提督「深海のスパイ」 (171)



提督(俺ハ今日カラコノ鎮守府ニ着任シタ新米提督、ト言ウノハ表向キノ話……ソノ実態ハ……)

提督「深海棲艦のスパイなのだ」フフフ

提督(色々苦労モシタガ、ヤット提督ニナレタ……コレカラ色々ナ情報ヲ本国ニ送ラナイトナ)

提督「ト、ソロソロ初期艦ノ艦娘ガッテ、いかんいかん気をつけないとすぐに素がでるな」

コンコン

提督「おっきたか?開いてるぞー」

???「失礼します、始めまして提督、私は初期艦の駆逐艦五月雨です!」ガチャ

提督「ああよろしく五月雨、それじゃあ早速」

五月雨「あの……その前にもう一人いるんです」

提督「もう一人?」

五月雨「ちょっと予定外と言いますか、不思議な艦娘が建造されたみたいなんですけど」

提督「それで?」

五月雨「その子が私に懐いてると言うか、ついてくるもので、それでどうせなら一緒に着任しろって」

提督「ふーむ、まぁ艦娘が増えるのはいいことだな、それで?どんな奴だ?」

五月雨「今呼びますね、礫夕さーん」

礫夕「どうも!未建造特型戦艦礫夕です!初めまして司令……官……」

提督「……」

提・礫「「!??!」」バッ

五月雨「?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1422523477



提督(ッブネェ!何ダヨ!変装シテルケド、アイツドウ見テモ隣ニ住ンデタレ級ジャン!何デココニイルンダヨ!最後ニ会ッタ時海域ニ配属サレタッテ言ッテタジャン!)

礫夕(何デ!?何デアイツココニイルノ?変装シテルケド、ドウ見テモ隣ニ住ンデタ提督ジャン!最後ニ会ッタ時極秘任務ニツクカラモウ会エナイトカ言ッテタジャン!)

五月雨「どうかしたんですか?」

提督「なっ何でもないぞ!えっと戦艦礫夕!よく来てくれた!」

礫夕「あっあぁどうも!これから頑張ります!司令官!」

五月雨「それじゃあまず何からしますか?」

提督「えっ?ああそうだな、確かこの鎮守府は前任の提督がよそに移ったんだったな、ならその頃の資料なんかもあるんじゃないか?」

五月雨「それなら資料室に」

提督「ならちょっと探してきてくれないか?資源の推移や深海棲艦の情報、後はまぁ適当にそんなにはいらないから」

五月雨「分かりました、じゃあ礫夕さんも一緒に」

提督「いや待った、礫夕は戦艦なんだろ?なら補給とかも多いだろうし、その辺を纏めた資料とかはないか?」チラッ

礫夕「!あっ持ってます!」

提督「ならちょっと見せてくれ、五月雨は悪いけど、一人で頼めるか?適当でいいから」

五月雨「分かりました、じゃあ行ってきますね」スタスタガチャパタン

提督「……いったか?」

礫夕「多分……」

提督「オ前何デココニイルノ!?」

礫夕「ソリャコッチノせりふダ!」



提督「キッツイ海域デ暴レテルンジャナカッタノカヨ!」

礫夕「ソッチコソ極秘任務ニツイタンジャナイノカヨ!」

提督「正ニ今任務ノ最中ジャイ!」

礫夕「私ダッテ任務ダッテノ!」

提督「……待テ、任務ッテマサカ」

礫夕「マサカダト思ウケド」

提・礫「「スパイナノ?」」

提・礫「「……まじカ……」」



提督「何デダヨ……何デスパイノ潜入先被ルンダヨ」

礫夕「何デココニキタンダ?」

提督「新米提督ニソンナ権限アルカぼけ、空イテタトコニ入ッタダケダ」

礫夕「私ダッテソウダヨ、トリアエズ五月雨ト一緒ニ行動シテタラ、ココニ一緒ニ来ル事ニナッタンダ」

提督「まじカ……アー仕方ナイナ、モウドウニモ出来ンシ」

礫夕「私達ノセイジャナイモンナ」

提・礫「「不可抗力ダ!」」



提督「トリアエズ前向キニ捉エヨウ、コレハコレデイイ事モアルシ」

礫夕「イイ事?」

提督「マズ俺達ノ間デ情報ノ共有ガシヤスイ」

礫夕「手紙トカモイラナイモンナ」

提督「ソシテ情報ヲ集メルノモ楽ニナル」

礫夕「何デダ?」

提督「俺ハ提督ダカラナ、トリアエズ最低限ノ体裁ヲ保ツ位ニハ仕事ヲスル必要ガアル、ソレニ基本鎮守府カラ出ナイカラ、戦闘ノ時ノ情報ガ集メニクイ訳ダ」

礫夕「ナル程、ソレデ私ガソッチヲ担当スル訳カ」

提督「後ハ艦娘ノ寮ダナ、普段ドンナカトカハ、ヤハリ男ガ調ベルノハ限界ガアル」

礫夕「ソノ点同ジ艦娘ナラ余裕ダナ」

提督「逆ニ本営ノ情報トカ、他ノ鎮守府ノ情報ハ俺ガ調ベヤスイモノダ」

礫夕「私ダト難シイカモナ」

提督「ダカラ悪イ事バカリジャナイノサ」

礫夕「ソウカ、ソウ思エバ悪クナイナ」

提督「マァコレカラヨロシク頼ムナレ級、イヤ礫夕」

礫夕「任セロ提督」

コンコンガチャ

五月雨「資料持ってきました」

提督「ではしばらくは出撃を制限する事になるだろうが、我慢してくれ!」

礫夕「了解です司令官!」

五月雨「ふふっすっかり仲良しみたいですね」



提督「ふむ……とりあえず艦娘を増やすか、このままでは何も出来んしな」

五月雨「分かりました、じゃあ工廠に行きましょう」

提督「せっかくだし礫夕も来るか?」

礫夕「そうします!」

 ーーーーー

提督「さて……とりあえず最低値で二回やってみたが」

ドック1『00:18:00』

ドック2『00:30:00』

五月雨「えっと……資料によると、18分は睦月型で……30分は島風さんらしいですよ!」

礫夕「島風?」

提督「確かかなりレアな駆逐艦だったか?」

五月雨「ついてますね提督」

提督(マァ戦力ガ増エスギテモ困ルンダケドナ)

礫夕(島風?何カ覚エガ……アァ確カアノ長イ耳ツケタヤツカ、早カッタナアイツ)

提督「とりあえず他の施設を見てから戻ってこよう、その頃には終わってるだろ」

五月雨「じゃあ次は入渠場を」

礫夕「お風呂ですね!」

ドック2『……』

あれだろ?駆逐棲姫

一旦ここで。
てか少し変えます、>>15それ……ありだね。
イ級さんに登場してもらうつもりでしたが、そっちの方が面白いですね。
ではしばしお待ちを……。

ちょっと外から書いてます。
ある程度流れ思い付いたんですが、すみません何か……駆逐棲姫の名前いいのありますかね?
どうもしっくり来なくて。
『くちくせいき』だから、『ちく』『せ』『き』を抜き取って、竹石とか?……何か変ですよね……。
どなたか知恵を……。

皆さんありがとうございます。
一応固有の名前としたいので、春雨は無しの方向で、あと勢伊もちょっと言いにくいので。
割雨(わるさめ)、竹星(たけぼし)、筑前(ちくせ)
朽木(くちき)、星輝(せいき)、秋雨(あきさめ)
こんな所ですかね?どれがいいかコンマかな?

>>41 コンマ以下で決めます。
6の倍数割雨 +1竹星 +2筑前 +3朽木 +4星輝 +5秋雨
尚97~00は竹石にします。
さてどれになるかな?

少し悩みましたが、コンマとは言え自分で何度もやるのは、割雨でいきますね。
それと割雨のキャラが駆逐棲姫ぽくなくても気にしないで下さい、これは割雨なので。

どうも1です。
ちょっとだけ書きます。



提督「さて、30分経った訳で」

五月雨「楽しみですね」

礫夕「島風さんと、もう一人はだれですかね?」

提督「では分かっている島風から、オープン!」ガチャ

????「アッ、初メ」バタン!

五月雨「えっ?提督?何で閉めて」

提督「五月雨ー!」

五月雨「はっはい!?」

提督「すまないが執務室から俺の帽子取ってきてくれ!」ドンドン

五月雨「えっ?帽子ですか?何でですか?」

提督「あれだ!ほら!一応部下にあたるとは言え、初対面なんだしさ!正装した方がいいだろ!?」ガンガン

五月雨「えっ?まぁそれは」

提督「うっかり忘れてきたから、取ってきてくれ!急がなくてもいいから!」ドゴドゴギシギシ

五月雨「あっあの……何か暴れてないですか?」

提督「いいから!早く!いやゆっくり取ってきてくれ!」バギョメギョ

五月雨「おっ音が、すぐに取ってきますね!」タタッ

提督「ゆっくりでいいからな!」メギョメギョ

礫夕「オイドウシタ?」

提督「ドウシタモコウシタモアルカ!」ガチャ

????「ワワット、イキナリ何?急ニ閉メルナンテ……アレ?ココ……ドコ?」

礫夕「……まじカ」

提督「まじダナ」

????「アレ?アレ?深海ジャナイ?」

提・礫「「駆逐棲姫……」」

駆逐棲姫「アレ?艤装モ変?何ガドウナッテルノ?」



提督「オイ駆逐棲姫」

駆逐棲姫「エッ?ソノ声、仲間?」

礫夕「ソウダ私ハレ級ダ、マァココデハ礫夕と名乗ッテルケドナ」

提督「俺モ深海棲艦ダ、ココニハスパイトシテ来タンダ」

駆逐棲姫「フムフム……ソレデ何デ私ハココニ?」

提督「ソレハコッチノせりふデモアルゾ、普通ニ建造シタラオ前ガ出テ来タンダ」

礫夕「マァ細カイ事ハ後ダ、トリアエズコノ場ヲ切リ抜ケナイト」

提督「ソウダナ、オ前普通ニ喋レルカ?こんな風に」

駆逐棲姫「ムーこンナ感じかナ?」

礫夕「ナ行トンノ発音ガ気ニナルケド、マァナントカナルカナ?」

提督「ダナ、ソレト名前ヲドウニカシナイトナ」

駆逐棲姫「名前……ウーン」

提督「ソウダナ……悪雨……」

駆逐棲姫「悪雨?」

提督「何カ春雨トカイウ艦娘ニ似テルラシクテナ、ソレデ悪雨ラシイ……ソウダナソノママハアレダシ、字ヲ変エテ割雨トデモ名乗ットケ」

割雨「割雨……マァ仕方ナイヨネ」

提督「トリアエズ中ニモッペン入ットケ」

割雨「ハーイ」パタン

礫夕「イキナリこれトハ……モウ一ツハ大丈夫カ?」

提督「多分ナ、先ニ出来テタシ寝テンジャナイカ?」

ドック1『……』

五月雨「提督ー!持ってきました!」

提督「おう、それじゃあ改めて開けるか」



提督「ではオープン!」ガチャ

割雨「初めまして!駆逐艦割雨です」

五月雨「あれ?島風ちゃんじゃない?割雨って聞いた事ないですし」

礫夕「あっあれじゃないかな?私と同じで未建造駆逐艦なのかも!」

提督「ありえるなぁ!おおいにありえるなぁ!」

割雨「そっそうです!実際ニは建造されナかった艦ナンです!」

五月雨「そうなんですか?それは凄いですね」

提督「ではこれから頼むぞ!割雨!」

割雨「はい!頑張ります!」

提督「ではもう一つもオープン!」ガチャ

??「……」スヤスヤ

五月雨「寝ちゃってますね、起きてー」ユサユサ

??「ん?ああすまない、寝てしまっていたようだ」

提督「えっと?」

??「長月だ、駆逐艦と侮るなよ、役に立つはずだ」

提督「長月だな?俺がこの鎮守府の提督だ、よろしくな」

五月雨「秘書艦の五月雨です」

礫夕「戦艦礫夕です!よろしくお願いします!」

割雨「駆逐艦ノ割雨です」

長月「ああよろしくな」

提督「さて!それでは一旦食堂にでも行って、飯にするか」

割雨「ご飯ですネ」

礫夕「お腹減りました!」

五月雨「何食べようかな?」

提督「さぁいくぞ!」

長月「ああ分かった……」



長月「さて……どうするか……」



提督「さて、とりあえずこれで戦力は大丈夫かな?」

五月雨「少なくとも鎮守府近海は大丈夫そうですね」

礫夕「私の場合は資源が気になりますけど」

割雨「ご飯美味しい……」マグマグ

長月「……」

五月雨「あれ?長月ちゃん?どうかしたの?」

長月「いや何でもない」

提督「口に合わなかったか?」

長月「そうじゃないさ、気にしないでくれ」

礫夕「?」

割雨「春雨美味しい……」

提督「まぁいいか、とりあえず出撃なんかは明日にして、今日は皆部屋の整理とかしててくれ、俺もそうするし」

五月雨「分かりました」

礫夕「了解でーす!」

割雨「豆腐美味しい……え?何?」

長月「了解した」

提督「じゃっそういう事で」

 ーーーーー

提督「サテト……トリアエズ荷物片付ケルカ」ゴソゴソ

コンコン

提督「ン?とと、誰だ?開いてるぞ」

長月「ちょっといいか?」ガチャ

提督「長月か、どうした?」

長月「ちょっと訊きたい事があってな」

提督「何だ?」

長月「司令官はどうして司令官になったんだ?」

提督「ん?そりゃ……深海棲艦を倒す為さ」

長月「……そうか、ならいい」

提督「なにがだ?」

長月「……別に、邪魔して悪かったな」

提督「いやいや気にしてないよ」

長月「そうか……ではまたな」パタン

提督「おーう……ナンダッタンダ?」



長月「……嘘つきめ……」スタスタ

一旦この辺で。
まだ何人か増えます……リクエストありますかね?少なくとも決めてる艦娘以外に、一人と二人は増やす予定なので。
書けそうなら書きます(割雨みたいに)ではまた。

補足すると、とりあえず確定組は艦娘二人と深海一人。
それとは別に一人と二人出そうとおもってます。
なんで三人ずつ計六人ですね。

どうも1です。
皆さんリクエストありがとうございます、どの艦娘及び深海棲艦を出すかはまだ決めかねてますが、この中から選ばせていただきます。
とりあえず少し書きます。



 翌朝

提督「さて……早速出撃してみようか」

五月雨「はい!」

提督「そうだな、資源の関係もあるしなぁ……まぁいいか、とりあえず五月雨を旗艦とし、礫夕、割雨、長月の四人で出撃してくれ」

五月雨「了解しました」

礫夕「任せて下さい!」

割雨「がンばるぞー」

長月「了解した」

提督「じゃあいってらっしゃい」

 ーーーーー

提督「サテト……資料ニヨルト、本営カラノ補給ダケダトキツソウダナ、遠征要員ヲ確保シナイトナ」カリカリ

提督「帰ッテキタラマタ建造カ……マタ深海棲艦出来タリシナイヨナ?」カリカリ

提督「……フムフム、任務ヲ受ケテ稼グノモアリナノカ……任務カ……トリアエズ出来ソウナノハ……」

 ーーーーー

礫夕「これで!」ドズン

五月雨「礫夕さんすごいなぁ、鎮守府正面の敵をあっという間に」

礫夕「まあね(トリアエズ急所ハ避ケテアルカラ、平気ダヨナ?)」

割雨「ひまー」

長月「……」

五月雨「あれ?長月ちゃんどうかしたの?」

長月「ん?いや、する事がなかったからな……それだけだ」
 
五月雨「?」

礫夕「これでここは終わりですね!」

五月雨「あっうん、それじゃあ第一艦隊これより帰投します」

礫・割・長「「「了解」」」

長月「……ふむ」



五月雨「報告は以上です」

提督「ありがとう、やはり礫夕のスペックは凄いな、その分資源の消費もでかいが」

五月雨「昨日言ってましたもんね、出撃は制限するって」

提督「まあそれはよしとしようか、とりあえず建造したいんだよな」

五月雨「建造ですか?また最低値で?」

提督「いや……とりあえず軽巡と重巡と空母かな?それで大体揃うし」

五月雨「分かりました」

提督「そんじゃ……あーいや、五月雨にはこの書類を頼んでもいいかな?」

五月雨「え?行かなくていいんですか?」

提督「建造するだけだしな」

五月雨「分かりました……」

提督「じゃあ行ってくる」

五月雨「?秘書艦のお仕事なんだけどなぁ」

 ーーーーー

提督「フムフム……トリアエズ資料ニノッテタ空母ト巡洋艦が出来ヤスイノヲ試シテミタガ」

ドック1『01:00:00』

ドック2『06:00:00』

提督「一時間ハ誰カ分カランナ、六時間ハ翔鶴型カ……トリアエズ一時間待ツカ」



提督「ソレデ一時間経ッタ」

礫夕「何デ私モ居ルンダ?」

提督「マタ深海棲艦ガ出テ来ルカモシレンカラナ、オ前ガ居ル方ガ話ガ早イ」

礫夕「ナル程」

提督「オッ終ワッタカ……早速オープンだ!」ガチャ

??「ども、恐縮です、青葉ですぅ! 一言お願いします!」

提督「ふむ、確か青葉型だったか?」

青葉「はい!よろしくお願いします司令官!」

提督「ああよろしくな、こっちは戦艦の」

礫夕「戦艦礫夕です!よろしくお願いします」

青葉「礫夕?聞いたことないですね」

提督「建造予定だけで、実際には建造されなかったらしいからな」

青葉「そんなのが艦娘に!?これはスクープです!取材よろしいですか!?」

礫夕「えっ?その……また今度」

青葉「むむむ!気になりますね」

提督「とりあえず皆に挨拶して来い」

青葉「むぅ分かりました、それでは青葉失礼します」スタスタ

提督「……フゥ大丈夫ソウダナ」

礫夕「ダナ」

提督「デハモウ一度巡洋艦狙イデ」

ドック1『01:00:00』

提督「マタ一時間カ」

礫夕「待ツシカナイナ」

提督「飯デモ食ウカ」

礫夕「サンセーイ」

スタスタ


??「……」

 

提督「よし!いきなりオープン!」ガチャ

礫夕「早い!早いです司令官!」

???「五十鈴です、水雷戦隊の指揮ならお任せ、全力で提督を勝利に導くわ、よろしくね」

提督「五十鈴……確か長良型か、よろしくな」

礫夕「戦艦礫夕です!よろしくお願いします!」

五十鈴「ええ、こちらこそよろしく……ね」

提督「さて、こっちはまだ時間かかるし、とりあえず皆に挨拶しにいくか」

五十鈴「ええ……でも、この礫夕さんが気になるんだけど」

礫夕「実際には建造されなかった、建造予定の戦艦なんです!」

五十鈴「そう……なの?珍しい……のかしら?」

提督「そうそう!珍しい!それだけ!じゃあいこうか!」

礫夕「行きましょう!」

五十鈴「ちょっと、引っ張らないでよ!」

スタスタ


??「……杞憂だったか?」



提督「やっとだな」

礫夕「長かったですね!」

提督「さてどっちだ?オープン!」ガチャ

??「ヲッ……ヨロシク」

提督「ナンデダ!」

礫夕「ソウイエバ昨日ノ、割雨モどっく2ダッタナ」

提督「どっく2ハ使ワナイ方ガイイカ?」

??「……ココ……ドコ?」キョロキョロ

提・礫「「ヲ級……」」

ヲ級「……?」



??「……」

ちょっと切りが悪いですが、遠征行くのでここまでで。
これが確定組の三人ですね、ヲ級の名前については知っている方もいるかと、礫夕共々とあるものを使わせていただいてます。
ではまた。

どうも、少し書きます。
後ヲ級の性格とかですが、すみません……これしか……これしか無かったんや。



提督「トリアエズ確認スルゾ?オ前ヲ級ダヨナ?」

ヲ級「……」コク

礫夕「普通ニ人間達ノ喋リ方ハ出来ルカ?こんな風にだぞ?」

ヲ級「……ヲ腹減った……」

提督「イケルカ?」

ヲ級「……ヲ芋……食べタイ」

礫夕「大根?」

ヲ級「……ヲ芋……」コク

提督「……」

ヲ級「……?」

提督「マァナントカナルカナ?」

礫夕「ナントカナルサ」

ヲ級「……?」

提督「後名前ダナ……ヲ級ダカラ、沖夕デイクカ」

沖夕「沖夕?」

礫夕「ソレガ今日カラノ名前ダ、艦娘ノ空母沖夕ダ」

沖夕「……分カッタ」

提督「ンジャ食堂イクカ、挨拶ツイデニ芋食ワシテヤル」

沖夕「ヲ芋!」キラキラ

スタスタ


??「……まずいな……」



提督「フムフム……コレデ体裁ハ整ッタナ、後ハ怪シマレナイ程度ニ出撃トカシテレバ大丈夫ダナ」

コンコン

提督「ん?誰だ?」

長月「失礼するぞ」ガチャパタン

提督「また長月か、どうかしたのか?」

長月「……」

提督「長月?」

長月「いや……特に用がある訳じゃないんだが」

提督「そうなのか?」

長月「……一つ頼みがある」

提督「ん?」

長月「偶にで構わんのだが」

提督「何だ?」

長月「私を秘書艦にしてくれないか?」

提督「え?」

長月「いつもとは言わん、偶にでいいんだ」

提督「んーまぁ五月雨がいいなら別に、俺は構わんぞ」

長月「そうか……」

提督「でも何でだ?」

長月「理由か?そうだな……強いて言えば」

提督「強いて言えば?」

長月「……司令官を見ていたいから……かな?」

提督「……へ?」

長月「それだけだ……じゃあな司令官」ガチャパタン

提督「……コレッテモシカシテ……アイツ俺ノ事……」

 ーーーーー

長月「……多少不自然だったか?……まぁいいか……秘書艦になるのが一番だからな」スタスタ

すみません礫夕のセリフ一カ所

礫夕「オ芋?」

です、間違えた……。



 ーーーーーーーーー

ここは?……そうか、私は建造されたのか……ドアは……中からは開かないな、仕方ない待つか。

隣から音が聞こえるな……どうやらもう一人建造しているのか……どんな場所だろうか?

大きな鎮守府か、それとも出来たばかりか……まぁどちらでも変わらないか、私は私だ。



隣の音も止んだな……ん?声?ここの司令官達か?司令官とあと二人か?

ん?騒がしいな……何かすごい音もするが……え?

……深海棲艦?スパイ?……どうなってる?これは……くそっ、中からでは状況が掴めん……。

深海棲艦の司令官と、礫夕と割雨か……ん?まずいな、私が聞いてる事がバレたら……!なるほど。

挨拶がすんだな、次はこっちか……よし……。

長月「……スゥスゥ」



レ級と駆逐棲姫……資料によればどちらも強力な深海棲艦だ。

艤装が私達艦娘と同じような見た目に変わってはいたが、少なくとも私と五月雨だけでは勝てないな。

本営に訴える?いやダメだ……建造されたばかりの駆逐艦が騒ぎ立てた所で、誰も耳を貸さないだろう。

長月「現状打つ手無しか……歯がゆいな……ん?執務室から音?……」

コンコン



長月「……嘘つきめ……」スタスタ

そんなつもりなんてないくせに……何か方法は……やはり仲間が欲しいな……。

長月「……さっきの言葉……本当なら良かったのにな」スタスタ

一旦ここまで。
やっとだ……とりあえずこのスレの主人公は、深海棲艦提督と長月です。
礫夕と沖夕に関しては、某スレのレスから使わせてもらってます……むしろそれからこの話を思いついた。
まぁとりあえずは、ぼちぼち書いて行きます。
質問あったらどうぞ、ではまた。

しかしレ級、駆逐棲姫はどうにか出来そうだけど
ヲ級は頭のでバレるだろ、艦載機も違うし

>>117 提督や割雨、長月がボソッと言ってますが、ついでなので簡単に補足します。
提督含め深海勢は姿が多少変わってます、人間や艦娘に近い見た目に変装、もしくは建造されてます。
艤装に関しても、礫夕の物は潜入前に艦娘の物に似せて改造されており、割雨沖夕の物はそもそも艦娘建造用ドック製なので。
なのでビジュアルそのままではありません、生憎と自分では棒人間しか描けないので、ご想像にお任せしますが。

sage忘れた……せっかくなんで後で書きに来ます。

どうも1です。
遅くなってすみません、とりあえず寝落ちするまで書きます。



さて……昨日は結局何も思いつかなかったな……まあいい、まだ私が気付いている事には気付かれてないはずだ。

長月「焦る事はない……慎重にいこう」

少なくともあの二人を相手取れる位の味方は必要だろう、戦艦や空母が居れば多少は……。

長月「と、そろそろ時間か……昨日出撃すると言っていたしな」

……とりあえずあの二人の実力を見ておこう。



予想以上か……いやそれも含めて、予想通りと言うべきか?艤装が本来の物とは多少違うはずなのにあの強さだ。

長月「……私と五月雨では、寝込みを襲っても無駄だろうな……やはり仲間か……」スタスタ

とりあえず建造予定でも聞いてみるか?姉妹艦の事を出せば疑われはしないだろう。

コンコン

『どうぞー』

長月「ん?五月雨か?司令官はどうした?」ガチャ

五月雨「いらっしゃい長月ちゃん、提督なら建造しに工廠に行ったよ」カリカリ

長月「そうか分かった、そうだ五月雨」

五月雨「なぁに?」カリカリ

長月「司令官の事をどう思う?」

五月雨「え?どうって……いい人だと思うよ?」

長月「そうか……邪魔したな」ガチャパタン

五月雨「?」


長月「いい人……か」

五月雨には下手に話さない方がいい気がするな、うっかり司令官達に漏らしそうだ。

長月「……工廠か」

どうも1です。
案の定寝落ちしました。
この後遠征行って、帰ってきて時間取れそうなら少し書きます。

時間取れないけど少し書きます。



ふむ……司令官はいないみたいだな、ドックは……。

長月「残り時間を見るに一時間と六時間か?一時間は巡洋艦として、六時間は空母か戦艦か?ずいぶんと長いが」

だが空母や戦艦が増えるのは良いことだ、四人居れば一人ずつなら勝負になるだろう……まぁ正面からではキツいのは変わらんが。

長月「いや待てよ?もしかしたらまた深海棲艦が出てくる可能性もあるな……ふむ」

……見張るか。



そろそろ司令官が来る頃か……とりあえず隠れる場所があって良かったな……来たか。

長月「……」

……青葉か……だがまだいるしな、とりあえずもう一度一時間か……暇だな。

 ーーーーー

……来たか、さて今度は誰だ?……五十鈴か……。

長月「……杞憂だったか?」

いや念には念をだ、あと四時間……暇だな……。



やっと時間か……さて……何が出てくるか……くそ……。

長月「……まずいな……」

また増えたか……しかしこれもしかして、見張っても意味なかったか?……いや、確認は大事だからな。

長月「……ふむ」



……空母ヲ級……これで戦力差は絶望的になったか、礫夕どころか割雨だけでも楽な相手ではないと言うのに……。

長月「……せめて司令官だけでも……艤装もないなら……」スタスタ

……そうだな、それはさすがに最後の手段だが……差し違えるつもりなら……。

長月「私一人でもいけるか?」スタスタ

……ん?執務室……いつの間に……音がするからいるのか?

長月「……動向を調べるなら……よし」

コンコン

 ーーーーー

長月「……多少不自然だったか?……まぁいいか……秘書艦になるのが一番だからな」スタスタ

これで見張りやすくなるな……まぁどれくらいかは分からんが……今は……。

長月「やれる事をやらないとな」スタスタ

……秘書艦……楽しみだな……ん?

長月「何で楽しみなんだ?……まぁいいか」スタスタ

はいここまでで。
とりあえず長月視点ですね、これからも偶に入れていく事になると思います。
それでは。

どうも1です。
ちょっと安価だけ取ります……誰かいるよね?

め ち め か ひ す から1つ

に に ち や め む ひ から2つ

計3つ書いてください

例 左のめ 右のに む
こんな感じでお願いします。
順に>>142>>143>>144のを見ます。

す / ち む

ち む め

右のめ む ひ

>>142マジか……一番書きにくい子をピンポイントで……。

では順に 吹雪 離島棲鬼 南方棲鬼 となりました。
……離島と南方分からねぇ……まぁ今まで通りのんびり行きますので、登場をお待ち下さい。
ではまた。

>>140
これの意味がよくわかんないだけど誰か教えて下さい

>>148 上の段は順に

蒼龍 日向 翔鶴 足柄 那珂 吹雪です。

下の段も同じ理屈ですね、ヒントは携帯です。

>>149
すが吹雪になるのはわかるけど
ちとむは北方と離島じゃないの?

>>155 >>143>>144も見てるので、上の段はす、下の段はむとひです。

生存報告……やばかった?セーフ?

ここの>>1はひょっとしてスーパー長月の人か?
こっちも待ってるよ、よろしくね~

一旦生存報告がてら。
>>169 スーパー長月ですか?まぁ心当たりはありますが、某安価スレの事であれば多分そうです……ここの長月は普通ですよ。

一応酉が違うのに関しては自分からは言いませんが、聞かれたら正直に答えます、大抵メンツで割れるでしょうし。
ではまた……一応この話のオチはいくつか出来てます、まだ分岐させるかどうかとか決めてませんが、とりあえず途中でまだ決まってない所があるのでその流れ次第です、それでは。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年04月21日 (火) 01:29:31   ID: EKXSZ7u0

暗号の意味がわからん

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