「翼物語」?もしもあららぎくんが私の恋人だったら? (49)

もし、?だったら。
人は願いをこめて、そう言うことがある。
この物語は私の願いが、
秘めた想いが、
形になったもの。

もし、私があららぎくんの恋人だったら。

きっと……それは……


翼物語  開幕

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1422194456

暦「なあ、月火ちゃん、それはどうなんだろうか?やっぱり僕はHさんのことが好きなんだろうか?」

月火「どうなんだろうね。でも、お兄ちゃんが一番、その人の胸をサワリタイって思うんなら、恋なのかもね」

月火「試しに私のでも触ってみる?」

暦「いや、そんな胸に興味はない」

月火「もう、そりゃそうだよー」

暦「えい」

月火「いや、いまなんで揉んだの」

暦「油断させてみた」

月火「たしかに油断してた」

暦「でも、やっぱりHさんのおっぱいに比べたら全くドキドキしないな」

月火「してたらドン引きだよ、もう下らない話するなら、私部屋もどるよ」


暦「ありがとな」


暦(羽川翼……か……)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


ひたぎ「私、あなたのことが好きよ」


暦「ごめん、僕には好きな人がいるんだ」


ひたぎ「それは誰?と聞いてもいいかしら」


暦「羽川だよ。羽川翼」

ひたぎ「そう……」

暦「戦場ヶ原」

ひたぎ「もう、冗談に決まってるじゃない」
  
  「だって、そんな、私が、、だって」

暦「ごめんな、戦場ヶ原」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


月火「お兄ちゃん大丈夫?」


暦「おはよう、月火」


月火「うなされてたよ、ごめんなって」


暦「そうか、ごめんな」


月火「あんまり無理しないでね」


暦「ああ」


暦(なんでこうなった………)


ひたぎ「羽川さん」

翼「どうしたの?」

ひたぎ「ちょっと恋バナしない?」

翼「うん、わかった」





ひたぎ「あなた、あららぎ君のことすき?」

翼「急になにいいだすの?」

 「わたしがあららぎくんなんて、私は、」

ひたぎ「ムリに言いたくないなら言わなくてもいいわ、ただ、あららぎ君は本気よ」

翼「そんな私なんかを」

ひたぎ「本当は気づいてるんでしょ」


翼「……」


ひたぎ「ふふ、乙女の顔してるわよ」


翼「もう//// 」

ひたぎ「ちなみにどこが好きなの」


翼「優しいとこ、可愛いとこ、いざってとき頼りになって、王子様みたいなとこ」


ひたぎ「合格ね。あなたにならあららぎくんをとられてもかなないわ」


翼「ありがとう、戦場ヶ原さん」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ひたぎ「で、どうするの?」

翼「なにが?」

ひたぎ「告白のことに決まってるじゃない」

翼「え、、私から言うの?」

ひたぎ「あのおとこは、鈍いのかわざと鈍いふりをしているのかわからないけど、ストレートにいかないとだめよ」

翼「わかった。でも、やっぱり告白するなら、ロマンチックな感じがいいなあ」

ひたぎ「まあ、そのあたりはあなたに任せるわ。頑張ってね」

翼「うん」

翼「でも、どうして応援してくれるの?」

ひたぎ「あなた以上にあららぎくんにふさわしい人間はいないと思うもの。それが本心よ」

翼「……」

ひたぎ「なにか失礼なこと考えてない?」

翼「いや、てっきりなにかうら」

訂正

翼「いや、てっきりなにかうらでもあるのかと」

戦場ヶ原「あなたじゃなかったら、奪いとってでも、私に心を向かせるわ」

翼「そっか。ありがと」

戦場ヶ原「ただ、あのブラコンたちには
気を付けたほうがいいかもね」

翼「まあ、それも恋人になれたらの話なんだけどね」

戦場ヶ原「大丈夫よ、羽川さんなら」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

暦「羽川!!!!」


翼「あららぎくん……」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

暦(なんだ………夢か。最近よくこの夢をみる。羽川が僕の前から姿を消す。死んでしまったり、消えしまったり、とにかくいなくなってしまう夢。羽川を意識するようになってからだ)

暦(いつからだろう、羽川を好きになったのは。羽川を助けたいと思うようになったのは。羽川を僕のことをどう思っているんだろう。)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

翼(戦場ヶ原さんはきっと弱い私を押してくれたんだと思う。だからこそ精一杯答えなきゃいけない。戦場ヶ原さんに対してもあららぎに対しても)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


あららぎくんへ


昼休みが始まったら屋上へきてください



私はあららぎ君の机にその手紙をいれた





、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、

暦「僕があの手紙に気づかなかったらどうするつもりだったんだ?」

羽川「気づいてくれると思ったよ。だって、あららぎくんだもん」

暦「………。」

羽川「あららぎくんのこと好きだよ」

暦「え」

羽川「戦場ヶ原さんにもとられたくない、誰にもとられたくない」

暦「羽川………」

羽川「私、意外に嫉妬深いみたい」

暦「そうか………」

羽川「ここで少し考えさせてくれなんて言わないでね」

暦「それはわかってるよ。いまでも、ずいぶんかっこわるいしね、男として」

暦「僕でいいのか」

翼「うん」

暦「羽川、僕の彼女になってくれないか?」





翼「………。はい」




翼「でもあららぎくん、ほっといたらすぐほかのこのとこいっちゃいそうだから。気を付けなきゃ。」


暦「信用されてないな」



翼「ずっと私だけみてね」


暦「ああ」



翼「そばにいてね」


暦「ああ」


翼「恋人になってくれてありがとう」


暦「僕の方こそ」


翼「ありがとう」



一部  完


《おうちデート 翼編》


暦「なあ。なんか怒ってないか?」


翼「なにいってんの?あららぎくん。ついに日本語がしゃべれなくなったの?」


暦「ひど!ってか、なんでそんな戦場ヶ原チックなんだよ。ちょっとびっくりしたわ。完全に怒ってんだろ」

翼「あららぎくんみたいな彼女に優しくない下等生物に怒ったりするわけないじゃない」


暦(なんかいいなあ。羽川の毒舌も)


暦「下等生物って。羽川の口からでるとは思わなかったよ」


翼「………。ごめんなしゃい」


翼「ごめんなさい」


暦(ちゃんと謝るとこは可愛いな。しかも、ちょっと焦ってるし)


暦「ごめんな。なにがあったのか教えてくれよ」


翼「電話」

暦「羽川さん?」

翼「どうして1回も電話もめーるもないの!?」

暦「え?なんのはなし?」

翼「あららぎくんからの、電話とかメールがほしいなあ………って」

暦「なんだそんなことか」

翼「………」

暦「ごめんって。明日から毎日時間できたらちょっとでも、電話するから」

翼「明日?」

暦「今日からでした」

翼「よろしい」

暦(………)

翼「あ、いま、面倒くさいって思った?」

暦「思ってないって。でも、羽川、彼女になると違うんだな」

翼「それだけあららぎくんが好きなんだよ」

暦「そっか//// 」

翼「あ、照れてる?」

暦「まあ、僕のが好きだけどね」

翼「//// 帰る//// 」

暦「送ってくよ」


翼「うん//// 」


《完》

《一枚上手な彼女》


暦(よし、僕達付き合って3ヶ月だし、そろそろいいんじゃないかな。羽川を無視し続けたらどうなるか。さあ。)


学校


翼「ねえ、あららぎくん」

暦「………」


翼「あれ、あららぎくん?」


暦「………」


翼(どうしたのかな、聞こえてるよね。私を無視する作戦かな)


翼「話聞いてくれたらおっぱい触らせてあげる」

暦「どうした?羽川」










《つばさ》


翼「あららぎくんってさ」

暦「なんだ?」

翼「私のこと、名前で、呼ばないの?」

暦「いいの?」

翼「恋人じゃん」

暦「いやあ、でもなあ、」

翼「好きだよ、こよみ」

翼(//// )

暦「ごめん、もう1回言って」

翼「やだよ、もう言わないよ、恥ずかしい」

暦「そっかあ、でも、」


 「僕のほうがもっと好きだよ」


翼(//////// )


翼「はいはい////// 」






ってか、俺は羽川さん好きだけど、需要あんのかな。この、ss

《浴衣》

翼。最近、可愛いって言ってもらってない。でも、今日はお祭りいくから浴衣も着る。それに髪も美容師さんに頼んだし、絶対可愛いって言ってくれる………はず………)


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


翼(あららぎくん、まだかなあ、あと15分か)


暦「お、早いな。羽川」


翼「うん。暦くん//// 」


暦「じゃあ。いくか」


翼(あれ、誉めてくれない。気づいてないのかな)


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


暦「なあ、羽川、これやろうぜ」

翼「射的?ああ、いいね」

暦「なにか欲しいものあるか?」

翼「あの猫の人形がいいなあ」

暦「おっけー」



暦「一発目、、、あ、、はずした。二発目、、落ちた、。なんか落ちたぞ」

翼「わー、すごい暦くん」

店員「はい、こちら商品になります」

翼「ん?これって、、クールな黒髪美少女、スレンダーな浮気相手はあなたの」

暦「!!ちょっと待てって。偶然だよ!」

翼「すごいね、偶然でエッチな本落とせちゃうんだ、私を落としたみたいに」

暦「うまいこといったつもりか!」

翼「まあ、あららぎくんも男の子だもんね」

暦「いや、違うからな。あ、でも、あと一発あるから。、、、ほら、当たった」

店員「はい。こちら商品です。あざーしたー」

暦「はい。これ、やるよ」

翼「//// ありがと、大事にするね」

冒頭の

翼。最近

訂正

翼(最近~~~~~~~~はず………)


です

翼(いざって時に頼りになるんだから。しかも、最後に猫の人形あてちゃうし、、本当、ずるいなあ)


暦「ちょっと見せたいものがあるんだ、ついてきてくれないか」


翼「うん、見せたいものって?」


暦「それはみてのお楽しみ」



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


暦「こっから先は、目つむってくれないか」

翼「あ、うん。」

暦「じゃ、、」

翼(あ、手握られてる。あららぎくんの手、大きいなあ//// )



暦「よし。ついた。もう、目開けていいよ」


翼(え、、すごい、綺麗。こんなとこあったんだ)


暦「どうかな?」

翼「こんな綺麗な景色が見れるなんて」

暦「ちょっと横になってみよっか。あ、浴衣よごれないようにバッグにシートもいれてきたからさ」

翼「準備いいね。夜空がこんなに綺麗なんて。はじめからこれを見るためだったんだね」

暦「まあな、今日のために髪まで切って、浴衣まで来てくれたのはびっくりしたけどな。にあってるよ、すごい綺麗だ。大和撫子って感じで」

翼「もう、誉めすぎだよ//// でも、気づいてるなら、最初に言ってよ!」

暦「ごめんな。正直いうと、あんまり可愛くて、恥ずかしかったんだ」

暦「僕、あららぎこよみは、羽川翼が翼のことを愛してます」

翼(//// )

翼「私、羽川翼は阿良々木暦を愛してます」

暦「なんか照れ臭いな」

翼「でも、いいね、こういうの」

暦「来年も、ここにきて同じ景色を二人でみような」

翼「はい//// 」

こうして僕らはお互いを抱き締め、肌のぬくもりを感じあい、そして、唇を重ねた
この日は僕達の記念日となった



あと、1つか2つ書いたらとりあえず終わりってことで。いつになるかはわかりませんが。近々。内容は頭にえがいてるのでもうかけるんですが同時並行でみっつぐらいssかいてるので、すいません。


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《イチャイチャ》

翼「どう思う?」

ひたぎ「どう思うっていわれても、よくそんなのろけ話を仮にも振られたわたしにできるわね」

翼「ごめんなさい」

ひたぎ(まあ、そんなに思ってないんだけど、拗ねると可愛いのよね、この子)

翼「だってこんな話、話せる人いないし」

ひたぎ「まあ、要するにあららぎくんが最近かまってくれないと。もっとキスとかイチャイチャしたいと、そういうことね。でも、それを自分から言うのは恥ずかしいと。へー、なるほどね。私から言えることはひとつね」

翼「なに?」

ひたぎ「甘えんな」

翼「え?戦場ヶ原さん?」

ひたぎ「あららぎくんは、こっちからぐいぐいいかないと、だめなの。話があるからってなにかと思えば、スタバなんかに呼び出して、完全に教室で、できた話よね」

翼「えっと、ごめんなさい」

ひたぎ「あんまり、もたもたしてると私がとっちゃうわよ」

翼「え、、それは、困る」

ひたぎ「冗談よ。まあ、でも、他のこにとられないよう注意することね。じゃあ、お金は置いてくわね」

翼「はい、気をつけます。でも、今日はありがとね。私頑張る!」

ひたぎ(とったりしないわよ、ってそれより、あなたとあららぎくんの間に入り込める過ぎませんなんてないもの。よっぽどなにかないかぎり)



扇(はい、忍野扇です!いいこと聞いちゃいました。おもしろくなってきましたよ~。どうやってあららぎ先輩に近づこっかな~)





扇「私の大好きなあららぎ先輩じゃないですか~」

暦「扇ちゃんじゃん、どうしたの?」

扇「どうしたもこうしたもないですよ~、あららぎ先輩に用があってきたんですよ~」

暦「え。僕に?」

扇「そうですよー。えっとですね、実は~」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

暦「いいよ。そんなことなら」

扇「ありがとうごさいます!あららぎ先輩」

暦「まあ、でも、僕にも都合ってものがあるからさすがに、毎日は厳しいかもね」

扇「それはわかっていますよ」

暦「じゃあ、連絡待ってるから」

扇「あららぎ先輩は本当に優しい先輩ですね。どーもでーす」

扇(まあ、その優しさがいつか身を滅ぼしますよ)

翼「どうしたの?扇ちゃんでいいのかな?」

扇「どうもです。いえいえ、阿良々木先輩のことで少し話があったんですよ」

翼「阿良々木くん?」

扇「はい。単刀直入に、いいますね。阿良々木先輩、頂いてもよろしいですか?」

翼「……。なにをいいだすのかと思えば、阿良々木くんは私のじゃないわよ。彼氏ってだけだみもの」  

扇「ははは。さすがですねー、余裕ですねー。でも、いつまでそういってられますかねー。胸が大きいだけの何もしてくれない女の子と、一緒にいて楽しい女の子どっちがいいですかね」

翼「だから別に、、阿良々木くんは……」

扇「まあ、今日の放課後とか6時ぐらいにきてくれれば、駅前のモスバーガーに阿良々木先輩といるんで一緒に勉強しましょうよ」

翼「時々、阿良々木くんが一緒に帰れないって理由あなただったのね……へー、まあ、聞かなかったかのも私だしね」

扇(まあ、口止めしてましたし、あれ、口調がいつもの余裕はどこにいったんですかね)

扇「まあ、来たかったら来てください、じゃあ、失礼します」

扇(来てくださいね、羽川先輩……)

暦「えー、この問題前に教えなかったっけー」

扇「すいません、私、こういった問題苦手なんですよー?PとCの違いがいまいちわからなくてですねー」

暦「まあ、数学Aはわかんないと辛いよね」

扇(まあ、そうでもないですけどねー。むしろ数Cの行列とかのがもっと分かりづらいんですが……学校ではまだやってないですしね。う~ん、6時までまだ15分前か……)

暦「だから、ここはこうやって」

扇「あ、、なるほど、そうでしたね、思い出しました」

扇(あ、羽川先輩きました。ちょっと早いですが)

扇「そのキーホルダー可愛いですね、ちょっと見せてくださいよー」ぶち!

暦「ひもでとめたのに、ちぎれちゃったじゃん」

扇(羽川先輩が私達に気づきましたね)

扇「返しませんよー」 

扇(こうやってちょっと上にあげて、先輩はとりかえそうとする、そして、すかさず)

扇「だめですよー、あ、ちょっと、先輩、ん。あ、目痛い」

暦「どうしたの?」

扇(あ、見てますね羽川先輩)

扇「ちょっと目にごみがはいったみたいで」

暦「え、どれ?」

扇「えっとですねー」

扇(これぐらい近づけば角度的に……)

暦「なにもついてないよ」

扇(羽川先輩、涙目で、どっかいっちゃいましたね)

扇「大丈夫だったみたいです。じゃあ、続けましょうか、数学」


ひたぎ「おい、そこの」

暦「なんでお前がここにいんだよ」

ひたぎ「彼女を泣かすような最低男に、お前とか言われたくないんだけど」

暦「なんの話だ?」

ひたぎ「あなたのような最低お羽川翼は、」

ひたぎ「羽川翼はあなたのような最低イチャイチャ男をいまさきほど見て耐えられなくなってでていったのよ。はやくいけ、そんな顔してないではやくいけ。いますぐ。左にいったから、まだ間に合うかもしれない」

暦「ありがとう。戦場ヶ原」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

扇「もう、なんでばらしちゃったんですか~~」

ひたぎ「おそらく、羽川さんに対して、私をすごく可愛がってくれる的なことを言って煽って、さらにわざとイチャイチャしてるタイミングを見せたってとこかしら」

扇「さすがですね~。戦場ヶ原先輩」

ひたぎ「言っておくけど無駄よ。あの二人はこの程度じゃどうにもならないわ。逆に、いままで以上にイチャイチャするだけよ。あと、私はあの二人の友達でもあるのよ。わかったら下らない真似はやめなさい」

扇「はーい。まあ、戦場ヶ原先輩にかないっこないですからねー。じゃあ、これから二人でどこか行きますか?」

ひたぎ「遠慮しておくわ」

暦「翼!!!」

翼「……。暦くんの馬鹿……」

暦「ごめんな」

翼「扇ちゃんのが可愛いもんね」

暦「そんなこと僕が1回でも言ったか?」

翼「……。言ってない……。でも、実際、扇ちゃんのが可愛いし……」シュン

暦「いつもの冷静な羽川さんはどこにいったんだよ……」

翼「私だって、いっぱいいっぱいなんだよ……」

暦「オッパイイッパイ?」

翼「最低」

暦「いや、冗談だって」

翼「でも、扇ちゃんとキスしてしたし、イチャイチャしてたし」

暦「キス?」

暦(あー、なるほどな。もしかして、あのときか。だから、こんなに怒ってんのか、可愛いなあ)

暦「キスはしてないよ。あの時、翼からもらったキーホルダーとりあげられて、取ろうとしたら目にごみが入ったって言われて顔近づけたら……ってなんか疑ってない?」

翼「だって暦くん、結構前科あるし、彼女いようが他の女の子とキスしてそうだもん」

暦(あれ……おかしいな。僕、信用ないのかなあ……)

翼「だって、暦くん、あんまりイチャイチャしてくれないし、あんまり可愛いって言ってくれないし、それに」

暦(もう、これはするしかないな)

暦「えい」チュ

翼「!!」

暦「翼!」

翼「//// はい//// 」

暦「僕は翼のこと、一番可愛いと、思ってるし、誰よりも愛してるから。他の女の子とちょっとイチャイチャしてようがきにすんな。僕が世界で一番幸せな女の子にしてやるから!」

翼「//// 良かった。良かったよぉ。でも、でも……すっごい心配したんだよ!暦くんが私のこと、好きじゃなくなったのかなって」

暦「ごめんな、心配させて」

翼「バカバカバカバカ!」ポカポカ

暦(可愛いわ……。こんな可愛い彼女を心配させてたなんて、僕、最低だな。もう、絶対ヤキモチなんかやかせーね………………多分……)

翼「私のことだけ見てね」

チュ

暦「当たり前だ!」





ひたぎ「私、とんだピエロね。ってか、羽川さん、あなた、チョロすぎよ」

翼「え?戦場ヶ原さん?いつから?」

ひたぎ「あなたが胸をつきだして、オッパイイッパイのあたりからよ」

翼「最初のほうじゃん!ってかそんなこと言ってないし!つきだしてないし!」

ひたぎ「私の胸だけ見てね」

翼「私のことだけ、見てねだし。あ//// 言わせないでよ 」

暦(///// )

暦「もう、その辺でさ、」

ひたぎ「なにが他の女の子とイチャイチャしてもきにすんな!よ……。どさくさ紛れに。普通なら全く、紛れないんだけど。」

翼「あ……」

ひたぎ「いま羽川さんヘブン状態だから仕方ないわね」

暦(ヘブン状態って……)

ひたぎ「羽川さん、またこの男は懲りもせず、ハーレム主人公並みに他の女の子とイチャイチャするわ。あなただけのその武器を使って、お仕置きしなさい」

翼「うん、わかった//// 」


暦(こうして、僕は翼から幸せなお仕置きを受けた。ああ、こんなお仕置きなら……おっと、そろそろしめないとな。これからも、僕達の旅は続いていく。僕達の冒険は始まったばかりだ!)


胸物語  完


翼「こら!」


暦「失礼、わざとです。じゃあ、今度こそ、」



翼物語    完

 



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