レッド「旅なんてめんどくせー」 (20)

レッド「旅なんてめんどくせー」

母「そうも言ってられないわよ?
あなた今年で何才になるの?」

レッド「18歳だぜ」

母「学校は」

レッド「マサラにそんなものは存在しないぜ」

母「資格は?」

レッド「持ってないぜ」

母「人生詰んでない?」

レッド「確かに…… 」シュン

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母「でもまだ大丈夫!あなたは運動も勉強もできるんだしこんな小さな村にとどまってないで広い世界を体験してみなさいな」

レッド「まあ、そう言われると
旅に出てみるのもいいかもしれないな」

母「そうよ!隣のグリーン君も留学から帰ってきてトレーナーとして旅をするみたいよ!一緒にオーキド博士のところにいってみたらどう?」

レッド「グリーン…か。
おれ、あいつ苦手なんだよな。
なんだか高慢だし……」

母「村でたった一人だけの同い年の子なのよ?仲良くしなさいよ!」

レッド「あーはいはい。わかったわかった。それじゃ早速オーキド博士の研究室に行ってくる!」

母「わかったわ行ってらっしゃい!



レッド「ごめんくださーい」

オーキド「おー!!レッドじゃないか!」

レッド「こんにちわ、博士!
相談があってお尋ねしたんですけどいまお時間大丈夫ですか?」

オーキド「ちょうど暇しておったところじゃよ!ささ、上がりなさい。 美味しいお茶を煎れるからのう!」

レッド「ありがとうございます!
お邪魔します。」


〜研究所内〜

オーキド「 ポケモントレーナーとして旅がしたいのか!?」

レッド「はい。 うまく言えないですけど、自分の力で何か成し遂げてみたくて、それで旅に出たいんです」

オーキド「そうかそうか!丁度孫のグリーンもこれから旅に出るからポケモン図鑑の完成を頼もうと思っていたのだが、レッド、お前もやってみるか?」

レッド「はい!ぜひやらせてください!」

オーキド「うむ、いい返事じゃ!
明日の朝にここに来なさい、
お前のパートナーになるポケモンを用意しておくからのう!」

レッド「ありがとうございます!」


〜研究所〜

グリーン「Hi , Mr, RED !!
Long time no see!!」

レッド「 ここはカントーだぞ。普通に話せよグリーン」

グリーン「フン……久々に会ったと思ったら相変わらず、まだまだ坊やだなレッドくん? 田舎者オーラ丸出しだぜ」

レッド「お前とおれは同郷の田舎者のハズだが?」

グリーン「フン……俺様はな、ついさっきまでイッシュ地方に三年間留学していたんだよ? ほら、見ろよこのサングラス、ブラックシティで買っちゃったんだぜ?イカすだろ?」

レッド「あ、あぁ。そうだな。かっけえよそのサングラス」

グリーン「フフン・」

オーキド「おお! なんだ二人とも!
もう来ておったのか!」


グリーン「ハーイ、グランパ!
ポケモン貰いにきてやったぜ!」

レッド「おはようございます。博士」

オーキド「うむ。
早速じゃがここに三匹のポケモンが入ったモンスターボールがある
好きなやつを選びなさい。」

グリーン「俺様は大人だからな、
先に選んでいいぜ、レッド」

レッド「なんだよグリーン、
お前にしては親切だな。」

グリーン「まあな。今日はそういう気分なんだぜ」


レッド「それじゃお言葉に甘えて。
おれはこいつにしようかな」

▽レッドはフシギダネを手に入れた

グリーン「それじゃおれはこいつだ」

オーキド「二人ともパートナーが決まったな!そして二人のポケモン図鑑じゃよ」

▽レッドはポケモン図鑑を手に入れた

レッド「ありがとうオーキド博士! 」

オーキド「どういたしまして。
それでは、二人とも、
旅に行ってくるのじゃ!」

レッド「行ってきます!」

グリーン「行ってくるぜー」



〜研究所の外〜

グリーン「なあレッド!せっかくポケモン貰ったんだしバトルしようぜ?」

レッド「バトル…」

グリーン「そうだ、ただバトルするだけじゃつまんねえ!負けた方は勝ったほうにさっき貰ったポケモンを譲るってのはどうだ!?」

レッド「!?」

グリーン「どうした?俺に負けるのが怖いのかい?レッドくぅん?」

レッド「良いよ。そのルールで勝負しよう」

グリーン「よっしゃあ!(馬鹿め!お前のフシギダネじゃ俺のヒトカゲには絶対に勝てないんだぜ!)」

グリーン「ヒトカゲ!Come on !!!」

ヒトカゲ「カゲェ〜・」

レッド「行ってこいフシギダネ!」

フシギダネ「ダネェ〜・」

グリーン「ククク……(なんのためにお前に先にポケモンを選ばせたと思う? )」

レッド「えーと……まずヒトカゲをポケモン図鑑に登録しなきゃ」

グリーン(俺様のヒトカゲはお前のフシギダネよりもタイプ相性って奴が圧倒的有利なのだよ!!)

レッド「へぇ、ポケモン図鑑ってポケモンが覚えてる技も見れるのか」

グリーン(更に、イッシュ地方のストリートのポケモンバトルを見てきたから炎タイプのヒトカゲが使える強い技はすでに把握済みだぜ!)

グリーン「これでお前のポケモンも頂きだっ!ヒトカゲ、火炎放射でフシギダネを燃やし尽くせ!」

ヒトカゲ「か、かげぇ……」

▽ヒトカゲの火炎放射は失敗した

グリーン「What's !!??」

レッド「えーと、フシギダネ、体当たりだ!」

フシギダネ「ダネェ!」

▽フシギダネの体当たり
急所に当たった

ヒトカゲ「か、カゲェ…」よろよら

グリーン「う、嘘だろ? この俺様がレッドなんかに……(負けるのか!?)」

傲慢じゃないのか?

グリーン「そうだヒトカゲ、流石に火の粉ならできるだろ!?」

▽ヒトカゲの火の粉は失敗した

グリーン「oh my god !!!/(^o^)\」

レッド「フシギダネ、トドメの体当たりだ!」

▽ヒトカゲは倒れた
レッドは勝負に勝った

グリーン「なんだよこいつ!
ぜんぜん使えねえじゃねーかよ!」

支援


レッド「グリーン……あのさ」

グリーン「うっせえ!メーン!
欲しけりゃこんな弱っちいやつくれてやるよ!!」

レッド「いや、そいつは受け取れねえわ……お前からポケモンカツアゲしただなんてオーキド博士が知ったら合わせる顔なくなるし」

グリーン「お、おう、そういうことなら今回の勝負はなしってことにしといてやるぜ」

レッド「はいはい」

グリーン「いいか? 今回の勝敗自体が無しってことだからな!?」

レッド「わかってるって…」

グリーン「それから」

レッド「それから?」

グリーン「姉ちゃんにタウンマップ、お前にも渡すように頼んでおくからよ、うちに寄っていけよな」

レッド「そうか、ありがとな、
グリーン」

グリーン「れ、礼を言われるまでもねえよ!それじゃあな、バイビーッ!」



〜グリーンの家〜

ナナミ「はい、レッド君。タウンマップよ」

▽レッドはタウンマップを手に入れた

レッド「ありがとう、ナナミさん」

ナナミ「どういたしまして。
道中、グリーンの事も気にかけてあげてね? あの子ああ見えて寂しがり屋だから」

レッド「うん。 わかったよ」

ナナミ「ありがと……。
あーあ、それにしてもさみしくなるなー」

レッド「おれ、時々、マサラに帰ってくるよ」

ナナミ「本当!?」

レッド「うん。約束する」

ナナミ「えへへへ、約束だからね?」

レッド「うん、約束だ!」


ナナミ「それじゃもう一つだけ」

レッド「?」

ナナミ「レッド君、目をつむってくれるかな?」

レッド「いいよ。はい。」

ナナミ「無事でここに帰ってこれるように、おまじないをかけてあげる」

レッド「え!?」

ナナミ「うふふふ、
がんばってね?レッド君?」

レッド「あ、あの、ハイ。
頑張りマス。」

ナナミ「そんな緊張しないでよぉ!
ほら、行ってらっしゃい!」

レッド「イ、イッテキマス!」



〜レッドの家前〜

レッド「最後にマサラを出ていく前に挨拶しにきたよ」

おかん「そう……それよりレッド、
なんだか鼻の下伸びてるわよ?」

レッド「ふぁ!?別にそんなことないって!」

おかん「ふーーん……さては、ナナミちゃんのとこでも行ってたんでしょ?」

レッド「そうだよ!それが何か!?」

おかん「それはお母さんの台詞よ。
何があったの?正直に言ってごらんなさい」

レッド「行ってきます!!!!」

おかん「アハハハ!冗談よ!
はい、レッド、お弁当持って行きなさい。食べ終わった後荷物にならないようにおにぎりにしておいたから」

レッド「ありがとう母さん。
おれ、行ってくるわ!」

おかん「ええ、気をつけてね」

終わり?グリーンはツンデレがあって安心した。

くそ、リア充じゃねえか大爆発しろ

>>11
高慢ちきとか使わんか?

>>11
ボキャ貧

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