京太郎「清澄高校麻雀部員共」由暉子「14マツって鳥の漢字、いいですよね」 (1000)

咲の本編を下ネタ交じりに進めていくだけのスレです。時に小ネタ、番外も

※非安価進行

※京太郎が中心になります

※キャラが下ネタ連発。「○○はそんなこと言わない」可能性が大なので注意!

※R-18もちょくちょくと。その際は名前欄に「R-18」と記載します(忘れなければ)

※わりと脱線します。わりと。


まとめwiki
http://www59.atwiki.jp/45451919/pages/1.html


前スレ:京太郎「清澄高校麻雀部員共」竜華「13をとうさんって読むと背徳的な気がせーへん?」
京太郎「清澄高校麻雀部員共」竜華「13をとうさんって読むと背徳的な気がせーへん?」 - SSまとめ速報
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過去スレ:京太郎「清澄高校麻雀部員共」
京太郎「清澄高校麻雀部員共」 - SSまとめ速報
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京太郎「清澄高校麻雀部員共」咲「2本挿し!」
京太郎「清澄高校麻雀部員共」咲「2本挿し!」 - SSまとめ速報
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京太郎「清澄高校麻雀部員共」和「人の体に口3つ」
京太郎「清澄高校麻雀部員共」和「人の体に口3つ」 - SSまとめ速報
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京太郎「清澄高校麻雀部員共」優希「4つん這いで待機だじぇ!」
京太郎「清澄高校麻雀部員共」優希「4つん這いで待機だじぇ!」 - SSまとめ速報
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京太郎「清澄高校麻雀部員共」まこ「5万円。コミコミじゃ」
京太郎「清澄高校麻雀部員共」まこ「5万円。コミコミじゃ」 - SSまとめ速報
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京太郎「清澄高校麻雀部員共」久「6は英語でー?ほらほら、○ックス」
京太郎「清澄高校麻雀部員共」久「6は英語でー?ほらほら、○ックス」 - SSまとめ速報
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京太郎「清澄高校麻雀部員共」透華「7曲りシップス…あら、左曲りですの?」
京太郎「清澄高校麻雀部員共」透華「7曲りシップス…あら、左曲りですの?」 - SSまとめ速報
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京太郎「清澄高校麻雀部員共」憧「8股のオロチ…サイテー」
京太郎「清澄高校麻雀部員共」憧「8股のオロチ…サイテー」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1405092519/)

京太郎「清澄高校麻雀部員共」玄「マン10怖い!おもちも怖いよ!」(実質9)
京太郎「清澄高校麻雀部員共」玄「マン10怖い!おもちも怖いよ!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1406299369/)

京太郎「清澄高校麻雀部員共」霞「9ン2といったところかしらね」(実質10)
京太郎「清澄高校麻雀部員共」霞「9ン2といったところかしらね」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1407597071/)

京太郎「清澄高校麻雀部員共」恭子「11バック?11人分受け入れるんか…」
京太郎「清澄高校麻雀部員共」恭子「11バック?11人分受け入れるんか…」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1409836638/)

京太郎「清澄高校麻雀部員共」白望「12回出すまでは延長戦…」
京太郎「清澄高校麻雀部員共」白望「12回出すまでは延長戦…」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1412260383/)


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1422285283

清澄高校
須賀キョータロー
麻雀部員。好きな教科は体育。チーム戦では周りを引っ張るタイプ。次の授業は寝る。

宮永サキ
麻雀部員。好きな教科は現文。官能小説を朗読するシチュエーションを妄想する。一応妄想だけ。

原村ノドカ
麻雀部員。好きな教科は数学。色んなモノの長さや太さの統計に興味津々。入るかどうかの計算も。

片岡ユーキ
麻雀部員。好きな教科は科学。実験以外は特に興味なし。爆発する系は特にテンションアゲアゲ。

染谷マコ
麻雀部員。好きな教科は政経。家の経営に必要な許可や資金を色々考えている。

竹井ヒサ
麻雀部長。好きな教科は地理。エロマンガ島には赤ペンで波線が引いてある。


阿知賀女学院
新子アコ
麻雀部員。好きな教科は地理。長野の歴史や風土について、話題になる物を勉強中。

高鴨シズノ
麻雀部員。好きな教科は体育。何も考えていない。終わったら速攻マッパで汗をぬぐう。

松実クロ
麻雀部員。好きな教科は保健。平均的な大きさや初潮時期は暗記済み。

松実ユウ
麻雀部員。好きな教科は古典。古語の辞書で暖かそうな言葉を使って遊ぶのが好き。

鷺森アラタ
麻雀部長。好きな教科は数学。その日の下着の色のチャートを勉強する。

赤土ハルエ
麻雀顧問。好きだった教科は保健。生理と妊娠の関係は専門的に勉強。

龍門渕
天江コロモ
麻雀部員。好きな教科は日本史。いつか高千穂と伊勢神宮に行ってみたい。

龍門渕トーカ
麻雀部長。好きな教科は世界史。どうにかして教科書に自分の名前を残したい。

井上ジュン
麻雀部員。好きな教科は倫理。勉強するのは好きだけど特に気にはしない。

沢村トモキ
麻雀部員。好きな教科は情報。先生そっちのけでプログラミング。エロサイトと繋げてばれる。

国広ハジメ
麻雀部員。好きな教科は家庭科。自分用の被服には費用が全然掛からない。


鶴賀学園
蒲原サトミ
麻雀部長。好きな教科は数学。すぐに寝られるから。教科書は寝やすいページを開いている。

加治木ユミ
麻雀部員。好きな教科は音楽。声を出すのが好き。誰が来るか来ないかのギリギリ感。

東横モモコ
麻雀部員。好きな教科は現文。教科書に載ってる話を読んで暇潰し。

津山ムツキ
麻雀部員。好きな教科は体育。柔道と剣道が好き。ダンスは苦手。全部真顔で頑張る。

妹尾カオリ
麻雀部員。好きな教科は現文。朗読の時は演技派。なぜかやたらと色っぽい。

風越女子
福路ミホコ
麻雀部長。好きな教科は古典。百人一首は全て覚えている。正月が密かに楽しみ。

池田カナ
麻雀部員。好きな教科は保健。自分の時期やらサイズやらと比較する。

吉留ミハル
麻雀部員。好きな教科は現社。ニュースと繋げて考えるのが好き。最近新聞が楽しい。

文堂セイカ
麻雀部員。好きな教科は英語。発音はとっても日本人。構文も実は苦手だけど英語は好き。

深堀スミヨ
麻雀部員。好きな教科は家庭。調理実習では凄まじいまでに頼りになる。おかん。

久保タカコ
コーチ。好きだった教科は美術。なぜか描いた絵がファンシーになってしまう。


白糸台
弘世スミレ
麻雀部長。好きな教科は生物。排泄器官と生殖器官は真っ先に勉強した。

宮永テル
麻雀部員。好きな教科は物理。物理的に大きくならないか真剣に悩んだ時期もある。

大星アワイ
麻雀部員。好きな教科は古典。古事記と日本書紀はバイブル。授業中は突然テロリストが入って来る妄想をしている。

渋谷タカミ
麻雀部員。好きな教科は家庭。正月だけ茶道とお琴をするから。後は割とどうでもいい。

亦野セイコ
麻雀部員。好きな教科は地学。釣りに適した地形について猛勉強。先生にも質問するが釣り以外に興味なし。

千里山高校
清水谷リューカ
麻雀部長。好きな教科は科学。レンズの原理や望遠鏡の作り方が大事。欲望に忠実。

園城寺トキ
麻雀部員。好きな教科は体育。学年で一番良く動いてよく食べる。

江口セーラ
麻雀部員。好きな教科は体育。というかそれ以外はあってないようなもの。

船久保ヒロコ
麻雀部員。好きな教科は情報。統計処理やらなんやらと、教科内容はガン無視。

二条イズミ
麻雀部員。好きな教科は書道。頑張って書くがあまりの下手さに落ち込んでしまう。

愛宕マサエ
部活監督。好きだった教科は地理。プロになった理由は地方に回ったりできるから。


新道寺女子
白水マイル
麻雀部長。好きな教科はオーラルコミュニケーション。下手だけど自覚に乏しい。

鶴田ヒメコ
麻雀部員。好きな教科は倫理。知れば知るほど自分が反していくことに何とも言えない快感。

花田キラメ
麻雀部員。好きな教科は美術。上手い。特にスカートを下から覗いた絵は写真と見間違うほどリアル。

安河内ヨシコ
麻雀部員。好きな教科は世界史。時々出てくるやらしい名前が頭の中をリフレイン。

江崎ヒトミ
麻雀部員。好きな教科は政経。なんもかんも政経だけ成績がいい。他は微妙。

姫松高校
愛宕ヒロエ
麻雀部長。好きな教科は家庭。献立を考えるのが大好きだけど、作るとしたら人任せ。

愛宕キヌエ
麻雀部員。好きな教科は体育。サッカーでガチるよりも遊びでやる野球が好き。

末原キョウコ
麻雀部員。好きな教科は書道。筆先でこしょこしょしたい。細筆より普通の筆で。

上重スズ
←このへんにスズ。好きな教科は現文。注文の多い料理店はエロイと思っている。

真瀬ユウコ
麻雀部員。好きな教科は英語。語尾は日本語だろうが英語だろうがお構いなしに付帯する。

赤阪イクノ
監督代行。好きだった教科は数学。ⅢCだろうが超楽勝。でも証明問題はへったくそ。結果良ければすべてよし。

善野カズミ
麻雀監督。好きだった教科はオーラルコミュニケーション。コミュニケーションをそういうのと勘違いしてました。


永水女子
石戸カスミ
麻雀部長。好きな教科は地学。噴火と言われて赤くなり石英と言われて悶えて体をくねらせる。なんでもエロに繋げる。

薄墨ハツミ
麻雀部員。好きな教科は古典。エロ用語を覚えたら帰り道で大声復唱。反応されたら投げキッス。痴女。

狩宿トモエ
麻雀部員。好きな教科は政経。しっかり覚えるけれど知識の使い方が下手。

神代コマキ
麻雀部員。好きな教科は音楽。大きな声で校歌やらなんやら歌う。徐々に伴奏からずれていく。

滝見ハル
麻雀部員。好きな教科は生物。Wikiの生殖器を見て衝撃を受ける。思わずブラウザバック。直後ガン見。

宮守女子
臼沢サエ
麻雀部員。好きな教科は数学。理詰めで考えるのは得意。無意識に書く仕草をしてしまう。

小瀬川シロミ
麻雀部員。好きな教科は世界史。単純に教室移動が無ければだいたい何でもいい。

エイスリン・ウィッシュアート
麻雀部員。好きな教科は美術。背中まで綺麗に塗れるように練習済み。冷たい感触が好き。

鹿倉クルミ
麻雀部員。好きな教科は日本史。肖像画への落書きが凄まじい。ページの半分が埋まるレベル。

姉帯トヨネ
麻雀部員。好きな教科は体育。大きな背を褒められて頼られるのが嬉しくて、思わずダンク。


有珠山高校
本内ナルカ
麻雀部員。好きな教科は生物。生物用語だからとそーゆー言葉を言わされる。真っ赤になりながらも言ってくれる。

桧森チカコ
麻雀部長。好きな教科は現社。多数決について苦々しく思っている。主にボケ比率で。

岩舘ユアン
麻雀部員。好きな教科は家庭。針が指に刺さったら舐める。やたらと音を立てて舐める。

真屋ユキコ
麻雀部員。好きな教科は現文。辞書は一通り目を通している。エロくない言葉をエロくしようとする。

獅子原サワヤ
麻雀部員。好きな教科は地理。温泉巡りの計画を立てたがる。熱海とか雄琴とか。

臨界女子
辻垣内サトハ
麻雀部員。好きな教科は現文。ノート取りから朗読まで真面目だが心情考察は苦手。テストは地味に落ち込む。

ハオ・ホェイユー
麻雀部員。好きな教科は数学。毎日胸囲を計測している。無言で揉みしだく。増えない。

雀ミョンファ
麻雀部員。好きな教科は音楽。洋楽中心。プシーとか言っちゃう系。発禁レベル。

メガン・ダヴァン
麻雀部員。好きな教科は日本史。内容はさっぱり分からないけどラーメンに良くある名前が出てくるから好き。信玄とか。

ネリー・ヴィルサラーゼ
麻雀部員。好きな教科は政経。ソープとデリの値段設定を研究している。


その他
佐々野イチゴ
女子高生。好きな教科は音楽。歌って踊れるアイドルを目指して奮闘中。お願いシンデレラ。

小走ヤエ
女子高生。好きな教科は世界史。王とか教皇とか天皇とかに憧れる。そこまで厨二じゃないので内心だけ。

夢乃マホ
女子中学生。好きな教科は総合。あちこち出掛けたりして取材する。B紙の作成も嬉々としてする。

室橋ヒロコ
女子中学生。好きな教科は技術。部屋の匂いとはんだごてを使うのが密かに楽しい。

プロ勢
小鍛治スコヤ
女性プロ。好きだった教科は家庭。野菜を洗う時に洗剤を使おうとして止められた。黒歴史。

戒能ヨシコ
女性プロ。好きだった教科は体育。誘ってねだって保健室。ほとんどの男を掌握した権力者。

藤田ヤスコ
女性プロ。好きだった教科は倫理。論戦大好き。段々話を逸らして相手を手玉に取っていく。

三尋木ウタ
女性プロ。好きだった教科は古典。即興で難解な歌を詠む。教師が絶句するレベルのシモ。

瑞原ハヤリ
女性プロ。好きだった教科は音楽。アイドルのノリ。歌のテストでソロになると声が濡れる。

野依リサ
女性プロ。好きだった教科は現文。分厚い作文。喘ぎ声の表現レパートリーが群を抜いている。

福与コーコ
女性アナ。好きだった教科は情報。当然のようにエロサイト閲覧。怒られても止めやしない。ブラクラ踏む。

針生エリ
女性アナ。好きだった教科は地学。男子とダベりながら資料映像鑑賞。でも男っ気ゼロ。

前スレ終了後使用していきます

玄「きょっおたっろくん、はいこれっ」

京太郎「へ? なんすかこれ…」

玄「えへへー、これはチョコレートだよ。2月14日といえばー?」

京太郎「バレンタインですけど…まだ2週間以上先っすよ」

玄「だ、だって……京太郎くんに一番最初に上げたかったんだもんっ」

京太郎「は? それってどういう」

玄「もうっ! 女の子に恥ずかしい事言わせちゃだめなのですっ!」

玄「京太郎くんのバレンタイン童貞を私が奪いたかったのっ!」

京太郎「おいッ、なんか失礼だぞその言い方!」

京太郎母「甘いわ小娘ども、息子の童貞を奪ったのは私だ」

言うて次の更新は日曜になりそうな感じ。申し訳。なんもかんもボードが悪い

所長「だが私は謝らない」

ちょっと更新。最近ちょっと艦これに浮気してました。不倫は文化




和「どうしましょうか……」

優希「のどちゃん? どーかしたか?」

和「ゆーき。いえ、明日の須賀君の誕生日に何をプレゼントしようかと」

優希「明日かー。あんな奴にくれてやるものなんか無いじぇ!」

和「そう言いつつ準備するんでしょう? きっと、今日の夜辺りに」

優希「ぅ……そーいうのどちゃんはどうするつもりなのかっ」

和「それなんです。ありきたりな物だと印象が薄いですし、かといって奇抜すぎるのも」

和「あまり高価なものは受け取ってもらえない気もしますから……迷います」

優希「ほ、ほほー。ところで何か候補的なものは決まってる感じかー?」

和「一応……」

和「使用済み下着かアロマ加湿器かにしようかと思ってるのですが、どちらにするべきでしょうか……」ムムム

優希「そこに迷う必要は無いと思うじょ」

和「あまり迷っているのも時間の無駄ですね。ここは幼馴染の咲さんにも相談してみましょうか」

優希「やな予感しかしないけど……」



和「あ、居ました。咲さ……」


咲「京ちゃーん!」

京太郎「んあ? どーしたよ」

咲「えっとね、明日の京ちゃんの誕生日なんだけど、何か欲しいものある?」

京太郎「あー……なんでもいいや。任せるわ」

咲「もう……あ、それならアレでいいかな」

京太郎「そうだな、アレならそこそこ嬉しいかも」

咲「じゃあアレにするね。オナ禁して楽しみにしててねー」

京太郎「ちょっと待った。お互いの認識を確認するぞ」



優希「あの二人もいつも通りだじぇ……のどちゃん?」

和「……分かり合えている幼馴染って、羨ましいですね」

優希「ん……」

和「きっと『何が欲しいんだ? 言葉にしないと分からないぜ』っていうプレイでも深みがでるんでしょうね……」

優希「羨ましがる部分がなー」

京太郎「おーい咲、おはようさん」

咲「あ、京ちゃん。誕生日おめでとー」

京太郎「サンキュー、つっても昔みたいにテンションあがる感じじゃないけどさ」

咲「そうなの? でもケーキ食べれるし、プレゼントも貰えるし……」

京太郎「それくらいだろ? こう、誕生日だぜ! っていう湧き上がるもんが無いんだよ」

咲「もー……贅沢言い過ぎだよ」

京太郎「はは、それもそーだな」


咲「男優だって企画によっては、全然湧き上がってこなくても頑張らないとダメでしょ?」

京太郎「割となんとかなるんじゃねえのかな……」

和「あのう、須賀君? ちょっといいでしょうか」

京太郎「ん? 和か。クラスまで来るなんて珍しいけど、どうしたんだよ」

和「いえ……今日はクラスの用事で少し部活へ行くのが遅くなるので、先にこれをと思いまして」

京太郎「なんだこれ、参考書……の漫画?」

和「須賀君は普通の参考書は苦手みたいですから。これは全編漫画なので少しは読みやすいかと」

京太郎「へー、フィルムに包んである参考書って珍しいな。サイズはちょっと大きい漫画くらいだし」

和「それでは私はこれで。あ、お誕生日おめでとうございます」

京太郎「おー、ありがとな!」



京太郎(授業って退屈だよな…そうだ、さっき和から貰ったやつ)

京太郎(破る音が出ないように慎重に…おし、これで読めるぜ)

京太郎(…………)

京太郎(中身エロ本じゃねーか! 手ぇ込みすぎだろ!)

『ふうん、アンタ今日が誕生日だったんだ』

京太郎「まーな。高校生にもなってって思うけどさ、やっぱ祝ってもらうと嬉しいよ」

『当たり前でしょ。そんなことも分かんないわけ?』

京太郎「うっせ……そういえばお前の誕生日っていつなんだよ」

『あたし? 5月の……』

京太郎「おう」

『……やっぱり教えない』

京太郎「はあ? わけわかんねーんだけど」

『うっさいわね。教えないったら教えないの!』

京太郎「ったく……そういや昨日のテレビさあ」



「うん、おやすみ……はぁ」

「だって悔しいじゃない。私だけアンタの誕生日知らなくてさ」

「それで自分は祝えって、ズルいじゃない……」

「……あーもうっ! なんでおめでとうって言わなかったのよ、私ってば!」

唐突な前スレ>>314の続き。バイク合宿編



京太郎「まずは点検して…うっし、跨ってみるか」

姫子「え? ここで?」

京太郎「ここだからでしょーが」

由暉子「跨ると言っても何に…?」

京太郎「お前は何の隣に突っ立っとるんじゃ」

煌「まずは軽く押して、っとっと! 勢いが強いと危ないですねえ」

哩「センタースタンドはサイドスタンドと違って足では外れん。前に押さんといかんけど、強すぎると危険たい」

竜華「右がブレーキで、左がクラッチ…自転車と違うと一瞬戸惑うなー。っちゅーか動かすの難しいなあ…」

京太郎「体で押すんですよね…重心を腰に乗せて、身体で押して…っ!」

煌「こっ、これは慣れないと思いですよ…! 倒れそうで…」

哩「こうやって、こう。やり方さえ分かれば難しくなか」

姫子「あー! 重いですー!」

哩「姫子、そうじゃなくてしっかり体で…」

姫子「押し倒されっとー! 同人誌みたいに、同人誌みたいにー!」プルプル


姫子「みぎゃっ」ガッシャーン

哩「ひ、姫子ぉっ!?」


由暉子「…バイクって怖いですね」ヨロヨロ

京太郎「俺はお前のバランスも結構こえーよ。ガードがついてるからそう簡単に潰されねーけど…」

由暉子「あ、なんだか慣れました。8の字ってこう動くんですね」スタスタ

京太郎「すっげええええ!」

由暉子「なんだか腰のグラインドみたいな動きですね…」

京太郎「かっこよくない!」

竜華「さーて、エンジン始動やな。まずは鍵を回してっと」

姫子「はい」カチャ

哩「ギアをニュートラルにして」

由暉子「スイッチから指を離せばいいですよね」ウィィ……

京太郎「クラッチを握ったまま」

煌「クロッチ部分とはまたマニアックですねえ」

哩「セルスイッチを押す、と」

姫子「スイッチば押し込めばいいですね!」グッ

由暉子「ふぁぉぉぉ…」ヴィイイ

竜華「おお、なかなかの振動や! これがエンストかー」ガクガク

煌「いい光景です! いやーウェアラブルカメラ、買って正解でした! すばらっ!」

京太郎「俺が教官なら不合格ですよ皆さん」

竜華「おっと須賀教官はハンコ欲しかったら身体貸せやげへへなAVが好きかー」

姫子「教官…私の体に、教官のハンコ欲しいです…」ポッ

由暉子「焼きゴテですか? 構いませんけど、責任とってくださいね」

煌「撮影はお任せください!」

京太郎「わぁお、軽いツッコミじゃ逆効果かよ」

哩(わ、私もツッコミ手伝わんと!)

由暉子「まずは左足でチェンジペダルを踏みにじって、ギアを1までおとしめてあげるんですよね」

京太郎「バイクに厳しすぎるだろ……そうだけどさ」

哩「そん後は少しずつクラッチを緩めていく。姫子、できるか?」

姫子「ええと、半分だけですよね。動けるけど抜けれん絶妙具合で」

竜華「お、お? クラッチ緩めるだけで結構動くんやな!」

煌「このままアクセルを回して、徐々にクラッチを離していく…っとお!?」

京太郎「はは、捻り具合には気を付けないと駄目ですね」

煌「そ、そうですね……いやあローターの強さを一気に最大まで捻った事を思い出しましたよ。快感でしたけど」フー

京太郎「こっちは命に関わるんで……」

京太郎「ミラーで確認、左右よし……うっし、車線変更成功っと」

京太郎「いっぺん開始位置まで戻ればこの時間は終わりか」



京太郎「すんません、お待たせしましたー」

哩「お帰り須賀君。それと、一つ忘れとるよ?」

京太郎「へ? ……あっ!」

竜華「やってまうなー。方向指示器の入れっぱなし」

由暉子「車と違って勝手に切れてくれないですから。つい忘れますね」

姫子「あちこち確認して、すぐにギアやクラッチ操作になると、頭が追い付かんばい…」

煌「ギアとクラッチが身体に染み込めばいいんですけどねぇ」

京太郎「そっすね……慣れるまでは意識しておかないと」

由暉子「それがいいと思います。慣れるまではしっかり準備しないと、何があるか分かりませんから」

竜華「入れっぱなしで寝たりすると次の朝が大変やしー」

京太郎「エンストしちゃうよ」

哩(何が言いたいか分かってて強引にバイクの話に戻す……ツッコミ力高いなぁ)

今日はこれだけでー。

京太郎「今日から暦の上だと春だってさ。でも実感無いよなぁ」

咲「まだ寒いもんね……息も白くなっちゃうし」

京太郎「なるべく早く校舎に入りたいって思うよなー」

和「そうですね、口から白いモノを垂れ流し続けるわけにもいきませんから」ブルブル

京太郎「別に義務じゃないからボケを早める必要は無いぞー」

優希「のどちゃん寒いの苦手だからなー……」

和「はあ……どうしましょうか」

京太郎「うーす和、何悩んでるんだ?」

和「ああ須賀君。やっぱり長野の冬って寒いじゃないですか」

京太郎「そりゃ長野だからなあ…寒いのが嫌で悩んでたのか?」

和「それもあります。少し冷え症ですし、冷たい椅子や便座に座るとゾクゾクできるので、まるきり嫌ではないのですが」

京太郎「俺はあの感じ嫌いなんだけどな…それも、ってことは別に悩みがあるのか?」

和「ええ…ほら、朝なんかは水溜りもすぐ凍るくらい寒いでしょう?」

京太郎「ああ」

和「それでこう、太ももの内側の水気も凍ってきそうになって、歩きにくくて」

京太郎(この穿こうとしない頑なさはなんなんだ)

今日はこれだけでー。明日明後日明々後日は更新ありません。申し訳。
ボードが呼んでるんです。乗って足蹴にして最後には柔らかい布で愛撫してあげないと(使命感)

アムドライバーとはいったい。知ってるドライバーといえば戦闘の鍵穴から狂ったように出てくるドライバー
それかコンピュータ管理の車社会でガソリン車を走らせる三人のドライバー



久「えー、突然だけど、今度の日曜にみんなでスキー場に行きましょうか」

まこ「また思い付きか……まー確かに、今年はすべっとらんのう」

和「スキーですか。スノーボードも含めてあまり得意ではないのですが」

京太郎「咲は確か、滑った事無かったっけか」

咲「う、うん……なんか無理そうだし」

優希「長野民失格だじぇ! 雪と共に過ごさずして何が長野かー!」

京太郎「丁度いい機会だし、ボードでもやってみようぜ。俺が教えるからさ」

咲「う、が、がんばるっ」

和「ゆーきは滑れるんですか?」

優希「とーぜんだじょ! 後ろ向きで直滑降だ!」

京太郎「後ろ向きとか危ないから絶対やんなよ。それで、和はどれくらいできるんだ? ボードだと正面から木の葉とか、横向いて直滑降とか」

和「そうですね……」


和「やはり正面からお互い顔を見ての方が、性感も高まるかと」

京太郎「できるできないで聞いてるっつうに」

久「じゃ、朝6時に集合ね。持ってる人はスキーウェアや道具を持って来て。無かったら借りればいいから、お金ね」

まこ「1万もあればええかのう?」

久「んー……リフト券も一日4000円くらいかかるし、交通費込みでできればもうちょっと欲しいわね」

優希「二万持ってけばいいと思うじぇ」

京太郎「場所次第だけど、それだけあれば大丈夫だな。咲達はウェア持ってるか?」

咲「私は全然……」

和「アンダーウェアくらいなら」

京太郎「んじゃ土曜に咲のアンダーウェアとゴーグルと、ニット帽、グローブくらい買わないとな」

咲「スキーウェアはいいの?」

京太郎「結構高いからな……2、3万はするし、誰かに借りられれば一番だけど」

まこ「ボードやスキー板、ブーツはともかくウェアのレンタルは嫌じゃろ」

咲「う、確かにあんまり……」

和「そうですか?」

優希「お。のどちゃんは非潔癖かー」

和「いえいえ、知らない人のナニカが付いたものを着せられる。これで一本書けますよ」

京太郎「ドヤ顔やめろー」

京太郎「さて……まず必要なのはソックスな。できればふくらはぎまであって、分厚い奴がいい」

咲「京ちゃんはニーソがポイント、っと」

京太郎「えー、次はインナーウェアな。下は尻や膝、腰にパッドが入ってるのがいいぞ。かなりコケるから」

和「須賀君は大きなお尻が好みなんですね、パッドが入ってる方がいいなんて」

京太郎「……グローブは多少短くてもいいけど、ウェアに引っかける紐が付いてると少し使いやすい」

優希「なかなかピッチリだじょー」

和「短いと外れたりしませんか?」

咲「ぶかぶかだと中に残っちゃうみたいだけど、ピッチリしてれば大丈夫かな」

京太郎「話を聞かんかアホ共め!」

咲「けっこうたくさん買ったけど、これで大丈夫かな」

京太郎「ああ、あとはスキー場でレンタルすればいいだろ」

和「ふふっ、なんだか楽しみですね」

優希「おお! カレーなるボード捌きを見せつける時が来るじぇ!」

京太郎「んじゃまた明日な。明日の本番に備えて早く寝ろよー」

和「和「くすっ、『本番』と『寝ろよ』で意味が被ってますよ」

京太郎「その採点は採点ミスだぜ」

久「さーて、ついに来たわねスキー場!」

まこ「自前を持って来とるんは久と京太郎か」

優希「四人でレンタルだじょー」

京太郎「ま、俺らもついてくって。ねえ部長」

久「そうそう。借りるくらい簡単よー」

咲「えと……あそこで借りればいいのかな」

和「ウェアとブーツ、板……結構な金額ですね」

京太郎「それでも年に一回なら借りた方がいいぜ? それとボードは左前か右前かって聞かれるからな」

咲「? 何が?」

久「ボードだと滑る時横向きでしょ? だからどっちの足を前にするかって聞かれるのよ」

優希「確か右前だとレギュラー、左前だとグーフィーだな!」

まこ「どっちと言われてものう……分からん場合は?」

京太郎「その時はとりあえずどっちでもいいっす。ちょっと滑って、なんか合わないって思ったら言えば変えてくれますから」

和「なるほど……左捻りか右捻りかを好みで選べるんですね……」

咲「京ちゃんもいったら変えてくれるの?」

京太郎「身体の作りはちょっと……」

和「あら? リフトには乗らないんですか?」

京太郎「野郎ならいきなり上からでもいいけど、女子にはなあ……まずはそこで慣らしとこう」

優希「大体のスキー場はレストハウスの前は広くてゆるゆる斜面だじぇ。練習に持って来いだじょ」

久「自分で歩いて登るところもあれば、動く歩道がある場所もあるわ。ま、ボードを持って歩きましょ」

まこ「久しぶりに持つと、意外と軽いもんじゃな」

和「そうですね……これなら取り回しも楽そうです」

咲「リフトも持って行くの?」

京太郎「いや、リフトは片足に付けたまま乗るんだよ。ゴンドラなら外して持ってくけどさ」

久「あそこでボードの付け方と、歩き方の練習ね。片足で押すの、コツをつかむまでは難しいわよー?」

咲「うぅ……動けなくなったらどうしよう」

和「そしたらもう、須賀君の成すがままにされるだけですね。脱がされてしまうかもしれません」

京太郎「雪山でんなことするような鬼畜じゃねーよ!」

久「ボードはつけた? なるべくキツくしてね、緩んだら危ないから」

京太郎「そうそう、万一外れたりしたら」

久「拘束してる途中にはずれたら、受けと責めが入れ替わっちゃうでしょ? 両方ともイケる人じゃないとただの地雷よ」

京太郎「命の危険があるんだよ! うんうんじゃねーよお前ら! このパターン多すぎるだろ!」





京太郎「立つ時はまず、30度くらい体側にボードを傾ける。ブレーキ代わりだな」

久「そしたらその場で立ち上がる、っと。一回掴めばすぐできるわよ」

優希「斜面とかなら雪を削る勢いでガッと! ガッと行くといいじぇ!」

まこ「ん、と。久しぶりじゃけえ、ちょっとふらついたか」

和「……よい、しょっ!」

咲「あわわわ、わぁっ!? いたた……」

京太郎「はは、ほら掴まれよ。しっかり立たないと危ないぜー?」

咲「うぅ、よ、よいしょ……あ、あれー?」

久「ほらほら頑張ってー」

優希「しっかり立つんだ! 立つんだじょー!」

まこ「勃たんと恥ずかしいからのー」

和「がんばれっ、がんばれっ」

京太郎「なぜ俺に向かって言うのかね君達は」

優希「まずは木の葉からだじょ。立ったまま、重心を前にー」

咲「う、うわわ!」

久「腰が引けてるわよー? それだとバランス崩れやすいから、なるべく姿勢よくね」

和「そ、そうは言っても、結構難しいですね……」

まこ「こーやってゆっくりズリ落ちてく感じじゃ。やっと取り戻してきたわ」

京太郎「それが安定して来たら、今度は軽くボードの先を下に向けて、体重を前に」

久「前って言っても、ボードの先端の方ね。下に向かって重心かけたら転ぶわよ」

和「わぷっ!」

京太郎「っと、大丈夫か?」

和「は、はい。雪だとあんまり痛くないですね」

優希「そんなもんだじぇー。でも足首や手首は注意だ!」

京太郎「ちゃんと準備運動しただろ? あれ、大事だからな」

咲「うう……手コキするときもちゃんと準備運動しないと駄目だね、これだと……」

京太郎「思わぬ所で学習されてしまった……」

久「そろそろ慣れて来たわねー。リフト行ってみる?」

咲「は、はい!」

和「はい。これならイけそうです」

優希「くあー、さすがのどちゃんだじぇ。もう全然パーフェクトかー」

まこ「まったく天は二物も三物もじゃのう」

京太郎「咲は俺と一緒に乗るぞ。乗る時と降りる時は手を引くから」

咲「う、うんっ!」

和「……んと」


和「きゃっ、転んでしまいました……」

京太郎「はは、あるある。たまーになんか転んじゃうよなー。リフトで転ばないよう気を付けろよー」

和「……この二物とか三物、要らないです」プクー

まこ「ぜーたくじゃのー」

京太郎「乗る時は焦るなよ。ゲートが空いたら板に足乗っけて降りるだけでいいからな」

咲「う、うん!」


京太郎「おし! で、乗って板が浮いたら外してる足に引っかけると重くなくて楽だから」

咲「こう?」


京太郎「降りる時は板の滑り止めの上に足乗せて、リフトを押して前へ出る。最初は引いてくから、手出してくれ」

咲「わかったー」



久「お疲れ様、2人とも。咲は初めてのボードでのリフトはどうだった?」

京太郎「いやー、疲れましたよ。こいつも手が掛かって」

咲「そ、それは京ちゃんが手取り足取り腰取って来るからでしょ!」

京太郎「手ェしか取ってねえよ!」

久(つまりリフトの上で手コキはしたってことかしら)

京太郎「あっ! この部長もアホなこと考えてやがる!」

今日はこんだけでー。

咲「京ちゃんはバレンタインどうするの?」

京太郎「んー? 適当にクッキーでも作るくらいじゃねーかな」

咲「そっかあ……じゃあ私はケーキがいいかなぁ」

京太郎「ケーキだと結構手間かかるだろー?」

咲「そうだけど、私もクッキーだと被っちゃうし」

京太郎「別にいいだろそれくらい。被ってもみんな喜んで食ってくれるって」

咲「そうかなあ……」



――昼休み――

咲「京ちゃーん」

京太郎「んあ? どーしたよ」

咲「さっき部員のみんなに、朝言ってた被ってても大丈夫かって聞いてきたんだけど」

京太郎「ああ……大丈夫だっただろ?」

咲「うん! 京ちゃんが包茎でも食べられるってー」

京太郎「職場全体からセクハラとかどうしようもねーわ」

酉間違えました。暗闇で人違いしちゃったとかそういうプレイ

今日も今日とて一つだけ




京太郎(なんか寒いな……風邪でも引いたか?)

和「須賀君、お菓子を買ってこようと思うんですが……何か欲しいものはありますか?」

京太郎「ん? それならパイの実とか」

和「もう、須賀君ったら随分直接的なんですから」ポッ

京太郎「コーティングっつーかさ、薄い生地で覆って隠れてるのがいいんだよな」

和「え? あ、あの」

京太郎「和はどうなんだ?」

和「わ、私ですか!? その、今日は、薄地の……付けてますけど」

京太郎「? へえ……持ってるんだな」

和「は、はい……」

京太郎「じゃあそれでいいや」

和「え?」

京太郎「それを食べさせてくれればいいよ。つーか、食べたい」

和「ぁう……」

京太郎「いいよな? 和から言ってきたことなんだし」

和「…………あ、の」

京太郎「んじゃ教室行くか。鞄ないし、教室に置いてあるんだろ?」

和「い、いきなり公衆の面前でですか!?」

京太郎「??」

(3 3 4)*(3 3) 4*3=10*6 12=72
おし、計算できたな

ミスった
(3+3+4)*(3+3)+4*3=10*6+12=72
あれです、Blu-rayだと湯気が消えるようなもんです

絹恵「おねーちゃん、小学校んとき、献立表ってあったやんなぁ?」

洋榎「あったなー。カレーライスが楽しみだったわ!」

恭子「結構地元食材みたいなのや、その土地の食べ物も出たりするみたいですね」

由子「地産地消なのよー。懐かしいのねー」

漫「ご飯に牛乳って、前は普通に飲めたけど今はやらないですね」

洋榎「そーか? ウチは大好きやで! 小学校やと毎日二本飲んどったなー」

絹恵「私は苦手で、あんま飲んどらんかったけど……あれって色々メニューあって、印象深いのもあったなーって」

漫「キャベツにオレンジとかですか?」

由子「酢豚にパイナップルなのよー」

恭子「それよりもアレでしょう。真っ白いドロドロかと思っとったけど、全然違ったやつ」

絹恵「あー。ありましたねー! けんちん汁!」

由子「里芋がかろうじてトローリなのよー」

漫「期待し損でしたわ、あれ」

洋榎「え? 美味しかったで? それになー、ワカメご飯も美味しかったわ!」

絹恵「ぶはっ! 今聞くと、食べにくそうや! ぷぷっ!」

恭子「やる人によっては歯の隙間に引っ掛かるな……」

漫「てゆーか熱すぎませんか? 炊き立てとか、キッツイんですけど」

由子「でも保温はできそうなのよー」

洋榎「んー?」

小蒔「お腹が空きました……はぅ」

春「黒棒……食べる?」

小蒔「わ、いただきますっ!」

初美「姫様ってば、昔から腹ペコでしたねー」

霞「給食の時間にはいっつもくうくう言わせてたんですって?」

小蒔「うぅ……だってぇ」

巴「あはは。でも懐かしいな、給食も今食べたら凄く美味しいかもしれませんね」

初美「そー言えば給食って色々いい名前のがありましたねー! けんちん汁とか!」

霞「あらいい名前。美味しそうねえ」

巴(う……ど、どうしよう……また下ネタの流れになっちゃう)

巴(そうだ! 私が先に言っちゃえば!)

巴「そ、そういえばワカメご飯とかありましたよねっ! 今考えると意外と」


霞「ワカメ酒と掛けたのかしら? あれとは全然見た目が違うでしょう」

初美「それならひじきご飯のほうが良いんじゃないですかねー」

春「飛躍しすぎ……」

巴「……すみませんでした」

うなじ好きレズでドSでホモ豚?

久「私の須賀君への扱いって、やっぱり悪いと思う?」

京太郎「別に俺は……なんか言われたんすか?」

久「んー、鬼とか悪魔とか元不良とか言われてねー。叩かれたりするのよ」

京太郎(ショックなのかな……やっぱ普段はあんなんでも、女の子だよな)

京太郎(ここは俺がキッチリ否定して、部長を助けてあげないと)

京太郎「部長、俺は扱いが悪いと思ったことなんて」


久「Mの私を叩いても興奮するだけじゃないの。分かってないわよねえ?」ハァ

京太郎「そこで反省しろぉ!」

ああ゛~のどっちのドM妄想がはかどりますね

和「けほっ……」

京太郎「ん、風邪か?」

和「多分大丈夫だと思うんですが…こほっ」

京太郎「ダメそうなのに大丈夫って言ってる奴が一番ヤバイんだよ。ほら、とりあえずベッドで寝とけって」

和「けど、部活の準備が終わってないですし」

京太郎「これくらい俺一人で大丈夫だって。いいから和は部長達が来るまで休んでろよ」

和「はい……あの、須賀君?」

京太郎「ん?」

和「ネギ、そこに置いてありますから……」ポッ

京太郎「部長が風邪引いた時のボケ用に常備してるネギなら、昨日の鍋に使ったぞ」

和「じゃあ買ってきます……」フラフラ

京太郎「身体を大事にしなさいっ!」

原作、アニメ基準の世界の京太郎とこの京太郎が入れ替わったら
久(須賀君ってこんなに強かったかしら?)
タコス「犬も中々やるようになったじぇ」
和「須賀君、IHから相当努力したのですね」
咲「自主トレでここまでやれるなんて凄いよ」
京太郎「(犬発言をスルー・・・だと!?)自主トレもしているけど、教えたとおりに打っているだけだぞ(来るぞ調教ネタ)」
京太郎以外全員「「「えっ(汗)」」」
京太郎(ボケが来ない・・・!?)

訓練された京太郎しか浮かばない。

入れ替わりだと
アニメ、原作版京太郎はタコス以外のS心を刺激するピュア枠に入り、タコスが私が保護しなきゃと巴さんの様なツッコミ枠に入る。
氏家版京太郎は雑用ばかりさせないで偶には教えろとツッコミを入れるやる気の新人枠に入る気がする。のど牌に無反応、性欲も薄い感じだから久はともかく和がしっかり指導しそう。まこもやる気を買ってバイトに使うだろうし
メイド京太郎「く、狂っている…なんだこれは…何の得が有る…(ざわざわ)」
まこ「よろしくな」
あれ?

京太郎「うーん」

まこ「お、京太郎。何を悩んどるんじゃ」

京太郎「ああ先輩。昨日良いシャツ見つけたんですけど、買おうかどうか迷ってて」

久「シャツとかって薄い割に結構するわよねー。で、どんな奴なの?」

咲「? シャツっていうことは、カッターシャツじゃないの?」

京太郎「いんや、もっとカジュアルでさ。襟が二重になってたり、裾をワザと出すっつーか」

和「ベストなんかと合わせるといいですね……高校生っぽくない気もしますが」

優希「金髪にストライプシャツにベスト……ホストかきさま!」

京太郎「んなつもりねーっての。ええと、それで挿し色が赤い奴なんだけど」


和「? なんで突然ゴムの色の話が出てくるんですか?」

京太郎「頼むから『挿し』程度の言葉で条件反射しないでくれる? 不便でしょそれ」

京太郎「見抜き……なんだこりゃ。妙な言葉だよなー、ネット用語って」

京太郎「これで抜けんのか? よく分からん……まあいいか。寝よ寝よ」




優希「むむむ、私のチョコベビーが減ってるじぇ! 京太郎が食べたのかー!」

京太郎「おいおい、俺じゃねーよ。無罪だって」

優希「犯人はみんなそう言うもんだ! まるっとお見通しだじょ!」

咲「ふふっ、京ちゃんったら見抜かれてるね」

京太郎「はは……悪い悪い。ちょっと甘いもんが欲しくてさ」

京太郎(まあネット用語なんて、女子高生にはそんなに関係ないよな)

優希「ふっふーん! この私にかかれば造作も無いことだじぇ!」

京太郎「ほー。んじゃ名探偵、今度は今俺が欲しいもんを見抜いてくれよ」

優希「な、なぬっ! うー……」

咲「なんだろう、和ちゃんは分かる?」

和「そうですね……そういえばチョコを食べた後、須賀君が財布の小銭を見ていたような」

京太郎「おっ、さすが和。それも関係あるぜ」

和「そうなるとおそらく……」

咲「わ、わ、和ちゃんもう見抜いちゃったんだ!」

優希「うぐぐ、名探偵の座は禅譲するしかなさそうだじょ……」


和「須賀君、見抜きいいですか」

京太郎「昨日までの俺ならスルーしたけどそうはいかないぜ!」

和「最近制服がキツイんです……はあ」

咲「あはは、この次期ってお肉ついちゃうよねー」

久「あるある、太ももとか腰回りとかついちゃってね。やっば!って感じだわー」

まこ「甘いもんはいつでも欲しくなるもんじゃけえ……自業自得とは言っても……」

優希「パンツ穿いたらチョイキツだったじぇー」

和「私も胸の部分が痛くって」

咲「……何センチなの? その割にお腹周りとか全然増えてないけど、体重も変わったのかなあ」

和「それがですね、体重が少し増え」

京太郎「こらこら! そういう話は男のいないとこでしなさい!」



和「最近ブラ紐が痛いんですよ。すぐ赤くなっちゃって」

咲「そうなの? わ、ホントだ……」

久「これはちっとダメねー。買い替えたほうがいいんじゃない?」

和「でもこの柄とか気に入ってるんですよ。もう売ってなくて」

京太郎(さーてそろそろ……)ガタッ

まこ「しっかしまた染み一つないうなじじゃのー」

久「ホントよねー。つるつるぷにぷに、赤ちゃん肌で色白って羨ましいわ」

和「そうですか? 部長だってきちんとケアしてるじゃないですか」

咲「染谷先輩だって、普段見えないけど後ろから見た時なんてすっごく色っぽい線ですし……」

まこ「ほーか?」

京太郎「……」ストン

優希「聞き入り始めた!」

久「すっがくーん、クイズクイズ! 間違えたらご飯奢ってくれるぅー?」

京太郎「なんすかいきなり……問題にもよりますよ」

久「Hになればなるほど固くなるものといえばー?」

京太郎「鉛筆でしょ」

久「ぶー、チン」

京太郎「言わすと思ったか!」



和「クイズですか……私もあまり知らないんですが」

京太郎「そうなのか? 和は世界ふしぎ発見とか得意そうだけどなぁ」

和「知っているものといえば、ぶらぶらします。人によって長さが違います。三文字で最後は「ぽ」です。何でしょう?」

京太郎「ははは、散歩だよな」

和「え? そうなんですか、私はてっきりチ」

京太郎「誰もネタ晴らしをしてくれなかったのかい?」



咲「京ちゃん京ちゃん、「ま」で始まって「ん」があって「こ」で終わる三文字の物と言えば?」

京太郎「問題が間違ってるよねソレ!」



まこ「柔らかくて入れるとカチカチになる、最後が「こ」で終わる物は?」

京太郎(……やべ、分かんねー)

京太郎「ええと、そのー、こ、こだから……」

まこ「子宝? そんな遠回しに誘われると照れるじゃろ」ポッ

京太郎(おし! なんかボケ始めたからこのままツッコんで話題を変えよう!)

シノハユも三巻まで出たしやってもいいかな、と思う今日この頃。シノハユは出すのが早いからね。我慢できないんだね。
多分シノハユが一番恋愛色が出そう(予感)

シノハユだとまた京太郎成分ゼロなのでちょい迷い気味ですが阿知賀と同じようにこのスレで。スレタイ詐欺回避に番外挿入
くらいで考えてます。役員共イベの際にはまんま置き換えだとつまらないのでちょいちょいアレンジな感じになるかも

なお今日は更新無しのもよう。やるにせよ明日からよろしくお願いします

耕介「姉貴―、また慕が牌で遊んでる」

ナナ「取り上げてー。飲み込んだら困る」

耕介「よっ……ダメだ、離さねえ。俺の手も離さねえし」

ナナ「何それ? 私と同じで男に対して手が早いわね」

耕介「頼むから姉貴みたいにならないでくれよ……」

ナナ「あらあら。高校時代に生徒会長を務めた私に酷い言い草ねえ」

耕介「こんなのが生徒会長って……こんな奴にはなるなよー」

冷やしシノハユ編始めました

――十年後――

慕「ロン! 平和三色ドラ2で8000です!」

「うげっ! ジャストでまくられたかー……」

慕「あはは…あれ、今チャイム鳴った?」

「鳴ってない鳴ってない! もうワンゲーム!」

慕「そうかなあ。耳を澄ましてみると何か聞こえない?」

「えー……そういえば」

「少し小雨が降ってきたみたいですね」

慕「うん。ピチョピチョ、クチュクチュ聞こえるよね」

「後者の音が出るほど雨は粘っこくないだろ」

慕「じゃあ私帰るね」

「珍しいね、いつもは最後までいるのに」

慕「今日は島根からおじさんが来るんだよね」

「ああ…例の家族麻雀の日?」

慕「そー、また明日ねー」

「おー」

「じゃねー」

慕「あ、でもあしながおじさんとかじゃないよ!」アセアセ

「まず血縁しか思い浮かばないってば」

慕「もー! 近親相姦でもないってば!」プンスコ

「はよ帰れ」

慕「うーん…おじさんはトマト嫌いだし、二人分でいいかな」

「あら慕ちゃん、今日は早いわねえ」

慕「おばさん! こんにちはー、そんなに早いですか?」

「そうねえ。たまにはこれくらい早くてもいいんじゃないかしら」

慕「でもあんまり早いと、女の人に嫌われるらしいですけど」

「それも人それぞれだからねえ……」

慕「ただいまー」

ナナ「おかー」

慕「んしょっ、おじさん何時に来るって?」

ナナ「んー? メール来てるだろうから勝手に見ておいてー」

慕「はーい……あと30分はあるね、よーし」

慕「サンドイッチはベーコンと、ゆで卵でタルタルソースを作って…」

慕「うんっ、美味しい!」

慕「あっ、チャイム! お母さん、おじさん来たよ!」

ナナ「来たか…慕、出てー」

慕「うん! おじさん早くっ」


慕「三擦り半よりも早く!」

耕介『ムチャ言うな』

慕「え、無茶なの?」

耕介『ムチャだよ!?』

耕介「うす、姉貴一か月ぶり。ほらこれ土産」

ナナ「あんがと。好きだけど量多すぎ」

耕介「……あー、それでいつも言ってることだけどな」

ナナ「んー?」

耕介「家の中でも服くらい着てくれよ……」

ナナ「下着は着てるじゃないの。裸族じゃないだけマシでしょー」

耕介「ったく。慕に悪影響だろーが」

ナナ「だいじょーぶ大丈夫。ねー慕、大丈夫よねー」

慕「うん! いつもと同じだし大丈夫だよ」


慕「それにお母さんのお腹が出てきたらダイエットメニューにする目安になるし」

ナナ「……昨日、玄米だったわよね」

慕「うん」

ナナ「…………服着てくるわ」

耕介(超真顔の姉貴とか久しぶりに見たわ)

通信教育。レベル0

京太郎「今日も今日とてネット麻雀っと……ん?」

『よろしくおねがいします』

京太郎「こちらこそ、っと。おー、この卓は雑談多めっぽいな」

京太郎「たまにはこういうのもいいよな…うっし、麻雀と雑談、頑張りますか」



京太郎『へー、それじゃあそっちの学校もボケが多いんですか?』

『はい・・・あんまりそういうのを知らない人がいて、聞かせたくないんですけど』

京太郎『分かります。この人だけは染めちゃだめだ! ってなりますよね』

『そうなんです!それなのに止まってくれなくて。どうすればいいんでしょうか・・・』

京太郎『「とも」さんはツッコミなんですか?』

『一応そうなのかもしれません。今日も思わず言ってしまいましたし』

京太郎『へえ、なんて?』

『「全裸コートもアリね」と言われたので、「なんでですか?」と思わず突っ込んでしまいました』

京太郎「ツッコミじゃねーよそれ!」ガタン!

今日はここまででー。

申し訳の1レスのみ。




慕「おかーさん、おじさん! 早くやろうよっ!」

耕介「慕はホント好きだよなあ」

ナナ「汗だけ流してくるから先配っててー」



慕「おじさん(サンドイッチ)どっち食べる?」

耕介「当然(トマト)抜いてくれた方」

ナナ「あんたホント分かりやすいわね……」



耕介「ん、今日は特にうまいな」

慕「頑張って練習したからね!」

耕介「おー偉い偉い、よーしよしよし」

慕「わわっ! もー、撫でまわさないでってば!」



慕「はいっ、12000! お支払お願いしますっ」

耕介「えぇーっ!? マジかよ高えー……」

慕「これくらい全然安いよー」

耕介「くっそー…」



ナナ「よしよし、録音できたし後は編集してBGM付けてみよっかな」

耕介「姉貴てめえそれをどーするつもりだ!」

今日も本編無しのお詫びでー。


ホットライン。れべるなし


憧「でさー……あっ」

穏乃「? どうしたの?」

憧「ん、なんでもない。ふふっ」

穏乃「なになに!? 教えてよー!」

憧「何でもない何でもない! ほら、あの数字が目に入っただけだから」

穏乃「えー? 3? あれがどうしたの?」

憧「だから何でもないってば。さっき言ったでしょ?」

穏乃「うー、気になるなあ」

憧「……これで今日は番号揃ったかな」


憧「よく朝のテレビ番組で占いがあるけど、アレって気休めみたいなものじゃない?」

『ああ、あるな』

憧「なら自分で新しい占いを編み出しても良いと思うの。例えばそう、ある数字を一日の間で全部揃えたら幸せが来るとか」

『そういうのも良いかもなあ。で、数字って何の数字なんだ?』

憧「番号よ番号、毎日眺める数字の羅列。これ以上はヒント無しねっ」

『んなもん分かるわけねーって……っと、もうこんな時間か。今日はこれくらいにしとくか』

憧「ああそうね、それじゃおやすみ」

憧「……ふふ、ほーら毎日眺める数字じゃない」

憧「明日も明後日も明々後日も、ずうーっと眺める数字なんだから」

耕介「しっかし麻雀も料理も上手くなっちゃって……慕も大きくなったよなあ」

慕「でしょー、そろそろブラもいるかもよー?」

耕介「おーっとそっちの話に持ってかれるかあ」

ナナ「……」

耕介「ん? どーしたんだよ姉貴」

ナナ「んーん、あんた本当は残念なんでしょ」

耕介「はあ?」

ナナ「いつまでも小さくて可愛い子がいい……それが昔からの夢だものね」

耕介「しみじみ言えば良いってもんじゃねえよ!」

慕「じゃあ私、サラシ巻いた方がいいかな?」

耕介「頼むからのびのびと成長してくれないかね」

ナナ「あら、高身長フェチに鞍替えしたの?」

耕介「んな極端じゃねーよ!」

ナナ「ということは良かったわね慕、今のままでも成長してでもオッケーですって」

慕「そっかあ、じゃあ大丈夫だね!」

ナナ&慕「いえーい!」

耕介「人の話を聞きましょうって小学校で習ったよねぇ!」


――その翌日から、母は時々行方不明になるようになった――

――春。慕、小学五年生――


慕「……」

耕介「慕ー、そろそろ小腹が空いてきたから戻ろうぜ」

慕「ん、わかった……おじさん今日何が食べたいの?」

耕介「生姜焼き、グラタン、おでん」

慕「……わかった」

耕介「分かっちゃうか!?」


慕(母が居なくなるようになったあと、私は島根で叔父と暮らすことになりました)

慕(昨日届いた葉書によると、今は霧島神境という所にいるようです)


慕「はい、できたよ」

耕介「おお……美味そうなんだが、この雑誌は何だ」

慕「知らない? 唾液がたくさん出た方が消化や歯のために良いんだってー」

耕介「生唾は飲み込むためのもんだから……」

耕介「そういやこっちの学校はどうよ」

慕「うん、だいぶ慣れて来たし、仲良くなった子もいるよ。それに麻雀してる子達もいたの」

耕介「また麻雀か。うちじゃアレだし二人でできるゲームでも考えるか?」

慕「麻雀も二人でできなくはないよっ」

耕介「いやあ、二人はつらいだろ」

慕「そうかなぁ……」

耕介「できれば三人ならまだしもなあ。四人が一番いいのかもしれないけどさ」

慕「そっか。おじさんは人がたくさん居た方がヤる気になるってことだね……」

耕介「言っておくが俺の言葉は常に麻雀の事だけを真剣に考えているっ」

慕「洗面所空いたよー」

耕介「おーう……そうだ、今度出雲大社でもお参りに行かないか?」

慕「縁結びみたいな?」

耕介「まあそれもありかな。俺もモテたいし」

慕「うん、わかった。楽しみにしてるね」


慕「おやすみなさいませご主人様」ペコリ

耕介「それ自宅で姪にやられると背徳感半端ねえな」

通信教育。レベル1

巴「ツッコミって難しいんですね……」

『わざわざツッコミにならなきゃいけない訳じゃないですけどね』

巴「でも他の人が下ネタばっかりなので、私がなんとかしないと!」

『それならまず、言うべき場面かどうかを考えてみましょう』

巴「言うべき場面、というと?」

『タイミングっすね。唐突に下ネタを言いだしたら「いきなり何言ってんだ!」みたいにツッコめますよ』

巴「なるほど……少し聞いてみます」

『はい』

『はい?』

巴「今ラインでその下ネタを言う人に聞いたんですけど、それでいいみたいです」

巴「あ、それとその人から伝言で『その子を育ててあげてください』とのことで…何の事かよく分からないんですけど」

『俺に一から育てろと!?』

巴「はあ。よく分かりません……」

今日はここまででー。本編時と違って更新自体数日ごとになると思います。すんまそん。

淡「我に遍在せよ!」
京太郎「意味分かって言ってる!?」

こうか。

照「みんな、掃除は終わった?」

尭深「はい……」

誠子「掃き掃除は終わりました。あとは部長と淡ですかね」

照「そう……菫、そっちは?」

菫「こっちも牌の整理は終わりそうだ。しかしお掃除というとなんだな、カス掃除にお掃除フェ○、ふふ、なかなか夢の広がる言葉だ」

照「それは専門用語に近いから……淡、そっちは?」

淡「んー、一個無い」

誠子「え、マジか……ホントだ」

菫「参ったな。掃除の時に出てこなかったとなると、どこにあるのやら」

淡「え? 大丈夫じゃない?」

照「なんで?」

淡「は、所詮は二流よ。牌は至る所に遍在する……すなわち、ここに在り、同時にここには無いのだ!」

淡「すなわちシュレディンガーの牌。よって我らが捜す必要もなく、明日の朝には現れるだろう……」

照「帰ろうとしてもだめ。下校時間か出て来るまで探すよ」

誠子「そもそもシュレディンガーってそういう意味なのか?」

淡「ええええええええ! めんどーくさーい!」

なおバイクは忘れてはいないもよう。忘れては、いないもよう。

一度カメラを突っ込んだことあるけどやっぱりケツは無理やで(震え声)
ちょっと短めでー。

耕介「ふあー……おはようさん、慕」

慕「おはよー。おじさんは目玉焼き? スクランブルエッグ?」

耕介「目玉焼きかな。塩コショウで頼む」

慕「ん、わかった。トーストは?」

耕介「そうだなあ……マーガリン塗るから、トースターに突っ込んどいてくれ」

慕「はーい。あ、それとソーセージとポークビッツ、おじさんはどっち?」

耕介「ポークビッツ」

慕「そうなんだ! 今度お母さんに教えておくねー」

耕介「……最後に全く別の質問を入れて来るのやめろ!」

――学校――

慕「あ。あったあった、多目的室……ここで麻雀やってたんだよね」

慕「すみませーん!」


閑無「んぉ? 誰だおめー……なんか用かよ」

慕「えと、私も、よかったら混ぜてもらえないかなって……」

閑無「あー? 別にいいけどさ、あんたドコのクラス? つか四年?」

慕「五年です」

閑無「んじゃタメか。ええと、ここ座れよ。ちょうど今一局終わったとこだからさ」

慕「わあ! ありがとー」

閑無「いいっていいって。そういやお前、なんで私らの中に入りたいんだ?」

慕「何で中に入りたいって……」


慕「欲求不満だから?」

閑無「やっぱてめー帰れ」

閑無「あー、まず説明するけどな。私らは麻雀好きってより勝つためにやってんだよ」

慕「そうなの?」

閑無「ああ。好きかどうかより前に負けず嫌いなんだよ。だから勝つためにやる。去年私を倒した瑞原はやりに勝つためにね!」

慕「わあ……新聞の切り抜き? 松江で麻雀大会もあるんだ!」

閑無「今年は明後日ね。んでそれに向けての調整で今忙しいんだよ」

慕「そうなんだ」

閑無「だから今入られてもちゃんと相手できねーからな。来るんなら大会の後で、って聞いてんのか?」

慕「もしこの大会で活躍したら……」

閑無「ん? そうだな、新聞くらいなら載るだろ。全国行けばテレビとかも」

慕「ダブルピースも放送される!?」

閑無「んなもんカットに決まってんだろ!」

耕介「うーす」

周藤「らっしゃい、ってリチャードソンかよ」

耕介「うるせー、本名で呼べよ。もうバンドやってねーんだし」

周藤「じゃー何だっけお前の名前。んー?」

耕介「耕介だよ! ったく……これ、ちょっと修繕に出したいんだけど。お前ツテあっただろ」

周藤「おっ、麻雀牌かよ。つーか質屋だぞ、質入れするもん持ってこいや」

耕介「良いだろ別に。欠けてる牌見て姪が落ち込むんだよ……んじゃ頼むわ」

周藤「へいへい……つうかお前、姪いんの? 紹介し」

耕介「姪に手ぇ出したらタダじゃおかねえぞ。あぁ?」

周藤(こえーよヤクザかよ……このロリコンめ)

通信教育。レベル2

京太郎「そういえばともさんって何処の人なんですか?」

『私は鹿児島です。住所も教えた方がいいでしょうか?』

京太郎「いやいや要らないですから! 聞かれても答えたらダメですからね!」

『そうですか……すみません、不勉強で』

京太郎「いや大丈夫ですけど……他の人にも言ったりしてませんよね?」

『え?』

京太郎「聞かれたことをなんでも答えたりしてたら危ないじゃないですか」

『ええと、例えば下着の色とかでしょうか?』

京太郎「早速あぶねえし! 誰かに聞かれたんですか!?」

『毎朝聞かれますけど。霞さんに』

京太郎「もう張り倒しとけそいつ!」

今日はここまででー。

京太郎「部長、今まで……ありがとうございましたっ!」

優希「う、うぅ……!」

咲「今日で卒業なんて、なんか信じられないです……」グスッ

和「本当に。手取り腰取りご指導鞭打ち頂きまして」ウルウル

京太郎「おいおい、それを言うならご鞭撻ってやつだろ?」

久「いやーなかなか大変だったわよー……それにこっちこそありがとう。貴方達のおかげで夢が叶ったわ」

まこ「何言うとるんじゃ。久が殊勝なこと言うと寒気がするのー」

久「酷いわねえ……部長はまこ、任せたわ。貴方達も後輩の指導、これから頑張ってね」

京太郎「はは、俺なんかが指導できるとは思えませんけど」

久「大丈夫よ。それじゃはい、これ」

京太郎「……鞭?」

久「後輩指導に使ってちょーだいな」

京太郎「ご指導ご鞭撻でマジに鞭使わねーよ!」

和「そうですね、私みたいにクセになっちゃいますからね」ポッ

久「なかなか大変だったわよー」

京太郎「ご鞭撻してたのかよ!」

久「それじゃあね……みんな、また会いましょ!」

まこ「ん。また来たらええ」

優希「う、うぅうううう!」ボロボロ

和「ゆーき…泣いたら、いけません……」

咲「あは、和ちゃんも、泣いて、えぐ、ひっく……」

京太郎「もっかい言わせてください。部長、一年間本当にありがとうございました!」

そう言って、部長は桜並木に消えていく。その背中は眩しくて、まるで光でも背負っているかのような……




久「と、こんな感じでどう? 卒業パターン的に感動的じゃない!?」

優希「泣き真似も大変だじょー」フー

和「でも桜が咲いてて良かったですね。綺麗な感じになりました」

京太郎「……なあ。今って春だよな?」

まこ「当たり前じゃろ。ほれ、呆けとらんで用意せんか」

咲「そうだよ京ちゃん! もうすぐ風越や龍門渕さんも来るんだから」

久「それに夏に向けての練習もしないといけないもの。前回は二回戦から激戦だったから、今年はビシバシイくわよー!」

和「穏乃達も今年も来るでしょうし、頑張らないといけませんね」

咲「お姉ちゃんや淡ちゃんもまた戦いそうだから、もっと楽しめそうかなー」


京太郎「うーん……?」

ちっとニューライフが忙しい感じなので半月くらいオナ禁します(エタ予備軍台詞)
時間が空いたらちょいちょいできるかもしれませんが、申し訳。

和「四月ももう終わりですね……」

京太郎「だなあ。しっかし暑くなったよなー、冬服なんて着てらんねーよ」

久「男子はいいわよねー、学ラン脱いで袖まくれば夏服みたいなものでしょ?」

咲「不公平だよねっ、私なんか暑いの我慢してるのに……」

優希「そーだじぇ! アイス奢れー!」

京太郎「奢らねーよ。それに咲はカーディガンなんか着てるからだろ? それ脱げばいいだけじゃんか」

まこ「何言うとるんじゃ、女子は冷え症の子も多いぞ?」

京太郎「あー……あれ、咲も冷え症だったっけ」

咲「ううん、別に冷え症じゃないけど、脱いだらさすがに寒いかな」ポッ

京太郎(……いやいや、普通に襟が見えてるし、下にシャツくらいは着てるはず)

和「ちなみに付け襟というものもあるんですよ」

京太郎「くそっ、人の希望を打ち砕きにきやがった!」

和「そういえば皆さんゴールデンウィークはどうするんです?」

咲「うーん、また読書かなあ」

優希「タコスシーズニングの開発だじぇ! これとひき肉があればタコスができる! 革命だ!」

京太郎「シーズニングなんて昔からあるだろ……俺も家にいるかな」

久「つっまんないわねー、青春時代の男女が揃いも揃って引きこもり? もっと健全な楽しみ方はないの?」

まこ「なんならうちでアルバイトでもするか? バイト代は弾むけえ」

咲「それもいいですね! お金も貰ってコスプレできますし!」

優希「むー……確かに秘伝のスパイス調合も先立つものが必要だじょー」

和「悪くないですね。できればメイド服だけじゃなくゴスロリ系でもいいかと」

京太郎「すげえ乗り気だなオイ!」

久「んじゃ女子はコスプレして接待するアルバイトの精を出すとして」

京太郎「なんか危ない言い方っすね…俺は無理でしょう。男が居ても仕方ないですし」

久「そうねえ、須賀君は自分の部屋で精出しておく?」

和「ゴールデンウィーク…健全な男子高校生のゴールデンは休み無さそうですね」ププッ

京太郎「果てしなく上手くない!」

京太郎「そういえば、昨日テレビで新生活で必要な物って話があったんですよ」

優希「ランキング形式にした奴かー? ありがちだじぇー」

京太郎「まあそうなんだけどな。上位はやっぱ家電製品でしたね」

久「生活必需品だもの。洗濯機と掃除機、テレビに空気清浄器は間違いナシよ」

和「そうですね…須賀君も一人暮らしをする際は買い揃えた方がいいと思いますよ」

京太郎「まあなあ。でも空気清浄器って要るか? 俺は花粉症じゃないしハウスダストもわりと平気なんだけど」

咲「えー、でも臭いとか気になるし…買ったほうが良いと思うけど」

京太郎「金が勿体ない気がするんだよなー…他に使わないといけないもんとかあるだろ?」

和「つまり必要性が分かればいいんですね?」

京太郎「んあ? まあ……」

和「いいですか、ワンルームというのは四方のうち片側にしか窓が無く、臭いがこもりがちです。つまり女の子が来たらしばらく匂いを嗅ぎ放題に……」


和「やっぱり要りませんね、空気清浄器」

京太郎「優先度トップスリーに入ったから大丈夫だよ」

今日はこんなもんで。リハビリが必要ですね(失踪用語)
多分このスレでおしまいです。

咲「それでねー……京ちゃん? 聞いてる?」

京太郎「んー……っと!? あっぶねー…」

咲「もー、スマートホンやりながら歩いたら危ないって言ってるのにっ」

優希「そんなんだから何も無いとこで転ぶんだじぇー。平衡感覚、まるで無し!」

京太郎「転んでねーって。段差に引っ掛かっただけだっての」

和「それでも危険ですよ。必要な時以外はスマートフォンは仕舞っておく方がいいと思います」

京太郎「しまうって言ってもなー…こないだ変えたコレ、大きくてポケットからはみ出るんだよ」

優希「ちょーしに乗りすぎだじょ。大は小を兼ねんぞ!」

京太郎「うーん、買った時は良いと思ったんだよ。見やすいのは確かだし」

和「ゆーきではありませんが、丁度いいサイズを決めるのも大事だと思います。使いやすさ、仕舞やすさとか」

京太郎「二年後には気を付けるかなー……そういや和のスマホ、かなり小さい奴だよな? やっぱ手が小さいからなのか?」

和「そうですね、片手で扱える程度の物にしてますから。それに……」

ヴィーッ、ヴィーッ、ヴィーッ

和「あまり重いと胸で挟みきれずに落ちてしまうので」スッ

京太郎「なんでそう機能的じゃなくて使いにくい収納するかなぁ」

憧「うー……」

穏乃「どーしたの憧? なんかツラそうだよ?」

憧「全然力入んない……」グダッ

玄「あわわ! 大丈夫!? 酔姦!?」

憧「なわきゃないでしょーが……ダイエットよダイエット。お昼抜いたら、動く気になんないー…」

晴絵「ありゃー、食事抜きは身体に悪いよ? 多少なり入れておかないと」

灼「ぐーぴた?」

憧「ああいうのってホントに効果あんの? なーんか怪しい気がするのよね」

晴絵「ま、どのみち消化はしそうだよねえ。それならいっそ脂肪燃焼サプリとか?」

宥「燃焼……あったかい……?」

憧「サプリも怪しいって。それくらいならぐーぴたでも食べてみるけど、あれってお腹で膨らむんだっけ?」

晴絵「らしいけどね。私は食べた事ないし」

玄「あ! 私は食べたことあるよー。でも全然膨らまなかったなあ」

憧「そうなの? やっぱそういうもんよね」

玄「そうそう!」


玄「挿入しても全然膨らまないし、カスが沢山残っちゃうしで大変だったよ!」プクー

憧「胃に入れんかぁ!」

今日はこんなもんで。ちょっとずつ慣らしていく感

唐突にパクリ始める。イケナイ事ですね。申し訳ありません。


京太郎が正気を失って(性的な意味で)襲い掛かってくる咲キャラから逃げたかった(序盤のみ)

京太郎「ふぁあ……よく寝た……でもねーか。やっぱホテルって安眠できないよなぁ」

京太郎「12時? 全然時間経ってねーじゃん。いいや、もう一眠りしとこ……ん? なんか窓の外から音が」

ガラッ

智葉「すまない、夜分遅くに失礼する。私は辻垣内智葉という者だ」

京太郎「へっ? ええと……もしかして臨界女子の辻垣内さんっすか? つーか何で窓の外から来てんですか?」

智葉「いや、私にもよくわからないが君を助けなければいけない気がしてな……」

京太郎「はあ、なんすかそれ? つーかさすがに窓からはちょっと」

智葉「私が来なければ君が色ボケどもに染められるような気がしてな」

京太郎「今すぐ逃げましょう! 誰もドアを叩いてないけどなんだか嫌な予感がするぞ!」

智葉「よし、しっかり掴まっておけ須賀。跳ぶぞ」

京太郎「うす! ……俺、名乗りましたっけ? つーか飛ぶってどこへええええええ!?」

智葉「ふんっ! はっ、やっ! しかし、なんだなっ! こうして飛び跳ねてるとっ」

京太郎「な、なんですかぁ!?」

智葉「色ボケ共に下から覗かれそうだな」

京太郎「そうですね」

智葉「……」

京太郎「……」

智葉「……すまない、日頃から馬鹿共と一緒に居るせいか馬鹿な事ばかり考えてしまってな」フゥ

京太郎(あ、この人信用できる人だな)

智葉「ここまで来れば安心だろう。だがいつまでも留まってはいられん」

京太郎「そっすね……ほとんど山の中ですし、確か近くに神社があるみたいなんでとりあえず行きませんか?」

智葉「そうしておこう。蚊に刺されても敵わんからな」

京太郎「はは、俺も蚊は嫌いっす……あ、あれが神社じゃないですか?」

智葉「……そのようだな。だが気を付けろ、何が居るか分からん」

京太郎「うす。でもあれ、巫女さんっぽくありません?」

智葉「見るからに巫女服だが、実際に巫女とは限らん。君もそれは知っているだろう」

京太郎「ええ……俺の傍にも居ますから。そういう奴」

智葉「そうか。君の近くにも居るのか」



智葉「巫女のコスプレ衣装を持っている奴」

京太郎「着ながらなんかのビデオを撮ろうとしてますよ」

京太郎「とりあえず声掛けてみますね……すみませーん!」

智葉「おい、不用意に近付くと危険だぞ」

巴「……見つけました」ガシッ

京太郎「なっ…ちょっ!?」

智葉「須賀、そいつから離れろ!」

巴「須賀君、私に……お願いですから私に……!」ハァハァ

京太郎「さ、智葉さんっ、この人!」

智葉「ああ……」

巴「お願いだからぁ……」



巴「霞さんの止め方を教えてくだしゃいぃ!」ブワッ

京太郎「この人全然大丈夫ですね」

智葉「ああ、問題なさそうだ」

巴「うぅ…なんだか霞さんの様子がおかしくて…いつもおかしいんですけど、それよりおかしくてぇ…」

巴「『須賀君と休憩してくるわね。はじめてのお留守番、お願いできるかしら?』って」

智葉「マズイな…色ボケが行動に出るとは、嫌な予感がするわけだ」

京太郎「なんつーか逃げて正解でしたね。けど、これからどうします?」

智葉「ふむ……仲間を探してみるのもいいかもしれん。不思議な感覚だが、仲間といえる存在が居るような気がするんでな」

京太郎「仲間っていうと、巴さんみたいな感じっすか?」

智葉「いや、そいつは何の役にも立たん。もっと別の奴だな」

巴「あぅう……酷いですぅ……」

京太郎「別の奴っていうと……」

智葉「私にもよく分からんが、たとえばそう、あそこにいるピンク髪――」

京太郎「ピンク髪って」チラッ



和「須賀君、それに辻垣内さんと狩宿さんですか」スッ

京太郎「やばい! みんな、逃げるぞ!」ダッ!

和「まったく探しましたよ須賀君…どこをぶっかけ、ほっつき歩いてたんです?」

京太郎「二文字目に促音があればいいってわけじゃねーぞ! ったく、まあ悪かったよ…居なくなったから俺を探してくれたのか?」

和「そういうわけではないのですが…ふと目が覚めたら須賀君の所に行かなければいけない気がして」

智葉「私と同じだな。何故だかそれが使命のように思えてな」

和「ええ、恐らく発情期ではないかと」ポッ

巴「発情期って人間の場合でもあるんでしょうか?」

京太郎「それはまた微妙なツッコミっすね…つーかそれで何で俺なんだ?」

和「そうですね、いくつか理由はありますが」

智葉「どんな理由だ? 理由次第では……」


和「ほら、清澄高校麻雀部って須賀君視点ではエロゲみたいな設定ですから」

京太郎「それ今言っちゃうかー」

和「それよりも三人方、一旦ホテルに行きませんか? 立ち話もなんですし」

京太郎「行かねーよ、お前の言うホテルってアレな休憩所だろ。つーか帰れ!」

和「あぁん、つれない返事もいいですぅ…はふん」クネクネ

智葉「……害はない、か? とにかく移動することに関しては賛成だ。あまり一か所に長居するべきじゃない」

巴「で、でもどこに行くんですか? 下手に移動したら変な人に会うかも……」

京太郎「ええ、和みたいな奴が更にパワーアップしてたらヤバいかもしれないっすから」

巴「そうです……ね……あ、あああ……!」ガクガク

智葉「おい、一体どうし……そういうことか……!」

京太郎「? 二人とも何を見つけ…」チラッ



霞「うふふ、見ーつけた。休むところをお探しなら良い場所を知っていますよ?」ニコニコ

京太郎(やべえ……この人、マジでヤバイ! つーか前にこの人、後ろには――)

和「私もいい休憩所を知っていますよ? この際初めてが3Pというのもインモラルで悪くありませんね」ニコニコ

京太郎「くそ……! 万事休すかよッ!」




おしまい。申し訳ありませんでした。

オチ付けようと思ったけどエロ展開にしかならんかったんや…申し訳。
ちょっとだけ完全別物投下。




咲「京ちゃーん、今日は部活無いみたいだし一緒に帰ろー」

京太郎「おー。ついでにコンビニ寄るけどいいか?」

咲「いいけど…何か買うの?」

京太郎「買うっつーか受け取りだけどな。スプラトゥーンってゲーム買ったんだよ」

咲「ゲームかぁ…私はそういうの、やらないから分かんないかも」

京太郎「ま、お前はゲームより本だよな。また新しい本買ったのか?」

咲「うん、正確に言うと本じゃないんだけどね…」

京太郎「んあ?」

咲「電子書籍っていいよね…好きな時に読みたいジャンルを選べるんだよぅ」ハフー

京太郎(電子書籍リーダー持ってる奴初めて見た…)

和「あら、須賀君と咲さんも今からお帰りですか?」

咲「和ちゃんも今から帰るの? それなら途中まで一緒に行こ!」

和「私は嬉しいですけど…いいんですか?」

京太郎「おう、せっかくだし一緒に帰ろうぜ。俺はゲームの受け取りにコンビニ寄るけどさ」

和「ゲーム、ですか。私は少ししかやった事ありませんね…」

京太郎「俺としちゃ少しでもやったことがあるってのが意外だけどな。和ってあんまやらなさそうだし」

和「ええ、私もほんの三本しか持ってないんですが」

京太郎「ちなみにどんなソフト持ってんだ? 意外とレーシングゲームとか?」

咲「えー、和ちゃんならそーゆーのじゃなくてー」

和「『ぎゃるがん』というゲームです。あんまりエロくなかったのが残念でしたが…」フゥ

京太郎「よりによって三本のうち一本がソレかよ! つか家庭用ゲームに何期待しとんじゃ!」

咲「それで『すぷらったーん』ってどんなゲームなの?」

京太郎「ホラーゲームになってんじゃねーか…そういうんじゃなくて、なんつーのかな。銃で相手を撃つゲームってあるだろ?」

和「『ぎゃるがん』ですね」

京太郎「…あー、まあいいけどさ。インクを水鉄砲みたいに撃って、マップの中で自分たちの色のインク範囲を競うらしいんだよ」

和「なんとなく分かりにくいですね…つまり、俺の色に染めてやる、という感じでしょうか」

京太郎「染めるのは地面とかなんだけどな。結構面白そうなんだよ、インクの中に潜ることもできるんだぜ」

咲「え? それってどうやるの? 普通の人じゃ潜れないよね」

京太郎「ああ、キャラがイカになるんだよ」

和「え!? それってどういうことですか!? 触手? 触手ですか!」

咲「ねね、もっと詳しく教えてよ! 十本責め!?」

京太郎「その唐突な食いつきやめてくんない?」

今日はこんなもんでー。

>>99の続きです。打ち切りともいう



煌「うーん、クラッチを緩めてアクセルを……具合がイマイチ把握しにくいですねえ」

由暉子「どれくらい緩めればいいんでしょうか。バイブが抜けて落ちるくらいですか?」

姫子「マンガばりにほどけて落ちるパンツくらい?」

哩「半分! そしたらアクセルを回さんと」

竜華「マワすんか。なかなか激しいなー」

煌「ほほう、マワす側に走るわけですね。バイクだけにっ! すばらです!」

京太郎「あー空ぶかしがうるさくて何も聞こえねーや」ブオオオン

合宿終了

姫子「あー終わった終わった!」

竜華「終わってみればいい思い出ばっかやし、来てよかったわー」

由暉子「そうですね…須賀君と一緒に洗いっこしたり」

京太郎「うん、バイクをね。言葉は正しく伝えような」

煌「夜のお勉強も楽しかったですねぇ!」

哩「そうだけど、そうだけど言い方がおかしいわ!」

竜華「日が経つのは早いもんやなー。まだまだ初日くらいの勢いやで?」

由暉子「そうですか? 私は何ヶ月も経った気分ですけど」

京太郎(うーん…両方とも正しい気がする…なんでだろ)

京太郎「そういやみんな、どんなバイク買うんです?」

哩「んー……免許取っておいてアレだけど、原付にしよう思っとるよ」

煌「原付にも色々ありますからねえ。スクーターだけじゃなくて、モンキーなんかもいいですし」

姫子「車検ばいらん250ccかなあ…GSRあたりなら格好よか!」

由暉子「私はスクータータイプにしようかと思います。三輪のトリシティって面白そうですから」

京太郎「はは、結構バラバラで面白いっすねー。竜華さんは?」

竜華「そやなー……まだコレっちゅーんは無いけど」

京太郎「けど?」

竜華「乗ってて気持ちええのがええなー!」ハアハア

京太郎「うーん、言葉だけマトモ!」

咲「ねーねー京ちゃん、嘘ってついたことある?」

京太郎「なんだよ藪から棒に…そりゃまあ、あるだろ」

優希「ウソは泥棒の始まりだじぇ! 判定はアウトだな!」

和「嘘の程度にもよるのでは? ついて許される嘘とダメな嘘があるでしょうから」

まこ「嘘は方便っちゅう言葉もあるけえの。何でもイカンっちゅうこともないじゃろ」

久「ま、そーゆーものよね。咲も嘘の一つや二つついたことあるでしょ?」

咲「そうですねー、今日も嘘ついちゃいましたし」

京太郎「嘘ねえ? どうせあれだろ、学食のランチが値上がりしたとかさ」

咲「そ、そんなんじゃないもん! 私がついた嘘はねー!」

咲「お姉ちゃんに明日会いに行くね、ってメールしただけだよ!」



菫「おい、頭隠して尻隠さずはいいが、布団に潜りこむということはいいんだな? 撫でるぞ?」

久「嘘とは言えないけど、誤魔化したりすることってあるじゃない?」

京太郎「あー、ありますね。つい焦って誤魔化しちゃうんですよ」

和「ふふ、でも須賀君の誤魔化し方は分かりやすいですよ」

咲「うんうん。京ちゃんってば大抵行動に出ちゃうんだもん」

優希「頭隠してケツ丸出しだじょー。全てまるっとお見通しだ!」

京太郎「指さすなっての。でも、そんなに分かりますかね? そんなつもりないんだけどなあ…」

まこ「ほー…京太郎」

京太郎「はい?」

久「胸とお尻とうなじ。どれが一番好き?」

京太郎「ぅ………………………いやいや、そんな質問されても困りますって。はは」

(分かりやすい)

今日はこれだけでー。

穏乃「憧ー、見て見て! ハトが沢山居るよ!」

憧「うっわ…ちょっと群れすぎじゃない? いくら公園でもこんなに居たらねー」

穏乃「えー、たくさん居た方がこう、勢いもあるし!」

玄「そうだねー。みんなでバサバサしてるの見るの楽しいよねっ」

憧「そう? 羽が鬱陶しいし埃は舞うし、なによりうるさくない?」

灼「気持ちはわかる……正直同感」

憧「やっぱそうよねー。ま、別に嫌いってわけじゃないけどさ」

穏乃「そうなの? 私は結構苦手だなあ」

憧「へー……ん? ちょっとアンタ、ハトは好きなんじゃないの?」

穏乃「? ハトは好きだよ! 見てても面白いし」


玄「ハト? 憧ちゃん、途中からナプキンの話にしたんじゃなかったの?」

灼「びっくり……羽がどうこういうから……」

憧「誰がそんな急すぎる話題転換するか! つーか全員して後半聞き流してるとかワザとでしょ!」

憧「あのさ…例えば、例えばなんだけど」

『おう?』

憧「狭い車内で、左右から可愛い女の子に抱きつかれたりしたら…どう?」

『どうって言われてもなあ……そりゃドキドキするんじゃないか』

憧「ふぅん。アンタでもドキドキするんだ」

『なんだよそれ! そりゃそうだろー? 俺だって健全な男子だぜ』

憧「へえー……じゃあさ……可愛いかはわかんないし、胸もそんなにかもだけど」

憧「オシャレくらいは頑張ってる女の子なら…ドキドキ、する?」

『するんじゃねーかな。わかんねーけど』

憧「は、はっきりしないさいよ! バカッ! もーいいわよ!」

『な、なんだよいきな』ブチッ

憧「うー……! 察しなさいよ、ばか!」

京太郎「あ」

和「あら、どうかしましたか?」

京太郎「あー、ちょっと忘れ物したみたいだ。先帰っててくれよ」

咲「明日じゃだめなの?」

京太郎「明日じゃ宿題間に合わねーだろ。ちょっと取ってくるわ」

久「あらま。勤勉ねえ」

まこ「あー、あー……」

優希「あー、雨漏り!」

和「ア○ル」

咲「アヘ顔」

久「洗いっこ」

まこ「雨漏りはええのう。なかなかいい比喩じゃ」

京太郎「誰も「あ」で縛ってないし古今東西なんて始めてねーよ」

和「はあ……いえ、ふう……」

咲「どうしたの? 和ちゃん」

和「咲さん……少し思うことがありまして。少し悩みを聞いていただいてもいいですか?」

優希(ため息を言い換えたのはなぜなんだじぇ……)

咲「もちろんだよ! なになに?」

和「須賀君の事なんですが、あまりにも女の子に反応しなさすぎじゃありません?」

優希「スルーがハンパねーじょ……でも確かに分からんでもない!」

咲「んー、最初の頃はそうでもなかったんだけど、段々そうなっちゃったんだよね。なんでだろ?」

優希(確実に咲ちゃんが原因だじぇ……)

和「そこで思ったんです。あれほどまでに薄い反応から考えるに、須賀くんは……」

咲「京ちゃんは?」



和「きっと女性に近づくだけで射精してしまう早漏なのでは? つまり常に賢者タイムなのです!」

咲「でも早漏ってことは発情もしてるよね。両立できるのかな?」

和「それは……おそらくバイなのではないでしょうか」

咲「なるほどー」

優希「疑問が何一つ解決してないじぇ!」

憩「一皮剥ける10つ5はオ○ニーしたらあかんでしょーぅ?」
穏乃「産後15日目でもう求めてくるなんて…。え?九九の覚え方だけど」
とかとか

京太郎「あー……眠い……」ウトウト

咲「京ちゃん、寝てないの?」

京太郎「昨日面白い動画見つけてさ、見てたらいつの間にか……ふぁーあ……」

和「動画ですか?」

京太郎「んあー……動画って言ってもアレ……エロくないやつな」

和「ふふ、分かってますよ」クスッ


和「ごく普通の動画を妄想で補うのがいいですもんねっ」

京太郎「その得意げなウインクはなんだオイ!」

咲「あ、京ちゃんの眠気が飛んでった」

久「うー……あつい……」

京太郎「部長、いつまで寝てるんですか。そろそろ卓入りません?」

久「えー? 別にいいじゃない。須賀君が代わりに打っててちょーだいな」

京太郎「俺じゃコイツら相手には力不足っすよ!」

久「はぁー……しょーがないわねぇ。よっこいしょっと……」



久「やっぱり暑いぃ……」グダー

京太郎「なんで膝の上に……つーか暑い! どいてくださいよ!」

和「……」

咲「カン」

優希(二人とも寒気がするじぇ……)

優希「ふぇ……ふえっくしゃ!」

京太郎「おいおい、大丈夫かよ? ほらティッシュ」

優希「うぅー……」

和「どうしたんです? 優希が風邪なんて珍しいですね」

優希「寝てる時にエアコン付けっぱなしだった……へくちっ!」

咲「もー、ダメだよ優希ちゃん、寝る時はエアコン切らないと」

和「不健康の元ですよ。それと扇風機の風に直に当たるのも得策じゃないですね」

優希「だって、お風呂上りにせんぷーきは気持ち良すぎだじぇ……」

京太郎「だよなー。俺も風呂上りは扇風機の前で棒立ちになってるし」ハハ


和「ふふっ、扇風機の風で血液を冷ましてるんですか?」

咲「棒立ちするぐらい一か所に集めてるんだねー」

京太郎「そんな回りくどいことしねーよ」

艦これSSだのなんだの、色々浮気しながらようやく終わりそうな雰囲気。
一応ここまでで。

京太郎「染谷先輩、おはようございます」

まこ「お、京太郎か。丁度ええ……これ、土産じゃ」

京太郎「赤カブドレッシング? へー、美味そうっすね! ありがとうございます!」

久「私達も貰ったのよ。カブのドレッシングってどんな感じかしらねえ」

優希「タコスに掛けたらいいかもしれないじぇ!」

京太郎「いや、それは不味いって……普通サラダだろ?」

咲「あ、私お昼にサラダ食べてなかったんだけど、それでドレッシング食べてみる?」

和「いいですね。それじゃあ取り分けて、掛けますね……こんなものでしょうか」

京太郎「匂いは普通のドレッシングだな。うっし、んじゃ食べてみるか!」



和「赤くてトロトロ……生理を思い出しますね」

咲「あはは、それだとちょっと量が多いかな?」

まこ「それにもうちょっと粘着質じゃろ」

久「ふふ、大丈夫よ須賀君。本物はもっとキツイから」

優希「これくらい全然よゆーだじょー」モシャモシャ

京太郎「食べても食べなくてもツライんですけど」

浮気した結果です。どれも酉違いますが浮気で同じ名前を使うのはちょっと…そんな感じ。
よろしければ。


提督「インモラル鎮守府」【艦これ】
提督「インモラル鎮守府」【艦これ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1421850279/)

勇者「魔物とセックスした」
勇者「魔物とセックスした」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1435284026/)

もうすぐ本当に終わるのか……
少し早いかもしれないけど、改めてお疲れ様でした
パクられてパクリ返しては本当に楽しかったです

洋榎「んむんむ……やっぱ肉は豚肉やな!」

恭子「私は牛肉がいいですね。カレーも丼も牛の方がいいです」

由子「鶏肉がサッパリでおいしいのよー」

郁乃「え~? 鶏肉やと食べた感じせ~へんよ~」

漫「うぅ…鶏の方が安くて多いですし…学生にはツラいです」

絹恵「おねーちゃんは結構豚肉好きやからね」

洋榎「せや! えー豚は柔らかいし、脂も甘くて美味い! ご飯が進む君やで!」

恭子「メシウマっちゅーことですね」

洋榎「おお、それや! メシウマやー!」

絹恵「それならおねーちゃんは、柔らかいメスブタの肉の方が好きなんやね」

洋榎「おお! 確かにメスの方が柔らかそーやな!」

由子「つまり、主将はメスブタなのよー」

洋榎「メスブタや! ウチはメスブタ一本で生きるんやー!」

「「「「メースブタ! メースブタ!」」」」

郁乃「みんな楽しそ~な顔してるな~。あ、馬刺し食べよ~」

――??? 全国大会、抽選日――

京太郎「んあ……あー、そっか。ホテル取ってもらったんだっけ」

京太郎「今日が大会抽選日だよなぁ、さっさと準備して、みんなのとこ行くか」



京太郎「っとこの部屋だよな……東京だし全国区だし。あいつらがバカしないように……うっし! 準備万端!」

ガチャッ

京太郎「おはようございまーす。咲の奴、起きてます?」

久「あら須賀君、おはよ。咲ならまだそこで寝てるわよー」

優希「ぜんぜん起きないんだじょー。ほれほれー!」ツンツン

まこ「やれやれじゃ」

京太郎「はは、相変わらずだなー。んじゃ俺もちょっとイタズラしてみ……あ」

和「ふふ、おはようございます須賀君。駄目ですよ? 女の子の寝顔を覗いたりしたら」

京太郎「え、あ、ああ…そーだよな」

和「すぐに起こして着替えて貰いますから、少し外で待っていて下さい。ほらほらっ」グイグイ

京太郎「お、おいおい、押すなって! 外で大人しく待ってるからさ」


京太郎「なんかマトモっつーか調子狂うな…なんか、前にもこんなこと…気のせいか?」

京太郎「……ま、いいか。なんか飲み物でも買ってこよっと」

京太郎(やっぱ妙な感じだな…日中一回もボケないなんて、楽でよかったけど)

和「須賀君、どうしたんです? 今日はなんだかぼんやりしてますね」

まこ「京太郎は見とっただけじゃろ。鍛え方が足らんのう」

京太郎「いやあ、ああいうのって俺が出る訳じゃないのに緊張するんですよ。なんでですかね?」

優希「ほほう。それは貴様もわが栄光ある麻雀部の一員である証拠だじぇ! タコス魂の共鳴だ!」

咲「あはは…でも、京ちゃんも一緒に頑張ろうね!」

久「そうねえ。まずは手始めに、帰ってからの練習にでも付き合ってもらおうかしら」

京太郎「いやー…俺より他の人の方がレベル高いし、調整ならそっちの方がいいんじゃないですか?」

和「……そんなことはありませんよ」

京太郎「へ?」

和「調整にも二種類あると思います。須賀君の言う大会のレベルに合わせた調整がまず一つ」

和「それと、いつもの平静な私であるための調整。いつもの面子と打つ麻雀……」

和「そのためには…須賀君に居て欲しい。それが理由ではいけませんか?」

京太郎「……うっし! それじゃあ俺も打ちますよ! 全力で行きます!」

和「ふふっ、その意気です」

――夜――

京太郎「ええと、缶コーヒー…カフェオレかな」ガコン

和「あら? 須賀君は甘い方が好きなんですか」

京太郎「気分って感じだけどな。えーと、咲と部長達がこれで、優希は……これでいいか。和は?」

和「私はブラックで」

京太郎「あれ? 和って缶のブラックって苦手じゃなかったっけ」

和「ええ、まあ……ただ、少しぼんやりするので眠気を払おうかと」

京太郎「それなら寝たらどうだ? 下手に寝ないで体調崩したらマズイだろ」

和「そうなんですが…みんなといるのに、すぐに寝たくない。そんな気持ちもあるんです」

京太郎「ふーん…ほら、これ和の分な」

和「え? でも、このカフェオレは須賀君の…」

京太郎「和は頭使うし、糖分いるだろ? カフェインも少なそうだし」

和「……もう。夜にこんなの飲ませるなんて、酷い人ですね」

京太郎「ん、嫌ならお茶にしとくか? ええと、無糖のが…」

和「ふふ、これで大丈夫です。仕方ないですから、飲んであげますね」

和「ん…甘い、ですね」

京太郎「おいおい、部屋戻ってから飲もうぜ」

和「いいんです。私はすぐにでも飲みたかったんですから」

京太郎「ったく…んじゃ俺も……ほら、和もカフェオレ上げて」

和「え? こう、ですか?」

京太郎「乾杯……全国進出、おめでとう」カツン

和「あ、はい……ありがとうございます。須賀君のおかげですね」

京太郎「俺? まあ、雑用やらせたらそうそう俺の右に出る奴はいないからなあ。サポート面では自信あるぜ?」

和「ふふ、それもですけど、こうやって一緒に居てくれるだけで私は……」

京太郎「……」

和「私、頑張りますね」

京太郎「おう。応援してる」

和「私を一番、ですか?」

京太郎「……ノーコメントで」

和「……意気地なし。ふふ、でも私はそんな須賀君の事が――」

京太郎「……んあ」

京太郎「なんか妙な夢だった気がする……まあいいか」



久「みんないるわねー? それじゃあ、じゅんけつを破りに行くわよー!」

京太郎「略し方!」

まこ「初めてじゃけえ、さすがに緊張するが…」

咲「わ、私も頑張ってイキます!」

優希「いつものイントネーションだじぇー」

和「私もいつもの力を出していきますね…束縛するものは全て外してきましたから」

久「ほっほーう。具体的には?」

和「とりあえず下着一式を」

京太郎「慎みは身に着けておいて!」

和「……須賀君」

京太郎「ん? な、なんだよ…」

和「応援、お願いしますね」

京太郎「……おう!」


和「…罵声でもいいですよ?」ポッ

京太郎「全力で応援するから安心して!」

>>973
パクるほどドキドキできることは無いですからね。背徳感あるよね。

これでスレはおしまいです。色々と放り出しながらでしたが楽しくヤらせていただきました。
ありがとうございました。

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