男女勇者『勇者が二人!?』(22)

ーーーーーー始まりの村ーーーーーー

男母「男、起きなさい。今日は出発の日でしょ」

男勇者「そ、そうだった!」ガバッ

男母「朝ご飯できてるから、さっさと食べて行きなさい」

男勇者「わかった!」

ーーーーーー数分後ーーーーーー

男勇者「行ってくるよ母さん」

男母「いってらっしゃい。必ず生きて帰って来るんだよ」

男勇者「勿論! 約束するよ」

男勇者「母さんも元気でね!」ダッ

男母「あなた……。男は立派になりましたよ……」

ーーーーーー最初の村ーーーーーー

女父「起きろー! 出発の日だー!」

女勇者「うるさいなー起きてるよー」

女父「飯はできてるぞ! さっさと食え! そして行け!」

女勇者「はいはい……」

ーーーーーー十数分後ーーーーーー

女勇者「じゃあ、行ってくるねお父さん」

女父「行ってこい! 生きて帰れよ!」

女父「勿論! お父さんも元気でね」

女父「言われなくとも!」

女勇者「出発!」ダッ

女父「母さん! 女は、女は立派になったぞ! うおおーん!」

ーーーーーー男勇者サイドーーーーーー

以下男勇「うらぁっ!」ズバッ

スライム「ピキーッ!」

男勇「よし、この辺りの魔物は一撃で倒せるな」

男勇「でもそのうち一人じゃ厳しいだろうな。やっぱり仲間が欲しい」

男勇「一番近い町は……ここか!」

男勇「まずはここを目指そう」

ーーーーーー女勇者サイドーーーーーー

以下女勇「たりゃ!」ズバッ

ドラキー「キキィッ!」

女勇「やった! 倒せた!」

女勇「でも一人じゃきついなあ……仲間が欲しいな」

女勇「一番近い町は~♪ ここだ!」

女勇「まずはここを目指そう」

ーーーーーー男勇サイド 一番目の町ーーーーーー

ガヤガヤ ワイワイ

男勇「流石、町は賑わってるな」

男勇「色々見て回りたいけど、まずは酒場に行こう」

ーーーーーールイーダの酒場ーーーーーー

ルイーダ「いらっしゃい。仲間を探しに来たんでしょ?」

男勇「はい(綺麗な人だな)」

ルイーダ「希望はある?」

男勇「バランスよく戦士、僧侶、魔法使いが良いです」

ルイーダ「あら、ちょうど良かったわ。今その三人が居るのよ」

男勇「本当ですか!」

ルイーダ「ええ、今呼ぶわね。男戦士さーん! 女僧侶さーん! 女魔法使いさーん!」

ーーーーーー女勇サイド 一つ目の町ーーーーーー

ガヤガヤ ワイワイ

女勇「流石、町は賑わってるなー」

女勇「色々見て回りたいけど、まずは酒場に行かないと」

ーーーーーールイダーの酒場ーーーーーー

ルイダー「いらっしゃいませ。仲間をお探しですか?」

女勇「はい(ごつい人だなあ)」

ルイダー「ご希望はございますか?」

女勇「えっと、バランスよく戦士、僧侶、魔法使いが良いんですけど」

ルイダー「ああ、ちょうどその三人が居ますよ」

女勇「本当ですか!」

ルイダー「はい、今呼びますね。女戦士さん、男僧侶さん、男魔法使いさん」

ーーーーーー男勇サイドーーーーーー

男戦士「おっ、仲間の誘いか?」

女僧侶「は、はい……」

女魔法使い「……」

ルイーダ「ほら、アピール」

男勇「え? あー魔王を倒すための仲間を探してる。よろしく」

以下男戦「へえ、魔王を倒す……ってことはお前、勇者かい?」

男勇「ああ。ほら、証」

以下女僧「手の甲に紋様……本物ですね!」

男勇「うわっ、びっくりした」

女僧「あ、すみません。私勇者マニアでして」

男勇「へー勇者マニア……そんなのあるんだ」

女僧「はい! 勇者の歴史を紐解くのが私の趣味です」

男勇「何か恥ずかしいな」

女僧「勇者様と一緒に冒険するなんて他のマニアが泣いて羨ましがります! 男勇さん連れていってください!」

男勇「うーん、でも仮にも魔王を倒す旅だし……。強くないと連れていけないんだけど」

ルイーダ「あら、女僧さんはこの町で一番位の高い僧侶なのよ? そんな人と一緒に冒険できるなんて一生に一度あるかどうかよ」

男勇「え、そんなに凄いの?」

女僧「えへへ」

男勇「仲間になってくださいお願いします」

女僧「援護はお任せください!」

おんなそうりょがなかまになった!

以下女魔法「……私も付いてく……君からは底知れない何かを感じる……」

男勇「えっ、子供!?」

ーーーーーー女勇サイドーーーーーー

女戦士「おお! 仲間の誘いか!?」

男僧侶「行き先は神の赴くままに」

男魔法使い「……」

ルイダー「アピールをどうぞ」

女勇「えっ!? あ、えっと、女勇です! 魔王を倒すために旅してます!」

以下女戦「へー魔王を……。ってことは勇者か?」

女勇「うん。ほら、証」

以下男僧「ふむ、手の甲の証……。本物のようですね」

女勇「わっ、びっくりした」

男僧「失礼しました。私、勇者マニアでして」

女勇「へー、勇者マニア……。そんなのあるんだ」

男僧「はい。私は勇者の歴史を紐解くのが趣味なのです」

女勇「何か恥ずかしいなあ」

男僧「勇者様と一緒に冒険するなんて全国のマニアが泣いて羨ましがりますね……。女勇さん、私も連れていってください」

女勇「え、でも仮にも魔王を倒す旅だし……。強くないと危ないよ?」

ルイダー「男僧さんはこの町で一番位の高い僧侶なのですよ。その人と一緒に冒険できるなんて一生に一度あるかないかです」

女勇「え、そんなに凄いの?」

男僧「恐縮です」

女勇「仲間になってくださいお願いします」

男僧「援護はお任せください」

おとこそうりょがなかまになった!

以下男魔法「僕も行くよ……。君からは底知れない何かを感じる……」

女勇「え、子供?」

ーーーーーー男勇サイドーーーーーー

女魔法「……子供じゃない。これでも18……」

男勇「歳上!?」

女魔法「強さ……は、ここじゃ無理……付いてきて」

男勇「お、おう」

男戦「とりあえず俺も行くか」

ーーーーーー嘆きの平原ーーーーーー

まもののむれがあらわれた!

魔物a~e「グルル…」

女魔法「術……は、爆発。爆発魔法(中)」ズガァッ

魔物a~d「」

魔物e「グルゥッ!」

女魔法「……! ミスっ……た」

ズバァッ!

ーーーーーー女勇サイドーーーーーー

男魔法「……子供……じゃない。これでも18……」

女勇「え!? 歳上なの!?」

男魔法「強さは……ここじゃ無理……。付いてきて……」

女勇「う、うん」

女戦「あたしも行くか」

ーーーーーー絶望の草原ーーーーーー

まもののむれがあらわれた!

魔物a~e「ガウウ…」

男魔法「術は……氷。氷魔法(中)」ピキィィン

魔物a~d「」

魔物e「ガウァッ!」

男魔法「……ミスった……」

ズバアッ!

ーーーーーー男勇サイドーーーーーー

魔物e「」

男勇「ふう。怪我は無いか?」

女魔法「……平気。ありがとう」

男勇「おう」

男戦(中々やるな)

男戦「よし、男勇……だったな。俺と勝負だ! お前が勝ったら仲間になろう。だが、俺は強いぞ!」

男勇「挑むところだ!」

ーーーーーー女勇サイドーーーーーー

魔物e「」

女勇「やった! 怪我は無い?」

男魔法「大丈夫……。ありがとう」

女勇「どういたしまして」

女戦(中々やるね)

女戦「よし、女勇! あたしと勝負だ! 女勇が勝ったら仲間になるよ。でも、あたしは強いよ!」

女勇「えっ、何でそうなるの!?」

戦闘中は地の文入れた方がいいかな?

あと今日は終わる

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