提督「鎮守府に着任する」【安価】 (56)


提督「海軍学校を卒業して横須賀鎮守府に着任する事になりました。これからよろしくお願いします」

大淀「よろしくお願いします。私は軽巡洋艦大淀です。大本営からの通達及び伝令が私の役割です」

提督「……あれ、配属される艦娘は貴方ではないのですか?」

大淀「違います」

提督「なら何処に…」

??「失礼します」

初期艦(吹雪、五月雨、電、叢雲、漣)

↓3

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五月雨「五月雨って言います!よろしくお願いします。護衛任務はお任せください!」敬礼

提督「今日からこの鎮守府に着任した中佐です。こちらこそよろしく。白露型駆逐艦いや、軍艦として数々の戦いを経験した五月雨には期待している」

五月雨「は、はい!期待に応えられるように頑張ります!」

大淀「…早速ですが、貴方達には任務を遂行していただきます」

提督「建造ですか?」

大淀「はい。建造、開発の後に出撃してもらいます。そこまでできて貴方達はようやくこの鎮守府に着任した事になります」

提督「なるほど…初期訓練ですか」


大淀「そう思ってもらって構いません。これはどの提督も経験する一種の通過儀礼です」

提督「通過儀礼……できるか五月雨?」

五月雨「大丈夫です!建造のレシピはどうされますか?」

建造レシピ

燃料(999以下30以上)

↓1

弾薬(999以下30以上)

↓2

鋼材(999以下30以上

↓3

ボーキ(999以下30以上

↓4


提督「燃料30.弾薬最大、鋼材797、ボーキ最大でいいかな」

大淀「あの資材の無駄遣いは避けた方が…」

提督「最初ですからゲン担ぎですよ。それに空母が着任していない現状でボーキサイトは余るのみです」

大淀「…わかりました」

五月雨「妖精さんに頼んできますね!」

工廠

01:25:00

提督「流石に戦艦や空母は無理でしたか」

大淀「重巡を引き当てるだけでも豪運と呼べますよ」

提督「ありがとう。五月雨、高速建造バーナーを使用してください」

五月雨「は、はい!妖精さん、バーナーをお願いします!」

妖精「…!」ジタバタ

00:00:00

利根「吾輩が利根である!吾輩が来たからにはもう大丈夫じゃ!」

五月雨「久しぶりです、利根さん!」

利根「おお、五月雨か。久しいの。また迷子か?」

五月雨「違います!今日からこの鎮守府に配属されました!」

利根「なら吾輩と同じなのじゃな…お主が提督じゃの?」

提督「今日、着任した提督です。新人ですがどうか一緒に頑張りましょう」

利根「吾輩に任せておれ。艦隊の眼として縦横無尽の活躍をするからの!」

利根「大淀、お主もこの艦隊の仲間か?」

大淀「いえ、私はまだ司令部との通信役です」

利根「そうか…まだか」

大淀「…すみません」

利根「よい、まだなのだろ。それよりも提督よ、今は何をしとる?」

提督「海軍の通過儀礼を解消してるところです」

大淀「えっ…」

利根「ふふ、通過儀礼か。面白いの、お主。なら吾輩も混ぜてもらおうかの」


提督「なら一緒にやりましょう。次は開発ですよね」

大淀「…そうですが、資材が心許ない為に先ほどみたいな使い方はできません」

提督「なら最低値で回しましょう…五月雨か利根、どちらがやりたいですか?」

五月雨「はい!」

利根「吾輩はいい。五月雨の良い経験になるじゃろ」

提督「なら頼むよ、五月雨」

五月雨「任せてください!」

カーン!

五月雨「できました!」

提督「…ドラム缶だね」

五月雨「はい!妖精さんと頑張りました!」

提督「ドラム缶って輸送任務に使うみたいだけどどうなのかな」

大淀「ドラム缶を必要とする任務はあります」

提督「そうなんだ…ありがとう五月雨。これでその遠征にいけるかもしれないね」

五月雨「はい!」ニコニコ

寝る。

配置に繋がるから楽しんで貰える嬉しいかな


海上

提督『あー、聞こえてるかな。五月雨』

五月雨「はい、大丈夫です!」

利根「初の実戦じゃな!」

提督『基本的には君達に任せる。ただ進退に対しての決定権は君達にはない。誤解しないでくれ。君達を海に沈めるつもりはない。責任を取るための処置だと思ってくれ』

五月雨「はい!」

利根「ふん、なまいきじゃな。だがそれでこそ吾輩の提督である。行くぞ五月雨!」

五月雨「はい!旗艦五月雨、抜錨します!」

利根「利根、出撃するぞ!」

ドロップ艦(駆逐艦と軽巡のみ)

↓3


提督『戦果を報告を』

五月雨「敵駆逐艦イ級2隻を撃破、此方の被害は無しです!」


提督『艦娘の生体反応があるけど確保は?』

利根「できておる。気を失っておるようじゃが長良型の五十鈴じゃな」

提督『五十鈴…歴戦の艦長と比べられたらどうしようかな。まあ、それよりも二人とも帰還するように』

二人「了解!」

ーーー

執務室

提督「ふぅ…これで一応は着任できる資格は有ると判断されますかね」

大淀「何を言ってるかわかりませんが今日から貴方がこの鎮守府の提督です」

提督「ありがとう、大淀」

大淀「任務報酬として駆逐艦が支給されますが希望する駆逐艦はいますか?」

提督「……」

駆逐艦

↓3

どこに潜んでるか凄く気になる。

飯落ち。

この話は艦娘の轟沈はありません。
如月は死にません。


提督「なら陽炎型の駆逐艦をお願いします」

大淀「指定もできますが?」

提督「其方に任せます」

大淀「…わかりました」

一時間後

五月雨「大成功でした!」

提督「そうだね、五月雨。利根も射程を活かしてよく敵旗艦を撃破した。MVPは利根とする。五月雨も次の戦果に期待しているよ」

利根「吾輩にかかればこれ位余裕なのじゃ!」ニコニコ

五月雨「頑張ります!」

提督「所で五十鈴はどうしたの?」

利根「今は工廠にて妖精達が整備しておる。産まれたばかりの艦娘は妖精にチェックしてもらうのが決まりじゃ」

提督「初耳だけど利根がそう言うならそうなのかな。二人とも初めての出撃で疲れたからもう今日はゆっくり休んで」

五月雨「でも秘書艦の仕事が…」

提督「大丈夫。もう終わってるよ。私も少し休ませてもらう」

利根「休息は大事な事じゃからの。それでは吾輩と五月雨はちとドッグに行ってくる」

提督「いってらっしゃい」

ガチャ……バタン…

提督「ふぅ…大淀も今日は休んでていいよ?」

大淀「…なぜ嘘をついたのですか?」

提督「別に嘘は言ってないけど。ただ書類の整理を少ししたら休むけど?」

大淀「はぁ…手伝います。貸してください」

提督「ありがとう。ならこれよろしく」

大淀「…否定すると思ったんですが」

提督「そうくるって思ったから受け入れたんだよ。だってほら、大淀って虐めたくなる」

大淀「はっ?」

提督「あっ、今のは無しにして。性癖がばれちゃうから。さぁ、仕事だ」

大淀(私、虐められてるの?)

提督「そんな事ないよ。考えてる暇があるなら手を動かしてねー」

大淀「は、はい。あれ今、言葉にした…」

提督「してないけど?さあ、仕事、仕事」


軽巡一人、自由枠(空母系、潜水艦、特殊艦は除く)

↓3、↓4

この安価後は鎮守府海域が解放されるまで艦娘は増えません

旗艦 五月雨 白露型2位の歴戦
副艦 利根 MI経験の歴戦
隊員 五十鈴 艦長達が化け物
隊員 磯風 雪風並みの歴戦
隊員 青葉 味方を犠牲してでも生き残る歴戦
隊員 神通 華の二水の筆頭。

優しさなんてない艦隊である。

おやすみ

ダイジェスト

磯風「陽炎型駆逐艦の磯風だ。大丈夫、私が守ってやる」

提督「……」キュピーン!

磯風「どうかした提督?」

提督「…ご飯は作らなくていいからね」

磯風「え?」

提督「磯風はあの雪風にも劣らない戦歴だったよね。ならとりあえず五月雨達に挨拶して、親交を暖めて」

磯風「は、はぁ」

提督「君なら解ると思うけど何かを無くすのって一瞬だから大切にしてあげてね。私がそれに気がつくのは少しだけ遅かったから…余計なお世話だったかな?」

磯風「いえ、そこまで思われているとは思いませんでした。この艦隊に着任できて良かったと思います。私はこれで失礼します」退出

提督「…あると思ったプリンが五月雨と五十鈴に食べられた…ああ、悲しいよ。次はちゃんと名前書いておこうかな」


五十鈴「提督は尊敬する軍人は居るの?」キラキラ

提督「…山口提督ですかね」

五十鈴「へ、へぇ!どんな人だったか聞きたい?聞きたいなら教えてあげてもいいわよ?」

提督「聞きたいですけど少し凹みそうなんでやめときます」

五十鈴「ええ、なんでよ。せっかく話してあげるのに」

提督「だって嫌じゃないですか。私の艦なのに別の提督のことを褒められたりしたら嫉妬します」

五十鈴「…え?」

提督「この話は終わり。五十鈴は五月雨達と哨戒任務の時間ですよ?ほら、行った行った」

五十鈴「あー、もう押さないで!帰ってきたら絶対、山口提督について話すわよ!」

提督「だから…」

五十鈴「温故知新よ。早く、歴代最高の艦長になって欲しいから聞きなさい」

提督「そう言われたら聞くしかないじゃないか…全く。さっさと任務に行く」


五月雨「提督は野望とかあります?」

提督「急にどうしたの?まあ、いいけど。野望かぁ…野望って言ってもいいけどやりたい事はあるよ」

五月雨「教えてください!」

提督「退役するまで誰も艦隊から轟沈艦を出さないことかな」

五月雨「…」

提督「ごめん、今のは無しで」

五月雨「…そうなる事を楽しみにしてますね」

提督「え、あっうん。してみせるよ」

五月雨「頑張りましょう、提督」


キンクリ

青葉「青葉です!インタビューさせてもらってもよろしいですか!」

神通「川内型2番艦の神通です…そのよろしくお願いします」

提督「こちらこそよろしく。ソロモンの狼と華の二水旗艦が来てくれて嬉しいよ。君達には悪いけど演習と出撃を繰り返して練度を上げてもらう。改装を施した時点でこの鎮守府は一つの転機を迎えることになる」

青葉「転機ですか…」

提督「そうだ。鎮守府正面海域の制圧。これを達成する。だから君達には期待している。頼むよ、二人とも」

二人「了解!」


一章 英雄の一歩

深海棲艦が海を人類から奪い、人類はその海を取り返す為に艦娘と共に戦いを開始した。

多くの海兵と多くの犠牲の元に人類は反撃の狼煙の為の準備をしていた。

英雄の卵は部下を従え、それに同調する。

鎮守府正面海域に蔓延る深海棲艦から制海権を取り戻す為に彼の闘いは本当の始まりを告げ、遥か先の未来は決定された。

日本人を最も多く救い、世界を一人で壊そうとした男の物語は此処から始まった。

艦娘を率い深海棲艦を殺し、深海棲艦を率いて人類を殺した男の最初の一歩。

英雄の一歩はどうやって踏み出されたのか。

それを紐解き、終わりを迎えた時に君達に問おう。

彼が本当に望んでいる事と…

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