P「如月が死んでしまった……」 春香「千早ちゃんが!?」 (48)

春香「ふんふーん♪」

春香「……あれ? プロデューサーさんがいる」

P「……」

春香「下向いてるけどどうしたんだろう?」


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P「……うっ、うっ」

春香「!!?」

春香(プロデューサーさんが泣いてる、何か嫌なことでもあったのかな?)

P「ぐすっ、如月ぃ……」

春香(如月ってことは千早ちゃんだよね。怒られたのかな?)

P「……なんで、なんで死んでしまったんだ」


 ガチャッ

春香「プ、プロデューサーさん! それどういうことですか!?」

P「ああ、春香か。……昨夜のことだよ。何の前触れもなく、な」

春香「そんな…… どうして、ですか?」


P「……最期は海に沈んだのさ」

春香「どうして…… どうしてこの時期の海に?」

P「……」

春香「……」


P「……」ガタッ

春香「プロデューサーさん?」

P「俺は抗議する。如月を返せって」


春香「……そんなことをしても、もう帰ってきませんよ」

P「……そうだな」

春香「……」

P「……」


春香「……」

P「……ちょっと気分転換に外行ってくる」

春香「はい」

 バタンッ



春香「……」

春香「……」ポロポロ

春香「……千早ちゃん」ポロポロ


真「おはよー って春香どうしたの!?」

春香「……千早ちゃんが、死んじゃったって」

真「え、ええ!? ど、どうして、昨日あんなに元気だったじゃないか!」

春香「それが…… 海に沈んだってプロデューサーさんが」


真「海!? どうして冬の海なんかに……」

春香「わからないの、千早ちゃん……」

真「……春香」ギュッ

春香「……ありがとう、真」



雪歩「おはようございます。 ってええ!?」

雪歩「ど、どうしたの真ちゃん、春香ちゃん」

春香「……」

真「……千早が、死んだって」


雪歩「え? だ、だって、今日も一緒にレッスン行こうって……」

春香「プロデューサーさんがさっき、昨夜、海に沈んだって」

雪歩「沈んだって…… 今日一緒にレッスン行こうって言ったのに」

真「雪歩……」





千早「おはようございます ……一体どうしたの? 三人とも泣いてるけど」

雪歩「ううっ、千早ちゃんが死んじゃったって……」



千早「え?」

雪歩「え?」

真「あれ?」

春香「はえ?」



真「ち、千早が生きてる!!?」ガタッ

千早「……どうして私が死んだことになっているの?」

春香「だ、だってプロデューサーさんが千早ちゃんが海に沈んで死んだって……」

千早「私はこんな寒い時期に海に入らないわ!」

雪歩「ええ? ええ?」オロオロ


千早「……とにかく、後でプロデューサーに話を聞かないといけないわね」

春香「……千早ちゃんは、本物?」

千早「もうっ! 春香まで変なこと言わないで!当たり前でしょ」


春香「……」ギュッ

千早「ちょっと春香!?」

春香「……えへへ、本物だ」


真「……うん、千早だ」わしゃわしゃ

千早「きゃっ ちょっと真、髪が……!?」

雪歩「……千早ちゃんの手、暖かい」すりすり

千早「は、萩原さんまで!?」


春香「えへへ……」

真「あはは……」

雪歩「ふふ……」


千早「……何なの一体」



P「……」

小鳥「如月ちゃんが死んだのが悲しいんですか?」

P「はい……」


小鳥「突然でしたからねえ……」

P「はい……」

小鳥「……うちの如月ちゃんは生きてますけどね」

P「……そうですね」


小鳥「……」

P「……」

小鳥「そろそろ帰りましょ? うちの如月ちゃんに会いに」

P「はい、行きましょう」

 おわり

艦これというものを一部キャラの名前くらいしか知らない自分は、その時いきなり騒がれた「如月が轟沈した」や「如月が死んだ」の意味がわかっておらず、千早関連で何かあったのかと思っていました。
そんなことから派生してやっつけで書きあげたものです。艦これが好きな方には不快な思いをさせ申し訳ありませんでした。
ここまで見ていただいてありがとうございました。

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