【安価・コンマ】戦闘破壊学園ダンゲロス【R-18】 (1000)

目覚よ魔人!

妄想が「認識」に変わったその瞬間。人間は「魔人」となる。

突如として異能に目覚めた人間。「魔人」は「私立希望崎学園」を戦場に「番長グループ」と「生徒会」に分かれ、日夜戦っているのだ。

この抗争を後に、人は「ハルマゲドン」と呼ぶ!

↓1【今回のハルマゲドン勃発の理由】

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1422452821

購買の限定ミルクプリンが全てのきっかけだった。

購買部が作るミルクプリンはミシュランの星が付く。
昼休み開始数分前の学食は嵐の前の静けさと言ったところか。

殺して奪ってでも食べたいミルクプリンがそこにあったのだ。

一発の銃声。倒れ伏したのは1人の生徒。名は伏せるが所属先は……『番長グループ』。

撃った生徒の所属先は……あろうことか『生徒会』。

そこから発展した『学級裁判』。争点は『銃を撃った生徒は正当防衛だったか否か』。

『証拠不十分により無罪』の判決が下された番長グループ。これに黙っている訳がない。しかし、現実は無情。異議申し立ては叶わず話はうやむやに終わった。

そう、これが今回のハルマゲドンの発端である。

↓1【あなたの所属先(コンマ0で番長または生徒会長)】

【あなたの所属先:生徒会】

あなたの所属先は生徒会。
生徒会は依然判決対してに武力的異議申し立てを行う番長グループの粛清を決定。
あなたは生徒会長に召集された4人の精鋭魔人のうちの1人だ。

今回のハルマゲドンは5vs5で行われる。小規模ながら気は抜けない。

裁判の最終判決はこの闘いの勝敗で覆る。
銃を撃った生徒が故意であろうが、正当防衛であろうが、最早その事実は意味を持たないのだ。

生徒会の威信を懸けて、ここは勝たねばならない。

勝敗の鍵となるあなたの能力。それは……

↓1【あなたの能力】

※テンプレ
【能力名】
【説明】

凄く強くなれる能力「スーパーパワー」。

小学生のいう「すごい」は無限の力を指すように、この能力は全ての物理法則を無視しただ「強くなる」ことだけに特化したものである。

そこには命を削ってそれを発動するあなたの姿があった。命を賭してでも生徒会を勝たせる、それがあなたの使命。

そんなあなたの性別は……

↓1【あなたの性別:コンマ下二桁が体力、一桁が精神力】

※これで今回のあなたステータスがほぼ完成しました。

【名前】あなた
【性別】♂
【所属先】生徒会
【体力】9/9
【精神力】2/2
【能力】スーパーパワー
【説明】凄く強くなる
【効果】体力を半分(小数点切り捨て)にした時、勝利する。

あなたは潜在的な主人公。
ゲームの主人公のように無個性でいなければならない。特徴は能力、それ以外は安価の導き次第で決まってくるのだ。

基本ハルマゲドンは闘いが終結するか、あなたが死なない限り終わらない。

今回の終結条件は【どちらかの陣営が全滅した時】。

幸運の女神が微笑むのは番長グループか、生徒会か。それとも……

あなたは仲間の存在を知っておく必要がある。
生徒会長を含む4人は良くも悪くも個性的。

番長グループとの対決を今か今かと待っているだろう。

魔人が人間である必要はない。ゴリラ、パンダ、長耳エルフ、戦車、ゴリラ。存在自体が能力の可能性もある。

それぞれの「妄想」が具現化した姿。グロテスクな見た目やエロい能力。制限がないことが制限だ。

↓1【あなたの学年】

↓2~5【生徒会メンバー:コンマ下二桁目が体力、一桁目が精神力(0は10):一番最初に来たキャラが生徒会長】

※テンプレ
【名前】
【性別】
【学年】
【性格】
【見た目・持ち物】
【能力】
【能力説明】

【名前】笹原 時雨(ささはら しぐれ)
【性別】女
【学年】三年
【性格】普段はクールだが、その実お人よしで根は熱い。土壇場になるほど頭がさえて燃えるタイプ。
【見た目・持ち物】黒髪ストレートの和風美人、剣道部のため竹刀を持っている。
【能力】天の視点
【能力説明】一目見ただけで相手の能力を看破できる

名前】 竹中 晴人 たけなか はると
【性別】 男
【学年】 3年
【性格】 寡黙で面倒くさがり
【見た目・持ち物】 金髪でヘッドホン着用
【能力】 物質固定
【能力説明】 触れたものを固定する

【名前】石条 アキラ
【性別】 女性
【学年】 2年
【性格】 いつもボーッとしていてなに考えているのかわからない
【見た目・持ち物】黒髪ロングの眼鏡
【能力】 ステータス標示
【能力説明】

【名前】春 北礼利(はる きたれり)
【性別】女
【学年】2年
【性格】清楚ビッチで露出癖あり。でも羞恥心はある。スリルが大好き。
【見た目・持ち物】黒髪ロングで前髪ぱっつん。常にノーパン超ミニスカート。はえてない。
【能力】ビックリドッキリメカ
【能力説明】トンデモマシーンをすぐに作れる。材料は何でもいい。兵器でも乗り物でも自在。

【名前】一撃 士斗滅(いちげき しとめ)
【性別】男
【学年】三年
【性格】豪快で細かい事は気にしない兄貴肌。通称『一撃先輩』
【見た目・持ち物】真っ赤なリーゼント。長い竹楊枝を咥えている

【能力】一撃必殺拳(パンチ)

【能力説明】一撃で相手を仕留める拳を放つ
ただし、外したり、何かしらの能力で止められたりした場合は自身が一撃死する。(簡単なバリアーや壁程度なら貫通する)
そのため確実に相手を仕留めれる時しか使わないので、「それもう能力使う必要なくね?」と言われる

※集計中

※番長グループキャラも考えていてください

【生徒会名簿】

【生徒会長】笹原 時雨(ささはら しぐれ)♀ 3年
【詳細】>>13
【体力】1/1
【精神力】9/9
【能力名】天の視点
【効果】精神力を2消費して戦闘時コンマ判定+2

【副会長】竹中 晴人(たけなか はると)♂ 3年
【詳細】>>14
【体力】7/7
【精神力】5/5
【能力名】物質固定
【効果】攻撃成功時、攻撃相手行動不可。精神力2消費。以後、固定相手戦闘選択時コンマ+3

【書記】石条 アキラ ♀ 2年
【詳細】>>15
【体力】10/10
【精神力】3/3
【能力名】ステータス標示
【効果】コンマ判定成功時、精神力1消費し戦闘時コンマ判定+1

【執行部】春 北礼利(はる きたれり)♀ 2年
【詳細】>>16
【体力】5/5
【精神力】3/3
【能力名】ビックリドッキリメカ
【効果】体力を3消費しメカ作成。本人死亡後もメカは残る。

【雑用】あなた ♂ 1年
【詳細】>>10
【体力】9/9
【精神力】2/2
【能力名】スーパーパワー
【効果】体力を半分(小数点切り捨て)にした後、戦闘勝利判定時、無条件で勝利(相手は死ぬ)。

笹原時雨(以後、時雨)「皆、よく集まってくれた」

生徒会長「笹原 時雨(ささはら しぐれ)」によって生徒会室に集められたのは4人の魔人達。

時雨「集まってもらったのは他でもない。番長グループについてだ」

番長グループの武力的異議申し立ては、魔人ではない生徒にも被害が及んでいる。
能力のない生徒たちは魔人を前に泣き寝入りをする他ないのだ。

時雨「私は彼らを許せない」

竹中 晴人(以下、晴人)「……だりぃ」

重々しい空気の中、最初に口を開いたのは生徒会副会長「竹中 晴人(たけなか はると)」だ。

時雨「竹中、お前にも手伝ってもらいたい」

晴人「……あいあい」

学園は何時にも増して非常事態。治安の維持が生徒会の役目。
ともなれば、面倒くさがりの晴人も責任を感じないわけではない。

時雨「アキラ、北礼利。お前たちにも頑張ってもらいたい」

石条アキラ(以下、アキラ)「はい、かいちょー」

春 北礼利(以下、北礼利)「勿論です、会長」

ずり下がったメガネを上げて、敬礼するのは生徒会書記「石条アキラ」。
隣にいるミニスカートは会計「春 北礼利(はる きたれり)」だ。

時雨「そして……あなた」

最後に呼ばれたのはあなた。その単純最強無敵な能力を理由に選ばれたあなたは会長に応え、言った。

あなた「↓1」

あなた「もちろん、会長と生徒達の為にこの力を奮います」

時雨「ほう、いい返事だ」

魔人は常に死と隣り合わせの中生活をしている。
思わぬところに思わぬ能力で死んでしまう。「ハルマゲドン」ならその確率もなお高い。

時雨「諸君、この先命の保証はない。心して行こう」

一癖ある生徒会役員。それを全て、彼女が纏めてきた。
思うところもあるが全ては語るべきでないのだろう。

時雨「――では、これより番長グループの説明を行う」

↓1~5【番長グループ:コンマ下二桁目が体力、一桁目が精神力:最初に来たキャラが番長】

※テンプレ
【名前】
【性別】
【学年】
【性格】
【見た目・持ち物】
【能力名】
【能力説明】

【名前】シサンドラ・アスタラビスタ
【性別】男
【学年】3
【性格】超社交的で仲間や他人のことばかり考えているお人よし
【見た目・持ち物】金茶色のクセのあるミディアムロングの髪に、少し伸ばしたヒゲがある。キャスケット帽がトレードマーク
【能力】パラレリング・アドミタンス
【能力説明】触れた物に電流を流れやすくする。小さなリチウム電池だろうと感電するようになるし、ショートの熱が発生する

※今日はここまで安価下

【名前】海堂 愛理 (かいどう えり)
【性別】女
【学年】一年
【性格】悪ぶっているが、とても親切。口でなんだかんだいいながら、ついつい周りの面倒を見てしまうあまのじゃく。
【見た目・持ち物】ポニーテールで、やや高めの身長。健康的なグラマー体型。
【能力】雷神の鎖
【能力説明】雷を纏った鎖を精製、操作する

乙です、続き待ってます

【名前】ロッコウ(ロコちゃん)
【性別】♀
【学年】1年
【性格】世紀末のモヒカン風ヒャッハー!!!頭もキレる
【見た目・持ち物】見た目はかわいい、図体のでかいアライグマ。2足歩行の上、器用な手先で火器や暗器を使いこなす
【能力】ウィキドライド
【能力説明】改造バイクによる高機動力を生かした突撃。ピンチになったら乗り捨てて自爆させる。予備もある

【名前】筒持田瀬(つつもたせ) バル子
【性別】乙女座の美少女
【学年】1年
【性格】ひかえめだけどヤる時はヤる
【見た目・持ち物】かわいい。あと貞操帯つけてる
【能力】真夏の夜の淫魔(サキュバシズム)
【能力説明】中学の頃、高校生の集団にレイプされそうになった時に目覚めた能力。
彼女は処女であるが、滅茶苦茶セックス(前戯)が上手く、触れただけで相手をイかせる事が出来る。
ちなみに男㊛は問わず、触れる以外にもコスる・イジる・口で咥える等でさらにイかせる事も可能。
元々、自身の貞操を守るために生まれた能力であるため、処女を失うと能力も失われる。

【番長グループリスト】

【番長】シサンドラ・アラスタビア ♂ 3年
【詳細】>>26
【体力】10/10
【精神力】10/10
【能力】パラレリング・アドミタンス
【効果】攻撃成功時、精神力2消費。相手を【電流が流れやすい】にする。

【名前】海童 愛理(かいどう えり)♀ 1年
【詳細】>>28
【体力】8/8
【精神力】1/1
【能力名】雷神の鎖
【効果】攻撃成功時、精神力1消費。相手ダメージ+1。相手が【電気が流れやすい】の場合、無条件で即死させる。

【名前】ロッコウ(ロコちゃん)♀ 1年
【詳細】>>29
【体力】1/1
【精神力】9/9
【能力名】ウィキドライド
【効果】全てのコンマ判定に+1。

【自爆特攻】攻撃成功時、相手の3の固定ダメージ。この攻撃後の1ターンは全てのコンマ判定に-3。

【名前】筒持背 バル子(つつもたせ -)♀ 2年
【詳細】>>30
【体力】2/2
【精神力】8/8
【能力名】真夏の夜の淫魔(サキュバシズム)
【効果】攻撃成功時、ダメージ判定を行わず精神力2消費。
【性別が男の場合】その後2ターンの間、全てのコンマ判定-2。
【性別が女の場合】その後1ターンの間、全てのコンマ判定-1。

【名前】一撃 士斗滅(いちげき しとめ)♂ 3年
【詳細】>>19
【体力】1/1
【精神力】4/4
【能力名】一撃必殺拳(パンチ)
【効果】攻撃成功判定後精神力2消費。コンマ判定成功時、攻撃相手を無条件で即死させる。
コンマ判定失敗時、この魔人が死亡する。

これ体力1のキャラとか、何も出来ないまま即死しない?
戦闘どうなるかまだ知らないけど、体力の値コンマ×10とかにした方がいい気が……

>>35
当たらなければどうということはないのです。
弱肉強食の世界、負ける時は負けるし勝つときは勝ちます。(ダメージ想定1~3。クリティカルが5)

※開始

【進行】

【あなたのターン】

【生徒会(誰か一人)のターン】

【番長グループ(誰か一人)のターン】

――

【基本ダメージ判定:コンマ下一桁】
0:クリティカル(5)
987:3
654:2
321:1

――

もし、安価コンマが00だった場合……奴らがやって来る。

・番長、生徒会長が死亡するとその部下達の全てのコンマ-2

時雨はそこまでホワイトボードに書くと、手を止めた。

時雨「ここからは習うより慣れろ、だ。そして……」

北礼利「それからぁ?」

時雨「番長グループ、番長『シサンドラ』と『海童 愛理』は共に行動している」

晴人「……相性抜群の魔人同士は『コンボ』を発動するんだ。めんどくさいけど気をつけろ」

あなた「そんなのってありかよ……」

時雨「決戦は明日だ。今日は解散、明日の準備をしていてくれ」

あなたはハルマゲドンまでの短い時間を↓1をして過ごした。

あなたは放課後、ジムに行き特訓をして過ごした。

あなた「はぁ……はぁ……」

時雨「ああ、あなたじゃないか!」

あなた「会長!」

あなたは偶然、同じく特訓をしていた時雨に出会った。

時雨「あなた、明日は任せたぞ。私にもしものことがあった時は……」

あなた「↓1」

あなた「会長だけにそんなことはないでしょう。まだまだ働いてくださいよ」

時雨「……ふ、君も言うようになったな」

最初、魔人として自覚が足りなかったあなたを指導したのは時雨。
後輩の成長に彼女は表情には出さないものの喜んでいた。

あなたの背中を広く頼もしく感じるようになったいつ頃だろう。
生徒会長としての仕事がある為、その気持ちを前に出すことは許されなかった。

時雨「この背中、君に預けたぞ」

死ぬときは一緒だ、という意味だろうか。
この一言に少なからず好意が含まれていたことをあなたは知らない。

【時雨と無条件で共同戦線を組むことが可能になった】

【ハルマゲドン当日】

午前8時、普段登校時間のはずの希望崎学園は妙に静まり返る。
大規模な戦闘、魔人ではない生徒は巻き込まれることを恐れて自主休校をしているのだ。

北礼利「静かな学校っていいものですね」

軽口を叩けるのも今の内と、北礼利はケラケラと笑ってみせた。
表情はセリフと一致していない。

あなたは何も言えず、同学年の生徒がいないという疎外感を感じるばかり。

アキラ「お、お腹痛くなってきちゃったな~」

晴人「……やるかしかないんだよ。生徒会の『カオ』がかかってる」

アキラ「ふぁい……」

時雨「あなた、予鈴が鳴ったら始まりだ。また、会おう」

響く鐘の音は、あなたにとって死へのカウントダウンを告げるものなのか、それとも――

【ハルマゲドン開始】

【8:10(1ターン目)】

※あなたのターンです

※あなたのターンでできることは2つ。『敵を探す』か『仲間と共同戦線を提案する』。

※選んで以後の対戦相手や仲間の反応などはコンマで決まります。

※生徒会名簿は>>21 番長グループは>>34

あなたは次々と生徒会室を飛び出す仲間達を見送る内、一人出遅れてしまった。

あなた「どうしよ、早く俺も出ないと……」

1敵を探す

2仲間と共同戦線を提案する(名前を指定)

↓2

【2 春】

あなたは北礼利の元へと走った。
発見場所は科学実験室。彼女まだ誰にも会っていないらしい。
机の下に潜り込み番長グループを探すが、まさかそんな狭い場所に人間が入り込める訳がない。

あなた「あの……」

北礼利「はい? その声はあなた君ですかぁ?」

彼女はお尻の辺りで聞こえる声に答えた。

北礼利は現在パンツを履いていない。つまり、彼女はあなたの方に向けて尻を突き出すような体制になっているのだ。

はえてない、これが童貞のあなたが目の前でふりふりと動く北礼利の股関に抱いた感想だった。

あなた「あ、あの、先輩……お話があって来たんですけどちょっと机の下覗くのやめて出てもらっていいですか?」

北礼利「あ、すいません。分かりました。よいしょっ……と」

北礼利「何で前かがみなのかな?」

――

北礼利「共同戦線、ですかぁ?」

あなた「はい」

北礼利「うーん……」

【直下コンマ下一桁判定】
偶数:「いいですよぉ」
奇数:「ちょっと今は……」

北礼利「なんというか……私の主義に反するんですよね」

あなた「な、なにがですか?」

北礼利「群れて行動することです。一人の方がいいんです、スリルがあるじゃないですか」

北礼利はスリルを人一倍好んだ。
例えば彼女の露出癖。
羞恥心があるものの逆にそれを利用して、全裸で校内一周を行ったこともある。
見つかりそうで見つからない。
見つかれば一貫の終わり。それを感じることが堪らなく「イケる」のだそうだ。

北礼利「私は私で頑張りますから、あなた君も~」

やんわりとした口調で断られてしまったあなたはガックリと肩を落とし、実験室を去った。

※あなたのターン終了

※次 味方のターンです

↓1【味方の中から1人(あなたと春以外)】

↓2【コンマ下一桁判定:行動】
3以上(0は10とする):敵を探す
2以下:共同戦線を提案

【石条 アキラ(敵を探す)】

アキラが立っているのは今回の番長グループ本拠地と校舎を繋ぐ階段の踊場。
校舎内で暴れていた彼らもハルマゲドンともなれば、静かだ。

アキラ「……見つけたよ。逃がさないから」

その前に立ちはだかるのは番長グループの魔人。
普段何を考えているのか分からないアキラも、その目の中には確かに敵の姿が映っていた。

アキラ「生徒会書記『石条アキラ』です。あなたをぶっ殺しにきますた」

アキラ「あ、噛んだ」

【直下コンマ下一桁判定】
09:シサンドラ、海童組
87:ロコちゃん
654:バル子
321:士斗滅

番長グループ名簿は>>34参照

【アキラvsバル子】

階段の上に立つ美少女の名は『筒持田瀬 バル子(つつもたせ -)』。
番長グループきってのテクニシャンで、その能力でイかせた生物は数知れず。

しかし、一見生娘(生娘だが)。そんな力を持つようには全く見えない。

アキラ「悪く思わないでね。すぐ終わらせてあげるから」

バル子「私、ヤる時はヤる女ですから。すぐイかせてあげます」

最初の戦いは静かに始まった。

【直下コンマ下一桁判定(0は10とする)】
3以上でアキラの攻撃成功(能力発動)
4以上でバル子の攻撃成功(能力発動)

――
※攻撃成功判定の決め方
5を基準として精神力の差から上下させています。0の場合上下変動なし。1~4の差の場合+1。5以上の場合+2。

※訂正
3以下で~
4以上で~

振り直しはするのかな?

>>67
※しません

【アキラの攻撃成功】

アキラは階段から飛びかかるバル子をかわし、腹部に強烈な一撃を浴びせた。

バル子「がっ!?」

【アキラの精神力を1消費 2/3】

アキラ「見えたよ、あなたの色々……」

アキラを睨むバル子、目と目が会う瞬間が能力発動のタイミングだ。

途端、バル子の体の周りに標識が浮かび上がる。
標識に描かれているのは端的に彼女について表しているもの。

能力名「ステータス標示」。これはアキラの脳内で起きている出来事である。
彼女はこれにより、相手の身長体重、健康状態、能力を瞬時に把握するのだ。

アキラ「……えっちな能力、いけません」

【以後『石条アキラ』が『筒持田瀬 バル子』と戦闘する際、全てのコンマ判定+1】

【直下コンマ下一桁判定:ダメージ判定】
0:5
987:3
654:2
321:1

【補正】
【ステータス標示】+1

【バル子の体力】2/2

【バル子に3のダメージ -1/2】

ぱん、とバル子の中で何かが破裂した。
腹部を突かれた瞬間の、内臓破裂音だ。

他の魔人より体力に優れていたアキラの力は、バル子の骨を砕き肉を千切り皮膚を破る。
その拳は今完全に腹部を貫通させ、足下に血だまりを作った。

バル子「ぐ、えぇ」

口から溢れる血を止めることはできない。

思い出すのは中学生の頃のこと。
高校生集団に目を付けられレイプされそうになった時に魔人に目覚めた。
彼女の能力『真夏の夜の淫魔(サキュバシズム)』は高校生集団全員をテクノブレイクで殺す程の威力を持つ。

魔人として恐れられ、生きる毎日。そんな彼女の心を救ってくれたのが、番長『シサンドラ・アラスタビア』だった。
今は全て彼の為に生きる毎日。
これほどの幸福は訪れないだろうと彼女は考えていた。

バル子(もう……終わり? もう、終わり……なの?)

バル子(シサンドラ様……私、何もできませんでした……)

バル子(処女、あげられなくてごめんなさい……でも……私、あなたに会えて……しあわ……)

【筒持田瀬 バル子 死亡】

【番長グループ 後4人】

※味方のターン終了

※次 敵のターンです

【直下コンマ下一桁判定:動く敵】
09:シサンドラと海童組
8765:ロコちゃん
4321:士斗滅

【ロッコウ(ロコちゃん)】

今日二本目の煙草を洗い終えたロコちゃん。
またいつもの癖で愛車のエンジンを洗わないようにそっと撫でた。

ロコちゃん「キュエ、ヒィアヒィアキョエェン」

ロコちゃんの言うとおりミルクプリン程度で戦うこの戦いはおかしい。
だが、この裁判の結果も明らかにおかしいものがある。

殺された生徒はロコちゃんの友人でもある。
彼の墓標を洗いながら彼女は誓ったのだ。

ロコちゃん(ヒィェンキュゥイキュゥイキュゥン)

と。
だからやらねばならないのだ。その身が果てるその時まで。

ロコちゃん「ヒャッハアアアアアアア!!」

エンジンが唸りを上げる。
獲物は一匹残さず手洗い消毒。彼女の復讐は果たして成功するのか――

【直下コンマ下一桁判定:標的】
09:時雨
87:晴人
65:アキラ
43:北礼利
21:あなた

※生徒会名簿は>>21 番長グループは>>34

【ロッコウ(ロコちゃん)vs石条カオル】

腹を貫かれ物言わぬ姿になったバル子にロコちゃんは言葉を失った。
番長グループ本拠地で「キュゥイ」と言い合ったのは僅か30分程前。

ロコちゃん「ヒェアァァッ!」

悲痛な叫びをあげるロコちゃん。今すぐ駆け寄りその目蓋を閉じさせてあげたい。
しかしそれは、バル子の隣にいる生徒を倒してからにしよう。

ロコちゃん「ギィィィィ……」

アキラ「あ、あらいぐまだ。でっかいけどかあいー」

ロコちゃん「ギシェェェアッ!」

相手を口汚く罵るロコちゃん。
その意味を知るのは地球上ムツゴロウさんくらいしかいないのだが。

ロコちゃん「イィン……」

彼女の目に流れる涙。
誰にも伝わることのないその言葉は撃たれ死んだ友、そしてバル子へ向けられていた。

こんな時だというのに、ロコちゃんの心は何時になく落ち着いていた。
銃口は一点を指す。

【直下コンマ下一桁判定(0は10とする)】
4以上でロコちゃん攻撃成功
3以下でアキラ攻撃成功

【補正】
【ウィキドライド】+1

【ロコちゃん攻撃成功】

距離は十分にとっている。
後は当たるように祈るだけだ。

ロコちゃん「キュゥイキュゥイキュエ」

背中に刺していたショットガンを抜いて、アキラへ向けて撃ちまくる。
狙いは付いているがなにぶんあらいぐまの手なのでうまく握れず結局ムチャクチャに発射してしまう。
これはさすがのロコちゃんにもどうすることもできない。

【直下コンマ下一桁判定:ダメージ判定】
0:5
987:3
654:2
321:1

【補正】
【ウィキドライド】+1

【アキラの体力】10/10

※今日はここまで

※再開

【アキラに2のダメージ 8/10】

弾幕はアキラの頭上、つまり天井を砕く。

アキラ「わっ、ぶっそー」

崩れた天井コンクリート片がアキラにぶつかる。
バイクを走らせ土煙の中に死体を探すが姿はない。
瞬間、人の気配。ロコちゃんは振り向く。
気づいた時、ロコちゃんは背後を取られていたのだ。

ロコちゃん「キィィェアアアアッ!?」

アキラ「案外私、タフなんですよね。そんなんじゃ死なない」

ロコちゃんの柔らかい毛に汗が滲む。
体力の差は技量の差は大きく、一発の撃ちもらしも許されない。
隠し持っていたダガーを振り抜く――

【直下コンマ下一桁判定(0は10とする)】
4以上でロコちゃん攻撃成功
3以下でアキラ攻撃成功

【補正】
【ウィキドライド】+1

【ロコちゃんの攻撃成功】

ロコちゃん「ウェーヒャヒャヒャ……」

ロコちゃんは敵の隙を見逃さなかった。
左腕。制服に付く血痕は先程バル子を仕留めた時にできたものと彼女は推理する。

微妙にそれを庇う動き。
渾身のパンチはダメージという程でもないがアキラに痛みを与えていた。

ロコちゃん「ヒィア!」

仲間を殺した報いは必ず受けてもらう。
世紀末たるこの世界の、ロコちゃんの流儀。

【直下コンマ下一桁判定:ダメージ判定】
0:5
987:3
654:2
321:1

【補正】
【ウィキドライド】+1

【アキラの体力】8/10

【アキラに3のダメージ 5/10】

この距離なら必中。
ダガーナイフはアキラの左腕に突き刺さった。

アキラ「が、あ゛、あ゛」

ロコちゃん「ィィイン、ヒィアヒィア!」

ロコちゃんは仲間が味わった苦痛を味わわせるように、その傷口を抉った。
執拗に抉り肉を掻き出す彼女の姿はアキラに恐怖を感じさせる。

アキラ「や……やめ……ろォ」

ロコちゃん「ウィィィホホホホ!」

【直下コンマ下一桁判定(0は10とする)】
4以上でロコちゃん攻撃成功
3以下でアキラ攻撃成功
【補正】
【ウィキドライド】+1

【3+1 ロコちゃんの攻撃成功】

ロコちゃん「ヌゥアン!」

アキラ「い゛っ!」

ロコちゃんはナイフを引き抜くと共に、アキラの頭に銃を突きつけた。

ロコちゃん「……」

アキラ「つ、強すぎ……」

ロコちゃん「黙れ」

アキラ「あ、あんた……喋れ」

ロコちゃん「喋ったら殺す。動いても殺す」

ロコちゃん「アタイの言うとおり動かなかったら……優しく殺す」

【直下コンマ下一桁判定:ダメージ判定】
0:5
987:3
654:2
321:1

【アキラの体力】5/10

>>91
※訂正、追加

【補正】
【ウィキドライド】+1

※振り直しません

>>92
【3+1 アキラに2のダメージ 3/10】

アキラ「くぅっ!」

ロコちゃんの言葉を聞かず、アキラは距離を取る為走り出した。
最後通告はした。これ以上の制止は不用。

もうロコちゃんは何も言わない。そして、逃がさない。
無駄な抵抗は彼女を苛立たせるだけ。

ロコちゃん「ヒィア!」

引き金は引かれた。
弾丸はアキラの脚へ飛んでいく。

アキラ「あぁッ!?」

ロコちゃんの戦闘は最終段階に入りつつある。
敵を倒すため、友を弔うため。
このハルマゲドンの為に装備していた「とっておき」があるのだ。

ロコちゃん「ヒャッハアアアアアアアアアッ!」

ロコちゃん「これで……トドメだッ!」

【直下コンマ下一桁判定(0は10とする)】
4以上でロコちゃん攻撃成功
3以下でアキラ攻撃成功

【補正】
【ウィキドライド】+1

【1+1 アキラの攻撃成功】

突撃するバイクには爆弾が搭載されている。
ロコちゃんの作戦としては、相手にバイクを突っ込ませ彼女自信は離脱。そのままバイクは敵と共に爆発という流れ、だったのだが。

アキラ「……やるったらやるんだよ」

アキラが取った構え、それは「ラリアート」。
走ってくる相手に喰らわせるカウンター技だ。
ロコちゃんのマシンは既に時速80kmを超えたところ。
か弱いあらいぐまの彼女は、そこから降りることもできない。
避けようがないのだ。

ロコちゃん「ギ、ギィエエエエエエッ!?」

【直下コンマ下一桁判定:ダメージ判定】
0:5
987:3
654:2
321:1

【ロコちゃんの体力】1/1

これ判定欄だともう即死では?

>>99
※安価コンマが00で出た時、「彼ら」がやって来ます。そうなると彼女も延命の可能性が出てきます(彼らにすぐ殺される可能性は高い)。
可能性がある限り判定はします。

【ロコちゃんに2のダメージ -1/1】

土煙の中、バイクが飛び出す。
運転手であるロコちゃんの首はあらぬ方向に曲がっていた。

首の骨は折れ、首の肉は乖離し正に「皮一枚で繋がっている」状態。
しかし、何とか意識は保っていた。

ロコちゃん(キュウン……)

ハンドルを持つ手も、アクセルを踏む足ももう動かない。
このままだと壁に激突する。
そうなればマシンに仕掛けてあった起爆装置は動き、爆発。もう自分の助かる見込みはなかった。

ロコちゃん(キュエ……)

ロコちゃんは薄れ行く意識の中、仲間と共に過ごした日々を思い出していた。

ロコちゃん(これが……アタイの……最期……)

ロコちゃん(洗われちまったのは……アタイだった……か)

【ロッコウ(ロコちゃん) 死亡】

【番長グループ 後、3人】

アキラ「……よっ、と」

瓦礫の中からアキラが現れた。
満身創痍、しかし退くつもりはまだない。

アキラ「ふぅ、2人も倒しちゃったなぁ」

アキラ「……もうちょっとやれそう、かな」

※敵ターン終了

【09:00(2ターン目)】

※あなたのターンです

あなたは共同戦線の提案を北礼利に断られ、挙げ句敵も見つけられず校舎内をうろうろしていた。

あなた「困ったなぁ、このままじゃハルマゲドン終わっちまうぞ」

あなた「……はぁ」

あなた「何しよう」

1、敵を探す

2、仲間に共同戦線を提案(北礼利以外の仲間を表記)

↓2

※中断

※再開

【2 アキラ】

下の階から聞こえてきた大きな音を頼りにあなたが駆けつけると、そこには満身創痍のアキラが立っていました。

あなた「石条先輩!」

アキラ「あー、あなた君じゃん」

あなた「じゃんって……その怪我は!」

アキラ「うん、痛い」

あなた「そりゃそうでしょうが……」

――

アキラ「それって『一緒に戦おう』ってこと?」

あなた「はい!」

アキラ「うん……」

【直下コンマ下一桁判定】
3以上:「いいよ~」
2以下:「いいよ……」

【「いいよ~(肯定)」】

アキラ「うん、いいよ~」

あなた「ホントですか!?」

アキラ「うん、ちょっと疲れたからね~。サポートしてよ」

あなた「もちろん!」

※あなたのターン終了

※次 味方のターンです

↓1【味方の中から1人(あなたとアキラ以外)】

↓2【コンマ下一桁判定:行動】
3以上(0は10とする):敵を探す
2以下:共同戦線を提案

【竹中春人(索敵)】

校舎内に響く爆音。
この音はもちろん春人の耳にも聞こえていた。

春人「……誰かが死んだ」

今回の生徒会に爆発系の能力を持つ魔人がいない分、春人の不安を煽る。
副会長である以上、ハルマゲドン勃発は覚悟していたがいざ自分の命を懸けて戦うことになると脚の震えが止まらない。

春人「……めんどくせー」

「面倒くさい」という感情を無理やり作ることで、春人は心の中に幾分かの落ち着きを思い出させた。

負の感情にも使い道があるもんだ、と考えながら番長グループ本拠地を急ぐ。

【直下コンマ下一桁判定:現れた敵】
偶数:シサンドラ&海童組
奇数:士斗滅

※生徒会名簿は>>21 番長グループリストは>>34

【春人VSシサンドラ・海童組】

何度も見た顔だった。
会長に渡された『番長グループリスト』の中の写真。
『シサンドラ・アラスタビア』、彼の写真には『番長』と付箋が付けられていた。

魔人交換留学生徒である彼は、以前の番長を倒しここまで上り詰めた強者だ。

春人「……アンタだな、番長ってのは」

シサンドラ・アラスタビア(以下シサンドラ)「ええ、僕がそうです。エリ、君も挨拶なさい」

シサンドラが「エリ」と呼ぶ女子生徒。
本名『海童 愛理(かいどう えり)』。不良ぶってはいるが義理堅く、今回のハルマゲドンも仲間の無念を晴らす為に参加している。

海童愛理(以下、愛理)「残念だけどアンタ程度に本気出してる余裕なんかないから」

シサンドラ「狙うのは生徒会長の首。僕も少々……怒ってるんでね」

春人「……会長はやらせねぇ。アンタらはここで倒す」

【直下コンマ下一桁判定:攻撃成功判定(0は10とする)】
※【春人vsシサンドラ】→【春人vs海童】→……という順番で判定します。

3以下で春人の攻撃成功
4以上でシサンドラの攻撃成功

【シサンドラの攻撃成功】

先手を切ったのはシサンドラ。金茶色の髪が揺れる。
素早い身のこなしで、春人は一気に距離を詰められた。

春人(……早すぎっ!?)

シサンドラ「君には悪いけどここで死ぬつもりはないんだ!」

【直下コンマ下一桁判定:ダメージ判定】
0:5
987:3
654:2
321:1

【春人の体力】7/7

【春人に5のダメージ 2/7】

春人「が、がハァッ!?」

シサンドラの電流を纏った蹴りが春人の脳天に直撃する。
廊下の端から端まで吹き飛ばされ、気を失ってしまった。

春人「ぐ、うぅ……」

数秒の失神の後なんとか立ち上がった。
しかし、目の前には既に攻撃態勢に入った敵がいる。

愛理「まだ生きてた。気に入らないっ!」

【直下コンマ下一桁判定(0は10とする):攻撃成功判定(春人vs愛理)】
6以下で春人攻撃成功
7以上で愛理攻撃成功

【愛理攻撃成功】

愛理「頭踏み潰してあげる」

春人「……ぐ……」

高く振り上げられた足は、春人の頭へ向かって下ろされようとしている。
魔人の常人の域を超え、強化された戦闘力に破壊できないものはないのだ。

【直下コンマ下一桁判定:ダメージ判定】
0:5
987:3
654:2
321:1

【春人の体力】2/7

【春人に3のダメージ -1/7】

春人「……クソが――」

飛び散る脳漿。そして目玉。
脳信号を送らなくなった身体は両手はだらりと落ちた。

愛理「二対一は無謀だっての! ローファーが汚れちゃったよ……ったく」

シサンドラ「死んだ人間を罵るのはやめなさい、エリ」

愛理「すいません、シサンドラさん」

シサンドラ「靴は僕が拭きますよ。足を貸して」

愛理「そっ、そんなことできないッスよ!」

シサンドラ「ほら」

愛理「恥ずかしいッスよぉ……誰か見てるかも」

シサンドラ「見せつけてやりましょう。何もやましいことではない」

愛理「うぅ……嫌じゃないけどぉ」

【竹中春人 死亡】

【生徒会 残り4人】

※仲間のターン終了

※敵のターンです

【直下コンマ下一桁判定:敵行動キャラ】
偶数:シサンドラ海童組
奇数:士斗滅

↓2【コンマ下一桁判定(0は10とする):敵行動】
3以上:索敵
2以下:共同戦線提案

【士斗滅(共同戦線提案)】

紅いリーゼントに咥えた楊枝。
自称「最強の魔人」。「一撃 士斗滅(いちげき しとめ)」は仲間の遺体を保健室に安置していた。

士斗滅「畜生ォ、俺が助けに行ってりゃあ……バル子ォ!」

腹に穴の開いたバル子。
彼女は学園入学以前の付き合いで、よくスケベ話に花を咲かせていた。

士斗滅「クソッタレロッコウ! またバイクに乗せてくれるんじゃなかったのかよォ……!」

首の骨が折れ、焼け焦げたロッコウ。
彼女とは酒を酌み交わし義兄妹の誓いをした間柄だった(未成年の飲酒は法律で禁止されています)。

番長グループの40パーセントが死亡。
そして、生徒会役員の死体を確認していない今の状態は「多勢に無勢」。

士斗滅「シサンドラに……伝えるんだ」

士斗滅「早くしねェと!」

涙を拭い、階段を駆け上がる。
死んだ仲間の為に、番長の無事を願い――

【直下コンマ下一桁判定(0は10とする)】
5以上:承諾
4以下:拒否

【承諾】

士斗滅「シサンドラ!」

シサンドラ「どうしたんです、士斗滅。息をきらして……」

士斗滅「バル子とロッコウが!」

――

愛理「そんな……バル子とロコちゃんが……」

士斗滅「すまねぇ、俺のせいだ……」

シサンドラ「……」

士斗滅「シサンドラ、単独行動は命取りだぜ!?」

シサンドラ「分かりました。3人で動きましょう。士斗滅、頼みましたよ」

士斗滅「ああ、もちろんだ!」

※敵ターン終了

【09:30(3ターン目)】
※あなたのターンです

あなたは現在アキラと共に行動中。
彼女のマイペースさに翻弄されてはいるが、問題は今のところない。

あなた「石条先輩……さすがにトイレまで付いてくるのはやめて!」

アキラ「気になるんだもーん」

1、索敵(自動的にシサンドラ海童一撃組と戦うことになります)

2、共同戦線提案(自動的に時雨の元へ行きます)

↓1

【2 共同戦線提案(時雨 ※自動成功)】

時雨「おおっ、あなたとアキラじゃないか!」

あなた「会長こそお怪我は!」

時雨「まだ敵を見つけていないからな。怪我はない」

アキラ「私二人も倒しちゃいましたぁ」

時雨「なんとぉっ!」

あなた「一緒にいたのになんで教えてくれないんですか!」

アキラ「だってぇ」

※あなたのターン終了

※次 仲間ターン

※自動的に北礼利になります

※自動的に索敵選択 対戦相手はシサンドラ海童一撃組

【北礼利vsシサンドラ海童一撃組】

北礼利「あんまり材料ないですねぇ」

北礼利は不満げに口を尖らせた。
能力を発動する為に学校中から色々な物を集めていたが、なかなか思い通りにはいかない。
歯ブラシ、コップ、マッチ、アルコールランプ、ナイフ、アンパン(意味深)etc……

どれだけ頑張っても小型核爆弾程度しか作れないのだ。
しかし、敵来襲まで時間がないので何かしらを作ってはおきたい。

北礼利「どうしよっかなー、何を作ろっかなー」

↓1【北礼利の能力で作った物】

※テンプレ
【名前】
【説明】

※武器なら使いきりの物。乗り物なら装甲車程度。ロボット可

ホーミング型毒ガス放出ミサイル

熱感知ホーミング式の小型ミサイル
爆発すると広範囲に即死性の猛毒ガスを大量に撒き散らす

「ビックリドッキリメカ」、北礼利の能力だ。
生活に性的刺激を欲した彼女が目覚めたこの力は、自宅の風呂場を「ガラス張り全自動オナニーマシーン」したところから始まる。

生徒会に目を付けられたのは、百円ショップの物だけでマジックミラー号を作った時。
その能力の汎用性からスカウトされる形となった。

作った後の疲労感が大きいので、裏方に徹している。
今回は友人(生徒を銃殺した生徒)の正当防衛であることを証明する為、ハルマゲドンに参加した。

北礼利「できましたっ!」

【北礼利の体力が3減った 2/5】

――

【ホーミング型毒ガス放出ミサイル】
【詳細】>>142
【効果】コンマ判定成功後、魔人(1体~共に行動している複数人)に3のダメージ。

――

北礼利「確実に殺せるのは普通の人間だけですかね……。少し弱くなっちゃいました」

物資不足で不発の可能性や威力の小規模化はあるものの、兵器は完成した。
後は発射するだけだ。

北礼利「成功確率は70パーセント……当たってくださいっ!」

【直下コンマ下一桁判定:4以上で成功】

【成功】

ミサイルは発射成功。
番長グループまで飛び、爆発した。
辺りは紫色のガスに包まれる。

シサンドラ「ぐっ……!」

愛理「げほっ、うぇえ……おえっ」

【3人の体力が3減った】

【シサンドラの体力】7/10

【愛理の体力】5/8

【士斗滅の体力】-2/1

血を吐いたのは士斗滅だった。
毒ガスに、普通の人間並にしかなかった彼の体は耐えられなかったのだ。

士斗滅「ぐ、うあああああっ!」

愛理「一撃先輩!」

士斗滅「畜生ォ、畜生ォ……畜……」

士斗滅は、もがき苦しみ胸を掻き毟りながらうずくまる。
そして二度と起き上がることはなかった。

【一撃士斗滅 死亡】

【番長グループ 残り2人】

番長グループ2人がミサイルを発射した生徒を見つけたのは、その数分後のことであった。

北礼利「はぁ……疲れた」

北礼利は武器開発で疲れた体を休ませていた所を見つけられてしまったのだ。

愛理「発射台! ……いましたシサンドラさんっ!」

北礼利(み、見つかった!)

シサンドラ「……そこの生徒、生徒会長の居場所を教えなさい。そうすれば命は取りません」

北礼利「……っ」

愛理「シサンドラさんがそう言ってるんだ。今の内に……」

北礼利「嫌、ですね」

愛理「は?」

北礼利「私、こう見えて羞恥心だけはあるんです。仲間を売るなんてそんな恥曝し……いたしません!」

シサンドラ「分かりました。では、殺します」

【直下コンマ下一桁判定:攻撃成功判定(0は10とする)】
※【北礼利vsシサンドラ】→【北礼利vs愛理】→…の順で判定していきます

8以上:北礼利攻撃成功
7以下:シサンドラ攻撃成功

【北礼利攻撃成功】

シサンドラ「女性を殴りたくはないのですが……一瞬で終わらせます。許してください」

シサンドラは握り拳に静電気を纏わせ殴りかかろうとしたその時。

シサンドラ「ぐ……ぐっ」

突然の目眩にその場に倒れ込んでしまった。
先ほどのガスがまだ身体から抜けきっていない証拠。
体力精神力共に最高の魔人であっても、致死性毒ガスを受けて平気でいられるはずがないのだ。

愛理「シサンドラさんっ!」

北礼利「運がこちら向いていたみたいですね! ここで少しでも戦力を削ればっ!」

【直下コンマ下一桁判定:ダメージ判定】
0:5
987:3
654:2
321:1

【シサンドラの体力】7/10

【シサンドラに2のダメージ 5/10】

シサンドラ「うッ!」

北礼利は、持っていた薬瓶でシサンドラの後頭部を殴りつける。

北礼利「私でもやれるんですよぉ!」

海童「シサンドラさんによくも!」

【直下コンマ下一桁判定:攻撃成功判定(北礼利vs愛理)】
5以上:北礼利攻撃成功
4以下:愛理攻撃成功

【愛理攻撃成功】

北礼利「やった……やっちゃった……」

北礼利が息を整えているその時、既に愛理の攻撃準備は出来ていた。
気づいた時にはもう遅い。
能力を使わなくても、埋めようのない体力の差は彼女を殺そうとしているのだ。

北礼利(は、背後に回られた!?)

愛理「シサンドラさんを傷つけた罪、士斗滅を殺した罪、償ってもらうよ!」

【直下コンマ下一桁判定:ダメージ判定】
0:5
987:3
654:2
321:1

【北礼利の体力】2/5

【北礼利に2のダメージ 0/5】

北礼利の細い首に、殺意を持った腕がかかる。

北礼利「あっ」

愛理「……死ねよ!」

身をよじらせても逃れることはできない。
能力が使えなければただの人間。
少女の首は魔人の手により軽くへし折られた。

【春北礼利 死亡】

【生徒会 残り3人】

――

愛理「シサンドラさん! 大丈夫ですか!?」

シサンドラ「……ん。すみません、エリ。大丈夫です」

愛理「良かった……っ!」

シサンドラ「君には感謝しています。何から何まで……申し訳ない」

愛理「謝らないでください。シサンドラさんが新しい番長になってくれたおかげでアタシ達スッゴく楽しかったんですから」

シサンドラ「だが君が能力を使う時……」

愛理「言わないでください、シサンドラさん。アイツを確実に倒す為にはアタシの能力が必要なんですよね?」

シサンドラ「そうだが……」

※敵ターン終了

【10:10(3ターン目)】

※あなたのターンです

※行動可能陣営が生徒会、番長G共に一つの為、自動的に戦闘に入ります

【あなたアキラ時雨組vsシサンドラ愛理組】

再び下の階から聞こえてきた爆音の出所を探しに、あなたとアキラ、時雨は科学実験室へと向かった。
校舎と実験室へと繋ぐ廊下であなた達が見たものは、一撃必殺の能力「一撃必殺拳(パンチ)」の使い手「一撃士斗滅」の死体。何かが爆発した痕跡。

そしてあなた達は実験室に到着する――

あなた「春先輩っ!」

時雨「北礼利!」

アキラ「2人共気をつけて。……あれ、番長だよね?」

アキラは動かぬ北礼利に駆け寄ろうとするあなたと時雨を止め、一点を指した。
そこにいたのは――

時雨「シサンドラ……貴様っ!」

あなた「アイツは『海童愛理』!」

シサンドラ「……」

愛理「……」

シサンドラ「私達の仲間を殺した罪は重い」

愛理「アタシ達の仲間を殺した生徒会役員を黙って渡してくれれば良かったんだよ!」

時雨「そして……その生徒どうするつもりだ?」

シサンドラ「我々の方法で裁く」

あなた「そんなことはさせない! 武力的抗議活動を繰り返す番長グループ、お前たちを殲滅するのは俺達の仕事だ!」

シサンドラ「……交渉するつもりは元よりありません。始めましょう、ハルマゲドンはその為にある」

【直下コンマ下一桁判定:攻撃成功判定】
7以上:生徒会攻撃成功
6以下:番長G攻撃成功

――
※4人以上の戦闘判定方法
勝率5:5を基準に
場にいる魔人の現在の精神力を陣営毎に平均を計算(小数点以下切り捨て)。
差の値で勝率を上下させます。
0(同値)の場合上下変動なし。
1~4の差の場合+1。
5以上の場合+2。

※今回の場合

生徒会の場合:(9(時雨)+2(アキラ)+2(あなた))*3=3(小数点以下切り捨て)

番長Gの場合:(10(シサンドラ)+1(愛理))*2=5(小数点以下切り捨て)

【生徒会攻撃成功】

人数は生徒会の方が上。
あなた達はシサンドラを囲んで攻撃を開始した。

時雨「攻撃するぞ!」

あなた「はいっ!」

アキラ「りょーかい」

↓1【攻撃する生徒会役員を決めてください】
1、時雨:能力(精神力1消費 ダメージ判定 指定魔人攻撃時補正+1)

2、アキラ:能力(精神力1消費 ダメージ判定 指定魔人攻撃時補正+1)

3、あなた:能力(体力半分消費(小数点以下切り捨て) 指定魔人無条件勝利)

4、能力を使わない(攻撃する魔人を指定してください)

↓2【攻撃指定(番長G魔人から指定)】

【アキラ(能力)→愛理】

アキラ「『ステータス標示』」

【精神力1消費 1/3】

アキラの目には愛理の身体の周りに標識が何枚も標示される。
本来「ステータス標示」はアキラの脳内だけで起きている出来事だが、その標識を彼女自身が読み上げることで情報を共有できるのだ。

【愛理攻撃指定時 全てのコンマ判定+1】

アキラ「体力数値5/8」

アキラ「精神力数値1/1」

アキラ「体調は万全とは言えないね。こうやって私が当てる度心拍数が上がってる」

愛理「何しやがるッ!」

アキラ「能力は『雷神の鎖』。命と引き換えに……って感じかな」

アキラ「じゃ次、攻撃するね」

【直下コンマ下一桁判定(0は10とする):ダメージ判定】
0:5
987:3
654:2
321:1

【愛理の体力】5/8

ksk

※書き忘れ

【補正】
【ステータス標示】:+1(愛理攻撃指定時のみ)

>>164
【愛理に1ダメージ 4/8】

アキラは標識に従い、敵の動きを予測。

愛理(何で……何でアタシの動きに付いてこれるの!?)

力は愛理の方が上。能力も愛理の方が戦闘向き。
何が違う。何かが彼女を上回っている。

愛理(見られている……? 見られているの!?)

愛理(アタシの動きを全部読む能力なのッ!?)

アキラ「はい、遅い。背中がら空き」

背骨を蹴られ、愛理は黒板まで弾き飛ばされた。

【直下コンマ下一桁判定:攻撃成功判定】
7以上:生徒会攻撃成功
6以下:番長G攻撃成功

【生徒会攻撃成功】

シサンドラ「く……」

あなた(番長グループは劣勢……いや、まだ何かあるかもしれない)

アキラも時雨も番長グループの魔人の一撃に耐えられる程、力はない。

時雨(どちらかと言えば我々の方が劣勢かもしれない)

シサンドラ「エリ、僕の後ろにいなさい!」

時雨(あなたの能力があれば一気に……)

↓1【攻撃する生徒会役員を決めてください】
1、時雨:能力(精神力1消費 ダメージ判定 指定魔人攻撃時補正+1)

2、アキラ:能力(精神力1消費 ダメージ判定 指定魔人攻撃時補正+1) ※次能力を使うと死にます

3、あなた:能力(体力半分消費(小数点以下切り捨て) 指定魔人無条件勝利)

4、能力を使わない(攻撃する魔人を指定してください)

↓2【攻撃指定(番長G魔人から指定)】

※悲しみのage

※生徒会名簿は>>21 番長グループリストは>>34

ロッコウ

体力が低い方

>>172
※生存していません……。

>>173
【時雨(能力)→愛理】

時雨「私の力を見せてやろう……」

【精神力1消費 8/9】

笹原時雨の興味は常に魔人へと向けられていた。
異能を持つ者。そして犯罪を犯しやすい者。
悪の道へ走る魔人を諫める為にはどうすればいいか幼い時から考えていた。

彼女の言葉を借りるなら「ミイラ取りがミイラならぬ魔人取りが魔人になった」。

時雨の「天の視点」は敵の能力を瞬時に突き止める能力。
「相手を知り立ち回れば良い」ということが彼女なりの結論。それが能力にも現れている。


時雨「ふむ、愛理。お前の能力は『雷神の鎖』。命と引き換えに……と、ここまではアキラも言っていたことだ」

愛理「っ……」

時雨「付け足すなら!」

時雨「お前の能力は、電気が流れやすい体質の者を即死させることができる。そうだろう?」

時雨「これが何を意味するかは……知らんがねっ!」

【直下コンマ下一桁判定(0は10とする):ダメージ判定】
0:5
987:3
654:2
321:1

【愛理の体力】4/8

※書き忘れ

【補正】
【ステータス標示】+1(愛理指定時のみ)
【天の視点】+1(愛理指定時のみ)

【2+2 愛理に2ダメージ 2/8】

愛理「あ゛ッ」

時雨の持つ竹刀が愛理の肩を貫く。
番長であるシサンドラを援護することさえ出来ない。

時雨「力の使い方を誤ったな。介錯はしてやろう……」

愛理「まだ諦めたわけじゃない……っ!」

【直下コンマ下一桁判定:攻撃成功判定】
7以上:生徒会攻撃成功
6以下:番長G攻撃成功

【番長G攻撃成功】

【シサンドラ→時雨】

シサンドラ「……今しかないっ!」

愛理「はいっ!」

シサンドラが何かの合図を出し時雨へ向かって走り出した。

あなた「会長っ!」

アキラ「かいちょお!」

愛理「行かせない!」

あなたとアキラは時雨を援護しようとシサンドラを追うが、愛理が行く手を阻む。

シサンドラ「生徒会長笹原時雨、その命貰います!」

【直下コンマ下一桁判定:ダメージ判定】
0:5
987:3
654:2
321:1

【時雨の体力】1/1

【時雨に2のダメージ -1/2】

時雨「皆、すまな――」

シサンドラの電流を纏った手刀は時雨が何かを言い終える前に、その首をはねた。
首は勢い良く地面を転がり、その切り口から溢れる血液で一本の線を引き始める。「それ」はもう生徒会長笹原時雨ではない何かになっていた。

あなた「会……長……」

【笹原時雨 死亡】

【生徒会 残り2人】

※リーダー不在の為、全てのコンマ判定において2のマイナス補正が発生します

シサンドラ「次は君達の番だ。優しくはできないけど許してくれ」

【直下コンマ下一桁判定:攻撃成功判定(0は10とする)】
7以上:生徒会攻撃成功
6以下:番長G攻撃成功

【補正】
【生徒会:リーダー不在】-2

【番長G攻撃成功】

【シサンドラ→あなた】

失意のあなたはその意識を全て時雨へと向けていた。
そこに生じた隙を見逃すシサンドラではない。

シサンドラ(あれが一番厄介な魔人……「あなた」ですね!)

時雨を倒して間を置かず、攻撃の矛先をあなたへと向け直したのだ。

アキラ「あ、あなたくん!」

【直下コンマ下一桁判定(0は10とする):ダメージ判定】
0:5
987:3
654:2
321:1

【補正】
【生徒会:リーダー不在】+2

【00 転 校 生 襲 来】

※ダメージ判定は巻き戻されます。

時はハルマゲドン開始数十分前に戻る。
ここは「私立希望崎学園」の教職員専用シェルター。ハルマゲドンに巻き込まれることのないように設置されているものだ。
そんな場所で、ある一人の教職員と一人の生徒が「契約」を交わしていた。

生徒は自分の身分を「転校生」と名乗る。

この「転校生」とは、およそ一般の人間が知る「転校生」の意味とは異なるもの。
「転校生」、彼らは魔人の突然変異的存在。

驚異的な体力と精神力を有し、全てを破壊する為に次元を超えて現れる。

所謂「第三勢力」である。

※転校生は体力12/12 精神力12/12 の固定ステータスです

※コンマ判定時に00が出た場合。一度のハルマゲドンに3人までやってきます

↓1【転校生】

※テンプレ
【名前(読み)】
【性別】
【学年】
【性格】
【容姿・持ち物】
【能力】
【能力説明】
【その他】※設定を書いても、どんなキャラか説明を書いてもおkな場所です。

【名前】岩徒 大輔(ガンツ ダイスケ)
【性別】男
【学年】一浪の三年
【性格】オッサンくさい
【容姿・持ち物】砂鉄を大量にバッグに詰め込んでる
【能力】マグネトロンエース
【能力説明】磁力を操る磁石人間。数メートルの範囲内なら自由に金属を操れる上に、直接触れれば人間の血中の赤血球を狂わせて即死させる事も可能。普段は砂鉄で作った槍で戦う

【転校生】

【名前】岩徒 大輔(ガンツ ダイスケ) ♂ 3年
【詳細】>>192
【能力名】マグネトロンエース
【効果】
①攻撃成功時精神力3消費。ダメージ判定結果に2加える。
②攻撃成功時精神力6消費。攻撃相手に無条件勝利する(相手は死亡)。

※中断

※再開

奴は既にそこにいた。
シサンドラは攻撃するはずだった手を止める。

シサンドラ「エリ、あの生徒は……?」

愛理「あんなやつ知りません!」

パンパンに膨らんだ鞄を持つ男子生徒。
生徒会、番長、両陣営にとって初めて見る顔だった。

大輔「あ、せっかくのバトル止めさせてすまんね。すまんすまん、ホント」

爪楊枝片手に観戦する姿はどこか「オッサン臭さ」を感じさせる。

あなた「アンタ一体……」

シサンドラ(と、言うことは生徒会の助っ人という訳ではないのですね)

大輔「おう。自己紹介がまだだったな」

大輔「オレは『岩徒 大輔(ガンツ ダイスケ)』。『転校生』だ」

大輔「ここまで言えばなーんとなく分かってきただろ? アンタら全員一人残らず……ぶっ殺しに来たんだよ」

【直下コンマ下一桁判定(0は10とする):攻撃成功判定】
098:生徒会攻撃成功
765:番長G攻撃成功
4321:転校生攻撃成功

【補正】
【生徒会:リーダー不在】-2

※三つ巴の戦いになった時の判定はこのようになります

【番長G攻撃成功】

【シサンドラ→大輔】

「転校生」という単語は、魔人留学生のシサンドラも知っていた。
世間には広まらない情報ではあるが、希望崎学園では転校生の襲来が過去数度に渡って観測されている。

圧倒的な能力によって両陣営が全滅という記述もある程だ。

シサンドラ「……エリ。作戦変更です」

愛理「……はい。覚悟はできてますから」

シサンドラ「行きますよ。『パラレリング・アドミタンス』!」

【能力発動:シサンドラの精神力1消費 9/10】

大輔「んあ?」

【直下コンマ下一桁判定:ダメージ判定】
0:5
987:3
654:2
321:1

【大輔の体力】12/12

【大輔に3ダメージ 9/12】

シサンドラの「パラレリング・アドミタンス」は、彼が触れた物に電流を流れやすくする能力。
例え小さな電池を触っただけでも、体質を変えられてしまった人間であれば感電する程の電流に変換される。

しかし、能力単体が持つ攻撃力は皆無に等しい。
戦闘はシサンドラ自身のセンスによる物である。

――

大輔「あぁ、結構痛い」

大輔「だが転校生にはこの程度の攻撃、利かねぇんだよなぁ」

時雨の首をはねた手刀も、転校生の手にかかれば屁でもない。
制服の上を走る電流を払い、シサンドラを退ける。

シサンドラ(触れられたのならそれでいい。エリ、頼みましたよ)

「パラレリング・アドミタンス」の真価に転校生は未だ気づいてはいない。
全ては次回攻撃への布石。この攻撃はダメージを与えることが目的ではないのだ。

【大輔の体質は『電流が流れやすい』になった!】

【直下コンマ下一桁判定:攻撃成功判定】
098:生徒会攻撃成功
765:番長G攻撃成功
4321:転校生攻撃成功

【補正】
【生徒会:リーダー不在】-2

【番長G攻撃成功】

【愛理→大輔】

シサンドラの攻撃から間を置かず、愛理が転校生の前に飛び出した。

愛理「……シサンドラさん。今までありがとうございました」

シサンドラ「すいません、エリ。まさか転校生に『これ』を使わせることになるとは……」

愛理の手には一本の鎖が握られていた。
その名を「雷神の鎖」という。
雷を纏った鎖は彼女の身体の一部のように操作され、敵へ飛ぶ。

雷神の名に違わぬ強大な力を扱うには、対価である「命」が必要だった。
一度発動すれば死ぬ。彼女は、このハルマゲドンに文字通り「命をかけて」参加していたのだ。

愛理「鎖ッ! 転校生のところまで飛べぇっ!」

愛理「とべ……っ――」

【愛理の精神力1消費 0/1】

【海童愛理 死亡】

【番長G 残り1人】

大輔「へっ。この程度でオレを殺せる訳が……」

雷神の鎖は転校生の脚に巻き付いた。
しかし、その鎖の威力のみでは転校生程の体力を大幅には削れない。

大輔「な……」

そこで「雷神の鎖」の威力を大幅に上げる為に必要だったものが――

大輔「い゛っ」

大輔「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーーッ!?」

シサンドラの「パラレリング・アドミタンス」だ。
能力により電流が流れやすい体質に変えた上での「雷神の鎖」。
威力は倍増、いや二乗三乗され相手の身体を焼き尽くし、必ず即死させる。

大輔「あ゛……」

【転校生 岩徒大輔 死亡】

この連携攻撃こそ、シサンドラと海童が共に行動していた理由である。
元々の作戦では体力の高いあなたを確実に倒す為だけに組まれた戦法。
対無敵能力専用の作戦は転校生にも通用するものだった。

あなた「なんだったんだ?」

アキラ「早すぎて何がなんだか……」

あなた達にしてみれば一瞬の出来事。
番長グループの連携攻撃は二人が認識する前に終わっていたのだ。

シサンドラ「……とんだ邪魔が入りましたね。続きを始めましょう」

シサンドラはあなた達に向き直り再度構えを取る。

あなた(仲間が死んだっていうのにあの落ち着きよう……怖いな)

【直下コンマ下一桁判定:攻撃成功判定(0は10とする)】
※2vs1になったので判定方法が変わります

※【あなたvsシサンドラ】→【アキラvsシサンドラ】→…という判定で進行します

8以上:あなたの攻撃成功
7以下:シサンドラの攻撃成功

【補正】
【生徒会:リーダー不在】-2

【あなたの攻撃成功】

シサンドラ(こちらはもう決定打を失ってしまっている)

あなた(何を考えているんだ?)

シサンドラ(なんとか彼を倒さなければ……!)
シサンドラ「はぁぁぁ……!」

あなた「おぉぉぉ……!」

シサンドラもあなたも武器は持っていない。
決着は拳で決める。二人は言葉を交わすことなく頷いた。

構えから拳を当てるまで数秒。
これほど長く感じた瞬間はなかった、とあなたは後に語る。

↓1【あなた:能力しますか?】

1【能力発動「スーパーパワー」】体力半分消費し(小数点切り捨て)、無条件勝利。 9/9→4/9

2【能力発動しない】ダメージ判定に移行

【あなた:能力発動「スーパーパワー」】

幼き日のあなたはひたすら強い物に憧れた。
怪人に勝つ特撮ヒーロー。
試合に勝つスポーツ選手。
修行する度強くなって敵を倒すアニメの主人公。
弱い者を食い殺す肉食獣。
木をなぎ倒す重機。

自身の体重の数十倍以上のものを持ち上げる虫にさえ憧れを持っていた。

圧倒的な強さには圧倒的な勝利が付いて来る。
そう考えるあなたは筋力トレーニングの最中、魔人に目覚めた。

――

シサンドラ(か、勝てない。あれは……強いっ!)

シサンドラの目の前にいるのは筋肉の塊。姿は変われどあれは「あなた」である。

燃料は己の命。時間制限は数分程。
その間、あなたは「無敵」になれる。

あなた「単純で強い。単純に強い。それが今の俺」

「スーパーパワー」。
小学生が考えたような単純な名前の通り、原理も簡単。
スーパーなパワーで敵を蹂躙する、それだけなのだ。

あなた「力こそパワー!」

【あなたの体力半分消費(小数点以下切り捨て) 4/9】

シサンドラ(これで終わりか……)

シサンドラ(これじゃあ皆が無駄死にだ……)

バル子『そんなことはありませんよ、先輩っ』

シサンドラ(バルコ……)

バル子『わたし、先輩が初恋の人でした。つまらなかったわたしの人生を変えてくれて……ありがとうございます』

士斗滅『シサンドラよォ、俺こそ何も出来なくてごめんな……』

シサンドラ(士斗滅……謝らないでください)

愛理『アタシも楽しかったですよ、シサンドラさん! 他の奴らもみんなそう思ってるはず!』

愛理『こんなアタシがただの不良で終わらなくて幸せでした!』

シサンドラ(エリ……、ありがとう)

ロコちゃん『ヒェア! ヒョハーハーヒェアヒェアヒェア!』

シサンドラ(ロッコウ……何を言ってるか分からないけれどありがとう……)

ロコちゃん『ヒャッハアアアアアア!』

バル子『行きましょう、先輩……』

シサンドラ(ああ……)

【シサンドラ・アラスタビア 死亡】

【番長G全滅】

【勝利条件を満たしました】

【ハルマゲドン 終結】

【エピローグ】

2時間に渡るハルマゲドンはこうして終結した。

短時間の内に死亡した生徒の数は両陣営合わせて八人。
他、希望崎学園外から来たと見られる生徒の死体も一つ発見された。

生き残ったあなたとアキラは生徒会役員を引き続き務め、残りの番長グループの鎮圧も成功。
現在、ミルクプリン裁判の暴動は収まりつつある。

あなた「……これで良かったんでしょうか?」

アキラ「こうなったからには仕方ないよね~。でも……少し寂しいね」

生徒会役員は今のところ二人。
増員は業務が大変ではあるが、次のハルマゲドンまで保留にしようという意見で落ち着いた。
欠けた仲間の代わりはどこにもいないのだ。

あなた「……あ、先輩手伝いますよ」

アキラ「あんがと」

あなたは生徒会室に何か物足りなさを感じながら、アキラの仕事の手伝いを始めた。

【生徒会 勝利】

【完ッ!】

※以上です

※こんな感じで魔人vs魔人(時々転校生)のサクサク殺し合いをします

※規模は5vs5か10vs10の予定

※次のハルマゲドンを始めましょう

※前回のハルマゲドンからの時間経過がどれくらいがいいか教えてください

1、数ヶ月後…(続投生徒 あなた アキラ)

2、1年後(続投生徒 あなた(2年進級) アキラ(3年進級))

3、2年後(続投生徒 あなた(3年進級))

4、3年後以降(新規生徒のみ)

※↓1~3で多かったものから

※では今回のハルマゲドンは、前回からちょうど三年後ということにしましょう

↓2【今回のハルマゲドン勃発の理由】

※番長グループvs生徒会の形にしなくても構いません

※他校vsでもOK

※詳しくてもふわっとした感じでもOK

※あなたの所属先は【希望崎学園】になります

↓2【希望崎学園と戦う高校】

※テンプレ
【学校名】
【校風】

※詰め込むだけ詰め込んでもOK

【プロローグ】

魔人同士の争いは学校の外でも行われている。
学校間での抗争は特に多い。

縄張りを荒らした荒らさない、誰が殺した殺されたか、小さな出来事から始まるのだ。
しかし戦うことも魔人の運命。
こんなことは日常茶飯事……のはずだった。

希望崎学園の生徒が殺害した一人の生徒。その殺害された生徒の所属校が悪かった。

「私立霊夢学園」。
言わずと知れたオカルト校で、希望崎学園とは別のベクトルで悪名高い高校だ。

生徒はとにかく信仰心が強く、夜な夜な校庭では不気味な儀式が行われているとかいないとか。

信仰心が魔人を目覚めさせるまでに発展するケースが多く、血の気も多い。

学園の謝罪交渉も決裂。
霊夢学園は昨日遂に希望崎に「強制布教活動(宣戦布告)」を告げた。

このままでは学園がオカルト世界に支配されてしまう。
立ち上がるは5人の魔人。
至上最凶のハルマゲドンが今始まろうとしていた――

↓1【直下コンマ下一桁判定:0の場合リーダー】

↓2【あなたの能力や性格など】

※テンプレ
【名前】あなた
【性別】
【学年】
【性格】
【見た目・持ち物(武器含む)】
【能力名】
【能力説明】
【その他】

※書き忘れ

【コンマ下二桁目が体力 一桁目が精神力】

【名前】あなた
【性別】 女
【学年】 2
【性格】 控えめで他を立てる
【見た目・持ち物(武器含む)】 ショートボブの黒髪 普乳 日本刀持ち
【能力名】 スーパーサブライ
【能力説明】 共闘する味方を強化する
【その他】閉所暗所が苦手

あなたは前回のように能力だけでも良かったのでは
安価下

>>239
※前回全くの無個性で書きにくかったので、このようにしてみました。了承ください

名前決めないの?
他のキャラは名前あるのに主人公だけあなたって違和感あるんだが

>>241
※差別化の為、敢えて付けません。痴女からアライグマまで個性しか無い魔人の中で、皆で動かすキャラという意味の「あなた」です。「1P」や「勇者どの」と同じ意味です。了承ください

【あなたの所属先:私立希望崎学園】

あなたの所属先は希望崎学園。
霊夢学園の侵略から学園を守る為に立候補した勇気ある魔人生徒だ。

今回のハルマゲドンは5vs5。既に希望崎学園の上空は霊夢学園生徒らの謎の祈祷により暗雲が立ち込めている。
対処は早くしなければいけない。
学園を守ることができるのはあなた達しかいないのだから……。

今日は学園防衛の最終確認の日。
あなたは委員会活動を先に済ませて、校内指定の会議室へ走った。

あなた「ふぅ……遅くなりました!」

戸の前で一度息を整えてから部屋に入る。
室内は指定の時間を二分程過ぎているというのに誰もいない。
あなたは事前に渡された書類を見直し、会議場所を再確認した。やはりこの場所で間違いはない。

あなた「……座って待っていようかな」

あなたは安心して席に座り、他のメンバーが揃うのを待つことにした。

あなた「あっ、あれ……」

机の上にバインダーが置いてあるのを見つけた彼女は、恐る恐るそれを開いてみる。
すると、そこには「作戦参加生徒名簿」と表記されていた。

あなた(個人情報を置いておくなんて不用心だな……)

あなた(でも、作戦に参加する人たちを確認するにはちょうどいい……かも)

あなた(神様ごめんなさいっ)

あなたは今回のハルマゲドンに参加する生徒をまだ知らない。
罪悪感に苦しめられながら、「確認するためだけだからっ」と一ページ、また一ページとファイルを確認し始めた。

↓1~4【希望崎学園防衛作戦参加生徒:一番最初に安価が来た生徒がリーダー:コンマ下二桁目が体力 一桁目が精神力】

※テンプレ
【名前】
【性別】
【学年】
【性格】
【見た目・持ち物(武器含む)】
【能力名】
【能力説明】
【その他】

【名前】星咲 ハルマ
【性別】女?
【学年】3年
【性格】プライドが高いが普段は気品に溢れており、皆から信頼されている。しかし能力使用時は別
【見た目・持ち物】すらっとしたツリ目の女性、巨乳、ズボンを履いている
武器はロープめいた鞭
【能力】夢魔の角
【能力説明】常々男性を屈服させたいと思っていた彼女が、魔人になった時に身につけた能力
まずは股間から生えた男性器のようなものを対象の肛門にぶち込む
そして性行為を行うことで、魔人の力を急速に吸い尽くす
その代わりに相手には快楽を与えるので、能力使用後は精液まみれで息も絶え絶えの相手が残るのみとなる
なお、この能力は男性にしか効かない
能力効果的には体力一定以下の男性を戦闘不能にし、その際体力を奪う(この部分は改変可で)

※今日はここまで

※霊夢学園生徒は「何かを信仰してる」設定の魔人を用意してくれると嬉しい(テーマから離れ過ぎる生徒は不採用。ごめんなさい)

※信仰するものはどんなジャンルでもOK
仏教徒、キリスト教信仰、悪魔信仰、UFO信仰、処女信仰、童貞信仰、企業信者、アニメ信者、アイドル信者etc…

【名前】杯 穴空丸 (さかずき てんくまる)
【性別】♂
【学年】2
【性格】おだてられやすい・人が良い・頼みを断れない
【見た目・持ち物(武器含む)】マグカップや沢山の水筒を持ち歩いている 垂れ目 手が長い ストローを咥えている
【能力名】鯨飲無食
【能力説明】近くにあるものを溶かして飲み干せる どんなものかは関係ない
物理的にありえないものすら溶かして飲み干す
【その他】
穴の空いた杯
過去の事故で頭を打ってから喉の渇きが癒えない
尽きない渇きを癒すために今日も明日も飲み干し続ける


【名前】田中 太郎(たなか たろう)
【性別】男
【学年】一年
【性格】流されやすいというか、個というものが無い。皆がそうするから自分もそうするという思想。
【見た目・持ち物】覇気も特徴も何も無い…強いて言えば、胸に付けてある名札が記憶に残る程度のモブモブしい外見
【能力】モブ・パンデミック
【能力説明】数秒だが触れた魔人の能力を消し去り、身体能力も常人レベルにまで引き下げる。
余談だが、果たし合いや仇討ちのようなモブに不釣り合いな場面では能力が十分に発動されない。
【その他】ある友人に「生徒会に入れば少しは個性的になれるよ」と薦められて入ったが、別に彼は規律や正義を重んじる男ではない。
仮に薦められたのが番長グループならそちらに加入していただろう。

何故なら、薦められたから。

乙ー


【名前】ナル
【性別】男
【学年】1
【性格】誰よりも妄想力が高く、耽りすぎて柱にぶつかったりは日常茶飯事。思考はかっこつけのガキ
【見た目・持ち物】いつも気合が入った顔。頭の上に光り輝く魂がふよふよ浮かんでいて、ハテナマークや電球マークに変わるのですぐ感情がわかる
【能力】エスパー
【能力説明】エスパー・レベル〇〇「○○○」というように叫んで発動。一般的な超能力だけだがレベルが高いほど効果も強い
【その他】魂が攻撃されると死ぬ。体だけ死んでも仮死状態になり戦線離脱するだけ(ハルマゲドン中に復帰はできないので意味はない)

【私立希望崎学園 作戦参加生徒名簿】

【リーダー】星咲 ハルマ 3年 ♀?
【詳細】>>248
【体力】3/3
【精神力】5/5
【能力名】夢魔の角
【効果】この能力は【性別:男】【体力2以下】の敵魔人にのみ適用される。
精神力2消費。相手に無条件で勝利する。
その後、相手の体力分自分の体力を回復させる(体力上限は超えない)。

【名前】あなた 2年 ♀
【詳細】>>237
【体力】7/7
【精神力】5/5
【能力名】スーパーサブライ
【効果】1ターン毎に【共闘している仲間の人数】分精神力を消費する。
あなたを除く共闘相手のコンマ判定を【共闘している仲間の人数】分コンマ判定を上方修正。

【名前】杯 穴空丸 (さかずき てんくまる)2年 ♂
【詳細】>>250
【体力】6/6
【精神力】5/5
【能力名】鯨飲無食
【効果】
①相手のダメージ判定時、自精神力を任意分消費。
精神力消費分被ダメージ減少。
②攻撃成功時、精神力3消費。コンマ判定成功で相手に無条件勝利する。

【名前】田中 太郎(たなか たろう)1年 ♂
【詳細】>>253
【体力】1/1
【精神力】6/6
【能力名】モブ・パンデミック
【効果】攻撃成功時、精神力2消費。
相手を次相手が攻撃成功するまでの間「モブ」にする(モブのステータスは後述)。
但し、「果たし合い」や「仇討ち」などの込み入った場面や事情になった場合発動不可。

※モブの詳細
【名前】モブ(学年や性別は相手のステータスに依存する)
【性格】(相手の元々の性格に依存する)
【見た目・持ち物(武器含む)】背景のような姿。まるでエキストラのような存在。
【能力】そんなものはない。モブにはもったいない。
【能力説明】モブなので誰かに認識されているようでされていない。いるようでいない、そんな存在。

※モブのステータス
【名前】モブ
【体力】1/1
【精神力】1/1
【能力】モブにそんなものは必要ない

【名前】ナル 1年 ♂
【詳細】>>254
【体力】1/1
【精神力】2/2
【能力名】エスパー
【効果】
レベル1「サイコキネシス」:精神力1消費。相手のコンマ判定時に1の下降修正。
レベル2「カウンター」:精神力2消費。相手ダメージ判定時、自分が受けるダメージを無効化し、相手にその分のダメージを与える。

>>249
【名前】カーメン3世
【性別】オス
【学年】2
【性格】短気でせっかち
【見た目・持ち物】体長60センチのミドリガメ
【能力】サイレントコード【能力説明】広範囲に歌声でダメージを与えられるが敵味方の区別はつけられない
【その他】冬眠中にこの世のものと思えない歌を聴きその歌を人々に広めようとしている
しかし本人の歌は誰の耳にも聞こえておらずただダメージを与えるだけである
周りからはのんびりとしていると評価されているのが悩み

こうゆうのでいいですか?一応貼っておきます

※再開

あなた「これで全員かぁ」

あなたは参加生徒を確認し終え、バインダーを閉じた。

あなた(同じクラス杯君がまさか「魔人」だったなんて……)

魔人というものはその強大化な力に溺れ、犯罪などの反社会的行為を犯しやすい。
そのため彼らは世間一般では犯罪者予備軍の扱いを受ける。
常に冷たい目で見られながら暮らさなければいけないのだ。

それを恐れ自らが魔人であることを隠す場合もある。あなたも以前まではそうであった。

意外に近くにいた「魔人」。あなたはその事実に喜ぶべきか否か悩む。

「――あら、随分と早い到着だったのね?」

あなた「ぴゃあっ!?」

ドアが開き背の高い女生徒が会議室に入ってきた。

あなたに声をかけたのは3年「星咲ハルマ」。
今回の作戦のリーダーである。

ハルマ「ふふっ、そんなに驚かなくてもいいじゃない」

あなた「だって……」

ノックもなしに突然開くドアの音に腰を抜かしたあなたを面白そうに眺めている。

ハルマ「2人で待ってたの?」

あなた「2人?」

ハルマ「そこにいるじゃない、ほら」

あなたはハルマが指した場所を見るが、よく分からない。
見えるのは会議室の壁のみ……。いや、いた。

「……」

背景と完全に同化しているが、あなたが座っていた席の隣。確かに男子生徒が本を読んでいる。

ハルマ「彼は『田中一郎』くんよ。生徒会の……」

言われてみれば生徒会にもこんな生徒がいた気もする。
しかし記憶はぼんやりと靄のようにかかり、詳しくまでは思い出せない。
第一印象も何もない。いるのかいないのか分からない。

まるで「モブ」のような生徒だった。

太郎「星咲先輩。僕、『田中太郎』です」

「いでっ!」

ガツンと勢い良くドアに激突したのは1年「ナル」。
彼が魔人であることを知らない生徒はいない。どうみても魔人だ。

ナル「おっす! よろしくっ!」

あなた(カッコつかないなぁ……)

頭に浮かぶ感情に合わせ変形する謎の物体(彼自身は魂と呼んでいる)。
サイコキネシスを始めとする超能力。見紛うことなく魔人の王道を往く魔人だ。

太郎「後1人ですね……」

ハルマ「その内来るでしょ。会議始めましょ」

ハルマ「まずは『霊夢学園』から来ると考えられる魔人の説明からよ」

ハルマはホワイトボード前に陣取り、テキパキと資料を配り始めた。

今回のハルマゲドンは生徒会、番長グループなど校内の派閥関係なく結成された混合チーム。
この纏まりのない面々を纏めることができるのは彼女しかいない、ということだろう。

↓1~5【『霊夢学園』の生徒:最初に来た安価がリーダー:コンマ下二桁目が体力、一桁目が精神力】

※テンプレ
【名前】(読みもお願いします)
【性別】
【学年】
【性格】
【見た目・持ち物(武器含む)】
【能力名】
【能力説明】
【その他】

※キャラを作る際は>>249を参考にしてください

【名前】巻梓堂 命詩亜(マキシドウ メシア)
【性別】女
【学年】3
【性格】自分の信者には聖人、その他にはゴミ扱い
【見た目・持ち物(武器含む)】金髪ロング、長身、普乳、背中に3対の羽、獲物は槍
【能力名】磔刑
【能力説明】対象を十字架に磔られた姿勢で動けなくする(精神力によっては逃げることも可能)
【その他】自己を救世主と称する霊夢学園の生徒会長

【名前】教祖いい壺
【性別】なし
【学年】3
【性格】新興宗教の売れ残りの壺が自分を売り込もうと積極的に動き出した。金に興味はあまりない。自分に信仰心が集まることが何よりも好き。穏やかで風格のある口調はどんな感情の時でも崩さない
【見た目・持ち物(武器含む)】壺が本体で、中から勧誘用に現代風の美女やイケメンが出てくる。衣装や容姿は場に合わせて何パターンもある
【能力名】ところで良い壺があるんだけど
【能力説明】誰かに買われては売り込まれることを繰り返す能力。巧みな勧誘に乗って買ってしまった者は弱体化してしまう。またこの壺を他の人に勧誘して売りたくなる(敵味方問わず)
【その他】戦いを通して味方からも自分の信仰を集めようとしている。もちろん勝つことも考えているが優先度は低い。勧誘が失敗すると相手が敵陣営なら怒って攻撃しだす

【名前】レブナント
【性別】男
【学年】三年
【性格】『生き』そして『死ぬ』ことこそが信仰だという考えを持っており
他人の生き様についても『それもまた信仰』だと評する
寛大にして寛容。物事に対し怒りを抱くことは殆どない。しかし悲しみの感情は人数倍強い
【見た目・持ち物(武器含む)】魂だけの存在であり、幽霊じみた姿で浮翌遊している
【能力名】ライフイーター
【能力説明】魂を喰らう術。相手の精神を削り、安らかな死に追い込む
【その他】このキャラクターは相手の体力にダメージを与えることが出来ない

【名前】出銭 夢代(でぜに ゆめか)
【性別】女
【学年】2
【性格】常にハイテンション、ロマンティックな一面もある
【見た目・持ち物】身長は小さく、長いくせ毛を持つ。某D社のファンアートや無断転載が大量に入った服装や、自作や偽ブランドのアクセサリー(金がないので公式製品を買えない)。武器はそこら辺にあるものを予想もつかない動きで利用する
【能力】子供の夢
【能力説明】信仰力が高まりすぎた時に発動し、どこからともなく駆けつけたD社の者にしょっ引かれてしまう
        周りの者は夢の国のイメージを破壊されて精神的ダメージを食らう。あまり使いすぎると連行されて夢の国で強制労働させられるため、戦線離脱してしまう
【その他】ハハッ!とかぐわわわわわわとかアッヒョとか言って笑いが絶えない。不幸体質でよく物(なぜか意識を持ったように動く)と戦っている

※集計中…

【霊夢学園魔人リスト】

【リーダー】巻梓堂 命詩亜(マキシドウ メシア)♀ 3年
【詳細】>>263
【体力】7/7
【精神力】9/9
【能力名】磔刑
【効果】この能力は【精神力5以下の魔人】を対象にのみ発動される。
攻撃成功時、精神力3消費。ダメージ判定を二回行う。

【名前】教祖いい壺 性別なし 3年
【詳細】>>264
【体力】6/6
【精神力】7/7
【能力名】ところで良い壺があるんだけど
【効果】攻撃成功時、ダメージ判定を行わず体力2、精神力2消費。相手の【見た目・持ち物(武器含む)】になる。
その間、持ち主の全てのコンマ判定に2下降修正。
相手は1ターンに一度、戦闘相手か共闘する者に壺を売りつける。
売りつけが成功した場合、相手のコンマ下降修正は無効化される。
仲間陣営の【見た目・持ち物(武器含む)】の時、売りつけに失敗した場合持ち主に1のダメージ。
持ち主が死亡した際、【見た目・持ち物(武器含む)】から解除され、元の状態に戻る。

【名前】レブナント ♂ 3年
【詳細】>>265
【体力】5/5
【精神力】9/9
【能力】ライフイーター
【効果】この能力の使用者は相手の体力にダメージを与えることができない。
攻撃成功時、精神力3消費。ダメージ判定後、判定数値分相手の精神力を減らす。

【名前】出銭 夢代(でぜに ゆめか)♀ 2年
【詳細】>>266
【体力】5/5
【精神力】1/1
【能力名】子供の夢
【効果】攻撃成功時、体力を2消費。戦闘を強制終了し離脱する。
その際、その場にいる者全員の精神力に1のダメージ。

【名前】カーメン3世 ♂ 2年
【詳細】>>256
【体力】3/3
【精神力】6/6
【能力名】サイレントコード
【効果】攻撃成功時、精神力2消費。
ダメージ判定を行わず、自分を除く全ての者の体力に1のダメージ。

※中断

※再開

ハルマ「――という訳ね。分かった」

「「「はい(うーっす)」」」

ハルマは今回の作戦内容を語り終えたその時、やっと最後の生徒がやって来た。

「すんません、遅れましたー」

あなた「杯君!」

ハルマ「遅い。詳しいことは後であなたさんに聞くことね」

穴空丸「へーい」

「杯 穴空丸(さかずき てんくまる)」はあなたのクラスメートでもある。
間柄は所謂顔見知り程度のものではあるが、穴空丸のその不思議な雰囲気からあなたは彼のことを前々から気になっていた。

ハルマ「じゃあ……最後になるんだけど、あなたさん」

あなた「はい!」

ハルマ「あなたの『スーパーサブライ』は仲間の強化専門の能力よね? それでなんだけど……」

あなた「何でもやります!」

ハルマ「あなたの能力は誰か1人以上の人がいないと発動できないものよね?」

ハルマ「だから、私としてはあなたにハルマゲドン開始時時点で誰かと行動していて欲しいの」

ハルマ「能力の負担から見て、まずは1人からがいいわね」

ハルマ「一緒に行動したい人はいる?」

↓1【一緒に行動したい生徒(断ることも可能)】

※希望崎学園チーム名簿は>>255

【ハルマゲドンスタート時『田中太郎』と行動します】

あなた「なら私、田中くんと行動します」

太郎「!」

ハルマ「理由は?」

あなた「へ? え、ええと……何となく?」

ハルマ「よろしい。何となくでも理由は理由ね! じゃあ今日は解散よ」

――

あなた「はぁ……緊張するなぁ」

ハルマゲドンが明日と迫った日。
あなたは↓1へ行って気分転換をすることにした。

↓1【下記から選ぶ】
1、学園会議室
2、ファミレス
3、図書館
4、運動場

【ファミレス(杯 穴空丸)】

あなたは放課後、友だちを誘わず1人でファミレスへ向かった。

ハルマゲドンは命を懸けた戦い。
もしこれが最後に会える機会かもしれないと思うと、どうにも感情が抑えられなくなりそうで誰も誘えなかったのだ。

あなた(不器用だな……私って)

テーブルの上にはドリンクバーのコップが一つだけ。

あなた(飲み物取ってこよ)

あなたがドリンクバーの前に行くと聞き慣れた声が聞こえてきた。

ファミレス店員「お客様、飲み物を取る際は飲みきれる量を……」

穴空丸「だからー飲めるんですってぇ」

あなた(あっ、杯君だ)

穴空丸はコップ数十杯の飲み物を器用に盆に乗せて、席に戻ろうとしていた所のようだ。
店員に止められて困っている。

あなた(どうしよう……助けてあげた方がいいのかな?)

↓2【あなたはどうする?】

あなた(よ、よしっ)

あなた「杯君っ」

穴空丸「【あなた】じゃねーか! どうしてここに」

あなた「持って上げるよ、コップ」

ファミレス店員「あ、お連れ様がいらしたのですね。失礼しました」

……

誤解が誤解を生み、あなたは成り行きで穴空丸と相席をすることになった。

穴空丸「ありがと、あなた! ホント助かった」

穴空丸はドリンクバーの飲み物をガブガブと飲み干しながらあなたに礼を言った。
あれほどあったコーラやメロンソーダがあっという間に消えていく。そのペースは異常だ。

穴空丸「あの店員、『ツレ』なんて言いやがった。変な勘違いさせて悪かったな!」

あなた「↓1」

あなた「別にいいよ。私も喉が渇いてたし」

異性との会話になれていないあなたは何だか照れくさくてうまく返事ができない。
穴空丸はそれを察したのか何も言わず、ただコーラの入ったカップをあなた方に置いた。

高校生男女間の微妙な距離がこんなことで埋まる程簡単なものではない。

だが、少し。少しだけ何かが変わった気がする。
そんな曖昧な空間ができたファミレスでの1コマ。

あなたは穴空丸のおかげで緊張が解けた。
【『杯 穴空丸』は共同戦線提案時、無条件承諾します】

【ハルマゲドン当日】

午前6時。先見隊から動きありとの情報を受けてあなた達は学園に召集された。

まだ生徒の登校時間前。
被害が出る前に霊夢学園隊を全滅させたい。

太郎「あなた先輩、今日はよろしくお願いします」

あなた「は、はい!」

戦闘前、各々準備を整えていた。

ハルマ「ええ、分かったわ。それで……」

携帯電話を通じ先見隊と連絡を取るのはハルマ。
開始の合図を出すのも彼女の役目だ。

穴空丸「もう一杯飲んどくか」

持参の水筒を既に二本空けている穴空丸は調子は良いといった所か。

ナル「やるぞぉおお!」

ナルが元気なのは言わずもがな。

そして――

ハルマ「先見隊!? 先見隊応答なさい!」

ハルマ「先見隊からの通信が途切れた。霊夢の奴らが敷地内に入ったようね。皆、行きましょう!」

「「「「はいっ!」」」」

そして始まるハルマゲドン。
暗雲が晴れたその時、帰って来るのはどちらの学園の生徒か――

【ハルマゲドン開始】

【希望崎学園勝利条件】
・霊夢学園生徒全滅

【希望崎学園敗北条件】
・あなたが死亡する

【06:07(1ターン目)】

※あなた(と田中太郎)のターンです

あなたは田中と共に学園敷地内に出現した霊夢学園生徒を探す為、巡回を始めた。

太郎「邪魔にならないようにしますんで」

あなた「う、うん……」

田中との弾まない会話に困りながら、あなたは次の自分がすべき行動について考えていた。

1、索敵

2、共同戦線提案(名前指定)

↓2

※希望崎学園>>255 霊夢学園>>270

【索敵】

あなた「さっさと倒しちゃいましょう! ねっ?」

太郎「あっ、はい」

田中はあなたの言葉に対して「あっ、はい」としか答えていない。
流されやすい性格の彼は常に受け身。
誰々がするなら自分もするという考えを持っている為、個、つまり自分らしさというものを全く持ち合わせていないのだ。

太郎「敵は……っと」

【直下コンマ下一桁判定】
09:巻梓堂
87:いい壺
65:レブナント
43:出銭
21:カーメン3世

【00 転 校 生 襲 来】

希望崎学園屋上。二校の戦いを見つめる1人の生徒がいた。
どちらの高校にも属さない生徒。否、魔人。

否、転校生。

彼(または彼女)は今回、希望崎、霊夢の共倒れを狙うとある高校の契約により異界より現れた。

視界に入ったのは敵を探すあなたと田中。

獲物を見つけた転校生。
その姿は既に屋上にはない。

↓1【転校生(1人目)】
※体力精神力共に12固定です

※テンプレ
【名前】
【性別】
【学年】
【性格】
【見た目・持ち物(武器含む)】
【能力名】
【能力説明】
【その他】

【名前】鰡井 太史慈
【性別】男
【学年】3
【性格】兎に角豪快 何でもかんでもでかくて重いのがいい というタイプ ただ
【見た目・持ち物(武器含む)】かなりの巨漢でボロボロの学ランという風体 常に体から湯気が出てる 頭にデカイ風車が付いており グルグルと回っている
【能力名】オールボイルド
【能力説明】空気中から水分を吸収 体内で沸騰させ射出する 直接攻撃にも推進力などにも使える
【その他】

【転校生】

【名前】鰡井 太史慈 ♂ 3年
【詳細】>>302
【体力】12/12
【精神力】12/12
【能力名】オールボイルド
【効果】攻撃成功時、体力3消費。ダメージ判定結果+3のダメージを相手に与える。

【あなた田中vs鰡井】

あなたの現在居る場所の後方に轟音が響く。

あなた「ひゃぁっ!」

土煙、そして巨大なクレーター。
その中央には巨漢が座っていた。

ボロボロの学ランからは湯気が吹き出ている。それに加えあの眼光。
ただの魔人ではない。

太郎「あ、あれって……!」

あなた「知らないよ! あんなの……あんなの聞いてない!」

「そりゃあ知らんわいのォ」

あなた「!」

太史慈「だってワシャァ……『転校生』じゃし」

巨漢が低く重い声であなた達に話しかける。
その恐怖を煽る唸るような音はあなたの足を動かないように縛り上げているようだった。

太郎「て、ててて転校生……っ!?」

田中は声を震わせて巨漢に聞き返す。そのズボンの股部分はすっかり濡れていた。

太史慈「そう。おまんら全員を潰しに来たんじゃ」

あなた「そんなっ!」

太史慈「好きでやっとるワケじゃあないんじゃがのぅ。これは『契約』、だから諦めて死んでくれや!」

豪快に笑う転校生を前にあなたは腰に刺していた刀を抜き、構える。

あなた「お断りですっ!」

【直下コンマ下一桁判定(0は10とする):攻撃成功判定】
※【あなたvs太史慈】→【田中vs太史慈】→…という順で進みます

8以上:あなた攻撃成功
7以下:太史慈攻撃成功

【鰡井攻撃成功】

あなたは刀を構えて転校生へ向かって走った。
しかし、転校生から放たれる熱気は強く近寄ることができない。

あなた「う……っく」

太史慈「がはははははは! 嬢ちゃん、ワシは動かなくともおまんを殺せるぞ!」

太史慈「ふんぬっ!」

【鰡井 能力発動「オールボイルド」 体力3消費 9/12】

転校生が気張った瞬間。熱気が増す。
空気中の水分を吸収し、体内で沸騰させ体外へ発射する。
「オールボイルド」、それが彼の能力だ。

発射する際、あまりの熱さに彼自身の体力が削られる程、熱湯弾の威力は高い。

【直下コンマ下一桁判定:ダメージ判定】
0:5
987:3
654:2
321:1

【能力効果:ダメージ判定結果+3 のダメージ】

【あなたの体力】7/7

※再開

【あなたに3+3のダメージ 1/7】

転校生が掌から放たれた圧縮された熱湯弾は、あなたの身体を貫く。

あなた「ぐ……っ!」

辛うじて急所は外していたが、ダメージは大きく立っているのもやっとの状態だ。

太史慈「ぬぅ、一撃で仕留めるはずじゃったが……。ま、次よ」

転校生は田中の方に向き直る。

太史慈「次はおまんじゃ。覚悟は……できとるな?」

太郎「ひぃッ!?」

【直下コンマ下一桁判定(0は10とする):戦闘成功判定】
8以上:田中攻撃成功
7以下:鰡井攻撃成功

【補正】
【あなた「スーパーサブライ」】+1

【鰡井(転校生)攻撃成功】

太郎「助けて……ください」

田中はその場にへたり込み命乞いをする。
先輩であるあなたも瀕死。負ける未来しか見えない。

太史慈「男らしくないやつよのォ……。一撃で終わらせちゃるから待っとれ」

しかし現実は非常。
その命乞いは無駄に終わった。

【直下コンマ下一桁判定:ダメージ判定】
0:5
987:3
654:2
321:1

【田中の体力】1/1

【田中に1のダメージ 0/1】

太郎「あっ――」

転校生の巨体から繰り出される「ビンタ」。
田中の頭より大きな掌は、彼の首を簡単に弾き飛ばした。

太史慈「がははははは! 弱い!」

【田中太郎 死亡】

【希望崎学園 残り4人】

【直下コンマ下一桁判定(0は10とする):攻撃成功判定】
8以上:あなた攻撃成功
7以下:鰡井攻撃成功

【鰡井(転校生)攻撃成功】

太史慈「ふぅむ、弱いな。弱い」

あなた「……ぅあ」

動けないあなたに転校生は物足りなさを感じつつ、トドメを刺す為近寄った。

太史慈「つまらんつまらん」

【直下コンマ下一桁判定:ダメージ判定】
0:5
987:3
654:2
321:1

【あなたの体力】1/7

【あなたに1のダメージ 0/7】

太史慈「ぬぅんッ!」

振り下ろされた転校生の巨大な足は、あなたの身体を踏み潰す。

あなたは自分の骨が砕け、肉が潰れる瞬間をただ感じることしかできなかった。

新たにできたクレーターの中央。
そこには小さな血溜まりが残った。
それはあなたがいた証。あなたが生きた証拠。
そしてあなたが死んだということを端的に示した。

【あなた 死亡】

【GAME OVER】

【エピローグ】

あなたを倒した転校生「鰡井 太史慈」。
彼はそれを皮きりに、無差別に両陣営への攻撃を開始した。

希望崎学園チームは2人を失ったと共に、転校生のその圧倒的な火力を前に全滅。

霊夢学園も希望崎と転校生の攻撃に耐えることができず、半数以上の死者を出した後、撤退。

結果、転校生が契約を果たし今回のハルマゲドンの勝利を修めることとなった。

現実は余りに非常であり非情。
時の運に見捨てられてはどうすることもできない。

それもまた、闘いである――

【転校生 勝利】

※あなた死亡時点で転校生がいた場合は転校生の勝利となります

※あなたが死ぬと仲間は全員死にます

【あなた死亡時の敵チーム生徒の扱いについて】
殺された相手が敵チームだった場合:あなたの死亡時点で生き残っていた敵チーム生徒生存

殺された相手が転校生だった場合:敵チームの半数以上生存の場合、戦力半減で撤退。半数以下生存の場合全滅。

※次のハルマゲドンを始めましょう

※規模は>>221の通りです

※次の中から選んでください

1、霊夢学園再び。(前回ハルマゲドンから数ヶ月後を想定。生存した霊夢学園生徒が新たな魔人を引き連れ希望崎学園を攻撃します)

2、それ以外のもの(前回ハルマゲドンから約一年後を想定)

↓1~5くらいから多いもの

※次回は「霊夢学園再び。」ということにします。ありがとうございました

【プロローグ】
前回のハルマゲドンから数ヶ月後――

「私立希望崎学園」の上空にかかる暗雲は未だ消ない。
希望崎と霊夢学園の戦いは、転校生出現によって両陣営共倒れに終わり、結果はうやむやに学園は比較的平和を保っていた。

しかし、生存していた霊夢の魔人らは希望崎の侵略を諦めてはいなかった!

生徒会室に再び送られてきた「強制布教活動予告(宣戦布告)」。奴らは新たな仲間を引き連れ希望崎の平和(別に平和ではないが)を侵そうとしているのだ!

学園を守るため召集されたのは新たな5人の魔人達。

果たして彼らは今回こそ暗雲を晴らすことはできるのだろうか……

↓1【直下コンマ下一桁判定:0の場合リーダー】
↓2【あなたの能力や性格など:コンマ下二桁目が体力 一桁目が精神力(0は10とする)】

※テンプレ
【名前】あなた
【性別】
【学年】
【性格】
【見た目・持ち物(武器含む)】
【能力名】
【能力説明】
【その他】

【名前】あなた
【性別】男
【学年】1
【性格】熱血漢
【見た目・持ち物(武器含む)】学ランで巨体、筋肉質
【能力名】ピカリンコ
【能力説明】光になれる
【その他】

【あなたの所属先:私立希望崎学園】

あなたは学園を守る為に召集された魔人生徒の1人。
持ち前の熱血漢で「悪いやつをぶっとばす」という考えの元、戦うことを決意した。

暗雲を晴らすことを誓い、拳を天に突き上げ雄叫びを上げる。

あなた「俺は絶対に勝ーつッ!」

先生「誰だ今叫んだやつはー! 授業中だぞ授業中ー! 後で職員室な!」

……作戦の最終確認は、職員室に寄ってからになりそうだ。

あなた「遅れましたっ!」

あなたは職員室でキッチリ搾られた後、会議室へ向かった。

「……」

あなたが着いた時には既に会議は始まっており、他の生徒はあなたを白い目で見つめている。

あなた「あ、あはは……一年の『あなた』です。よろしくッス」

無言であなたに資料を渡すリーダー。
あなたがそれを開くと、1ページ目に今回の学園防衛作戦の実行部隊に参加する魔人の名簿が載っていた。

もちろんそこにはあなたの名前もある。

あなた(どんなやつが俺の仲間になるんだろ……)

↓1~4【希望崎学園防衛作戦実行部隊参加生徒:一番最初に来た安価がリーダー:コンマ下二桁目が体力 一桁目が精神力】

※テンプレ
【名前】
【性別】
【学年】
【性格】
【見た目・持ち物(武器含む)】
【能力名】
【能力説明】
【その他】

※効果は>>1が調整するので書かないでください

【名前】化学部特殊兵装 『ジェル・ジェノ』
【性別】 無し
【学年】 1
【性格】 味方にはひたすら従順  戦闘やその他のサポートをしてくれる 高度なAIをもつ
【見た目・持ち物(武器含む)】 人1人ほどの大きさのぶよぶよの真っ青なゲル 自由自在に変形する 対衝撃能力高し
【能力名】 化学部特殊兵装 『ジェル・ジェノ』
【能力説明】 自由に変形して 体当り攻撃や 味方をかばう等の防御を行う
【その他】化学部が襲撃に備え突貫で作った化学兵器 何故か学籍があり 生徒という扱いになっている

リーダーっぽくないんでもし一番上だったら一個下のをリーダーにしてやって下さい

【名前】ゴキゾウ
【性別】不定
【学年】雄
【性格】主人には忠実だが気性が荒く狂暴、食欲旺盛。知能が高く人を襲ったりはしない。
【見た目・持ち物(武器含む)】意思と知能を持つゴキブリ。あなたの友人
【能力名】ワンルック・テンリーヴズ
【能力説明】自身のコピーを作って大量に増殖する。能力も引き継がれる
【その他】学校中のゴキブリを統括するリーダー。高度な知能を持ち、羽音を声帯代わりにして人とコミュニケーションを取れる。

【名前】月見里月見(やまなしつきみ)
【性別】女
【学年】3
【性格】後輩にも敬語で話すほど気が弱い
【見た目・持ち物】黒髪ロング無乳
【能力】ワイルドムーン
【能力説明】自身の凶暴化さらに肉体を強化するが制限時間がある
【その他】能力発動中はまるで狼男のようだが本人は気にいってる
満月の日は発情してしまう

【名前】伊野地 駆(いのち かける)
【性別】男
【学年】1
【性格】熱血クール。逆境においては燃え上がるが余裕だと感じてしまった場合萎える
【見た目・持ち物(武器含む)】赤髪で驚くほど薄着の少年 武器は矢一本、弓矢ではなく矢
【能力名】逆転の一矢
【能力説明】周囲の法則を自然に捻じ曲げる
確率の低い賭けであればあるほど当たる確率は高くなり
自身が絶望的な状況であればあるほど有利となる
しかし優位な場合、逆に不利となってしまう。持ち主の精神を表す能力
【その他】かなり若くに魔人となるが、能力と性格のせいで思わぬ所で失敗してきた。そのため周りからはドジで天然な奴と見られている節がある

【私立希望崎学園防衛作戦実行部隊 名簿①】

【リーダー】ゴキゾウ ♂ 学年不明
【詳細】>>352
【体力】5/5
【精神力】8/8
【能力】ワンルック・テンリーブス
【効果】この能力は戦闘時以外にのみ回数制限無く発動される。
精神力を1消費し「ゴキゾウ(子)」を産卵する。(ステータスは後述)

※ゴキゾウ(子)の詳細はゴキゾウ本体と同じものとする。

※ゴキゾウ(子)のステータス
【名前】ゴキゾウ(子)
【詳細】>>352
【体力】1/1
【精神力】1/1
【能力】ワンルック・テンリーブス
【効果】このゴキゾウ(子)が誕生したターンから数えて3ターン後、ゴキゾウ本体と同じステータスになる(体力5 精神力8)。

【名前】あなた ♂ 1年
【詳細】>>348
【体力】6/6
【精神力】4/4
【能力】ピカリンコ
【効果】
①自ダメージ判定時、精神力1消費。相手に与えるダメージ結果に+1。
②自被ダメージ判定時、精神力2消費。自分に加わるダメージ判定結果を0にする。

【名前】化学部特殊兵装 『ジェル・ジェノ』 性別無し 1年
【詳細】>>351
【体力】8/8
【精神力】4/4
【能力】化学部特殊兵装 『ジェル・ジェノ』
【効果】この能力は共闘相手がいる時にのみ発動される。
仲間の被ダメージ判定時、精神力1消費。仲間のダメージ判定結果を無効。被ダメージ判定結果分、自分の体力を減らす。

【名前】月見里月見(やまなしつきみ) ♀ 3年
【詳細】>>353
【体力】5/5
【精神力】7/7
【能力】ワイルドムーン
【効果】この能力は戦闘開始時にのみ発動可能である。戦闘終了時にこの能力は解除される。
体力2、精神力3を消費し発動。この魔人を「月見里月見(暴走)」とする。(ステータスは後述)

※「月見里月見(暴走)」の詳細は「月見里月見」と同じものとする

※「月見里月見」と「月見里月見(暴走)」の体力と精神力は共有されない

※「月見里月見(暴走)」のステータス

【名前】月見里月見(暴走)♀ 3年
【詳細】前述
【体力】10/10
【精神力】10/10
【能力】ワイルドムーン
【効果】この魔人は攻撃対象をコンマで決定する(共闘相手も含む)。
相手の被ダメージ判定結果に+1。
戦闘終了時、この魔人は「月見里月見」に戻る。

【私立希望崎学園防衛作戦実行部隊 名簿②】に続く

【私立希望崎学園防衛作戦実行部隊 名簿②】

【名前】伊野地 駆(いのち かける) ♂ 1年
【詳細】>>354
【体力】10/10
【精神力】4/4
【能力】逆転の一矢
【効果】この能力はダメージ判定以外のコンマ判定にのみ発動可能である。
この能力の範囲は共闘相手の判定にも適用される。
精神力1消費。コンマの判定基準を逆転する。

(例)
【直下コンマ下一桁判定(0を10とする):攻撃成功判定】(「逆転の一矢」使用前)
8以上:伊野地攻撃成功
7以下:敵魔人攻撃成功

【直下コンマ下一桁判定(0を10とする):攻撃成功判定】(「逆転の一矢」使用後)
8以上:敵魔人攻撃成功
7以下:伊野地攻撃成功

以上

えい

>>358
※(例)

※再開

※あなた死亡後のハルマゲドンの勝敗についてです。これからはこのようになります

【あなた死亡後のハルマゲドンの勝敗について】

【仲間チームの人数>敵チームの人数】仲間チームの勝利。敵チームは全滅。陣営の人数の差が生存者の人数になります。

【仲間チームの人数=敵チームの人数】両陣営全滅。決着着かず

【仲間チームの人数<敵チームの人数】敵チームの勝利。仲間チーム全滅。陣営の人数の差が生存者の人数になります。

【あなた死亡時点で転校生生存時】両陣営全滅。転校生の勝利。

それにしても奇妙な面子である。

あなたに資料を渡したのはなんとゴキブリ。

ゴキゾウ「おせーよてめーはよぉ」

そして喋る。口汚く罵る。

あなた「悪ぃな、先公に叱られてたんだよ」

ゴキゾウ「また何かしでかしたなてめー」

彼はあなたの友人でもある生徒「ゴキゾウ」。
この学園に住むゴキブリのリーダー格だ。
果たして彼は「魔人」に覚醒する際にゴキブリになってしまったのか、ゴキブリが「魔人」になってしまったのかは謎なところだが、一応この学園の生徒であり今作戦のリーダーである。

ゴキゾウ「おれさまに逆らうなよリーダーだかんな。早く席付けバカ」

あなた「へいへい……」

あなたが座る席の隣にいるのは青いスライムだった。

ジェル・ジェノ「……!」

喋ることができない為、精一杯身体を動かしあなたが遅れて来たことに対し抗議する彼(彼女?)の名は「ジェル・ジェノ」。
学園が誇る化学部の魔人が霊夢学園襲撃に備えて作り上げた叡智の結集である。

ジェル・ジェノ「!! !!」

あなた「はいはい、わかったよ。ごめんって言ってるだろ?」

ジェル・ジェノは前ハルマゲドン後に制作されてから、対人行動AIのテストをする為に特別に学籍を貰い一年生のクラスに編入している。

今ではすっかり学年の人気者になり、あなた達とも仲が良い。

「あ、あの、あの……そろそろ会議の続きを始めません……か?」

会議室の端で小さな声で発言するのは実行部隊の紅一点「月見里月見(やまなしつきみ)」。唯一の3年生である。

下級生にさえ敬語で話し、常に気弱で頼りなさげ。
上級生の威厳を全く持ち合わせていない。

今作戦に選抜された理由についてはまた今度話すとしよう。

ゴキゾウ「じゃあ始めるぞ! 耳の穴やらケツの穴やらかっぽじってよく聞きやがれ!」

ゴキゾウ「――今回の作戦についてだ。おれさまの能力の相性上ハルマゲドン開始から『伊野地』と一緒に行動したいんだがおめーらの意見を聞きたい」

ジェル・ジェノ「―・―― ・ ・・・」

ゴキゾウ「ジェノは賛成な。つきみちゃんは?」

月見「私も……賛成、です」

ゴキゾウ「はいよ。そういや本人に聞いてなかったな。おい、駆(かける)」

「……」

ゴキゾウ「てめーに聞いてんだよ駆!」

「……」

ゴキゾウ「おい!」

駆「ん、ああ。すまない。逆転の可能性について考えていた」

ゴキゾウ「また不思議ちゃんしてたのかよ! いい加減にしやがれ!」

なぜだかボーッとしている薄着の男子生徒が最後の実行部隊参加魔人「伊野地 駆(いのち かける)」。

彼の能力「逆転の一矢」は、周囲の法則をねじ曲げる力を持つ。

前回、時の運に見放され全滅した希望崎生徒の反省を活かし召集された。

逆境に立たされないとやる気が出ないという性格には難があるが、心強い仲間となってくれるだろう……多分。

ゴキゾウ「『あなた』、おめーはこれについて(ゴキゾウが駆とハルマゲドン開始時から行動することについて)どう思うよ?」

ゴキゾウ「賛成? 反対? それとも他にいい案があるか?」

あなた「↓2」

【ハルマゲドン開始時「ゴキゾウ」と「伊野地 駆」が共闘状態になります】

あなた「賛成」

ゴキゾウ「よし。じゃあそういうことで頼んだぞ、駆」

駆「了解した」

ゴキゾウ「じゃあ最後に『霊夢学園』から来る魔人についてだ。前回のハルマゲドンの生き残りは3人」

ゴキゾウ「奴らは来るとして、注意しなきゃいけねーのが新たな2人だ」

ゴキゾウ「資料の5ページを読みやがれ。昨日仲間達と頑張って作ったから大事にめくれよ!」

↓1~3【霊夢学園生き残り生徒】
>>270から好きな生徒を1人選んでください。かぶった場合安価下

↓4~5【霊夢学園の魔人:コンマ下二桁目体力 一桁目精神力】

※テンプレ
【名前】
【性別】
【学年】
【性格】
【見た目・持ち物(武器含む)】
【能力名】
【能力説明】
【その他】

※霊夢学園生徒は何らかの信仰心を持っています。それを踏まえて安価してください

【名前】霧雲瘴子(きりくもしょうこ)
【性別】女
【学年】1
【性格】生徒会長ラブ。普段は少々弱気だがそのことになるとハイに
【見た目・持ち物(武器含む)】茶髪ボブ眼鏡、地味
【能力名】フルネスクラウド
【能力説明】禍々しい黒雲で周辺を満たす能力。その実態は発動者の信仰心が具現化したものである
触れたものは何者も等しく精神的に満たされる効果がある。しかし彼女の思考が少しながら流入してくるためちょっと気持ち悪い
【その他】昔生徒会長に助けられた過去があるため慕っている。妄想癖が強くたまにフケってはよだれを垂らす

【名前】☆◎ △×(ほしまるみつば)
【性別】女
【学年】2
【性格】人なつっこくてスケベ
【見た目・持ち物(武器含む)】袴風ミニスカ巫女服。スカートには大きなサイドスリットがあり、胸の谷間もはだけているため、下着を着けてないことが一目でわかる。
【能力名】カミヤドリ
【能力説明】触れたものに神を降ろす。ただし実在の神ではなく、使用者が妄想して生み出した神である。
【その他】日本の神教を信仰している巫女。現代でも万物に八百万の神が宿っていると本気で信じ、嘆いているちょっと危ない女。

【霊夢学園生徒 リスト】

【リーダー】巻梓堂 命詩亜(マキシドウ メシア)♀ 3年
【詳細】>>263
【体力】7/7
【精神力】9/9
【能力名】磔刑
【効果】この能力は【精神力5以下の魔人】を対象にのみ発動される。
攻撃成功時、精神力3消費。ダメージ判定を二回行う。

【名前】レブナント ♂ 3年
【詳細】>>265
【体力】5/5
【精神力】9/9
【能力】ライフイーター
【効果】この能力の使用者は相手の体力にダメージを与えることができない。
攻撃成功時、精神力3消費。ダメージ判定後、判定数値分相手の精神力を減らす。

【名前】カーメン3世 ♂ 2年
【詳細】>>256
【体力】3/3
【精神力】6/6
【能力名】サイレントコード
【効果】攻撃成功時、精神力2消費。
ダメージ判定を行わず、自分を除く全ての者の体力に1のダメージ。

【名前】霧雲瘴子(きりくもしょうこ) ♀ 1年
【詳細】>>375
【体力】3/3
【精神力】3/3
【能力】フルネスクラウド
【効果】精神力3を消費。
同じ場にいる魔人全員の精神力を全回復させる。

【名前】☆◎ △×(ほしまるみつば) ♀ 2年
【詳細】>>377
【体力】5/5
【精神力】8/8
【能力】カミヤドリ
【効果】体力2精神力2を消費。
「神」を召喚をする。

※召喚される神の詳細

【名前】〇〇の神(依り代によって名前が変わる)
【性別】神に性別などあってないようなもの
【性格】(依り代によって変わる)
【見た目・持ち物(武器含む)】(依り代によって変わる)
【能力】(依り代によって変わる)
【能力説明】(依り代によって変わる)

※神のステータス
【名前】〇〇の神(依り代によって変わる)
【詳細】上述
【体力】2/2
【精神力】2/2
【能力】(依り代によって変わる)
【効果】(依り代によって変わる)

ゴキゾウ「――っつーわけだ。で、特に気をつけたいのはこの2人」

あなた「『巻梓堂 命詩亜(マキシドウ メシア)』と『霧雲瘴子(きりくもしょうこ)』?」

ゴキゾウ「この2人は最近一緒に行動しているって監視隊が言ってたからな。気をつけろ」

「「「「おう!(……はい)」」」」

ゴキゾウ「今日の会議はこれで終わりだ。今日は解散、おめーら帰りやがれ!」

――

あなた「もうすぐハルマゲドンかぁ、腕がなるぜ!」

ハルマゲドンはいよいよ明日。
準備は既に終わり、時間の空いたあなたは暇つぶしに↓1に行ってみることにした。

1、学園調理室
2、学園弓道場
3、学園科学室
4、図書館

【学園化学室(ジェル・ジェノ)】

あなたが化学室へ行くとジェル・ジェノが化学部の最終調整を受けているところだった。

ジェル・ジェノ「・・・・ ・・」

あなた「よぉ、ジェノ。調子はどうだ?」

魔人化学部員「足はついていない」

魔人化学部員2「あんなの飾りです。教師達にはそれが分からんのですよ」

あなた「お前らに話してない」

魔人化学部員「「すんません」」

ジェル・ジェノ「! !」

魔人化学部員「ジェル・ジェノも何か話したいみたいですよ。おしゃべりしてあげてください」

魔人化学部員2「AIの訓練にもなりますんで」

あなた「そうだなぁ……」

あなた「↓2」

あなた「えーと……頼りにしてるぞ!」

ジェル・ジェノ「――・―― ――・ ・―・・ ・・――・ ・・―・・ !」

ジェル・ジェノはあなたの会話は、共通の言語を介していないので常に一方通行だ。
言葉の微妙のニュアンスは伝わらない。

しかしそれは決して、互いに通じ合えていないということではない。
彼(彼女?)が編入してから数ヶ月、あなたはジェル・ジェノが身体の動かし方に喜怒哀楽の感情表現のパターンがあることを見抜いた。

あなた曰わく「嬉しいか悲しいか分かるなら、大体話はできてるって証拠だ」。

魔人化学部員「わぁ! ジェル・ジェノが喜んでいる!」

魔人化学部員2「かわいい! かわいい!」

ジェル・ジェノ「! ////」

あなた「謙遜すんなって。ジェノはかわいいよ」

ジェル・ジェノ「!」

その後もジェル・ジェノとの楽しい会話は続いた。

【ジェル・ジェノとの共同戦線提案は無条件承諾されます】

【ハルマゲドン当日】

午前5時半。
あなた達は既に学園前に集まり点呼を取っていた。

前ハルマゲドンの失敗を受けて、先見隊はこの時点で撤退済。
後は霊夢学園の到着を待つのみとなっている。

ゴキゾウ「準備はいいかてめーら!」

「「「「おう!(あっ、はい。すいません)」」」」

ゴキゾウ「おれさまの仲間から奴らが来たと連絡が来た」

駆「遂に来なすったか!」

月見「はぅ……」

ゴキゾウ「そろそろ行動開始しようや。生きてたら……また会おうぜ」

あなた「ああ。ゴキゾウ、また」

ゴキゾウ「てめーも死ぬなよ。ぐっどらっく!」

あなたはここで仲間達と分かれ、それぞれ迎撃に向かう。

暗雲は唸りを上げその範囲を広げつつある朝の出来事。
この時の彼らはまさかあんなことが起ころうとは夢にも思わなかった……!

【ハルマゲドン 開始】

【05:46(1ターン目)】

※あなたのターンです

あなた「とは言ったものの……どこで何をしていいのやらさっぱりだ」

あなたは魔人としての戦闘が初めて。
やる気だけこの場に持ってくるだけ持ってきて何もできないでいた。

他の仲間が西へ東へ行ってしまってから誰かに聞けば良かったと後悔している。

あなた「とにかく……何しよ?」

1、索敵

2、共同戦線提案(名前を指定する)

↓2

※希望崎学園名簿は>>356 >>357 霊夢学園名簿は>>378

【2共同戦線提案 ジェル・ジェノ】

あなた「あっ!」

ジェル・ジェノ「・・―・・ ・・――・ ――・―・ ―・?」

あなた「ジェノォー!」

あなたが困っているところに現れたのはジェル・ジェノ。
どうやらあなたのことが心配で戻ってきたようだ。
化学部特殊兵装 『ジェル・ジェノ』はハルマゲドンに置ける仲間へのサポート能力も高い。いち早く困難な場面に遭遇した仲間の元へ行きサポートすることに長けている。

あなた「ジェノ、悪いけど一緒にここらを回らないか? 実は俺どうすればいいか分からなくて……」

ジェルジェノ「――― ―・―!」

ジェル・ジェノは頭らしき部分を大きく振って肯定の意を示した。
全ては仲間の為、そして友人であるあなたの為。
あなた「ありがとよ! よろしくな!」

彼(彼女?)は戦う。
必要とされることで初めて生きる価値を見出す。これは一見哀しい人工生物の性とも思えるが、ジェル・ジェノ本人はそれで幸せなのだ。

【ジェル・ジェノがあなたと共闘状態になった】

※あなたターン終了

※次 仲間のターンです

※次の中から見たい仲間を選んでください

1、ゴキゾウ伊野地組

2、月見里

↓2

【月見里月見】

学園グラウンド。
暗雲の影響で薄暗く、辺りは夜のようになっていた。

月見「う……暗いよぉ……」

校内夜間巡回用の懐中電灯片手に「月見里月見(やまなしつきみ)」は半ベソをかきながら歩いていた。

そもそも、彼女は学園防衛チームの中でも浮いた存在だ。
ただでさえ気弱だというのに、紅一点なので男子ばかりでさらに話しづらい。
極めつけは「ゴキブリ」。

女子と虫(特にゴキブリ)の相性は大体最悪なもの。
ゴキブリのゴキゾウとは目を合わせることさえできない。

チーム内で初めてできた友人ジェル・ジェノともはぐれ、もう泣きたくても泣けないのだ。

月見「どうしましょう……うぅ」

【直下コンマ下一桁(0は10とする)】
3以上:索敵
2以下:共闘提案

【索敵】

空は雷が鳴り始め、今にも雨が降り出しそうだ。

月見(傘忘れて来ちゃった……)

そんな月見里の背後に霊夢学園の魔人が忍び寄ろうとしていた!

【直下コンマ下判定】
0:巻梓堂霧雲組
987:レブナント
654:カーメン3世
321:☆◎

【月見里vsレブナント】

目の前に現れた幽霊。
様々な能力を持つ魔人の彼女からすれば驚くようなものではないはずだが、やはり怖い。

月見「ゆ、ゆゆゆ、幽霊!? おばけ!?」

レブナント「の、ようなものです」

月見「の、ようなもの?」

レブナント「私、魂だけの存在ですが物理干渉はできますし、されます。信仰上、あなたに直接攻撃はしませんが」

月見「そうなんですか……」

レブナント「そうなんです」

「レブナント」。
彼はその信仰に対する寛容さから、霊夢学園の中でも特に人気の高い生徒だ。

「生き」そして「死ぬ」ことに信仰だと考え悟りの境地に至った時、魔人へと覚醒した。

肉体という枷を捨て、魂だけの存在になった今も「生」と「死」について考え続けている。

能力は「ライフイーター」。
相手の身体を直接傷つけることを禁じた彼の唯一の攻撃手段で、魂を喰らう術。
魂を喰らい尽くされた者は神の下安らかに逝くことができる、と少なくともレブナント自身は考えている。

レブナント「ここで会ったのも運命……信仰への道を繋ぎます」

月見「要するに……『殺す』ってことですよね?」

レブナント「ええ、否定的な見方ではありますが」

月見「う……ぅ」

レブナント「死を恐れる心は誰しもが持つものです。これから私が安らかに逝ける道を作りますので安心して――」

月見「ぐ……」

【月見里月見「ワイルドムーン」発動 体力2精神力3消費 :体力3/5 精神力4/7】

レブナント「なんとっ!」

月見(暴走)「ぐぅああああああッ!!」

「月見里月見」は昔から気弱な性格であった。

そして、彼女は自分のその性格を誰より嫌っていた。
だからといって元来の性格を変えることは簡単ではない。

諦めかけたその時、彼女は魔人へ覚醒した。

「自分を変えたいのならば二重人格のように強制的に変わってしまえばいい」

そんな投げやりな思考から生まれた能力が「ワイルドムーン」だ。

月見(暴走)「ぐぅぅぅぅぅう……ッ!」

レブナント「面妖な……」

黒く長い髪は逆立ち、気弱な表情はどこへやら。
狩りをする時の獣を思わせる牙を口から覗かせうなり声をあげている。

月見里の心から解き放たれた野獣は制御不可能。
目に映るものは全て獲物。

レブナント「……分かりました。その獣ごと連れて行きましょう」

対するレブナントは一歩も退かない。
最早これはどちらかが死ぬまで終わらない戦いになりそうだ。

【直下コンマ下一桁判定:戦闘成功判定】
5以上:月見里(暴走)攻撃成功
4以下:レブナント攻撃成功

【月見里(暴走)攻撃成功】

月見(暴走)「ぐぁあああああッ!」

速かったのは月見里。
グラウンドの地面を蹴り上げ、天高く舞う。
その姿に以前の彼女の面影はない。

レブナント「……なっ!」

レブナントが上を見上げたのも束の間。
月見里の拳が彼の頭上目掛けて墜ちてくる!

【直下コンマ下一桁判定:ダメージ判定】

0:5
987:3
654:2
321:1

【レブナントの体力】5/5

【補正】
【月見里月見(暴走) 「ワイルドムーン」】ダメージ判定結果に+1

※再開

【レブナントに3のダメージ 2/5】

レブナントは魂だけの存在ではあるが実体がないわけではない。

ただ、その存在が己の「信仰」を体現させる為には、この姿が一番似合っているので「この状態」に留まっているだけだ。

よって月見里の攻撃は有効。

強化された彼女の爪から繰り出される斬撃は、レブナントの背中を深く切り裂く。

レブナント「ぐぅっ……。弱肉強食、自然の摂理を信仰する姿、私感心致します……」

こんな時にもレブナントの相手を受け入れる寛容さは健在。
低く唸る月見里に拍手を送った。

【直下コンマ下一桁判定:攻撃成功判定】
【直下コンマ下一桁判定:戦闘成功判定】
5以上:月見里(暴走)攻撃成功
4以下:レブナント攻撃成功

【レブナント攻撃成功】

レブナント「では次は私の番です……」

月見(暴走)「ぎぃっ!?」

レブナントは本能に任せ暴れる月見里を避け、息を大きく吸い込むような動きをしてみせた。

【レブナント「ライフイーター」発動 精神力3消費 6/9】

グラウンドの草が揺れた。

そして、レブナントに引き寄せられるように枯れてゆく。

精神または魂と呼ばれるものを吸い尽くし死へと導く。相手の身体に傷をつけることなく安らかに殺す。
それこそが魔人に覚醒することで目覚めた究極の信仰の形「ライフイーター」だ。

【直下コンマ下一桁判定:ダメージ判定】
0:5
987:3
654:2
321:1

※「ライフイーター」のダメージは精神力に与えられます

【月見里の精神力】10/10

【月見里の精神力に3のダメージ 7/10】

枯れ逝く草木と同じく、月見里も精神が削られていく。
彼女を襲う正体不明の脱力感。身体に力が入らずレブナントへの攻撃も空を切る。

月見(暴走)「ぎ、ぎぎ……?」

苦しくはない。器官にも異常は見当たらない。
まるで身体の凝りを解されたかのような快感さえ感じている。

レブナント「身体が楽になりましたね? それが『ライフイーター』なのです」

月見(暴走)「ぐ、ぅ」

レブナント「その牙を、その爪を、その殺気をお仕舞いなさい。もっと……楽にしますよ」

【直下コンマ下一桁判定:攻撃成功判定】
【直下コンマ下一桁判定:戦闘成功判定】
5以上:月見里(暴走)攻撃成功
4以下:レブナント攻撃成功

【レブナント攻撃成功】

月見(暴走)「うう゛……うう゛……」

レブナント「先ほどよりかはおとなしくなってきたようですね」

月見(暴走)「ぎぃぃ……」

レブナント「そのまま安らかにお逝きなさい。『ライフイーター』」

【レブナント「ライフイーター」発動 精神力3消費 3/9】

【直下コンマ下一桁判定:ダメージ判定】
0:5
987:3
654:2
321:1

【月見里(暴走)の精神力】7/10

【月見里(暴走)に2のダメージ(精神力) 5/10】

月見(暴走)「あ゛……」

月見里は失われいく力の原因が分からない。
今や魂の半分を喰われ、動きもぎこちなくなりつつあった。

レブナント「あと一息です。共に神の世界へ行きましょう」

【直下コンマ下一桁判定:ダメージ判定(精神力)】
0:5
987:3
654:2
321:1

【月見里(暴走)の精神力】5/10

※訂正

※再判定

【直下コンマ下一桁判定(0は10とする):攻撃成功判定】
5以上:月見里(暴走)攻撃成功
4以下:レブナント攻撃成功

【レブナント攻撃成功】

レブナント「……」

「ライフイーター」はレブナント自身の命を消費し発動している。

レブナント「共に行きましょう。……いえ、共に逝きましょう」

月見(暴走)「ぐうぅぅぅぅ……」

時は来た。
次この能力を発動する時、彼は必ず「死ぬ」。

「生き」そして「死ぬ」信仰のその先には常人には分からない何かが見えていた。

レブナント「それでは皆さん……さようならっ!」

【レブナント「ライフイーター」発動 精神力3消費 0/9】

グラウンドに突き立つ巨大な光の柱。
神の国へと続く道を前にレブナントの魂はかき消える。

【レブナント 死亡】

【霊夢学園 残り4人】

【直下コンマ下一桁判定:ダメージ判定(精神力)】
0:5
987:3
654:2
321:1

【月見里(暴走)の精神力】5/10

【月見里に1ダメージ(精神力) 4/10】

月見(暴走)「があ゛あ゛あ゛……う、ぐ!? あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁ……ぁ……」

【月見里(暴走)「ワイルドムーン」発動】

【月見里月見(暴走)→月見里月見】

月見「はぁ、はぁ……」

月見里の中から闘争本能が消え、暴走状態から解放される。
能力解除後すぐは強い疲労感があり動くこともできない。

月見「倒した……の?」

周りを見回し、人影を探すがレブナントはもういない。

月見「大丈夫かな、みんな……」

光の柱が天に空けた穴は黒雲によって塞がれ、冷たい雨がグラウンドを濡らす。
頬を濡らす雨を拭いながら月見は仲間達の身の案じていた。

※仲間ターン終了

※次 敵ターン

【直下コンマ下一桁判定:行動敵魔人】
09:巻梓堂霧雲組
8765:カーメン3世
4321:☆◎

※希望崎学園名簿は>>356>>357 霊夢学園名簿は>>378

【☆◎△×】

「ん~、学園侵入成功ですっ!」

学園正面入り口。
誰もいないのをいいことに1人の少女が侵入した。
袴風のミニスカ。胸のはだけた改造巫女服。とても神職の人間には見えないが、一応巫女である。
この女生徒、名前を「☆◎ △×(ほしまる みつば)」という。

△×「誰もいないですねーっ?」

辺りを見回すが、倒すべき敵は見つからない。


△×「困ったなー?」

【直下コンマ下一桁判定(0は10とする)】
3:索敵
2:共闘提案

【索敵】

△×「うーん……」

天井、下駄箱の中、見当違いな場所を探す内、彼女は「イイこと」を思いついた。

△×「そうですっ! 神様に頼りましょうねーっ?」

その「神様」こそ、彼女の能力「カミヤドリ」。
触れたものを依り代に神を降臨させる力を持つ。

△×「なんの神様がいいかなー?」

【☆◎△×「カミヤドリ」発動 体力2精神力2消費 体力3/5 精神力6/8】

【直下コンマ下一桁判定:神様の依り代(下に行く程危険)】
0987:掃除ロッカー
654:竹ほうき
321:校舎

↓2【コンマ下一桁判定:対戦相手】
09:ゴキゾウ伊野地組
8765:あなたジェル・ジェノ組
4321:月見里

※希望崎学園名簿は>>356>>357 霊夢学園名簿は>>378

【神様の依り代:掃除ロッカー】

△×「現代に生きる八百万の神様達……来てくださいっ!」

誰しも考えたことがあるであろう「あー、こんな時に体のいい神様がいてくれたらな~」という気持ちが△×は人一倍強い。
しかも、現在もその神々がいると思い込んでいるのだから色々な意味でたちが悪い。

思い込みが強い人間が魔人になれない訳がない。
彼女の妄想の中にいる神々は確かに存在し、彼女の為だけに戦ってくれるのだ。

△×「むむむ……」

△×は校舎玄関にある掃除用具を入れるロッカーに触れ、力を送る。
するとロッカーがガタガタと命が宿ったかのように動き出した。

「ろ……」

△×「ろ?」

ロッカーの神「ろっかー!」

△×「ロッカーの神様、来てくれたのですねっ!」

ロッカーに手と足が生えた簡単な姿。
長く使われた道具を依り代に霊魂が宿ったものを「付喪神」と呼ぶが、これが彼女にとっての神なのだろう。

――

【名前】ロッカーの神
【体力】2/2
【精神力】2/2
【能力】ろっかー!
【効果】「☆◎△×」の攻撃が成功した際、体力を2消費。ダメージ判定を二回行う。

【△×ロッカーvsあなたジェル・ジェノ組】

ロッカーの神「ろっかろっかー!」

△×「ロッカーの神様、お願いですっ。私に力を貸してください!」

ロッカーの神「ろっかー!」

△×「敵がどちらに行ったか教えてください!」

ロッカーの神「ろっかー!」

△×「あっちですねっ!」

ロッカーの神は元々学園のロッカー。この場所で見ていたものは全て記憶している。
勿論、希望崎学園の生徒の動向も……

――

あなた「囲まれた! ジェノ、逃げ場所は……」

ジェル・ジェノ「・―・ ・―!」

あなた「そうかよ! 分かってたけどさ!」

学園内化学室。
敵の襲撃を受け、あなたとジェル・ジェノは逃げ場所を失っていた。

△×「逃がしませんよぉ!」

ロッカーの神「ろっかあーっ!」

あなた「どうやら戦うしかないようだな……」

ジェル・ジェノ「!」

【直下コンマ下一桁判定(0は10とする):攻撃成功判定】
偶数:あなたジェル・ジェノ組
奇数:△×ロッカー組

【あなたジェル・ジェノ組攻撃成功】

あなたは攻撃をするチャンスを窺う為、辺りを観察した。

あなた(ロッカーみたいな奴も魔人なのか……?)

あなた(そしてあの巫女系女子……パ、パンツ履いてないんじゃ)

△×「あらぁ、勃ってますねぇ」

あなた「た、たたたたってねーし!」

ジェル・ジェノ(敵行動パターン解析完了。攻撃準備……)

――

↓1【使用可能能力】
1、【あなた:「ピカリンコ」】自ダメージ判定時、精神力1消費。相手に与えるダメージ結果に+1。 あなたの精神力 4/4

2、【能力を使わない】ダメージ判定を行います

↓2【攻撃目標】
1、☆◎ 体力 3/5
2、ロッカーの神様 体力2/2

【あなたジェル・ジェノ→ロッカーの神様】

ジェル・ジェノ「! !」

あなた「何? ロッカーみたいな奴から攻撃した方が良いって?」

ロッカー「ろっかろっかあ!」

ロッカーの神は動きが遅い。
そして☆◎の注意が他(あなたの局部)に向いている今、攻撃するには絶好の機会。

ジェル・ジェノ「!!」

あなた「俺は動かなくていいのか? 分かった。ジェノ、頼む!」

ジェル・ジェノ「……!」

【直下コンマ下一桁判定:ダメージ判定】
0:5
987:3
654:2
321:1

【ロッカーの神様の体力】2/2

【ロッカーの神に1のダメージ 1/2】

ジェル・ジェノ「!」

ジェル・ジェノは伸縮自在の体をバネ状に変形させ力を溜めた。

戦闘用に開発された彼(彼女)に備え付けられた対衝撃性ボディは攻撃にも用いることができる。

ジェル・ジェノ(発射カウントダウン2、1)

――

体当たり攻撃の結果はあまり良くはない。
ロッカーの神の胴体を大きくへこませるだけで、後一歩が足りなかった。

【直下コンマ下一桁判定:攻撃成功判定】
偶数:あなたジェルジェノ組攻撃成功
奇数:△×ロッカー組攻撃成功

【☆◎ロッカー組攻撃成功】

ロッカー神「ろ、ろっかぁー……」

△×「神様! 神様になんてことを……っ」

あなた「そんなふざけた神様がいるかよ!」

△×「……」

ロッカー神「……ろか?」

△×「は?」

それは禁句。
それぞれの信仰を許された霊夢学園生徒の前での神の否定する。
これは霊夢学園校則の中で死刑に値する行為である!

△×「殺すね」

踏んではいけない地雷を踏んでしまった感覚。
あなたの背中には冷たい汗がつたった。

【☆◎→あなた】

【直下コンマ下一桁判定:ダメージ判定】
0:5
987:3
654:2
321:1

【あなたの体力】6/6

【あなたに3のダメージ】

↓1【発動可能能力】
1、【あなた「ピカリンコ」】②自被ダメージ判定時、精神力2消費。自分に加わるダメージ判定結果を0にする。
【あなたの精神力】4/4

2、【ジェル・ジェノ「化学部特殊兵装 『ジェル・ジェノ』」】この能力は共闘相手がいる時にのみ発動される。
仲間の被ダメージ判定時、精神力1消費。仲間のダメージ判定結果を無効。被ダメージ判定結果分、自分の体力を減らす。
【ジェル・ジェノの精神力】4/4

3、【能力発動しない】

【あなた「ピカリンコ」発動 精神力2消費 2/4】

△×「神様を大切にしろ! 大切にしない奴は死ぬべきなんだ!」

我を忘れて襲いかかる☆◎。
その早さはジェル・ジェノが庇おうと思考する暇さえ与えず、瞬間あなたの目の前には殺気立つ彼女が。

あなた(ヤバい。なんというかその……ヤバい!)

△×「さよなら……ふふっ!」

振りかぶった拳はあなたの胸に突き刺さ……らない。

△×「えっ、ど、どこ!?」

あなた「ここだよ」

突然☆◎の目前から消えたあなたは、いつの間にか彼女の後方数mの場所にいた。

あなた「はぁ……これ疲れるんだよね」

あなたの能力「ピカリンコ」は、彼自身の身体を光に変える。
光ともなれば魔人といえどその速さに追いつくことは出来ない。
疲れる為1日1回程しか使えないというデメリットに目を瞑れば最強最速の回避能力だ。

【攻撃無効!】

【直下コンマ下一桁判定(0は10とする):攻撃成功判定】
7以上:あなたジェルジェノ組攻撃成功
6以下:☆◎ロッカー組攻撃成功

【☆◎攻撃成功】

△×「神様お願いします!」

あなた「なにっ!?」

一定の距離を作ったあなたは、ロッカーの神の存在を失念していた。

背後に迫るロッカーの神。

先のジェル・ジェノの攻撃によりドアの金具を壊し、能力が発動不可状態になったことの腹癒せをするかのように片開きのドアをガチガチと鳴らす。

ロッカーの神「ろっ、かぁあああ」

あなた「……っ!」

【直下コンマ下一桁判定:ダメージ判定】
0:5
987:3
654:2
321:1

【あなたの体力】6/6

【あなたに1のダメージ】

↓1【発動可能能力】

1、【ジェル・ジェノ「化学部特殊兵装 『ジェル・ジェノ』」】
この能力は共闘相手がいる時にのみ発動される。
仲間の被ダメージ判定時、精神力1消費。仲間のダメージ判定結果を無効。被ダメージ判定結果分、自分の体力を減らす。

【ジェル・ジェノの体力】8/8
【ジェル・ジェノの精神力】4/4

2、【能力発動しない】

【あなたに1のダメージ 5/6】

化学室の机を破壊する鉄拳。
少し避けるのが遅かったら頭を割られていただろう。

あなた(血は出てるが……まだ平気だな。多分!)

△×「神様っ!」

ロッカーの神「ろっかぁ……」

【直下コンマ下一桁判定(0は10とする):攻撃成功判定】
7以上:あなたジェルジェノ組攻撃成功
6以下:△×ロッカー組攻撃成功

【あなたジェルジェノ組攻撃成功】

△×「二人がかりならっ!」

ロッカーの神「ろっかー!」

あなた「うわぁっ!」

あなたに襲いかかる☆◎とロッカーの神。

ジェル・ジェノ「―・・― ・―・・ ・―――・ ・―・――!」

そこに飛び出したジェル・ジェノ。
柔らかい身体を伸ばし2人を鳥もちの要領で捕まえた。

ジェル・ジェノ「!!」

あなた「この隙に俺が攻撃しろってことか!? よし、分かった!」

↓1【攻撃目標】
1、☆◎ 体力3/5
2、ロッカー神 体力2/2

↓3【発動可能能力】
1、【あなた「ピカリンコ」】
自ダメージ判定時、精神力1消費。相手に与えるダメージ結果に+1。

【あなたの精神力】2/4

2、【能力を発動しない】

※訂正

ロッカー神 体力1/2

安価下

【→ロッカー神】

ロッカーの神はジタバタとジェル・ジェノの妨害から逃れようと暴れている。

あなた(ヤるなら今だ……行くぜっ!)

【直下コンマ下一桁判定:ダメージ判定】
0:5
987:3
654:2
321:1

【ロッカー神の体力】1/2

【ロッカー神に3のダメージ -2/2】

ロッカーの神の腹部にあなたの渾身の蹴りが放たれる。

ロッカーの神「ろ゛、ろ゛っが!?」

あなた「決まった!」

ドアに空く大穴は神をも殺す。
これが致命傷となったロッカー神は消滅し、普通のロッカーへと戻った。

【ロッカー神 死亡】

△×「か、神様ぁぁッ!」

【直下コンマ下一桁判定:攻撃成功判定】
※2vs1になったので判定方法が変わります

※【あなたvs☆◎】→【ジェルジェノvs☆◎】→【あなたvs☆◎】…の順で判定します

偶数:ジェルジェノ攻撃成功
奇数:☆◎攻撃成功

【ジェルジェノ攻撃成功】

△×「あぁ……神様、なんてこと……」

動かないロッカーを揺さぶり泣き崩れる☆◎をジェル・ジェノは見逃すつもりはない。
静かに彼女に狙いを付け、自分の身体の発射用意をした。

【直下コンマ下一桁判定:ダメージ判定】
0:5
987:3
654:2
321:1

【☆◎の体力】3/5

【☆◎に5のダメージ -2/5】

ジェル・ジェノ「……!」

△×「あれ……れ……」

何かが折れたような音と共にジェル・ジェノは着地した。

それに続いて倒れた☆◎。
明後日の方向を向いた自分の首に違和感を感じながら動かなくなった。

【☆◎△× 死亡】

【霊夢学園 残り3人】

※敵ターン終了

【06:22(2ターン目)】

※あなたのターンです

ハルマゲドン開始から30分は経過しているが、敵の姿は見えない。
グラウンドの方角から見えた光の柱が不思議だったという程度だ。

あなた「……ジェノぉ」

ジェル・ジェノ「?」

あなた「俺達1人倒したけど後何人校舎内にいるかなぁ?」

ジェル・ジェノ「……」

ジェル・ジェノ「・・・――」

あなた「3かぁ」

1、索敵

2、共闘提案

↓2

※希望崎学園名簿は>>356>>357 霊夢学園名簿は>>378

※再開

【索敵】

【直下コンマ下一桁判定】
偶数:巻梓堂霧雲組
奇数:カーメン3世

【あなたジェルジェノvs巻梓堂霧雲組】

命詩亜「ふふ……っ」

あなた達と対峙するのは霊夢学園のリーダー「巻梓堂 命詩亜(マキシドウ メシア)」とその片腕「霧雲 瘴子(きりくも しょうこ)」。

ジェル・ジェノ「!!」

あなた「あんたらがリーダーかい?」

命詩亜「ゴミと話すつもりはないわ」

瘴子「命詩亜様……麗しい」

命詩亜「ここで会ったからには諦めるのね。今日は特別優しく粛清してあげるわ」

【直下コンマ下一桁判定(0を10とする):攻撃成功判定】
7以上:あなたジェル・ジェノ組攻撃成功
6以下:巻梓堂霧雨組攻撃成功

【あなたジェル・ジェノ組攻撃成功】

命詩亜「滅びなさいッ!」

巻梓堂の槍から繰り出される突きをあなた達は回避。

瘴子「命詩亜様の槍を避けるなんて!」

↓1【攻撃目標】
1、【巻梓堂】体力7/7

2、【霧雲】体力3/3

↓2【発動可能能力】
1、【あなた「ピカリンコ」】自ダメージ判定時、精神力1消費。相手に与えるダメージ結果に+1。
【あなたの精神力】2/4

2、【能力発動しない】

【→巻梓堂】

ジェル・ジェノ「!」

あなた「リーダーから叩けばいいんだよな? 分かってるって!」

ジェル・ジェノ「!!」

あなた「いつもの行くぞ!」

あなたはジェル・ジェノを踏み台に跳躍、巻梓堂に向かって一直線に落下する。

あなた「俺のキック、痛いぞ!」

【直下コンマ下一桁判定:ダメージ判定】

0:5
987:3
654:2
321:1

【巻梓堂の体力】7/7

【巻梓堂に3ダメージ 4/7】

霧雲は巻梓堂を庇おうと動く。
しかし自身の能力は戦闘ではない。しかも身体能力は人間並み。よって援護間に合わず!

巻梓堂は、あなたの蹴りを受け止めきれず遥か後方に吹き飛ばされた。

命詩亜「あ゛ぐっ……!」

瘴子「命詩亜様あああッ!」

あなた「死んでないみたいだ。ジェノ次行くぞ!」

ジェル・ジェノ「……!」

【直下コンマ下一桁判定(0は10とする):攻撃成功判定】
7以上:あなたジェルジェノ組攻撃成功
6以下:巻梓堂霧雲組攻撃成功

【巻梓堂霧雲組攻撃成功】

「巻梓堂 命詩亜」は救世主(メシア)である。
元々何かを救うために救世主になったのか、いつかノートに書いた物語の中の自分の役割がそれだったのかはもう覚えてはいない。

彼女は常に救世主たる高潔な存在であることを忘れぬよう生きていた。
家の中でも、学校でも。

その強さに惹かれ、名前に惹かれ、美貌に惹かれ人が集まってくることが何よりの幸せ。
その幸せを邪魔するものには容赦ない「死」を与える。それが「救世主(今の自分)」の役割だ。

瘴子「命詩亜様ッ! あなたはここで死んではいけない人です!」

救世主は死なない。
巻梓堂は霧雲の声に応えるように立ち上がる。

命詩亜「――勿論よ」


命詩亜「目の前にいる異教徒を裁く。それが私の役割……」

【→あなた】

【巻梓堂「磔刑」発動 精神力3消費 6/9】

あなた「な、なんだ? 体がうご、か……」

あなたは十字架に磔にされたようなポーズになり動けない。

聖なる処刑の時間は訪れようとしていた。

【直下コンマ下一桁判定(0は10とする):ダメージ判定(1回目)】
0:5
987:3
654:2
321:1

【あなたの体力】5/6

【あなたに2のダメージ】

↓1【発動可能能力】

1、【ジェル・ジェノ「化学部特殊兵装 『ジェル・ジェノ』」】
この能力は共闘相手がいる時にのみ発動される。
仲間の被ダメージ判定時、精神力1消費。仲間のダメージ判定結果を無効。被ダメージ判定結果分、自分の体力を減らす。

【ジェルジェノの体力】8/8

【ジェルジェノの精神力】4/4

2、【能力発動しない】

【ジェルジェノ「化学部特殊兵装 『ジェル・ジェノ』」発動】

命詩亜「死になさい、異教徒!」

槍は動けないあなたの胸へと進む。

あなた「クソ……ッ」

あなた「……」

あなた「あれ?」

あなたの胸には何も刺さっていない。

あなた「まさか……」

滴り落ちる青い体液。
ジェル・ジェノはあなたを庇っていたのだ。

ジェル・ジェノ「……!!」

あなた「ジェノ!」

【ジェル・ジェノに2ダメージ 6/8】

※中断

※再開

ジェル・ジェノは比較的軽傷。
しかし安心するのはまだ早い。
あなたはまだ巻梓堂の「磔刑」によって動けない状態にあるだから。

命詩亜「素晴らしい友情を見させてもらったわ。でも……」

瘴子「無駄!」

命詩亜「そう、無駄よ」

【直下コンマ下一桁判定:ダメージ判定(2回目)】
0:5
987:3
654:2
321:1

【あなたの体力】5/6

【あなたに3のダメージ】

↓1【発動可能能力】

1、【ジェルジェノ「化学部特殊兵装 『ジェル・ジェノ』」】
この能力は共闘相手がいる時にのみ発動される。
仲間の被ダメージ判定時、精神力1消費。仲間のダメージ判定結果を無効。被ダメージ判定結果分、自分の体力を減らす。

【ジェルジェノの体力】6/8
【ジェルジェノの精神力】3/4

2、【能力発動しない】

【ジェルジェノ「化学部特殊兵装 『ジェル・ジェノ』」発動 精神力1消費 2/4】

ジェル・ジェノ「!」

あなた「ジェノ!」

命詩亜「また邪魔をするつもり……っ?」

ジェル・ジェノはあなたを守る為に再び飛び出す。
またも飛び散る青い体液。さすがの彼(彼女?)も攻撃に悲鳴のような音を発した。

【ジェル・ジェノに3のダメージ 】3/8

ここであなたにかけられた「磔刑」の効果が消える。
楽しみを邪魔され巻梓堂は舌打ちをした。

巻梓堂「ク……ソ……が……ッ!」

あなた「ジェノ、時間稼ぎサンキュー。こっから逆転してやるぜ!」

ジェル・ジェノ「!!」

【直下コンマ下一桁判定(0は10とする):攻撃成功判定】
7:あなたジェルジェノ組攻撃成功
6:巻梓堂霧雲組攻撃成功

※訂正

7以上:あなたジェルジェノ組攻撃成功
6以下:巻梓堂霧雲組攻撃成功

※再判定はしません

【巻梓堂霧雲組攻撃成功】

あなた「オラァッ!」

あなたは巻梓堂に最接近。
顔面に一発喰らわせようとした。その時――

あなた「なっ!?」

霧雲瘴子、彼女があなたの足を掴んだ!
戦闘能力の低い彼女の決死の攻撃に、あなたはバランスを失い転倒する。

瘴子「命詩亜様、今です!」

命詩亜「ありがとう。それじゃあ……」

【巻梓堂命詩亜「磔刑」発動 精神力3消費 3/9】

【→あなた】

身体が強張る。
あなたは、この緊張感の正体は「磔刑」だとすぐに気づいた。

視線さえ動くことを許されない状態。転倒したあなたの頭上には巻梓堂が槍を構えている。

命詩亜「処刑の続き、しましょ?」

【直下コンマ下一桁判定:ダメージ判定】
0:5
987:3
654:2
321:1

【あなたの体力】5/6

【あなたに2ダメージ】

↓1【発動可能能力】

1、【ジェルジェノ「化学部特殊兵装 『ジェル・ジェノ』」】
この能力は共闘相手がいる時にのみ発動される。
仲間の被ダメージ判定時、精神力1消費。仲間のダメージ判定結果を無効。被ダメージ判定結果分、自分の体力を減らす。

【ジェルジェノの体力】38
【ジェノの精神力】2/4

2、【能力発動しない】

【ジェル・ジェノ「化学部特殊兵装 『ジェル・ジェノ』」発動 精神力1消費 1/4】

ジェル・ジェノの身体は既に限界に達していた。
開発者達の撤退命令も来ている。

しかし、それはあなたを戦場に1人置いていくということでもあった。

ジェル・ジェノ(……)

ジェル・ジェノ(……ぃ)

ジェル・ジェノ(……ボクには……できない)

ジェル・ジェノ(友達を置いていくなんてできない!)

バグか故障か誤作動か、いや違う。
それでもジェル・ジェノは飛び上がり、槍に襲われるあなたを庇った。
人工生命体に生まれた「心」。それは彼(彼女)の身体を動かす。

あなた「やめろジェノォーッ!」

【ジェル・ジェノに2のダメージ 1/8】

命詩亜「邪魔をするな!」

【直下コンマ下一桁判定:ダメージ判定(2回目)】
0:5
987:3
654:2
321:1

【あなたの体力】5/6

【あなたに1のダメージ】

↓1【発動可能能力】

1、【ジェル・ジェノ「化学部特殊兵装 『ジェル・ジェノ』」】
この能力は共闘相手がいる時にのみ発動される。
仲間の被ダメージ判定時、精神力1消費。仲間のダメージ判定結果を無効。被ダメージ判定結果分、自分の体力を減らす。

【ジェル・ジェノの体力】1/8
【ジェル・ジェノの精神力】1/4

※この能力を発動するとジェル・ジェノは死亡します

2、【能力発動しない】

【あなたに1のダメージ 4/6】

あなた「ぐっ……!」

見えない十字架に縛り付けられたあなたに槍が突き刺さる。

命詩亜「とんだ邪魔が入ったけど、やっと刺せたわ」

巻梓堂はあなたの足下に転がるジェル・ジェノを石ころのように蹴飛ばした。

命詩亜「そんなに死にたかったらその通りにしてあげる」

【直下コンマ下一桁判定(0は10とする):攻撃成功判定】
7以上:あなたジェルジェノ組攻撃成功
6以下:巻梓堂霧雲組攻撃成功

【巻梓堂霧雲組攻撃成功】

命詩亜「霧雲さん」

瘴子「はいっ! 私に何なりと!」

命詩亜「あそこにいるスライムみたいなゴミを踏み潰しなさい。アレは私をイライラさせたわ」

瘴子「承知致しました!」

【→ジェル・ジェノ】

ジェル・ジェノ「……」

あなた「ジェノ! ジェノォッ!」

【直下コンマ下一桁判定:ダメージ判定】
0:5
987:3
654:2
321:1

【ジェル・ジェノの体力】1/8

【ジェル・ジェノに2ダメージ -1/8】

瘴子「悪く思わないでくださいね」

ジェル・ジェノに逃げる力はない。
ただあなたを見つめ、その時を待っていた。

あなた「ジェノ! ジェノォッ!」

あなたは彼(彼女)を助けに行きたいが、まだ「磔刑」の行動制限が身体に残っており動けない。

命詩亜「さよなら」

ジェル・ジェノ「……」

あなた「ジェノォォォッッ!!」

ジェル・ジェノ「……」

ジェル・ジェノ「―・ ・・ ・― ―――・― ―・―・・」

瘴子「えいっ」

弾ける音。
厚い外皮が破られびちゃびちゃと内容物を吐き出しながら、呆気無くジェル・ジェノは潰されてしまった。

あなた「ジェノォォォォーーーッ!」

【ジェル・ジェノ 死亡】

【希望崎学園 残り4人】

【直下コンマ下一桁判定(0は10とする):攻撃成功判定】
※1vs2になったので判定方法が変わります

※【あなたvs巻梓堂】→【あなたvs霧雲】→【あなたvs巻梓堂】→…の順で進みます

7:あなた攻撃成功
6:巻梓堂攻撃成功

※訂正(再判定しません)

7以上:あなた攻撃成功
6以下:巻梓堂攻撃成功

【巻梓堂攻撃成功】

命詩亜「『磔刑』をする必要もないわね」

あなた「畜生ォ……」

親友を目の前で殺されたあなたの精神的ダメージは大きい。
立ち上がれないあなたに巻梓堂が近づく。

命詩亜「お友達のところに連れて行ってあげるわ」

瘴子「さすが命詩亜様! 慈悲深い!」

【直下コンマ下一桁判定:ダメージ判定】
0:5
987:3
654:2
321:1

【あなたの体力】4/6

【あなたに3のダメージ 1/6】

命詩亜「死になさい……!」

あなたの肩に槍が深く突き刺さった。

命詩亜「ふふ……痛いでしょう?」

あなた「あ゛、あ゛あ゛……」

肩の傷を執拗に抉られ、あなたは歯を食いしばり苦しむ。

あなた「ぐ、ぅぅう゛……」

【直下コンマ下一桁判定(0は10とする):攻撃成功判定】
7以上:あなた攻撃成功
6以下:霧雲攻撃成功

【霧雲攻撃成功】

瘴子「命詩亜様。私がトドメを刺してもよろしいのですか?」

命詩亜「もちろんよ、霧雲さん。救世主たる私にこれ以上服を汚させるつもりかしら?」

瘴子「そ、そんな……私が殺します! 殺させてください!」

命詩亜「ふふ、よろしい」

あなた「ぅ……」

【直下コンマ下一桁判定:ダメージ判定】
0:5
987:3
654:2
321:1

【あなたの体力】1/6

【あなたに1ダメージ 0/6】

瘴子「死ね……死ねっ!」

霧雲はあなたが気を失った後も、攻撃を止めなかった。

瘴子「死ねっ! 死んじゃえよ! 死んじゃえ!」

命詩亜「もうやめなさい、霧雲さん」

瘴子「……死ねっ! 死ねっ!」

命詩亜「霧雲!」

瘴子「うひゃいっ! ななな、何でしょう命詩亜様」

命詩亜「ゴミをご覧なさい。……もう死んでるわ」

【あなた 死亡】

【希望崎学園 残り3人】

【GAME OVER】

【エピローグ】

あなたが死んだ後、戦いは混戦を極めた。

ゴキゾウ伊野地の善戦により、命詩亜は遂に倒れる。

しかし、そこに現れたのは暴走した月見里。
敵味方に対し無差別攻撃を繰り返す彼女に、ゴキゾウは月見里討伐を決断する。

極めつけはカーメン3世の歌である。

常人の耳には聞こえない破壊力を持った歌は、希望崎学園校舎の4分の1を爆破させた。

――

瓦礫の跡に立つ者は誰もいない。

両陣営全滅。
二度にわたる激戦の末、霊夢学園は希望崎学園の侵略を断念を発表。

ここで今回のハルマゲドンの終結も下された。

だからと言って、魔人の戦いはここで終わりではない。
新たなハルマゲドンはすぐそこに近づいているのだ――

【両陣営 全滅】

※では次のハルマゲドンを始めましょう

※前回のハルマゲドンから数ヶ月後という設定です

↓2【ハルマゲドンの勃発理由】

※詳しくても適当でもアリ

【プロローグ】

前回のハルマゲドンから数ヶ月後――

希望崎学園では生徒行方不明になる事件が起きていた。
生徒会による捜査の結果、被害者には2つの特徴があることが判明する。

1つ「生徒会役員である」こと。

2つ「隠れ魔人である」こと。

隠れ魔人は学園の魔人の中の数%を占める「自分が魔人であることを告白していない魔人」のことを指す。
これは行方不明者が魔人であることを打ち明けているであろう人物らの供述により判明した。
何故彼らは消えてしまったのだろうか?

更なる捜査の結果、捜査線上に1人の生徒の名が上がる。
「此区 翔(これく しょう)」。三年生男子の魔人だ。ちなみに両性愛者である。
線上に上がった理由の1つとして彼の能力がある。

――「薄皮の手帳」

能力の内容はこうだ。

「相手を生きたまま人皮の本に変える。本には本になった人物の全てが書かれてある」

「好きな子のことをもっと知りたいし、束縛したい。あわよくば監禁して色々なトコロを眺めていたい」という危険な思想と収集癖が彼を魔人に覚醒させた。

※続く

翔「……ははははは! ボクが何をしたって言うんだい? 好きな子のことを調べたかった、それの何が悪い!?」

此区は生徒会の取り調べに応じず逃走。
希望崎学園校則〇〇条「生徒会の取り調べに応じない生徒は死刑」に乗っ取って、彼はその場で生徒会によって処刑。

これで能力は解け、人皮の本にされた生徒は元に戻りこの事件は一件落着した……かのように思われていた。

行方不明生徒が帰って来ない。

生徒会長は捜査範囲をとうとう此区の所属していた「番長グループ」にまで伸ばすことを決定。

そして、数日後。最悪の事実が発覚する。

「番長グループが生徒会生徒を監禁」

人皮の本にされていた魔人生徒は元の姿に戻る前に牢に繋がれ、幽閉されていたのだ。
そう、此区の事件は「これ」の布石。

番長グループの犯行声明文と見られる紙にはこうある。

「我々が捕縛した隠れ魔人を返して欲しくば、生徒会が逮捕した番長グループ生徒を解放せよ」

生徒会は逮捕魔人生徒の解放を拒否。
それを受け、番長グループは生徒会に向けて攻撃宣言を出した。

――生徒会の救出作戦

――番長グループの防戦

が今始まる。

↓1【あなたの所属先(生徒会or番長G):コンマ0の時、リーダー(生徒会長or番長)】

↓3【あなた:コンマ下二桁目が体力 一桁目が精神力】

※テンプレ
【名前】あなた
【性別】
【学年】
【性格】
【見た目・持ち物(武器含む)】
【能力名】
【能力説明】ここには能力の内容や原理、覚醒理由などを書いてもOK
【その他】

【名前】あなた
【性別】女
【学年】3
【性格】温厚だが実は狂ったサディスト
【見た目・持ち物(武器含む)】出刃包丁
【能力名】百聞一見
【能力説明】読んだ本が語る概念すべてを得る。医学書を読めば完璧な医術が身に付き、魔法ファンタジー小説を読めばその魔法が使える
【その他】翔の元恋人

【あなたの所属先:番長G】

希望崎学園から離れた森の奥。
番長グループの本拠地がそこにあった。
集会所は木は全て切り倒され、広場のようになっている。

あなた「誰もいないのね……。女の子を待たせるなんて失礼しちゃう」

あなたは早く来すぎたことを後悔しながら、瓦礫に座り仲間を待つことにした。

あなたは「此区 翔」の元恋人。
浮気性の彼にほとほと呆れて別れたものの、いざ死んでしまったとなるとあなたにとっても思うところはある。

あなた(翔が初めてくれたプレゼントは本だったわよね……人皮の)

あなた(アンタが死んじゃったから元に戻っちゃったじゃない。びっくりして殺しちゃった)

至る所に思い出があった。
こんな血なまぐさい荒れた集会所にも、初デートの思い出がある。
思い出すことは楽しかったばかり。

あなた(翔……。翔……くん……)

あなたの潤んだ瞳が溢れそうになったその時。
番長グループの面々がやっと集まってきた。
彼らは学園の中でも指折りの荒くれ者。遅れてくるのも当たり前。時間にはルーズなのだ。

↓1~4【番長Gメンバー(最初に来た安価が番長):コンマ下二桁目が体力 下一桁目が精神力】

※テンプレ
【名前】
【性別】
【体力】
【性格】
【見た目・持ち物(武器含む)】
【能力名】
【能力説明】ここには能力の内容や原理、覚醒理由などを書いてもOK
【その他】

【名前】屍 六郎
【性別】男
【学年】3
【性格】心優しい。しかし何かをたくらんでいるようであり、その優しさは嘘かもしれない
【見た目・持ち物(武器含む)】痩せていて背が高い。
【能力名】ウォーキング・デッド
【能力説明】ゾンビウィルスを生産して体内に蓄える。触れた生物や死体にゾンビウィルスを感染させて操ることができる。
自身が死んだ場合、自ら体内のウィルスに感染してゾンビとなる。
【その他】ゾンビウィルスに感染するとゾンビ化し、人を襲うようになる。噛み付くなどの方法で他の生物や死体の血管に体液を注入することで、その生物や死体もゾンビ化する。

【名前】棺黒百合(ひつぎくろゆり)
【性別】女
【学年】2
【性格】口下手で引っ込み思案
【見た目・持ち物(武器含む)】能面を被った文化系おさげ
【能力】代理人形デーさん
【能力説明】黒百合が敵意など負の感情をもった物を地球の裏にいようと破壊しにいく
人の視線が怖い彼女が自身の代弁者を求め続け魔人になった時に生まれた人形である
集中すれば見聞きや会話もできる
【その他】どんなにボロボロになろうと帰ってくるデーさんに愛着をもっているデーさんの修理や改造は密かな趣味

※涙のage

【名前】八月十五日 魚◎(なかあき ちくわ)
【性別】男
【学年】1
【性格】いつもちくわのことしか考えてない。なお決して自作はしない
【見た目・持ち物】踊るようにくねくね動く人間くらいの大きさの巨大なちくわをいつも引き連れていてとても仲がいい
【能力】ヒップホップちくわ
【能力説明】ちくわとダンシングしてその仲の良さを見せつける技。巨大ちくわの穴から大量にちくわが飛び出してきてばらまかれる
【その他】毎日ちくわに土下座してお祈りする。朝昼晩ちくわしか食べないのでときどき栄養不足で倒れる
     きりたんぽやちくわぶを見ると混乱してしまう

【名前】楼 氷美子
【性別】女
【学年】3
【性格】クールであるが非常に笑いの沸点が低い
【見た目・持ち物(武器含む)】膝まで届く金髪ロングヘア
【能力】乱気流空間(デルタストリーム)
【能力説明】自分以外の視界を奪う霧を半径900mに撒き散らす。自らの蜃気楼を霧の中に投射し相手を攪乱、一瞬にして実体と蜃気楼を入れ替える等の芸当を可能にする。気流を集中させつむじ風を発生させたりすることも可能。
【その他】気流の温度は低温、高温と操作可能。

【名前】超対称性怪獣 スフェルミオン
【性別】なし
【学年】3
【性格】ほかの学生とは比較的仲がいい。怪獣の中では人の話が分かるほう
【見た目・持ち物(武器含む)】体色は赤・緑・青で目に悪い。恐竜のような2足歩行の体に2つの首を持つ
【能力名】ローレンツ・トランスフォーム
【能力説明】まわりの物質の一部が超対称性パートナー粒子となる。物質は転換した粒子の質量と空白によって霧散した後ブラックホール化してしまう
【その他】この現代に復活したパチモン怪獣。からだの半分が超対称性パートナー粒子で構成される。2つの首は仲が悪く喧嘩ばかりしている
     いつかは本物の怪獣となることを目指している

※集計中……

※新コマンド

「逃げる」
この行動は体力・精神力2以上の者、攻撃成功判定時にのみ使用可能。
体力・精神力1消費し戦闘を強制終了する。

共闘相手がいる場合。
共闘相手が体力・精神力2以上の時:体力・精神力1消費し戦闘を強制終了する。
共闘相手が体力・精神力1以下の時:共闘関係を破棄。その共闘相手を置いて逃走する(逃走していない者だけで戦闘は続行)。その後、共闘相手と再び共闘関係を結ぶことはできない。

【番長G 名簿】

【番長】屍 六郎 ♂ 三年
【詳細】>>554
【体力】7/7
【精神力】3/3
【能力】ウォーキング・デッド
【効果】この能力は同じ場に死亡者(生物のみ)が出た時か、この魔人が死亡した時にのみ発動可能。
精神力1消費。死亡した者を「ゾンビ」にする。
※「ゾンビ」については下記。

※「ゾンビ」のステータス

【名前】ゾンビ
【体力】3/3
【精神力】1/1
【能力】ウォーキング・デッド(被)
【効果】このゾンビは攻撃目標をコンマで決定する(但し、「屍 六郎」は攻撃できない)。
このゾンビにダメージを受けた者は、死亡後「ゾンビ」になる。

【名前】棺 黒百合(ひつぎ くろゆり)♀ 二年
【詳細】>>555
【体力】8/8
【精神力】7/7
【能力】代理人形デーさん
【効果】毎ターン終了時、精神力2消費。「代理人形デーさん」を破壊されるまで永続召還する。
※「代理人形デーさん」については下記

※「代理人形デーさん」のステータス
【名前】代理人形デーさん
【体力】8/8
【精神力】7/7
【能力】代理人形デーさん
【効果】「代理人形デーさん」を番長Gメンバーとして扱わない。
「棺 黒百合」が死亡した時、「代理人形デーさん」を破壊する。
交戦中、相手が戦闘を強制終了した時精神力2消費。
逃走した相手と戦闘を行う。この場合にのみ、全てのコンマ判定に2上昇修正。この時、相手は「逃走」できない。

【名前】あなた ♀ 三年
【詳細】>>552
【体力】9/9
【精神力】5/5
【能力】百聞一見
【効果】本を読んだ時、精神力1消費。
本の内容を自分の能力として発動可能。

【名前】八月十五日 魚◎(なかあき ちくわ)♂ 一年
【詳細】>>557
【体力】4/4
【精神力】1/1
【能力】ヒップホップちくわ
【効果】攻撃成功判定成功時、体力1消費。場にいる敵全員の精神力に1ダメージ。

【名前】楼 氷美子
【詳細】>>558
【体力】5/5
【精神力】6/6
【能力】乱気流空間(デルタストリーム)
【効果】
①戦闘攻撃成功判定成功時、精神力2消費。ダメージ判定を行わない。この能力を発動した戦闘の間だけ自分の全てのコンマ判定に2上昇修正。それ以外の者全てのコンマ判定に2下降修正。
②攻撃成功判定成功時、精神力2消費。ダメージ判定に固定ダメージ2追加。

「あなたちゃん? どうしたの?」

最初に現れた優しげな声であなたを心配する男子生徒。
彼こそは番長グループの「番長」、「屍 六郎」。
荒くれ者ばかりの番長グループの中で、何故彼がこの地位まで上り詰めることができたのかは誰も分からない。
しかし、その温厚な人柄に人は集まる為、誰も不思議がることはないのだ。

あなた「あ、あはっ、なんでもない。なんでもないから……」

あなたは咄嗟に涙を拭い、普通を装う。
すると屍はあなたの様子を更に心配しだした。

六郎「ダメだよあなたちゃん隠しちゃあ。どうしたの?」

あなた「大丈夫だって言ってるの!」

こうなるともうキリがない。
あなたは屍を前に声を荒げた。

六郎「ご、ごめんね……」

あなた「いいよ、いいんだけど……ん?」

その時、突然あなたは制服の裾を引っ張られた。
振り向くとそこにいたのは不気味な人形。関節をキリキリと鳴らしながらぎこちなく動いている。

あなた「デーさんね。黒百合ちゃんはどこ?」

「デーさん」と呼ばれた人形は、あなたに聞かれ「あっち」と言うように、そこにある一本の木を指差した。

あなた「黒百合ちゃん、おいで!」

黒百合「……うん」

木の後ろから恥ずかしそうに現れた能面を被った少女は「棺 黒百合(ひつぎ くろゆり)」。
あなたの裾を引っ張った人形は彼女の能力「代理人形デーさん」だ。

黒百合「……黒百合ね。……今日、今日ね」

あなた「うん」

黒百合「……今日ね、今日ね」

あなた「うん、ゆっくりでいいよ」

内気で口ベタではあるが、番長グループは学園に馴染めない生徒が集まる場所でもあるので比較的寛容で彼女を受け入れている。

黒百合「……1人でね、これたの」

あなた「うんうん!」

黒百合「……それで、それでね?」

「あーーーーーーーーーーッ! ちくわぁあーーーーーッッ!」

黒百合「ひぅ……う」

黒百合の会話を遮って登場した男子生徒は「八月十五日 魚◎(なかあき ちくわ)」。

魚◎「あ、すんません。学園の中心でちくわ愛を叫びたかったもんで」

ちくわ「!」

魚◎「な、仕方ないよな。なー!」

自他共に認める「ちくわバカ」。
ちくわ好きか高じて魔人になった。今回の戦闘に参加する理由もちくわが関係しているらしいがよく分からない。


ちくわ「!」

そして彼の隣にいる人間大のちくわは……何だか分からない。魚◎の能力によるものなのか、ちくわ自体が魔人なのかは定かではない。
魚◎が「俺の友達のちくわだ」と言っていたので恐らくちくわなのは確かだろう。

六郎「これで全員かな?」

黒百合「どう、かな……」

魚◎「ちくわ大明神」

「私を忘れてない?」

最後に集会所に現れたのは、金髪ロングヘアの女子生徒。
彼女は「楼 氷美子」。常に表情を崩さず、冷静沈着。

六郎「あ、氷美子ちゃん。遅かったじゃない」

氷美子「名前で呼ばないで」

そして屍を信用していない。

氷美子「これで全員だけど。始めたら?」

六郎「う、うん。分かったよ」

六郎「今回の作戦だけど、ボクらには時間がないんだ」

あなた「どういうこと?」

六郎「ボクらが捕縛しているお客人の隠し場所がバレてしまうかもしれないんだ」

黒百合「……バレちゃう、の?」

六郎「ああ。生徒会の連中はボクらと戦うと同時に捜索活動も行うだろう。学園敷地内に隠し場所がある以上、見つかる可能性がある」

あなた「その前にヤツらを全滅させたい、ということ……」

魚◎「ちくわはおやつに入りますか?」

六郎「入ることにしよう」

魚◎「やったぜ!」

六郎「そこで生徒会のメンバーについておさらいしておこう」

屍はあなた達に五枚の写真を渡した。

1~5【生徒会(最初に来た安価が生徒会長):コンマ下二桁目が体力 一桁目が精神力】

※テンプレ
【名前】
【性別】
【学年】
【性格】
【見た目・持ち物(武器含む)】
【能力名】
【能力説明】ここには能力の内容や原理、覚醒理由などを書いてもOK
【その他】

※訂正

↓1~5

※今日ここまで




【名前】赤石 黙成(あかし もたなり)
【性別】♂
【学年】3
【性格】おだてられやすいけど愛想がいい 頼られると断れないタイプ
【見た目・持ち物(武器含む)】ビシッとシチサン分けのメガネ 参考書を武器とする
【能力名】死後厳禁
【能力説明】気道を詰まらせそれが続けば死ぬ
受験勉強中の外野の雑音に発狂して発言
死人に口無し
【その他】見た目通りのガリ勉タイプではあり生徒会に所属したのも内申のため
だが気がいいので学園の為なら身を以て危機を払うことを厭わない

【名前】魔剣 ムラサメ
【性別】♂
【学年】3…?
【性格】極悪非道、人を追い詰める事を一番の楽しみとする。
【見た目・持ち物(武器含む)】見た目自体が大剣そのもの
【能力名】叢醒(ムラサメ)
【能力説明】無機物に精神を転移させ初めて発動できる。
憑依した無機物は地球上で最も硬い物質と化し、その性質が最も活かされた状態となる。憑依した物を動かす使い手が必要とはなるが、適当な死体に接触すれば死体を使い手として操る事が出来る。有機物全てを嫌い無機物に異常なまでの執着を持った嗜好からこの能力を発現し、現在では自身の元の体も消してしまったほどに無機物に対しての執着が強い。
【その他】剣なら切れ味が異常なまでに増し、銃ならば弾速が異常なほど速くなる。
銃あたりなら使い手がいなくても自分で弾丸は発射できる。

【名前】くまの大五朗(だいごろう)
【性別】オス
【学年】1
【性格】温和で礼儀正しい
【見た目・持ち物(武器含む)】学生服を着たピンク色のツキノワグマ
【能力】どこでもクマー
【能力説明】壁や地面を透過することができる
これにより奇襲や緊急回避さらに隠密行動まで行える
動物園で生まれ檻の中で育った「いつか檻の外で自由に暮らしたい」と思いをつのらせるうちに魔人に目覚めた
【その他】檻の外にはでられたが学校に通うことになり残念に思っている
普通に人語をしゃべれる
最近語尾にクマとつけるか真剣に悩んでいる

【名前】怒 爆発(いかる ばくはつ)
【性別】男
【学年】3
【性格】規律に厳しすぎる。独善的なエゴイストであり、人の為に法を執行するのでなく法の為に人を縛る
【見た目・持ち物(武器含む)】扇子
【能力名】NO-TEN-P-KAN
【能力説明】視認した人間の脳味噌を味噌にすることができる
【その他】沸点が低い

※深夜のage

※もう一人分お願いします(一度投稿した方の投稿はごめんなさい採用しません)

【名前】日照 焼(ひて しょう)
【性別】男
【学年】2
【性格】基本クールだが一度気を許した相手には甘い、あまり喜ばしくない男のツンデレ
【見た目・持ち物(武器含む)】キッチリと学生服を着た厳しそうな青年
【能力名】ヒートハンド
【能力説明】触った相手を燃やして炭カスにする
【その他】親友を助けるため作戦に参加。実はその親友は既に殺されている

【生徒会 名簿】

【生徒会長】赤石 黙成(あかし もたなり)♂ 三年
【詳細】>>569
【体力】9/9
【精神力】4/4
【能力】死後厳禁
【効果】攻撃成功判定成功時、精神力1消費。ダメージ判定を行わない。
二回攻撃対象に選んだ相手を無条件死亡させる。

【名前】魔剣 ムラサメ ♂ 三年?
【詳細】>>570
【体力】10/10
【精神力】1/1
【能力】叢醒(ムラサメ)
【効果】この能力は無機物または死体が存在する時のみ発動する。
「魔剣 ムラサメ」の体力・精神力を全て消費し、死体の【見た目・持ち物(武器含む)】になる。
その時、死体を「魔剣 ムラサメ」として所有権を得る。
※死体については下記

※憑依する死体のステータス
【名前】〇〇(「魔剣 ムラサメ」憑依) ※〇〇は憑依者の名前
【体力】※憑依者の体力
【精神力】※憑依者の精神力
【能力】叢醒(ムラサメ)
【効果】
①この魔人は体力・精神力が全回復した状態で召還される。
全てのコンマ判定1上方修正。
憑依者の元々【見た目・持ち物(武器含む)】に武器がある場合、自ダメージ判定結果に1固定ダメージ追加。

②この能力は無機物または死体が存在する時のみ発動する。
「魔剣 ムラサメ」の体力・精神力を全て消費し、死体の【見た目・持ち物(武器含む)】になる。
その時、死体を「魔剣 ムラサメ」として所有権を得る。
一度この能力を対象にした死体には憑依できない。

【名前】くまの大五朗(だいごろう)♂ 一年
【詳細】>>572
【体力】3/3
【精神力】10/10
【能力】どこでもクマー
【効果】被ダメージ判定時、精神力2消費。ダメージ判定結果を無効化。
次の攻撃成功判定時、コンマ判定に1上方修正。

【名前】怒 爆発(いかる ばくはつ)♂ 三年
【詳細】>>573
【体力】4/4
【精神力】5/5
【能力】NO-TEN-P-KAN
【効果】攻撃成功判定成功時、ダメージ判定を行わず精神力1消費。
判定成功で相手を無条件死亡。

【名前】日照 焼(ひて しょう)♂ 二年
【詳細】>>575
【体力】7/7
【精神力】4/4
【能力】ヒートハンド
【効果】攻撃成功判定時、精神力1消費。ダメージ判定結果に1固定ダメージ追加。

※再開

六郎「――ということだよ。一人一人は強力な能力を持っているけれど心配はないね」

氷美子「ふん、その自信はどこから来るんだか……」

あなた「まーまー、落ち着きなさいって」

氷美子「……」

黒百合「……喧嘩、やだ。うぅ……」

氷美子「な、泣かないで」

魚◎「ちくわあげるから泣くなよ先輩」

ちくわ「!」

六郎「今日の集会は終わり! じゃあまた明日!」

あなた(適当にしめたな)

――

あなた「……」

あなた(明日ね……。緊張、はしないけど)

抗争が明日と迫った日。
あなたは放課後、気晴らしに↓2へ行くことにした。

1、学園広場
2、墓地
3、練り物屋
4、学園図書室 ☆

【4、学園図書室】

騒々しい生徒達の声を避けるようにあなたは図書室を訪れた。
この場所ともなればさすがに静かだ。

ここに騒音はない。

あなた(別にやりたいことはないけど。……でも私もうっかり者ね。こんな場所に来ちゃうなんて)

あなたの胸が痛んだ。一刻も早くここを出たい。
「本」にはあなたと此区の能力と思い出が繋がっている。

あなたの「百聞一見」は、自分が読んだ本の内容を完全に記憶し、その概念を能力にまで昇華するというもの。
此区の「薄皮の手帳」との相性は最高。
彼が魔人を本に変え、あなたが読み能力を得る。これで何人の敵を葬ってきたことか。

そんな力も今の彼女にはない。
此区が処刑されたという一報を聞いたあなたの記憶は著しく減退。今まで記憶してきた本の内容も忘れてしまったのだ。

本を読まなければあなたの「百聞一見」は発動できない。

あなた(魔人でありながら能力を使えないとはね……)

氷美子「あっ、あなた」

あなたの立つ書棚近く。聞き覚えのある声がした。
楼だ。

あなた「氷美子。どうしてこんなところに?」

氷美子「いちゃ悪いかよ」

あなた「悪くなんかないけど……」

あなたは楼のいつものぶっきらぼうな態度に呆れながらも、何も言い返せない。
正直なところ、今日のあなたは楼に会いたくはなかった。
彼女ような言いたいことをズケズケと言ってくるタイプに「彼」の話をされるのが怖いのだ。

氷美子「……今日のあなた、なんかおかしい。どうしたんだよ、言ってみな?」

あなた「……」

あなた「↓2」

あなた「……彼のことを思い出すの」

言われる前に言ってしまえ。
あなたは不安感を思い切って口に出してみた。

あなた(こんなこと言ってる私、どんな顔してるんだろ……)

氷美子「此区のことか……。あいつはホントにダ……いや、イイ奴だったよ。だらしなくて、変態で」

楼も勿論、此区のことを知っていた。
あなたと此区、楼、屍は同級生。
この時期の番長グループは表立って悪事を行っていなく、4人は良く一緒に連んで遊んでいた。

氷美子「……辛いのか?」

あなた「そんなんじゃない。そんなんじゃないけど……」

あなた「……」

氷美子「『あなた』はさ、感情を表に出すのヘタ過ぎるんだよ。怒りたいなら怒ればいいし、泣きたいときは……ほら、泣きな」

氷美子「今の図書室には誰もいないからさ」

子供のように声をあげて泣き喚いたのは何時ぶりだろうか。
楼の胸を借りて最初のうちは声を殺し泣いていたはずが、いつの間にやらこんな風になっていた。

氷美子「よしよし……」

――気づけば図書室の窓がオレンジ色に染まる時間。
あなたは楼に軽く感謝の言葉を言うと、恥じらい隠しで足早にその場から立ち去った。

氷美子「……元気になってくれたかな?」

【楼 氷美子が共闘提案を無条件承諾してくれる】

※再開

――その夜、あなたは夢を見た。

「本」の夢だ。

あなたは本を手に取る。
あんなに今まで拒んできた行為ができるのは、これが夢だからだろうか。

あなた(あ……)

あなた(忘れていたはずの本の内容……思い出してきた)

あなた(「彼」の力……かな?)

ここであなたの目が覚める。
結局思い出せた本は一冊分のみだった。


あなた(今は……それでいいや。この戦いが終わった後で何かが変わるなら――)

↓2【あなたが思い出せた本】

【タイトル】
【内容】

※あなたの能力「百聞一見」(>>561)に追記

【タイトル】魔人の壊し方
【内容】相手のしぐさや行動から心の隙を突くハウツー本
【効果】攻撃成功判定成功時、精神力1消費。ダメージ判定結果を相手の精神力に与える。

【ハルマゲドン 当日】

――番長グループ集会所。
早朝、あなた達は屍を中心に決起集会を行っていた。

六郎「生徒会がどこからやって来るかは分からない。目安として集会所より奥には進ませないようにしよう」

ちくわ「わかった」

あなた(こいつ喋るんだ)

黒百合「……デーさんがいるから大丈夫」

氷美子「アンタに従うつもりはないけど」

六郎「氷美子ちゃんの好きにやっていいよ。敵をあるラインから入れないようにしてくれれば……」

氷美子「……」

楼は屍の最近の言動や行動に違和感を感じていた。
番長グループの最終的な目的は「生徒会に逮捕されている番長グループの魔人を解放する」こと。
番長である彼はそう説明してはいるが、あなた達を含む4人は逮捕されている生徒を知らない。

彼女は屍には何か他の目的があるのではないか、と踏んでいる。

氷美子(それが分かるまでは……)



戦いは静かに始まった。
この戦いの本当の意味、その答えは「屍 六郎」のみぞ知る。

【ハルマゲドン 開始】

【勝利条件】
・生徒会陣営全滅

【敗北条件】
・番長グループ全滅
・3ターン目終了時

【GAME OVER条件】
・あなた死亡

【06:58(1ターン目)】

あなたは森の中一人、生徒会の魔人を探して歩いていた。

あなた「……案外見つからないものね」

人影は見あたらず。
この森は樹海並みに広大で、あなたは三年になった今も道に迷いそうになる。
行ったことのないエリアもある。拉致した生徒会魔人の監禁場所もそのエリアの内の一つだ。

あなた(屍くんは何をするつもりなんだか……)

あなた(それで私はどうすればいいんだか……はぁ)

↓1

1、索敵

2、共闘提案

※共闘提案する仲間の名前

↓1

※番長G名簿 >>561 >>594

※生徒会名簿 >>576

【2、共闘提案(楼 氷美子)】

あなた「氷美子……」

氷美子「うわわわっ!」

楼は木の陰から突然現れたあなたに驚く。
普段クールで、あまり取り乱すことのない彼女の驚き慌てる様子はなかなか面白い。
こうも思い通りとなると、からかいがりがあるというものだ。

あなたはこうやってよく楼を驚かして遊ぶ。

氷美子「な、なんだあなたか。脅かすなよ」

あなた「ふふふ……氷美子のビビった顔、かわいい」

氷美子「やめろよ! ……で、なんか用?」

あなた「一緒に行動しない?」

氷美子「理由は?」

あなた「一人じゃ寂しいから、じゃダメ?」

氷美子「……わかったよ。いいよ」

あなたの願いとなれば昨日のこともあるので、断れない。
楼はあなたの提案を受け入れた。

【「楼 氷美子」があなたと共闘します】

※あなたのターン終了

※次 仲間ターン

※あなた、楼以外の見たい番長G魔人

↓1

※番長G名簿 >>561 >>594

【棺 黒百合】

「棺 黒百合」は一人だった。だが、一人ではなかった。

黒百合「……く、く黒百合ね?」

彼女の隣には常に「代理人形デーさん」がいた。
デーさんは能面を被って視界が悪い棺の手を引いて歩く。

彼(彼女?)は代弁者。
引っ込み思案で口べたな棺の代わりに見聞きする。
不気味なその姿は彼女が一番怖がる他人の視線から守る為に「こう」なっている。

そんな棺にも番長グループに入ってから、友達ができた。
あなたや氷美子は彼女を妹のように可愛がってくれたので、特に懐いている。

黒百合「……で、デーさん。黒百合ね、みんなの為にがんばるの」

この戦いへの参加理由は、友達に対する彼女なりの恩返し。
デーさんがいるからきっと大丈夫。「棺 黒百合」は一人ではない。

【直下コンマ下一桁判定(0は10とする):行動判定】
3以上:索敵
2以下:共闘提案

【2、共闘提案】

【直下コンマ下一桁判定:提案相手】
098:あなた楼組
765:屍
4321:八月十五日

【2、屍】

棺は屍を頼り森の奥へと進んだ。

六郎「黒百合ちゃん? どうしたのかな?」

黒百合「……し、屍先輩。く、黒百合ね、先輩と……」

六郎「一緒に戦いたいってことかな? うーん……」

【直下コンマ下一桁判定】
偶数:承諾
奇数:断られる

※中断

※安価下

※再開

その時、屍のポケットの中から電子音が響く。
彼は携帯電話を取り出すと、誰かと通話し始めた。

六郎「あー、もしもし? ……ちょっと待って」

六郎(黒百合ちゃん、ボク、ちょっと用があるんだ)

屍は口だけを動かし、棺に伝える。
これはつまり「一緒に行動はできない」という意味だ。

黒百合「あぅ……すいませんでした」

六郎「……」

寂しげに去っていく彼女を見送った後、途端に屍の電話口の声が変わる。

六郎「……ああ、まだ始まったばかりだ。分からないさ」

六郎「君達には次の戦いに備えておいてくれよ――」

※仲間ターン終了

※次 敵ターン

【直下コンマ下一桁判定:敵行動】
09:赤石
87:ムラサメ
65:大五朗
43:怒
21:日照

※番長G名簿 >>561 >>594

※生徒会名簿 >>576

【くまの大五朗】

「ある日、森の中」という出だしの歌は何だったか、くまの大五朗(-だいごろう)は考えていた。

大五朗(そうだ。「森のくまさん」……クマ)

大五朗(森といえば「熊」なのか?)

彼にとって森というものは馴染みがなかった。
生まれは檻の中。育ちも檻の中。
彼は見せ物として育てられ、そのように生きてきた「動物園の熊」だったのだ。

外の世界に憧れるうちに魔人へと覚醒し、今に至る。

大五朗(……やっと檻から出られたというに、今度は学校という檻に入れられるハメになるとは……クマ)

大五朗(悩みは尽きない……クマ)

大五朗は考える熊である。
考える熊は人間並みに悩み、暮らしていた。

大五朗(やっぱりこの語尾は変だな)

この語尾に「クマ」と付けるか否かというのも、彼の頭を痛ませる悩みの一つだ。

【直下コンマ下一桁判定(0は10とする):行動】
3以上:索敵
2以下:共闘提案

【索敵】
09:屍
87:棺
65:あなた
43:八月十五日
21:楼

【大五朗vs屍】

大五朗の桃色の毛が逆立つ。
魔人となった今も衰えることがない野生のカンが、敵の存在を知らせたのだ。
一人。だが、格が違う。

大五朗「……番長か」

六郎「いかにも。ボクが番長、『屍 六郎』だよ」

熊である大五朗から見れば小さく、力も無いように見える。
なのに何故、この番長からは余裕を感じるのだろうか。

大五朗「……仲間の居場所を教えるつもりは?」

六郎「ない」

大五朗「なら、分かっているクマね?」

六郎「いいや、分からないね」

【直下コンマ下一桁判定(0は10とする):攻撃成功判定】
8以上:屍攻撃成功
7以下:大五朗攻撃成功

【大五朗攻撃成功】

大五朗「ふんぬぁぁッ!」

魔人であり熊、運動能力はただの魔人とは比べ物にならない。
その巨体から繰り出される腕、一振り。
狙いも的確。屍の首へと一直線。

六郎(さすがに一撃、とはいかないよな……)

【直下コンマ下一桁判定:ダメージ判定】
0:5
987:3
654:2
321:1

【屍の体力】7/7

【屍に2ダメージ 5/7】

大五朗の一撃を屍は片手で受け止めた。

大五朗「さすがは番長クマね。面白い」

六郎「その『クマ』ってのキャラづくりのつもりかい?」

大五朗「うるせぇ!」

爪が食い込み、肉を刺した。
骨や神経の主なる所まで達さなければまだ動かせる。

大五朗と距離を置き、態勢を整えるまで数秒。

【直下コンマ下一桁判定(0は10とする):攻撃成功判定】
8以上:屍攻撃成功
7以下:大五朗攻撃成功

【大五朗攻撃成功】

大五朗「逃がさない!」

楽に倒せる相手ではないことを悟った大五朗。
人間の生活に慣れる為に敢えて使ってきた「二足歩行」を今捨てる。

檻の中で育ったとはいえその速さは軽自動車と併走できる程。
この突進の破壊力、計り知れない。

【直下コンマ下一桁判定:ダメージ判定】
0:5
987:3
654:2
321:1

【屍の体力】5/7

【屍に2ダメージ 3/7】

肋骨が折れる感覚。
屍は後方遥か吹き飛ばされる。

六郎(体がバラバラになりそうだ……)

大五朗「おいおい、もう終わりか?」

六郎(だけど……)

彼の後ろに死の陰が近づいている。
それなのに何故こんなにも――

六郎(ワクワクするんだ!?)

【直下コンマ下一桁判定(0は10とする):攻撃成功判定】
8以上:屍攻撃成功
7以下:大五朗攻撃成功

【大五朗攻撃成功】

六郎(もう少し粘りたかったんだけど……)

突進のダメージは思いの外深刻だった。
折れた骨は肺に刺さり、内臓も破裂。
立っているのは奇跡。呼吸もやっと。口からは時々血を吹き出した。

大五朗「番長の最期がこんなに無様とはなぁ」

大五朗は屍を見下ろし笑う。
動かない的に爪を立てるのは簡単なこと。

大五朗「次は止められないよな!」

【直下コンマ下一桁判定:ダメージ判定】
0:5
987:3
654:2
321:1

【屍の体力】3/7

【屍に1ダメージ 2/7】

大五朗「……クマァ」

六郎「首の皮一枚ってところかな?」

振り下ろすはずだった腕を掴まれ、大五朗は舌打ちした。
勿論、掴まれたその腕を振り払おうとも、空いた腕で屍の身体を切り裂こうともしている。

しかし、なかなか彼は離そうとしない。

六郎「……根比べなら負けないよ」

【直下コンマ下一桁判定(0は10とする):攻撃成功判定】
8以上:屍攻撃成功
7以下:大五朗攻撃成功

【屍攻撃成功】

六郎「ねぇ、プーさん」

大五朗「大五朗だ」

六郎「足下――」

有利な者特有の隙。
屍はそれを狙っていた。
強烈な足払いは大五朗の脛へ――

【大五朗「どこでもクマー」発動 精神力2消費 8/10】

当たらない!

目の前に居たはずのあの巨体が、一瞬にして消えてしまった。

大五朗「今、どんな気持ちだ?」

六郎「最悪」

大五朗が一瞬して消えた理由は、その能力にある。
「どこでもクマー」。
彼が動物園の檻の中願った「いつか檻の外で自由に暮らしたい」という思いが現実になった結果がこれだ。
地面や壁などを透過する力を持つ。

足払いが来た瞬間も、自分の足場を透過させ地面へ潜り込んでいたのだ。

大五朗の声だけがグルグルと屍の周りを回り続ける。
これで「どこでもクマー」は終わりではない。
地面の底から覗く野獣の眼は次の攻撃の機会を伺っていた。

【直下コンマ下一桁判定(0は10とする):攻撃成功判定】
8以上:屍攻撃成功
7以下:大五朗攻撃成功

【補正】
【大五朗「どこでもクマー」】-1

【大五朗攻撃成功】

「どこでもクマー」の強みは汎用性にあった。
緊急回避から態勢を立て直し、急襲。
これを誰からも見えない場所から行える。

大五朗「地面からの恐怖を味わうといい……クマ」

これはその最終段階「急襲」。
音もなく近付き飛びかかる。

大五朗「ぉぉぉおおッ!」

瞬きすら追いつかない。

【直下コンマ下一桁判定:ダメージ判定】
0:5
987:3
654:2
321:1

【屍の体力】2/7

【屍に2ダメージ 0/7】

六郎「っ――」

地面から水面を跳ねる飛び魚のように飛び出した大五朗。
屍の頸下に牙を立てる。

顎に力を入れる必要はない。
ただ、自分の首を捻るだけでいい。
それだけで脆い人間の首の肉は音を立てて千切れてしまうのだから。

【屍 六郎 死亡】

【番長G 残り4人】

六郎「」

大五朗「ようやくくたばったかよ」

六郎「」

大五朗「……」

六郎「」

大五朗「……?」

大五朗の肉球が嫌という程湿る。
動物も不安を感じた時、汗をかくのだ。

大五朗(おかしい……)

大五朗(何でだ? 何で……)

大五朗(あの死体、笑ってやがる!?)

「屍 六郎」。
彼は先程大五朗に首の肉を引き千切られ絶命した。
その死に方はあまり綺麗なものではない。

しかし、その死に顔は笑っていた。

大五朗(怖い。ヤバいぞ、こいつ。なんなんだ……なんなんだよ一体……!?)

大五朗「おい屍! お前まさか死んでないなんて言わないだろうな!」

六郎「」

大五朗「お、おい……」

六郎「」

大五朗「おい!」

六郎「」







六郎「――ぁ」

【屍 六郎「ウォーキング・デッド」発動 精神力1消費 2/3】

その目は酷く虚ろだった。
肌は更に青白く、口は半開き。
立ち上がる足の動きはどこかぎこちない。

確かに死んでいた。
自分が殺した、はずだ。
なのに――

大五朗「何でだ!」

六郎「……」

大五朗「答えろ屍!」

六郎「……ぅ」

大五朗「何でお前は……死なないんだぁ!?」

六郎「ぁ……」

檻から出て日の浅い大五朗は知らないが、屍のこの状態の生物を人は「ゾンビ」と呼んだ。
彼の「ウォーキング・デッド」は、触れた生物をゾンビに変えるウィルスを体内に蓄える能力。
勿論、感染対象は自分も含まれている。

六郎「んぁああああ」

自分が死ぬことは寧ろ「想定内」。
今の彼はウィルスの温床。その効力は生前の倍!
少しでも傷つけられれば、その相手の死後「ゾンビ」になることが運命づけられる。

大五朗「な、なんだよ、なんなんだよこいつはぁ……」

六郎「ぁぁあああああ!」

【大五朗vs屍(ゾンビ)】

【直下コンマ下一桁判定(0は10とする):攻撃成功判定】
8以上:屍(ゾンビ)攻撃成功
7以下:大五朗攻撃成功

【屍(ゾンビ)攻撃成功】

屍(ゾンビ)「ぁ、ぁぁぁ」

理性はない。
でたらめに脳に伝わる電気信号。それを制御する攻撃衝動。
これがゾンビを作る全てだ。

大五朗「これがお前の能力なのか……っ?」

【大五朗「どこでもクマー」発動 精神力2消費 6/10】

大五朗は「どこでもクマー」で咄嗟に地中へ隠れた。

大五朗(あれだけやられて死なないってのも分からないが……)

大五朗(あの動きも分からねぇ……)

地中にいても恐怖は追ってくる。
頭上には大五朗を探して地面の匂いを嗅ぐゾンビ。

大五朗(怖い……怖いよ……お母ちゃん……)

【直下コンマ下一桁判定(0は10とする):攻撃成功判定】
8以上:屍(ゾンビ)攻撃成功
7以下:大五朗攻撃成功

【補正】
【大五朗「どこでもクマー」】-1

【大五朗攻撃成功】

動物の世界、ましてや熊の世界に死なない生物などいない。
致命傷を食らっても歩き続ける屍は、大五朗にとって彼は恐怖以外の何物でもなかった。

大五朗(早く仲間に連絡しなくちゃいけない)

大五朗(番長がいたからには仲間に教えて……)

大五朗(いや)

大五朗(アイツはここで殺す……!)

勝ったのは連絡任務より恐怖感。
恐怖は一刻も早く取り除くべき。地の中、大五朗は覚悟を決めた。

大五朗「……おンらぁッ!」

透過を解除。
大五朗は吐き出されるように地面から飛び出した。

大五朗「番長屍六郎! その能力の仕組みはよく分からないが!」

大五朗「死んでもらうぞ!」

【直下コンマ下一桁判定:ダメージ判定】
0:5
987:3
654:2
321:1

【屍(ゾンビ)の体力 3/3】

【屍(ゾンビ)に3ダメージ 0/3】

大五朗(狙うなら……!)

大五朗の拳がゾンビの頭を叩き潰す。

大五朗「や、やった……?」

屍(ゾンビ)「ぁ、ぁ、ぁ、ぁ」

脳を潰されたゾンビは行動不能に陥る。
その場に倒れ幾度か痙攣を起こした後、二度と動くことはなかった。

大五朗「……なんだったんだ」

大五朗の脳裏に浮かぶのはゾンビの最期の姿。
敵は死のうと恐怖は死なない。
太い足が僅かに震えた。

【07:36(2ターン目)】

※あなたのターンです

氷美子「――クソッ、全然繋がんない!」

あなた「私も……」

7時30分。番長グループメンバーは、この時間に定時連絡及び生存報告を屍にするよう段取りになっていた。
しかし、その言い出しっぺである本人との連絡が取れない。

あなたと楼の2人は最悪の事態を考える。

氷美子「これってまさか屍は――」

あなた「有り得ないことなんて有り得ないよ。この場所(希望崎学園)では特に、ね」

あなた「とにかく私たちはやれることをやるだけ」

氷美子「ああ……」

↓2

1、索敵

2、共闘提案(名前指定)

※番長G名簿 >>561 >>594

※生徒会名簿 >>576

【2、共闘提案】

↓1(名前指定)

※番長G名簿 >>561 >>594

※生徒会名簿 >>576

【2、共闘提案(棺)】

黒百合「うぅ、ひぐ、ぐす……」

あなた「黒百合ちゃん!」

棺を見つけるのに時間はかからなかった。
道に迷ったのか木の陰で泣いている。

黒百合「……あ、あなた先輩。屍先輩に電話、繋がらない……」

あなた「大丈夫だよ、大丈夫」

氷美子「1人の……いや、2人だけだと寂しいだろ? 黒百合、私達と一緒行動しないか?」

黒百合「へ……?」

【直下コンマ下一桁判定】
偶数:承諾
奇数:拒否

黒百合「……うん。いいよ」

棺は小さく頷いた。

【「棺 黒百合」があなたと共に行動します】

あなた「黒百合ちゃん、ありがと。これで後は……」

氷美子「魚◎だけだ。全員集めてた方がいいと思うけどあなたはどうだ?」

あなた「うーん……」

※あなたターン 終了

※次 仲間ターンです

※行動していない「八月十五日 魚◎」が行動します

【八月十五日 魚◎】

森の中

※途中送信な

【八月十五日 魚◎】

森の中から、不気味な声がこだまする。
経を唱えているのだろうか。いや違う。
聞き慣れない言語の中で唯一聞き取れる単語は「ちくわ」。

番長グループ一年「八月十五日 魚◎」はこんな時にも関わらず、土下座をしていた。
これは一日に一度はしなければいけないちくわに祈りを捧げる儀式。
祈りの内容もちくわに関すること。戦いの行く末や仲間の安否について考えすらしていない。

ちくわ「!」

魚◎「ちくわ食べるか……」

この男、ちくわのことしか考えていない。

【直下コンマ下一桁判定:行動】
3以上:索敵
2以下:共闘提案

※悲しみのage

※安価下

【2、共闘提案(あなた楼棺組)】

氷美子「おい、見ろよ。あそこにいるのって……」

巨大なちくわと日課のダンス中、偶然通りがかったのはあなた達。

魚◎「あ、先輩と先輩と先輩。どうかしたんですか? ちくわ食べますか?」

氷美子「この非常事態によくそんな空気でいられるな……!」

魚◎「空気ですか? 空気もおいしいけどちくわもおいしいですよ?」

魚◎「あ、そういえば」

あなた「?」

魚◎「屍先輩と連絡とれないんですよ。何かと怖いんで一緒に行動した方がいいかと」

氷美子「そういうのは最初に言え最初に。どうする、あなた」

あなた「えーと」

↓1【承諾or拒否】

あなた「いいんじゃないかな。人は多い方が……」

魚◎「良かった。これで……」

氷美子「これで?」

魚◎「朝ご飯のちくわが安心して食べられます」

あなた「……」

氷美子「……おい」

ちくわ「!」

【魚◎があなたと一緒に行動します】

※次 敵ターン

【直下コンマ下一桁判定】
09:赤石
876:ムラサメ
543:怒
21:日照

【怒 爆発】

「怒 爆発」は湧き上がる苛立ちを抑えられないでいた。

爆発「……」

敵を探すにも見つけられないからか、どこか落ち着きがない。
もう噛む爪も無く、指先からは血が滲んだ。

爆発「どこにいるんだ……出て来いっ!」

彼自身、元々要領の良いタイプの人間ではない。
強力な能力を持ちながらも成功率は低く、周りからは「なんか弱い魔人」というレッテルを張られ、白い目で見られていた。

爆発(今日こそは強さを皆に見せつけて僕は強いってことを証明してやる……!)

【直下コンマ下一桁判定:行動】
3以上:索敵
2以下:共闘提案

【共闘提案】

【直下コンマ下一桁判定】
09:赤石
876:ムラサメ
54:大五朗
321:日照

【共闘提案(日照)】

このままでは自分の生徒会役員としての立場がない。
そう考えた怒は、ある後輩の下へと向かった。

――

爆発「日照君」

怒が声をかけたのは「日照 焼」。
彼はこの作戦に、番長グループに誘拐された親友を為参加している。

焼「なんだ、先輩ですか」

爆発「な、『なんだ』……だと!? 後輩の分際で……!」

焼「何か?」

爆発「『何か』ではなぁあいッ!」

怒の沸点は色々と低い。
日照の一言は彼の「怒り」の導火線に火をつけてしまったのだ。

爆発「……ん、ま、まぁいい。許してやろう。いやな、僕と一緒に行動しないか、と提案しに来たのだよ」

焼「……」

【直下コンマ下一桁判定】
偶然:承諾
奇数:拒否

焼「断る」

爆発「良し、そうと決まれば……。ん? 今、君……『断る』と言ったような気がしたんだが」

焼「はい。断る、と言いました」

爆発「な、な、なななななな何故だ!」

焼「聞きますか?」

爆発「……」

爆発「いい」

焼「別に泣かなくたっていいじゃないですか」

さすがにここまで言われれば傷つく。
焼も言い過ぎたと謝ったが、もう遅い。
「お前なんか大嫌いだ!」と吐き捨て、怒は森の中へ消えていった。

※敵ターン終了

※再開

【08:00(3ターン目)】

「番長グループに告ぐ。番長グループに告ぐ」

あなた「何……?」

遠くから聞き慣れた声があなた達に呼びかけた。
声の主は、生徒会長「赤石 黙成(あかし もたなり)」。
恐らく拡声器のようなものを使ってこちらに声をかけているのだろう。

「君らのリーダー『屍 六郎』は我々が殺害した」

あなた「!」

「今、拉致された生徒の居場所を発見したと報告があった。諦めて投了しなさい」

そう、この時点でもう負けは確定していた。
番長は死亡。あなた達は、まんまと生徒会の網にかかり包囲。
この呼びかけが「最後通告」ということか。

氷美子「おい、あなた……。かなりヤバいんじゃないか……?」

あなた「私も……そう思う」

黒百合「……あ、あなた先輩。ど、どうするの?」

あなた「うん……」



※勝利条件を満たすことは不可能(敵残り人数5人 制限ターンまで殺害可能魔人 最高2人)。

※敗北確定。「詰み」です。

※以下から展開を選んでください

1、あなた「悪あがき……しよっか」
※最後まで無理やり戦います。

2、あなた「……投了しよう」
※敗北エンド直行。誰も死にません。しかし……

↓2

あなた「悪あがき……しよっか」

あなた達の決心は決起集会の時から付いていた。
元よりここで終わるつもりの命。
それなら潔く最後まで戦おうではないか。

氷美子「そうか……そうだよな!」

ちくわ「!」

魚◎「ちくわ食べたい!」

黒百合「……行くよ、黒百合も。デーさんと」

「抵抗は止めて投了しなさい。抵抗はやめ「ことわーーーーーーるっ!」

尚も続く生徒会長の呼びかけに拒否の一声。
その後、何も聞こえなくなった。

あなた「行こう、皆!」

「「「おう!(……うんっ!)」」」

【1、索敵】

【直下コンマ下一桁:対戦相手】
09:赤石
87:ムラサメ
65:大五朗
43:怒
21:燃

※勝利条件、敗北確定は>>595参照

【あなた楼棺八月十五日vs赤石】

黙成「……命は助けてやるつもりだったが」

赤石にとって番長グループ残党の行動は予想外のものだった。
生徒会事前リサーチによれば、番長「屍 六郎」は信用されていない人物だという。
ただ「なんとなく怖いから」といった理由で彼にしょうがなく付き従っているものだとばかり考えていた。

黙成「仕方ない。殲滅開始だ」

しかし、こうともなれば此方も本気で戦うべきだ。いや、戦わなければいけない。

赤石は木から木へ飛び移りあなた達を睨む。

黙成「……」

【直下コンマ下一桁判定(0=10):攻撃成功判定】
6以上:あなた楼棺八月十五日組攻撃成功
5以下:赤石攻撃成功

【補正】
【番長グループ:リーダー不在】-2
【人数差(3以上の差がある場合のみ発生)】+2

【赤石攻撃成功】

あなた達の前に現れた赤石。
人数の差はあるというのに、余裕気に口端を上げて見せた。

黙成「……」

挑発に乗り各々赤石かかるあなた達。
彼の手の中で踊らされていることに気づいた時にはもう遅かった。

【→楼】

黙成「やっかいなのから潰すんですよ!」

各々攻撃しに出るということは、「自分の攻撃」と「敵」にのみ神経が集中しているということ。
仲間に気を配る余裕がない隙を狙う。
赤石の攻撃目標は楼。厄介な能力を持つ者から潰すのだ。


【直下コンマ下一桁判定:ダメージ判定】
0:5
987:3
654:2
321:1

【楼の体力】5/5

※番長G名簿 >>561>>594
※生徒会名簿 >>576

【楼に1ダメージ 4/5】

赤石が振りかざしたのは分厚い参考書。
これが彼の武器だ。
本だからといって甘く見てはいけない。これだけ厚く、重いのなら立派な鈍器だ。
殴られれば痛い。血も出る。

黙成「はぁっ!」

楼の腹部に重い一発が叩きこまれた。

氷美子「ぐ……ふッ!」

内臓破裂とまでいかないがダメージは大きい。
楼は痛みのあまり嘔吐。腹を抑えうずくまる。

黙成「苦しいか? 苦しいだろう? もっと苦しくなるぞ」

【直下コンマ下一桁判定(0=10):攻撃成功判定】
7以上:あなた楼棺八月十五日組攻撃成功
6以下:赤石攻撃成功

【補正】
【番長グループ:リーダー不在】-2
【人数差(3以上の差がある場合のみ発生)】+2

【赤石攻撃成功】

黙成「吐瀉物が喉に詰まって苦しいだろう?」

氷美子「う、うぐ……」

先程、あなた達に対して呼びかけた時のような慈悲は、もう赤石の中に残っていない。
そこにのた打つのは学園の風紀を乱した「悪」。

黙成「悪は滅さねば……!」

【赤石「死後厳禁」発動 精神力1消費 3/4】

【→楼】

>>709が正しい(再判定は余程のことがない限りしない)

>>576より訂正
【生徒会長】赤石 黙成(あかし もたなり)♂ 三年
【詳細】>>569
【体力】9/9
【精神力】4/4
【能力】死後厳禁
【効果】自攻撃成功判定成功時、精神力1消費。ダメージ判定を行わない。
自分が連続して二回攻撃対象に選んだ相手を無条件死亡させる。

――

赤石の受験生時代まで時は遡る。

その日、彼は受験勉強をする為に図書館へと向かった。
家で勉強するには誘惑が多く、学校も何となくだが気が引ける。
一定の緊張感を保ち机に向かうことができそうだ、と考えたのだ。

しかし――

「ギャハハハハハ!」

「でさー」

「もしもしぃ? あーしぃ」

「コーヒー飲む?」

黙成(この体たらくよ……)

そこで待っていたものは、想像とは全く違うものだった。

ルール無用の雑談、通話、飲食。雑音雑音雑音。
今や、神経を尖らせている彼にとって本を捲る音さえ不快。

ここまでくれば公害である。
喧しい外野の雑音に彼の精神は徐々に蝕まれていった。

黙成(うるさい)

その時――

黙成(うるさい)

黙成り(ウルサい)

黙成(煩い)

黙成(五月蝿いうるさい煩いうるさい煩い五月蝿いウルサい煩いうるさい煩いうるさい煩い五月蝿いウルサイうるさい煩い五月蝿いウルサイうるさい煩い五月蝿いウルサイうるさい)

赤石 発狂。

数分後、彼は周囲の異変に気づく。

黙成(……静かになったな)

黙成(いかん、勉強勉強)

静かなのも当然。
図書館にいる人間は全て死んでいるのだから。

発狂の瞬間、不快感や怒りが赤石を魔人へ覚醒させた。
目覚めた能力「死後厳禁」は敵の気道を塞ぎ、助けを呼ぶことも最期の言葉を叫ぶことも叶わぬまま死へ導く。

黙成「……」

黙成(勉強勉強勉強だ。一にも二にもまず勉強。受験に受からねばこの学歴社会生きる道は何処にも無い)

黙成(待っていろスクールライフ。私は必ず……)

目に映るのは分厚い参考書とノートのみ。
自分が魔人になったことや、その能力で図書館にいる人間全員を殺したことにさえ気づいていない。

その“事実”を彼が知るのは、図書館を出る頃だった。

――(回想終了)

※再開

【楼 氷美子 死亡】

【番長G 残り3人】

あなた「……ひ、氷美子!」

楼が倒れていた。
ほんの少し目を離しただけなのに。既に体は冷たい。
突然我が身に起こった出来事を把握できなかったか、死に顔は堅い。

黒百合「……やだよ……そんなの……」

黙成「抵抗するな、と言ったはずだ。警告はしたよ」

黙成「彼女は気流を操る能力を持っている……潰すから」

あなた「……絶対許さない!」

【直下コンマ下一桁判定(0は10とする):攻撃成功判定】
5以上:あなた棺八月十五日組攻撃成功
4以下:赤石攻撃成功

【補正】
【番長G:リーダー不在】-2

【赤石攻撃成功】

黙成「……次は君だ」

赤石は容赦なく攻撃を続行する。
狙いは楼の死に動揺し、動けない棺に向けられた。

計算に計算し尽くされた無駄のない動き。
妨害行動を取ろうとするあなた達を寄せ付けない。

あなた(なんで……?)

あなた(なんで聞かないの!?)

あなた(あいつはただ……)

あなた(歩いているだけなのに……!)

【→棺】

【直下コンマ下一桁判定:ダメージ判定】
0:5
987:3
654:2
321:1

【棺の体力】8/8

【棺に3ダメージ 5/8】

黒百合「……いたい」

黙成「……」

参考書の一撃は棺の体力を半分さえ削ることはできなかった。
研ぎ澄まされた防衛本能、とでも言うべきか。
彼女の防御力は他の魔人に比べて高い。

黙成(どんなに固くても私の「死後厳禁」さえあれば……)

【直下コンマ下一桁判定(0を10とする):攻撃成功判定】
5以上:あなた棺八月十五日組攻撃成功
4以下:赤石攻撃成功

【補正】
【番長G:リーダー不在】-2

【赤石攻撃成功】

赤石は、指先で何かを摘まむように動かした。

【赤石「死後厳禁」発動 精神力1消費 2/4】

【→棺】

あなた「黒百合ちゃん……!」

黒百合「……あな――」

掴んだのは棺の気道。
赤石の指の動きと連動して、彼女の気道は段々と狭くなっていく。

苦しくても助けを呼べない。
手を伸ばしたいが体は痺れ動かない。視界が暗くなる。

黒百合(氷美子ちゃん……あなたちゃん……助け――)

全てが無に落ちる最後の時。
もう見えないはずの目に映ったのは友達の 顔――

【棺 黒百合 死亡】

【番長G 残り2人】

ちくわ「デーさん……」

黙成「む?」

赤石の足をデーさんが掴んだ。
下半身は既に崩壊し、上半身だけが狂ったように動いたのだ。
主を失った人形は恨み込めたように、声の出ない口をパクパクと動かす。

黙成「木偶が」

赤石の足は無慈悲にもデーさんの頭を踏み砕いた。

デーさん「……」

無へ還っていくデーさん。後には何も残らない。

【代理人形デーさん 消滅】

【直下コンマ下一桁判定(0は10とする):攻撃成功判定】
6以上:あなた八月十五日組攻撃成功
5以下:赤石攻撃成功

【補正】
【番長G:リーダー不在】-2

【赤石攻撃成功】

あなた「……屍くんが何をした」

黙成「我々の仲間を拉致監禁した。殺害の疑いもある」

あなた「……氷美子が何をした」

黙成「私の呼びかけを無視した」

あなた「……黒百合ちゃんが」

黙成「私の邪魔をした」

あなた「私が!」

黙成「存在した! 番長グループの存在が罪だ!」

黙成「だから殺すのだ!」

【直下コンマ下一桁判定:ダメージ判定】
0:5
987:3
654:2
321:1

【あなたの体力】9/9

【あなたに3ダメージ 6/9】

胸に当たった参考書は、あなたの肋骨にひびを入れた。
傷は肺にまで達しているのか息をする度にズキズキと痛む。

あなた「はぁ……はぁ……」

魚◎「先輩!」

あなた「……大丈夫だよ」

「死後厳禁」の射程範囲から逃れるように木の後ろまで逃げる。
攻撃の機会を見つけるまではここを一歩も動けない。

あなた(早くあいつを倒さなきゃ……)

【直下コンマ下一桁判定(0は10とする):攻撃成功判定】
5以上:あなた八月十五日組攻撃成功
4以下:赤石攻撃成功

【補正】
【番長G:リーダー不在】-2

【赤石攻撃成功】

【赤石「死後厳禁」精神力1消費 1/4】

【→あなた】

あなた「あぐ――」

直後あなたを襲う苦しさ。

あなたの誤算。
それは赤石の能力の射程範囲を見誤っていたこと。
彼は図書館にいる人間全員を一度殺す程の力を持つ。

木の裏に隠れたところで逃げたことにはならない。

あなた(そんな……)

あなた(あの時、私が投了していればこんなことに――)

後悔するのには遅過ぎた。
死の恐怖よりも、仲間への謝罪の気持ちが勝っている今、あなたは死後の世界について考える――

【あなた 死亡】

【番長G 残り1人】

【GAME OVER】

【エピローグ】

人数の差は魔人対魔人の戦いにとって関係のないもの。
赤石の強力な力を前に、あなた、楼、棺らは能力を使うことなく殺された。

さて、残された八月十五日だが
「死後厳禁」の使い過ぎで弱りきった赤石を倒すことに成功。
しかし全てが遅過ぎた。
その後すぐにやって来たのは4人の生徒会役員達。

為す術無く八月十五日もあなた達の元へ旅立った(旅立たされた、の方が適切か)。

あなたが選んだ「悪あがき」は結果として、仲間全員を死へと導いてしまった。
生徒会は人質の発見に成功。

悲惨な結果を招いたあなたの行動は全くの無駄だったのだろうか。

そして、屍の行動の真意とは何だったのだろうか。

それを知る者は――

【番長グループ 敗北】

※次の抗争を始めましょう

1、前回の戦いから数時間後…(続投キャラ:ムラサメ、大五朗、怒、燃)
※投了を選んだ時はこれを始める予定でした

2、1年後(続投キャラ:大五朗、燃)

3、2年後(続投キャラ:大五朗)

4、3年後以降(全員新規キャラ)

↓1~5くらいの間で多かった者

※1で始めま

【プロローグ】

生徒会事務「羽板 剛(はねいた ごう)」は生徒会室で仲間の帰りを待っていた。
生徒会長が校舎を離れた今、学園を守るのは彼を含めた生徒会役員4人。いずれも魔人である。
懸念していた学園内牢獄の侵入者も居らず、監視役の役員も居眠りをしていることだろう。

剛「……暇、だな」

携帯を弄るのにも飽き、窓の外を眺める。
空は生憎の曇り空。つまらなさ気に溜め息をついた。

剛「ん?」

その時、生徒会のドアとノックする音が聞こえた。

剛(もう先輩達帰って来たのかな?)

基本的に戦闘中は侵入者防止の為、生徒会室の鍵をかけている。
羽板は先輩を待たせまいと鍵を開けようと入り口まで急いだ。

……おかしい。

何故そんなにも必死にノックをする必要があるのか。
ドアを叩くのは短気で有名な「怒 爆発」か? いや、違う。

これはドアをノックしているわけではない。
ドアを「叩いている」のだ。それも力任せに!

剛(番長グループの奴らか!?)

ドアに耳を当て外の様子を伺った。
1人、2人、3人、4人、5人。

剛(まだ増えるぞ……)

呻き声のようなものを上げながら、ドアを叩いている。

剛(やる気か……? それなら俺だって!)

羽板も腕に覚えはあった。
鞄の中から取り出したのは羽子板。
「ハーゴイーター」。彼の持つ羽子板は生きている。
これに殴られたものは羽子板に食い殺されてしまうのだ。

剛「俺のハーゴイーターで殴り食い殺してやる!」

羽板はドアを開け、へばり付く魔人を一掃しようと――

剛「あ、あれ?」

一掃しようと――

剛「な、な、なんだこれ!?」

ゾンビ。そこにいたのはゾンビ。
ドアを叩いていたのは魔人ではなくゾンビ。

剛「『ハーゴイーター』『ハーゴイーター』!」

圧倒的物量。
ゾンビはダムが決壊した川の水のように、一気に生徒会室へ流れ込んだ。

剛「『ハーゴイーター』! キリがねぇ!」

『ハーゴイーター』の消化量にも限界が近付いている。
しかしゾンビは減らない。
やられまいと羽板も羽子板を振るが、ゾンビに背後を許してしまった。

剛「あ――」

肩口に噛みつくゾンビ。
呆気に取られている内に一匹、また一匹と羽板の身体にゾンビが噛みついていく。

【羽板 剛 死亡】

新たなゾンビが立ち上がる。
自己紹介するように雄叫びを上げるその手には羽子板が握られていた。

※続く

番長グループの討伐を終え帰って来た生徒会役員。
ちょうど森を抜けた時、放送は始まった。

『あー、マイクテス、マイクテス』

『生徒会諸君に告ぐ。生徒会諸君に告ぐ』

『偉大な同志、屍 六郎の尽力によって我々は解き放たれた』

『校内生徒全員にゾンビウィルス健診でもするべきだったなぁ。芽を詰み損ねたのが敗因だ』

『忘れたとは言わせない。我々は貴様ら生徒会が逮捕した番長グループである!』

『生徒会室は制圧した』

『主力のいない学園の制圧など容易いものよ』

『これより我々は――』

『新・生徒会としてこの学園に君臨する!』

『返して欲しくば命を懸けよ。以上』

前回ハルマゲドン終了、45分後のことである。

【プロローグ終了】

※あなたの所属先を決めてください

↓1【生徒会or新・生徒会:コンマ0の時、リーダー】

※あなたの立場は、生徒会の場合「前回、番長Gに拉致されていた生徒会役員」。新・生徒会の場合「逮捕収監されていた元番長G」。

※今回のあなた

↓1【コンマ下二桁目が体力、一桁目が精神力】

※テンプレ
【名前】あなた
【性別】
【学年】
【性格】
【見た目・所持品(武器含む)】
【能力名】
【能力説明】原理説明や魔人に覚醒した理由などを書いてもOK
【その他】

【性別】男
【学年】1
【性格】正義感溢れる優しい少年。憎い相手でも、できるだけ命を奪いたくはない。
【見た目・所持品(武器含む)】髪が短く、目付きがするどい。身長175cn
【能力名】高速機動(アクセル・ハイ)
【能力説明】速く動ける。他に説明は不要。
【その他】速度が大きければ、運動エネルギー…すなわち破壊力も大きい。

【あなたの所属先:生徒会】

数分前まで手錠をかけられていた手首。
違和感を感じながらも、こんな事態だから言い出せず、あなたは仲間と校舎へ走り続けていた。

大五朗「あなたよォ、具合は大丈夫かぁ?」

あなた「ああ、まぁぼちぼちってところだな」

同級生の「くまの大五朗」はあなたを気遣う。
薄情な者が多い生徒会の中では彼が一番人間くさいとあなたは思った。大五朗は人間ではないが。

一方、三年生約一名はまたどうでも良いことで騒いでいた。

爆発「赤石君がいない今、生徒会長にふさわしいのは一体誰だと思う?」

焼「……」

爆発「なぁ、誰だと思う?」

焼「……」

爆発「案外近くにいるものだと思わないか? なぁ、日照君?」

焼「……」

爆発「何とか言えッッ!!」

焼「何とか」

爆発「あ゛あ゛あ゛あ゛ッ! あなた君! 君は誰が次期生徒会長に相応しいと思う!?」

あなた(なぜ俺に振るんだ……)

↓1【生徒会長に相応しい者(あなた以外の生徒会メンバーから選ぶ)】
※理由もあると尚良い

※名簿参照 >>576

新生徒会キャラ案

【名前】花乃 蜜
【性別】女
【学年】2
【性格】ゆるふわ癒し系。実はレイプ願望のある淫乱女。
【見た目・所持品(武器含む)】髪はセミロング。バタフライナイフを所持している。
下記の能力を迅速に発動するために、股下ギリギリのミニスカートの下には何も穿いていない。
【能力名】過奮症(ポルノシス)
【能力説明】
男性にのみ効果がある能力。
自分の生殖器を露出し、相手に見せて発動。相手は一瞬で完全発情&フル勃起状態となり、自分を強姦せずにいられなくなる。
自分を強姦している最中の相手は完全に無防備となり、例え首にナイフをつきつけられようと腰を振るのを止めることができない。
【その他】ムラムラするときは、よくこの能力で適当な男子を欲情させ、自分を強姦させることでストレスを解消している。
かつての生徒会役員、北礼利とはグループを越えてよくつるんでいた。

あなた「ムラサメ先輩、かなぁ」

爆発「えっ?」

あなた「ムラサメ先輩は見た目からして生徒に見えませんし、能力が一番知られにくいです」

あなた「不死にも近いその能力と野心……学園を支えるならやっぱり」

爆発「いい! 分かった、分かったよ! あなた君の言う通りだ!」

爆発「僕は、僕はぁ……」

焼「何も泣かなくたっていいじゃないですか」

爆発「泣いてない!」

ムラサメ「……」

【ムラサメが臨時の生徒会長になりました】

【ムラサメに共闘提案時、無条件承諾します】

【生徒会名簿(臨時)】

【生徒会長(臨時)】魔剣 ムラサメ ♂ 三年?
【詳細】>>570
【体力】10/10
【精神力】1/1
【能力】叢醒(ムラサメ)
【効果】この能力は無機物または死体が存在する時のみ発動する。
「魔剣 ムラサメ」の体力・精神力を全て消費し、死体の【見た目・持ち物(武器含む)】になる。
その時、死体を「魔剣 ムラサメ」として所有権を得る。

※死体については下記※憑依する死体のステータス

【名前】〇〇(「魔剣 ムラサメ」憑依) ※〇〇は憑依者の名前
【体力】※憑依者の体力
【精神力】※憑依者の精神力
【能力】叢醒(ムラサメ)
【効果】
①この魔人は体力・精神力が全回復した状態で召還される。
全てのコンマ判定1上方修正。
憑依者の元々【見た目・持ち物(武器含む)】に武器がある場合、自ダメージ判定結果に1固定ダメージ追加。

②この能力は無機物または死体が存在する時のみ発動する。
「魔剣 ムラサメ」の体力・精神力を全て消費し、死体の【見た目・持ち物(武器含む)】になる。
その時、死体を「魔剣 ムラサメ」として所有権を得る。
一度この能力を対象にした死体には憑依できない。

【名前】あなた ♂ 一年
【詳細】>>754
【体力】3/3
【精神力】8/8
【能力】高速機動(アクセル・ハイ)
【効果】戦闘開始時精神力2消費。
戦闘終了時までの全てのコンマ判定に1上方修正。

【名前】くまの大五朗(だいごろう)♂ 一年
【詳細】>>572
【体力】3/3
【精神力】10/10
【能力】どこでもクマー
【効果】被ダメージ判定時、精神力2消費。ダメージ判定結果を無効化。
次の攻撃成功判定時、コンマ判定に1上方修正。

【名前】怒 爆発(いかる ばくはつ)♂ 三年
【詳細】>>573
【体力】4/4
【精神力】5/5
【能力】NO-TEN-P-KAN
【効果】攻撃成功判定成功時、ダメージ判定を行わず精神力1消費。
判定成功で相手を無条件死亡。

【名前】日照 焼(ひて しょう)♂ 二年
【詳細】>>575
【体力】7/7
【精神力】4/4
【能力】ヒートハンド
【効果】攻撃成功判定時、精神力1消費。ダメージ判定結果に1固定ダメージ追加。

窃盗、恐喝、暴行、殺人、レイプ。
以前の学園規則程ではないが、加害者被害者共に厳罰が下る。
その中でも極めて残虐な事件を起こした者が入れられるのが「学園牢獄」である。

学園地下に造られた牢の見取り図は生徒会の限られた生徒しか知らない。
脱出不可能。推理不能。
一度行ったなら、まず帰ることはできない。

しかし!

魔人はその限りではない。
無数の魔人がいるのなら、その魔人の数の分、無数の能力も存在するということ。
難攻不落の牢獄にも穴が存在した。

「学園乗っ取り計画」

計画に参加していた「屍 六郎」は、何も知らない仲間を集めて番長グループを結成。
生徒会主力陣を校舎から遠ざけるのが彼の役目。

と、ここまでは前生徒会長「赤石 黙成」の予想内の出来事。
だが、赤石は屍の「ウォーキング・デッド」を甘く見ていた。
ゾンビウィルスは前抗争以前に学園の生徒らに感染、蔓延。
パンデミックの混乱は、囚人の脱獄を許してしまう。

前回の抗争は学園を乗っ取る為の「前座」に過ぎなかったのだ。

↓1~5【新・生徒会(元番長G):コンマ下二桁目が体力 下一桁目が精神力】

※テンプレ
【名前】
【性別】
【学年】
【性格】
【見た目・所持品(武器含む)】
【能力名】
【能力説明】
【その他】

※逮捕収監された理由があると尚良し(冤罪でも良い)

【名前】スパロウナイト
【性別】♂
【学年】3年
【性格】野心が強く、騎士道精神による勝負を好む。倒した相手の標本を造るのが趣味。
【見た目・所持品(武器含む)】黒い鉄仮面と鎧に身を包んだ騎士。時々仮面の隙間が赤く輝る。
能力に関係のあるランスを所持している。
【能力名】『騎士道の掟』
【能力説明】到ってシンプル。槍にロックオンされた相手は『魔人』としての能力を失う。
槍に狙いを定められた瞬間のみ異能を失う為、スパロウナイトと対峙する時は出来るだけ槍に狙いを定められず肉弾戦で勝たなければならない。
また、自身がトドメを刺し勝利した場合、その魔人の能力を獲得する。(上限なし)
【その他】経歴不明の黒騎士。いつの間にかいたとか色々噂は立ってはいるがカリスマ性は抜群。
問題を起こした生徒が所持していた鎧として監獄に保管されていたが、期を見計らって遂に動き出した。
その正体とは・・・?

※最初に来た安価がリーダーです

新生徒会キャラ案

【名前】花乃 蜜
【性別】女
【学年】2
【性格】ゆるふわ癒し系。実はレイプ願望がある淫乱女。
【見た目・所持品(武器含む)】髪はセミロング。バタフライナイフを所持している。
下記の能力を迅速に発動するために、股下ギリギリのミニスカートの下には何も穿いていない。
【能力名】過奮症(ポルノシス)
【能力説明】
男性にのみ効果がある能力。
相手が自分の生殖器を見た瞬間に発動。相手は一瞬で完全発情&フル勃起状態となり、自分を強姦せずにいられなくなる。
自分を強姦している最中の相手は完全に無防備となり、例え首にナイフをつきつけられようと腰を振るのを止めることができない。
発動の際、別に自分から見せる必要があるわけではなく、風でスカートが捲れたり、殴り倒されたときに下半身が露になったときでもよい。
【その他】ムラムラするときは、よくこの能力で適当な男子を欲情させ、自分を強姦させることでストレスを解消している。
学園内で見かけたカップルに発動すれば、彼氏は彼女の目の前で蜜を犯すことになる。
過去にそれを繰り返して大量のカップルを破局させ、ついぞ男子vs女子のハルマゲドンを引きおきした。
危険人物指定され、収監される。牢獄の中では性交を禁止されていため、解放された今は男に対し欲求不満で飢えに飢えている状態。

※名前には読みがあると良い

例:山田 太郎(やまだ たろう)

【名前】巌崩華(いわお ほうか)
【性別】女
【学年】1
【性格】欲望に忠実で猫みたいな性格
【見た目・持ち物(武器含む)】虎の刺繍が入ったツナギを着ている
ポケットすべてにネジなどの金属片を入れている
【能力】ペイントイットブラット
【能力説明】上に投げた物が巨大化して落ちてくる
大きさや重量落下速度を自由に変えられる
ある日目の前で人が落下してきた鉄骨に潰され流れでた血をみてキレイだと思うと同時に魔人に目覚めた
【その他】金属片を投げつけて攻撃もできるがトドメはなるべく能力で潰そうとする
たびたび生徒を事故に見せかけ潰していたことが生徒会メンバーにバレて危険人物として収監された

>>766
名前の読みは「はなの みつ」

【名前】城輪 屋久(きのわ やく)
【性別】男
【学年】1
【性格】誰かの引き立て役となることに幸せを感じており、自身のことは半ばどうでもいいと思っている
【見た目・所持品(武器含む)】黒髪に学ラン
【能力名】サポーティングロールズ
【能力説明】今まで目立った活躍をすることが出来ず『脇役』として死んでいった者達を召喚する

>>771 *追記
【その他】その性格から、自身が『主役』に相応しいと考えた人物には対象の善悪問わず全力で尽くしてきた。
とあるいじめられっ子の補佐を務めた結果、大量殺人事件の援助をしたとして牢獄に収監される。

【新・生徒会(元番長G)】

【新・生徒会長】スパロウナイト ♂ 三年
【詳細】>>764
【体力】9/9
【精神力】1/1
【能力】『騎士道の掟』
【効果】
①この能力は戦闘時にのみ発動される。
敵はこの魔人との戦闘を終了するまで能力を発動出来ない。
②この魔人に倒された者の能力を奪う。

【名前】花乃 蜜(はなの みつ)♀ 二年
【詳細】>>776
【体力】8/8
【精神力】2/2
【能力】過奮症(ポルノシス)
【効果】
体力2消費。場に存在する【性別:男】の魔人は【レイプ状態 ※詳細は下記】になる。

【レイプ状態】行動できない。攻撃成功判定結果は自動的に相手の成功となる。
この状態は精神力2を消費することで解除される。

【名前】巌 崩華(いわお ほうか)♀ 一年
【詳細】>>768
【体力】5/5
【精神力】10/10
【能力】ペイントイットブラット
【効果】
自攻撃成功判定時、精神力2消費。ダメージ判定を行わない。相手一人の体力を2減らす。
この能力を無効化または回避できない。

【名前】超対称性怪獣 スフェルミオン 性別なし 三年
【詳細】>>599
【体力】8/8
【精神力】6/6
【能力】ローレンツ・トランスフォーム
【効果】自攻撃成功判定時、体力2消費。
ダメージ判定結果を同じ場にいる敵全員に与える。

【名前】城輪 屋久(きのわ やく)♂ 一年
【詳細】>>771
【体力】6/6
【精神力】7/7
【能力】サポーティングロールズ
【効果】精神力2消費。1ターンの間、下記の条件に当てはまるキャラを味方として召喚する。
召喚されたキャラは自陣営の人数に含まない。
召喚されて1ターンが経過したキャラは消滅する。

条件:能力を一度も発動しないまま死亡した魔人(歴代あなた及び転校生は含まない)

校舎内に何とか侵入できた生徒会五人。
辺りは生徒の死体で足の踏み場もない。
どうやら事態を甘く見ない方が良いようだ。

時間はない。

既にムラサメは行動起こしていた。
そこに倒れる死体に憑依し、どこかへ走り去る。
何かを指示した訳ではないが、彼をリーダーにしたことに誰も異議を唱えない辺りカリスマ性はあるのだろう。
あなたはムラサメを信頼していた。

爆発「ま、待て! 僕を一人にするな!」

焼「……」

怒、日照もそれを追うように散り散りに消えた。

残されたのはあなたと大五朗の二人。

大五朗「なぁあなたよォ」

あなた「どうした?」

大五朗「生きて帰れるかなぁ俺達」

あなた「らしくないな。生きて帰れるに決まってるだろ? 新・生徒会とやらを倒して学園を取り戻すんだ」

大五朗「お、おう。そうだよな!」

あなた「そうだよ。……さ、行こうぜ。また後で会おう」

大五朗「後で、な」

二人は拳を突き合わせ、再開の約束をする。
お互いの無事を祈って、そして学園の平和を願って。

【ハルマゲドン 開始】

【勝利条件】
・新・生徒会 全滅
・あなた死亡時の残り人数【生徒会>新・生徒会】の時

【敗北条件】
・生徒会 全滅
・あなた死亡時の残り人数【新・生徒会>生徒会】の時

【GAME OVER条件】
・あなた死亡

勝たねば

【09:22(1ターン目)】

※あなたのターンです

あなたは廊下を徘徊するゾンビを蹴散らしながら生徒会室へ向かう。

ゾンビの正体は、友人、クラスメイト、教師、部活の先輩。
殺す度に胸が苦しくなった。

あなたは厳つい見た目に反して、戦いを好まない優しい性格。
例え憎い相手でも命は奪いたくない。

だが今回ばかりはそうも言ってはいられない。
失ったものは大きい。

あなた(進むんだ……皆の為にも!)

死体の山に一筋、熱い涙が落ちる。

↓1

1、索敵

2、共闘提案(名前指定)

※生徒会名簿(臨時) >>760 新・生徒会名簿 >>773

今回はターン数制限無しか

2ムラサメ

【2、共闘提案(ムラサメ)】

あなた「ムラサメ先輩!」

女子生徒(ムラサメ憑依 ※以下、ムラサメ)「……む」

覚束ない足取りで歩く女子生徒にあなたは声をかけた。
女子生徒の片手には巨大な剣が握られている。
それこそが本体。剣の姿の魔人「魔剣ムラサメ」である。
死体または無機物に憑依する能力を持つ。その憑依されている女子生徒も死体だ。

ムラサメ「貴様、か。何用だ」

少女の姿に似合わず低く重い声が口から漏れ出す。

あなた「一緒に戦いましょう。1人より2人ですよ!」

ムラサメ「ふん、構わぬ。貴様のような有機物は嫌いでないのでな」

承諾。二つ返事とは珍しい。
ムラサメの気まぐれは今に始まったことではないのだが。

ムラサメ「……して、貴様。『りいだあ』とやらに任命の折、我を推薦したのは何故だ」

あなた「理由ですか? 言ったままの通り、ですよ」

ムラサメ「……ほお」

【あなたとムラサメが共に行動します】

※あなたターン終了

※次 仲間ターンです

↓1【見たい生徒会役員(あなたとムラサメは除く)】

※生徒会名簿(臨時) >>760 新・生徒会名簿 >>773

【怒 爆発】

規律に厳しい怒にとって、例えそれがゾンビであったとしても廊下を走る者は見逃さない。

爆発「校則を守れ外道!」

法の為に人を縛る。それが彼の行動原理。
ニ、三匹のゾンビを駆逐した後、鞄を取る為、自分のクラスへと向かった。

【直下コンマ下一桁判定(0は10とする):行動】
3以上:索敵
2以下:共闘提案

【1、索敵】

【直下コンマ下一桁判定:出会った敵は…】
09:スパロウナイト
87:花乃
65:巌
43:スフェルミオン
21:城輪

※生徒会名簿(臨時) >>760 新・生徒会名簿 >>773

【怒vs巌】

爆発「……誰だ」

教室。
怒の席にツナギを着た女子生徒が座っていた。

「誰でもいーじゃん。誰でも、さ」

爆発「……ああ、思い出したぞ。お前が誰だか」

彼女の名前を「巌崩華(いわお ほうか)」という。
数ヶ月前、学園で頻発した金属落下事故。
突然降ってきた金属片に生徒が押し潰され死者は14人にも及んだ。
それ全て、彼女が「故意」に起こした殺人である。

「潰れた時に出る血がなんだかきれいだったから」。狂った事件に狂った動機。
本来であれば今日、学級裁判により判決が下されるはずだった。

爆発「脱獄犯の処刑は免れない。分かっているな?」

崩華「いいもん。アンタ潰して逃げるから、さ」

【直下コンマ下一桁判定(0は10とする):攻撃成功判定】
8以上:怒攻撃成功
7以下:巌攻撃成功

【巌攻撃成功】

先制を取ったのは巌。
ツナギのポケットからネジなどの小さな金属を取り出した。

崩華「せぇのっ」

ちょうど野球の投球フォームのような動きで金属を持った腕を振りかぶる。
魔人の筋力は限界を知らない。
その腕から投げ出される金属の速さは弾丸並。
大小バラバラな散弾が怒を襲う――

【直下コンマ下一桁判定:ダメージ判定】
0:5
987:3
654:2
321:1

【怒の体力】4/4

【怒に1ダメージ 3/4】

弾けた音共に血煙が立つ。

崩華「やった?」

いや、「やって」はいない。
怒が盾にしたのは、そこに転がっていた死体。
同級生を盾にするのは気が引けたが、死ぬよりは安い。

爆発「少し……当たった程度だが何か問題でもあるかな?」

崩華「ないよぉ。ちょっとムカつくだけ」

【直下コンマ下一桁判定(0を10とする):攻撃成功判定】
8以上:怒攻撃成功
7以下:巌攻撃成功

【巌攻撃成功】

金属発射は止まらない。
怒が幾ら死体を盾にしても足りないのだ。

数分後。
盾にできる物はなんでも使った。死体、机、壁、床……もうない。
血溜まりの中、2人共は立つ。

余裕気に笑う巌。息を切らす怒。
攻撃を当てたのは勿論――

【直下コンマ下一桁判定:ダメージ判定】
0:5
987:3
654:2
321:1

【巌の体力】3/4

ダメみたいですね…

【怒に3ダメージ 0/4】

爆発「な……」

額に突き刺さる釘。
怒は慌ててそれを抜こうとするが、抜けない。
「もいっぱぁつ」と新たに発射された金属片は、釘に当たり更に深く突き刺さった。

怒「がっ、がっがががががっ」

怒の鼻から吹き出す血は、釘が脳天に達したことを知らせる。

崩華「弱すぎ。弱すぎだよ、アンタ。能力使う暇もなかった」

爆発「……」

爆発(何故僕はこんな……貧乏くじばかり引くん……だ)

膝を付き倒れる彼はもう、死体の中の一つに過ぎない。

【怒 爆発 死亡】

【生徒会 残り4人】

※仲間ターン終了

※次 敵ターン

【直下コンマ下一桁判定】
09:スパロウナイト
87:花乃
654:スフェルミオン
321:城輪

※生徒会名簿(臨時) >>760 新・生徒会名簿 >>773

>>773より訂正

【名前】超対称性怪獣 スフェルミオン 性別なし 三年
【詳細】>>559

【超対称性怪獣 スフェルミオン】

現代に蘇る怪獣もどき、脱獄か!
学園新聞に大きく書かれた見出しの隣には、赤緑青の目に悪そうな色をした皮膚を持つ怪獣の写真も貼られていた。

スフェルミオン(右首)「ォオン……」

双頭の竜は新聞を片手にため息をついた。
牢から出ても評価は変わっていない。

彼らは怪獣でありながら「パチモン」の烙印を捺されている。
「パチモン」つまり「偽物」。粗悪な模造品。

安いソフビ人形のような見た目だからか? それとも身長が約1.9mと怪獣にすれば小さ過ぎるからか? 声が「クォー」と「スレェー」だけでダサいからか?

二つの頭が首を捻ろうと結論は出ない。
しかし彼らは真面目だ。
いつか立派な本物の怪獣になる為、日夜研究を欠かさない。

【直下コンマ下一桁判定(0は10とする):行動】
3以上:索敵
2以下:共闘提案

【1、索敵】

【直下コンマ下一桁判定】
098:あなたムラサメ組
765:大五朗
4321:日照

【超対称性怪獣 スフェルミオンvsあなた・ムラサメ(映倫)】

スフェルミオンの次の獲物は、ちょうど自分の側を通りがかった二人の生徒。

あなた「ムラサメ先輩!」

ムラサメ「分かっておる。此奴を斬れば良いのだろう?」

見たところどちらも魔人。
相手にとって不足はない。

スフェルミオン「スフェェェ!!」

頭は良くないが、何も考えていない訳ではない。
雄叫び二つ敵に浴びせ戦いは始まる。

【直下コンマ下一桁判定(0は10とする):攻撃成功判定】
7以上:あなたムラサメ攻撃成功
6以下:スフェルミオン攻撃成功

※中断

※再会

※あなたの「高速機動」を発動させるか否か決めてもらうのを忘れていました

※さすがに再判定(巻き戻し)

↓1【発動可能能力】

1、【あなた「高速機動」】
【効果】戦闘開始時精神力2消費。
戦闘終了時までの全てのコンマ判定に1上方修正。
【あなたの精神力】8/8

2、【能力を発動しない】

【直下コンマ下一桁判定(0は10とする):攻撃成功判定】
7以上:あなたムラサメ攻撃成功
6以下:スフェルミオン攻撃成功

【補正】
【あなた「高速機動」】+1

【フェルミオン攻撃成功】

あなた「おい怪獣野郎!」

フェルミオン「フェ?」

あなた「俺のスピードに付いて来られるか?」

【あなた「高速機動」発動 精神力2消費 6/8】

瞬間、あなたはフェルミオンの前から突然消える。
あなたの「高速機動(アクセル・ハイ)」は名前の通り素早く動けるだけの単純な能力。それ以外に説明は不要。
単純故に強力。単純故に高速。
愚鈍な怪獣を撹乱させるには充分な速さで走り回る。

フェルミオン「フェェ……」

あなた(このまま攻撃すれば楽勝だな……)

あなたが勝利を確信したその時、異変は既に起きていた。

フェルミオンの周りにいたゾンビや死体がいない。

フェルミオン「クオー……」

ゾンビや死体を消したもの、それは――

ムラサメ「気をつけよ。『ぶらっくほおる』だ!」

【スフェルミオン「ローレンツ・トランスフォーム」発動 精神力2消費 4/6】

【直下コンマ下一桁判定:ダメージ判定】
0:5
987:3
654:2
321:1

【補正】
【あなた「高速機動」】-1
【フェルミオン「ローレンツ・トランスフォーム」】判定結果(ダメージ)を全員に与える

【あなたの体力】3/3
【ムラサメの体力】10/10

【あなたに1ダメージ 2/3】

【ムラサメに1ダメージ 9/10】

未知の粒子「超対称パートナー性粒子」に変えられたフェルミオンの周りの物質が、粒子の質量との空白により生じる空白からブラックホールを作り上げる!

ムラサメの依代である死体少女の身体は崩壊し、亜空に消えた。
そして一本の剣だけが残される。
金属とはいえブラックホールの力には逆らえない。

ムラサメ(ここまでだと……!?)

全てを無に還す闇。
ムラサメは迫り来る死に恐怖感を抱く。

ムラサメ「我は、我は死なぬぞ!」

執念!
刀だけでは動けないと誰が言った。
教室の鍔を教室のタイルに引っ掛け、己の身を守る。

あなたも高速機動を駆使し、重力に逆らい攻撃を回避
数秒後、ブラックホールは気が済んだかのように消え失せた。

あなた(うまくは行かせてくれねーか……)

【直下コンマ下一桁判定(0は10とする):攻撃成功判定】
7以上:あなたムラサメ組攻撃成功
6以下:フェルミオン攻撃成功

【補正】
【あなた「高速機動」】+1

【スフェルミオン攻撃成功】

【スフェルミオン「ローレンツ・トランスフォーム」発動 精神力2消費 2/6】

間髪入れず新たなブラックホールが生まれる。
前回より増したと見られる吸引力は教室はおろか学園さえ消滅させそうだ。
鉄筋コンクリートは砕け散り、その欠片は容赦なくあなた達を襲う。

あなたはムラサメと連携しようと声を出したが、その音も破壊音にかき消されてしまった。

あなた(こんなの逃げ切れるかよ……!)

【直下コンマ下一桁判定:ダメージ判定】
0:
987:
654:
321:

【補正】
【あなた「高速機動」】-1
【フェルミオン「ローレンツ・トランスフォーム」】判定結果(ダメージ)を同じ場にいる敵全員に与える。

【あなたの体力】2/3
【ムラサメの体力】9/10

※訂正

0:5
987:3
654:2
321:1

【あなたに3ダメージ -1/3】

【ムラサメに3ダメージ 6/10】

あなた「く……ッ!」

教室と廊下を隔てる壁の裏。
あなたは高速機動でそこまで辿り着き身を隠した。
制服は飛んでくる粉砕されたコンクリート片にぶつかって所々破れている。
幸い怪我はない。

あなた(ムラサメ先輩を助けに行かなきゃな……)

あなたは壁脇からそっと頭を出して様子を窺った。
心配なのはムラサメだ。
乗り移る身体がない今、刀身だけでは行動に支障が出る。

助けに行かなくては。

そう思い、顔を引っ込めた時だった。
メキリ、と壁の軋む音。
あなたが振り向いた時

あなた「な――」

ブラックホールが壁ごとあなたを引き寄せていた。

能力を最大限に発揮できるのは地面の上。
地面から引き剥がされたあなたは余りに無力!

闇の中から手を伸ばしても、誰も掴んではくれない。誰も助けてはくれない。

数分後、ブラックホールは閉じられた。
そこにあなたの姿は――

【あなた 死亡】

【生徒会 残り3人】

【GAME OVER】

【エピローグ】

収監される程の危険人物、危険魔人。
その能力は強力な物ばかりだった。

その後、圧倒的な力を前に抵抗空しく『旧』生徒会は全滅。

『新』生徒会の学園乗っ取り計画は成功に終わる。
しかし、彼らも無傷では済まなかった。

ムラサメはブラックホールの中に墜ちたあなたの死体を拾い上げ憑依、見事スフェルミオンを斬殺。

大五朗と日照の連携により、巌と城輪の殺害に成功している。

残ったのは『新』生徒会長「スパロウナイト」と、『新』生徒会役員の「花乃 蜜」。
この二人が再編した生徒会がその後、また新たなハルマゲドンを生み出すのはまた別の話――

【新・生徒会 勝利】

なんだかなぁ。
攻撃判定がなぁ…

※死にゲーお許しください。

※主人公(あなた)の死でゲームは終了しますが、生き残った者の戦いは生きている限りまだまだ続きます。

※次の戦いが始まります

↓1~3くらいまでで多かったもの【経過年数設定】

1、前ハルマゲドンから数ヶ月後【続投キャラ:スパロウナイト(三年) 花乃(二年)】

2、一年後【続投キャラ:花乃(三年)】

3、二年後以降【全員新規キャラ】

※中断 安価下

※3(二年後以降 全員新規キャラ)で

↓1【今抗争勃発理由】

※詳しくてもキーワードだけでもOK

しかし、なんでスフェルミオンとの攻撃翌力成功判定があんな厳しかったんだ?
精神力は同じくらいで加速までしてたと思うんだが…

>>839
※計算方法

※基準(コンマ0=10)敵と精神力が同値 5:5
6~0:あなた側勝利
1~5:敵側勝利

※精神力が【あなた>敵】且つ、その差が1~4 6:4
5~0:あなた側勝利
4~1:敵側勝利

※精神力が【あなた>敵】且つ、その差が5以上 7:3
4~0:あなた側勝利
3~1:敵側勝利

※精神力が【敵>あなた】且つ、その差が1~4 4:6
7~0:あなた側勝利
6~1:敵側勝利

※精神力が【敵>あなた】且つ、その差が5以上 3:7
8~0:あなた側勝利
7~1:敵側勝利

>>839
※2(あなた組)vs1(敵)の場合

※あなたと仲間の精神力の平均を計算します(小数点以下切り捨て) 合計すると数で殴るゲームになるのでしません

>>816の場合】
{あなた(精神力 6/8)+ムラサメ(精神力 1/1)}÷2=3

あなた組の精神力が3
スフェルミオンの精神力が(この時点では)6

よって

※精神力が【敵>あなた】且つ、その差が1~4 4:6
7~0:あなた側勝利
6~1:敵側勝利

となります

【プロローグ】

人にとって一番恐ろしいものは何だろう。

「退屈」



前ハルマゲドンから三年弱、新生徒会体制になった学園には平和が訪れていた。
番長グループは消え、殺人事件は三年連続0の異常事態。
教師陣にとってこれほど嬉しいことはないだろう。

しかし

退!

屈!

平和はマンネリを生み、生徒達のフラストレーションは溜まりに溜まっていた。
ここで「学生なら勉学や部活に励んでろよ」と言うのは不粋。
忘れてはいけないのが、ここは魔人の巣窟「私立希望崎学園」だということだ。

そして某日――
不満は核爆発を起こした。
水面下で結成された番長グループが生徒会に宣戦布告。
理由は簡単「な ん か 暇 だ し」。

平和は崩れ去った。
いや、平和などそもそもなかった。
さぁ、戦いを始めよう。
戦士は戦いを望んでいる。

↓1【今回のあなたの所属先(番長グループor生徒会):コンマ0の時リーダー】

番長

↓1【今回のあなた:コンマ下二桁体力 一桁精神力】

※テンプレ
【名前】あなた
【性別】
【学年】
【性格】
【見た目・所持品(武器含む)】
【能力名】
【能力説明】
【その他】

【名前】あなた
【性別】男
【学年】3
【性格】不撓不屈な努力家
【見た目・持ち物(武器含む)】中肉中背で髪をオールバックにしている黒ジャージ
【能力】ヴィクトリーフラッグ
【能力説明】自身が不利なら不利なほど逆転勝ちに近づく周りからは運命に愛されてるように見える
折れることも諦めることも知らずただ真っ直ぐに目標に向かううちに魔人に目覚めてしまった
【その他】魔人に目覚めてから日が浅い
あなたの夢はボクシングで世界チャンプになることだった計算されたカウンター豪快なKOいつか自身もあのリングの上でそう夢みていた
あの日魔人に目覚めるまでは

【あなたの所属先:番長G】

ゴングの音が外界との壁を作る。
リングの上は戦場。一瞬が全てを決める。
鋭いジャブ。弾丸のように真っ直ぐ放たれるストレート。
そして、計算されたカウンター。
幼いあなたはそんなボクシングの虜になった。

あれから十数年。
自分も同じ舞台に立つ為、努力を怠らなかったあなたに悲劇が襲う。
魔人への覚醒。
度々世間で事件を起こす魔人に対する周囲の目は冷たい。
その覚醒は社会的な死を意味していた。

あなた「……」

夢を諦めざる得ない状況。
しかし、あなたの心は死んではいなかった。
不屈の精神はあなたに新たな目標を作らせる。


「魔人ボクシング」への出場。

非公式且つ普通のボクシングよりびっくり人間の見せ物感はあるが、ボクシングであることに変わりはない。
今回のハルマゲドンは、自分の能力を試す為の貴重な機会。
目指すは逆転勝利。
勝負はまだ始まったばかりだ。

↓1~4【番長G:コンマ下二桁体力 下一桁精神力:最初に来た安価が番長】

※テンプレ
【名前】
【性別】
【学年】
【性格】
【見た目・所持品(武器含む)】
【能力名】
【能力説明】
【その他】

※ヒルナンデage

【名前】爆牙 首領貪(ばくが どんどん)
【性別】女
【学年】3
【性格】ハルマゲドン以前は皆に慕われていた、カリスマ的人物。
しかしハルマゲドンで人を[ピーーー]のを楽しみに入学したのに一度もハルマゲドンに参加できず、卒業間近を迎えた。
同じ志を持った狂人達を集めて学園生活最後のパーティーに臨む。
【見た目・所持品(武器含む)】セーラー服。気品がある。
仕込み武器として、過去に能力で作った武器をたくさん仕込んでいる。
【能力名】魔人融合(デモリッシュ・フュージョン)
【能力説明】2つものを融合させ、強大な存在にする。
武器同士を融合させれば
一般人に武器を融合させて強力な魔人にしたり、魔人同士を融合させてさらに強大な魔人にできる。
【その他】


【名前】 門倉 数馬
【性別】 男
【学年】 2
【性格】 紳士的だが、敵には容赦が無い。
【見た目・所持品(武器含む)】 スーツを着用。鋼鉄製のメリケンサックを装備。
【能力名】 重力操作
【能力説明】 自分や敵にかかる重力を操作出来る。
【その他】カレーをこよなく愛す

【名前】 本屋 綴 (ほんや つづり)
【性別】 男
【学年】 2
【性格】 楽観的で破滅志向
【見た目・所持品(武器含む)】 眼鏡をかけた好青年。常にメモ帳を持ち歩く。
【能力名】 未来日記(みらいにっき)
【能力説明】 書いたことが現実になる。
これに本は関係なく、彼が書くのならどんな紙でも同様の効果を発揮する。
【その他】彼は常々学校図書館の蔵書数が乏しい事に不機嫌だった。今回のハルマゲドンは彼個人の目的として蔵書数の増加も目的としている。

【名前】小雪
【性別】女
【学年】1
【性格】おっとりした大和撫子。生き物を包丁で捌いて調理するのが隠れた趣味。
あなたに心惹かれており、夢を応援している。
【見た目・所持品(武器含む)】和服姿。出刃包丁が武器。
【能力名】彼岸の貴方へ
【能力説明】愛する者が傷つき倒れたとき、どれだけ遠くにいてもそれを察することができる。
そのとき、自らの命と意志の全てを愛する者に与えることで、蘇生させることができる。
与えられた意志は、精神の強さ…ひいては能力発動のエネルギーとして受け継がれ、対象を強くする。
【その他】能力を発動した後、この魔人は木端微塵に内臓や肉片を撒き散らして凄惨な死を遂げる。
その死体を魔人が食べると、ちょっと元気がつく。

※集計中…

【番長G名簿①】

【番長】爆牙 首領貪(ばくが どんどん)♀ 三年
【詳細】>>850
【体力】9/9
【精神力】1/1
【能力】魔人融合(デモリッション・フュージョン)
【効果】この能力は自分と同じ場に魔人が二人以上いる場合に発動される。
体力を2消費し、魔人二人を一体の魔人として融合させる(融合魔人の詳細は下記)。
この能力を敵に対して発動させる際、この魔人の攻撃成功判定を成功させなければいけない。
融合した魔人を更に融合させることはできない。

※融合魔人

【名前】※その時のノリ (融合した魔人が男女の場合、この魔人の性別を「両性」とする)
【体力】融合された二人の体力を平均したもの(小数点以下切り捨て)
【精神力】融合された魔人の精神力を平均したもの(小数点以下切り捨て)
【能力】二人の能力
【効果】二人の能力の効果

【名前】あなた
【詳細】>>847
【体力】1/1
【精神力】3/3
【能力】ヴィクトリーフラッグ
【効果】1ターン終了時、精神力1消費。
この能力は自コンマ判定時、不利な場合にのみ発動される。
不利な場合は以下の通りである。これをそれぞれ発動する。
①自コンマ判定成功確率が50%を下回った時 コンマ1上方修正
②自体力が敵体力を下回っている時 コンマ1上方修正
③自精神力が相手精神力を下回っている時 コンマ1上方修正

【名前】門倉 数馬 ♂ 二年
【詳細】>>851
【体力】1/1
【精神力】4/4
【能力】重力操作
【効果】攻撃成功時、精神力1消費。
選択された敵は戦闘終了までの間、全てのコンマ判定に1下降修正。
この効果は重複する。

【名前】本屋 綴(ほんや つづり)
【詳細】>>852
【体力】2/2
【精神力】4/4
【能力】未来日記
【効果】この能力はこの魔人が【見た目・所持品(武器含む)】に紙類の物があるか、この魔人がいる場に紙類がある場合に発動される。
精神力1消費。書いたことが現実になる(1つの事象のみ)。
この能力で他の魔人を死亡または、死亡者を蘇生させることは不可能である。

※【番長G名簿②】に続く

【番長G名簿②】

【名前】小雪 ♀ 一年
【詳細】>>853
【体力】4/4
【精神力】9/9
【能力】彼岸の貴方へ
【効果】この能力の効果は「あなた(>>847)」にのみ適用される。
「あなた」が死亡した時、この魔人を強制的に死亡させる。
その時、「あなた」をハルマゲドン開始時と同じステータスで蘇生させる。
また、この魔人が「あなた」と同じ場所にいた場合、蘇生した「あなた」の精神力の上限値を【9/9】に変更する。

あなた「……」

番長グループ拠点。
あなたは仲間を待つ間も練習を欠かさない。
敵は己自身。シャドーボクシングによるフォームの確認は基本だ。

暫く経ち、体も温まってきた頃、荒くれ者の溜まり場には相応しくない一団があなたの前に現れる。

一人はセーラー服を着た気品溢れる女生徒。
彼女は女番長「爆牙 首領貧(ばくが どんどん)」。
そのシミ一つない綺麗な顔の裏には殺人欲が渦巻いている。
彼女こそ深淵。あまり深く関わってはいけない。

首領貧「あなた君、今日も練習ご苦労様。勢が出ますわねっ」

あなた「う、ウス」

余談ではあるが、あなたは首領貧のことが苦手で同学年ながらあまり話したことはない。

数馬「あなた先輩、休むこともトレーニングの内です。少し休憩してはいかがでしょう?」

あなた「ん、サンキュー」

汗に濡れたあなたを気づかい、タオルを渡す紳士的男子生徒は「門倉 数馬」。
番長グループの参謀を務めている。

数馬「綴、生徒会の様子はどうです?」

綴「ぼちぼちと言えばぼちぼちだし、まずまずと言えばまずまずだね」

数馬「つまり?」

綴「んー、まぁそこそこと言えばそこそこだ」

数馬「結論から言うと?」

綴「微妙だな。まぁ、大丈夫なんじゃないの?」

数馬「なんなんだ!」

そして、そこで門倉に対して煮え切らない返事するメガネの好青年は「本屋 綴(ほんや つづる)」。
見た目からは全く考えられないが、楽観的な考えを持つ。
この「見切り発車でもいけるんじゃないの」的言動はある種の破滅志向を感じさせ、度々あなた達を窮地に陥れることもあった。無自覚なのも厄介である。

小雪「……」

あなた「……?」

最後に現れたのは着物姿の美少女。「小雪」。
しかし現れたはいいが、なかなかグループの輪には入ろうとしない。
あなたをちらりと覗き見ては顔を赤くし隠れてしまうのだ。

あなた「あれは何をしてるんだ、数馬」

数馬「……先輩、それを本気で言っているのだとしたら、あなたよっぽどの朴念仁です」

あなた「朴何だって?」

数馬「もう結構」

脳が筋肉に覆われているとは言われたものだ。
あなたは小雪から向けられた恋心に気付いていない。恐らくこれからもずっと。

首領貧「全員が集まったところで打ち合わせを始めるわ」

綴「はーい」

首領貧「まずは戦闘が始まった時に一緒に行動する人を決めていきます」

首領貧「まずは私。能力の相性から考えるとね、本屋くんと行動した方がいいと思うの」

綴「俺はいいですけど……」

首領貧「あなたくんはどう思う?」

あなた(なぜ俺に振るんだ……)

↓1

※一緒に行動して欲しいキャラを選択してください

例)あなたと小雪 門倉&本屋 etc…

↓1

>>868なんてなかった、いいね?

あなた「賛成でいい(よく分からないしな)」

首領貧「じゃあこれで決定ね!」

【ハルマゲドン開始時、爆牙と本屋が共闘状態になります】

首領貧「次はあなたくん」

あなた「お、俺?」

首領貧「あなたくんは小雪さんと一緒に行動した方がいいと思うの」

あなた「な、何でだ?」

首領貧「何でもよ。ね、小雪さん」

小雪「……私はどちらでも構いません」

あなた(どうしろって言うんだ)

↓1【賛成or反対】

※賛成した時、あなたは小雪とハルマゲドン開始時共に行動することになります

あなた「賛成するよ(別にどっちでもいい)」

首領貧「わぁ! 良かったわね、小雪さん!」

小雪「は、はいっ」

首領貧「応援してるからね!」

小雪「はい……頑張ります」

あなた「なぁ数馬――」

数馬「僕から言うことはありません、何一つです」

あなた「そんなあ」

数馬「恨むなら己の馬鹿さを恨みなさい」

あなた「先輩に言う台詞かよぉ」



首領貧「生徒会の要注意人物の説明をするわ。一回しか話さないからちゃーんと聞くのよ!」

↓1~5【生徒会:コンマ下二桁体力 下一桁精神力:最初に来た安価がリーダー】

※テンプレ
【名前】
【性別】
【学年】
【性格】
【見た目・所持品(武器含む)】
【能力名】
【能力説明】
【その他】

【名前】サテラ・カイザー
【性別】男
【学年】3年
【性格】正義感溢れる高潔な性格・・・・・・なのだが本性は正義は自分のみが執行できれば良いという傲慢な性格
仲間の事も何とも思わず、また他人の道を封じる事が大好き。
【見た目・所持品(武器含む)】見た目はパッと見ヒーロー系の白いロボ。
『銀河大剣』と本人は呼ぶ剣(ただの剣)を装備している。
【能力名】正義執行空間
【能力説明】敵味方問わず対象に新しい能力をランダムで付与させる。魔人でないものも魔人に覚醒させることも可能。
この能力は所謂「デメリット能力」である事が殆どで、メリット付の物を引き当てたとしても雀の涙程度のもの。
また、精神力が弱った状態の味方の能力を奪い取る事が可能。
【その他】自分の能力で一般人を魔人に覚醒させ、人生を狂わされる姿を楽しんだり魔人であることを口実に処刑をしたりしていた。(あなたもその被害者)

【名前】八口 鬼帝(やぐち きてぃ)
【性別】女
【学年】3
【性格】几帳面な委員長タイプ
【見た目・持ち物(武器含む)】地味なおかっぱメガネ
【能力】サードアイカバーリング
【能力説明】眼が額に生まれ千里眼がみにつく
この能力を使い学園内の監視をおこない事件が起こる前に他の生徒会メンバーにしらせていた
小学生の時掃除をサボる男子を見張ってるうちに何故か魔人に目覚めた
【その他】漢字で鬼帝なんて名前をつけた両親に腹を立てているが両親のことは嫌いではない
まさか高校最後の年にハルマゲドンが起きるなんてと悔やんでいる

【名前】稲田 セリオール(イナダセリオール)
【性別】女
【学年】1
【性格】何を考えているのかわからないようで何も考えてないことが多い
【見た目・持ち物(武器含む)】頭がカンパチになっているサカナニンゲン。きりっとした目がチャームポイント。喋る事はできず眼力とテレパスで意思伝達する
【能力】アジジェット
【能力説明】手からアジ科の魚を猛スピードで発射できる技
【その他】実は生徒会グループにいながら番長グループの貴方に好意を寄せていたので、貴方との戦いには躊躇いを見せる

【名前】逆境 突破(さかさかい こえる)
【性別】男
【学年】1
【性格】ゲームが大好き。
【見た目・所持品(武器含む)】TCG『ダンゲロス・モンスターズ』デッキ
【能力名】アイ・アム・ア・デュエリスト
【能力説明】TCG『ダンゲロス・モンスターズ』のカードの力を実体化して操る。
【その他】

【名前】砂井 降(すない ふる)
【性別】男
【学年】2
【性格】喧嘩っ早いが仲間思いの好青年
【見た目・所持品(武器含む)】スナイパーライフル
【能力名】狙壊撃
【能力説明】スナイパーライフルから高密度・高弾速の破壊光線を撃ち出す。
接近されたら連射スタイルに切り替えることも可能。
味方の支援にも適した能力。
【その他】現在の生徒会の方針にはやや消極的。

※集計中…

【生徒会名簿】

【生徒会長】サテラ・カイザー ♂ 三年
【詳細】>>875
【体力】9/9
【精神力】2/2
【能力】正義執行空間
【効果】
①自攻撃判定成功時、体力2消費。
ダメージ判定を行わず、この能力を発動する。
コンマ判定を行い、表(下記)にある能力を敵一体に付与する。
付与された能力はこの魔人が死亡するまで消えない。

※付与能力判定表
0:能力を使う度、体に毒が回る(能力使用後、体力を2減少)
987:拳が半端なくデカくなる(ダメージ判定時、固定ダメージ1追加。全てのコンマ判定に1下降修正)
654:所構わず失禁する(攻撃判定成功時、精神力1減少)
321:世界の法則が乱れる(体力と精神力が逆転する)

②この能力は相手の精神力が1の時にのみ発動可能である。
攻撃判定成功時、相手の能力を奪う。

【名前】八口 鬼帝(やぐち きてぃ)♀ 三年
【詳細】>>876
【体力】6/6
【精神力】8/8
【能力】サードアイカリバーン
【効果】毎ターン終了時、精神力2消費。
全てのコンマ判定に1上方修正。
また、仲間と共闘状態にある時更にコンマ判定結果1上方修正。
この魔人は自分の戦いたい相手の場所へ自由に行ける。

【名前】稲田 セリオール(いなだ -)♀ 一年
【詳細】>>877
【体力】10/10
【精神力】7/7
【能力】アジジェット
【効果】自攻撃判定成功時、精神力2消費。
ダメージ判定結果に1固定ダメージ追加。

【名前】逆境 突破(さかさかい こえる)♂ 一年
【詳細】>>878
【体力】6/6
【精神力】6/6
【能力】アイ・アム・ア・デュエリスト
【効果】この能力は戦闘時にのみ発動可能である。
精神力2消費。下記の条件に合う魔人をランダムで召喚する。
召喚した魔人は戦闘終了後消滅する。

※条件
・過去のハルマゲドンに参加した「あなた」「転校生」を除く魔人
・能力を一度も発動せず死亡した魔人。または、発動したシーンが無い状態でハルマゲドンが終了した魔人

【名前】砂井 降(すない ふる)♂ 二年
【詳細】>>880
【体力】4/4
【精神力】6/6
【能力】狙壊撃
【効果】
①精神力2消費。自分と同じ場にいない魔人の体力を2減少させる。
この能力は無効化または回避できない。
②自攻撃判定成功時、精神力2消費。
ダメージ判定結果に1固定ダメージ追加。

首領貧「――これが生徒会で注意しなきゃいけない奴ら」

首領貧「特に生徒会長『サテラ・カイザー』は『八口 鬼帝』と行動しているみたいだから注意が必要ね」

首領貧「今日はこれで解散!」

あなた(長い打ち合わせだった……)

※番長G名簿は>>856 >>857

※生徒会名簿は>>885

※発動条件が何も書かれていない場合(消費する数値のみなどのこと)、発動タイミングは自由。

※但し登場していない時点の能力発動は不可

【ハルマゲドン当日】

学園は何時にも増して静かだった。

本日は臨時休校。
教職員は学園地下シェルターに隠れている。

あなた達番長グループは拠点前、生徒会が来るのを待った。

この戦い自体に大きな意味はない。
それぞれがそれぞれの目的を達成する為に集まっている。
規律やモラルに縛られ生きるよりも、戦うことを選んだ彼らの進むべき道は一つ。

武力的決着。

勝った方が正義。
ハルマゲドンが今、始まる――

【ハルマゲドン 開始】

【勝利条件】
・生徒会全滅
・あなた死亡時【番長Gの残り人数>生徒会の残り人数】

【敗北条件】
・番長G全滅
・あなた死亡時【生徒会の残り人数>番長Gの残り人数】

【GAME OVER条件】
・あなた死亡

【08:35(1ターン目)】

※あなたのターンです

番長グループは生徒会を攻撃する為、数組に分かれて学園校舎へと向かった。

あなた「……」

小雪「……」

そこまでの道は森。
巨大な木々が空を覆い、常に薄暗い。

あなた「……」

小雪「……」

そんな場所に男女が一組。
会話も無く歩いていた。

……何というか非常に気まずい。

↓1

1、索敵

2、共闘提案(名前指定)

※番長G名簿は>>856>>857
※生徒会名簿は>>885

精神力の平均が下がって不利になるから、組まない方がいいと思うがなぁ…

小雪とだけ組むなら(3+9)/2=6だが
門倉もいれると(3+9+4)/3=5だ

【2、共闘提案(門倉)】

あなた(数馬だ、数馬がいれば……)

あなたに気まずい空気を消すことは不可能。
戦闘関係ならまだしも女子関係のことはお手上げ状態だ。
門倉に、間に入ってもらうことでなんとかしようと――

数馬「そう思って僕のところまで来たってワケですか?」

あなた「はい……」

数馬「そうですね……」

【直下コンマ一桁判定】
偶数:承諾
奇数:拒否

【拒否】

数馬「先輩……」

あなた「なんだ?」

数馬「僕はあなたが羨ましいです。色々な意味で」

あなた「ど、どういうことだよ」

数馬「先輩と一緒に行動するのは嫌だ、ということですよ」

あなた「はぁ!?」

数馬「小雪さん、先輩に伝えるならストレートな方がいいですよ。頑張ってください」

小雪「……!」

小雪「……が、頑張ります」

数馬「では僕はこれで。先輩は自分が置かれている状況をよく考えてくださいね!」

あなた「??」

※あなたのターン 終了

※次 仲間ターン

※見たい仲間を選んでください

↓1【門倉or爆牙本屋組】

※番長G名簿は>>856>>857

※生徒会名簿は>>885

【門倉 数馬】

「門倉 数馬」は深く溜め息を吐いた。
悩みの種は彼の先輩「あなた」にある。
グループでは、あなたに想い寄せる「小雪」の恋を成就させる為、度々色々な「作戦」を実行してきた。

結果全敗。

ここまでしてあなたが気づかないともなると逆に清々しい。
仕方がないことだった。
あなたの今の恋人はボクシング。見えているものはそれだけだ。

数馬(今回の抗争だって「吊り橋効果で~」と思って一緒に行動させたのに……まさか僕に頼ってくるなんて)

数馬(あの人は……)

数馬(あんなに健気な娘を……)

とは言え、門倉はあなたに直接“そのこと”を教えてやる勇気はない。

二人は学年を超えた友人である。気を悪くさせて、友情を壊してしまいたくはない。

そして、本来であれば“そのこと”は小雪が言うべきことなのだから。

数馬(そう。そうですよ。だから先輩に言う必要はないんです)

数馬(……)

数馬(……)

数馬(言わなきゃずっと気づかないままなんですから。その方が幸せですよ)

数馬(「知ってしまったら」辛いだけ……)

数馬(小雪さんが悪いんです)

【直下コンマ下一桁判定:行動】
3以上:索敵
2以下:共闘提案

【共闘提案(爆牙本屋組)】

門倉は自分の心の奥に生まれた謎の感情に戸惑っていた。

自分自身に吐いた「嘘」が何だったのか、「本音」は何なのか。
今は知りたくない。
知る時はきっと――

門倉は深呼吸すると、爆牙の元へ向かった。
自分のことは自分が一番知っている。
今の自分に合理的な判断ができるわけがない。

首領貧「それで私達のところまで来たの?」

数馬「えぇ」

首領貧「……」

数馬「共闘提案、というやつですよ。どうでしょう」

綴「俺はいいよー」

数馬「キミには聞いていません」

【直下コンマ下一桁判定】
偶数:承諾
奇数:拒否

【拒否】

首領貧「数馬くん、貴方は一人でいるべきね、今は特に」

数馬「なっ」

首領貧「悩み事があって、一人でいると変な気を起こしそうなんでしょ?」

数馬「!」

首領貧「図星みたいね。私には何でもお見通しなんですから! 嘘は吐かない方がいいよ」

自分の奥に渦巻くこの感情の正体。
それは――

首領貧「小雪さんのことが好きなんでしょう?」

数馬「……」

数馬「……はい」

恋心。

※仲間ターン終了

※次 敵ターン

【直下コンマ下一桁判定】
09:サテラ八口組
87:稲田
654:逆境
321:砂井

【逆境 突破】

突破「よっす! オレの名前は『逆境 突破(さかさかい とっぱ)』! ゲームが大好きな高校一年生!」

突破「ある日、今はやってるTCG(トレーディングカードゲーム)『ダンゲロス・モンスターズ』をやっていたら魔人に目覚めちまったんだ!」

突破「オレの能力『アイ・アム・ア・デュエリスト』はカードのキャラを実体化させる能力! スゲーだろ?」

突破「それから生徒会役員に選ばれたり、生き別れの弟と再開したり、悪のカード軍団が現れたりもぉ~大変!」

突破「でも、どんな逆境だって絶対突破してやるんだ!」

突破「戦闘破壊学園ダンゲロスは日曜午前7時オンエアー!」

突破「ぜってー見てくれよな!」

誰と喋っているのだ。

【直下コンマ下一桁判定:行動】
3以上:索敵
2以下:共闘提案

【直下コンマ下一桁判定:索敵】
09:爆牙本屋組
8765:あなた小雪組
4321:門倉

この戦闘は
即効魔法『魔人融合』発動相手の場の召喚魔人と相手プレーヤーを融合し場に新しく融合魔人を召喚するぜ
みたいになるか

【逆境vs爆牙本屋組】

逆境を挟むように現れたのは爆牙本屋組。
二体一、しかも相手は番長。圧倒的不利。
しかし、ここから逆転するのが決闘者(デュエリスト)というもの。

逆境は怖じ気づくことなく爆牙に話しかける。

突破「あんた、番長の首領貧だな!?」

首領貧「そうよ。悪い?」

突破「悪くな……悪い! 悪いぞ! 学園の風紀を乱す奴は悪いって会長も言ってた!」

首領貧「……少しおつむは良くないようね」

突破「うるせぇ! どっちが強いかはデュエルで決めようぜ!」

首領貧「……かわいそうな子」

突破「スタンバイ!」

首領貧「勝敗は……もう決まっているのに。ふふ」

このタイミングでいいのかなとりあえず
能力『未来日記』発動

突破「このデッキにかける! 行っくぜぇ!」

逆境が学ランのポケットから取り出したのはカードデッキ。
これが彼の「アイ・アム・ア・デュエリスト」の発動に必要になる「アイテム」だ。

「アイ・アム・ア・デュエリスト」。
これは単にカードの中のモンスターを実体化させる能力ではない(この事実を逆境は知る気がないので知らない)。
カードに描かれているモンスターの正体。
それは今まで希望崎学園で戦っていた魔人達の肖像。

彼がカードを引く時、それは魔人を「過去の世界」から連れて行くということ。
能力はそれだけで終了ではない。魔人とて人格がある。逆境に従うとは限らない。

そこで「洗脳」だ。

「召喚主には絶対服従」

この精神を植え付けることで「アイ・アム・ア・デュエリスト」が初めて完成する。

突破「来い! オレの相棒! ドロー!」

突破「……」

突破「ドロー!」

突破「ドロー! ドローカード! ドロードロードロー!」

突破「……?」

何故だ。
デッキからカードが引けない。
指の滑りが悪いのだろうか。
そんな訳はない。さすがに4回も繰り返せばカードは引けるはず。
逆境はデッキからカードを引く行為をもう1分は行っている。

突破「マジかよ……」

突破「なんでだよ……なんで……」

突破「なんでカードが引けねぇんだよ!」

突破「あんたら……何したんだ!」

逆境が二人に向かって叫んだ所で答えは返ってこない。

【本屋 綴「未来日記」発動 精神力1消費 3/4】

【効果内容「逆境突破はカードを引けない」:戦闘中能力発動不可。「逃走」時、解除】

本屋の能力は「未来日記」。逆境がカードを引けないのもこの能力が原因だ。
彼が紙に書いた出来事は全て「現実」となる。
それが非現実的であろうとなかろうと全てが叶う。
他人に自分の妄想の“認識”を強制させる魔人としては最強の能力の部類に入るだろう。

首領貧「ふふ、だから勝敗は決まっているって言ったでしょう?」

↓1【発動可能能力】

1、【本屋「未来日記」 消費精神力1】※内容は勝手に決まります。

2、【能力を発動しない】

首領貧「綴くんっ!」

綴「言われなくても!」

アイデンティティを失った逆境。
その戸惑いは爆牙らに付け入る隙を与えてしまう。

綴(“未来日記”!)

【本屋「未来日記」発動 精神力1消費】

【効果内容「先手は俺たちが取った」:次の攻撃判定成功者は爆牙本屋組】

綴「できました……勝つのは俺たちです!」

【爆牙本屋組攻撃成功】

↓1【発動可能能力】

1、【本屋「未来日記」 精神力1消費】※内容は決まっています

2、【爆牙「魔人融合」 体力2消費】※爆牙と逆境(陣営:番長G)または本屋と逆境(陣営:生徒会)の魔人を作ることが可能

3、【能力発動しない】※このままダメージ判定に移行します

攻撃成功の未来が決まった今、その後どうするかは思いのまま。

首領貧「綴くん、“あれ”を使うわ」

綴「……分かりました」

“あれ”とは爆牙の能力のこと。
「魔人融合(デモリッションフュージョン)」という。
二つのものを融合させるこの力で彼女は魔人同士を融合させようというのだ。

融合した魔人は「新たな魔人」。
性格も変われば見た目も違う。面影が残っていたとしてそれは別人。
融合素材になった魔人は事実上死亡扱いとなる!

綴「爆牙先輩、それで誰と誰を融合させるんですか……?」

首領貧「……そうね」

↓1【融合相手】

1、爆牙+本屋(所属:番長G)

2、爆牙+逆境(所属:番長G)

3、本屋+逆境(所属:生徒会)※融合前に「未来日記」を発動させれば……

【2、(爆牙+逆境)】

首領貧「私とアイツ(逆境)が素材よ……!」

綴「そうッスか……」

首領貧「そう、さよならね。もうこの世から私は居なくなるんだもの」

綴「……」

融合魔人の所属先は融合素材の精神力に依存する。
しかし、融合先が爆牙である場合は特例。彼女役割は融合魔人へと引き継がれるのだ。

首領貧「怖い、なんて言ったら嘘になるよ。でも……」

首領貧「私自身の欲望の為に私は消えるの」

【爆牙「魔人融合(デモリッションフュージョン)」発動 体力2消費 7/9】

突破「なんだありゃあ!?」

突如、学園上空に出現する禍々しい空間。

突破「わあああああっ!?」

突破「な、なんだよ、なんだってんだよ! 何が起こるんだよぉ!」

首領貧「さよならみんな……さよなら……」

綴「……」

その空間から発せられる光は逆境、そして爆牙の体を浮かせ空間へ引きずり込んだ。

空間の中では、二人の原子レベル分解からの再構成が行われている。

十数分後、空間から吐き出されるように一人の少女が降ってきた。

綴「おっとと……よい、しょっと」

本屋は慌てて少女を抱き止める。
確かに姿は逆境とも爆牙とも違う。新たな魔人だ。

???「……融合は成功したみたいだね」

綴「あなたは……?」

???「ボクかい? ボクの名前は『爆逆・首領・+(ばくさか・どん・ぷらす)』」

+「よろしくね!」

【逆境突破 消滅】

【生徒会 残り4人】

※爆逆の詳細

【名前】爆逆・首領・+(ばくさか・どん・ぷらす)
【性別】ふたなり(一応女)
【学年】間を取って二年
【性格】少し強引なリーダー気質を持つ元気ボクっ娘。強い敵を前にするとワクワクすっぞ。
【見た目・所持品(武器含む)】セーラー服にショートカット。
どこからともなく出てくる仕込み武器、TCG『ダンゲロス・モンスターズ』デッキを所持。
【能力名】魔人融合(デモリッション・フュージョン)&アイ・アム・ア・デュエリスト
【能力説明】※>>850>>878を参照
【その他】ちんちんは小さく皮を被っている

※爆逆のステータス

【名前】爆逆・首領・+(ばくさか・どん・ぷらす)
【詳細】>>935
【体力】6/7
【精神力】3/3
【能力】魔人融合(デモリッション・フュージョン)&アイ・アム・ア・デュエリスト
【効果】
>>856>>885を参照

【09:04(2ターン目)】

※あなたのターンです

一番に学園に到着したのはあなた小雪組だった。
人の気配さえない校舎には、二人の足音だけが響く。

あなた「……」

小雪「……」

相変わらず関係の変化はない。

↓1

1、索敵

2、共闘提案(爆逆本屋組のみ)

※番長G名簿は>>856>>857

※生徒会名簿は>>885

【直下コンマ下一桁判定】
098:サテラ八口組
765:稲田
4321:砂井

【あなた小雪組vs砂井】

学園屋上。
通常、安全を考慮して封鎖されているはずのこの場所に一人の男子生徒が陣取っていた。

彼の名前は「砂井 降(すない ふる)」。学園随一のスナイパーだ。
現在の魔人の自由を奪うような生徒会方針にはやや否定的な彼だったが、会長に粛清されたくはないので渋々この抗争に参加している。

この場所に陣取る理由。
校舎に侵入する為にやってきた番長グループを狙撃する為。

そんな神聖である狙撃場に現れたのは――

あなた「……砂井、だったな」

小雪「……」

降「……チッ、もう来やがったか」

あなた「悪かったな」

降「俺を殺すつもりかい?」

あなた「ああ、そのつもりだ」

降「……」

降「じゃあよォ、これを見ても……そう言えるかな?」

砂井はあなた達に校庭を見るよう促した。
そこには――

あなた(綴と……隣にいるのは誰だ?)

あなた(そのかなり離れたところに数馬もいる!)

あなた(これは……俺が攻撃したらあいつらが“撃たれる”という意味か!?)

降「どう答えてもいいぜ。取引は嫌いか?」

降「アンタらが黙って退いてくれれば、今は撃たねぇ。約束する」

降「だがアンタらが俺とやり合おうってんなら……」

降「さ、どうだい? どうする?」

あなた「……」

あなた「↓1」

小雪「……やらせない!」

あなた「先にスナイパーライフルを狙って攻撃だ!」

小雪はスナイパーライフル目掛けて、出刃包丁を投げナイフ要領で飛ばした。

降「へぇ……そういうことをするのか」

しかし技量実践経験共には砂井の方が上!
包丁は彼の手によって叩き落とされてしまう。

降「……」

【砂井「狙壊撃」発動 精神力2消費 4/6】

【→本屋】

交渉は決裂。
包丁を叩き落としてから1秒もしないうちに引き金は引かれた。
スナイパーライフルから放たれる物は弾丸ではなく破壊光線。
高密度、高弾速の光線は予測、回避共に不可能!

【本屋に2ダメージ 0/2】

あなた「綴!」

屋上からの声は本屋らがいる場所まで届かない。小さな爆発の痕には死体さえ残らず、ただ焦げ臭い臭いが漂うだけ。

【本屋綴 死亡】

【番長G 残り4人】

降「……もう一度聞くぜ? 仲間を大事に思うんなら退いちゃくれないか?」

降「俺も気が長い方じゃないんでよぉ。これが最後のチャンスだぜ?」

あなた「……っ」

あなた「↓1」

あなた「分かった……ここは退く」

小雪「……」

綴を爆殺されたことで、砂井の言葉が本当だと遅蒔きながら知ったあなた。
これ以上、自分のせいで仲間を殺したくはない。
自分が退くことで仲間が助かるなら……。
敵を前にして苦渋の決断であった。

降「約束は必ず守る。アンタが消えてから30分、“ここから”敵を狙撃しねぇ」

あなた「……守れよ」

降「あたぼうよ」

あなた「……」

※あなたターン 終了

※次 仲間ターン

↓1

※見たい仲間を選んでください(あなた小雪組以外)

※番長G名簿は>>856>>857

※生徒会名簿は>>885

【爆逆・首領・+】

あなたが砂井の元を去ってから数分後、爆逆も学園校舎内に到着した。

ここで予想外の出来事が一つ。
本屋の死亡だ。

校舎に侵入する為、走っていた時突然爆発してしまった。
こんな芸当ができる犯人は生徒会「砂井 降」。
予測、回避不可能の攻撃には滅法弱い本屋は最初から狙われていたのだ。

爆逆が学園屋上を見上げた時、あなたがいるのを考えると恐らく勝負はついているのだろう。

+(後のことは彼に任せて……)

【直下コンマ下一桁判定:行動】
4以上:索敵
3以下:共闘提案

【直下コンマ下一桁判定】
偶数:あなた小雪組
奇数:門倉

【門倉】

+「やぁ」

数馬「生徒会の魔人!?」

+「違う違う! ボク、元『爆牙 首領貧』の『爆逆・首領・+』だよ。よろしくね」

数馬「『魔人融合』を発動したんですね……?」

+「そうだよ。一人でも敵を消したかったからね、同化しちゃったのさ」

数馬「共闘提案、ですか。さっき僕はあなた達にそれを断られたのは……」

+「やだなぁ。今のボクは首領貧とは違うんだよ。別物として扱ってよ!」

数馬「……」

【直下コンマ下一桁判定】
5以上:承諾
4以下:拒否

【承諾】

数馬「……いいですよ」

+「やったぁ!」

数馬「……」

+「どしたの?」

数馬「いえ。本当に爆牙先輩じゃないのだな、と思いましてね」

その通り。
魔人融合した今、門倉にいる者は「爆逆・首領・+」。
「爆牙 首領貧」はこの世にいない。

彼女に言い当てられた“自分(門倉)の本音”。
その意味を聞く術はもうないのだ。

※仲間ターン終了

※次 敵ターン

【直下コンマ下一桁判定】
098:サテラ八口組
765:稲田
4321:砂井

【砂井 降】

砂井はあなたとの約束を守り、残る番長グループ全員の攻撃を見逃した。
このことがバレたら会長に何をされるか。
そんなこと彼の知ったことではない。

降(……情に流されたなんてことじゃねぇからな)

ライフル一丁。
誰かの下で働くことは会っても、心から従う気はない。
彼は彼なりの道を行く。

【直下コンマ下一桁判定:行動】
3以上:索敵
2以下:共闘提案

【直下コンマ下一桁判定】
偶数:あなた小雪組
奇数:爆逆門倉組

【砂井vsあなた小雪組】

降「よう」

あなた「……」

降「筋は……通したぜ。誰も撃たなかった」

降「だがな、俺はお前らを撃たないとは言っていないぜ?」

あなたに向けられた銃口。
筋を通したということが事実であれば、あなたもそれに応えなくてはいけない。

あなた「……始めようか」

降「そうこなくっちゃよ!」

【直下コンマ下一桁判定(0は10とする):攻撃判定】
5以上:あなた小雪組攻撃成功
4以下:砂井攻撃成功

【補正】
【あなた「ビクトリーフラッグ」②】+1

※番長G名簿は>>856>>857>>936

※生徒会名簿は>>885

【砂井攻撃成功】

【砂井「狙壊撃」発動 精神力2消費 2/6】

【→小雪】

砂井のスナイパーライフルは特殊な構造をしており、連射スタイルに切り替え近距離戦にも対応可能。
あなたが庇おうとしたが、遅い。
光弾群は小雪へ飛んでいく。

【直下コンマ下一桁判定:ダメージ判定】
0:5
987:3
654:2
321:1

【補正】
【砂井「狙壊撃」】固定ダメージ1追加

【小雪の体力】4/4

【小雪に4ダメージ 0/4】

あなた「――おい! おい! 大丈夫か!」

光弾は小雪の急所という急所を貫いた。
普通の人間であれば即死あるいは消滅していたであろう攻撃をなんとか体の原型を留めた状態でいられるのは魔人能力の恩恵か。

あなた「……くそッ! 大丈夫か、おい!」

小雪「……先輩」

あなた「気が付いたか! 今、保健室に連れて行ってやるからな!」

とは言うものの、あなたは薄々気付いていた。
小雪はもう助からない。
小雪「……あのね」

あなた「何だ!? 何でも言え!」

小雪「……名前で呼んで。お願い」

あなた「はっ? ど、どういうことだ?」

そう、あなたは小雪を一度も名前で呼んだことがない。
せいぜい「おい」とか「お前」とかである。
最悪なことにあなたは朴念仁。
彼女に好かれているこてすら知らない奴は、愛する人に名前で呼ばれることの意味さえ分からない。

しかし、これが小雪の最期の願いとあれば聞かない手はないだろう。
意味が分からないままあなたは言われた通り彼女の名を呼ぶ。

あなた「……小雪! 小雪、大丈夫か!?」

小雪「……はい、先輩」

小雪はボクシングに励むあなたをいつも応援していた。
伝わらぬ思いに腹を立てたこともある。
募る思いに枕を濡らしたことも。
あなたの後を追うように魔人化したのも、この戦いに参加したのも、全て全て愛のなせる業。

結果、能力を発動することは叶わなかった。

しかし

今は

小雪「……先、輩……す……」

あなたの腕の中で逝けることが彼女にとって何よりの幸せ――

【小雪 死亡】

【番長G 残り3人】

【直下コンマ下一桁判定:攻撃判定】
6以上:あなた攻撃成功
5以下:砂井攻撃成功

【補正】
【あなた「ヴィクトリーフラッグ」②】+1

【あなた攻撃成功】

あなた「うあああああああああッ!」

あなたの叫びが空気をビリビリと震わす。
自分がいながらにして仲間を守れなかった怒り。
仲間を殺した敵への怒り。
怒りが彼を動かした。

ボクシング譲りのフットワークは魔人的筋力補正を受け、更に速く。
その動きは遠方の標的を目で追いかける砂井にも捉えきれない。

そして、あなたの能力「ヴィクトリーフラッグ」は逆境に強くなれる運命操作能力。

牽制する為、撃たれた破壊光線をかわし間合いを詰めた。

あなた(懐に入り込めば銃は撃てないはず!)

あなた(当たれ! ストレート!)

【直下コンマ下一桁判定:ダメージ判定】
0:5
987:3
654:2
321:1

【補正】
【あなた「ヴィクトリーフラッグ」②】+1

【砂井の体力】4/4

【砂井に1ダメージ 3/4】

顔面を狙ったパンチはライフルを盾にされたことによって防がれてしまう。

あなた「……ッ!」

だが、ダメージを与えられなかったということではない。
衝撃はライフルを伝って砂井の脳を揺らした。

強化された体とは言え脳への攻撃ダメージは大きい。

降「イッ……てェ……」

あなた(平衡感覚を失ってフラつきやがった。もう一度、もう一度だ!)

【直下コンマ下一桁判定:攻撃判定】
6以上:あなた攻撃成功
5以下:砂井攻撃成功

【補正】
【あなた「ヴィクトリーフラッグ」②】+1

【あなた攻撃成功】

砂井が平衡感覚を失いフラつく瞬間。
あなたに再び攻撃のチャンスが訪れる。

魔人に目覚めて日が浅く、体力は普通の人間より少しある位の程度。

自分が攻撃を受ける時は自分が死ぬ時を意味する。

ならばそれで結構。
あなたはその不利な状況から逆転することが何よりの生きがい。
死ぬ時は潔く死ぬ。

あなた「まだ立ってるのかよテメーはッ! とっとと『KOされ(くたばり)』やがれ!」

【直下コンマ下一桁判定:ダメージ判定】
0:5
987:3
654:2
321:1

【補正】
【あなた「ヴィクトリーフラッグ」②】+1

【砂井の体力】3/4

【砂井に3ダメージ 0/4】

放たれたのは強烈なアッパーカット。

強靭な拳に撃たれた砂井の顎は砕け、辺りに散らばった。
首の筋肉は断裂し、首は有り得ない位伸び上がる。

【砂井降 死亡】

【生徒会 残り3人】

あなた「……」

失ったものは大きい。
敵が居る限り、あなたの戦いはまだ終わらない。

あなたは、せめてベッドの上で眠らせてあげようと小雪の亡骸を抱き上げ、静かにリングから去っていった。

【09:58(3ターン目)】

※あなたのターンです

一人ともなると寂しいものである。
あなたは生徒会役員を探し教室を回っていた。

あなた(……他の奴らは大丈夫かな?)

心配なのは仲間のこと。
一人である寂しさを紛らわせる行為は己の弱さから来ているのかもしれない。

あなた(人の心配もしていられないか……)

↓1
1、索敵

2、共闘提案(爆逆門倉組のみ)

※番長G名簿は>>856>>857>>936

※生徒会名簿は>>885

【直下コンマ下一桁判定】
偶数:サテラ八口組
奇数:稲田

【稲田セリオール】

小雪と同じくあなたに想いを寄せる“魔人”がもう一人いた。

彼女の名は「稲田セリオール」。
カンパチ頭のサカナニンゲン。
その姿は一度見たら忘れられないだろう。

それが今、あなたの前に敵として立ちはだかる。

あなた「サカナ頭、そこをどけ」

セリオール「……」

稲田の所属先は生徒会。
あなたを敵と知りながらの恋。
最初こそ戸惑いはあったものの、今はこうして忘れようとしている。
所詮叶わぬ恋であった、そう考えれば辛さはない。

あなた「どけって言ってんだろ!?」

セリオール「……」

あなた「……俺は今虫の居所が悪ぃんだ。力の加減とか、できねぇからな」

セリオール「……」

あなた「なんとか言えよ!!」

【直下コンマ下一桁判定:攻撃判定】
8以上:あなた攻撃成功
7以下:稲田攻撃成功

【補正】
【あなた「ヴィクトリーフラッグ」①②③】+3

【稲田攻撃成功】

セリオール「……」

稲田はあなたの挑発に乗らず喋らない、という訳ではない。
彼女の頭はカンパチ頭。
口の構造上、人間のように喋ることができないのだ。

セリオール(ごめんなさい、一瞬で終わらせますから)

魚の目にも涙。
生徒会役員の責任は大きい。
逃げ出したい気持ちは置いてきた。
今の彼女は反逆者を裁く戦士。
彼女の武器である巨大な魚は、突撃するあなたに振り下ろされる。

【直下コンマ下一桁判定:ダメージ判定】
0:5
987:3
654:2
321:1

【補正】
【あなた「ヴィクトリーフラッグ」①②③】-3

【あなたの体力】1/1

【あなたに1ダメージ 0/1】

セリオール「……」

へたり込む稲田の隣には、叩き潰されたあなたの死体。
声をあげることもできず泣く彼女は、自分の犯した罪の大きさを知る。

しかし、裁かれることはない。
勝った方が正義。
あなたを失ったことで戦況は大きく傾き、生徒会の勝利は決定的なものになるだろう。

正義である彼女に自殺は許されない。

初恋は虚しく終わっても、戦いは始まったばかり。

残るは番長、そして「門倉数馬」。
ずっと泣いている場合ではない。
立ち上がらねば――

【あなた 死亡】

【番長G 残り2人】

【GAME OVER】

【エピローグ】

学園の秩序は守られた。

番長グループは全滅。

生徒会長「サテラ・カイザー」は、ここに「ダンゲロス・ハルマゲドン」の終了を宣言。
反乱分子は殲滅されることを知った無所属の魔人生徒達は、更に辛い立場に立たされることになる。

もう一度言おう。

この状況を変える力を持つ生徒が現れるのは数ヶ月、いや数年後、もっと先になるか――

【番長グループ 敗北】

※このスレでの更新は終了です

※次スレ
【安価・コンマ】戦闘破壊学園ダンゲロス 弐【R-18】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1425803696/)

※埋めてくれると嬉しいです

※また、次回の時間の経過について>>1000までの間で多かったものから選びます

1、数ヶ月後【続投キャラ:サテラ(3年)】

2、一年後以降【全員新規キャラ】

>>1000の“妄想”は“認識”に変わり、次スレで叶うかもしれません


























【叶わないもの】
・ルールや判定方法(勘弁してください)

魔人進化

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