【安価】魔術師「トランプカードを模した魔術師達」【コンマ】 (126)

魔術師「カードを模したって………」

「一応は可能です、トランプの起源は古代エジプト、そしてカードのマークにはそれぞれの意味があります」

「スペードは剣、クラブは杖、ダイヤは金、ハートは杯、それぞれに適したカードが描かれています」

魔術師「ふぅん………」

「つまり、どう言う意味か分かりますか?」

魔術師「説明があやふや過ぎて分からん」

「つまり、また新たな魔術師が誕生するのです」

魔術師「…………あぁ、魔術師、ここ最近いなかったもんな」



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1422633734

このSSはトランプカードのマークを起源に魔術師同士で戦わせるSSです。
主人公の安価は名前、家系、魔力、体力、精神の四つと、カードのマークを指定します。

世界観、このSSの設定としては
・魔術師が事故による被害で少なくなっている
・舞台は日本
・魔術師にはそれぞれ適合する魔術を扱う
・魔術とは現代とは入れ違うもの
とようにしています。

それではまず主人公の名前をします。

主人公は日本人の為、日本名でお願いします

姓名安価↓2

戸倉(とくら)

小塚 太陽

小塚太陽に決定しました。

続いてステータスを決定します
体力コンマ↓1
精神コンマ↓2
家系コンマ↓3
魔力コンマ↓4

01が一番低く、99程高くなる。

00は神の領域

てやっ!

ほい

ぽい

いいね〜!

優秀だな

これは強キャラ

体力61
精神53
家系96
魔力98
普通の人間と見せかけて魔術師としては超一流、って感じ。

折角なので家族・血縁関係安価も出しときます。
(父親がいるとか妹がいるとかそんな感じで)

安価↓2

父母妹

ksk

父親、兄、弟、妹

祖父と弟

すまん、安価下で

父親→肉弾戦が得意だが人並みの魔術師
母親→魔術師として一流家系の血族で膨大な魔翌力を持つ
妹→まだ幼く、人並みの魔術師レベル

>>19
oh………空気読めてなくてすまない

父親、兄、弟、妹、太陽を含めての五人家族に決定しました。

続いてカード安価に移ります。

カードのマークはそれぞれの役目と道具を表し、それにより適合する魔術も異なります。

【スペード】道具【剣】役目【剣の変形、または刃本体に能力を発現させる】
【ダイヤ】 道具【金】役目【多次元からの輸入輸出をする、詳しい事は書かないがチートなのでオススメしない】
【クラブ】 道具【杖】役目【物質の操作と強化、自らの魔力によって能力は異なる】
【ハート】 道具【杯】役目【生命の創造と異空間からの召喚、一番の魔力を消費する】

以上になりました。早速↓で三票先取にします。

下よりお願いします

ハート

ハート

クラブ

ハート

太陽「………父さん、今、何て言った?」

俺は親父に聞き返す、馬鹿げた話を持ちかけた親父に対して俺は、聞き返す(二回目)。

「ふぅむ、だから、貴様に魔術師としての称号をくれてやる。といったのだ」


称号、それは無名の魔術師ならば誰でも欲しがる、自分自身のあだ名。
主に他人に称される時、本名ではなくあだ名で呼ばれる事が多い為、無名の俺はその称号がうらやましいと思っていた。

だがしかし、この親父は最近悪い噂の立つ【トランプのマーク】の称号を俺に授けると言ってきやがった。
称号というのは、言い意味と悪い意味があり、【トランプのマーク】は、部類として言えば悪い部類に入る称号。

それ以前に親父が、何故その称号を俺に持ちかけた?

「………実はな、お前の才能と類まれなる魔力は、そこら辺の二流魔術師に負けない位の力を持つ」

「まだ高校生の、17歳のお前が、二十代、三十代の奴らに劣らぬほどの力を持つのだ」

「お前が嫌う、【トランプのマーク】は、そこら辺の奴らに与えれば、まずは悪い印象を持つだろう、だが逆に言えば」

「若いお前が【トランプのマーク】の称号を持つ、と言う時点で他の奴らから凄い目で見られるのだ、良い意味悪い意味関係なくな」

………そうか、それならば、と納得できる自分がいる。
誰かを守るためには、まず、俺は成長しなくてはならない、その成長過程としてならば………その称号、頂こうではないか

太陽「んで、肝心の【マークのナンバー】はなんだよ、親父」

カードにはナンバーがある、トランプと同じナンバーが。特に深い意味は無いが、あるだけでは便利だろう

ハート【固定】のナンバー【安価】

ナンバー安価↓2

A

エース

【ハートワン】の称号を手に入れた。

「ふぅむ、一応言っておく、おめでとう」

太陽「………あぁ」

それだけの会話をして、俺は親父の部屋から出た。





折角なので。
親父の名前↓1
親父の体力↓2
親父の精神↓3
親父の魔力↓4

お願いします↓

星夜 せいや

はい

ほい

あい

小塚星夜
体力17
精神41
魔力48
平均魔術師のラインは50、平均よりしたの魔術師。


冬は寒いな、長い廊下を渡りながら自分の部屋に戻る最中、誰かと出会う。

1、兄
2、弟
3、妹

安価↓2

3

2

弟安価
名前↓1
体力↓2
精神↓3
魔力↓4
ついでに太陽に対する感情下5

太陰

空(そら)

火野 京子

ライバル心

小塚太陰
体力61
精神85
魔力94
天才の家系かな?

さすがに眠い、また七時間後、皆いたらやるね。

おやすみ

乙期待!


父親平凡なのに子供達優秀だな

母親が優秀だったんだろ


兄より優れた弟なぞ(ry

始めるけど人いる?

いる

いる

いる

太陰「あ、これはこれは、僕の兄、太陽さんじゃあないか」

俺の弟、小塚太陰はいやらしく笑みを浮かべながら、俺の方へやってくる。

コイツ、俺と同じ位の魔力をもっていながら、コイツの心は凄く汚れている

太陰「父さんに呼ばれるって事は、兄さん何かヘマでもしたんじゃない?ほら、兄さん臆病だからさ!!」

大きく笑いながら指を指す、コイツの毛、毟ってやろうか。

しかし今日はコイツを黙らせる言葉がある、それは……

1.太陽「俺今日から称号持ちになったから」
2.太陽「うん、で?」
3.安価

安価↓2

1

太陽「うん、で?」

太陰「………ふん、面白くないな、妹でも苛めるか」

そう言って太陰は俺を無視して通り過ぎる。
……アイツは昔はあんなんじゃなかったんだが、反抗期かな?

1、妹を保護する
2、兄に報告する
3、自室に戻る
4、安価

安価↓2

2

兄安価
名前↓1
体力↓2
精神↓3
魔力↓4
太陽に対する感情下5

肩を強く掴み、無言のプレッシャーと殺意を向ける

(まるで弟さんワカメみたいだなぁ………)

大地

月夜(つきや)

及第愛

やべ
兄弟の間違い

兄弟仲良くしたい

>>59
ゴメン、ずらして

名前 大地
体力 49
精神 76
魔力 51
兄弟愛


魔翌力が高いからこのワカメはたちが悪い

大地「やあ、我が弟よ、どうかしたのかい?僕は今さっき妹に求婚したら断られてテンション下がってるんだ」

何をしてんだこの男は、まあいい、俺の兄は弟と違って兄弟愛が凄い。

太陽「俺、称号持ちになった」

大地「―――――――――――――――――――――――――お」

大地「おめでとう、流石は僕の弟、ところで、何の称号を手にしたんだい?」

俺は現在の称号と、その称号を手にした経緯を話した。

大地「……成るほどね、と言う事は、新たな魔術が選択可能になったのか、前に習っていた魔術はどうするんだい?」

称号とは、自らの魔術の成果で回りからそう名づけられる場合と、元から存在する称号を手にする、という二つの選択がある。
魔術師の大半は自らの魔術の成果によって称号が付けられる事を望む。
何故なら元から存在する称号を手にすると、今まで使っていた魔術の効果が薄まるからだ。
基本、魔術とは他者の魔術とは相容れない存在で、称号を持つだけで、自身の魔力の殆どはその称号に吸い取られてしまう。
それ故、自身の魔術の極限を極めたい人間にとって、他者から送られる称号は、無価値に等しいのだ。
【トランプのマーク】の称号も、それ故に忌み嫌われ悪い噂が立ってしまうらしい。

大地「……で、どうするんだい?君の魔力なら、人並みに両方の魔術を扱うことは可能だろうけど………」

太陽「うん、どうするか、それはもう決めてんだ、俺はね……」

1、称号持ちとして、称号に相応しい魔術を扱う
2、持ち前の魔力は半分になるけど、俺は両方の魔術を極めるよ
3、自由台詞安価

安価↓2

1

1

太陽「称号持ちとして、称号に相応しい魔術を扱うよ」

大地「……うん、それがいい」

大地「だとしたら………称号に相応しい道具をプレゼントしよう」

そう言って兄は押入れから三つの道具を取り出した

大地「この中の三つ、君に差し上げようなあに僕の弟だ、直ぐに使いこなしてくれると信じているよ」

そう言って差し出した杯、杯には、何かをモチーフにされた絵が描かれてあった。

1、剣を象る杯
2、穴の開いた手を象る杯
3、真っ黒の杯
4、安価

安価↓2

1

3

太陽「この杯は………?」

大地「…それは………」

大地「その杯は、ハッキリ言って使用しない方が身のためだ」

太陽「どうしてだ?」

大地「それは………」

大地(間違って焼却炉に入れて炭だらけになった、て言えないよね……)

太陽(まさか、この杯は、何か邪悪なるモノが潜んでいるのか………?)

大地「(何の杯か分からない)それを、使用するのかい?」

太陽「……俺は、この(邪悪な)杯を、扱ってみせるよ、兄貴、これを使わせてくれ」

大地「……いいのかい?(何の杯か分からないから)どうなっても知らないよ?」

太陽「あぁ、この(邪悪で、何か凶悪な者が出てきそうな)杯、俺が使う」

大地「……そうかい、(厄介払い出来て)良かった」

太陽「………何が?」

大地「……フ、何でも無いよ」

真っ黒の杯(炭)を手に入れた。

兄貴の部屋を後にして、俺は………

1、庭で魔術を使う
2、妹が苛められてないか見に行く
3、自室に戻る
4、安価

安価↓2

1

1

魔術の使用、すなわち称号の力を見せる時が来た。

俺は真っ黒の杯を持ち、その杯に魔力を込める。

杯の器から魔力で出来た水が流れ、そこら一面を水の都に変える。

太陽「生還への道、行き場を無くし、生命を剥奪され、大いなる代償を払う生ける屍よ」

太陽「その道、生も死も存在しない空間で彷徨う空のモノよ、器はここに、杯はここに」

太陽「この泉は空なるモノに血を注ぎ、肉を貼り付け、現時点での知識と力量を持つ」

太陽「汝は人か?汝は獣か?汝は鬼か?汝は神か?汝は童か?汝は武か?」

太陽「六道輪廻を超え、新たなる肉体と魂を、今この時この場所、全てを晒し全てを制覇しこの場に存在する事を赦す」

太陽「我が名は小塚太陽、名乗りの命に従い、己の名を、今この場で叫ぶが良い!!」

詠唱を終え、魔力の泉が光りだす。

これが召喚魔術の頂点に達する、最高潮の魔術か……ッ!!

直後、爆破した。

太陽「なん…………でだよ!!」

煙の巻かれた先に見えるのは………

1、黒いドレスを着た少女
2、黒い鎧を身に付けた騎士
3、黒い毛を持つ獣
4、安価

安価↓2

2

1

「私、参ッ上!!」

現れた黒いドレスを身に纏った少女は、大きく両手を広げて顔を赤らめる。

「あぁ、何て、何て素晴らしい!!これが大地、これが星、これが月光!!」

「世界は私を見ている、私は世界を愛している、世界は私の手に、私は世界を手に………」

太陽「何……っだ、コイツ………」

異常だ、明らかに異常だ、召喚魔術にて召喚されたモノは、魔力を通して直結しているはずなのに。

この少女と、俺のリンクは、途切れたままなのだ―――――!!

「……あら?そこにいるのは、もしかして私のご主人様?」

此方に気が付いた少女は、ゆっくりと俺の所にやってきて、そして――――ッ!!

1、○○する
2、俺の心臓を奪った
3、無視された
4、安価

安価↓2

1

1

2

キスされた、フレンチ?いや違う。ディープだ。

太陽「んむぅぐ!?」

「ん、ちゅぅ、ッ、ぷは………あぁ、私の世界……私にとっての世界、ご主人様、貴方は私だけのもの………」

頬を赤らめ、その瞳は潤む、赤き瞳には既にハイライトは消え、妖艶な雰囲気を醸し出す。
少女の両腕は俺の首に回され、他者から見れば、抱きしめられているように見えるだろう。
這うように舌を動かし、俺の頬舐めると、そのまま頬擦りをしだす、俺は呆気に取られ、自然と腰が抜け、少女に押し倒される形となる。

「あぁ、ご主人様、ご主人様ご主人様、愛しています、愛しく、恋しく思います、あの灼熱の中から救い出した貴方に、全てを捧げます」

何を言っている?この少女は?

とにかくこの状況をどうにかしなければ、俺は―――

自由行動&台詞安価↓2

ksk

落ち着け!ところでお前ってどんなことが出来るんだ?
と自己紹介などをして話を変える

俺は理解が追いついていない、だから現状を整理させてくれ
とりあえず君は誰だ?

昼休憩飯食ったら始めます

太陽「おい落ち着け!!お前は、俺が召喚したんだよな!?」

「えぇ、そうですわ、私は、貴方の大切な人」

太陽「………なら、何で魔力が直結してないんだよ?」

「あぁ、そんな事、私のドレス、魔力を通さないんです、脱げ、というのでしたら脱ぎますが……」

太陽「脱がんでいい!!何だお前は!!」

「うーん、何だお前、と申されましても、私は私、でございますが………敢えて言うのであれば、【黒姫】と申してください」

太陽「お前は、一体何が出来るんだ?」

黒姫「何でも、私は、剣であり、槍であり、鞘であり、斧であり、槌でもあります」

太陽「………お前は……一体?」

黒姫の現状況
【名前】
???
【能力】
???
???
【ステータス】
戦闘??? 精神??? 耐久??? 幸運??? 俊敏???
【キーワード】
武器?

太陽「糞ッこれじゃあ何なのか分からない、せめてステータスを教えてくれ」

黒姫「良いですわよ、ご主人様の頼みなら教えてあげます」

黒姫のステータス
戦闘コンマ↓1
俊敏コンマ↓2
耐久コンマ↓3
精神コンマ↓4
幸運コンマ↓5

へーい

ほい

もういっちょ

あいよ

戦闘21
俊敏78
耐久59
精神42
幸運05

太陽(意外とステータスは低い、今現在、俺との魔力を断っているからか?)

黒姫「?」ニコニコ

太陽(召喚魔術とは、本来伝承や逸話によって召喚される事がある、だから、この黒姫も何かしらの伝承の名前がある筈)

太陽(炎を使うのであれば、アポロンやカグツチなどの神話の系統、剣を使うなら、カラドボルグや草薙の剣などの神話の類、ならばこの黒姫も、何かしらの系統がある筈………)

太陽「なあ、質問、いいか?」

黒姫「えぇ、いいですわよ?」

太陽(黒姫自身が教える気が無いのなら、探り名前を知るのみだ、そのためには質問で真相にたどり着かなければ!!)

質問内容↓1~3

(黒姫の言った言葉は、確信に近いモノ、またはフェイクがあります)

おまえのドレスは魔翌力を通さないと言っていたがどこでそんなもの拾った?

お前の過去を教えてくれ

あの灼熱とは?救いだした覚えはない

太陽「お前のドレスは魔力を通さないと言ってたが、どこでそんなもの拾った?」

黒姫「そうですねぇ……このドレス、本来はドレスでは無いのです、例えるのであれば、守るもの……ですかね?」

太陽「お前の過去を教えてくれ」

黒姫「過去ですかー、私を所有した王子様は、私の故郷で眠りに付きました、私は泉に戻され、気が付けば杯となり、灼熱の炎の中に入っていましたよ?」

太陽「あの灼熱とは?お前を救い出した覚えは無い」

黒姫「この世界では焼却炉、と言うのですかね?その焼却炉の中、幼い貴方は私を救い出しました」

黒姫「貴方は覚えていませんが、その後貴方は貴方の兄に、杯を渡したのです」

太陽(ふむ、そうなのか………覚えは無いが…それより、黒姫の話からして、彼女の名前が分かったかもしれない)

彼女の名前は―――
1、名前記入
2、やはり分からない

安価↓2

エクスカリバー

>>103

何故分かったし

黒姫「大大大大大大正解でございますぅ!!流石、ご主人様、愛しています!」

これでコイツの名前は分かった、そうすれば、コイツの情報は開放される。

【名前】
エクスカリバー
【能力】
『絶対勝利の剣(エクスカリバー)』
発動すれば経過、過程はどうあれ結果的に勝利する能力。
形態は剣、耐久80以下の防御は無効化される。

『勝利の剣を収める鞘(ノット=エクスカリバー)』
常時発動、魔力90以下、戦闘80以下の能力は全て無効化される。
形態はドレス。
【ステータス】
戦闘21
俊敏78
耐久59
精神42
幸運05

【キーワード】
武器 神話 アーサー 勝利


すこし休憩、もう一度言うけど、何故分かったし

割とそのまんまだったし
なんかFateぽいから連想したし

黒姫「本名はエクスカリバー、ですが、これからも黒姫、と呼んで下されば嬉しいです」

太陽「……あぁ、よろしく」

太陽(まあ、これで黒姫は常時本気を出せるな)

黒姫「……ご主人様、気を付けて下さい、敵が来ます」

太陽「何!?」

敵安価


敵の生命安価↓2

うぇい

金山浜松

金山浜松に決定しました

続いてステータスを決定します
体力コンマ↓1
精神コンマ↓2
家系コンマ↓3
魔力コンマ↓4

01が一番低く、99程高くなる。

00は神の領域



へい

体力 23
精神 70
家系 70
魔力 43
中堅クラスの家系の落ちこぼれレベル。

カード安価

【スペード】道具【剣】役目【剣の変形、または刃本体に能力を発現させる】
【ダイヤ】 道具【金】役目【多次元からの輸入輸出をする、詳しい事は書かないがチートなのでオススメしない】
【クラブ】 道具【杖】役目【物質の操作と強化、自らの魔力によって能力は異なる】
【ハート】 道具【杯】役目【生命の創造と異空間からの召喚、一番の魔力を消費する】


安価↓2

クラブ

2

スペード

スペード

金山「………この辺りか…………」

闇の中、彼は手に持つ剣を振り回す。

一振り。二振り。三振り。

その剣の重さ、対象を切り刻む間を、たった三回剣を振るだけで理解する。

剣には何の装飾は施されず、螺旋状に描かれた柄と、細く脆そうな白く光る刀身以外は、中世辺りで見える騎士の剣だ。

「対象までの距離、およそ二百………動くのも面倒だ、ここで蹴りをつけよう」

柄を握り、日本固有の剣術、居合いの構えをする。
かの昔、日本の侍は、居合いの一撃は、その刀身の二倍の距離にあるモノでさえ、切り裂く剣圧があるらしい。

勿論、この男に、その様な真似は出来ない、あくまでこの構えは真似事、鞘を掴み、舜、と音がすると、白く光る刀身が顔を出す。

金山「~~~~~」

そして、その"剣"の真名を口に出す。
刹那。
二百メートル先に居る筈の小塚家に、その刀身が届いたのだ――――。

今日はここまで。
次の更新で金山と戦います。


妹に出会う前に敵が来てしまったか

乙、如意棒かな?

乙でした

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