけど、やっぱり早く退院したいかな」

男「そっか」

元気娘「お腹すいたなー」カチャカチャ

男「腹へるような時間でもなくないか?」

元気娘「病院のご飯って少ないんだもん……お肉もあんまりないし」

男(いや、少ないんじゃなくてお前が大食いだからだろうな、足りないのは)

元気娘「はあぁ……お腹すいたぁ……」

男「今日はクラスの奴らからの差し入れはないぞ」

元気娘「あうう残念……なんか入院してからしょっちゅうお腹すいてる気がする……」

男「そんなにちっこいのに大食いなのは動きまわってるからだと思ってたけど、そうでなくて元々だったんだな」

元気娘「今日のお昼ご飯、なんかいつにもまして野菜だらけだった気がする……」

男「栄養バランス考えてるんだろうな」

元気娘「もー!チャーシュー麺とか焼肉とか牛丼とか食べたーい!」バタバタ

男「あんまり女の子が切望するような食べ物じゃないなそれ……てか暴れるな危ないから」

男「ていうか一階にちっちゃいけど売店あっただろ?お菓子くらいならあるんじゃないか?」

元気娘「あーあそこはね……入院患者にお年寄り多いから黒飴みたいなのしかなくて……」

男「なるほど、それはお前にとってキツい環境だな」

元気娘「そうなんだよもう」

元気娘「……あ」

男「ん?どうした?」

元気娘「……あのねー、男?」

男「なんだよ、急に猫撫で声で」

元気娘「知ってると思うけど、病院出てすぐコンビニがあるでしょ?」

男「嫌だ」

元気娘「ま、まだ何も言ってないよ!?」

男「どうせなんか買って来させる気だろ」

元気娘「そ、そうだけど……」

男「だから断る」

元気娘「うう、パシっちゃうのは悪いと思ってるよ……でも……」

男「病気じゃないんだから食べる自体はいいんだろうけどな」

元気娘「お、お願い男!肉まん一個でいいの!お釣りで男も何か買っていいから!」

男「でもなぁ……というかお前の性格上すぐそこなんだから自分でこっそり買いに行きそうだけど」

元気娘「それが無理なんだよう……あたしはナースさん達に見張られてるから……」

男「一体何したんだお前……」

元気娘「どうしても体動かしたくてケンケンで縄跳びしてたら見つかって……」

男「……前からちょくちょく思ってたけどやっぱりちょっとバカだよなお前」

元気娘「お願い男……」

男「く……涙目になってもダメだ」

元気娘「このままじゃあたしお腹すいて死んじゃうよ……お肉食べれなくて死んじゃう」

男「……はあ」

男「ほら、買ってきたぞ」

元気娘「わあああい!」

男「バカ、騒ぐなって……」

元気娘「ありがと男!ありがとー!」ガバッ

男「うわっ///!抱きつくなって///!危ないから!」ドキドキ

元気娘「んー!美味しい!」モグモグ

男「そりゃよかったな」モグモグ

元気娘「男も同じのにしたの?」

男「いや、これは餡まんだ」

元気娘「あ、よく見たらそうだね」

男「うん」モグモグ

元気娘 ジー

男 モグモグ

元気娘 ジー

男「……はあ、ほれ半分」スッ

元気娘「いいの!?やったあ!」

男(まあ元々こいつの金だしな)

翌日

男「よう」

元気娘「あ、男、今日もプリント?」

男「いや、やる事もなくてな。暇だから来てやった」

元気娘「あはは、あたしと同じだねー」

元気娘「あ、扉開けっぱなしにしておいて」

男「今日ちょっと暑いもんな」

元気娘「うん、でも夏真っ盛りの時に入院じゃなくてよかったよー。ん?」

男「どうした?」

元気娘「あの子、よく見かけるんだよね。おじいさんのお見舞いみたいで」

男「ふーん」

女の子「おじいちゃーん、いつお家に帰って来れるのー?」

お爺さん「んー?後ちょっとだよ。お医者さんが良くしてくれるからねぇ」

女の子「ほんとに!?じゃあ一緒にお祭り行ける!?」

お爺さん「そうだなぁ。お祭りには間に合うから一緒に行こうなぁ」

女の子「わーい!」

元気娘(そっか、もうちょっとでお祭りか……)

元気娘(毎年行ってたけど今年はさすがに無理だよね……この足だし)

男「おい、どうした?」

元気娘「えっ?ううん、なんでもないよ、なんでもない」

男「…………」

翌日

男「あのさ」

元気娘「ん?」

男「祭り、一緒に行かないか?」

元気娘「……え?」

元気娘「え?ええ!?」

男「行きたいだろ?お前祭り大好きだったし」

元気娘「な、なんで!?」

男「いや、昨日の女の子とお爺さんの会話は俺も聞こえてたし……それからなんかお前ちょっと様子おかしいしな」

元気娘「あ、あはは、バレバレかぁ……」

男「隠し事できる性格じゃないしな、お前」

元気娘「……でも、無理だよ。すぐ治るものでもないし……」

男「だろうな、だからまあ……色々と強行策をとろうかと」

元気娘「……え?」

元気娘「き、強行策って?」

男「うーん、簡単に言うと……」ゴニョゴニョ

元気娘「む、無理だよそれ!それに男にも迷惑かけちゃうし!それに……」

男「祭り、行きたいんだろ?」

元気娘「う……行きたい……けど……」

男「じゃあやってみようぜ。元気娘が嫌じゃないならさ」

元気娘「うう、嫌じゃないけど……」

男「ほんとお前ってさ、ちっちゃい事なら人を頼るのにこういう事には控えめになるんだもんな」

元気娘「う……」

男「大丈夫、女と男友も協力してくれるらしいから。あとはお前次第だ」

元気娘「……うん、わかった。お願いします」

祭り当日

男「じゃあすみません、少し車椅子お借りしますね」

お婆さん「ほほ、いいんだよぉ。若い者の恋路は応援しないとねえ」

男「い、いや俺と元気娘はそういう仲じゃ……」

お婆さん「隠さなくてもいいんだよぉ。じいさんも若い頃はあたしと結ばれる為に色々と無茶したもんさ」

男「…………」

お婆さん「ほれ、行きなさい。車椅子なんか他にいくらでもナースさん達が持ってくるんだから、気にせず使いなさいな」

男「ありがとうございます」

男「車椅子借りられたぞー」

女「こっちも終わったよー」

元気娘「ごめんね女ちゃん、服貸してもらって」

女「ううん、気にしないで。ちょっとサイズ大きいかもだけど」

男友「よし、じゃあ行くか」

男「おう、ほら座れ元気娘」

元気娘「う、うん」

男友 スタスタ

男友 ソー…

男友(ok、ok)クイクイ

女「よし、okだって」

男「じゃあ進むぞ」

元気娘「うん……」

男「ここまでは順調に来れたな……」

女「あとは最後の難関だけだよ」

男友「出入口だけはどうやったって受け付けに見つかる……」

男「だから、強行突破だ」

男友「俺と女で、先に引き戸と自動ドアを開ける」

女「私が自動ドアのボタンを押したらすぐ突っ込んでくるんだよ男」

男「わかった。元気娘、悪いけどしっかり掴まっててくれ」

元気娘「わ、わかった」

男友「うし、じゃあ行くか」

女「タイミングが大事だから、ミスらないでね」

男「ああ」

元気娘「…………」ドキドキ

女 スタスタ

男友 スタスタ

男友 グイ

男(よし、あとは女が自動扉)

女 スタスタ

ポチッ、ガー

男「今だあああ!」ドドドドド!

元気娘「わ!わあっ!」

ナース「ちょ、ちょっとあなた達!何してるの!」

男「すいません今日だけ見逃してくださあああああい!!」ドドドドド!

ナース「こ、こら!どこ行くの!」

男「は、はあ、はあ……疲れた……」

女「どう?追ってきてる?」

男友「いや、もう大丈夫みたいだ」

女「元気娘は?足とか痛まない?」

元気娘「うん、全然大丈夫だよ」

男友「段差とかがほとんどない逃走ルートを選んどいたからな。祭りから少し離れちゃったけど、始まるまで時間あるから充分行ける」

男「よし、それじゃ祭り行くか!」

元気娘「うん!」

女「行ってらっしゃい」

男友「気を付けてな」

男「え?」

元気娘「え?」

女「行ってらっしゃいってば」

男「いや、どういうことだお前ら……」

男友「いやぁ俺も女も残念ながら予定がね」

元気娘「えっ?二人は行かないの!?」

女「私達は二人のお手伝いして終わり」

男「おい、話が違う……」

男友「気使ってやってんだよ、気づけ」

女「いっちょがんばりなさい」

男「くっ……」

男「……じゃあ行くか、元気娘」

元気娘「えっ?二人はほんとに行かないの?」

男友「ああ」

女「楽しんできなさい。あとリンゴ飴よろしく」

男「らしいから、行こう」

元気娘「……うん、ありがとう二人とも」

男友「いいってことよ」

女「そう思うなら、リンゴ飴ちゃんと買ってきてよね」

男友「よし、うまくいったな」

女「なんか子供のころにしたいたずらみたいで、ちょっと楽しかったわね」

男友「だな。俺も祭り行きたかったけど……鉢合わせたらまずいし我慢だな」

女「……じゃあせめて家のベランダで花火だけでも見る?」

男友「……え?」

女「ふふっ……」

男「お、もうけっこう盛り上がってるな」

元気娘「そうだねー」ウズウズ

男「でも人にぶつかるとかはなさそうなくらいだな……どこからまわる?」

元気娘「食べ物屋さん行きたい!」

男「よし、じゃあ行くか!」

元気娘「うん!」

男「うん、焼きそばうまいな」

元気娘「んっ……」ズルル

男「ああほら、ソース口についてる」フキフキ

元気娘「あ……」

男「どした?」

元気娘「あ、ありがと……」

男「?おう」

元気娘「唐揚げおいしーい!」モグモグ

男「屋台のやつってちょっと脂っこくないか?」

元気娘「この屋台はそんな事ないんだよ、ほら」スッ

男「え?」

元気娘「あーん」

男「あ、あーん……」パク

元気娘「ね?美味しいでしょ?」

男「たしかに」モグモグ

元気娘「たこ焼きはあの屋台のが美味しいの」

男「網羅してるのか……」

元気娘「男はかき氷いらないの?」シャリシャリ

男「うん、俺はいいよ」

元気娘「あ、そっか、あたしの車椅子押さなきゃだもんね」

男(ばれたか……)

元気娘「じゃあまた食べさせてあげるね、あーん」

男(ま、またか!?)

元気娘「そういえば女ちゃんがリンゴ飴食べたがってたね」

男「そうだったな。ちょうどあそこにあるし買ってくか」

元気娘「あ、あたしのも!」

男「綿あめと鼈甲飴食べてまだ飴食うか……」

元気娘「なに?」ジロリ

男「いや、なんでもないです」

男「あ、もうちょいで花火あがるな」

元気娘「あ!じゃあさ、あそこ行こうよ!」

男「あそこって……ああみんなで去年見つけた穴場か」

元気娘「そうそう!あそこなら人来ないしよく見えるし!」

男「よし、行くか!」

男「うーん……」

元気娘「ど、どう?無理しなくていいよ?」

男「ちょっと車椅子で登るのは無理そうだな……俺も押し慣れてるわけじゃないし」

元気娘「そ、そっかぁ……」シュン

男「そんな残念そうな顔するな、ほら」スッ

元気娘「え?」

男「早くのれよ、おぶってってやるから」

元気娘「ど、どう?お、重くない……?」

男「うっ、さっきお前が食べてたたこ焼きと焼きそばと唐揚げとホルモン焼きとその他諸々のぶんが……」

元気娘「ひっ、ひどい!そんなに食べてないもん!」

男「いや食べてただろ……まあ重いのは冗談だ。そんなちっちゃいのに重いわけあるか」

元気娘「うう、ちっちゃいってゆーな……」

男「あ、すまん俺の鞄持ってくれ」

元気娘「あ、うん」

元気娘「……静かだね」

男「虫だけが鳴いてて、なんか秋って感じだな」

元気娘「うん……」

元気娘「あのさ、男」

男「ん?」

元気娘「あたしが足折った時も、男はこんな風におぶってくれたよね」

男「ああ、そうだったな」

元気娘「すっごく痛かったけど、あの時あたしね、男の事、すごいなーって思ったんだよ」

男「そりゃまたなんで?」

元気娘「他の人みんな慌ててるのにさ、男だけ冷静で、すぐ保健室に運んでくれたから」

男「…………」

元気娘「だからね、すごいなーって思ったの」

男「……着いたぞ」

元気娘「あ、懐かしー」

男「まあ花火見る為以外ではこんなとこ来ないしな。降ろすけど大丈夫か?」

元気娘「うん、ゆっくりなら大丈夫」

男「よし、じゃあゆっくり降ろすからな」

元気娘「うん」

男「ほら、ここに足のせて」スッ

元気娘「いいの?男の鞄……」

男「地面にケガした足のせられないだろ、ほら」

元気娘「じゃあ、失礼します」スッ

ヒュウウウウ……

元気娘「あ……」

男「あ……」

ドン!ドンドン!

男「花火、あがったな」

元気娘「きれいだねー……」

男「だな」

男「さっきの話だけどさ」

元気娘「うん……」

男「冷静にって言ってたけど、俺は内心すごく焦ってたよ」

元気娘「そうなの?」

男「ああ……その……」

元気娘「ん?」

男「……好きな子がケガしたらさ、そうなるだろ」

元気娘「…………」

男「…………」

元気娘「……えへへ、そうなんだ……」

男「な、なんだよ」

元気娘「男、あたしの事好きなんだ……えへへ……」

男「な、なんだよ、にやけるな」

元気娘「ご、ごめん、顔が勝手に……///」

男「それでその……」

元気娘「ん……///?」

男「できれば返事が……欲しいんだけど」

元気娘「……あたしも好きだよ」

男「そ、そっか」

元気娘「男の事大好き。世界で一番好き……」

男「じゃ、じゃあさ……」

元気娘「うん……」

男「俺と……恋人になってくれますか?」

元気娘「はい……喜んで」

男「あ、あのさ」

元気娘「な、なに?」

男「抱きしめてもいい……?」

元気娘「……うん。いいよ」

ギュッ

元気娘「ん……ごめん、この足だと動きづらいから、もうちょっとこっちに……」

男「あ、ああ。こう?」ギュッ

元気娘「か、顔近いね///」

男「あ、ああ、うん……」

元気娘「…………///」

男「…………」

チュッ

元気娘「ん……///」

男「ん……」

元気娘「ふう……///」

男「ん……」

元気娘「は、初めてだった///」

男「俺も……」

元気娘「そ、そっか……///」

男「うん……」

元気娘「う、嬉しいな……えへへ///」

男「俺も……すげー嬉しい」

元気娘「もう花火終わっちゃったかな……」

男「さっきので最後だったかもな」

元気娘「もう終わりかぁ……」

男「また来年まで、楽しみにしておこう」

元気娘「……うん!」

一ヶ月後

元気娘「みんなおはよー!」

クラスメイト女子「あっ!今日から学校通えるの?」

元気娘「うん!もう足もすっかり治ったの!」

クラスメイト男子「おう、久しぶりだな。おはよう」

元気娘「久しぶりー!おはよー!」

男「お、先に来てたか」

元気娘「あ!男!」ガバッ!

男「ちょっ!なに抱きついて……!」

元気娘「一緒に登校しようかと思ったけどごめんね!早くみんなに会いたくて先に来ちゃって……明日からは一緒に登校しようね」ギュウウ

男「わかったわかった!みんな見てるから!」

ナンダアイツラヤットクッツイタノカ
サイキンヨクカップルデキルナ

先生「はーいみんな席つけー」

男「ほら、先生来たからしみんな席に戻ったから、な?」

元気娘「しっ!男静かに」

男「え?」

元気娘「んー……ちゅっ」

男「!?お、お前……!」

元気娘「えへへ、大丈夫だよー、誰も見てなかったから///」

男「そ、それでもな」

元気娘「ふふ、じゃああたしも戻るね!お昼は一緒に食べよ!」タタタ…

男「……まったく」

男「…………」

男(今週末、どっかいいデートスポットにでも誘ってみるか)




終わり

終わり
外出許可の事とかわからんから変なとこあったらすまんね
読んでくれた人乙

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