P「俺辞めて良いですか?」(144)

律子「随分いきなりですね」

p「だってここのところ美味しいもの食べてなくてさ……ほら、俺さゲッソリしてるでしょ?」

律子「それはおかしいですよ。お給料貰ってるでしょ」

p「……じゃあ愚痴でも零そうかな」

律子「寧ろそのための今日でしょプロデューサー」

p「ここがたるき亭じゃなくて良かった」

律子「ちなみに今月はまだ始まったばっかりですけど……」

p「…………もうほとんどない。ここ絶対ブラックだよ」

律子「ええっ!?」

p「先に言っておく! 趣味にはほとんど使ってないからな」

律子「ならば少なからず残る気がすると思うんですけど……」

p「何言ってんだ」

律子「じゃあどのくらい貰ってるんですか?」

p「大して貰ってない。手取り20万円くらい」

律子「え? それなら行けると思うんですけど……」

p「まーずな、税金だろ、家賃だろ、水道光熱費だろ、車の維持費だろ、ガソリン代だろ」

律子「うわぁ…」

p「まあそこら辺を取られるともう5万くらいしか残ってないのよ」

律子「……それで?」

p「食費をマジで1万5千くらいで済ましたいんだけど……」

律子「だけど?」

p「こういう夕飯で消えるから2万5千よ」

律子「……きっ今日は私が出しましょう」

p「ホントかっ!? ありがとうございます!!」

律子「いえ、でもあと半分残ってるじゃないですか?」

p「まず、差し入れ代が1万だ」

律子「あ、ああ……事務所のみんなにですね」

p「ああ。結構豪華にするときもあるよ。そこは食費を犠牲にするけどさ」

律子「……無理しないでくださいよ」

p「アイドルの調子の管理もプロデューサーの仕事だよ」

律子「ですが……」

p「……次、ジュースだ」

律子「ジュース?」

p「これは正確には伊織限定のジュースだ」

律子「あいつ…」

p「たまに俺が竜宮の送り迎えするだろ」

律子「申し訳ありません」

p「いや、良いさ。でな、伊織は仕事終わりにオレンジジュースを要求するんだよ」

律子「100%のですよね?」

p「そう。でもな、何故だか仕事先の自販機の100%オレンジジュースじゃなきゃ嫌だって言うんだよ」

律子「何故ですか?」

p「冷えてないからだ」

律子「え?」

p「冷えてるのが良いんだと……一回スーパーで買ってきたやつにしたけどすげー文句言われてさ」

律子「すみません。しっかり言いつけておきます」

p「あと、買い出しの時に亜美にもジュース頼まれる」

律子「亜美にも言っておきます」

p「で、次なんだがさ」

律子「はい」

p「ぶっちゃけこれで俺のお金が飛ぶ」

律子「なんなんですか?」

p「貴音との飯だ」

律子「……貴音に出してもらえば……」

p「そう言うけどさ、アイドルに出せなんて言えるわけないだろ」

律子「しかし、プロデューサーの身体の方を……」

p「しょうがないじゃん。メニュー片っ端から頼んでくんだし……俺なんか水と調味料を舐めてるだけだわ」

律子「…………さすがにメニュー片っ端だと食費が……」

p「ああ、そうだな。流石に言い過ぎた」

p「でも、俺の分まで食べる」

律子「oh…」

p「どっちにしろ俺は水と調味料だ」

律子「だから春香のクッキーを泣いて食べてるんですか」

p「……音無さん情報ですか?」

律子「いえ、これは結構有名です」

p「でもさ、春香のクッキーも当たり外れあってさ」

律子「どういうことですか?」

p「あいつよくこけるだろ」

律子「そうですね」

p「だからよく砂糖と塩を間違えてるんだよ」

律子「……し、塩クッキー…」

p「ぶっちゃけるとくそマズイ」

律子「……わかります」

p「このさいもう一人一人の愚痴言ってっていい?」

律子「不満持ちですか?」

p「ぶっちゃけ竜宮の方が楽そう」

律子「……えと…どうぞ」

p「まずは春香、あいつはクッキー以外によくもさっき言った通りこける」

律子「ええ」

p「だからな、仕事先行った時によくこけて機材をぶっ壊すのよ」

律子「……・」

p「俺もう土下座で謝るの。その場はアイドルがいるから良いんだけど……その後呼ばれて土下座タイム」

律子「えと……」

p「まあゆっくり聞いてってくれよ」

律子「はい」

p「当然それは事務所に伝わって社長にめっちゃ怒られる俺」

p「ざけんなよ。なんで俺が2度も怒られなきゃいけねーんだよ!!!」

律子「もしかして、給料の低さってそのせいでは……」

p「止めろ!! それは信じたくないんだ!!」

律子「わー……その線が高そう」

p「……でさ、その日に限って塩クッキー」

律子「ぶっ!」

p「……『ブルータス、お前もか』ってこの事じゃねーかって思ったよ」

律子「……えっとなんか追加で如何ですか?」

p「じゃあこれ良いですか?」

律子「あ、どぞ。それくらいは余裕ですから」

p「羨ましいわ。すみませーん、これ」

店員「はい」

p「でな、話戻すけど……春香って結構遠くから来てるだろ」

律子「ええ、片道2時間だとか」

p「だから電車乗り過ごすとと俺が送って行かないといけないのよ」

律子「そうですね」

p「はい、そこでまたガソリン代が増えまーす!!」

律子「けっ経費で……」

p「落ちる訳ねーだろ!!」

律子「……乗り過ごさないようにさせましょう」

p「最悪千早の家に泊まってけって言うんだけどさ」

律子「なんですか?」

p「俺ん家が良いって言うのよ?」

律子(なんかムカつく)

p「まあ春香はこんなもんよ」

律子「ご苦労様です」

p「次に千早なんだがさ」

律子「はい」

p「歌大好きじゃん」

律子「それが売りですからねぇ」

p「そこは良いんだよ。俺の所にも聞いて来て熱心だからさ」

律子「何か問題でも?」

p「歌を聴かされるんだよ。フルで」

律子「いいじゃないですか」

p「でさ、例えば蒼い鳥の『この別れさえ選んだのは自分だから』ってところ」

律子「歌詞をただ読まないでください」

p「許してくれよ」

律子「で、そこがどうしたんですか?」

p「そこならそこだけ歌えばいいのにさ、わざわざ最初からフルで聴かされるのよ」

律子「ぐ…」

店員「お待たせしました~」

p「どうも」

店員「ごゆっくりどうぞ~」

p「ほら、先良いぞ」

律子「え? 良いですよプロデューサーのですから」

p「奢ってもらう身分でそれは申し訳ない」

律子「じゃあいただきます」パクリ

p「……でな」パクリ

律子「……美味しい」モグモグ

p「だよな」モグモグ

律子「えっと……あ、千早でしたね」

p「そう。フルで10回くらい聴かされるのよ」

律子「別にそれが……そういうことですか?」

p「ああ、他の用事があるのにフルで10回聴かされる身にもなってみろよ」

律子「ファンには申し訳ない発言ですね」

p「そうだけど一か所じゃなくてフルだぞ。しかも5回目から違いが判らんくなって来るんだ」

律子「その場合は?」

p「適当に返すと『ちゃんと聞いてたんですか?』って言われてもう一度」

律子「……」

p「だからやめて良いですか?」

律子「まあまあ。ほら食べてくださいよ」

p「ごめんな律子。愚痴なんか付き合せちゃって」モグモグ

律子「同じプロデューサー仲間ですから」

p「んじゃ次雪歩だ」モグモグ

律子「雪歩は想像付きやすいですね」

p「ほう。当ててみろ」

律子「穴埋め」

p「正解」

律子「確かに大変ですよね」

p「アイドルにやらせるわけにはいかんし音無さんや社長には無理だし……俺が夜やってるのよ」

律子「言ってもらえれば手伝ったのに……」

p「無理無理。だって雪歩は律子がいない日を狙ってるんだもの」

律子「え?」

p「だめですぅ~とか言って穴掘る日は大体竜宮が出ている時だ」

律子「……言われてみると確かに帰ってきたときには穴が開いてますね」

p「だろ」

律子「そして次の日には埋まってますね」

p「それ俺がやってんの」

律子「お身体大丈夫ですか……」

p「ほれ」スッ

律子「お、おう……生々しい湿布が…」

p「で、お茶が美味いの」

律子「随分話が変わりましたね」

p「お茶が美味しいだろ。問題は夏なのにアツアツなんだ」

律子「……直接雪歩に言えば…」

p「そしたらさ『ぷっプロデューサーのためにわざわざ熱いお茶を入れたのに……ぐすん』って泣くんだよ」

律子「……」

p「そうするとさ、どこからともなく真もしくは響が来てぼこぼこーっと」

律子「……あのもうちょっと注文していいですよ」

p「ホント!?」

律子「ええ。なんか私プロデューサーのお疲れなのが全然わからなかったようです」

p「悪いな。すみませーん、これとこれとこれ」

店員「はい」

律子「でももう時期的に冬に近いから……」

p「ああ、やっとだよ。すげーお茶が進むんだ!!」

律子「良かったのですか」

p「普通だと思う。寧ろみんな冷えた麦茶とか飲んでる中俺はアツアツ茶。あの音無さんですら冷えたヤツなのによぉ!!!」

律子「プロデューサーは特別なんじゃないんですかー?」

p「そんなんで特別扱いされたくねーよ!!」

律子「でも雪歩のお茶は美味しいですから」

p「それは同意するよ」

律子「プ、プロデューサー! ここはお店ですから!!」

p「あ、すまん」

律子「……それで雪歩はそれだけですか?」

p「まあな」

律子「一番きついのが穴埋めと」

p「ああ、凄いしんどい。しかも誰もいないのに1人のおっさんが穴埋めてるんだよ。深夜に」

律子「……」

p「不審者だろ? なんどかポリスに捕まりかけた」

律子「うわ……」

p「次は真美なんだが……」

律子「あれ? 真は良いんですか?」

p「ああ、まだだな」

律子「はぁ……で、真美の問題は?」

p「悪戯が大半だな」

律子「あーそれは私も言っておきます」

p「大体の理由が構って欲しいみたいなんだ。確かに構ってられないのも問題はあるんだけどさ」

律子「なにか?」

p「だからと言って資料をごちゃまぜにしないでほしい」

律子「それ悪質ですね」

p「あとさ、ご褒美ってあるだろ」

律子「ええ」

p「律子は竜宮が頑張ったらご褒美何挙げてるんだ?」

律子「私ですか? 私なら夕飯奢りますね。それくらいのお金はあるんで」

p「こんどそっちに何人か回すわ」

律子「勘弁してくださいよ。竜宮で手がいっぱいなんです!」

p「だよな」

律子「あ、でもプロデューサーの方が頑張っているのは認めます!」

p「その割に合わない給料だけどな」

律子「……話を戻しましょう」

p「すまん。そうご褒美の話だ」

律子「ご褒美が?」

p「結論から言うとゴージャスセレブプリン高過ぎ」

律子「あんな高いのご褒美にしてるんですか?」

p「たまにだぞ。でもさ、物で釣るっていうのには悪いんだけどスゲー釣れんの」

律子「……どれだけ食べたいんですか?」

p「一回安物のプリンを買ってきた」

律子「どうなったんですか?」

p「ダメだし言う割には食うんだよ。可笑しいよな?」

律子「それでもご褒美ですし……」

p「口に合わない合わない連呼だぜ。でも食うんだよ」

律子「ご褒美だからです!」

p「……じゃあ今度からそれでいっか」

律子「それでいいと思います」

p「あと、とにかく奢らされる」

律子「あー」

p「確かになプロデューサーとして奢るのは当然だと思う。更に言えば子どもと大人だ」

律子「……」モグモグ

店員「お待たせしました」

律子「どうも」

p「でもさ、だからと言って焼肉屋はないだろ!!」ドン

律子「これ美味しい」モグモグ

p「聞けよ!!」

律子「あ、すみません。力説されるとどうも……」モグモグ

p「でな、焼き肉奢らされるの」

律子「どうせ真美が『兄ちゃん太っ腹→』とか言って広めるんですね」

p「わかっていたか、もらうよ」パクリ

律子「どうぞ」

p「で、次は誰だ……そうだ美希だ」

律子「美希は大変でしょう」

p「ハニーを直すのは諦めたが基本的マシだな。仕事先ではちゃんとプロデューサーだし」

律子「何か問題でも?」

p「ソファーだ」

律子「……ソファー?」

p「仮眠できないんだよ!!」

律子「あー、退いてもらえば」

p「退くわけないだろ『やー』で終わり」

律子「でもプロデューサー寝てますよね」

p「律子が竜宮入れてくれるってさって言ってどかしてる」

律子「なるほど。それでよく美希が私の所に来るんですか」

p「すまん」

律子「もういいです」

p「でも美希は良い子だからな」

律子「ふむ」

p「次にやよいか」

律子「やよいは流石にないでしょ」

p「……給食費」ボソッ

律子「え?」

p「たまに給食費がないから貸してるんだよ」

律子「はぁ…でもやよいの家は……」

p「わkかるよ。でもさ、やよいももう結構ランク高いよ」

律子「確かにbでしたっけ?」

p「うん」

律子「5人兄弟ですよ」

p「わかってるよ。でもさ、bランクだと少なくとも俺並みには貰ってる気がするのよ」

律子「……」

p「それにもやしもやしでケチってるだろ」

律子「それ謝った方が良いですね。ファンに」

p「ごめんなさい」

律子「まあ多少は同意しますけど」

p「お前も謝れ」

律子「すみませんでしたー」

p「でさ、やよいにさ、聞いたんだよ」

律子「何をですか」モグモグ

p「安いお店を」モグモグ

律子「良かったじゃないですか」

p「ここで問題が発生」

律子「何か?」

p「俺が帰宅するのって大体1時なんだよ」

律子「……そういうことですか」

p「ああ、やよいの進めてくれたお店全部閉まってんの」

寝よう
二番煎じネタばかり&つまらなくてごめんなさい

律子「やっぱり……」

p「で、次の日聞いてくるんだよ」

律子「……なんて?」

p「『私の紹介したお店はどうでしたか?』って」

律子「ああ…」

p「しかも無邪気な笑顔よ」

律子「……」

p「どうしろってんだよ!!」

律子「そこは心を鬼にしないと……」

p「朝来るだろ。『うっうー!』って」

律子「はい」

p「良い笑顔じゃん。そこにいや~すまんもうお店しまってたわ」

律子「……よくよく考えると有りじゃないですか?」

p「何がよ?」

律子「だって正直に話せば良いじゃないですか」

p「それが出来たら苦労しないわ」

律子「何でですか?」

p「ときめく瞬間ってあるだろ」

律子「……まさか」

p「律子にはわからないだろうけどさ、事務所って毎日女の子たくさんいるだろ」

律子「まあアイドル事務所ですし」

p「いつときめくかわからないんだよ」

律子「……それとやよいの関係は?」

p「ときめいちまうわけだ」

律子「はぁ? ちょっとプロデューサー! 中学生相手に何言ってるんですか?」

p「……しょうがないだろ。可愛いんだし。律子も男になったつもりでやよいを見てみ」

律子「……しょうがないですね」

p「だろ」

律子「ところで、やよいに聞かれてどう対応してるんですか?」

p「一回目は忘れてたにして、次聞いてくる前にこっそり買いに行くんだよ」

律子「でも結構距離あったんじゃ……」

p「撮影終わりの前に行くとか、全員オフの日とか……この時点でおかしいだろ」

律子「……そ、そうですね」

p「でも問題がまたここで発生するんだ」

律子「今度はなんですか?」

p「やよい曰くもやしが1パック10円で買えるらしい」

律子「はい」

p「ところが俺が行くときはまだ20円なんだ」

律子「……それが」

p「やよいは俺にどうしても割引もやしの美味しさを知ってもらいたいらしい」

律子「……はぁ。もうやよいは良いですか?」

p「良いよ。これ以上話すと脱線しそうだし」

律子「もう結構前から脱線してます」パクリ

p「まあ要するにやよいはありがた迷惑なわけだ」

律子「はぁ」

p「じゃあ次に誰がいるっけ?」

律子「アイドル達くらい覚えておいてくださいよ」

p「なんかこう愚痴ってたら誰が誰だか」

律子「はぁ……えっとじゃあ響はどうですか?」

p「響か……」

律子「どうですか?」

p「響ってよくさ、『何くるないさ』って言うっしょ」

律子「口癖ですね」

p「それってさ『なんとかなるさ』って意味なのよ」

律子「はい」

p「その割にはオーディション何とかなってないってどういうことだよ!!!」

律子「それはプロデューサーのせいでもないですか?」

p「でさ」

律子「おい!」

p「ダンス好きじゃん」

律子「はい」

p「だから遅くまでダンスの練習をしてるわけだ」

律子「良い事じゃないですか」

p「俺の残業がない日に限ってな」

律子「oh…」

p「確かに良いさ。でもさ、残ってまで練習するなよ。公園でやれよ」

律子「……こっ公園じゃあぶないし……」

p「家」

律子「ペットとかその他もろもろ」

p「……勘弁して欲しいです」

律子「あ、そんなに大変なら新しいプロデューサーでも雇ってもらえばいいんじゃないですか?」

p「無理じゃね」

律子「何故です?」

p「だって俺スカウトされた理由ティンと来たからだし……社長がティンとこない人以外無理だろ」

律子「……」

p「さあ、来ました銀髪の女王」

律子「貴音はさっき聞きましたよ」

p「いや、それ以外にもあるよ」

律子「まだあるんですか?」

p「ある」

律子「あ、それと間違ってます『銀色の王女』です」

p「なんと」

律子「マジです。それくらいは覚えていてくださいよ」

p「すまん」

律子「で、どうしたんですか?」

p「貴音はよく食べるだろ」

律子「はい」

p「でな、そのせいでいつも金欠になるんだ」

律子「まさかプロデューサーから……」

p「それはないぞ」

律子「じゃあなんですか?」

p「たまに事務所のお手伝いをしてるんだよ」

律子「それ初耳なんですが」

p「まあ秘密にしてたし」

律子「なんで教えてくれなかったんですか!!」

p「貴音からのストップだよ。あ、もちろん黙っとけよ」

律子「言いませんよ」

p「本当はバイトしようとしてたんだからな」

律子「はぁ?」

p「どうしても二十郎に行く金がなくて俺に相談しに来たんだよ」

律子「…………それで、問題は?」

p「貴音さ、音無さんよりも仕事してないんだよ」

律子「はぁ」

p「まあ別に良いんだよ。そこは俺も承知してるし。アイドルに雑用させるわけにはいかんしな」

律子「まあそうですね」

p「問題はそのバイト代だよ」

律子「もしかしてプロデューサーより多いとか」

p「いや、それはないんだけど……1日2時間なんだよ。オフでも4時間かな」

律子「まあバイトと言うよりはお手伝いでしょうね」

p「社長からいくらもらってると思う?」

律子「う~ん……6千円?」

p「2万だ」

律子「はぁ?」

p「社長から2万も貰ってるんだよ!!」

律子「え? じゃあもしかしてまk…」

p「それは……ないない」

律子「何ですか今の空白」

p「ないよ!」モグモグ

律子「……はぁ」

p「で、そんなに貰ってるのになんで俺は20万なんだよ!」ドン

律子「いや、単純にアイドルとプロデューサーの差では……」

p「しかもさ、生っすかでもラーメン食ってただろ」

律子「まあ」

p「食って金貰えるとか羨ましいよ」

律子「プロデューサーはコメント経たそうですからやめておいた方が良いと思います」

p「…………」パク

律子「まあこんなもんですか?」

p「まあな。竜宮も話すか?」

律子「あるんですか?」

p「例えばあずささん」

律子「あずささんですか」

p「よく迷うだろ」

律子「一応前よりマシですよ」

p「そうだけどさ。探しに行くだろ。見つけるだろ。動きが遅いだろ」

律子「それは言っちゃダメですよ」

p「律子お前、俺に頼んでおきながらそんな事言うのか」

律子「それは申し開けないと思ってますけど……」

p「ここでまたガソリン代が増えるわけだ」

律子「それくらい春香と変わらない気がしますけど」

p「いや、春香より行方不明率が高いから春香より若干多くガソリン遣ってるんじゃないかな」

律子「……亜美は?」

p「亜美は真美と同じだよ」

律子「じゃあ伊織」

p「伊織はさ……怖いです」

律子「どういうことですか?」

p「態度でかいじゃん」

律子「そうですけど」

p「でさ、俺の意見聞かないの。逆らったら財閥の力使うわよって」

律子「流石にそれはないでしょう」

p「あるんだなそれが」

律子「……そもそも財閥の力は使わずトップになりたいって来たんですよ?」

p「不思議だろ。怖いわもう」

律子「なるほど。結論からしてやめたくなりますね」

p「あ、あとあの人もだ」

律子「まだいるんですか?」

p「音無さんだ」

律子「……小鳥さんならまあ」

p「あの人仕事中に遊んでますから」

律子「あれですよね? 同人誌? 描いてますよね」

p「読んでたりしてるし」

律子「……で、いくらもらってるんですか?」

p「わからん」

律子「……つまり全員に不満があると」

p「ああ。あ、でも律子は特にないな。寧ろ良い奴部類だよ」

律子「そ、そうですか」

p「あと真」

律子「なるほど」

p「さて、そろそろ出ようか」

律子「そうですね」

p「ごちそうさまでした」

律子「はい」

寝るか
ぐだった。あの深夜のテンションじゃないと無理ですね
オチもどうつけようか悩むし
だれか付けてくだされ

あ、アンチっぽくなってるけどみんな大好きです。
こうなっちゃって申し訳ないです

p「あーこれで今週は戦えるぞ」

律子「え? あれで?」

p「ああ、普段がやよい並みに悲惨だからな」

律子「あの、悲しいお話ですけどこの前やよいは伊織の家のパーティーに呼ばれてましたよ。家族で」

p「!?」

律子「その前は千早でその前がえっと……誰だったかな」

p「家族招待とかありえんやろ」

律子「それにやよいは今bクラスなんですからその気になればファミレスくらいは毎週行けます。行けなくてもプロデューサーより豪華な食事です」

p「……」

?「フン。どこかで見た事あると思えば高木のところのへっぽこプロデューサーではないか」

律子「そうですね。休日ちゃんと休んでますか?」

p「いや、それが……誰からかのラブコールが必ず来る」

?「おい聞け!」

律子「そうなんですか……私のところは全然来ないのに……」

p「良いなぁ。俺も仮病使おうかな」

律子「それは止めた方が良いですな」

?「……」

?「おっさんこいつら聞いてないぞ」

?「まあ無理もないよね。なんかプロデューサーの方は精神的な疲労溜まってるみたいだし」

p「明日休日であることを祈ってカラオケ行かない?」

?「貴様!」グイ

p「何かって……なんだ。961プロの社長ですか。そっちは木星か」

黒井「セレブの私をなんだ扱いとは貴様いい度胸してるな」

冬馬「木星って」

翔太「間違ってはないよね」

北斗「うん☆」

p「律子」ヒソヒソ

律子「なんですか?」

p「合わせろよ」ヒソヒソ

律子「……あ、あれですか?」

p「ああ」

律子「まぁ仕方がないですね」

p「どうも失礼しました。黒井社長殿」

p「ニンテンドー」

黒井「ウィ。わか…」

律子「u!」

p「よしっ!」

冬馬「何してんだ?」

翔太「欲しいね。いつだっけ?」

北斗「12月8日」

翔太「じゃあ冬馬君頼んだよ」

冬馬「何でだよ!」

北斗「社長買ってくれなさそうだし」

黒井「もう良いのかね弱小765プロ」

律子「あーあ。どうするんですか?」

p「はい。ではお疲れ様」

律子「お疲れ様」

冬馬「じゃあな」

翔太「お疲れ様」

北斗「チャオ☆」

黒井「ちょっと待て!」

p「なんですか? これから俺達は2次会カラオケなんですけど」

黒井「カラオケか。丁度良い。我々も参加させてもらおう」

p「じゃあゴチになります」

黒井「は?」

律子「お金ないんで。黒井社長ならウチの経営知ってますよね?」

冬馬「あんたなんか辛いことあったのか?」

p「おお、聞いてくれるのか。天ヶ瀬冬馬」グスッ

律子「えっ?」

黒井「なっ!!」

翔太「嘘でしょ?」

北斗「冗談でしょ765のプロデューサーさん!!」

冬馬「え? なんで吃驚してんの?」

律子「プロデューサーが天ヶ瀬冬馬の名前を間違えないなんて……」

冬馬「普通だろ!!」

黒井「これは重傷だな。カラオケ代は私が全部出そう。更に我々が普段からの行きつけのカラオケ店に行こうか」

p「あざーす」

黒井「セレブだからな。これくらい大したこともない」

冬馬「で、そっちの何があったの?」

律子「簡単に言うとプロデューサーお仕事辞めたいって」

黒井「ふむ。聞いてやろうではないか」

翔太「僕が一番手に歌うね」

北斗「俺が二番手か」

セレブなカラオケ店

律子「…………って事なんですよ」

p「もうしんどいです」

黒井「高木め。人間を人として扱ってないな」

翔太「クロちゃんよりワルだね」

律子「いや、弱小だからしょうがないっちゃしょうがない気がするけど……」

黒井「我々961がホワイトで765はブラックだったか。ま、高木が社長だから仕方がないな」

冬馬「願いが叶うならーあの娘を抱いてみたーい 口ずさむーこのメロディー 天までとーどーけー コノメローロディー 永遠にぃ~♪」

p「まあ、敵に言うのもあれですけど、もうちょっと細かく言うとですね」

律子「あれ? まだ不満あったんですか?」

p「真なら」

北斗「真ちゃんは完璧なんじゃ……」

p「アイツ王子様路線で売ってるんですけど……」

黒井「そのようだな」

p「その反動が事務所に来てしまって……」

翔太「ふんふん」

p「『にゃっほーい! まこりんだよ☆あれあれ? お仕事でお疲れなのかなぁ? まこりんのまこまこぱわーで心も体もスッキリさせちゃうよ! せーの、まっこまっこりーん☆』って感じです」

律子「どこかで聞いた事あるような台詞を言っていたとは……」

p「その反動のせいでもう真がまともに仕事してるかわからなくなってきましてね」

黒井「良かった。我那覇響・四条貴音・星井美希が我々の所にいなくて」

p「もっかいあげます」

黒井「いらんわ!」

北斗「765のプロデューサーさん」

p「どうした?」

北斗「今のところで打順組んでみたよ」

律子「ほう」

翔太「北斗君好きだっけ?」

北斗「冬馬よりはね」

p「でも、ここでやるほどでもないよな」

北斗「まあまあ」

黒井「どれだ」

北斗「これだよ」バッ

1(三) 雪歩の穴掘り熱いお茶
2(遊) 亜美真美悪戯心
3(右) 給料10分の1のお手伝い貴音
4(捕) 春香のトリプルコンボ
5(一) 権力主義伊織
6(二) 働かない事務員小鳥
7(左) 治らない迷子病あずさ
8(中) なんとかならないなんくるないさー響
9(投) ギャップ萌えない真

控え 
内捕 譲れない眠気美希
外遊 無邪気な天の邪鬼やよい
投左 棒球千早

監督 真961社長


北斗「どうかな?」

p「キャッチコピーが酷い」

翔太「千早さんはベンチ止まりか」

p「音無さんは2番じゃないか?」

北斗「違うんだよ。あの双子の悪戯は先制技だよ。だから2番で確実にランナーを送ることが出来るのさ☆」

律子「でも雪歩だとねぇ…」

黒井「欠点だらけだな」

p「そうなんですよね。あ、あと追加で良いか?」

北斗「どうぞ」

p「……いよっと」

一捕 黒井見下し

律子「なるほど。一発逆転の時の代打要員ですね」

p「そうだ」

黒井「クリーンナップは恐ろしいな」

北斗「確実に誰かはホームラン打つよ」

p「一番危ないのが6番7番か」

律子「確かに。それなら美希とやよいにすればいいのに」

北斗「仮に2人をだすろ怪我した時にあずささんなんか出すとボールの行方も迷っていけないのさ☆」

p「レフトって一番不味いじゃないか!!」

黒井「そうだな。高槻やよいと入れ替えた方が無難だな」

北斗「意外性だよ☆」

翔太「北斗君、流石に厳しいと思うよ」

p「ああ。確かにライナーとかはいつの間にか、迷い込んでて捕ってるかもしれないけど」

律子「簡単なフライを取れない気がしますね。あずささんのことですから」

冬馬「あなたと私でランデブー? あらま飛んでった アバンチュール?」

北斗「みんながそう言うなら替えるか」

p「期待してるぞ」

律子「しかし、これアイドル達にバレたら大変ですね」

黒井「その時はその時だ。最悪、貴様と秋月律子くらい我々961プロが雇ってやろう」

p「本当ですか!? ありがとうございます!!」

律子「プロデューサー……今日見た中で一番の笑顔ですね」

黒井「宿敵765のプロデューサーとはいえ腕は良いようだからな」

翔太「是非僕らのプロデューサーになってよ」

p「ああ。良いぞ!」ニッコリ

冬馬「アナタガ望ムノナラバ 犬ノヤウニ従順ニ」

p「しかし、冬馬よく歌うな」

北斗「冬馬は最近ボーカロイドしか歌ってないよね」

翔太「女子に慣れてないからね」

p「え? 961って野郎ばっかなの?」

黒井「そんなことはない。冬馬だけが異常なんだ」

律子「なるほど」

p「しかし、カラオケで食べるオードブルはまた違ったうまさがあるな」モグモグ

黒井「セレブだからこのオードブルも一流だ」

p「流石です!」モグモグ

北斗「出来たよ☆」

黒井「ほう。見せてみろ」

北斗「これだよ」バッ

1(左) 無邪気な給食費やよい
2(右) 亜美真美必中悪戯心
3(遊) 給料10分の1らぁめん貴音
4(捕) 春香のクワッドコンボ
5(二) 働けない妄想小鳥
6(一) 権力ジュース伊織
7(三) ダブル『ア』クセル雪歩
8(中) どうしようもない響
9(投) 真ロマン砲

控え 
内捕 ねむねご居座り型美希
外捕 迷い眠れる酒腕あずさ
投左 リピートボイスサー千早

監督 酷な伝統は断ち切らない真961社長


p「……パワーアップしすぎだろ」

律子「結構周りにバラしてないネタとかあるのにどうやって……」

北斗「社長を舐めちゃだめだよ」

黒井「ウィ。961は大手だからな。知らないことがあっても当然」

×知らないことがあっても当然
○知らないことなどない


p「これ、凄い恐ろしいな」

翔太「雪歩さんを7番に置いた理由は?」

律子「それ私も気になる」

北斗「雪歩ちゃんは悩んだんだ。でもやっぱり置くなら1番か下位打線なんだ」

黒井「火力を補う為か」

北斗「そう。響ちゃんと真ちゃんは足があるからね」

p「ダンスやってるからな」

北斗「あ、社長入れ忘れてた」

律子「おお」

p「これは強いな」

1(左) 無邪気な給食費やよい
2(右) 亜美真美必中悪戯心
3(遊) 給料10分の1らぁめん貴音
4(捕) 春香のクワッドコンボ
5(二) 働けない妄想小鳥
6(一) 権力ジュース伊織
7(三) ダブル『ア』クセル雪歩
8(中) どうしようもない響
9(投) 真ロマン砲

控え 
内捕 ねむねご居座り型美希
外捕 迷い眠れる酒腕あずさ
投左 リピートボイスサー千早
一捕 下剋上黒井丼

監督 酷な伝統は断ち切らない真961社長


翔太「最強だね」

黒井「素晴らしい。流石は高木のところだ」

p「完璧だな」

律子「で、これをどうすれば良いんですか?」

北斗「それだけだよ」

黒井「まあ、そうだな」

p「確かに、事務所や家に置いとく訳には行かないしな」

北斗「死ぬよね?」

p「ああ、しかも伊織の手によって俺の存在がなくなる」

黒井「安心しろ。骨は拾ってやる」

p「感謝します」

冬馬「せーかーいでーいーちばんおうじさまー」

律子「じゃあそろそろ冬馬ボイスのボカロは飽きたんでプロデューサー殿、デュエットしましょう」

p「お、俺で良いのか?」

律子「はい。流石に961とは……」

p「まあ俺で良ければ」

律子「よしっ!」グッ

黒井「冬馬ダメだな」

冬馬「お前等も歌えよー」

翔太「北斗君、僕達もデュエットしようか」

冬馬「ところでさっき何の話してたんだよ?」

p「冬馬は関係ない話だ」

一旦やめます
もうすぐ終わるのでまた深夜に書き始めます
なんかすみません。特に打順の話

>>101
おっ、jか?

(お、jか?)

>>102
>>104
とっぷしぃくれっとです


p「いやー歌った歌った」

冬馬「あんた上手いな」

黒井「我が961のアイドルジュピターに入ってもらいたいものだ」

p「いやいや、勘弁してくださいよ」

北斗「そうなると冬馬が完全にお荷物になるね」

翔太「リーダーだし仕方がなくって感じ?」

冬馬「おいおいそれはないだろ」

律子「あるわね」

黒井「あるな」

p「しかし、今日はどうもありがとうございました」

黒井「ウィ。これくらい痛くもない」

北斗「セレブだからね」

律子「しかし、結構仲良しでびっくりしましたよ」

翔太「なんでだろうね」

冬馬「そりゃスタジオでたまにあったりするし、珍しいからな」

p「たまにな。しかし、961プロとはやり合ってないな」

翔太「クロちゃんが意図的に避けてるんでしょ」

黒井「高木のところが出る物など小物だからな」

律子「生っすかとか来ない?」

北斗「出てみたいね」

冬馬「止めとけ。アイツ等のファンから苦情来るぞ」

黒井「その通りだ」

p「そうですか」

律子「でもさ、なんでそんなに仲良いわけ?」

p「そうだな。仕事場では合わないけど違う場所では良く会うぞ」

律子「例えば?」

p「こういう飯食った帰りとか」

冬馬「確かに何故か毎回先に飯食ってんだよな」

p「そうそう。あずささん……あー!」

律子「まだあったんですか?」

北斗「これはもうご苦労様だね」

黒井「貴様等にはこれを渡しておこう」スッ

p「これは……名刺?」

黒井「フン。嫌になったらいつでも来い」

翔太「待ってるよ」

律子「で、あずささんがどうかしたんですか?」

p「あずささんさ、普段は迷子で全然来ないんだけど……オフの日に限って『迷わず来れました~♪』とか言うの」

冬馬「うわ、それ狙ってんじゃん」

p「なら普段も迷わず来いよ!!」

北斗「あずさちゃんなら通勤ラッシュのせいにしてそうだね」

律子「あーじゃあそこもしっかり言っておきます」

p「お願いします。じゃあお疲れ様でした」

黒井「ウィ。またな高木のところの弱小プロデューサー共」

冬馬「またな」

翔太「バイバイ」

北斗「チャオ☆」

律子「それじゃあプロデューサーさんまた」

p「ああ」

p「……あ、打順の紙ポケットに入ってた。まあ机の中に閉まっとけばいっか。そこまで亜美真美は悪戯したことないし」

数日後

p「よっしゃー! 今日は早めに帰れる!」

p「てことで音無さん、後お願いしますね」

小鳥「了解でーす(棒)」ペラッ

p(クソッ! また同人誌読んでやがる)

p「でもでもそんなのどーでもいーや!」

小鳥「あ、プロデューサーさん」

p「なんでしょう?」

小鳥「付箋ありませんか?」

p「俺の机のどこかにあると思います」

小鳥「じゃあ1、2枚もらいますね」

p「どうぞ」

小鳥「ありがとうございます」

p「じゃあお疲れ様でした」

小鳥「お疲れ様でした」

小鳥「えっとこの中に……」ガサゴソ

小鳥「あったあった……あら? 何か張り付いてる」ピラッ

小鳥「もしかして恋文かしら?」ピヨッ

小鳥「プロデューサーさんごめんなさい!」ピラッ

小鳥「何々……最恐最悪765アイドラーズ」

小鳥「…………」

小鳥「……」

小鳥「」

更に2日後

p「さて、後は事務所に戻るだけで良いな」

pipipipi

p「うん? 律子からだ」ピッ

p「律子か、どうし……『プッ…プロデューサー……事務所には…来ちゃ…逃げギャァアアアアアアアアアア!!! ツーツー』

p「ちょっ! 何が起きてんだよ! 今のは!?」

p「もしかしてアイドルを狙った犯罪か?」

p「とにかく行くしか」

?「あープロデューサーさん見つけました~」ガシッ

p「あずささん?」

あずさ「さあさあ、事務所に帰りましょう」グイグイ

p「あの、今電話の向こうから律子から悲鳴が聞こえたんですが……」

あずさ「人誅です」

p「え?」

あずさ「人誅ですっ♪」

p「え?」

あずさ「多分律子さんは大丈夫ですから」

p「いや、全然わからないんですけど……」

事務所

あずさ「主犯をお連れしましたよ~」

アイドル+α「…………」ジトー

p「なっ何かお前等に悪いことしたか?」

響「プロデューサー……」

p「どうした響、今日はオフだろ?」

響「『8(中) どうしようもない響』ってどういこうこと?」

やよい「給食費…ちゃんと出してます」

真「……ロマン砲ってどういうことですか?」

美希「……ミキはカビゴンじゃないの」

p「……」

p「……あ」

雪歩「プロデューサーのためにわざわざ熱いお茶にしてたのにぃ…」ユラリ

p「そ、それはだな……」

伊織「ジュースでわがまま言って更に親の力で使ってわるかったわねぇ……」ユラリ

社長「チミィ…そこまでブラックじゃないだろぉ……」ユラリ

貴音「お手伝い料をらぁめんに使って何が悪いんですかぁ……」ユラリ

亜美「亜美は悪戯最近してないんだけどなぁ……・」ユラリ

真美「真美はちゃんと謝ってるよぉ……」ユラリ

千早「私の歌声が嫌いなんですか? そうですか……」ユラリ

あずさ「私も迷ってないしぃ……お酒関係ないしぃ……」ユラリ



p「いや、ちょっと待て! 落ち着こう! な?」

春香「プロデューサーさん」

p「春香は落ち着いて話し合ってくれるよな?」

春香「私……」

p「春香、わかってくれるよな?」

春香「すみませんね! 迷惑かけまくって!!」

p「…………」

小鳥「鍵、掛けたわよ……」ユラリ

みんな「…………」ユラリ

p「春香…」

春香「なんですか? 迷惑な天海春香ですよ」

p(……おそらく俺はもうここを辞めるだろう。だったら最後くらいはっちゃけても良いじゃないか? うん。律子、一緒に961行こうぜ)

p「ああ! 迷惑な春香だな!!」ドンッ

春香「……人誅の時間ですよ、人誅!!」

ドゴッボコッバギッピヨォッファッドガシャーン

p「ぎゃああああああああああああああ!!!!!」

次の日

黒井「961プロにようこそ。私が社長の黒井だ」

冬馬「待ってたぜ」

翔太「聞いたよ。クビになったんでしょ」

北斗「じゃあ俺達のプロデューサーやってくれよ」

黒井「ということで貴様はジュピターのプロデューサーをやってもらう」

p「よろしくおねがいしまーす!!」

黒井「秋月律子は再びアイドルとして頑張ってもらおうか。ジュピターの4人目として」

冬馬「おっさん!」

黒井「何、彼女はアイドルをプロデューサーをしていた。それに貴様の方は高木の所のアイドルを半分くらいaランク以上に上げた凄腕だからな」

p「よろしくな」

翔太「よろしくね」

北斗「チャオ☆」

律子「よろしくお願いします」

―――――
――――
―――
――


~ia大賞ノミネート発表会~

司会者「今年のia大賞は961プロダクション所属、ジュピターです!」

冬馬「よっしゃあああああ!!」

翔太「やったね」

北斗「敵なしだね。俺達」

律子「アンタ等早く行くわよ」

p「おう行ってこい!」

終了後

p「いや~お疲れさん」

律子「プロデューサーもお疲れ様です」

冬馬「ホントだよな」

翔太「でもうれしいね。プロデューサーさんがいての大賞なんて」

北斗「プロデューサーさんは今の気持ちどう思う?」

p「そうだな」

p「…………」グスッ

冬馬「おいおい、なくこたーねーだろ」

p「うるせえよ」

p「まったく、961プロは最高だぜ!!」


終わり

裏話その1・pと律子の去った765プロ

社長「聞いてくれ! 新しいプロデューサーを紹介するぞ」

小鳥「新しい!」

春香「プロデューサー!?」

アイドル「いやったー!」

社長「おーい、入ってくれ」

ガチャ

新p「ふぅふぅ……いやー疲れますね。ども初めましてプロデューサーです」

亜美「え?」

新p「しかし、暑いですね。窓開けましょう」ガラッ

真(誰だよ)

響(ただのデブヲタじゃないかー)

伊織「あ、あの小鳥?」

小鳥「せっかく寿退社を期待してたのに……」ブツブツ

あずさ「運命の人…………」ブツブツ

新p「んじゃま、社長の期待に応えられるよう頑張りますんでよろしくお願いしますフヒヒッ」

美希「これは夢だからミキまた寝るね。お休み」

貴音の手紙『国に帰ります』

審査員「オーディション合格者は以上です」

新p「いやー残念でしたな」

やよい「うー合格できると言われたオーディションなのに……」

千早「しかもうちの誰ひとりが合格できなかった……」

真美「『生っすか』も打ち切られちゃったよ→」

雪歩「お、お茶を……」

新p「ああ、僕はお茶よりもコーラで良いんで」グビグビ

真(殴りたい。でも殴りたくない。汗が酷いから)

小鳥「はい、すみませんすみません」

春香「小鳥さんがヤバい」

美希「キラキラが遠ざかってる気がするの」

貴音「……お手伝いでもらえるお金が減りました」グゥー

新p「仕事貰ってきましたぞー!」

伊織「……遠慮するわ」

あずさ「……私も」

亜美「亜美も」

p「今日はお疲れ」

冬馬「あんたの指示流石だな」

翔太「まだまだ僕達も完璧じゃなかったんだね」

律子「しかし、男のダンスは毎回疲れる」

北斗「プロデューサーさん、お客さんだよ」

p「誰だ?」

北斗「外でお待ち」

p「わかった。じゃあその後反省会な」

冬馬「わかった」

p「はい、どちらさんですか?」

?「ハニー……」

p「えっと……ああ。美希かそれに春香にやよいまでいるとは……」

春香「プロデューサーさん、あの時はごめんなさい」

p「いや、良いよ。寧ろ感謝してるよ」

やよい「戻って来てくれませんか?」

p「俺は戻らないよ」

美希「ミキ、もうキラキラ出来ないかもしれない」

p「そうか。それは大変だな」

春香「お願いしますよ~。今のプロデューサーハッキリ言って使い物にならないんです!」

p「」

美希「そうなの! みんなbランク以上あったのに今じゃ竜宮だけ辛うじてcでミキ達はeまで落ちたっちゃったの!!」

p「それは美希たちの頑張りも足りないからだろ。俺はジュピターをia大賞にさせるのが今の目標なんだ」

やよい「私たちのことはもうどうでもいいんですか?」

p「いいよ。だって敵同士だからな」

3人「……」

p「もし、俺にプロデュースしてもらいたいならジュピターに勝つことだな。もちろんia大賞でな」

春香「……わかりました」

美希「ミキ、絶対に諦めないの!」

やよい「うっうー! 765プロの意地を見せつけます!!」

p「ああ、頑張れよ」

楽屋

p「ふぃ~っと」

北斗「どうだったの?」

p「頑張るって、あのプロデューサーじゃダメなのはお前等でもわかるのにな」

冬馬「あの社長狂ったか?」

p「さあ、慌てて雇ったからたまたま外れだったって事だろ」

律子「確かに、しかもそう簡単にクビには出来ないし」

翔太「じゃあ反省会やろうよ」

p「そうだな。じゃあまず冬馬からな……」


裏話その1・終わり

裏話その2・りっちゃんの特訓

p「あれ? まだ律子練習してたのか」

律子「お疲れ様です」

p「お疲れ。無理するなよ」

律子「ですが、追いつけないですよ。アイツ等運動神経良いし」

p「律子も悪くないと思うけど」

律子「じゃあこう言います。アイツらがすごい」

p「律子も凄いけどな」

律子「からかわないでくださいよ!」

p「いや、だってここ来てからすごく特訓してただろ」

律子「見てたんですか!?」

p「アイドルの体調管理もプロデューサーの仕事だよ」

律子「はぁー」

p「話戻すけど、765時代ならトップだぞ」

律子「過去の事は良いです。しかし、今どうしてるかなー」

p「地道に頑張ってるよ。良い気味っちゃ良い気味だけど」

律子「ですが、可哀想ですね」

p「気にしたら負け。動き見てやるよ」

律子「良いんですか?」

p「だって見て欲しそうだし」

律子「流石プロデューサー。わかっていますね」

p「それに律子との付き合いも長いからな」

律子「そうですね。じゃ、お願いします」

p「任せろ」

―――
――


律子「どうですかね?」

p「悪くはない。ただ、疲労で上手く動けてないだけだ。元気ならあの3人の動きにも付いて行けるぞ」

律子「そうですかっとと」グラッ

p「危ない!」バッ

ガシッ

p「大丈夫か?」

律子「え、ええ。すみません//」ギュッ

p「無茶するなよ。もう」

律子「すみません」

p「……そろそろ良いかな」

律子「あ、あのプロデューサー殿!」

p「ど、どうした!?」

律子「えっと……」

p「……」

律子「そのia大賞取ったら……」

p「取ったら?」

律子「……//」プシュー

p「律子?」

律子「あーやっぱり駄目だわっ!」バッ

p「律子……さん?」

律子「プロデューサー殿」

p「はい」

律子「この話はやっぱりなしで!」

p「はぁ」

律子「その代わり、ia大賞取ったら聞いてくださいね。その時には今より自信がついてると思うので」

p「……なんだかわからないけどわかったよ」


裏話その2・おわり

裏話3・もう一人の新プロデューサー

春香「ia大賞が遠いよー」

美希「ミキ、もうアイドルやめようと思うの」

小鳥「事務員にならない?」

貴音「らぁめんらぁめん」ブツブツ

亜美「もう空白なボードみるの嫌だ!」

社長「おーい前のプロデューサーをクビにして新しいプロデューサー連れてきたぞー」

あずさ「また期待外れの新人ですか」

赤羽根p「赤羽根です、よろしくお願いします!」キリッ

アイドル「…………」

アイドル「キャー!!」

2ヶ月後

赤羽根p「ブラックで辞めたいです」

p「やっぱそう思うだろ赤羽根さん!!」


裏話3・終わり

全体でも終わり

なんとか完結まで持って行けた。
読んでくれた人ありがとうございました。キャラアンチごめんなさい。
アイマスssは過去に一回しか書いた事がないです(余談)
このpは律子ルートですが次回はもうシナリオ丸パクリで誰かのルートでも書きたいです。
おやすみなさい

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