咲子「イブちゃんと私のぷぎゅットを手に入れました」一舞「ふーん」 (22)

◆ひなビタ♪SSです
◆1月末からひなビタぷぎゅット第二弾が入荷されているぞ!ゲーンに急げ!

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咲子「さーきこっ」

一舞「…………」

咲子「……イブちゃんの番ですよ」

一舞「あ、あのこれは……」

咲子「お人形遊びです」

一舞「お人形っていうか、ぬいぐるみだけど……」

咲子「ぷぎゅットですよ、私とイブちゃんの」

一舞「み、見れば分かるしっ……」

一舞「この前出たばっかだよね……手に入れるの早くない?」

咲子「とってもとっても、頑張りました!」

一舞「そ、そう」

咲子「あとりんちゃんとまりかちゃんが一緒にりんちゃんのぷぎゅット取りに来てましたよ」

一舞「そうなんだ、相変わらず仲いいねー」

咲子「ふふふ、イブちゃんのぷぎゅットはとってもとっても可愛いですっ」ナデナデ

一舞「さきこのも可愛いよ?」

咲子「えへへー」

一舞「いや、そうじゃなくって……なんであたしとさきこがあたしとさきこのぬいぐるみでお人形遊びしなくちゃいけないんだしっ!」

咲子「嫌でしたか……?」シュン

一舞「い、嫌じゃないよ、というか、こういうの久々だし」

咲子「ふふふっ」

一舞「あたしがさきこのぬいぐるみで、さきこがあたしのぬいぐるみ」

咲子「はい」

一舞「なんで?」

咲子「楽しそうじゃないですかっ」

一舞「う、うーん?」

咲子「私がイブちゃん役で、イブちゃんが私役ですよっ」

一舞「まぁいいけどさ…内容は?」

咲子「いつもしてるみたいなので」

一舞「いつもの?」

咲子「そうですよっ」

一舞「いつもの……ああ、いつものね」

咲子「はいっ」

一舞(いつものだったら…どうしてもああなるよねえ?)

一舞(もしかしてそれが狙いなのかな……?)

咲子「じゃあ私からしますね」

一舞「う、うん」

咲子「さーきこっ」

一舞(声作ってるけど似てないなあ…)

咲子「……」

一舞「え、あ、さk、イブ、ちゃん、なんだs、ですか?」

咲子「イブちゃん、もうちょっと落ち着いて下さい」

一舞「うん」

咲子「もういっかい」

一舞(い、意外と厳しい……!)

一舞「あー……イブちゃん、なんですか」

咲子「そうそう、その調子ですよ、イブちゃん」

一舞(棒読みだけど……)

咲子「今度は私の番ですね、えーっと……会いたいから、会いに来ちゃったし」

一舞(そんな事言うかなあたし……)

一舞「そ、そうなんですか、とってもとっても、嬉しいです」

咲子「ふふふ、あたしもとっても嬉しいよ?」

一舞(なんかさきこノってきてるな……)

一舞(というか、敬語じゃないさきこって、なんか新鮮で……)

一舞(いや、たまにしてる時になるけどさ!その時は妙にドキドキしちゃって……)

咲子「イブちゃん?」

一舞「あっ、さ、さきこ!い、今するからね」

咲子「…………」

一舞「えっと、じ、じゃあ何しましょうか?」

咲子「そうだな~…あたしは、さきことイチャイチャしたいけど」

一舞(あたし、そんな直接的に言ったことあるかな?)

一舞(寧ろそういう台詞はさきこが……まぁさきこがしてるからね)

一舞「えっと、具体的にはどういう……」

咲子「ふふふ、キスとかどうかな?ちゅーっ」

一舞「ち、ちゅーっ……」

一舞(とは言ってもぬいぐるみの顔を押し付けてるだけだけど……)

一舞(だけどキスは、キスだよね、うん)ドキドキ

一舞(な、何をドキドキしてるんだし、あたし……)

咲子「ぷはっ」

一舞(口で言うんだそこは)

咲子「ねぇさきこ……ベッドいこ?」

一舞「し、しょうがないですね、イブちゃんは……ベッドは?」

咲子「ベッドはここにありますよー」

一舞「よ、用意してあるんだ」

咲子「小さなクッションにタオル敷いただけですけど……」

一舞「まあ、いいんじゃない……?」

一舞「えっと、まだ続けるの?」

咲子「はい、でも細かい動きは出来ないので、台詞だけ……」

一舞(それってもうぬいぐるみ関係ないよね……)

咲子「あっ、でも」

一舞「でも?」

咲子「どうせなら、その……」

一舞(あっこのパターンって……)

咲子「じ、実際にしましょうか?」

一舞「……いいけど」

咲子「えへへへ」

咲子「じゃあベッドに横になって」

一舞「うん」

咲子「それから、えっと、私がイブちゃんの台詞を……」

一舞「ま、まだそれ続けるの?」

咲子「でも……」

一舞「さきこの台詞を言うの結構難しいしさ、あたしはあたしの台詞を言うよ」

咲子「じゃあ私は私ですか…そ、それって」

一舞「あー……嫌かな?」

咲子「い、嫌じゃないですよっ!」

一舞「そっか」

一舞「さきこっ」ギュ

咲子「あ、イブちゃんからぎゅってしてくるんですか?」

一舞「だってあたしが誘ったんでしょ?」

咲子「そ、そうですね、じゃあ私も……」ギュ

一舞「ふふふ、さきこやわらかい」

咲子「イブちゃんだって、そうですよ」

一舞「いや、これはさきこの方が柔らかいしっ」

咲子「むう……やっぱりちょっとお肉が付いちゃってます……?」

一舞「あたしは今の抱き心地のいいさきこが好きだよ」

咲子「そ、そうですか、えへへへ…」

咲子「んー……」スリスリ

一舞「ふふふ、さきこ、くすぐったいよ」

咲子「イブちゃん、とってもとってもいい香りがします」

一舞「どんな匂い?」

咲子「うんと……イブちゃんの匂いですっ」

一舞「それじゃよく分かんないしっ」

咲子「だって、そうなんですもん」ギュー

一舞「そっか」

咲子「そうなんですっ」

一舞「そんなさきこはあったかいね」

咲子「イブちゃんもとってもとっても、暖かいですよ?」

一舞「やっぱり、こうやって抱き合ってるから?」

咲子「そうかもしれませんねー」

一舞「んー……」ギュー

咲子「んん……」

一舞「さきこ……」ナデナデ

咲子「イブちゃん……」スリスリ

咲子「ねえイブちゃん……」

一舞「なんだし?」

咲子「キス、しましょう?」

一舞「あははは、先に言われちゃったね」

咲子「そっちから言おうと思ってたんですか……?」

一舞「一応、ね」

咲子「ならもう少し待てばよかったですかね?」

一舞「いや、結局言わなかったかもしれないから、それでいいの」

咲子「イブちゃんからそういう事言うのって殆どないですもんね」

一舞「うぐぐ」

咲子「イブちゃんっ」

一舞「な、なんだし」

咲子「とってもとっても、大好きですっ」

一舞「あ、あたしだって……大好きだよ」

咲子「えへへ、イブちゃん……♪」

一舞「さきこ……」

ちゅっ。

…………
……

~翌日~

まり花「りんちゃん、もう練習の時間なのにイブとさきちゃんなかなか来ないね」

凛「きっとまだ寝てるのよ……」

まり花「仕方ないからわたしたちで起こしにいこっか?」

凛「いや……やめておいた方がいいでしょうね……」

まり花「?」

おわり

~おまけ1~

咲子「イブちゃんも私とイブちゃんのぷぎゅットが欲しいなんてとってもとっても可愛いですねっ」

一舞「いいじゃん別に……おっ、あれかな?」

咲子「まだ結構残ってますね、あ、あの私とイブちゃんのぷぎゅット、
   顔を向き合わせててまるでキスしてるみたいですね……うふふ……」

一舞「そ、そう言われると恥ずかしいな?いいから早く取ってほしゆめで服でも見るしっ」

咲子「はーい、えっとまずは近くのイブちゃんぷぎゅットを……」

一舞「そういえばさ、さきこってこういうの上手かったんだね、意外だなー」

咲子「あ、これはりんちゃんに教えてもらったんですよ」

一舞「そうなの?」

咲子「ちなみにりんちゃんはめうちゃんに教えてもらったって言ってました」

一舞「ふ、ふーん」

咲子「でもりんちゃんもクレーンゲームお上手なんですよっ、りんちゃんのぷぎゅットを……」ポチー

一舞「あ、さきこ、少し位置取りミスったんじゃない……?」

咲子「えっ?あ、ちょっと失敗しちゃいましたね」

一舞「まぁ次頑張れば……」

ウィー
グシャ

咲子「ああっ!イブちゃんの麗しい顔が!イブちゃんの綺麗で可愛らしい顔が!」

一舞「さ、さきこ?」

咲子「クレーンのアームで潰されて!ああっ!ぐしゃって!いやあああああ!」

一舞「さきこ!さきこっ!あれぬいぐるみだからね!あたしの顔が潰された訳じゃないからね!ね!」

~おまけ2~

夏陽「ちょっとここな!あたしとここなのぬいぐるみの予定がないじゃない!」

心菜「ぷぎゅット……」

夏陽「うーん、チャンスを逃しちゃったかしら……」

心菜「大丈夫だよなっちゃん、そのうちなるよ」

夏陽「そ、そう?そうよね、大丈夫よね!」

心菜「……ところでなっちゃん、さっきから抱えてるのは……」

夏陽「え?あ、これは一舞のぬいぐるみよ、取ったの」

心菜「……なんで?」

夏陽「なんでって……ちょっと欲しかったから…えへへ」

心菜「…………!」

心菜「…そっか」

お疲れ様でした
今回は3つとも4000くらいで取れたのでご安心です

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