ナレーター「千川ちひろの朝は早い」 (36)

芸能プロダクション『346プロ』
アイドルから芸人までなんでもござれの大手芸能プロダクション

そこに勤める一人の女性
名は千川ちひろ

今日我々は彼女の一日を追う

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Q.朝早いですね

ちひろ「そうですね、いつもだいたい五時には出勤しています」

まだ日は出ていない。にもかかわらず彼女はこの寒さの中、急ぎ足で事務所へ向かっていた。

Q.その荷物は?

ちひろ「ああ、これですか?いつも頑張っているPさんにささやかですが差し入れをと。今日は奮発してプラチナガチャチケットを持ってきました!」

Q.今日はということはまさか毎日?

ちひろ「はい、Pさんに頑張ってお仕事して欲しくて。経費で落とせないのでポケットマネーですけどね」

まさに天使
like a angel
こんなに素敵な女性と共に仕事ができるPという男はなんて幸せ者なのだろうか。

事務所に到着すると彼女はすぐさまエアコンのスイッチを入れ、入り口の前で立ち止まった。

Q.何をしているんですか?

ちひろ「Pさんを待ってるんです。あの人いてのこの事務所ですから」

しかし時計はいまだ五時を過ぎたところ

Q.ちょっと早すぎじゃないですか?

ちひろ「Pさんは基本的にいつ出勤してくるか分からないですから。アシスタントである私が遅れて出勤なんてありえません」

ブラック企業なんてレベルではない。もはやダークネス企業。
しかし、それでもPという男を待つ彼女の横顔はとても美しく、まるで愛する夫を待つ妻のようだった。

――六時を回った
彼は来ない。

ちひろ「……」

――七時を回った
彼は来ない

Q.ほかの業務をしておいては?

ちひろ「そうですね、いつもこの時間にはもうきてるんですけど……しょうがないですね」

そういうと彼女は振り返って歩き出した。
行く先は……

彼女は冷蔵庫の前で立ち止まった

Q.ずいぶん大きな冷蔵庫ですね、中を見せてもらってもよろしいですか?

ちひろ「いいですよ。」

縦にも横にも通常の三倍はあろう冷蔵庫が開かれる。
中には――

Q.ドリンクですね?

ちひろ「はい、ドリンクです。プロデューサー業というのは体力や気力を使う仕事なのでこれを飲んで頑張ってもらいたいんです」

おそらく千を超える数だろう。ドリンクが壁となって我々取材陣の前にそそり立つ。

Q.これもポケットマネーで?

ちひろ「





























































はい」

ガチャっという音と共に長身の男が姿を現した

Q.あれが?

ちひろ「はい、Pさんです。ではちょっと行ってきますね。」

オハヨウゴザイマス1154ニチレンゾクログインボーナスデスアシタハユウジョウポイントガモラエマスヨ

デハワタシハコレデ

我々はこの目を疑った
なんと彼女はPであろう男に差し入れをしたかと思えばそのまま荷物をまとめて出て行ってしまった


P「あの、どちら様でしょうか?」

我々は一切の事情を説明し、この状況を彼に問う

しかし――

P「僕の口からは何も言えません。ちひろさんからドリンクを貰いましたか?貰ってないならまだ間に合います。急いでここから出ていった方が…その、身のため……です。」

彼の言葉の真意はつかめない
しかし彼と目が合ったとき、我々は理解った

P「はヤク   ドリンク飲マな   きゃ…」

――ある意味幸運だったのかもしれない
あのとき我々が目撃したのは狂ったようにドリンクを飲むP氏の姿だった

彼は我々に言った

まだ間に合うと

いったい千川ちひろという女は何者なのか
そしてあのドリンクはいったいなんなのか

多くの謎を残し去って行った彼女

自分の名前(苗字ではない)の名札を付けていた彼女

彼女は我々の取材魂に火を投じてしまった

これからも我々取材班は彼女を追うだろう

真実を掴むために


























































それはそれとして次の取材現場は…
ふむ、つい最近できたばかりのメダル工場か
おもしろくなりそうだ

くぅ疲

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アニメの千川さんとゲームのちひろさんは別人ですよ!別人!

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