ラオウ「暁美ほむらです」(31)



ケンシロウ「鹿目まどかです」



ジャギ「さやかちゃんだぁ」



トキ「あんこ」




ハート「プヒィーッ」




キュゥべえ「うわぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」ガクガクブルブル



 4兄弟の家



キュゥべえ「ハッ!?」ガバッ

キュゥべえ「……」キョロキョロ


キュゥべえ「ふぅっ、どうやら夢だったようだね」

ジャギ「おう、やっと起きたか?」



キュゥべえ「おはようジャギ、ところで……」チラッ

ラオウ「どりあぁぁぁぁっ!!」バコンッ


キュゥべえ「どうしてラオウは、岩を殴り壊しているんだい?」

ジャギ「ん? ああ……」チラッ



ジャギ「実写版の艦これと、実写版のシンデレラガールズのオーディションが有るからな」

ジャギ「その練習じゃねぇか?」


キュゥべえ「へぇ……」

キュゥべえ「わけがわからないよ」



ラオウ「ぱんぱかぱーん!! 提督、愛宕ですよ!!」グッ

ラオウ「うぬのハート(心臓)に、我の愛(剛拳)をヨーソロォォッ!!!」バコンッ


キュゥべえ「あれで受かるものなのかい?」

ジャギ「さぁ?」



キュゥべえ「じゃあ、ぼくは首もげイエローの所へ行く事にするよ。またねジャギ」スタタタタ

ジャギ「おう」



ラオウ「プロデューサーさんて、彼女とか居なさそうだよねぇ(笑)」

トキ「わかる(笑)」コクリ



ラオウ「……」

ラオウ「こんなものか……よし、そろそろ出るぞッ!! 準備せい、トキ!! ケンシロウ!!」


ケンシロウ「宿命の刻は来た」コクリ

トキ「うむ」コクリ



ジャギ「この時の俺達は、まさか……あんな恐ろしい事件に巻き込まれると、思いもしていなかった」


デデッデー




  名探偵コナン SSスペシャル


 ~~犯人は高山みなみ!!

   世紀末ファミレス殺人事件~~   



デレッデレデッテー



 ○月×日 AM9:00

 某アトリエ


青山剛昌「もう充分に稼いだ。サンデーの連載も、アニメも終わらせる!!」

高山みなみ「ふざけないで!! そうしたら私の仕事はどうなるのっ!?」


青山剛昌「忍たま乱太郎があるだろ?」

高山みなみ「っ……殺してやる」



青山剛昌「君にできるかな? 喰らえっ、青山剛昌破ッ!!」バッ

高山みなみ「腕時計型麻酔銃(毒針)!!」ピッ


青山剛昌「うっ……」ブスッ

青山剛昌「……」ドサッ



高山みなみ「えっ……そんなっ!?」ビクッ

高山みなみ「剛昌? 剛昌ォォォォォッ!!!」


高山みなみ「まさか、揉み合っている間に、不慮の事故で死んでしまうなんて……」ガクッ

高山みなみ「ぅぅっ、うっうー、ごぉしょぅ」ポロポロ


高山みなみ「……」

高山みなみ「でも、私は捕まる訳に行かない。何とかしないと……」キョロキョロ


高山みなみ「ん? これは、剛昌が連載中の探偵マンガの原稿!?」

高山みなみ「そうだ、この漫画に書かれているtrickを使えば……」ゴクリ

読まなくても大丈夫だけど、↓からちょっとだけ設定を流用するよ

ラオウ「アイドルマスターは、シンデレラガールズよりsideM?」
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ラオウ「sideMなどやらず、そのスイッチを押せい!!」
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 ○月×日 PM00:30

 カフェ 『パレード』店内


ウーウー

目暮「被害者は、人気漫画家の青山剛昌さん。死因は、腕時計型麻酔銃から発射された毒針」

目暮「そして、偶然現場に居合わせたのが……」チラッ


小五郎「はい、私です警部どのっ!!」ピシッ

目暮「まぁた君かね? しかし、力を貸して貰うよ毛利君!!」



小五郎「お任せください!! この店からは誰も出しておりません」

目暮「では、死体発見時間……店内に居た人達に話を聞いてみよう」



 厨房


目暮「えー、まずはこの店で働いている皆さんから聞きます」

小五郎「この名簿によりますとぉ……」


小五郎「神谷さん」

神谷「はい。まさか、この店で殺人事件が起こるなんて」



小五郎「東雲さん」

東雲「ウチです。全く気付きませんでしたわ」


小五郎「アスランさん」

アスラン「フハハハハハッ!! 我の名を呼ぶか下界の者よ」



小五郎「卯月さん」

卯月「俺です。あはっ、疑われてる……とか無いですよね?」


小五郎「最後に、水嶋咲さん」

水嶋咲「あたし、ですけど」シュン



小五郎「これで、働く方々は全員のようですなぁ」

目暮「なるほど、ところで毛利君? 何か備考は無いね?」


小五郎「はっ!! これによりますと……」

小五郎「この五人はアイドルマスターsideM。315プロの通称『カフェパレード』と言うグループのメンバー。そして来たるべき1月31日より、念願の超絶可愛い水嶋咲初SRイベント『赤ずきん』が開催されるようです。これにより、シンデレラガールズへ離れていたプレイヤーも、多く戻るそうですが……いやはや、SR獲得ボーダーが上がるので、戻って来るのは次イベ以降にして頂きたい」



 客席


目暮「次は、来ていた客だな」

小五郎「皆さん、失礼ですが、順番に名前をお願いします」





ジャギ「ジャギ」


ケンシロウ「三村かな子」


ラオウ「神崎蘭子」



トキ「アミバ」



小五郎「なるほどぉ」

小五郎「そして……」チラッ



天龍源一郎「あ゙ア゙ッーッ」

藤波辰爾「フガフガ」


小五郎「プロレスラーの、天龍源一郎さんと藤波辰爾さん」

小五郎「最後に……」チラッ



高山みなみ「ごぉしょぅ」ポロポロ

小五郎「殺された青山さんの元妻、高山みなみさん」


目暮「青山剛昌さんは、死因から言って他殺は間違いない」

小五郎「つまり、この店の中に居る誰かが犯人……と言う訳ですなぁ」

>>12
が中国人になってた

×目暮「なるほど、ところで毛利君? 何か備考は無いね?」
○目暮「なるほど、ところで毛利君? 何か備考は無いかね?」



小五郎「うーむ……」

目暮「どうかね毛利君? これは迷宮入りかね?」


小五郎「いえ、一つ気になる事が有るので、それを質問したいと思います」

小五郎「皆さんの注文した品を教えてください」



小五郎「まずは、高山みなみさんからお願いします」

高山みなみ「私は、ココアを……」


小五郎「んん? 相席していた被害者の青山剛昌さんは、何も頼まなかったんですかな?」

高山みなみ「はい。アトリエで既に死んでいたのを、ここまで引きずって来たので……」



小五郎「なるほど……それでは注文できませんな」

小五郎「続いて、プロレスラーのお二人は?」


天龍源一郎「ブレミアムヂョゴロール゙」

藤波辰爾「ヤテヤルフフンッ」



小五郎「なるほど……」

小五郎「最後に、そちらの四人は何を?」チラッ



ジャギ「アメリカンコーヒー」


ケンシロウ「ストロベリーガールズパフェ」

ラオウ「ストロベリーガールズパフェ」

トキ「ストロベリーガールズパフェ」



小五郎「おんやぁあ? オカシイですなぁ……」

目暮「っ!? 何か分かったのかね毛利君!!」


小五郎「はい、警部どのっ!!」

小五郎「この毛利小五郎、灰色の脳細胞にビビビっと来ましたぁ!!」



目暮「そ、それで犯人は!?」

小五郎「焦らないでください……」ニヤリ


小五郎「犯人はこの客の中に居ます!!」

小五郎「そしてぇ、犯人はっ」



小五郎「鉄仮面を被り、ショットガンを所持している……ジャギさん、貴方だ!!」ビシッ

ジャギ「……」


ジャギ「ん?」キョロキョロ

ジャギ「えっ、俺?」



小五郎「あなたぁ、どぉして一人だけ、アメリカンコーヒーを頼んだんですかな?」

ジャギ「コーヒーが好きなんから、いいだろぅが」


小五郎「怪しいですなぁ……他の三人はストロベリーガールズパフェを頼んでいるのに」

小五郎「貴方がアメリカンコーヒーを頼んだのは、犯人だからじゃないんですかジャギさん!?」



小五郎「それに聞くところによると、リュウケン氏から、『北斗羅漢撃』なる技を伝授されたらしいじゃないですか?」

ジャギ「あ? それがどぅしたい?」


小五郎「……」

小五郎「フッ、口を滑らせましたな……」



小五郎「北斗羅漢撃にはぁ、含み針を使うバリエーションが有るんですよジャギさん!!」

ジャギ「ッ!!?」ビクッ


小五郎「卑劣にも貴方は、含み針を用いて青山さんを殺したんだ!!!」ビシッ

ジャギ「え゙っ? ちょっ、ちょっと待ってくれい!!」



高山みなみ「そんなっ!?」ガクッ

目暮「高山さん、お気を確かに!!」


高山みなみ「返して……返してよっ!! 私のごぉしょぅを返してよぉぉぉぉっ!!!」ポロポロ

ジャギ「えっ、えっ!?」



高山みなみ「ごぉしょぅぅぅぅあぁぁぁぁぁん!!!」ポロポロポロポロ

目暮「ジャギさん、話は署で聞きましょう」ガチャッ


ジャギ「トキの兄者!! 助けてくれよぉ!!」

トキ「私はトキでは無い……アミバだ」



ジャギ「ええぇぇぇぇぇぇぇええ!!?」

トキ「許せ、オーディションの時間が迫っている」ガタッ


目暮「どうぞ、他の皆さんはお帰り頂いて結構です」

ラオウ「ならばゆくか……我らが決戦の地へ!!」ガタッ



ケンシロウ「この闘い、是非など問わず!!」ガタッ

ジャギ「お、おいケンシロウ!! 俺を助けろ!!」アセアセ


ケンシロウ「ジャギ……オーディションが終わるまで待て」

ジャギ「助けろバカ!!」



 実写版アイドルマスター ゲロゲロキッチン オーディション控え室


ラオウ「フッ、奇妙な事も有るものだ……まさか、あのような事件に巻き込まれるとは」

トキ「いや、奇妙でも無いだろう」


ケンシロウ「何故だ?」

トキ「サスペンスは、必要なのだ」ニヤリ



ケンシロウ「……」

ケンシロウ「そうかっ!? 愛(マス)は……」



ラオウ「スリル」

トキ「ショック」


ケンシロウ「サスペンス!!」




 誰か赤ずきん咲ちゃんください


おわり




うわあああああああああああ!!!


オチを書き込んでから気付いたけど、

愛はスリルショックサスペンスじゃなくて、
恋はスリルショックサスペンスだったよ…


消え去りたい……

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